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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もう7月ですね。早いですね~。

さて、京都と言えば、祇園祭。今年も後祭りももちろんあり、祇園祭が去年から少し変わりました。あまり実感はまだありませんが、2回山鉾の巡行が観られるのはやっぱり楽しいかな。

祇園祭と言えば、2年前の7月に、クリニックは、四条高倉から四条富小路に移転しました。前のところが手狭になったので。

なぜかうちのあとに、某大手美容外科チェーンが居ぬきで入りました。京都は、ほんとに狭いので、場所がないですものね。

でも、前のところは、ほんとに狭いんですけどね。

 

なので、うちからしてみれば、7月は祇園祭というよりも移転記念のほうがメインイベントなのかしらん。

祇園祭の名前が好きなので、キャンペーンは、「祇園祭」とつけましたが、ほんとは、移転2周年記念キャンペーンです。

(祗園の「ぎ」は、めんどくさいので、こちらの漢字で勘弁してください。ああ。。私の祇園祭愛が薄れているんだわ。。)

 

今回の目玉はやはり化粧品でしょうか。

この季節、たくさん必用な日焼け止めを、処置されている方は、10%オフとしました。

この機会に、気になっている日焼け止めやアウトドア用など、いろいろお試しください。

他にも、化粧品の福袋のようなセットと、それぞれの商品を買われる場合は、サンプルがぼってりとついてきます。

 

あと、7月1日から始まる消化管チェックシートをご提供します。

しかも無料です。(ただし、栄養解析をされている方限定。過去1回でも受けていれば、OKです。)

1にも2にも、大事な胃腸です。血液検査で出たサプリよりも、優先する場合もあります。

これをご希望の方は、ご予約時にお申し付けください。当日いきなりだと、対応できない場合もございます。

チェックシートにご記入いただき、それで簡単に解析しますので、いつもよりお時間5~10分ほどお早目にお越しください。

処置などが終わってからでも、チェックされてもいいですが、結果については、処置中にでませんから、お話は別に日になります。

 

 

 

去年の話になるんですが、私の出身学校であるノートルダム女学院の同窓会からお電話があり、同窓会だよりの「同窓生は今」のところで載せたいとご連絡をいただきました。

喜んでお引き受けしたんですが、なんと!文章だけではなく、写真が必要で。。。

 

私、写真って、苦手で、顔が引きつったりよくします。写真に慣れていなくて、あまりプリクラも撮ったことがないので、今時のプリクラ事情もあまりよく知りません。

って、そんなことを言っている場合でもなく、これは、やはり写真スタジオで、ライトを無茶苦茶あててもらって、いろんなものを飛ばさないと!ついでに、修整もしてくれたら、ウッシッシ!

 

せっかく写真スタジオで撮るので、やはりここは、プロのメイクをお願いするのか?!

 

私は、普段は、BBクリームと眉毛ちょっと足して、チークを忘れていなければ、ちょっと入れて、終わりです。

口紅は忘れているのもありますが、ほとんどつけません。

セミナーや学会や出かける時は、まあ大人ですから、口紅とマスカラ、時間があれば、アイシャドウを足します。

アイラインは引かないです。

アイラインをうまく引くのって、練習がいりますよね。自分でうまく引けなくて、おかしな顔になるので、もう引きません。

患者さんで、キレイにアイラインを引いておられたら、女性として、羨ましい反面、アイラインの種類や引き方によったら、目元の老化にも繋がりますから、毎日してたら、目元大変だな。。とも思います。

 

前に着物で写真を撮ってもらった時など、この時もお店でメイクしてもらいましたが、やはりプロがアイラインを引くと、普段の顔と全然違う!

確かに、アイラインがないと困る!という女性の気持ちもわからんではないです。。

(でも、だからと言って、毎日、しかもすごく負担をかけている方も多くて、それはいかがなものかと思います。)

 

で、写真館と提携している、ヘアメイクセットのサロンを予約して、行ってきました。

 

こういう時はいつも、顔を触られるのはイヤなので、ベースメイクは自分で塗って行って(って言っても、BBクリームとかですが)、ポイントメイクだけしてもらいます。「

化粧品会社のカウンターやこういうメイクのお店って、なんかたくさん塗って、マッサージをしようとされるでしょ。

あれ、嫌なんですよね。もう触らんといてほしい。どうぞおかまいなく。

 

で、この日もポイントメイクとヘアセットをお願いしました。

 

「どういうイメージがよろしいですか?」

 

「知的で上品な感じにしてほしいです。賢そうに見えるように。」

 

「?」

 

「女性のニュースキャスターみたいな感じ?」

 

「わかりました。」

 

というやり取りのあと、メイクが始まりましたが、私は普段はパウダーをあまり使いませんから、この日もBBだけ塗って、パウダーなしで行ったと思いますが

(こんな日くらい、自分でパウダーしてもいいんですが、パウダーを普段使わないから、めんどくさくて、ぼん!と置いちゃって、ダマにしてしまうので、塗りませんでした。)

そしたら、フェースパウダーからはたかれたと思います。

 

「これ、オーガニックなので、とても肌にいいんですよ~。」

 

。。。なんでやねんっ!!と心の中だけでツッコみます。

 

「どこの化粧品ですか?」

 

「○○○○○○○○○です。」

(今、ていうか少し前に流行った、なんちゃってオーガニック化粧品のメーカー)

 

っ!! ゲ~っ!!! なにすんねんっ!! と心の中で叫びます。。

 

「化粧品お好きなんですか?」

 

「はあ、まあ。。。仕事で取り扱ってまして。。」

 

「こういうオーガニックって、どうですか?」

 

「あまり良くないんです。実は。」

 

相手は悪気があって、なんちゃってオーガニックを使っているわけではなく、今流行りの化粧品を使うことで、喜んでもらおうと思って、使っていらっしゃるわけですから、油断した私が悪いです。

黙って、ジ~っと耐えます。

 

あ=、今時のこういうサロンは、こういうオーガニック系を使うのね。。

頼むから、シュウウエムラでも、ケサランパサランでも、MACでも、こういうサロンのよくある、普通の化粧品を使ってくれ~!!

