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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今、セットにしている、肝斑セット。

ライムライト 1回と、

トラネキサム酸のイオン導入1回と、

クリニック専売品の美白剤1本と

ビタミンCとトラネキサム酸の内服1か月分、

がセットになっています。

 

でも、オーソモレキュラー療法を始めるようになって、トラネキサム酸の処方はめっきり減りました。

(トラネキサム酸を処方しない時は、代わりにビタミンCを倍量処方)

 

特に、40代以上ではめったに出しません。

 

検診結果などの血液検査の結果を確認の上、短期間なら処方してもいいかと判断した場合のみ。

数人だけおられます。

 

患者さんも飲んでみたいとおっしゃったのと、頻繁にされているわけでもないし、続けてやる(飲む)場合は、期間をある程度決めていて、それまでに落ち着かせる、飲んでる間を有効に使う、という感じです。

 

やはり、体の中からもキレイになってほしい、肌を中から強くしたい、刺激に負けない、シミを作りにくい肌にしたい、と思って、オーソモレキュラー療法併用肝斑セット(肝斑Oセット)、というのは、かなり前に作りましたが、これは、しっかりと、鉄とビタミンCのサプリを一定量以上飲んでいることが条件なのと、忙しい方の場合、サプリなど切れますから、なかなか条件を満たしません。

しっかりとオーソモレキュラー療法をやっている方で、ビタミンCまで手が回る方(予算で)が限定になります。

(条件を満たせば、肝斑の光治療と同日に指定サプリを買うと、サプリが10%オフ)

 

 

ビタミンCは、確かに大事ですが、今、その方には、Cよりも他の栄養素のほうが大事、ということもしばしば。。ほぼ全員と言っても過言ではないくらい?、他の栄養素を優先させることがほとんどです。

 

その結果、肝斑Oセットは、しばらくやっていると、あまり使わないことに。。。

 

最初、しばらくは、肝斑Oセットをしていても、普通の肝斑セットで、トラネキサム酸なしのビタミンC(合成)を倍量、プラス、その方の体調などのための予算に合わせてのサプリ、となっている方がほとんどです。

 

 

で、今回新しく作ったのが、肝斑Oセットの第二弾!

新肝斑Oセット!!

 

今までは、オーソモレキュラー療法をやっているあた限定でした

(かなえりの量を、検査していない方んは出していません)。

 

新しいのは、

栄養解析をしている方、していない方も、

鉄、ビタミンB群、ビタミンCのセットになったもの、30回分を、1か月分として、内服薬の代わりに別途買って飲んでいただきます。

この時、このサプリ代は、定価の1割引。

 

前からの肝斑セットのビタミンC倍量につける形です。

 

値段は、サプリの分、上がりますが、からだも元気になるし、体調も良くなり、お肌もさらに綺麗になる!と一石二鳥です。

 

今までも、サプリの一番小さいサイズをためしに飲んでいただいていましたが、それよりも、今回のほうが、サプリ代が安くなります。

 

 

オーソモレキュラー療法をしっかりやりながら、という方は、今回の新しいのでは、鉄もビタミンB群も足りませんから、今まで通り、予算に合わせて組んだサプリでいいんですが、肝斑セットと同日にサプリを購入の場合、鉄、ビタミンC(各種)、ビタミンB群(NBX)は、1割引にさせていただきます。

飲んでいる一日の数に関係なく。

 

新しいパックを1日に、2回、3回と飲んでもかまいません(その際も1割引)。

 

でも、サプリの優先順位から考えると、やはりビタミンCよりも他を優先させてしまうので、このセットを1日に何回も飲む方は、そういないはずです。

私のほうからも、言いますしね。

 

 

新しくはじめてみて、なにか不都合が出てきたら、また変更します。その辺は臨機応変に。

 

とりあえず、しばらくは、この新しいセットを追加で選べるようにしました。

 

 

 

 

さっき、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を観てました。

70代の女医さんが、女性専門外来の第一人者の方、日本で初めて女性専門外来をはじめて、広めた方だそうです。

 

女性外来というのは、婦人科系の病気だけではなく、いろんな病気があって、男性も女性も同じ人間ですから、本来は、1対1の割合で男女比がなるはずなのに、明らかに女性が多い病気も扱います。

 

東京大学医学部卒業で、循環器内科に入られたとのこと。

 

 

この先生の時代ですから、東大でもありますし、女性ということで、かなりの差別も感じられたことでしょう。。

 

こういう先輩方のおかげで、今の私たち女医が普通に医者として働けて、むしろ好き勝手休んだり、当直嫌がったり、男性医師にいやな仕事おしつけたりする女医が多数出てきて、女性の入学差別?が問題になったりといろいろです。

男性医師の助けがないと、はっきり言って、女性医師はなかなか一人前?にはなれない、と言いますか。。個人の開業でない限り、大勢の医師と一緒に働く場合は、必ず男性側に迷惑はかけていると思います。

昔では考えられないことかと思います。

 

 

さて、この先生、素晴らしかったです!!

 

私も女性外来というか、女性をメインに外来をしています。

とにかく経過を徹底して聴く。

この先生、保険診療ですよね。。?

番組ではそこは言われてませんでしたが、初診の方の場合、診察に来る前から、経過を先に提出してもらって、実際の外来も40分くらい経過を聴いておられるとか。

 

保険診療でこういうことをやる場合、経営が成り立ちません。

 

大きな病院で、目玉外来として、採算度外視で、広告宣伝の一環扱いと割り切って、設けているところはあります。

 

保険診療の場合は、基本どの科であっても、薄利多売です。

でないと、利益がなかなか出ないようになっています(昔は違ったそうですが)。

 

女性の原因不明というか、いわゆる保険診療では何の異常もないと、いくつもの病院で診断された胸痛。

 

これを、微小血管狭心症と見つけられて(循環器内科のドクターだから、というのもあるのかもしれません)、多くの病院で治療なし、異常なしといわれた女性が救われたとか。

(胸痛時に、心電図で異常はないと診断はつかないようです。劇的に効く薬はないのかな。。多剤併用とか。)

 

おそらく、保険診療内でできる治療の範囲内で(あるいは、手間がかかるけどコストはかからない治療。からだ温めていたりされたのとか。)されていると思います。

 

診断はつけてもらえても、保険診療の薬ですべての症状が改善できるわけではないでしょうけど、いろいろなアドバイスもされていて、患者さんの大勢が良くなっておられるんだろうなと思って観てました。

頭が下がりますね。

 

 

今、一番頭を悩ましておられるのが、

「慢性疲労症候群」。

 

女性に多いです。男女比は倍とも言われています(その時の統計の取り方で多少違うようです)。

 

必ず、これ!という診断基準があって、絶対に慢性疲労症候群だ!と言えるわけではなく、半年以上続くひどい疲労感(だけではなく、全身のいろいろなこにおよび、いろいろな症状が出てくる)があって、他の考えられる疾患はすべて鑑別していかないといけません。

 

当てはまる病気はないです、それでも疲労感がひどいなら、ずっと続いているなら、慢性疲労症候群と呼ばれるものかも、きっとそうでしょう、。。と診断はついても、

治療法が、保険診療ではありません。

 

保険診療でできるのは対症療法ですから、慢性疲労症候群の場合は、おそらくほんとにその場しのぎとか、対症療法と言えども、言うほど改善しなかったり(所詮、根本的な治療ではないから)、長期飲んでいくと飲んだ薬の副作用のこともありますからね、改善はなかなか保険診療ではできません。。。

 

できるようなら、慢性疲労症候群とまでの診断はつかないでしょうね。

それくらい、大変だと思います。

 

日本の保険診療の検査では、これと言った異常が見つけられないわけです。なので、病名がつきません。

病名がつかないから、使う薬もないわけです。

 

