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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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で、トイレットペーパーを使いすぎる人で、潔癖ではない場合。
下痢軟便、便秘でとても悩んでいるのかもしれません。
以前、学校検診に行ったことがありますが、けっこう下痢軟便で悩んでる子は多くて、ひどい子になると何か月もね、親にも担任にも保健の先生にも相談できず。。
(言ったけど放置されている子もいました)
第3者の何の関係もない検診医だからこそ、言えたのかもしれません。
学校医でもない検診医に言ったところでどうもしてあげられないのですが(自覚症状のみは記載するところがない学校も多い)、コメントで書けるところには周りの大人に気づいてもらうために書きますが、どちらにしろ親(主に母親になるでしょう)に言って、病院行って?としかできない。
自分の子供時代、思い出してください。
親になんでも言えましたか?
私は言えませんでしたね~。
言える関係の人もいたでしょうけど、言えない、言う気もなかった人も多いのでは?
なので、子供から言ってきたら、もうかなりけっこうひどい(悩んでる期間も)、と思ったほうがいいです。
私は子供はいませんが、子供側の気持ちは自分が親じゃない分、ちょっとわかる気がします。
親になると、自分の子供時代も忘れちゃうし、親の立場で忙しいですものね。
ちょっと子供の立場に立って思い出してみてください。
もしかしたら、毎回下痢で、トイレを汚してしまうから気づかれないように、トイレットペーパーで掃除しているのかもしれません。
昔、汚して母親にひどく叱られたり、嫌がられたりで(母親は忘れていても)、本人は必死に後始末してるのかも。
(下痢したことの心配はされず、汚したことだけ言われたとかね)
家のトイレ掃除は、家族の健康チェックにも実はとても大事です。
それで、下痢してるの?おなか調子悪いの?と聴いて、初めて言ってくれることもある。
あるいは、もう全部出しきったと思って紙で拭いてトイレ終わろうとしたら、またおなか痛くなって下痢して、と延々と繰り返しているのかもしれません。
ついでに言うと、便をして、紙で拭くのはほんとは2回までが正常だそうです。
以前に肛門直腸専門の先生の講演を聴いた時にそう仰ってました。
3回目(それ以上も)でまだ紙に便がついてきたら、まだ肛門~直腸のところに便が出ずにいるからいつまでたっても紙に便がついてくる。
そのまま履いたら下着につきますものね。
正常な状態だと、便は少量の粘液で包まれているから、スルッと出ます。
出たら、直腸にはもう便はいませんから、正常なら紙で拭くのは1回だけ。肛門に残っている粘液をちょっと拭くだけ。
拭く回数は2回までだそうです。
直腸~肛門に便があったら、反射で便を出すようにできているのが人間の身体です。
その反射が起こらなくなってしまうと、ずっと直腸~肛門に便がいる状態。
残便感を感じる人もいれば、いない人もいて、いない人はかなり問題。
残便感があってもなくても、この状態は、「便秘」です。
残便感を感じなくて(感じる場合も)、3回以上紙に便がつく人は、日常生活も食生活もちゃんと見直さなきゃいけないし、専門クリニックでの診察や検査が場合により必要です。
生活指導の改善だけで良くなっても、専門医の診察が必要と判断することもあり、うちからも紹介することもあります。
下痢軟便だけでなく、便秘で(残便で)ずっと拭いているのかもしれません。
子供(大人でも)には理由があって(潔癖症でも)やっているだけなのに、そこを聴くことなく、紙の使い過ぎだけ親から指摘されると、かなり悲しいし、もう話す気もなくなると思います。
(自分はそうじゃなかったですか?)
聴かれたからって、すぐに言えないこともあるから、何度も聴くこともいるかも。
うっとうしがられてもね、日にち変えたりね。難しいですね。
今日のあさイチは、実はとても奥の深い内容で、カプセルトイと半分にして放送する内容ではないんですよね~。
子供じゃなくてもその人なりの理由が誰にでもあるんですが、理由が理解できなくても、聴いてあげられたらいいですよね。
診察でも、理由をなるべく聴くようにしていますが(そこに原因や解決の方法が隠れているから)、「なんとなく」とか「別に。。」と返されると何もできません。対症療法のみとなります。
ご本人が気づいていない場合も多いんですが、そこを聞き出すのに時間がかかることもあり、保険診療ではかなり限界があることも。
大人でも、過敏性腸症候群の人は多く、下痢軟便タイプは、紙の消費量はとても多いです。
大人も同じです。
日常生活と食生活の見直しと、医療のサポート(薬や検査など)が必要です。
保険診療では食事のチェックはしてくれないし、ヨーグルトや食物繊維をたくさん摂ることがおなかにいいわけではないですよ。
それらが逆に悪化させている原因のことも多々あります。
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さっきの続きです。

番組に寄せられた声の一つに、子供がすごく紙を使うらしく、ひどい時は半ロール使うから困っている、普通はこれくらいらしいよと言ってみる、と言ってみるというお便り。

その後は聴いてないので番組でどう返事されたのかわかりませんが、普通はこれくらいらしいよ、という前に、どうしてその子がそんなに使う必要があるのか?そこを聴いてあげてほしい。

潔癖で山ほど使っているのか、使う必要があるのかで全然違います。

長くなるから分けますが、潔癖の場合は(プチ潔癖も)、やはり食事と胃腸の見直しですね。

直さなくてもいい、と思っている人もいるかもしれませんが、潔癖、プチ潔癖は、生きづらくないですか?

赤の他人と一緒にお鍋は嫌とか、一口頂戴と自分のスプーンで食べられるのが嫌とか、これは、医者として衛生上当たり前です。
私も嫌です。どんな病原菌うつるかわかりませんから。

でも、電車のつり革つかめないとか、消毒してからじゃないと触りたくないとかね、大変でしょう?

