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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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すみません、とても眠くて、明日のためにもう寝ることにしました。

なので、facebookのコピペを貼らせていただきます。。

 

自分で食事を作らない方がいます。
実家暮らしで、母親が作ってる、父親が作ってる、あるいは夫が作っている(実際こういう患者さんがいました!うらやましい~!!)などなど。
もう成人もして働いている環境で。上げ膳据え膳とはうらやましい限りですが、食事療法をしていく上では、その作る人が理解していないと、正しい料理は出てきません。

食事指導を全然守らない方がいて(結構いますが…)、やらない理由ですが、
①自分がやる気がない
これはどうしようもないです。
やりたいけど、やる気が起こらない、すぐに忘れてしまう…という場合は、副腎疲労がかなり強いから、自力では確かに難しい…。
(これは、そこから抜け出したいなら、サプリ代はちょっと覚悟しないと)

そして一番の困ったちゃんは、
②食卓に出てこない、作ってくれない
という他人任せのこと。
その食事を作ってくる人に、こういうのは良くて、こういうのはダメと説明しましたか?
渡している食事の資料や本とか、その人について見せましたか?
作る人が理解していない限り、指導内容の食事なんて出てくる訳がありません。

家族が協力してくれてます、とたくさんの方のお食事日記見ましたが、糖質三昧、タンパク質も良質の油もなく、どこが協力?
嫌がらせや反対してるんじゃなくて?
ということも多々あります。

つくってもらう立場だから、家族と言えども文句や注目はしにくいですよね。

でも、その人に任せるんだったら、それこそ家族なんだから話し合ってほんとうの協力してもらうしかないでしょう。

それが無理と言うなら(描く家庭に事情もあるでしょうし)、人に任せるんじゃなくて、自分で自分の食事を用意しましょう。
当たり前ですね。

自分で全部作るのか、作ってくれた料理から食べても良いものだけ食べるのか、あるいは足すのか、それは料理次第だと思います。

出されたから食べる

何も考えずに来てしまった結果が今ですよね?
せっかく食事を変えなきゃ!と思ったんなら、出された食事の中で、何が良くて何が悪いのか、見たらわかりますよね?
これ、砂糖使ってる?とか聞けばいい話で。

それがわからないのに、作ってる人に文句も注文もできませんよね。

レバー使って欲しいなとか、緑の濃い野菜全然ないなとか、芋や根菜類使いすぎとか、砂糖の代わりにラカントSプレゼントするとか。

まず自分が理解しないと。

それすらもできないというなら(メニューがわからない)、もう頻繁に料理教室に通うがごとく、診察予約取って、その中で料理の授業?(オーソモレキュラーの料理本とか見ながらの指導、メニュー提案など)をするしかないでしょう。
もちろん、理解して覚えられるために、最低限のサプリも入ります。

食事を変えない限り、サプリはよほど飲まないと±ゼロ?(実際はゼロではないでしょうけど、患者さんの改善の自覚が全然ない)です。

食事をすごく頑張っている方は、少量のサプリで効く方も大勢います。

自分の体ですから、人任せにしない。
もう大人なんですから、自分のことは自分でしましょう。
家族の本当の協力がないなら仕方ないでしょう?

作っている人が、あなたの人生責任取ってくれますか?
どう責任とってくれるんですか?
時間は戻せないし、体がしんどくても、介抱は家族がしてくれても心配もしてくれても、しんどさや病気を治してくれるわけでもない。

しんどいのね、かわいそうに~と、タンパク質の全然ない糖質三昧の食事ばかり出されて、それは廃人にしていくコースです。
(病気の種類によったら、おかゆやスープにタンパク質少しというのはありますが、普段の食事の話です)

何が一帯愛なんだか…。

facebookで書いたのが反響が大きかったので、こちらにも上げておきます。

 

初診の方で、マラセチア毛包炎がずっと胸と背中に出ているという話で(今日は、マラセチアとしてはまだ落ち着いていましたが)、10年以上出ているそうで。。

先日、とある形成外科を受診されたら、抗真菌剤(カビを殺す薬)に、抗生物質(結構きつい)を2週間(!)も処方されたという話。。

塗り薬(おそらく抗真菌剤とステロイド?抗生物質入り?)も出そうとされたのを患者さんがいらないと言ったから、内服のみ。

私はてっきり外用剤を断ったから、内服だされたのかと思っていたら、最初からセットで出す予定で、外用だけなくした、とのこと。。。

ま、そんだけきついのいろいろ出せば、どれか当たるし、きつい分、当たったのが一時的に押さえてはくれると思います。

。。でも、その後は。。?  副作用は?というお話です。

 

皮膚科医の禁じ手パート2!

