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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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みなさん、ご自分の肌質って、ご存知ですか?

脂が割と多めに出る脂性

乾燥してお困りの乾燥肌

両方ある(あるいは、部分によって違う)混合肌

化粧品のカウンターなんかに行くと、この3種類に、分けられて、化粧品を勧められることが多いと思います。

乾燥肌や混合肌って、言ったら、(自己申告で決めるところも多いです)、保湿剤をいろいろ勧められるし、脂性と言えば、(Tゾーンだけとか、アゴだけと言っても)、脂浮きを抑える化粧品を、一緒に勧められるだけです。

だから、混合肌の方の場合、両方、勧められてしまうわけです。

私は、昔っから、本物の脂性で、そういう脂性用の化粧品はかなり使ったほうだと思います。

雑誌に、魔法のような商品として(毛穴が消える?!みたいに)紹介されたら、購入して試してみる感じでした。

たいてい、アルコールとかが入っているので、塗った瞬間は、スッと脂浮きは消えますが、数時間もすると、またすぐ出て来ます。昼間も何度か塗り重ねていると、そのうち、そのジェルみたいなので、ギトギトになったり、アルコール入りの化粧水みたいなのだと、ヒリヒリ・ガサガサしてきたり、と、雑誌に載ってるような、いいことは何一つありませんでした。

私は、昔から、ものすごい脂取り紙を消費するんですが(最近は、かなり減って、普通肌に近くなりました)、化粧品のカウンターに行くと、脂を取るから、よけいに脂が出るので、取らないように、よく言われました(20年ほど前の話ですが)。

それで、グッと我慢して、取らずにいてたら、顔はサラダ油を塗ったみたいに(いや、以上かも)、ギトギトで、そのうちニキビも出てくるようになって、なにやってんだか・・・。

それでいて、効かない脂浮き用の化粧品は勧めてくるし、絶対おかしい!と思い、(だって、言うこと聞いても、ひどくなるばかりで、全然良くならないから)、そういう類いの化粧品は全て止めて、脂取り紙は、ポケットに常備するくらい、ガンガン使ってました。それで、困ったことは一度もありません、と思います。

(35歳を過ぎたあたりから、冬に脂を取ると、乾燥するようになり、脂を取った後、美容液を足して保湿をしてました。40歳を過ぎてからは、冬に脂を取ると、乾燥だけでなく、かゆくなるようになり、さらに保湿を足してました。

去年は、めっきり脂を取る回数自体が減ってしまいました。その後の春や夏でも、エアコンのところにいると、脂を取ったら、乾燥を感じることも出てくるようになりました。

遠いところまで、来てしまいましたね~。でも、自分として、まあ、コントロールしやすくなって、いい感じかも、と思っているんですが。。

そこまでして取らなきゃいいやん、と思われると思いますが、出過ぎて、テカテカになっている脂は、油物を揚げた時の調理油と同じで、空気に触れて酸化してると思いおます。

酸化した脂って、それはそれで良くないのでは?と思い、多すぎる脂が、時間が立ち過ぎてしまっている場合は、取って、保湿を足しています。)

本物の脂性の人って、結構皮脂がお肌を守ってくれるので、割と何しても平気みたいなところがある印象です(油断は禁物です!)。乾燥肌の人に比べて、ってことですよ、もちろん。

脂取り紙が良くないから、とティッシュを使う方がいらっしゃいますが、ティッシュだと、やり方によったら、こすったり、(これは、脂取り紙でも同じです)、水分まで奪ってしまうので、私は、ティッシュやハンカチとかで脂を抑えるのは、あまり勧めていません。(人前で使うのに、仕方ないことはあると思いますけど)

(紙類は、皮膚の水分を結構奪いますね~。ダンボール作業続けてると、指がバシバシになったり、銀行や紙類を扱う方に、手荒れが多かったり、と個人差もありますが、知らないうちに、水分を奪っているものなのです。)

今、というかかなり前から、脂取りフィルムが発売されていますよね。

コンビニでも、ドラッグストアでも、どこにでも売っています。

メンズ用もあり、私の愛用は、ギャッツビーの脂取りフィルムです(安くて、たくさん入っていて、どこにでも売っているので)。

どのメーカーもそうですが、このフィルム、一応、水分は吸わない、という表示があります。

ホントかどうかわかりませんが、汗をかいた時に、フィルムをあてても、そんなに吸わないから、信用してもいいのかもしれません。

こういうフィルムだと、肌に、ちょっとのせるだけで、脂をグッと吸ってくれるので、擦らなくて良いんです♪

脂性で、お悩みの方は、脂取りフィルム、どんどん使えばいいと私は思います。

ただね、ホントは脂を取っちゃいけない方まで、脂性だと思い込んでおられてて使ってる方、というのもいらっしゃるんです。

たまに、「アトピーでも使える脂取り紙」なんて書いているお店を見ますが、こんなアトピーがどういうものかも、わかっていないお店で、商品を買うのは止めましょう。

なんで、アトピーの方が脂を取らないといけないのか、私には全くわかりません。

取ったら、ダメでしょ。

脂が出ないから、保湿剤をどんどん補って上げて、それでも足りなくて、キリがなくて、困っていらっしゃるというのに。

取るくらいの(取ってもいいくらい)脂があれば、多分、アトピーではないと思いますよ。

(昔は、アトピーだったけど、今はTゾーンくらいなら、脂が浮く、というのなら、わかりますが。)