公衆のものなら触った後に消毒すればいいわけです。
除菌シートは私も持ち歩いていますが、手指以外は消毒しません。
もともと、自分しか触っていなくても、そんなにキレイ(衛生上)と思っていないし、無菌にはできないから。

手指の消毒、手洗い、これ以上でも以下でもない。

自分の家なら、家中、除菌スプレー撒く必要もない。
スポンジやまな板、テーブルやソファとか、一体、何の菌を殺そうと?
スポンジやまな板に普通の石鹸では落ちない病原体が、そのおうちにはいるんですか?
(肉魚用と野菜用でまな板の裏表とか変えるのは当たり前ですよ)

不要な除菌スプレーを家中に撒くことでの健康被害は気づいていないだけでたくさんあります。

病原体でもない雑菌を排除しすぎることで、ただの雑菌で発熱したりね。
除菌スプレーによるアレルギーや細胞障害の問題もあります。

帰ってきた時と飲食の前に石鹸で手洗いすればいいだけです。
後は調理の時ね。

私は、新型コロナよりもノロウィルスとかのほうが怖いから、調理中、外のパッケージに触ったら、中を触る前に必ず石鹸で手洗いします。
なので調理中、何度も手を洗います。

(ほんとは飲食店の調理担当・お皿やグラスを運ぶ人にも同じくらいしてほしいものです。ちなみにノロウィルスにはアルコールは効きません)

衛生上、ほんとに気にしたほうがいいものと根拠がただの感情によるものとが、潔癖かどうかの違いでしょうか。

手洗いも皮膚が剥けてもやり続けるのも潔癖の症状の一つかな。

職業や状況によっても違うけど、臨機応変にできるかどうかもポイントかと。

で、その子がトイレットペーパーを使いすぎるなら、まず潔癖かどうかの確認です。

潔癖なら、食事も胃腸も見直してあげましょう。

成長期、頭をたくさん使う、スポーツをしている、塾や習い事をいくつも行かせてる。。。
今の子供は、栄養が全然入ってきていないのに、消耗するほうばかり増えて、ほんとに大変です。
栄養欠損のひどい子が昔よりも多いと思います。

→続く

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FacebookページとInstagramにアップした投稿です。

後から検索できるようにこちらにもアップしておきます。

今朝の「あさイチ」で、視聴者の気になることということで、トイレットペーパーの適量についての特集でした。

全部聴けたわけではないですが、そんなの便の状態で違うやん?と素直な疑問。

必要以上にトイレットペーパーを無駄に使うなら、そんなにいらないんじゃない?ってことですが、じゃあその「必要量」って基準みたいなものを知りたいってことなんですね。

いろんなものが値上がりしている今、節約は大事だし、今風に言うとSDGsとしても無駄に使わない、というのは大事ですね。

今朝の番組では10枚重ねようが20枚重ねようか、拭いた手に菌は付く、と研究者の先生が仰ってましたね。

だから、手を洗うことが大事、と至極当たり前のことを仰ってました。

かなり前から、トイレ関係の潔癖症みたいなのが巷でどんどんひどくなってるなと感じて、トイレペーパーを三角に折るな!問題とかね。

私は公衆トイレに入って三角に折られていたら嬉しいですけどね。
そういう風にしてくれる方ってきれいに使ってくれてるから。

トイレットペーパーが長~いまま、床につきそう?なくらい引っ張り出してあると、私はその方がちょっといやかな。

そんだけの量触ってるかもしれないし、何より見た目が、まさに使いましたっ!感が出てるから。

清掃されていないとわかっていても、パッと見、清掃された後?って思える状況のほうが気持ちよく、というか普通に使えるのは私だけ?

三角に折るな!という人は、折るためにその部分を触っていて、不潔だ、汚い、という意見を聴いたことがあります。

でも、トイレの便座は紙で拭かないの?
クリーナーがなくても紙で便座を拭くほうがよほど大事ですよ?

ついでに言うと、三角に折ったことがない人は知らないでしょうけど、三角に折る人は用を足している間に折ってることも多い。
毎回使う紙の量って自分で把握してるから、先にそれを取ってから折ってるかと。

後から追加することもそりゃああるでしょうけど、拭いた手で折るな!と言っている人を見たことがあるから言っておきますね。

で、それで触ったとしても、便座拭くのに使うから、自分のには当たらないでしょう?

それでも嫌!とか、流すレバーもドアの鍵のところとか、何もかも全部触りたくない!っていう人もエッセイマンガで見たことがあります。

これは潔癖症と同じで、いわゆる「気にしすぎ」「許容範囲が小さい」状態。

触ってもその後手を石鹸で洗えばいいわけです。

ハンカチを持っているかどうかのアンケートをどっかの新聞社だったかされて、結果は半分でした。

公衆トイレで皆さんよく見かけると思いますが、手洗いがてきと~な人も多いし、ハンカチ持っていない人も多い(なんせ半分だから)。
コロナ禍でジェットタオル禁止しているところもまだ多く(これは意味がないととっくに厚労省から発表されてます)、ジェットタオルがあった時もそうでしたが、ちゃんと乾かさないし、濡れた手で髪の毛触ってる人もとても多い(ハンカチ持っていない人の対処法に髪の毛触るというのがとても多かったらしい)。
またその濡れた手でトイレ入り口のドアノブを触る。

それが石鹸で洗った後の水でも、物を濡れたままにするというのが(自分の手指も)、一番菌が繁殖しやすい状態なので、三角に折るな以前の問題として、ハンカチを持っていないことのほうが医学的に一番問題なんです。

で、話を戻します。

今朝のあさイチで、先生の、「何枚重ねて菌はつくから手を洗いましょう」の実験結果を見てもまだ、気持ち悪いからたくさん紙を重ねる、という人は、ちょっと潔癖が入っています。

