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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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他院でレーザー治療をされたことのある患者さんに、よく言われることですが、

「前にやったのと、全然違うっ!!」

「こんなにたくさんあててもらってない」「こんなに丁寧にやってもらっていない」などなど。。

 

同じ名前のレーザー機器を使っている場合、やっていること、処置の方法とか効果も全部同じと思っている方、結構いますか?

 

そんなわけないですよ。

 

例えば、料理。

 

カレーライスを同じメーカーのルーを使ったとしても、各家庭で同じ材料(牛肉、たまねぎ、ニンジン、じゃがいも)なのに、味って全然違いますよね。

ルーを変えると、もう全然違う。

高級食材を使っていなくても、手間暇かけた洋食屋さんやホテルのカレーライス、全然コクも美味しさも違いますよね。

 

まあ、値段も違いますけど。

 

 

例えば、卵焼き。出し巻き卵。

お店によっても違うし、作る料理人によっても、プロでも素人でも、一人ずつ味が違う。でも、出し巻き卵に使う材料って、そんなに変わりませんよね。

 

 

料理は、同じような材料を使っていても、ちょっとしたスパイスや一工夫、ひと手間で、味がガラッとかわっていまいます。

 

なので、どこのレストランも、レシピは門外不出で、企業秘密です。

 

 

レーザーの設定もそうです。

 

美容師さんにヘアカットしてもらうのもそう。

 

同じ髪型にしてください、と頼んでも、たとえボブにしてください、と言っても、美容師さんで全然ハサミの使い方、仕上がり感、その後の自分の扱いやすさなどなど、全然違うでしょ?

 

なんだ、ボブか、ってなりませんよね。

 

ハサミの使い方だけでなく、その方一人ずつ、頭や顔の大きさ、髪質、毛の流れやつむじの向き、毛量やくせの出方など。

 

本当の上手い方は、そういうのも全部わかった上でカットされてるでしょ。

 

やってることは一見同じでも、中身も違うし、仕上がり、満足度も違う。

 

当たり前ですよね。

 

 

レーザーなどの美容医療も同じです。

 

 

値段の安さだけしか見てない人も多いですけど、これはどの業種でもそうですが、安い分、どこかで手を抜かないと、おかしいわけです。

特に、企業努力というレベルからもさらにかけ離れて安いとなるとおかしいわけです。

 

ご自身が働いている業界に当てはめてお考えください。

 

同じことが、どの業界でもある。

 

 

安すぎたら、アフターケアが悪いとか、不便とか、いろいろ不都合なことが後からわかったり、1回がとても少なくて、え?もう終わり?みたいなものなどなど。。

ちゃんとした人を呼んでください、ちゃんとした人がやってください、というレベルのこともあるでしょう。

 

 

美容医療では、医者はノータッチ、ナースどころか、おまえ、資格ないだろ?!というレベルの人があてていたり。。。

(これは、実はよくあります。。。有名なところでも。。。おかしいと思ったら、確認しましょう。)

 

レーザーを照射する数もてきと~でスカスカどころか、

(なんでもみっちり当てるのはいいわけではないですが、スカスカすぎとかね。脱毛とかわかりやすいです)

照射しているパワーも絶対火傷は起こさないくらいの低いもの。

安全かもしれないけど、効くわけがないもの。

低すぎるから、施術者の技術の見せどころも関係なく、経験がないものがてきと~に当てても火傷はしないレベルだったり。。。

(かといって、強いほどいいわけでもないです。

その時々、その人、目的によって、適切に、安全に、設定をしていくことが大切です。

 

1発ずつ、また場所によっても反応が違うこともあるわけですから、場合により、最初に思っていた設定を変えないと、とても危ないこともあります。

 

だから、本当は、全部、わかっているドクターが照射するほういいに決まっているわけですが、そんなことをすると、ドクターがかかりにきりになって、たくさん儲けようと思ったらできないので、レーザーなどの照射関係は、ナースにさせるわけです。

 

ちゃんと勉強会もして、定期的にナースの技術や知識もチェックしながら、ドクターの指示で(毎回診察の後に)患者さんの処置をする、ということは構わないと思いますが、そこまで徹底してできているクリニックというのは、実はとても少ないのが現状です。。。

 

 

細かい設定を押しえてくれるクリニックはありません。

レストランのレシピと同じで、企業秘密です。

 

また、同じ機械を扱うプロ同士でないと、細かい設定を聴いても意味がないのと(わからないから)、ハイレベルになってくると、その設定の本当の意味もわからなかったり、意味がわからないと、応用もできないし、同じように当てているつもりが全然同じじゃない。

 

なので、結果が全然違ってきます。

 

 

 

例えば、脱毛レーザー。

 

エステでやるというのは、もう論外ですが、クリニックでやる場合。

 

うちで顔の治療、顔以外の脱毛は、他院で(うちに来る前からやっている、あるいはこれからやりたい)、というのは、時々あります。

 

顔を同時期に、2人の全然考え方の違う医者が触るというのは、お互い治療の邪魔になるので、それはうちでは絶対やりませんが、他の部位の脱毛なら、止める理由自体はありません。

 

 

ただ、通うなら、ちゃんとしたところに行こうよ、ということは患者さんにお伝えしています。

 

変な勧誘がない、コースを無理矢理買わせようとしない、毎回、ちゃんと医者の診察がある(儀式ではなくて、ちゃんと診ている)、なにかあったときのアフターケアも医者がちゃんと出てくる、などなど。

(当てはまるクリ二ックが、これも実はとても少ない)

 

 