ちなみに、湿疹 = アトピーではありませんから。

当院にも、「脂性なんです」とお悩みの方がたくさんいらっしゃいますが、ホントの脂性の方って、ほとんどいません。

みなさん、乾燥はスゴクする、という、いわゆる混合肌なんです。

Tゾーンだけ、脂が多いとか、アゴだけ脂が多いとか、生理前に脂ぽくなる、とか、そういう方は全然大丈夫なんですが、洗顔後、診察室で、スッピンでしばらくいてもらうと、ヒリヒリしてくる、ツッパって、ツッパって仕方ない、とか、バシバシでつらい、なのに、頬っぺたの毛穴が開いていて、時間が経つと、脂ぎって、困ってます、という方、ものすご~く、多いです。

また、そういう方に限って、全員と言っていいくらい、脂取り紙(フィルム)をされていないんですよね~。

特に、若い方は、マットに憧れるあまり、脂を徹底的に排除しようとされることもありますが、そこまでされるのに脂取りされてないんですよね。

脂の全く出ない人って、そうそういません。

(写真のマットな肌、というのは、無理です。写真でマットでも、モデルさんの肌自体が輝いてて、ツヤがあるため、マットにしても、老けて見えないんです。

肌自体に、ツヤがないと、マットにしても、パサついた、老けた肌に見えるだけで、ダメなんですよね~。)

アトピーとかで、炎症がずっとあって、そのせいで、皮脂線がやられちゃった、とか、年を経って、かなり脂が減った、とかいうのでなければ、脂は、毎日必ず出てきます。

Tゾーンの脂などは、貴女にとって、必要な脂なんです。

脂がないと、お肌を守ってくれるモノもなくなって、ガサガサの敏感肌と同じような状態になります。

痛くて、かゆくてたまらない、という感じです。

もうそうなってしまったら、いつもの化粧品も使えなくなるし、キレイなお肌も保てません。

でも、出過ぎた分は、いらないんだったら、取ってやればいいと思います。

ただし、取ることで、反ってお肌を傷めないように。優しく優しく取りましょう。

取って、少し乾燥が気になるなら、乳液や美容液など、私みたいに足してあげるのも一つの方法です。

酸化しきった脂ではなく、新しい保湿剤で、保湿するワケです。

でも、取った後に、あんまり乾燥がひどいなら、保湿をしても追いつかないので、そういう場合は、やっぱり取ったらダメだと思います。

化粧品のカウンターで、脂取り(フィルムや紙)をやらないようにと言われた方の、なんと多いことか!

(脂取り紙を使われたら、化粧品売れませんからね)

また、そういうところでは、必ず、自社製品の、毛穴用・脂浮き用の化粧品を、買うように勧められます。

あちらも、売ることがお仕事ですから、サンプルはもらわれたらいいと思いますが、話半分に聞いておきましょう。

口では、誇大広告も甚だしいこと、てんこもりで言う方もいらっしゃいますから。必ず表示を見てくださいね。

人間試してみないと、確かにわかりませんから、表示を見た上で、どうしても買いたいとおっしゃるのを、止めるまではしませんが、私は、脂取りフィルムのほうが、安くて、よほど優秀だと思います。

 

 

HAフィルパッチの補足です。

学会でメモしたのを、ちゃんと見て、発表された効果を書きますね。

「ハリが少し出た」と言われた方が10人中9人、「肌がしっとりした」が8人、「キメが細かくなった」7人、

「ふっくらした」「シワがなくなった・目立たなくなった」が7人、「乾燥しにくくなった」が7人と、私が思っていたよりもいい結果が出てました。

また、目尻のところって、赤茶色っぽく色素がついていませんか?

これって、目尻のシワのところに、涙や化粧品が溜まって、かぶれを起こしているせいで起こることがあるそうで、HAフィルパッチを使って、目尻のシワが改善されたら、赤みも改善されたそうです。

ちょっとこれは、目からウロコでした。なるほど。なるほど。

また、これは貼る時に、プチプチというか、サクサクというか、チクチクとヒアルロン酸のトゲを刺していくんですが(そんな強い力は要りません。上から、まんべんなく押さえる程度です)、その刺さってる感の痛みは、30分~1時間の間に感じて、その後は、ほとんど感じない方が多いようです。

2回目以降は、慣れてくるせいか、そんな痛みはあまり感じないというか、気にならないようです。

痛い!と言っても、縫針で刺されるような痛みとは全然違って、「おおっ?まさに何かが刺さってる!」というチクチク感とでも言いましょうか。。こればっかりは、体験された方でないとわかりづらいかも。。

目元は、表情豊かで、動くところですから、昼間とかの活動してる時間に貼ると、貼っている違和感が、気になって仕方ないと思います。

特に、目元のギリギリのシワが気になって、貼った時は、瞬きや目を動かす度に気になって、さっさと寝てしまったほうがいいです。

やはり、寝ている間の、集中ケアですね~。寝ている間に、ヒアルロン酸の刺が溶けて、翌朝には、ふっくら目元になっていると思いますよ~♪

目元のシワに使う化粧品は、うちでは、エラスチダーム­®をおススメするんですが、これは、保湿剤ではありません。

エラスチダーム®は、もう定着してしまったシワや、キメが粗いのかチリメンジワかどうか迷うような時には、予防も含めて少し始めてみる、というのもアリかもしれませんが、乾燥ジワ対策ではありません。

