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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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シミ肝斑のご相談に来られた方の中には、他院でレーザートーニングを何度か受けた方がおられます。

 

やはりまだまだ減るわけありませんよね。

 

もちろん、ちゃんと診察もされて、説明の上、レーザートーニングされているのであれば、仮に副作用合併症などが出ても、それも説明済みでしょうし、医療は万能ではないので、そういうこともあるでしょう。

患者さんがスキンケアを実はさぼっていた、ということもあるでしょう。

 

でも、多くのクリニックで、診察も医師にしてもらっていない、ろくな話は聞いていない、スキンケアの話はされたことがない、薬(トラネキサム酸など)も初耳(飲ませればいいというわけでもないですが)、照射前の医師の診察はない、副作用合併症は聞いていない、などなど。。。

 

効果ありませんでした、だったら、まだラッキーで、悪化(逆にシミ肝斑が濃くなる)、白く抜ける(白斑)、顔が真っ赤に腫れあがる、ひりひりした、などなど。

 

もう防ぐ方法は、あれ?と思ったら、とりあえず、一旦レーザーを受けるのを止める、心配なことはまず聞く、納得のいく答えでなければ、別のクリニックに診察だけ行ってみるなどくらいしか、防ぐ方法がありません。。。

患者さん次第なわけです。

 

悪化した方も白斑できてるかも、という方も、スキンケア自体初耳で、日焼け止めの話も聞かれていないので、皆さん、顔は炎症を起こして赤黒く、まだら感がとても目立っています。

 

濃くなった分にしても、赤みが目立つので、ほんとに赤黒く見える。

 

白斑があっても、赤みとまだら感で、はっきりはわからないこともあります。

特に、シミ肝斑の色自体がそこまで濃くない場合。

 

とりあえず、スキンケアで肌の触り方の徹底した見直しと、刺激のない低刺激の化粧品に変えてもらわないといけないことも多く、その時の肌に合わせて、光レーザー治療を早く始めたほうがいいこともあります。

 

スキンケアと化粧品だけではな、時間がかかりすぎることもあるので、毎日鏡を見ているとよけいに落ち込む、という方も結構おられるからです。

(スキンケアと化粧品で様子をみる方もおられますが)

 

適切に、光・レーザー治療の種類、設定などを選べば、患者さんがスキンケアを頑張ってくださると、ビックリするくらい早く、まだら感がとれて良くなります。

全体のトーンも上がって、まさに靄が晴れていくようなイメージです。

 

靄が晴れて、敵(シミ・肝斑の濃いところ)が残ってきます。

 

どういう敵なのか、わかりやすくなればなるほど、治療がしやすくなります。

(一時的にコントラストは目立ってしまうことはあります。下地のトーンが明るくなるからです)

 

靄が晴れてくると、今までわかりづらかった白斑が見えてくることがあります。

 

5回、6回、10回とかされたならなる可能性も上がるわけですが、2回でなっている方もいて(これは、格安チェーン店。医師の診察なし。)、2回でなるとは、どんな設定やねん?!とかなりビックリします。

 

年をとると、老化によって、白斑はできてきますが、レーザートーニングによる白斑の場合、1個2個だけではなく、多数それらしきものがあるのと、白斑の大きさと形が揃っているのと(照射スポットの大きさだから)、白斑の出方が人工的にあるなど、自然ではできにくい様子になっているので、やはりレーザートーニングの副作用だと判断します。

 

白斑ができるくらいなので、周りの肝斑が他のシミよりも悪化して濃くなっているから、余計にコントラストが目立ち、まだら感も強調したりもします。

 

なので、人によったら、とても時間がかかります。

 

赤みや全体の靄は、患者さんがスキンケアを頑張ってくださるとわりとすぐに取れるんですけどね、濃くなった肝斑・シミと、白斑とのコントラストを改善させていくのは、なかなか時間がかかりすぎることも。。

 

白斑がレーザートーニングでできた場合、半年ほどでまた色が出てくる、と学会でおっしゃっていた度ドクターもおられましたが、それは学会で講演されるくらい、ちゃんとされている場合の経過であって、スキンケアも診察もなしでレーザートーニングをやっているクリニックで生じた白斑に当てはまるのか?!と聞かれると、設定が違い過ぎるはずですから、半年待っても、1年待っても、無理かもしれません。

 

私がしている治療は、とにかく、濃くなった部分を、焦らず、薄くしていくしかありません。

コントラストをちょっとでも下げるわけです。

 

もともと色白の患者さんは、白斑が少しあっても、色白じゃない方よりは、目立ちにくいです。

なので、色黒~普通肌の方よりも、治療はまだしやすいというか、早く良くなったように見えやすいというのはあります。

(それでも、かなり時間のかかる方も)

 

こじらせた肝斑は、ほんとに徹底したスキンケアがいりますから、患者さんの努力もひとしおです。

 

最初の数回~5,6回までは良くても、そこから頭打ちかも?ということもあり、そういう時に、光治療の設定を強くするというのは絶対にやってはだめで、患者さんにも私自身も、根気勝負になります。

 

難渋というか、時間がそこそこかかる方はいるわけです。

 

そういう時に、オーソモレキュラー療法をされている方、始めた方だと、頭打ちにならずに、スムーズにいけたり、私も設定の調整がしやすいです。

 

光・レーザー治療をして、赤みが消えた、シワが減った、プチ整形したかったけど、あまり要らなくなった、など、美肌になっていかれる経過を診るのがとても好きです。

 

患者さんも実感されてるときは尚更で、

「あれ、かなり明るくなりましたね!」

「シミ、薄くなりましたね!」

と言うと、

「やっぱりそうですか!気のせいなのかどうなのかなと思ってました!!」と

2回目来られた時になったりして沸いたりします。

(処置前の写真撮る時に)

 

患者さんからすると、毎日のことですから、劇的に変わるわけではないので、あれ?気のせい?と思う方もおられます。

 

赤みが引いたことに早速気づいて、喜ばれる方もいれば、赤みが引いてシミがわかりやすくなったため、不満に思う方もおられます(説明しててもね)。

 

でも、肌全体はキレイになっているので、化粧ノリが全然違いますから、シミのコントラストが濃くなっても、全体はキレイに見えるようになっています。

そこに気付くかどうかは、患者さん次第ですが。。。

 