え?あそこは。。という中には、もう1年半、脱毛(ワキ)に通っているのに、まだたくさん毛が生えていて、患者さんが行くのをサボっているのではなく、当て放題コースなんだけど、クリニック側が半年に1回しか予約を取ってくれない、というのがありました。。。

 

 

半年に1回って。。。

ワキ脱毛、終わるわけないやん。。

 

 

患者さんが忙しくて行けなかったのは仕方ないですが、予約を取ってもらえないわけです。。。

 

毛の周期は、1か月半~2か月と言われていますから、毛がしっかりとまだ生えているなら、1.5~2か月毎にやったってかまいません。肌トラブルがなければ。早く脱毛したいならね。

 

 

全身10回コースいきなり買わされているとか。。。

(10回かかることはあるかもしれませんが、部位や毛の状態によったら。

ワキで大体6回前後と言われています。個人差は確かに大きいですが、最初から10回コース買わせなくても。。

 

 

買わせる時に、こんなにいらなかったら後から解約できますから、と契約させられ、解約時には、解約手数料が取られますから単純に、割る10回でやってない回数分を返金、ではないですよ?

 

クリニック側が得をするようにできています。

 

全身脱毛の処置されているはずなのに、処置時間がむちゃくちゃ早い。早すぎ。。。仮に、1回の照射面積が大きいハンドピースであっても(その分、イタイですけど。。)、それは早すぎだろう。。というレベル。

ようは、スッカスカにあてているわけです。

 

思いあたることがある場合は、クリニックに聴いてみましょう。

 

 

中身を確認せずに、値段にだけつられると、そういうトラップに引っかかりやすくなります。

 

安すぎる場合、どうして?というのは、ちゃんと調べないとね。

 

ケタが違うとか、他院の半額以下とか、ちょっとおかしいと思わないとね。

 

それが、まず安全にやるための近道です。

(高いからいいってわけではないですよ。

なんでも確認をしましょう、という話です)

 

 

ちなみに、うちの特にタイタンは、すっごくお得!というのは、他院でたるみ治療をされたことのある方は、大絶賛を受けます。

すみません、自画自賛で。

痛くもないから、ビックリされます。

 

皆さん、痛い治療が、ほんとに好きなんだな~と思ってよく見ています。

イタイ=効く、わけではないですよ。

 

痛い分、活性酸素はたくさん出ますから、お肌にも美容にも健康にも良くはないでしょう。

 

痛みを絶対我慢しないといけない治療というのもあるでしょうけど、そこまで痛い治療は、私は好きではなく、そこまで痛いなら、もう手術してもらうか、その老化を受け入れるわ~、と私は思います。

同じレベルまで到達しなくても、結構良いところまでいかせることは可能ですし、手段は他にもありますし。

 

 

うちのやり方と、

てきと~に「お金もらったから処置しました」という証拠のためだけにやっているようなクリニックのレーザー治療(治療と呼ぶのか?)と一緒にされると、さすがに困ります。。。

 

 

うちは、初診料や再カウンセ診察料を高してあるのは、それだけ時間を取るからです。

医者がマンツーマンで1時間以上、診察、説明するわけです。

他ではそうありません。

それだけ、スキンケアや毎日の化粧品が大事だと思うから、そこを理解して、肌がより良くなるためのホームケアをしてほしいから。

そうすると、レーザーなどの効果が何倍にもなるので。

副作用、合併症も可能な限り防ぐことができますから。

 

一度ちゃんと説明しておけば、あとは、処置中に復習で指導や確認をするだけでいいので、そのあとは、そんなに時間がかからないわけです。

処置はすべて私がやるので、処置の時間=相談、カウンセの時間にもなるわけです。

 

美容医療は、定期的とか、繰り返しとなることが多いので、処置の1回当たりの単価は、標準か、それ前後くらいにしていて、医者が全部当ててることを思えば、安いほうだと思います。

 

ボトックスはレーザーされている方には、サービス価格なので、これはかなりお安めに設定しています。

 

コストパフォーマンスはとても良くなるようにしています。(これも患者さんからよく言われますが)

レーザーの効果を最大限味わっていただきたいからです。

(ホームケアの必要性を理解していない、完全な他力本願系の方はお断りですが。。治療の邪魔しない時は、まだいいですが、邪魔もしする方は危ないので、やりません)

 

 

 

こないだのキムタクのシェフのドラマで、超~一流になると、レシピを盗まれてもへっっちゃら、再現ができるというなら、やれるものならやってみろ!どうせ作れないから、とすごいレベルの話がありました。

 

レーザー治療の場合、そこまでの技術の差は、さすがにでにくいかな。

ある程度以上のレベルになると、もともとそのレーザーを使っていたら、レシピ(設定)を見たら、ある程度マネができるでしょう。

(100%ではないでしょうけど。

医療は、特にきついことをやる場合、副作用合併症のことも考えないといけないので、そこを無視してガンガンレシピ通りに!!とはいかない。安全の基準が人それぞれだから。

それを、キムタクのハイレベルでレシピ見てもマネできない、と言えば言えるのかもしれませんけど。

 

 

でも、手術はあり得ます。

術式教えてもらっても、そんなのマネできないよ、というのは、多々あります。

 

 

 

中身の確認は、確かにやってみないとわからないことも多々ありますが、処置前の説明が、全然短すぎたり、副作用合併症の説明がなかったり、ましてスキンケアの話もない、となると、そこは一旦、考えます、と言って、他院に行ってみましょう。

数軒、周ってみると、違いがポイントがわかってきます。

 

 

 

 

 

女性セブン

名医がこっそりやっている民間療法

 名医がこっそりのんでいるサプリ

代替療法

オーソモレキュラー療法

食事療法

 