季節が変わって、湿度も低い日が増えるようになって、脂性の私ですら乾燥する日が増えてきましたから、乾燥肌の方は、いよいよ本格的な乾燥シーズン突入ですね。

乾燥ジワに、レチノール系の化粧品は有名ですが、私もレチノール系は、一つの選択肢としていいと思います。

保湿メインのアイクリームか、レチノール系か、と大きく二つに分かれるのかもしれませんね。

当院には、目元専用の保湿のアイクリームというものがありません。

ナビジョンのWシリーズが、かなりの保湿作用があるので(特に、夜用のクリーム。これで十分じゃないかな、と思ってるんですが。)、これでもまだ乾燥するという方には、レチノールは試す価値はあると思います。

でも、レチノールは合う合わないが、かなり分かれるところです。

合う方は良いんですが、合わない方は、赤くなったり、少しヒリヒリしたり、皮がめくれたりと、いろいろ副作用(というか、まあ、起こっても当たりまえと言えばそうなんですが、)が出ることがあります。

レチノールの作用のうち、そういう面だけが強調されて出てしまうんですね。

気にせず使っている、という方と、やっぱり使えないという方に、またこれも分かれます。

ナビジョンから、HAフィルパッチ®という商品があるんですが、ヒアルロン酸が棘状になっている商品です。

その棘が、皮膚に直接刺さって、ヒアルロン酸が溶けて、ホントに皮膚の中に入れることができるわけです。

刺さる化粧品というか、注射の化粧品バージョンですね。

これは、シンデレラ効果と言われるくらい即効性があり、何かのイベントの前とかにすると、おススメです。

ただ、これ、維持がしない、というのが欠点だったんですね。ヒアルロン酸を一時的に入れてるだけですから。私もそう思ってました。

ところが!

今回の学会で発表があったんですが、週2回これをを目元にして、8週間経過を見てみたら、結構いいい結果が出てました。

目元の乾燥ジワでお悩みの方であれば、ちょっと高いですが(3回分で、¥5,800)、これも一つの選択肢になりますね。

発表の結果の中には、患者さんから、「ハリが出た」と答えた方が10人中7人だったか、8人だったか、写真でも変化が認められていたので、たかがこんな化粧品ですが、おおっ?!と思いました。

レチノールがダメな方・いろいろ乾燥ジワにやってみたい方、一度どうぞお試しください。

ただし、貼る形が決まってますから(のりしろがあります)、気にされているところに、うまく貼れるかは、やってみないとわからないかと。。ほとんどの形はカバーするはずあんですが、なにしろのりしろあ3ミリありますから、ホントの目の際は無理です。

いきなり、3回セット1パックを買うのが、ご心配な方には、9月のキャンペーンで、レチノールのマスク1回分とセットになったのや、エラスチダーム®現品1個とセットになった分がありますから、よろしければ、それでお試しください。

試して、よかったら、現品をご購入くださいね。

ナビジョンの新しい日焼け止めが届きまして、早速患者さんのお化粧直しの時に、試していただいたところ、大好評で、買って帰られたので、あっ!という間に、無くなってしまい、追加発注をかけました。

明日の午前中には届きますから、気になっておられる方も、ご購入いただけます。

初めてお使いの方は、必ずテスターで感じを見ていただいてからのご購入をお勧めしていますから、まずは、テスターをどうぞ。

前のブログで、スキンケアプロテクトUV(透明タイプ)は、汗・皮脂にはそこまで強くないかも。。と申し上げてましたが、パッケージの表示に、ちゃんと汗・皮脂に強いと書いてありました。

書いてあるということは、信用して大丈夫です。

(書いていない場合は、信用してはダメということです。一般の化粧品カウンターで多いのが、売るために、美容部員の人が勝手に(企業ぐるみの指導で?)、効果などを誇張して言います。よくある話です。話がうますぎたら、パッケージを必ず見せてもらって確認してから、買ってくださいね。)

いただいた資料には、表示がなかったので、あれっ?と思っていたんですが、資料には保湿効果に関してのデーターが載っていたので、スペースの関係で、足りなくなったんでしょうか。。

まあ、よかったです♪

お肌に優しいタイプの日焼け止めで、SPF50で、しっとりタイプで、汗・皮脂に強い、というのが、なかなかないので、患者さんで、合う日焼け止めが見つからなかった時、他にないかな~と時々困ってました。

(汗・皮脂に強いと言っても、ウォータープルーフまではいきませんよ。

例えば、アネッサの海・プール用は、「耐水テスト80分」というふうに、ちゃんと表示があります。

アネッサの海用で、たった80分しか持たないというのも、結構衝撃ですけどね。海やプールは、それだけ塗り直しが必要なわけです。まあ、水の中に80分以上いることって、かなり少ないとおもうんですけどね。遊びに行ったくらいだと。そんなにいたら、体へとへとですよね。)

ビューティープロテクトUV(BBクリームタイプ)は、ホントに評判が良く、便利です。

結構なカバー力なので、ファンデは必要ないんですが、ファンデと違って、1種類しか色がないので、色黒の方にも大丈夫か心配でした。

色黒具合にもよるんでしょうが、色黒目の患者さんが塗られても自然で、いい感じで、ご購入されました。(正直、ちょっとびっくりしました。ホントに自然だったので。)

 資生堂のことなので、また患者さんのご意見を参考にして、違う色のタイプが出てくると睨んでます。

今まで、他の商品もそうでしたから。

やっぱ、こういうことができるのは、資金力と豊富なデーターのある大手・資生堂ならではです。

資生堂のすべてを全面的に支持するわけではありませんが、皮膚科医として、こういう頑張っている企業がいて、開発がすすむと、大変ありがあたいです。

その資生堂にお願いしたいんですが、日焼け止めの塗り直しの必要性を、CMや雑誌やパッケージで、訴えてほしいですね~。

お肌に優しいタイプの化粧品を作っているブランドの日焼け止めには、「2~3時間毎に塗り直してください」とか、同じような内容の表示があります(SPF50であっても、ウォータープルーフであっても)。