と心の中で訴えます。

 

そのあとのアイシャドウとかも多分同じメーカーだったような気がします。

ひたすら、耐えます。

 

そしたら、マスカラの時に、ふと、オーガニック系でマスカラがあるのか?!と思って、

「それも、○○○○○○○○ですか?」

 

「これは、シュウウエムラです。」

 

良かった、神様に私の心の叫びが届いたようです。

 

 

「お肌キレイですけど(最初の登録カードで年齢が知られていますので)、何かしていらっしゃるんですか?」

 

「お肌に優しい、データーの出ている化粧品を使っています。

 

 

 

昨日、書いている途中で、これまた寝てしまったので、続きを書いたので、アップします。

ほんと、寝ながら書いていると、アップしたつもりが保存のままだった、というのが見つかったりします。。ええ、1か月以上たって、先日ひとつ見つけました。。うう。。

 

前からブログでも書いていますが、肌荒れ=バリア機能の破たんしている状態と私は思っています。

肌荒れの程度=破たんの程度になって、どこまでの化粧品なら使ってもいいかは、ほんとにケースバイケースです。

 

完全に真っ赤かで、しかも皮膚炎の赤みで、ひどい人だと苔癬化までしていることもあり(もちろん、本格的なアトピーなどこれくらいはあったりします)、そんな状態で、化粧品が塗れるわけ、ありません。

 

日本の女性の場合、「化粧品は絶対に塗らないといけないもの」という認識なのか、こんなにひどいのに、なんで化粧品塗ってんの?!とびっくりするケースもあり、しかも皮膚科(保険の)を受診していても、化粧品は止められていないから、という理由で、やり続けている人もとても多いです。

そこまでいっちゃうと、もちろん、化粧品は全部止めます。

(どうしても化粧が必要な方であれば、一部試してもいいですよ、と許可を出す化粧品もありますが。。

でも、ほんとはその化粧品ですら、顔を触ることになるので、しばらく顔を触ってほしくないので、使わないで我慢してほしいんですが、全部ダメ!って言ったところで、家に帰って、またろくでもない化粧品を塗るだけなので、それだったら、かなり、というか全然大丈夫です。

 

で、その時点でご紹介する化粧品であっても、パウダールームで塗ってみたりして、その数秒・数分ですら、かゆみが出てきた・ひりひりしてきた、などがあれば、もちろん使ってはいけません。

 

肌荒れの程度によったら、たくさんの種類をつけてしまうと、どれが合っていないのかわからなくなることもあるので、そういう時に、いくつも顔のつけるのは止めるように言っていて、ほんとの必要最低限です。

例えば、保湿なら1種類のみとか。

程度によったら、日焼け止めの使用もまだ止めておいてくださいとも言います。

 

バリアが結構ひどく壊れると、どんなに肌に優しい化粧品であっても、添加物が全く入っていないわけではないので、それですら、本来入って来たらダメなゾーンまで侵入してきたり、バリアの最前線にいる部隊が過敏になっていて、なんでも攻撃したりすることがあるので、そこまでいくと、何を塗っても、合いません。

いつかもっと落ち着いたら、また使えるのかもしれませんが、少なくとも今の貴女には合っていない・使ってはいけない、となります。

 

ここまでくると、塗れるものは、もうほんとに限られてきて、保険の保湿剤ですら、クリーム・ローション基材は全滅ということもあります。

(保険の塗り薬であっても、添加物はなにかしら入っています。)

まあ、かなりひどい場合ですが。。

 

そこまではひどくない場合、化粧品を選べば塗っていい場合、パウダールームで試して問題がなかったとしても、ほんとにその化粧品が合っているのかどうか(好みの問題ではなくて、かぶれたり、赤くなったり、かゆくなったり、ひりひりしたり、という意味での「合っている・合っていない」です)は、最低2週間つけてみないとわかりませんよ、と言っています。

なにか起こるとしたら、2週間以内に起こる確率がとても高いので。

2週間超えても、合わなくなることはもちろんありますが、確率的にかなり下がります。

どちらにしろ、2週間も試せるだけのテスターやサンプルは上げられません。なので、使ってみたいなら、テスターで試した後は、現品を買っていただくしかありませんが。。

(当院取り扱いの一部のメーカーは、お試しサイズが販売されているので、1週間~10日ほど行けます。それを2セット使えば、2週間はいけます。)

 

「合う・合わない」というのも、かなり主観が入ってくる問題で、時々患者さんから、「これ合わない」「かぶれたから診てほしい」と言われることがあり、もちろん、医学的に合っていない可能性があるわけですが、で、来られたら、肌は何もなっていなくて、もう良くなった場合もあれば、何も異常はないけど、いつもと違う気がすると言われる場合もあります。

(こういう場合は、処方する薬はありませんし、必要はありません。)

 

何もなかった・良くなったのならいいわけですが、問題は、その原因です。

ほんとに、患者さんが言うように、そいつなのか?(その化粧品なのか?)

ここで間違ったままいってしまうと、真犯人は別にいることになりますから、また起こってきます。

その症状が起こった時の状況・その前後(1~2か月くらいまでさかのぼることもあります)に新しく使いだした化粧品・良くなった経過などを聞いていくと。。。

良くなっている最中にも、患者さんの思う「犯人」の化粧品も使っていたりすることもあるし、全然塗っていないところに出ていたのに、そいつが犯人にされたり、新しく買った化粧品を何個か使いだしたのに、前からいるそいつが「犯人」にされていたり。。

もちろん、やっぱり真犯人はそいつだった!ということもあるでしょうけど、犯人を見つけていく順番がおかしい。。順番につぶしていかないといけませんが、上から順にいかなきゃ。。時間がかかるだけでなく、その間も、患者さんは、真犯人を止めませんから、状況がどんどん悪化します。

新しく使ってる化粧品の中には、クリニック専売品ではなく、市販の、それ使ったらダメでしょ的なものが入っていることもあり、そんなの使っているのに、どうして、この何年も使っている、クリニック用化粧品のコイツが真っ先に疑われるのかなあ?とすっごい不思議です。

そんなに、コイツは(ずっと気に入って使っておられたわけですが)、嫌われていたのかなあ、と思いますが。。

で、もっと詳しく聞いていくと、とっくに止めていたはずのクレンジングを知らない間に再開されていて、そりゃ、バリア壊してんだから、調子悪いでしょ!ということも発覚することがあります。

