プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近投稿した写真

ホーム > 2024年11月



#ヒューマニエンス #おいしさヒト進化のスイッチ #ヒューマニエンス40億年のたくらみ #DHA #オメガ3脂肪酸 #オメガ3 #神経細胞 #佐々木敏 #国民健康栄養調査 #オメガ3 #EPA #DHA #食べるものでからだは変わる #NHK

ヒューマニエンス の おいしさ ヒト進化のスイッチ  を観ました。

いや~、すっごくおもしろかった!!

もっと話聴きたいわ〜。

毎年厚労省が発表してる国民健康栄養調査、あるでしょう?

それのリーダーをしてらっしゃる東大名誉教授の佐々木敏先生のお話がとても興味深くて、さすがずっと国民健康栄養調査をみてらっしゃる先生ですから、統計学的に日本人の健康と栄養の関係性もよくご存知ですいらっしゃっておもしろいお話ばかり。

NHKで、佐々木敏先生の特集してほしいな。
佐々木先生のご著書も読みたくなりました。
(佐々木先生は科学的根拠に基づく栄養学という概念を日本で早期から提唱されてるそうです)

今回のヒューマニエンス、目からウロコの話もたくさん !

恐ろしい話もありました。。

再放送がさらにあるのかはわかりませんが、オンデマンドではしばらく観られますよ。
これはぜひ番組を観てほしい!!

人類の進化について食との関係をわかりやすく解説されて、 人類は最初、肉食です。

その肉食から、骨を割って骨髄を食べるようになって、一気に能が発達する。
この肉食は約700万年かな?(骨髄を食べたのが約200万年前だそうです)。

それが僅か1万年前に農耕が始まる。

ここから人類が大きく変わっていく。。

進化ではありますが、悪いほうにもいってしまってるのが現代なのかも。。

農耕するようになって人類は爆発的に増えたそうで、穀物だから備蓄できるようになり、輸送もできるようになり。。 輸送して備蓄もできるから、いろんなところに街ができてまたそこで人口が増える。
より保管しやすいようにどんどん精製していって、より純粋な糖質にすればするほど腐りにくい。
そうすることで人類は本来なら摂っていた栄養素を捨てて来たわけで。。

衝撃的だったのが、本来は牛肉にもEPA、DHAは含まれていたそうです。

本来のように草だけを食べる牛であれば。

ところが人間の都合で、たくさんの牛肉が必要となり(人口が増えたから)、短期間で牛を太らせて食べるために草を食べる牛に穀物を与えるようになった。

その結果、牛肉にふくまれるEPA、DHAは激減。

これがわかったのは論文が出たからなんですが、 牧草飼育牛は穀物飼育牛のEPAはおよそ5倍!、DHAはおよそ4倍!!

農耕が動物のからだまで変えてしまったわけで、 本当に食べるものでからだは変わる 患者さんには、EPA、DHAは魚にしか含まれていないから魚をしっかりと食べましょうと言ってましたが、ホントなら肉からも摂れることに。。

まあ日本で完全グラスフェッドの牛肉を手に入れるのはかなり大変。

オーストラリア牛は基本グラスフェッドですが、日本向けに穀物も与えています。

日本人がグラスフェッドビーフをグラス臭がすると言って嫌うのと、グラスフェッドビーフは赤身肉だから日本の料理でよく使われる薄切り肉は不向きなんです。
すぐに硬くなるから。

業務用のオージービーフは完全グラスフェッドらしいですよ。

業務用は塊肉で卸すからだそうです。

デパートで完全グラスフェッドビーフ取り扱うのが、私は本当の贅沢だと思いますが、日本では霜降りの脂肪だらけの和牛が高級で贅沢とされてるから、デパートでは取り扱わないらしい。

非常に残念なことです。

大丸には定期的に熊本県の #あか牛 が販売されています。 入荷の時期が直前でないとかわからないそうで、スタッフの方に聴けは、今月の入荷日とかわかってる分は教えてくださいますよ。

毎日は置いてないんですよね〜。
数が少ないからかと思います。

オメガ3の油のアマニ油、エゴマ油が有名ですが、動物はアマニ油、えごま油からEPAさらにDHAに変換する酵素を持ってるので、わざわざ魚を食べなくても体内にEPA、DHAがある。

ところが人間は、この酵素がほとんどないから、アマニ油、えごま油を摂ってもEPA、DHAに変換できないから、魚をしっかりと食べる必要がある、と聴いてました。
(今年の皮膚科学会総会でアマニ油、えごま油のさオメガ3の話があり、さもアマニ油えごま油がEPADHAになることが前提のように講演で話されていたので、ヒトは変換する酵素がほとんどないのでは?と質問したら、そうです、みたいに言われました。。
じゃあ最初にそれを言うべきでは?と思いましたけど。。

EPA、DHAじゃなくてもアマニ油えごま油のオメガ3自体に抗炎症効果があることは証明されています。
ただ、EPA、DHAと同じではない、ということです)

番組では、この変換する酵素が民族というか地域というか国によって持っている割合が違うという表が出ていて、 日本人に関しては、約6割くらい持っているという結果でした。

6割もあるの?! とビックリ!!

6割も持っているなら、オメガ3として摂るなら、アマニ油えごま油で良いことになるのに、じゃあどうして変換が難しいと言われてしまうのか?

