Facebookのほうで、少し話題になったので、こちらに書いておきます。
すでにFacebookでは記事を投稿しましたが、ほんとはこっちが先に書くつもりでした。
女性ホルモンと月経について、触れておきます。
年齢に関わらず、生理が止まってしまっている女性、結構多いです。
20代、30代、40代。
若い方にも結構おられます。
婦人科で、ホルモンの数値も測られずに、ピル処方されている方もおられるし、検査して、若年性更年期障害、早期閉経と同じ、みたいなことを言われている方もおられます。
言われてなくても、実体は、早期閉経と同じ、ということもあります。
私が、内診できるわけでもないですし、女性ホルモン量測っても(測ることはできますが)、この辺の値なら、という感覚は、婦人科の先生に勝てるわけがありません。
他に鑑別すべき疾患などもありますから、必ず婦人科で診察と検査を受けてくるようにお願いしています。
もうすでに婦人科の診察を受けていて、ピルなどが処方されてい方も結構おられます。
これは年齢に関わらずですが、うちでの場合ですけど、食事頑張って、医療用サプリを飲んだら、1か月~数か月で生理が自然に来るようになって、ピルを飲まなくても済むようになった、という方、かなりおられます。
良かったですね~と言っている矢先に、「妊娠しました!」となることも多々あります。
婦人科的に何も問題がなく、女性ホルモンが作れていないから生理が来ないとか、卵胞が成熟しないとか、排卵しないとか、詳細は人それぞれわかりませんが、こういう場合、女性ホルモンの値が、基準値内に入っていても、実は低めとか(この辺をどう診るのかは、医者によって違うと思います)、ホルモンの数値は一応いけていて、生理はくるはずなんだけど。。来ない。。
ということも多いようです。
私の1つの考え方として、女性ホルモンを十分に作るだけの栄養が足りない(カロリーもコレステロールも、他たんぱく質やビタミン・ミネラルはもちろん必要。
女性ホルモンを作ってくれるのも栄養ですが、かりに下限ぎりぎり足りていたとしても、あるいは十分な量があったとしても、出す血液がないと、からだも生理起こしたくたても、起こせない。
これ以上の鉄不足を防ごうと、もう流血させない。
ホルモンのバランスが悪いとかはもちろんありますけどね。
ホルモンの量ではなくて、実は質の問題、ということもあったりします。
シンプルに考えると、足りないのであれば、足せばいいわけで、
ホルモンが作れるような材料を口から食事で摂ること。
生理が起きてもいいくらい、赤血球を増やすこと・赤血球の質を上げること。
女性ホルモンを作る上で、絶対に必要な栄養素は、
タンパク質・コレステロール・ビタミンDは、必ず必要です。
もちろん、鉄も亜鉛もビタミンAもビタミンBやビタミンEなどなど。
女性ホルモンに関わらず、もうからだ中のもの、なんでもメジャーな栄養素全部必要です。
ただ、ホルモン作るのに、コレステロールは必ず必要です。
コレステロールから、ホルモンが作られていくから。
コレステロールの低い女性、かなりおられます。
ほんとに、いつも例えで出しますが、アフリカで飢餓の子どもたちよりはましというレベルの方も、あるいは変わらないという方も。。
なので、肉・卵・魚をたっぷり食べていないと、カロリーもしっかり摂っていないと、質の良い女性ホルモンは作れません。
皆さん、食べている量が、足りなさすぎるんです。
私はしっかり食べてる、という方。
実際は、全然「食べている」レベルが違ったり、良くないものをかなり食べていて、プラスマイナスで、マイナスになっていたり、あるいは、胃腸が悪いという自覚症状がないため、無理して食べて、胃腸をますます悪化させ、せっかく食べた栄養が全然入ってきていないか。。。
こういうこじらせ方をしている方もとても多いです。
自分の今までの考え方でこじらせてしまっていて、まして、それが間違っていると思っていないわけですから、ここまで悪化させてしまったので、自分一人でなんとかする、こじらせる前に戻す、というのは、まあそうできません。
できるんだったら、そこまでこじらせていないわけです。
なにか不調が出るからには、なにかしら、どこかに原因があります。
それが、婦人科的な問題でないとしたら、細胞がうまく働いていない原因は、働くだけのエネルギー、栄養が足りない場合がほとんど。
栄養だけですべてが解決できるとは言いきりませんが、栄養を、足りないところに十分補充してあげれば、それで解決できることがたくさんあります。
妊娠希望の場合、栄養補充による回復が早ければ早いほどいいわけで、本当に子供が欲しいと思っているなら、一人でこじらせている暇はないはずです。
さっさと、ここが違う、こうしましょう、これを止めましょう、と指摘してもらって、バンバン直していけばいくほど(食事を)、早く補充されるわけです。
ほんとに胃腸をこじらせている方がとても多いです。
今まで、それほど肉魚卵を食べてきていないわけですから、いつも言っていますが、ヤギにいきなり肉のステーキ食え!って無理矢理口の中に入れても、消化吸収できるわけがありません。
なんでも、段階が必要です。
迅速に、かつ、負担なく、栄養を足していく。効率よく。
皆さん、予算もあるわけですから。
限られた予算の中で、大いに助けてくれるのは、胃腸に合わせた栄養価の高い食事で、胃腸を労わりながら、どんどん吸収させていく。
これにつきます。
妊娠したから終わりではなく、栄養がそこまで足りていないのに妊娠した場合、赤ちゃんと自分の体調のためにも、まだ栄養の補充は続くわけです。
妊娠中も、出産と授乳に備えて。
栄養欠損が激しいと、ほんとにトラブルが多いです。
細かいことは、こういう場で書くのははばかられるほど、悲しいトラブルもあります。。
年齢がいけばいくほど、トラブルは増えます。
妊娠は関係ないという方も、生理が止まっているとか、若年性更年期障害とか、いわゆる自然の流れとは違う状態はないほうが、生理がちゃんと毎月普通に来るほうが、自然の摂理ですから、そうなるようにからだの所津亜伊を持っていて上げるほうが絶対、自分が楽に決まっています。
若い方の(月経があるのに)骨粗しょう症・骨折がかなり問題になっていて、骨ボロボロです。
ほんとにその辺でちょっと転んだだけ、つまづいたたけ、踏み込んだだけ、とかいうレベルで、簡単に骨折してたら、日常生活やっていけないでしょ。
月経トラブルというのは、栄養欠損の氷山の一角です。
わかりやすいように、からだがお知らせしてくれてるわけですから、からだの状態を見直すきっかけにしないと。