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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日、お礼のお手紙をいただきました。

 

 

 

 

 

今の時代、わざわざ手書きで、切手貼って、ポストに投函して、という手間をかけて手紙を送っていただいて、今までの経過や改善したことなどについてお礼を改めていっていただくと、手書きということもあり、気持ちが伝わってきて、とても心に響きました。

とても嬉しくて、目頭が熱くなるくらい。

 

お手紙には、肌荒れで悩んでおられて、私のスキンケアを紹介されているブログをたまたま読まれたそうです。

(このブログについては残念ながら存じ上げません。ご存知の方がおられましたら、教えてくださいませ)

 

それで実践してみたら、マスク肌荒れがなくなり、その後、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」を読んでくださって、食事を見直してみたら、どんどん良くなったそうです。

今ではご家族で皆さん実践してくださっているとか。

 

素晴らしいっ!!

 

実は、ブログやFacebook、インスタグラムで私のすすめているスキンケアや食事療法を知って、ちょっとやってみて、さらに本も読んで実践をどんどんやってみて、お肌も体調も良くなる方というのは、たくさんいらっしゃいますが、皆が皆、うまくいくわけではありません。。。

 

 

自力で情報を得て、自力で実践して、良くなる方というのは、ちょっとした勘違いとか悪循環にはまっていただけで、情報の取捨選択もできて、今までしてきたことも、間違っていたんだ!とすっぱり止めたり、できることから始めてみたり、うまくいかなったからどうしてうまくいかないのか考えて、さらに本を読んで勘違いしてところに気付いたり。。

 

これはなかなかやろうと思ってもできることではないんですよね。

 

 

まず、企業の洗脳が抜けない方が増えましたね。。。

 

私の本に書いていることって、ちょっと勉強した方や、企業の宣伝広告に惑わされることなく、冷静に考えてみたら、気付いたり知っていることもたくさんあります。

 

でも、皆さん、ず=っと企業の宣伝広告に囲まれて生きてきたので、もう洗脳されてしまっているわけです。

それが一番ではない、と気付いていても、どこを見ても同じようなことばかり(ネットで普通に検索したら、宣伝広告とステマばかりだから)で、どうして良くならないだろう。。。これ以上は無理なのかな。。と常々ではなくても、ちょっと思っていた方。

 

そういう方が私の本を読んだら、まさに目からウロコ状態で、「この間違ったスキンケア、めちゃくちゃ私、やってるんやーんっ!!」「今までの食事では、全然アウトやったやーんっ!!」とカルチャーショック状態。

 

読み進めていくたびに、あ!あ!これも、あれもっ!!と次々と勘違いが見つかる。

 

そこで半信半疑ながらも、実践してみる。

とりあえず、石けん洗顔とかね。

高い、企業の宣伝の権化みたいな化粧品を止めてみるとかね。

 

そうすると、いかに宣伝に乗せられてムダなものを買わされていたのか、いかに自分の肌に負担をかけていたのかが、とてもよくわかっていただけます。

 

私の本を読んでも、カルチャーショックを受けない、というか、「あ!これ(間違ったスキンケアや食事)、まさに私のことやん?!」とほとんど思わずに読みました、という方も結構多いです。。。

 

そういう方のスキンケアというか、使っている化粧品を聴くと、なんでやねん。。。状態だったり、食事も、なんでやねん。。。です。

 

読んだのかもしれませんが、覚えていないというのか、自分のことに置き換えられていないというのか、まだその時点でも企業からの洗脳が解けていないのか、よくわかりません。

 

読んだからって、スキンケアも化粧品も食事もなにも変えていないし、知らないと言われます。

 

それでもなにか引っかかることがあったから、受診されたんだと思うんですけどね。

 

なので、そういう方が受診されても、話はほんとに一からです。

 

お金を払って受診されても、診察で現状と原因についてお話して、今後のスキンケアや食事について話をしても、次に来られてもなにも変えていない人も結構います。

 

ひどい人は、シミや肝斑治療なのに日焼け止めも塗っていないとか、もう捨てるか掃除で使うしかないと言った化粧品をまだ使っているとかね。

 

お金払ってレーザーしても、良くなるわけないやんね。

初診時は、スキンケアを見直します、日焼け止めもちゃんと塗ります。と言われたのに、結局、なにも変えずにお金払ってレーザーすれば良くなるのは当たり前でしょ?!的にされると、とてもむなしくなります。。。

 

診察の時には、「そうだったんですか=!!」とカルチャーショックを受けて、「全部変えます!」と言われたので、嬉しくなって、診察カウンセリング時間を無料で延長したりして、たくさん説明しても、次来たらなにも変えていない。。。

 

食事の場合は、わかっているけど、まだなかなかできません、ということも多々ありますが、スキンケアはまず諸悪の根源の化粧品を全部止めるだけですから、むしろステップが簡素化され、時間も余るはずなのに、です。

 

そんな中、本やブログを読んだだけで、理解して実践、行動して自力で良くなっておられると、ほんとに書いた甲斐があるというもの。作者名利につきますね。

 

化粧品ってもっとシンプルにできないかな、減らせられないかなと悩んでいた方には朗報だし、たくさん使っていた方も、とりあえずやってみようと素直にやってみる方は、なんでもそうですが、早く良くなります。

企業の呪いがどんなに重くても、一瞬で解けてしまえる方は、何をするにしてもとても強い。

ちゃんと自分の頭で考えるから。

 

情報というのは、本人が、それをさらに知りたいと思う気持ちと、ある程度の客観性を持っていること、弱みに付け込まれないことです。

情報を知っても、自分のものになるというか、納得して理解ができる=興味がわく のも実は、「時」があります。

なにを言ってもダメな時というもあります。

 

そういう意味では、柔軟性というのはいくつになっても必要ですね。頭を固くしないこと。今までの刷り込みに騙されないこと。

世の中のいわゆる「当たり前」を疑ってみること、あるいは確かめてみること、それを確かめる行動力、実践力が必要です。

 

元々の状態や体調はわかりませんが、改善の度合を比較したら、ものすご~く頑張られたのがわかります。

 

私はちょっと情報を出しただけで、それを選んで実践されたのは、その方の功績です。

実践してみて、ちゃんと結果が出るなら、その方向性が間違っていなかったということの証でもあります。

うまくいかない場合は、ベースになにかトラブルがあるとか、勘違いはないか、思いこみはないか、やはり診察による確認が必要です。

 

 

肌も体調も元気にキレイになられて本当に良かったです!!!

 

ちなみに、お手紙にも書いておられましたが、「ワクチンを(今は)打たない」という選択は、周りの環境においてかなり居心地の悪いこともあると思います。

医療関係者でも打たない人はいます。

とある病院では、接種希望者は7割でした(最初の発表時)。

そこそこの大きな中核病院だったので、私はびっくりしました。もっと高いと思っていたから。病院のトップなり、全体の雰囲気として、「打ちたくない人は打たなくてもいい」というのがちゃんとあるんだと嬉しく思いました。

 

ワクチン接種を医療関係者から、と最初発表された時に同調圧力を一番心配しました。

(病院によっては、同調圧力はかなり強い、というのは聴いています)

 

今でこそ、同調圧力はいけないと厚労省が正式に見解を出していますけどね(これは、今後なにかあった時、国からの「強制」でさせられた、となると大変なこと(訴訟時の賠償金とかね)になるから、というのもあると思います。

 

私の考え方は、前にも書きましたが、「悩んでいるなら、今は打たない」ことをおすすめします。

 

誰も今後どうなるのか現時点ではわからないワクチンです。今、データ集計中のワクチンです。日本人(世界中でもですが)の長期的な安全性などは今も診ている真っ最中です。

(短期的なこと=腕が痛いとか腫れるとか、アレルギーとかアナフィラキシーショックとか頭痛とか吐き気とか発熱とかは、かなりのデータがすでに集まっているのでわかっています。)

 

なんでもそうですが、悩んでいて、周りがしているから自分も。。。という消極的な理由でやってしまって、今後何もなければいいですが、なにかあった時が後悔しきれないから。

やるなら、「絶対打ちたい!!」くらいの気持ちで打つ方がいい。打った以上は、「あの時点での判断は間違っていたわけではない」と思いまししょう、今後なにがあってもね。

後悔しないための選択です。

 

ただし、「(今は)打たない」と選択した方は、感染力が強く重症化しやすいと言われているデルタ株から身を守るために、感染対策は今まで以上に徹底を。

 

マスクは、やはり布マスクでは心もとないです。やはり顔の大きさや形に添った不織布マスクを。

隙間ができるようでしたら、その上から布マスクを。

 

布マスクだけでは、ほんとに危ないです。飛沫は吸い込みまくりだから。。。

真正面で話ししてる相手が、布マスクやウレタンマスク、あるいはマスクしていないとなると、飛沫バンバン飛んできています。

 

不織布マスクに変えましょう。

 

同調圧力の強い病院に勤務していて万が一にも感染したら、(それを理由にクビには法律上できませんが)日本では確かに周りの目がかなり厳しくなり、居づらくなることはあるでしょう。すべてワクチンを打っていないからだと言われるでしょう(だから、打ちたくないけど打つ、という医療関係者はとても多いのも事実。)

要は感染しなければいいわけで、対策をちゃんとしていれば、理論上、感染は防げるわけです。

どんなに手洗い、マスクを絶えずつけていても、布マスクではいつ感染してもおかしくない。

そこは徹底しましょう。

同居している家族以外とは、飲食もそうそうできませんしね(対策をほんとに徹底している飲食店がそうそうないから)。

 

 

不織布マスクにして、また肌荒れするようでしたら、当院では、オンラインで保険診療もしていますから、どうぞご利用ください。

もっと元気になるために漢方薬を使うこともあります。

未病というよりも、不調に気づいてない方も多いから。

漢方処方もオンライン診療が可能です。

ストレスのたまりやすい、今日この頃、漢方のサポートでさらにうまくいくことも多々あります。

 

 

 

 

 

アトピーとか肌荒れとか、スキンケアもどうしたらいいのかわからない、どんな化粧品を使ったらいいのかわからない、スキンケアや化粧品についても教えてほしいけど、栄養療法も気になる。どんな食事をしたらいいのか教えてほしい。

できれば、1回の受診で両方とも知りたい。

 

そういう問い合わせやご要望というのは結構あります。

 

自費の診察時間は、1回1時間です。

実際は、なんやかやで1時間を超えますが、原則お取りしているのは1時間で、時間内でお話できるように努力はしています。

 

でも、患者さんが私のブログや本、フェイスブックやインスタも全く読んだことがなく、考え方もメーカーの宣伝広告を鵜呑みにしていて、話すこと全部が今まで思っていたのと真逆で、1個ずつの話をその都度全部止めていったりされると、とてもじゃないですが、1時間で終わるはずがありません。

 

全く読んだことがないという方でも、実はこうなんですよと言ったら、素直にとりあえずやってみます、となる場合はスムーズにいきます。

 

ずっと読んで下さっている方もで、聴きたいことがたくさんあって、バラバラの話をあっち飛び、こっち飛びとしていたら、結局、なんの話だったっけ?みたいなことにもなり、これも1時間で終わるはずはありません。

 

肌のスキンケアや化粧品の話ですらそうなのに、そこに栄養の話も、ってこちらも終わりません。

 

肌にしろ、体調にしろ、今、どういうことが起こっているのか、現状と原因の話をします。

患者さんからも経過は確認しますが、診察の場で一から確認していたら時間はいくらあっても足りませんから、事前に予約の時に詳しく経過をお聴きしていて、診察の時に確認するという感じです。

 

なので、事前に言っていないことがたくさんあると、またそれがややこしいことだったりすると(ご本人はややこしいと思っていないことも多いですが)、話は進みません。

関係ないと思っていました、と過去の病気や治療歴、今の病歴や薬のことなどを言わない方もたくさんいます。

診察時間がもうおしまい、待合室でお待ちくださいというタイミングやその直前に、実は。。。と言っても、1時間の話が根底からひっくり返ることもあります。

それなら、話は全然違いますよ、という具合に。

でも、タイムオーバーです。

延長料金払いますか?

