https://www.nhk.or.jp/heart-net/hattatsu-otona/
#大人の発達障害 #NHK福祉情報サイト #ハートネット #発達特性 #発達特性は誰にでもある #発達凸凹 #こころの病気 #栄養が足りないだけ #栄養を足せばよくなる #自己流でやらない #京都府立こども発達支援センター
何か調べたかったら、まずは「NHK」と一緒に検索してみる。
「大人の発達障害 NHK」とかね。
ほとんどのことはNHKで取材されて、一般的ではありますが、専門家の意見やアドバイスがちゃんと載っています。
とてもわかりやすいです。
一般的な専門家の意見や学会の見解が全て正しいわけではないけど、少なくともスタンダードなことはわかります。
まず、知らないことはスタンダードから押さえる。
そこから知識を広げましょう。
いきなりネット検索して、おかしなサプリ買ったり、プロテインがんがん飲まないようにね。
さて、先程の続きです。
発達障害やうつ系のエッセイマンガを読んでいると、主人公が、自分が「こころの病気」とは認めたくない、という葛藤がよく描かれています。
自分のせいじゃない、
自分が悪いんじゃない、
という葛藤も多く描かれている気もします。
患者さんが学生とか若い場合、親のほうが、
「心の病気」だなんて!
「恥ずかしい」
「周りどう言えばいいのか」
と親が一番差別してる場面もしょっちゅうです。
不登校とか引きこもりとか特にかな。
そういう親は、子供が良くなるのを待つ、一緒に頑張る(食事とかね)、が親ができないことが多い。
そういう場合は、先に親が栄養療法して栄養足さないと、子供の世話はできません。
(親自身に栄養が足りなくても、子供の食事をすごく頑張ってる方もいます。ただ、方向が間違ってしまった場合、思い込みが激しいから、考え直してもらうのは短期間ではほぼ不可能なことも。例えば、マクロビ、玄米菜食とかヴィーガンに走ってしまった場合は特に。良い方向に行けばとても良いんですが…。その場合、世話で親のほうが倒れるとか…。)
いつもマンガ読んでいて思うのは、「心の病気」にものすごく偏見があって、そう診断されたら負け!(何に?)みたいな印象をよく受けます。
偏見を持ってるのは、自分なんですね。
自分に偏見が切れるとあるから、周りもするし、それは批判できないでしょう?
かたや、精神科で、「発達障害」という診断されて合点がいって気持ちが楽になった、という方もいます。
それぞれです。
精神科の病名はどの診断が正しいのかもわかりません。
私が精神科で診てほしいことは、診断は何でもいいけど(違いがよくわからない。それくらい医者によって変わる)、その患者さんの症状を改善するのに、精神科でないと扱かえない薬が本当に必要かどうか。(処方も精神科医)
それだけです。
漢方薬もちょっとした薬も食事もサプリも、まだまだ足りない、今すぐこれ以上どうしようもない時があります。
そこは精神科の先生(誰でもいいわけではない)の診断、意見、処方がほしい。
必要なら飲んだほうが楽な方もたくさんいます。
でも薬だけではね、根本的なことは何もしてないから。
私は、ほとんどの「心の病気」は栄養頑張って足りないだけ、細胞がうまく働いていないだけ、と思ってるので(特にADHD系)、保険診療でいろんな病名が診断されようが、患者さんの困ってる症状に合わせて栄養足りるように治療していくだけです。
栄養は摂ってるつもりでも、胃腸が悪かったら吸収しないので入って行かないし、摂っていても消耗が激しすぎれば、食事でいくら摂っても足りません。
医療用サプリを足すのも必要ですが、胃腸も含めていろんな臓器を労ることも大切です。
労りながら栄養を足していく。
ちなみに、ネットの情報で、てきと~にアイハーブでサプリ買って良くなることではないですよ。
そんなことで良くなるなら誰も苦労はしないわけです。
ブラセボが切れる頃を過ぎて(どんなにもっても、3ヶ月くらいでしょう)、ある程度、長期で経過は診ないとね。
そんな単純なものじゃないから。
プラセボが切れると、一気に悪化するというか、本当の姿が見えてくるというか…。
「心の病気だったらどうしよう…」
というマンガの場面に、
「いやいや、栄養足りないだけだから」
といつも1人でツッコんでいます。
そういう人は、「心の病気」と言われるのと、「栄養足りない」って言われるのとどっちが嫌なのかな?
栄養足りないんだから、足せばいいだけです。
「栄養足りてない」と言うと(いろいろ説明した上で)、「そんなことない!」という人もいます。
じゃあ、その嫌がってる「心の病気」でいいの?と思うんですけどね。特に親。
写真は、かなり前ですが、京都府医師会の定期的に送ってくる雑誌に、京都府立こども発達支援センターの平井先生が寄稿された原稿に載せられていたイラストです。
解説もとてもわかりやすくて、写真はパッと見でもわかりやすいので、ずっと残してあります。
発達障害かどうかで悩んでいる患者さんには見せて説明しています。
発達特性というものは誰にでもあって、その凸と凹がどこに出るのか。
また凸と凹の大きさで、日常生活に支障が来ることがある。
→続く