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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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先週の14日土曜日発売の、マキノ出版「壮快」11月号、ご覧いただきましたでしょうか?

酒かすゼリーのところでコメントさせていただいております。

患者さんからは、とてもわかりやすいと評判です!!

 

自費診療で来られている患者さんには、先行して、今回の特集に載っていない調理法でもいろいろ始めていただいて、結構すぐになにかしら効果の実感を感じておられます。

 

これだけで万能というわけではないですが、オーソモレキュラー療法するにしても、美容医療するにしても、食事で栄養がどんどん足せるにこしたことありませんからね。

そのほうが何でも早く効果出ますしね。

 

ほんとは、この企画、夏のからだに良いスイーツとして(なので、ゼリー)、と考えていましたが、この9月の掲載になってしまいました。そこが結果良かった!!

 

酒粕を、今回のようにゼリーにしなくても他の方法でなんでも食べればいいのはいいです。

 

ただ、患者さんにすすめていても、やはりあの香りや風味が苦手という方もおられます。

(アルコール云々ではなく)

 

その点、寒天で固めると、冷やしたほうが香りや風味はあまり感じなくなるので、より食べやすいです。

食欲ない時は、ほんとにツルンと入りますしね。

消化もいいし、栄養満点!!おなかにもいい!と来たら、言うことなしです。

(どうして、医学的にゼリーにしたか、というのは、「壮快」をお読みください)

 

10年以上前、もっと前かな、酒粕ブームがありましたよね。

板カスに砂糖をまぶしてトースターで焼いて食べるやつ。

 

その後もたまに、酒粕の特集が組まれてましたが、そう頻繁でもありませんでした。

 

今年の7月30日、NHKのBSプレミアム「美と若さの新常識 カラダのヒミツ」でも、実は、甘酒特殊で、酒粕甘酒が登場していました。

ご存知でしたか?

http://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/155/

 

見逃した方は、NHKオンデマンドで観られますよ!

私は、これを見逃したため、NHKオンデマンデ申し込みました。

 

要点は、HPに書いてくれていますが、観れたらオンデマンドがおすすめ!

フットボールアワーのお二人もとても楽しいです。

 

 

私が、酒粕についてそれぞれ言っている効果効能、全部、この放送でも出演されていた先生方の論文を読んで、です。

他の論文ももちろんありますが、メジャーな3人の先生方が、番組に出演されていました。

 

番組は、こうじ甘酒VS酒粕甘酒(両方とも市販のもので)、という構図を基に話が進行されていて、麹に含まれる「グリコシルセラミド」、こうじ甘酒の特集の時にも載せていただいた「グリコシルセラミド」が、米麹甘酒特有のもので、酒粕甘酒にはないような言い方をされてましたが、酒粕甘酒はもちろん入っています。

 

はっきりと、ない、といわれたわけではないですが。。。。

(αーEGの時は、酒粕特有のものなので、こうじ甘酒にはないです、とはっきり言われました。)

 

まあ、いろいろと事情があるのかもしれません。

 

すみません、やっと9月キャンペーンのお知らせの解説、というか裏話を書きます。

遅くなりました。

 

ボディに使われる化粧品をお値引きです。

そろそろ乾燥肌が悪化する季節になってきました。

からだの乾燥肌は、石けんなしでほとんど解決できますが、栄養がまだ肌まで回らないと、自前では足りません。

なにか保湿が必要です。

 

からだが乾燥してくると、衣服が刺激になってかゆくなったりして掻く方出てきます。

掻いているうちにどんどん痒くなって、湿疹皮膚炎にまで発展していくことも。。。

 

乾燥しているところから、いろんな異物が入りやすくなりますからね。

これからの季節、湿度が下がって、ホコリ、ダニなどのアレルギーも増えてくる頃です。

秋の花粉でちょっと調子悪い方も出てきます。

 

もうなにか塗るのがメンドクサイ!という方は、ぜひオーソモレキュラー療法をおすすめします。

早く自前でなんとか乗り切れるように。

そうなれば、楽ちんです。

 

長袖とか素肌を隠す季節に入りましたから、今の間に、からだの美白に専念するという方もおられます。

光・レーザーをあてるというのもありますが、高いし、からだの色素沈着は、ちょっとやっかいなので、光・レーザー治療で、バシッ!とすぐに良くなる、というものでもなく、ゆっくりトーンを上げていく、という感じと思ったほうがいいです。

費用もかかります。範囲も大きいから、

 

からだ、腕、脚の場合、私は、ホームケアをおすすめしています。

顔用のクリニック専売品を、からだ・腕・脚に使うこともとても多いです。

ボディ用と表示がなくても、ボディに使う場合は、キャンペーン対象です。

(逆は対象外。顔に塗る場合など)

 

 

イオン導入のキャンペーンは、患者さんからまたしてほしいといわれて、再開です。

秋、というか9月はそれなりにトラブルが多いので。

夏の紫外線(今もまだきついですが)でダメージを受けた分を労わるためのキャンペーンです。

乾燥し出した方も出てきましたしね。

 

イオン導入は必ず事前にご予約ください。

前日までにお電話いただければ、大丈夫です。

(あとの予約が詰まっていない場合に限りますが)

 

ナビジョンDRの「アイフォーカスプログラム」は、実は同じキャンペーン、ずっと8月もやってました。。。

すみません、予約のあった患者さんにだけお伝えしていて、HPなどで告知してませんでしたね。。

院内だけでキャンペーンしていて、告知するのを忘れていることが多々あります。。

すみません。。

 

引き続き、アイフォーカスプログラム、1割引きのキャンペーンも続行です。

こちらは、レーザー治療などしてなくても、どなたでも1割引ですが、事前に説明は聞いていただかないとお売りできません。

適応のない方もおられますし。

使用する時の注意事項をちゃんと聞いてやらないと、失敗して使えなくなりますからね。もったいないです。

 

お盆が過ぎたら、育毛の季節です。

というか、育毛は年中ですが、秋は薄毛、抜け毛の季節だから。

一年で一番薄毛がひどくなります。

他の動物だったら、これで冬毛に生まれ変わるところなんですが、人間の場合、特に日本人はならないんですかね。

防寒の必要が、髪の毛としては必要ない環境なのかもしれませんが、次の毛を作る材料を食べていないから。

 

毛が抜けても、新しい毛がどんどん生えてくるなら問題ないわけです。

新しい毛もしっかりした太い毛なら問題ないわけです。

でも、抜けるほうが早いと、薄毛が結果として目立ってしまいますよね。

 

育毛の場合、食事と栄養、ヘアケア(育毛剤含む)と中からも外からもケアが必要です。

お肌と同じです。

 

両方ちゃんとする方というのは、そんなに多くはないです。

費用もかかりますが、抜け毛、薄毛を気にしすぎという方も多くて、その中には、かなりの栄養欠損がひどい方も多く、栄養欠損がひどいと、一度思いこんだら、こちらのおすすめとかあまり聞かないので。。。

自分がこれ!と思ったもの一直線のことがあり。。。あ~あ~、ということもしばしば。。

それで良くなればいいんですけどね。。それくらい、軽い場合は。

 

私の本でも書いていますが、皮膚・髪の毛・消化管には、なかなか栄養が回りません。

命に直結しない臓器だから。

まして、髪の毛って、もう死んでる、というか、生きていませんから。

ただのタンパク質の塊なので。爪と同じですね。

 

からだからしたら栄養足りないのに、タンパク質外に出している場合じゃない!(他が全然足りていないのに)と思っているから、なかなか作ってくれません。

 

私も頭頂部や分け目のところ、気になります。

増毛のサプリというか、とても良いものは知っていますし、それをしっかり飲んだ時は、お!!というくらい毛が生えてきました。

でも、他のベースがちゃんと足りていればこその、そのサプリです。

それだけ飲んでも効果が悪い。

 

サプリ、とうか、栄養素には優先順位があるので、なんでもかんでも、ちょっとずつたくさんの種類を飲んでも効きません。

 

マルチビタミン&マルチミネラル、みたいなことになって、健康補助にはなりますが、なにか目的があって、そこを改善させたい場合、その飲み方ではダメなんです。

(まして、市販の合成の安物で、病態改善はできませんよ。だって、改善します、なんて書いてないでしょ。

市販のサプリを買うお金があれば、食費に回してください。)

 

サプリで足すっていっても、限界がありますからね。

私もそこそこ結構飲んでいます。

でも、もうキリがないので。。。

 