(パート1というか、facebookに先に禁じ手を書いたので、ここではパート2ということで。この後にこぴぺしますね)

 

さて、パート2は、

ステロイドに抗生物質を混ぜるというもの。

抗アレルギー剤も結構プラスされます。

抗アレルギー剤は、アレルギーを抑えるためではなくても、かゆみを抑えるのに出したりします。

かゆくて掻いちゃって、どんどん悪化ということもありますから、特に寝ている間に無意識に掻かせないために出すことはあります。

 

で、ステロイドは普通は感染症に禁忌ですから、普通は抗生物質と一緒に処方することはありません。

普通は。

 

皮膚の病気というのは、大きく分けたら、

①炎症(=赤い)

②感染症(=赤いことが多い)

 

この2つです。(実際はもっと細かい分類がありますよ。)

①の炎症は、なにで炎症が起こっているのかで、原因が違うと治療法も変わりますから、その見極めが大事です。

ただ、たいがい、皮膚の炎症(赤み)は、ステロイドを処方されることが多いでしょう。

(いいか悪いかは別の問題として。現状の話です。)

②は、感染ですから、抗生物質や抗真菌剤です。

ばい菌をやっつけます。

 

ばい菌の炎症がひどくて、その場合、ステロイドも炎症を抑えるために使うこともあります。

一見相反するものでも、同時に起こることもあり、そこは診た医者しか必要性の有無は確かにわからない。。

 

いろいろ考えた末に、ステロイドと抗生剤両方出した(塗り薬でも飲み薬でも)、というのも、本当にいろいろ考えての上であれば、仕方ないと思います。

ばい菌もやっつけたいし、この炎症はステロイドで早く抑えてあげるほうがいいと判断したわけでしょう、ってことですが。

そこは、使うかどうかは、医師個人の考え方で違いますから、何が正解かと言われても困ることもあります。

 

でも、そういったことは考えずに、とにかく混ぜちゃえ!と出すバカ医者もいます。。。

こんだけ混ぜたから、どれか効くだろう、と。。

 

開業医の場合、評判が大事ですから、何を使おうが、見た目(特に皮膚は)早く落ち着けばいいわけです。

なので、ビックリするような強い薬が使われていることがあります。

しかもいろいろ混ぜて。。。

(塗り薬はできれば混ぜないほうがいい。不衛生なのと、混ぜることで効果が半減以下になります。でも、副作用はそのまま来る。油断していると、もっとひどいことになったりすることも。。。)

 

ステロイドは使っていません、と最強のステロイドしか入っていない薬を患者さんに渡していた、という事例は有名な話です。。

 

ばくちか?! なんか当たればいいのか?!

 

いいんです、こういう医者にとっては。

「効き」さえすれば。

 

患者さんがそりゃ嬉しいでしょう~。

あんだけ悩んでいたのが、すぐに落ち着くわけですから!

どれだけきつい薬が使われたのかも知らずに。。。

その分の副作用はもう出ているのかもしれません。知らない間に出ていることもあるでしょう。。

 

ゲームに勝てばなんでもいい、手段は選ばない、とかいうのとはわけが違う。

ゲームではないし、ヒトの体ですから。

「効く」のであれば、必ず副作用があります。

 

以下、コピペです。

 

皮膚の病気の種類に関わらず、慢性疾患(長く続いていて、全然治らない、もしくはすぐまた出てくる)は、保険診療の範囲内で、根本的に解決させることはできません。
保険診療にはルールがあり、病気が決まれば(診断が大事なわけですが)、出せる薬は決まってしまいます。
せいぜい、その中から組み合わせが多少変わるくらいで、それほど大きくは変わりません。
保険診療の中でも禁じ手は、必要以上のステロイドをずっと(診察もせずに)塗らせていたり(飲ませたり)、常在菌(皮膚に元々住んでいる菌)に対して抗生物質や抗真菌剤(カビの薬)を必要もないのにずっと飲ませたり塗らせたり…。
(水虫だけは治したければ、しばらく飲んだり塗ったりしないといけません。通常皮膚に住んでいる菌ではないので)

なんでずーっと出しとんねん!!
耐性菌もできるし、腸内環境最悪になるだろうがッ!と憤満やるかたなしですが、そんな薬をくれと言われても、必要もないから出しません。

皮膚科でよくあるのが、「あそこはすぐに治る!あそこの薬は何でも効く!」と評判のところです。
かぶれはともかく、なんでアトピーや慢性湿疹に、こんな強いステロイドがいるわけ?!
(紅皮症みたいになったならともかく。その場合でも、普段は使わないようなきついのを使わないと危ないなどなど説明がありましたか?)

マラセチアに内服の抗菌剤っていつまで飲ますわけ?
内服飲まさないといけないほど、その時そんなにひどかったのなら、短期間にして、診察に来ささないと!と思うのは私だけでしょうか…。
(ちなみに皮膚科ではなく形成外科でされてたんですが…)

慢性疾患を保険診療で根本的に治すことはできません。
皮膚を治す栄養がないことがそもそもの原因です。
皮膚のバリアを破綻させるような、あるいは修復できないようなことが起こっているわけです。

そんなことは自費治療でないと無理だと思います。
保険診療は、ほとんどが対症療法です。
そこをわかっていない限り、どこに行っても似たような薬だし、たまに変わったと思ったら、普通では出さないような強いのが出されてたり、副作用のことも考えましょう。強い薬を欲しがっても、後で困るのは自分です。
出す医者が一番悪いけど、それなりの考え(保険診療の限界の中でできることを探したのかも)があってのことだと思いたいですが、それでも不要な薬は私は要らないと思います。

 