三角に折るなのエッセイを書いていた漫画家さんの食生活のエッセイも読んだことがありますが、かなりの栄養欠損がたやすく想像できました。
ちなみに全員女性です。

鉄不足(鉄だけじゃないけど)は、潔癖症になりやすい。

→続く

#オーソモレキュラー療法
#対症療法
#サプリでごまかす
#漢方でごまかす
#食事良法
#食事を変えることが治療
#胃腸を労る
 #肝臓をサポートする
#お食事日記
#栄養解析
#食事指導
私の考える治療目標は、オーソモレキュラー療法に限らず、今の状態よりも早く改善させることです。
もちろん患者さんにも確認しますが。
食事が原因、諸悪の根源、とわかったからって、いきなり180度変えたからって、胃腸はついていけないし、いきなり翌日に治っているわけでもありません。
毛虫にかぶれてステロイド塗ったら翌日もうほとんど治った、というのとはわけが違います。
なんとか今のつらい症状を早くなんとかしてあげたい、少しでも楽に生活してほしい。
となるため、保険診療だと漢方を使ったり、医療用サプリでエネルギー代謝が少しでも回りやすいように栄養素を補充したりすることを提案します。
(食事を変えてもらうのも、今の病態を理解して受け入れるのも、実はパワー(=栄養)がいります。
いきなり自力でなんでもかんでもできないんですよ、普通))
そうすると早い方で、1週間後にかなり元気になる方がいて、ものすごく喜ばれます。
食事も多少は変えられた(どこまでかはわかりませんが)。
それだけ元気になったら、本格的に食事の見直しに取り組めますね!となるところが、「もう治った!」と勘違いされる方が出てきます。
いつもよく言う話ですが、治したわけではなくて、栄養欠損のひどすぎた分をちょっと底上げしただけだったり、ちょっとサポートして胃腸や肝臓を少し労わっただけだったりするわけです。
目標があって、100点満点でもし数値化する、というなら、
スタートは私も含めて、皆マイナス1万点からスタート、と思ってください。
最初にした治療で楽になった、というなら、マイナス1万点がマイナス5千点くらいになったイメージ。
まだまだマイナス5千点ですが、困っていた症状が半分になったとしたら、かなりからだは楽でしょう。
治したわけでもないし、まだゼロ点にすら到達していない。
マイナス5千点まできたら、食事の見直しも実践もちょっとしやすくなるので、3歩進んで2歩下がるでいいから、コツコツと食事の見直しをしながら、漢方やサプリでサポートもしてもらってとしてたら、人によったら、マイナス5千点から一気に急上昇する方もおられます。
私はオーソモレキュラー療法始めて6年経ちましたかね。
今の自分の点数は40点くらいかな、変動もします。一気に下がることもあります。20点とか?
6年の間には、60点くらい?と思った瞬間もありましたが、今から思うと見せかけだけで本当は60点なかったり、今よりも6年分若いわけですから、その時は本当に60点だったのかもしれません。
毎日老化はするし、止められません。
なので現状維持はしてるようでしていません。
年をとれば、今までになかったこともいろいろと出てきたり表面化したりね。いろいろありますね。
治った!と思って、漢方やサプリも止める、止めないにしても好き勝手な食事をしていると、ベースは何も変えていないわけで、そこになにか(大きなストレス。小さいストレスのこともある)が起こると一気に表面化してマイナス5千点からマイナス7千点に落ちることもあるし、マイナス1万点に戻ることも。。
食事を好き勝手やりすぎると、老化は早く進みますから、マイナス1万点を超えてマイナス1万5千点になることも。。。
漢方を出す時にもよく言いますが、
ほんとは100いるところを今は10しかない。だからからだはうまく働いてくれない。
でも漢方を飲むと、10でも省エネでなんとかうまく回せるように働いてくれる。
でも10が7や8まで減ってしまうと、もうさすがに省エネもで回せない。。。
みたいな話をします。
漢方を専門でやっているドクターは患者さんの食事や日常生活についても(女性は月経も)聴かれるはずです。
好き勝手な食事では漢方の効きは悪いし、やっぱり腸が悪すぎたら漢方は非常に効きづらい。
なので食事の見直しは漢方治療においてもとても重要で、もともとの中医学は医食同源の考えがあるでしょう?同じです。
食事を絶対に変えたくない人=糖質中毒なことが多いですが、漢方やサプリである程度生きていくのが楽になるとますます食事は変えない、チェックもされたくない、あれこれ言われたくない、という人が出てきます。
一時のことで(年末年始とかイベントの前後とか病気した時など)自覚があるなら、すぐに戻せるのでいいんですが、自覚はあっても自暴自棄というか、それだけ糖質中毒がひどいんだと思いますが、絶対に食事を変えたくない、見られたくない、言われたくない、今のままでなんとかできてるからいいやん、と刹那的になる人がたまにいます。
確かに今がいいならそれでいいのかもしれませんが、最初に全員の患者さんに申し上げていますが、必ず食事ありきです。
食事を一進一退でも変えていくからこそ、漢方やサプリがその量で効いているわけです。
食事がどんどん乱れると、大量の栄養素は消耗され、また吸収もしづらくなるため、絶対的に不足してきます。
今のサプリの量ではどんどん効かなくなるわけです。
好き勝手な食事に合わせて組んでいないから。
じゃあ、この予算で、と組みなおしたとしても、絶対的な予算も足りなくなります。
消耗が激しすぎるからです。
漢方も好き勝手な食事(ほとんど糖質)で悪玉菌が増えて腸内環境が悪化して、ほんとに効かなくなります。
合う漢方が見つからなかったり、何種類も飲まないといけなかったり、1日に3種類も4種類も本来漢方って飲むものでもありません(頓服は別として)。
好き勝手な食事をしたらした以上のことが必ず自分に返ってきます。
保険の診察には来るけど、自費の自費の診察や栄養解析は受けない。
予算のこともあると思いますが、もともとサプリを毎月そこそこ買っておられる方です。
年に1回であれば、自費分の予算は毎月のサプリを少し減らすなり、他のことで節約するなりでその分の金額は確保できるのではないかと思います。
もともとその予算が出せない方は、栄養解析自体もそこそこのサプリも買っておられないから。
予算のこと以上に、食事について言われたくないのかと思います。
強制ではないので、どうもできませんが、見せられないくらいの食事、悪いとわかっていても止められないくらいの食事では、今のサプリと漢方ではもうすぐに限界が見えているかと。
漢方にしろ、サプリにしろ、言い方は悪いですが、「ごまかしている」だけです。
なんとか少しでも楽になれるようにと勧めた内容であって、根本的に治すものではないのです。
根本的に治してくれるのは、そういう意味ではやはり食事を変えるしかなく、食事を変えていこうとするからこそ、サプリや漢方はサポートしてくれるわけです。
決してサプリが「治した」わけではないです。
ほんとに同じ量ではどんどん効かなくなります。。
年に1回の自費の診察と栄養解析はセットですが、年に1回しかお食事日記をチェックしなくても、その患者さんなり頑張っている日のお食事日記をもってこられるわけです。
医者に見せられるレベルのものを。
血液検査もするから、その前は普段よりも頑張られているのかもしれません。
たまにそういう日があって、確認の時があることが大切かなと思います。
改めて、普段忘れていた、ああ、これは良くなかったな、これは良かったな、という認識ができるからです。
それをしないということは軌道はどんどん逸れます。
保険診療には毎月入っていても(体調の確認は最低限するので)、かなり軌道はずれるわけです。
まして、診察にすら入らず、医療用サプリをネットで買っている人はSNSのどこの誰かもわからない、何の責任も発生しない情報でサプリを選んで飲んだりしてて、良くなるわけがないんですよね。
だって、オーソモレキュラー療法は医療だから。サプリ屋ではないのです。
全部わかった上で、好きにやりたい人を止める権利もありませんから、好きにされたらいいですが、もったいないですよ。
好き勝手やっていたら(自己流含む)、一時は良くても、どんどん効かなくなるだけではなく、こじらせて悪化させることは認識しておいてください。
それだけサプリにお金をかけているのに、効かないのにはちゃんと理由があります。
検査が足りないからではないです。
今の食事が、今の自分に合っていないからです。
#オーソモレキュラー療法 #対症療法 #サプリでごまかす #漢方でごまかす #食事良法 #食事を変えることが治療 #胃腸を労る #肝臓をサポートする #お食事日記 #栄養解析 #食事指導
 
前回の続きです。
私が治療の1つ、というかメインで行っているオーソモレキュラー療法ですが、サプリを飲むだけで良いと勘違いされてる人が世の中にはとても多いんだなといつもよく思います。
 