そういう時に役立つのが、医療用の育毛剤です。クリニック専売化粧品でも。

ヘアケアはもちろんしてないとダメですけどね。

(刺激の本当に少ないシャンプーやリンス。サロンで買ったものはダメですよ。

変ななんちゃって育毛剤も使わない。市販で使うなら、医薬品の育毛剤はOK。後は、薬局で売っている医薬部外品もとりあえずOKです。

ネットや通販の医薬部外品(?ほんとに医薬部外品なのかなと思う時もあります)は、止めておきましょう。

なにかあったときに、困りますからね。

あやしい広告がほぼ大半、全部、と言ってもいいくらいですから)

 

私も、育毛剤はもうず~っと使っています。

海外からの輸入品と、たまに、在庫が切れてしまうことがあって、入荷まで使わなく放置していると、やっぱり違う!と入荷を心待ちにします。

 

育毛剤は、当院でも各種揃えています。

それぞれの患者さんで、合うものが違うからです。

悪くはないけど。。。こっちのほうがよりいいかも、ということもしばしばあります。

 

しっかりと育毛剤は使っていただきたので、育毛剤サンプルプレゼント、たっぷりキャンペーンです。

いろいろ試せると一番いいんですけどね、

サンプルで差し上げられるのが、ナビジョンのしかありません。

それで、ナビジョンのとプレゼントです。

サンプルとしては、たっぷりと使えますよ。

 

育毛剤は、どんなものでもだいたいアルコール入っていますからね、

でないと、有効成分なかなか浸透しません。

アルコールが心配という方も、頭は普通は大丈夫です。

湿疹皮膚炎ができていない限り。

できていないのに、アルコールが沁みる!という場合は、ちょっとかなりの栄養欠損です。。

 

他のキャンペーンは、前と同じですね。

 

化粧品のサンプルプレゼントは、普段お使いのものもいいですが、全然試したことのないものを使ってみると、意外な発見があることも。

気になっていたものを試すのがおすすめです。

ものによったら、かなりの日数使える分量をプレゼントしています。

人気のもので入荷が少ないものは、プレゼントの量がかなり少ないので、選択が悩むところですね。

 

 

 

 

Facebookで聞かれたので、こちらに書いておきます。

 

頭のマッサージ、結論から言うと、やってOKです。というか、むしろ、ヘアケアとして薦めています。顔は絶対に勧めていませんが。

 

ただし!!!

絶対に器械や器具は使わないこと!!!

 

そういう道具を使い出すと、人間、ろくなことはありません。

 

皆さんが思っている以上に、ああいう道具は、先端に思ってもいないほどの力がかかっているものです。

 

そして、それで、テレビを観ながらとか、観てなくても延々とやる。

 

顔のマッサージでダメ!!と言っているのと同じ理由で、こういうのをやる場合、やればやるほど、力を強くすればするほど、長くやればやるほどいいと思ってしまいがちになるところが、とても恐ろしいです。

 

家電でも出ていますよね。

器械を使うということは、力の調節が人間のようにはできません。

 

マッサージでもそうでしょう?

人間であっても、下手くそな人は下手くそでしょ?

力を入れたら、強くしたらいいと思っている。

なので、そういう人にしてもらうと、皮膚や筋肉は挫滅するわ、揉み返しがくるわ、で散々です。

 

目的は、血行促進なんですから、そんなに強い力は本来必要ありません。

 

頭はなかなか難しいですが、体や腕、脚の場合、リンパの集まるところを少し撫でであげて、あとは、リンパの流れにそって、体の中心に向かって、撫でてあげるだけで、本当は流れます。

 

ツボ押し、っていうのか、ポイントを少し押さえたら、確かに流れを良くするきっかけにはなることもあります。

 

でも、素人がやみくもに押しても、さーっとは流れません。

 

その結果、そこら中をぐいぐい、押すことになります。

 

痛気持ちいい、という感覚は、本人しかわかりませんからね。もうひどすぎて、痛みに鈍くなっていると、実は痛いだけで、本当に組織が挫滅して、後から内出血と痛みで気づいた、ということも多々あります。

 

 

自分の指を使って、頭皮のマッサージをする分には、力を入れすぎたら、すぐにわかるし、そんなに長い時間やっていたら、腕も指も疲れます。

なので、それほど長くも、無茶苦茶な力で押しまくるのも、顔ほどできません。

その程度で十分、ということです。

 

 

 

一つ、ぞっとする話を。

 

昔、まだ大学病院に勤めていた時、20年くらい前ですかね。

 

外来に、育毛ブラシ?をやり続けて、頭が血まみれのかさぶただらけになった男性が受診されたことがありました。

 

昔、男性の薄毛治療で、市販で、ブラシとセットになった育毛剤が流行りまして。。。紫電改、だったかな。

(今はもうないかと)

 

流行るというか、テレビコマーシャル結構されていたので、流行らせた、と言ったほうが正しい。

一応、医薬部外品だったかな。忘れました。

 

当時、リアップはまだない時代でした。

 

育毛剤だけなら、ここまで流行らなかったかもしれません。

ところが、メーカーは、専用ブラシをつけたんです。

 

このブラシ、髪の毛梳くんじゃないですよ。

育毛剤塗って、このブラシで、頭をとんとん叩くんです。

 

とんとん叩くことで、血行をさらに良くします、的なイメージのCMになっていたかと。

よく考えてあります。

 

その結果、多くの男性が、このブラシで、「とんとん」ではなく、「ドンドン!!」。

頭、傷だらけの血まみれです。

 

普通、そうなったら、やりすぎた!と思って止めるでしょ。

 

ところが、盲目的になっていると、それでもやらなきゃ!! とやり続ける。

 

むしろ、血が出てるのが、血流良くなった証拠とばかりに、どうも止めない。

 

キズだらけがもっとひどくなり、皮膚がびらんどころか、潰瘍というキズの深さに(かなり深いです)。

 

ちょうどその男性の薄毛は、頭頂部中心でした。

 

頭頂部全体が血まみれのかさぶたまみれ!!!

もうそれで頭頂部がおおわれています。

そのかさぶたに、わずかに残っていた毛がからみつき、しかもかさぶたが何重にも折り重なって(経過が長いこと、キズの程度がひどいことを物語っています)いるため、悪臭を放っていて、キズの深さを診るためにも、簡単に剥せそうなかさぶたは取らなきゃいけない。

(無理して剥しのは絶対にダメですが)

 

そのかさぶたと一緒に、毛も抜けます。

というか、もう抜けるようになっていて、かさぶたにへばりついていた感じです。

 

そこまでの深さに行くと、毛根にもたいがいのダメージですから、育毛どころではないのがおわかりいただけるかと。。。

 

育毛剤って、医薬品でもそうでなくても、大体アルコール入っていますからね。浸透良くするのに(頭皮はとてもぶ厚いので)

ちょっとしたキズでもあれば、アルコールが沁みるはずです。

沁みたら、普通は痛いので、やめます。

 

ところが、このしみたのを、「効いてるっ!!!」と勘違いして(というより、そう思いたいのだと思います)、ますます止めない。。

 

ここまで来ると、毛根にもかなりダメージですよね。。。

 

 

笑いごとじゃないですよ。

髪の毛で気にし過ぎている方、コンプレックスの強い方、思いこんだらなかなか止められないという方(全員、栄養欠損が強い)、

絶対に道具を使ってはいけない。

 

 

気を付けるから、やりたい、と思った方、

人間気を付けるのは、ほんとに最初だけです。

そのうち、ぐりんぐりん、ぐいぐい、力を入れてやり出すわけです。

 

顔のマッサージでもイオン導入でもいつも言っていますが、そんなに力を入れたら効く!と思っているなら、プロレスラーにやってもらえ!!力まかせに!!と思うで

でも、実際、「効いている」とは思わないわけですよ。

 

 

力は、かけるやり方や方法を間違えれば、諸刃の剣、です。

 

 

あと、指で力をそほれほど入れてない、という方の中に、せっかく新しく生えてきている産毛みたいな細い毛を、擦り潰しながらマッサージをしている方がいます。

 

せっかくの生えてきた毛がだいなしになっていることも。。。

 

あと、女性で髪の毛をくくる時に引っ張ると、皮膚も一緒の伸ばされますから、その結果、皮膚つがっていますから、場所によっては、皮膚にたるみがきます。

(重力で、それより下側の皮膚に)

キューっと髪の毛を結い上げるっていうのは、実はかなりのリスキーです。

1回でどうこうはなりませんからね。

 

 

 

なんでもやりすぎはほどほどに。

 

もちろんですが、頭皮のマッサージのスパとか、頭皮のサロンも勧めていません。顔と同じです。

何を塗られるのか、わかったもんじゃないですからね。

育毛とは逆のことも。。。

 

気持ちは良くても、痛いことはされないから大丈夫?と聞かれても、触り方だけではなくて、何を塗られるのか?