 

皮膚にしろ、なんにしろ、からだで起こることがすべて全部つながっていて、全部関係があります。

だから、全部、他にはないですか?なかったですか?とお聴きしているわけです。

 

化粧品やスキンケア相談にしても、事前に全部お使いのものをそのまま使っていいのか、止めないといけないのか、今は止めておきましょうなのか、調べておくわけですが、化粧品を変えているのに連絡しないで当日言われても調べる時間はありません。

一から聴いている時間はありません。それを聴いて終わりでいい、というならかまいません。

予約の時点で、延々とお聴きしていることを診察の時間でやったら、診察の時間がなくなることは想像していただかないとこちらでは対応できません。

 

予約の時に、スキンケアを知りたい、化粧品を知りたいと言っておいて、当日来て診察の最後に、本当になんとかしたいのは、毛穴と赤ら顔だ、レーザーはしなくていいのか、と言われても、そういうことをしたい、そういう話を聴きたいと言っていなければ、こちらからはあまり言いませんから(スキンケアの話だけで時間が足りないのに、処置をしたいなら、処置の話をする時間を確保しておいて、スキンケアの話を切りあげるかしないといけません)、聴きたいことは、来院までにお伝えいただくか、せめて、診察がスタートした時に先に言っておかれないと、終わる間際に言われてもどうもできません。

 

 

栄養療法も同じです。

どんなことで困っているのか、今後どうしたいのか、それを予約時でもお聴きしているし、診察に入る前に詳細な問診票を書いていただいています。

言ってもいない、書いてもいないことを、診察終了間際に言われても、その話だけで何十分かかると思っていますかってね。

一言で済まないようなことを終わってから聴かれても、答えられません。

そんな単純な話ではないです。

なのに、イエスかノーかで答えさせようとするのはお止めくださいね。

そうやって軽く考えていること自体も、ここまでこじらせてきた一因だと思います。

 

聴きたいこと、知りたいことは事前や最初に言うこと。

 

体調トラブルで原因や今後の治療について話終わってから、実は妊娠希望なんです、と言われたら、治療方針は全く変わります。選んだサプリも薬も変わります。

かといって、延長されるわけでもありません(延長料金がかかります)。

こちらがこれだけは伝えておかないと!と延長になってしまった分は料金はいただいていませんが、大事なことを言っていなくてまだ話をしてほしいという分には延長料金をお支払いください。

 

どちらも初診の場合(再診でも)、たくさんの情報をお聴きし、お伝えし、ととても時間がかかります。

他のクリニックでそんな時間を取ってもらったことがないので、1時間と聴くと皆さんすごい長いと思うでしょうけど、あっという間です。

その1時間でスキンケアも食事、栄養、両方聴くというのは無理な話で、とりあえず、私の本は持って読んでる、細かいことは本をもう一度読み直す(スキンケアについては全部書いてますから)、全部止めるよう言われた化粧品は全部止める、こちらが勧める薬や化粧品を使う、栄養療法に関しては、簡単な話しかする時間はないので、栄養解析(自費の血液検査)を受けて、サプリの予算を伝える、こちらがすすめる薬はとりあえず1週間飲んでみる、渡された資料を参考に食事を自分なりに変えてみる、フェイスブックのグループに入ってお食事日記を投稿したり、体調や食事の疑問はそこで質問する、

という風にするなら、とりあえず1時間で両方の話は簡単にいくことは可能ではあります。

ようは、とりあえず自分でやってみて、確認や質問は次回の自費の診察やフェイスブックでの場でするという風に分けるわけです。

 

でも、これは残したい、それは飲みたくない、あれとこれとどう違うのか、こっちはどうだ、となんやかんやと言っていると、あっという間に1時間終わります。

話はなんにも進みません。ほんとにさらっとです。

検診結果の程度によったら、というか、もう肌を診ただけで、自力では(食事を変える、化粧品を変えるなど)無理なレベルであることがほとんど。

でないと、ここまでこじらせてません。。。

自力でいける方というのは、すでに本を読んだり、ブログやフェイスブックを読んで自分なりに実践して、ちょっと結果が出ている方です。

それでもさらにもっと良くなりたい!という場合は、ちょっとした勘違いを指摘したり、やっぱり血液検査で隠れている病気や病態を見つけたり、悪循環をちょっと断ち切るだけでいいので、そういう方の場合は1時間で(実際は超えますが)いけるのかもしれません。

 

栄養解析をして、サプリを少しでも買って、必要な薬があればお試ししてみるなら、フェイスブックのグループに入れるので、時間がなくて聴けなかったことや変えてみた食事が良いのか悪いのか、などは聴けます。

 

肌相談は、もしレーザーなどをされたら、アフターケアでメールやラインで個別に美容関係(美容医療、化粧品、スキンケアなど)は無料で相談できるようになっています。

 

でも、なにもそういうことをされないのであれば、また、1時間¥11.000払って、自費の診察に入って続きはお聴きください。

たった1時間で、あれもこれも、今まで下手をしたら何十年と悩んできたことが、お金をかけることなく、魔法みたいに解決できるわけがありません。

そうできないところまでこじらせたのですから。

 

血液検査もレーザーもしない、何度も自費の診察に入るのは嫌だ、1回の受診で最大限の情報はほしい、というのであれば、

その分、時間をお取りください。

スキンケア、化粧品などの相談で1時間、栄養療法、食事の相談で1時間、合計2時間。

料金は、¥27.500に変更しました。

以前は、そのまま¥22.000にしてましたが、はっきり言いますが、一度に大量の情報を得ても、患者さんのほうが処理ができません。

今までも、両方聴きたいからと2時間押さえて診察カウンセリングをしたことがありますが、結局、あまり話は覚えておられません。

一度の処理できるキャパを超えているわけです。

2時間、ずっと座っているというのももちろん疲れるでしょう。

 

できれば、両方の話を聴きたいのであれば、別の日に、翌日でもオンラインでもかまいません、分けて話を聴いたほうがいいです。

 

スキンケア、栄養療法と1回目をちゃんと分けてこられたら、次回からは両方で1時間は皆さんされていますが、最初からは無理な話です。2時間取ってもね。

 

勧めないのにどうしても2時間枠を取って両方の話を聴きたいというのであれば、別々に受けるよりも割高にさせていただきました。

2時間で¥27.500 です。

おひとりが診察カウンセリングだけで、そこまで長く時間を押さえるわけです。

うちはおおひとりが長いので、1日に診られる人数は限られます。

そこを2時間(以上)、勧めないのに押さえるのなら、割高にさせていただきます。

 

栄養療法で、つい最近(3か月以内とか)に自費の血液検査はしたところ、という場合は別ですが、保険の範囲内でとか検診結果だけでは項目が少なすぎて、いろんな病態を見逃している可能性があります。

原則は、当院の栄養解析(自費の血液検査)をして、現状把握というのが一番大切です。

(解析していない方は、フェイスブックのグループには入れません)

 

でないと、特に胃腸を労わる食事をどこまでするのか、糖質の摂り方をどうするのか、足りない栄養素の種類と量の優先順位などが全くわかりません。

推測でしていくわけで、時間が無駄になることもあります。

以前は、検査希望されない方も栄養療法の診察で食事指導はしたことがありますが、やっぱりうまくはいきません。。

食事の見直し、食事からの栄養はとても大切ですが、

こじらせまくっておいて、食事だけで治すことは無理ですよ。

 

今まで無駄に使ってきたお金があるから、できればここは節約したいという方も多いです。

でも、他院でもっと使っていたり、毎月のろくでもない化粧品代のことを考えると、トータルで見た時にそこまで高くはならないし、節約するところはそこじゃない。

大事なところで節約すると、肝心なことを見落とします。

頻繁に血液検査をするわけでもありません。

 

前に採血した時と体調は変わっていないんですけど、という方もいますが、そうやって自分で思ってやってきた結果が今なわけです。

それが合っているなら、今、そうはなっていない、と認識しましょう。

ケチったのなら、ケチった以上のことが待っています。

老化というのは加速度的に進むからです。

 

コストパフォーマンスを良くしたいなら、それなりのご本人の努力とある程度のお金は必要です。

なんにもせずに棚からぼた餅みたいなことはありません。

時間は限られています。

聴きたいこと、知りたいこと、全部が1回のたった1時間の診察で聴けるとは思わないでください。

聴けたら、とてもラッキーなことで、それは普段の努力があってこそ。聴きたいこと、疑問点が絞られていて、大筋で合っておられるからこそです。

 

 

 

 

 

 

 