少しの変化、良い変化に気付いて喜ぶ患者さんのほうが、良くなってもいつも不満という人よりも断然早く良くなります。

モチベーションも上がるし(油断される方もたまにいますが)、より前向きになるので、どんどん良いスパイラルに昇っていかれますね。

 

良いとこ探しをするほうが得、というのは、なんでも共通ですね。

 

で、写真を撮る時に気づいたら、そのあと、光・レーザーなどの照射している処置の最中に、間近でずっとその様子を診て確認できるので、実感がさらに沸いてきます。

より細かく、良くなったところがわかります。

 

それをずーっと診ながら処置してるのが、とても好きです。

 

肌がキレイになっていくまさにその現場に立ち会えるという感じでしょうか。

 

肝斑の治療よりも、悪化したシミと白斑とのコントラストをぼかす治療のほうが、通常、はるかに時間とお金がかかりますから、そこは患者さんにも頑張っていただくことが一番大事です。

 

とにかく前向きに。腐らず、スキンケアと治療を続けていただきたいです。

目標地点に行くまでは。

 

刺激を止めれば、濃くなっていた肝斑も必ずいつかは落ち着いてきます。

そこをなんとか治療で、無理なく、早めていきます。

それが本来の肝斑治療です。

 

うちでは、肝斑治療の第一選択に、レーザートーニングは使いません。

(他のシミやアザではあるかもしれませんが)

レーザートーニングは、実はかなりの衝撃なので、ほんとにやり方(設定など)によっては、凶器になります。

(ピコレーザーもね)

 

業界の宣伝がひどいところのはひどいでの、厚労省が規制かけなきゃいけないのかもしれません。

(メーカーが強いから無理でしょうけど。。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニキビ跡でも、凹みもあれば、赤み、茶色いシミ、しこりみたいに硬くなってる、盛り上がっている。。

などいろいろありますね。

 

今回は、凹みについて。

 

色は、光やレーザー治療で薄くしていくことが可能だし、化粧で隠そうと思えば隠すことは可能です。

 

でも、凹みとか、盛り上がりは、化粧でも隠しにくいですよね。

 

凹み治療は、昔から、その部分に、わざとキズをつけて、キズを治そうとしてコラーゲンを増やしきますから、それを利用して凹みを浅くしていく、という治療があります。

 

医学が進歩して、それをレーザーなどが代わりにでてきました。

 

有名なのが、フラクショナルレーザー。

 

これは、レーザーの機械がとても高い。

 

そして、ちゃんとしたところで治療を受ける場合、1回が結構高い。

そして、回数はかなりかかると最初に説明があるかと思います。

 

治療が強くなればなるほど、副作用合併症も強くなるわけですから、安売りチェーン店でやったらダメですよ。

 

ちゃんとそこそこの料金のところ(高いからいいわけではないですが。。)で、ちゃんと副作用合併症も含めて説明してくれるところ、当たり前ですが、化粧落としてちゃんと診察した上で説明のあるクリニックを選んでくださいね。

 

フラクショナルレーザーね。。フラクショナルに限らず、私は、あまり侵襲の強い治療って好きではなくて。。。

 

もっと強い治療もありますよ。うちにはないですけど。

 

ニキビ跡の凹み治療の場合、そういったことも含めて、患者さんに説明しています。

それぞれにメリット・デメリットがありますから、患者さんが何を選ぶのかは患者さん次第です。

 

うちにない治療を希望された場合は、おススメのクリニックを言ったり、一緒に探したりもします。

 

うちにあるレーザーだと、痛くもないし、副作用合併症もほとんどないし、日常生活に支障はないですが、誰にも気づかれずに治療をしていけますが、強い治療と比べると、1回に増えるコラーゲン量はやはり少なく、回数と時間がかかります。

時々早い方もおられますが、患者さんには、誰にも気づかれずに、美肌治療も合わせてしてきたいならいいですよ、と説明しています。

 

でも、やっぱりもうちょっと結果早くほしいですよね。

 

でも、強い治療は困るし。。。

 

で、うちで秘かに(?)やっているのが、医療用の針を剣山みたいになっているのを、凹みのところに、刺していく治療です。

スキンスタンプと言われたり、ダーマ―ローラーと言われたり、どんな針を使うのかで呼び方が多少変わりますが、うちでは、そのまま「スタンプ法」と呼んでいます。

 

医療用の滅菌針で刺すだけですから、原始的です。

フラクショナルレーザーのまさに考え方の元祖です。

 

針なので、刺すと血が出ます。

ものすごく出るわけではないですけど、レーザーでは出ない血が出ます。

終わった後、赤くなるし、麻酔のテープを貼って処置していますが、痛いのは痛いと思います。

終わった後、かなり冷やします。

 

でも、こんな単純なものでも、効くんですよね~

 

オーソモレキュラー療法するまでは、やっぱり効果の頭打ちがありました。

凹みが浅くはなりますが、回数と時間もそれなりにかかりました。

 

先日、オーソモレキュラー療法もされている患者さんが、このスタンプされたら、1回で結構凹み浅くなって、周りの皮膚もツヤツヤになりました。

化粧ノリが全然違うっ!!

 

3回目に来られた時点で、2回終了ですが、結構浅くなって、ご主人から見ても、「良くなった」と言ってもらえたくらい。

(男性はあまり気づかないことが多い)

 

スタンプする範囲も、かなり減ってきました。

それくらい、目立たなくなりました!!

 

他のレーザー治療でもなんでもそうですが、栄養をちゃんと補充しながらすると、おお?!と嬉しい誤算で良くなることが多いです。

 

コラーゲン作る材料をちゃんと入れてますからね。

 

うちのスタンプだと、1回¥10、800(税込み)。麻酔付です。

ちょっと安くしすぎたかな?と思うこともありますが、早くよくなるからまあいいか、という感じです。

処置してる時間よりも、冷やしている時間のほうが長いですけど。。。

 

でも、こういう原始的なものや強い治療というのは、栄養状態の悪い方にすると、副作用合併症が普通よりもひどく出ることも。。。

 

良くなるのも悪くなるのも、実は患者さんの栄養状態にかかっていたりします。

 

同じするなら、栄養状態良いほうが、絶対にトラブルも少なし、結果がとてもいい。

 

皮膚は、食べたものでできています。

 

昨日の記事は、その患者さんのために補足として書いたものです。

うちの患者さん以外に、知らない方で実際被害に遭われてる方、遭いそうな方もたくさんおられるでしょうから、認知も含めてです。

 

その患者さんから、全然知らなかった、とお礼のお返事いただきました。

 

その時、いろいろと教えてくださったんですが、

そこのくだんのところ、

美容医療はかなりやっているのに(むしろメイン?)、外観では美容皮膚科と記載なく、美容皮膚科メニューはもっと露出したほうがいいんじゃないかってアドバイスのつもりで言ったことがあるそうです。

お金に興味ないからあんまりお客さん来なくていいよ~と言ってたそうです。

脂肪溶解注射とか脂肪吸引は研修がなく、自分で考えてやってると言っていたそうです。。。。

(患者さんに。。?!!!)

