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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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こちらもFacebookのコピペです。

反響が大きかったので載せておきます。

 

 

#高濃度ビタミンC点滴 #副腎疲労 #リラクゼーション 

今日は仕事が終わってから、高濃度ビタミンC点滴をしました。

ものすごく久しぶりです。

やる前からワクワク((o(^-^)o))。

 

この点滴大好きで、している最中に、寝落ちしてしまいます。

 

脳と副腎にビタミンCがたっぷりと補充されてリラックスできます。

脳と副腎を休ませることができます。

 

途中で寝落ちしては少し起きて、または寝落ちして、と、ウトウトなんだけどぐっすりみたいな。

とても気持ち良いです。

 

起きたあとは、かなり元気!

 

ホントは毎日でもやりたいところですが、なかなか時間と手間暇とでやれないというか、やらないというか。

 

副腎疲労のかた、ストレスの多い方、すごく疲れている方にはとてもお勧めです。

ビタミンCの他に、いろいろビタミン、ミネラルが入ってますから、相乗効果でとても良いです。

悩んでいる症状によって、少し中身を変えることもあります。
症状でアレンジするのが、ポイントだったりします。

 

ちなみに副腎疲労が強すぎると、寝落ちまでいきません。
まだまだビタミンCが足りないから。
それでもちょっとリラックスできますけどね。

やってる最中は寝落ちしないけど、夜はぐっすり寝られるようになったと言う患者さんもおられます。
足りない分は、補充してあげましょう。

 

「ザ・世界仰天ニュース」、ご覧になりましたか?

我らが溝口先生、出演でした!!

 

とてもわかりやすい話でしたね~。

 

テーマは、「砂糖中毒」!!

とてもわかりやすかったので、一般の方にもご理解いただけ科と思います。

 

ただ、やはりテレビ番組ですから、かなりの重症の砂糖中毒の方の話でしたから、観ている女性の多くは、「私はここまでひどくないし、そんなにお菓子も食べていないし、大丈夫。あそこまでひどくない。ごはんも食べてるし。」と、実はちょっとヤバいのかも?と思っているんだけど、逆に自分は大丈夫、と言い聞かせるようにしてしまった方、おられませんか?

 

程度の問題ではありますが、結構な砂糖中毒の方、ほんとにウヨウヨおられます。

 

 

先日来られた患者さんで、シミ相談とオーソモレキュラーもちょっと気になっているという方でした。

 

健康診断の結果は、3年くらい前のしかなかったと言われましたが、持ってきてもらいました。

 

それを診て、

「糖この3年前で、糖尿病の2、3歩手前かも。ろくなもの食べてませんね~。肉や卵取摂らずに、悪い油、例えばマーガリンやショートニング、お菓子とか、あとパンやパスタの麺類とかばっかり食べていたんじゃないですか?

鉄欠乏もひどい。

3年経って、生理が36回来ているわけですから、さらに鉄欠乏は進んでいるから、シミがどんどんひどくなっているんですよー」

みたいな話をしていたら、

 

なんと!

この検診時、パティシエをされていたそうです。

 

どうしても試食がありますよね。

バターだけでケーキやお菓子を作っているお菓子屋サンは、皆無ではないですが、個人の採算度外視して、赤字にならなきゃいいや、くらいにお持っているお店でないと、全商品バター!というのは、まあありません。

まして、大手は、必ずショートニング混ぜてくるし、牛乳100%の生クリームではなく、植物油脂のホイップクリームを大量に使います。

生クリームを混ぜることはあっても、ホイップクリーム大量です。

 

洋菓子のパティシエの患者さんが他にもおられましたが、オーソモレキュラー療法はされていない方でしたが、肌の状態や体格から診て、栄養欠損はひどい。。

ちょっと説明しても、レーザーはしてもオーソモレキュラー療法はされません。。。

 

で、この今回のパティシエだった患者さん、1年ほど前に私の本を読んで、体調も悪くて、当てはまることばっかりで、このままではいけない!と、

なんと!

転職されたそうです!!

 

体調は、かなり良くなったそうです。

 

ほんとにお菓子は食べなくなったそうですが、お食事日記は、和食になっていて、ごはんを食べるのはまあいいとしても、カロリーが全然。。。

 

下手すると、納豆と味噌汁とごはんで終わり。

カロリーもないわ、動物性タンパク質もないわ。。。

和食にするなら、良い油もっと使ったおかずにしないと。

ああ、そうなると和食とは呼びませんが。。洋食ですね。

 

カロリー確保と動物性タンパク質の確保ができるなら、和食風でもなんでもOKです。

 

無茶な糖質の食べ方はされていませんでしたから、耐糖能が悪化していることはそれほどないと思いますが、油も肉もない和食なので、糖質の処理をするための栄養素がありません。

それと今までのツケで、どこまで回復したか、あるいは、悪化を引きずっているか。。結果待ちです。

 

この方のすごいところは、本読んで、自分ヤバい!と転職までして、すっぱりと断ち切れたところです。

そこまで重症ではなかった。

良かった、よかった。

多少、耐糖能がおもわしくなくても、糖質の呪いを解けているようなので、食事を直せば、ぐんぐん良くなります。ちょっとサプリに助けてもらえばなおさらです。

 

 

これまた別の患者さんですが、お肌の状態と、検診結果で、

やはり、

「お菓子が多いんじゃないかな。ちょこちょこ食べてませんか?糖質の割合がとても多いはず。8割、9割?」

と言っていたら、

 

「ほんとに私お菓子食べないんです~!!」

と言われ、

「じゃあ、ごはん?」と細かく聴いていくと、

 

毎日アイスクリームは必ず1個食べるそうです。

(溝口先生が番組で勧めておられた、高脂肪のアイスクリーム、例えばハーゲンダッツとかね。私も患者さんに、アイスクリーム食べるなら、添加物のないもの、乳脂肪分の多いもの、商品名であれば、やはりハーゲンダッツを勧めています。

明治でもいいと思います。高くて、添加物なくて、乳脂肪が多ければ、どこのでも。)

ちなみに、ハーゲンダッツではないです。

 

安いアイスだと、砂糖ですらなく、果糖ブドウ糖液などのシロップになるので、血糖値の上がり方がより急上昇に。。

なので、高いのを選ばないといけません。

(高くても、添加物ない、シロップ使っている、という粗悪なものもあるので、ご注意。確認を!!)

 

そして、砂糖入りの缶コーヒーはかかせないそうです。。。

 

それだっ!!!

