プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年3月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近投稿した写真

ホーム > 栄養・食事



今日の予約で、風邪がまだ残っているんですけど、来週のほうがいいですか?と気を遣ってくださる患者さんがいらっしゃって、栄養解析をされた方だったので、早く結果を説明して、薬を足したほうが良いと思っていた方だったのと、風邪引きの方と同じ部屋にいても私はへっちゃら!と思っているので、ちょうど予約も空いていたし、受診していただきました。

 

院内は、湿度にはかなり気を遣っているので、喉に優しい環境にはしているつもりですが、私は子供のころから喉が弱くて(今から思えば、栄養が足りていない)、乾燥すると、ホコリかなにかが喉に、ピッ!とくっつく瞬間がわかるというか、その瞬間にもうれつに咳が出てきて、体外に排出しようをします。いきなりひどい咳が止まらなくなるんですよね。

冬や夏でも、季節の変わり目とか、30代後半?くらいから、喉は年に何回かやられて、気管支炎や気管支喘息のようになっていました。

水分はかかせなくて、冬はのど飴ずっと舐めっぱなしで、口の中が痛くなるくらい舐めても、加湿をどんなにしても、突然咳が止まらなくなったこともあります。

アレルギーかと思っていましたが、その可能性もありますが(ハウスダスト・ダニであるので)、喉の粘液が足りなくて、喉の粘膜も乾燥して荒れているので、そこにホコリでも異物でもなにかがくっついて、外に排出しようとしているんだと思います。

粘液がしっかりとしていれば、喉の粘膜のバリア機能は保たれるわけです。

5年ほど前から、喉の保湿剤みたいな薬を飲んで、のど飴からおさらばできましたが、今度は薬が欠かせない。。。

3年ほど前から、栄養療法を始めたら、季節の変わり目の咳や気管支炎がほんとになくなりました。

栄養がちょっと足りてきたわけです。

粘液もしっかり出て、バリア機能が働くようになったんだなと思っています。

 

ただ、私の場合、診察も処置もしゃべりすぎなので、口の中はカラカラです。こまめに水分はこの季節摂りますが、忙してく摂れなかったり、足りない時に、やっぱりいきなり咳が出たりします。

 

今日、その患者さんが帰られる前に、喉になにかがくっついたのがわかって、一瞬咳が出ました。すぐに良くなったんですが、診療が終わってしばらくしてから、喉に違和感が出てきて、今日水飲むのが少なかったから、乾燥はしていたんですよね。。

(口を開けているだけで、脱水を助長します。口は閉じて、鼻で息をすると、鼻毛でごみは取ってくれるし、鼻の中で加湿もしてくれるので、鼻呼吸がこの季節は楽ですよ。)

 

帰る途中で、ヤバい。。。と思って、とりあえず、オリーブ葉のサプリを4個飲みました。ついでにキャンディバクチンも1個。

帰ったらすぐにうがいです。

 

帰宅後すぐにまず水でうがいして、その後、「C1000」というものすごく濃いビタミンCでうがいして、それごと飲んで、

メインイベントの、キャンディバクチンの中身だけ、喉の粘膜に直接垂らす、という裏技を再度やってみよう!

(以前、口内でかみつぶしたら、えげつない味でのたうち回りました。。)

 

口の中ではなく、喉にだけ垂らします。

うまく垂らせた!と思いましたが、中身がネトっ!としていますから、そこから動きません。。。もっと下に動いてくれないと、どちらにしろ、舌につく羽目に。。。

思い切って飲み込んだら、前ほどじゃなくてもやはりえげつない味が口内中に。。。!!

声にならない声で叫んだあと、「糖質制限ドットコム」で買いだめした「糖質制限チョコバー」(カフェインなので、基本あまり食べないようにしていますが、と~ってもおいしいのです。。)を、一気にに食べました。。

ふう~。。。口の中、落ち着きました。。

恐ろしきキャンディバクチン。。

 

しばらくすると、いろいろやったのが良かったのか、喉がすっかり楽になりました。

おおおっつ!!!

あとは、栄養を食事とサプリでしっかり摂って、ぐっすり寝るだけです。

サプリもいつもよりターボで飲んでおきます。(ここ大事!)

年末年始、普段よりもビタミックス(ビタミンA入り。ものすごく濃い!)を飲む量が減っていたのもダメだったのかも。。

ちょっと疲れていたのと、水分が足りなかったのと、ふ~。。危ない。危ない。。

明日は出かけますから、今日はもう寝ます。おやすみなさいzzzz

1月のキャンペーン、大島椿の椿油をうちの患者さんにどうぞと少しいただいたのをすっかり忘れておりました!キャンペーンプレゼントです。

対象の方は、どうぞおっしゃってくださいね。数に限りがありますから、自己申告制です。(以前に、興味ない方に、いっちゃったりしたので。。)

 

さて、昨日のブログで、「受験生におススメの食事」で書き忘れたのが、魚!

facebookには、先に書いておきました。https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

EPA・DHAは、血流を良くして、なにより脳の栄養になります。

EPA・DHA

 

日本人が頭がいいのは(戦後の経済復興の時など)、魚をたくさん食べるからだと言われているくらいです。(真偽のほどはわかりませんが、昔の方は、今よりもっと魚を食べていました。)

お肉も大事ですが、肉:魚介類=1:1 もしくは、魚介類やや多めにしてくださいと、うちの患者さん方には言っています。

魚をもっと食べましょう~!!

 

お刺身が一番いいですが、刺身ばっかり食べていられないので、缶詰も便利ですよ~。

私は、いろんな魚の缶詰を買い置きしています。

もちろん、焼き魚を大好きです。

その日に魚を食べるか、肉を食べるかは、食材を買いに行った時に、魚が安かったら、絶対に魚!

(そんな日に限って、草うし(熊本のあか牛のブランドです)が売っていたりして~!!結果、両方買って、両方食べます!!)

物忘れが多かった日にも、魚たくさん食べるようにしています。

 

焼き魚も(あんまり煮魚はしませんが、ラカントSでやったらいいと思いますよ)大好きです。

オリーブオイルと塩コショウで焼くだけ、というのもよくやります。

 

アメリカで数か月(もっと?)お仕事で滞在されていた患者さんが帰国され、facebookの「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」グループのほうでも魚の話を書いたところ、「アメリカのサーモンステーキ、でかかったでしょ?」と言ったら、写真を投稿してくださいました。許可をいただいて、掲載します。

15894576_136752796821587_7244315326933339890_n これ、少ないほうですって!

アメリカ人、肉ばっかり食うから(日本人の3倍と以前に肉の資料で読んだことがあります)、魚は人気ないそうで、それで小さいそうです。。

これで。。。?