 

かなり恐ろしいところですね。。。

 

美容皮膚科や美容医療の看板出そう思ったら、役所に、院長の経歴など履歴書含めて、たくさんの書類が必要です。

医師の専門の確認(証拠提出したりとか)まではされませんが、今は、たくさんの科は、受け付けてもらえません。

(特に、全然独立した科同士だったら)

 

役所の審査と開業直前の立ち入り調査が済んでから、看板差し替えていたら、知りませんけどね。

 

これほんとに医師免ないと、かなりヤバいですけどね。。。

 

学生時代、公立の医学部なので、一度社会人で働いていたけど、やっぱり医者になりたくて受験しなおした、という経歴のある大人が同級生のうち何人かいました。

 

薬剤師、歯科医師でした。

 

彼らが言うのは、医師免許を取る時に、どちらかを捨てないといけないとのことでした。

まあ、全員、医師免許を取ってましたけど。

 

 

で、話を戻します。

 

で、くだんのところ、医師免許あるなら、歯科医院の看板は上げないでしょう。

 

脂肪溶解注射は、トラブルが多すぎるのと重篤なことになってしまう場合がある(皮膚・皮下組織の解剖とかわかっていないくらい、バカな医者で報告があったり。。。ちゃんとやっていても、重篤なこともあるかもしれません)、

学会の医師賠償責任保険の処置項目から、もう何年も前に外された項目です。

 

で、それを今時、患者さんに、医師免許もなしでやってるってこと??

 

脂肪吸引は、れっきとした手術です。

研修行かずに独学でやって患者さんからお金取ってやるっていうのは、あまりにひどくないですか。

 

なんなんですかね、このくだんのところ。。。

 

これで本当に医師免許なかったら、大問題で済まないかと思います。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんから言われたので、再度書いておきます。

 

かなり長いので、お時間ある時に。

あるいは、分けて読んでください書くのは、わけないほうがいいかと思いました。

 

以前、もうだいぶ前ですけどね、前に書いたのは。

 

今回は、患者さんが、寝ている間に歯の食いしばりで歯が擦り切れて、顎関節症になっていて、今度エラボトックスを歯医者で受けるというから、歯科医がエラボトックスをするのは、医師法違反だから、ちゃんと美容クリ二ック(遠方の方なので。もしくは今度うちに受診された時にするか)に受診するように言いました。

 

そしたら、

「歯医者と美容皮膚科併設のところで、」

というので、

「なんだ、医者が別にいるんだ。」

(親子で開業しているとか、兄弟や姉妹、あるいは友人同士での開業など形態はさまざま)

と思って聞いていると、

「同じ先生だから」

と言います。

 

歯科医師が美容皮膚科をやることも、美容皮膚科医、というか、医師が歯科治療を行うことも、法律で禁止されています。

 

医師法違反、歯科医師法違反です。

 

まず、歯科医師のほうからいきます。

 

顎関節症で、噛みしめる力が強すぎて、寝ている間は意識がないですから、昔NHKの「ためしてガッテン!」でも特集されてましたけど、石臼のように歯をすりつぶして、歯がなくなっている方もおられます。

そこまでいかなくても、顎関節にものすごい力が加わりますから、関節に炎症を起こし、痛いだけでなく、噛み合わせも噛み方にも影響が出るでしょう。

 

歯科医院で勧められるのは、マウスピースで、歯をとりあえず保護する(これは重要)。

歯のプロテクターを作ってもらうんです。

 

でも、人によったら、気持ち悪くてはめられないという方もいるし、はめて寝てもすぐに取っちゃってるみたい、とか、あんまり役に立たないこともあります。

役に立つことももちろん多いです。

 

私も、噛みしめが続いた時、市販のプロテクターで何度か助けられました。

シリコンの、お湯でやわらかくして型を取るのが売っています。

歯医者さんで作ってもらうのよりは、簡単で、簡易ですけどね。

ほんとに応急処置ですね。

 

プロテクターを作っても、歯の食いしばりが治るわけではないです。

 

ちなみに、夜間の歯の食いしばりは、夜に食べた糖質のせいで、夜間血糖値が乱高下したり、糖新生がうまくいっていなくて低血糖になっていたりして起こることも多いです。

それだけではないですが、夜の糖質摂取と糖新生がスムーズに行くように(もしくはエネルギー代謝がうまくいくか)してあげることは多いに根本的解決になります。

 

で、美容医療では、アゴの力を緩めるために、エラ(咬筋)に、ボツリヌストキシン製剤という注射をして、筋肉を動かす神経を止めて、エラ(咬筋)に力が入らなくさせるという治療があります。

 

筋肉の緊張を取ることができるので、ふくらはぎに使ったり、脳梗塞後などの筋肉の過緊張状態のところに注射してリハビリに役立てたりします。

まぶたの眼瞼痙攣や、シワの治療でも使います。

 

なので、歯医者さんから、エラボトックスをどこかで受けてきてくださいと言われて受診される患者さんもおられます。

 

 

額関節症を診てもらっている歯科医院で、「うちでやります」と言われたら、患者さんは、法律なんて知らないでしょうし、治療の延長というか一環で、一見自然な流れで見えるでしょうけど、これは医師法違反です。

 

歯科医師が治療していいのは、大きく言うと、口腔内(歯、口蓋含む)、下顎(顎関節含む。上顎はダメ!危ないから)、口唇(口唇というのは、医学的には赤い唇だけではなくて上下の皮膚を含みます)です。

 