なにか塗られながらのマッサージですからね。

だいたい、またこれも皮脂取りすぎるようなもので洗浄しますしね。

ろくなことないです。

 

少々のことなら負けない、強い皮膚にしておいたら、たまにするくらいなら、問題ないこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。

なんかバタバタしてまして。。ブログを書く時間が取れませんでした。1

Facebookとインスタグラムは、まめに更新していますから、ブログがない時は、内容も違いますので、そちらも覗いてみてください。

うちのFacebookはアカウントなしで読めるようにしてあります。

 

さて、先日、ワキボトックスするのに、注射する針を変えてみたら、痛みも内出血も全然少なかった、と書いたの、覚えていらっしゃいますか?

効果も今のところ同じです。

いい感じです。

これなら、たま~のワキボトックス、全然嫌じゃないですね。

久しぶりにする時までは、痛みって忘れていて、始まって、「ああ、そうだった。。そうだった。。。」と、う~ん。。。早く終わらないかな~といつもおもいます.

麻酔薬は入っているんですが。麻酔が効いてくるまでにがね。

 

で、その針を、スタンプ法と言って、顔のニキビ跡の凹み治療に使ってみました。

 

患者さんの反応は、今までのよりも抵抗がない分、最初針も深く入ったようで、いつもよりも深く刺さっている感じはわかったそうでした。

そのあと、刺す深さを腸性しました。それでも多少は入ったかとは思います。

 

針が深く入る分には、その分、コラーゲンが深いところから増えてくれるので、そういう意味ではいいんですが、今までの針でその長さだと、その後の腫れ・内出血がかなり何日も残るし、翌日も結構化粧しても見えるので、うちでは取り扱ってはいませんでした。

 

そういう深さでコラーゲン増やしたいなら、うちにある光治療で十分だと思っているからです。

必要性も感じないから。

 

で、針をたくさん刺すので、そのあと冷却します。

患者さんの実感としても、かなりのジーン。。。という感じと熱感があると思いますし、刺した周りにも実際、赤みと熱感が出ているのがとてもよくわかります。

なので、処置の時間よりも、この冷やしている時間のほうがかなり長かったです。

 

新しい針にしたら、処置後の熱感が全然違うとおっしゃったのと、赤みの炎症がほとんどありませんでした。

 

外から見ているだけでも、合点がいきます。

 

冷却時間もいつもよりも断然早くて充分でした。

 

 

ダメージが確かに大きいほど、コラーゲンは増えると思いますが、痛いのも嫌だし、ダメージはダメージでいやですね、治療する側としても。

ある程度は、効果を出すために仕方ないのですが。

 

で、今回は、ダメージが少ないので、つけているキズが、とてもキレイなキズと言えばいいんでしょうか。

周りの組織損傷が少ない、というか全然ない。

 

なので、コラーゲンが増える量が同じかと言われれば、そこは経過を診ないとわかりません。

 

でも、これだと、今までよりもダメージなく、深いところまで刺そうと思えばできるので、トータルでプラスの、いいことづくめかなと思います。

 

なにより、処置が安く提供できるから。

 

うちには、フラクショナル系のレーザーや蒸散させるようなきついレーザー、ダウンタイムが必ず出るような治療はメニューにありません。

 

副作用合併症が日常生活に持ち越される治療があまり好きではないからです。

 

そういった機器は、買うのも高いので、患者さんからいただく料金もかなり高くなります。

処置回数がかなりかかるものもあり、ダウンタイムもあるのに、払っているお金はかなりの金額なのに、効果、こんだけ??!!

みたいなことも実際あったりもします。

誇大広告、うのみにし過ぎというか。。。

 

ニキビ跡の凹み治療の際は、うちでできる治療のメリットデメリットと、例えば他院のフラクショナルやもっときついもののメリットデメリットと全部お話して、きつい治療を希望される場合は、他院に行ってもらうよう説明しています。

 

でも実際は、効果は欲しいけど、金額もダウンタイムも嫌だ、怖い、というのが皆さんの本音です。

 

 

 

副作用合併症を、マイルドにすればするほど、効果もマイルドになる。

 

 

ある程度の差はあっても、これは基本の理論です。

 

どこまでなら許容できて(副作用などが)、効果をどこまで目指すのか、あとはかかる時間と費用ですね。

 

うちでしているスタンプ法は、フラクショナルレーザーの原型で、剣山みたいに針をたくさん刺して、コラーゲンの増生をはかって、ニキビ跡の凹みを改善させようと、という、すごく原始的なシンプルなものです。

 

針で刺す以上、出血は必ずしますが、うちのやり方だと、終わった後、無添加ファンデーションなら塗って帰ってもいいし、翌日からは普通通り。

腫れ、内出血も翌日には目立ちません。

シンプルだからこそ、金額が安い。

麻酔込で、1回 10000円(税抜き)です。

 

前にも書いた、オーソモレキュラー療法やりながらスタンプ法された方は、階段を上がるみたいに効果が出て、今で5回ほどやったんだったかな。

もうかなり浅くなっています。

1回毎に、効果の違いがわかる。

コストパフォーマンスが良すぎると言っても過言ではないです。

 

何度も言いますが、ここまでの効果が早く出たのは、この方が、オーソモレキュラー療法をやりながら、併用されているからです。

 

昔、勤めていたクリニックでも、同じメニューありましたが、そこでも患者さんにしていましたが、この患者さんほどの効果が出た方は、一人もいませんでした。

 

 

常々言っておりますが、侵襲性のある強い処置をすればするほど、ダメージも大きく、副作用合併症ばかりで効果があまり出ない、出ても少しだけ(デメリットからしたら)、一見効果が出たように思っても、すぐに元通り、というよくあるパターン。

 

口から創傷治癒の材料をしっかりいれて上げない限り、しかもそれが皮膚に回ってこないあ限り、美容医療というのは、お金と時間ばかりがいくらでも必要となってしまいます。

 

 

痛みやダメージが少ない治療が私は好きで、効果もほどよく出る、それ以上に出るなら言うことなしです。

 

患者さんの経過を診るのが楽しみですね~。

 

 

で、応用として、

頭の薄毛育毛治療に、育毛メソセラピーというものがあります。

 

毛を増やす、生やす、太くする、などの薬を、頭の薄毛部分、増毛したい部分に注射していくわけです。

たくさん刺しますから、もちろん痛い。薬も入れるから、それも痛いのですが。。

 

ブロック注射と言って、ブロック麻酔をするので、痛みが全然マシな部分もあります。

麻酔の届かない範囲は、痛いです。

 

ここまでの治療を、私から勧める時というのは、大概の薄毛で、誰が見ても、え?!と見直すくらいの時は、やったほうがいいです、と勧めています。

 

まだやる必要ないし、他にやること(ヘアケアや食事や栄養、塗り薬など)たくさんあるのに、そっちのけで、育毛メソセラピーやりたい!という方も、たま~にいます。

 

ダメではないですけどね。

ただ、何回でふさふさになるのか、違いが出てくるのか、いつ実感がもてるのか、人によってかなり違いますし、これもオーソモレキュラー療法やってる方は、とても早く良くなります。

(毛の材料があるかないか)

 

併用していないと、それなりの回数がいります。

 

確かに、回数重ねていけば生えますけどね。多くの美容皮膚科が、オーソモレキュラー療法との併用はしていないので(オーソモレキュラー療法って、サプリ飲んだらいい、ってわけじゃないですよ)、ほんとに、美容医療の処置だけすることが絶対に悪いとは言いません。

世の中のスタンダードではあります。

 

でも、早く効果出る方がいいじゃないですか。

しかも副作用合併症があまり出ないにこしたことない。

 

 

これも、オーソモレキュラー療法やっている方は副作用合併症あまり出ないし、栄養欠損があまりに激しすぎると、思わぬことが起きます。

 

で、これも、刺す針を、これを変えてみたらどうかなと思っています。

 

痛みも今までよりはかなりマシで、時間も早く終わるかもと思います。

 

自分で自分の頭に注射はできないいですよね。

ブスッと刺すことはできても、深さや反応見ながら細かく、必要なところに刺していく、というのは、やはりできないんですが、ちょっと自分にも試してみようと思います。

また、ご報告しますね。

 

 

 

 

 

 

 

本日、7月4日木曜日発売の女性の記事、「更年期障害にきく最強食品ランキング」で取材を受けております。

 

今回の表紙、ジャニーズの方々が載っていますかね。

ジャニーズに所属のタレントさんの写真を勝手に掲載するのは、ジャニーズ事務所から止めてほしいといわれているそうです。

そうお聴きしているので、今回、写真を小さくしています。表紙、わかりませんよね。。。

今まで、取材していただいた号の表紙は、なんと!全部!ジャニーズじゃなかったんですね~。

結構、いつも表紙を飾っているような印象がありましたが、私に関係した号は、皇室関係多かったな。

 

さて、今回は、「更年期障害にきく最強食品ランキング」です!!!

