ゴールデンウィークも明日で終わりですね。
いかがお過ごしですか?
明日は、夜からお天気が崩れるようですが、ゴールデンウィークの間中、結構な紫外線だったと実感されたことでしょう。
この時期は、もうほとんど夏と同じです。
気温な夏ほどは暑くなく、風が吹くと気持ちよく、ついつい油断してしまうのが、ゴールデンウィークです。
アウトドアをしなくても、ついついいつもよりも外にいる時間が長くなったのではないでしょうか。
シミやシワ、赤みなど、お肌のことは気にされている方は、日焼け止めをたっぷりと塗られましたか?
塗り直しも、状況によってされましたか?
日焼け止めの質がいいという前提で話をしますが、
(スプレータイプ、ジェルタイプは、全然紫外線をカットしてくれていません。学会での講演でも、「勧めない」と何度も言われています。
日焼け止めに関しては、ある程度値段と質は比例していて、安物すぎるものは、あまり信じないほうがいいです。
塗っているつもりが質が悪いせいで、かぶれるわ、日に焼けている、では、悲惨ですよね。。。)
SPFが、仮に推奨のものよりも低くても、規定量通り塗れば、実はかなりの時間紫外線をカットしてくれることがわかっています。
なので、アウトドアでも、外で過ごす時もですが、SPFの40や50、50+など(もちろんPAは、+++以上で)の質の良いものを(紫外線をちゃんとカットするのは当たり前ですが、塗ってもかゆくならない、ガサガサにならない、ぶつぶつが出ないなど)、たっぷりとしっかりと塗っていれば、もし塗り直しができない時でも、実は結構もってくれて、紫外線を防いでくれてたりもします。
塗りなおせることにこしたことはありませんが、楽しくて忘れていたとか、まあ、なんやかんやでできない時がありますね。
そういう時は、とにかく、朝1回でも、塗る時にたっぷりと塗っておくことです。
塗る量は、塗り方も含めて、私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」にイラスト入りで書いてますから、見直してくださいね。
皆さん、とにかく塗る量が少なすぎ。。。
保湿は、化粧水も乳液もたっぷりとベタベタに、3プッシュも4プッシュも塗るくせに、日焼け止めになった途端に、爪楊枝の頭の先くらいしか塗らない人、割といます。。。
どう考えても比率がおかしいですよね?
少なくとも、保湿がそれだけいると思っているなら、同じ量、日焼け止めもいるはずですよね?
でもなぜか、日焼け止めだけ、別枠なのか、極端に節約?されています。
少量を、また無理して伸ばそうとするから、そこでまた摩擦が起きます。
顔を擦り倒すわ、日焼け止め全然足りないから紫外線受けまくりだわ、何してんだか。。となります。
そういうことを続けていると、何か月、何年も経つと、こんなに日焼け止め塗っているのに、どうして、顔がどんどん黒くなるし、肝斑は悪化してくるし、シミが増えるんだろう。。。となります。
(何度も言いますが、質の悪い日焼け止めは、いくらたくさん塗っても、紫外線はちゃんとカットされませんよ。圏外の話なので、混ぜないでくださいね)
保湿の化粧品、例えば1本や1個がどれくらいの日数でなくなるのかは、人それぞれです。
まあ、ほとんどのメーカーが、1か月で1個くらいの計算はしているのかもしれません。
(大きさにもよります)
自分で保湿がまかなえるなら、化粧品に頼る必要はないので、少量で済む方もおられるでしょう。
でも、日焼け止めは、しっかり塗っていれば、1か月に1本前後はなくなるかと思います。
(大きさにもよりますが)
患者さんで、1本の日焼け止めを、半年以上持たせている方とか、やはり出てきます。
シミの治療をされている方の場合、シミの減りづらさ、肌の色の黒さなど診ていると、あれ?みたいなことが出てくるので、わかりやすいですが、時間がかかります。
うちで日焼け止めを絶対に買わないといけないわけではないので、市販の質の良いものを塗っていれば、わざわざうちで買う必要はないわけですが。。。
なので、ちゃんと塗っているのかどうかが、すぐには気づきにくい、ということもあります。
何度も言いますが、質の悪い日焼け止めを、たっぷり毎日、しかも顔に何度も塗ったりすると、肌はどんどんボロボロになっていくので、全然話が違いますよ。
広告などのイメージに騙されないことですね。
宣伝を大々的にしているから、質のいいものでもないし、大手だから、というのも関係ありません。
安いのはダメ!といわれるから、逆に、デパートの高級な日焼け止め(1本5千円代~1万円とか)もいりません。
いらない成分が入っています。
そんなので塗り直しを毎日やっていたら、そのうち、お肌、やられますよ。