三田紀房先生の「銀のアンカー」というマンガ、ご存知ですか?
三田先生は、「ドラゴン桜」の作者です。
今、読んでいるマンガの中に、三田先生のマンガがいくつもあります。
「ドラゴン桜」が話題になった時は、もう受験生ではなかったから(大学生だったか、医者になってたか)ドラマも観ませんでした。
当時観ていたら、私の人生、変わっていたかもしれません。
三田先生の作品、はまりましたね~。
「インベスターZ」好きですね~。まだ終わりまでいってませんけど。
どの作品も、盲点をつかれて、ああ!そうだったのか!ということや、合点がいくことなど、日常生活にも仕事にも、生きていく上でのとても役立つ情報と考え方が載っていて、毎日楽しみにいろんな作品を読んでいます。
さて、この「銀のアンカー」、就活のためのバイブルでしょう。「内定請負漫画」!!! まさに!!
大学生はこれ読まなきゃ!!
大学生以外もほんとに三田先生の作品は読んだほうが絶対いいです!!
この5巻で、主人公の白川さんという、元カリスマヘッドハンターが、就活中の学生に、就活の仕方を指導というか、伝授というか、そういうマンガです。
今、読んでいる途中です。
2006~2009年に連載されていたので、時代が古いのは古いですが、基本的な考え方は同じじゃないのかなと思います。
どのマンガにも、どの巻にも、良いことが書いてあって、名言がありますが、この5巻で、大いにうなづいたのが、
白川さんが、いわゆる三流大学の頑張らない学生が、就職情報をネット検索のみで、一切本や雑誌を買わないことについて、
「タダでいい情報なんてあるワケがない」
「ここで得られる結論は、知的レベルの高い人間は情報に金を出すが低い人間は情報の金を出さない」
とその根拠は事実についての説明があります。
実は、これ、白川さんが言うくらいだからとても大切です。
医療の現場に置き換えると、健康やからだの情報を、ネット検索のみで済ませてしまう、場合により、その情報のみで実践するのと、専門クリニックを一度受診してみる、本や雑誌を買って読む、有料のセミナーに参加する、など、お金を出して得られる情報というのはいくらでもあります。
どこまで目指しているのかにもよりますし、現状の程度にもよりますけどね。医療の場合。
有料の情報もピンキリで、高いほどいい情報とは言いません。そこは取捨選択をしないといけませんが、お金を出すことで得られる情報はたくさんあります。
私も、ブログや公開にしているFacebookと、患者さんと作っているFacebookグループでは、書いている内容が違いますし、患者さんとのメールなどでのやり取りはもっと違います。
ネットの情報だけで良くなれば、ほんとうにラッキーで万々歳!
良くなった!と思っていても、プラセボだったり、一時的なまやかしだったり、すぐに元に戻ったり、逆に悪化したり。。。
そういう方もたくさんおられることをお忘れなく。
良くなった!という方は、もともとそこまでひどくなくて、ほんのちょっとこじらせただけで、もともと自力で解決できた方かもしれません。
(自覚症状のない方も多いので、こればっかりは、自分一人で気づくのは無理かと思います。。気づかなければ、いいのかもしれませんが。。)
本やセミナーに参加するにしても、何を買うのか、何に参加するのか、高いお金を出して、これが欲しかったわけじゃない、ということもありますが、お金を出したからこそ、わかったわけです。
ネットが進んだから、無料の情報にも有益なものもたくさんあるし、私もお世話になりますが、たくさんの情報が溢れているからこそ、自分で取捨選択しないといけません。
自分次第。
このマンガでもそうですが、素直さというか、柔軟性と、行動力とチャレンジ精神、この3つはやっぱりとても大事ですね。
あきらめない! へこたれない!
何度でもチャレンジしたらいい!という考え方。
先入観や既存の常識にとらわれずに、自分で知らべて事実を確認した上で、判断する。
できるようでなかなかできませんけど、そうなれたらいいですね。
「エンゼルバンク」好きだったな~。
あれで、病院バージョン、もっとやってほしかったけど、あれは、転職請負漫画なので、仕方ないかも。
「銀のアンカー」も「ドラゴン桜」も「インベスターZ」もまだ最後まで読めてないので、楽しみです。
全部制覇します!!