フェイスブックからのコピペです。
大事なことなので、こちらにも載せておきます。ここに全部書いたわけではないので、また続き書いておきます。
以下、コピペです。
外食にしろ、家での食事にしろ、患者さんがよくやる間違いの1つに、無添加、無農薬、減農薬、手作りなら、とりあえずOK、と勘違いされてることがあります。
なので、お昼は、手作りサンドイッチとか、そういうのを売りにしてるお店のとか、
外食も、ヴィーガンレストランやオーガニックレストラン、マクロビレストランに言って、小麦、大麦食べてることもあります。
からだに良いと思って。
悪いと知っていて食べてるなら、かまいませんけどね。
確かに、そういうのを売りにしてるところは、無添加そうだし、オーガニックの野菜を使っていたら、野菜もそりゃあいいでしょう。
マクロビなら、食物繊維も摂れるでしょう。
でも、そういうところって、肉魚卵が全然料理に使われません。
乳製品使ってない分には助かりますが、野菜と雑穀をいくら食べても、血にも肉にも皮膚にもなりませんよ。
野菜と雑穀で、元気とキレイなお肌をも手に入れるつもりなら、牛と同じくらい、草食え!って話です。
ボウル一杯のサラダに、豆かけたところで、植物性のものは、ものすごく吸収率も悪く、アミノ酸の栄養価のバランスが極めて悪いため、ホントに豆腐20丁くらい食べても、ステーキ1枚の栄養価に負けます。
野菜や豆、雑穀もですが、食べる最大のメリットは、
食物繊維の確保です。
食物繊維は、肉魚卵には入ってません。
ビタミンCは、生で食べたら、ごく僅かに摂れますが、全然足りないので、野菜をも食べないといけない。
確かに、野菜に含まれる、いろんなポリフェノール、リコピンやらアントシアニンやら、いろいろあります。
フィトケミカル、ファイトケミカルと呼ばれるものです。
そういうのは、もちろんあったら良いですが、肉魚卵も食べてないのに、そんなものだけ食べても、役に立ちません。
細胞動くわけないから。
肉魚卵をしっかり食べているからこそ、フィトケミカルはちゃんと働いてくれます。
食物繊維が腸にいいのは確かですが、胃腸の悪い方には、硬すぎる食物繊維は逆効果になることもあります。
細かく、柔らかくしたら良いでしょう?という話にもなりますが、雑穀は、精製されてませんから、穀物の殻が付いてます。
これが、食物繊維の塊の訳ですが、この塊に、フィチン酸がたくさんあって、フィチン酸を摂ると、非ヘム鉄(ほうれん草などの鉄。肉やレバーじゃない鉄分)や、亜鉛を始はじめとしたミネラルを排出させます。
玄米や雑穀でデトックス、と言いますが、フィチン酸からしたら、何が毒で何が栄養なのか、わかるわけありませんから、何でも出します。
なので、玄米菜食やヴィーガンの方の、鉄不足、亜鉛不足は深刻で、鉄亜鉛だけでなく、タンパク質も足りない他のビタミン、ミネラルも全然足りない。
植物性のものでは、とれる栄養素と量に限界があるからです。
だから、欧米人のヴィーガンの方って、ほぼ必ずサプリ飲んでるでしょ?
飲まないと、栄養のバランス悪くて病気になるからですよ。
日本人って、マクロビやヴィーガン真似しても、そこはあまりマネしなかったりします。
ケミカルなものなんて!って感じの方も…。
なんのために、誰のためにヴィーガンやマクロビしてるのかなと思いますが…。
オーガニックレストランなら、オーガニックの飼料で育てた、放牧の牛やブタに、鶏、天然ものの魚を料理に出せと思いますが、ほとんどの「オーガニックレストラン」は、野菜と雑穀だけで、マクロビやヴィーガンと変わりません。
なんで??
といつも思います。
オーガニックの野菜を扱うなら、そういう肉魚卵も出せばいいのにやらないのは、やはり手に入りづらいのと、ムチャクチャ高いからだと思います。
そういうお店では、精製した砂糖は使ってません、はちみつ使ってます、とか書いてあって、上白糖よりは、何か天然の成分が精製してない分残ってますけど、はちみつは、甘み成分保、ショ糖なので、砂糖と同じです。
先日も、耐糖能の悪い(糖尿病予備軍)患者さんが、喉に良いと聞いて、はちみつ頻繁に摂っていたので、止めてもらいました。
デトックスの基本は、肝臓と腸です。
腸で、要らないものを排出させることは確かにデトックスですが、栄養は吸収しないといけない。
免疫寛容と言って、栄養吸収するのにも免疫が関わってくるし、何より丈夫で健康な粘膜作れてないと、栄養も入りません。
食物繊維では、出すだけです。
野菜と雑穀では、肝臓と腸は動きません。
肉魚卵食べてないと、デトックスもできません。
世の中に溢れている、「からたいい食べ物」信仰、科学的に間違いだらけです。
わかった上で利用しないと、仕掛けてる輩に騙されて終わり、ドンドン体調悪くなるだけです。
オーソモレキュラー療法の食事をしていくなら、今までの「健康」イメージは、全部捨ててくださいね。
一番食べなきゃいけないのは、肉魚卵です。
肉魚卵も全然食べてないのに、野菜や雑穀、食べてる場合じゃないですよ。
どう食べるのか、どれくらい食べるのかは、個人の消化吸収能力によって違います。
何でも食べればいいわけでもありませんから、診察が必要です。