いつも言ってますが、私の考えるオーソモレキュラー療法 は食事療法がメインです。
 
なので自費の血液検査は現在の状態、隠れている病気がないかどうか、あったらどれくらいの異常なのか、欠損の激しい栄養素は?どれくらいのストレス(活性酸素)を受けているのか、細胞の状態は?胃腸の状態、エネルギー代謝がうまく行ってるのかどうか、などなどの確認です。
 
血液検査の結果の数値はそのまま信じてたら意味が変わってくるので深読みをしてデータの解釈が必要です。
(ここは医者によって全く違う。だから、月経のある女性なのに貧血なし、問題なし!と言われるわけ。。データの読み取りが一番肝心)
 
そのデータの解釈に患者さんの体調についての細かい問診、胃腸に関する細かい問診、今までの経緯(子供の頃からも含めて)、今何がどう困っているのか、細かい詳しい内容が必ず要ります。
 
お食事日記も必ず必要です。
何日も書くのが大変なら1日分でもいいです。
 
すべての情報で判断していきます。
莫大な情報量が、私のオーソモレキュラー療法には必要。
(だから時間がかかる)
絶対に血液検査の数値をそのまま鵜呑みにしてはいけない。
(欧米と検査方法も違うし、何をもって「異常」とするのかの概念も違う。
そもそも基準値をどう算出されたのか知らない医者も多いし、正常値なんてものは存在しません。あくまでも基準値です。)
 
保険診療の次いでにほんの少しだけサプリを飲んでる方の場合でも検診結果を見せてもらったり、保険が通る範囲で血液検査をすることもありますが全然情報が足りません。
何よりお食事日記がわからない。
 
保険診療のついでにサプリを飲んでる患者さんはもともとそんなにたくさん飲んでいないのでご本人が少しでもましになれば、とそれで満足されてるならそれもありかと。
満足されていない時点で(保険診療ですべてが解決するわけないから。あくまでも対症療法の一部だから)、自費の診察や検査を勧めます。お食事日記の確認がなにより大事だから。
自称、「ちゃんとからだに良いもの食べてます」と言って本当に見せてもらってよかったことは今まで一度もないです。
管理栄養士で食事と栄養について勉強されてきたなら別として、
(医療関係者、管理栄養士だから食事がちゃんとしているということはほぼありません。困っている時点で、私も含めて皆食事は自分のからだに合っていないことをしているわけです)
そういう勉強もしたことないのに、何をもって、「からだに良い、悪い」とどう判断しているのか?
ネットの情報は企業の都合のいい情報だったり、「常識」と思っているものもそうです。
卵は1日1個までとか、ヒジキが鉄分豊富とか、本当の「常識」は栄養医学界ではひっくり返っているのに、ニュースになっても、一般の人は情報がアップデートもされずに、大昔の「常識」とステマの情報で、どう判断しているのか?といつも思います。
管理栄養士や助産師ですら、いまだに、妊婦がレバー食べるなとかヒジキを食べろとか、肉を食べると母乳が出ないとか言う人がいるわけですよ。
欧米人のお母さんはじゃあ皆母乳は出ないのか?って話ですよ。そんなわけないのに。
普通に考えたら、言ってる内容おかしいこともたくさんあるのに、そういうことが当たり前のように言われたりする。
しかも誰も責任取らないしね。
知っていたら、やったのに、やらなかったのに。。もっと早く知っていたら。。
ということを私は減らしたいんです。
それで人生変わりますからね。
 
で、話を戻します。
自費の検査の栄養解析も受けて、そこそこ(月2、3万円以内とか)サプリを飲むのを続けてる方はけっこうおられます。
 
うちでは、ほとんどの方は結果の説明の後は、保険診療で漢方などは要るので保険の受診の時にサプリを買う方がほとんどです。
(保険診療でサプリの相談はできません。無料で相談できる場は別に用意してあります)
 
体調の確認と今どうサプリを飲んでるのかの確認をして、患者さんの予算の範囲内で(ここが実は一番難しい)サプリの飲み方を変えるアドバイスはします。簡単にですが。
 
体調を聴いていてお食事日記の確認が必要と思うことはしばしばあります。
無料でお食事チェックできるようにしてますが、使わない方は全然使いません。
 
まあ患者さんの体調が良いなら結果良しとなるでしょうし(自覚がないことももちろんあります)、自費の診察や検査は強制じゃないから。
 
ずーっと保険診療しか入ってない患者さんも最低一年に一回は栄養解析のために自費の診察に入ってもらってそこでお食事日記を確認してます。
サプリをわりと飲んでる方は、年1回は最低されます。
症状が安定してる方でも、一年に一回だと、指導した食事とは全然違うことも多々あるし(ご本人のやる気次第なので)、食事でかなり胃腸に負担をかけていて、ご本人は気づいていないとか、いきなりすごく数値が悪くなってることもあり、その場合治療内容(サプリだけでなく漢方もとも日常生活指導も)がガラッと変わることもあります。
 
新たに病気が見つかることも。
 
日々、老化は皆してますから。老化のスピードは栄養欠損があると早い。
しっかりとサプリを飲んでいる方は、年に2~3回以上は栄養解析をして、普段の食事やサプリの組み合わせの方向が間違っていない、ということを確認しないともったいないと思います。
軌道が逸れだすと、時間が経てば経つほど、どんどん逸れて行ってしまいますから。。。
食事をあまり変える気がない方ももちろんいて(変えたくない、変える必要はないと思っているなどなど)、それならそういう風にサプリも漢方もとも組まなきゃいけません。
 
サプリを月に3万円前後、それ以上もかけていて、見当外れな組み合わせになっていたり、そこまでいかなくてももっと最適の組み合わせがあったり。
場合によりサプリ事態があると体調を悪化させることも。
 
検査とお食事日記の確認と細かい体調確認をしないとわからないことは実はたくさんあります。
 
私の治療の目的は、とりあえずその方の日常生活が今よりも楽に過ごせることです。
 
もちろん患者さんが別の目標がある時はまた別ですが。
 
何かを完治させるというのは、おそらくほとんどできないかと。
 
毛虫にかぶれたのとはわけが違う。
「完治」ってそんな簡単にはいきません。
「完治」に近い状態にはなることはできると思いますが、現状維持(はほんとはできない)をするのにも食事は気を付けるのはずっと続くわけです。
魔法みたいにはできないし、不老不死にもできません。
今よりも元気に過ごしたい
というのは実はとても大変な目標でもあります。本当の意味で実現させるなら。
それ以上のもっとすごい目標があるなら、患者さん自身がもっと頑張る(お金も時間も)必要があります。
食事療法って、一生やらなきゃいけないの?!ずっと制限されるわけ??!!
みたいに拒否反応をすぐに示す人もいますが、糖質中毒、グルテン中毒、カゼイン中毒、カフェイン中毒、アルコール中毒、砂糖中毒だから、つらい!やってられない!一生我慢なんてしたくない!となりますが、栄養状態が良くなって食事も変えていくと、中毒が抜けてくるので、たまに摂ることはあってもそれほどほしくはなくなるというか、食べても食べなくてもどっちでもよくなります。
たまに食べても前みたいにその後困らなくなるし、量も少しで満足します。
なので、食事療法で言われてた食事自体が、その人の人生で当たり前の食事になるので、つらくもなんともないわけです。
つらい時点で、何かが間違っている、まだうまくいっていない、うまくいっていたのに急につらくなったら逆に何かが体内で起こっている(急激な栄養の消耗も含めて)、ということです。
→続く
#オーソモレキュラー療法
#栄養療法
#分子栄養医学
#分子整合性栄養医学
などなど
 