 

問診表には、

「清涼飲料水は全く飲まない」にチェックされてました。

 

コーヒーや紅茶だと、砂糖やシロップをたんまり入れても

(缶やペットボトルで、砂糖換算で、角砂糖20個くらいは入ってますよ。)

清涼飲料水だとは思っていない方も多く、そういう意味では、安物の甘いジュースと同じです。

むしろカフェイン入っている分、もっと悪いかも。

 

番組みたいに、1日お菓子に1万円、まで行かなくても、1日食べたものは菓子パン3個だけ(ごはんもおかずもなしですよ、ほんとに口にしたのは)、という女性患者さんは、結構ざらです。

生理は止まるわ、体調悪いわ、肌ツヤ悪いわ、顔色悪いわ、と散々です。。

 

でも、こういう方でも、トイレでドーナッツ隠れ食いまでしないし~、となるのかも。

 

砂糖中毒の症状がどう出ているのか、だけの違いで、基本は全く同じです。

 

とりあえず、コンビニスイーツとか、日常にお菓子を持ってこない、持ってくるなら、肉体労働か、肉魚卵に大豆に野菜、良い油をたんまり毎日摂っていて、そのあとのデザートですね、日常に持ち込むなら。

 

 

先日、とあるお菓子屋サンのコンセプトなるものを読んだんですが、

『特別な日にだけ食べるのではなく、毎日の日常のちょっとしたお楽しみに取り入れてほしい」と、

女性の好きそうな言葉と、写真と雰囲気で載ってました。

 

あかんっちゅーっねんっ!!

 

お菓子は、特別にしましょう。

誕生日、お客さんが来た(たまの)、お正月、クリスマス、なにかのイベント。

 

子供の時、そうだったことないですか?

 

なので、そういう時は、添加物のない、高いところの、いいお菓子を食べましょう。

 

安物のお菓子を毎日持ち込んで、廃人になることだけは止めましょう。

 

ほんとに砂糖中毒が抜けると、そんなに食べたいと思わなくなります。

 

私も、珍しいところ、よほどいいところのものを食べる機会があれば、いろいろ準備した上で、一口味見はしてみたいですが、1個丸々はいらない。

途中で、ほんとにもういいです、となります。

残り食べなきゃいけなかったら、ちょっといやいやだったりすることもあります。一口でいいのに=、って。

前ほど、感動しない。

 

きっとお肉でセロトニンがちゃんと出ているから、お菓子ではもう出ないんですよね~。

前ほどの感動がありませんから。

お菓子には冷静です。

 

糖質が食べたい時は、1日の摂取カロリーが足りていない時かな~。

そう言う時は、ちょっと危ない。

油を摂ればすぐに済みますが、そういう時に目の前にあると、手が伸びることもあります。

やばし!と翌日、というか次に気を付けます。

 

そうそう、テレビ番組では、小麦中毒の話もされていて、結構、テレビ的には、NBな話題が満載でした。

(スポンサーとかね。いろいろな団体からの圧力とかね。テレビや新聞の報道って、結構知らないだけで、規制がかかっています。)

 

日本テレビ、えらい!! すごい!!

 

砂糖中毒も然り、糖質の呪いは、自力でやるのは実は結構大変で、私は、オーソモレキュラー療法始める前に糖質制限を始めたので、中毒はすぐに溶けたように見えましたが、呪いは完全に解かれておらず、完全に抜けるのに5年くらいかかりました。

食べては止めての繰り返しでした。

 

もっと早くオーソモレキュラー療法を始めていたら、今頃こんなに苦労しなくて済んでいるのに、とついつい思って胃増しますね。

 

一般の方に、もっと広くオーソモレキュラー療法が広まればいいと思います。

 

#砂糖中毒 #糖質の呪い #オーソモレキュラー療法

 

 

 

間が空いてしましました。。学会と講演会から帰ってきて、バタバタしてなんか疲れが取れませんね。。

かなりサプリをターボで飲んでおりますが、明日1日頑張って、連休はゆっくり寝るつもりです。

寝るのが一番!!

 

さて、先日の美容皮膚科学会の続きです。

まあ、副作用というか、裏事情というか。

 

「日米のシミ治療事情」みたいな講演部門がありまして。「シミ治療」となっていましたが、「レーザートーニング」だけの話でした。

講演された先生は3人。

教育講演です。

教育講演なのに、レーザートーニングの危険性を訴えるドクターが誰もいない、というところがなんかすごいです。

最後の山下先生のご講演は、他の聴きたい講演と重なって、ほとんど聴けませんでした。

今までの集大成、みたいな抄録だったかと。

 

レーザートーニングは、確かにいろいろあります。

 

どんなに気を付けても、回数をやっていくうちに、色素脱失(水玉みたいに色が抜ける)に出くわす(起こしてしまう)ことは、ご高名な先生でも多少あると思います。

どんなにきっちりまじめにやっても、副作用合併症がゼロにはならないのが、医療の怖いところです。

ただ、医師の努力で、限りなくゼロに近づけることは可能です。

 

なので、レーザートーニングをやっていても、設定なども工夫したら、効果が比較的良く、副作用も出ない期間というのは、あると思います。

 

うちでは、肝斑にレーザートーニングを直接使うことはまずありません。

他にどうしても手段がない場合と、肝斑は落ち着いたけど、他のシミやアザで悩んでおられる時とか、そういう時にちょっといいです。

(これは設定によって全然違いますよ)

 

さて、学会発表や論文というのは、いろいろ検査したり、データを集計したりしても、どんな結果が出ようとも、出す結論というのは、最初に決まっていることがほとんど。

 

こういう結果になって、こういう結論がみきびきだせるでしょう、という推測の元、皆やるわけです。

 

なので、実際、ず=っと集計していって、データを読み取っていっても、ありゃりゃ?!という真逆な結果になることもあると思います。

 

スポンサー?にとって都合が悪いと、その結果は、どんなに苦労して取っても、お蔵入りとなります。

 

スポンサーがあまり絡んでいなくて(絡んでいても)、事実は伝えねば!とそのドクターが思ってくれたら、その結果を世の中に広めねば!と発表されるドクターもおられます。

こういうことは、かなり稀です。

ものすごいことだったりすることもあります。

 

で、結果の事実と、言いたい結論が違った場合、ウソじゃないけど(ウソもあるけど)、誇張してグラフを書くとか、そう言えなくもない。。。と無理矢理言うとか、集計したデータの結果をどう受け取るのかは、それを発表している人次第になるので、なので、必ず論文は学会発表は、どうやって調べたのか、どんな結果だったのか、発表者はどう考えているのか、と必ず自分の目でチェックしないと、発表は結論だけ聴いていると、信憑性が全然なかったりすることも多々あります。

根本的にデータの取り方があきらかにおかしいこともあります。

 

さて、本題に戻ります。

 