肌トラブルの患者さんを自費診療で診る時に、使っている化粧品をすべて商品名・会社名を聴いて先に調べておきますが、依然として自然派化粧品、オーガニック化粧品をなにかしら使っている人が多い、というかほとんど。
あるいは、悪くなったきっかけになっているとかね。
テレビやネットで大々的に宣伝している化粧品も、すぐに飛びつかない。
本当に良いものというのは、なかなか世の中には浸透しません。
いつか出てくる、という人もいますが、今の世の中、特にネット関係はお金を出して大量に宣伝に触れるようにできていますから、お金をかけた企業の商品ばかりが有名になります。
真面目にやっていたら、開発費はかかるし、原価も高いし、かといって、たくさんの人、特に敏感肌、赤ちゃんや子供、妊婦さんも誰でも安心して全身にでもたっぷりと使ってもらおうと思ったら、そんな高い金額は設定できません。
なので、1個の商品を売っても、それほどぼろ儲けできるわけではないのです。
小売店をされたり、そういう発注をしたことがある人はご存知でしょうけど、たくさん買うなら、すっごい値引きしてくる(返品不可もついてたり)企業もあれば、いくら買っても値引き率は一律、という企業も。
たくさん買うにしても、すっごく値引きしても、まだその企業はそこそこ儲かる、というわけです。
一体、原価、イクラやねん。。。と思わないとね。
芸能人が宣伝している、インフルエンサーがほめてた、など、そういう人がわざわざ言うなら、なんらかのお金が企業側と動いている場合がほとんど。
そうでないこともあるかもしれませんが、有名人であればあるほど、無料では宣伝しません。
他のスポンサーとの契約もあるからです。
それだけ企業もその人にお金を払っているわけで、その予算も皆さんが買っている化粧品などの価格に含まれているわけです。
ちょっとネットで検索したら、最初の1ページには、山ほどその化粧品がいかに素晴らしいのか!というページが出てくるかもしれません。
まずは、それを誰が書いたのか、情報源の確認です。
実名であったとしても、それがステマではないとどうやって確認していますか?
確認できないなら、ステマかもしれない、と今時思っておくこと。
もちろん、使ってみたら結構よかった、ということはあるので、使わないと確かにわからないこともあります。
でも、そのたびに、こんなの買うんじゃなかったとお金の面でも肌トラブルでも思いたくないですよね。
なんでも過信しないことと、特に敏感肌というか、肌の調子の悪い時に化粧品で解決しようとしないことです。
そもそも、すべての化粧品は、「肌に異常があれば使用を中止して皮膚科医にご相談ください」みたいな内容がパッケージに書いてあります。
そういうことが書いていない化粧品は、同じ企業の他の商品も含めて絶対に買わないこと。
異常のあるところ(特に赤みやかゆみ、痛みなど)に化粧品は薬ではないので、いらない添加物も山ほど入っています。
決して塗らないこと。
(皮膚科に受診して、特に顔の場合、化粧品の使用を止めない医者のところには受診してはいけません。とりあえず薬出してさっさと帰ってもらおう、というだけです。
化粧品を止めるように言うと、外来診察において引き下がらない患者さんというのはとても多いので、その分時間が取られます。場合により、そんなひどいことを言うなんて!となじられるわけです。なので、そういうことには一切触れない。だってめんどくさいから。そういう皮膚科にかかっても治るものも治りません。だって、そもそもの諸悪の根源こそ、その使っている化粧品だったりするわけです。延々とステロイドを出し続けられ、どんどんおかしな肌になっていく。。。)
患者さんからお聴きした化粧品を調べるのに、まずはそこのサイトを見るわけですが、値段のことと、いかに自分たちの化粧品や考え方が優れているのか、そればっかり。
どこの誰かもわからない、「買ってよかった!!」という企業が用意した口コミが延々と載っていることも。。。
(厚労省や消費者庁はこういう宣伝の仕方をしないように言っています。〇〇第1位!とかもそうです。
本当かどうか調べようがないからです。)
まず、そういう企業のは止めておくのが無難です。
最近はそういう風にしないと消費者が買ってくれない(目を引かないから)から、そういうなのばっかりになってきているような気もしますが。。。
あやしい企業ほど、肝心の化粧品の全成分表示が載っていない。
探すのにすっごく苦労します。
散々探した挙句、本当にその企業のHPにはどこにも載っていないこともよくあります。
そこの自社サイトでネット販売しているにも関わらず、です。
ネット販売しているくせに、化粧品の全成分表示をしていない企業のものは買わない。
それだけで、本当はかなりの被害が防げるのです。
で、表示があったなら、そこに食べ物のエキス、植物エキスが入っていないか必ず見ること。
たくさん入っているものは絶対買わない。
1種類、2種類、何種類ならいいかと言われれば困りますが、本当は1種類でも入っていたら、もう買わないでほしい。
植物エキス・食べ物エキスを入れているのにちゃんと遅延型アレルギー検査までしている企業もありますが、そこまで実施しているのは私の知る限り、資生堂と花王くらいです。
(だからって、この2つの企業の全商品がおすすめ、ではないです。)
要は、それくらいの研究所の規模と予算がないと調べられない、ということです。
自分のところで検査ができないなら、外注するかですが、遅延型アレルギーまで調べようと思ったら、ものすごくお金がかかります。
普通の企業ではできませんよ。というか外注もしてませんよ(ごくごく一部を除いて)。
その費用も上乗せなんてしたら、化粧品いくらで売るのか?!となります。
この成分は大丈夫、とある程度証明されているものはありますが(それでも誰にでも100%安全ではない)、その場合、同じ原材料メーカーの同じ品質のものを使わないといけなくて、不純物とかのね、ランクがあるわけです。
そこまで調べてもいないとかね。
そういうのは、原材料の名前は同じでも、中身は全然違うわけです。
ちゃんとしたものばかりで化粧品を作るなら、まして自社のではなくて取り寄せになるので、コストはとても高くなります。
純利益はそこまでぼろもうけにはなりません。
まじめにやればはるほどね。
いい加減にてきと~に作って、宣伝費にお金をかけるほうがぼろ儲けできるように今の世の中なっています。
だから、そういう商品に自分が引っかからないようにすることが大切です。
食べるものだから安心
植物の力を肌に
みたいな感じのことがHPにばんばん載っている企業の化粧品はほんとに一番危ない。
化粧品は科学です。
食べ物、植物エキスをそのまま混ぜてるような化粧品って、一体いつの時代の話やねん、ということです。
そこまでするなら、それこそ、山の中で自給自足なみの、昔の人と同じ生活、同じ環境、同じ食事にしないとね。
生活も環境もなにより食べているものも全然違うのに、添加物まみれで暮らしているのに、どうして化粧品だけそうなる?!
そういう宣伝にそのまま乗っかってしまう人が増えているから、毎年皮膚科学会総会では、びっくりするようなものでの接触性皮膚炎、食物アレルギーの新しい報告が増える一方です。。。
食べるもの、口から入れるものは、天然に近ければ近いほど良いと思いますが、皮膚にはそれをしたらダメ!
科学的に証明されているんだから。
まして、肌にトラブルのある人(化粧品が合わないものが多い、みんな使っているものが使えないなども含む。質の悪いものを使って、合わない合わない、と言っている人も結構います。肌に炎症を起こしているのに気づいていない人もいます)は、皮膚のバリア機能が壊れている可能性があるので、そこにそんなものを塗ると、もうばんばん侵入してきて大変なことに。。。。
なってからでは大変です。
食物アレルギーは治すのに大変な制限とお金と時間がかかります。
茶のしずく石鹸の二の舞にならないように。
あやしい化粧品には近づかないのが一番です。
本当にちゃんとした化粧品の情報が入ってくるような環境、たくさんある情報の中から自分で取捨選択できるようにすることが大切です。
 私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に詳しく書いていますよ。ご参考に。

ご無沙汰しております。いろいろあってバタバタしておりましたが、今日解決して良かったです!!

またFacebookなどに書きますので、よろしければそちらも覗いてみてください。うちのFacebookはアカウントなしで見られるようになっているので、ご参考に。https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

さて

4月のキャンペーンですが、スギ花粉での肌荒れがやっと落ち着いたかと思ったら、黄砂真っただ中ですね~。

長いコロナ禍、年度末で結構体調崩している方も多く、体調崩すということは、お肌も荒れやすいということです。

4月から新しい生活が始まる方も多く、その準備も大変ですね。

自分の環境は変わらなくても、職場に新しい人が入ってくるので世話しなきゃいけないとか、なにかしら4月は変わりがち。

気合で皆さんやっちゃってるけど、からだもお肌もお疲れです。

イベントの季節でもありますし。。

(イベントでもマスク着用、手洗い、アルコール消毒、引き続き!)

 

お肌トラブルが今ある、これからが心配な方も多いので、イオン導入のキャンペーン続行です。

今月は、プラセンタのみです。

顔のレーザー治療をされる方と、肌荒れ・スキンケア相談・スキンケア講習を受けられた方限定です。

必ず事前にキャンペーンのイオン導入希望とお伝えください。初診の方も。

もうすでに4月でご予約をいただいている方は、ご予約確認の時にお伺いしたりいたします。

忘れていることもあるかもしれませんので、ご希望の方はご連絡ください。

お一人お一人、枠は余裕を持たせてお取りはしておりますが、詰まりやすくなることもございます。

直近のご予約の方は無料で追加できるようになっているはずですので、ご安心ください。

 

 

日焼け止め、本番の季節です。

まあ、本番って、ほんとは年中なんですけどね。3月はまだ日焼け止めを塗っていないという初診の方もいたり、シミ治療で通っているのに(日焼け止めの重要性は伝えていても)勝手に塗っていないもいたりと、ほんとに様々。

 

気づいた時から、季節に関わらず、天気に関わらず、体調が出ている間はしっかりと塗ってください!!

家の中にいても、窓ガラスもカーテンも普通にUVAは通りますから、軽いものでもかまいませんので、最低1日1回、朝、顔を洗って保湿をしたら塗りましょう。

日焼け止めは、基礎化粧品です。

ファンデと並べるものではないですよ。

 

塗りたくない人は好きにされたらいいですが、日焼け止めを塗らずに、シミの治療、特に強い治療をしてほしい、というのは、まあ火傷や悪化と背中合わせでしょう。。。

ちゃんと塗っていない人は(受診当日に発覚)、レーザー当てるにしてもパワーはすごく下げますからね。もったいないでしょ。

 

シミは気にしていない、という方も、赤みがある方は多く、赤い炎症+紫外線で、全体がずず黒く、まだらに色素沈着が起こりやすくなります。

 

日焼け止めを止められている場合は仕方ありませんが、そうでないなら、ちゃんとお肌を刺激しない、高品質の日焼け止めを塗りましょうね。

 

間違っても、オーガニックや自然派化粧品の日焼け止めは塗らないように。

保湿剤でもなんでもですけど。

肌に優しい=オーガニック・自然派化粧品、じゃないですよ。

オーガニック・自然派化粧品=食物アレルギー・接触性皮膚炎の原因です。

 

日焼け止めをしっかりと塗ってほしい季節本番ですから(もう月末は夏と同じと思ってください)、レーザーしていない方も皆さん、10%オフ。

日焼け止めのサンプル(数や種類に限りがあります)もプレゼントです。

これを機会にいろいろお試しください。

 

 

今回のキャンペーンの目玉、当院でオーソモレキュラー療法をされている患者さん限定ですが、ビタミンB群とビタミンCの10%オフキャンペーン。

 

