先日、フェイスブックで書いた記事です。
こちらに続きを書く前に、そのもとを載せておきます。
以下、コピペです。
栄養解析の血液検査をすると、患者さんの食事に関する「ウソ」がすべてバレます。
タンパク質たくさん食べています
魚たくさん食べています
糖質全然摂ってません
などなどは、医療用のサプリを摂っていても、ごまかせないところです。
EPAやアミノ酸製剤摂っていると、ちょっとごまかせますが、食事でちゃんと摂っていないことは、すぐにわかることです。
中には、お食事日記もちゃんと書いて持ってきて、お食事日記の内容もちゃんとしていて、でも、検査結果ボロボロ…。という方、たまにおられます。
お食事は自己申告ですから、ちゃんと書いていても、それがホントかウソか、調べる方法はありませんが、これもすぐにわかるものです。
つじつまがいろいろ合わないから。
お食事日記の場合、
ウソを書くというよりも、書き忘れはよくありますし、ちゃんとしてない方はまず書かないので、ウソのお食事日記を作りません。
そんな手の込んだことしたって、なんの意味もないですからね。
だれのためのお食事日記ですか?ってね。
で、ホントにすごく食べているのに、結果がすごく良くない…という場合も、これも血液検査でだいだいわかります。
食べ過ぎて、胃腸に負担をかけてしまっているなど。
(全部が血液検査で解決できるわけではないですよ。できる範囲や内容に限界はあります)
で、しばらく間が空いておられた患者さんが、お食事日記を持ってこられませんでした。
食事の確認はできませんが、2回目の栄養解析で、ホントにタンパク質、脂質を食べていないような結果に…。
糖質はすごく摂っていて、しかも血糖値が乱高下しているような結果でした。
食事が全然できていないと予想はしますが、そこはわかりません。
ホントに、実際血糖値がどうなっているのか。
それで、血糖値のモニタリングが24時間、最高2週間できるフリースタイルリブレをつけてもらいました。
この2週間は頑張ってお食事日記をつけてくださいました。
海外在中の方で、日本にいる間は、まだお食事は良いんですが、海外に戻られるとかなり乱れるようで…。
今回は、日本におられる良い状態でのリブレです。
外食が何度かあり、お店で、うな重召し上がったら、血糖値が230くらいまで上がりました。
鉄板焼で、前菜、ステーキやロブスター、焼き野菜など食べた後のガーリックライスにデザートは、血糖値が148 くらいでピーク。
リブレはかなり誤差が出るので、いくつかのポイントで、実測値を測る必要があります。
これは、変動の幅を診るものであって、実際の血糖値は、針で射して測らないといけない。
いろいろなパターンで実測値測ると!予想がつくようになるので、そう頻繁には測りませんけどね。
特殊な場合を除いて。
そば単品(小麦の普通のそば)で、これも150くらい。
ご自身で予想していたのと全然違ったようで、かなりびっくりされてました。
どういう風に食べたら、糖質食べてもそれほど問題にならないのかもらいましたわかった!と仰ってました。
リブレの良いところはほぼリアルタイムに結果がわかり、しかも分かりやすいところです。
海外の食事でどうなるのかやってみる!と意欲的に帰っていかれました。
血糖値の解説は、次の投稿で。
長くなってしまったので。