 

あとは、患者さんの皮膚の触り方ですね。

ご本人は、全く擦っている意識がなくても、洗顔・保湿時に、えげつなくこすり倒したり、刷り込んだりしている人は結構いてて、そりゃ、何してもダメでしょ。

 

うちに来られた時点で、もう赤ら顔がかなりひどくなっている方がいて、急性の炎症は引いたんですが、毛細血管拡張があまりにひどすぎて、ちょっと顔を触るだけで、すぐに顔が赤くなってしまう人がたまにいます。

そうなると、何を塗っても、触らないと塗れませんから、顔は赤くなります。

合っていないから赤いのか、関係なく赤いのかも、わからなくなります。

こういう時の判断はまた難しいのですが、塗ってもいいものを見つけるのに、時間がかかります。

何も塗らないでおきましょうとなることも、ごくごくまれにあります。

 

こういう場合も含めて、ほんとに皮膚に何も塗れない方は、もう体の中から皮膚を変えていくしかないので、栄養に頼らざるを得ません。

ほんとは、スキンケアと栄養と、両方とも中からも外からもケアしたほうがいいんですが、仕方ないです。

時間はかかりますが、体のほうで治してくれるのを、ひたすら、いらんことせずに待ちます。

 

本音は、もう初診時に栄養療法をやって、スキンケアと同時進行してほしいんですが、そしたら、ほんとに相乗効果で、結構早くよくなりますが(ちゃんとやったらですよ)、自分の体(内臓)は栄養が足りていると思っていて、肌を見たら、栄養が全然足りていないのがわかりますが、そういうことを言っても、聞く耳もたれません。。外側ばっかりといいますか、化粧品ばっかりといいますか。。体に勝手に治してもらったら、すっごい楽なのに。

ところどころ、端々に、栄養の話を挟んでいきますが、全く興味なし!という感じで。。あ~あ~、となるわけです。。

間違ったほうに、あるいは、他はおかまいなしで、一極集中的に、極端に行ってしまうのも、栄養が足りないから、脳のバランスがうまく取れず、思考力や判断力が低下しているだと思うようにしているので、ほんとはこういう人ほど、栄養療法は必要なんですけどね。

こればっかりは、押さえつけてさせるわけにいきませんから、仕方ないですね。

 

 

 

今日は、クリニックを早めに閉じて、宝ヶ池の国際会館で開催されている日本皮膚科学会総会に途中から参加してきました。

昨日から開催されていますが、今日の途中から参加です。

皮膚科学会は、美容皮膚科学会を分科されたので、美容医療の話は、企業セミナーなどを除き、ほとんどされません。

レーザーのセッションがあっても、アザとか保険の効くレーザーの話があるくらいで、基本は皮膚科が保険診療で扱う病気や症状がメインで、しかも基礎研究的な話がとても多いです。

 

去年は、抗加齢医学会と完全にぶつかり、私は抗加齢のほうに行ったんですが、皮膚科学会に参加するのは、久しぶり。

おととしは行ったよな。。?

なんか久しぶりだったせいか、すっごいまじめな学会だったな。。とふと思ってしまいました。

いえ、他の学会が不真面目なのではなくて、発表されている内容がほんとに基礎研究の普段は聴きもしない内容のオンパレードになったりするので、別世界に迷い込んだ感じがしました。

皮膚科学会は女性も多いですが、形成外科学会になると、もっと女性が華やかになるし、それが美容医療をしている学会になると、華やかを通り越して、派手?になったりします。テレビに出ている女医さん風のドクターも増えるし、ブランドものもオンパレードで、そういう意味では雰囲気が全然違います。

 

私は、病気の話を聴くのではなく、今回は保湿剤の使い方やその違いによる証拠といいますか、そういう議論のセッションと皮膚のバリア機能を基礎研究の観点から、一体細胞はどうなっているのか?という話を今回は聴くつもりです。

バリア機能を守るというのは、最優先事項なので。

仕組みも含めてです。

 

今日は、午後からの参加ですが、とてもタメになりました。

勉強した内容がいつもと全然違うので、自分の思っているやり方が正しいのかどうかの確認も含めて、かなり賢くなったかも~?

 

保湿剤の基本は、とても勉強になりましたし、資生堂の京大の皮膚のバリア機能の話は、とてもすごかったです。

う~ん、、今日は、クリニック早めに閉じた甲斐がありましたね~。

ご迷惑をおかけいたしました。そのおかげで賢くなれたかも?

ありがとうございます。

 

企業展示まで回れていないので、明日回りますが、これが一番楽しみだったりします。

スキンケア関係の企業展示は、皮膚科学会のが最大になるので、新しい発見があったりします。

 

明日は、朝一のモーニングセミナーから出るつもりなんですが。。。

国際会議場8時30分始まり。。。

。。。早すぎる。。。

いえ、京都でしてもらえるだけ、泊まらなくていいので、とてもありがたい話で。。。

頑張って早起きして、朝一から勉強してきます!!

 

今日は、この辺で。

 

もうとっくに夏並みの紫外線ですね。

みなさん、ちゃんと日焼け止めを適切に塗っておられますか?

環境やTPOに合わせて、塗り直しもされていますか?

ちゃんと自分に合った日焼け止めですか?

日焼け止めを塗ったことで、かえって、お肌が困っていることはありませんか?