本日(16日木曜日)発売の女性セブンに、取材を受けて載せてくださっています。

名医がこっそり「のんでいるサプリ」
名医がこっそり「やっている民間療法」

 

民間療法と聞くと、ご祈祷するとか、風邪の時に焼いたネギをおでこにのせるとか、科学的根拠はなく、医者などが関係しないおまじない的なものもあれば、

 

広義に解釈すると、

 

医者が関与している、いわゆる代替療法も、
保険診療や学会では認められていないとか、ちゃんと論文は出ているけど、保険診療しか知らない医者からすると、そんな論文はないと思われているので、

 

代替療法=民間療法 と思っている医者も医療関係者も一般の方もたくさんいます。

 

なので、
例えば、ガンの方が、高濃度ビタミンC点滴をやりたい、ケトン食にしてる、入院中もしてほしい、と言ったところで、保険診療しか知らない主治医は、あやしい民間療法をして…。何かあったらどうするんだ?!となってしまうわけです…。

悲しいことに…。

 

オーソモレキュラー療法という言葉は出て来てませんが、食事とスキンケアについて、少し話をさせて頂いております。

 

女性セブンの表紙を読むだけで、面白そうな記事満載ですね‼️

私は普段、情報番組やネットニュース観ないので、新鮮だわー

楽しみに読ませていただきます。

フェイスブックからのコピペです。

反響が大きかったので、こちらにもコピペしておきます。フェイスブックは、後から見つけるのが大変ですからね~。すぐに流れちゃうしね。

 

以下、コピペです。

 

#肉食美肌

#美魔女

#年をとると顔に出る

#雰囲気

#顔ににじみ出る

#表情は買えない

#不満顔

#幸せジワ

#不幸ジワ

#眉間ボトックス

#笑いじわ

#美人

#老化は平等

#とりあえず見た目だけでも

 

 

 

朝、家族がたまたまつけてたテレビ番組。

 

女性が出ていて、その方が誰かわかるのにテロップ見ないとわからなくて、見た目ではわかりませんでした。

若いときの面影はあるんですが、あまり良い感じの「顔」じゃなかったので、想像もつきませんでした。

 

年齢も重ねて、結構な年になられましたが、年齢の割には芸能人ですから、まあ何かはされているでしょう。

シワもたるみも少ないし。

 

でも、私からすると「素敵」には見えない…。

 

表情なんですよね~。

ものすごく険しい❗

普通に話されているときも、ふと話を止めた時も、とにかく険しい❗

猛々しいのもあるのかもしれません。

 

 

女性でも男らしくても良いんですが、良くない「険しさ」というか…。

 

 

若い方にはわからないでしょうけど、若い時って、顔の作りにこだわりますよね。

 

白人への憧れもあるんでしょうけど、とりあえず美人!
キレイ!カッコいい!

まあ流行で多少変わります。

 

芸能人だと、昔の美人だけど、今の流行りじゃないとかね。

 

 

でもね、顔の作りなんて手術したら変えられるんです。

手術やるかどうかの違い。

 

なので、美容の手術してキレイになってズルい❗というなら、同じようにやれば良いんですよ。

 

やってる方は、手術のリスクも人から言われるリスクも背負ってされたんですから、同じように背負ってやりたいならやれば良いです。

 

顔の形は変えることがいくらでもできます。

 

 

 

若い女性の芸能人。

 

どなたを見ても、皆キレイでカッコいいですよね。
好みの問題くらいで、業界は美女だらけ。

 

でも40代、50代過ぎてくると、素敵な女性って、すごく減りますよね。

活躍されてる方が格段に人数も減る。

 

お金かけて、いわゆる美魔女になれば良いという問題じゃないですよ。

 

 

美魔女、と形容されるものが、みんなが素敵と思ってるかどうかは別の問題。

 

憧れる方もいるかもしれませんが、私は、あんまり憧れません…。

 

なんかやってる感丸出しも人工的で、無理が出る。

 

 

例えば、鈴木京香さんや天海祐希さん、吉永小百合さんは、美魔女とは呼ばないですよね。

この例えに挙げたお三人が、全くなにもしてないとは思いませんが、されていても不自然なことはまずされていないのがよくわかります。

 

じゃあ美容医療も、やり過ぎなければ良いんじゃない?
ちょっとだけやれば良いのかな、と思いますよね。

 

 

まあ、それはそうなんですが、朝観た女性芸能人と、この三人の何が違うかというと、「表情」です。
かもし出す雰囲気。

 

役にはまってる時じゃなくて、バラエティーや対談などで話しておられる時。

 

もう年とるとね、どんな美人も手術をやりまくらない限り、顔中シワもたるみもたくさんあって、昔の面影もないし、誰が誰だかわからないくらいになります。

 

老化は、平等なんですね。

若い時、どんなに美人でも必ず老化します。

 

お金かけて老化を遅らせても、時間の問題。

 

 

ちなみに、50歳過ぎて、美魔女じゃない若々しい素敵な女性というのは、美容医療にどれだけお金をかけたか、かけてきたか、ではなくて、今まで、どれだけいらないことをやらず、本当に良いことをしてきたか、ここがポイントです。

 

お金をすごくかけても、素敵には見えないことはよくあります。

まあご本人が満足していたら良いんですが、他人から見たときの話です、今回は。

 

 

美魔女になるのか、多少シワなどがあっても素敵に見える若々しさ憧れの女性になるのか。

 

表情って、買えないンですよね~。

 

自分で作るものです。

 

 