シミ治療の講演で、レーザートーニングでの治療効果についての発表でした。

どれくらいのフォローされたのかは聴いていませんでしたが。

短期間だと、結果が良くなってでることもあります。

再発がどれくらいでしてきたのか、あるいはしなかったのか、なども本当はとても大事です。

 

シミ治療の効果を客観的に評価する、というのは実はとても大変で、患者さんの満足度と、医者から診ての満足度も違います。

客観的に、となると、医師一人だけでの判断は、どうしても良くなりがち(いい結果でしたと言いたい場合、特に)。

 

見た目で評価するとなると、医師3人で評価して平均値を出すとかされているのも見たことがあります。

それくらい医師によっても見解はわかれるし、また写真と実物で、全然写真は違うこともあります。

 

で、今回のは、シミを数値化して、器械がカウントするということをされてました。

確かに、客観的ですね。

ただし、その器械がちゃんと再現性があれば、ですが。

 

で、明るさの数値は、+1だったか、+1以上だったか、で、「著明に改善」でした。

 

「著明に改善」した症例をいくつか見せておられましたが、確かに顔全体明るくなって、肝斑の部分も多少~薄くなってました。

 

でも、普通に肝斑はっきりと残ってます。 誰が診ても、肝斑とわかります。

 

いくら器械での評価だからと言って、数値は客観的に出るでしょうけど、それを「著明に改善」はないんじゃない?と思うレベル。

それは言い過ぎでは。。。?

 

今回はそう評価しました、というなら、確かにそうですが、この評価方法と現実の写真でのビフォーアフターを診ていないと、その結論がどこまで信ぴょう性があるのか、わかったものではありません。

 

なんでもそうですが、必ず、自分の目で確認する、ということがとても大事です。

 

大きなトラブルは、フォロー中はなかったようですが、何か月かけてのフォローか忘れましたが、この肝斑普通に残っていても、「レーザートーニングで著明に改善」というような抄録は残ってしまうわけです。

 

抄録って、そうですが、短いまとめで、発表よりかなり前に書かれたものです。

(なので、結果が違ったから、学会発表の中身が変わる場合もあります)

 

後日、数か月、数年後調べると、そのすごく聴いて副作用もあまりないと思われる治療法の抄録だけが見つかります。

 

医者ならそこで終わったらダメで、論文にされていないか確認して、必ずその論文は読まないと、真実がわかりません。

そのまま信じて、大変な目にあるのは、結局患者さんなんですよね~。

 

学会発表や論文と言っても、必ずその根拠を確認しないと、事実はわからないんですよね。

 

 

保険診療で先日来られた患者さんが、円形脱毛症でお悩みでした。

うちに来られたのは、別の疾患でしたが、その疾患の説明が終了したら、これはどこで相談したらいいんですか?と相談されました。

 

円形脱毛症は、皮膚科です。

 

でも、保険診療でほとんどすることはありません。

 

なぜなら、自然に治るから。

 

そのうち、と言われると困るかもしれませんが、明日明後日ってことはないでしょうけど、しばらくしたら勝手に治ってます。

(抜毛症と言って、自分で抜いているとかは別。もちろんベースに他の病気があって、薄毛になっているのも、別です。

別の病気がベースの場合は、見た目が全然違うのと、他にいろいろ診たら、絶対ではないですけど、円形脱毛症かどうかがすぐに皮膚科医であればわかります。)

 

だから、出す薬はないと言えばない。

 

すぐに治るから、心配いりませんよという話はしますが、それだけでは患者さんも心配だろうから、一応保険で通る薬はあるので(どこまで効いているのかは、よくわかりません。。。塗らなくても治るものだから。)

、もし心配だったら、何もせずに待つのが心配だったら、塗ってみてもいいですよ、という話をします。

 

そういう意味で言えば、同じ塗るなら、自費の育毛剤のほうがいいですが、まあ値段が違うから。

 

ほとんどの方が塗らずに様子を診ることが多いです。

心配な方は、もちろん塗ったらいいです。ステロイドでなければ。

 

まず診断が大事ですけどね。

 

円形脱毛症で治るから様子を診ていると、たまに、一個治ってはまた別のところ、一個治っては別のところ、というのを繰り返し、しまいには、絶えず3~4個はどっかにある、治るけど、同時進行で別のところにまたできる、というのを繰り返す方。ど

あるいは、どんどん拡大して、とうとう全頭脱毛にまでいってしまう方。ごくまれにおられます。

 

こうなると、もともとが円形脱毛症でも、かなり詳しい検査もいりますが、保険の検査では、これといった異常は見つからないことも。。。

 

こうなると、ステロイドを使われることも多いです。

塗り薬だったり、飲み薬だったり。。

 

困った時のステロイドです。

これは何科とか、何の病気かに関わらず、もう出す薬がない、という時に、ステロイドをいくと、パッと改善することがあるので、最後の必殺技のように使われることもありますが、1回チャレンジはありかもしれませんが、長期となってくると、副作用も心配。。。

 

保険診療で、多発性円形脱毛症のひどいのや、全頭脱毛レベルとなると、大きな病院(大学病院とか)レベルの皮膚科で診ていることが多いですが、ほんとにいきなり治る方もいたら、治ってまたいきなり抜ける、という方もいて、難治性です。

 

生えてきても産毛とか。そこから育たないとか。。。

 

なんとかしたいという方は、このまま効いているのかどうかもわからないようなステロイドをずっと使っていくのも嫌だ、と思っているなら、オーソモレキュラー療法です。

 

くれぐれも、市販というか、ネットで、育毛剤やシャンプー買わないように。

 

ネットで、そういうので検索して、広告しか出てきません。

基本、水(お湯)で十分です。

いらん刺激をしない!というのもとても大切です。

 

育毛剤で、今皆さんが市販で(ネットでも)買える医薬品として効果が実証されているものは、リアップ®だけです。

これは、医薬品です

育毛剤?まがいのものをネットや新聞の折り込み広告で買わない!

いらんものは塗らない!!