論文を読む必要はありますが量が少ないのかも 。

知ってしまうと、えー?!という話もいくつかあって、そのうちの1つのご紹介。

油の話。

胎児の脳に供給されるオメガ3脂肪酸、特にDHAは母親に依存している

という話。

まあこれはDHAに限らず何でもそうだから、ふんふん、と聴いてました。

そしてこのDHAは神経細胞の適切な数を生み出すのに重要
と。

そこでラットたったかマウスだったか忘れましたが、まあネズミでの実験です。

オメガ3なしのエサを与えた妊娠してるネズミ=DHAが不足
オメガ3ありのエサを与えた妊娠してるネズミ=DHAが充足

それで胎児の大脳皮質の断面を調べてみたら。。

オメガ3なしだと、大脳皮質の厚みがおよそ20%減少!!

20%って、むちゃくちゃ大きい数字ですよ!

断面の写真で見ると一目瞭然!!
説得力がありますっ!!

全然神経細胞の数違うやん?!
かなり衝撃的映像。。。

コメントされてた先生が仰ってましたが、

そうなってくると、

さまざまな脳機能障害の原因になる可能性がある。

と。

そりゃそうだ。

ここまででいろんな意味でショックを受けた人、大丈夫ですよ!

後でどうしたらいいか書きますから。

昔の日本人は今よりももっと魚を食べてました。

私が55歳で、私の親世代は、実際見てないからわからないけど、厚労省の国民健康栄養調査ではどんどん魚の消費量は減少の一途をたどっています。。

だから、昔の日本人はけっこう魚は食べていた、ということです。

私が子供の頃もよく魚ののおかず出ましたね。

ニシンとおなすの炊いたんは、ニシンの骨が多くて大嫌いでした。
(甘く炊いてあるおなすは好き)
給食にも出て、ニシンが食べられないから、食べ終わるまで昼休み中ずっと教室で一人で食べさせらてましたよ。。
(昼休み終わったらもう残していい。授業始まるから)

今のお母さんたちはどれくらい魚を食べていますか?

家族にどれくらい魚をたべさせていますか?

今、妊活中の人はどれくらい魚を食べていますか?

妊娠関係なく、性別年齢関係なく、どれくらい魚を食べていますか?

検診や普段の診察でも、魚もっと食べましょう、という話をよくします。

魚が全く食べられない、という人は10年前よりもむちゃくちゃ増えました。。
(そういう人にはもう少し詳しく聴いて、個別にアドバイスしています)

ホントに糖質だらけと肉ちょっと。
その肉も豚肉、鶏肉が中心。

女性はパン、お菓子、パスタ三昧。
男性はラーメン、パン三昧

今週ラーメンしか食べてないという大学生を何人も診ました。

今どきの大学って、構内に有名ラーメン店誘致してたりするんですよね。。

学生にたくさん入学希望してほしいから。要は人気取りです。

ホントに学生の健康、なんにも考えてないな。。といつも思います。

魚もっと食べましょう、と生活習慣病関係の人には必ず言いますが、

魚好きですよ、と言うので、

じゃあ週に何回食べてますか?

魚好きだから。

週に何回食べてますか?

あれば、食べてます。
(この人が、ちなみに男性、料理してるわけじゃない)

週何回食べてますか?

。。。1、2回。。

と、こんな吉本のコントか!みたいなことは日常茶飯事。

だいたいみなさんサバ読みますからね、実際は週1、2回も食べてない。

魚全然食べてませんね〜、と自覚のある人はまだいい。

自覚ないと食生活は変えられない。

戦後、日本は敗戦国で日本中焼け野原になって、(当時も日本は欧米よりも技術や資金力や資源、文化や文明などいろいろ追いついてなかった)

欧米各国は日本の復興再建はまだまだかかると思っていて、それこそ自分たちが主導して、くらいに思ってたはずです。

ところが高度経済成長を遂げ、日本はいきなり世界に躍り出たわけで、欧米各国をギョーテンさせたとか。

日本人は頭が良い。
頭が良いのは、魚を食べてるからでは?

と言うのは有名な話。

魚をどんどん食べなくなって、かと言って他の動物性タンパク質をしっかりと食べてるわけでもなく、オメガ3脂肪酸や野菜もしっかりと摂ってるわけでもなく、添加物まみれの糖質三昧、おかずがあっても
買ってきたお惣菜。。さらにレンチン三昧になってるのが今の日本。。

そりゃあみんな、元気なくなるよ。

胎児の脳に供給されるオメガ脂肪酸、特にDHAは母親に依存している。

そしてこのDHAは神経細胞の適切な数を生み出すのに重要。

オメガ3なしのエサで飼育された妊娠中のネズミの胎児は、大脳皮質の厚さが、オメガ3ありのエサを摂っていた妊娠中のネズミの胎児と比べて、約20%減少していた。

そうなると、さまざまな脳機能障害の原因になる可能性がある。

という話。

ショックを受けた人も大丈夫、という私の考えを書きますね。

自分の母親が魚食べてくれてたら。。
自分が妊娠中に魚食べてたら。。

変えられない過去を悔やむのは止めましょう。

もう時代がそうだし、産婦人科行っても、体重制限のことばかり言われて、栄養の中身なんて全然言われないんだから、どうしようもなかったことです。
(厚労省が出している妊娠中の食事と栄養の摂り方にはいろいろバランスよく食べるように書いてはありますが、皆さんあまり見ませんよね。。)