赤ら顔にミノマイシン、しかも長期出す医者がまだいたのかとも思いますし、赤ら顔に関わらず、抗生物質長期投与で改善したという論文が出ているものもあったりします。そのターゲットの細菌がドンピシャで死んでくれて、耐性菌も出ず、副作用が出る前に薬も止めていて、大したことも起こらずメリットだけ出て良かった、という方もいるとは思います。。でも、デメリットは・・?他の方法はないの?それしか本当にないの?ともなるわけで。。。保険のビタミン剤くらいで赤ら顔が効けばいいですが、まあだいたい効かない。。(ごくたまに劇的に効く人がいますが、それが誰かはわからない)保険診療で赤ら顔はものすごい限界があります。。基本は自費治療(光やレーザーなど)とスキンケアと食事栄養(+サプリ)ですね。。

 

水虫とか発熱炎症の激しい場合の感染症(常在菌であっても)の場合は、確かに仕方ないこともあります。

私の独断と偏見ですが、どちらかというと、年配の医者のほうが(昔堅気と言いますか)、昔のまま、抗生物質の長期乱用が多いような気がします。どちらかと言うと若い先生のほうが短くしか使わない。。?

(若いのにダラダラ使っていたら、ただのバカか?その根拠を言ってみろ!と思います。ろくなところで研修しとらんやろって感じです。ただ、ちゃんとした研修を受けても、同じ医局内であっても、ステロイドばかばか使うバカ皮膚科医もいたし、抗生物質1年も2年も飲ませている(やはりニキビでミノマイシン。。。)医者もいました。。

 

指導医から受けた影響って大きいとは思いますが、自分で考える余裕ができてくると、こんなにステロイドや抗生剤使っていいのか?と普通は気づくと思いますが、気づかない医者も多い。。

 

いまだに風邪に抗生剤山ほど出す医者もいますしね。。。私が医者になった頃、もう20年以上前ですが、その時でも(当時形成外科をしておりましたが)、抗生剤の長期投与はダメらしいと言われ出したところだったかな。上の先生が、いろいろ大人の事情で抗生剤を長くいくよう指示していて、最初はそれが当たり前と思っていましたけど、しばらくしてなんかおかしくないか?と別の先生に聞いたりしてて、おかしいですよね~、でもこうい時は仕方ないし、などなどいろいろ考えさせられる時代がありました。そうこうしているうちに、術後の抗生剤の長期投与が保険が通らなくなり(3日でしたっけ?最長5日まででしたっけ?)、保険もかなり厳しくなりました。(厚労省は、抗生剤のダラダラと長期投与されることをずっと懸念に思っていました。もっと厳しくされていくはずですが、抜け道というか病名をつければ、なんとでもなったりするのかな。。?その辺はどうでしょう。。自分がそんなに出さないから、どうしたら長期保険が通るのかなんて、考えたこともないのでわかりません。うちのクリニックには、院内に抗生剤がほぼないので(点滴も)、内服で出すとしたら院外処方箋かな。点滴で抗生剤がいるような人は、受けれないですね~。どこかに紹介しないと。自費でビタミン点滴ならできますけど。。、

 

「妊娠して子供を産んで育てる」

 

当たり前のように言われていますが、栄養療法を勉強して、不妊治療されている方・妊娠された方・妊娠されている方・出産された方・授乳中の方などを診ていると、本当に母親の体が犠牲になっているんだなと実感する毎日です。

女性は、ほんとに大変ですね。

ものすごい「変化」が妊娠出産で起こりますから、経験された方でないと、はたから見てても想像を絶するんだろうなと思います。

少しでも楽になれる方法があります。

一人でも多くの女性に一刻も早く知っていただきたいです。

 

 

生理も止まって、体調も悪そうで、大丈夫かなと心配されていた患者さんが栄養療法をされて、生理が来て喜んでいた矢先にすぐに妊娠され(妊娠したいとは聞いていましたが、もっと先だと私は思っていて、とてもびっくりしました)、さらに食事もサプリもできる範囲で頑張られて、めだたく出産。

今回、産後半年でお母様と受診されました。

産後とは思えないくらい(授乳中子育て真っ最中とは思えないくらい)、とても元気で、お肌の色つやもよく、あれはわかんないですね=。

 

サプリはこつこつと継続され、妊娠中もマタニティブルーもなく、産後も順調で、元気いっぱい、母乳は出過ぎて困ったと言われてました。

(母乳はちょっと捨てているそうです。おっぱい張りすぎるから。

あの「肉を食べたら、おっぱい詰まる。母乳が出なくなる」という都市伝説は一体なんですか?!

どういう科学的根拠で?

ちなみに、おっぱいは、「白い血液」と思ってください。

肉も食べていないのに、血液は作れません。おっぱい出てても、ほとんど水では。。?)

赤ちゃんは、母乳のみで育てていらっしゃいますが、無茶苦茶よく寝て、起こさないとおっぱいを飲まないくらい、よく寝るそうです。順調に何も問題なく成長しているそうです。

良かったです~。

 

これも栄養療法されている患者さんからよく聞きますが、ほんとに栄養の足りているおっぱいを飲んでいる赤ちゃんは、よく寝てます。

赤ちゃんだって、ゆっくり寝たいと思いますよ。

水みたいな母乳だったら、栄養ないですから、おなかが空いて空いてたまらないから、泣いているのでは?

だから、すぐに泣くんですよ。水ばっかりで栄養くれないからでは?

