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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ちょっと調べものをしていたら、

JAMA Internal Medicine
年月: February 2019
巻: Online first
開始ページ: Online first

の「ジャンクフードを食べると死亡率が上がる」という論文見つけました。

 

口にするもの全部を、手作りで、なるべく添加物なしで、となれば理想ですが、お金も時間も手間暇もかかります。

なかなか全部徹底するのは大変だし、今の日本で、非現実的な方も大勢おられると思います。

 

ジャンクフードというのは、論文の原文読んでませんが、スナック菓子やインスタント食品やカップラーメン、安いお菓子やパンだけではなく、コンビニなど気軽にいつでも買えるもの、腐りづらいもの全般くらいに思っておいたほうがいいです。

 

加工食品からは、必要な栄養素の亜鉛はほぼ失活していて摂ることができません。

糖質中心の食生活でますます奪われ、さらにアルコールを飲むと消費も半端なし。

 

亜鉛は口からも入ってこないのに、出ていくばっかりの典型的な栄養素です。

 

「超加工食品の多量摂取」となっていますが、「多量」じゃなくても、食生活のそれらの占める割合が大きければ、摂っている量が少なくても大問題ということです。

栄養なにも口にしていないわけですから、そりゃあ免疫細胞にエサはあげられないし、ガンにもなりやすいし、死亡率も上がるでしょう。

ごもっともな話を、データで出してくれたわけです。

数字になるとわかりやすいから。

ちなみに、コンビニやスーパーで買うカット野菜やサラダは、殺菌剤などにも漬けてあるので、栄養流れているだけでなく、殺菌剤を体に入れてることにもなるので、体にとてもいいとは思えません。

添加物入っていない表示になっていたら、食べるのはOKだと思います。

 

以下は、そちらのコピペです。

 

超加工食品の多量摂取は死亡率を上げるか。フランスUniversite Paris 13のSchnabelらは、French NutriNet-Sante Study登録フランス人(≦45歳、女性73.1%、平均56.7歳)44,551名を対象としてこれを検討する前向コホート研究を行った(平均7.1年間フォローアップ)。ベースラインで参加者の身体活動や生活習慣等を含む個人データを収集し、提出された24hウェブベース食事記録中のNOVA食品分類による超加工食品摂取率を記録した。一次アウトカムは、全原因死亡である。
【結論】
超加工食品摂取は若年齢・低収入・低教育レベル・独居・高BMI・低身体活動量と関連し、交絡因子調整後、超加工食品摂取率増加は全原因死亡率増加と関連した(10%増加ごとのHR:1.14)。
【評価】
この問題を追及しているフランスグループの大規模研究で、「ジャンクフードを食べると死にやすい」という形でメディアにも取り上げられている。同レジストリからは、超加工食品の乳がんリスクも報告されている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29444771)。食品産業の規制に直結する問題であり、「超加工食品」の定義を含め客観的追試が必要となる。

#肉食美肌 #顔にシャワー #洗顔 #シャワーですすぐ #シャワー肌に良くない #ホンマでっか

こちらも反響が大きかったので、載せておきます。

皮膚がちゃんと丈夫で元気であれば、ほとんどのことは本来気にしなくてもいいはず。

でないと、人間生きていけません。

ちょっとしたことで、皮膚負けていたら、困るでしょう?

皮膚はかまえばかまうほど、触れば触るほど、弱くなります。

過保護と同じ。

いらんことは止めてあげないといけませんけどね。

ちょっとくらいスパルタでも本来いいんですが、過保護になれてしまった皮膚にいきなりスパルタしてもついていけません。。。

段階が必要。

 

以下、コピペです。

 

ホンマでっか?!TV だったか、洗顔のすすぎ、シャワーは肌にきついから良くない、とか言っていたと思います。

 

今までも患者さん何人かに、
シャワーですすがないほうがいいんですか?
シャワー肌に良くないんですか?

 

と聞かれたことがあります。

 

私は、シャワーがあれば、シャワーですすぎます。
入浴の時は絶対にシャワーです。

 

皮膚が痛くなるような、きつい水圧は、圏外ですよ。

 

普通の水圧のシャワーで、皮膚傷んでいたら、それは、その皮膚がかなり問題です。

 

だって、体や手とか、顔以外、シャワーかけてても、皮膚荒れないでしょ?

 

問題は、シャワーじゃない。

 

シャワー使わずにすすぐなら、洗面器に、お湯張って、何度も水換えながら、顔つけるか、手で水のかけるか、ですよね。

 

洗面器に何度も、って、毎日やってられないことないですか?

 

手で水かけるのはいいと思いますが、患者さんの洗顔診てたら、すすぎが全然足りない方も多いし、水をかけながら、思っイキリしごいてる方面おられます。

すすぎまで、擦るわけです。

 

それだったら、シャワーある時は、シャワーですすぐほうがよほどマシです。

 

皮膚びらんの状態まで行っていたら、生身むき出しですから、普通の水圧のシャワーも痛いことがあります。

 

そういう時は、シャワー弱めて、上から流すようにするか、それこそ洗面器に顔つけるかです。

 

そこまで来たら、化粧品なんか一切塗ったらダメですけどね。

 

角質のバリアがなくなってるわけですから。

 

角質あるのに、シャワーが痛いとなると、ホントに大問題。

どんなお手入れと食事、普段してんねん?!となります。

 

使ってる化粧品は、全て質が悪いか、本人に合っていないか、触り方が擦りすぎ、触りすぎじゃないか、糖質三昧の食生活じゃないか、です。

 

問題は、シャワーじゃない。

 

お風呂場でも、シャワーなしですすぎますという方は、されたら良いですか、シャワー使いたい方は、もっと見直すところ、たくさんありますよ?