ここに含まれている口唇と言っても、大昔、日本は「形成外科」という科がなくて、先天異常の口唇裂という状態があるんですが、赤い唇が真ん中に繋がらず、裂けめが入った状態で生まれてくる状態です、この口唇裂を、歯科口腔外科で手術治療されてました。

 

医師法とかできる前から。

 

法律を作った時点で、もう歯科医師によって口唇裂の治療がされていて、今更、歯科医師法に、「口唇は治療してはいけない」とは明記もできないため、残されたと聞いています。

 

その後、日本にも、あやしい「美容外科」「美容整形外科」といわれるものではなく、「形成外科」ができ、形成外科医による「美容外科(正しくは美容形成外科)」が確立していきました。

 

私が大学病院で形成外科をしていた時には、もうメジャーな歯科口腔外科は、口蓋裂は、歯科口腔外科医と協力して治療にあたりますが、口唇裂に関しては、手を引いてました。

ごく一部の大学を除いて。

 

医師法ができる前の時代と違って、形成外科が確立して、口唇裂の術式も確立され、当たり前ですが、「形成外科」の知識がないと、口唇裂の手術はうまくいくはずがない。

切って縫えばいい、というものではないんです。

私がいた時も、いろんな歯科口腔外科で無茶苦茶にされた口唇裂術後の患者さんの再手術(修正のね)が結構ありました。

訴えられますからね。訴えられたら負けます。

 

ちなみに、欧米では、口腔外科医は、医師であって、歯科医師ではないです。

私が大学にいた時(15年以上前ですが)、東大病院の口腔外科の教授が医師になりました。

医師の指導の下、歯科医師の治療範囲を超えて一緒に治療にあたるのはOKなわけです。

 

ようは、歯科医師は、皮膚を触ったらいけないんです。

 

歯学部と医学部で、6年間、やっている勉強や実習の内容というのは全然違います。

人体の解剖学・生理学・生化学・薬理学などは、どちらも勉強するでしょうけど、それぞれにかける時間は、実習も含めて全然違うと思います。

 

だって、医学部教育に歯の治療の実習や勉強の時間はありません。

(医師は、というか、医師免許で、歯の治療はできませんし、してはいけません。これも法律で決められています。歯の治療は、歯科医師免許が必ず必要です)

 

もちろん大学卒業後の研修内容も当たり前ですが全然違います。

 

餅は餅屋で、それぞれの役割分担で、専門外のところは、専門の人にまかせたほうがいいことも多いですが、専門専門外という前に、触っていいかどうかの「資格」の問題です。

 

素人が弁護士のマネをするのも法律違反です。

(こないだの米倉涼子さんの弁護士のドラマでありましたね。それと同じ)

 

例えば私が、本やネット、セミナーに数回行っただけで、患者さんの歯の治療してお金取っていたら、おかしいですよね?

(歯科医師法違反なのでやりませんが。違法以前に、その程度の勉強でやりませんし、やったらいけないと思います)

医師であっても、あるいは、歯科衛生士・歯科技工士が、歯の治療を患者さんにしていたら、

こういう歯科の先生は、

歯医者なめるな!と思わないんですかね?

資格も知識も経験も、歯科医師と全然違うわけでしょう?

それと同じだと思いますけどね。

それが、「専門性」「役割分担」「チーム医療(クリニックは別別であっても)」ということだと思いますけど。。

 

 

だいぶ前の話ですが、3年前、5年前?

歯科で、法令線や唇の上下のシワ、エラもですが、ヒアルロン酸注入やボトックス注入をするということが流行りまして。。。

 

ボトックスは、もう当時厚労省認可のアラガン社がもう発売していたと思いますが、ヒアルロン酸は承認のものが国内にはありませんでした。

 

海外からの個人輸入となるし、もちろん自費診療ですから、厚労省も強制でどうこうできないところになります。

 

個人輸入の代理店業者が、たくさんそういう薬剤を売りたいわけで、歯科医に、セミナーを開いて、ヒアルロン酸やボトックスの注射の仕方を教えて、歯科医に買わせるという暴挙に出まして。。

 

歯科医院の数って、もうとっくにコンビニより多いって知ってますよね。

どこ行っても、歯科だらけですよね。

ものすごい過当競争です。

新規参入なんて、腕もないし、でも大学通ったのも開業もものすごくお金かかってますから、なんとかペイはしないといけない。

他との差別化、となると、自費治療ですが、インプラントも審美歯科も飽和状態で、どちらも当たり前ですが、知識と技術と経験が必要。

こちらも新規参入では大変。。。

で、目をつけたのが、美容医療のヒアルロン酸、ボトックスです。

 

今まで歯科医誰もしてなかったわけですから(当たり前ですが)、そりゃあ始めたら、口回りばっかり診ている患者さんが受診されてるわけですから、下手すると治療やりたいほうですよね。

 

それで、歯科医の間でものすごく流行って、で、これも当たり前ですが、無茶苦茶やるから、ヒアルロン酸の入れ方悪いから皮膚腐ったり、変なところいれてトラブルとか、まあそりゃあ無茶くちゃで、形成外科学会のヒアルロン酸のセッションでも、トラブルの問題で、歯科医師によるトラブルがかなり大問題になってました。

(あんなの、全部訴えたらいいと思いますが)

 

なんの治療もそうですが、副作用合併症があって、その治療に手を出すからには、リスクマネージメントは必要で、ヒアルロン酸やボトックスのトラブルは、軽微なものからある程度のものまで、自分で解決なり対処できるんじゃないと、手を出したらいけないわけです。

 

そりゃあなんでも重篤な副作用合併症で、大学病院や大規模病院に紹介しないといけないこともありますが、自分で予測もしておかないといけないし、避けられることは避けないといけないわけです。

 

そういうことすらわかっていない歯科医師がヒアルロン酸・ボトックスに手を出すから、患者さんは溜まったものではありません。。。

普通じゃないから、普通では起こり得ないような副作用合併症(しかも医原性の。ようはそいつのせいで)が起こるわけです。

 

当時の歯科医師(歯科医師学会?)の見解は、法律で、さっき言っていた「口唇」が入っているから、グレーゾーンだ、違法ではない、みたいなことを訴えている文書を読んだことがあります。

 

本来であれば、既得権益(本当は患者さん)を守る形成外科学会(形成外科医による美容形成外科学会も)が激しく歯科医師学会に抗議して、厚労省にもっと訴えるはずべきものですが、なぜか大人の事情(?)なのか、学会からは、そこまで表だって言われることはなく。。。