 

おなか空く=成長できない、ということですから、赤ちゃんも必死でしょう。

母乳は母乳でもちろんあげればいいんですが、足りてないの?と思ったら、さっさと粉ミルク上げてください。

それが、その子のためです。

生まれてすぐの成長のスタートに、栄養なしで頑張れ!とは酷な話でしょう。

わが子に、生後すぐにそんな無謀なことをさせなくていいと思います。

 

なんで、粉ミルク上げたらいけないの?

日本の粉ミルク、中国からの観光客が爆買いしているんですよね?

ただでさえ、先進国の中で動物性タンパク質最下位の日本人なのに、さらに赤ちゃんの成長からも負けてしまいますよ。

日本製の粉ミルクが、国内よりも海外で活躍するという。。

日本の事情、どうなっとんねん。。

 

栄養のないお母さんから生まれた赤ちゃんは、間違いなく、栄養失調です。

気づいたら時から、栄養(糖質じゃないですよね)をたくさん上げればいいですが、時間が経つほど大変です。

 

 

こちらもfacebookのコピペです。

反響が大きかったので、流れないようにブログに書いておきます。

以下こぴぺです。

 

一番栄養療法(オーソモレキュラー療法)をしなきゃ!!と私が思うのは、やはり妊婦さんと今から妊娠する人したい人。
体調が悪い方病気の方と色々な事情は人それぞれですが、妊娠の場合は、自分だけでなく二人分いります。
栄養がもともと足りていない女性が妊娠して人一人育てるって大変なことだと思います。
すごく昔は、出産で亡くなるお母さんもいた、しかもそれは結構よくあることだった、というのも納得するくらい、赤ちゃんはお母さんから栄養必死で奪いますからね、ホントにお母さんの体は大変です。
つわりがヒドいのもマタニティーブルーも栄養がある程度あれば起こらないそうです。
キャラもあるかもしれませんが、栄養足りていたら、救ってくれることが必ず出てきますよ。

小さい子の「お受験」ってあるじゃないですか。
「お受験」する理由に、あとで子供が苦労しなくていいから、とかいう一体誰のためのなんの苦労なのかよくわかりませんが、そこまで心配?するなら、子供の成長がうまくいくように、おおもとが作られている、この妊娠前妊娠中に、ちゃんと栄養をあげることです。

妊娠中に、ビタミンBを摂っていると、子供のIQに差が出たという有名な論文があります。
脳や神経にビタミンBは必須です。
(ビタミンBだけ摂ってもダメですよ、しかも添加物だらけの安物なんて飲んだらいけませんよ)

糖質ばっかり食べて、肉魚卵全然食べないで、野菜いくら食べても、Bは減るばっかりで増えません。

そういう食事は、Bだけじゃなく、他のあらゆる必要な栄養素が全然摂れていない…。

小さいお子さんのおられる患者さんも多いですが、よく言われるのが、「出産してから、性格が悪くなった」「すごくいろんなことにイライラする」「イライラしてるから、子供に優しくできない」「主人から指摘された(性格が悪くなったのを)」などなど。

だってただでさえ栄養ないところに、人一人産むという偉業を成し遂げたわけですから、そりゃあ脳もね、大変です。

肉魚卵の量が圧倒的に少ないの(ビタミンミネラルの欠如)と、糖質ばっかりの食生活で血糖値コントロール不良からくる情動不安…。

ホントに一日でも早く、オーソモレキュラー療法を始めてほしいです。

今日の「マツコの知らない世界」を観ていたら、食虫植物のテーマがありました。

 

光合成だけでは足りなくて、虫も食べるのか、改めて考えると、植物にしたら栄養摂りすぎで、他の植物よりも育ちすぎるんじゃない?と思って観てたら、もともと食中植物は弱い植物で、他の植物の勢いが強くて、劣悪な環境に追いやられてしまったそうです。

それで根っこから栄養が足りないので、虫を取るようになった、という進化の仕方!

すごいですね~!!

植物の世界も戦いです。皆自分が生きるのに必死で、他人を気遣っている場合ではないのが、自然界の掟。

種の保存がなにより最優先されますから、そこは人間とちょっと違うところ。

 

で、番組の中で、食中植物を育てている方が、虫以外に何を食べるのか?という実験をされてました。

 

①ごはん(白米)

②のり

③かつおぶし

④ベビースターラーメン

 

さて、正解は?

 

虫=タンパク質ですから、正解は、③かつおぶしです。

当たりましたか?

あの袋のようなところに虫を閉じ込めて、1週間くらいで消化液(消化酵素)を出して、溶かして食べる(吸収)わけです。

(食中植物から、消化酵素剤が作れますね。)

 

のりは無理だろうなと思いました、

もしかしたら、ごはんはいけるのかもと思いました(ライスプロテインも入っているし)。

 

が、ごはんは、1週間くらいして、べ~っと出してました。

(正確には、蓋を開けて、ごはんがへばりついたままです。外には自分では出せない。取ってあげないと。)

糖質さすがに多いか。

 

ベビースターラーメンは、鶏エキスなどが入っているから、勘違いしたのか消化吸収しようとしていましたが、1週間後、ふやけた麺が残っていました。色がなくなり、白っぽくなってました。

エキスは全部吸ったみたい。

 

 

 

やはり、糖質はいらんか~。

いらんよね~。

植物の肥料で、「糖質」なんてないもんね。

やるのは、メインは、窒素(たんぱく質の元)、リン、カリウム です。

 

なので、タンパク質を消化する酵素しか持っていないということです。必要ないから。

だから、いくら糖質をあげても、分解する酵素がないので、食べられないわけです。

 

おもしろいですね!