私はいつも生物の代償機能を考えています。

ある程度の年齢まで生死に関わることなく、無事に生きて来られてるんだから、どっかに遺伝子異常があろうがなかろうが、どっかの細胞が胎児期にうまく生成されなかったとしても、

ちゃんと他の部分や細胞が代わりに、何とかなるように働いてくれてる、といつも思っています。

調子は良くないかもしれないけど。

だからもし、うまくいかない細胞があっても、他の細胞にしっかりと働いてもらえばけっこういい感じになんとかなるし、うまくいってない細胞にもうまくいくようにたくさんしっかりと適切に栄養をあげれば(簡単に言えば細胞にエサをちゃんとあげるわけです)、前よりも働いてくれるようになる、動けるようになると私は思っています。

実際、自分も患者さん診てても、そういう結果が出てるから。

なので気づいた今こそ、今から、足せばいいんですよ。

それで未来は変わるから。

細胞は動いてくれるようになるから。

ただ注意点があります。

魚の摂取は勧めていますが、同じものばかり食べない。
必ずいろんなものをローテーションすること。

肉の量は魚を超えないようにする(いきなりは無理でも)。
(皆さん、ほんとに魚食べてないから)

本マグロとかめばちマグロ、カジキ、くじらなど大型の魚(鯨は哺乳類ですが)は食物連鎖のかなり上にいます。
あと、深海魚(のどぐろとかキンメダイとか)。

これらは水銀含有量が高いです。

妊娠中も妊娠前も、妊娠後も性別年齢関係なく、あまりすすめていません。

私もそういうの、おいしいから食べますよ。食べたい時に嗜好品として。
からだに良いから、と思っては食べてません。

そこは注意です。

魚が食べられないから、サプリでもいいですか? と昔よりはよく聴かれるようになりました。
(レバーが食べられないから(食べることができても)サプリでもいいですか?も同様に非常によく聴かれる)

どうしても無理という場合は医療用のサプリを専門の医療機関で相談するようにお伝えしています。
(自分のクリニックなら、そういう商品の紹介はしています)

皆さん、小林製薬のことがあっても知らない人は知らないし、市販の安物のサプリでも飲むほうがマシと思っている人、まだまだ多いですね。。

小林製薬の一件から市販のサプリ市場、購買が落ちてると聴いてますが、知らない人は知らないんだな。

オメガ3脂肪酸の油、EPAもDHAも非常に酸化しやすいです。

サプリの製造工程で酸化しまくっているものがほとんど、また水銀が大量に含まれているものもとても多い。。
医薬品ですらね。

値段が高いから大丈夫、とまでは言いませんが、ちゃんとそういうのを確認した商品でないと、凝縮している分、余計に体調不良起こします。

ほんとに市販のサプリは勧めていません。

実際の患者さんで(検診でも)、魚全部食べられない、という人であっても、詳しく聴いたら、魚全部、ではないことがほとんど。

その人の生活スタイルに合わせて、食事のアドバイスは保険診療でも簡単にしています。

続けていたら必ず良くなるし、いろいろ食べられるようになってくるからね。

保険診療でもどうしてもサプリ飲みたい、という人には紹介もしています。

なにか行動すれば必ず変わりますよ。

あと、魚でもなんでも、一度に大量に食べないようにね。
自分の胃腸にあわせて無理のない範囲で。

魚関係、他にもいろいろ注意事項がありますが、それはまた診察の時に。
長くなるのでここで一旦魚の話はおしまいにします。

#果物 #タンパク分解酵素 #消化吸収を助ける #胃腸をサポート #果糖 #エネルギー確保 #野菜ジュース #果物の缶詰 #熱で失活 #野菜の栄養を摂る方法

胃腸の弱い方に無理なくカロリーを摂ってもらうのに果物をおすすめすることがあります。

どんな果物をどれくらい摂って良いのか、
おすすめはその方の消化吸収能力や耐糖能、他のエネルギー代謝の検査結果、脂質異常症があるかないか、ある場合その程度、
などなど考慮してアドバイスしています。

もちろん自費の血液検査もして、お食事日記も診てでのこと。

果物ばっかり食べるわけにいかない。
別の病気になります。

果物はからだに良いからもっとたくさん食べよう!
みたいな宣伝文句は、フルーツ売っている側の宣伝文句で、それで病気になっても責任取ってくれませんよ。
いくらでも食べて良いわけじゃない。

他の食材とのバランスが大事。

もちろん食後のデザートに。

果物は生で食べる場合、ビタミンCが摂れます。
食物繊維も摂れる。

種類によっては各種ポリフェノールも摂れる。

果物にはいろんな酵素が含まれていますが、その中のタンパク分解酵素が食後や食事中に摂ると消化を助けてくれます。

タンパク分解酵素が多いもので、
写真のパパイヤ、
前にご紹介したキウイ)イチジク
パイナップル
とか。

生の果物の汁が口の周りや皮膚につくと、かゆくなったり、ヒリヒリしたことってあると思います。

あれはタンパク分解酵素で皮膚が溶かされて、皮膚内に何か(果物の成分)が侵入した可能性がある。

それでけっこう果物の食物アレルギーって多いんですよね。

唇や口の中の粘膜は皮膚と免疫の反応の仕方が違うからいいですが、皮膚には絶対につけてはいけない。

唇や口の中の粘膜は大丈夫と言っても、未熟のいちじくの酵素のおそろしいこと!!