日本では、まずこんな大きさでは出てこないですよね~。この半分も出たらいいほうで、3分の1くらいかな~?いや、4分の1か?

魚でおなかいっぱいにするからには、魚たくさん食べなきゃ!

他のたんぱく質のおかずも合わせて用意するかです。

 

受験生じゃなくても、「おなかが膨れないから、ごはんを仕方なく食べています」という方が、時々患者さんの中にいらっしゃいます。

これ、ごはん(白米)を食べたい言い訳でおっしゃっているのではなく、本気で言っておられたので(糖質制限は基本できている方なので)、「おかずを倍にしてくださいっ!!」と言ったら、「何品も作る時間がない。。」

 

何品も作らなくていいんですっ!!

量を増やすだけです。

鮭の切り身だったら、1人1切れを2切れにするとか3切れにするとか。

簡単でしょ?時間は同じです。グリルやフライパンにのせられる量だけ、同じ料理で増やせばいいです。

お弁当も同じです。見た目は気にせず(子供は友達の目があるから気にするかもしれませんが)、お皿の代わりに、お弁当箱になるだけですから、スカスカでも、タンパク質がたくさん入っていたら、綺麗に盛り付けなくてもいいじゃないですか。時間がないんだから。

(見た目重視の方は、早く起きて、綺麗につめてください)

まあ、隙間にとりあえず何か野菜(キャベツとかブロッコリーとかかさばる野菜)を入れるかでしょうか。。

(キャベツもざく切りでいいんですよ、めんどくさかったら。

大きいほうが噛み応えがあって、よく噛むし、消化液もたくさん出てきます)

缶詰でローテートしてもいいです。

オイルサーディンやイワシやサバの水煮(必ず水煮で!味噌煮や醬油付けは砂糖がたくさん入っています)、サケの水煮缶、ツナ(マグロとカツオがあります)など。いろいろあります。

もちろん、シラスやちりめんじゃこ、かつおぶしも!

どの料理にしても、必ずいろんな魚介類を食べてください。

魚だけでなく、甲殻類も貝類もね。

(海藻も大事ですが、海藻は動物ではないのですよ)

 

大きい魚(マグロとか)ばかり大量に食べていると、水銀の問題が出てくるので、そういう魚はたまににね。マグロは赤身で。トロはほんのたまにで!赤身でもたまにね。

いろんな種類を食べることで、いろんな栄養素がたくさん摂れます。なんでも偏らない!!まんべんなく、バランスよく!

受験生だけでなく、頭を使う大人全員におススメです。

 

 

 

ず~っと前から書こう書こうと思って、ほったらかしになってました。

今年のノートルダム女学院の同窓会誌に寄稿させていただいたのですが、うちの患者さんの中には、ダム出身の方や子供さんがダム出身、もしくは今も通っているという方が結構いらっしゃいます。

その患者さん方のお一人に、現役の高校生がいらっしゃるそうで、ノートルダム女学院(中学・高校とも)にはもともと特進クラスというかそういうクラスはなかったんですが、いつからか知りませんが、できてるようです。(「特進」という名前ではないようですが)

多分、理系の子や、推薦じゃなくて、国公立や推薦以外の私立進学希望の子のクラスになっているようです。

同窓会誌が現役の学生にも配られたそうで(私が学生の時もそうだった気もする)、私立ではなく、国公立の医学部にダムからいけた(私は2浪しましたが)、というのは、励みになったそうです。

私も、そんな受験生の役に立ったのかと思うと、嬉しいですね。

受験って、先が見えないことへの不安と心配がとても大きい、かなりの試練ですよね。

高校生からしたら、もしかすると人生で初めての試練かもしれません。

 

人間は、本来、ある程度のストレスに勝てるように体が作られているんです。

だから、受験のストレスくらいだったら、本当は勝てるはず。。?

ところが、肉魚介類卵をたっぷり食べて育っていない受験生は、ストレスにも負けやすいし、なにより勉強の効率が悪い!

 

もう年が明けたから、すぐにセンター試験ですか?

入試本番ですよね。

 

まず、記憶力をよくして、頭の回転を速く、しかも良く回るようにするには、ビタミンB群です。

脳をはじめ、神経を動かすのにビタミンBは絶対必要で、Bが足りなければ足りないほど、頭がうまく回らないし、記憶力は落ちるし、また集中力がなくなっていきます。

 

ここで、変な市販のサプリは飲まないでくださいね。添加物だらけだし、添加物の分解に大事な肝臓を働かせている場合ではないですよ。それに、どうせ飲んでも効きませんから、そんなものより、食事でちゃんと摂ってくださいね。

 

ビタミンB群は、豚肉・レバー・牛肉・魚に多いです。動物性たんぱく質をたくさん摂ってください。

おやつは、動物性たんぱく質です!

 

せっかく摂ったビタミンBを、脳にガンガン回すコツは、他でなるべく使わないようにすることですが、一番ダメなのが、糖質の摂取です。

糖質を分解するのに、たくさんのビタミンBが必要になります。

口から動物性たんぱく質をガンガン食べていないのに、糖質中心の食生活にしていると、Bは減る一方で、借金して借りてくるところがないので

(カルシウムは骨から、タンパク質は筋肉から、借りようと思えば借りてこれます。これは、異化亢進と言って、非常に良くない状態ですが、生命の維持をしていくのに、異化亢進は大事な反応です。生命の危機でもないのに、異化亢進使っている場合ではない。。)

Bが必要な反応を止めるざるを得ない→集中力の低下・記憶力の低下・理解力の低下

となります。

 

また、夜食やおやつや勉強の合間に、いきなり糖質食べるでしょ?

それを繰り返していると、若くても血糖値の乱高下を起こすようになりますから、こうなってくると、体の中では、いろんなホルモンが大量に出ていたりしていますから、情動不安を起こしやすくなります。

ただでさえ、受験でナーバスになっているというのに、糖質の摂り方が悪いせいと、他の栄養素が足りないせいで、ますます不安に拍車をかけますから、勉強どころではなくなってくいて、心配で心配で寝られない、でも勉強も手につかない、というよくある最悪パターンにはまります。

 

また、糖質を食べると、どんなに工夫しても(食べ方や種類など)、血糖値は上がります。下がってきた時も眠くなりますが、この上がっている時も眠くなります。どちらにしろ、糖質を摂ると、眠くなりやすいのです。

若い(10代)から、まだましかもしれませんが、夜中に起きて本来は寝ている時間に勉強しているわけですから、そんな時間に糖質摂ったら、眠くなるのは当たり前です。

 

夜中に勉強していると、おなかが空いてくるでしょう?

これは、脳がもちろんブドウ糖を消費して欲しがるからですが、ここで、糖質を摂ったら最後!絶対寝てきたでしょう?