まあ、逆に言えば、そういうことを表示しているってことも、「売り」なわけでしょう。

資生堂の表示は、「○○(量です)を塗って、SPFを測定したものです」(○○塗らないと、SPFの表示になっていませんよ、ということです)や、ふき取ったりしたら、適宜塗り直してください、とかなんですよね~。2~3時間毎の表示ではないんです。

みなさん、SPFを誤解されていると思うんですが、これは、何も塗らずに赤くなるまでの時間をどれくらい遅らせることができるのか、という紫外線B波による日焼けの赤みに対しての数値なんです。

赤くなっていないからと言って、シミが出来ていない、とは限らないんですね~。

SPF1を20分として、SPF30なら、20分×30倍=600分(10時間)という単純計算で、いろんなメーカーは、何時間もつ、と言いたいんでしょう。

ウソではないです。そう言いたいメーカーの気持ち、わからないわけではないです。

 

でも、こんな単純計算でいけるわけないんです。

そもそも、環境によって、紫外線の強さって全然違うわけで、もちろん、肌質によっても全く違います。

まして、SPFの実験でされている時に塗られている量と、みなさんが普段塗っている日焼け止めの量って、全然違います。

実験では、多分普段塗る量からしたら、てんこ盛りものイメージと思っていただいたら、わかりやすいかも。

少なくとも、伸ばしても、白いままで、(薄付きとは、ほど遠い)、べとべとを通りこして、まだクリームをのばす前の状態やん、って感じです。

もちろん、ちゃんと塗っても、拭いたら取れますし、汗かいたら(汗に強いタイプでないと)、すぐに終わりでしょう。

そこまで、何時間もつ、というなら、買う前に、「これだけ塗ってくださいね。でないと効きませんから」と消費者に見せるべきでしょうし、「汗かいたり、ふき取ったら、効果ないですよ」とか、ちゃんと知らせてから、売れ!!と言いたい。(そこまで、やっていないでしょう?)

実験の現場ではなく、実際の日常生活で、いろんな条件でデーターを取った上で、「○○時間もつ」と言われるなら、おおっ!このメーカーはスゴイ!と思うんですけどね。それなら、実際、言っても構わないと思います。

一番大事なのは、自分の普段の環境で、日焼け止めって、ちゃんと効いているの?ということですから。

前にも書きましたが、シミがイヤなら(80歳までシミを作らないなら、で計算されています)、1日に何もつけずに直射日光に当たっていいのは、3分です。SPF50で2時間です。

それだけしないと、シミができるのは当たり前なんです。(シミが出る、ということは、シワもタルミも出る、ということです。紫外線は、皮膚の老化を早めますからね=)

どこまで塗るのかは、どこまでシミやシワがイヤなのか、患者さん次第ですから、その方のお好きにされればいいんですが、化粧品会社が、日焼け止めを塗ったら、10時間もつとか、12時間もつとか、50倍もつんですよ、とか言うから、塗り直しをされない方が大勢います。

だって、買う時に、そう言われたら、塗り直しなんて、メンドクサイのに、するわけないですよね。

お店の人が言うんですもん。

まして、デパートで、そんなこと言われたら、ウソとは思って、普通買いませんよね。

今年は、そんな表示をしている大手は、目に入りませんでしたが、大丸に新しい(のかな?今年の夏まで、気づきませんでした)化粧品ブースができたんですね。

そこのブースに思いっきり、「○○時間もつ日焼け止め」とデカデカ書いてありました。

あ~あ~、と思って、日焼け止めのカタログをもらおうとブースに立ち寄りましたが、日焼け止めのカタログが見当たらず、それっきり近寄っていません。

担当者の方がわかってないのか、あるいは、本当に「○○時間もつ」というデーターをお持ちで、自信を持って表示されているのか、それはわかりません。カタログを見てないから。

でも、データーがないなら、消費者に誤解を招くので、アウトではないでしょうか。

大丈夫なんでしょか、このメーカーは。。

おととしでしたっけ?「9時間ブロック!」とか言って、CMされてたの?他のメーカーも、こぞってそういう宣伝されていたような気がします。

今年も、外資系メーカーで参考までに、BBクリームと日焼け止めを買いに行ったら、「12時間もつんですよ」と平気で、美容部員の方、言いますからね。(パッケージ内の説明書には、日本語では一切そんな表示はありません。日本語以外の、英語・中国語・アラビア語?他多数の言語では、「12」という数字が表示されていました。日本だけ、アウトだったんでしょう。不自然ですからね。)

資生堂のラボの方なんて、絶対学会の市橋先生(紫外線研究の権威の先生です)のご講演は、聴いておられると思うんですよ~。

マイナーな学会や研究会ならいざしらず、抗加齢学会の総会で、おっしゃってますから。

まして、演題が、シミを作らないために、みたいな紫外線とドンピシャのが、プログラムに載っているので、あらかじめ目は通されていると思うんです。あの演題名、見たら、シミや日焼け止めを取り扱っている医療関係者は、聴きたいと思います。