私は何度も未熟のを食べて(食べたかったから)、口の中とかただれて、もう二度とすまい、と何度も思って、またちょっと前にやらかしました。。
(未熟なイチジクをすりおろしてお肉につけたら、、むちゃくちゃ柔らかくなったのをご紹介した時です。
カットして1日置いておいたら、酵素がちょっと失活して、翌日そのまま食べられるようになってました)

果物でタンパク分解酵素の多いものはけっこうすごい!

パイナップルが酢豚に入っているのも然り。
(缶詰のパイナップルでは酵素が失活してるので、ただの甘味を足しただけになります。
そういう意味では、加熱前に豚肉をパイナップルのすりおろしにつけておく方が肉は一番柔らかい)

少し前に紹介したキウイ。
一番お通じが良くなったとNHKでやっていた放送回。
ちゃんと覚えてないけど、腸にとってだけでなく、消化酵素としてタンパク分解酵素の働きは大きいと思います。

なので胃腸に優しい。

タンパク分解酵素がそこまで多くなくても、酸っぱい果物の場合、最初に摂ると酸っぱさの味覚で唾液をはじめ消化酵素が分泌されるので、消化をサポートしてくれます。

ただし、例えば蜜柑。
しかもブランドもの(デコポンとか)は品種改良でむちゃくちゃ甘い!
ショ糖も入っていて、血糖値は爆上がりしやすいから、ちょっと酸っぱいくらいで甘甘の果物を食事の最初に食べると、血糖値が上がって満腹中枢が働き、結局、すぐにおなかいっぱいになりました、
となってしまいます。

なので、食事前、食事中に摂る酸っぱいものは、レモンやすだちなどを料理にかける、水に果汁を少し入れる、梅干し(はちみつ入りじゃなくて)、お酢を使った料理(砂糖とか甘味なしの)など血糖値が上がりにくいものを摂るのはOK。

血糖値が上がりそうなら、甘い果物なら、食事の最後のほう、もしくはデザートに。

青パパイヤだと血糖値は気にしなくてもいいけど、黄色く売れたものもそこまでは上がらないと思いますが(ほぼ果糖だと思っています)、測定していないのでわかりません。

果糖は血糖値は上げませんが、エネルギー源になっていいけど、余った分は中性脂肪になりやすいので、果物の摂り過ぎは健康を害するし、果物によっても個人によっても、そこは皆さん適量が違います。

パイナップルがどこまでショ糖など含んでいるのかはわかりません。

ほんとに品種や育て方で変わるから。
(それは野菜も同じ)

キウイでもグリーンより黄色いほうが甘いしね。

だから食後のデザートで。

ちなみに、逆流性食道炎、胃潰瘍、胃びらん、胃粘膜の炎症が強い場合は、種類によったら(特に柑橘類の酸)は、お酢も含めてむちゃくちゃ痛い、しみる、不快になるので逆効果。

そこも合わせて診察では確認しているわけです。

ちなみに果物の缶詰は加熱殺菌されているため、ビタミンCなどの栄養がどこまで入ってるのか不明。

ほぼないと思っておいたほうがいいかも?

野菜ジュースなどもしかり。

先日テレビ番組で震災時、災害時の非常食に野菜を入れておきたいということで、長期保存できる野菜ジュースを紹介されてました。

いつもそういうのを観て思いますが、メーカーはちゃんと商品にした完成品で栄養分析してるのか、ってこと。

ほとんどのメーカーが、

あくまでも製造過程前の、要は加熱も何もされていないものの計算上の数値を載せてるんであって、完成品を測ったものじゃない。

製造していく過程で、多くの栄養素というのは破壊されて減っていきます。

なので、表示にすごくビタミンなど入ってるように書いても、実際ほんとかどうかもわからない。

なので、

そういうものに過信はしないことです。

本当の非常時、ないよりはあったほうが良いのかもしれません。

うちでは野菜ジュースは備蓄はしてませんが、たまに家族がトマトジュースや野菜ジュースがほしいというので、1~2本くらいはあるかな。

ない時もあります。

備蓄としては置いていません。

(野菜のフリーズドライの味噌汁は良いなと思いました。

できれば無化調のが良いけど)

ちゃんと完成品を測定してくれた結果を公表してくれているなら、備蓄用としても普段からも、1つの選択肢として取り扱いたいと思います。

血糖値を上げない、上がりにくいことが前提で。

(それでも一気飲みは勧めませんよ。おなかびっくりしますよ。

スープやポタ―ジュみたいにゆっくりと一口ずつ飲みましょう)

非常時はいいとしても、

普段から自炊しない人、あるいはしてても野菜食べない人っているでしょう?