夜中のラーメン、おにぎり、パンやおかし、夜食で大体食べるものって、糖質のことが多いいのでは?

脳はブドウ糖がたくさん入ってきたから、安心して寝るでしょう。まして、糖質の分解でビタミンBを使ってしまったから、余計に働きたくない。。寝ますね~。

 

ビタミンB群も大事ですが、脳がブドウ糖以外のもので働いてもらえば済む話で、ここで出てくるのが、「ケトン体」です。

「ケトン体」を出そうと思ったら、糖質摂ったらダメですね~。

糖質があると、ケトン体は使ってもらえません。

さらに、ケトン体を作って利用するには、良質の油をこまめに摂っておく必要があります。

普段から、ケトン体で体が回るようにしておいたら、油を摂っていなくても、体に貯められている脂肪を分解して、ケトン体を作ってくれます。脂肪は、普通は体の中にいくらでもありますからね。

ケトン体を脳が使うようになると、頭はすっきりとよく動くようになりますから、勉強は無茶苦茶はかどりますよ~。

 

患者さんの中には、受験生(小学生・中学生・高校生・浪人生など)の親御さんもいらっしゃいますが、試験の日のお昼ごはんも含めて普段の食事の話になることもあります。

ほんとに夜食のおにぎり・麺類・パンは最悪です。

私の自分が受験生でしたから、よくわかりますね~。絶対に寝ますね。

試験の日のお昼に、おにぎりだけとかパンだけなんてすると、午後のテストは眠くなるか、あまりの緊張に眠くはならなくても、頭の回転はすごく悪くなりますから、せっかくの本番なのに、とても良くないですよね。。不本意にも本当の実力が出せませんよね。

 

で、今まで、というか試験直前までばんばん糖質三昧にしていたのに、いきなり試験本番に、タンパク質や油だけのお弁当を持たせてもダメですよ。

脳はケトン体で回るようにできていないし、体も糖を欲しがりますから、逆に低血糖になって、脳も体も動かなくなってしまいます。

また、今までに動物性たんぱく質をたくさん食べていないから、消化液も作れてないし、いきなりたくさんたんぱく質や脂質を食べさせようとしても、消化できませんから、午後からのテスト、胃もたれ・胃痛・おなか痛・下痢・腹部膨満感(ガスがたくさんたまる)などで、これまた試験どころではないです。

試験が終わって、帰ってきた子どもから、めちゃくちゃ怒られるでしょう。。。

普段と違うことをいきなりやる、ということは、こういう大事な時は最悪です。

なので、前もって、体にも脳にも準備期間が必要です。

これを読んだ受験生と受験生の食事に携わる方は、今からちょっとずつ変えていったほうがいいです。いきなりできたらいいですが、テストの日までの日数と、今までどれだけ糖質依存の食生活をしてきたかで、かかる日数が変わってきます。。

若い子(10代)でも、ほんとにお菓子しか食べてない子、いるんですよね~。

それで受験に戦えるわけがない。。

仮に戦えているんだったら、ほんとの実力はそんなもんじゃないってことです。自分で自分の能力を貶めているんです。もったいない。。。

 

もうひとつ大事な栄養素は、鉄分です、

これは、必ず動物性たんぱく質で摂ってくださいね。ひじきやほうれん草・プルーンなんかで摂れませんから、レバー・牛肉・魚(内臓もまるごと。血合いもおススメ→丸干しとかしらすとかちりめんじゃことか)をガンガン摂ってください。

鉄がないと、赤血球が作れませんから、赤血球がないと全身の細胞に酸素を回せません。もちろん脳にも。酸欠の頭で、受験に勝てるわけがないでしょう?

(酸素を吸うのは止めてくださいね。なんでも適量というのがあります。酸素中毒というくらい、空気以上の酸素を吸うのは、活性酸素も増えますし、肺にも良くない。特殊な病気などの事情があって、主治医から酸素ボンベを提供されていない場合以外は、市販の酸素とか買ってきて吸わないでくださいね。)

 

あとひとつの注意点は、良質の油を摂るのはとても大事ですが、バターは超お勧めですが、生クリームを含めた乳製品は勧めていません。

牛乳は血糖値が上がりますし、乳製品に入っているカゼインは、中毒性があるので、また摂りたくなります。

最大のカゼインの欠点は、腸の粘膜を攻撃することです。

カゼインアレルギーでない方が、たまに乳製品を摂るのを絶対にダメ!とまではしていませんが、腸の悪い患者さんには、しばらく止めてもらっています。

腸の悪くない方でも、腸の粘膜を攻撃はしますから、腸がやられるとすべての消化吸収が悪くなって、結果、体の栄養状態が悪くなるということです。

なので、極力控えるにこしたことがないです。

腸は、免疫力においてかなりの重要な役目を背負っています。

腸に元気でいてもらわないと、栄養だけでなく、受験シーズン、すぐにいろんな感染症にやられてしまいますよ。どこにだって、ばい菌はたくさんいますからね。自分の免疫力を上げるしかありません。

栄養をしっかり摂って、免疫力を上げてください。

自力では無理!という方は、どうぞご相談ください。

 

 

女性の痩せすぎをずっと心配しております(私が太っているから、負け惜しみとかそんなんではなくて)。

特に、BMI<18.5の女性たち!

内臓にも筋肉にも骨にも栄養がある程度いっていたら、そこまで体重は落ちません。

国連世界食糧計画(国連WFP)が推奨する成人1人の1日当たりの摂取カロリーは2,100kcalです。

平成27年度の厚生労働省発表の「国民健康・栄養調査」によりますと

(まだ去年のと比べてまではみてはいないのですが、去年とはあまり変わっていないという話を聞きましたが、そこはちゃんとみないとわからない)

日本人の平均摂取カロリーは(1歳以上、男女まぜての日本人の平均です)、1,889kcalです。

WFPが、心配している2100kcalをはるかに下回っています。

しかも、この国民栄養調査表によると、1歳以上の女性の平均でみると、なんと!

1,694kcalとえげつないです。。。

 

低体重=栄養失調であり、後進国と同じです。おそらく先進国の中では、日本最下位です。食べるもの(特に、肉魚卵などの動物性たんぱく質)がたくさん食べられない国は、炭水化物くらいしか食べるものがないわけで、炭水化物すら満足に食べられない国もあるわけですが(こういう国は、飢餓が最重要課題になっていると思いますが。。)、ほんとに日本の痩せている女性は、何を食べて生きているんだっ?!って話です。

(お菓子とパンとパスタと少量の野菜です。)

「私は痩せていて、スタイルいいでしょ? フフフ♡」とか思っている場合ではないです。

栄養失調という自覚を持たないと、改善しようとすら思わないので、まず自覚しましょう!