 

シャワーも、体は平気、気にならないなら、それだけ顔に、いらんこと、たくさんしているということです。

 

情報に、そのまま流されないように。

 Facebookのコピペです。https://www.pref.kyoto.jp/kateisien-sogo/

京都府家庭支援総合センターのHPリンク

 

「平成22年4月、京都児童相談所・婦人相談所・身体障害者更生相談所・知的障害者更生相談所を統合し、家庭問題に関する総合的な相談機関として、「京都府家庭支援総合センター」が誕生しました。児童虐待・DV・障害・ひきこもりなど「家庭を取り巻く、複雑・多様化する様々な相談」に専門スタッフがワンストップで応じています。」

だそうです。

相談量は無料ですから(電話代はかかると思いますけど)、とりあえず第3者のプロの意見を聴いてみる、プロに話を聴いてもらう、というのはいいことだと思います。

 

お役所仕事って、てきと~でいい加減な担当者もいるでしょうけど、それはどこの企業でもそうですし、こういうところだと、まじめに熱心な担当者の方もおられると思います。

 

DV受ける側って、どんなに栄養が足りていたとしても、ずっと続くDVのストレスで、栄養の消耗はとても激しい。。。一人ではそこから逃げられなくなってしまうので。。。

 

以下、Facebookのコピペになります。

 

 

 

トイレに貼ってありました。

患者さんでも、たまーにおられます。
専業主婦で、ご主人が、なんか「支配」しておる方。
痴話喧嘩とか、いわゆるちょっとした愚痴レベルではなくて。

ご主人の顔色を気にして過ごしていて、怒鳴られてたり、無理矢理何かさせられたり、逆にやめさせられたり…。
その方の日常生活に、いろいろ制限かかっていて、それもあって、その方の栄養状態、ますますひどくなります…。

副腎疲労もひどかったり…。

患者さんからの話を聴いていても、かなり理不尽で、なんで言いなりに?!というのが、DVの怖いところで、もう従うしかなくなるところまで追い込まれてる精神状態…。

私ではどうすることもできません…。

ご主人にこう言ったら?こうしたら?と言いますが、実践されることはありません。

ご主人に意見することもできないからです。

それで、よけいにひどくなるかもしれないと思われるからです。

こういうところに相談すると、相談内容でいろいろ対処してくださるかと思います。
話ももっと詳しく聴いてくださるでしょうし、知り合いには言いにくい話もしやすいでしょうし。

専業主婦じゃなくても、兼業主婦でもあるし、男女逆転も最近は増えてるようです。

男女逆転の場合は、男性のほうが、自分のほうが力が強いから(暴力を振られたときに、反撃に出るかどうかという時に)、自分か我慢しなきゃ、と我慢していくうちに、追い込まれてしまうようです。

DV受ける方も、する方も、おそらくかなりの栄養欠損があります。
特に、するほうが。

タンパク質、ビタミン、ミネラルの圧倒的な欠如、糖質の過剰摂取、糖質単品食い、アルコールの過剰摂取、特にビールの大量摂取。

ご主人の食生活当てはまりませんか?

ビールは、糖質の塊です。
血糖値の乱高下を引き起こし、自律神経ボロボロになります。
大麦でグルテン入ってるので、腸がボロボロになって、ますます栄養が入ってきません。
有害物質は侵入してくる。

たまにビールを、おかず食べながら飲むのがそうなるのではなく、過剰摂取とほぼ毎日みたいになると、体への害は絶大でアルコール中毒でもあります。

胃腸が悪くて(ピロリいるかもしれないし、いなくても悪い人は悪いし、除菌したから良くなるわけでもないです)、栄養入ってこず、食べてても、糖質くらいしか吸収できなくて糖質中心と同じことになってる場合もあります。

家庭で食事を作る人の役割は、とても重要です。
自分一人、違うものを食べていてら、本人の責任ですが、だいたい同じもの、3食のうち、2食は同じとなってくると、食べたもので体はできてますから、何を作って食べさせるか、とても大事です。

こういうところに相談もしたくない方は、
(大事になるのは困る、家出したいわけじゃない、匿名相談でも言いたくない、などなど)
とりあえず、家庭で出す料理を見直してみては?

悪い食べ物を止めさせることは、本人が希望しない限りできません。

良いものを足してあげましょう。

消化機能も悪い可能性がありますから、消化しやすい、肉魚卵料理、もちろん大豆も。
色の濃い野菜を、いろいろ生も温野菜もたっぷり。
良質の油を使って、糖質は質にこだわって、最後のほうに出す。
先に、おかずをたくさん食べさせる。

外食が多かったら、どうしようもないですが、家で食べる分の質を上げてください。

コツコツ続けていたら、家族皆良くなってくるし、あなた自身が楽になります。

こういうところに、相談する勇気も出てきます。