全国で緊急事態宣言が出されましたが、大阪や兵庫ではかなり前から出ていましたし、京都や滋賀でも週末の外出自粛など、不要不急の外出は皆さん控えておられることかと思います。
そんな中、クリニックや病院への通院は、不要不急ではないとして(健康や命のかかわることなわけですから)認められています。
じゃあ、美容医療は。。?
美容医療は、エステや美容院と同様、不要不急と言われればそうでしょう。
個人によっては、不要不急ではないこともあるでしょう。
どう考えるのかは、本当に個人次第。
うちでは、美容医療だから、不要不急だから来ないでください、とは断っていません。
ただ、京都府外から受診されていた方、京都府内の方で、美容医療ほぼ単独で来られている方は、ほぼ毎月来られていたのに急に来られなくなったり、キャンセルのお電話をいただり、延期されたりと様々です。
うちの場合は、美容医療をやっていると言っても、私は、「キレイな肌は元気なからだに宿る」と思っていますから、肌を診ただけで、その方の栄養状態は想像がつくし、スキンケアもなんとなく想像ができます。
だいたい当たっています。
どんな美容医療ご希望の方でも、時間が全く足りなくなれば別ですが、患者さんが興味なくてもチラッと食事と栄養の話はしています。
そこで、「そうだったんですか!」と乗ってくる方もおられれば、そのままスルーされることもあります。
美容医療だけ診ているのではなく、体調管理で、保険診療で必要と思う薬を出したり、漢方も積極的に勧めています。
一見、出している薬や漢方は、一体どう皮膚が良くなるの?とお思いでしょうが、回りまわって(かなり時間がかかることもありますが)、皮膚が良くなってきます。
皮膚もからだの一部ですから、内臓が良くなれば、お肌も良くなる。
肌だけ診ているのではなく、体調全部診ていますから、患者さんは美肌治療として通っておられるかもしれませんが、私は、その方が元気で過ごせるように治療しています。
皮膚にレーザーなどを当てるのは、患者さんにとってわかりやすい一つの指標なわけで、肌がキレイで元気ということは、内臓もキレイで元気ということです。
目指しているのは、内臓美人!!
そうやって内臓やからだ全体の体調を整えることが、免疫力アップにつながると思っています。
体調も肌の調子も悪いのに、免疫力は無茶クチャ高い、なんて、あり得ない!!
逆に、免疫力を上げるものは、体調も良くするし、お肌もキレイになるんです。
こういう時にも漢方は便利ですね。
漢方で免疫力を上げるものなどもあるので、患者さんと話していて、症状などから、こんな薬あるけど、1度飲んでみる?という風に聴いています。
私も喉が子供のころから弱いので、とてもよく気持ちがわかります。
オーソモレキュラー療法と漢方にどれだけ助けられたことか!!
皆が皆、オーソモレキュラー療法勧めたからってされるわけではないし、サプリが良いことはわかっても、予算の都合でたくさん飲めない方もおられますから、患者さんにもある程度お食事はきを付けていただきますが、ドンピシャ!で漢方がはまった時、体調の違いを実感して喜んでおられる患者さんを見ると、とても嬉しいです。
まあ、全国で緊急事態宣言が出されましたから、美容医療と体調管理と両方されていた方も美容医療は一旦お休みして、電話診察や遠隔診療に切り変えて、体調管理だけされている方もおられるし、クリニックにいる時間をなるべく短くするのに、電話診察や遠隔診療に変えた方もおられます。
かたや、美容医療は全部私がするわけですから、その間に、食事やテレビやニュースを観ていて不安になったこと、疑問に思ったことなど聴いてこられたり、こちらからもアドバイスしたり。
(手洗いせず、顔触っているとかね。マスクが横や上、空いているとかね。大事と言われている確認ですね)
やっぱり直接会って話するほうがお互い確実だし、楽は楽ですよね。
通じ合うのも早いしね。
日本語って、文字で書くと、主語が抜けたりしやすいので、あいまいなニュアンスを文字で表すのも難しかったり。。。
勘違いや、これはこういうことですか?ということもとても多いです。