若い時は気付かないでしょうけど、いわゆる不満顔は、不満の表情筋を鍛えて、不満です‼️という表情に磨きをかけていきますから、眉間のシワは深くなるし、口角はへの字に下がるし、ヒアルロン酸やボトックスで、全部がカバーできるわけではないです。

 

なので、どんなに美容医療をしても、不満筋の一部は残ります。

 

眉間のシワを隠そうと、口角無理矢理上げようと、本質的な不満は中で充満してますからにじみ出てきます。

 

 

患者さんで、子育て時代に作ってしまった眉間のシワ治療に来られた50代の方おられましたが、眉間に深い消えないシワがあるのに、その方の雰囲気は険しくなく、ぽわ~んと柔らかいというか、素敵な方でした。

いつも笑顔でいらっしゃいました。

 

子育てが済んだら、もう眉間のシワがひどくなるようなことはなかったと毎日ニコニコと過ごしておられるようでした。
(なので、この方は、眉間ボトックスは二回くらいとヒアルロン酸をほんの少し、あとは、ちょっとレンジされたくらいで、眉間のシワはほぼわからなくなり、再発しませんでしたね)

 

 

年をとって、良い「顔」じゃないと、この方はあまり幸せじゃないのかな、毎日イライラしてるのかな、とテレビ観ててよく思います。

 

 

あれだけお金と手間をかけてる芸能人でそうですから、一般人はもっと出ますよ。

 

表情はお金で買えませんが、とりあえず眉間のシワは抑えたほうが良いです。

 

ボトックスだけでいけないかもしれませんが。

目尻のシワは、笑いジワですから、これは、幸せジワです。

 

目尻のシワは気になるでしょうけど、ここは完全に止めない‼️

 

笑っているのに目尻にシワがその瞬間も出ないと、人工的で、年とってるととても怖い…。

 

うちでは、笑いジワは、ボトックスも使いますが、柔らかい雰囲気は残るような治療をおすすめしています。

「お知らせ」で内容がかなり抜けていたので、修正追加しておきました。

こちらにも載せておきます。

レーザーとイオン導入以外についてくる内服薬と塗り薬が肝斑セットと同じにしました。

(前までは美白剤をつけていなかった)

 

このセットをする方は、もともと美白剤を使っていた方で継続して使っておられたので心配がありませんでしたが、治療を始めて間がない患者さんだと、美白剤を塗らない(買わない)方も出てきたので、セットで1本つけておきます。

 

副作用合併症は、可能な限り防げるのであればそれにこしたことはないと思います。

 

 

ADM(遅発性太田母斑様色素斑、後天性ともいいます)のレーザートーニングセットのご案内

   レーザートーニング 2回~MAX4回(期限は1か月。4回しても値段は同じ) +毎回イオン導入(トラネキサム酸)

   +ビタミンC内服 30日分 +医療用美白剤1本   

 

                               

*肝斑・肝斑の疑いのある場合、いきなりはできませんので、ご了承ください。

その場合、先に肝斑を落ち着かせてからの治療となります。

症状により、サプリメントを少量飲んでいただくこともございます(別途料金は必要。同日にサプリご購入の場合、対象サプリは定価から10%オフ)。

症状により、いきなりレーザーをあてられずに、プレトリートメント(スキンケアや化粧品など)を一定期間してからの場合もございます。

1か月 ¥33,ooo(税込み)

お正月キャンペーンのお知らせです。

 

毎年恒例?の福袋です。

ナビジョンのシリーズは、福袋としては組みやすいんですが、他のブランドは、あまりそうフルラインで買ってもらうようにあまりなっていないので、フルラインではなく、3種類以上(同じもの3個ではなくて)組み合わせた場合に福袋(10×10%オフ)適応としました。

 

これを機会にいろいろお試しください。

福袋を狙っている方は、お早目にご予約ください。在庫状況のお伝えや確保をさせていただきます。

 

去年も企画した「ダイエット福袋」、中身を変えました。

「ダイエット」となっていますが、ようはエネルギー代謝をうまく回すための福袋です。

メタボ対策にもなります。

一度お試しください。

(場合により、おすすめしない場合がございます。

設定によっては、かえって害になることもありますので、設定はこちらにおまかせいただきます。

医療用サプリは、1日に飲む量はこちらの指示に従っていただきます。)

 

引き続き、ADMのレーザートーニングのキャンペーンというか、様子を診るためのセットは続行です。➡ 「お知らせ」のところ、セット内容修正追加しました。

 

肝斑セットと同じく、美白剤も1本追加しました。副作用合併症対策として。

やっぱりセットで使っていただきたいから。

希望される方が、いきなりできるとは限らないので。。。

肝斑がある、肝斑の可能性がある方は、いきなりはできません。

先に、当院の肝斑治療を受けるなりして、顔の赤みや炎症を抑える・なくしてからの治療となります。

 

早く始めたい方は、スキンケアを徹底されることと、医療用サプリや食事も頑張っていただくことです。

 

それだけ、レーザートーニングは、かなりの衝撃がある治療を思ってください。

強い治療というのは、それだけ活性酸素が出ますから、活性酸素を自分でがんがん増やしている方、処理ができない方は、それだけ副作用合併症(シミの悪化(余計に濃くなる)など)が出やすくな、ということです。

 

美容医療は、万能ではないし、他力本願だと副作用合併症と絶えず隣合わせで、ロシアンルーレット状態です。

大変な目に遭ってから気づく、って、結局自分が一番困るでしょう。避けられるなら避けたいですよね。

お金と時間ばかりかかりますからね。

 

どんな美容医療をするのか、どこまでのことをしていくのかは、人の価値観はそれぞれですが。きつことをがんがんやっていきたいなら、それだけ強い、負けない肌に普段からしておかないとね。

