フェイスブックのコピペです。
漢方薬はホントによく使います。
西洋医学の薬の場合は、この薬にはこの症状にしか効かない、と言うことが多いので、いわゆる「病気」が多いと、あれもこれも、と薬がどんどん増える方もいて、本当に減らせない方もおられます。
西洋医学の対症療法の薬はあまり使いたくない時に、漢方薬がものすごく助けてくれたり、解決してくれたりすることが多々あります。
患者さんに合うのを見つけるのが時間がかかる時もありますが、コマーシャルじゃないけど、「未病」を防ぐ、というのは、あながちウソではないです。
根本的な治療ではないので、万能ではないないですよ。
漢方飲んでる間に、体質というか状態が自力で良くなって、漢方薬飲まなくても平気になった、となれば良いんですが、 根本的治療ではなく、サポートと私は思います。
サポートが小さい時もあれば、ものすごく大きく結果が出ることもあり、そういう時は、万能みたいにみえますけどね。
漢方薬も副作用がありますから、わかってる医者から出してもらわないと、副作用が起こってても誰も気付いてくれません。
体調や訴えなどで変わりますから、同じものをずーっと飲んでいれば良い、というものではないですよ。
からだの変化で、あれほど合っていた漢方薬が合わなくなる、変えるなり、足す必要があったりします。
結果、同じのがずーっと続いていても、変えなくて良い、という判断をしているわけです。
なので、診察で、
体調どうですか?
何か違いがありましたか?
どう違いますか?
漢方薬の味はどうですか?
相変わらずいけてますか?
などなどのが質問に、
ホントのことを黙ったまま、
(変わりがあるのに)変わりません、
(苦手な味だけど)飲めます、
とめんどくさがって言わないとか、
あるいは、
せっかく出してくれたから我慢して飲もう…。という気遣いを医療ですると治療は全く進みません。
患者さんが積極的にどこまで関わるかで、なんでもそうですが、治療効果や経過は違って来ます。
本当に合うのが見つかれば、それを飲んでいると、なんか調子が良い、自分にとってすごく楽、と気付くことが多々あり、患者さんの方から続けたいどこまで言われます。
保険診療の範囲では難しい病態ってたくさんあります。
いわゆる「不定愁訴」で片付けられたり、気にしすぎ、気のせい、更年期障害や精神科疾患扱いされるとか、確定診断がつくわけではない状態などは、オーソモレキュラー療法が得意な分野ですが、サプリの予算のこともあるし、食事もなかなか変えられない悪循環にはまってる方もいます。
そういう時も、漢方薬がすごく役に立ちます。
漢方薬のこれ、飲んでみて!
と出しても、患者さんでも、飲まず嫌いというか、あまり積極的ではない方もおられます。
味はいけてるようなので、いつ飲んでもいいからとりあえず飲んでみて!
と1ヶ月後、
「先生が言うようにおなか凹みました」と喜んでおられました。
(エネルギー代謝がうまくいく漢方薬を出しました。
この方にはドンピシャ‼️でした。
今は続けて飲んでおられます。
私も含めて皆さんが一番困っておられるのは、ストレスかと思いますが、オーソモレキュラー療法もとてもよく効きますが、人によっては、栄養素の消耗がものすごく激しいので、サプリが追い付きません…。
(予算のこともあるし…。)
漢方薬は、ストレス対策にすごくよく効きます。
でも、すごくよく効く❗とわたしが思うのは、オーソモレキュラー療法併用の方が多いのもあるかもしれません。
自分なりに食事は変えたとか、少しでもサプリ飲んでるとかね。
お菓子や糖質ばかりでは、効果は半減です…。
それは、オーソモレキュラー療法も同じ。
子供にも良いですよ。
子供は、食事変えるだけで、かなり良くなりますけどね。
漢方薬外来は、簡単なものでよければ、保険診療でやっています。
保険診療で、食事指導はしませんが、オーソモレキュラー療法の資料はお渡ししているし、予算を言ってもらってサプリを出すことはしてます。
保険診療ではサプリの相談はできません。
漢方薬から始めてみる、というのも、全然良いと思います。