でも、厚労省が全国の各都道府県の厚生局に、歯科医師の治療範囲についての通達を出してるのは何度か見ました。

 

何年かは問題になってましたが、雑誌でも、そういうことを宣伝している歯科医院も見かけたことがあります。

 

いつからか忘れましたが、おそらくこちらも大人の事情で、あまり聞かなくなりました。

 

ボトックスもそうですが、ヒアルロン酸などの注入剤は、失明や皮膚壊死など、重篤な副作用合併症が起こる時は起こります。

どんなにうまい素晴らしい医者がやったとしても可能性はゼロにはできません。

医者がやっても、なにか重篤なことが起これば、訴えられれば絶対に負けます。

それを歯科医師がやったら、負けるに決まってます。

医者でも負けるのに、グレーゾーンだから大丈夫、とか言っている時点でおかしいわけです。

 

そして、ここ一番大事なところですが、当時も今もですが、まともなちゃんとした歯科の先生は、そんなものには手を出さない。出したらいけないって、わかっているから。

 

この流行っていた時もそうですが、

ヒアルロン酸もボトックスも、皮膚の上から注射するものです。

皮内、皮下に注入するものですから、そしてやるのは医師なので、皮膚の上から注射を刺すのは当たり前。

 

で、こういうおかしなことをする歯科医師が次に考えたのが、「皮膚から刺すのは違法」みたいな雰囲気濃厚になった後、口腔内からさして、法令線などにヒアルロン酸を注入しようとしたわけです。(!!!)

 

そんな曲芸みたいなことをやってうまくいくはずがないです。

美容医療なめんなよ、って感じです。

(皮膚科医でも、新しく美容医療始める時に、ヒアルロン酸は怖いから手を出さない、という先生も多いです)

 

で、ここが一番の重要ポイントですが、皮膚にいる常在菌と口腔内にいる常在菌は、全然種類が違います。

相容れないものです。

皮膚から注射する場合、針で刺して、皮内・皮下に入ったところで、からだの免疫細胞(皮膚の場合は、表皮のランゲルハンス細胞と真皮の樹状細胞)が想定の範囲内。

問題なしです。

 

ところが、口腔内から針でさして、皮内・皮下にもっていくというのは、口腔内細菌がいってしまいますから、皮膚からしたらびっくりです!!

ランゲルハンス細胞も樹状細胞も、「こんな敵、見たことない!!」とギョーテンするんじゃないでしょうか。

 

患者さんの免疫力がちゃんとしていれば、それほど問題になることはないかもしれませんが、美容医療において、感染症というのは、人的に避けられることは避けるのが原則です。

でも、皮膚も口腔内も細菌ゼロなんてできませんからね。

消毒したら、そのあとはある程度は、からだの免疫細胞頼みです。

多くの場合、それで問題はないですが、口腔内から皮膚側へアプローチというのは、全然違います。

 

しかも、そんな変なアプローチの仕方をする理由が、自分が違法と言われないために、という自分勝手なものなわけです。

 

そういうことも気づかずに、やっていること歯科医師を、私はとても恐ろしく感じます。。。

 

今の時代、まだ歯科でやっているのか?!とビックしたのと、エラボトックスなんて、皮膚からしかいけませんから、もとより完全に違法です。

 

皆さんも見かけたら、厚労省、厚生局、保健所、警察と通報してくださいね。

 

いかに歯科医師がボトックスを扱ってはいけないか、という話をもう一つ。

ボトックス®というのは、製薬会社のアラガン社が販売している薬剤の商品名です。

厚労省承認の、特定の病気に使う(主に保険が通っているもの)は、ボトックス®、美容医療で使うものは、ボトックスビスタ®と分かれています。

(ボトックスビスタは、美容医療すべての部位や内容で認可が取れてるわけではないですが)

 

アラガン社のボトックス®は、アラガンジャパンから買うよりも、個人輸入したほうが安い?から、個人輸入で買っているクリニックもあるようです。

(中身が本当に本物なのか、品質が劣化していないのかはわかりません。

それだけ個人輸入は輸送も長いから、クリニックと言えどもリスクなわけです。

 

アラガンジャパンに発注すると、時間帯にもよりますが、翌日クロネコヤマトがクール便で届けてくれます。

(ボトックスは冷凍便)

海外から来て、氷が解けてた(ボトックスは失活します)、という話も時々聞きます。

 

アラガン社以外は、イギリス製や韓国製、ひどいのになると中国製(普通の業者は取り扱ってませんが)などがあり、これらは、すべて個人輸入です。

厚労省の承認を取っていないからです。

 

で、アラガン社に発注をかえればすぐにクリニックに卸せるわけですが、これも当たり前ですが、買えるのは、「医師のみ」です。

「歯科医師」は買えません。

厚労省との約束ももちろんそうです。

歯科治療で使う薬ではもちろんないから、許可が下りるわけがないです。

薬剤を使う以上、万が一、局所に打った薬剤でも全身に作用したら、医者として対処しないといけないわけです。

それとセットになっています。

(医師なら対処できる、という前提がある程度あるということです。だからこそ、それだけ医師の責任が大きい)

 

なので、歯科で使われるボツリヌストキシン製剤は、アラガンジャパンのボトックスビスタ®ではなく、完全に個人輸入のものになります。

 

高いお金を払って、品質保証も資格もないもので、患者さんはいいんですかね?

私(皮膚科医。形成外科を3年ほど勉強しましたが認定医は取っていないので、形成外科医と言ってはいけない。皮膚科も専門医もっているわけではないですが)が、例えば、本やネットで勉強したからと(してなくても)、脳腫瘍の手術をするから、頭の骨をあけました、胃がんの手術をしようと開腹しました、子宮筋腫の手術をします、としようとしたところで、違法ではないです。

医師免許を持っているから。

 

でも、いくら本やネットで勉強したところで、あるいは、専門病院で数か月見学したり、勉強しました、という経歴があったとしても、そんな手術はしません。

未熟なものが手術や治療をして、患者さんになにかあった場合、すべて、未熟なのにした医者の責任です。

下手したら免許はく奪です。

これらは、資格の問題ではなく、医師としての倫理観として、人として、やったらダメなのはわかりますよね。

 

歯科医師による、美容医療は、それ以前の「資格」の問題です。

その上で、「美容皮膚科併設」って。。。違法丸出しでしょ。。

まともな歯科医師のすることではないし、はっきり言って、そういうところには近寄ったらダメです。

こんなに世の中、美容クリ二ックなんて溢れているのに、なんで、わざわざ違法なところでやるのかなと思います。

それって、無免許なんだけどね、安いから我慢してるんだ、というやつですか?