この先生がず~っと大勢の患者さんの経過の話や検査結果などを診てきて、脳血流に問題があることを見つけられました。

それを、診断基準として使っていけないか?というところが放送されていました。

治療法は、まだないので、この脳血流が低下していることから、なにかアプロ―チできないか、今研究中だそうです。

 

 

この原因や診断をつけるためになんとかならないのか、と探求されているところは、とても頭が下がります。

すごい先生です。

 

ただ、いろいろ本当に知らべておられると思うんですけど、オーソモレキュラー療法にはヒットしないんですよね。。。

 

そこが非常に残念でした。。

 

 

オーソモレキュラー療法の場合、というか、うちでの場合、この先生みたいに、レントゲンやCT、MRI、心カテや心電図が測れるわけではないです。

(簡易心電図でよければ測れますが)

 

なので、保険診療の病気を疑った時、鑑別する場合は、それぞれ専門のクリニックを受診して検査をしてもらうように言っています。

 

その上で、異常(保険診療上の)が何もなくて、あっても軽度で、どこに行っても、薬はもらえないとか。)

 

なので、どんな訴えであっても、他の病気が隠れていないのかの鑑別(検査)は必要です。

うちでできない検査は、他院を受診して検査を受けていただきます。

 

 

病気が仮に見つかったからと言って、その患者さんのつらい症状がなくなるわけではないですけどね。

薬も対症療法ですし、多少マシになることもありますし、全然効かないこともある。

 

それでも、他になにもないか、を調べておかないと、今後の対策が変わってきます。

なので必ず必要です。

 

 

番組の中で、先生が脳血流が低下している患者さんから話を聴いておられると、患者さんの大勢が(全員かどうかはわかりませんけど)、文字が読めなくなった、と仰ってました。

 

ひどい方になると、文字が文字として見えない、認識もできなくなっている。。

皆さん、ほんとに本が読めなくなった。。と仰ってました。

 

 

本が読めない、

文字が読めない

集中力がない、

読解力が落ちた、

などなど、すべて栄養欠損の典型ですね。

 

番組に出ておられた患者さんの話を聴いていても、

 

とにかく、肉、食えっ!!!と思わず、ツッコみたくなりました。

(実際、ここまで弱っておられると、いきなり肉を食べても、消化吸収できないことも多いので、ひどい方には、肉よりも魚と卵と豆腐を勧めています。)

 

 

今回の取材の中で、食事の話は一切出てこず、もしかしたら診ておられるのかもしれませが、そこは放送されていませんでした。

 

厚労省の調査班がずっと研究されているはずですが、症状が多彩で、ひどさも多岐にわたるため、今だに治療対策が進んでいないはずです。

(まずは実態調査でいっぱいいっぱいかも)

 

食事と栄養だけですべてが解決するわけではありませんが、ツライ症状がマシになることはたくさんあると思います。

 

オーソモレキュラー療法の場合、しかも慢性疲労症候群と診断?がついている場合は、血液検査もかなりの項目必要ですから、基本、すべて自費です。

治療も、医療用の高品質のサプリを使いますから、これも自費です。

また、ここまでひどい場合は、サプリもおそらくたくさんいるかと思います。

少量で効けば、なにか実感が出れば、いいんですが。。。

 

 

慢性疲労症候群に限らず、栄養欠損がひどい方ほど、1週間や1か月で結果が出ないと、すぐにあきらめる傾向にあるというか。。そう言う方、結構多いです。

 

金額のこともあると思いますが、今まで何年も下手すると何十年も悩んできたことが、そんな短期間で治るわけがありません。

シンデレラじゃないんだから。

 

よくよく話を聴けば、ちょっと良い変化があったりするんですが、「ちょっと」くらいでは許してもらえない。

 

「全然聴いていない」と1か月やそこらで判断するのは、早合点すぎるでしょう。。

 

こういう方ほど、食事も変えるのがものすごく大変なので、サプリもプラマイゼロみたいになってしまて、なかなか追いつかないこともあります。

 

食事を変えていくのにも、ものすごい時間がかかりますし、体調が悪いと、自炊自体もままならないので、大変です。

 

そうなると、サプリに最初ある程度お金をかけたほうが、体調の底上げに役立ちますが、食事も全然変えない、サプリも少しだけ、となると、ほんとに1か月やそこらで効果が出るわけがありません。

 

そこは急がないで、ゆっくりでもいいから、あきらめずに根気よくなんとか続けてほしいと思います。

続けていたら、3か月、半年、1年と、確実に変わっていきますから。

食事も少しずつでもね。

 

 

すべてが保険診療でなんとかなるわけではないです。

根本的な治療は、保険診療では、そうありません。対症療法が中心です。

 

それでは困る、なんとかしたい、日常生活ができなくて困っている、という方は、お金はかかりますが、自費治療にも少し目を向けてみてください。

今までのつらくて仕事ができない、自分の世話も日常生活自体がやっていけない、というのがずっと続いたら、それこそ困りますよね。

人生、損しちゃいますよね。

 

少しでも、好きなことができるように、日常生活が楽しく暮らしていけるように、なっていただきたいです。

時間だけはお金で買えませんからね。

 

#慢性疲労症候群

#オーソモレキュラー療法

 

 

 

 

 

#肉食美肌 #違法広告 #子供が騙される #親に内緒で被害拡大 #無料マンガアプリ

 

こちらもフェイスブックにだいぶ前に書いた記事のコピペです。 だいぶ前なので、広告もかなり前のものの話になっています。夏バージョン?

 

マンガをこよなく愛する私の日々感じていることです。

昨日だったか、法律違反のダイエットサプリ(広告がね、完全にね)、そのうち摘発されるでしょうけど、「芸能人が皆やっている!!」と有名な女優さんの写真、バンバン載せています。

どう考えても、これ、ステマ?というよりは、勝手に写真無断掲載じゃないのかな。。

というくらい、有名な女優さん方、バンバン載せています。

これに全部出演料払っていたら、ものすごく額だと思うんですよ。。だから、無断掲載かと。。

無断じゃなかったら、こんな詐欺の商品に使われること自体、イメージダウン。

事務所は、訴えたほうがいいと思いますけどね~。

 

さて、以下、コピペです。

 

無料で読めるマンガアプリを使っていると、広告がバンバン入ります。

 

広告を見る代わりに無料というシステムです。

(中にはそれほど見なくてもいけるのもあります)

 

今時、誰が引っかかるのかな、というあやしさ満点の商品がたくさん宣伝されています。

 

長年の黒ずんだ毛穴の汚れが一瞬で消えるスプレーとか。

VIOの除毛ができるクリームで、肌にも優しく、芸能人も使っているとか。
それが今だけ980円だったっけかな?

 

その広告の途中で、医療脱毛が良いけど、全身したら100万円かかるんだよ~!と言っていて、何でやねん…(-ω-;)

そもそも全身しなくていいでしょ。

順番にやれば、そのうち気が済みます。

濃いわけでもないのに、うぶ毛のレベルまで、全身脱毛やらなきゃ!と止まらない、気が済まないと、ちょっと栄養欠損ハンパないです。

 

 

 

研磨剤なしの歯を白くする歯みがき粉

今だけ100円。
85%オフだったっけかな?