いろんな名前で呼ばれていますが、それを専門でやっています、という医者が100人いたとしたら、中身は100通り、全く違います。
 
そこをわかってなくて、全然考え方の違うクリニックに受診するから、こんなものなのか?!思っていたのと違う?!となるわけです。
 
患者さんの治療の一部(ほぼメイン)として取り入れている私の考えるオーソモレキュラー療法は、いつも言っていますが、食事療法です。
 
サプリを飲ませて終わりでもないし、サプリを飲んで終わりでもないです。
 
医療用サプリはそりゃ勧めますよ。
 
最初は、絶対的な栄養欠損がひどすぎて(私も含めて全員)、食事の見直ししようにもそこもなかなかできないし、でも毎日のルーティーンワークはしなきゃいけない。
食事を変えるだけですぐに(2、3日や、一週間で)良くなって患者さんが「治る」ところまではいかなくても「過ごしやすくなった」ならありですが、食事だけでそんなに早く結果を出すのはまあ無理です。
 
結果が出て自覚される人もおられますが、ホントに軽い人であったり、血糖値の変動がましになっただけで、絶対的な栄養欠損がなんとかなったわけではありません。
 
今までの生きてきた年数、要は年齢ですね、その何十年分の栄養欠損があるのに、数回食事変えただけでそれが補充されるとでも?
 
されるわけがありませんよね。
 
何をしたしたところで満タンにはできませんが、どれだけ補充ができるのかで体調が変わります。
(簡単に言うと。ほんとは引き算もいるので補充すればいいだけでは全然ない)
 
なので効率良く補充するのに医療用サプリの高品質、高濃度、高吸収のものを使うわけです。
 
医療用とメーカーが言っていればなんでもいいわけではないですよ。
 
 
毎日がつらい、大変、と患者さんが来られ、治療の一番の目的は、
「今よりも元気に過ごせる」
「今よりも楽になる」
ことだと私は思っています。
 
患者さんに、目標 は確認しますけれどもね。
 
他院で数十万円もかけて検査ばっかりされた方もいて、でも患者さんは検査マニアではなくて、良くなるために必要なら、と思って受けておられるのだと思います。
(一部そうでない人もいるのかもしれない。
検査だけして気が済む人?
検査で病気が見つかったら、病気のせいにできるから?
結果により合点がいって気が済む人、というよりは、それ以上のことは(食事を変えるとかサプリを買うとか)お金も時間もかけたくないし、なにより食事を変えたくない、みたいな。
 
その結果を踏まえて治療方針のめどがついてよかった、と本来治療のためにする検査なんですけどね。
検査をした以上、結果は受け入れないと治療自体はほんとはうまく行きません。。
(私も含めて初回の検査がいいわけがないと思います。だから困っているわけで。。。)
結果(の悪さ)を認めたくない人が、セカンドオピニオンと言っても、そういうことをわかっていない医者に意見を求めても)
 
医者の中には、検査が目的になって(やっています!という証拠のため?)、その後の治療は放置、レポート読んでおいてください、あるいはサプリたくさん買わせて終わり、と言う輩もいます。
 
そういうクリニックは、患者さんと利害が一致していれば(あれこれ言われたくない人、サプリだけ買えればいい人)、それもありでしょうけど、目的が治療して良くなりたい人はそういうところに行かないことですね。
 
私自身は、検査だけで何十万円もかけるより、そのお金と時間で他に先にすることがたくさんあるだろうと思っています。
 
血液検査は自費だし、項目も多いから、保険診療よりは確かに高いです。
 
というか、保険診療も本来高いけど、皆さん3割しか払ってませんからね。7割が税金だからわかっていない人も多い。
だから、なんでも保険でできるわけでもないし、項目も条件もルールや制限があるわけです。
で、保険診療の点数では利益はほとんど出ません。
だから保険診療はどこも薄利多売で診察に時間は取ってくれないわけです。
 
 
アメリカにわざわざ出さないといけないような検査、日本でするにしてもたった1項目に何万円もかかる検査も、確かに必要な人はおられると思いますが、で、その結果はどう活かされてる?というのが何も活かされていない、全然良くならない、という方ばかり診てるからよけいに必要ないと思ってしまうのかもしれません。
うちでもそういった検査の取り扱いはありますが、私から勧めることはまずなくて、どうしてもしたいという患者さんのためにあるだけで、実際診察で、その方がほんとはどうなりたいのか?聴いていくと、ネットの間違った情報に踊らされているだけだったり、それが知りたいなら、それよりもこっちですよとなったり。。
まあ、うちでは実際してません。
 
私の考えるオーソモレキュラー療法は、
 
エネルギー代謝を円滑にしたい
 
というのが一番かな。
 
そのためには胃腸は労わらないといけないし、肝臓のサポートも必要です。もちろん貧血の改善もその一部です。
それらに沿うような食事がメインで、邪魔する食事はなるべく避ける、自力でエネルギー代謝が回るようにできれば理想です。
 
なので毎日の食事がとても大切。
 
 
自力で、というのはなかなか難しいので医療のサポートがいると考えています。
 
 
で、私の考えるオーソモレキュラー療法は、食事療法がメインなので必ずお食事日記のチェックがあります。
食事指導も。
 
これが良くない、これが良い、悪い、とわかっているからと言って、すぐにいつでも毎日実践できるものではないですが、まずは知っていることが大切です。
 
知っていたら、コンビニ飯であろうと、添加物まみれの総菜パン、菓子パンであろうと、ラーメンであろうとインスタント、加工食品であろうと、なんとか負担を軽くできないか工夫をしようとするでしょう。
続けては食べないとかもね。
この工夫が大事。
知っていて、止められない、ずっとやってる、悪いものしか口にしていない、、というのは、実はかなり重症で、ほんとは治療がすぐにいるし、今治療を受けているというのならすべて見直す必要もあるかと。
(その中には、ほんとは医師からはこうしたほうが、というアドバイスは受けてるけど無視したりしてませんか?)
 