 

下手したらかぶれて、生えてきたらいいですが、こういうのは大体刺激になって、ダメージに負けて、ますますひどくなることがほとんど。。

 

こじらせないことが大切です。

 

そのレベルまで行ってしまったら、市販のものは一切使わない。

どうせ効かないし、お金と時間の無駄です。そもそも、皮膚に異常があったら使うなと書いてあるはずです。

皮膚科に受診するようにも書いてあるはずです。

 

まして、頭用の育毛グッズの器具とか機械とか絶対にダメですよ。

使うなら、主治医に相談してください。

簡単に手に入る、ほとんどのものが、育毛関係の場合、ろくでもないです。

 

そんなもので良くなるなら、難治性で病院でも苦労しないはずです。

 

オーソモレキュラー療法に話を戻します。

 

いろいろ保険で調べて異常がなかった場合、栄養欠損は絶対にあります。

すべての毛根が活動できるだけのエネルギーが足りないのでしょう。

順番に休んでる。

 

髪の毛作る工場も材料が来ないから、休みっぱなし。

 

それだけでなく、免疫系も暴走しているのかもしれない。

 

オーソモレキュラー療法やったから、すぐに生えてくるわけではないでしょうけど(かなりひどい栄養欠損だから)、

少なくとも、免疫の暴走は止めないといけないし、いつでもすぐに作れるように材料は入れておいてあげないと、他何をしても、効果悪すぎですよね。

 

食事も糖質ばっかり食べてたら、毛根も周りの栄養血管も、もちろん皮膚も糖化しちゃうでしょ。

キャラメリゼみたいに、ベッタベタでは、毛も生えにくかろう。

 

環境は整えてあげないとね。

 

 

ちなみに、育毛剤も、一応保険の薬よりは、効果が高いと言われている塗り薬(個人輸入の医薬品)や医薬部外品で市販のものよりは効果が高いものも処方します、希望の方は。

 

男性の薄毛は話が全然違いますよ。

男性の薄毛は、とりあえず、リアップ®買って、AGA専門クリニックで、スタンダードな厚労省承認の飲み薬をもらうか、です。

(副作用はいろいろとあるから、よく説明聞いて!)

検査もあるでしょうけどね。

 

AGA専門クリニックに行くと、いろいろな検査や治療を勧められると思いますが、とりあえず、この上2つでしばらく様子を診たら?

それだけで結構生える方、多いですよ。

 

男性も、市販の、ネットや通販の怪しいものに手を出さない!!

外用で、リアップ®以上の効果は、一切認めれてないですよ。医薬品だから。

もちろん変なシャンプーも器具も。

 

男性も、もちろん多少栄養欠損はベースにありますから、栄養の補充です。

AGAの場合は、ちょっと栄養素の種類変えますけどね。

 

全頭脱毛の方に、育毛メソセラピーと言って、海外の育毛剤(医薬品)を直接毛根のところに注射するのも、うちでもやりますが、それはあまりおススメしていません。

 

なぜなら、1回が高いのと、何回で効いてくるのか、ほんとに全頭の場合は、わからないからです。

(痛いし。。ブロック注射しても、全頭となると。。。)

 

患者さんがそれでもいいと言われたらやりますが、先に栄養補充ですね、やっぱり。

どうしても、というなら、せめて同時進行。

材料ないと、注射しても効率悪いでしょ。

 

普通の薄毛には、結構これはいいんですけどね。薄毛と、多発性円形脱毛症は全然違うから。

 

こじらせないことが大切で、今書いた、できることをちゃんと全部やったけど、ダメっぽい。。となったら、やはり専門クリニックで相談しましょう。

それが一番の近道です。

 

 

 

 

 

 

開業前から診ている患者さんというのが、何人かおられます。

昔の勤務していた頃からとなりますと、もう10年以上となります。

開業して、場所も処置や診察料も全然違うというのに、わざわざまた受診を続けてくださっていて、大変ありがたいことですね。

 

10年以上となると、お互い結構見た目の年がいくものですが、この方々、あまり見た目変わっておられませんね。

不思議です。

 

写真で見たら細かいところは違うのかもしれませんが、冷静に見ても、あんまり変わってないような印象。

 

この印象っていうのが実はとても大切です。

 

仮に全然老けてないし、よく見てもほんとに老けてないのに、「拭けてる」という印象をもたれたら、嬉しくないですよね。

その逆です。

 

開業していからの長いお付き合いの患者さんもおられますが、アラフォー、アラフィフとなってくると、しばらく何年も来られない時があります。

久しぶりに来られて、実は病気になってました、親の介護が大変だった、ということもとても多いです。

 

30代の方で久しぶりに来られたら、妊活していた、出産して育児が大変だった、子供が大変だった、と

女性の一生は、ちょっとした波乱万丈です。

皆さん大変です。

 

それで久しぶりにお会いすると、「老けはったな。。。」と思う方と、本当に変わってないな~という方と、これまた分かれます。

 

10年以上お付き合いのある患者さん皆さんが、毎月とかこまめに受診されていたわけではないですが、間が数年くらい空いた方もおられます。

でも、久しぶりでも、お肌のコンディションもそう悪くもならず、シミもシワたるみも、そう増えていない。

(40前後になると、たった半年で、かなり老けます。実は。)

 

来られないとわかっている時に、化粧品を買いだめした方もおられますが、さすがに途中で切れてるでしょう、ということもあります。

 

その場合、市販の、私がお勧めしている化粧品などを使ってしのいでいたそうです。

 

スキンケアの細かいことは忘れておられたり、勘違いされていることはもちろんありますが、こういう老けない方というのは、大筋間違えていない。

 

間が空いても、おかしなことはされておらず、質の良い、刺激の少ない化粧品を塗っておられただけ。

 

チリも積もれば山となる、で、こういうちょっとした日常生活の積み重ねがとても大切で、一番大事なのは、

「いらんこと、せんこと」

 

女性はついやっちゃうんですよね~。

他力本願というか。。。欲に目がくらんで、ついいらんこと、やっちゃう。。

わかった上で、ちゃんと確認されてやる分には、そうひどいことにはならないんですが。。。

こういう場合に、そこまで確認してやっている方はほとんどおられません。。

 

どれだけ、皮膚を攻撃しなくても済むか、どれだけ守り抜くか、ですね。

 

途中からオーソモレキュラー療法を併用されている方だと、もっとお肌も綺麗です。

ほんとにレーザーいらないな、というくらい、維持できてる方もおられます。

 

不老不死ではもちろんないですが、人間の体(皮膚)って、ほんとにすごいんですね~。とても正直です。

 

継続は力なり、で、わずかなことでも継続していくと、必ず結果が出るんですね~。

 

私も、長年からの患者さんにお会いすると、私も頑張らねば!といつも思います。

すみません、Facebookからのコピペです。

時間がなくなってしまいました。。。

 

実は!

 

腸活美人=肉食美肌なんですね~!!

 

以下、コピペです。

 

肌関係の相談はとても多いわけですが、美肌になる1番の秘訣は、ズバリ胃腸です!

 

胃腸が鍵を握ってます。

 

患者さんにもよく言いますが、皮膚と消化管は裏表です。

 

口と肛門のところで、つながってるでしょう?

 

皮膚と消化管粘膜は、唯一ではないですが、外は世界と接しているので、とても過酷な環境に毎日毎日さらされています。

 

毎日どちらも体のために頑張ってくれてるんですね~。

 

発生学的には違うんですけどね。

 

皮膚が調子悪ければ、消化管も調子悪いし、消化管も調子悪ければ、皮膚も調子悪い。

私の本に詳しいことが載っていますので、詳細はそちらで。

 

 

たまに女性誌渡河の特集で、腸活美人みたいなの、見たことないですか?