 

植物ですら、べーっと出してくる糖質。。

食べたい!食べたい!となるのは、人間の悲しい結末ですね。。もともと自然界になかったものに支配されてしまいました。

 

今日来られた若いお譲さんに、ちょっと食事のこと(アレルギーがベースにあるので、お菓子はいかんよ=と)言っていたら、「ごはん(白米)は食べないけど、お菓子は止められない。。」と。。。

 

いかーんっ!!

 

お菓子食べないで、ごはん(白米)食べなさーいっ!!

 

年齢関わらず、こういう女性(最近は男性も。そして、母親がそうだから、子供も。。。)多いんだわ。。。

体ボロボロになります。なっていきます。。。

まず、お菓子(特にコンビニスイーツなどの安いやつ)を止めましょう。

せめて肉魚卵食べた後に、お高めのいいお菓子を食べましょう。

でないと、食中植物にも負けちゃいますよ~!!

IMG_20170807_231649 今日も素敵なお手紙をいただきました!

5人のお子さんが育てられている専業主婦の方からでした。

最初は、私のブログのパウダーの日焼け止めから、いろいろ読んでくださっているそうで、そこから食事や糖質の怖さなどを知っていただいて、子供たちの食事やおやつ、ご自身の食事などなどどんどん勉強されて、どんどん実践もされているそうです!ご自身も、疲れすぎて(5人の子育ては想像するだけでも大変ですよね。。)、うつっぽくなっていたのがすっかりなくなり、なんかお肌もきれいになったねと言われたりと食事や栄養の摂り方で変わる、ということを実感していただいたようです。

本当に良かったです!!

 

この方、国家資格をお持ちなので、それを生かして、なんと!オーソモレキュラー.jpの養成講座の「プロフェッショナル」(ONP栄養カウンセラー)に申し込まれたそうです!!

すごいっ!!

養成講座

 

オーソモレキュラー.jp|養成講座

 

私の本を読んでくださった知り合いの方も、もっと勉強したい!と「ONS」(栄養サポーター)に申し込まれた方もいらっしゃいます。

国家資格のある方は、お時間と予算が合えば、ぜひONP講座で専門的なことを勉強して、もっと世の中に広めていっていただきたいと思います。

 

国家資格がない方も、もっと勉強したい!という方は(ONSで飽き足らない!という方)、「ONE」はかなり本格的でしょうし、もっと簡単に、という方は、栄養解析レポートの中に、web講座のご案内のページがあるでしょう?

料金はかかりますが、あれも結構詳しく勉強ができます。

ただ、web講座のほうは、養成講座とは中身が違うし、養成講座は最新の情報もかなり入っているようなので(栄養医学も進歩しますから)、血液検査を読み取ったり、もっと詳しい話は、ONEのほうが断然濃いと思います。

私もそうでしたが、ヒトにアドバイスできるようになって、やっと自分がわかってくるというか、自分だけの勉強だけでは、他人にアドバイスまでなかなかいけない。

説明する時に自分の中でもつじつまが合っていないといけませんし、あれ、どうしてそうなんだろう。。とさらに勉強していくことで自分も知ることができて、医療の現場はなんでもそうですが、患者さんから教わることって、とてもとても多いのです。

 

ぜひ、頑張ってください!!

 

お手紙をくださった方に話を戻しますが、5人の子供を産んで育てるということは、自分の体と合わせて、まさに6人分の栄養が必要だったわけで。。

おそらく3人目に出産の後は、ほんとに体がボロボロだったと思います。

骨もスカスカになっている。。鉄やビタミンBも亜鉛もなんでもかんでもすっからかんです。

 

そのすっからかんの状態で、5人妊娠されて、無事に出産されたわけですから、大したもんです!ほんとうにご苦労様でございました。

 

妊孕力のある方というのは、とても素晴らしいことですが、妊娠出産をすればするほど、お母さん自身の体は大変になっていくので(栄養欠損に拍車をかける)、摂れるだけ栄養を摂ってほしいと願わずにはいられません。

出産が終わっても、授乳があり、子供は待ってくれませんものね。

授乳が終わっても、まだまだ子育ては続くわけで、1人2人でも大変だと思いますが、3人以上になってくると、もう頭が下がりますね。

 

お母さんほんとに休む暇もない。。

 

なので、余計に、お母さんの食事は、おにぎりだけとか、ごはんと明太子だけ、とか、お惣菜の丼やパスタ、パン(サンドイッチならまだいいほうで、ひどい方だと菓子パンだけ。。)、お菓子で簡単に、手っ取り早くカロリーがそこそこ摂れて、血糖値のすぐに上がるもので済ませてしまう方がとても多いです。。

ご自身の食べている時間も精神的的余裕もないわけですから、仕方ないのかもしれませんが、仕方ないと言っていたら、結局全部自分に反ってきてますます自分がしんどくなるだけ。。。