 

短期間で痩せる酵素サプリ。
体重45kgない人はヤバいかも、とか。
この酵素は生きてる!だから効く!
今だけ無料!(???(@_@))

 

消費者庁が見つけたら、勧告では済まないかもレベルの違法性満点の宣伝です。

 

誰が買うねん?と思いましたが、値段からいって、これは、子供、狙ってますよね。

 

マンガアプリだから、
小学生
中高生
お小遣いで買える値段設定。

 

大学生や大人で買ってたら、もうそれは、社会勉強もほどほどに…。

 

でも、今そういうの信じる大人が増えてるんですよね…。

 

 

そんな大人はおいといて、VIOに塗る除毛クリーム、すっごい危ないです。

 

除毛クリーム自体、タンパク質分解しますから、毛だけで終わらない。
皮膚が必ずやられます。

 

VIOのIOなんて粘膜ですから、もっと被害は大きくなる。

 

こんなところかぶれたり、ただれても、大人でも、子供ならなおさら、恥ずかしがって、怒られるし、受診せずに、市販の添加物だらけの薬塗って、よけいただれて、むちゃくちゃになってからやっと皮膚科に来る…という感じです。

 

もうソンなとこただれると、オシッコもしみますし、治る邪魔しますから、ますます悲惨なことに…。

 

おかしい?と思ったら、すぐに止めて、一刻も早く皮膚科に行くことですね。

(うちは、保険診療も未成年の受診は保護者付きでないと診ません。18、19歳ならその子一人でも良いけど。
自費診療は、未成年は必ず保護者と一緒でないと予約取りません。
子供だけで!脱毛したいとか、ピーリングしたいとか、電話かかってきます。21歳のいとこが保護者じゃダメですか?とか。
それ、保護者じゃないから…。)

 

この広告を流しているのは、大手出版社です。

 

出版社が運営しているちゃんとしたアプリです。

 

まあ、広告信じるほうも悪いんだけど、子供はわかんないですよね。

 

もうこうなると親が守るとかできないから、どうしようもないんですかね。

 

昔よりも、子供がおかしな広告を目にする機会が増えてるので、フィルタリングとかでは防げないと思います。

 

そのうち、こういうのばかり増えてくると、化粧品やサプリの広告基準が今より更に厳しくなって、結局業界全体のためにならないのにね。

 

こういうろくでもない広告に、女性タレント起用されてて、こんな契約してるんだ~と思いました。

こういうあやしい、危ない詐欺まがいのものに加担してるって、わかって仕事受けてるんですかね~。

子供の被害は、親に黙っておくケースが多いから、なかなか表面化しません。

消費者庁もなかなか把握できないと思います。

#肉食美肌 #オーソモレキュラー療法あるある #元気になる #治ったと思う #食事も戻す #無理をする #消耗が激しくなる #病気になる #元に戻る #治ったわけではない

 これは、かなり前のFacebookの投稿です。こちらにもコピペしておきます。

以下、コピペです。

 

 

オーソモレキュラー療法あるあるです。

 

私自身も体験してるので、気持ちはよくわかります。

 

オーソモレキュラー療法を始めて、

食事もそれなりに頑張ってる!
サプリもそこそこ飲んでる(少しの時もあります)

早いと、1ヶ月以内に、
(私の場合は、1週間たたずに)効果がなにかしら出て、違いがわかりました。

 

患者さんで同じようなことが起こると、そりゃあもうビックリですよね!

(食事を全然変えてない、自分では変えてるつもりと思ってるだけで、根本的にズレてる、チェックすると勘違いだらけ、実はあまり変えるつもりもないから、チェックもされたくないし、指摘されるのもイヤ!サプリだけくれればいいという人は、こんなに早く効きません。当たり前ですが、食事が基本だから。症状が軽重いほど、食事が大事)

 

で、劇的に良くなると、いつも言ってることですが、
「治った!」と思う方が出てきます。

 

治したわけではなくて、うまく働いていなかった細胞がうまく働けるように栄養素を足してあげたことと、食事による血糖コントロールがかなり大きいです。

 

治った!と思って、糖質三昧にすぐ戻す方もいて、あっと言う間に元に戻るのは、これも当たり前です。

 

いつまで糖質減らしたままでいくんですか?
と、時々聞かれますが、

答えは一生です。

死ぬまでです。

 

ただし、現時点での目的は、血糖コントロールなので、糖質制限ではないですから、血糖コントロールさえ自力でできるなら、普通に糖質食べたってOKです。

 

て言っても糖質三昧にして言い訳ではないです。

 

糖質を食べても食べなくても、なんにも体調に全くない影響が出ない、というのが理想です。

 

なので、良くなったのであれば、人間は機械じゃないので日々老化はしていくわけですから、良くなった食事は続けてあげないといけないし、その時その時の体調で、食事内容も変わります。

もちろんサプリも。

 

良くなった!治った!と、食事も医療用サプリもぜーんぶ止めて好き勝手に戻る方もいます。

 

甲状腺と薬を出してても、全部止めます。

 

ご本人は、治った!と思いこんでるので、いくら説明してもわかり合えません。

 

自分の身をもって、体感しない限り、こういう人は理解できません。

 

止めたら戻った!全然効いていない!
という人は、理解もしてないし、食事もむちゃくちゃなので、「戻った」体感したところで、自分の食事は棚上げなんですけどね。

 

栄養欠損がヒドいから、わかっていても認めることができないので、なにかのせいにして同じことの繰り返しです。

 

医療用サプリをそれでも気長にコツコツと続けていたら、何年もかければ、ましになるかもしれませんが、その間にも老化が進んでいるので、食事むちゃくちゃで良くなるほど、世の中あまり甘くはないです…。

 

変えられるのは自分だけだから。

 

 

理解もしてるし、食事もずっと頑張ってる、というかこの食事が当たり前になった、という方も大勢おられます。

 

からだが昔よりも無理が利くので、私も含めてこういう方は、ドンドン無理しちゃう…。

以前では考えられないようなスケジュールを組んでやっちゃうとか。

 

いくつもの忙しいことが重なって、とりあえずはなんとかこなせたな~と気を抜いた時に、一気にドン!と来ます。

 

サプリをしっかり飲んでいても、日常生活がいつもよりも忙しかったり、ストレスかかったり、からだをよく動かしたり、頭をよく使ったりすると、一気に栄養素は消耗します。

 

そこに自分でいち早く気付いて、対応するか、です。

 

サプリを増やす
こまめに休む
スケジュール調整する
消化の良いものに食事を変える
などなど。

 

お肌にしろ、体調にしろ、、調子が良かったのに、急になにか異変があったらとどこかでその分、栄養使ってるわけです。

もしくは、消化吸収が悪くなっているか、

両方か。

 

全く同じ日、というのもないし、
昨日と全く同じ自分、というのもありえません。

 

あくまでも、
細胞が動けるようにしているバックアップと血糖コントロールですから、なにかある度に調整がいります。

 

だから、診察が必要なんですよ。

 

細胞から動きやすいようにしてあげるだけで、ほとんどのことはかなりなんとかなります。

 

でも完治じゃない。

 

それを少しでも維持できるようにしていくことが大切です。

 

継続は力なり。

微調整しながら、です。

何をしても良いわけじゃない。

いきなり増やしても、からだはついていきません。

からだの声を聞いて、次に活かしましょう!

Facebookで聞かれたので、こちらに書いておきます。

 

頭のマッサージ、結論から言うと、やってOKです。というか、むしろ、ヘアケアとして薦めています。顔は絶対に勧めていませんが。

 

ただし!!!

絶対に器械や器具は使わないこと!!!

 

そういう道具を使い出すと、人間、ろくなことはありません。

 

皆さんが思っている以上に、ああいう道具は、先端に思ってもいないほどの力がかかっているものです。

 

そして、それで、テレビを観ながらとか、観てなくても延々とやる。

 

顔のマッサージでダメ!!と言っているのと同じ理由で、こういうのをやる場合、やればやるほど、力を強くすればするほど、長くやればやるほどいいと思ってしまいがちになるところが、とても恐ろしいです。

 

家電でも出ていますよね。

器械を使うということは、力の調節が人間のようにはできません。

 

マッサージでもそうでしょう?

人間であっても、下手くそな人は下手くそでしょ?