 

今年も、同じ予算をかけるなら、最大限の効果が出るように、手助けしたいと思います。

 

 

 

 

28日土曜日でクリニックは仕事納めでした。

遠隔診療されている方は、年末年始に関わらず、どうぞお使いください。

(すぐにお返事できるわけではありませんが)

 

 

1年間、多くの患者さんにお越しいただき、また遠方からもお越しいただき、本当にありがとうございました。

来年も(まだ今年も少しあります)、皆さんに役立つ情報を引き続きガンガン発信していきたいと思います。

 

 

ここ最近、晩御飯を食べたら、ダイニングテーブルの椅子に座ったまま、寝落ちしてしまって、ブログが滞っております。

 

フェイスブックやインスタは、ほぼ毎日とは言いませんが、まあほぼ更新しております。

うちのFacebookは、アカウントなしで見られるようになっていますから、写真もブログよりも多いので、どうぞそちらもご覧ください。

 

ブログだけ、となると、食事や栄養に関する情報が少ないかと思います。

 

情報が偏るわけではないでしょうけど、フェイスブックも無料の情報提供ですから、もったいないですよ。

 

食事のちょっとした見直しで、がらりと人生変わることもありますから、ぜひご覧ください。

 

 

年末は、美容医療納めに来られる方がやはり多かったです。

 

新年あけて早々、という方もおられますが、美容医療で底上げした顔(からだ)で新年を迎える。

 

う~ん、、羨ましいですね。

 

私もやりまくりたいところですが、美容医療どころか、点滴すらせずに帰ってきてますから、患者さんがうらやましくてたまりません。。

 

そろそろ私もやりたいな~。

 

そうそう、患者さんに、更年期障害のことを話していて、自分もそうだったかも?と話していると、患者さんが、まだそんな年じゃないでしょと言われ、本当の年を言ったら、びっくりされてました。

うれしいですね~。

栄養さまさまでした。

 

 

 

前回の続きです。

 

ヒアルロン酸注射で顔の一部が腫れた、と言われる場合、左右に入っていたとしても、一部分のみが腫れてくることがあります。

 

両方に、もうそりゃあアンパンマンみたいに(顔の広範囲にたくさん)いれてしまえば、多少腫れて膨らんでもわからないでしょうし、もうそれ以上腫れる隙もないのかもしれません。

 

 

そこまで広範囲に何本も入れる方が少数派なのか、多数派なのかわかりません。。

 

(学会やメーカー主催のヒアルロン酸の講演やセミナーなどでは、講師をされているクリニックでは、2本3本、当たり前、みたいに推奨?されていることが多いから、予讃がいける患者さんは、2本3本、それ以上、一度に入れておられるのかもしれません。。)

 

で、顔の一部分に、せいぜい1本、あるいはそれ以下の場合、左右対称にある程度入っているとは言えば、顔そのものが全くの左右対称ではないですから、同じ量を、同じような場所に入れたとしても、顕微鏡レベルのでの左右差というのは、普通あります。

肉眼ではわからなくても。

 

はいっている深さも微妙~には違うでしょう。

 

 

その入れた微量が、毛細血管やリンパ管も押すため、多少、血流、リンパ液の流れは変わるでしょう。

 

よほど大きな血管を圧迫しない限り、ヒアルロン酸で左右差が出るということは、普通のクリニックだとないでしょう。

 

 

ただ、もともとの血管やリンパ管に左右差がありますから、ちょっとした差で、左右差が出ることは可能性があります。

 

 

普段は腫れていないのに、突然?朝起きたら腫れていた、ということは可能性としてはありえます。

 

たくさん入れていなくても、その微量分に対応できなかった時など(からだのほうが処理できていない)。

 

そう言う時の腫れ、というのは、ほぼすべてむくみだと思います。

 

うまく血液やリンパも流れていかないから、余分な水分で貯まる、ヒアルロン酸は、水にくっつきやすいので、むくむと膨れたように腫れて見えると思っています。

 

 

入れすぎの時に、ヒアルロン酸を溶かす注射をするのは適応がありますが、私は、この腫れる時もある、腫れていない時もあるところに、注射をするのは、あまり勧めていません。

 

むくんでいない(腫れていない)時の状態がとてもいいなら、もったいないですよね。

お金払ってふくらましたのものを、またお金払って、溶かしてなくす、なんて。

 

 

うちでは、からだの中からの治療です。

 

ようはむくみにくいからだを作ること。

 

スキンケアも食事も栄養も、とても大事ですね。

 

 

ヒアルロン酸を溶かしてくれ!と思いこんでいる人に、いくらそういったことを説明しても、まず言うことをあまり聞かれませんけどね。。。

 

昔、同じ場所、もしくはその周辺を手術したことがある、切ったことがある、ケガをしたことがある、

非急性のものが入っている。入っていた。(糸もしかり)

などの場合は、どんな風に触られているのかわかりません。

 

そして必ず、血管やリンパの流れは毛細血管レベルで変わっています。

手術なんて、一番大きく変わります。

 

 

そういうベースがあって、そこに他院でヒアルロン酸が入っていて、トラブルになっているところに、また注射で溶かす液体を入れる、となると、下手すると、またトラブルを起こす場合があります。

 

 

今までどんなことをやったのか、持病も含めて、全然言わないと、やはりトラブルは起こりやすくなります。

 

自分で、リスクを上げてどうする?!と思いますが、患者さん側はリスクだと思っていないし、関係ないと思っているので、かなり詳しく聞いていっても、言わない方も多いです。

