プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2021年10月
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近投稿した写真

ホーム > おいしかったもの, エイジング, 医療, 栄養・食事 > 60歳を過ぎたらおすすめ食品NG食品



60歳を過ぎたらおすすめ食品NG食品

ブログに載せるのをすっかり忘れておりました。

「60才を過ぎたら毎日でも食べた方がいい食品 逆におすすめしない食品」

以前に女性セブンで取材を受けた時にお渡しした、私の元原稿です。

この文章の中から、抜き出したり、まとめたりしてコメントとして一部が使われます。

 

雑誌には、他の先生方の考え方も載るため、私がおすすめしていないものがおすすめ食材になったり、逆もしかり。

 

特集はランキング形式なので、いろんな意見の寄せ集めになるため、一貫していないわけです。

医者100人いれば100人とも考え方は違いますから、混ぜてしまうと、一見良いところ取りに見えますが、その中から読者は自分にとって都合のいい食材、あるいは摂りたい食材だけをピックアップするため、悪いとこ取りになることも。。。

 

おすすめしないものを絶対に食べるな!というわけではないですが、何がどう悪いのか、わかっていることが大事です。

 

ちなみに今流行りの(流行らせている仕掛け人がいるわけですが)オートミールは、小麦と同様、グルテンが入っています。

オートミールのβグルカンは良くても、オートミールとして食べるなら、他の成分も一緒に入ってしまうわけです。

メリットデメリットでいえば、デメリットのほうがトータルで考えると大きいと私は考えます。

 

おすすめしない食材のところでも出てきますが、腸で毎日毎日頻繁に炎症を起こしてしまうと、しかもひどければ栄養が入ってこなくなりますからね。

 

さて、以下は原稿ほぼそのままです。

一部わかりやすいように修正しています。

 

毎日でも食べたほうがいい食材となっていますが、

実際は毎日同じ食材を食べ続けると食物アレルギーになりやすいため、続けても2,3日食べたら1日休むとかにしてローテーションしてください。

1回量、1日量が多い分には、消化吸収できるのであればいくらでもかまいません。

  • しらす(ちりめんじゃこ)

誰でも手に入りやすいのと魚嫌いの人も食べやすい。

ごはんにかけたり、サラダにかけてもいい。

魚まるごとのため、タンパク質だけでなく、骨などに含まれているカルシウムをはじめとしたミネラル、内臓などに含まれる鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富。

骨粗しょう症や骨折も心配な年齢ですが、カルシウムの吸収に必要なビタミンDも豊富に含まれています。

カルシムだけとっても、ビタミンDだけとっても、丈夫な骨はできない。

同時に、タンパク質や鉄分、亜鉛などのミネラル類も必ず必要。

ビタミンDは免疫のビタミンと呼んでもいいほど、免疫力アップには必須のビタミン。

ビタミンAも豊富で、ビタミンAは免疫力だけでなく、アンチエイジングのビタミンとしても重要。

いわゆるガン年齢には必ずビタミンAとDはしっかりと摂ってほしい。

 

  • レバー

ダントツのヘム鉄含有量をほこる食材。

値段も安く、手に入りやすいのに、レバーをがんがん食べている中高年をあまり見かけません。

女性は閉経して出血による鉄の損失がなくなったと言っても、食事でとらないと補充されないまま、ずっと鉄欠乏のままです。

閉経した今こそ、ガンガンと補充していただきたい。

 

鉄はヘム鉄という動物性のものではないと吸収も働きも悪いため、レバーで摂るのが一番効率がいい。

鉄だけでは反応が悪くなるため、タンパク質・ビタミン・ミネラルも豊富なレバーで摂るのが最強です。

また、アンチエジングの代表のビタミンAもダントツで、ガン年齢にも必須。

免疫力アップにも必須のため、コロナ対応にも最適。

 

  • うなぎ

魚系にしては脂が多いため、敬遠されがちですが、良質なタンパク質とアンチエイジングのためのビタミンAが豊富です。

ビタミンAは、自然免疫力に必須のビタミンなので、新型コロナなどの感染症が心配な今こそ、しっかりと摂ってほしい。

脂が多いと言っても、肉よりも消化しやすい。

かば焼きは皆大好きな味で、白焼きでさっぱりとわさび醤油も捨てがたい。

ビタミンAだけでなく、疲労回復に役だつ、ビタミンB1、B2,ナイアシン、B6をはじめとしたB群が非常に豊富。

値段からも敬遠されがちだからこそ、たまにでもいいから元気のない時はぜひ摂ってほしい。

 