 

私も楽しみです~!!

 

他の方が、どんな食材を選ばれているのか。

 

ほおー!!と思うこともあれば。。。ふーん。。この方はそういう考えなのか。。ということもあるし、とても参考になります。

 

どの食材も、得意な分野があって、どの面から見るのか、優先順位をどう持ってくるのか、その場その場で違います。

 

私も、この「最強食品ランキングシリーズ」、結構参加させていただいておりますが、自分で選んでも、ちょっと違うこともあれば、同じ食材でも、ランキングを変えたりとか、あるいは、他で全然選ばない食材を選ぶこともあります。

 

自分で選んでいても、ほおー!と改めて考えさせられることもあって、このランキングに参加させていただくことは、実はとても勉強になります。

 

いつも栄養素で優先順位を決めて、そうすると、自然に食品が決まってきますが、目的というかテーマで、こっちよりもあっちかな。となることもあります。

対象としている「人」で変わってくるわけです。

 

今回は、お年頃の女性がターゲットです。

ちょうど自分もドンピシャ!の年齢ですから、自分が普段調子が悪い時に、胃腸さえついていけるのであればよく選ぶものを基準にはしています。

 

まあ、どの回もそうですが、あまりにも普段スーパーで買えないものは、どんなに素晴らしい栄養がたくさん詰まっていても、選ばないようにはしています。

 

例えば、鹿とか猪とかのジビエとかね。

 

山のほう行かないと、売ってませんよね。

冷凍なら取り寄せできるし、年中売ってますが。

しかも、今は、ジビエの季節ではないので、今狩りで獲ってきました、という場合は、アッサリしていて、本当のうまみは少な目かもしれません。

(それでも栄養価は、そこそこ高いと思いますよ。)

 

野生の動物特有の臭みというか、香りがありますから、そういうのが苦手な方だと、臭いわりに味は大したこと、と先入観もたれると、もったいないかも。。

 

そういう方は、やはりジビエの季節に、おススメは、フレンチでしょうか。

 

ちょっといいところで召し上がってくださいね。

下処理も完璧でしょうし、最大限、美味しくなっているはずです。

 

鹿や猪、うさぎは、初心者でも食べやすいと思います。

 

もう20年ほど前ですが、国際形成外科学会だったか、ASEAN形成外科学会だったか、なんだ忘れましたが、マレーシアのペナン島で開催されたことがあり、そこにポスター発表で学会に参加しました。

 

一緒に参加した先輩ドクターと、一度は良いものを食べようと、泊まっているホテル(ペナン島では当時一番だったかと。学会がここで開催されたから)のフレンチに行きました。

 

ジビエが多くて、お店の方のススメもあり、私は、人生初のハトを注文しました。

 

それが血生臭くて。。。

テーブルのコショウを思いっきり振ってごまかしましたが、全然食べられませんでした。。。

(先輩もジビエでしたが、なにか忘れた。。。こっちのは、美味しいよ、と全部召し上がってました)

 

 

20年前ですし、海外のフレンチで初ジビエ、しかも都会でもなく、フランスの田舎だったら本場だから良かったんでしょうけど、東南アジアだから?マレーシアでもクアラルンプールだったら違ったと思いますが、ハードルがあまりにも高すぎた。。。

(マレーシア料理は、最高に美味しかった!! 真夜中にホテルに着きましたが、ロビーのカフェレストランしか空いてるところがなくて、とりあえずカレーを食べましたが、鶏肉がものすごく美味しくて(ブロイラーじゃないから)、感動したのを覚えています。

これ以降、夏休みは、SARSが出るまで、ず=っと毎年東南アジアに行ってました)

 

ハトは、ちょっとトラウマになっていて、日本のちょっといいレストラン行っても、薦められても、頼んだことがないんです。。

いつか食べてみたい。

今なら、昔よりは、鉄が足りているから、いけると思うんですけどね。

鹿やラムがあると、そっち食べたい!となるから、いつまでたっても食べられない。

 

 

話戻します。

 

更年期障害にいい食べ物は、もちろんお肌にも髪の毛にもとてもいいです!

 

体に良いものは、皮膚にいいのに決まっています。

 

昔、学会発表で、

「女性は、50歳からガクンと急激に老ける」

と女医さんが発表されているのが、とても印象的でした。

いろいろな統計も出しておられたような。。

 

それくらい、更年期、閉経って、普通にしてたら、一気に来ます。

 

この発表も、ずいぶん昔の話なので、今は、もっと早くなってますよ。50歳よりも。

閉経平均年齢、下がってきましたから。

 

ほんとに、今の女性は、年代に関わらず、ろくなもの食べてませんからね~。

老けるのが、とても早い。ほんとに痩せすぎ。

(太っていても、中肉中背ってやつでも、糖質だけで、というのは、NGです。痩せていなくても、こちらも老けるのは早い)

 

見た目だけ、美容医療で若くしてもダメですよ、肌にも出るし、体調悪いのは、化粧でも隠せないし、オーラが体調悪いオーラを出しています。

 

キレイにされていても、「不健康さ」は、そこはしこに見え隠れします。

 

前向きな明るい方は、あまり見え隠れしにくいですけどね。

それでも、顔色がね、やっぱりちょっと悪い。

 

 

くすみだと思っていたら、単に顔色(血色)悪いだけだった、ということもあります。

 

健康あっての、元気でこその、「美肌」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

#肉食美肌 

#言われたことを素直にやる 

#とりあえずやってみる 

#行動力が成功を生む 

#柔軟性 

#ガンコ 

#許容できない #

現状を変えたくない

フェイスブックのコピペです。

この記事、なぜかすごい反響がありました。

できるようで、なかなかできないことだからかもしれません。

でも、やれば良くなる! 早い方はほんとに早い! 

やった方にしか、わからないことです。やらない限り、一生わからない。。。

 

以下、コピペです。

 

 

先日、スキンケアを頑張ってされて、それだけでも短期間でかなり良くなった患者さんのことを書きました。

 

こういう方は、結構おられます。

 

良くなる方の中には、そんなたいしたことはしてません、と謙遜される方も多いです。
もちろん、頑張ってますよ~!と意欲的な方もおられます。

 

どちらのタイプであっても、共通しているのは、とりあえず、いわれたことを素直にやってみた、ということです。

 

これが、できるようで、できないですよね~。

 

今まで自分がやってきたスキンケアをはじめとして、いろんなことが、私と考え方が近いから、すぐにやれる、というわけでもないです。

 

私のブログや本を読んでいても、実際やってることは全然違っていて、それを指摘したり、あるいは、ここはこうですよ、と指摘しても、自分はできてる!どうしてそんなことを言われなきゃいけないの?!と、まったく受け入れられない、やらない、という方もいます。

 

逆に、私と考え方が真逆にもか関わらず、とりあえずやってみよう!と、全部変える方もおられます。

 

もちろん、真逆なので、全く受け入れられない!聞く耳も持たない、という方もおられます。

 

自分とは違う考え方を受け入れる、というのは、実は、かなり柔軟性と、許容力が必要です。
(知識として、間違ってるのは違いますよ)

 

今までしてきたことと逆のことをするということは、今までが間違っていたと認めることにもなります。
(間違ってはないけど、別の方法をしてみましょう、という場合もたまにありますが、ほとんどは間違っていることが多い。だから、大変なことに現状なってしまっているわけです)

 

全く別の考え方を受け入れるのよりも、今までの間違いを認めることのほうが、かなり大変なようです。

 

自己肯定が強いというよりも、現状を受け入れる状況にないので、とりあえずその場から逃げるというか、自分が間違っていたことは置いといて、次やろうとするわけです。

 