力を入れたら、強くしたらいいと思っている。

なので、そういう人にしてもらうと、皮膚や筋肉は挫滅するわ、揉み返しがくるわ、で散々です。

 

目的は、血行促進なんですから、そんなに強い力は本来必要ありません。

 

頭はなかなか難しいですが、体や腕、脚の場合、リンパの集まるところを少し撫でであげて、あとは、リンパの流れにそって、体の中心に向かって、撫でてあげるだけで、本当は流れます。

 

ツボ押し、っていうのか、ポイントを少し押さえたら、確かに流れを良くするきっかけにはなることもあります。

 

でも、素人がやみくもに押しても、さーっとは流れません。

 

その結果、そこら中をぐいぐい、押すことになります。

 

痛気持ちいい、という感覚は、本人しかわかりませんからね。もうひどすぎて、痛みに鈍くなっていると、実は痛いだけで、本当に組織が挫滅して、後から内出血と痛みで気づいた、ということも多々あります。

 

 

自分の指を使って、頭皮のマッサージをする分には、力を入れすぎたら、すぐにわかるし、そんなに長い時間やっていたら、腕も指も疲れます。

なので、それほど長くも、無茶苦茶な力で押しまくるのも、顔ほどできません。

その程度で十分、ということです。

 

 

 

一つ、ぞっとする話を。

 

昔、まだ大学病院に勤めていた時、20年くらい前ですかね。

 

外来に、育毛ブラシ?をやり続けて、頭が血まみれのかさぶただらけになった男性が受診されたことがありました。

 

昔、男性の薄毛治療で、市販で、ブラシとセットになった育毛剤が流行りまして。。。紫電改、だったかな。

(今はもうないかと)

 

流行るというか、テレビコマーシャル結構されていたので、流行らせた、と言ったほうが正しい。

一応、医薬部外品だったかな。忘れました。

 

当時、リアップはまだない時代でした。

 

育毛剤だけなら、ここまで流行らなかったかもしれません。

ところが、メーカーは、専用ブラシをつけたんです。

 

このブラシ、髪の毛梳くんじゃないですよ。

育毛剤塗って、このブラシで、頭をとんとん叩くんです。

 

とんとん叩くことで、血行をさらに良くします、的なイメージのCMになっていたかと。

よく考えてあります。

 

その結果、多くの男性が、このブラシで、「とんとん」ではなく、「ドンドン!!」。

頭、傷だらけの血まみれです。

 

普通、そうなったら、やりすぎた!と思って止めるでしょ。

 

ところが、盲目的になっていると、それでもやらなきゃ!! とやり続ける。

 

むしろ、血が出てるのが、血流良くなった証拠とばかりに、どうも止めない。

 

キズだらけがもっとひどくなり、皮膚がびらんどころか、潰瘍というキズの深さに(かなり深いです)。

 

ちょうどその男性の薄毛は、頭頂部中心でした。

 

頭頂部全体が血まみれのかさぶたまみれ!!!

もうそれで頭頂部がおおわれています。

そのかさぶたに、わずかに残っていた毛がからみつき、しかもかさぶたが何重にも折り重なって(経過が長いこと、キズの程度がひどいことを物語っています)いるため、悪臭を放っていて、キズの深さを診るためにも、簡単に剥せそうなかさぶたは取らなきゃいけない。

(無理して剥しのは絶対にダメですが)

 

そのかさぶたと一緒に、毛も抜けます。

というか、もう抜けるようになっていて、かさぶたにへばりついていた感じです。

 

そこまでの深さに行くと、毛根にもたいがいのダメージですから、育毛どころではないのがおわかりいただけるかと。。。

 

育毛剤って、医薬品でもそうでなくても、大体アルコール入っていますからね。浸透良くするのに(頭皮はとてもぶ厚いので)

ちょっとしたキズでもあれば、アルコールが沁みるはずです。

沁みたら、普通は痛いので、やめます。

 

ところが、このしみたのを、「効いてるっ!!!」と勘違いして(というより、そう思いたいのだと思います)、ますます止めない。。

 

ここまで来ると、毛根にもかなりダメージですよね。。。

 

 

笑いごとじゃないですよ。

髪の毛で気にし過ぎている方、コンプレックスの強い方、思いこんだらなかなか止められないという方(全員、栄養欠損が強い)、

絶対に道具を使ってはいけない。

 

 

気を付けるから、やりたい、と思った方、

人間気を付けるのは、ほんとに最初だけです。

そのうち、ぐりんぐりん、ぐいぐい、力を入れてやり出すわけです。

 

顔のマッサージでもイオン導入でもいつも言っていますが、そんなに力を入れたら効く!と思っているなら、プロレスラーにやってもらえ!!力まかせに!!と思うで

でも、実際、「効いている」とは思わないわけですよ。

 

 

力は、かけるやり方や方法を間違えれば、諸刃の剣、です。

 

 

あと、指で力をそほれほど入れてない、という方の中に、せっかく新しく生えてきている産毛みたいな細い毛を、擦り潰しながらマッサージをしている方がいます。

 

せっかくの生えてきた毛がだいなしになっていることも。。。

 

あと、女性で髪の毛をくくる時に引っ張ると、皮膚も一緒の伸ばされますから、その結果、皮膚つがっていますから、場所によっては、皮膚にたるみがきます。

(重力で、それより下側の皮膚に)

キューっと髪の毛を結い上げるっていうのは、実はかなりのリスキーです。

1回でどうこうはなりませんからね。

 

 

 

なんでもやりすぎはほどほどに。

 

もちろんですが、頭皮のマッサージのスパとか、頭皮のサロンも勧めていません。顔と同じです。

何を塗られるのか、わかったもんじゃないですからね。

育毛とは逆のことも。。。

 

気持ちは良くても、痛いことはされないから大丈夫?と聞かれても、触り方だけではなくて、何を塗られるのか?

なにか塗られながらのマッサージですからね。

だいたい、またこれも皮脂取りすぎるようなもので洗浄しますしね。

ろくなことないです。

 

少々のことなら負けない、強い皮膚にしておいたら、たまにするくらいなら、問題ないこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。

なんかバタバタしてまして。。ブログを書く時間が取れませんでした。1

Facebookとインスタグラムは、まめに更新していますから、ブログがない時は、内容も違いますので、そちらも覗いてみてください。

うちのFacebookはアカウントなしで読めるようにしてあります。

 

さて、先日、ワキボトックスするのに、注射する針を変えてみたら、痛みも内出血も全然少なかった、と書いたの、覚えていらっしゃいますか?

効果も今のところ同じです。

いい感じです。

これなら、たま~のワキボトックス、全然嫌じゃないですね。

久しぶりにする時までは、痛みって忘れていて、始まって、「ああ、そうだった。。そうだった。。。」と、う~ん。。。早く終わらないかな~といつもおもいます.

麻酔薬は入っているんですが。麻酔が効いてくるまでにがね。

 

で、その針を、スタンプ法と言って、顔のニキビ跡の凹み治療に使ってみました。

 

患者さんの反応は、今までのよりも抵抗がない分、最初針も深く入ったようで、いつもよりも深く刺さっている感じはわかったそうでした。

そのあと、刺す深さを腸性しました。それでも多少は入ったかとは思います。

 

針が深く入る分には、その分、コラーゲンが深いところから増えてくれるので、そういう意味ではいいんですが、今までの針でその長さだと、その後の腫れ・内出血がかなり何日も残るし、翌日も結構化粧しても見えるので、うちでは取り扱ってはいませんでした。

 

そういう深さでコラーゲン増やしたいなら、うちにある光治療で十分だと思っているからです。

必要性も感じないから。

 

で、針をたくさん刺すので、そのあと冷却します。

患者さんの実感としても、かなりのジーン。。。という感じと熱感があると思いますし、刺した周りにも実際、赤みと熱感が出ているのがとてもよくわかります。

なので、処置の時間よりも、この冷やしている時間のほうがかなり長かったです。

 

新しい針にしたら、処置後の熱感が全然違うとおっしゃったのと、赤みの炎症がほとんどありませんでした。

 