 

レーザー等で来られている患者さんで、これからの季節、アウトドアをされる方は、個別にどういった日焼け止めがいいのか聞いてくださるので、どういったところに行くのか、水に顔をつけるのかどうか、汗をかくのかどうか、かくなら、どれくらいになるのか、その方のお肌に合わせて、テスターも試していただいて、いろいろご自分の好みに合わせて使われます。

 

クリニック専売品の日焼け止めで、耐水テストがされているものはないので(ウォータープルーフと書いてあっても)、実際に、プールや海に顔が完全に浸かった場合、本当に耐水できているかどうか、テストがそこまでされていないので(記載がありませんから)、わかりません。

なので、そういう場合に限り、市販のもので、耐水テストがちゃんとされているものを使っていただくしかありません。

 

ただ、市販のウォータープルーフのものを勧めているわけではありませんよ。

状況によって、使わざるを得ないので、他にないから使うだけの話です。

 

数年ほど前から、市販の日焼け止めの流行りがジェルタイプに変わって、今までのべたべたしたものから、さらっと塗りやすくなりました。

そりゃ、消費者からしたら、そのほうが塗りやすいですよね。

しかも、専用クレンジングを使わなくても、せっけんで簡単に落とせるようになったらしいです(メーカーのパッケージによると)。

でも、そんなうまい話はなくて、ジェルタイプのさらっとした使い心地のなった分、アルコールが多めに入っていることが多いです。

す~っとするタイプのものも市販ではとても多いですよね。

スースーするようなタイプは、かなりヤバいかもしれません。

アルコールが入っていないとしても、他の添加物が入っているだけで、そんな、肌にも優しい、耐水テストも全然OK!、SPFもPA値も高いものなんて、世界中探せばどこかで見つかるのかもしれませんが、私は見たことがないです。

何かを我慢しないといけません。

何を選ぶのかは、その人の価値感にもよりますが。

 

私が今もし南の島に行く、プールや海で泳ぐとなると、仕方ないので、市販のものも持っていきますが、普段使っているもの、その他のクリニック用の汗皮脂水に強いと表示のあるもので、紫外線カット効果の高いものを結構山ほどすべて持っていきます。

特に、海外では現地で買うということはまあ、しませんから、途中でもし無くなったら、ものすごく困りますし、日本から持っていくしかないです。

水に浸かる時は、仕方ないので、そういうのを塗りますが、海やプールから上がったら、他のを塗ります。

 

私は脂性だし(かなりマシになりましたが)、肌も強いので、そういうのを、3,4日間塗ったところで多分大丈夫でしょうけど、乾燥肌・混合肌の方が、同じように塗り続けたら、たぶんガサガサになります。

まして、アトピーや湿疹皮膚炎がある方がマネして塗るようなものではないですよ。

全ての化粧品がそうですが、「皮膚に異常があったら使わないでください」「異常がある場合は皮膚科医にご相談ください」などの表示が必ずあります。(ないような化粧品は絶対に使ってはいけません。ろくでもないです。)

表示すら見ずに、なんでも使っている方が多いです。特に、アトピーの方。

自分の皮膚をそんなにいじめて、可愛くないのか、と思いますが、「化粧品を塗らなきゃいけない」「化粧品を塗るもの」と思いこんでいるので、止めないことが多いようです。

一体いつからそうなったんでしょうね。。。

アトピーの方が化粧品を使うことは原則私は止めてもらっています。

ただ、程度ですね。皮膚炎などの。

それによったら、ここまでなら使って様子をみましょうか、ここから選んでみては?とアドバイスはしています。

(無視する方も時々いますが)

 

話を戻しますが、それくらい、日焼け止めは、いろいろな添加物が入っていますが、デメリットよりもメリットのほうが勝つ場合、私は塗ったほうが良いと思います。

だからこそ、少しでも質のいいものを塗らなきゃいけませんし、環境やTPOに合わせて、しかも自分の肌に合っているものでないと、塗らないほうがマシなことも出てきます。

質の悪いものを、何度も塗るのは絶対におやめくださいね。

これまた、何でも塗ればいいというものでもありません。

 

 

この5月21日で、開院6周年を迎えます。

ここまでやってこれたのも、遠方からも多くの患者さんにお越しいただいたおかげです。

ありがとうございました。感謝いたします。

これからも、さらによりよい医療が皆さんに提供できるように、もっともっと頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、5月の開院記念キャンペーンですが、お越しいただいた方に、なにかお返しをとキャンペーンを考えておりましたが、バタバタしていて、すっかり5月になったことを忘れておりました。

キャンペーンの告知が遅くなり、申し訳ありません。

 

今回も、お好きな化粧品のサンプルを差し上げるのが、久しぶりのキャンペーンなんですが、スキンケアに興味のない方に、サンプルを差し上げても、中身がわかっていらっしゃらないので、ふ~ん、という感じでもらわれるだけですので、その場で説明を一からしていくわけにもいきませんので(初診時のパウダールームのご案内で、簡単には説明しているんですが)、テンション含めなだけでなく、数の少ないものを選ばれたり、しかもそれを理解しているわけではなく、たまたま選んだ、という感じのことも多く、本当に欲しい方に、それが届かないのもどうかと思って、化粧品サンプルプレゼントは、そういうことに興味のある方ということで、肌荒れ相談・スキンケア相談・スキンケア講習・光レーザー治療をされている方限定とさせていただきます。

 

今日は、遅くなったので、この辺で。

 

肌荒れ相談で来られる患者さんの中には、いわゆる「肌断食」をされていた方・されている方が、時々いらっしゃいます。

私もブログで「いらんことはしない!」「必要以上に触らない!」「必要ないものは塗らない!」など何度も言っていますが、肌断食(?)を勧めることって、まあありません。

今、顔中に赤くて炎症真っ只中の皮膚炎になっていて、ひりひりする・かゆい・痛いなどの症状があった場合は、何も塗らないようにということはたまにあります。

薬ですら、ダメな場合も。(まあ、ちょっとは使うことも多いですけど)

化粧品はもってのほかで、化粧品を塗らないので、せっけんで顔を洗う必要もないので、ぬるま湯洗顔のみで、嵐が過ぎ去るのを待つ、みたいな。。とにかく、今は刺激しないことを最優先で、一切禁止することが、たま=にです。

 

以前にもブログで紹介した、宇津木先生のご本(肌断食という書名ではありませんが)、覚えていらっしゃいますか?

