野菜の話の続きです。
野菜は食べなきゃいけないのか?
はい、食べなきゃいけません。
終わり。
ちょっと説明しますね。
肉・魚・卵・豆類などのタンパク質、いろいろな油の脂質、糖質(まあ、絶対いるものではないですから、なしでもいい)で絶対に摂れない栄養素というのが、
食物繊維とビタミンCです。
ビタミンCは、少しで良ければ、タンパク質や糖質にほんの少しは含まれていますが、調理の過程でほぼ失活するでしょうし、ないと思っておいてください。
じゃあ、食物繊維とビタミンCのサプリを飲んだらいいんじゃない?
と思いますよね。
まあ、間違ってはいないです。。
例えば、震災などの本当の非常事態の時に、エネルギー確保が一応できていて、タンパク質も脂質もなんとか摂れるようになったけど、野菜がなかなか摂れない。。ということがあった場合、
質の良い、というのは一応前提ですが、
食物繊維とビタミンCをサプリを摂れば、一応問題はないです。生きていくのに最低限必要な栄養素はこれでほぼ摂れることになります。
万が一に備えて、食物繊維とビタミンCのサプリもストックしておく、というのは、保存食と一緒に大事なことかもしれません。
でも、野菜の栄養って、食物繊維とビタミンCだけじゃないんですよね。
野菜って、カラフルですよね。
緑の濃い緑黄色野菜、赤や黄色のトマトやパプリカ、紫色のグループなど。
カラフルな野菜には、フィトケミカルという抗酸化物質がたくさん入っています。
いわゆる、ポリフェノールですね。
例えば、緑の濃い野菜のβカロテン、トマトのリコピン、紫色は、アントシアニンですね;
この抗酸化物質というのも、野菜以外の食材と摂るのはなかなか難しい。。。
企業の研究もあり、まだなんにも論文発表とかされていないフィトケミカルもあるでしょうし、他に隠れている要素もたくさんあるます。
まだ、わかっていないだけです。
だからこそ、いろんな食材を食べて、いろんなものを吸収しないといけない、というわけです。
それぞれに得意分野が違いますからね。
このフィトケミカルをサプリで摂る、となると、全部を飲み切れものではないですから。
だからこそ、食べものとして、しっかりとる必要があるわけです。