まずは知ることかと。
 
からだにとても良い!と思って、ほんとは極悪(個人によって中身が全然違う)、みたいなものを食べていたら、残念過ぎて涙が出ます。。
せっかくの苦労が。。。ショック極まりない。
 
せっかくの努力なら、良い方向に向けてほしい。
そのための食事指導なわけです。
→続く
昨日のストレスの話の続きです。
ストレスがかかると、
イライラすることと気落ちすることと両方来ることもあるし、どちらか片方のことも多いです。
イライラものも気落ちもどっちもしんどい。
それだけ自律神経が振り回された結果でもあるから。
どっちも両方もしんどいけど、やっぱり一番の問題はイライラのほうかと。
気落ちは気落ちでいろんな問題がはらんでますが、少なくとも気落ちで血圧や血糖値上がったり、心臓に負担かかったりは直接的にはないからね。
イライラしないための考え方の発想の転換のための本が、自己啓発本とかいろいろ出てますよね。
私も昔読んだことがありますが、なんか簡単に、こう思いましょう、こう考えましょう、と書いてあるんですがね当時は読んでも、そんなふうにできたら誰も苦労せーへんっちゅーねんっ!と受け入れられませんでした。
頭ではわかっていてもできない、そう考えられないってこと。
それでは良くないから考えるように努力しても、気づいたらずーそのイヤな思考に支配されてる。
からだも心もね。
そしたら結局ずーっと自分がますますしんどいんですよね。
でもどうしようもない。つらい。
そういうものかと思うし、自分にはそういう考え方はできないのかと諦めたりもしてました。
でもオーソモレキュラー療法を知って、食事と栄養をホントにゼロからも見直しました。
糖質制限はすでにしてましたが、糖質を制限するだけではうまくいきません。
私はそれで甲状腺機能低下症になりましたよ(今はとっくに治ってます)。
糖質制限では下手すると低血糖状態が長く続いて、ますます交感神経過緊張になって、イライラが増したり、痩せすぎの人だと(痩せすぎでなくても)カロリー不足の上に栄養不足に拍車がかかって、気落ちやイライラ両方来たり、気落ちひどくなったり…。
食事をゼロから見直してある程度できるようになるまで結構何年もかかりましたよ。
ついつい足しすぎて胃腸に負担かけちゃいますからね。。
今から振り返ると、かなり胃腸に負担をかけてたなと思います。
(一時期、FODMAPみたいになった。今はそこまでひどくないし、なりかけてもすぐに落ち着きます)
食事の見直しをしても、医療用のサプリを足していろいろ工夫しても、ストレス(交感神経過緊張)の問題はそれだけでは解決できませんでした。
どんなに良いサプリを足しても限界はあるし、それだけ吸収できるのかの問題もあります。
もちろん大量のを飲むのも大変だし、金額のこともあります。
西洋医学の薬もいろいろ試したけど、うまくいかない…。
効きすぎたり、抑え過ぎると、必ずどこかに支障が出ます。
からだの恒常性を邪魔するような薬は特にね。
保険診療上の適応があるくらいので病状ならまた違いますが、そうでない場合は副作用合併後ばかり目立ってしまってあまりメリットがない。
困ってるところで、漢方薬の見直しに気づきました。
漢方薬は昔から使ってましたが、今と使い方が全然違います。
保険診療で皮膚のトラブルの患者さんが来てもは皮膚の漢方薬は最初くらいは出しますが、ほとんどの人が1週間くらいで落ち着くので、皮膚の漢方からからだをサポートする漢方に変えていくことが多いです。
その中にはストレス対策も入っていることも。
イライラが減ると、心に平和が訪れて、ほんとにいろんなことが楽。
患者さんからもよく言われます。
もう声の出し方も違うし、顔つき、目つきも全然違う。
それだけからだにも心にも負担をかけていたってこと。
一番気づかれるのは患者さんご自身です。
ただ、漢方は万能じゃなく、医者が変われば処方内容も考え方もがらりと違う。
また漢方処方するからって、なにも検査しなくていいわけではなく、何か病気が隠れていたら困るから最低限の検査、鑑別診断は除外することはしなきゃいけない。医者がね。
例えばあまりにひどい月経痛だったら婦人科受診すすめたり、頭痛がひどかったら脳神経科で検査もしてもらったり、めまいも耳鼻科の診察受けてもらったり。
江戸時代じゃないんだから、漢方処方して終わり、では医学じゃない。
鑑別はしないと。
漢方治療でなんでも解決できればいいけど、漢方も対症療法ではあります。
食事や日常生活好き勝手して良くなるわけではないし、栄養状態や腸が悪すぎるととても効きが悪い。
なので食事と栄養を見直しながら漢方なども含めた医療にサポートしてもらうと一気に楽になるんだな、これが。
もっと楽に生きれる方法があることを知ってほしい。
保険診療ですべて解決するわけじゃないし、全部の患者さんが自費で食事指導を受けるわけじゃないけど、自分なりにやって良くなっておられる患者さんもたくさんおられます。
目指すのは、今よりも楽に過ごせること。
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#霜降り肉

#メタボ牛

#ポツンと一軒家

#オージービーフ

#タスマニアビーフ

フェイスブックからのコピペです。

「ポツンと一軒家」は家族が大好きで私も好きで観ています。

昨日の北海道の続きはとても良かった!

なんと完全放牧のグラスフェッドビーフや豚、羊を育てておられる駒谷牧場さんの話でした。

 

アメリカ人は日本人の三倍肉食べてる、って聴いたことありますか?

欧米人が一度にたくさん肉を食べられるのは、その肉が赤身だからです。

日本で高級とされている霜降り肉、いわゆるA5ランクの牛肉をたくさん食べてるわけじゃない。

 

私も赤身なら200g食べられても、霜降り肉は100gくらいが限界かも。

以前にすごい霜降り肉ステーキをたくさん頂いてたくさん食べようとしましたが、最初の一口、二口くらいは良くてもその後からはそれほど美味しいとは思わない。

だって牛脂食べてるのと同じだからね。

牛脂は好きだけど、塊で大量に食べるものじゃない。

 

デパートに行くと、ピンク色どころか白い肉(霜降り過ぎて)がえげつない値段で売っています。

なんで牛脂にあんなに高い値段を出す?と私には理解できません。

それなら安いオージービーフのほうがよほど良い。

 

牛は本来草食動物なので食べるものは草です。

とうもろこしなどの穀類は食べません。

人間が早く太らせて大きくして出荷したいから、穀類与えるわけ。

 

また駒谷牧場のように完全放牧の完全グラスフェッド(草しか食べさせない)にしようと思うと、莫大な牧草地が必要です。

なので国土の狭い日本ではなかなか難しい…。

北海道以外なら熊本の阿蘇のあか牛とか高知の土佐あか牛とか岡山蒜山のジャージー牛(お店とネットで牛肉も販売されてます)とか、広大な牧草地があるといいですが、広さに合わせて牛の数を決めないといけません。

