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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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シミと一口に言っても、そばかすみたいに見える斑点のものから肝斑までいろいろですが、シミとは別に地肌の色がどす黒かったり、灰色ぽかったり、赤黒かったりと、地肌のまだら感が全体にある方というのは、かなり難渋します。

 

そのまだら感の上に、濃いシミやら薄いのが重なり合って、もう何がなんだか、境界もわからなくなっていることもあるし、下にまだまだ隠れていることもあり、こういう場合、下に肝斑があるかもしれないと常に思っておかないと、後で大変な目に遭います(患者さんがね)。

 

シミの治療で一番早く、しかも安全に取れる条件というのは、白人のように地肌の色が真っ白で、シミだけこげ茶、というのが一番いいです。

 

少々強い光やレーザーをあてたところで、シミにだけ熱が入る。

シミ以外のところの火傷のリスクがほとんどありません。

 

ところが、ベースがどす黒いかったり、茶色の濃淡が全体にあると、茶色のところに光やレーザーが入りますから、シミの濃いところに、ものすごく熱が集まることもあるし、なにより地肌にも熱が入って、熱の入り方がいきなり極端なので、地肌の火傷のリスクがとても上がります。

 

そっちに光やレーザーも吸収されるので、肝心のシミのところにはなかなか回ってこない。。。

 

火傷のリスクと隣り合わせで、効果も悪いのにやるのか?

というのは、医者の考え方次第ですが。。。

 

ちなみに、火傷すると、その後色素沈着と言って、またシミになります。

 

オーソモレキュラー療法をされていると、シミの治療も紫外線にもレーザーなどで生じる活性酸素にも勝てるようになるので、そこに光・レーザーを足していくと、思っている以上に早く良くなるので、相乗効果の素晴らしさを実感します。

 

皆が皆、オーソモレキュラーされているわけではないですが、これは全員、スキンケアの徹底です。

 

スキンケアを頑張って、サプリまで飲まなくても食事で頑張っていると、時間は多少かかることもありますが(かなり個人差が激しい。。。)、数回で、結構、全体のまだら感がかなり消えることもあり、そうなると、多少の強い治療に入りやすくなります。

 

物事にはなんでも順番がありますから、今までの何十年と育ててきたシミが、たった1回や2回で取れる!と思っていたら、大間違いのこともあります。

 

数回でまだら感が消えていけば、とても素晴らしい経過です。

 

特に、赤みが混じっている方の場合、全員ではないですが、炎症反応が結構出ている方もいて、そういう方にシミの治療をしてもダメで、先に赤みの炎症を落ち着かせることが大切です。

(ほとんどの場合、化粧品や肌の触り方、が一番いい)

 

一見遠回りのようで、一番の近道。

 

長年、シミを育ててきた方は、根っこがしぶとく、時間がかかることもあります。

 

地肌のトーンが明るくなってくると、シミとのコントラストが余計目立つようになるので、先にいっておかないともめます。

(先に言っていても、患者さんは忘れていることも多いので、注意です)

 

赤茶色のくすみみたいな靄が晴れていくところを診るのがとても好きです。

 

今までスキンケア(特に日焼け止め)をしてこなかった方が、シミ治療となった時に、スキンケアを頑張れば結構すぐに良くなる方もおられます。

 

こればっかりは、経過を診ていかないとわかりませんが。。

 

シミも種類や色の濃さ、地肌の色の濃さやまだら感があると、治療の難渋しますから、まずはそれらをなくす治療から始めないといけません。

 

レーザーは強ければいいってものでもありません。

フェイスブックのコピペになります。

反響が大きかったので載せておきます。

関連ページは、こちら。

http://www.sej.co.jp/products/ag1705.html

 

乾燥肌タイプは、敏感肌用ではないので、アトピーとか皮膚に異常のある方は、これに限らず、医師に相談してから市販の化粧品は使いましょう。

(化粧品相談にちゃんと乗ってくれる医師でないと、なんでも使ったらいいと言われるか、なんでもダメと言われるかどちらかです。。保険診療では仕方ないです)

 

以下、コピペです。

 

前に加齢臭で紹介した、資生堂とセブンイレブンとの共同開発のシャンプーもボディーソープ。

セブンイレブンで見てきました。

 

普通のと乾燥肌用の、2種類があります。

 

乾燥肌用は、スースーしない と書いてあって、メンソールとか入ってない!

 

普通のは、メンソール確認しませんでしたが、洗浄成分に、ラウレス硫酸ナトリウム入ってる。

 

資生堂といえど、コンビニと共同開発となると、コスト下げないといけないので、仕方ないのかと思いました。

ラウレス硫酸ナトリウムもメンソールも入れない乾燥肌用を並べて出したのが、せめてもの資生堂魂でしょうか。

 

男性化粧品なので、加齢臭対策と書いてあるわけではないです。(→今見たら、ちゃんと加齢臭も書いてました)

 

男性臭の主な原因は、皮脂の酸化から来ますから、資生堂の加齢臭対策としても、かなりカバーできるのかなと思います。

 

加齢臭対策と書くと、まだ売れにくいのかもしれませんね。

 

男性臭対策は、売れる。

 

個人差はあるでしょうけど、気になる方は女性も使ってみればいいと思います。

 

ボトルも大きいし、なにより安い!
(純石けんよりは高い。当たり前ですが)

 

