さっきテレビ番組で、もち麦ダイエット みたいなのをやってました。
とにかく、もち麦!!
なんにでもかけたり、ごはんももち麦、おかずももち麦!
昔、もち麦も押し麦も麦ごはん大好きでした。
今でも食べたら好きですよ。
普段は、グルテンフリーをしているので、なにか機会がなければ食べません。
お正月に作った糖質制限いなり寿司のお米が、サラヤさんの「へるしごはん」https://shop.saraya.com/smile/item/27539/にしたので、白米と大麦が入ってます。
大麦食べたのは久しぶりです。
今日、イオンにいったら、ドラッグストアのほうに、糖質制限のレンチン用のパックごはんや、低糖質のレトルトなどが売っているのを見つけました。
白米の代わりに、大麦を使っている商品がやはりとても多い。
大麦は、βグルカンという免疫力を上げる成分が入っていたり、食物繊維も豊富です。
なので、以前から注目されていました。
お米の代わりに食べたり、半分置き換えたりすると、食物繊維豊富のため、血糖値の上昇が緩やかになると予想されます。
食物繊維が多いから、便秘の解消にも役立ちます。
と書くと、良いことづくめですよね。
すぐに日本人なまた飛びつきますかね。
「ホンマでっか?!TV」の後、テレビつけっぱなしにしてたら、一つの食材を題材に、こんなに素晴らしい!という番組やってますね。
昔の、みのもんたさんのお昼の番組思い出します。
確かに、βグルカンも食物繊維も素晴らしいのですが、大麦は、グルテン入ってますから、良い成分だけ抜くことは、食べ物として食べる場合、できません。
グルテンが入っているのが、あまり食べないようにしている理由の一つです。
また、食物繊維が豊富で、血糖値の上昇が緩やかとは言え、糖質は糖質です。
白米の代わりに食べて、うまく行く人もいれば、あまり変わらないという人も出てきます。
それは、耐糖能が人それぞれ違うからです。
番組では、もち麦を食べまくるという企画だったようで、ちょっと見てましたが、白米の代わりに完全にもち麦、卵焼きの中にももち麦、もち麦のカレー粉炒めがおかずだったり。。
普段の白米を置き換えただけでなく、おかずまで置き換えると、それただのカロリー制限ダイエット。。
今までの食事の内容にもよりますが、人によったら、トータルの糖質量は増え、タンパク質はその分減り、お通じは良くなるから、一見体調が良くなったようにみえます。
完全なカロリー制限になってしまっている場合、確かに痩せますが、筋肉がかなり萎えてしまいます。。
お通じが良くなった、と言っても、食物繊維増やしただけですから、そのうち便が出なくなることもあります。
(食物繊維だけ増やせばいい、というものではないです)
そしてなによりグルテンまみれですから、ああ毎日毎日、大量にグルテン摂ったら、いかんでしょ。
食物繊維で腸内細菌のいいのが増えても、グルテンが腸の粘膜に穴をあけて、炎症を起こしますから、そうなると、大事な栄養は入って来ずに、どんどん体調が悪くなります。
もち麦を増やしたことで、肉魚卵が減ってしまった場合は、必ず筋肉が減ってきます。筋肉の維持ができません。
筋肉が減ると、基礎代謝が減るので、ますます痩せにくい体に。。。
こういう食事法は、一時は痩せるんですが、長期で見ていくと、あれ~?みたいな人が必ず出てきます。
もちろん、腸の悪い人は、やったらダメ。
大麦のいいところばかり紹介せずに悪いところ(グルテンということと、どちらにしろ糖質であること)も言っておいてほしいと思います。
その上で、視聴者は自分はどっちがいいかなと選ぶことができる、というのが理想ですね。