悪循環ですよね。

 

体が元気になれば、体が言うことをほんとに利いてくれると、同じ家事でも早く終わらせることができるようになりますから【効率が良くなったり、ほんとに手早くできるようになります)、、時間にも精神的にも余裕ができます。

 

子供のいない私が言っても説得力がありませんが、少しでも子供と楽しみながら子育てされると、しんどさ半減、半減以下になりますから、栄養をたくさん摂って、子育ての一番大変な時期を乗り切っていただきたいです。

 

 

別の患者さんのお話ですが、夜中にほぼ毎日子供が起きて起こしに来る(不安になるから)、とその方が全然寝られない(子供はそんな夜中に起きるような年齢ではなさそうなのに。。)

 

子供に晩御飯の後、お菓子とか血糖値が上がるようなものを食べさせていませんか?とお聴きしたら、毎日晩御飯の後に、お菓子を食べさせていたそうです。

(子供が欲しがるから。って、欲しがるのは、最初に大人が与えたわけなので、覚えているから、毎晩欲しくなりますよね。糖質の呪いもあるし。)

 

晩御飯のあとのお菓子は一切止めて(たまにはある)、昼間のお菓子も減らしたそうです。

そうしたら、子供たちがキレルというかぐずるというか、大声だしたり、わがままも減ったと言われてました。。

 

子供は活動量が多いですから(ゲームばかりはダメですよ)、昼間のおにぎりがおやつ代わり、が絶対に悪い!ダメ!とは思いません。

でも、おにぎりだけ、という糖質三昧は、さすがによくない。。

一番成長に必要なタンパク質(肉魚卵)を、おにぎりの量なんか目じゃないくらい、食べさせればいいと思います。

 

子供のおやつ、というか、間食ではなく、「補食」と呼びますが、その時に一緒にお母さんもタンパク質を食べていただきたいものです。

 

ちなみに、骨がスカスカになるから、なっているかもしれない、と市販のサプリのカルシウムを買って飲むのは止めておきましょう。

カルシウムだけ取ろうとすると、他のミネラルが吸収阻害が起こります。

ちなみに、皆さんがよく飲んでいるサプリ、持ってきていただいて、確認しておりますが、カルシウムのよくあるのが、原材料に、「ドロマイト」と書かれた分です。

 

この「ドロマイト」は、土から取ってきたもので、ものすごく吸収が悪いです。

(年に数回ですから)

わかっていて飲むのなら、もう止めはしませんが、それだったら、魚を食べる食費代にお金かけたほうが、他のミネラルも摂れるし、ずっといいと思います。

 

市販のサプリをどうしても買う場合は、そういったこともご確認の上、買ってくださいね!

 

ちなみに、私の使っているカルシウムは、マグネシウムも同じだけ入っているし、材料は小魚ですから、吸収率は抜群です。

 

話がどんどんそれてしまいました。。。

 

子育てでお忙しい中、わざわざお手紙を書いて送ってくださってありがとうございます!

どちらかでお会いできる日を楽しみにしております!頑張って、子育てに家事に、養成講座と盛りだくさんですが、無理せず頑張ってくださいね!!

 

 

 

Facebookのこぴぺです。

 

さて、今日も美容皮膚科学会です。2日目。

 

昨日も言われてましたが、美容医療のトラブル、クレームがとても増えてて、エステもですが、悪質なものがとても多い…。
しかも、超高額な金額を払っている女性も結構いるようで…。
悪徳なクリニックやエステがもちろん1番悪いんですが、消費者がもっと賢くならないといけない、と言われてました。

 

もしホントに脅されてお金をはらってしまった場合は、警察に行けばいい話ですし、脅されていないなら、払う方も悪い。
返品がきくものは返品すればいいと思いますが、受けた手術や施術分を返して、というのは難しいかと思います。何か起こらない限り。

そんなのわかんな~い!という前に、肉魚卵、山ほど食べなさい!!
頭良くなるから。

 

 

 

すみません、フェイスブックのコピペです。

なんか疲れちゃいました。コピペして早く寝ます。

 

さて、今日も美容皮膚科学会です。2日目。

 

昨日も言われてましたが、美容医療のトラブル、クレームがとても増えてて、エステもですが、悪質なものがとても多い…。
しかも、超高額な金額を払っている女性も結構いるようで…。
悪徳なクリニックやエステがもちろん1番悪いんですが、消費者がもっと賢くならないといけない、と言われてました。

 

もしホントに脅されてお金をはらってしまった場合は、警察に行けばいい話ですし、脅されていないなら、払う方も悪い。
返品がきくものは返品すればいいと思いますが、受けた手術や施術分を返して、というのは難しいかと思います。何か起こらない限り。

そんなのわかんな~い!という前に、肉魚卵、山ほど食べなさい!!
頭良くなるから。

今朝フェイスブックに載せたコピペです。

昨日の続きです。

 

スクラップ &ビルト

壊すだけでもダメ。
古いのは壊さずに新しく作るだけ、というのはなかなか難しいのと、古いのも自然に壊れるレベルくらいには壊していかないと、古いのは邪魔でしょう。元気な若者に混じって、お年寄りがよれよれになりながら、仕事してたら周りも気を使いますよね?
仕事のペースもあわせてあげないといけないし。
若い人たちの仕事の量やスペードに付いていけないなら、引退してもらった方が仕事の効率は上がりますね。
人間の社会であれば適材適所で、お年寄りのスピードでもいい仕事があってみのんびり無理せずやってくれたらいいですよ~となりますが、これ、自分の体の細胞だったらどうします?
若くて元気な細胞にバリバリと働いて欲しくないですか?