 

「私、ちゃんと食べていますけど!」と思った貴女、ちゃんと食べていたら、そこまで体重は下がりません。

痩せているように見えても、筋肉や骨がしっかりしていて、無駄な皮下脂肪(内臓脂肪がほとんどない上に)はあまりついていない、という状態であって、その場合は、BMI<18.5ではないと思います。

人間ドッグで、もっと「低体重」と表記するだけではなく、「栄養失調」せめて「栄養失調の疑いがある」くらいまで、はっきり書いたほうが良いと思います。

「低体重」と書かれている女性で、それを問題視している女性に会ったことがないです、ほんとに。

 

ほんとにたくさん食べていて、それでもどんどん痩せていくというのであれば、なにか消耗性の病気があるのかもしれません。そういう場合は、病院に行って精査が必要です。

(こういうのは、急に痩せた場合が多いです)

でも、ほとんどの方は、昔から(下手すると子どものころから)痩せている。。(子供のころから栄養失調ってことですよ)

 

「食べている」と思っている量自体が、圧倒的に少なすぎるのと(自分レベルで比べてもダメです。あと、周りの痩せている女性たちと比べてもダメです。だから、後進国なみの体重になっているわけです)、もしほんとに食べているのに、というのなら、消化吸収が全くうまくいないだと思います。

 

体重さえ重ければ、筋肉骨が軽くて、内臓脂肪皮下脂肪がたくさんついていてもいいのか?!となると、もちろんそれはダメですが、そういう方の場合、糖質の圧倒的な食べすぎもありますが、痩せすぎの方よりも、動物性たんぱく質や脂質も摂っていたりします。

同じダメなら、タンパク質を摂っているほうがまだマシです。

(糖質ばっかりで太っているのは、一番ダメです。いや、痩せすぎのほうがダメか。。どっちがダメかな。。これは血液検査の結果によりますが。。)

 

世の中には、ほんとに太れない方っています。

でもそういう方って、ちゃんと検査したら、ピロリがいたり、胃腸が悪かったり、いろいろと原因があったりします。

検査して、ここが悪い、あそこが悪いとわかると、体重はそんな急に増えるわけでもないし、栄養療法やったからって、何でも解決できるわけではないですが、いろいろと対処できるようになるので、口から食べられない・消化吸収が悪いなら、せめてこの栄養素だけでもサプリで摂りましょうかとか、こういう食事にしてみたら?といろいろできます。それだけでも体調が良くなるわけです。

自覚ですね。大事なことは。

 

低栄養・栄養失調で、まだ若い時はなんとか乗り切れるかもしれません。精神力だけでも。

女性は、とかく無理をしがちなので。。特に、真面目な方・つい頑張ってしまう方はなおさらです。

ところが、40歳も過ぎてくると、気力だけでは無理がほんとに効かなくなりなってきます。。体調が悪くなるんだったら、そこでまた気を付けるかもしれないし、無理もしないようにしていくかもしれませんが、普段は気力で気づかない状態で、いきなり、バタっ!!と大きな病気になる方も多いです。。

どこでどんな風に、来るのかは、誰にもわかりません。。

いきなりでも、ちょっとずつでも、やってきたら、一番困るのは自分なんですよね~。

 

特に痩せすぎだと、年齢がいけばいくほど、老けて見えます。。顔色も悪く、シワも目立つ。。ツヤもない。。

それも嫌だと思いませんか?

 

例えば、小池都知事。

ビストロSMAPに出演された時に、「今日はおにぎり1個(だったか)食べただけ」とおっしゃっていて、かなりお忙しいのはわかっていますが、糖質だけなんてと心配していました。

少し前のワイドショーかなんかで、立ち食いステーキ(いきなりステーキ?)でお肉召し上がっているのが映っていて、安心しました。

小池都知事は、ほんとに頭がいいんですね~。いつも冷静に返答されているし、すぐにパッ!と気の利いたことを返されるし、しかもいつも笑顔で答えておられるのが、とても印象的です。

政治家たるもの、嫌な質問もたくさんされたり、わざと怒らせるような質問もされていらっしゃると思いますが(そういうところは映らない)、笑顔で切り返されていますね。

いつもあれみて、この方スゴイな~と思います。

いつも比べてしまうのが、民進党の蓮舫代表なんですが。。

野党第一党の党首だから、いろいろなお立ち場もあるし、いろいろ言わないといけないのはわかりますが、あそこまで痩せすぎでは。。。おそらくBMI<18.5ではないでしょうか。

あれくらい痩せていて、BMI>18.5だったら、内臓脂肪が多めにあったりとか、腰~太もも周りにセルライトがたくさんついていて、他はガリガリとか、そういう場合が多いです。

(仕事柄、人様の裸もよく診ますので。。)

顔のついている脂肪が少なすぎるのと、コラーゲンもペラペラだから、口回りのシワがとても目立つし、顔の骨格(骨)の形が目立ってしまいます。

お若い時は、あんなに綺麗だったのに。。

あれだけ痩せていて、大声でなにか意見をおっしゃっていると、それが攻撃的だったりすると(立場もあるのはわかりますが)、もっと肉食えば?鉄とBが足りないですよ【もちろん動物性たんぱく質ね)と思ってしまいます。

痩せていると、いくつになっても、服はかっこいいのが着れますし、オバサンぽくはならないのかもしれませんが、私だったら、50歳過ぎたら、小池都知事みたいな体型のほうがいいな~(心配しなくても、絶対にそうでしょうけど)。

お二人を見ていると、女性が責任のある立場の仕事をしていくのは、とても大変だろうなと思います。特に、男性が圧倒的に多い社会の中では。

女性のほうが男性よりも圧倒的に栄養が足りませんから(何十年と月経もありますから)、もっとお肉を食べて、頑張っていただきたいです。

あれだけ忙しければ忙しいほど、体も頭も無茶苦茶使っておられますから、もっと栄養が必要です。

政治家でなくても、皆さんもそうですよ。仕事も家事も子育ても。仕事してなくても自分の世話もあるわけですから、もっと栄養を摂って、体を楽にしてあげましょう。

低栄養の一番の問題は、もちろん病気になりやすわけですが、やはり免疫力の低下です。なので、すぐにいろんな感染症にかかりやすくなります。

痩せすぎをまず問題視しましょう。

今日はよく働きました~。でも、後片付けと準備をしていたら、帰るのが遅くなってしまいました。

こういう時は、たっぷりと栄養を摂って、早く寝るに限ります。

こういう疲れた時ほど、栄養が足りませんから、ばい菌をやっつける免疫力にまで栄養が回りません。油断すると(油断しなくても)やられます~!!

