昨日、棚の一番下の扉(プリンターが入っています)が開いていたのに気づかず、床と扉の隙間に足を突っ込んで、扉の角が足の人差し指に思いっきり当たりました。。
もう人生50年生きてきて、一番痛かったというくらい痛かったです。。。
あまりの痛さに、しばらく、動けませんでした。。。
もう骨折れた、と思いましたね~。
昔、大学病院で外来していた時、足の指が痛い、と来られた患者さんで、レントゲン撮ると、ヒビ入っていた、キレイに折れてた、というのを診たことがあり、結構、やられるところなんです。
打ってしばらくは動けませんでしたが、そのあと、へっちゃらでなんともなかったので、折れてなかったか、と安心してました。
そしたら、夜の10時くらいから、なんか足の指になんか挟まってんのか?というくらい、なんか違和感。
5本指タイツを履いていたから、なんか引っかかってるのかなと思ってみてもタイツは普通で、おかしいな~と思ってハタと気付きました。。
指が見事に、ブーっ!と赤くなって腫れています。。。
やっぱり折れてる? 折れてる~っ!!
今朝見たら、もっと腫れていて、歩いて指に体重かかると痛い。。。
うう。。折れてる。。?
歩けるし、大きな支障はありませんが、ちょっとでも動こうと、歩いたり、もも上げしたり少しやってましたから、また中断か。。と。
もうちょっと運動しよう!と思うと、なんか邪魔が入るんですよね~。
整形外科受診してレントゲン撮って診察してもらったら、折れてませんでしたっ!!ひびも心配なさそう!!
良かったです~!
打撲、ってことに。
ちなみに私は、子供のころから、こういうどうでもいいケガをよくしてました。
なんでそんなもので?!と周りの大人や友達がびっくりするようなことでケガしたり。。大事にならずに、ここまで生きてこれて感謝ですね。
なにもないところでつまづいたり。。。
大学生の時は、横断歩道走っていて、道路標識の棒に真正面から体当たりするみたいにぶつかり、この時は鎖骨折れたかもと思いました。。(折れてませんでしたけど)
線路の遮断機の降りてきた棒で思いっきり頭打ったり。。。
駐車場のバーに自転車でツッコんで、バーに体だけ引っかかって、自転車だけ行ってしまう、という吉本新喜劇みたいなギャグを、日常、マジでやってしまうという。。。
このバーに引っかかったあと、後ろから思いっきり倒れて、後頭部、アスファルトにまんまぶつけています。。。
しばらく地面から動けませんでした。。。一緒にいた友達は茫然。。。
全然見えてないんですよね。。標識の棒もバーも。。。
よくなにもなかったものです。。国家試験も通って良かった。。。
小学校の時も似たようなことありましたけど、ランドセルが後頭部守ってくれてました。
やっぱり、子供にランドセルって正解ですわ。
オーソモレキュラー療法始めて、なにもないところでつまづくのは、かなり減りました。ほぼないと言っていいくらい。
時々、「見えてない」せいで、ケガをします。。昔よりは減りましたけど。。
私がネコだったら、生き残れていないよな~と思ってました。
てっきり小脳失調気味なのかと思ってましたけど、違いましたね。
(どれも全部栄養欠損が原因。足した分、マシになったんです)
で、話を戻します。
骨折じゃないなら、というか、もう診てもらったから漢方薬飲んでいいよね、と腫れを引かす漢方を飲みました。
(診察・診断がつく前に漢方飲んで、腫れがもしマシになったとしたら、診断の邪魔になる可能性があります。
外傷の場合、受傷後どれくらいの時間が経過しているのかで、見た目(腫れや赤み、内出血具合など)が変化します。
その普通の経過よりも軽いのかひどいのかで、ケガの重症度の指標になったりします。
そういうことを医者は、経験と知識と慣れが必要ですが、一瞬で判断しているわけです。
日本の外来では、パッと診て判断してやっていかないと外来が終わらないことも多々あり、全然診てもらっていない!と患者さんが怒る気持ちもわかりますが、今までの経験から一瞬で、自分なりの予想はしているわけです。
その上で、患者さんの訴えの程度や触診やレントゲンなどの検査と併せての最終判断となります。
ものすごく痛かったら、先に漢方飲んだかもしれませんが、歩いて過重すると痛いくらいですから、飲みませんでした。
診察・検査第一です。
で、診察終わってから、クリニックで漢方薬飲んで、そのあともクリニックで雑用していたら、しばらくしたら、過重しても痛みがなくなりました。
おお!!すごいぞ、漢方薬!!
こういう時って、わかりやすいんですよね~。
おかげで帰りは、ちょっと遠回りして歩いても大丈夫でした。いつも通り。
漢方薬って、合えばほんとにドンピシャ!!です。
まあまあいいけど、ドンピシャ!までいかない時は、それが限界なのか、変えれば、もっと良いもの(合うもの)が見つかるのかもしれません。
私と同じ漢方を同じ立ち場の方が飲んで効くかはわかりませんよ。
これが合うかな、と思うものを診察の上、選ばなきゃいけないし、患者さんにお試しで飲んでもらって、味の確認をしてもらってから、多めに出すようにしています。
何か月も飲まないと効果はわからないんですよね?とよく聞かれますが、本当に合っている漢方は、飲んですぐに、とは言いませんが、なんとなく良い気がする。。くらいは数日(数回)でわかります。
可もなく不可もなく。。。となったら、最長1か月くらいはそのまま続けて様子を診てもらいますが、病状にもよりますが、なんらかの好いこと(改善)がなければ、もう他のに変えています。
あと、漢方薬は実は味がとても大事です。
こんな味大っ嫌いで絶対飲みたくないのに、我慢して飲めといわれる。。。
飲んでますと言って、全く飲んでいない(味が嫌いだから)
こんなマズイもの、飲みたくない。。
などなど、こういうのは、合っていない可能性があります。
絶対とは言いませんが、患者さんの感じる「味」は、とても重要です。
誰が飲んでも苦い漢方はありますが、合っている方が飲むと、苦いけど平気、と言われます。
漢方薬は、その方の証(体質)や病状に合わせて変えないといけません。
オーソモレキュラー療法して元気になったら、前合っていた漢方が合わなくなった、まずい、味がいやな時が出てきた、などなど、漢方の種類を変えることも多々あります。
(元気な方用の漢方に変えたりね)
結構元気になると、漢方はもういりませんけどね。
本当は漢方とオーソモレキュラー療法を組み合わせると、最強だと思いますが、どっちかはいらないという方もいらっしゃるので、皆が皆、両方できるわけではないです。
漢方嫌いの方もおられるしね。
漢方薬の良いところは、全部の薬ではないですが、西洋医学の対症療法みたいなものではなく、根本的に中から変えてみる、みたいな考え方が多いです。
私自身にもうちの患者さん方々も、漢方にかなり助けてもらっています。