 

あとから、あとから、いろいろ出てくる。。。

 

 

あとから言っても、もうやってしまった後では、取り返しのつかないこともあるでしょうし、つくにしても、まだまだかかることもあるでしょう。

 

 

 

ヒアルロン酸注射の良さは、入れた方にしかわかりません。

ちょっと足してあげるだけで、人にばれずに、なんか違う。。!と思うわせるのは可能です。

 

かなり痩せている顔の方はともかくとして、最初から何本も入れる、とするのは止めておくこと。

 

1本入り切ったところで、鏡をみて、相談してくれる医師がおすすめです。

 

もちろん、最低限の副作用合併症も言わないところではやったらいけないんですよ。

 

安すぎる値段のところでやらないこと。

ものには適正価格がありますから、あまりにもかけ離れてた値段であれば、なにかおかしいと思ったほうがいいです。

よくをかいてはいけません。

 

ヒアルロン酸注射は、光・レーザー治療ではできないことができますから、シワ・たるみには本来とても良いものなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までに、相談に来られたことがあるんですが、他院でヒアルロン酸注射を顔にして、そのあと、腫れて治らない、という相談。

「左右差がある」「片方だけ腫れてる」というのもあります。

数人ではなくて、もうちょっと多い。

 

こうやって聴くと、入れられ過ぎて、顔がパンパンのアンパンマンになったのかな?と一見思いますよね?

 

でも、受診されてみると、左右差も言うほどないし、まあ確かに入っているんでしょうけど、アンパンマンというほどでもないし。

(本当にアンパンマンになっている人は、気に入っていたり、あまり気にされていないものです。。。好みの問題。。?)

 

。。。どこが問題。。?

 

という感じ。

 

 

それで患者さんに聴くと、

「腫れているのはいつもじゃない。」「朝腫れていることが多い」「夕方になると腫れてくる」「1日全く腫れない日もある」

などなど。

ようは、不規則に(ある程度規則的な場合もあるようですが)、いきなり腫れてる、しかも片方だけ、という訴え。

 

ほとんど全員が、うちの受診時に、その「腫れ」はなかったです。

(入れすぎは除きます)

 

患者さんに、いつからそれが出てきたんですが?と聴いても、

「注射した日の夜からず~っと腫れてる」「注射して帰宅したら腫れてた。それから引かない」とず~っと何週間も何か月も引いていない!という方も多いんですが、

「今、腫れてませんよね?」「今、左右差ないですけど?」と言うと、

「腫れない時もある」「いきなり腫れてくる」と、ここまで聴いて、はじめて、「ずっとじゃないやん。。?」と発覚します。

 

私が注射したわけではないですから、注射前の顔はわかりません。

なので、本当は腫れていないのに(突っ込んでいくと、今は引いていると認めるわけですから)、それが、腫れている、というから、どんどん話がややこしくなる。

 

注射したクリニックには、言いにいったんですか?と聞くと、受診したけど、「問題ないといわれた」「そのうち落ち着くから様子見るように言われた」とのこと。

 

受診時は、腫れていない時に受診されたのでしょう。

 

 

すごく昔の話ですが。やはり他院で注射されて、片方だけ腫れる、腫れてる!!と主張される方がいて、結構そこと揉めていました。

うちに来られた時点では、患者さんの言うところの「腫れ」はよくわからない。そこまでの「腫れ」はない。

 

その方が仰るには、注射してから、こめかみの血管(静脈)が膨らんだ!!というもの。
(血管の怒張というのか、静脈が浮き上がっているの、わかります?手の甲の血管がわかりやすいかも。)

 

確かに、片方だけ、ちょっと血管が浮き上がっている。膨らんでいます。

 

でも、私には、元の注射前の顔も血管もわかりませんから、ヒアルロン酸注射のせいだ!!と言われても、比べようがありません。

 

その膨らん血管が気になるから、また別の美容外科で、「マシになる」と言われたから、この血管を取る手術を受けようと思う、といわれました。

 

 

思いっきり、顔にメス入るやん?!

マシになる、って、よくそこのクリニックも言うな~とちょっとあきれましたが、マシになるかもしれませんが、キズ跡も残るし、下手をすると陥没したり、もっと見た目で左右差が出て、困ることになることも多々あります。

 

 

 

そこまで悩んでいるなら、と大きな病院の皮膚科で、皮膚のエコーをしてもらって、左右差を確認してもらいまいた。

結果は、皮下に左右差はなし、との検査結果でした。

 

 

それでも納得されませんでした。

 

もういらんことはしないほうが。。。という話を何度もしましたが、納得はいかないようで。。。

 

 

とある日の朝、受診されると、その血管の怒張がなく、「血管、膨らんでいなじゃないですか!」と言うと、

「朝はいつも膨らんでいないんです」

とここで初めての告白。

それまでは、ず~っと腫れている、と仰ってまいた。。。

 

 

日中、日内変動なり、時々なのか、たまたまなのか、とりあえず大きさに変動があるということは、一番の原因は、自分のからだのことです。

 

ヒアルロン酸のせいなら(入れすぎて)、ず~っと残るわけです。日内変動もしません。

 

そういうことも説明しましたけど、ヒアルロン酸を入れてからだ!!と聞く耳は持たれませんでした。

 

 

他にも何人もいらっしゃいますが、ほぼみなさん、医学的に問題な腫れではない。

→ 続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#育毛に良い食材 #髪の毛に良い食べもの  
#髪の毛に海藻が良いというのはウソ 
#都市伝説
 