 

こういう、やられる前というのは胃腸も疲れていますから、自分の食べやすいたんぱく質を摂って、できれば消化剤も飲んで、カロリーが足りなければ、糖質を摂るのも致し方ない時もありますから、その辺は臨機応変に。

(でも、糖質の質と食べ方は気を付けてくださいね。なるべくグルコースパイクを作らないように。)

早く寝るのも、と~っても大事!!

 

私は、ビタミックスをガンガン飲んでいるのと、いでよ!オリーブ葉!!(市販のはダメですよ。うちで取り扱っているのと違って効きませんよ。その商品でデータを出しているなら別ですが。くれぐれも、その「商品」で、ですよ。)

オリーブ葉とビタミンBコンプレックスとビタミンCを、経口ですがガンガンターボで行きます!

これで明日朝にはスッキリ!回復~!のはずです。。

 

さて、さっき患者さんから、「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」をクリックしたら、変な画面が出て、メンバーになれなかったと連絡が来ました。

私は管理者なので、ログインしていると、その画面が見れちゃうから、他の方と画面が違うかもですが、「秘密のグループ」にしたから、見れないのかな。。?

「友達」に先になっておくと、私が「メンバー」にする、とできるので、そちらのほうが簡単ですが、「友達」にならなくてもメンバーにはなれると思っていたんですが。。

ダメなのかな。。?

もう一度患者さんには、やってもらっています。

あと、アカウントを取る時の公開範囲の設定ですが、「友達」にして、「友達」を作らなければ、誰も●●さんのページは見れませんよ、と言っていましたが、「自分のみ」にしたら、確実じゃないのか?と思いました。

「自分のみ」にしても、メンバーにもなれるし、「友達」にもなれると思うんですけど。。どうでしょう。。。

ダメだった方、ご連絡お待ちしております!

メールアドレスを持っていない方は、とりあえずfacebookのメッセージ機能を使って、私あてに、メッセージを送ってくださいませ!!!

「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」
https://www.facebook.com/groups/492256380898792/

「お知らせ」にも書きましたが、あいこ皮フ科クリニックで、栄養療法を実践されている方のためのページ(グループ)を作りました。メンバーでないと、投稿内容もメンバー一覧も見れないように設定しました。
まめに受診されている患者さんには、あまり関係のない話ですが。

*メンバーになる条件は、当院で栄養解析をして、食事療法もある程度実践し、サプリメントも購入している方に限らせていただきます。

 

来られている遠方の患者さんを始め、案内を院内で配り出したところです。

食事方法もサプリの飲み方も(マイペースであっても)、ちゃんと理解されている方であれば、放っておいていいんですけどね。

そういう方でも、「あれ?どっちだったっけ?」とド忘れすることもあるでしょうし、日常生活過ごしていて、「これって、どうなんだろう。。」ということにも遭遇しますよね。

もちろん、自分の体調の変化もあるでしょうし。

いよいよ年末ですから、こういう仕事もプライベートも忙しい、普段よりもお酒も飲む、無理なスケジュールをこなす、しかも湿度は低し、インフルエンザやノロは流行っているし、と体からしたら、えらいこっちゃっ!!という世界です。

体調を崩したら、とりあえずクリニックにお電話いただいていいんですが、電話での相談はやっていませんから、「受診されたほうが。。」となるだけだったりします。。

メールアドレスを持っている方も、メールでの栄養療法相談はしていませんので、必要な方が出てきたらいけませんから、なんとか年末年始に間に合った~!という感じです。

メンバーのなり方がわからない時は、とりあえず、メールかお電話ください。

私も、Facebook初心者ですが、自分でグループを作った以上、ちょっとはアドバイスができるかな。。。?

まあ、とりあえずご連絡ください。

ノロウィルスが流行ってますね。インフルエンザも。

それ以外の病気も体調が悪いとかいろいろあると思います。

 

病気になると、体も治すのに必死ですからね、口から入ってきた栄養が足りないとなると、胃腸に回す栄養は、真っ先に切られますね~(皮膚もね)。

「食べて消化吸収する」というのにも、栄養がいりますから、そこに栄養を使っている場合ではない。肝心のところを早く治したいのが体が考えているところ。

まして、胃腸に炎症がある時に、絶対に食べ物を入れて炎症をひどくしたくないと体は考えます。水飲んで寝る。これに限ります。動物と同じです。しんどい時は水も飲まずに、じっとして、体力を病気を治すことにだけ使う。

(人間の場合は、脱水が心配。動物ほどタフではないから。。)

ある程度食欲があれば、カロリー確保だけはしておいて

(おかゆやスープ、アイスクリームなど糖質の頼るのは仕方ないです。果物で糖質補給してエネルギーとするのも仕方ないです。だって、ガンガン食べたって、消化もしないし、かえって体に悪いから)、

卵や豆乳やお豆腐、白身の魚や鶏のささみなどの脂の少ないところなどが食べられそうだったら、タンパク質を摂ったほうがいいですが、こういう時は無理しないこと!

 

さて、こういう時にも、普段でも役に立つのが、「消化剤」をお勧めしていますが、Facebookで「胃薬」とどう違うんですか?と質問を受けました。

(ちょっとだけ、facebookの回答とかぶっています。)

 

「胃薬」とは?

 

「皮膚の薬」と言っても、保湿剤なのかステロイドなのか水虫なのか、抗菌剤なのか、いろいろな種類があります。「胃薬」=「胃に対して、なにかの働きがある薬」というただの総称です。

「ジュース」と言って、コーラや炭酸飲料、清涼飲料水(商品名は出しませんが)、などなどたくさんの種類があるのと同じで、なんの「ジュース」?って話です。「ジュース買ってきて」と言われても困るでしょ?

内科や薬局に行って、「胃薬ください」と言ったら、どんな症状が出て困っているのか、詳しく聞いてこられるはずです。でないと、薬選べませんから。

「胃薬ください」と言って、なにも聞かずに、「はい、これ」と渡して来たら、その医者と薬剤師はただのバカです。

(最悪なのが、全部混ぜてるとか? えげつないですね。。。頭、使え!頭を~!!)