体内に入れたものって、取り出せないから、思ってもいな副作用合併症出ますよ。

美容クリ二ックでもいい加減なところでひどい目に遭っている方も多いのに、無資格無免許って。。。問題外。。。。

 

 

 

本日発売の「壮快」6月号に、こうじ甘酒について取材を受けています。

こうじ甘酒のメリットで、注意点についてお話させていただきました。

土曜日にフェイスブックとインスタでご紹介した分です。

ずっと話題になっている、サバ缶みそ汁も掲載されていて、この号は読み応え十二分でした!!

 

掲載誌を送っていただいて、土曜日読んでいたら、股関節にレバー!

おやつにレバーを食べていたら治った!という記事があり、おお!!と思って前後読むと、なんと、オーソモレキュラー療法で御馴染みの大友道明先生の記事でした!!

 

ちょうど昨日セミナーで大友先生にお会いした時に、先生も同じ号だったんですね、とサプライズでした。

 

壮快さんとオーソモレキュラー療法、ご縁がありますね~。

 

多くの方に知っていただきたいです。

 

このレバーのくだりのところも、超~おススメです!!

 

この号は、買って損はなし!

永久保存ですよ!盛りだくさんでためになる!!

ぜひ、買ってください!!

明日は、オーソモレキュラー療法のセミナーで、テーマは、「腸と脳」です。

 

講師のお一人に、藤田絋一郎先生がおられます。

 

藤田先生、ご存知ですか?

 

寄生虫や腸内環境でご高名な先生です。

 

寄生虫で藤田先生と言えば、サナダムシ!

藤田先生が、アレルギーは清潔にしすぎでなる、寄生虫を飼えば、アレルギーは消える、とおっしゃっている先生です。

一見、極論ですが、これは実はとても正しい。

詳しくは、藤田先生の御本を読んでくださいね。

 

 

で、サナダムシ。

 

今から20年以上前、とある女性歌手のすごく細い方は、あんなに細いのは、サナダムシを飼っているからだ、サナダムシダイエットというものが流行ったわけではないですが(そう手に入らないので)、ウワサになったことがあります。

まだそれほどネットが発展してなかった時代。

 

年中ダイエッターの当時の私は、サナダムシいいかも。。。(当時、もうすでに医者で、大学では寄生虫学講座がちゃんとあり、寄生虫について知識がありました。)

 

で、早速藤田先生のサナダムシの本を読みあさり、水洗トイレと下水処理がちゃんとされるようになった現代、サナダムシがとても感染しにくいものであることがわかりました。

 

でも、なるべく、サーモンの刺身食べたりしてました、気休めに。(売っているサーモン、鮭の刺し身は、サバも含めて、すべて冷凍されて解凍されています。冷凍することで寄生虫が死ぬから、これは絶対必要です)

 

サナダムシ、飼ってみたいな~と思っていたある日!

 

自分とこの大学主催の皮膚科の研究会に、特別講演会として、藤田先生をお招きし、講演を拝聴する、ということがありました!!!

 

もちろん、講演の内容に、サナダムシのお話満載です。

 

講演中に先生がおっしゃったのが、

「サナダムシ欲しい方は、分けてあげますから、どうぞおっしゃってください」と冗談でおっしゃいました。

(20年以上前なので、医療関係者同士なら、問題はないかと思います)

 

研究会終わって、そのあとの懇親会。

 

藤田先生に、「サナダムシ、ください!!」と言おうかどうか、ず=っと悩んでまして。。。

上の先生からも、「言ってあげようか?」と言われましたが、ず=っと悩んでいて。。

 

。。。何故かと言うと、

そのサナダムシ、どうやって育ての。。?とふと頭をよぎりました。。

 

藤田先生のおなかのやつかな。。

(培養、というか増やすのに、もちろん外でできます)

と思ったら、欲しいと言えなくなってしまいました。。。

 

あの時、お願いしていたら私の人生変わっていたかもしれませんね。

貴重な、データが取れたことでしょう。

 

惜しいことしたな。。

 

藤田先生の御本は、水の本や腸と脳の本やら、何冊か読んでおります。

お話も御本も、どれもとても面白く、わかりやすく、ためになります。

 

明日がとても楽しみです。

(サナダムシ、頼みませんけどね。。。後ろ髪引かれるわ=。

でも、サナダムシに栄養摂られるのは、かなりシャクだな。いらんものだけ、食ってくれたらいいけど、そんなことはないから。大事なものも取られるはず!!)

#肉食美肌 #脚のむくみ #脚のむくみ対策  #寝ている間にむくみを取る #交感神経緊張状態 #着圧ストッキング #痩せる #脂肪が減る #脚やせエステ効かない 水飲んだら戻る #むくみの原因究明

フェイスブックの記事の続きです。

 

以下、コピペです。

 

脚のむくみ対策、続きです。

 

前回の記事を読んでも、まだ、それでも寝ている間に何か対策して、朝に、よりむくんでない脚にしておきたい!
という方。

 

足の下に、折りたたんだタオルを引いて、ほんの少しだけ足を心臓よりも高くして寝ます。
ポイントは、ほんの少しだけ、です。

 

不自然な高さだと、寝てられないし、これも寝てても、交感神経緊張状態で、脳も副腎も休めませんよ。

 

ただ、前にも書きましたが、水は移動するだけなので、足上げて寝たら、顔はむくみやすくなります。

 

ちなみに、高すぎる枕は、顔を上げて寝れるからむくまない、と思うかもしれませんが、首のところで折りたたまれて、首のシワ増やすだけです。

 

極端な話、V字に、上半身、頭側も、足側も、上げると、脚も顔もむくまないでしょうけど、そういう極めて不自然な体位では、寝てられないし、カラダも休めません。

 

メリットがあれば、デメリットがあれば必ずあります。

 

着圧ストッキングとか、ガードルもそうですが、痛くないけど、少しサポートしてあげるだけで、緊張感が出ます。

 

アドレナリン、ノルアドレナリン出ることで、その部分の脂肪が減る、と言っても、ウソではない…。

 

ただ、微量なので、続けないと、効果はわかりません。

 

世界ギョーテンニュースとかで、ベルトでウエスト締めてたら、ウエストむちゃくちゃ細くなったという女性、観たことないですか?