 

腸活って以前よりはよく特集を、見かけるようになりましたけど、じゃあどうする?という内容見ると、オーソモレキュラー療法からはほど遠いと言うか…、真逆というか…、考え方が違うから仕方ないところがあるのと、スポンサー絡んできますからね~。
どうしてもメーカーが得する話になっちゃってます。

 

胃腸を元気にする、腸活って、ヨーグルトじゃないですよ。

 

ヨーグルトは、カゼインも乳糖も入ってるし、なにより腸のためには、カゼインフリーグルテンフリーは、必須です!!
これなしで腸活は絶対にできません。
絶対ですよ~!!

 

プロバイオティクスやプレバイオティクスは、良いものですが、これはサプリで摂らないと食事で充分量まかなうのはなかなか難しい…。

 

これらのサプリは品質の保証がねー。
市販のでどこまで果たして効いているのか、中身はそもそもどうなんだ?となります。

 

まあ大事なのはもちろん大事です。
私もクリニック用のサプリを飲んでるし、患者さんにも出します。

 

でも腸活で1番大事なことは、食べたタンパク質は、必ず消化させること。
そして、吸収させること。

 

この2点です。

 

まあ吸収できる腸粘膜にしておかないといけないということなんですけどね。

 

患者さんの食事の経過を診てると、小分け食べせず、1度に大量にドカ食いする方多数…。

あるいは、食事の回数も増やしたけど、全てドカ食い。

 

マジメな方ほど、やっちゃう傾向にあるかもしれません。

 

頑張ろう!という気持ちが強いからこそ食べなきゃ!となるんでしょうけど、消化できないタンパク質はただの生ゴミに変わるのと悪玉菌のエサになり、腸内環境最悪な事態に…。

 

胃もたれもずーっと続くし、胃腸にいきなり大量の処理できない仕事を無理矢理させようとしても、そりゃあ無理でしょう。

 

自分の処理できる範囲で無理なくタンパク質を増やす、もちろん野菜も食べる。

 

1回で処理できる量は人によって違いますから、自分基準でやることが1番大事です。

 

できるようになったら、又は無理のない範囲でも増やせば良いんです。

 

腸活の1番のポイントは、絶対に無理させないこと!

そしたら勝手に美肌になります!

 

無理をしないと先に進まない~!という方は、医療の力を素直に借りましょう。

そしたらグン!と早く良くなります。

 

食品添加物もほどほどに。
腸内環境悪化させます。
美肌には良くない。

 

減らしたらねそれだけでも美肌になる人いますよ、ホントに。

自費治療も保険診療もそうですが、予約取る時点で、「○○がしたい」「○○を出してほしい」「○○はやっていますか?」という電話が時々あります。

 

保険診療に関しては、「○○」と薬を希望されても、保険適応がなければ一切出しません。出せません。

 

まあ適応もないのに、ウソ病名つけて処方して儲ける悪徳クリニックもありますが。。。

 

保険診療で、そういう予約希望であれば、適応がなければ、すべて自費になるけどよろしいですか?と確認します。

(保険診療の場合は、ほぼこれで来ません。

先日は、抗生物質を出してくれるだけでいいから処方箋を切ってくれ、という人が何人か飛び込みで来ました。

 

どちらにしろ完全予約制ですから、飛び込みで来られても対応は一切できないんですが、ステロイドといい、抗生物質といい、診察の前から欲しがる人というのは、医者人生、まともじゃないです。

 

そういう副作用合併症が必ずある薬を、薬だれくれ、という時点でかなりおかしい。。

 

ちなみに、医者人生、こういう患者さん診て、ほんとに必要だと思った人は、誰もいませんでした。。。

まあ、思いこみってやつです。

 

こういう人に病気や検査の必要性の説明や薬の説明(他の薬で様子を見たほうがいいとか、全く別の薬がいいとか、欲しい薬は全く不要だったりと、散々なんですが)をしたところで聴いてはくれません。

目的は、ステロイドや抗生物質をもらうことですから、それ以外は、全くのゴミ同然なんですね~。

 

保険診療では、診療科によらず、よくあるある話です。

 

 

さて、同じことが美容医療でもよくあります。

 

診察を受ける前から、もう治療内容を自分で決めている方です。

 

シミ相談とか、シワ相談、法令線が気になるとか、このシミが気になる、シミが濃くなってきたからなんとかならないか、というのが普通の患者さんですが、「ライムライトしたい」とか「タイタンしたい」とか治療機器の名指しです。

 

ずっと気になっていてとか、以前に他院でしてやってみてよかったからとか、同じレーザーでも違うクリニックでやってみたいとか、それで名指しはわかります。

 

でも中には、ライムライトしたい(シミなどの色を改善したい時に使う光治療機)を言うので、気になっているのはシミですか?というと、「シワ」「たるみ」と平気で言います。

 

どっかのろくでもない美容クリニックの、誇大広告を鵜呑みにしているのか、勘違いしているのか、その辺はわかりません。

 

ああ、友達がしてよかったから私もしたい、というのもあります。

その友達が良かったのは、その人の肌や目的に合わせた治療を選んだからであtって、肌質も違いますし、そもそも根本的な目的が違えば、何の役にも立ちません。

 

どうしてもご指名の治療がしたい場合、その治療でできることとできないことを説明した上で、できる範囲のことでいいからやってみたい、となれば、医学的な適応があればやりますが、理解もしてない、適応もあまりないとなると、これは必ず後でもめます。

「効かないっ!!」となるわけです。

そりゃあ効くわけないです。

 

こういうトラブル、他院からよく来られます。

 

それになんで、その処置。。。?ということもしばしば。。

 

チェーン店は確かにそういうのが多く、その時安かったからとか、むこうの医者がそれしか説明してないとか。

(他の説明ができないのか、いろいろ機械を置いているように見せかけて、実はおいてないとか。その処置自体をやらせたかったから、何の相談に行ってもそれをさせられる、ということも。。)

 

 

 

「シミが気になるからライムライトしたい」という人も多く、もし肝斑があったらいきなりライムライトだけあてることができないので、HPの肝斑とシミのところを読んでおいてください、適応がないと希望されてもできないこともありますと言ったところで、「肝斑はレーザートーニングでしょ?トーニングしたいわけじゃないし。」と、もうどっから突っ込んでいいんだかわからないような返事がきたりします。

 

電話カウンセリングというのをうちはしてませんから、

希望した処置以外を勧めることもあるし、レーザー自体を勧めないこともありますが、それでも初診料は返金しませんがいいですか?

