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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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facebookに書いた記事のコピペです。

 

以下、コピペです。

 

先日他院で栄養療法されている患者さんが関東から来てくださいました。

 

私のブログはずっと読んでくださっていて、栄養解析を受けて栄養療法をしようと思われ、あるクリニックに電話すると。月8万円くらいはかかる覚悟がいるけど大丈夫か聴かれ、そちらは高額なので、行かなかったそうです。

 

で、別のクリニックを受診して、血液検査をして、他の検査も受けて、サプリも出されて、10ヶ月ほど経ったけど何も変わっていないから、やっぱりうちで一度診てほしいという方でした。

 

先生がほとんどちゃんと診てくれない、毎回言うことが変わる、サプリを毎月もらってるだけ…と言われてました。

 

他院でした検査は全部持ってきて頂いて診るんですが、血液検査の項目がとても少ない。

かかったお金を聞くと、おそらく保険診療と思います。

 

栄養療法は、前にも書きましたがいろんなやり方があって、クリニックによって全然違います。

診察料も保険診療でしてもらっているなら、時間はまず割けないし、時間をかけていない場合は、そこまでつっこんで話はできません。
細かく聴くのは、時間的に無理です。

「薄利多売」が基本の保険診療のやり方です。
一人あたり時間を短くして、ドンドン回していかないと外来が終わらない。

 

患者さんからの一方的な話ですから、ホントは向こうの先生は説明されてて患者さんが理解していないだけで、「言うことが毎回違う」のかもしれません。
ただ、保険診療でゆっくり話を聴いてもらう、聴くというのは、無理難題と言うものでしょう。

 

で、項目の少ない血液検査ですが、保険が通る範囲でする場合と、全項目する場合とではと情報量は全然変わります。
でも、保険でするならそれは仕方ないことです。

 

ただ、他に遅延型食物アレルギーの検査を2種類?されていて(これは自費)、1個はよく見かける検査ですが、もう1個は、検査データを持ってこられなかったので、なにかわからないんですが、なんか頭につけて、食物アレルギーを調べる?という検査だそうで…。

 

スミマセン、私はその検査を知りません…。
頭に器具をはめて、調べる?食物アレルギーを?

 

(?_?;

なんじゃそりゃあ?

 

検査名がわからないので。調べることもできないので、いいのか悪いのかも判断できませんが、それでココナッツオイルが引っかかって、止めるように言われたそうです。
(それまでは摂っていて、何も問題はなかった)

 

よく見る遅延型食物アレルギー検査ですが、うちで取り扱っているのとは別の検査会社のものです。

 

遅延型食物アレルギー検査は、会社によって、再現性がなく(同じ血液でもう一度検査すると違う結果が出る)、以前日本の母親の間で、ネットで誰でもできるからと大流行して、意味がわかってないから、引っかかったもの全部食べさせなくなり(食べるものがなくなる)、子供の栄養失調が大問題になって、小児科学会(小児アレルギーだったか)が、「遅延型食物アレルギーは信頼性が内からやらないように」と違例の警告を出したといういわくつきのものです。

 

ブログでもこのくだりは書きましたが、この日本で大流行した会社のは、アメリカでFDAが監査に入って(再現性が全然なかったから)、営業停止になったという代物。

そういう質の悪い検査が日本で大流行したわけです。
(雑誌で誰かが紹介したのがきっかけ)

 

で、この患者さん、引っかかったものは全部食事制限を言われていて、でも実際はできないから、そこまで徹底してはされてませんでしたが、全項目止めさすか…うーん…

 

うちの検査会社のものは、1番信頼性が高いと言われているもので、アメリカの自閉症学会(だったと思います)が唯一推奨しているところのものです。

 

それでも、この検査は、食物アレルギーを診るものではありません。
腸の状態を診るものではあって、全部食事制限させたら、それこそ食べるものがなくなるし、栄養療法はできません。
一部の食品は止めてもらいますが、グルテン、カゼインはもともと全員に勧めていないから、検査の有無に関係ありません。

 

私からこの検査を勧めることってあまりなく、アメリカに出さないといけないから高いし、ちゃんとローテーションして食べていたら問題ないことが多いです。

 

腸がすごく悪いのに、カゼイン、グルテン止めない方とか、腸の状態がどれくらい悪いのかをしらべる時くらいです。

 

こちらのクリニックは、どうも食物アレルギー検査を積極的に調べて、全部止めさせているようです…。

 

サプリの選び方も、うーん…と私は思うもので、そもそも血液検査のデータの読み方がうーん…。
溝口先生に解説依頼はされていて、レポートはあるんですが、そこは結構無視でした…。

 

レポートの結果とは違うサプリを出すことはありますが、検査したときから患者さんの体調が変わったり、訴えが変わりますから、そこは臨機応変に変えないと診察じゃないですし。
解析レポートは参考であって、そのサプリ全部買うものでもないです。

 

栄養療法始めたばかりって、あれもこれも必要とたくさんの種類を飲ませたくなりますが、予算にも限度がありますから、多種類をちょっとずつ飲ましても、これは全然効きません。
無駄ではないですが…、患者さんの体調は変わらない…。
それで変われば良いんですけどね。
症状の軽い方なら、それもありかもしれません。

 

ただ、ここの先生とは考え方が真逆に近いかも…。

 

患者さんは、どの検査やサプリが必要なのかってわかんないですものね。
特に予算が限られていると、サプリ選びはいつも、どうすっかな~と悩みますが、少数精鋭を選ぶしかありません。
それで経過を診て、変えることもあります。

 

予算がない方は、食事を死ぬほど(笑)頑張る!

しか方法がないんですが、食事の方向を間違えないように。
ここが1番大事です。
そのためにも血液検査が必要です。
食事が間違っていたら、全部データをに出ますから、バレるというか、軌道修正が必要です。

 

患者さんが行かれたこちらは、とても有名なところでした。

それで良くなれば良かったんですが…。

ここまでやってることが違うんだなーと実感というより、驚愕かも。

 

ちなみにサプリ毎月3万近く出しておられてて…。
うちで3万というと、けっこう出してる方です。
3万出したら、大勢の方がそこそこいけます。
良くなったら、減らしていくことも多いです、というか

患者さんが、減らしたいと言われますから、自然と減ります。

症状の程度にもよりますが、最初はドン!とベースを上げてあげたほうが、後がスムーズです。

 

 

 

私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」を書いていく段階で、どういったサプリがお勧めなのか?市販のサプリと医療用のサプリとの違いなどを、一番最初の原稿にはそういったことも書きましたが、サプリの本ではありませんのでね。それだけでかなりの枚数がかかってしまったので、カットしています。

(一番最初の原稿は、完成品の倍以上、3倍近くはあったかもしれません。カットしていく作業もまた大変で、大幅カットになると、サプリのところはほぼカットしました)

少しだけ本にも書きましたよね。

本に書いたのが、最低条件です。

 

一般の方、患者さんをはじめ素人の方というか、買う側、飲む側の方々が、サプリのことを知らないのは仕方ないと思います。

 

でも、勧める立場の人間が、どんなサプリかわかっていないというのは問題だと思います。

(ほぼ医療関係者だと思いますが、国家資格もなく、クリニックで医師のサポートもないのに、相談にのっていると、それが診断治療行為のレベルになってしまうと、医師法違反ですので、お気を付けください。どのレベルが相談で、どのレベルから違法なのかは、判断が難しいところではあるんでしょうけど、「診断」をした時点でアウトでしょう。)

 

少なくとも、人にサプリを勧めて、それに対しての対価(お金)をもらっているのであれば、それに対しての勧めた責任というものがあると思います。

 

安いサプリが「善」、高いサプリが「悪」とされる意味がわからない。

 

マクドナルドが「善」ですか?

