ニキビ跡でも、凹みもあれば、赤み、茶色いシミ、しこりみたいに硬くなってる、盛り上がっている。。
などいろいろありますね。
今回は、凹みについて。
色は、光やレーザー治療で薄くしていくことが可能だし、化粧で隠そうと思えば隠すことは可能です。
でも、凹みとか、盛り上がりは、化粧でも隠しにくいですよね。
凹み治療は、昔から、その部分に、わざとキズをつけて、キズを治そうとしてコラーゲンを増やしきますから、それを利用して凹みを浅くしていく、という治療があります。
医学が進歩して、それをレーザーなどが代わりにでてきました。
有名なのが、フラクショナルレーザー。
これは、レーザーの機械がとても高い。
そして、ちゃんとしたところで治療を受ける場合、1回が結構高い。
そして、回数はかなりかかると最初に説明があるかと思います。
治療が強くなればなるほど、副作用合併症も強くなるわけですから、安売りチェーン店でやったらダメですよ。
ちゃんとそこそこの料金のところ(高いからいいわけではないですが。。)で、ちゃんと副作用合併症も含めて説明してくれるところ、当たり前ですが、化粧落としてちゃんと診察した上で説明のあるクリニックを選んでくださいね。
フラクショナルレーザーね。。フラクショナルに限らず、私は、あまり侵襲の強い治療って好きではなくて。。。
もっと強い治療もありますよ。うちにはないですけど。
ニキビ跡の凹み治療の場合、そういったことも含めて、患者さんに説明しています。
それぞれにメリット・デメリットがありますから、患者さんが何を選ぶのかは患者さん次第です。
うちにない治療を希望された場合は、おススメのクリニックを言ったり、一緒に探したりもします。
うちにあるレーザーだと、痛くもないし、副作用合併症もほとんどないし、日常生活に支障はないですが、誰にも気づかれずに治療をしていけますが、強い治療と比べると、1回に増えるコラーゲン量はやはり少なく、回数と時間がかかります。
時々早い方もおられますが、患者さんには、誰にも気づかれずに、美肌治療も合わせてしてきたいならいいですよ、と説明しています。
でも、やっぱりもうちょっと結果早くほしいですよね。
でも、強い治療は困るし。。。
で、うちで秘かに(?)やっているのが、医療用の針を剣山みたいになっているのを、凹みのところに、刺していく治療です。
スキンスタンプと言われたり、ダーマ―ローラーと言われたり、どんな針を使うのかで呼び方が多少変わりますが、うちでは、そのまま「スタンプ法」と呼んでいます。
医療用の滅菌針で刺すだけですから、原始的です。
フラクショナルレーザーのまさに考え方の元祖です。
針なので、刺すと血が出ます。
ものすごく出るわけではないですけど、レーザーでは出ない血が出ます。
終わった後、赤くなるし、麻酔のテープを貼って処置していますが、痛いのは痛いと思います。
終わった後、かなり冷やします。
でも、こんな単純なものでも、効くんですよね~
オーソモレキュラー療法するまでは、やっぱり効果の頭打ちがありました。
凹みが浅くはなりますが、回数と時間もそれなりにかかりました。
先日、オーソモレキュラー療法もされている患者さんが、このスタンプされたら、1回で結構凹み浅くなって、周りの皮膚もツヤツヤになりました。
化粧ノリが全然違うっ!!
3回目に来られた時点で、2回終了ですが、結構浅くなって、ご主人から見ても、「良くなった」と言ってもらえたくらい。
(男性はあまり気づかないことが多い)
スタンプする範囲も、かなり減ってきました。
それくらい、目立たなくなりました!!
他のレーザー治療でもなんでもそうですが、栄養をちゃんと補充しながらすると、おお?!と嬉しい誤算で良くなることが多いです。
コラーゲン作る材料をちゃんと入れてますからね。
うちのスタンプだと、1回¥10、800(税込み)。麻酔付です。
ちょっと安くしすぎたかな?と思うこともありますが、早くよくなるからまあいいか、という感じです。
処置してる時間よりも、冷やしている時間のほうが長いですけど。。。
でも、こういう原始的なものや強い治療というのは、栄養状態の悪い方にすると、副作用合併症が普通よりもひどく出ることも。。。
良くなるのも悪くなるのも、実は患者さんの栄養状態にかかっていたりします。
同じするなら、栄養状態良いほうが、絶対にトラブルも少なし、結果がとてもいい。
皮膚は、食べたものでできています。