あれは、あながちウソではない…。

 

すぐになるものでもないし、締めすぎは絶対ダメですけど、痩せたい部分を刺激してあげることは、間違ってはいない…。

 

ほんとに微量ですから、継続と、気づいてみたらそうなのかな?というレベルです。

 

すごく期待してはダメ。

 

脚やせエステは、なんかいろいろ刺激はされますけど、ほんとにむくみを取るだけと思ってください。

なので、水飲んだら戻ります。

 

むくむとダルいから、オイルマッサージは定期的に受けると、気持ち良いし、オススメですが、
(絶対摩擦がないこと!)
それなら、そういうところで、1回ずつやれば良いと思います。

 

脚やせ専門、とかいうところで、ワザワザ高額なコース買わされなくても。

 

水飲んだら、元通りなんですから。

 

たちが悪いのは、そういうところで、厳しい食事制限、主にカロリー制限させられて、筋肉が減って、確かに痩せるかもしれませんが、おばあさんの脚にさせただけです。

 

筋肉ないと立ってられないし、余計にむくみますよ。
筋肉は、リンパをも返すポンプの役目をしていますから。

 

どうしてそんなにむくみやすいのか、そこを医学的に検証しないと、根本的解決になりません。

#肉食美肌 #弾性ストッキング #脚のむくみ #むくみ改善 #寝てる間に履くのはNG #タンパク質不足 #土踏まず #靴の中敷き

Facebookで反響が大きかった記事です。こちらにも大事なことなので、コピペしておきます。

以下、コピペです。

リンク先から読めるはずです。アカウントは要りません。

写真の説明はありません。

月経トラブル・妊娠希望などの続きです。

先に、フェイスブックで書いた分です。反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

うちのFacebookは、アカウントなしでどなたもで見られるようになっています。

Facebookのほうが写真も多いし、ほぼ毎日こまめに更新しておりますので、フェイスブックもご覧ください。

(インスタもね!)

以下、コピペです。  一つ前のブログの続きというか、関連話です。

うちには年齢に関わらず、生理が止まった、生理来てるけど排卵して無い、若年性更年期障害、早期閉経と言われた方、結構おられます。

 

婦人科で検査すらされずにピルやらホルモン剤飲まされてる方もいるので、婦人科変えて、検査してもらうように言ってます。

 

で、それぞれの診断がついて、ピルやらホルモン剤があちらから処方されます。

 

ピルもホルモン剤も全部合成のものですから、副作用合併症があり、私としては飲んでほしくないけど(美容医療の方も)、仕方ないことも多いです。

 

漢方薬で皆できれば良いんですけど、追加で処方して良くなることもありますが、そんなにすぐに対応できないことがほとんど。

 

全員の方に、食事の変更と、できれば栄養解析の血液検査をして、月経トラブルが起こっている原因になっている足りない栄養素を、
医療用サプリで足してもらってます。

天然のホルモンクリームを使うこともあります。

 

患者さんが真面目に取り組めば、結構早く良くなります。

 

欠損の具合と補充の速さにもよりますが、早い方で1,2ヶ月で体調良くなって、ピルやホルモン剤が要らなくなり、良かったですね、と言ってる間に妊娠されて、ええ?!(妊娠はまだ先、トラブル言っておられり、妊娠をトラブルなく維持できるほど、栄養まだ足りてないから、すごく焦りますが)と嬉しいサプライズもあります。

 

患者さんも食事頑張るところが、一番のポイントかなと思います。
(自分の胃腸機能も考えずに、やみくもに肉たくさん食べてもダメですよ)

 

去年、ヒルナンデス!に出た時、来るはずの生理学来なくて、緊張とかすると遅れるでしょ?

来たらめんどくさいから、遅れとけ、って思ってました。

 

このテレビ出演で、ビックリするくらい栄養激減して(血液検査しましたから)、その後ひどい気管支炎になり、赤血球はじめ、細胞バンバン潰れてて、造血機能亢進するから、ますます鉄欠乏が進んで、鉄だけではなかったですけど、その後も生理来ませんでした。

 

出してる余裕ないわな、と思っていたら、気管支炎治って、体調が戻っても生理来ず、それで女性ホルモン測ったら、完全に閉経の数値でした。

 

49歳なので、閉経してもおかしくないんですが、いきなりか?!(普通、遅れたり早まったり、量も時期も不定期になる)と思いました。

 

この数値ではもう生理来ないなと思い、生理がないということは、鉄が貯めていけるので、ワクワクしてました。

 

閉経しても、骨粗鬆症さえ気をつければ、私はむしろウエルカム。

 

そしたら、その後、生理が来たんです。

 

不正出血のこともありますから
(がんとかね。このあと、がん検診はしてます)、
とりあえずもう一度女性ホルモン測ったら、普通にバンバン出てたんですよ。

 

戻ってる!!

 

あんな完全に閉経という値から、戻るんだなーと1つ勉強になりました。

体調落ち着いて、女性ホルモン作る余裕も、生理で出す血液も余裕が出たのかと思いました。

 

鉄を貯めていけるのは、もう少し先になりそうです。
とこまで貯められるのか、有経中はなかなか貯まりませんから。

 

栄養も大事ですが、
婦人科での評価、診断が必ず必要だと私は、思います。

 

婦人科の先生の見解はどうですか?と、必ず確認してます。

 

どうしてもホルモン剤が必要な方もおられます。
時間のこともあるし。

その場合、オーソモレキュラー療法が、薬の副作用合併症をも軽くしてくれたりすることが可能です。

 

 

Facebookのほうで、少し話題になったので、こちらに書いておきます。

すでにFacebookでは記事を投稿しましたが、ほんとはこっちが先に書くつもりでした。

 

女性ホルモンと月経について、触れておきます。

 

 

年齢に関わらず、生理が止まってしまっている女性、結構多いです。

20代、30代、40代。

若い方にも結構おられます。

 