開業医で、自分一人しかいないから、クリニック休んで行けない、というならともかく、ラボの誰かお一人くらい、いけると思うんですよね~。

資生堂だって、塗り直ししなきゃ、いけないことくらい、ホントはわかっていると思います。

でも、他のメーカーがこぞって、「何時間ももつ」って、宣伝したら、資生堂だけが「塗り直しが必要なです」なんて、言えませんよね。

消費者というのは、やはり、塗りやすいもの・簡単なもの・便利なものに、つい動いてしまいますから、いくら国内最大手とはいえ、売上にひびくかもしれません。

売上にひびくと、お金のかかる研究とかもしてもらえないわけで、お肌に優しい化粧品シリーズやクリニック専用化粧品や、アザ用のファンデなど、採算の取れにくい(と勝手に思ってますが)部門・購買者の少ない部門などは、規模が縮小されるかもしれません。

もし、そうなったら、美容皮膚科医としては、困りますね~。

消費者が欲しい商品は、ニーズに合わせて、どんどん売ってもらったらいいと思うんです。いろんなニーズがありますから、それぞれに合わせて、いろんなブランドが細かくわかれてますものね。

 

日焼け止めの塗り直しがいらないと言われるから、塗り直しをしてないだけで、知っていたら塗り直ししてたのに、という患者さん、大勢いらっしゃいます。

今も、うちに通われているほとんどの患者さんが、ご自分のできる範囲で、塗り直しされています。

私も含めて、日焼け止めの消費量は、ひと夏だけでも、すごいと思います。

(私は、この夏だけでも、自分のために日焼け止めを何本買ったのか忘れるくらいです。)

化粧品会社は、お客さんにたくさん使ってもらったほうが、売上も上がっていいと思うんですけどね。

乳液にしたって美容液にしたって、昼間、お肌が乾燥してたら、何回でも塗ったらいいんです。

ファンデの上からでも塗っていいんですよ~。どこにもダメ!って、書いていませんから。

私も、乾燥するときは、ファンデの上から、日焼け止めの上からでも塗ってます。

所詮、化粧品なんて、保湿が目的ですから、吸収させる必要なんてありません。(もともと、そんな吸収するものではありませんけどね。所詮、角質までですから。薬ではありませんから。)

お肌の表面に、のっかって、蒸発しなかったら、それでいいんです。保湿=保護と思ってください。

1日2回朝晩、と言わず、乾燥したら、何回でもどうぞ!って、表示するほうが、早く消費もしてくれるし、お肌も乾燥しないし、利用者もメーカーも両方嬉しいと思うんです。

化粧水や乳液をコットンで塗らせて、早く無くそうとするんでなく、(そんなの手指で、塗ったら、十分です。コットンを使う理由は、「均一に塗れるから」というだけの回答でした、メーカーは。コットン使うと、手指の2~3倍の量いりますからね。)、回数を増やせば、それだけ早く減りますけどね。

業界最大手の資生堂にこそ、日焼け止めの塗り直しの重要性を、CMや雑誌などで、大々的に宣伝してもらって、業界を変えていってほしいです。先陣を切ってほしいですね~。

そういうことができるのは、資生堂だけだと思うんですけどね。

小さいメーカーとかが塗り直しを表示はしていても、学会や美容皮膚科医が塗り直しの重要性を説いたところで、知ってもらう範囲って、限られてしまいます。

資生堂さん、頑張ってください!お願いします!!全ての女性が、美しくあるために!

台風のせいで、すっかり涼しくなりました。

京都市内付近は、あまり被害はなかったようで、土曜日もあれっ?台風はどこに?くらいの感じでしたが、滋賀から来られる患者さんがJRが運休してるから、車で来たとおっしゃったので、ビックリしました。

台風に近いほうが被害がひどいわけでもないところが台風の恐ろしいところですね。

皆さんのところは大丈夫でしたか?

甚大な被害をこ被った所や行方不明の方もたくさんいらっしゃって、早く何もかもが元通りになることをお祈りいたします。

さて、涼しくなってくると、皆さん、サボりだすのが日焼け止めです。

初診のカウンセリングでも散々言うのに、何回も通っていても、まだ、冬でも日焼け止めがいりますか?という方がいらっしゃるので、ビックリします。(こういう方は、塗る気がないんですけどね、何回言っても。シミ治療には向かない方です。お金と時間がかかるだけです。)

9月は、8月よりは紫外線がマシはマシですが、紫外線は年中ありますから、ちゃんと塗っておかれるほうがいいと思います、シミやシワなどがイヤなら。

どこまでするのかは、その方次第ですけれど。

ただし、日焼け止めを塗る際、空気の乾燥は進んでいますから、保湿はしっかりされてください。

乾燥するタイプの日焼け止めは、夏であっても、お勧めできませんよ。

夏の間は、大丈夫だった日焼け止めも、私もお盆を過ぎたあたりから、少し乾燥する感じが出てきたので、ちゃんと乳液を塗るようになりました(それまで、乾燥してなかったので、よく塗り忘れることが多かったんです。)

9~11月は、気候も良くなって、お天気がいいと1日中、外にいたくなるような日がたくさん出て来ますね。

真夏は、暑すぎて、海やプールでもない限り、1日中炎天下にいらっしゃる方は、かなりの少数派だと思います。

でも、秋や春って、かなりの方が、1日中外にいる日が以前よりも増えて来ます。

9月はまだしっかり日焼け止めをしていた方でも、10~11月は油断してるうちに、お子さんの運動会やアウトドアで、結構焼けてしまった!ということもわりとあります。

真夏ほど紫外線が強いわけではありませんが、1日中外にいるなら、春や秋でも塗り直しは必要です。

(汗をかかないなら、ウォータープルーフはいりませんけどね。何回塗り直しするのかとか、日焼け止めの強さは、環境によって違います)

さて、そんな中、やっとナビジョンから、BBクリームの登場です!