それだけ牛一頭が1日に食べる草の量が多いから、それだけの面積が必要です。

なのでオーストラリアと違って狭い日本では飼育量も出荷量も限られるので全国のスーパーに流通できるほどの量はないんですよね。

また草だけ食べてる牛は、育つのも時間がかかります。

筋肉だらけなので、太ってないから、見た目も痩せてるように見えます。

穀類与えてる牛よりも小柄なわけ。

なので出荷できる大きさになるまでも時間がかかります。

完全放牧で牛の世話はしなくてよくても、牧草地の開拓や手入れに人手も時間もたくさんいるはず。

 

牧草地のと面積によったら、天候により冬に食べる牧草分のようにストックが足りなくなることがあるそうで(他の牧場の場合)、その場合は仕方なく穀類を使うこともあるそうです。

それだけの牧草地がないと、日本では完全グラスフェッドというのはホントに大変なんです。

駒谷牧場は北海道で広大ないと土地をお持ちなのと、やはりオーナーの信念ですよね。

北海道の肉用の牧場全部が完全グラスフェッドなんてしてませんからね。

 

 

そうしないもう一つの理由は、買ってくれる値段です。

A5ランクのメタボの脂まみれの牛肉がなぜか日本では一番値段が高い。

 

霜降り度合いを見るときに、牛の首(人間で言うところのうなじ)に針みたいなのを刺して脂の程度を確認するらしい。

人間でうなじにたくさん脂肪付いてるなんて、どんだけメタボやねん…って思いませんか?

筋肉がしっかりついて、無断過ぎるような脂肪はなく、内臓脂肪なんてまったくないほうが健康的で美味しそうと思いませんか?

人間は食べませんが、そういう人のほうがメタボで糖質ばかり食べて全然動かない人よりも、健康的に見えませんか?

なぜか日本では牛は逆がありがたがれて高い値段で買ってくれる。

せっかく牛の健康(食べる人の健康も)を考えてゆっくり健康的に育てた牛の買値がすごく安かったら、酪農家はやっていけない。

 

番組でも普通に出したらA5の1/3以下って仰ってたかな。

なのでその良さを考えてわかってくれるお肉屋さんに買い取ってもらっておられます。

そういうお肉がほしいレストランや個人はそういうお店で買うしかない。

流通が少ないから結構高いし、いつも好きな時に買えるとは限りませんけれど。

 

また日本人は穀類食べてる牛の味に慣れてしまっているのでグラスフェッド特有の肉の香りが苦手な人も多く、オージービーフはしかも安いから、それだけの理由で、良くない肉、安物でありがたくない、クサイ、などと思ってる人が多いのも事実。

 

だからイオンのタスマニアビーフはホントはグラスフェッドできるのに、日本人好みに合わせて穀類も与えるんです。

でないとクサイとか言われて売れないからね。

 

日本の酪農事情もあるし、この悪循環は簡単に変えられることではないけれど、テレビ番組でこういうことを報道して、ホントはこういうお肉がいいんだ、と知ってる人が増えて、そういう需要が増えればと思います。

 

駒谷牧場の肉の赤いこと! グラスフェッドの牛の肉部分の栄養価もとても高いんですよ!

いつもブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。
フェイスブックやインスタは通勤の途中にちょこちょこ書くので写真も多いし、更新もマメなんですが、ブログはPCでしているため、後まわしになっております。。
申し訳ありません。。
フェイスブック(うちのはアカウントなしで見られます)とか流れてしまうので、過去のが検索かけても見つかりにくいから、反響の大きかったものをブログにコピペしようと思いつつ、放置でした。。。
思い出したので、アップしておきます。
以下、フェイスブック・インスタそのままのコピペです。
昨日もNHKニュースで小中学生!不登校が昨年過去最多24万人、と報道してました。
すごい数です。
NHK特設サイトで詳しくやっています。
コロナ禍の影響もあるのはあるでしょうけど、これとは別に、コロナ禍で子供のうつ、自殺が増えた特集の時に、一旦はコロナ禍で大勢うつ傾向になったけど、しばらくして復活してくる子供と復活してこない子供とで、グラフでは二極化してたのを覚えています。
今朝のNHKニュース「おはよう日本」では、その不登校で追いつめられる親についての特集でした。
子供が学校に行けなくなった原因は、いじめとかがあったわけではなく、これといった原因がない子供も多いそうです。
とは言え、本当に理由があったとしてもするそれを親や大人に正直に言うか?と言えば、言わない子供も多いのでは?
だって自分が子供だった時に、そういうイヤなこと(友達にも言いたくないことも)を親や大人に言わなかったでしょう?
はっきりした理由がないとは親としては納得がいかないのはわかります。
本当に理由がないのかどうかは誰にもわからないし、そこを追求してもこじらせるだけの時もある。
本当に理由がないとした場合、
私は、
外に出ていろんな刺激に耐えられないから出たくない、
と思ってます。
小中学生に限らず引きこもりとかもね。
自分の部屋や家から出たら、いろんな刺激だらけです。
良いことも悪いことも。
自分には直接関係なくても、いろんな音、ニオイ、物体が一度に入ってきて、一瞬で処理しないといけない。
車が来たら止まる、とかね。
そういう処理ができない、あるいはツライなら、刺激を避けるように、外に出ない、部屋から出ない、と、自己防衛が働くじゃないのかな。
立って歩くのもしんどいのかも。
心理カウンセラーや薬でなんとかなる場合もあるでしょうけど、私のおすすめは食事の見直しです。
小中学生24万人って、すごい数字です。
文科省か厚労省かで調査班ができてると思うんですが、不登校の子供の性別、月経の有無、食事の内容、習い事や部活の数と割く時間とか細かく統計出してほしい。
統計出ても、ほんとに大事な情報って表に出ないこともありますけどね。
一番のおすすめは食事の見直しですが、子供だけでなく、親、特にお母さんが一緒に見直すこと。
先にお母さんだけやってもいいです。
自分が元気じゃないのに、人の世話はできませんからね。
まずは、
グルテンフリー
カゼインフリー
とりあえず塊は食べさせない。
全部止める、ってできないなら、できるだけ止める。
レバー、魚介類を増やす。
牛肉、豚肉は栄養価が高くても、その状態で消化できずにさらに胃腸に負担をかける可能性が高い。
肉よりも消化しやすい魚介類とレバーは超おすすめです。
レバーはヘム鉄はダントツの含有量だし、タンパク質、ビタミンA、Dもっと豊富です。B群も。亜鉛も摂れる。
特に今からの季節、まさにレバー最強!
おすすめは
冷めてる焼鳥のレバ串にマヨネーズかけて味わからなくして食べる。
味わなくていいから、とりあえず噛んで食べる。
そんなに噛まなくてもとりあえず飲み込んでも良いくらい、食べてほしい。
ほんとは24万人の食事調査したら、解決策はすぐに出るはずですが、調査している人たちが、食事のこういうところが問題、とわかって調査しないと、結果は出ません。
国や学会がそうだから、食事よりも薬を重要視してきたから、どんどん食事がないがしろに。
確かに薬がいる時はあるけど、食事ができてる前提では?
国や学会がそうなんだから、一般のお母さんが知らないのは当たり前です。
誰も教えてくれないしね。
妊活している女性や妊婦さんに、レバー食うな!という管理栄養士や助産師がいたり、肉食ったらおっぱい詰まるとかね、助産師の教科書に載ってるのが日本なんですよ。
欧米人は(アメリカ人は日本人の3倍肉食べます)、おっぱい皆詰まってんのか?!そんなわけないでしょう?!と普通に考えたらわかる事が当たり前に指導されてるのが日本です。
だから、一般のお母さんがほんとに知らないのは当たり前です。
なので知った今、始めてください。
食事の見直しので良いところは、原因が何であろうがなかろうが、すべて解決してくれるところ。
栄養が足りると、いろんな刺激がへっちゃらになります。
理不尽なイジメがあっても、負けない強さやそこから逃げたい、別のところに行かなきゃ!と言って行動できる強さができてきます。
スナック菓子やコンビニスイーツ、清涼飲料水、マクドなどの安いファストフードは止めたほうが良い。
一気に栄養減るし、腸でも炎症起こしやすい。
騙されたと思って、一度やってみて!
うまくいかない場合はご相談を。
診察(自費)が必要です。