無農薬や天然ものの食材で、化学調味料・冷凍ものなど合成のものは使っていません、すべて手作りですというレストランは、どうしても高くなるのは当たり前です。

それが高いからと「悪」ですか?

 

安いものすべてが安物ではないですが、同じようなもので安いものは、安物が多く、安いのにも理由があるし、高いのにも理由があることくらいはわかりますよね?

 

医薬品もそうです。

 

厚労省がジェネリック医薬品をとても勧めています。そのほうが薬代が安くなって、医療費削減ができるからです。

気持ちはわかりますが、多くの医師がジェネリックを使うことにあまり積極的ではありません。

同じ成分の薬と言っても、やっぱり中身が違うんです。

 

全部のジェネリックがダメではなく、もともとの本家とあまり変わらないからジェネリックでいいやというものもあれば、全然違うからやっぱり本家でないと、というのまでピンキリです。

ジェネリックの中でも、さらにピンキリに分かれます。

 

医薬品もサプリもそうですが、これは「科学」ですから、原材料だけでなく、吸収も考えないといけないし、いろんな成分が混ざる場合、成分同士がケンカしないように(でないとお互い相殺されて、全部成分がダメになってしまいます)工夫もいろいろされていたり、特許がしこたま入っていたりします。もちろん、管理も。

 

全く同じ成分でも吸収が違うのか、患者さんへの効果(切れ味といいますか)が違います。

また、入っている添加物が圧倒的に違うこともあり、本家ではあまり見ないような副作用がジェネリックでは出たり、なんかスッキリしない嫌な感じが(効果もそれほどだったり)したりします。

こればっかりは、たくさんの患者さんに処方して、経過を診ている医師でないと、わかりづらいと思います。

 

本家のジェネリックでない薬であっても、成分が少し違っただけで、効果や副作用が変わるので、医師によって、自分の好きな薬、使いやすい薬、経験によっても違ってきます。

 

これは薬の話ではありますが、前にもブログで、市販と医療用のサプリの違いは何度か書いているので、ブログ内をどうぞ検索されてください。

 

で、サプリというのは、日本の法律では、薬と同じ作り方はしなくてもいいんです。

だって、医薬品じゃないから。

あくまで「健康食品」のくくりであって、「効果」を出すものではなく、「健康の補助」ですから、医薬品みたいに厳密に作ることをメーカーには義務づけられていません。

してもいいけど、コストがかかるだけで、義務じゃないのにやるメーカーはまずありません。

だって、自分たちの儲けが減ります。儲けるためにやっているのに。

 

これも何度もブログで書いていますが、まずサプリに書いてある成分表です。

その成分の量です。

そこに書いてある量をそのまま信じているとしたら、あまりにおめでたいというか。。。

 

一般の方が知らないのは仕方ありませんが、医療関係者で、そんなことも知らずに患者さんに勧めているとしたら、話になりません。

わかった上で、仕方ないから(安いから)、飲ませている、というのはまた別ですが、それだったら、栄養素によったら、ほんとにそのお金で食費に回させるかしたほうが私はいいと思います。

 

皆が皆高いサプリを買えるわけではありませんから、安いのを使ってあげている、患者さんのためにやっている、とまで言うのであれば、そのサプリを調べてみたらどうですか?

食品分析センターに出したら、調べてくれますよ。

完成品の成分量も添加物も、組成も。

(さらに、吸収するのかの問題は別にある)

 

これは有名な話ですが、その昔溝口先生が、日本で最初の栄養療法クリニックを始めようと思われた時に、どこのサプリを使おうか非常に困ったそうです。

日本初ですから、どこもそんな専用サプリ自体が売っていません。

 

困った先生は、とにかく使えるものがなにかないかと、市販で売っているもの(当時医療用?と売られていたものも含めて)を全て自腹で成分を分析センターに出して調べられたそうです。

 

どれひとつ、治療として使えるものがなかったそうです。

 

ひどかったのは、アメリカのやつで医師も処方するという触れ込みのサプリのメーカーのヘム鉄が、「ヘム鉄検出できず」という結果で。。。これはその後厚労省から指導が入ったそうですが。。。

 

で、その中でもまだマシかなと思うものも勧めておられたそうですが、病態改善にはほど遠く、それで今のサプリメントを作っているところにお願いして、専用のものを作ってもらったそうです。

 

当時よりも時代も変わってサプリメント全盛期になっているわけですから、当時よりはもっといいものが見つかるのかもしれません。見つからないかもしれません。

 

ただ、どちらにしろ、安物を勧めるなら、しかもその安物が、入っている成分の量が全然違う!しかも安いからこっちのほうが良心的だ!いいんだ!とわけのわからないことを言うのであれば、先に中身を調べてください。

 

以前のブログには、昔消費者庁がサプリの抜き打ち検査して、サプリメントメーカーのひどい実態を暴いて、行政指導がされた話も書いています。

 

本当に入っている含有量もわからないのに、「治療」として使えるわけがありません。

わかった上で使うのは、お金の問題があるので、それは仕方ないと思います。

元の含有量がわかっていたら、増量も可能でしょうが、添加物の成分も量もわかっていないと、有効成分だけで増量はできません。

 

安いものを患者さんに勧めるのであれば、そこまでされたらどうでしょう?

 

安物のビタミンB群は、ほぼ全部「プレミックス」が使用されています。

(「プレミックス」もブログのどっかで書いています)

 

一般の方がわからないのは仕方ありませんが、サプリを勧めてお金をもらう側は、そんなサプリの基本はしっておくべきです。

 

なんでもネットで無料で情報がもらえると思っていたら大間違いです。

本当に有益な情報というのは、本もそうですが、有料のセミナーもそうです。お金を出して買うものです。

そういうことも知らないなら、お金を出して学ぶべきです。売る側の立場なのであれば。

それが「患者さんのため」なのではないでしょうか。

 

まあ、医者じゃない人に、そういう話をしてもわからないでしょうし、血液検査にしても、一体なにが一番大事なのか?なんて、実際医者でないと、なかなかわかりません。

勉強で多くの生化学のことを知っても、実際の目の前の患者さんの病態と突き合わせた血液検査のデータと、それに合わせて診断治療した結果をずっと診っていってはじめて答えが出ます。

 

机上の空論ではないので、データの改善・体調の改善がうまくいかないことも多々あります。人間の体ですから。

うまくいかない時に、他にまだなにか隠れているのか、気づいていないことはないか、見逃したり勘違いしていることはないか、(消化吸収がうまくいっていないことは一番に考えないといけませんが)などなど考えていく過程が、次の患者さんの治療に役立っていきます。

患者さんで勉強させてもらっているわけです。

 

知り合いの研究者の方々、医薬品や医療機器の開発営業の方々含め、全員の方に聞かれるのは、患者さんの経過です。

どうですか?ということです。

理論上どんなに優れている商品であっても、実際の人間が使ってどうかは全く別の話で、また、それど同時に、使用している医師の「効いているはず」という思いこみや患者さんの「信頼している先生が出してくれた薬だから」という思いこみ(これをプラセボ効果と言います)を考慮して差し引いて考えないと、本当の効果はわかりません。