男性用も女性用も、ニオイ対策の化粧品って、これでもか!というほど、アルコールやメンソール入ってたり、洗浄成分がとてもキツかったり、殺菌剤消毒剤まで入ってるものもたくさんあって、
(というか、ほとんどの商品がそうです)
そんなの毎日使ったら、肌のバリア機能も、皮膚の常在菌のバランスもグチャグチャ。

 

そうなると、ますますニオイするんですよねー。

 

皮膚の常在菌のバランスは崩してはいけない。

 

ニオイを決めるのは、菌の種類によるところがとても大きい。

ニオイ対策で、このAg+の乾燥肌用、そういう意味でいいと思います。

 

1番いいのは、お湯だけで洗うことですけど、ニオイ気にしてる方に、いきなり石けん使うな、って言っても、怖くてやりませんよね。

お湯だけで洗えるようになる前の準備段階として、使ってみては?

 

前にも書きましたが、ラウレス硫酸ナトリウムは、安いシャンプーやボディーソープに使われています。
安価だから。

ヨーロッパでは使用禁止と聞いてます。

 

女性に人気の、ボタニカル風有名メーカーのには、人工的な香りプラスラウレス硫酸ナトリウムと、これでもか!という商品に仕上がってます。

 

有名な時計のハイブランドが出してるシャンプーやボディーソープ、高いホテルで置いてあったりするヤツ、ラウレス硫酸ナトリウムの塊です。
買えば高いのに…。

 

外資系のは、ホントに値段関係ないでよ。
イメージ戦略スゴいから。
中身は結構ヒドいのはたくさんあります。

 

国産メーカーで、安いのでない限り、ラウレス硫酸ナトリウムはめったに見なくなりました。
私が目にするようなものだけの話かもしれませんが。

先日の資生堂のレチノールのニュースリリースを紹介したときに久しぶりにニュースリリースを見たら、おもしろい記事が!!

 

https://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002513

「緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生することを発見」

 

加齢臭という言葉を作ったのは、実は資生堂なんですね~。

 

加齢臭の正体は、「ノネナール」という物質なんですが、「ノネナール(加齢臭)が皮膚ガスとして皮膚表面から放出されている」という知見に基づいての、今回研究結果だそうです。

 

ストレスがかかると、皮膚から加齢臭のノネナールが出るっていうことが証明されたということです。

 

昔、というか、加齢臭対策として、「ジョイフルガーデン」というシリーズの石けんとかシャンプー・リンス・ボディソープを発売されていました。

(強いニオイでマスキングするのではなく、別の香りと包み込むことで、全く別のニオイになるらしく、「ハーモナージュ効果」と言って、その技術を入れた商品が「ジョイフルガーデン」でしたが、かなり以前に製造中止・発売中止にされてしまいました。。。

カシスグリーンの良い香りだったんですが。。

 

気になった時に買えばいいと思っている間に、製造中止になり、とても残念です。。。

早すぎたんでしょうか。。

時代が追いつかなかったのか、とても残念です。。

あまり宣伝もされてなかったし。。

(宣伝したら売れたのかもしれませんが、「加齢臭対策」とわかる商品だから、店頭では買いづらいのか、ネット販売中心だったかと記憶しています。)

 

あれから資生堂の研究は進み、別のアプローチが!!

 

https://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002162

「コエンザイムQ10に体内から放出される加齢臭の抑制効果を世界で初めて発見」

2017年なんですね~。

気づきませんでした。

 

資生堂には、もっとそういう情報を、すぐ気づけるように発信してほしいものです。

こういうこと、あんまり言わないんだな~。

 

先に言っておきますけど、安物のコエンザイムQ10では、同じ効果はきっと出ませんよ。

念のため。

 

加齢臭対策としての石けんなどの話に戻します。

 

他のメーカーで、男性のニオイや加齢臭にしても、アルコールやメンソールが山ほど入っていたり、洗浄力が強くて徹底的に洗う!みたいな商品がとても多いのですが、商品によったら、殺菌剤まで入ってます!!

恐ろしいわ~。。。

 

殺菌剤にしろ、アルコールにしろ、洗浄力が高すぎるのも、皮膚のバリア機能を破壊するし、皮膚の常在菌の分布も変わるでしょうから、ガッサガサのアトピーみたいな皮膚になって、皮脂も出なくなったので、ニオイもしません、となるか、余計に皮脂が出てきて、常在菌の種類もバランスも変わって、余計に臭う。。という場合と。。

 

だいたい、この2種類かと。

 

殺菌剤入っているのも、アルコールたんまりなのも、洗浄力強すぎるのも勧めません。

 

ニオイが気になるなら、もうお湯だけで洗うことが一番いいんです。

皮膚のバリア機能を回復させて、本来の常在菌に戻す、ということが先決なんですけどね。

 

ニオイ気にしている人に、石けん使わずにお湯だけで洗え、って言っても、なかなかしませんよね。。

切り替えていってもらうのが、大変かな。

 

お湯だけに変えても、ちょっと日にち確かにかかりますけどね。回復させるのに。

 

どちらにしろ、洗い過ぎは止めましょう。

 

この資生堂のハーモナージュ効果を入れている商品が、「ジョイフルガーデン」はなくなりましたが、別の商品で出されているようです。

 