あまりにも、みなさんがテレビや雑誌やネットのわけわからん化粧品などを、とてもいいと思っていたり、やればやるほどいい!みたいに思って(騙されて)いるので、ま反対の意見も知ろう!ということで、とてもわかりやすく書いてくださっているので、ご紹介しました。

化粧品会社の言い分、それを否という側の言い分、両方聞いた上で、自分の頭で判断する、というのが正解だと思うわけですが。

 

例えば、皮膚科医であっても、美容皮膚科医・形成外科医・美容外科医であっても、スキンケアに対する考え方が、100人いれば100人とも違います。

大体、摩擦をなくす・保湿・日焼け止め、というこの3本柱の根幹は同じかと思いますが、細かいところで意見が分かれてきます。

そして、もちろん、個々の患者さんも、肌質も環境も、まして今の状態も目標も違うので、細かくわかれます。

そういう意味では、正解はなく、患者さんの肌が良くなれば正解でしょうし、時間がかかることもありますから、ちょっと時間がたたないと、何が正解だったのか、わからない(気づかない)こともあるでしょう。

一緒に肌の経過を診て、スキンケアを変えていかないといけなこともあります。

肌は生き物ですから、刻一刻と状況が変わることもあります。

 

よくみなさんがされている「肌断食」は、洗顔は純せっけんのみ、もしくは水(ぬるま湯)のみ、保湿はワセリン、あるいは、ほんとに何もつけない。(もちろん、日焼け止めも)

 

でも、私は、日焼け止めも塗りたいし、簡単な化粧(っていっても、BBで肌に色をつけるくらいですが)くらいは、したい。

 

シミの治療でも、あまり積極的に治療もしないし、シワやたるみもそれほど気にしないし、最低限のスキンケアでいいという方の場合、日焼け止めを塗るのかどうかは、お好きにされたらいいですが(うちでは、シミや肝斑に、光・レーザー治療はしませんが)、そういうのが気になる方の場合、私は、日焼け止めは必要だと思っています。

ワセリンだけでは、日焼け止めもファンデーションも作れないので、なにかしらの薬剤がいるわけですが。。

 

肌断食をして、いらんことを全部止めるわけですから、そのうち、肌の機嫌も良くなって、調子が良くなることが考えれます。

もちろん、肌の調子の悪い時に、肌断食で乗り切れる方は、そして、肌断食をやってみたい方・我慢できる方は、されたらいいと思います。

 

ただ、乗り切るのがいつか、というのは、神様しかわかりません。。

1週間後なのか、1か月後なのか、3か月後なのか、半年後?1年後?3年後?

それは、わかりません。

 

日本は四季があるので、肌の状態はまだ戻っていないところに、季節の変わり目が来て、それについていけない方がものすごく多いです。

 

散々過保護で甘やかされて、薬漬けになっていた人に、いきなり、無人島で生活しろ!と無人島に放り込んだところで、やっていける人といけない人がいるのと同じで、スパルタについてける肌とついていけない肌があります。

 

なので、よほどのことがない限り、私は勧めてはいません。

 

いらんスキンケア(そうなると、スキンケアではないですが)は全部止めないといけませんが、保湿は必要なわけで、しかも自分の肌が乾燥しているわけですから、自分で自分の保湿剤を作れていないので、そういう時こそ、化粧品の出番です。というか、それが本来の化粧品の役割だと思います。

 

最低限のものだけ使って、お肌が落ち着いたら、いろいろチャレンジしたい方はされたらいいですし、もっと添加物を減らしていきたい方は、ここまで来たら、引き算をする。足すことでは一生やっていけません(、いけないこともないですけど)。

でも、最初から無理して飛ばして、引き算!引き算!ってやらなくてもいいと思います。

個人の肌の状態によっても違うので、そこは診察しないとわかりませんけど。

 

唯一無二のスキンケアや化粧品があるわけではないんです。

 

以前、来られた患者さんで、ほんとに肌断食をされている方で(患者さんのいうことを信じるのであれば)、肌断食は、もう2年以上されているそうです。

 

ところが、顔は真っ赤っかで、キメも全然なく、もちろんツヤもなく、なので若さが全く足りません。。。

そんなことを言って、ほんとはいらんことを一杯していることも多いですが、この方は、ほんとに何もしていないと言われます。

2年以上やっていたら、多少は良くなるものですが。。

 

。。。?

 

と思っていましたが、その方、洗顔はこすりまくるわ、普段あら顔はしょっちゅう触っているし、何かを塗る時も、刷り込んでこすり倒し。。。

ここまでやってしまっていたら、顔も真っ赤っかで、ツヤもキメもなくなるんだな。。とわかりました。

どんなものを使うのか、肌に何を塗るのか、も大事ですが、それ以上に大事なのが、肌の触り方かもしれません。。

 

 

なんでもやってみる・やってみて試してみる、ということは、やってみないとわかりませんけど、とりあえず、チャレンジするのはいいことです。

どこまで様子をみたらいい?と聞かれたら、診ていないので、わかりません。。

ただ、とりあえず、ちゃんとやってみて、ダメだったら、すぐに引き返すなり、立ち止まるなどをされてください。被害が少なくて済みますからね。

遅くなってしまい、申し訳ありません。

さて、4月のキャンペーンです。

例年通り、この季節に人気のメニューや、そろそろ気になってこられたことなどをキャンペーンにしています。

なんか忘れていたことが思い出して、追加になるかもしれません。

その時は、またお知らせいたします。

 

この季節ということで、紫外線がきつくなってきましたね。

まだ春と思って油断されている方、危ないですよ~。

(って、誰でもガンガン塗れるわけではありませんが)

今までの冬用とは別に春~初夏用に別のが欲しいという方も出てきました。もう日焼け止めはいくつあっても足りない季節到来ですね。

そこで、毎年恒例の「日焼け止め塗りましょうキャンペーン」と言いますか「塗りなさいキャンペーン」と言いますか、まあ塗らせようという魂胆です。

(くれぐれも言いますが、誰でもなんでも塗っていればいいわけではありません)

 

あと、すみません、休診日のお知らせが遅くなりました。

問い合わせのあった患者さんには個別にはお伝えしていましたが、HPに掲載するのを忘れておりました。

福岡で開催される日本形成外科学会に、形成外科医ではありませんが、参加してきます。

レーザーや美容医療などは、よく講師をされるようなドクターは、形成外科のドクターのほうが多いかと思うんですが、やはりこの学会に参加して、いろいろな講演を聴いてきたいんですね~。