まで言います。

そう言ったところで、こういう人は聞いちゃあいません。

前にもやったから絶対にできるとか、肝斑はないから(と自分だけが思っている)私には関係ないとか、科学的根拠のない思いこみで、先には進みません。

 

肝斑がとても実はやっかい、ということを知っていなくても、そこまで予約時に言っているわけですから、とりあえず読んでおいて、当日詳しく聴こうとなる人とならない人と。。。

 

この人絶対に自分はやれると思っているよな~と、できないこともあります、と言っても聞いちゃあいない人には、何度も念を押してもらうようにしてますけど。

(こういう人ほど、できない、と当日なったら、ひどい時はスキンケアと食事のみとか、今日やるつもりで来ているのに~!!となります。

聞いちゃあいません。できないことがあると言ったでしょ、と言ったところで、できると思っていた、そんなことは聞いていない、とあれだけ念を押したのに?!と忘却の彼方です。

ほんとは覚えてるんですけどねど。)

 

わけわからんところの誇大広告、鵜呑みにして、乗せられて、人生損していると思いませんか?

時間もお金も。

よくそれで、悪徳クリニックで、全然適応ないのにコース買わされている人も結構見ます。

 

 

先日問い合わせがあったのが、

「ダーマローラーしてますか?』と言うものでした。

スキンスタンプと言ったり、使う器具の形やメーカーによって名前がバラバラです。

うちにもスタンプタイプのものを置いています。

 

昔一時流行りましたが、流行っというよりは、流行らせたいメーカーが流行らせた、という感じでしょうか。

 

レーザーと違って、使い捨ての器具(剣山スタンプみたいなの)を買うだけですから、コストがそんなにかかりません。

あとは、その時使う薬代くらい。

ナースにさせているところも多いです。というか、ほとんどナースかと。

 

うちに置いているのは、原理が原始的で、コストが安い分、患者さんからもらう金額も安くて済むし、適応がある症例をちゃんと選べば、コストパフォーマンスは(患者さんから見て)そんなに悪くないか、という感じなので、確かにこれ一度やってみたら?ということもあるので、取り扱っています。

(針の深さにもよりますが、うちで取り扱いがあるのは、そこまでの副作用は出ないのです。翌日の仕事にはそんなに影響しない程度のもの。

ですが、栄養状態が悪すぎると、やはり副作用が強く出てしまいます。直接、たくさんの針を刺しますから、創傷治癒が遅い人、活性酸素の処理ができない人は、なにをやってもリスクが上がります。医療ですから。)

 

で、何を改善させたいのか聞いてもらうと、「うでのぶつぶつ」と。

おそらく毛孔苔癬だと思いますが、なんで毛孔苔癬に、ダーマスタンプ?!

 

うちで取り扱いはありますが。。。やりたいというからには説明だけはしますが、希望してもやりませんね~。効かないから。

毛孔苔癬の原因考えたら、効くわけがありません。

 

一体、どこでそんなおかしな情報を仕入れてきたのか。。う~ん・。。。。

 

いつも通り、適応がなかったらやらないし、別の治療を勧めることもあります、と言うと、じゃあいいです、となります。

 

 

 

やってくれるクリニックを探しまくるんでしょうね~。

「効かないけど、それでもやりたいのならやりますけど。。。」くらいの説明をしてからやってくるクリニックがどれだけあるでしょうね。。。

まあ普通、効きません、と言われて終わりなと思います。

 

思いこみっていうのは、時に人生棒に振りますね。

情報をいろいろ仕入れること自体が悪いことではないし、むしろいろいろ知っておくことがいいと思いますが、取捨選択はしないとね。

またそれができるくらいにはなっておかないといけません。

 

検査で絶対にこれがしたいと決めている分を、電話で事前に確認、というのはわかりますし、うちにも時々そういう電話来ますが、できることとできないこともあり、なんでそんな検査?!とはあ~っと??と疑いたくなる内容もあります。。

 

医者によって考え方が違います。100人いたら100通りです。

 

なので、そこの医者がどう考えているのか、という基準で、クリニックも選んだほうがいいです。

適応がない、あまりない、デメリットのほうが大きい、とちゃんと教えてくれる医者にかかったほうが断然いいでしょう?

お金出して騙された!くらいならいいですが、なにかあったら困りますからね。。

 

なんでも相談してから、処置の内容は決めましょう。

 

 

フェイスブックのコピペです。

大事な話なので、こちらにもコピペしておきます。

 

「効く」=「副作用合併症がある」ということです。

薬をちゃんと止めて、肝臓休ませないとね。

 

 

以下、コピペです。

初診の患者さんでシミや美肌に良いからと、トラネキサム酸の飲み薬を飲んでいる方、そこそこ見かけます。

 

うちで治療をしていくというなら、トラネキサム酸全部止めます。

 

ひどい人になると、もう何年も飲んでる人もいて、血液検査もしたことなければ、知り合いからもらってる、というとんでもない人もたまにいます。

サプリかなんかと思ってるんでしょう。

 

素人の患者さんは、薬の怖さを知らなくても、それを出している医者なんかスタッフなのかわかりませんが、結局スタッフが診察もなく薬が自由にもらえること自体、おかしなところです。

 

はっきり言って、そういう知り合いとは、もうあんまり関わらないほうがいい。

 

こうやって、麻薬や覚醒剤って、気軽に簡単に、何も考えない人が中心になって広まるんだろうな~と思います。

 

 

ほとんどの薬は、肝臓で解毒されます。
薬のために、栄養使って、肝臓に余分に働いてもらうわけです。

 

肝臓は、たくさんの栄養を作るところですが、解毒ばっかりしてたら、栄養作る余裕もないし、
根本的に栄養もないから解毒もままならないことも。

 

命に関わる場合、薬は入りますが、肝臓に負担かけて、体にも負担かけて、美肌もくそもありません。

 

そもそもトラネキサム酸は、線容系(血栓を溶かす働き)の邪魔をする薬ですから、血行は悪くなります。

 

このせいで血栓ができるわけではないですが、血栓促進剤ではないので、人によったら血液ホントにドロドロの人がいて、検査してないだけで、そんな人が飲んだり、たまたま脱水と重なったりとか、他に血栓傾向の薬飲んでるとか(ピルとか)、そういうのと重なると、ホントに血栓症になります。

 

学会のガイドラインというか、肝斑と言えばトラネキサム酸内服になってるし、うちにも置いてますが、以前から、あまり出したくないし、飲ますにしても期間を決めるなり、検査しながらとかにしてました。

 

オーソモレキュラー療法を勉強してからはますます出さなくなりましたが、全員がオーソモレキュラー療法されるわけではないので、肝斑治療で、ここぞと言うときだけ、期間を決めて出しています。40歳までは。

 