そのためにまたデータが必要なわけですが。

 

血液検査というのは、何度も書いていますが、データをそのまま信じるものではないので、データの深読み、読み取りをしていかないと、マスクされているものもわからず正しく評価はできません。

 

フェリチンがガンガン上がっているから、あなたの体はすぐに元気になりますよ、と信頼している医師から言われたら、患者さんもプラセボ効果でしばらくは効くこともあるでしょう。

(プラセボは一定の割合で一定の期間、なにかしらの「効果」が出ることは照明されています)

プラセボだけで泥沼から抜け出せればいいんですが、世の中そんなに甘くない。

一定期間過ぎれば、現実が待っているだけです。

 

データの深読みも知らない医者になにを言っても無駄なので、そんな輩は放っておいたらいいですが、本当に患者さんのために、と思っておられるなら、データの読み取りをちゃんとお金を出して勉強すべきです。

 

自分が信じてきた治療が、もし大間違いだったら、カルチャーショックどころではすみません。

患者さんのためにという思い入れが強いドクターほど、おそらくそのショックは大きいと思います。

大間違いまではいかなくても、自分では知らないデメリットがあったら?

そのデメリットを知った上で、まだ同じ治療を続ける自信はありますか?

治療方針が変わるかもしれません。その治療適応の患者さんがガラッと変わるかもしれません。

(私は、オーソモレキュラー療法を知って、本当に頭を殴られたようなショックを受けました。

皮膚科と美容医療メインですが、方針はかなり変わりました。扱う薬も全く変わりました。ステロイドは、クリニックにほとんどありません。どうしても出す場合は、院外処方になります。

美容医療は、レーザーよりも食事でしょう~と思うことがほとんどです。

美容の患者さんが望んでいるわけではないですが(笑)。。)

 

患者さんは、情報が氾濫する中から自分でとりあえず選ばないといけないわけですが、何をやるにしても選ぶにしてもメリット・デメリットの両面があるので、自分にとって、どちらが今大事なのかを見極めるしかないです。

治療のメリットデメリット両方を説明してくれる医師にまずはかかってください。

反対の意見がある場合は、それも必ず聞くこと。

メリットデメリット両方聞かないと、治療は選べないと思います。

わかりやすいメリットにだけ、飛びつかないでほしいです。デメリットのない治療はありませんよ。

 

ちなみに医療用のサプリは、メーカーによってもクリニックによっても値段はバラバラです。

自費治療ですから、いくらで売っても自由なわけです。

 

ちなみにうちでは、ヘム鉄1粒 70円(税込み)、ビタミンBコンプレックス 1粒 70円(税込み)です。

両方で1日140円です。

状態の悪い方には確かに1日1粒ずつでは全然足りません。

でも、食事を患者さんが頑張るだけで、たった1日140円でも1か月で元気になった方はたくさんおられます。

病態の程度によるところが全員安くて済むとは言えないわけですが。。

1日140円なんて、今買っているペットボトルやお菓子のことを思えば、安いものかと思います。

同じサプリでも高額で売っているところもあるし、でもどこででも、強制で買わせたわけではなく、高かったら買うのを止めて、他のクリニックに行けばいいわけです。

いつも患者さんに言いますが、サプリの値段(月々に払う金額)を決めるのは患者さんです。

最低の目安は言いますが、出せないものを出せないわけで(それで良くならないと言われたら困りますが)、出せる範囲でとりあえず頑張るしかないわけです。

そこに、安いサプリが足しになればいいと思いますが、安いのも積もり積もればいい値段になりますから、その分、1粒でも多くいいサプリを飲むか食費に回すほうがはるかに体にいいと思います。

一部のサプリはバラ売りしているので、ヘム鉄 37粒、という買い方をされている方もおられます。

予算内で、めいっぱい飲むわけです。

 

 

昨日の鉄剤の話を続きを今朝のFacebookに少し書いたので、それをコピペしておきます。

 

ついでに、「栄養療法」と一口に言っても、やっている内容はクリニックによっても医者によっても全然違います。

正解は確かにないのですが、

データの深読みをしない限り、お話にならないのと、

(もちろんデータの深読みすらしない医者に診てもらっても意味がないです。問題だらけでも、放置されたりします。せっかく検査したのに。。。)

フェリチン上げることしか頭にない医者に診てもらっても意味がないです。

一体、何がしたいんだか。サプリを売りたいだけだったりして。

 

そして、グルテンとカゼインの害について知った上で、治療を考えていかないと(どこまで制限させるのかは別問題です)、やられた腸を治すのに、莫大な時間とお金がかかることがあります。

(オーソモレキュラ――療法では、牛乳やチーズ、ヨーグルトも積極的には勧めていません。場合により、徹底して抜いてもらうことがあります。)

 

油では、魚は絶対に摂らないといけません。肉の量が魚を超えたらいけません。

リノール酸の問題もあります。

リノール酸を積極的に摂ることは勧めていません。

EPA/AA比にすごく捕らわれる必要はないのかもしれませんが、あまりにひどいのはどうかと思うし、HDLコレステロールとLDLとのバランスは診ておかないと、ほんとにLDL酸化してしまいます。

 

特に、ガンや慢性炎症疾患の患者さんは、リノール酸にはかなり気を付けられたほうがいいです。炎症反応の助長は可能な限り避けたいものです。

植物油脂(大豆油など)は摂らないように。

そして、これ以上なるべく活性酸素を増やさないような食事はサプリに気を付けていただきたいです。

フェリチン上げることばかりに気を取られていると、万が一、おかしなサプリのせいで酸化ストレスが上がってしまっては目も当てられません。

自然と違うことをするのであれば、それなりの安全性が確認されているものでないと、危ないです。

ちなみに、そういう消耗性疾患の患者さんに一番大事なことは、炎症反応の抑制(抗酸化対策)とATPの産生を潤滑にしてあげること、異化亢進を起こさせないことです。

フェリチンが最終目標でも最初の目標でもないです。

フェリチンが上がるのは(マスクされていない値が)、あくまで結果論です。

この上の3つが達成できているのなら、フェリチンは上がらなくてもいいです。他に使われて上がっていないだけですから。

 

糖質制限というか、血糖値の安定化を目指していますが、どこまでの糖質制限をするのかは、かなりの個人差があり、これは検査しないとわかりません。

「糖質制限」にこだわるあまり、人工甘味料の摂りすぎで腸内環境の悪化、チーズをがんがん食べてて魚全然食べていない、質の悪い外食の油ものもガンガン食ってる。。。

 

「木を見て森を見ず」

そこだけピンポイントで見てもダメなんです。

 

本当に体調で悩んでおられる方は、ネットの情報に振り回されるのではなく、やはりちゃんと栄養解析をして、今の状態を把握されることが先決だと思います。

 

病態が重ければ重いほど、食事指導、必要なサプリの量や種類は千差万別で、個人でネットで勉強(勉強ではなく、洗脳では?)したからって、できるものではありません。自己流の限界はすぐにやってきます。

自分だけで頑張れる余力は残っていないんです。。回復を待っている時間がなかなかないと思います。

そここそ医療の力を借りて、引き上げてきたほうが絶対に楽だと思います。

効率も考えないと。

 

