かなり前のFacebookのコピペです。
こちらにコピペしようと思って、放置してしまってました。
ちょうど、アトピーとか赤ちゃんの石けんの話が、Facebookで出たところだったので、ちょうどいいかと。
実際は、お肌の診察で変わりますよ。本にも書いていますが。
おおまかな、概論というか、ベースはこう、と思ってください。
個人の状態で、アレンジする、ということです。そのための診察がいるのです。
以下、コピペです。
皮膚科学会での講演は、スキンケアやバリア機能を中心に聴いてました。
その中で、洗浄について、今回はよく話が出てきた気がします。
皮膚科の多くの教科書の中でも、皮膚を清潔に保つために「洗浄」というのは、とても重要とされています。
問題は、なにをどう使うか?
です。
私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」でもブログでも書いていますが、水(お湯)で落ちないから、石けんを使うんですよ。
お湯のみで落ちるなら、石けんは使わなくてもいいと言ってますが、お湯で落ちないのに、石けん使うな、と言ってるわけではないですよ。
本でもブログでも、個人を診察してのスキンケアのアドバイスではないですから、あくまでも、いわゆる「病気ではない皮膚」「(皮膚に限らず)持病のある方の皮膚」の話を書いてるわけではないですよ。
そう注意書きが本にはしてます。
いわゆる病気ではなくても、石けん洗顔なり、純石けんでうまくいかない方は、個別の診察が必要と書いています。
講演でも実例がしめされていたし、わたしも診たことが何人かおられますが、
落屑といって、皮膚の皮が剥がれていかずにずっと皮膚にくっついたままということがあります。
ガサガサが何層にもなって、へばりついてるイメージと思ってください。
こういうところに、ファンデや日焼け止めを塗らなくても、薬や保湿剤、自分の皮脂や汗、ホコリなどが、ガサガサのところに入り込んだり、混ざったりするので、こうなるとお湯のみではなかなか汚れが取れません。
ガサガサを無理して剥がす必要はないですが、
汚れは取らなきゃいけない。
こういう方には、使えるなら純石けんを使うこともありますが、使えない、脱脂力が強すぎる、ヒリヒリする、洗浄が強い、などが起こるので、純石けん以外の洗浄剤を使います。
なのでうちには、そういう方のために、純石けん以外の洗浄剤も販売しています。
普通の方には、というか、純石けんで困らない限り、紹介してませんけどね。
だって、純石けんのほうが安いですから。
純石けんでは困るとい方も、本にも書いてる椿油洗顔をしたら、ほとんどの方がいけます。
本読んでるのに、やってないだけです。
それで無理だった方は、うちでは2人のみ。
栄養欠損がかなりひどくて、皮膚のバリア機能がボロボロの方でした。
(でも、メイクはガッツリしたい派)
このお二人も、洗浄剤を変えて、問題視なくいけました。
からだ洗うのに、椿油も合わせて使うというのはかなりメンドクサイでしょうから、からだをできれば石けん使って洗いたい、というなら、マイルドな洗浄剤を紹介しています。
人によって、ホントに全然違いますから、本やブログを読んで実際的やってみて、うまくいかない場合は、ちゃんと診察が必要はということです