さっきテレビ番組観てたら、再放送で、カップラーメンと育毛剤?を作っている企業とのコラボ商品で、
海藻(わかめ、ひじき、昆布だったかな?)たっぷりと入ったカップラーメンの紹介がありました。
 
 
そりゃあもう麺の上に、海藻がこれでもか!というくらいのっていました。。
 
 
海藻が髪の毛に良いというのは、都市伝説というか、なんの科学的根拠もありません。
 
 
わかめはひじき、昆布は黒いから、こんな髪の毛になりたい、というただの願望からきた迷信です。
 
ちなみに、ひじきはヒ素が多いので、患者さんには勧めていません。
お店で小鉢に出されたら、それくらいは気にせず、私は食べていますし、患者さんにもそれくらい食べても問題ないですと言っています。
(問題がある方もいます。重金属の排泄が全然うまくいってない方。少量で、からだにひどい影響が出る方は、NG)
 
 
 
 
海藻は、確かにミネラル豊富ですが、植物性ですから、吸収率はとても悪く、なにより髪の毛の本体であるタンパク質が一切入っていません。
 
 
髪の毛に良いのは、というか必要は食べ物は、
皮膚も同じですが(体全身、なんでもね)、
 
肉、魚、卵 の動物性タンパク質です。
 
それプラス、大豆などの植物性タンパク質、野菜、きのこ、海藻です。
 
 
 
小麦、大麦のグルテン、乳製品のカゼイン(バター以外)は、もちろんすべてのお悩みで、NGです。
(アレルギーでなくても、腸粘膜が荒れて、栄養も入ってこないし、いらないものが血中に入ってきます)
 
糖質、特に砂糖やシロップの履いたお菓子、スナック菓子、
アルコール(糖質ゼロでも)、
食添加物まみれのものは、
亜鉛の消費がとても激しく、補充もできないため、
こういうものが、食べている摂取割合が高いと、摂取している量自体が少なくても、割合が多いと、処理もできません。
今の季節おススメなのは、ダントツ、牡蠣!!!!
ノロウィルスが心配な方は、しっかりと火を通しましょう。
生食用を買って、しっかり加熱したら、さらに心配はなくなるでしょうけど。
免疫力にかなり問題のある方は、加熱したから100%大丈夫とは言いませんが、そこまで行くと、刺身はじめ、生もの一切食べられないのでは。。。?
(牡蠣の生食用は、保健所が牡蠣の獲れる海水を調べていて、基準値内であれば、生食用としてOKとしているはず。そこからさらに滅菌処理をするんだったかな。
タスマニア?だったかな、その近辺の海水には、ノロウィルスがいないから、そこの牡蠣を食べてもノロウィルスにはならない、と聞いたことがあります)
 
 
 
 
ほんとは、生食のほうがなんでも栄養価は高いですけどね~。
量が食べられなかったり、感染症の問題も出てくるから。
ところで、育毛・発毛に、海藻が効かないなんて、業界ではわかりきっていることです。ずっと昔から。
その育毛剤、製薬会社じゃないから? なんで、「海藻たっぷり」でコラボするかな?
意味ないやん?  
食物繊維多いから、「腸に良い」って売り出すならわかりますけど。
って、インスタントの加工食品の時点で、髪の毛には良くないですけどね。

これは、今年の3月に書いたブログのコピペです。

私のブログを見つけてくださった方がいても、ずっと遡ってみていくのは、量が莫大すぎて大変ですよね。

なので、似たようなことでお悩みの方、知らなかったという方が受診された時などに、また載せておこうと思います。

 

美肌の山の山頂を目指すのに、山の高さは、人それぞれ。

公園にあるような子供も登るような丘くらいの高さでいいという方もいれば、富士山、エベレスト級を目指している方もおられます。

 

夏山に登るのか、吹雪いている冬山の登るのかでも、たどり着きやすさは違いますね。

 

 

今、「孤高の人」という登山家加藤文太郎さんをモデルにした漫画を読んでいます。(すっごい面白い!!)

まだ誰も登頂したことがないルートで登頂を目指すような話。

 

同じ山頂を目指すにしても、言われてみれば、いろんなルートがありますよね。

わかりやすく言えば富士山。

 

山頂に行くのに、ヘリコプターでいきなり行ってしまう方法もあれば、断が絶壁の氷の壁を、何人も犠牲者が出ている前人未踏の岩壁を命がけで登っていくのか、はヒトそれぞれ。

 

でも、目的が、登頂であれば、できれば楽にリスクは最大限押さえながら、登りたいと思いませんか?

 

スキンケアや食事の情報もなく、レーザーだけやっていればいい、という登山は、私には、マンガに出てくる「K2」(世界一登ることが難しいとされていて、冬のK2はいまだ登頂されたことがことがなく、遭難者多数という難攻不落のルート)みたいなものです。

 

どうして、お金払って、わざわざK2で美肌目指す??