お金もかけずに仕入れた情報だけで結構良くなる方というのは、程度の軽い方です。

 

病状によったら、お時間のない方こそ、自己流で、なんちゃって栄養療法をしている場合ではありません。

ちゃんとしたクリニックを受診されてください。

ご本人がしんどくて遠方でいけないというのであれば、ご家族の方が血液検査のデータを持ってとりあえず相談に行かれてください。

情報はある程度お金を出して買わないと、おかしな情報に振り回され、時間の無駄です。

基本を押さえた上で、応用されるのはいいと思いますが、根本から間違っていると、軌道修正をしている時間がなくなります。

病状の悪化は、栄養欠損がひどいと一気にしかも突然来ますから、そういう意味では一刻も早くベースを上げておいてほしいと思います。

 

最初お金がよけいにかかるように思われるかもしれませんが、結果、トータルで見たらお金はかからないんじゃないでしょうか。

ポイントを押さえた効率化です。

 

わらをもつかむ、ではなく、ちゃんとしたロープをつかんでいただきたいです。

 

以下、Facebookのコピペです。

 

 

さて、昨日の鉄剤の続きですが、昨日書きませんでしたが、非ヘム鉄でものすごく吸収が良いのがあったとすると、鉄のくっつく場所DMT-1が鉄で占拠され、他のミネラルが入らなくなります。
競合して、他のミネラルの吸収阻害を起こすので。反って体を悪くします。
何でもバンバン入れればいいと言うものではありません。

そう言ったことがわかっているメーカーが作らないとも本当に飲まないほうがマシです。
そのお金でレバーと肉食べてるほうがよほど体のためです。

市販のヘム鉄を飲んでいる方がたまに来られますが、GMP工場で創られたものでなければ、書いてある成分表示は違ってます。
書いてある量の半分以下、ひどい場合はヘム鉄すら入ってないというひどい商品もあります。

摘発されない限り、誰もお金出して調べませんからね。

今あなたが飲んでいる市販のサプリは、値段の割と比べて、なにか良いことがありましたか?

安物でも何種類も飲んで、平気です一万二万と使っている方もざらにいます。

クリニック用よりも遙かに高いサプリを何個も飲んでいる方もおられました。
(もちろん何も効いてません)

市販のサプリはが「健康補助」としての商品ですから、完成品に入っている量を調べる義務も法律でないし、効かす必要もありません。
儲けるためにやっているところがほとんどなので、GMP工場で造ったらコストパフォーマンスかかってしょうがないので儲けが減ります。
なので、そんなことはしません。

そんなレベルのサプリで、なにか他に良いことがあればいいんですが(プラセボじゃなくて)…。
品質を確認した上で、「健康補助」として使うのであればありだと思いますが、そのお金をいったん食費に回しては?
市販のわけのわからないサプリよりも、まずは肉魚卵をちゃんと食べましょう。

SNSの世界で、栄養療法?をやっている医者が、フェリチン大会を開いている話は以前にもしたと思います。

「フェリチン信仰」、フェリチンバカと言っていいレベルかと思いますが、フェリチンだけ高くして、一体何をしたいねん、という本末転倒ぶりぶり。もう1種の信仰宗教?って感じです。

 

鉄代謝の評価をする際にフェリチンは確かに私も調べますが、診ていく順番は、フェリチンは最後のほうです。

最初には診ません。

最初に診たところで、炎症や溶血があるかな、あるかもしれないなと評価をするだけで、そんな値はそのまま信じたら、大変な目に遭います。

 

フェリチン信仰の人はご存知ないと思いますが、フェリチンは鉄の貯蔵庫なので、貧血の改善もせず、質のいい赤血球も造らず、含鉄酵素を造ることもせず、いろんな臓器で働くこともなく、貯蔵庫に貯めてばっかりいても体にはな~んにも役に立ちません。

 

体壊してまで生活切り詰めて、苦しんで苦しんで、でも貯金は億万長者並みにある。

こんなお金持ちって、羨ましいですか?

しかも、本人はお金と思っているかもしれませんが、全部偽札だったとか、お金増えすぎてトラブルが逆に舞い込んでしまったとか、そういう顛末付きというお話。

フェリチンバカというのは、これと同じです。

 

例えば、生理のある年齢の女性で、フェリチンが30だったとしましょう。

私は、30でも信じませんね。本当かもしれませんが、疑ってかかります。

フェリチンが8だったとしても、まだマスクされていて、本当はもっと低い可能性もあります。

フェリチンだけ測っても、どれだけマスクされているのかはわかりません。

なので、他の検査項目を足した方がいいんです。

(足せない場合は、本当に参考にしかなりません)

 

それを、300や500、あろうことか1000なんて、アホかっ?!

それ、おかしなサプリのせいでなっていると気づいてもらえなかったら、ガンかと疑われて、不要な検査、山ほどされますよ。

脅しじゃなくて、ええ、ほんとに。。。

 

病院で処方される非ヘム鉄、ありますよね。

検査もされず、ず~っと飲んでいたら、300くらいまではいくことがあるのかな?

でも、普通は病院で貧血の検査されますから、300まで行くことってまああまりないと思います。

内科や婦人科のちゃんと診ている先生であれば、貧血はフェロミアなどの非ヘム鉄しかいく薬がなく、飲ませていても、胃腸障害は言われるし、フェリチン変な上がり方するのに、患者さんの貧血(症状も含めて)はちっとも良くならないし、途中で止める先生も多いです。

それでも仕方ないから出し続ける先生もいます(だって、他にないから。患者さんが飲みたくないと言うまで出す。)。

わかっていて、最初から出さない先生もいます。

 

そのフェリチン信仰で勧められているのが、「フェロケル®」というキレート鉄です。

ヘム鉄ではなく、非ヘム鉄で、キレートされていることで、非ヘム鉄特有の胃腸障害の副作用がなく、そして吸収率が抜群にいい、フェリチンがバカみたいに上がる、というのが、勧められている理由です。

 

非ヘム鉄とヘム鉄では、口から腸に入ってきた時の吸収の経路が違います。

万が一ということがありますから、いろんな経路で鉄が吸収される工夫がされているわけですが、人間の場合は、基本はヘム鉄がメインの経路です。

(非ヘム鉄では吸収が悪すぎるので。そこまで大量に食材で摂るというのは、なかなか難しい。)

 

非ヘム鉄が吸収される場所ですが、小腸粘膜の上皮細胞の絨毛という先の先っぽに、DMT-1というくっつく場所があります。

これはもう決まっています。

今日、電子顕微鏡で非ヘム鉄が取り込まれている写真を見せていただきましたが、絨毛の先に、チョン!と鉄がくっついていました。

(黒くチョンと染まっていました)

 

ところが、フェロケル®は、絨毛全体が真っ黒!!