4月はなにかと忙しくてバタバタしがち。

しっかり乗り切って、五月病にならないようにしてほしい。

3月までの疲れも取って、新しい生活のスタートが楽にできるように。環境の変化についていけるように。

この機会にいつもよりも1粒、2粒でも増やしてみてください。

ウソみたいに楽になるから。

(好き勝手な糖質三昧、添加物三昧、小麦やカフェイン三昧していたら、効果は半減以下です。。。。飲まないよりはましですが。。。やっぱりこれももったいないです。。)

 

今回は、かなりお疲れの方、ストレスの多い方には、高濃度ビタミンC点滴(副腎疲労アンチエジング点滴)も10%オフにしました。

点滴中は、診察も兼ねているので、かなりお得です。

(ずっとついている、とお約束できませんが、だいたいついています=ずっと診察しているということ)

 

 

今月栄養解析をされた方には、ビタミンCの最高峰のイムノC®とプロテインの最高峰、プロテインSoyXを1袋プレゼントします。

**数に限りがありますので、ご了承ください。なくなり次第、イムノC®のみとか、C1000ベジタブルに変わる可能性があります。

 

 

 

 

 

ご無沙汰しております。

夜にブログやフェイスブックを書くと、交感神経のスイッチが切りにくくなるため、夜遅い時間には書かないようにしていたら日にちがたってしまいました。。。

フェイスブックとインスタグラムはこまめに更新してますので、フェイスブックはアカウントなしで見られますから、よろしければそちらをどうぞ。

タイムリーな話題もよく載せています。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

 

昔からですが、化粧品でも薬でも美容医療でも、商品名や治療方法を名指しで、「絶対それが欲しい!」「絶対それをしてほしい!」という問い合わせはよくあります。

 

友達が使っていた、友達がやっていた、ということもありますが、そういう場合は、ほとんどネットからの情報です。

 

うちでは、名指しをされても、希望としてはうかがっておきますが、適応がなければいくらお金を払うと言ってもやりませんし、売りません。

 

「適応がない」=「デメリットが大きくてメリットがない」わけです。

 

もう根本的に違うこともあります。

 

例えば、しわ用の化粧品で、「シミが消えますよね?」とか。。。

 

他のクリニックでは、カウンターでそのまま受付が売ったり、診察に入ったところで形式上の医師の診察という儀式があるだけで、「〇〇がほしいんですね」ではい、終わり。

 

レーザーもそう。

「ニキビでレーザーしてほしい」「ピーリングしてほしい」

→「わかりました。あとはナース(受付)から説明があります」で終わり。

 

まず、洗顔してニキビなのかどうか、どうしてそのレーザー(具体的な機器名を出してこられる方も)がしたいのか(何を期待しているのか)、そのレーザーも含めて、他にどういった治療があって、どんなメリット、デメリットがあるのか、金額や治療の回数、間隔の違いなど。。。

 

特にネットで、だいたいステマのことも多いんですが、「もう自分にはこれしかないっ!!」「これさえやればキレイになるっ!!」と思い込んでる呪いを解くのは大変です。

 

呪いを解いたら、レーザーしてくれないかもしれないし、他の治療ならやらない、化粧品(クリニック用)なら買わない、これ以上の金額になるならやらない、自分でスキンケアはしたくない、などなど、本当はとても大切なことは、めんどくさがってやらない傾向にある人に、真実を伝えたところでクリニックの売り上げが減るだけですから、伝えない。

 

化粧品もそうです。

 

とあるメーカーの化粧品が、爆発的に売れてるとか。

 

クリニック専用化粧品であるため、本当は、洗顔して診察して、副作用合併症の話をして、結構本格的にやるなら患者さんは大変です。

それさえ使えばいいというものではなく、日焼け止めすらちゃんと塗らない人には逆にひどい結果に。。。

 

医療でもなんでもそうですが、効果があればあるほど、それだけ副作用合併症も大きいということ。

 

しかも値段はクリニック用化粧品としてもかなり高い。

(本来、クリニック用化粧品というのは、市販の高級化粧品のことを思えば、あそこまで高くない。

そんなものに、何万円も値段つけたら、レーザーはいくらにするの?!という話になるから。レーザーに勝てるわけがないからです。)

 

しかも、医師の診察もないどころか、受付がセットのシリーズで買わせるパターンもとても多い。

もう10万円超えることも。。。

 

うちでも扱っていますが、ちゃんと説明して理解した方じゃないと売りません。

それだけトラブルが多いからです。

 

副作用合併症についてはかなり言いますが、聴いている時点で自分だけは大丈夫、という方がほとんど。

で、実際出たら、びっくりされるので、わかっていてもブルーになるでしょうし、うちではいきなりそれを買わせることはありません。

段階を経て、副作用合併症が起こりづらい状態にしておいて、次のレベルに行きたい方にだけ売っています。

そこまで行く方はとても少なく、そこまでも必要ない方がほとんどでもあるからです。

 

また、そのシリーズで使わせる、というのに私は大反対というか、なんでシリーズで使わないといかんねん?と思っていますから、シリーズでは取り扱っていません。

必要なもの、日本人でも使えるものをチョイスしています。

(さらに使えるかどうかは、個々による)

 

どこの化粧品会社でもそうですが、そりゃあ、シリーズで化粧品作ります。

そのほうが売れるからです。

だから、必ず、この後にはこれを塗ってください、セットで使ってください、セットで使わないと意味がない、などなど、販売員の営業に出くわした方は大勢おられるでしょう。

 

たまに、「セットでないと意味がない」といわれて、セットで買わされた、という方に、市販もクリニック用も含めて出会うことがありますが、「セットで使う意味がそもそもどこにある?説明してみろ!」と言ったところで、説明もできないわけです。

ほんとに意味がないなら、最初からセットで売っていないと、商品としておかしい。

ヘアカラーで1剤と2剤を混ぜるのに、単品で1剤だけ売ってる、なんて、大クレームの嵐でしょう?

 

バラバラにして売っている時点で、「意味ない」ことなんて、ないんですよ。

 

ただ、メーカーが一緒にまとめて売りたいだけ。

 

確かに、メーカーの言い分を聴いてみたら、まったく意味がないこともない。。。ということはあります。

ただ、セットで買うデメリット(コストがかさむ、手間がかかる、副作用合併症は増えるなど)と比べて、どうしたいのかは、人それぞれ。

 

 

なんにでもメリット、デメリットがあるんですよ。

 

去年、一昨年かな、その化粧品を取り扱っているのか、という問い合わせがすごく増えました。

今でもあります。

 

診察カウンセが必要というと、そういう方はほぼ100%、診察はいらない、それだけ売ってくれ、と言います。

他で使っていたから、という人もいます。

 

そういう他院で診察を受けずに(受けていても、我慢してくださいの一点張り)使っている人は、みんな顔が真っ赤っかで、ひどい人になると炎症がひどすぎて色素沈着を起こして、赤黒くなっている人も結構います。。。

 

欲張って、いろいろさらに重ねて、スキンケアも良かれと思って、こすり倒すわ、すり込むわ、美顔器使うわ、でもう散々です。

 

それを使って、そんなことをしていたら、肌は炎症どころの話ではなく、もうヒリヒリと痛みや灼熱感が止まらない、という人も。。。。

 

元の肌に戻していくのに、時間もお金も大変です。。。

 

もともとトラブルが多い化粧品が、どうしてそんなに話題になっているのか(今に出たものではなく、もう10年くらい前から売っている)、業界の方に聴いてみると、インスタだか、ネットで、インフルエンサーが勧めたとか。

 

まあ、こういうのはほとんどステマです。

ステマじゃなかったとしても、ちゃんとトラブルなく使うには、それなりの準備が必要なわけで、ネットで流行るもの(流行らせるもの)は、その商品だけが独り歩きして恐ろしいことに。。。。

 

 

ここ数か月、これまた別のメーカーの別の商品で、これも名指しで、それを売ってくれ、という問い合わせが多いです。

先週もありました。

もちろん、診察(自費)を受けないと売れないし、自費の診察を受けても適応がないと売れないことを伝えると、他をあたられます。

 

ちょっと前の話になりますが、初診の肌の相談の方で、相談内容の確認で、内容の一つに、その化粧品が良いと聴いたから、本当はどうか、自分には良いのかが知りたい、というのがありました。

 

診察で、その方が使って悪くはないんですが、その化粧品よりももっと良いものがあるので、うちでは取り扱いはしていますが、あまり売りません。

いろいろ選択肢があるので、値段やその肌の状態で、患者さんが選ぶ(適応がある場合)パターンです。

そういう意味では、その化粧品は、うちでは優先順位は下のほうです。

 

その患者さんに、その化粧品の問い合わせがとても多いんですが、どこで話題になっているんですか?と聴いたら、YouTube と言われました。

YouTuberが、それが良かった、と言っていたとか。

もちろん、この化粧品も、クリニック専売品なので、診察なしでは買えません。

 

 

こういうの見た時に、ステマかどうかって、多くの人は考えないんですかね?

ステマじゃなくても、自分にはどうなんだろう?と考えないんですかね?

気になるのはわかります。

でも、それだったら、この患者さんみたいに、「これってどうなんですか?」となるのが正解。

 

この方には結局売ってないし、買っておられません。

もっとい良いものを使うから。

 

肌の状態が変われば、勧めることもあるかもしれませんが、今のところ、いらないかな。

 

クリニック用の化粧品がそこまで高額でないとしても、(これは先ほどみたいに高くないです)優先順位の高いものがたくさんあるわけで、そっちにお金を使わないともったいない。

 

対症療法にお金を出すのも急いでいる時はありかもしれませんが、長い目で見ると、根本的な完治を目指してそれにお金をかけないともったいないと私は思います。

 

ステマかどうかも考えずに、話題の化粧品やサプリ、治療などに、すぐに飛びつく人。

それだけ、切羽詰まって、何も考えられなくなっているんでしょうけど、これが一番詐欺にあいやすい状態です。

一度、刷り込まれたら、他の考えを受けつけない。

 

例えば、シワやたるみが気にって、こういう治療があると聴いたけど私にはどうですか?他にもっと良いものはありますか?普段のケアで注意することはありますか?それをした場合の注意点は?

と聴かなきゃいけないし、こちらには説明する義務があります。

 

「〇〇がほしい。そちらで買えると聴いた」

→「▽▽でお悩みですか?お肌の状態を診て、▽▽にあったものをご提案します。〇〇以外にもいろいろありますから、説明を聴いて選んでください」

というのが、普通では?