 

市販されている胃薬(病院のも)は、今流行りの胃酸を抑える薬、消化を助ける消化剤、胃腸の動きを活発にするもの、胃粘膜を保護するもの、漢方薬でも細かくわかれたりもします。漢方も患者さんの症状で、種類は変わります。

私が勧めているのは、まずは「消化剤」です。

皆さん、私も含めて、消化がうまくいっていないから。

今まで糖質中心の食生活をしてきた方であればあるほど、消化できません。

だって、消化液は、タンパク質でできていますから、タンパク質をたくさん摂ってきていないのに、消化液が作れるわけがありません。

(脂質の分解には、タンパク質だけではなく、コレステロールがちゃんと作れてないと、胆汁酸という脂質の分解に必ず必要な消化液が作れません。ちなみに、コレステロールを作るのにも、タンパク質が必要です。あと、良質の油とね。)

自分で、消化液がちゃんと作れるようになるまで待てればいいですが、そんなの待っていたら、いつのことかわかりません。そこは、現代医学に助けてもらいましょう。(もちろん、漢方併用することもあります。消化に関しては、漢方だけ、ってのは、私はあまりしませんが)

なので、薬局に行って、「消化剤をください」と言えばいいです。

メーカーによって、ちょっとずつ入っているもの(酵素の種類や数)が違ったり、市販の薬は、病院のものほど効きませんから、その代わりに、他の働きを混ぜている場合もあるでしょうし、値段もピンキリでしょうし、自分に合うかどうかはまた別の話なので、試していくしかないでしょうね。

薬局では、いくつか種類がありますから、その相談した薬剤師さんの好みも結構反映されます(これは病院でも同じ)。

いくつか出して来て、1個ずつ説明してくれる場合もあれば、これがお勧めです、と指定されることもあるかもしれません。

いくつか出して来て、その方のおススメがあれば、「どう違うんですか?」ととりあえず聞いてみる。説明がわかることもあるし、わからないこともあるし、間違っている(!)かもしれませんが、とりあえず聞く!

いろんな薬局でそれをやっていると、そのうちなんとなくわかってきます。

あと、いろいろ試すことも大事です。

市販の薬は、私は飲まないので、細かい違いは知りません。

 

「消化剤」を欲しい方が絶対に買ってはいけないのが、「胃酸を抑える薬」です。

病院に行って、「胃がいたい」「胃が持たれる」などの胃の不快感を言うと、何も話しも聞かず、これを出す医者が多いので、患者さんに、消化器内科に行ってください、と言うのはあまりしていません。病院受診して、「消化剤ください」と言って、症状を聞いてもらえればいいですが、もらえないこともあります。

どんな薬が必要なのかは、その診てくれた医師が診断して決めることですから、消化剤以外をもらうかもしれません。。それは、わかりません。。

(薬を指定されて、腹が立って逆に意固地になって違う薬を出されることもあれば、本当のその医師が親切で(ここポイント!)、消化剤以外を検査もせずに、くれたりすることがあります。。。親切なので、しかもとても感じが良かったりすると、患者さんはまず疑いませんよね。ここが罠です。。親切で優しくしてもらったから、話をちゃんと聞いてくれたからって、正しい医療をされているのか、他では実はどうなのか、というのは、全く別の話で、これが医療の恐ろしいところです。。

私も、専門外でそういうことをされると、自分ではその場で判断つかないでしょう。それくらい、今は専門が特化してきているので、とりあえず持ち帰ってから調べたり、他の先生に聞いたりしないと、わからないでしょうね~。

また、考え方というのは、医者100人いたら、100人とも違いますから、正しい医療というか、正解はひとつ、というわけでもないんです。

要は、患者さんが良くなればいいんですが、それが正解ではあるんですが、短期間で答えをだすものもあれば、時間のかかることもあります。時間のかかる場合、患者さん側が理解をちゃんとしているということも大事なポイントです。

所詮、西洋医学のほとんどは対症療法なんですが、その対症療法でも、ごまかすだけのものなのか、根本的なことに迫っているものなのか、大きく分かれます。

もちろん、根本に迫る薬や治療がない場合もあります。

実際は、単純なものではありません。)

 

うちに通っている患者さんには、症状を聞いて、消化剤くらいは私が処方します。というか、もう、飲め~!!という世界です。だって、もう無理だから。見た目も今までの食生活も現状も検査結果も。

(神社さんが飲むかどうかは別の問題ですが)

 

私の手に負えない時(ピロリを疑う時、ピロリがいる!と判断した時、患者さんの症状から胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などを疑って、検査が必要と判断した時など)には、信頼している消化器内科の先生のとこ(すぐそばにあるので)に紹介しています。

検査の上、胃酸を抑える薬は必要です。

検査していなくても、患者さんの症状により、検査を待っていられず、処方する場合もあります。

 

薬剤師さんだと、検査できるわけでもないし、そこまでひどい患者さんが来て薬を欲しがったら、病院に行くことを勧めないとダメなわけですが、この胃酸を抑える薬は高いので(本当に高いっ!!)、ちょっとだけ話を聞いて、すぐに勧めるバカな薬剤師もいるかもしれません。

潰瘍の時は仕方ありませんし、検査して、潰瘍までいっていなくてもびらん(浅くただれている)の状態がひろいとかひどいとか、そういう場合は胃酸を抑える薬も使わないと、患者さんはかなり痛いので仕方ありません。

昔は、保険適応が、潰瘍だったんですが、今は胃炎でも保険が通るようになって(量は違いますが)、検査されていなくても、バカスカ使われています。

だって、胃酸で胃の粘膜が荒れていたわけで、それで胃の不快感が出ていてノを、これ飲むと、すぐに効きます。本当に嘘のように。

魔法みたいに効くから、医者も使いたがるし、患者さんも欲しがります。

 

ただ、そんなうまい話があるわけがない。

 

しばらくすると、根治どころか、薬がないと胃が痛い、しんどい、とどんどんひどくなっていくことに気付きます。でも、飲まないとそれはそれでしんどいから、飲まずにいられない。。だって、根本的な解決になるようなこと何もしていないから。

胃酸が出過ぎているわけではなくて、実は、胃の粘膜を守る胃粘液が足りない、そして、傷んだ胃の粘膜をすぐに直してくれる栄養が足りない、ということが実に多いそうです。

 

一番困るのが、これを使うと、胃酸を抑えますから、タンパク質の第一消化ができません。消化しにくくなります。ただでさえ、胃腸の悪い方、特にいままで炭水化物中心の食生活をしてきた方は、消化液が全然出ていないのに、ますます減らされて、消化ができるわけがない。そうなると、自然と糖質しか食べたくなくなる。だって、タンパク質が食べられないから。もたれて、もたれて、仕方ないので、糖質しか食べるものがなくなるわけです。

そうなると、ますます消化液が作れなくなるので(材料がないから)、ますます悪循環にはまっていって、体調はどんどん悪くなります。

こういう方は、胃だけではなく、腸も悪い。だって、繋がっていますしね。(他にもいろいろとありますが、長くなるので今回はカット)

 

ず~っと胃の調子が悪い方は、ピロリがいることも多いですから、そういう意味では、さっさと消化器内科を受診して、胃カメラしたほうがいいです。

調子が悪くなくても、タンパク質が子供のころから、あまり好きではない、たくさん食べられない、という方も、ピロリをチェックしたほうがいいです。

ピロリがいなかったら、とてもラッキーです。いたら、保険でできますから、ちゃんと除菌しましょう~!