専科のボディソープ(泡で出るやつ)がハーモナージュ効果で宣伝してましたよね。

加齢臭対策とは言われていないので、どのニオイにどこまで対応しているのかはこれはちょっとわかりません。

 

Agスプレーで、エイジングシリーズのやつが、加齢臭対策になっているはずです。

 

あと、セブンイレブンとの共同開発のが男性用のニオイ対策。

いろいろ出ているようです。

これは、加齢臭にも対応ある程度しているのかなと思いました。

 

ニオイ=加齢臭 ではないので、いろんなニオイがあります。

 

まず、なんのニオイかがわからないと、対策ができないので、なんのニオイかを断定することが大事です。

 

ニオイが特定されても、どうしようもない時もあるかもしれませんが、おそらくだいたいのニオイ対策ができるはずです。

(お金はかかるし、スキンケアも必要ですよ)

 

洗い過ぎを止めるのは、全部同じです。

洗い過ぎて、常在菌が変わると、もともとのニオイとは別のニオイが出てきます。

これはタチガ悪い。

本来の、人間のニオイじゃないから。

(だからって、殺菌剤使ったらダメですよ。どんどんおかしくなるし、菌がますます変な方にいきます。菌全滅なんて、できないから)

 

皮膚のバリア機能が壊れても、常在菌のバランスが変わるので、スキンケアが必須です。

 

洗浄力の強いので洗ったところで、すぐにまた皮脂出てきますから、すぐニオイます。

皮脂腺、破壊するところまでやったらダメなんですよ。

別の問題が出てきて、皮膚はもっと悲惨なことになりますから。

 

 

拭き取りのボディシートありますよね。

なんでも拭いてしまえば、一瞬ニオイはマシになるでしょうけど、ほとんどがアルコールとメンソール入ってますから、何度もしているうちに、皮膚ボロボロで、ますますニオイがすることに。。。

そのうち、シミて使えなくなります。

 

 

これはすべての基本ですが、ニオイが気になる、という方は、出かける前にシャワー浴びたほうがいいですよ。

夜も入って、朝も入って、という方は、どうしても石けん使いたかったら、どちらか1回だけ。

2回は使わないように。

ほんとは2回ともお湯だけでいいんですけどね。

 

 

 

 

10月11日発売の女性セブン10/25号に、載ってます!

「これでマイナス10才 老け首リセット術」!

 

取材されて、私が原稿をチェックさせていただいたのは、69~71ページです。

72ページ以降は違いますが、アゴ下のたるみに、舌を前に出す体操は、私も言いました。

(手の平を合わせるのは言っていませんが)

 

首のシワやたるみって、実は、結構目立つし、ほんとに年齢出るんですよね。。

 

昔、とある女優さんが、顔はフェイスリフトしてピン!と不自然なまでに引っ張てるんですが、首がダルダルのたるみとシワだらけでギャップがすごい。。。

ご本人は気づいていないというより、気にならないのかな。。顔さえピンとしてたらいいのかな。。もうちょっとなにかしたらいいのに、と思っていたら、ちょっと前にテレビで観たら、首のシワたるみがマシになっていて、なにかされたのでしょう。

あまりにも顔とギャップがありすぎると、バランス、おかしいですものね。

 

首のざらざらは、顔同様、ダーマスコピーで50倍でアップにして診ると、20代の方でもイボだらけ、ということはあります。

年齢を重ねれば多いのは当然ですよね。

 

昔では考えられませんでしたが、20代30代でも、結構首のイボ、多いです。

小さすぎると、イボという認識はなく、「首のざらざら」みたいに思っている時も。

 

乾燥でもざらざらすることもありますし、キメが荒れているだけということもありますが、イボも結構多いです。

 

この記事でも紹介しましたが、レチノールを私はよく使います。患者さんいも自分にも。

 

市販のレチノールでは、イボまで取れませんよ。医療用のものです。

 

その方のお肌や栄養状態に合わせて、強さは選んでいきますが、いきなり強いのをしても副作用とか承知の上であれば、ダメではないですが、あまり強いのを栄養状態が悪い方がすると、レチノイド反応で赤黒くなるだけでなく、赤みが引いた後にも色素沈着が残って、消えるのに時間がかかることも。。

 

なんでも強ければいいわけでもないです。

 

この方法で、私は、何個か自分の首のイボを取りました。

今も取っている最中。

 

イボは、ほんとは炭酸ガスレーザーとかで無くしてしまうのがいいのですが(というか早い)、自分でやる場合、首は影になるので、小さいイボは鏡を見ながらやるのは、とてもやりにくい。

違うところに当たったら、炭酸ガスレーザー、危ないですしね。

(あくまで自分で鏡見ながらやる場合。)

 

その点、レチノールだと、肌全体が若返るし、イボが取れる強さだと、シワにも効きますから、一石二鳥です。

(私は結構強いのをしているので、目下、赤くなっているところ。皮がめくれる時もあるし、無茶苦茶痒くなることもあります。反応がすさまじい。隠すほどでもないですけどね。)

 

 

ちょっと前に、フェイスブックでも資生堂のニュースリリースで、レチノールで首のシワの改善効果につていアップしました。

https://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002518

 

資生堂のレチノールは、かなり前からクリニック用としては販売されていて(医薬部外品として)、「シワに効く」で厚労省の認可を取ったのが、いつでしたっけ?

去年だっけ?おととしだっけ?