いや~、恐ろしい光景でしたね。

異常やわ。。。

吸収率がいいのがこれの特徴ではあるんですが。。。

 

こちらのフェロケル®は、開発されたものですが、どうもDMT-1を介さないようで、違うトランスポーターがあるらしいです。

非常~に不自然。

 

ヘム鉄にしても非ヘム鉄にしても、他のビタミンミネラルにしても、経口で(口から食材で)摂る場合、過剰症には本来なりません。

体のホメオタシスがちゃんと働いて、必要な場合は吸収するし、過剰であれば吸収しないで流れていきます。

(薬や人工的に作った合成のビタミンミネラルは、そうはいきません。過剰症があり得ます。)

ヘム鉄も普通の非ヘム鉄も、自然界に存在する物質ですから、体にちゃんと調節する機能が備わっていると思います。

(ちなみに、ヘム鉄は、HCP-1というトランスポーターです)

 

ところが、このフェロケル®は、そのどちらからも入らないので、ホメオタシスが働かないから、バンバン入ってしまうのでは。。。?ということらしい。。

 

鉄だけたくさん入ってきても、鉄だけではどうしようもなく、使いきれなければ、逆に邪魔だったり、ホメオタシスが働いていないところではなにが起こってもおかしくないこともあるので、まだ知られていないだけでなにか起こっているかもしれない。。

ヘモジデリン(鉄沈着)を起こしたり、万が一フリーの鉄が血中に入ってしまったら、活性酸素出しまくりです。

そういったこともちゃんと調べられているのでしょうか?

薬の場合は、副作用合併症などちゃんと(一応)調べられます。特に過剰症になった場合に何が起こるのかというは、やはり危ないので、特に調べられます。(上限も決めないといけないし、どの量が一番効果的なのかも出さないといけないから)

 

そういったことも(データの深読みも含めて)わかっているドクターが、ちゃんとこまめに血液検査もした上で、鉄過剰を見過ごすことなく、鉄に利用が上げられるように工夫しながら、吸収率がいいし安いから使うというのは、ありなのかもしれませんが(私は使いません)、血液検査もせずに、「安くていいんでしょ」と安易に購入して飲み続けるものではないと思います。

 

うちには、そんなものを飲んでいる患者さんはまだ来ていませんが、他のオーソモレキュラー療法やっているドクターのところには来られているようで、えげつないフェリチンの値になっていて、自覚症状(貧血も含めて)の改善どころか体調が余計に悪くなって、かなり問題になっていました。

(前から問題になっていましたが)

 

ちなみにですが、オーソモレキュラー療法をされているドクターで、フェロケル®を患者さんに出している先生を知りません。

オーソモレキュラー療法では、効率よく、しかも安全なヘム鉄を使いますから。

 

貧血も改善できないのに、フェリチンだけ高くて何がしたいのか。

そのメーカーのステマ(ステルスマーケット。ようややらせとかサクラってやつです。まあ、ぐるなわけです)だったら知りませんけど、

メーカーと組んでいるやつはウハウハですわな。信じて買った人がバカを見る。

 

ネットの情報だけで、専門クリニックにもいかず、サプリをネットで買って飲み続けるのは止めましょう。

効果がなかった、お金が無駄だった、というのはお金だけの問題ですが、不調になったら、ほんとに目もあてられませんよ。

食事を変えるくらいは無理のない範囲で自分で始めてみるのはいいと思いますが(持病のある方は必ず主治医と相談して)、市販のサプリは普通は病態改善までいきませんし、血液検査に影響が出るようなことは通常ありません(そこまでのものじゃないということです)。

なので、皆さんが勝手に飲む分には、検査しなくても問題ないわけです。

血液検査に影響が出ているとなると、薬と同じ扱いになりますから、これは、診察も受けずに勝手に飲んでいいものではないと思います。

 

このブログや私のfacebookを読んでくださっている方は、せっかくこの記事を見つけたわけですから、ほんとにいますぐ止めてください。

専門クリニックで診察と検査を受けてください。

ひどくなればなるほど、回復させるのにもお金と時間がよけいにかかります。

 

早いですね。もう11月ですね。

夜はすっかり冷えますね。もう手袋がほしいと思う時もあります。女性の皆さんは、もう裸足は止めましょうね。足元から冷やさないように。

薄着でもヒートテック着るとか、体も冷やさないようにしてくださいね。

そろそろ感染症の季節も始まります。

 

さて、11月キャンペーンのご案内です。

 

10月とさして変わらない結果になりました。

 

①レーザー処置されている方だけでなく、肌荒れ相談・スキンケア相談されている方にご好評のイオン導入無料キャンペーン。

続行することにしました。

患者さんの経過を診ていると、やっぱり1回だけでも、悪循環から脱出できるお手伝いなっているようです。

イオン導入自体は、侵襲性がありませんから(普通は副作用がほぼない)、予算に余裕のある時は足しておかれるといいとは思います。イベント前とか。

 

ただし、たかがイオン導入もやり方を間違えると、顔擦りまくっているのは、医療あるあるなので、自宅での美顔器の一切の使用は勧めていませんし、エステでのイオン導入も勧めていません(なぜかエステでは、顔にオン導入で火傷がよく起こるという不思議なことが起こるようです)。

クリニックでも教育がなっていないところは、イオン導入で擦りまくられて、余計に肝斑がひどくなるという方も時々います。

 

なんでもそうですが、処置の名前が同じだったら中身が同じわけでは全くないので、その辺は理解された上でクリニックをお探しくださいね。

 

②秋冬恒例行事になってきましたかね。

しわたるみを気にして治療をされている方には、ご自宅でできるホームケアでのシワたるみケアのための化粧品10%オフです。

たかが化粧品とあなどるなかれ。

そこはさすがにクリニック専売品ですから、そこそこいいです。長い目で見ると。

ただ、「効く」ということは副作用もなにかしらあるあけですから、適応のない方もいます。

ちゃんと肌を診て、使い方や注意事項を理解された上で使うから、効くわけです。

もちろん、他のスキンケアもできている前提です。

効かすには、条件が必要です。

 

③秋はなんでも美味しいですよね。特に炭水化物が。

部分痩身のキャンペーンですが、基本皆さん、太っていなくて、あくまでも部分痩身を言われる方は、ほとんどが細いです。

で、食が細い。

たくさんタンパク質食べられないんですよね~。

栄養補充としてもオーソプロテインはおススメです。

 

④秋は抜け毛シーズン本格派です。

なので、育毛剤・ヘアケア化粧品関係10%オフです。

試したいものがあれば、どうそこの機会にお試しください。

 

⑤敏感肌の方がいろいろ引き続き試せるように、敏感肌用化粧品10%オフにて、試しやすいようにしています。

やっぱり2週間は使わないとわかりませんからね。2週間使おうと思ったら、現品買わないとなかなか難しい。。

 

⑥秋は日焼け止め油断されている方が多いです。

秋の行楽シーズンというのは、春と同じくらい危険なことも。。

気候jがいいので、寒かったりもするし、わりと日焼け止め塗っていない方が多いです。

真面目にぬっている方と他力本願な方とで、ここは極端に分かれますね~。

油断されませんように、レーザー処置されている方は、日焼け止めが10%オフです。

 

⑦栄養解析されている方には、いつものグルタミンプレゼントです。

こちらも好評です。

感染症本番を迎える前に、免疫力を上げておきましょう、

なので、ビタミンDのサプリとオリーブ葉のサプリを引き続き10%オフです。

 

⑧キャンペーンでプレゼントしているものの中で、糖質制限のお菓子もビタミックスも人気ですが、実は密かに人気なのが、プロテインですね~。

 

プロテイン、一気飲みしたらダメですよ。

薄愛でちびちび飲んでくださいね。

こちらもfacebookで反響の大きかったのをコピペしておきます。

すみません、まだ今日は仕事が残っているので、コピペです。

 

 