 

もちろん、説明を聴いたうえで、買う買わない、やるやらないは個人の自由です。

やっぱり、当初の予定通り、〇〇がほしい、というのも、メリットデメリットを理解した上でありでしょう(適応があれば。適応がそこまでなくてもダメではないけど。。。という場合含む)。

 

ところが、もう聞く耳を持たない人、「これでないと絶対ダメなんでっ!!!」「絶対に買うから、説明はいりません!!」。

 

。。。おかしいですよね。

はい、おかしいんですよ。

そんなわけ、あるかあ?!って。

そういう宗教っぽいというか、もうそれしかない!という洗脳のようになっている人は、かなりの栄養欠損で、実はとても重症。。。

だから、それだけどうこうしてどうこうなるものではないんです。。。

他にいろいろやらなきゃいけないこと(患者さんがね)がたくさんあるのに、そういうことはやりたくないから、その商品に過大な期待をしていて、買ったはいいけど、使ってみたけど、効いたらそりゃあいいですけどね、世の中そんなに甘くない。。。

 

せっかく良い商品であったとしても使い方が間違っていたら、適応がないのに使ったら、そりゃあ効きません。副作用だけ出ることも。

 

魔法みたいな、「これだけでOK!!」なんてものはないんですよ。

そんなの、ほんとにあったら、ものすごく詐欺くさいでしょ。

そう思えないところがとても危ない。

 

だから、世の中、詐欺はなくならない。

 

これならこれ! あれならあれ!みたいに、世の中、どんどん、勝手にマニュアル化みたいになって、

それは医学の世界でもそうです。

その方に合わせてほんとは薬や治療を考えないといけないのに、医者側のほうが考えていない。

 

ニキビです

→これ、塗っておいてください。

って、まず、ニキビなのかどうか、診断しろよ!

ニキビでも、どんなニキビなのか、そこの経過も聴けよ!ってこと。

それに合わせて薬は変わります。

結果同じ薬でも、選んだ経緯が違うから、中身は大違い。

 

効いた薬もずっと一生効いているわけではないですから、効かなくなる、副作用が目立つことも出てくるわけです。

 

そうなったら、今こうなっているから、薬をこう変えましょう、使い方を変えてください、日常生活でこんなことをしませんでしたか?などなど、聴かなきゃいけないこと、言わなきゃいけないこと、実はたくさんあります。

それが、医者のさじ加減ってやつです。

 

 

メーカーの宣伝文句そのまま、「これならこれ!!」を信じて、そのまま患者さんに売る。

 

物を考えない人が職種に関わらずとても増えた。。。

 

 

自分で考えない限り、宣伝を宣伝とも考えずに、「反応」だけしていたら、それこそ企業の思うがまま。

多くの企業が、売れることしか考えてないから、ますますそういうステマが過熱してますね。

 

情報格差は広がるばかり。

 

わからなくて当たり前なんですよ、だって、専門じゃないんだから。

 

わからないから、聴けばいいんですよ。情報を集めて、それから自分で情報を取捨選択して考えて選ぶ。

それがうまくいかなかったら、次に生かせばいいだけの話。

 

そこを理解しない限り、生かさない限り、何度でも同じことが起こります。

詐欺にあった人のリストが、売り買いされるのはそういうこと。

 

それがほんとに良い理由が説明できないなら、進むんじゃなくて、立ち止まって、わかる人に聴けばいいんですよ。

ただし、本当に有益な情報は無料じゃないです。

無料もありますが、ネットから有益な情報だけを自分で探してくるのは、砂漠でダイヤモンドを探すようなもの。特に、情報弱者の人の場合は特にね。だから、今まで、引っかかってきたわけでしょう?

同じ思考回路では同じことの繰り返しで、一旦、リセットするなりしなきゃ。

今までのステマからの情報は一旦全部捨てること。

 

どうしてもやりたい、使ってみたい!と気が済まないこともあるでしょうけど、せめて副作用合併症のデメリットだけはちゃんと押さえておきましょうよ。

それが最低限失敗しないコツです。

 

弱っている時ほど、思い込みやすくなるので、そこまで弱らないように普段から食事に気を付けることが実は一番大事だったりします。

 

 

 

 

ご無沙汰しております。

Facebookとインスタグラムはまめに更新しておりますので、そちらを覗いてみてください。フェイスブックはアカウントなしで見られるようにしてあります。

そちらのほうが写真も多いです。

夜帰ってきてからは、あまり仕事しないようにするようにしました。オンとオフをある程度はっきりしておこうかと。

そしたら、ブログを書く時間がなくなってしまいました。。すみません。。。

 

さて、3月のキャンペーンの内容は、「お知らせ」でお知らせしたとおりですが、ちょっと説明を。

 

薄毛の人が増えましたね~。

あと、薄毛や抜け毛を気にしている方も増えました。

昔だったら、秋に結構薄くなって、春までには回復、というのがほとんどのパターンでしたが、ここ5年くらい、いや、10年くらい、お盆くらいから薄くなってきて、春になっても戻らない。。そのまま薄いまま。。。年々、毛はさらに細くなり、立ち上がりにくくなり。。。

という方がとても増えています。

 

髪の毛に栄養が全然行っていないのと、シャンプーやらトリートメントやらヘアカラーやら、いらんことのやりすぎですね。。。。

シャンプーなども、薄毛の人は年々、どっからそんなの見つけてくるんだ?!というのを使っています。

ネットの広告やステマ、そのまま乗っかったんですかね。。。

その辺は肌荒れなどスキンケア、顔やからだの化粧品も同じです。

 

髪の毛は、肌もですが、ほんとに氷山の一角に過ぎない。

 

早く気づいて、早く対処したもの勝ちです。ええ、ほんとに。。。

 

 

肌荒れの人が増える中、スギ花粉本番ですね。

どんどん気温も上がって、これからさらにますますスギ花粉が大量に、さらに舞うことに。。。

 

スギ花粉のアレルギーがなくても、スギ花粉自体が皮膚に炎症を起こすことが報告されています。

なので、この季節、肌荒れする人もとても多い。。。

肌荒れしているのに、それを化粧品で治そうとする人も多く、化粧品は薬ではないので治るどころか余計にひどくなります。

ほんとにいらないものを全部止めることは最低しないとね。

治してくれるのに薬を使うこともありますが、基本は自分が口から摂った栄養です。

内臓に先に回りますから、すぐに皮膚には回ってこないけど、だからと言って栄養摂らなければ、いつまでたっても皮膚はトラブルだらけでどんどんひどくなる一方です。

ほんとに皆さん、ひどい化粧品をたくさん塗りすぎです。

ひどくなくても、その人の肌に合っていないもの、向いていないものもたくさん塗りすぎです。

 

乾燥肌って、体質でもなんでもないですよ?

 

そういう遺伝子だったとしても、乾燥肌くらいであれば、他からの代償で補えるので、乾燥肌を治すことは可能です。

その邪魔をしている一つが、間違ったスキンケアと質の悪い化粧品です。

食事と栄養のサポートはもちろん必ず必要です。

 

この季節、肌荒れのひどい方も多いため、イオン導入のプレゼントです。

準備と時間を別に取らなきゃいけませんから、必ずご予約の時にお申し込みください。

初診の方は肌の状況によって、診察によりできないこともありますからそれはご了承ください。

 

肌荒れ相談の方には、敏感肌用化粧品のサンプルプレゼントです。

サンプルの中身はその月によっても違いますが、いきなり買って使うのは怖いでしょうし、試せるものは試したほうがいいと思います。

 

 

そして、この肌荒れしやすい季節で、なおかつ紫外線が強くなってくる季節でもあります。

 

コロナ禍とは言え、外に出る機会が増える方も多いでしょう。

 

花粉症をしっかりとコントロールして、UVケアもして、しっかりと外でお日さんに浴びる時間も設けてほしいです。

日中、明るいところで過ごす、直射日光にある程度あたる、というのも健康を保つコツです。

人があまりいないところを散歩に行ったりしてほしいです。

 

なので、美容医療(レーザーとかね。レーザー以外も)をされている方には、日焼け止めのサンプルプレゼントと日焼け止めのキャンペーンです。

新しい日焼け止めを試すのも良し、これを機会にお試しください。

必ず、たっぷりと塗ってくださいね。

しっかりと塗っていれば、そうそう塗り直しができなくても、なんとかなる場面も多いです。

(アウトドアは厳しいけど)

 

まだ3月では薄着にはなりませんが、4月5月の薄着に向けて、ボディのお手入れが必要な頃です。

今からやったら、結構間に合うことも多いです。

 

ボディ関係が気になる方はご相談ください。

 

ボディが気になると言えば、部分痩身、筋肉アップですが、今回は、栄養療法されている方の代謝アップのために。

隠れ脂肪肝対策にも。むくみ対策にも。

 

処置時間は30分ほどですが、着替えてもらったり、装着時のゼリーを拭きとったりと前後で時間がかかります。

処置の時間、ずっと付いているとお約束できるわけではありませんが、ほぼ付いています。

(設定をこまめに変えていくためです)

その付いている間が診察時間になるので、お食事日記を持ってきてもらってチェックしたり、体調の相談ができます。

一石二鳥です。

 

いつもの自費の診察に追加もOKですし、点滴を足すのもOKです。

レーザーなどの処置と一緒にされる方もおられますが、話に集中したいから、とレーザーとは時間帯を別にされる方もいらっしゃいます。

人それぞれです。

 

 

花粉症ひどい方も多いので(コロナ禍だからでしょうか。今年は確かに花粉量がとても多い)、今回、医療用サプリのキャンペーンもします。

こちらのキャンペーンは、当院で栄養り療法をされている方限定です。

 

 

またまた、ADMのモニター募集です。

なかなか良い写真が撮れません。。。ADMの色が薄い方も多いので。。良くなっても写真ではわかりづらいんですよね。。。

ご本人がADMと気付いてないこともあったり、他院、特に美容外科で、「肝斑」と言われて、肝斑の治療としてもおかしいことをされていたりもします。かといって、もちろんADMにも効かない。。。

 

レーザーは、皮膚科医、形成外科医のクリニックでしましょう。

皮膚科医、形成外科医なら何でもいいのではなく、ちゃんと洗顔して医者の診察があって、副作用合併症も言ってくれるところね。

値段でとびつくと、後で困るのは自分です。

後悔のないように。

お金と時間で済む問題ならいいですが、それで済まない場合もあります。

「有名だから」(何をもって有名、と思っているのかその根拠は?)と確認もせずに、「お任せ」しないようにね。

仮にどんな良いクリ二ックや病院に行っても、自分で確認は必要ですよ。

 

学会のガイドライン的なものから逸脱する場合は、それ相応の説明(副作用合併症などのデメリットも含めて)がないのにやっているクリニックは関わらないこと。

 

ガイドライン的なことがわからないと、わかりませんよね。

値段に飛びつくんじゃなくて、何軒か回って比べましょう。

格安クリニックばっかり回っても、中身は同じですよ。

どこも説明はしないし、ガイドラインどころの話じゃないですから。

 

