お久しぶりにお会いした患者さん。
初診時、とても栄養状態が悪く、いろいろな症状も出ておられ、大学病院にも通っておられて、保険診療では他にどうしようもない(薬がないから)という状態。。。
でも、私から診たら、栄誉が足りていないだけ(ということはないでしょうけど)。
今までされた血液検査などの結果もそう物語っていました。
栄養を足せば、かなり改善するところがあると思います。
それで栄養解析もされて、オーソモレキュラー療法を始められました。
遠方ということもあり、この半年でお会いしたのは3回。
必要と思って処方した薬も医療用のサプリもとっくに切れているはずですが、飲めていないので、処方した半分、3分の1くらいの量で飲まれていた感じでした。
お忙しく、仕事柄、外食もとても多く、ご自身で食事のメニューもそう選べることも少ないようで、栄養欠損が重症、薬もサプリもそれほど飲めていない、食事もなかなか。。
となると、やはり難しいことが多いです。
それでもコツコツと続けていたら、かけた予算と、自分で期待した効果の割が合わなくて、途中で止めてしまう方も結構多いです。
(何十年ものの重症の栄養欠損なのに、食事も全然変わっていなかったり、指示も全然守っていなかったり、サプリもちょっとしか買っていないのに、効果だけは、1か月やそこらで劇的に変わることを期待されている方も多く、そんな無理難題を期待して、ならなかったから止めてしまう。。という矛盾にも気づかないくらい、栄養欠損がひどいということではありますが、、、)
途中で、1度受診されましたが、ちょっとは改善したところもありましたが、なかなかサプリを飲むのも大変なようで。。
(食事の回数が少なかったり。。のどのつっかえ感も気になる、たくさん飲むのも大変、、という方もとても多いです。)
ところが、先日来られたら、とても元気になっておられて、あれだけ冷え切っていた手指がとても温かくなって、全体に血色がある!感じに。
周りの方からも、変わった、元気になったことに気づかれるようで、びっくりされているようです。
食事の回数は、小分けで摂るとかはやはりできなくて、1日2回だそうですが、食事も自分なりにできることはして、1日2回は、サプリをなんとか頑張って飲まれて、ご自身でも全然違いがわかってきたそうです。
困っておられた病状も良くなったので、大学病院の先生がびっくりされていたそうな。
うれしいですね~。
なかなかできない環境であっても、患者さんが、自分でできることはなんとか続けられて、コツコツと続けられた結果ですね。
ちょっとできるようになると、ゴーッ!!と上昇気流に乗るみたいに、うまい循環にはまっていくことが多々あります。
その上昇気流に乗れるまで、時間がかかる方もおられるし、そこまでの気流じゃなくても、ゆっくり登っていく方もおられます。
どちらも、やはりご自身でコツコツとできることはされていることと、やる気を少しでも補充できるように手伝ってくれるサプリもコツコツと、続けられた結果です。
サプリも自分で好き勝手飲むのではなく、こちらの飲み方の指示は、量は多少減っても続けられたことも大きいです。
予算を減らしたり、飲むのが大変だから、と自己流でサプリの種類や量を減らすと、大事なポイントからずれているので、ただの、「健康j補助食品」になっていたりすることが多々あります。
医療用のサプリの飲み方(選び方)は、その時の体調に合わせて変えないといけませんし、量や種類を減らす場合、素人考えで減らしても、うまくいきません。
そこの基本はきっちりと守っておられました。
重度だった方が、良くなると、本当にうれしいですね。
あまりにも毎日がしんどすぎて、ついあきらめがちにあるところを、こういう世界があるんだ!皆、こんなにからだ、動くわけ??!!と知ると、とても嬉しくなると思います。
自分なりでいいので、コツコツやってきた方だけに、次のステージにすすめるというしかけです。
どんどん次のステージに行っていただきたいと思います。