でも、間違いを認めてないので、そこがいつまでたっても、止めることはしません。

間違っていると認めてないので、止めるわけがありません。

 

で、そこが、1番のよりもポイントだったりします。

 

そこをなんとかしない限り、次のステージにはいけません。

 

素直に、ひょいと行っちゃう方と、何年やろうとも認めない方とで、やっぱり治療効果度合いと、良くなるまでの時間が違いすぎます。

 

 

行動する人だけが、進めるわけです。

 

 

人間というのは、現状を変えることをとてもイヤがる生き物なんですってね。

 

だから、変わりたいなと、思っていても、やらない。

 

新しいことをするのにも、今まで間違っていたと、認めるのにも、実はかなりの栄養を使います。

 

栄養欠損があまりにもひどいと、ここが受け入れられない方も多いです。

 

でも、ひどい栄養欠損でも、やる人はやるんですよね。

完璧でなくても、自分のできる範囲で、とりあえずやってみる、前のは止めてみる。

 

素直に受け入れられるのかどうかは、キャラの問題も多少あるでしょうけど、栄養を足していけばとスムーズに、チャレンジしてみよう、ここが悪かったんだな、じゃあこう直せば良いんだな、とできるようになります。

 

年とったら、頑固って言うでしょう。
昔はあんな人じゃなかったのに、みたいな。

 

年いけばいくほど、栄養欠損進んでますから、新しいことが受け入れられないし、今までの間違いを指摘されることも認めることもしたくなくなるわけです。

 

 

栄養補充をされてるお年寄りは、80歳でも90歳でも、お元気で、頭も柔軟です。

 

今までのやり方でうまくいってないンだから、真逆のことでもやってみなきゃわからなかったり、ソンなことはわかってる!と思ってるのに、現状が困ってるンだったら、「わかってない」ンだと思います。

 

どこがわかってないのかの、確認が必要です。

 

学校のテストと同じですね。

 

確認するからこそ、成績が上がるわけでしょう。

 

この柔軟性、許容できる、というのが、これからの人生、楽に生きていけると思います。

文句言ってても、良いことなにもないですよね。

現状は、悪化する一方です。
(老化は止まらないから)

チャレンジが楽しめると良いですね。

 

 

また間を空けてしまいました。。。

 

書かなきゃいけないことはたくさんあるのに時艱がなんか足りません。。。

 

さて、今日、インスタでもあげました石けんの話。

(うちのインスタは、こちらです。アカウントないと、全部ば見れないかな?コメントというか解説が。

https://www.instagram.com/aikohifukaclinic/?hl=ja

 

インスタに上げたのは、基本全部Facebookに上がるようにしてあるので、Facebookはアカウントなしで読めるようにしてありますよ。

ブログよりも写真が多いし、どうぞそちらも。

 

で、こないだの皮膚科学会の一般演題で、

「界面活性剤のin vivo 皮膚残留性に関する経皮研究」というのがありました。

in vivo というのは、人での実験ということです。

 

まあ、早い話、合成界面活性剤が、実際どれくらい皮膚に残っていて(すすいでも)、どうなるのか?という実験報告の発表です。

 

肌荒れしていない、健常肌の男女に、①ラウリン酸カリウム ②ラウリル硫酸ナトリウム ③ラウレス硫酸ナトリウム

の3つで皮膚残留性をちゃんと実験されたものです。

 

発表では、データが各種出てましたが(当たり前ですが)、ここでは、結果のみお伝えします。

 

で、

②ラウリル硫酸ナトリウム ③ラウレス硫酸ナトリウム、の2つは、皮膚残留性があり、①ラウリン酸カリウムにはありませんでした。

 

今回は、直接刺激を見たものではありませんが、すすいでも残留性があるということは、それだけ皮膚に残って刺激を与え続けるわけです。

この2つに関しては、皆さんが思っているような、普段しているようなすすぎでは、全然足りない、とも言えます。

 

 

肌関係の患者さんの場合、特に肌荒れ相談や赤ら顔、シミ肝斑の相談の場合、お使いの化粧品をあらかじめ全部知らべておくんですが、ネットで情報開示しているメーカーのもので、患者さんが使っていたもので、私が調べた分に関しては、②ラウリル硫酸ナトリウムのものは、あまりなかったです。

 

あまりなかった、とは言え、これは、あくまでも、自分のところのHPで、全成分表示をちゃんとしているメーカーに限って、ということです。

 

外資系は、ほとんど、100%とまでは言いませんが、99.9%以上、情報開示していません。

オンラインで売っているにもかかわらず、です。

国産メーカーでも、表示していないところも結構あります。デパートに入っているメーカーでもざらです。

で、やはりオンラインで売っている。。。

 

ネットで誰でも買えるようにしてあるくせに、情報を出さないメーカーのつくるものは、止めておくように患者さんに言っています。

 

全成分載っているから安心ではないですが、最低限載せるのが、企業としての基本の姿勢でしょう。

ネット販売禁止で、対面販売のみ、というなら、あちらの理屈もわかりますが。。。まあ、そんなところはほとんどないです。

 

で、情報を載せていないメーカーの化粧品に、この②ラウリル硫酸ナトリウム、多いみたいなんですよね~。

(だから載せない、ということですかね。やっぱり)

 

③ラウレス硫酸ナトリウムは、インスタでも書きましたが、結構なんにでも入っています。特に安いものは、かなりメインで使われています。ほぼと言ってもいいくらい、多くのメーカーが使っています。

 

ヨーロッパでは使用禁止されていると聞いていますが、日本では、歯磨き粉から市販の胃薬にまで入っているという、恐ろしいことです。

(皮膚よりも粘膜のほうが、もっと刺激性が上がる。吸収率も)

 

②ラウリン硫酸ナトリウムよりは、皮膚刺激がマシだから、しかも安いし!というのが大きな理由かもしれませんね。

 

この発表では、

①ラウリン酸カリウムだと、洗顔後、5~10分で、皮脂にも含まれているミスチリン酸などが誘引されて、皮膚のバリア機能が回復してきているのに対し、他2つは、限りなくゼロに近かったかと思います(回復全然しなかった、ということです)。

 

一番皮膚残留性がひどかったのは、もちろん、②ラウリル硫酸ナトリウムでした。

ようは、一番刺激性があるとも言えます。

 

ラウレス硫酸ナトリウムをかばう人は、化粧品会社といろいろお金の関係があるのでしょう。

当事者のこともあるでしょう。

でないと、作れない、勧めないとなるので、仕事上、困るわけですから、それほど悪くは言わない。

 

ラウリル硫酸ナトリウムも、多くのメーカーが使っていますから、それらとなにかいら利害関係があれば、それもあまり悪くは言わないでしょう。

 

だって、買ってもらわないと困りますからね。自分のところの商品をけなす人はいないでしょう。

企業の利益優先がそのまま出ている。

 

原価も安いやっすいから、売値も安くできるのが、メリットととも言えますが。。。

それなら、それこそ、お湯だけでいいでしょう~、と思います。

 

合成界面活性剤もいろんな種類やいろんな商品があるので、1個ずつこうやって知らべて下さらないと、実は本当のことはわかりません。

 

いくら、理論上、刺激がなさそうと思って作っても、いざ生きているもの、人間の皮膚に使って実際どうか、は、使ってみないとわからないのです。

机上の空論ってやつです。

 

本当の科学者、化粧品研究に携わっておられる方は、皆さんご承知のことですけどね。

 

だから、そういう方は、現場で使っている人の声を聞きたがられます。

 

実際、どうですか?ということです。

使い心地も、ものによったら効果?みたいなものも、逆にデメリットや副作用合併症など困っていることがないか。

 

実際の結果を知ってこその、次の研究に活かせるからです。

 

合成界面活性剤が悪い!と言うのではなく、どの成分がどれくらいの刺激があるのか、どの成分ならどの商品なら、あまり刺激がないのか。

 

こういう本当のデータがないと、これも机上の空論になるので、とてもありがたいです。

数値で出ることで、改めての皮膚への刺激性も思い知らされますね。

 

 

 

また、原材料で使われていても、使われている量とか、単純に混ぜただけの話ではないので、メーカーなりの工夫で、刺激がさらに減るようになっている商品も、実際はあるでしょう。

 

だからこそ、こうやって、刺激がない、低刺激、問題なかった、というデータを診せてほしいんですよね。

 

たくさん化粧品があるんだから、わざわざ、勝手に言ってるだけでなにも根拠はないです、みたいな化粧品を使わなくてもいいでしょう、と思います。

 

 

 