あそこの調子が悪いから、ちょっとぱっと行って治してきて、とお願いしても、私も調子悪くてねぇ~
すぐには動かれないよ、最近膝も悪くて腕もそんなに上げられないんだよ、と細胞に言われたら?
いつ治るのかわかんないですよね。

だから、体は、スクラップ&ビルトで、常にドンドン更新しているんです。

でも、材料ないとね。
新しいコラーゲンは作れません。

筋トレもそうですよ。
材料入れてないのにやっても、筋細胞破壊してるだけで、筋肉つきませんよ。
かと言って、市販のプロテイン飲んでも、消化吸収できないと意味ないし、消化吸収できても、そのプロテインの中身はタンパク合成してくれる組成に果たしてなってますか?
(患者さんが飲んでる、市販のプロテイン、有名どころも含めて、ちゃんとそこまで考えて作ってあったのは見たことがないです。ただの一度も…。)

壊すだけでもダメ。
作るだけでもダメ。
壊さないのはもっとダメ?
(作らないなら、せめて壊さない方がまし、ですね。究極の選択ですが、最後の手段って感じで、これを、うまく機能しているとは言えない)

うまく働くように、体に任せるのが一番楽ちんです。
ホントにうまくやってくれます。
そのために、材料入れてあげましょう!

明日は大阪で開催されます、日本美容皮膚科学会総会に参加するために、終日休診とさせていただきます。

お電話も通じませんので、ご予約ご希望の方は、留守番電話にメッセージを残していただけますと、月曜日にこちらからお電話させていただきます。

ご迷惑。ご面倒をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、1年ぶりに美容皮膚科学会。

今回、一番聴きたいのは、実は資生堂のバリア機能の話だったりします。

バリア機能の話は、皮膚科学会のほうが充実しているというか、たくさんいろんな企業や大学がいろんな方面から出してくるので、聴きたいのがかぶって、余計に全然聴けなかったりもします。

 

商業展示も毎回期待していきますが、そう変わり映えしないのが現実です。

明日はどうでしょう。。?

 

本来は、美容皮膚科学会と言えば、まずレーザー系などの皮膚に何かをあてるもの、注射系がメインでしょうか。

去年はニキビだったな~。

 

 

レーザーなどは大好きですが、オーソモレキュラー療法を勉強したら、そんなに侵襲の強い治療は、栄養ないのにやっても無駄になるな、と思っています、

全く無駄ではないですが、きついことをした分、コラーゲンの新生というか増生というか、治療で受けたダメージを治さないといけないので新しくは作られますが、それらは、ほんとにいいコラーゲンなのかな?と思います。

材料もないのに。

一時は無理やりでも、瘢痕であっても作っても、もともと他から借りてきたものですから、しばらくしたら分解されてまたもっていかれてしまいます。

 

侵襲性のない、あるいはあまりないような治療(効果はマイルドな分、副作用もあまりない)を、ある程度継続したりして、細く長く続けていくのが、私は一番いいと思っていて、それなら、よほどの栄養失調でない限り、新生した分も無茶させてないので、そのまま置いておいてくれるんじゃないかな(いつかは分解されますが、体がその分作ればいいだけです)。

 

それで無理なこと、もっと効果を出したい(たるみやシワなどに)なら、もう手術のほうがいいかもしれない、とさえ思っています。

確実ですしね。

 

ただ、栄養状態が悪いと、内出血はひどくなるわ、腫れは全然引かないわ、効果よりも副作用や合併症のほうが目立った、というようなこともあるので、なんでも他力本願は禁物です。

 

皮膚でも骨でも筋肉でも粘膜でもどこでもそうですが、古いものは壊され、分解され、新しく作りなおす。

スクラップ&ビルト。

これが若さと元気の秘密です。

古いものは壊さないと、がれきの山だらけか、重要文化財みたいに、古めかしくなっちゃいますよ。

アンティークの良さはあるでしょうけど、若くはない。。。元気でもない。。

重厚感が、お肌に合ってもね。

 

今、シワ用の市販の美容液か出てるでしょ。

あれの原理は、確かに意表をつくもので、商品としては、世界初でしょう(そう言ってますね)。

でもあの原理は、コラーゲンの分解酵素を止めるわけですから、古いコラーゲンが分解されるのを邪魔するわけです。

分解され、本来なくなるはずのコラーゲンが残っているから、シワの治療や予防にもなる、というわけですが。。。

 

古いコラーゲンばかりあってもね。。。

なんでもそうですが、コラーゲンの質って大事だと思います。

 

皮膚も若々しくしておきたいと思うなら、コラーゲンの新生です。

しかも古いのを壊して、スクラップ&ビルトです。

それでなきゃ!