野菜ジュース飲んでるから大丈夫、と野菜はほぼジュースのみ、って人。

それでいいんだと真似しないようにね。

今、もうしている人は、やっぱり見直したほうがいい。

メーカーがちゃんと完成品で測定して結果を表示しているなら、その分は信じても良いけど、ビタミン野菜ジュースミネラルはしてませんが多少残っていても、タンパク分解酵素はじめ酵素類は全滅です。

生野菜はジュースじゃなくてちゃんと食べてるという人も、コンビニやスーパーのカット野菜、自炊でも野菜を切った後に水に漬けたりしてると栄養ほとんど流れてますから、ジュースじゃないから大丈夫、じゃないです。

特に売られているカット野菜の大半が、切った後に殺菌消毒剤につけているので。栄養がなくなっているだけでなく、殺菌消毒剤を摂ってることに。。。

(でないとすぐに野菜の色が変わってしまって売れなくなる)

腸内細菌皆殺しで腸内環境ボロボロです。。

胃腸の悪い人の中には、加工食品、食品添加物の摂りすぎという人もとても多いです。

まあ保存料、酸化防止剤はカット野菜だけの話じゃないけど。

非常時は無理ですが、平常時、自炊を始めてもらう時に、ベビーリーフやスプラウトみたいに洗うだけ、根元切るだけ、から勧めたり、キャベツは千切りなんてしなくて良いから、大きくザク切りでOK。

レタスも根元から外す(根元を切る)だけでOKです。

私は野菜を茹でる、ということはほぼしません。

水(お湯)に栄養が溶け出てしまって、それを捨てたらもったいない!

煮て、煮汁やスープごと食べるか、蒸し湯で、蒸し焼きで、少量の水を全部吸わせるように(蒸発してる分はありますが)しています。

たまにオクラはフライパンで蒸し湯のつもりが水入れすぎて茹で汁を捨てることはあります。

根菜類も水に漬けてアクを抜くこともないです。

アクはポリフェノールの塊のことが多いから。

絶対にアク抜きしないと食べられないような野菜、なんかあったかな?

思いつかないな。

アクの好き嫌いや好みはありますけどね。

まあその辺は臨機応変に。

抜けていくのは、いらないものだけじゃないってこと。

調理や加工する場合、その工程が多ければ多いほど、栄養損失は大きいと思ったほうが良い。

なので、一番少ない工程で完成するのが自炊になるわけです。

コンビニのお惣菜やお弁当よりも、

スーパーの裏で作って出してます、みたいなスーパーのお弁当やお惣菜のほうを勧める一番の理由です。

デパートの野菜のサラダのお惣菜とか高いですよね。

ちゃんと野菜の味がすることが多い?

(中にはあまりしないこともある。。)

調理工程が丁寧にすることで栄養損失を防いでいるなら、高いのは仕方ないけど、

ブランド代みたいなものだったら、もう買いたくもないし、食べたくもない。

レストランで新鮮な野菜たっぷりの料理とか、それなりのお値段取られるでしょう?

肉でも魚でもないのに。

(農家レストランだとリーズナブルにしてくださっているけど、そうでなければ普通は高い)

野菜は生鮮食料品だから生きてますからね、収穫からすぐが一番栄養損失が少ない。

流通も保管も調理も、やっぱり手間暇に人件費がかかるわけです。

人にしてもらうっていうのはそういうことです。

できることから始めましょう!

まずは知ること。

知っていれば、少なくとも摂る時に過信はしないからね。

そんなのばっかりじゃいけない、時間ある時(明日か明後日か、次回)にちゃんと摂ろうと思えるかどうかです。
(で、実際に摂るかどうか)