すみません、すっかりブログ放ったらかしに。。。

ちょっとバタバタしてましてね、、フェイスブックはこまめに毎日更新されていますから(インスタも。インスタも毎日ではないですが、ブログよりはこまめに)、よろしければ、そちらもご覧ください。

うちのFacebookは、アカウントなしで見られるようにしてありますので。

 

さて、かなり前に取材を受けたと言っていた、女性セブンの「アンチエジングにいい最強食品ランキング」。

 

私の考え方によるランキングです。

 

担当者の方にお渡しした原稿をそのままコピペしておきます。

 

糖質のみの食材は、なかなかおすすめすることが難しいですが(用途が限られてくるので。栄養というよりは、やはり嗜好品色が強くなるから)、それぞれの食材は、それぞれのメリットを持っています。

 

なので、何に対して選ぶのか、ランキングの順位をつけるのか、となると、やはり中身が変わってきますね。

 

なので、いろんな食材を摂らないと、いわゆる「栄養のバランス」ってやつでしょうか。(糖質は含まれませんよ。タンパク質を構成しているアミノ酸の種類や量、ビタミン、ミネラルなど)

 

 

以下、その時の私の原稿です。

一部、わかりやすいように書き足したりしました。。

 

 

アンチエジングにいい食べ物 

  • 牛肉(赤身)
  • レバー
  • イワシ(サバ、サンマなどの他の青魚でもOK
  • 糀(塩麹、こうじ甘酒、こうじ水、味噌もOK
  • 山芋

 

 

 

 

 

  1. 健康で長生きできるかどうか、血液検査で診る場合、

血中のアルブミン、ヘモグロビン、コレステロールの数値で、差が出ることが統計として出ています。

 

この3つ、どれも体内で合成されますが、必ず、タンパク質が必要です。

アルブミンとヘモグロビンの合成には、ビタミンBが必要。

 

コレステロールは、肉や卵を食べたほうがよりスムーズに作られます。

(今は、低すぎる女性や痩せている男女とも低い人も多い。

そういう意味では卵もおススメですが、中高年の女性の中には、LDLコレステロールが上がりやすい方も多く、卵をガンガン食べると、レスポンダーで、コレステロールがガンガンン上がってしまう方もおられるので、ややこしいのではずしました。

 

アルブミンは、肝臓で合成されます。

タンパク質をちゃんとしっかり食べていて、肝臓が元気に働いているかの指標が、アルブミンの値です。

(肝臓がやられると、アルコールや薬剤、添加物などの解毒ができなくなります)

アルブミンは、血液の中にある、栄養や水、薬を運ぶ、タンパク質でできたトラックです。

アルブミンがないと、全身に、栄養も水も運べません。

薬を飲んでも、運べないから、とても効きが悪い。その分、薬を多めにいかれます。(でも、副作用は飲んだ分、倍。肝臓が解毒するのも飲んだ分の倍、解毒しないといけない)

 

 

ヘモグロビンは、赤血球の濃さを表しているタンパク質です。

ヘモグロビンの合成には、タンパク質・ヘム鉄・ビタミンB(6)が必要です。

(ビタミンAや亜鉛、ビタミンEなども必要ですが)

 

この3つを効率よく一番摂れるのが、レバー、ついで赤身肉(赤身牛肉)だと思います。

(ビタミンAや亜鉛も豊富)

 

若返りのビタミンと言われるビタミンAは、レバーにダントツに多く、赤身牛肉にも多いです。

 

亜鉛は、男性の場合、前立腺に多く含まれ、40歳過ぎたら、前立腺のトラブルがなにかしら出てくるようです。

セックスミネラルと呼ばれるくらい、男性機能によく効きます。

(精子も増やして、精子の活動性を上げます)

 

皮膚の場合、老化が進むと、シミ・しわ・たるみがひどくなります。

シミを防いでくれるのに、肉やレバーのヘム鉄が必ず必要です。

しわ・たるみの予防の元となるコラーゲンを作るのに、ヘム鉄が必ず必要です。

お肌のアンチエジングにとてもいい。

 

全身をくまなく走っている血管(毛細血管も含めて)は、コラーゲンでできているため、タンパク質・ヘム鉄・ビタミンCのうち、タンパク質とヘム鉄が豊富に含まれている赤身牛肉とレバーは、全身の血管のアンチエイジングになります。

 

 

  • イワシ(青魚)は、タンパク質が豊富ですが、コレステロールは含まれておらず、鉄やビタミンBは、肉やレバーにはかなり負けます。青魚には、EPADHAが含まれていて、EPAは、年々ドロドロになってくる血液をさらさらにして、体内のどこかで起こっている炎症を抑えてくれる働きがあります。(年をとると、認知症だけではなく、うつも多くなってきます)イワシだと小さいので、丸干しやちりめんじゃこ、シラスにすると、1匹まるまる、内臓も頭も骨も食べられるので、栄養価が非常に高く、カルシウムも満点です。
  • 魚の内臓には、鉄やBだけではなく、亜鉛やビタミンDとビタミンAも豊富で、ビタミンDも、うつや認知症にも効きます。DHAは、脳にとてもよく、認知症やうつにとてもいいです。

 

年々薄くなってくる髪の毛にもとてもいいです。

 

 女性の場合、骨粗しょう症や骨折が年々気になりますが、骨は、カルシムとコラーゲンでできていて、カルシウムの吸収をビタミンDが助けてくれます。

コラーゲンは、タンパク質・鉄・ビタミンCでできています。

(合成時に必ず亜鉛も必要)

 

イワシをまるごと食べることで、カルシム、タンパク質、ビタミンD、鉄(ヘム鉄)、亜鉛がしっかり摂れます。

 

 

 

  • 逆に、腸が悪いと、長生きできない。。。 また、腸の炎症をグリコシルセラミドが抑えてくれます。

 

  1. 糀に含まれる麹菌だけではなく、グリコシルセラミド、麹菌によって産生されるオリゴ糖が、腸内細菌に働きかけ、腸内環境を改善したという報告があります。
  2. 86歳でエベレスト登頂した三浦雄一郎さんは、とても腸内環境が良かったそうです。
  3. 腸内環境がいいと、長生きできるそうです。

 

・米糀に含まれている「グリコシルセラミド」は皮膚のバリア機能を改善し、米糀に含まれている「N-アセチルグルコサミン」は、コラーゲンやヒアルロン酸合成促進。角層水分増加に効果があるとされています。

 

・糀の脂肪燃焼効果 中性脂肪を減らす

ペルオキシゾーム増殖剤応答性受容体(PPAR)は肝臓に高発現している受容体で、PPARαが活性化されると、脂質代謝が亢進することが知られていて、中性脂肪の燃焼が期待される。

麹に含まれる脂肪酸(リノール酸、リノレン酸、リノール酸酸化物)などがPPARαを活性化。中性脂肪を減少させる働きがあることが示唆。

マウスの実験で、肝臓の中性脂肪を減らすことが示されました。

 

・味噌汁を飲むと、皮膚の角質におけるセラミドを増加させる

→肌の保湿状態が良くなり、キメが整う。

1日2杯 糀の割合の高い味噌汁を飲んだ20~40代の女性

飲んでいたほうが、シミの減少頬のメラニン量の減少、化粧ノリが良くなる、 毛穴の目立ちが改善する、肌の水分保持がアップした。

 

・米糀中の成分が、肌のセラミド合成を活性化。

ヒト表皮角化細胞を使った実験により、

米糀(のリン脂質)がセラミド合成酵素(βGCase)を活性化

→表皮の顆粒層のグルコシルセラミド(セラミドの前駆物質)からグルコースを外す

→肌のセラミド量増加

→肌のバリア機能アップ

 

・麹菌が作るペプチドが血圧上昇を抑制

血圧上昇に関わるホルモンは朝活発になるので、米麹甘酒を朝に飲むと良い

 

・麹菌が多くの酵素を産生するため、食事で一緒に摂ると、食べ物の消化吸収を助けてくれるため、年々弱ってくる胃腸を助けます。

 

糀は、胃腸のアンチエジングには、とてもいいです。

昔ながらの日本の発酵食品は、とても日本人の腸に合っています。

 

 

  • 若返りホルモンと呼ばれているDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)というホルモンが副腎でつくられています。

 

 

このホルモンから、女性ホルモンも男性ホルモンもつくられていて、年々減ってきます。

 

高齢で元気な方ほど、DHEAが高く維持されているそうです。

 