妊娠したとなると、これまた栄養たくさんいります。
だって二人分ですからね。

 

最初肉眼ですら見えない大きさの受精卵が10ヶ月ほどで、人間の赤ちゃんの大きさまで育つわけですから、ものすごい細胞増殖しないといけないわけで、細胞分裂もそのあとの分化誘導(細胞の成長)もスムーズにいく必要があります。

 

なので、栄養はいくらあっても足りないんです。
奪われた母体のこともありますから、赤ちゃんも元気!お母さんも元気!となると、必ず二人分いります。

 

栄養療法をされていて妊娠された別の患者さんですが、たくさんのいろんな栄養素が必要となるんですが、ある日「ビタミンAは妊娠したら摂ってはいけないと聞いた(ネットに書いてあった)」と言われました。

 

 

はい、これ大ウソです。

ヒドい場合だと、管理栄養士と名乗る輩が、「妊娠したらビタミンAを摂ってはいけない」と堂々と書いてあって、国家資格返上しろ!と言いたくなります。

 

厚労省の国民の栄養の摂り方の見解のところに、「妊婦は過剰には摂らないように(サプリ含む)」という注意書きがあるだけで、「摂るな!」なんてどこにも書いてませんよ。

 

じゃあ過剰ってどれくらい…?

 

毎日1kgレバー食ってるとか?
それは食べ過ぎというか、栄養素片寄りすぎでしょう。
毎日1kgも食べてたら、他のもの全然食べてないってことでしょうし。
量ではなくて、それこそ「バランス」ってものです。

 

昔、合成のビタミンAのサプリを飲んでいる妊婦さんから先天異常(昔で言うところの奇形)の赤ちゃんが生まれて、それからビタミンAの過剰(サプリで飲んでたから)は良くないとなったわけです。

 

ところが、これ話に続きがありまして。

 

妊娠出産となると、ある一定の確率で、先天異常(発達がうまくいかなかった)の赤ちゃんは出ます。
人間に限らず、すべての生物、生物だけにも限らず、すべての生産されるものにおいて、避けられないことです。
確率が高いか低いかが問題になるわけです。

 

ビタミンAを摂っているお母さんのグループと、摂っていないお母さんのグループを調べてみると、摂っていないお母さんのグループのほうが先天異常の確率は高かったんです。
事実は真逆です。

 

コレステロールの時と同じで、草しか食べないウサギに卵10個も20個も食わしたら、そりゃあ血管詰まって死ぬっちゅーねん。
それから卵ダメ~!となっちゃったんですね~。
そもそもこの実験、なにがしたかったんだか…。

 

そういう質の悪い都市伝説が常識であるかのように世の中いっぱいあると思います。

 

ビタミンAを心配されていた患者さんにその話をしました。
その方は、研究職の方なので、「細胞の分化誘導にAが必ずいるでしょう?」と言うと、あ!絶対にいりますね!と気付かれました。

 

医者もそうですが、オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)の基礎は、すべて生化学の本に載っている当たり前のことなんですよね~。
でも、生化学の勉強したときには、実際問題につながらないです。ただの化学の勉強で終わってしまっているんです。

 

その方も安心して、レバー召し上がられました。
今月出産のはず。
食事はすごく頑張っておられました。サプリも無理ない範囲で飲まれてます。
経過はものすごく順調で、お母さんも赤ちゃんもすごく元気です。
もうすぐ初対面ですねえ。
楽しみですね~。

 

 

 

 

もう10月ですね。ハロウィンですね。カボチャの美味しい季節となりました。

 

さて、ハロウィンキャンペーンです。

今回の目玉は、資生堂NAVISION DR から新しいシリーズが出ます!!

その名も、「TAバリアシリーズ」(ローション、エッセンス、クリーム)!!

資生堂の科学の結晶です。

皮膚のバリア機能の研究というのをかなりされていまして、それが美白もプラスされて、やっと形になった、という感じでしょうか。

 

NAVIOSION DR シリーズというのがありまして、美白に特化したクリニック専売化粧品ですが、私はNAVISIONの上の方に、敏感肌でも安心して使える美白のシリーズを作ってほしい~!とずっと言い続けていました。

「今、極秘で作っているから、待っててください!内緒でね!」と教えてくださってましたが、どこまで社交辞令かもわからないし、どちらにしろ待つしかないので待っていたら、本当に作ってくださってました。

私が言ったから作ってくれたわけではもちろんないと思いますし、私と同じことを資生堂に注文しているドクターはたくさんいたと思います。

す~っごく嬉しい!!

 

テスターを一式いただいて(また写真をアップしておきます)、でも私は保湿はしていないし、触感を確かめたくらいですが、うちの家族(乾燥肌)に使わせてみたところ、とても気にいってました。

 

私も北海道旅行の話ですが、旅行の時に純石鹸は持っていっていません。

たいてい、そこのボディソープで顔を洗って終わりです(その前に、アトピコのオイルDはなじませて)。

サウナで、いつもみたいにしたら、置いてあるボディソープがマイドルなもので、なかなかオイルが落ちず、ま、平気かと3回洗ったんですね~(私自身は脂性肌です。なので、結構強い)。

 

そしたらさすがに、顔がひりひりしまして(低温バスとか長く遣っていた(ちっさいプールみたいになっていて、誰もいない時にちょっと泳いだ。。)、いつもだったらレチノールを塗るんですが、これはちょっとダメかもと、このTAバリアシリーズを塗ったら、翌朝にはすっかり元通り。

うん、いい感じだと思う。

 

しばらく様子を見ますが、おそらくTAシリーズからすべて切り替えると思います。

これを機に、スキンケアプロテクトも在庫が無くなり次第、終了とします。

全員、モイストプロテクトにもう切り替えていらっしゃいますしね。

前のほうが良かった、という方がいたら困るので様子を見てましたが、誰も言わなかったので、もういいかなと思います。

 

ちょっと嬉しいので、切り替える方にもおすそわけです。

最初切り替える時もご不安でしょうし、NAVISIONシリーズ全商品、10%オフです。

うちの患者さんであれば全員OKです。

 

そして、秋になって、寒暖差や湿度の変化、秋の花粉、夏の後遺症などなど、秋は秋で肌荒れの季節です。

そこで今回は、処置された方にイオン導入プレゼントしていたのを、スキンケア相談や肌荒れ相談などの診察を受けた方にも、イオン導入をプレゼントいたします。

ご予約の時に、お申し付けください。

当日いきなり言われても対応はできかねますので、ご了承ください。

処置されていない方がされる場合は、その後の予約が詰まっている場合は、前もってご希望されていてもできませんのでご了承ください。

その後の時間が空いている時限定です。

 

 

そして、薄毛抜け毛に、育毛ですね。引き続き、育毛キャンペーンです。

部分痩身も定番ですよね。効く方は1回で効くから、私からするとムチャクチャ羨ましい=!!