すぐに内科にもいけそうもないと思いますので、とりあえず、薬局で、「消化剤」は買って飲んでみてください。試してください。

胃腸の負担を軽くしてくれるはずです。きっと。変な薬を買わされたのでなければ。

糖質制限をしている方の、糖質制限をしている理由というのは人それぞれだと思います。

絶対に糖質を徹底してカットしないといけない方と、そこまでではない方で、まず大きく分かれます。

徹底して糖質をカットしないといけない方というのは、まずガンの方。

どこまでの糖質制限をするのかは、個人の考え方ですが、ガン細胞は糖質が大好きですから、糖質を摂ること自体がガンに餌をやっていることと同じなので、糖質カットが必要だと私が思います。

ただし、ガンの種類や病態によって、糖質制限が禁忌の方もいらっしゃるので、必ず医師と相談したうえでやらないと命にかかわることがありますから、自己判断は絶対に止めておくこと。

医師に相談もせずにやっている人がいたからって、マネをするのはやめておきましょう。

主治医が理解がなくても、自費治療でそういうことをしている医師は理解がありますから、そういうクリニックで相談しましょう。

 

糖尿病の方も糖質は徹底したほうがいいですが、これは糖尿病の重症度や今の病状によって全然違います。

糖尿病の方の場合、低GIと言われているものであっても、糖質を摂ったら、絶対に血糖値は上がりすぎますから、低GIだから食べてもいい、というわけではありません。

ただ、病態によって、時には薬を併用することもあっても、血糖値が上がりすぎなければ、膵臓に負担がかからないのであれば、量や質にもよりますが、少々ならということもあると思います。

(自己血糖測定も必要なことあり。どれだけの糖で、どれくらい血糖値が上がるのか、かなり個人差が大きいことがあります。)。

血糖降下剤・インスリン注射を使っていて、主治医に声をかけることもなく、自己判断でやるのは絶対におやめください。命にかかわることがあります。

 

副腎疲労の方も、本当は徹底した糖質制限をしたほうが、ホルモンの無駄使いをしなくて済むでの、本当はいいんですが、あまりにも病態が悪すぎて、体がついていけないことも多く、こちらも専門の医師に相談しながら、どこまでやるのか、どれくらいのスピードでやっていくのか、人によって全然違いますから、こちらも自己判断はおやめください。

命にはかかわらないでしょうけど、間違ってしまうと、ますます疲れてしまうこともあるので、注意しましょう。

 

大きく分けて、今あげた方々以外の方の糖質制限の場合、糖尿病予備軍や副腎疲労予備軍の方は、上のつもりで過ごしたほうがいいのかもしれませんが、そうでない方の場合、ほとんどの方が、もっと健康になりたい・もっと元気になりたい・肥満のダイエット目的などかと思います。

こういう方々の場合、糖質そのものが悪いのではなく(質や量は大事ですが)、グルコーススパイクを起こさないように、血糖値が乱高下をしないようにさえすればいいことが多いです。

(これも個人の病態や症状によりますよ。絶対ではありませんよ。)

 

これからの季節、イベントが増えますよね~。となると、糖質を自分が食べたくなくても、なんやかやと食べざるを得ないときがあります。(自分が食べたいときもあるでしょうし)

で、こういうときは、食べたらいいんですが、せめて血糖値の乱高下を起こさないように工夫する、ということくらいはしましょう。

せめてもの抵抗、というより、この抵抗がかなり大切で、これだけで全然違うことがありますから、お試しください。

 

まず、空腹時にいきなり糖質を食べない、ということはとても大事ですが、イベントや皆でとなると、無理なこともありますよね。旅行の時もそうですよね。

本当は、先に、糖質以外のたんぱく質か食物繊維が脂質を摂れればいいんですが、いきなり!ということもあります。。

いろいろ料理の種類があるときは、糖質・砂糖などの甘い味付けのものは最後のほうに食べればいいんですが、いきなり!という場合。

私がよくするのが、ココナッツオイルは持ち歩いています。

お店に入る前に、それを舐めてから、お店に入ります。

お店の中で舐めてもいいですが、なんか持ち込みしていると思われても、お店側も自分もなんか嫌な気持ちがしますから、お店に入る前に舐めます。

 

最初から、いきなり糖質!とか、糖質が絶対に入っている食事を摂るとわかっている場合(旅館のお料理や、その土地の名物料理など)、前もって飲んでおく、血糖値を上げないようなサプリがあるので、私はそういうのを使います。

私の場合、血糖値をリアルタイムで測ったわけではないので、実際はどうかわかりませんが、グルコーススパイクを起こしやすい(と思っている)ので、血糖値が下がってきた時がとてもしんどいし、おなか空いた感が結構来てツライので、血糖値を上げたくないのです。

実際は、そこまで上がっていないけれど、ちょっとした変動が体が嫌がっているだけかもしれませんが、しんどいのはしんどいので、私自身は糖質を食べる時はかなり気をつかいます。

その後、寝てしまえば(食べたのが夜だったら)、おなか空いた感も血糖値が下がってツライのもわからなくなりますが、意識がないだけで、寝ている間に実は低血糖症状が起こっていたりしますから、脳はずっと起きているし、いろんなホルモンが出まくっているので、自律神経は振り回されてボロボロです。ご本人はぐっすり寝たつもりかもしれませんが(睡眠時間が長いと)、実は睡眠の質がとても良くない。体も脳も全然寝ていないのです。

だから、翌日すっごい疲れる。。。だって、「寝てない」から。

 

え=っとなんの話でしたっけ?

 

そうそう、糖質をいきなり摂る場合。

私は他にも糖質を摂る直前に、糖質の吸収を緩やかにしてくれるサプリを飲みます。

(クリニック専用の医師の診察がいるものです)

 

でも、そんなサプリも持っていない、ココナッツオイルももっていない場合、しかも単品で摂らなきゃいけない、場合。

とりあえず、よく噛む!噛むことで、胃腸にいきなりいかないように、時間を稼ぐしかありません。少量ずつゆっくり入ってくれば、血糖値の上昇もかなりマシです。

 

私は、以前に広島に旅行に行った時、本場のお好み焼きを食べに行きましたが、お好み焼きが出てくるまでの間、とんぺい焼きを頼んで、先に食べて待っていました。

うえののあなごめしも大好きで、広島初日と帰りの新幹線でいただきましたが、食べる前にいろいろ工夫はして、せめてもの抵抗をしています。

あなごめしは、先にあなごを食べてから、たれのかかったごはんを後からちょっとずつよく噛んでいただきました。

(サプリも飲んでいますよ)

どこまで成功したのかはわかりませんが。。

 