こども発達支援センター

写真の説明はありません。

 

#発達障害 #発達凸凹 #発達特性 #発達特性は誰にでもある #京都府立こども発達支援センター #生きやすい工夫を教えてくれる 
 
発達特性は誰にでもある、という続きです。
 
例えば、皆さんも、自分の好きなこと、好きな趣味だと、損得関係なく、ずーっとやったりしますよね。
はたから見てて、よくそんなの、続けられるよねーということもけっこう好きだからやっちゃう、ってことないてすか?
 
逆に、お金がもらえるとしても(仕事とか)、イヤなことなら後回しにしたり、ダラダラしたり、人に押し付けたり、テキトーにやったり、拘束時間が過ぎれば絶対にやりたくないこともありますよね?
 
やりたくなくても、ある程度きちんとやらなきゃいけないし、実際やる、というのは、凹がそこまで深くない。
 
好きなことに没頭するにしても、時間やお金を使いすぎたり、周りに迷惑がかかるから、この辺で止めとかなきゃなと実際歯止めがかかる。
 
これも、凸がむちゃくちゃ高いわけじゃない。
 
斎藤一人さんが仰っていた言葉で、
人は〇、なんですって。
 
凸凹があって、合わせて〇になる。
 
私はすごく合点がいきました。
 
なので凸がエベレストみたいに突出していたら、でもトータルで〇ですから、たくさんの凹があるか、マリアナ海溝くらい深いか、じゃないと〇になりませんよね。
 
世界中を探せば、ウニみたいに凸ばっかりという人もいるかもしれませんが、ちゃんと凹があって本人は悩んでいて、凹が目立たないようにたくさん努力されてるだけだったりするのかもしれません。
 
医療関係者、研究者、アーティスト創造系の(何かを作り出す)仕事は、発達特性の人が多いと言われています。
 
私も含め、学生時代、医学部は発達特性の人、けっこういました。
その凹のレベルや種類はかなりいろいろ。
 
凸の部分があるから、お金をたくさんもらえるわけでもないのに、自分でこうする!と決めたことは、自分の損になってもやり抜く、というのは凸の特性っぽい。
 
ボランティア精神だとか母性とか責任感とか言う人もいますが、そういう人もいるけど、そういう考えなしにもうからだが動いてる、やるのが自分の当たり前、みたいになってる人も多いかと。
 
ノーベル賞を穫られた日本人のどなたか忘れましたが、研究室ではずっと変人扱いで、そんな研究してどうなる?!とガリレオ扱い。
変人と呼ばれようが気にせず、ずーっとやり続け、研究の成果が実りノーベル賞受賞。
 
偉業を成し遂げるには、特別に突出した凸が必要です。
 
それだけ突出した才能があれば、そこに栄養を脳はたくさん使いますからね、他は少々抜け気味になるのは仕方ないこと。
人によったら、ものすごく大きな凹になったり。
 
何でもできて非の打ち所がないスーパーマンみたいな人間はいないのです。
 
どの部分で凹が出るのか、なかなかわからないこともあるし、凸を見つけるのに時間がかかることも。
 
凸はもっと飛び出て、凹はもっと浅くしたい。
 
脳がそう働きやすいように栄養を足して上げるだけです。
 
特に子供は成長期だから、栄養摂っても摂っても足りない気味。
 
一度やりだしたら止まらない時も、大人もものすごく栄養消耗しています。
 
消耗具合ほど個人差の大きなものはない。
 
ちなみにストレスはむちゃくちゃ消耗します。
 
だから私は必ず漢方薬を使います。
 
自分は発達障害じゃないから
と思ってる人も全員、特性はあります。
その凹が小さかったり、社会で生きて行くところにはあまり出てないだけだったり。
 
かなり前、栄養全然摂らずにはファストフード、コンビニ、インスタントなどの加工食品ばかり摂っていた患者さんが、発達障害と診断されるくらいトラブルが増えたのを診たことがあります。
 
初診時は田舎に暮らしておられて、多少天然ボケはあったものの、きれいな尊敬語を使いこなす可愛らしい若い方でした。
大阪に引っ越してくると言われていてしばらく来院なし。
数年ぶりに来られたら、そういう薬たくさん飲んでてびっくりしました。
経過を聴いてるだけで別人の話みたいな。
オーソモレキュラー療法勧めてお食事日記チェックしたら、ホントに添加物しか摂ってない。
サプリもそこそこ飲まれたけど、食事見直さなきゃと言っても、家の隣にそういうお店が乱立してて夜中でもいきなり食べに行ったり…。
それでもかなり落ち着かれたから、減薬してくれる精神科紹介したけどキャンセルしたりね…。
 
そうこうしてるうちに、家族と一緒にアメリカの都心から離れた所に引っ越すことになり、日本のファストフードみたいなものはありません。
自炊しないとごはんがない。
そうこうしてるうちに薬なしで落ち着かれました。
 
食事はホントに大事。
自分で凹ばかり増やさないように。誰でも「大人の発達障害」になりえます。