正確には、BBクリームとは言わず、「ビューティープロテクトUV」と言います。

以前より、多くの方から、お肌に優しい日焼け止めでBBみたいに色のついたのや、クリニック専用化粧品の、塗りやすいクリームファンデーションみたいなのはないですか?と聞かれてました。

そういう商品って、すっごい難しいらしんです。開発は、絶対されてるところだと思うんですけど、とずっとお答えしてきました。

ナビジョンにしても、ホントは、夏前に発売したかったと思うんですが、間に合わなかったくらい、難しかったんだと思います。

市販でも、評判のいいBBクリームは売っていますし、わりといいかも、というBBも探せばあると思います。

でも、水・汗に強いのや、ウォータープルーフがなかったんですね~(私が探した範囲では。)

このナビジョンのBBは、汗・皮脂に強く、処置後の赤みや色ムラをカバーすることにこだわって作られており、BBというより、これは日焼け止めのファンデーションですね~。

しかも、スキンケア成分も入っていて、美容施術後の敏感な肌に塗っても大丈夫、というテストもされています。(誰にでも絶対大丈夫!ではないですよ。)

私もモニターで、使わせていただきましたが、8月から始めて、全くファンデいらずでした。

アネッサみたいな海用ほどのウォータープルーフではありませんが、夏場、買い物くらいの汗なら、大丈夫そうです。(庭仕事やアウトドアは保証しませんよ。かく汗の量で、耐水性は変わってきますから。)

もうひとつ、うるおい日焼け止め、ということで、「スキンケアプロテクトUV」が出ました。

これは、透明タイプで、白くなりません。SPF50のわりに、しっとりしてます。塗ることによって、お肌に保湿効果がある、というデーターがあります。

今までのナビジョンの日焼け止めや他の日焼け止めで、乾燥が気になっていた方、試す価値ありです。

ただ、こっちは、ウォータープルーフではありません。汗・皮脂に強い、という表示もありません。

(表示がなくても、わりと強い、ということはありますが、表示できるほどには、強くない、ということです)

そういう意味では、汗をかく時には、別のをお勧めします。

ま、今からの季節、汗い強いというのは、そんなにもう必要ないかもしれませんが。

こちらも、スキンケア成分配合です。

どちらの日焼け止めも、従来のどのクリニック用からも比べて、ちょっと高いです。

でも、BBのほうだと、ファンデも合わせて買うことを思えば、これだけでいけます。結果、安くなるとおもいます。

今まで、合う日焼け止めがない~、とお困りだった方も、一度お試しください。

絶対合う!保障はしませんが、選択肢が広がるのは、いいことです

またナビジョンシリーズの、フェイスパウダー、やっとレフィルが出ました♪

いつも使っていただいていた患者さんから、ケースや鏡がもったいなから、レフィルが欲しい、とおっしゃっていたのが、やっと商品化です。

このフェイスパウダー、さすが資生堂と思わせる優秀さで、フェイスパウダーなのに、パウダリーファンデ並みのカバー力で、なのに、スルスルと塗りやすくて、気持ちいいんです♪(パフも、お肌に優しい♪)

クリニック専用化粧品のファンデって、女心をわかるヤツがすっごい少ないんですよね~。

スキンケア成分たっぷりなので、今ミネラルファンデで注目されている、シリカやマイカ・酸化亜鉛・酸化チタン・酸鉄も入っています(というより、昔から、お肌に優しいパウダーには入っている成分なんですが。特に、目新しいわけではありません)

ヒアルロン酸も入っていますから、かなり乾燥肌の方でも使いやすいとは思います。

でも、毛穴やチリメンジワに、パウダーが入り込むのが気になる、という方は、クリームファンデやBBをお勧めします。

クリームタイプ・リキッドファンデは、かぶれるので、ダメという方には、お試しされる価値があります。

私は、パウダーファンデは使いませんが、もし買うなら、これはお勧めです。これは、塗ってみたら、感じがすぐにわかりますから、一度どうぞお試しください。

 今日、発注をかけたので、明日の午前中には、届くはず。。。だと思います。

午後以降に、いらした方には、お試しいただけると思いますよ。テスターをご準備しておきます。

(すみません、患者さん用のパンフレットをオーダーするのを忘れました。。資料は、院内でご覧ください。。)

もう夏休みが終わりますね。と言っても、大人には関係ありませんが、夏が終わろうとしてますね。

やはりお盆を過ぎたあたりから、朝晩、初秋の風を感じるようになりました。

虫の音も心地よいです。

やはり、9月と言えば、この真夏のダメージを早く回復させるというのが、第一目標ですね。

夏の間、日焼け止めを頑張った方でも、シミの予備軍は、準備万端に整っているはずです。

夏の間も、日焼け止めを塗りながら、ライムライトなどのフォトを頑張っていた方は、かなり予備軍は減っているとは思いますが(少しでも貯めないことって、結構大切です)、それでも、冬よりもお肌のダメージは、紫外線のダメージはあるはず。。(ちょっとお出かけしたりしまうものね)

そこで、9月のキャンペーンのテーマは、ダメージ回復です。

ホームケアとして、ナビジョンのトラネキサム酸で、紫外線による炎症を抑えて、美白・保湿もしっかりしていただければ、と思います。

また、冷房や紫外線の影響で、お肌が乾燥して、乾燥ジワが増えるんですよね。

その分の目元のケアをご用意しました。

夏の間、目元のシワは、汗や皮脂でよれたファンデがシワに入り込んだりしませんでしたか?大丈夫でしたか?