 

肌荒れで困っている方はとても多いので、サンプルプレゼントと敏感肌用化粧品(大島椿アトピコスキンヘルスシリーズ、資生堂ドゥーエ、ロート製薬DRXシリーズ、NAVISION一部など)をご購入される際は、10%オフです。どうぞご利用ください。

 

栄養療法されている方は、定番ですね。

秘密のキャンペーンは、お電話でお聴きください。

「オーソPro」がいよいよ10月4日から発売です。

もう当院にも入荷しておりますので、どうぞご利用ください。

オーソのサプリも1個ご購入につき、500円のサプリ割引券を差し上げます。

 

 

 

今日、「そこまで言って委員会」で医療の話をやってましたね。

 

臍帯血を無届けで、ガンの治療やアンチエイジングの治療に使っていたクリニックが逮捕された話題も出ていました。

自費治療の闇と言いますか、保険診療ではないので、医師の責任において自由にできるのが自費診療です。

その治療が本当に正しいのかどうか、判断が難しいところです。

 

ゲストの森田先生だったかと思いますが、はっきり前後を聞いていたわけではないので違うかもしれませんが、この臍帯血の効果を聞かれて、「絶対に効かない」とおっしゃっていたような気がしたんですが、そうでしたか?

 

この逮捕に至ったのは、無届けでやっていたことが違法行為で、厚労省初の摘発にいたったわけです。

再生医療は、数年前から届け出制に代わり、そのまた何年も前から言われ続け、やるクリニックは、届けができるように準備するようにずっと言われてきました。

準備期間は十分にあったと思います。

まあ今回の場合は、準備云々というよりも、横流しされた臍帯血を違法に使っていたわけですから、根本が違いますね。

 

臍帯血が、ガンやアンチエイジングに効くのかどうかは、私はそこまで勉強していないからわかりませんが、「絶対に効かない」と言いきることはできないと思います。

自費治療では、それ専門の分野でのエビデンスがあったりします。

まゆつばものもあったりすると思います。

論文や学会発表になっていないだけで、実際に、なぜだかわからないけど効くものもあります。

そういう経験が積み重なって、効く場合と効かない場合が徐々にわかってきて、論文や学会発表はまだされていないだけ、ということも実際にあります。

 

オーソモレキュラー療法も自費治療の最たるもので、一般の医師が知っている論文や学会発表では知られていないだけだったり、注目されていないだけで、専門の学会ではちゃんとデータがあったり、論文があったりします。

そういうことがベースに治療が徐々に確率されたり、もともとは生化学ですから、生化学の基本から考えたら、これが効くはず、と自然と治療が決まったりします。

 

普通の保険診療をやっているだけでは、知らないことがたくさんありました。

 

ガンになった時に、芸能人が、すぐに手術(切除)を勧められたけど、切らないで済む方法を模索して、民間療法だか自費治療(免疫療法?)に走ったらしい、という話も出ていました。

(真相はわかりませんが)

 

私は、自分自身がガンになったら(家族でも)、切れるならさっさと切ってしまえばいいと思っています。

 

ガン細胞の体積というか数を減らすことって、意味があると思います。

ただし、手術の侵襲性が、多大なる犠牲を強いらない時です。

普通の病院で手術する場合、切れるものしか手術の提案はされないと思いますから、担当医から切ろうと言われたのであれば、もうほんとにさっさと切れ!と思います。

 

ガンが見つかった時点で、どんなに初期であろうと、検査で発見されたからには、もうかなりのがん細胞の数です。

細胞なんて肉眼で見えないのに、それがCTなどで見つかるって、どんだけガン細胞おるねんっ?!って話です。

そこまでがん細胞が育つほど、自分の体の免疫細胞がさぼっていたというか、働いていなかったのか、あるいは、ガン細胞の勢いのほうがどちらにしろ勝ってしまったわけで、見つかった時点で、仮に免疫を高める治療を始めたとしても、そこまでの塊の大勢のがん細胞をやっつけさせるのは、かなり大変じゃないかなと思います。

 

手術で、ガン細胞の体積(数)を減らして、その間にも自分の免疫力は上げておいて、残っているがん細胞を殺してもらうほうが、免疫細胞も働きやすいのではないかと思います。

 

ガン細胞が塊で見つかった時点で、細胞がどこかにもう飛んでいるかもしれない。

だから、手術をしても無駄だ、という意見もありますが、体積を減らすことは大事だと思います。

どこにどれくらいのガンができたのかにもよりますから、そこはちゃんと主治医とよく相談はしてください。

 

その後(もしくは前に使うこともあり)に、抗がん剤や放射線を使うかどうかは、また別の話。

 

昔よりもいろんなことがわかってきて、抗がん剤もガン細胞の種類によって選んだりすることもあります。

こればっかりは、そのガン専門の医師でないと、医学がすごい速さで進歩していますから、わかりません。

データに振り回されても困りますが、やる価値のある抗がん剤もあるわけで、それはほんとにケースバイケースだと思います。

その方の年齢や状況、体調、体力、持病などによって、同じガンでも全然違うはず。

 

抗ガン剤をいくにしろ、いかないにしろ、どちらにしろ、ガンにも抗ガン剤にも負けない体力が必要です(運動や筋トレすることではないですよ)。

 

サプリを飲むのかどうかは、これもまた別の話で、ともかく食事療法はそれほどお金はかからないわけですから(ガン治療や自費治療の免疫療法などよりも)、もうほんとの早く始めてほしいです。

 

サプリは、ガンでなくても、ほんとにキリがありません。

いくら飲んだから、ガンが消える、消せる、とトータル予算が出せるものではありません。

でも、そんなこと言いだしたら、保険診療のがん治療もそうですよ。トータルいくらかかるのかなんてわかりません。

 

サプリ購入は、必ず予算のことが付いて回りますから、予算はご自分で決めていただいて、その中で頑張るしかありません。

あとは、食事療法を死ぬ気で頑張る!

ただ、間違った食事療法は、「療法」ではありませんから、そこを間違えないようにしていただきたい。

 

いろんな考え方がありますから、何がその方にとって一番いいのかは、わからないこともあります。

それだけ、個体差というものがあります。

人はそれぞれ違うんです。

だから、いろんな考え方があるわけだし、ないといけないと思いますが、自分に合う方法を一緒に考えてくれるドクターに巡り合っていただきたいものです。

普段から、なんでも相談できるドクターを見つけておくことが一番の近道です。

もちろん、ガンにならない・なりにくい体作りが一番大切です。

9月キャンペーンのお知らせを「お知らせ」にアップしました。

よろしければ、そちらもご覧ください。

 

もう夏が終わり、秋が忍び寄ってきているのがわかりますね。

朝晩めっきり冷え込んできました。湿度も少し低い時が出てきましたね。

でも、紫外線はまだまだ強いです。9月中は、夏と同じくらいに思ったほうがいいです。日が暮れるのはかなり早くなりましたが。。

日中の寒暖差が大きいので、秋は秋で、季節の変わり目は、お肌にとってもまた過酷な季節です。

夏に受けたダメージが残っているまま、秋~冬へ突入となると、乾燥ジワなど一気に増えますね。

 

そこで保湿化粧品の10%オフキャンペーンです。

ナビジョンの適応は、セットでのご購入のみとさせていただきます。

ドゥーエやアトピコは、単品でも割引です。

 

そして、春もそうですが、こういう季節には、イオン導入をちょっと足してあげるのが私流におススメです。

 

ただし、たかがイオン導入でも、何を入れるのか、やり方もそうですが、ほんとに全くの別物になりますから、どこのどんなイオン導入でもおススメなわけはないですよ。念のため言っておきます。

根本的に顔のことは、間違ったスキンケアをしていると、どんなにいいことをしても効きませんから、まずはスキンケアが先決です。

 

 