婦人科で、ホルモンの数値も測られずに、ピル処方されている方もおられるし、検査して、若年性更年期障害、早期閉経と同じ、みたいなことを言われている方もおられます。

言われてなくても、実体は、早期閉経と同じ、ということもあります。

 

私が、内診できるわけでもないですし、女性ホルモン量測っても(測ることはできますが)、この辺の値なら、という感覚は、婦人科の先生に勝てるわけがありません。

 

他に鑑別すべき疾患などもありますから、必ず婦人科で診察と検査を受けてくるようにお願いしています。

 

もうすでに婦人科の診察を受けていて、ピルなどが処方されてい方も結構おられます。

 

これは年齢に関わらずですが、うちでの場合ですけど、食事頑張って、医療用サプリを飲んだら、1か月~数か月で生理が自然に来るようになって、ピルを飲まなくても済むようになった、という方、かなりおられます。

 

良かったですね~と言っている矢先に、「妊娠しました!」となることも多々あります。

 

婦人科的に何も問題がなく、女性ホルモンが作れていないから生理が来ないとか、卵胞が成熟しないとか、排卵しないとか、詳細は人それぞれわかりませんが、こういう場合、女性ホルモンの値が、基準値内に入っていても、実は低めとか(この辺をどう診るのかは、医者によって違うと思います)、ホルモンの数値は一応いけていて、生理はくるはずなんだけど。。来ない。。

 

ということも多いようです。

 

 

私の1つの考え方として、女性ホルモンを十分に作るだけの栄養が足りない(カロリーもコレステロールも、他たんぱく質やビタミン・ミネラルはもちろん必要。

 

女性ホルモンを作ってくれるのも栄養ですが、かりに下限ぎりぎり足りていたとしても、あるいは十分な量があったとしても、出す血液がないと、からだも生理起こしたくたても、起こせない。

 

これ以上の鉄不足を防ごうと、もう流血させない。

 

ホルモンのバランスが悪いとかはもちろんありますけどね。

ホルモンの量ではなくて、実は質の問題、ということもあったりします。

 

シンプルに考えると、足りないのであれば、足せばいいわけで、

ホルモンが作れるような材料を口から食事で摂ること。

生理が起きてもいいくらい、赤血球を増やすこと・赤血球の質を上げること。

 

女性ホルモンを作る上で、絶対に必要な栄養素は、

タンパク質・コレステロール・ビタミンDは、必ず必要です。

もちろん、鉄も亜鉛もビタミンAもビタミンBやビタミンEなどなど。

女性ホルモンに関わらず、もうからだ中のもの、なんでもメジャーな栄養素全部必要です。

 

ただ、ホルモン作るのに、コレステロールは必ず必要です。

コレステロールから、ホルモンが作られていくから。

 

コレステロールの低い女性、かなりおられます。

 

ほんとに、いつも例えで出しますが、アフリカで飢餓の子どもたちよりはましというレベルの方も、あるいは変わらないという方も。。

 

なので、肉・卵・魚をたっぷり食べていないと、カロリーもしっかり摂っていないと、質の良い女性ホルモンは作れません。

 

皆さん、食べている量が、足りなさすぎるんです。

 

 

私はしっかり食べてる、という方。

 

実際は、全然「食べている」レベルが違ったり、良くないものをかなり食べていて、プラスマイナスで、マイナスになっていたり、あるいは、胃腸が悪いという自覚症状がないため、無理して食べて、胃腸をますます悪化させ、せっかく食べた栄養が全然入ってきていないか。。。

 

こういうこじらせ方をしている方もとても多いです。

 

自分の今までの考え方でこじらせてしまっていて、まして、それが間違っていると思っていないわけですから、ここまで悪化させてしまったので、自分一人でなんとかする、こじらせる前に戻す、というのは、まあそうできません。

 

できるんだったら、そこまでこじらせていないわけです。

 

なにか不調が出るからには、なにかしら、どこかに原因があります。

 

それが、婦人科的な問題でないとしたら、細胞がうまく働いていない原因は、働くだけのエネルギー、栄養が足りない場合がほとんど。

 

 

栄養だけですべてが解決できるとは言いきりませんが、栄養を、足りないところに十分補充してあげれば、それで解決できることがたくさんあります。

 

 

妊娠希望の場合、栄養補充による回復が早ければ早いほどいいわけで、本当に子供が欲しいと思っているなら、一人でこじらせている暇はないはずです。

 

さっさと、ここが違う、こうしましょう、これを止めましょう、と指摘してもらって、バンバン直していけばいくほど(食事を)、早く補充されるわけです。

 

ほんとに胃腸をこじらせている方がとても多いです。

 

今まで、それほど肉魚卵を食べてきていないわけですから、いつも言っていますが、ヤギにいきなり肉のステーキ食え!って無理矢理口の中に入れても、消化吸収できるわけがありません。

なんでも、段階が必要です。

迅速に、かつ、負担なく、栄養を足していく。効率よく。

 

皆さん、予算もあるわけですから。

限られた予算の中で、大いに助けてくれるのは、胃腸に合わせた栄養価の高い食事で、胃腸を労わりながら、どんどん吸収させていく。

これにつきます。

 

妊娠したから終わりではなく、栄養がそこまで足りていないのに妊娠した場合、赤ちゃんと自分の体調のためにも、まだ栄養の補充は続くわけです。

妊娠中も、出産と授乳に備えて。

栄養欠損が激しいと、ほんとにトラブルが多いです。

細かいことは、こういう場で書くのははばかられるほど、悲しいトラブルもあります。。

年齢がいけばいくほど、トラブルは増えます。

 

 

妊娠は関係ないという方も、生理が止まっているとか、若年性更年期障害とか、いわゆる自然の流れとは違う状態はないほうが、生理がちゃんと毎月普通に来るほうが、自然の摂理ですから、そうなるようにからだの所津亜伊を持っていて上げるほうが絶対、自分が楽に決まっています。

 

若い方の(月経があるのに)骨粗しょう症・骨折がかなり問題になっていて、骨ボロボロです。

 

ほんとにその辺でちょっと転んだだけ、つまづいたたけ、踏み込んだだけ、とかいうレベルで、簡単に骨折してたら、日常生活やっていけないでしょ。

 

月経トラブルというのは、栄養欠損の氷山の一角です。

 

わかりやすいように、からだがお知らせしてくれてるわけですから、からだの状態を見直すきっかけにしないと。