よほどのもの好きでないとね。。。リスクがすべてにおいて高すぎて、うまくいっている?と思ったのもつかのま、いつ滑落するのか、絶えず危険と隣り合わせ。

 

このマンガ読んでいて、山登りのルートの違いと、美容医療が重なりました。

 

 

以下、以前のブログのコピペです。

 

これはよく、美容医療の相談に来られた方に説明していることですが、セミナーで講師をした時に作った資料を使います。

 

 

 

「美肌」の山があるとして、山の高さや大きさは、人それぞれの価値観です。

 

美容クリ二ックで提供されるのは、てっぺんの三角の部分、「手術や注射やレーザー」など。

これは、ほとんどの美容クリ二ックで受けることが可能、というか、それを売っている。

 

その下にあるのが、医薬品だったり、クリニック専売化粧品だったり。

一般の化粧品ではできない、言えない、「効果効能」がある程度言えて、手術やレーザーや注射ほどの効果はないけど、ホームケアとして、毎日継続して家で使用して、ある程度の効果を出していくもの。

 

これも、多くの美容クリ二ックが、医薬品やクリニック専売化粧品を売っていると思います。

 

手術にしろ、注射にしろ、レーザーにしろ、医薬品もクリニック用化粧品も、ドクターによって、中身が全然違います。

考え方が違うから。

こだわりをもってやっているところもあるし、薬や化粧品にこだわっているところもあるし、流行り?のものを中心に取り扱っているところもいろいろ。

 

でも、一番大事なのは、それらを支える、普段の毎日のスキンケアと、食事と栄養です。

 

普段のスキンケアで、ゴシゴシゴシゴシ、顔の皮膚を擦りまくっていたら、薬やきつい化粧品を塗った時に、想定外の副作用合併症が出たり、すごくシミて、腫れあがる、真っ赤になる、そのあとシミになった。。まだらになった。。などなど、トラブルも出やすいでしょう。

 

どんなにいい手術やレーザーをしても、普段のお手入れで、皮膚をいじめ倒していたら、良くなるものも良くなりませんよね。

 

手術やレーザー、きつい薬や化粧品も、皮膚が新しく生まれ変わらないと、意味がないわけで、古い皮膚は捨てて、新生してきてもらわないと困りますよね。

 

でも、口から栄養を摂っていないと、材料が入ってこないわけですから、どんなにいい処置や施術をしても、良い薬や化粧品を使っても、本当に良い皮膚が作れるか、と聞かれたら、いや、どうなんでしょう。。となります。

 

この2つのベースがとても大事。

 

この2つの必要性、重要性を説明してくれるクリニックは残念ながらとても少ないかと。。

 

美容医療は、さすがに医療ですから、効果が証明されているものです。

欧米人対象であったとしても、やったら、それなりに効果が出ます。

さすが、高いお金を出すだけのことはある。

 

でも、ベースもないのに、美容医療の処置や施術だけを続けていくというのは、うまくいく時ももちろんありますが、実は、足元、かなり不安定なものでは?

 

ぎりぎり乗り切れることもあるでしょうけど、グラグラといつ崩れてもおかしくないかも。

 

それでも続けていったら、確かに山頂に近づいていくのかもしれませんが、もしかすると、効率がとても悪く、一気に崩れる(副作用合併症が出る)ことも。

 

あれだけ、お金かけたのに、効果はこれだけ?!というのは、実は、こういう事情があるのかもしれません。

 

食事や栄養の話は仕方ないとしても、せめてレーザー系のものをするのに、スキンケアの話、されましたか?

ドクターがちゃんと肌を診ましたか?

クリニックで買った化粧品や医薬品は、どういう基準で選ばれたんですか?

うまくいっているなら、いいんですけどね。

 

美肌の山頂を目指すのに、スキンケアと食事・栄養で、一つずつ、レンガを積んでいくみたいに、積み重ねていくのも、一つの方法です。

 

ただ、山がそんなに高くない、低い、小さい、という場合は、それでも先が見えますが、ものすごく高い山だったら、一体いつになったら、5合目にたどり着けるのだろう。。では、続けていくのも嫌になりますよね。

途中であきらめちゃったり。

 

山頂という例えの他に、この三角を家の屋根に例えて、屋根ばっかり作っても。。と患者さんに説明します。

 

屋根を何枚も何枚も重ねたら、それなりに住めるところになるのかもしれません。

 

でも、屋根ばっかりでは、本来の家は建ちませんよね。

 

スキンケアと食事・栄養という、大きな2本の柱でもって、屋根を支えてあげるほうが、しっかりした家が建ちます。

 

スキンケアだけの1本の柱で屋根を支えてもダメじゃないけど、1本ではやはり不安定です。

屋根が崩れてこないか、心配です。

 

柱は2本あったほうがいい。

 

柱だけ先に建てて、それから屋根を作る、というのも一つの方法ですが、柱だけでは、これもはやり途中であきらめたり、嫌になる方も出てきます。

先が見通したいというか、ビフォーの状態によったら、先が見えない方もいるので。

 

一番のおススメは、2本の柱も建てながら、屋根も作る、同時進行です。

 

 

これだと、家が建つのも早いし、先が簡単に想像できそう。

良くなる予感ってやつです。

 

 

スキンケアと食事・栄養をベースにして頑張りながら、美容医療にグイッと引っ張ってもらう。底上げしてもらうイメージです。

 

山頂を目指しているのに、実は、まだ泥沼にはまったままで、全然抜け出せないんです、という方もおられます。

泥沼にはまると、なかなか一人で抜け出すのは、至難の業です。

力もいります。

途中で力つきるかもしれません。

 

美容医療や薬やクリニック用化粧品は、泥沼から引き揚げてくれるロープみたいな。

せめて、沼から引き揚げて、陸地に上げてもらう。

そこまで来たら、自分の足で、一歩ずつ登っていくのもいいでしょう。

いつか山頂につきます。

 

陸地の平地に上がっても、美容医療を定期的に続けてると、エスカレーターやエレベーター代わりに、結構楽に、上のほうまで上がれたりします。

 

ただ、その場合も、ベースができていないと、エスカレーターやエレベーターの土台が崩れかねませんから、ベースは必ず押さえておくことが肝心。

 

私は、強固な土台の肌を作りたいんですよね~。

 

強固であればあるほど、山頂が近くなるような気がします。

 

 

あなたは、どうやって山頂を目指しますか?