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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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Facebook・Instagramで書いた記事です。

こちらにもコピペして残しておきます。

 

 

かなり前に当院でオーソモレキュラー療法されていた患者さん。
しばらく来られなくなって、その間に3人妊娠・出産とされて、私のSNSやブログは読んでくださっていたみたいで、今回6年ぶりにご来院されました。

自費の血液検査はしていませんが、前のデータや患者さんの経過から、また3人も出産育児とされて栄養はかなり減って、ほんとはかなりしんどいはず。。。

自分がしんどい時って家族もしんどいって思ったほうがいい。

大人と違って子供の場合が、しんどいと、ぐったりするしんどさならわかりやすいのかもしれませんが、ぐずるとか言うことをきかない、偏食、暴れる、大声を出すなど忙しい時は大人がイラっとしてしまうような行動を取られると、ますます世話をするのが嫌になることもあるでしょう。

子供がぐずるのはどこのおうちでもよくあるし、もう相手をするのもしんどいから、お菓子やファストフードやジュースでとりあえずおとなしくさせる。。。
(その後もっとしんどいことになるんだけど。。)

わかっていても自炊も大変だし、どうしても糖質中心に。。。
子供からお菓子を取り上げることの大変さも皆さんご存知で。。。

ご本人が受診されて、お子さんの様子もお聴きして、
栄養解析や自費診療は確かに現状を一番把握はできますが、お金もかかるし、子供の採血は大変です。
(うちでは小さい子の採血はあまり勧めていません。保険診療でも。よほどのことがない限り。何かの時に小児科で採血したのがあればそれでほとんど充分)

保険診療でできることって実はけっこうあります。
保険適応のある薬と最低限の検査(保険も厳しいから、そんなにたくさんの項目できるわけではないです)で、けっこう良くなる人も多い。

ただ、食事はとても大切だから、1回だけでもお食事チェックと体調のもっと詳しいチェックができるように自費診療に入るようおすすめしました。

自費のオーソモレキュラー療法の診察に入っていただければ、資料もお渡しができるし、食事のよくある勘違いも実は違うとお伝えができる。
その人の胃腸機能を推測して、多分タンパク質食べすぎですよ、消化吸収していませんよという推測もできる。

保険診療だけでご本人もかなり良くなられて、ほんのちょっとだけサプリをおすすめしました。

ちょっとしか飲まれていませんが、もう劇的に回復されて、自炊が楽にできるようになられました。

子供のお菓子三昧を最初止めた時は子供からの激しい抵抗があったみたいですが、それも耐えられ、ご自身も含めて家族全員の食事がガラッと変わったそうです。

またそれを難なく作れるようになったとのこと。

お子さん3人、誰も血液検査も自費のサプリも飲ませていませんが、食事を変えて、医薬品のサポートを足して、みんなすごく体調改善したそうです。

今まで小児科にずっとかかって薬飲ませていたのに。。
小児科も3軒回ったそうです。。
聴いてるだけで大変なのがよくわかります。。

もうそんな薬は使わなくて済むようになった子と使う回数がすごく減った子と。

もう聞き分けがすごく良くなって、育児がむちゃくちゃ楽になったそうです。

幼稚園でも周りから、どうしてそんなに変わったの?!と聴かれると仰ってました。

経過をずーっと聴いていくと、検査しなくても現状が把握できます。

京都市なら、今、子供の医療費、クリニックでの窓口負担は月200円ですよね。

薬の調節にお母さんが代理受診できるなら、こまめに来てもらって様子を聴かせてもらって調節していくこともありますが、同月なら再診料ゼロ円ですものね。

子供こそ、保険診療を有効に使ってほしいと思います。

私は子供にそんなにたくさんのサプリはいらないと思っていて、確かにいる子もいると思いますが、そもそも小さい子(中学生くらいまで。場合により高校生でも)にたくさんのサプリを飲ませるのは大変です。

親の前で無理やり飲んでも、その子が無理して親の顔色伺いなら飲んでいることもあり、トラウマも心配です。
無理やり飲んでいると、必ず、飲みたくない!!となる日が来ます。。

私の経験からすると、ほんとに効いてる場合、その子自身もまだ小さくても、これは自分にいるものだとわかるから、目の前に置いておいたら自分から飲んだり、自分から飲みたいと言ってきます。