特に今回は抗加齢に力を入れておられる大慈弥先生の福岡大学主催ですから、楽しみです。

でも、水~金曜日という日程で、水曜日は休診日でいいとして、3日間休診にはできません。。

プログラムを出るのをまって、散々迷った末、金曜日のみ参加することとしました。

残念。。。

水曜日がいくら休診と言っても、水金と福岡にいて、木曜京都、というのもこれまた大変で、またその週末は栄養療法のセミナーで東京に行きますから、家もクリニックも私もこれまた大変です。

で、金曜日のみ学会参加です。

 

話をキャンペーンに戻します。

ちょっと気温も上がりつつある中、そろそろ毛穴が気になってきた方も増えてきましたね。

季節の風物詩ですね。

でも、肌の状態が良くなかったり、スキンケアを間違っていたりすると、きつい治療はかえって副作用を招いたり、効かないどころか余計にひどくなったりと、踏んだり蹴ったりで、クリニックが儲かるだけです。

 なので、誰でもいつでも、毛穴治療をガンガンやっていけるわけではありません。

そのためにも、普段から、正しいスキンケアと丈夫な肌を育てておくことがとても大切です。

もちろん、栄養もね。

 

そろそろ、露出も増えるころですから、ボディ用のものをお買い求めしやすく、です。

かかとのかさかさから、体hや腕足のシミやら、ツヤも含めて、もちろん、シワもです。

体にレーザーを当てるというのは、すっごい贅沢な話ですので、うちでは、ほとんど化粧品をお勧めしています。

もちろん、レーザーしたい方はされたらいいんですが、お金と時間は覚悟されてください。

 

それと3月から発売になった、スキンケアベールとスポッツカバーのキャンペーンです。

月の途中だったから、キリが悪かったので、4月からとしました。

必ず、カウンセとテスター使用をご確認ください。

 

あと、キャンペーンではないですが、栄養療法と肝斑治療の併用療法のお知らせです。

すでに両方されている方は、トラネキサム酸の内服をとっくに止めて、食事とサプリに助けてもらっています。

 

以前は、漢方薬に切り替えたりしていましたが、限界がありますね。。

もちろん、栄養だけで片付くものでもありませんが、栄養はとても大事です。

まだお渡しする説明書が作れていないので、詳細は直接お聞きください。

 

すみません。。また寝ていたので、もう寝ます。

昨日の続きですっていうか、補足です。

 

私のブログを読んでくださるのは嬉しいですが、情報というのは、常のアップデートというか、更新されています。

なので、必ずブログは必ず新しいものから読んでくださいね。

検索をかけて、昔のブログがヒットして、おおまかな考え方は変わっていませんが、細かいことが変わっています。

 

例えば、おススメの化粧品です。

昔は、取り扱っていたり、おススメしたりしていたものが、今では取り扱っていないとか、おススメどころは逆に使わないように言っているとか(ここまで極端なものはないですが、使い方にコツというか、使っていい方と、ダメな方、こういう時限定であれば、いいですよ、普段は止めておいてください、などなど)、そういうものがあります。

どうして、そうなっていくか、というと、もちろん、自分の知識量が増えていくのもそうですが、実際に、自分や患者さんが使ってみての、肌の状態の変化ですね。

こういう人にはいいけど、こういう人にはダメだな、とか、思っていたよりも刺激があるのかもしれない(短期ではわからなかったことが、ず~と使ってみたら、思っていたのとは違う結果が出てくる人がいる)、商品はいいけど、うまく使えないとか、メーカー自体が信用できないことがあったとか、いろいろです。

それも時間がかかったからこそ、たくさんの患者さんの肌を診てきて、分かったこと・見えてきたことがあります。

こういう時だけはあり、という商品は、確かにこちらからしたら使いづらいので、患者さんが欲しいと言っても、今は使ったらダメですよ、となると、在庫が回転しにくいということもあります。

「こういう時」限定で使ってもらっていたけど、思ったほど、メリットがなかったとかになっちゃうと、もう仕入れなくてもいいかなと、在庫なくなったら終わり、という商品もあります。

 

うちのクリニックで取り扱っている化粧品・サプリメントは、全て自信を持って、おススメできる商品ですが、個々に合う合わないというのは別です。

なので、日焼け止めだけでも、17種類以上おいています。

もういくつおいているのか、わからなくなっちゃいました。

環境やTPOに合わせて、変える。

肌質や塗り心地の好みで変わる、となると、なんやかんやで増えちゃいました。

時々、「どれがいいんですか?」「一番いいのはどれですか?」と聞いてくる方がいます。

 

どれもいいんです。

良くないものはおいていません。

 

っていうか、一番ってなに。。。?

 

パウダールームで、紹介した時点で、今のその人にとって、使ってもいいものを紹介しています。

使ったらダメなものは紹介しないか、今はダメとはっきり言っています。

その中から、環境やTPOに合わせて、自分の塗りやすいもの・好み・目的に合うものを選んでください、と時間を取って説明して、あとは、使ってみないとわかりません。最低でも2週間。

普段の自分のいる環境に合うのか、女性の肌は、生理前後でも全然変わりますから、その時々で合うもの・好みも変わります。

いろいろ揃えたらそれにこしたことないですが、どれかひとつというのなら、じっくり試してみないと、そりゃ、誰にもわかりません。

どれも質のいいものを置いているので、その中での差は確かにありますが、それは考え方の違いで、添加物をどうとらえるかで、何がいいのか意見がわかれます。

どんなにいいものでも、その人が使いづらかったら、全く意味がないんです。

そういうものって、使うたびにストレスですし、そのうち、使わなくなります。

なにしてるんだかってか。

 

日焼け止めは、かなり塗り心地で好みが出るので、なので、全商品テスターを置いています。

話に聞くのと、塗るのとで大違いだからです。

ここまでの商品を全部自由に試せるクリニックって、まあないと思いますよ。

それだけやっても、全然試しもせずに、パウダールームからバッチリメイクもして帰ってきて、「一番いい日焼け止めをください」と言われたら、あきれるというよりも、もう説明しても無駄だなと。。

昔は、もう一度パウダールームに連れていって、ちゃんと試してから、買ってください、とやっていました。

でも、そういう方は、説明しても、人の話を聞く気がないのがもう態度に出ていて、ひどい方だと、スタッフが説明している途中で、一番近いのをば~っと勝手に塗り出すそうです。