大丈夫だった方も、涼しい日が増えてくると、目元の小ジワが増えてくる時期ですね。

目元のホームケアのダントツは、エラスチダームだと思っていますが、ナビジョンのHAフィルパッチも、結構おもしろいんです。

なんと言っても、ヒアルロン酸が皮膚に直接刺さって、解けていきますから、翌朝にはふっくらしてるんです。即効性はあります。シンデレラ効果って、ヤツです。持続力は残念ながらありません。。

ヒアルロン酸ですからね。自分のコラーゲンが増えているわけではないので。。

ただ、ここぞ!という時や、過酷な環境が続いて、お肌が死んでいる時に、ちょっとすると楽しいですよ。とりあえず、救ってくれることと思います。

そこで、今回知っていただくために、キャンペーンに盛り込みました。

RTマスクは、レチノール商品のマスクなので、これはこれで、ちょっとスゴイんです。医薬部外品です。レチノール特有の刺激感は、ほとんどないとは思いますが(私は感じませんでした)、100%誰も感じないというわけではないと思います。

レチノールって、ちょっと怖いけど使ってみたいという方には、ナビジョンのレチノールは、入門編としては、とてもいい商品だと思います。保湿成分もたっぷりで、まぶたにも、もちろん貼っていただけます。

最初から現品を買うと、5枚入りで、¥8.400しますから、お試しができるように、HAフィルパッチとセットにしてみました。

この機会に、色々お試しください。

お肌だけでなく、体もお疲れが溜まっているのでは?ということで、効率よく栄養を点滴で入れることをご提案します。

でも、その日だけ、濃いのを取っても、体のケアは毎日のことですから、おうちでもケアが続けていけるように、お好きなビタミン剤を3種類セットで1か月プレゼントです。

もうすでに、いろいろお飲みの方もいらっしゃるので、中身はこちらで決めるのではなく、選んでいただくことにしました。もちろん、ご相談にのります。

選んでいただける種類は、

ビタミンC・ビタミンB・ビタミンE・アリナミン・ビオチン(ビタミンH)・コエンザイムQ10(ビタミンQ)・ビタミンB12です。

亜鉛をご希望の方は、2種類分としてカウントします。

この中からお選びください。

ビタミンCの入った化粧品って、みなさん、お好きですか?

ビタミンCのイメージって、シミが薄くなるとか、毛穴の開きがよくなるとか、コラーゲンが増えるんじゃないか、などなど、良いイメージを持っておられることと思います。

あまり表だって言われていませんが、ビタミンCは、皮脂の働きを抑える働きがあるんです。脂性のニキビの方には最適なんですけどね。

だから、乾燥肌の方が、「ビタミンCはいいから~♪」とたっぷりドンドンお手入れでやっていると、バシバシになって、ヒリヒリ乾燥がひどくなる、ということになってしまうんです。

それがちゃんとわかって、販売されていればいいんですが、患者さんの体験談などをお聞きすると、全然わからずに(販売元が)、説明もなく、買わせてるな~、ということがとても多いです。

これは、エステやクリニックのイオン導入でも同じことが言え、うちでビタミンCのイオン導入をお勧めするのって、ニキビ肌や脂性肌の方限定です。

ニキビが出来ていても、乾燥肌の方には、ビタミンCよりも、プラセンタやトラネキサム酸をお勧めしています。

たかがどこにでもあるビタミンCです。医師免許がなくても、化粧品会社でもエステでも、取り扱うことができます。だからこそ、ホントの使い方というか、使う目的があっているのかというのが大事です。

みなさんが買われる時に、化粧品で、「ニキビ肌へ」と書いてあるのに、乾燥肌の方が使うと多分良くない、と思って、買われませんか?それでも、ニキビが出るなら、買っちゃいますか?

化粧品の表示にも、「乾燥肌の方は、使用後に保湿をたっぷりされてください」と書いてあれば、まだいいんですが、書いていない商品のほうが圧倒的に多いと思います。

そもそも、市販のニキビ用の化粧品関係は、乾燥肌の方がいる、ということは除外して、作られていると思います。

乾燥肌なのに、ニキビが出る、というのは、実は診察してみると、ニキビではなくて、ただの毛穴の炎症だったりすることがほとんどです。乾燥しすぎて、代謝が遅くなって、毛穴が詰まっているだけ、ということも、もちろんあります。

そんな方が、ニキビ用の化粧品やニキビの薬が効かないのは当たり前で、ひどい時は、ガサガサになります(たいていが脂性を対象に作られているから)。

そういうのは、炎症がひどいと、ステロイドのホルモン剤がいる時もありますし、保湿をたくさんして、治る時もあります。光やレーザーを使うこともありますが、ピーリングはしません。

若い方に多いんですが、お肌は乾燥してるけど、時間が経つと、脂ぎってくるし、ニキビも出る、一部(鼻~ホホにかけて)毛穴が開いている、という方、時々いらっしゃいます。

ついついさっぱりタイプの化粧品を使いたくなるんですよね。それで余計、乾燥して、だから、皮脂も体は出そうとするんでしょうけど。。(皮脂は、分解されて、保湿成分に変わります。まあ、多すぎる皮脂が時間が経って、酸化すると、それはそれで良くないですが)

夏の今みたいな暑い時期は、毛穴も広がりやすいし、皮脂も汗もよく出ます。

特に、今年は節電ですから、あまりどこに行っても、そんなに冷房ガンガンのところって、少ないですよね。クーラーがあまり効いていないと、屋内にいてても、皮脂くらいなら出て来ますよね。