医療の現場ではどうしても肥満の人に目がいきがち。
世界的にも肥満が増えているとか。
私も太ってるのが気になる~!!
とか言ったらいけませんよ。
ここで言う肥満は、世界基準でBMI値30です。
BMI 25~<30までは過体重 とされています。
BMI30以上というと、痩せている女性の皆さんは想像もつかないでしょうけど、
身長160cmで体重76.8kg
びっくりでしょう?
ちなみによく皆さんが目標?みたいにしている、
身長160cm 体重48kgでBMI 18.75
体重45kgで BMI 17.58となります。
BMI<18.5で痩せ過ぎと言われていますが、世界基準で言うなら、もう食糧支援が必要なレベル扱いです。
BMI20はあったほうがいい、という感じですね。
世界共通の体組成系というのがまだ開発されていないので(まだまだ誤差や信頼性に欠けるというところなんでしょうか)、体重と身長でBMI値を出すしかないんですが、BMIが20前後の女性も多いですが、要はその中身です。
アスリートみたいに筋肉も骨もしっかりとあって、無駄な体脂肪はないとなるとけこう重いです。
BMI20は軽く超えるのでは?
(種目によっては違うと思うけど)
筋肉も骨もあまりなくて、体脂肪もあるし、内臓脂肪はもっとあるというBMI20前後は実はかなり問題。
ただ痩せ過ぎよりはカロリーは摂れてるとなるから(でないとBMI20までいかない)、とりあえずOK。
BMI値30超えはもう一目見ただけで、脂肪がかなりついているのがわかります。
ミニお相撲さんみたいな。しかもあまり筋肉なさそうな、脂肪だらけの。
いわゆる電車やバスの一人シートはかなりはみ出るかも。
筋肉がついていたら、骨もしっかりとしていたら、体重が重くなるのでBMI値も上がりますが、体脂肪がそれほどないから、BMI値30は超えないと思いますよ。
さっき大谷君の身長と体重調べたら、AIが、身長193cm、体重95kgと出ました。
BMI値は25.5です。
BMI値が25超えていても、大谷君の体型が健康上問題と思う人はいないでしょう。
筋肉と骨がしっかりとついているということはそういうことです。
肥満の人が高血圧、脂質異常症、糖尿病などメタボの病気のオンパレードなのはわかると思います。
またこれらの病態が全身の血管から臓器にさらに負担を与えて、すべてが悪循環に。
おそらく脂肪肝もあるし、内臓脂肪はかなり多いはずで、この内臓脂肪からも良くない物質がたくさん出てきて悪さをする。
なんとなく、太り過ぎは身体に悪い、と詳しいことはわからなくても想像できますよね。
でも痩せ過ぎだと、あまり誰も問題にしない。
痩せ過ぎをご本人が気にしている場合はまだいいんですが(なんとかしなくちゃと思ってなにか行動されるから)、
痩せてていいでしょ?じゃないけど、なにも問題に思っていないことが問題。
問題に思っていないから
食事を見直すとかあまりされません。
痩せ過ぎの場合は栄養失調がひどいことが多いので、血圧も上がらない、コレステロールは低い(むしろ低すぎ。低すぎは保険診療では問題にされない。上げる薬がないから)、HbA1cも基準値内(施設によって引っかける基準値はかなり幅が大きい。6.4でも引っかけない施設もあり、5.5で引っかけてくれるところもある)になると、
検診では、
健康です
となってしまいます。
(痩せ過ぎは指摘されるでしょうけど)
ほんとは、やった項目に関しては、明らかな診断がつくような異常はなかったです
というだけです。
前にも書きましたが、痩せ過ぎの人でも
高血圧、脂質異常症、糖尿病はよくあります。
むしろ女性の場合、隠れ糖尿病はとても多いし、痩せているから見逃されるけど、隠れ脂肪肝(というかバリバリの脂肪肝。エコーしてないから知らないだけ)、
血圧は上がらなくても、動脈硬化は実はかなり進行している(これも検査をしてないから知らないだけ)。
そこに骨粗鬆症、易骨折、粗鬆はあらゆる臓器に。。
それは皮膚も筋肉も血管もなんでも。
いろんなホルモンや酵素も作る材料がないからあまり作れない。。
ここまで言って、
思い当たることがたくさんあります、体重なんとかしなきゃと思ってたんです、
体重増やさなくてもいいかと思っていたけど、改めます、
みたいに思ってくれたら嬉しい。
まだ現状でなにも問題がないと思っている人に、データを一つご紹介。
BMI 9区分による死亡率のハザード比(肥満に伴う死亡率のメタアナリシス:
Lancet 2016:388:776~86)
によりますと
(ちなみにLancet というむちゃくちゃ権威のある世界の医学雑誌で超有名。最も評価の高い5大医学雑誌の一つ。論文のデータから全部がとても信用性が高いということです。科学者(医者含む)誰が書いても簡単に載る雑誌ではないです。医学論文のオリンピックみたいな感じ?)
BMI 15.0~<18.5 ハザード比 1.51
   185~<20.0       1.13
   20.0~<22.5       1.00
   22.5~<25.0       1.00
   25.0~<27.5       1.07
   27.5~<30.0       1.20
   30.0~<35.0       1.45
   35.0~<40.0       1.94
   40.0~<60.0       2.76
これはBMI値と死亡リスクの関係を表にしたものを抜粋しています。
日本人でBMI 40超えている人はそういないと思いますが、アメリカや海外では、BMI値 40.0~<60 の項目がいるんだと仰天ですね。
逆に、ここには載っていませんが、日本人では、BMI値<15.0(14.5とか14.8とか)の方、数人診たことがあります。。
先進国ではBMI<15.0はもう病気の人しかいないという感覚でしょう。
で、さっきの死亡リスク。
一番死亡リスクが少ないのが、
BMI値20~25。
それ以降は体重が増えるとともに死亡リスクが上昇。
それは想像できますよね。
でも痩せ過ぎの場合、
BMI値 15.0~<18.5の死亡リスク 1.51は、BMI値30.0~<35.0の肥満の1.45よりもまだ高い!!!
驚愕の事実です。
BMI値30~35ってたいがいの肥満ですよ。
身長160cmでBMI値35となれば、体重89.6kgです。
でも痩せ過ぎ(BMI<18.5)よりも死亡リスク低い。。
日本は海外と違って、誰でもいつでも病院やクリニックにかかることができます。
国民皆保険だから。
(欧米では保険に入っていても、いつでもどこでもかかれません。担当のかかりつけ医の許可と紹介状がないと大きな病院行っても門前払いだし、大きな病院の予約は何か月も待ちます。はっきり言って日本みたいにそう簡単には診てもらえない)
衛生状態は世界一良い。
水道の水が飲み水として飲めるのは日本くらい(シンガポールもいけましたかね?)
生卵が食べられる国も日本くらいです。
難民キャンプや戦争ど真ん中みたいに食糧も配給制でろくになく、飲み水も薬もろくなものがない、みたいなところで暮らしているわけではない。
自炊しなくても、コンビニでパンやお菓子は買って食べてるわけです。
だから痩せ過ぎでいても、海外のデータをそのまま持ってきても死亡リスクは日本人には当てはまらないかもしれません。
でもね、いろんな病気にはなりやすいと思いますよ。
細胞や臓器が十分に働けるだけの栄養は足りてないってことだから。
細胞や臓器がうまく働いてくれないから、いろんなところに支障が出て、なにかの病名がつくわけです。
はっきりした病名がつかなくて不定愁訴扱いになることもとても多い。。
病院に行っても、病人扱いされない、ちょっとしたよくある不調。
でもそれがたくさんあったり、程度がひどいと、効く薬はないし、大したことないという扱いは受けるのに、ご本人は毎日がむちゃくちゃつらい、、という家族からも誰からもつらいのがわかってもらいづらい、ということもよくあります。。
少しでも体重を増やすようにしてほしいです。
行動を起せば未来は必ず変わるから。
ほんとに痩せ過ぎの人が体重を増やしていくのは大変で、医療用サプリも他の人ほどたくさん飲めないことも多々あります。。
note に、
痩せ過ぎの方が体重を増やしていく方法
アップしているのでよろしければご参考に。
自力で体重増やそうとするのはほんとにお勧めしません。
胃腸が弱いから。
今以上にこじらせないことです。
専門の医療機関で、医師とよくご相談くださいね。
(保険診療ではできませんよ。お食事日記の確認は必須です)
スローロリス、テキストのイラストのようです
インサイトと広告を見る
投稿を宣伝