聞く気がない人に説明しても、うっとうしがられるだけですし、なにより自分の時間がもったいないですね。

そういう方が、一番知りたいのは、どれが一番よく売れているのか?ということが多いんですが、一番売れているから、一番いいとは限らないんですけど。。まあ、売れているからには売れている理由があって、全部の商品そうですが、メリットとデメリットがあります。

で、一番売れている(使いやすいと思われる)のを、試させると、「べたべたして嫌だ」と文句を言うので、だから、試せっていってるだろっ==!!となっていましたが、もうこういう人に時間を割くのは止めて、他の方の時間に充てるようにしています。

 

あ、すみません、話を戻します。

ブログを読んでくださるのはいいですが、なんの情報でもそうですが、それが書かれた日付はかなり大事です。

医学でもなんでもそうですが、情報って変わっていくでしょ。

レストランの口コミサイトで、5年前の口コミよりも、直近のものから普通みませんか?

シェフが変わっているかもしれないし、引っ越しされているかもしれません。料理の内容もコンセプトもガラッと変わることもあります。営業時間も定休日も変わるでしょう。

それと同じです。

 

このブログに書いてあるから、絶対に大丈夫!なんてことは、絶対にないわけです。

最低、ブログを書いた日付をみてください。

もちろん、書いていることが、貴女に合うかどうかは、全くの別問題です。

 

時々初診の方がされている大間違いが、ブログで私がナビジョンやオバジのことを書いたら、何がどういいのか、何が欠点なのか、どういう人が使ったらいいのか、など、な~んにも考えずに、「ナビジョンでさえあればいい」「オバジであれば、なんだっていい」と勘違いされている人がいます。

ナビジョンにしろ、オバジにしろ、全商品取り扱っているわけでもないですし、その中から、自分の考えに合うものだけを仕入れて、患者さんの肌を診て、どうしていきたいのか、などを考えて、これはおススメですよ、こういうのもありますよ、使いたかったらつかってもいいですよ、としているんです。

そもそも、クリニック用の化粧品が、洗顔もせず、医師が肌を診ることなく、買えるっておかしくないですか?

中には、そんなたいした成分も入っていないから、それほどの害はないものもあります。

でも、使い方が間違っているとか、根本的なスキンケアが間違っている場合など、1億円化粧品にかけても、キレイにはなりませんよ。

まして、ネットで買うなんて、私からしたら、よくそんなものを自分の顔につけるな?!と思います。

正規ルートで買っていない以上、本物って証拠、どこにあります?

偽物かもしれないでしょ。

売れるものって、すぐに偽物作りますからね~。ぼろ儲けですね、業者は。ロシアンルーレットですね。勇気ある~!

おかしなもの使って、肌荒れたりしたら、その倍以上の時間とお金を使いますから、私だったら、絶対に嫌ですけどね。

正規でしか買えないものが、手に入るって、あやしすぎます。。

 

なにより自分の触り方や塗り方が悪いのに、それをナビジョンやオバジのせいにされたら、困ります。あげくのはてに、効かないと言われ日には、そりゃそうだろっと突っ込みたくなります。

それ、貴女は今絶対に使ったらダメなやつですよ、ということもあります。。。

あ~あ~。。

なんでそうなるのか、今まで理解不能でしたが、おそらく、栄養が足りないせいす。

思考力・判断力が落ちていて、強迫観念に捕らわれがち。

まさに、栄養不足ですね。

そういう方に限って、自覚がないのと、人の話も聞かないので、もう私には何もできないので、サヨナラ~となりますが。

自覚があったらね、どうにかしたい!自分で、情報惑わされることなく、化粧が買えるようにしたい!と思っている方は、大丈夫なんですが。。

 

ちゃんと使えば、5千円も1万円もする化粧品の価値がもっと上がるのに、自分で下げているんですよね~。

なので、うちでは、化粧品だけ欲しいという方も、全て診察が必要で、カウンターでだれでも買えるわけではありません。

患者さんが欲しがっても、肌を診て、買わせない・勧めないこともあります。(今、使えるような肌じゃないから)

 

「絶対に、○○でないと!」と思いがちなこと自体、スキンケアも化粧品も大事ですが、栄養を見直してみてください。

 

 

 

 

 

まだ十津川に行ってきた話の途中ですが、ちょっとスキンケアの話を。

 

肌荒れや、なんか肌の調子が悪いと悩んでいらっしゃる方、お金や時間をかけているのに、なんでこんなに肌がキレイにならないんだろうと思っていらっしゃる方々が、私のブログを見つけて、自分の使っている化粧品から肌の触り方まで見直されて、とりあえず、何を使ってもいいかわからないので、ブログで紹介していた一般で買える化粧品に買い換えて、受診される方は結構いらっしゃいます。

 

そういう方の場合は、どれくらい実践されたかにもよりますが、tよっとお肌の落ち着いて、これからどんどんキレイになっていきます。

楽しみですね。

 

そういう方の中には、もうとりあえず一切を止めて、ぬるま湯で洗顔しているのみで、日焼け止めも保湿もしない(たまにワセリンくらい)のに変えちゃって、受診まで待つ、という方もいらっしゃいます。

それはそれで、もちろんありです。

ケースバイケースと言いますか、ほんとに受診されて、何も一切塗らないように、と指示する方もたまにいます。

赤みの炎症が強すぎるとか、もう皮膚炎(異常)レベルの時です。

医薬品の薬を使わないといけない時(ステロイド含む)もあります。

そんな時に、化粧品を塗っている場合ではないです。

だって、異常があったら、塗らないでください、医師に相談してください、って書いてあるでしょ。

診察の上で、これくらいなら、こういう化粧品なら、使ってもいいですよ、ということはありますが、診ていない方の場合、患者さんの自己判断ですから、それが正解かどうかは、やってみないと、経過を診ないとわかりません。

なので、そういう場合に、全部とりあえず止める、というのは、ありです。

まあ、そういう場合は、早めに受診してもらったほうがいいですが。炎症をなんとかしないとね。

良くなったらいいですが、悪循環にはまることも多いので、ほんとのひどい状態になる前に、早めに受診をしたほうがいいです。

 

さて、肌荒れ相談の方の場合、今使っている化粧品をすべて先に予約時にお聴きしているんですが、前日の確認電話で、化粧品を変えている方が時々いらっしゃいます。

ひどい方だと、予約日の2日前に、化粧品を変えるということをされます。

 

。。。なんで?