外から見ているだけでも、合点がいきます。

 

冷却時間もいつもよりも断然早くて充分でした。

 

 

ダメージが確かに大きいほど、コラーゲンは増えると思いますが、痛いのも嫌だし、ダメージはダメージでいやですね、治療する側としても。

ある程度は、効果を出すために仕方ないのですが。

 

で、今回は、ダメージが少ないので、つけているキズが、とてもキレイなキズと言えばいいんでしょうか。

周りの組織損傷が少ない、というか全然ない。

 

なので、コラーゲンが増える量が同じかと言われれば、そこは経過を診ないとわかりません。

 

でも、これだと、今までよりもダメージなく、深いところまで刺そうと思えばできるので、トータルでプラスの、いいことづくめかなと思います。

 

なにより、処置が安く提供できるから。

 

うちには、フラクショナル系のレーザーや蒸散させるようなきついレーザー、ダウンタイムが必ず出るような治療はメニューにありません。

 

副作用合併症が日常生活に持ち越される治療があまり好きではないからです。

 

そういった機器は、買うのも高いので、患者さんからいただく料金もかなり高くなります。

処置回数がかなりかかるものもあり、ダウンタイムもあるのに、払っているお金はかなりの金額なのに、効果、こんだけ??!!

みたいなことも実際あったりもします。

誇大広告、うのみにし過ぎというか。。。

 

ニキビ跡の凹み治療の際は、うちでできる治療のメリットデメリットと、例えば他院のフラクショナルやもっときついもののメリットデメリットと全部お話して、きつい治療を希望される場合は、他院に行ってもらうよう説明しています。

 

でも実際は、効果は欲しいけど、金額もダウンタイムも嫌だ、怖い、というのが皆さんの本音です。

 

 

 

副作用合併症を、マイルドにすればするほど、効果もマイルドになる。

 

 

ある程度の差はあっても、これは基本の理論です。

 

どこまでなら許容できて(副作用などが)、効果をどこまで目指すのか、あとはかかる時間と費用ですね。

 

うちでしているスタンプ法は、フラクショナルレーザーの原型で、剣山みたいに針をたくさん刺して、コラーゲンの増生をはかって、ニキビ跡の凹みを改善させようと、という、すごく原始的なシンプルなものです。

 

針で刺す以上、出血は必ずしますが、うちのやり方だと、終わった後、無添加ファンデーションなら塗って帰ってもいいし、翌日からは普通通り。

腫れ、内出血も翌日には目立ちません。

シンプルだからこそ、金額が安い。

麻酔込で、1回 10000円(税抜き)です。

 

前にも書いた、オーソモレキュラー療法やりながらスタンプ法された方は、階段を上がるみたいに効果が出て、今で5回ほどやったんだったかな。

もうかなり浅くなっています。

1回毎に、効果の違いがわかる。

コストパフォーマンスが良すぎると言っても過言ではないです。

 

何度も言いますが、ここまでの効果が早く出たのは、この方が、オーソモレキュラー療法をやりながら、併用されているからです。

 

昔、勤めていたクリニックでも、同じメニューありましたが、そこでも患者さんにしていましたが、この患者さんほどの効果が出た方は、一人もいませんでした。

 

 

常々言っておりますが、侵襲性のある強い処置をすればするほど、ダメージも大きく、副作用合併症ばかりで効果があまり出ない、出ても少しだけ(デメリットからしたら)、一見効果が出たように思っても、すぐに元通り、というよくあるパターン。

 

口から創傷治癒の材料をしっかりいれて上げない限り、しかもそれが皮膚に回ってこないあ限り、美容医療というのは、お金と時間ばかりがいくらでも必要となってしまいます。

 

 

痛みやダメージが少ない治療が私は好きで、効果もほどよく出る、それ以上に出るなら言うことなしです。

 

患者さんの経過を診るのが楽しみですね~。

 

 

で、応用として、

頭の薄毛育毛治療に、育毛メソセラピーというものがあります。

 

毛を増やす、生やす、太くする、などの薬を、頭の薄毛部分、増毛したい部分に注射していくわけです。

たくさん刺しますから、もちろん痛い。薬も入れるから、それも痛いのですが。。

 

ブロック注射と言って、ブロック麻酔をするので、痛みが全然マシな部分もあります。

麻酔の届かない範囲は、痛いです。

 

ここまでの治療を、私から勧める時というのは、大概の薄毛で、誰が見ても、え?!と見直すくらいの時は、やったほうがいいです、と勧めています。

 

まだやる必要ないし、他にやること(ヘアケアや食事や栄養、塗り薬など)たくさんあるのに、そっちのけで、育毛メソセラピーやりたい!という方も、たま~にいます。

 

ダメではないですけどね。

ただ、何回でふさふさになるのか、違いが出てくるのか、いつ実感がもてるのか、人によってかなり違いますし、これもオーソモレキュラー療法やってる方は、とても早く良くなります。

(毛の材料があるかないか)

 

併用していないと、それなりの回数がいります。

 

確かに、回数重ねていけば生えますけどね。多くの美容皮膚科が、オーソモレキュラー療法との併用はしていないので(オーソモレキュラー療法って、サプリ飲んだらいい、ってわけじゃないですよ)、ほんとに、美容医療の処置だけすることが絶対に悪いとは言いません。

世の中のスタンダードではあります。

 

でも、早く効果出る方がいいじゃないですか。

しかも副作用合併症があまり出ないにこしたことない。

 

 

これも、オーソモレキュラー療法やっている方は副作用合併症あまり出ないし、栄養欠損があまりに激しすぎると、思わぬことが起きます。

 

で、これも、刺す針を、これを変えてみたらどうかなと思っています。

 

痛みも今までよりはかなりマシで、時間も早く終わるかもと思います。

 

自分で自分の頭に注射はできないいですよね。

ブスッと刺すことはできても、深さや反応見ながら細かく、必要なところに刺していく、というのは、やはりできないんですが、ちょっと自分にも試してみようと思います。

また、ご報告しますね。

 

 

 

 

 

 

 

先日、ここにも書いた、ワキボトックスのやり方を変えてみた話です。

 

麻酔の薬が注射する液に入っているので、注射をしたところを次に打つときは痛くないのですが。最初に打つときが痛い。

極細の針を使っても、痛みは、う=ん。。。という感じです。

 

 

 

前にも、麻酔の追加のオプションで、麻酔クリームを塗っておく、というのをやりましたが、麻酔クリーム塗って、後片付けやら、なにかとごそごそしていたので、それほど浸透しませんでした。

ないよりましでしたが。。

(患者さんの場合は、麻酔クリーム塗って、処置する時の態勢に横になってジッとしておいてもらいます。スマホとか見ててもいいけど、あまり動かさないほうがずれないし、浸透しやすいかと)

 

痛みがマシではありましたが、それでも、痛みは、う=ん。。はある。。

 

そこで、打ち方を変えてみたところ、かなり痛みはましで、全然OK。

この打ち方なら、麻酔クリーム、わざわざお金と時間かけなくていいかと個人的には思いました。

 

しかも速い!!!(処置する時間が)

 

速いのと痛くないのとで、内出血が圧倒的に少ない。

それだけ、組織損傷が少ない、と思います。

 

いつもよりも、終わった後の腫れ、内出血がマシだなと思ってましたが

(この日は、ノースリーブでした。患者さんに、ワキボトックスする時は、内出血が消えるのに、1週間は、ノースリーブは止めておくほうがいいですよ、とは事前にお伝えしています。1週間かからないことも多いですが。こればっかりはわかりませんから。なので、大事なイベントで、ノースリーブを着る!と決めている場合は、2週間くらい前には終わらせておくほうが絶対いいです。)

、翌日も内出血が全然わかりませんでした。

 

 

おお!!