 

で、今回は、「首のシワ改善」で認可を取られたました。

 

目じりとか顔のシワは、乾燥ジワも混ざってきますから、ただの保湿だけで良くなることもありますが、このリンク先の写真の方みたいに、首のシワは、ほぼ乾燥ジワではなく、コラーゲン関係のシワですから、実は、「首のシワ改善」で認可を取るということは結構すごいことだったりします。

 

資生堂以外でも市販で皆さんが手に入る「レチノール含有化粧品」というのは、ピンキリであるでしょうけど、値段全然違うでしょ?

 

レチノールを皮膚に浸透させるのも大変だし、なにより酸化を受けやすく、容器によったら、すぐダメになります。

いくら安くても、そんな安物では、効果がないばかりか、副作用だけ出ることも。。。

 

私調査ですが、皆さんが買える、市販のレチノールで、「効果」を期待していいのは、ほんとに資生堂のだけです。

クリニック用化粧品だと、資生堂以外にも出てきますが、お高めです。

(高いからいいわけでもない)

 

ちなみに、この資生堂の首のシワの改善は、市販のものでの改善だそうです。

(クリニック用ではなくて)

結構すごいです。

 

市販にしたらスゴイですが、それで首のイボまで取るのは難しいです。。。

もっと強くないと。

 

安いレチノール買うくらいなら、そのお金で、肉魚卵買うほうがよほどお肌にいい、と私は思います。ち

もっと効果を確実に出したい!という方は、やはり光・レーザー治療です。

 

目的に応じて、いろいろ組み合わせたり、単品で選んだりできると、一番いいと思います。

かなり昔から来てくださっている患者さんで、たまにタイタンとジェネシスというシワ・たるみ治療をされている方がおられます。

 

この方の最初受診された目的は、おでこのシワをなんとかしたい、というものでした。

 

おでこのシワは、自然にできるというよりも、眉毛をあげたりして、おでこの筋肉と皮膚がアコーディオンカーテンみたいに折りたたまれてできるシワです。

 

年を重ねるごとに、折り畳んでいる年数が重なるので、どんどんシワは深くなり、ミゾになってしまいます。

 

そのうち、眉毛も動かしていないのに、ミゾが消えずに、深く深く残ってしまいます。

 

この「消えずにある」ところまでいく前に、

眉毛が動いている時と動いていない時とで、シワの深さや見ためが全然違う!という時に、ボトックス®注射(正しくは、ボトックスビスタ®)。

 

厚労省承認の薬剤を注射して、筋肉が動くのを止めます。筋肉の緊張を緩め、その結果、眉毛を動かしてもおでこにしわは寄らず、浅いミゾくらいなら緩むことで、おでこのシワが目立たなくする、という治療です。

 

第一選択は、普通ボトックス注射でしょう。

(一部、ボトックスをおでこに注射するとダメな方もいるので、全員、誰でもなんでもやっていいわけではないです)

 

 

私も患者さんに説明しました。

 

でも、患者さんは注射系はしたくない。

 

で、当院でシワ・たるみ治療で使う光・レーザー治療機のタイタンとジェネシスの説明をしました。

 

ただ、コラーゲンを増やしたり、たるんだコラーゲンを引き締めることはしても、眉毛を上下させた時の筋肉の動きを止めるものではないので、満足度は違いますよ、顔全体のシワ・たるみ治療としてするのはいいですが、とご納得の上、たまにされています。

 

最初は、タイタンだけで、ジェネシスはされていませんでした。

 

頻繁にとか、続けてでもなく、ほんとにたまにです。

3~6か月に1回とか、もっと空くときもあるかな。

 

それほど頻繁にされていないのに(頻繁にしていても)、ボトックス注射もしていないのに、おでこのシワにいい結果が出てくる方というのがおられます。

 

まあ、一応おでこのシワにも効くようにあててはいるんですが、ボトックスにはかなわないため、積極的にこちらから言っているわけではありません。

すごく期待されても困りますしね。

 

で、この方は、ほんとにそれほどやっていないのに、わりと早期から結構効いたんですよ。

 

回数かけて効くのはわかりますが、あれ?効いてる?とこちらがびっくりするくらい、効く方もおられます。

 

設定がちょうどよかった、というのもあるでしょうけど、この方、あまり顔をいじることがありません。

 

最低限の保湿と日焼け止め対策はきちんとされています。

オーソモレキュラー療法はされていません。食事は少し変えられたはずですが、最初おでこの効いた時は、まだオーソモレキュレラー療法されていませんから。

 

顔をあまり触らない=おかしなことはやらない

 

という意味です。

 

「スキンケア」という名のもとに、ほんとに皆さん、顔いじりすぎの触りすぎ。。。

良くなるものも良くなりません。

 

必要なことはやるけど、それ以外はやらない、というのが結構大事です。

 

大事なことですが、やろうと思ったら思ったよりも大変な方は大変で。。。

 

先日も来られましたが、半年以上ぶりくらいでしたが、あまり悪化というか、老化というか、そこまで進んでいるようには診えませんでした。

(お年は、50代交番なので)

 

たまにしかされないのに、結構、いい感じでもっているよな~といつもその方のお肌を診て思います。

 

少ない予算で最大限効かせたかたっり、もたせたかったりしたいならやはり一番はスキンケア!