40歳過ぎると血栓傾向出てくるので、40過ぎて出すことはめったにないです。

 

40歳未満でも個人差は大きいですから、結構ヤバそうと思ったら、検査で確認済みしない限り出しません。

 

市販のトランシーノは薬です、サプリではなくて。

 

続ける場合も2カ月飲んだら1か月休むように、確か表示があり、メーカーなりの安全対策なんでしょう。

 

市販のは、誰も管理もしないし、止めてもくれませんから。

 

かと言って、クリニック受診したところで、何の確認もなく、ずーっと何年も飲んでる人もいます。
もちろん肝機能悪化した人も見たことあります。
(こっちで止めてたのに、欲しいからと別のクリニックで薬もらってた)

 

検査で引っかかるって言うのは、実はかなり進行している状態だったりします…。

 

トラネキサム酸で肝斑が完治するわけでなし、確かに一部の方は効きますし(薬だから)、翌効く人も診たことあります。

 

効くものは、必ずリスク考えないと。

 

顔擦りまくっていたり、おかしな化粧品で炎症起こしまくってるところに飲んだところで、焼石に水で、体の負担になるだけです。

 

まずは先にそういうのを全部止めること。

 

薬大好きな人こそ、肝心の原因は止めないんですよね~。

オーソモレキュラー療法希望で受診される患者さんの中には、現在進行形の病気を持っておられる方、過去に病気があったせいで、その影響が今もなにかしら響いている方、病気と診断されたわけではないけれど、毎日がとてもつらくて大変な方、さまざまおられます。

 

病気と診断が保険診療ではついていないというだけで、実は、オーソモレキュラー療法的に見ると、病気と同じですよ、いつ病気と診断がついてもおかしくないですよ、というくらい、ひどい状態の方もおられます。

 

悩んでおられる症状は、病気であれ、病気の診断がついていなくても、それは人それぞれですが、そういう方の中には、「オーソモレキュラー療法」という治療をすれば、魔法みたいに劇的に変えてもらえるんじゃないか、と過度な(というと言い過ぎかもしれませんが)期待を持っていたのかな?という方もおられます。

 

栄養解析という血液検査をして、サプリを少しでも買えば、あるいはたくさん買えば、あとは自分は何もしなくても、ビビデバビデブー!と変わっているんじゃないか、過去はなかったことになるんじゃないか、くらい思っていましたか?という方もおられるような気がします。

 

多分、今がとてもつらくて、自分でもなんとかしないといけないとわかっているけど、何をしていいのかもわからないし、何かを始めようとしても手につかないというか、はじめられない、やる気がでない、きっかけがないと動けない、などなど、なかなか行動に移せないので、とりあえず、クリニックを受診して任せてしまえ、ということもあるでしょう。

 

オーソモレキュラー療法の基本は、食事です。

 

血液検査で現状も知ることもとても大切ですし、結果によっては、食事指導の内容がガラッと変わることもあります。

 

基本は変わりませんけど、糖質制限をどこまでさせるのか、どれくらいの期間でさせるのか、肉:魚介類の割合はどうか、卵は週に何個食べていいのか、消化剤は必要なのか、1日の食事の回数は?などなど、細かいところが変わってきます。

 

栄養が足りなくて、つらいのも、行動に移せないのも、わかりますが、サプリだけでどうこうできるものではありません。

 

まず、今までの反省点(糖質ばかりだったなとか、野菜全然食べてないなとか、肉も魚も卵も全然食べていないなとか、外食やお惣菜が多いなとか、忙しすぎて(仕事や育児という方が大半ですが、お稽古事(アマチュアだけどプロレベルとか、すっごい上のレベルの話ではなくて)にかまけて食事がおろそかになっていたなとか)を認めて、ダメなことは止めて、良いことはどんどん取り入れる、ということがとても大事になる科と思います。

 

今まで自分が正しいと思ってやってきた食事の内容や日常生活が下手をしたら真向から180度否定されることもあるでしょう。

自分がやってきたことのせいで、こうなってしまったんだということもあると思います。

だって、基本は自分が選んで食べてきた食事のせいでこうなっていることが多いわけですから。

 

そこを認めないまま、オーソモレキュラー療法を始めて、うまくいける人はなかなかいないんじゃないかなと思います。

中にはおられるかもしれませんが、そういう場合は、途中で、やっぱり、あれは間違いだった、これから気を付けようと、どこかの時点で気づいた人かなと思います。

 

今までのダメだったところを、見ないまま、なかったことにしたまま、あるいは、それは正しかったんだと言い聞かせながらでは、新しい情報は入ってこないし、入ってきても定着しません。。

混ざっちゃって、何が何だかごっちゃになって、わけわかんないことにもなります。

もう「食の常識」がおそらく180度違うわけですから、相容れないわけです。

 

今までの自分が悪かったと認めることは、特に栄養の足りない方の場合、とてもつらくて受け入れられないことかもしれません。

 

でも、ここをなんとか乗り切ってほしいです。自力で。

場合により、サプリの力がいることもあるでしょうけど。

 

誰も、頭を撫でて可哀想に可哀想に、と憐れんではくれません。

そういう人も出てくるかもしれませんが、憐れんでもらっただけでは、進まないんです。

そういうのが必要な時期もあるでしょうけど、じゃあ、それはいつまで?いつ卒業して次に行くの?となりませんか?

 

オーソモレキュラー療法を検索して見つけられた時点で、もう結構来てるところまで来ちゃったのかなと思いますし、今までのままではいけないと気づかれたから、わざわざ受診されたんだと思います。

 

魔法というのは存在しませんから、一瞬でなにかが変わるわけではないです。

 

自分で変わるしかないんです。

 

ここをなんとか乗り切ってほしいです。

 

特に、持病をお持ちの方は、持病のない方に比べて、日常生活がかなり大変で、つらいことも多いと思います。

それでも、仕事もしなきゃいけないし、仕事していなくても、家事もあるでしょうし、なにより自分の世話があります。

自分の世話ですら大変なのに、人の世話(育児や家事)や仕事なんてしてられませんよね。

でも、やらなきゃいけない。

だから、よけいにつらいし、大変。

と悪循環です。

 

食事の基本を押さえれば、持病があっても、それこそ高額なサプリを飲まなくても、少量のサプリで、毎日続けていれば、少なくとも今のつらさは、今よりもマシになると私は思います。

 

今までの食の知識を捨てて、新しい食事方法を受け入れられるように、体優先で、日常生活が過ごせるように(特に持病のある方は)。

 

そのためには、今までのことを、どっかで捨ててしまわないと、難しいかなと。

 

捨てて後悔するのではなく、今までの自分のせいでこんなことになったんだと悩むでなく、新しいことを始めてほしいです。

 

今から変えれば済む話です。

 

私は、人間の細胞は、栄養さえ充分量与えれてあげれば、細胞は生まれ変わると信じています。

生まれ変わりやすい細胞もあるし、変わりにくいのもあります。まだまだ栄養が足りないから、まだ生まれ変わってくれないだけかもしれません。

 

でも、次に生まれてくる細胞が、へなちょこではなく、元気な寿命の長い細胞だったら、そこの臓器は、ちょっと元気になる気がしませんか?