 

 

汗がちゃんと止まっているかどうかは、翌日はボトックスはわかりません。2、3日様子を診ないと。

 

で、2,3日後。

 

汗、止まってますね。

前までのやり方とそん色ないです。

 

効果の持続期間は、半年くらいは様子を診ないとわかりませんから、今はわかりません。

 

今までなら、かなり持ったので(前にしたのが、4年前だったっけか?)、実は、ワキボトックスも、まじめに処置すれば、結構もちます。

 

ちゃんとやってもらったけど

(患者さんから、なにを持ってちゃんとやってもらったのか、はなかなか判断できないと思いますが、何十か所も、細かく、肩脇だけでも50回くらいは刺されてるとか。10箇所くらい注射してすぐおしまい、というのは、結構早く切れます。やる医者が、めんどくさがって、早く終わらせようと、注射する回数を減らしていると、効果の持続期間が短くなりやすいです。時間がかかるのには理由があります

緊張してワキ汗すぐ出てくる、ボトックスも3か月も待てない!という方は、ワキボトックスをそんな頻回にやってくれ!とやるよりも、

(アラガン社は、3か月以上空けるように言っています。お金もだけど、万が一にも、耐性できたら困りますからね。)

 

オーソモレキュラー療法をおすすめします。

自律神経のコントロールというか、過剰な緊張状態を緩和ですね。

そして、ワキ汗を気にすればするほど、出てきますから、気にしなくならなくさせるために、脳に栄養をあげることです。(糖質じゃないですよ)

 

それだけでも、結構違います。

 

一度お試しください。

 

 

今日、ていうか昨日土曜日、仕事が終わってから、ワキボトックスしてもらいました。

 

数えてみると、5年ぶりくらいです。

 

ボトックスの効果は、2か月目くらいから、少しずつ元に戻り始めて、3か月では、すっかり元通り、ということが多いです。

どこに、どういう風に注射するのか、後のアフターケアなどで、実は、持ちや効果が変わったりもします。

 

ワキボトックスの場合、いつやるのか、によっても違うし、患者さん自身どれくらい気にされているのかにもかなり影響されます。

 

大体、うちで、半年~1年に1回くらい、される方が多いです。1年半で、2回という方もいますが、やっぱり1年に1回くらいが一番多いのかな。

 

私は、ちなみに、前にワキボトックスをやったのは、どうも5年くらい前のようです。

 

もちろん、とっくに切れいていますが、そんなに気にならなかったんですよね。

たまに、汗がたくさん出たりして、キレてるから、やっぱりそろそろやらなきゃいけないか、と思って数日経つと、全然でなくなったり、あれ?と様子を見てたら、まあいいか、と繰り返しで、早5年。。。

 

発汗は、自律神経と密接に関係していますから、この5年の間に、オーソモレキュラー療法をはじめていますから、関係あるのかもしれませんね。

少なくとも、血糖コントロールは、それまでよりは良くなっているので、その分、自律神経の安定はあると思います。

 

今年のひどい暑さで、急にワキに結構汗が出ることが何度かあり、服がびちょびちょというレベルではないんですが、普段の自分からしたら結構多い。

 

今日、やっとしてもらえることができました。

 

先日もお伝えした、麻酔クリームの追加(追加料金いります)、自分もやってみました。

針は、もちろん34Gの超極細です(追加料金いります)。

 

ボトックス注射する液の中にも、麻酔液は入れていますが、最初に刺す瞬間は、痛いですよね。

しばらくすると効いてくるので、

2巡目(細かく注射していきます。重ねうちをある程度します)以降は、もともといれてる麻酔液で痛くはないんですよね。

 

どれくらい、痛みがマシになるのか、先日ご紹介した麻酔クリームを塗ってみました。

 

実際、塗った後も、ごそごそ仕事していたので、クリームをずれたりしますから、ちょっと効きが悪かったですが、塗っていない時は、ぬっているほうが断然ましでした!!

患者さんの場合、塗った後は、くりーむがずれないように、服につかないように、しばらく安静です。

なので、もう少し効くと思います。

 

 

で、今回、新しい試みとして、使う針を打ち方をさらに変えてみました。

同じ極細針です。

 

痛みも圧倒的に少なく、腫れや内出血もまし、特に腫れが!

時間もかなり短く減りました!!  患者さんも、もちろんやる方もかなり良い!ということです。

 

効果は変わらないかと思いますが、またしばらくしたら、効果について書きますね。

 

この方法で、うまくいけるなら、痛みに弱い方も、結構いけると思います。

 

 

 

 

 

 

写真の説明はありません。だいぶ前の女性セブンの取材の話の分です。ジャニーさんがなくなった時ですね。。

「女性が本当に飲んでいる市販薬」という記事ですが、最初お聞きしたのが、

今回はドクターが飲んでいる市販薬で、

風邪薬

鼻炎治療薬

鎮痛剤

湿疹・皮膚炎薬

漢方薬

これらの分野で飲まれているものを3つ(ない分野はなくて大丈夫)をあげ、その理由を教えてください、というものでした。

 

私は、もう市販の薬は飲まないので、

(病院用の薬もほぼ飲まなくなりました。飲んでも、昔ながらの、ロングセラー、ベストセラーの、安全性が確立しているもの、からだの恒常性をあまり損なわないもの、漢方薬などです)

旅行の時に、困って買うとしたら、という前提でいいですか?と了承を得ています。

 

実際、皆さん(って、他の女医さんや男性医師。似たような企画が他の雑誌でも見かけました。皆さん、医者が名に飲んでいるのか気になるんですね)、市販の薬、買って飲みますかね? 旅行の時に持ち合わせがないとか以外に。

 

旅行でなくても、夜中とかほんとに困って、手持ちがない時くらいかな。

 

 

 

医者は、自分で自分の薬を保険診療を使って出すことはできません。

 

他の先生に頼んで出してもらうか(保険適応があれば)、

(専門外などで、本当に受診した時は、普通にもらいますが)

あとは、自費です。

 

病院勤務の場合は、保険診療で回っていますから、確かに、自費でください、というシステムがないかもしれません。

開業医は、その辺、アバウトなところと、自費できっちり値段設定して精算しているところなどいろいろかと。

 

 

で、旅行に行って困ったら、私なら何なら買うかな。

 

オーソモレキュラー療法を初めて始めてから、めっきり、どこかが痛くなる、ということがほとんどなくなりました。

 

昔は、生理痛に必ず、ロキソニン持ってました。

たまの頭痛でも、たま~に飲むかな。でも、まず生理痛。ひどかったです。月経過多で、えげつなく鉄不足でしたから。

旅行に行く時は、万が一のための、と山ほど薬を持っていくので(ロキソニン以外も)、カバンは無駄にパンパン!

国際線で手荷物入れてたら、間違いなく没収!というくらいの量でした。

ないと不安だったから。

 

今だったら、あまり薬は持っていかないな。サプリは山ほど持っていきますけど(笑)。

 

厚労省の意向もあって、今市販薬の一部が、病院処方のものと同じ成分、同じ量入っているものがかなり増えてきました。

遜色ないです。

 

なので、この中から3つ選ぶとしたら、

鼻炎治療薬

鎮痛剤

漢方薬

です。

 

風邪薬は、処方薬でも本当に効くものはなく、保険診療でも、まともな医者は今はほとんど総合感冒薬は出しません。

 

熱が出て困っている、

鼻水が止まらない

咳が出る

喉が痛い、

などの諸症状に合わせて、対症療法で出すという形です。

 

なので、総合感冒薬ではなく、それぞれの薬となると、

市販の、

鼻水対策として鼻炎治療薬、鎮痛剤が解熱剤として使えます。

漢方も葛根湯(これは風邪のほんとの引きはじめじゃないと効かないので、病院に来る頃には、本格的になっているので、もう効かない)などは市販のものだとすぐに買えるので、そういう意味では便利だと思います。

 