つい食べてしまった場合ですね。もう戻すことはできませんし、よく噛めばよかった、と後悔している場合でもないので、次回にいかせばいいんですが、でも今回のをどうする?!となった場合。

とりあえず、その後、立つ!動く!体を動かして、糖を使ってもらいましょう。

そしたら、乱高下ちょっとマシなはずです。

 

糖質をずっと摂っていると、少量であっても、糖質の呪いが解けませんから、呪いが解けている方が、たまにするのはいいんですが、呪いが解けていない方が糖質を摂ると、また食べたくなってツライのがよけいひどくなります。

最後のほうにちょっと食べるくらいなら全然OK!という方もいらっしゃるので、この辺はほんとにどこまでやるのかは、個人個人の病態(血液検査が絶対に必要)によって違います。

また、間違った糖質制限をしている方は、とても多いので、いろんな本をたくさん読んで理解するというのはもちろん必要ですが、自分のこととなると思い違いしていることもあるので、糖質制限の指導をしている医師に相談しながらやりましょう。

本に載っていることを頭で理解しているつもりと、実際に行動してやってみることで大違いです。

実際にやっていくと、本でわかっていたことが、ポーンっ!と忘れてしまったり、大きな勘違いを結構したりします。

本だけでいけたらいいんですけどね。

協力してくれる医師を獲得しておくことが、これからの人生とても大事です。

 

 

返ってきた検査結果の私の腸内環境の菌たちの状況を見比べてみました。

4段階だと、変わりませんが、「やや太りやすいです」については、ポイントが上がってました!おお!!

(だからといって、「やや痩せやすい」の次の段階に入っているわけではないし、ポイントとしては、まだまだなんですが。。)

腸内環境、変わっていたんですね!!

頑張って、続けましょう!

 

私が検査した遅延型食物アレルギー検査ですが、検査結果が、0、1,2、3 と4段階で出ます。

1と出たのが、わりとあって、確かによく食べているものが多かった印象です。

でも、全然食べてないものも1のものがあって、これは、その食べ物のたんぱく質が似ていると、それ自体はあまり食べていなくても、その似たなにかで「1」と出るように出てくるらしい。

「1」なので、特にそれで食事制限もしませんが、今までよりも、頻繁に食べていたものは、もう少し食べる間隔をあけるよう気を付けようと思いました。

ただ、「パン酵母 3」「ビール酵母 2」と出て、パンもめったに食べないし、ビールはもともともっと口にしないので、食べ物ではあまり気にしなくていいんですが、酵母の入ったサプリを摂っているので、これが気になり、まあ、気になるなら、サプリですから変えればいいんですが、そのサプリが飲みたかったので、先日の講演会で溝口先生に診ていただいたら、「気にしなくていい」とおっしゃってくださいました。

(誰でもではないですよ、私の他のを全部診た上でおっしゃっているので、自分にあてはまると思わないでくださいね。)

私の腸は優秀~!と褒めていただきました。(溝口先生は、褒め上手♪)

グルテンもカゼインも引っかかっていなかったので、一安心です。

グルテンフリー・カゼインフリーするまでは、チーズ大量に食べてましたから(糖質制限を始めたころはよくチーズに助けてもらいました)、ちょっと心配してましたが、もう最近乳製品はほんとにたまににしか食べないから、抜けたのかもしれません。

でも、胃酸の出が私は悪いので、胃腸には気を遣ってあげないとね。

 

グルテンもカゼインも引っかかっていないから、どんどん摂っていいわけではないですよ。

どちらも腸の粘膜に炎症を起こして、最後には粘膜に穴をあけますから(肉眼で見えるような穴ではないですよ。)、摂る際は、結構間隔も開けましょうね。そして普段から腸の粘膜を強くしておきましょう。

そしたら、たまに食べるくらいだったら、問題ないことが多いです。

できれば、国産で。

でも、国産でも、カゼインもグルテンも脳に麻薬と同じように働いて中毒性があるのはありますから、中毒にならないくらい、量にはお気を付けください。

 

私の3回目の腸内環境の腸内フローラの検査結果が返ってきました。

 

。。。結果は、

「変わらない」!!!

細かい点数まで今見れないので、そこは見直さないとわかりませんが、4段階評価では、まったく変わっていません。。。

 

7月に、うんこちゃんがムチャクチャ美人なので、意気揚々と検査したんですが、1月の悪い結果と同じで、こんな綺麗な臭いもしないうんこちゃんなのに?!と驚愕したのを覚えています。

(バラの香りまでしないと、変わらないのか?!

*便は、どんなに頑張ってもバラの香りはしません。念のため。。)

 

ちなみに、この7月の結果を、患者さんに見せて説明している間に、どっかいっちゃって(おそらく他の資料とともに患者さんに渡してしまったと思われる)、再発行していただきました。

 

腸内フローラは、ちょっとやそっとでは変わらないといわれていて、10月のセミナーの時に、免疫の超大家の先生にお聞きしたら、「変わらないよね」と言われ、ガーンっ!!とショックを受けておりました。

(なぜショックかというと、私の腸内フローラは、「やや太りやすい」のです。。

「変えられない」ということは、一生「やや太りやすい」ということです。。。)

でも、腸内フローラのバランスを変えることはできます。

ここでいう、「変わらない」というのは、菌の種類ですね。

今まで存在しなかった菌が、どっかから入ってこない限り、いきなり沸いてはこないので、なので、医療では「便移植」という治療法があるわけですが。。。

口から何かで摂っても、そのまま腸の中で、いついてくれるかというのがこれまた難しく、絶対にいつかないわけではないでしょうけど、菌との相性もあるから、たくさん入れたから、いつく、というわけでもないようです。

 

この10月のころは、悪い菌を殺すサプリといい菌を「植菌」できるサプリとわりと飲んでいましたが、腸もうんこちゃんもとても調子がいいので、なにかあったときだけ飲む、というようにしていました。

ラクトフェリンはずっと続けていましたが。

 

やっぱり続けないとダメか。。。

 

IMG_20161215_231518[1] 先日の学会で存在を知った森永のサプリ。

http://www.slimbifi.com/index.html

 

まだ1か月も飲んでいませんが、さぼりながらとつけていkますが。。

この1か月くらい、昼のごはんは、ごはんの代わりに、ずっとプロテイン飲料(医療用。完全な置き換えができる、オーソプロテインを飲んでました。

時間がないのと、液体なので、これなら仕事によったら、仕事しながら摂れるから便利でした。

さすがに、半月もすると、ちょっと痩せました。これも途中から一緒にやっていますが、ちょっと脂肪が減ったのは、これはいまのところ関係ないと思います。

もし、これが私にあっているなら、これからかな。

こういうのって、1か月、2か月単位で診ていかないとね。

さあ、どうなることやら。