(詳しくは本に書いてるので、ご参照に)

https://www.shogakukan.co.jp/magazines/series/082000

明日発売の女性セブンに、載ります!

 

「首のケア」について取材を受けています。

首って、結構大事なんですよね~。

明日また詳しく書きますね。

 

普段のケア(紫外線や保湿、触り方など)や対処の方法、そして食事の大切さを
簡潔に、そしてとてもわかりやすく記事にしてくださいました!!

 

皆さん、明日女性セブン、買ってください!!

 

女性セブン 首のシワ ネックケア 首のざらつき 首のイボ 首のたるみ 紫外線 マッサージ 食事と栄養

シミ・肝斑の相談に来られる方に限らず、肌関係のシワやたるみ、赤ら顔もそうですが、あまりにもひどい方の場合、栄養欠損も半端なくひどいです。

 

シミの場合は、擦っている、使っていた化粧品や肌の触り方が悪い、日焼け止めを全然塗っていない、などなど外的要因が確かに山ほどあります。

 

シワ・たるみだと、美顔器やマッサージ、ガンガンやっているとか。顔筋体操もね。

 

確かに外的要因は可能な限りすべて排除してもらい、スキンケアを徹底していただくのは当たり前。

(ほんとにできるかどうかではなくて、やる気とやっている努力が大事。

ほんとにスキンケアやる気が全くない方は、何をしても向かない。。

お金ムチャクチャかけたら、ちょっとはなにか変わるかもしれませんが、どんだけ湯水のように使わないと、それだけの違いが出ないのか?!というくらい、大変です。

ビフォーがひどいと、初めの数回くらいはなにか変化が出るかもしれませんが、その後、頭打ちです。

ほんとに全然変わりません。。。また、火傷など悪化のリスクと絶えず背中合わせ。。

危ない橋は渡らないほうが。。。)

 

で、スキンケアは頑張ることを前提に、

光・レーザー治療を優先してやるのか、栄養を優先してやるのか、これは意見が分かれるところ。

 

まず、食事は何をやるにしても、スキンケア同様、変えましょう。

肌の代謝を上げるものに。

紫外線などの活性酸素に勝てるような肌になるような栄養素を、口から食事で摂る!

 

で、スキンケアと食事は変えることを前提に、

レーザーかサプリか、の選択ですか、ぶっちゃけ。

 

そりゃあ両方同時進行するのが一番いいですが、両方、ほんとに同時進行するとお金が一番かかりますよね。

 

なので、皆さん悩まれます。

悩む暇もなく、自分で、

先にレーザーから! 先に栄養から!と決まっている方も多いです。

決まっている方は、予約の段階で、そうおっしゃいます。

あるいは、さあどうしますか?となった時に、もうご自身で決めておられる。

 

それはそれでいいと思います。

 

ただ、迷っている方ですね。

自分で決められない。。

 

そういう方の場合、とりあえず最初の数回は、光・レーザー治療をしてみる!

いわゆる美容医療に専念してみる!

 

スキンケアと食事を頑張りながら始めれば、それだけで結構数回でもいい結果が出ることも多いです。

患者さんの頑張り具合によりますが。

 

クリニック用の化粧品も手伝ってくれるでしょうし、目標地点が、ちょっと良くなればいいんですけど、化粧がしやすくなればいいんですけど、という方であれば、数回レーザーやって、あとはたまに気になる時にやる。

その間は、クリニック用の化粧品でなんとかもたせる。

(スキンケアと食事はずっと続けているんですよ。)

 

日常のケアを間違えずに、その方のお肌に合わせて設定してレーザーなどを照射すると、やはり医療ですから、目で見える、わかる結果が出ると、人間嬉しいものです。

モチベーションも上がるし、気分も前向きになります。

頑張ってもっと良くしよう!これをせめて維持しよう!という気持ちも出てくる。

 

これ、結構大事です。

 

見た目のひどい方が、いくら栄養欠損重症となって、オーソモレキュレラー療法で食事もサプリも頑張ります!と始めても、皮膚までまだまだ回ってきません。。。

 

スキンケアと化粧品頑張ったとしても。

 

時々、1か月くらいで良くなる方もおられますが、1か月で皮膚にわかるくらいにまで栄養来るってことは、重症の栄養欠損ではなかった、そこまではひどくなかったということでもある科と思います。

 

そういう方ではなくて、ほんとに重症の栄養欠損の場合の話です。

 

まず、食事がなかなか変えられないので、食事で肌を変えられる?に期待する道は、ちょっとない。。。

 

サプリは、重症な人ほどたくさん要りますから、ほんとにちゃんと買おうと思ったら、結構な金額に。。

 

レーザー代金と同等回せば、そこそこ飲めますが、おそらく、重症の方はそれでも足りないことも多いです。

 

その状況でサプリをちょっとだけ飲んで、食事は全然変わってないのに、肌を変えるととなると、ほんとに全然、効果らしい効果は出ません。。

言われて見れば、なにかちょっと変わったのかもしれないけど、自分では全然わかりません。。というレベルです。

 

そうなってくると、サプリは全然足りないし、食事も変えられないから、体調自体も大きく変わりません。。

 

多分、やっていても、何をしているんだか、、ちっとも変わらないと不平不満だらけ。

そのうち、私はレーザーがやりたくて、シミを消したくて来たのであって、サプ飲んだり、食事変えたりわけじゃないのに~!!となってきます。

で、こういう方は、スキンケアもあまりできていないから、老化のスピードはそのまま進んでいますから、時間がたてばたつほど初診時より悪くなるのは当たり前と言えば当たり前です。