元気な細胞をどんどん増やせば、人間の体には必ず代償機能というものがあります。

他の細胞や他の機能が補って助けてくれるんです。

 

始めれば何かが変わります。

いい方向に行けば、必ず良くなります。

ちょっと軌道がそれでもすぐに戻ってくればいいんです。

だいぶ逸れると、ちょっと大変ではありますけれども。。。

 

そのために、一番ツライところは、なんとか乗り切ってほしいです。

最初のそこさえ乗り切れれば、あとは最初ほど大変ではないと思います。

 

1か月、3か月、半年、1年と、時が経てば経つほど、栄養欠損が進み、老化も進行します。

このまま放っておいても、ひどくなることはあっても、自然に良くなることはそうありません。魔法がないのと同じです。

 

自分の手で、自分の元気を取り戻してください。

そのサポートは、オーソモレキュラー療法は得意です。

 

皆さんの中には、光やレーザーをあてる治療は魔法みたいになんでも夢が叶って簡単に美肌になれる!みたいに思っている人って、どれくらいいるんでしょう。。

 

やっぱり美容医療ですから、「効く」=「副作用・合併症」と隣り合わせです。

 

使う機種や設定・肌の状態によって、「効く」程度も「副作用・合併症」の程度も違ってきます。

 

光・レーザー・超音波・ラジオ波などの、いわゆる皮膚に何かを照射して、シミやシワ・たるみ治療などを改善させていく治療のほとんどは、照射すると、皮膚が43℃以上になります。

 

この43℃という限界を超えると、活性酸素が発生します。

 

この発生した活性酸素が、いわゆるサイトカインという化学物質を出して、カラだの中でいろいろな反応を呼んでくるわけです。

そのせいで、炎症反応が起こったり、その炎症反応がまた引いては色素沈着を起こしたりします。

 

また、活性酸素自身が細胞を傷つけ、そのおかげでコラーゲンが増えることもあるし、シミの元であるメラニン色素をさらに粉々に粉砕してくれたりもするわけですが、傷つけることでのダメージももちろん生じます。

 

もちろん強い効果のものだと、そのもの自身の破壊力がまずあるので、活性酸素がさらに破壊力を増強させることにもなります。破壊したい場合には。

 

強い治療であればあるほど、温度が上がれば上がるほど活性酸素は理論上増え、副作用合併症も増えるわけです。

リスクが増えます。

 

 

美容に限らず、医療にはすべて、メリット・デメリットが伴い、個々によってもかなりその差が激しい場合もありますが、やはりメリットが十分に勝つものでないと、されたほうが溜まったものじゃあないですよね。

治療の内容によったら、少々のデメリット(かなり大きいこともありますが)は、メリットの前には我慢する、ということもあります。

 

美容医療で、日常生活に結構な我慢(人目が気になるとか、テープを貼るとか、顔が真っ赤になるとか、皮がめくれるとかなどなど)を強いる治療というのは、私はもともとあまり好きではなくて、あまり侵襲性の大きくない、日常性生活に困らない治療が好きです。

 

オーソモレキュラー療法を始めて、活性酸素の害のことを身近に感じるようになると、ますますその気持ちは強くなり、やっぱりな、という感じです。

 

侵襲性の強い治療が絶対にダメ!というわけではないですが、それに対抗できるくらいの抗酸化作用のあるカラダなのか?活性酸素対策はできているのか?!というところが、副作用合併症がどれほど出るかの境目にもなります。

 

うちで光・レーザー・ラジオ波の治療をしている人全員が、オーソモレキュラー療法をやって活性酸素対策をやっているわけではないです。

 

全員には、活性酸素対策と具体的な名前は出してはいませんが、オーソモレキュラー療法(栄養解析を含めて)を勧めています。

それでどれだけの抗酸化作用があるのかを確認するわけです。

 

抗酸化力の確認はいろいろな方法がありますが、いろいろな栄養素が抗酸化に役立つと、これまたいろいろなサプリが出ています。

 

そういうサプリも大事ですが、まず基本の抗酸化力は押さえることが先決です。

 

栄養状態が悪い人ほど、このカラダ本来の抗酸化力は弱く、同じような治療をしても副作用の出やすい人というのは、どんな治療でも必ずおられます。

 

肌を見たら、どれだけ強くしてもよさそうなのか?という予想は経ちます。

嬉しいほうに裏切られたらいいですが、予想通りだと、目も当てられません。

なので、患者さんの皮膚で実験するわけにはいきません。

 

日焼け止めなどのスキンケアも必要ですが、中から来ている栄養失調による皮膚の弱さは、ちょっと設定上げてみようかなという気は起こりません。。

 

安全第一でしょう。

 

あまりにひどい人は、スキンケアがまずできていないことが大半ですが、一応確認してもやっていそう?となっても、でも、強くしていけそうでもない、そういう肌になっていない、となると、いくらやっても現状維持が精一杯です。

 

それでは患者さんも面白くないでしょうから、オーソモレキュラー療法をおススメするのですが、レーザーのみ希望で来た患者さんで、中からのことまでわかってくれる人とわからない人と。。。

分かれます。

 

どんなに侵襲性の強い治療でもなんでもやりたい!ガンガンやりたい!という人は、常日頃から、活性酸素対策は徹底して、負けない強い肌を手に入れておかないと、やはり副作用合併症が出る確率が上がるでしょう。

どうしてもやりたい!というなら、普段から栄養摂っとかないとね。

 

なかなか活性酸素対策ができないというなら、いっそ美容医療は手術のほうが確実じゃない?まだマシ?と思うこともあります。

これはケースバイケースなのと、どの先生にやってもらうかでも違うでしょうけどね。

 

手術だから活性酸素が増えないわけでは決してありませんが、光・レーザーなどは、その先にある、コラーゲンを増やす、代謝を上げるなどとメリットまで起こさせようというわけですから、細胞自体も元気じゃないとね。

(手術も細胞が元気じゃないと、腫れるし、治りが遅いとキズ跡がキレイにはなりにくい、などなど)

 

まあ、何をやるにしても、栄養足りている皮膚は、少々の活性酸素はやっつけてくれます。

わざわざサプリを飲まなくても。

いつも大事なのは、やっぱり食事と栄養です。

食べたもので、皮膚はつくられています。