化粧品、もう変えてたやん?(しかも、新しく買ったのが、ろくでもなかったりして。。診察で、使うなと言われるだけなのに。。)

と不思議でたまらないです。

だって、もう2日くらいだったら、変えた化粧品で、とりあえず過ごしたらいいと思うんですが。。。

新しく買い足していっている化粧品全部が、「いいもの」とは限らないわけで、まして「自分の肌に塗っていいのか」というのは、全く別の話です。

 

そういうことをされる患者さんみなさんに、どうして受診の2日前(前日のこともあり)に化粧品を変えたんですか?と聞くと、みなさん言うのが、「買わなくても良かったのかもしれないけど、塗らなきゃ!!塗らなきゃ~っ!!と思って、買ってしまった。。」という答えがほとんどです。

 

肌荒れで悩んでいる方に、まず2パターンあるんですが、

①な~んにも考えていない方。使っている化粧品の名前もわからない、覚えていない、ドラッグストアの店頭に並んでいるやつから安いから買った、とりあえず、一番前で売っていたから買った、というてきと~な方。

それで、肌がキレイだったらいいんですけどね。。あんまりキレイじゃない、いや、ひどい。。

大体こういう方は、擦りまくっていることが多く、あと、日焼け止めも全然塗っていなくて、その分肌もひどくなっているパターンです。

今後、それではだめなんだ、と気づかれて、注意されれば、OKです。

 

一番大変なのが、

②思い込みパターンです。

「絶対に、ダブル洗顔しないといけない!」「日焼け止めを塗らないといけない!」「化粧水を塗らないといけない!」などなど、自分で、いろいろと義務を増やして、がんじがらめになっちゃっている方です。

考え方が、融通が利かなくなっているというか、他の考えが浮かばない、あるいは受け入れられなくなっているパターンです。

これは、しんどいでしょう。。ご自身も。。

ちょっと強迫観念にとらわれていると言いますか。。

こういう方全員、なんと!痩せています!

「痩せ」の程度もバラバラですが、パッと見た目、「痩せている」に分類がすぐにされる方です。

 

男性も女性そうですが、痩せすぎは良くないです。

太っているのも良くないんでしょうけど、「健康で元気」となると、痩せているよりも太っているほうです。一番いいのは、小太りが一番元気で長生きです。

もちろん、太りすぎはダメですよ。

この「太っている」っていっても、炭水化物ばっかり食べての肥満は絶対にダメですが、動物性蛋白質もたくさん食べているし、炭水化物もたくさん食べていて、小太りになった、という場合、栄養もちょっと摂れていますから、まだいいんです。

 

ところが、痩せている場合、(検診で、「痩せすぎ」と出たら、たいがいですよ。BMI計算して、18ないとか(18.5ないのも、たいがいですけど)。

そんなに痩せているのは、栄養が全然足りないからで、内臓の大事なところも栄養が足らんと悲鳴を上げていますから、皮膚になんか栄養は回ってきません。

だから、調子がすぐに悪くなるんですが、一番困るのは、脳のバランスですね。

強迫観念って、ちょっとコントロール自分でできないでしょ。

できないと思いますね~。

いろんな脳の中のホルモンが、全然足りないとか、すっごくバランスが悪くなっているとか。

だから、おかしな広告や宣伝に、すぐに乗せられてしまうし、買わなきゃいけな、使わなきゃいけない、と自分で追い込んでしまうんですよね。

栄養療法するまでは、そういうこと全然わかりませんでしたけど、栄養療法をするようになって、すっごく実感しています。

脳に栄養がいかないせいで、思考力の低下、判断力の低下などなど、物忘れもひどくなっていませんか?思い込んでいて、他の考え方が受け入れられない、あるいは、他の方法があると考えもしなかった。。

こうなっちゃうと、自力で脱出するのは、不可能とは言いませんが、かなり大変なのでは?

 

そうい時は、診察に来ていただいたらいいですが、いつもいつも診察に来れるわけじゃないですよね。1回の診察で、全部のスキンケアを隅から隅まで話ができるわけでもありません。

ひどい方になると、思考力も低下していますから、説明を聞いてもよくわからない。。。となります。

 

そういう時は、栄養療法です。

食事メインで、食事で足りない分の栄養素をサプリで補います。

そしたら、肌にも栄養が届くなるし、キレイになります(これは、ちょっと時間がかかりますが)。

頭の血流もよくなるし、ホルモンはちゃんと出ているし、脳のバランスがとても良くなります。

そうなると、おかしな広告に踊らされることなく、皮膚を触らなくて済みます。

 

とはいっても、全員の方が栄養療法されるわけではないので、とりあえず受診されたら、スキンケアの最低限のことをお教えするんですが、肌が荒れている時に、特に、日焼け止めはそんなに頑張ってやらなくていいですよ。

 

日焼け止めって、ある程度、皮膚が健康じゃない使えません。

それくらい、日焼け止めになると、いらん添加物が混ざってきます。

でないと、日焼け止めが作れませんからね~。

 

ニキビのひどい方や肌荒れ(程度にもよります)の方には、保湿は勧めても、日焼け止めは勧めていないことが多いです。

ビューティフルスキンの日焼け止め(粉のほう)であっても、顔を触らないと塗れませんから、もうしばらく止めておきましょうと止めることもあります。

 

日焼け止めは、塗らないとどんどん老化するんじゃないか、と脅迫観念にある方が、たまにいらっしゃいますが、おそらく今までの塗り方ではどうせ効いていないし、肌が荒れている時に塗ったら、入っている添加物がよけいに刺激になることもあります。

なので、させないんです。

今まで、何十年も、ちゃんとしたスキンケアをされていきていないですから、2日間しなかったからと何かが変わるものではありません。)

買う時は、成分表を観てください。

たくさん化学薬品が入っているでしょう。

商品によったら、塗らないほうがマシ、という選択肢もありますよえ。