  • カツオ、ぶり、いわし、サンマなどの青魚(どの魚でもいいんですが、生でどの季節も手に入りやすいのはカツオかな。他の青魚よりも鉄分が豊富です。疲労回復、タンパク合成に必要なビタミンB6が豊富です)

できれば刺身で食べられるものを。

 

脳梗塞、心筋梗塞と血栓による病気が増えてくる年代。動脈硬化もすすみ、血管系のトラブルが増える年代には、必須の魚です。

血液をサラサラにして、炎症を抑えてくれるEPAは、魚にしか含まれていません。

EPAをたっぷりと摂ってほしい。

EPAは焼いたりとかの加熱ではなくできれば生で。

刺身で摂ると、タンパク質・ビタミン・ミネラルも同時に摂れるので一石二鳥です。

栄養素は単独で摂るのではなく、必ず複合して摂る。それが吸収された後のいろいろな反応をスムーズにいかせるためのコツです。

 

 

  • 味噌(汁)

中高年になってくると、消化吸収がうまくいっておらず、胃腸の悪い人もよく見かけます。

いきなりレバーや魚を増やそうといってもなかなか増やせない人も多いかもしれませんが、味噌汁なら手軽に誰でもタンパク質の構成成分のアミノ酸が摂れる。

アミノ酸であれば、消化吸収も楽なため、誰でも摂りやすい。

できれば、八丁味噌が一番アミノ酸含有量が多く、栄養価も高いので、八丁味噌がおすすめ。

出汁をカツオぶし粉や煮干し粉にすると、動物性タンパク質やビタミン・ミネラルも摂れるので、非常におすすめ。

出汁と味噌だけの味噌汁でもいいし、残り野菜を入れた具沢山味噌汁でもいい。

 

味噌汁は毎日飲んでもかまいません。

 

 

他に、ナットウキナーゼ(血栓を溶かします)が入っている納豆を考えましたが、動物性タンパク質中心にしました。

中高年のフレイル・サルコペニアなどもかなり問題になっているため、筋肉をほどよく保つためには動物性タンパク質が必要だから。

 

 

60才を過ぎたら 食べないほうがいい食べ物

小麦

小麦に入っている小麦タンパクのグルテンは、腸で炎症を起こして消化吸収の妨げになるだけでなく、腸の炎症部分から本来入るはずがない成分が血中に入ってきて、全身でトラブルを起こすことがあります。

麻薬と同じ中毒性があるため、はまると簡単に止めることができず、簡単だから、という理由で、1食パン1個のみ、という高齢者も多いですが、栄養医学的に大問題。糖質のエネルギーしか摂れていないし、血糖値の乱高下を助長するため、中高年はただでさえ耐糖能が悪く隠れ糖尿病や糖尿病が多い中、パン食は止めてほしい。

国産小麦と書いていない限り、すべて海外のもので遺伝子組み換え小麦のため、天然にない成分のため、ますます分解がしづらく、トラブルを起こしやすい。

パンは添加物が多いだけでなく、最近は食パンですら砂糖やはちみつなども多く入っているため、ますます血糖値の変動が激しくなる。

うどん、ラーメンもしかり。糖質単品になりがち。

ちゃんとごはんとおかず、味噌汁という定食風の食事をしてほしい。

また、グルテンは活性酸素を大量に発生するため、非常に疲れやすくなったり、老化がさらに促進します。

グルテンの構成成分のグリアジンは、脳で炎症を起こす結果、認知機能低下やアルツハイマー型認知症との関連についても論文が出ています。

 

パンや小麦製品を食べたい時は、できるだけ国産小麦で、無添加のものにしたほうが、デメリットが最低限で済むかと思います。

おなかの調子のいい時に。

下痢軟便など腸のトラブルがある時やある方は、落ち着くまでグルテンフリーがおすすめです。

 

ちなみにグルテンは、麦関係すべてに入っています。

もしくはグリアジンという一番悪い成分と似た成分が入っているものも。

小麦、大麦、もち麦、押し麦、オートミール、ハト麦、ライ麦、なんでも麦は入っています。

古代小麦には入っていないそうです。(デュラムセモリナにはグルテン入っていますよ。ただの品種で古代小麦ではありません)

カテゴリ:

おいしかったもの, エイジング, 医療, 栄養・食事