(ヒトの全身のタンパク質の3%は、毎日スクラップされています。栄養が足りないと、ビルト(新生)はしてもら寝ません。。。)

 

なにがどうして効くのか?というところが一番大事です。

 

美容皮膚科学会は、まさに美容皮膚科を始めました!というドクターも大勢参加するはずなので、初心者向けのおさらいみたいな話も多いです。(そうでないのもありますが、なんか少ない?)

やっぱり、もっとマニアックな専門的なことを聴きたければ、美容外科学会(形成外科のほうの)になると思うんですけど、こちらも結構クリニック休まないと参加できませんしね。

開催される内容によっても、レーザー系があまりない時もあるし。。こればっかりは。。

 

明日のためにもう寝ます。

おやすみなさい。

 

 

facebookに載せたものです。

大事な話なので、ブログにアップしなきゃとほったらかしになってしまいましたので、アップします。

結構反響のあった分なので、ブログに上げておきます。

Facebookはすぐに流れてしまいますからね。

 

ネットからの情報は山ほど入ってきますが、取捨選択をしないと、だたのゴミになります。そして、その情報を信じて、ゴミが拡大膨張もします。

取捨選択できるようになれることが一番いいですね!

 

今回は、中途半端は情報に振り回されている人達が信じている「フェリチン信仰」の話です。

信仰心は大事ですが、体調をよくしたいなら、科学の力を借りないとね。

間違った知識を確認もせずに信じ切るのは、どこか信仰宗教に似ている気がします。

 

 

以下、コピペです。

 

先日、フェリチンを測って欲しいという男性から電話がありました。
フェリチンだけ測るなんて、ばかなことはしません。
赤血球数やいわゆる貧血の検査を足しても、フェリチンも追加なんて、男性の場合、保険が切られます。
運良く保険が通っても、いつ切られてもおかしくないです。
なので、クリニックがその分全部自腹で払うわけです。
保険が切られたものだけを患者さんに請求することもいけません。
そんなことをする医者が悪いわけで、自腹です。

 

最初から保険ではなくて自費で全部する分には、何を足してもかまわないわけで、男性でフェリチンも調べたいなら自費です。

 

医者の中には、データの深読みを知らない人が山ほどいて、保険診療では習わないし、深読みしたところで、なかなか処方できる薬もなかったり、基準は満たさないから次の検査ができなかったりと、コストに繋がるようなことにならないことも多いです。
(深読みしたら、食事を変えさせなきゃ!食事が全然ダメ!とわかりますが、食事指導でコストを保険で上げるには条件があり、なかなか条件にはあてはまりません。

結果、コストが取れない→時間取った割に儲からない→誰もやらない)
保険診療には保険診療のルールがありますから(そこに多額の税金も入っているわけで)、
そのルールに従わないと、お金がもらえず、すべてクリニックの持ち出しになります。

 

男性でフェリチンを本当に保険診療でも測らないといけない人はいますが、1個のクリニックに、そんなバンバンいたらおかしいでしょう。
目をつけられるの決まってるんだから、全部保険切られます。
だから、どこも測ってくれないんです。

 

検査(項目も含めて)必要性を判断するのは、そのコストをかぶるかもしれない医者であって、患者さんじゃないです。
だから、必要だと思って出したのに保険切られたら、どうしてかですかと言いますが、やりとりしても認めてもらえないこともあります。
(それも全部医者の自腹です)

 

患者さんが医者の必要性の有無の判断関係なく調べて欲しいというのは、人間ドックなどの検診と同じですから、それを保険でやれと無理難題を言うのはやめましょう。
そんな人の為に自腹を切る医者はいません。

 

保険請求の場合、その時レセプトが通ったとしても、あちらでは不正請求しているなと目をつけていて、時効ぎりぎりまでためておいて監査立ち入り調査あげくのはてに、返還を一度に求められますから、払えなくて、そのクリニックは潰れます。
潰そうと、およがされてるだけです。
(不正請求で5年だか7年だか泳がせて、一気にやられて潰れたクリニックを知っています)

 

親切でフェリチン測ってあげてるだけの医者もいるでしょうけど、自分に返ってくる可能性大で、どこまで必要性を考えてやったのか、審査の医者を説得できないといけないわけです。

 

そして、根本的なことですが、フェリチンだけ測ったって、隠れ貧血かどうか、鉄が足りてるかどうかなんて、全然わからないわけです。
フェリチンだけ測ってもダメなんです。
本当にそのフェリチンが正しい値かどうかは、他の項目がたくさん必要です。

 

そういうことを全くわかっていない医者が勧められたままに、まんまとおどらされた医者が悪い。

勉強不足なのに、保険請求のルール外のことをするから。
自腹になったら自業自得です。

 

患者さんには直接は関係のない話ですが、フェリチンだけ見たってダメなんだから、そんな病院探す暇があるなら、ちゃんとしたクリニックに、で、さっさと栄養解析受けたほうが意味があります。

 

オーソモレキュラーの栄養解析、深読みも含めてわかっておられるドクターが、保険でできる範囲で検査して、確定は出来ないけど読み取れる範囲で目いっぱい読み取って、ちゃんとされているドクターもいます。
わかってもいないのにバンバン不正請求を助長するような言動は、まじめにされてるドクター方の邪魔になるので(同じように目をつけられたり、保険切られたり、戦うのも大変なのです)、止めて欲しいです。