薬やサプリに素直というか、子供の直感で、これは助けれくれるものだとわかるのかもしれません。

実際、飲んだ後が楽になるから。

食事もサプリもうまくいかない、と言う子供ほど医療の介入は不可欠で、逆に医療が介入すれば、サプリはそんなにいらないことも多いです。

食事とサプリだけで良くなるなら、とっくに良くなっているというのが私の持論です。

食事の内容やサプリの選び方が間違っているということも多々ありますが、どこのおうちも割ける予算にも限界があると思います。

小さいうちなら、まだ大人ほど生きてきていないから、大人ほどこじらせていないし、最低1回食事指導に入っていれば、大人も子供も基本は同じで、あとは個々に合わせてのアレンジです。

ベースをお母さん(料理を提供する人)がわかっていれば、アレンジのちょっとしたアドバイスくらいなら、保険診療でもやっています。

性別年齢関係なく、食事とサプリだけでどうこうできる、治る、とは思わないでくださいね。

もう診断がついている病気や病態がある場合、何らかの薬は必要で、食事も医療用サプリも大切だし、症状により必須アイテムですが(特に食事の見直しと改善)、それは治療のベースであって、それだけでは治らないし、改善できない。

食事とサプリだけで治せる時期はとっくに過ぎたと思ったほうがいい。

何度も言いますが、食事とサプリで良くなるなら、医者はいらんでしょ。 (医療用サプリは、医師が診察(や検査)の上で、種類や量を選んではいきますが)

それでうまくいかないなら、 そう簡単に話が進まないなら、 医療の介入(保険診療の)が必ずいるし、医療が助けてくれるから、実はそんなにサプリは子供にはいらないことが多々あります。

発達障害や自閉症スペクトラムと診断がついていてもね。

うちでうまくいっているパターン(お子さんは保険診療のみで、サプリなしか、サプリを飲ませてもごくわずかのみ。1日2,3粒くらい)は、
お母さん(料理を提供して世話をする人)が先に元気になっていること、
その人自身が食事指導に自費診療で受けたことがあるとか、
元気になって自炊がすごく楽にできるようになったとか、
食事について、どういうのが良くて、どういうのが良くなくて、ある程度実践もできてる場合です。

自分が元気じゃないと自分の子供の世話でもできませんからね~。

まずは自分。

ご本人が元気なっていく過程で、食事に関する刷り込まれた情報を上書きしていくのがとても大変な人もいれば、すんなり上書きできる人もいて、ここは個人差が激しい。

ただ、時間をかければ、ご本人が諦めなければ、必ず良くなります。

少しずつでも。

時間がかかっても。

もういいや、を続けないことかな。

もういいや、となっても、しばらくしたら必ずまた戻ってくるとかね。

お母さんの場合、というか成人、ある程度の年齢がいってしまうと、それだけ栄養欠損が進んでいます。

生きていることが栄養が消耗することだから。

だから、できれば毎日何かを摂らなきゃいけないわけです。
すべての生物は。

特に女性は1年経つと、12回月経があったということで、1か月1か月が実は大変なんです。

ほんとに女性は大変なんですよ。

私は月経過多もひどかったし、ピロリは27歳くらいで除菌しているけど、胃がんの手前の手前までいってましたからね、ほんとにひどかったし、大変でした。。
当時はその大変さがわからなかった。。

ほんとに危なかったな~。

オーソに出会っていろいろ変えていなければ、今頃絶対廃人になっていたと思います。

少なくとも仕事はできなくなっていたでしょうし、最悪胃がんと糖尿病で寝てばかりの人生だったかも。死んでたかもね。

私がオーソ始めたのが45歳の時。

もっと早くに始めていたら。。とふと後悔することはありますが、過去は変えられない。

でも未来は変えられる。

子供の人生はもっと変えられますよ。

保険診療と言えども、どこの医療機関に行っても中身は同じじゃないんだな。
保険診療なのに。

開業当初はどこでも似たようなものと思っていたのが、年々ひどくなってる。。。

もう何科に行っても、ほんとに対症療法のみで、保険診療だからそりゃあそうなんだけど、誰も、じゃあどうしてそうなっているのか?に注意を払わない。。

そりゃあ患者さん、病院に行くのが嫌になりますよね。。

お悩みの方は、一度ご相談ください。

保険診療でうまくいかない病気や病態は、保険診療で最初は対応します。
オンライン診療もやっています。
経過をずっとお聴きしたり、保険診療で薬の調節をしていると、これは自費診療(食事指導含む)でもっと細かいところやったほうがいいと判断した場合はすぐに言いますから。

それで自費をやるかどうかはその時決めたらいいですよ。

まずは保険診療でできるところまでやってみては?
(コロナワクチン後遺症は保険診療では対応していません)

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