人間ですから、「不変」はあり得ない。

「不変」自体、老化のスピード、かなり抑えている?となるわけですから。

 

で、最近では、そういう方には、最初はレーザー治療を勧めます。

レーザーかサプリか、悩んでおられる場合にね。

 

その前に、オーソモレキュラー療法自体を受けるかどうかも悩んでおられる方もいます。

自費の血液検査である栄養解析やお食事日記の確認ですね。食事指導も含めて。

 

こればっかりは、ご本院がやる気がないと無理なので、やる気のない方に無理強いはしません。

こういうことしたほうがいいですよ、という話はするし、資料はお渡しします。

 

なにかあったとき、それは栄養足りてないから、そうなるんですよ、なので、肌のためになにか(オーソレモキュラーの)始めたほうがいいんですよ、という話くらいは、折に触れします。

 

栄養解析などの自費治療がお金がかかりますから、レーザーしない月にされる方が多いです。

 

サプリをどこまで買うのかは、ご本人の予算次第なので、予算の低い方、低すぎる方は、無理のない範囲で、その代わり、食事死ぬ気で頑張れ!と言います。

 

レーザーに毎月サプリを足すとなると、結構な値段にもなりますから。

 

レーザー治療がある程度頭打ちになった時点、もしくは、これ以上は設定を強くしたくても危ない時などに、サプリの追加・増量を勧めます。

 

食事頑張っている方で、サプリをほんのちょっとでも飲んでいると、やっぱり設定は変えやすい。強い治療が、飲んでいない人よりもしやすいののはしやすいです。

(副作用出にくいから)

 

何をどうしたいのか、どこまで目指すのかで、そこにたどり着くのに最短の方法を診察カウンセでは、説明していますが、どう選ぶのかは患者さん次第ですからね。

こればっかりは。

 

あまりにも遠回りしすぎの時は、勧めません、とはっきりと言います。

 

#肉食美肌 #オーガニック化粧品 #自然派化粧品 #食物アレルギー #化粧品口コミサイト #化粧品ランキング

 

Facebookのコピペになります。

反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

以下、コピペです。

 

 

オーガニック化粧品、自然派化粧品ブームは、ちっともおさまりませんねー。

女性が買うから、でしょうけど。

 

食べ物のエキス
野菜や果物、

植物のエキス
ハーブも含めて

そういう化粧品、山ほど入ってる。

 

皮膚科学会だけでなく、厚労省ももっと注意勧告してほしいんですが、企業の宣伝のほうが莫大な費用投入されますから、情報の入る機会は、圧倒的に、企業の宣伝が勝ちます。

 

食物アレルギーの1番の原因は、皮膚に塗ることで、食べることではない、とまでは言い切りませんが、結構近いです。

 

そのエキスがホントにアレルギー反応を起こさないのか、と徹底的に調べているのは、先日の学会で聴いた話から推測すると、資生堂と花王くらいか?と思いました。

 

この2社が調べて使っている成分は安全だろうと、他社が使ってるようですが、出所が同じかどうかの保障もなく、またいろいろ組み合わせれば変わることもあるので、どこまで安全なのかはわかりません。

 

ソコまで調べている企業は、まずオーガニック化粧品、自然派化粧品のメーカーにはないです。

 

だって調べたら、ほとんど使えなくなるから。

 

そういう化粧品会社が、
「アトピーにも使える」
「敏感肌用」
「赤ちゃんも使える」
「お肌のことを考えて作りました」

って、ホントに口先だけなのが、ホームページ開けた瞬間にわかります。

怪しさ満天です。

 

 

ホームページ見てもわからないという人は、とりあえず成分表示確認しましょう。

 

ネットで売っているのに、成分表示を見せないところのは、絶対に買わない!

 

これ、まず1つ、自分を守る方法です。

 

何万種類もある化粧品の中から、わざわざそんな企業を選ぶ必要はありません。

 

大手メーカー、有名ブランドであっても、開示してないところは結構多いです。

 

で、成分表示ですが、ズラズラと化学薬品名が書いてあると思います。

 

それは飛ばして、植物エキス、ハーブエキス、果物や野菜のエキスが入っていたら、それも止める!買わない!

 

化学薬品名しかない方が、ずっとマシです。

 

食物アレルギーにはならないから。

 

肌荒れ相談の方の化粧品全部調べてて、多くの方で共通してるのは、化粧品の口コミサイトやランキングサイト、はたまた肩書きのよくわからない人のオススメ化粧品(たくさんの種類が紹介されていたり、メーカーから、コンセプトから、もうなんでもかんでも頻繁にいろんなものを勧めていたら、怪しいのは当たり前)から購入してる方、多いです。

 

なので、ステマ(ステルスマーケット)は、ますます巧妙になる。

 

ノーベル賞の本庶先生、山中先生が仰るように、「そのまま信じるな。自分の目で確認しなさい。どうしてそうなのか考える!」

 

こういうことって、実は脳にちゃんと栄養いってないと、できないんですよね…。

 

肌荒れ相談の方の肌診ただけで、栄養欠損のヒドいことがわかります。

 

情報、そのまま信じちゃうんです。

 

私も含めて皆栄養欠損なんですが、皆が皆、そういうのに引っかかるわけじゃないんですよね、これが。

引っかかるかどうかのボーダーがどこかであるんでしょうけど

すみません、いろいろ告知が遅くなりました。

さて、もう10月でハロウィンの季節ですね。

街中は、9月半ばくらいからハロウィンの飾りつけが出てきていたので、少しびっくり。年々早くなっているような。。?