#子供のトラブル

 #子供の不調

#オーソモレキュラー療法

#保険診療

#お食事日記

#母親の体調 #

#子供の体調改善

#医療用サプリ

#子供の血液検査

#医療介入
#医療の必要性

 

Facebook・Instagramで書いた記事です。

こちらにもコピペして残しておきます。

 

 

かなり前に当院でオーソモレキュラー療法されていた患者さん。
しばらく来られなくなって、その間に3人妊娠・出産とされて、私のSNSやブログは読んでくださっていたみたいで、今回6年ぶりにご来院されました。

自費の血液検査はしていませんが、前のデータや患者さんの経過から、また3人も出産育児とされて栄養はかなり減って、ほんとはかなりしんどいはず。。。

自分がしんどい時って家族もしんどいって思ったほうがいい。

大人と違って子供の場合が、しんどいと、ぐったりするしんどさならわかりやすいのかもしれませんが、ぐずるとか言うことをきかない、偏食、暴れる、大声を出すなど忙しい時は大人がイラっとしてしまうような行動を取られると、ますます世話をするのが嫌になることもあるでしょう。

子供がぐずるのはどこのおうちでもよくあるし、もう相手をするのもしんどいから、お菓子やファストフードやジュースでとりあえずおとなしくさせる。。。
(その後もっとしんどいことになるんだけど。。)

わかっていても自炊も大変だし、どうしても糖質中心に。。。
子供からお菓子を取り上げることの大変さも皆さんご存知で。。。

ご本人が受診されて、お子さんの様子もお聴きして、
栄養解析や自費診療は確かに現状を一番把握はできますが、お金もかかるし、子供の採血は大変です。
(うちでは小さい子の採血はあまり勧めていません。保険診療でも。よほどのことがない限り。何かの時に小児科で採血したのがあればそれでほとんど充分)

保険診療でできることって実はけっこうあります。
保険適応のある薬と最低限の検査(保険も厳しいから、そんなにたくさんの項目できるわけではないです)で、けっこう良くなる人も多い。

ただ、食事はとても大切だから、1回だけでもお食事チェックと体調のもっと詳しいチェックができるように自費診療に入るようおすすめしました。

自費のオーソモレキュラー療法の診察に入っていただければ、資料もお渡しができるし、食事のよくある勘違いも実は違うとお伝えができる。
その人の胃腸機能を推測して、多分タンパク質食べすぎですよ、消化吸収していませんよという推測もできる。

保険診療だけでご本人もかなり良くなられて、ほんのちょっとだけサプリをおすすめしました。

ちょっとしか飲まれていませんが、もう劇的に回復されて、自炊が楽にできるようになられました。

子供のお菓子三昧を最初止めた時は子供からの激しい抵抗があったみたいですが、それも耐えられ、ご自身も含めて家族全員の食事がガラッと変わったそうです。

またそれを難なく作れるようになったとのこと。

お子さん3人、誰も血液検査も自費のサプリも飲ませていませんが、食事を変えて、医薬品のサポートを足して、みんなすごく体調改善したそうです。

今まで小児科にずっとかかって薬飲ませていたのに。。
小児科も3軒回ったそうです。。
聴いてるだけで大変なのがよくわかります。。

もうそんな薬は使わなくて済むようになった子と使う回数がすごく減った子と。

もう聞き分けがすごく良くなって、育児がむちゃくちゃ楽になったそうです。

幼稚園でも周りから、どうしてそんなに変わったの?!と聴かれると仰ってました。

経過をずーっと聴いていくと、検査しなくても現状が把握できます。

京都市なら、今、子供の医療費、クリニックでの窓口負担は月200円ですよね。

薬の調節にお母さんが代理受診できるなら、こまめに来てもらって様子を聴かせてもらって調節していくこともありますが、同月なら再診料ゼロ円ですものね。

子供こそ、保険診療を有効に使ってほしいと思います。

私は子供にそんなにたくさんのサプリはいらないと思っていて、確かにいる子もいると思いますが、そもそも小さい子(中学生くらいまで。場合により高校生でも)にたくさんのサプリを飲ませるのは大変です。