まあ、それもその人の人生だから、悔いのないように。貴重なお金と時間をムダにしないでくださいね。

久しぶりのブログです。

Facebookとインスタグラムはほぼ毎日こまめに更新しております。そちらのほうが写真も多いです。写真のアップが簡単なので。

(こちらにあげるには、写真のピクセルを小さくしてアップしないといけないので、手間がかかる)

仕事が終わって家に帰って、晩ごはん作って食べて、とすると、もう全然動けません。。。サプリを飲むのも放置していて後から飲んだりするくらい。。。

マンガ読みながら、ダイニングテーブルで寝落ちしていることもしばしば。。。

 

以前は、その後夜中に(寒くて)目を覚まして、ブログ書いたりしてましたが、家に帰ってきた時点で、副交感神経優位になっています。

ところが、ブログやFacebookなどを書き出すと、これは仕事の一環なので、いきなり交感神経のスイッチが入り、ブログ書いたらその後すぐに眠れていたのが、交感神経のスイッチがなかなか切れずに、まぶたは重いけど頭は起きていて、まぶたと闘いながら寝るまでマンガを夜中に読んでいたりと悪循環です。。

それでもう家に帰ってきたら、よほど急ぎの仕事以外は(取材の原稿とかね)もうあまりしないようにしています。

休みの日でも朝や昼間は交感神経のスイッチ入っていてもいいけど、夜はね。

夜は、副交感神経優位にして休まなきゃ。

退院後、高かった血圧はかなり戻りましたが、以前よりは高い。上はかまわないけど下はもっと下げたい。

交感神経の緊張もあって動脈硬化が進んだのかもしれません。

近々受ける人間ドッグが怖い。。。

でも、検査しなきゃね。何事も早期発見です。自覚ができるからこそ、改善しようというモチベーションになるというもの。

具体的なターゲットもわかるしね。

先日した血液検査は、かなり悪いかと思いましたが、結構良かった。特に脂肪肝は心配なさそう。

(皆さん、知らないだけで、指摘されないだけで、隠れ脂肪肝ありますよ。特に女性。痩せている人も。お酒飲んでなくても。糖質の摂り過ぎとタンパク・ビタミン不足の脂肪肝です。)

 

今は、さっきFacebookとインスタにアップしていたら交感神経のスイッチが入り、ブログを書くことにしました。

アップした話題が良くなかったかな~。

交感神経優位になるような内容でした。

 

 

さて、話を今日のテーマに。

 

今日(って昨日)の「ダウンタウンなう」を観てたら、からだをどう洗うのか、というテーマでおしゃべりされてました。

 

皆さん、「洗う」=手でもタオルでもスポンジでも、石けんなり、ボディソープなりで、撫でるなり、擦ること、って思ってますよね。

番組でもそうでした。

そうやって洗わないと(一部分を、(そうやって)そこは洗っていない、というタレントさんがいて)、「汚いっ!!」「ニオイかいだら、絶対くさいっと!!」と散々言われてました。

 

特に、足の指の間。

 

一人のタレントさん(男性)が、湯船に入って、足の指、開いたら、それで十分やろっ!!」と言ったら、「汚い~!!絶対ニオイするっ!!」と言われてましたが、

私の回答は、湯船で足の指開く、でOK。

 

というか、湯船入らなくても、お湯をシャワーなりでかけたらOKです。

 

せっけんも使わなくて、お湯かけるだけ。

ものたりない時は、シャワーのお湯を手で撫でるようにしてもかまいませんが、ここで、さするように力を入れないこと。

手で撫でるくらいなら、こするわけじゃないので、シャワーのみで十分です。

さらに、湯船に入るなら、浸かっている時間にもよりますが、角質がふやけてさらに落ちやすくなります。

 

かかとであろうと絶対に擦らないこと。

擦っても、軽石などで擦り倒しても、その後またよけいにひどくなるだけです。

かかとのカサカサやガサガサは、中の栄養の問題なので、擦ってイジメたら、そのイジメに対抗するために次もっと分厚くなるだけです。

また、そうやって擦っている、肉眼では見えないキズに、プールやらジムやらクリニックでスリッパに履き替えるところで、水虫うつされやすくなります。

 

足の指の間は、洗いづらいですが、指の間を少しだけ開いて、もしくは足の指を踏ん張って開くようにして、シャワーかけたらOKです。

1本ずつ、間をシャワー流してもいいですよ。めんどくさくなければ。

 

お湯で洗う、というか流す(シャワーでも湯船でも)、ということもしなければ、ホームレスの人みたいに何日もお風呂に入っていない皮膚や体臭になります。

 

人間のからだの汚れなんて、特殊な薬液や機械油を浴びながら仕事しているならともかく、普通は、自分の皮脂とと汗とホコリです。

そんなものは、お湯で落ちます。

女性がよく使う化粧品、特にファンデーションなどの色物や日焼け止めは水(お湯)で落ちないから石けんを使うわけです。

 

お湯で落ちないからだの汚れって、一体、なに?

なにがついてるの?

どこでつけてきたの?

 

からだの皮膚も脂性というか、しっかりと自前で保湿できている方が、皮膚を破壊するような合成界面活性剤のボディソープでなく、低刺激、もしくは純石けんでなら、毎日洗ってもかまいませんけど、今の日本人、年齢、性別に限らず、乾燥肌の人、むちゃくちゃ増えています。

 

保湿成分になる栄養を口から摂っていないことと、ボディソープの乱用です。

どんどん皮膚のバリア機能を破壊して、材料もないから再生が進まない。。。

 

自分の皮脂と汗で、天然のオーダーメードの美容液をからだが作っています。

どんな高い美容液も、この天然ものには勝てません。(肌が荒れていたら、そこまで上質の美容液は作れないからもしれません。

それだけ、上質の美容液を作る材料もない、足りない、ってことだから)

 

その高級美容液をわざわざ合成洗剤とタオルやスポンジでごしごしと化学的にも物理的に落として、添加物だらけの合成の保湿剤を塗っても、どっちがいいか、明白です。

 

ずっとお湯だけで洗って(流していて)、その日の体調や環境によっては、気になる時もあるでしょう。

そういう時は、ちゃんとした石けんをその部分にだけ使えばいいですが、皮脂がほとんどない人、ない部分にまで使うものではありません。

 

保険診療でも自費診療でも、乾燥肌・皮膚のバリア機能が弱い・壊れている人で、湿疹皮膚炎も合併していたら(してなくても)、ほんとに全員、いらんボディソープ使っています。

 

保険診療の場合、事前やその場で調べたりもしませんが、もう名前を聴いただけで、即刻捨てて!というものがほとんど。

名前を知らなくても、どんな商品かちょっと聴いただけでろくでもなかったり。。。(後で調べるので、わかる)

 

患者さんには、自分のからだ(家族にもね)には使わないように言って、捨てるのがもったいなかったら、お風呂掃除に使ってください、と言っています。

特に、湯船の掃除には最適ですよ。よく皮脂を落としてくれます。

びっくりするくらい落ちるからやってみて!!

 

びっくりしたら、そんなもので、自分の乾燥肌・敏感肌を洗っていたんだ。。。と改めて恐怖を感じてください。

もう二度と使わないように、しっかりと心に刻みましょう。

 

 

いつも患者さんに言うのは、私の本(「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」)にも書いたかもしれませんが、例えばアフリカの人、毎日、石けんでからだをあらいませんよね?水も貴重だし、石けんも貴重です。

アフリカで水がそこまで豊富でない地域もありますが、じゃあ、東南アジアは?

東南アジアの人、日本人みたいに、ボディソープや石けんで毎日からだを洗うと思いますか?欧米人しかり。

 

化粧品会社の宣伝を鵜呑みにそのまま信じて、毎日せっせとボディソープやタオルやスポンジなどを買って洗っているのは、日本人だけでは?

 

日本人は、そういう国よりはお金持ちの人が多いのもあるんでしょうけど、昔からの清潔志向、潔癖思考もあるんでしょうけど、ほんとに洗い過ぎで、海外はそんなに洗ってなくても、困っている人はとても少ない。

 

湿度が低くて乾燥している欧米では、それほど汗もかかないから、石けんいらないのでは?という人もいるでしょうけど、そもそも硬水だから石けん、泡立たないしね。

硬水用の石けんも売っているみたいですが、そんなものまで買って、からだを洗っていないと思いますよ。

だって、そこまで困らないもの。

湿度の高い東南アジアでは、汗も多いでしょうけど、水浴びさえしていれば、問題になることはあまりないかと。

 

 

肉や魚もろくに食べていない日本人が、皮膚のバリアを破壊する行為ばかりするから、お肌がおかしくなるわけです。

(ちなみに、日本人の平均摂取カロリーは、先進国最下位で、日本と並ぶのはアフリカの食糧支援が必要な国ばかり。。。特に日本の女性は、さらに摂取カロリーが低くなります。

摂取カロリーがそこまで低いのにお肌の栄養だけは取れてる、なんてことはできません。

だからこそ、世界中で、食糧難の国に支援するわけです。

 

 

アトピーでも慢性の湿疹皮膚炎でも難治性と言われているものも、急に最近悪化した、という痒みや皮膚炎も、ほとんどボディソープや使っているクレンジングや石けんをやめさせるだけで良くなります。

 

保険診療であまりにも炎症が強かったら、ステロイドも多少出しますが(患者さんが掻き破るからよけいにひどくなるので、炎症までいっていると一旦早く落ち着かせるほうがいい)、まずはそのおかしなボディソープや石けんを止めること。

 

難治性のアトピーとか、ほとんど、これ、ベースにあります。

原因を止めてない全身の慢性接触性皮膚炎なわけです。

 

患者さんでも、言われてすぐに止める方と、いつまでたっても止めないから落ち着いたかと思えばすぐにぶり返し、ステロイドばあkり欲しがる人になるのか、あなた次第です。

 

 

すぐに止めた方の、治りの早いことったら!!!

ステロイドはあまりまくりだしね。

スキンケアにあっける時間も減って良いことづくめです。

 

 

保険診療の薬は、基本、対症療法なので、根本的に治すことはそうそうできません。

 

治したとしても、間違ったスキンケアで、擦り倒していたら、すぐに再発します。

 

元から治してくれるのは、口から入って消化吸収される栄養素と、肌のバリア機能を損なわないないスキンケアです。

 

自分が使っているものが正しい、というか自分に合っているはずなら、今。そこまで肌トラブルに悩まないはずです。

 

悩みがある、というなら、それは、今、今までやってきたことがあっていない、という何よりの証拠です。

 

そこにまず気づいてみては?