DHEAの働きは、

やる気の向上

認知症の予防

不妊症の改善

性欲アップ

免疫力アップ(ガン対策)

炎症を抑える

糖尿病の予防

筋力増強 代謝アップ 体脂肪減少

動脈硬化の予防

脂質異常症を予防

 

山芋【自然薯や長いもなど】にDHEAが含まれています。

山芋に含まれている食物繊維が腸内環境を良くします。

 

 

アンチエイジングと言えば、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用のあるものも人気です。

ブロッコリーやアボガド、アーモンド、鮭(のオレンジのアスタキサンチン)などもいいですが、先に①~⑤かと私は思いました。

 

ココナッツオイルもいいですが、「アンチエイジング」ということではずしました。

すみません、ブログが空きました。

取材をいただいたり、寝落ちしてました。

Facebookやインスタグラムは、こまめに更新しています。

Facebookは、うちのはアカウントなしで見られるようにしているので、ぜひどうぞご覧ください。

 

さて、

患者さんからも聞かれたので、書いておきます。

 

 

先日、乾燥肌の方(もうちょっとアトピーみたいに掻いて、少し炎症起こして慢性化してきてる)が、夜帰ってきたら、もう疲れて早く寝てしまう、自分の時間が全然ない、という方が、純石けんで全身洗って、お風呂上りに保湿剤を塗っていたので、

「石けんをつかないように。」という先日の、「乾燥肌の人は石けんを使わない

ように」と内容そのままのことを言いました。

 

そしたら、理屈はわかるそうですが、「ニオイが気になる・・・」と言われました。

 

もちろん、その方から、ニオイはしません。

 

日本の女性は、なんでも気にしすぎなんですが(これも栄養欠損の1つの症状です)、よく気が付くことはとても素晴らしいことで、香りにも敏感だから、香水やアロマの文化が育つわけで、気にかけるかr、身だしなみとキチンとしていていて良いことですが、「気にしすぎ」は良くない。

 

加減って難しいですよね。

 

からだのニオイですが、いくつか種類があります。

 

足のニオイは、靴を履いていたらわからないので、今はちょっと話を置いておきます。

 

①わきが

ワキのアポクリン腺が多い人からニオウ。欧米人は、アポクリン腺多いんですが、日本人は少ないので、日本では、マイノリティは、嫌われる傾向にある。(メジャーを大事にするかr。一つの文化でもあるのかと。)

 

これは、お風呂入ろうが、石けん使おうが、ボディソープを使おうが、あまり直接は関係ないので、今、これも話は置いておきます。

ブログ内検索で、「わきが」「アポクリン腺」などで検索かけたら、過去のブログで、わきがのニオイのことについて書いてあるのがたくさんヒットすると思います。

気になる方は、検索してみてください。

 

②加齢臭

③男性臭・皮脂汗臭

など。

この辺は、細かく言えば、1個ずつ原因物質とか違うんですが、主に皮脂が関係しています。

皮脂や汗が、常在菌に分解されて発生するニオイがほとんど。

 

確かに、これらのニオイの方は、入浴で、酸化した皮脂を洗い流すということは大事です。

男性臭・加齢臭・皮脂汗臭対策

男性のニオイ対策化粧品

洗い過ぎで体臭とアトピー悪化

 

いくつか結構書いています。

皮脂汗は洗い流すことは大事ですが、洗い過ぎて常在菌のバランスを崩して、悪玉菌が増えると、変なニオイがしてきます。

いくら洗っても、菌がどんどんおかしくなるので(無菌にはできませんし、ますますほんとに悪玉菌だらけになり、皮膚のバリア機能は破壊されていきます)

 

なにを使ったらいいかは、上記のブログに具体的に紹介していますから、ご参考までに。

 

で、乾燥肌の方は、ニオイを出すほどの皮脂が出ません。カサカサだから。ちょっとは皮脂が欲しいくらい。

なので、乾燥肌の方は、あまりニオイがしません。

だからこそ、お湯のみでいいんです。

 

乾燥肌なのに、皮脂汗臭がするとしたら、洗い過ぎで常在菌をおかしくしてしまったか、です。

 

④ストレス臭

今、資生堂がコマーシャルしているのをご覧になりましたか?

https://www.shiseidogroup.jp/rd/topic/stressshu.html

できれば、殺菌剤をいれずに、ハーモナージュ効果の香料だけ、香水みたいに売ってほしいなと思っています。

(殺菌剤いらないと思っているから)

でも、デオドラントスプレーで売り出しているので、ワキに使う方も多いから、殺菌剤入れざるを得ないのかな~。

香料だけ売ってほしいな~。

スプレーで、殺菌剤を吸いたくないんですよね。。

液体で、ロールオンとかならいいんですが。ストレス臭のしているところとなると、どうしても広範囲だから、「噴霧」という形になるんですかね。

 

それこそ、香料だけ、売ってほしわー。

 

 

このニオイ、自分でも出ててわかることもありますし、患者さんからもニオウこともあります。

すぐにわかります。

 

患者さんにもよりますが、指摘して解決案を提案することもあります。

 

ストレス臭が出ると、付着した衣服はもちろんのこと、確かに皮膚にもつきますから、それは石けんで洗いたいでしょう。

 

それほど乾燥肌じゃない方は、石けん使えばいいですよ。

 

乾燥肌の方の場合は、敏感肌用の石けんをご紹介していますが、それでもほんとにお湯だけで十分と思っています。

(服は、1度来たら洗うほうがいいです。服にもよりますが。。ジャケットなんかは難しいですよね。

これからの季節、ウォッシャブルのものが結構出ていますから、そういうのを買うのもおすすめです)

 

でも、いろんな事情で石けんが使えない方もいるし、石けんで洗ったところで、これはやはり解決しません。

 

この資生堂の商品を使ってみるのも一つですが。。

 

実は、栄養欠損がひどいと、こういったニオイも増強したりします。

 

自分も患者さんも、このニオイがする時、する方は、栄養素の消耗が激しい時です。

だから、ストレスの多い時でもあるわけですが。

(ストレス時は、普段の2倍以上の栄養が必要とも言われています。個人差もかなり大きい)

 

スキンケアの見直し(洗い過ぎ・合ってない洗浄剤など)は絶対に必要ですが、からだの中にも着目してあげてみてください。

 

そうやって、ニオイを出して、「今、栄養足りてないんですよ~」と教えてくれてるわけです。

 

急にニオイがしだした、というなら、今こそ、オーソモレキュラー療法、栄養解析のやり時かもしれませんね。

 

 

 

乾燥肌の方の、体やうで、脚を洗うのに、石けんはいりません。

純石けんでも、です。

 

純石けんは、私の拙著でも書いていますが、洗浄力・脱脂力とも強く(よく売っている、皆さんが使っている・使っていたようなクレンジグや洗顔フォームみたいに、皮膚のバリア機能を破壊するものではありませんが)、だからこそ。日焼け止めやファンデーションが落ちるわけです。

 

純石けんだと、皮脂膜は取ってしまいます。

(詳しくは本を読んでください)

 

そのため、椿オイル併用の洗顔にしても、純石けんを使うと、つっぱる、ピリピリする、というひどい栄養状態・ひどい肌の状態の方が、ごくたまにいて、そういう場合は、純石けんを使うのを止めてもらっています。

(他の洗浄剤を勧めています)

全身の中でも皮脂の多めの顔ですら、です。

 

 

さて、それをふまえた上で、

 

乾燥肌の人の中で、毎日お風呂でも一生懸命純石けん(そうでない、質の悪い合成界面活性剤のこともあり)で、汚れだけでなく皮脂膜も取っています。

 

 

取った皮脂膜がすぐに再生させるならかまいませんが乾燥肌の場合、全然再生されません。

あるいは、怖ろしく時間がかかる。

 

時間がかかってる間に、また次のお風呂が来て、再生しかかった皮脂膜をまたご丁寧に全部落としていく…という繰り返しをしているわけです。

 

 

元々乾燥肌と言うことは、皮膚にタンパク質をはじめとした、いろんな栄養素がまだ皮膚には来てなくて(全然足りないから皮膚に回す余裕がない) 、それが乾燥肌の1番の原因だったりします。

 

 

なので、オーソモレキュラー療法などで食事を変えて、皮膚に良いことが少しずつでも起こってくれば、少なくとも栄養補充がうまく行ってる証拠です。

 

最初よりはマシだけど…という方は、まだまだ足りない、ということです。

(悲しいことに、栄養を回す順番があります。皮膚は、ある程度、余裕がないと回ってきません。。あるいは、よほど、からだが、「んも=っ!!仕方ないない=っ!!」と思ってくれたら、先に少しだけ回してくれることもありますが。。。 人間の力でどうこうできるものではありません。。)

 

 

 

皮膚に全然栄養が足りないと言うことは、皮膚のバリア機能がちゃんと作れていない、と言うことを意味します。

 

皮膚のバリア機能の一部が皮脂膜です。

 

皮脂腺まで破壊されてる、あるいは出なくなってると言うのは、かなりキてますが、普通全くないわけではないです。

 

 

体や腕、脚は、通常顔よりも皮脂腺の少ないところなので、胸や背中はまだ出るほうですが、全然出ないところもあります。

 

すねとか特にね。一番粉ふきやすいでしょう?