一言、直に話せば一発で終わるのに。。ということも大変です。
体調管理(オーソモレキュラー療法)に通っておられる方の中には、高濃度ビタミンC点滴もされることもあり、点滴目当てで受診されている方もおられます。
ビタミンCは、強力な抗酸化作用で、抗炎症作用もあります。
なにより、抗ストレス作用がある。
今の時期に、持病がある方もない方にもピッタリです。
なんとなく不安やうつ、イライラにも、結構いいです。
(*ただし、お食事はそれなりには患者さんも対象です。)
スキンケア相談や肌荒れ相談も、不要不急と思われがちですが、シミにしろ、年齢にそぐわないシワ・タルミにしろ、赤みや湿疹皮膚炎にしろ、全部、内臓の表れです。
また、やっかいというか、女性や男性の間違った?化粧品(ボディソープやシャンプー、入浴剤、毛染めなど)の使い方や選び方で、肌荒れからどんどんアトピーみたいになっていることが実はとても多いと私は思っています。
ベースに、ちょっとアトピー素因があったりするので見落としがちですが、実は化粧品で悪化させていただけで、本当はそこまでひどいアトピーではなかったということも。。。
(止めてもらったら、かなり良くなるから)
アトピーまでいかなくても、間違ったスキンケアがいずれアトピーみたいな慢性皮膚炎、慢性湿疹の卵みたいにはなるわけです。
あるいは、どす黒くなっていくとか、赤黒くなっていくとか。。。
女性のクマの相談って、それ、貧血だから!!!(隠れ貧血多数)
ニキビもね。貧血だけでないですけどね。
ぜ~んぶ、からだの中の状態、食事や栄養状態の結果ですから、肌の不調は、免疫力があまり高くはないことの表れです。
そういうことをきっかけに気付いてもらえればいいなと思います。
美容医療の方が減ったので、その分、保険診療だけ、と言う方に、前よりも時間が割けるようになりましたね。
今、お一人お一人の間は、今まで以上に空けるように予約を取っています。
(前後で、全部消毒をするので)
保険診療もですが、余分に説明したりして、長くなってしまって、次の方が来られる。。。ということもありはしましたが。。
美容医療は保険が通りませんが、保険診療であっても、からだの恒常性をなるべく損なわずに手助けしてくれる薬や漢方で、悩んでおられる病態が良くなればいいですし、ひいては、それが肌を綺麗にします。
保険診療で、オーソモレキュラー療法の詳しい話をするわけではないですが、資料を差し上げて参考にしてみてくださいと伝えたり、もしサプリ飲んでみたいのであれば、ちょっと足すのは構いませんよと簡単は話だけしてお出しすることもあります。
ほんのちょっと飲むだけでも違いがわかって、保険診療そっちのけで、「サプリ欲しいんですけど」「いや、保険診療でしょ?」みたいな受診される方もおられます。
特に、今回みたいな新型コロナの感染症が蔓延している時代ですから、どなたにも免疫力アップにはしてほしい。
せっかく、うちに来られたんだから。
(資料をお渡ししても興味を持たれるかどうかはその方次第ですけどね)
それでも外出が怖いという方もおられるし、サプリや化粧品を発送する準備を少し前から始めていたので、練習ができて不幸中の幸いでした。
厚労省が、初診のオンライン診療の許可を出しました。
うちも始めないといけませんね。
パソコンのスカイプでするのが一般的でしょうか?
Facebookのアカウントをお持ちの方であれば、ビデオ通話ができたと思うんですけど。。
それであれば、電話とビデオ通話でいけますしね。
遠方の方もおられますから、便利な時代になりましたね。
手続きをしないといけませんね。
手続きが終わり次第、お知らせいたします。
保険の初診のオンライン診療は手続きがいりますが、初診の方の自費での医療相談もオンラインの波を受けて、スタイルを変えようとかと思います。
電話 + ビデオ通話診察 + メールやメッセンジャーでのやりとり
ビデオ通話を足すことで、メールなどのやり取りの回数を前の10往復から減らします。
こちらも詳細を決めたら、お知らせいたしますね。