保険診療では風邪に、「PL顆粒」というのが、昔はよくなんでもとりあえず出されてましたが、

厚労省は、どうせ効かないし、意味もないけど、患者さんが欲しがるので、市販での発売を許可して、今では薬局で売られています。

(私は飲みませんけど)

 

さて、

①鼻炎治療薬

例えば、市販で売っている「アレグラFX」。

これは、処方薬のアレグラと同じだけ容量が入っています。

「アレジオン」「クラリチンEX」「アレジオン」もそうだったかと。

 

もし旅先で、鼻水で困れば、こちらを買うと思います。

実際の吸収率や添加物の品質などは、保険の純正品には負けるかもしれませんが、病院にいけない時は、大いにありだと思います。

(高いですけど。)

 

鼻炎治療薬でも、市販のプレータイプのものでも、アレグラもそうですが、症状の軽い方は、十分それで満足されて、病院にいくほどでもないです、というのは、よく効きます。

 

スプレータイプのものは、効くようにかんじさせるために、いらない添加物が多いこともありますが、緊急避難的に短期間使うのであれば、ありかと思います。

 

こういった鼻炎治療薬は、皮膚のかゆみにも効くので、じんましんや湿疹皮膚炎でかゆくて困っている時、夜寝られない時にも、おすすめです。

 

 

②鎮痛剤頻繁に、頭痛、生理痛などで痛み止めを病院にもらいにいっていた方は、薬局で効果としては同じものが買えるので、十分ありかと思います。

昔から売っているバファリンAや、イブなども、合う方はとても合うので、ロキソニンが出る前から飲んでいる方もいると思います。(発熱している時に、とりあえず解熱させたい時にも使えますが、熱を安易に下げないほうがいい時もあるので、痛み止め同様、乱用はダメです。

発熱の場合は、薬が買えても、病院には早めに行ったほうがいいです)

 

こちらも、処方薬と同じ容量の入っている「ロキソニンS」が出ましたから、

 

鎮痛剤の場合、どれもそうですが(処方薬も)、胃腸が荒れますので、効くからといって、乱用は勧めていません。

胃腸も労わりながら、痛み止めを使わなくても済むように、原因究明をしたほうがいいのはいいです。

たまに使う分には、病院にいかなくても、十分にありです。

鎮痛剤は、アレルギーが出やすいので、要注意。

必ず、何を飲んだからは、メモしておくようにされたほうがいいです。

 

 

③漢方薬は、ドラッグストアにいくと、比較的よく処方されるメジャーなものは、一通り売っています。

 

病院処方よりは、どれも容量が少なくなってはいますが、合う漢方を飲めば、そこそこにいいと思います。

 

漢方こそ、むくみ、更年期障害肥満やメタボ便秘や下痢湿疹皮膚炎などの赤みやかゆみ、乾燥などなどなど、かなり万能です。

 

市販の薬は、漢方に限らず割高ですが、ためしにちょっと飲んでみたい、病院でもらっていた同じのがないかなと薬局に行ったり、病院にいけない時は、かなり便利ですし、おすすめです。

 

大手メーカーのものは、1箱に少ししか入っていないので、とりあえず、味見をするのにも便利です。

 

 

漢方薬局などにいくと、大量に、高額な漢方を買わされます。。。

合っていなかったら、悲惨すぎます。。

 

そういう時に、パッケージになっているメジャーなものから試してもらって、なんかいい気がするというのなら、病院に行って相談して処方してもらってもいいですし、病院で本格的なものを、市販を経験してから処方してもらうのもいいと思います。

 

漢方は、ツムラやクラシエなど、大手メーカーはいいんですが、マイナーな、いかにも中医学(中国漢方)っぽくなると、とても高くなったり、日本人には合わないこともありますから、試すなら、こういう大手メーカーのメジャーなものからはじめてほしいです。

 

ツムラやクラシエの一般の方用のサイトもとても役立ちます。

 

例えば、クラシエだと、自分で、チェックをしていって、とりあえず、これ飲んでみては?というのを選んでくれたりもします。

http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/index.html?_ga=2.96935519.1552687176.1565230873-746161555.1565230873#about-kampo

 

実際の診察で処方する時と、おお!という時もあれば、違う時もあります。

こういうチェックで選ばれるのは、まさに王道!って感じで、そう当てはまる人間はいません。

YES /NO チャートですぐに解決できるものでもないです。

 

また、漢方裏技、というか、教科書通りの使い方と違う使い方もするので、この辺は、医者の腕の見せどころです。

 

ちょっと漢方興味ある、という方は、このサイトはとても参考になると思います。

 

ただし、症状をどうとらえるか、で処方内容は違ってきますから、あくまでも参考に。絶対私にはこれが効くはず!!!と過信しないこと!!

このチェックも、あくまでも自己申告ですからね。

はたから見ていて、客観的だと全然違うことも。。

 

 

他の薬については。。

 

処方薬でも同じ名前の漢方があるとか。  ステロイドの塗り薬も、薄くしたりして売っていますが、ステロイドはかなり乱用もされやすいので、気づいたらステロイドの副作用だらけ、みたいなこともあるので、心配で勧めていません。

オロナインH軟膏くらいはあると便利だと思いますが、皮膚炎の薬なんでもおすすめ!とならないくらい、トラブルが多いので、勧めません。塗り薬で薬なんだから、とみなさん「かぶれる」という概念がないため、かぶれてても、気づかず、症状が悪化しているからもっとつけなきゃと、ますますかぶれて、と悲惨なことも多いので、湿疹皮膚炎薬は勧めません。

水虫薬は、処方薬と同じ濃度になっていて、とても便利ですが、処方薬もとても水虫薬はかぶれやすく、病院でもトラブルが多いです。

虫刺されなどの薬は、スースーして、処方薬にはない、冷感がごまかしてくれて便利なんですが、そういったものでかぶれる方も多いです。

皮膚に塗る薬は、

 

処方薬と入っている添加物なども変えてあることがあるかもしれませんが、(漢方は、その味が気に入るのかどうか、まあ飲めるのかどうか、絶対飲みたくないのか、これが、「合っているかどうか」の一つの目安にもなるので、そういう意味では、お試しにもってこいです。

日常よく困る症状に対応できるものは、たいがい売っています。

あらゆる不定愁訴

胃腸障害

花粉症などのアレルギー性鼻炎

水太り

月経関係のトラブル

皮膚トラブル

風邪など

 

市販で、ツムラやクラシエという、処方薬でも最大手2大メーカーが販売しています。

 

 

胃腸薬は、雑誌の記事には載っていましたね。

私の担当ではなかったので答えていませんが、胃腸薬で勧めるのは、ビオフェルミンくらいです。

腸内環境サプリがいろいろ流行っていますが、どんな菌がどれくらい入っているのか、の表示すらないものを、バカ高いお金出して飲んでる方もおられました。

テレビ番組で、女医が開発した、プロデュースした、とかいうのにまんまとハマっておられました。。。

 

それなら、どこでも売っているビオフェルミン飲んでるほうが、よほどましです。

 

第3類医薬品でしたっけ?

菌は相性もありますが、とりあえずは、無難でしょう。

 

 

市販の胃腸薬、消化剤などは、ほんとに数日とかの短期、どうしても、という場合は、ありでしょうけど、結構添加物が入っています。。

胃薬で、「ラウレス硫酸ナトリウム」というヨーロッパでは使用禁止の合成界面活性剤が入っているものもあります。

こんなの飲んだら、余計に胃粘膜、ただれちゃうよ。

(化粧品に入っていても、うへえ~!と思うのに、飲むなんて!!!)