 

膝の裏や肘などは、折りたたまれる刺激もあるし、汗などもたまりやすいので、トラブルも多いし、おしり、太ももも、立ったり座ったりと刺激が多いです。

その割に、皮脂腺も少ない。

おしりでも座った時に当たるところ、左右密着するところは、刺激出来皮脂の分泌が盛んになって、ニキビなど出やすい人もいますが、乾燥肌ではあまりいません。

 

 

実は汗も、皮膚の保湿に役立っています。

過剰な分や肌質によったら早く拭き取るほうが良いこともありますが、汗も大いに役立ってます。

 

皮膚のバリア機能の一端も担ってます。

 

乾燥肌の中には、汗を全然かかない人もいます。

 

水を全然飲んでいない、と言うのは論外。

出る汗がないのは当たり前です。

(水飲んでいないのに、汗かかない、オシッコがあまり出ない、という人もいて、そりゃあ出るわけないでしょう。。)

 

アトピーやひどい湿疹皮膚炎などは、汗を出す管が途中で漏れていたり、潰れてたりして、うまくかけない。

(バリアの壊れている皮膚から、どんどん蒸発しますから(不感蒸泄が多い)

そのため、体温調節もしにくく、からだに熱がこもったり、そのせいでよけいかゆくなったりと大変です。

 

汗の管から汗が漏れてるだけで、その部分もかゆくなります。

 

炎症で潰れた、と言うこともありますが、丈夫な管が作れてないと、こういうことは起こりやすい。

 

 

さて、汗もあまりかかない乾燥肌の人が、皮膚のバリアがとても弱いことはご理解頂けましたか?

 

そういう方が、毎日毎日せっせとお風呂で石けんで皮脂膜も摂りまくっていると、もともとバリアの弱いところのわずかな皮脂膜も取る!汗もない!刺激がなにかある(衣服で擦れることもそうです。もうちょっとしたこと)、などが起こると、簡単にバリアはさらに破壊されます。

(純石けんに変えたけど、良くならない、むしろ悪くなった、という方は、こういうパターンも多い。他のごまかす成分もなにも入っていないため、他の洗浄剤よりも早く気づかせてくれるとも言えます。ごちゃごちゃとごまかすものがたくさん入っていると、バリア破壊しまくりなのに、もう感じもしない。。と被害が拡大して麻薬みたいになってしまっていることも多々あります。。)

 

さらに、乾燥する!かゆい!とかきたおすわけです。

破壊されたところから、いろんな異物が入ってくるので、炎症が起こります。さらに起こりやすくなっていく。そりゃあ、かゆくなります。

 

掻いて、さらに細かいキズができて、さらにそこから異物が入る。。

エンドレス地獄です。。。

 

 

赤ちゃんからお年寄りにいたるまで、顔だけではなく、全身(頭も含めて)、こういった悪循環にはまっている人、ベースにある人というのが大勢います。

ほとんどと言ってもいい。

 

アトピーや慢性湿疹、と言っても、実は、ひどくさせているのも、治らないのも、全部自分のせいでした、ということもしばしば。。

 

石けんをはじめ、洗浄剤を使うのを止めて、お風呂に入っても、ただ、お湯をかけるだけ(熱めは不可。皮脂膜取れやすくなります)、で十分からだの汚れなんて取れます。

 

顔は日焼け止めやファンデ―ション、いろいろメイク用品も塗っているので、水やぬるま湯では落ちません。

だから、石けんを使うわけです。

 

お湯では落ちなくて、石けんを使わないと取れない汚れって、一体、からだになにをつけてるんですか?

そんなに汚いですか?っていう話です。

 

仕事で、特殊な薬剤などがかかるとか、お湯だけで落ちないのであれば、それは石けんなりがいるでしょう。

医療関係者が自分の手などを消毒するのと同じで、水、ぬるま湯だけでは落ちないから、使いたくないけど、使わないと困るから使うわけです。

 

髪の毛にも、ワックスとか、ヘア用品で、お湯で落ちないものをつけているなら、それは、その人に適した洗浄剤がなにかいるでしょう。

 

でも、赤ちゃんに、シャンプーやボディソープなんでいるの?

赤ちゃんでいるとしたら、脂漏期の、ガサガサジュクジュク期は、さすがにお湯だけで無理なこともあるので(お湯でいけたらいらないと思います)、その時は使いたい、というのはわかります。

 

お湯で済むなら、いらないわけです。

 

 

年齢に関わらず、乾燥肌の人がわざわざ石けんで保湿成分落として、お風呂上り乾燥するからって、また保湿剤を塗りまくる。

化粧品会社は儲かっていいでしょうけど、わざわざ洗う手間暇、乾燥しているところ(かなり広範囲かと思いますが)になにかを毎日塗る。

睡眠時間や自分の時間を削って。

しかも、保湿剤わざわざ買って。

(ちなみに、ワセリンは、保護やフタにしかならないので、自分で保湿成分が作れていない、バリア機能が破壊された皮膚にいくら塗っても、保湿にはなりません)

 

塗りたい人は塗ったらいいですが、お風呂でシャワーなりでお湯かけて、湯船浸かりたい人は使ったらいいし、シャワーだけでもかまいません。

すごく時間短くて済みますよね?

そのあとも、からだ拭いて、パジャマ着るだけです。

全身に塗ることもいらないし、ものすごく手間が省けます。

時間ができるので、他のことに使えます。

 

「お手入れしている私って、素敵。。。」と気分が良くなる人はそれでいいですが、睡眠時間も足りない、保湿剤毎日塗るのがめんどうと思っている人。

自分で、勝手に「義務」を自分に課していますよ。

 

それでいいならかまいませんが、そうやって保湿剤どんなにいいもの塗ったところで、自分のからだが作った天然に勝てるわけがありませんから、結果どんどん悪くなります。

いつまでたっても治らないし、皮膚科行っても、ステロイド出され終わり。ず~っとステロイド塗って、同じことを繰り返すから、そのうち、肌が赤黒く、ゴワゴワしてくる。。。

戻せることと戻せないこと、戻すのに、えげつない時間とお金がいることになることもザラです。

 

からだは石けんで洗わないといけない

 

そういう固定観念を捨てられるかどうか、です。

 

かゆい乾燥している場所によったら、自分では薬すら塗れないわけで、石けん止めるだけで治ることも多々あります。

 

しょっちゅう、からだに石けんいりませんよ、と言ってるんだから、いい加減聴けばいいのに、と思いますが、今までの「常識」と勝手に思っていることを止めるということ、考えることすらできない人もいます。

(栄養が足りてくると、物の考え方に、柔軟性が出てきます。変える勇気というか、変化を楽しめる余裕というか。

人間は、「変化」を嫌いますから、一種の自己防衛でしょうけど)

 

石けん使わずに、シャワーかけるだけってしても、別に死ぬわけでも、大事が起こるわけでもないんだから、一度やればいいだけの話です。

グダグダあれこれ言っている間に、とにかくやってみる。

やってから、文句言いましょう。

(うまくいかない、という人は、またこれも、指示した通りにやってないことも多数。。。なので、確認が必要。

ほんとに合わないのであれば、個人個人の問題で、まだ他に大きな問題があるだろうから、そこを見つけないといけない。一番大きな原因からまず潰していく、というのが、お金も時間もかけないコツです。)

 

最初の一歩が、行動できるかどうかも、栄養が足りてきているかどうかの指標にもなりますが、全然なくてもやる人はやるので、キャラもかなり関わります。

 

ということは、その人次第で、栄養欠損がひどくても、いくらでも変えられるということです。

 

**石けんを使わないと、臭いがする、と言った方がおられました。ニオイの話は、また複雑で、別に書きます。

今までも、ブログで書いていますから、気になる方は、ブログ内で先に検索ください。