乾燥に伴って、シワも目立ってくる季節になりました。

シワ対策用化粧品がキャンペーン対象です。

お使いのものが対象かどうかは、ご予約の時にお聴きください。

 

そして、秋は抜け毛のシーズンですから、ヘアケア・育毛関連化粧品の割引です。

正しいヘアケアがあってこその、育毛化粧品ですよね。

栄養療法やサプリメントのキャンペーンは、内緒ですので、ご予約を取られた時にお聴きください。

キャンペーンだけ教えてほしいというお電話してこられても、ご予約時に申し上げますので、ご了承ください。

 

あとは、キャンペーンではないですが、この季節、お肌のためにも、ビタミン点滴はおススメです。

いろいろ代謝アップしておかれると、体調としてもとても楽です。

ビタミンCは、2g、もしくは、6gです。

他に入っている内容もちょっとずつ違いますので、気になる方は、どうぞお問い合わせくださいませ。

 

他のキャンペーンは、なにか思いつたら足すかもしれません。

 

 

 

 

 

肝斑の治療なんて、散々書いてきたことなので最近は書いていませんでしたが、まだまだ世の中周知されていないんだなと思ったので、また書いておきます。

 

クリニックにかかってくる電話で、「シミに○○してほしいんですけど。」とレーザー名を名指しで電話してくる人って結構います。

 

まあ確かに、シミには、○○みたいに、世の中には雑誌など機械の名前が載っていたりします。

うちのホームページにも載っていますね。

でも、ベースに肝斑というシミがあったら、そのシミの部分だけに強い治療はやりません。

まあ、悪化しますから。

運よく悪化しなかったとしても、ロシアンルーレットみたいなもので、たまたま運が良かっただけ。

次も大丈夫とは限らない。

1回目がうまくいけば、患者さんは2回目もやってやってと言いますから(そらそうだ)、その後から、スキンケアがどうのこうの、日焼け止めがどうのこうの、次は悪化するかもしれないと言ったところで、聞いちゃあいません。

それなら最初に徹底して注意事項言っとかないと。

 

仮に言ったとしても、誰も悪化するとは思っていないから受けるわけで、悪化したら、説明していようが同意書取っていようが関係ないです。

「そんなの聞いていません!」となります。それを言うか言わないかだけの違い。

なので、うちでは、肝斑がある、可能性があるところに、シミのピンポイントの治療はしません。

(よほど理解が良くて、信頼関係のできている方で、悪化するかしれないことを覚悟の上であれば、あてること自体はダメではないと思います。まあうちではやりませんが。。)

 

肝斑の治療は、一にも二にもスキンケアです。三、四もスキンケア、五にも六にもスキンケアです。

(私の考える正しいスキンケアとは、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」にすべて載っています。ご参考までに。とてもわかりやすく、必要なことはすべて書きました。あとは、実践あるのみ。どこまでやるのか、できるのかにかかっています。)

 

ただ、スキンケアだけで良くなるのに時間がかかるので、その途中でいやになってあきらめる方もいるので、クリニック専売品の美白剤も使いますし、スキンケアをちゃんとやるのであれば、フォト(ライムライト)を使っての治療もやります。

フォトを使わずに、別のレーザーを使うこともあります。これは、肌の状態によって全然違います。

 

やっぱりね、美容医療のいいところって、お金払った分、ちょっと良くなるんですよ。

それを励みに、もっとスキンケアも頑張れば、早くきつい治療もできるし、しかも副作用も少なくできるから頑張ってスキンケアやってくださいね!とはい!頑張ります!!

となればいいんですが。。。

 

中には、スキンケアやらなくても、たった1回でこんだけ良くなるんだったら、もっとお金かければもっとよくなるんじゃない?!もっと強い治療をやれば、さらに良くなるんじゃない?!とあらぬ方向に行ってしまう他力本願系の方もいます。。

 

なまじ1回で良くなるから、そういう期待をさせてしまうわけで、良くならないほうがいいのか?と思ったりしますが、それは本末転倒ですから、やる前に、こんこんと説しますが、こういう方にはどこまで届いてんだか。。

 

最初は良くてもも、そのうち数回くらいで頭打ちです。

(回数は個人差がありますが9

だって、スキンケア全然やらないんだから、良くなるわけがないです。

最初があまりにもひどすぎるので、世間並のところまでお金と美容医療の科学の力で、引っ張り上げれただけの話。

そこからが本当の勝負なわけです。

なので、スキンケアをやっていない時間がもったいなさすぎて!!

 

先日もそんな電話がかかってきて、絶対にやってほしい!と言われるので、これはシミ治療希望で、レーザー名など名指しで言われる方全員にお伝えしていますが、

「もし肝斑があったら、話が変わってきますので、ホームページの肝斑のところも先に読んでおかれてください。」

そしたら、当日のカウンセがスムーズにいきやすいです。

(だいたい肝斑、もしくは肝斑の可能性がほとんどある。)

 

ところが、先日そうお伝えしたら、

「肝斑はトーニングでしょ?私トーニングしたいわけじゃないから。他でいろいろやっているので、わかっています。」

 

。。。わかってないっ!!

ぜ~んぜんわかってないですっ!!

今時、肝斑に、いきなりトーニングって。。。

 

そもそもトーニングの治療が出てきた時から、賛否両論があり、賛成派であっても、スキンケアの徹底と内服薬(トラネキサム酸など)などは必須で、それで数か月ほど様子を診て、それでもダメなら、レーザー―トーニングというのはセオリーです。

(それでもうちでは、トーニングを肝斑の治療としては使いませんね~。リスク高いから。)

学会でも副作用合併症などが問題になって、肝斑の治療のファーストチョイスでは全くありません。

 

肝斑治療=レーザートーニング なんて言っているのは、学会にも来ないような悪徳クリニックだけかもしれません。

初回¥9900みたいな。あるいはそれ以下とか。。(!) まあ、安売りクリニックのことが多いです。

スキンケアどころか薬の話もしないし、リスクの話もしない。

でも、お金は巻き上げる。もらった以上、やっているふりはする。

悪化したらめんどくさいから、とりあえず、一番弱いのでやっておく。

回数がいることを言って、コースを買わせる。

 

おきまりのパターンです。

(逆に、わけわからん設定で当てられて、ちょっとやそっとでは治らないくらいの合併症というか後遺症に悩まされている方もいます)

 

もうちょっとシミの治療も冷静になってほしいなと思います。

日焼け止めも塗らずにやれって、一体どうしろと?!と思いますが、強い治療はそうそうできません。

スキンケアの賜物なのが、今の自分の肌です。

お肌はどうですか? ちゃんと働いてくれていますか?

 

スキンケアだけでは足りなくて、ここでも栄養状態が絡んできます。栄養状態が良ければ、肝斑のひどいのにはならないのかもしれませんが。。。

 

うちでは、トラネキサム酸の内服を出すこともめっきり減りました。

肝斑治療の中でも一部の方のみです。

栄養療法されている方にはまず出しません。いらない薬ですから。

でも、皆が皆、栄養療法されるわけではないので、そういう場合は仕方ないので出します。

それでも他に手段があれが、ぎりぎりまで出さないですね。

出しても短期とか。。

 

早く気づいていただきたいものです。

良くなるのは、肝斑だけじゃいんですけどね。しわもたるみも体調も、いろんなことが変化があります。

しかもいい方に。

早い者勝ちです。