親の前で無理やり飲んでも、その子が無理して親の顔色伺いなら飲んでいることもあり、トラウマも心配です。
無理やり飲んでいると、必ず、飲みたくない!!となる日が来ます。。

私の経験からすると、ほんとに効いてる場合、その子自身もまだ小さくても、これは自分にいるものだとわかるから、目の前に置いておいたら自分から飲んだり、自分から飲みたいと言ってきます。

薬やサプリに素直というか、子供の直感で、これは助けれくれるものだとわかるのかもしれません。

実際、飲んだ後が楽になるから。

食事もサプリもうまくいかない、と言う子供ほど医療の介入は不可欠で、逆に医療が介入すれば、サプリはそんなにいらないことも多いです。

食事とサプリだけで良くなるなら、とっくに良くなっているというのが私の持論です。

食事の内容やサプリの選び方が間違っているということも多々ありますが、どこのおうちも割ける予算にも限界があると思います。

小さいうちなら、まだ大人ほど生きてきていないから、大人ほどこじらせていないし、最低1回食事指導に入っていれば、大人も子供も基本は同じで、あとは個々に合わせてのアレンジです。

ベースをお母さん(料理を提供する人)がわかっていれば、アレンジのちょっとしたアドバイスくらいなら、保険診療でもやっています。

性別年齢関係なく、食事とサプリだけでどうこうできる、治る、とは思わないでくださいね。

もう診断がついている病気や病態がある場合、何らかの薬は必要で、食事も医療用サプリも大切だし、症状により必須アイテムですが(特に食事の見直しと改善)、それは治療のベースであって、それだけでは治らないし、改善できない。

食事とサプリだけで治せる時期はとっくに過ぎたと思ったほうがいい。

何度も言いますが、食事とサプリで良くなるなら、医者はいらんでしょ。 (医療用サプリは、医師が診察(や検査)の上で、種類や量を選んではいきますが)

それでうまくいかないなら、 そう簡単に話が進まないなら、 医療の介入(保険診療の)が必ずいるし、医療が助けてくれるから、実はそんなにサプリは子供にはいらないことが多々あります。

発達障害や自閉症スペクトラムと診断がついていてもね。

うちでうまくいっているパターン(お子さんは保険診療のみで、サプリなしか、サプリを飲ませてもごくわずかのみ。1日2,3粒くらい)は、
お母さん(料理を提供して世話をする人)が先に元気になっていること、
その人自身が食事指導に自費診療で受けたことがあるとか、
元気になって自炊がすごく楽にできるようになったとか、
食事について、どういうのが良くて、どういうのが良くなくて、ある程度実践もできてる場合です。

自分が元気じゃないと自分の子供の世話でもできませんからね~。

まずは自分。

ご本人が元気なっていく過程で、食事に関する刷り込まれた情報を上書きしていくのがとても大変な人もいれば、すんなり上書きできる人もいて、ここは個人差が激しい。

ただ、時間をかければ、ご本人が諦めなければ、必ず良くなります。

少しずつでも。

時間がかかっても。

もういいや、を続けないことかな。

もういいや、となっても、しばらくしたら必ずまた戻ってくるとかね。

お母さんの場合、というか成人、ある程度の年齢がいってしまうと、それだけ栄養欠損が進んでいます。

生きていることが栄養が消耗することだから。

だから、できれば毎日何かを摂らなきゃいけないわけです。
すべての生物は。

特に女性は1年経つと、12回月経があったということで、1か月1か月が実は大変なんです。

ほんとに女性は大変なんですよ。

私は月経過多もひどかったし、ピロリは27歳くらいで除菌しているけど、胃がんの手前の手前までいってましたからね、ほんとにひどかったし、大変でした。。
当時はその大変さがわからなかった。。

ほんとに危なかったな~。

オーソに出会っていろいろ変えていなければ、今頃絶対廃人になっていたと思います。

少なくとも仕事はできなくなっていたでしょうし、最悪胃がんと糖尿病で寝てばかりの人生だったかも。死んでたかもね。

私がオーソ始めたのが45歳の時。

もっと早くに始めていたら。。とふと後悔することはありますが、過去は変えられない。

でも未来は変えられる。

子供の人生はもっと変えられますよ。

保険診療と言えども、どこの医療機関に行っても中身は同じじゃないんだな。
保険診療なのに。

開業当初はどこでも似たようなものと思っていたのが、年々ひどくなってる。。。

もう何科に行っても、ほんとに対症療法のみで、保険診療だからそりゃあそうなんだけど、誰も、じゃあどうしてそうなっているのか?に注意を払わない。。

そりゃあ患者さん、病院に行くのが嫌になりますよね。。

お悩みの方は、一度ご相談ください。

保険診療でうまくいかない病気や病態は、保険診療で最初は対応します。
オンライン診療もやっています。
経過をずっとお聴きしたり、保険診療で薬の調節をしていると、これは自費診療(食事指導含む)でもっと細かいところやったほうがいいと判断した場合はすぐに言いますから。

それで自費をやるかどうかはその時決めたらいいですよ。

まずは保険診療でできるところまでやってみては?
(コロナワクチン後遺症は保険診療では対応していません)