明日は、オーソモレキュラー療法のセミナーで、テーマは、「腸と脳」です。
講師のお一人に、藤田絋一郎先生がおられます。
藤田先生、ご存知ですか?
寄生虫や腸内環境でご高名な先生です。
寄生虫で藤田先生と言えば、サナダムシ!
藤田先生が、アレルギーは清潔にしすぎでなる、寄生虫を飼えば、アレルギーは消える、とおっしゃっている先生です。
一見、極論ですが、これは実はとても正しい。
詳しくは、藤田先生の御本を読んでくださいね。
で、サナダムシ。
今から20年以上前、とある女性歌手のすごく細い方は、あんなに細いのは、サナダムシを飼っているからだ、サナダムシダイエットというものが流行ったわけではないですが(そう手に入らないので)、ウワサになったことがあります。
まだそれほどネットが発展してなかった時代。
年中ダイエッターの当時の私は、サナダムシいいかも。。。(当時、もうすでに医者で、大学では寄生虫学講座がちゃんとあり、寄生虫について知識がありました。)
で、早速藤田先生のサナダムシの本を読みあさり、水洗トイレと下水処理がちゃんとされるようになった現代、サナダムシがとても感染しにくいものであることがわかりました。
でも、なるべく、サーモンの刺身食べたりしてました、気休めに。(売っているサーモン、鮭の刺し身は、サバも含めて、すべて冷凍されて解凍されています。冷凍することで寄生虫が死ぬから、これは絶対必要です)
サナダムシ、飼ってみたいな~と思っていたある日!
自分とこの大学主催の皮膚科の研究会に、特別講演会として、藤田先生をお招きし、講演を拝聴する、ということがありました!!!
もちろん、講演の内容に、サナダムシのお話満載です。
講演中に先生がおっしゃったのが、
「サナダムシ欲しい方は、分けてあげますから、どうぞおっしゃってください」と冗談でおっしゃいました。
(20年以上前なので、医療関係者同士なら、問題はないかと思います)
研究会終わって、そのあとの懇親会。
藤田先生に、「サナダムシ、ください!!」と言おうかどうか、ず=っと悩んでまして。。。
上の先生からも、「言ってあげようか?」と言われましたが、ず=っと悩んでいて。。
。。。何故かと言うと、
そのサナダムシ、どうやって育ての。。?とふと頭をよぎりました。。
藤田先生のおなかのやつかな。。
(培養、というか増やすのに、もちろん外でできます)
と思ったら、欲しいと言えなくなってしまいました。。。
あの時、お願いしていたら私の人生変わっていたかもしれませんね。
貴重な、データが取れたことでしょう。
惜しいことしたな。。
藤田先生の御本は、水の本や腸と脳の本やら、何冊か読んでおります。
お話も御本も、どれもとても面白く、わかりやすく、ためになります。
明日がとても楽しみです。
(サナダムシ、頼みませんけどね。。。後ろ髪引かれるわ=。
でも、サナダムシに栄養摂られるのは、かなりシャクだな。いらんものだけ、食ってくれたらいいけど、そんなことはないから。大事なものも取られるはず!!)