過信は禁物です。

 

 

 

不織布マスクは使いたいけどコストの問題がある方へ。
インスタで書いた時にこちらにシェアしたつもりができてませんでした。
高機能布マスクじゃないなら、不織布マスクの正しい?使いまわしは私はありだと思います。
再利用するなら、正しく使いましょう!
不織布マスクは、絶対に洗ってはいけない!!
アルコールスプレーをかけるのもダメ!!
三層構造の真ん中の静電気力が落ちて、ウィルス入りやすくなります。
効果が落ちるよ!!
医療現場で使ったものは、帰る時に別のものに変えてくださいね。
医療現場って、コロナ専門病棟とか発熱外来とかじゃないですよ。
ハイリスク現場のサージカルマスクは使い捨てをオススメします。
ハイリスクじゃない医療機関、病棟、介護施設などの、一応皆、コロナじゃないと想定されて要る現場の話。
私の入院中は24時間付けてたから、1日で捨ててました。
以下、インスタからのコピペです。
#国産マスク

平日と土曜日では、平日のほうが圧倒的によって不織布マスクが多いような気がします。

感染症対策はちゃんとしたいという方は、
やっぱりちゃんとした不織布マスク😷を付けましょう。

不織布マスクを止めた、という人の中には、痛くてできない、ヒリヒリしてできない、なんかクサイ(青色が付いてるもの?)という意見があると聴いたことがあります。


中国で大急ぎで、材料がない中、むりやり作ったものは、不織布の材質が良くなかったり(内側がチクチクする)、わざわざ青色を付ける必要はないのに、しかも結構濃い目に着色されていて、クサイのは、あまり人体に良くない染料が入ってるのかもしれません。
中で使っている接着剤なら、色は関係ないかも。

さすがに、薬液のするマスクはしたことないですけど。

もうクサイのは、何かが揮発しているものを吸っているので、捨てるしかないと思います。

薬局以外で不織布マスクを買うなら慎重に。

例えば、イオンならマスクコーナーがあって、イオンマークの不織布マスクも売っています。

ニオイのするマスクなら、さすがに返品可能でしょうし、検品もされているから、もともた売られないかと。

でも、飲食店や雑貨屋さんで売っている、どんどん値段が下がって来ているものは買わないこと。

返品に応じてはくれないと思います。

もともと衛生用品ですし。。

薬局ではそこそこ高いのしか売ってないんだから、今の相場から安いということはそういうことです。

実際、開封するとペラペラとかね。

理化学研究所でしたかね、東大だったっけ?マスクの飛沫予防についての性を検証したら、布マスクにも劣る不織布マスクもあったり、高機能布マスクで優秀なものもあったりしたそうな。

予算に余裕がある方は、ちゃんとした不織布マスクを使いましょう。

あるいは、高機能布マスクね。

私が思いついたのは、ユニクロのエアリズムマスクです。

あれは気持ち良かった!
(夏に下側に使ってました。上に不織布マスク重ねて)

他のメーカーでも、高機能マスクはあると思いますが、自称ではダメ❗

ホントに機能を確認試験しようと思ったら、かなりの費用がかかります。

大手は、その後大量販売が全国展開できるのでなんとかなりますが、ネットの怪しいところがしているとは思いません。

売っている数からいっても、値段と合わせて考えても、検証実験をしているわけがない、と思います。

ホントにした、と言うなら、これも「自社」ではなく(どこにそんな研究室があるんだ?)、ちゃんと第三者機関のカケンに依頼して結果の証明書まで出してみろ!と思います。

大手が絶対大丈夫とは言いませんが、ホントの衛生用品は製造に費用がかかるので、素人がすぐに始められるものではないです。


布マスクは、ユニクロとイオンの使い捨てフィルター挿入式のものしか使ってないので、他のメーカーのものについては知りませんが、アパレルメーカーの大手で他にもあったような気がします。

もし買った不織布マスクが性能は良くても、なんかチクチクするなら、内側に高性能布マスクを重ねてみては?

高性能布マスクと言えども、ちゃんとした3層構造不織布マスクには性能は勝てないので、重ねることをオススメします。

どちらも隙間ができないようにね。


入院中、ホントに寝てる時もほぼ24時間マスク😷をしていたので、ユニチャームの超快適マスク、シルク配合を使ってました。(この時は一日1枚で使い捨て)

確かに、超快適でした。

サージカルマスクよりは息しやすいように感じました。
24時間してても平気だから。

一般の人がサージカルマスクまでしなくて良いので、チクチクが心配な方は、こういう商品がオススメです。

3層構造で国産、となると、そこそこいいお値段がします。

もったいないから布マスクにしてる、という方は、正しく?1枚を使いまわしましょう。

私も今、サージカルマスク、N95マスクはローテーションして使いまわしています。

前よりは買えるようになりましたが、ホントにVFE99%となると全然手に入りません。
N95もね。
あやしい?のや表示ないものは売ってます。

なので、大事に使っています。

使いまわし方は、
不織布マスクを5枚以上、6枚でも7枚でもいいですよ。

1日使ったら、必ず2日以上置いといてください。
それでウィルスが失活します。

5枚以上でローテーションすると、5日以上空くので確実です。

置いてるものは、内側の雑菌を殺すために、直射日光にあててます。
めんどくさいなら、室内でいいですよ。

不織布マスクには絶対アルコール吹きかけたり、洗ったりしないようにね。
性能がガクンと落ちます。

ローテーションしてても見た目で汚れがわかったり、雑菌のニオイが取れない時は捨ててます。

毎日1枚捨てるよりはかなり持つと思います。

ファンデーションを塗ると雑菌繁殖と汚れは加速しますから、色付きのものを塗る方は、内側に洗える高機能布マスク、上から不織布マスクをしては?

このマスクの使いまわしは、N95マスクが世界的に不足していた時にCDCだったかな、発表があったやり方を不織布マスクにした応用編で、基本は使い捨てです。
でももったいないからと普通ノ布マスクをするなら、こういう使い方はありかと思います。
気になる方はしないでくださいね。
医療関係者の方は職場でサージカルマスクの配給かあると思いますが、皆さん1回で捨てて、プライベートは布マスク、という患者さんがとてもおおいです。
もったいない!と思って書きました。

どうぞご参考に。

立て続けに来られた初診の方が、ああああ。。。ということがあったので、今一度注意喚起を。

 

まず美容外科などの手術をする場合のクリニックの選び方。

 

最低限、形成外科の認定医を持っているドクターにしてもらうこと!!

 

もともとの出身が外科であっても、脳外科であろうと整形外科であろうと、消化器外科であろうと、「形成外科」とは全然違います。

 

形成外科以外のドクターでも、形成外科で研修されて、形成外科認定医を取っていたらそれは立派な形成外科医ですが、クリニックのホームぺージを見たら、何かの医者なのか書いていないところも多々あります。。。

 

どこの形成外科で研修したのか。

どこの病院でもいいんですが、勝手に書いていたら困るわけですから、院長経歴のところに書いてあるドクターを選ぶ、というのは最低限の前提です。

 

医者の名前すら書いていない、というのは、アルバイトの医者だけで回していたり、一体誰が責任者ですか?ということも。。。

 

名前や写真が載っていても、現場には一切出てこない、と言うクリニックもありますが、まずは、名前、経歴が書いてある形成外科認定医を選ぶこと。

 

形成外科出身、と形成外科認定医は全然違いますよ。

 

私は最初形成外科を3年ほどやって、その後皮膚科に転科しましたので、形成外科認定医は持っていません(皮膚科専門医も持っていないけど)。

形成外科認定医を持っていないので、「形成外科」の看板はあげないし、開業する時は簡単な手術くらいはできますが、保険診療でもやっぱり形成外科の先生に紹介しようと手術は全部他院へ紹介です。

万が一のケガなどで縫わなきゃいけない時にために、一応縫合できる準備は用意はしてますが、縫わずに紹介するほうが絶対キズのため、患者さんの今後のためにはいいです。

テーピングくらいならやるかもしれませんけど。

 

形成外科やっていた時は、形成外科認定医を持っていないと、開業の時の看板に、「形成外科」と書いてはいけない、と学会が決めていると聴かされました。

(「形成外科」と看板が上がっているのに、形成外科学会にすら入っていない医者がいたりして、学会は知っているのかな?といつも思います。

ちなみにそういうクリニックは手術は外しましょうね。

形成外科医は他にたくさんいるわけですから。

わざわざ、「自称」の医者を選ばなくても。。。

看板だけそのまま信用したらダメってことです)

 

 

実際、形成外科学会に入るのは、ちゃんと形成外科研修施設で形成外科医として働いていないと入れませんし、認定医を取るのは何年も形成外科医として働いていた証拠です。

 

手術ですよ、手術!!

 

しかも、ほとんど顔ですよね?

 

見た目を気にしての手術で、どうして形成外科医以外の、内科や麻酔科かもしれない医者の練習台になるかもしれないのに任せるのかな?と思います。

 

例えば、胃がんの手術で、皮膚科医に手術してもらおうとは思わないでしょ?

 

何回か見学しましたから、大丈夫です、と言われて、皮膚科医に胃がんの手術させます?

 

美容外科(正しくは美容形成外科)は、扱うのは異常のない、健常な肌や顔立ちで、それをさらに患者さんの希望に合わせてメスを入れるなどして変えるわけですから、ものすごく特殊です。

キズの縫い方、皮膚の扱い方は、形成外科独特で、最初に皮膚の扱い方を徹底して叩き込まれます。

いかに、創傷治癒が早く起こるか。

 

キズが塞がればいい、という話ではなく、いかにキレイなキズ跡にするか、ということに徹底的にこだわるのが形成外科医です。

だって、皮膚を愛していますから~。(と思っていますけど)

 

大学病院にいた時、他の外科の手術に立ち会って、皮膚の一部を検査に出すことがありまして、普通の外科では出血が一番嫌ですから、皮膚を電気メスで切っていきます。

 

皮膚科医・形成外科医からしたら、電気メス=火傷、というか皮膚を焦がしているわけなので、もう叫び出したくなります。

電気メスで焼かれた皮膚は切り取らないと、最低でもキレイなキズ跡にはなりません。。。焼け焦げのままではね。。。

 

その外科の手術に入った時も、自分よりもむちゃくちゃ上の先生の執刀でしたが(大学病院というのは、序列が厳しい。。。)、電気メスで皮膚を切ろうとされたので(そんなことをされたら、皮膚が焼かれて検査ができません。。。)、叫んで(笑)止めました。。

 

事前の準備が普通の外科とは違うので、普通のメスで切ると血まみれです。。。検査に出す皮膚を取った後は、「もういいですか?」と全部電気メスで焼かれてました。。。

 

普通の手術の場合は、早く手術を終わらせる(麻酔薬を使う量を減らす、全身麻酔の時間を短くする)、出血は最小限にする、なども目的に入っていますから、仕方ないことです。。。

 

手術後のキズをどう扱うのか、ガーゼの下になにか塗るのか、貼るのか、縫い方、針や糸の種類や細さ、テーピングのやり方、期間に至るまで、すべてキレイなキズ跡に少しでもするために時間をかけるわけです。