 

 

ちなみに、ガスターとか胃酸を抑える薬を、誰でも買って飲む、というのは、私は基本反対です。

量は、病院のよりも減らしてありますが、本当に胃潰瘍やひどい逆流性食道炎だったらいいですが、胃カメラもしていないのに、誰が診断つけたの?って話です。

 

なんでかというと、胃酸を抑える薬を飲んでいると、タンパク質の第一消化ができなくなるから。

 

消化吸収がえげつなく悪くなります。

 

なので、病院でも、胃カメラもしていない初診の方に、ろくな診察もせずに、この薬出されてたら、私は、その医者、どうかと思います。

患者さんんの訴えがあまりにもひどかったから、ということもあるでしょうけど、それなら、処方もするけど、胃カメラもさせる、というのが筋かと思います。

それくらい、これらは飲んでほしくないわけです。

胃カメラの結果、飲んだほうがいいと言われたら、ほんとに短期は仕方ない科と思いますが、ず~=っと何か月も半年も1年ももっと飲んでいる方、大勢います。。。

皆さん、胃腸もからだもボロボロです。。。

この中で、本当に必要な方は、一体何人いるんでしょう。。といつも思います。

 

医者が乱用することも問題で、乱用したい人は、自費で買ってくれ、というのが、厚労省の本音があるのかもしれませんね。

(それくらい、医療費破たんしているから)

 

市販の薬は、まず添加物のチェックもいります。

効能、効果、副作用、合併症ですね。

自分で買うから、誰の責任でもなく、すべて自分になりますからね。

 

わかっておられると思いますが、ず~っと、これらの薬が必要(私が勧めているものも含めて)、という方、ず~っと買って飲んでる、という方、それは、ちょっとおかしい。

やはり短期で済まないのであれば、病院に行って、ちゃんと検査して診察してもらいましょう。

 

 

 

お久しぶりです。なんかバタバタしてまして。。。

フェイスブックとインスタは、こまめに更新しておりますから、どうぞご覧ください。

フェイスブックは、アカウントなしで見られます。https://www.facebook.com/aikohifukaclinic

そちらのほうが、写真がブログよりも多いです。

(インスタは、アカウントがいるはずです)

 

さて、少し前に、天橋立~伊根町に車で旅行に行きました。

帰りに、「道の駅京丹波味夢の里」で見つけた、ヤギ乳!

http://www.ajim.info/

 

「るり渓やぎ農園」さんの山羊乳!

https://www.ruri-yagi.com/

 

牛乳と違って母乳に近い成分だから優しいとかなんとか。(←ちょっと違う)

ふ~ん?と思って、とりあえず、飲んでみたかったから買ってみました。

 

家で調べたら、なんと、カゼインが入っていないようで、牛乳アレルギーに子供に代わりに飲ませて、アレルギーを改善させたり、消化機能の弱っている方にも、アレルギーを起こしにくく、すばやく栄養源になるからと実は重宝されているようです。

 

 

1964年には、牛乳タンパクによるアレルギーが山羊乳では発生しにくい、と報告がされています。

こんな昔からもうわかっていたんですね~。

海外では。まあ、当たり前に、たくさん飲むから。

 

詳しくは、こちらの論文。

https://hlgs.jp/archive/asath_48-15.pdf

 

カゼインについて詳細に書いてくださっています。

山羊乳にも、いわゆるカゼインは含まれているんですが、アレルギーを起こしやすいのは、カゼインの中でも、αs-カゼインとβーカゼイン。中でも、αs1ーカゼインであることが、1990年に発表されています。

山羊乳には、このαs1-カゼインがないので安全だと。

(正確には、豆乳やアーモンドミルクのようにゼロではないです)

 

 

こちらの論文に、その比率が載っています。

 

αs1-カゼインが圧倒的に少ないとは言え、入っているのは入っているし、他のカゼインもあります。

 

カゼインの中でも、どれが腸粘膜に炎症を起こすのか?

 

全種類なのか、やはりαS1-カゼインが圧倒的に原因なのか?

 

そこは、すみません、知らべていません。

 

ただ、諸外国では、牛乳アレルギーの子どもたちに飲ませて、とてもいい結果(小腸での脂肪吸収率が良くなった、体重増加は、牛乳よりも優れいているなど)が出ているので、他のカゼインでも炎症を起こすなら、ここまで良い結果が出るのかなとは思いました。

 

 

牛乳よりも脂肪球の大きさが、山羊乳のほうが小さく、リパーゼ(消化酵素)も働きやすいため、消化吸収が楽なうえに、素早い。

 

しかも、乳脂肪の成分のうち、MCT(中鎖脂肪酸)がとても豊富。

すぐにエネルギー源になりますね。

 

 

るり渓やぎ農園さんでは、山羊乳のヨーグルトやチーズも作っておられるようで、一度行ってみたいです。

(京丹波にお住まいの患者さんからお聴きすると、結構、奥に入っていくそうな。。ドライブに最適ですかね。まさに、ハイジの気分です)

 

乳糖は、牛乳並みに入っています。

 

日本人は、乳糖不耐症の方がとても多く、本人が気づいていないだけで。。ということもあります。

カゼインの腸粘膜に起こす炎症ほどには問題は小さいのかもしれませんが。

 

まあ、そんな頻繁に手に入るものでもないですし、たまには、豆乳じゃなくて、牛乳っぽいものが飲みたい、チーズをおもいっきり食べたい!と言う時は、うってつけかなと。

 

(食物アレルギーは、個人の腸粘膜の状態、栄養状態によってかなり左右されますから、自己責任でお願いします。直接診察したわけではないので。

心配な方は、必ず主治医などに相談を。

それくらい、食物アレルギーはやっかいです。)

 

 

で、これもフェイスブックは、とインスタにあげましたが、今、京都大丸で、大北海道展やってまして、たまたま通ったら、見つけましたっ!!!

 

山羊乳!!

 

さすが、北海道~!!!

 

砂糖は入っていますが、嬉しくて買っちゃいましたよ。

美味しかったです~!!

冷たすぎるから、味はわかりづらいですけどね。

待ってる間に、山羊乳、試飲させてくださいました。

 

 

ちなみに、山羊乳は、全く臭くなく、一見、牛乳とわからない味です。

なんかいつもの牛乳とは違う味だな、というくらい。

何も言われずに出されたら、「どこの牛乳?」というくらい。

まさに、ハイジ!!

(大北海道展は、12日までだったかな?  行きたい方は、確認されてくださいね)

 

 

そう言えば、森恒二先生の「自殺島」というマンガで、山羊が出てきます。

野放しにされて、繁殖していた山羊を捕まえて、乳を搾ってチーズにしたり、たまには肉をさばいたり。

食欲旺盛なので、雑草だらけの農地などに放し飼いにしておくと、きれいさっぱり食べてくれた、みたいなエピソードがありました。

この島での暮らしは、自給自足なので、まさに、牛乳よりも山羊乳で正解!!!

アレルギーになったら、生きていませんからね。(マンガの中の話ね)

(このマンガは、オーソモレキュラー療法の食事に、節々で繋がるんですよね~。読んでいて、森先生、オーソ知ってる?!と思うことがしばしば。。偶然というか、人間の本能として、生きていくのに、どういったものが大事かわかっておられるのかも、といつも思って読んでいます。)

 

 

 

山羊のチーズは、デパートなどの、チーズ専門店(海外のチーズたくさん売っているところ)に行けば、売っていると思います。

水牛のチーズも、カゼインフリーと言われています。

(さすがに、日本に水牛なんて、動物園じゃないといませんわね)

微量には入っているでしょうけど、たまに食べるなら、ありかも。

(完全なカゼインアレルギーの方は、自己責任でお願いします。くどいようですが、主治医にご相談されてからにしてください。

ほんとに食物アレルギーはやっかいなので。)

 

昔からの良いものって、日本ではどんどん廃れていくんですね。。

もったいないな。

牛よりは、山の斜面でも山羊は歩いていけますし、体も小さいから扱いやすいかと。もっと増えてくれたらいいですね。

流通量が日本だけでなく、世界でも少ないから。