 

キャンペーンは、そう変わり映えもしないものですが、美容医療の施術のキャンペーンはありません。

キャンペーンに関わらず、いつしても同じお値段です。

注射などを追加する、回数をこなしてやっていく、となると、もともとお得なセットがありますから、キャンペーンしなくてもお得なはずです。

(HPの値段表がかなりわかりづらいかもです。あれも修正しないといけないんですけどね、と言いだしたら、HP全部修正しないとね~。次足しと削除の繰り返しだから。)

 

で、やはりこの季節の変わり目は、肌トラブルが春ほどじゃないけどちょっと増えます。

メインは乾燥。

乾燥して、また荒れやすくなるという悪循環。。。

 

スキンケアを見直すことも必要ですが、すぐに治るわけではないので、ちょっとお化粧するのもしんどいかも。。もうすぐイベントあるのに。。毎日人前に出るのに気を使う。。

 

そういう時に、イオン導入って、薬剤とやり方にもよりますが、

(これが一番ポイントだったりします!間違ったやり方・薬剤使っている方多数!!)

お値段安い割に、ちょっといい。

 

いれられるものは限られてきますが、イオン導入にそこまで大きなものを期待しなくても、と思います。

 

侵襲性が少ないので、私は患者さんに行う処置の中では結構好きです。

 

薬剤との相性がぴた!と合う方がたまにいて、1回で、お! おお~っ?!ということもたまにあります。

 

そうはならなくても、いい材料をちょっと入れてあげる、というのは、翌日や数日のお肌の感じが変わったり、化粧のり良くなることもあるし、見た目でわからなくても肌にいい材料を塗るより多めに届けるというのは、いいと思います。

 

先日の美容皮膚科学会で、いろいろな皮膚に導入する機械の特徴の講演がありましたが、イオン導入の素晴らしさを今一度見直そう!みたいな講義でしたが、私がイオン導入好き、というのがやはり!と思った内容でした。

 

世の中には、もっと入れるものはあります。

でも、顔、というか、皮膚、押しまくったりするのはどうしても抵抗あるんですよね~。

1回したくらいで、どうこうなりませんが、患者さんがマネしちゃうんですよ。

 

レーザー治療でゼリーを顔に塗るのがありますが、終わった後、ティッシュでゼリーを拭き取ります。

細心の注意を払って拭き取ります。

たまに患者さんに言われるのが、「こうやって肌って触らないといけないんですね」。

 

そう!拭くのも擦っちゃダメ!!

 

クリニックで、ぐりぐりされると、家でもぐりぐりやってもいいんだ、ぐりぐりしたほうが効くんだ!と思われると困るわけです。

(皆が思うわけではないですけどね)

 

レーザーいつもされている方は、お肌の状態がわかっていますから、予約時お伝えしてくださればOK。

もしくは、お渡ししているメールで相談しておいていただくか。

 

初診の肌荒れ相談・スキンケア相談の方でもイオン導入適応があればやりますから希望の場合は、予約時に言っておいてください、としたこともありましたが、どんな肌かわかりませんから。

中には、もう触らない!!みたいな肌がたま~にあったので、初診の方は止めました。

2回目以降の方であれば、肌の状態がわかっているので、問題ないかなと。

あんまり間が空いていだらダメですけどね。

 

これからの季節、日焼けの油断焼けが多いので、顔の処置されている方は、日焼け止め10%オフです。

夏ほどではなくても、しっかり顔は塗っておいてもらいましょう。

 

秋と言えば、薄毛抜け毛の季節なので、ヘアケアは、スキンケア同様、とても大切です。

ヘアケア用の化粧品の割引です。

 

 

寒くなってくるので、女性の冷え症が悪化し始めます。

筋肉をつけることは大切ですが、最低でも栄養も補充しながらでないと、筋肉なんて簡単にはつきません。

 

医療用のEMS(筋肉を鍛える器械)がありますが、パワーを上げればいいってものでもありません。

 

以前、メモリがMAXまで行った方がいましたが、全く筋肉はつかず。。

(この方はお肉が嫌い。かといって魚や卵をたくさん食べるわけでもない。。。)

筋破壊しているだけかもと思ったので、その後、お断りしました。

 

できれば、栄養解析とか採血結果あったほうがいいですけどね。

筋トレしていっていいレベルなのか、マッサージ程度にしたほうがいいのか。

もちろん食事はとても大切です。

AC BODYしている間、設定のこまめな調節はとても大事なので、だいたいほぼ付いていることが多いです(絶対ではないですよ)。

 

時々お問い合わせいただくのが、アトピーとオーソモレキュラー療法です。

アトピーに限らず、慢性湿疹、範囲も大きいものから小さいものまで、難治性というか、保険診療では、どこにいってもステロイドをもらうだけで、ちっとも治らない、というもの。

 