 

そういうことを徹底して最初に叩き込まれました。

 

まあ、それくらいなら、他の科のドクターでも勉強する気があればできるでしょうけど、形成外科研修施設でもなく、形成外科誰一人もいない美容外科で教えてもらってやっていたりすることもあるわけです。

 

皮膚科でも皮膚外科専門の先生はおられますが、皮膚外科の先生は主に皮膚の悪性腫瘍などの切除目的で、形成外科に依頼するのではなく、自分たちで治療しようという流れであって、こちらも形成外科医とは違います。

 

からだをちょっと縫うくらいなら、理論を勉強して練習すれば(美容外科クリニックでは、美容整形に来た患者さんですよ)、できるようになるでしょうけど、顔の手術となると全然話は別で、顔の神経、血管は複雑で、これは専門の知識がないと他科の先生も顔をがサッと触るようなことは普通はされません。

交通事故の外傷で形成外科医がいない時は仕方ないですが(出血も止めないといけないから)、フランケンシュタインのキズ跡のようにされて修整に来られる方もたくさん診ました。。。

 

もちはもち屋です。

ちょっと勉強して触りくらいなら問題ないでしょうけど、勉強してわかっていないと、どこまで触っていいのかもわからないわけです。

これ以上は専門家へ、って。

 

事故とかケガとか悪性腫瘍の場合は、確かに早く手術したほうがいいし、1分1秒を争うこともありますが、美容外科の手術を急いでどうする?!と思います。

 

じっくり医者は選ばないと。

 

うちで手術はしてませんからね。

患者さんが美容外科の手術をしたいと言われた時、クリニックの選び方をアドバイスしています。

① 美容外科だけでなく、形成外科も看板があがっているところ

②ホームページで医者の経歴をちゃんと確認する。

自称、形成外科医じゃないかね。

③経歴に、何年卒業とかね、医者やって何年とわかるように書いてあること。

経験の若い先生が絶対ダメ!ってこともないし、経験だけ長くても手術全然ダメ!って医者もいます。

そこはやってみないとわからないところですが、わざわざ書かない、ってところが、経験がないから?と疑りたくなります。

④最低でも、2,3軒、診察カウンセリングを受けること。

3軒くらいではわからないこともありますが(3軒とも、似たような、させることしか考えてない、お金の話ばっかり、みたいなところばかりを回ってしまうと。。)、3軒も回ると、ちょっと違いが普通はわかってくるかと。

⑤ちゃんと副作用・合併症を言うドクターであること。

良いことだけ言っている、っておかしい。

だって、手術だから。

特に美容外科、顔の場合、術後のアフターでどこまで困るのか、会社にいけるのかどうか、メイクはどうしたら?などアドバイスを細かくしてくれたら(アドバイスするのはナースでも可)、とても良い。

ただし、お金を払って手術を決める前に言ってくれるかどうか。

 

副作用・合併症を全然言わないところが無茶苦茶多い。

同意書に書いてあって、「読んどいてください・サインはしてください」は絶対にNG!!

 

それは責任説明義務違反です。

⑥ ①~⑤まで納得できるクリニックがもし複数見つかった場合は、一番話しやすい先生にもう一度話を詰めて聴いてくるよう言っています。

術前、術後は、たとえ二重の手術でも(美容外科では一番多い)、患者さんは不安です。初めてならなおさらでしょう。

聴きづらくて我慢する、というのはやはり避けたい。

それでうまくいったら結果良し!かもしれませんが、ちょっとした勘違いも含めてうまくいかなかったら、結局困るのは患者さん自身だから。

そういうストレスもキズが治るのには良くないと思います。

 

 

どこに行っていいのかわからない、とテレビや雑誌の宣伝で決めないこと。

形成外科認定医の美容外科で、ほとんどテレビCMはやっていないはずです。

経費がかかりすぎます。

ネットの宣伝もしかり。

 

まずが、自分が通える範囲で検索をかけること。

焦って決めない。

焦って、美容外科の手術をやるものではないです。焦ってやっても、ほんとにろくなことがない。

 

メスを入れると、もう元には戻せません。

 

二重手術の糸で止めるだけ、メスで切りません、みたいな宣伝広告を鵜呑みにしていたら、ほんとにとんでもないことに。。。

メスが入っていないはずが、糸で止めてあるだけのはずが、なんでこんなことに???!!みたいになった方を何人も診たことがあります。。。

恐ろしい世界です。。。

形成外科認定医であればだれでもいいわけではありませんが、まずはその中から選ぶということ。

 

 

あと、一番肝心なことは、価格で決めない!!

安いから、という理由で選ばない。

 

安い=薄利多売、と思ってください。

 

自分の顔を手術するのに薄利多売でいいんですか?

 

ものにはなんでも相場があります。

相場よりもちょっと安い、くらいはありでしょうけど、

形成外科医として真面目に働いてこられたドクターであれば、ケタはずれに安いとか、相場の半額以下とか、普通はないです。

なにか特別な理由があるなら別ですが(そこで他の手術もしていて、おまけしてくれたとか、2回目だから、とかね。)

 

広告ではすごく安いから行ったのに、受診したら、ケタが違う手術や注射を勧められた。。というのもよく聴く話です。。

高額なローンを組むよう勧めれたとかもね。

そこは一旦帰ってきましょう。

 

断ったら、医者だけでなく、ナースや受付も出てきて何人もで囲まれて勧められた、なども聴きます。

断る勇気がない人は、そういう意味では美容外科に行ったらダメ。

カモネギにされますよ。

 

 

長くなったので、一旦切りますが、美容皮膚科の場合は、皮膚科医や形成外科医を選ぶこと。

 

極端な話、ホクロがガンや」悪性腫瘍だったらどうしますか?

 

レーザー治療、特にシミや肝斑の治療をするのに、スキンケアの話が全然出てこないクリニックは私は勧めません。

他力本願では無理だと思っているので。

 

もちろん、診察はちゃんと洗顔して化粧を落とした状態を医者が診察したのかどうか。

してないところが多いんだな、これが。

副作用や合併症の話があったかどうか。

 

うまい話にはのらない。

 

魔法みたいなものはありません。

もちろん、安すぎるのにうまい話もね。

 

欲をかいたら、騙されやすくなる。

やってみないとわからないことも確かに多々ありますが、最初からコースを買わないこと。

コースがいかに得か、最初からコースを買わせようとするのも、私はどうかと思います。

返金手数料なしで、いつでも返金にすぐ応じてくれるなら、それもありかもしれませんが、期限が決まっていたりして、行かなくなる人も多いから。

お金だけのトラブルで済んだらいいですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

ずっとブログで書かなきゃなと思っていたんですが、書く時間がなくて先にFacebookで書きました。
そういう勘違いをされている患者さんやそれ以外の方が結構おられるから。
電話でも、「遠方でそちらに行けないから、近くで、先生と同じ考え方のクリニックを教えてください」という問い合わせがよくあります。
はっきり言って、そんなクリニックはありません(笑)。
断言します。
医者がそこまでお一人に時間を取っているクリニックは、日本中探してもないです。
日本一、診察時間が長い医者と言って過言ではない、と自信があります(笑)。
以下、コピペです。
たくさんの患者さんや、うちの患者さんじゃない方から聴くことですが、
オーソモレキュラー療法にしろ、美容皮膚科での美容医療も、最初に私のブログなどで知って、やってみたくなって、うちに来るのは遠くて行けないから近くのクリニックに行きました、という話。
知ってもらえたことは良かったですが、
そこでは私がいつも大事と言っている、食事指導やスキンケア指導がちゃんとありますか?
なければ、私のやっている医療とは、似て非なるもので、全く違うことをされています。
栄養療法、オーソモレキュラー療法と言っても、
食事指導がなければ、それはただのサプリ屋さんでは?
クリニックだから医療用サプリが取り扱いはできても、医療用サプリもピンキリで、値段はそこそこするのに中身は安物を飲んでる方もおられます。
患者さんからしたら、受診したクリニックで勧められたわけですから、良いと思いますよね。
うちと同じメーカーであっても、血液検査のデータの解釈、どんな栄養素のサプリヲン選ぶのか、どれくらい飲ませるのか?薬は必要ないのか?などなど、それらはすべて、「医者のさじ加減」っていうやつで、医者が変われば中身も変わります。
保健診療ですら、全然違うことがあり、びっくりすることも多々あるというのに…。
自費診療ならなおさらです。
栄養療法のクリニックに通院中というのに、食事指導もしてくれないようなクリニックに行っていたら、何が「栄養療法」?!
サプリ屋とどう違うの?
これだけ食事の大切さを言っているわけですから、そんなクリニックはうちとは真逆かもしれません。
全く違うことをされているわけです。
食事指導もせずにサプリだけ買わす、というのは、私が一番関わりたくないところ。
またそういうところに限って、サプリ山ほど飼わせたりすることも…。
患者さんの中には、
食事は一切変えたくない!
指図されるのもイヤ!
サプリだけ買わせろ!
勝手に買わせろ!
という人もいます。
そういう人は、そういうクリニックとWin-Winで利害も一致しているわけです。
時間もかけたくない、
食事指導なんてできない、やりたくない、する気もない、
サプリだけ買ってくれてればそれでOK。
そういうクリニックもあるわけです。
美容皮膚科もそうです。
スキンケア指導どころか、医者がどれだけ肌を診察しましたか?
スキンケア指導もせずにレーザーを当てるというのは、私が一番やってはいけない、と常々言ってることです。
そういうクリニック似て行くと、肌も診ずに、そこが売りたいものを買わされるだけ。
その化粧品で肌がどう変わったのか、医者が診てもいないどころか、化粧品の説明をするのも受付かナース。
医者は使ってることすら把握もしてない。
何か言っても、
「そういうものだから」でおしまい。
まさにうちとは考え方もやっているコトも真逆です。
栄養療法でも美容皮膚科でも、そこのクリニックなりの言い分や考え方はあるでしょう。
そういうことをしている患者さんは、
「良いとこ取り」をしたつもり。
でも根本的なところで真逆同士を混ぜても、相殺しあってゼロ、もしくはマイナスになるだけ。
いわゆる「ドクターショッピング」と同じ結果に…。
そんなことはない。ちゃんとプラスになった。
という方も中にはおられるでしょう。
じゃあ、費用対効果は?
かけたお金と時間は?
私のブログなどを読んでこうなる?と思っていたのと同じですか?
ちゃんとやれば、もっと少ないお金と時間で、もっと良くなったのかもしれません。
ちゃんとやっても、難しい方は確かにおられます。
うまくいってないときに、医者からちゃんと説明がありましたか?
放置どころか、心配もされてないのでは?
それで構わないならいいんですが、
私の医療をやってる、と思ってされているなら、全然違う、ということはお伝えしておきます。
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