保険診療自体、根本的に治す治療ではなく、対症療法ですから、炎症がひどいとステロイドしか処方するものがありません。

そこに、抗アレルギー剤などの飲む薬、保湿剤、非ステロイド系の塗り薬各種様々、漢方薬、生活指導や食事指導など多少のクリニック、ドクターによっての違いはありますが、保険診療でできることは決まっています。

 

薬の組み合わせとか時期とかたまたまの体調で、ドンピシャ!で良くなる(完治ではなく)ことも時々あります。

良くなっても維持し続けることが大変だったりするわけですが。。

 

誤診というか、診断が違っていて、そのせいでこじらせていることもたまにあります。

ステロイドをず~っと使っていることで、ステロイド酒さやステロイド性の皮膚炎を起こして、元の病態が何だったのか、わからりづらくさせていることもあります。

(長期化している場合、ステロイドは、ちゃんと肌の状態を診察してくれるところで処方してもらいましょう。

でないと、副作用が出ていても、誰も気づかないので、誰も止めない。。。どんどんステロイドの副作用がひどくなる。。)

 

オーソモレキュラー療法を皮膚病に、というのは、根本的にやっていることが違います。

 

詳しくは、私の本を読んでいただければとてもわかりやすいと思います。

いろんなものに負けない、元気な皮膚を中から作っていく、そのための材料を口から摂る、摂った栄養素で細胞が本来の働きをするようになって、強いしっかりした元気な皮膚を作ってくれる、というものです。

 

なので、基本は食事です。

食事だけでは追いつかないので、医療用のサプリメントが必要となります。

 

アトピーなどの慢性湿疹、しかも広範囲となってくると、しかも幼少期から、とまでなってくると、栄養欠損の長さがひどさを物語るし、かなり大変です。

もうあらゆる栄養素が足りていないと言っても過言ではない。

 

でも、邪魔するような、悪化させるような悪い食べ物や飲みものは摂っていたりします。

過剰な質の悪い糖質であったり、質の悪い酸化した人工的な油であったり。。

こういうものは止めないといけない。

いきなり無理なので、徐々にでもいいから減らしていけるように。

 

 

こういった食事の細かい指導を、保険診療でやってくれ、というのは、無理難題です。

 

なので、自費診療で説明、フォローとうちではなります。

 

また、サプリを飲むにしても、皮膚病の場合、処方するサプリの優先順位は、だいたい決まってはいますが、どれくらいの量が必要なのか、種類は決まっているとは言え、優先順位は?

皮膚が悪い場合、腸も絶対悪いので、腸への対策は?などど問題は山積みで、これは、やっぱり栄養解析(当院では、90項目くらいの血液検査。自費です)をして、データの読み取りをして、優先順位や問題点をあきらかにしていきます。

 

でも、自費の診察料や栄養解析の料金もかかる上に、サプリも、となると、皆が皆、できるわけではないと思います。

 

アトピーは範囲や程度によると重症なわけですから、その分、サプリは必要でしょう。

 

診察代や検査代を、サプリに回したいという方もおられますし、私もそうおススメすることもあります。

 

アトピーに関わらずですが、保険診療で来られて、なにかしらのサプリを、これ一度飲んでみて!と処方することも時々あります。

自費の診察もサプリの説明もなしです。

 

飲み方は説明しますが、どういうもので、どこにどう効くのか。

食事やどうしたらいいのか、スキンケアはどうする?など、そういったことは、すべて自費で説明していることですから、保険診療範囲外です。

 

関係している資料などはお渡しはしてますから、それらや私の本やブログ、フェイスブックで自分で勉強して、保険診療のついでに、いくらでサプリ用意してほしい、と伝えてもらって、サプリを一緒に出す、

 

ということは可能です。

 

どっかで一度は自費診療で、食事やスキンケアの話は、やっぱり聴いたほうがいいですが。

 

これで良くなればいいんですが、思ったほど効果が良くない時、まだ全然足りないのか、優先順位(サプリの選び方)、飲み方、食事そのもの、スキンケアそのものが間違っていることが大半で、そこを見直すきっかけは必要かと思いますが。。。

 

とりあえず、ちょっと飲んでみたい、という場合、、あまりにも皮膚病もひどすぎて、これ以上ひどくしたくない。という場合にはありだと思います。

 

自費の診察も検査も受けないという方の場合、サプリも大量に購入されるわけではないので、サプリを少量飲んでみたい方には、おススメです。

 

そのまま放っておいても(保険診療でステロイドだけもらい続けても)、お肌はどんどんひどくなることが多い中、ちょっといろいろ気を付けて、栄養をサプリで、ほんの少しでもいいから、入れてあげると、時間はかかりますが、すくなくとも、今の状態よりは普通良くなると思いますよ。

 

広範囲の皮膚病はこじらせると、ますます栄養要りますから、予算を気にしている方は、とりあえず保険診療でも受診してみれば?

 

保険診療の限界を知った上で、ちょっとずつなにか始めてみる、というのもありなくらい、全身の湿疹皮膚炎は、ほんとに少しでも早く栄養をが上げたりしてほしいな=、と常々思います。

 

ちなみに、サプリの処方は、こちらで金額を決めるわけではありません。

だいたいこれくらいはいると思いますよ、というのはお伝えはしますし、もっと出したほうがいいに決まっています。

サプリにどれだけ今月、今回出せるのかは、毎回患者さんが決めることなので、その予算の範囲内から、サプリを選んでいきます。

(うちの場合)