そういう混合肌でお悩みの方に、今の季節なら、ピーリングの石けんを鼻だけとか、アゴだけとか、ニキビだけ、とかでオススめするんですが、今の季節でも、ピーリングの石けんすらしないほうがいいかな、という方もたまにいらっしゃいます。

あと、ピーリングの石けんは、市販のクレンジングに比べたら、おもしろいように汚れが取れるので、ハマってしまう方がいて、おうちでのケアなので、誰も止めませんから、次来られた時に、皮めくれて乾燥して、エライことになってることって、ごくたま~にあります。

買われる時に、はまっちゃダメですよ~!としつこいくらい言いますが、「私はまるかも。。。」とご心配される方は、やはりおススメしていません。

そんな乾燥肌の方やピーリング石けんの使えない方などに、皮脂や毛穴が気になった時におススメしていたのが、ビタミンCローションです。

以前までは、ロート製薬の「DRX VCコンセントレート15」という、クリニック専用化粧品を使ってました。

院内製剤と言っても、薬ならいざ知らず、こういう化粧品関係は、やはり専門の業者さんには、私は負けると思ってます。

化粧品のノウハウや、吸収率・調剤する時の注意点・実際どれくらいの効果や副作用があるのか、などなどの調査も含めて、化粧品自体は素人の医師が勝てるわけないです。

(ただ、薬になると話変わるんですけどね。化粧品会社は、医薬品は扱えませんし、また販売もできません。化粧品は医薬部外品も含めて、い~っぱい法律があります。これは、医師法とか医療法とか、全然畑違いなので、独学でもしない限り、知ることは無理でしょう。医師免許があると、自費治療なら、ある程度の薬(おもに、塗る分ですが)を調剤して、処方することができます。ただ、これもPL法という法律があり、もちろんこれで何かあれば、調剤・処方した医師の全責任です。)

このロート製薬のDRXのビタミンC美容液、実は、優秀で、吸収がいいように、ちゃんと調剤されていて、(ビタミンCのイオン導入するなら、これ毎日使うほうがいいよ、と勧めちゃうくらい、吸収率がいいです)、しかもそれだけ吸収したら、乾燥が気になるところなんですが、乾燥しないように、保湿剤が配合されています。かなり濃いので、数日間、ちょっとピリピリと軽い刺激がありますけれど、まあ、塗って数分も感じません。

これは、いいな~、と思って、仕入れたんですが、結構高い。。。10mlしか入っていないのに、1本¥4.800します。いや、確かに良い商品なんですけど。。。アルコール・オイル・防腐剤全て入っていませんからね。

大人の方だと、他の美容液のことを思えば、まだそれほどむちゃくちゃ高くはありませんが、やはりニキビ・脂性でお悩みの方は、若い方が多いです。

ビタミンC飲むのも大事だけど、この子の肌にちょっと塗ったらいいだろうな~、という時に、若い方は、手が出ません。劇的に治るかどうか(たまに、いますが)もわかりませんからね。あくまで、ホームケアですしね。。。

ちょうとキャンペーンで、在庫が全部なくなりました(ありがとうございました)。それで、発注を追加するかだったんですが、若い子が気になって。。

それで、思い出したんですが、昔勤務していた美容皮膚科は、調合して、ビタミンCローションを売ってました(保湿成分とかは、入っていなかったと思います。防腐剤のパラベンが少しだけ、入っていたような気がします)。

今、クリニックで、ビタミンCのイオン導入するのにも使うビタミンCローション(ビタミンC誘導体)も、私が作っているんですが、これを代わりにしたら、価格を抑えられる、ということに気づきました。

最初、開業した時に、どうしても欲しい、と言われる方がいらっしゃったら、というので、容器とか仕入れたのをすっかり忘れてました。

トラネキサム酸を使うことのほうが圧倒的に多いですからね~。

作ったビタミンCローションは、2種類です。

まず、ビタミンC誘導体のリン酸アスコルビルナトリウムしか入っていない化粧水です。

精製水(純水です)に、これが10%入っています。他、な~んにも入っていません。

濃度は充分です。防腐剤も入っていませんから、保管は冷蔵庫で。

50ml ¥1.050ですから、たっぷり使っていただけると思います。背中や胸のニキビや脂が気になるなら、体にももちろん使って大丈夫です。

これには、保湿剤も入っていませんので、ニキビ・脂性でお悩みの方、あるいは、普段のお手入れに追加するだけ(一番最初に塗ってください)になるので、保湿は自分のいつも化粧品でするから大丈夫、という方におススメです。

乾燥肌だけど、一部の脂やニキビが気になる混合肌の方には、モイスチャーローションに、配合したものをご用意しました。同じ10%です。

これには、ヒアルロン酸がたっぷり入っているので、塗ったせいで乾燥することはないと思います。

また、グりチルリチン酸ジカリウムが配合されいますので、肌荒れとかの炎症を抑えてくれる働きが少しあります(ナビジョンほどじゃないですよ)

塗り心地と保管を考えて、こちらには、少~しだけ保存料が入っています(一般の化粧品よりは、少ないです)。でも、できれば、冷蔵庫がおススメです。

こちらの化粧水であれば、普段の化粧水代わりにしても、いいかもしれません。その後で、普段お使いの乳液や美容液・クリームなど普段通り、お使いください。

こちらは、50ml 1本 ¥2.620 となります。

購入ご希望の場合、お肌の診察もありますが、塗り心地をまず両方試していただきます。

その上で、塗りやすさなどがお好みと合うかどうかをみてからのご購入です。

シミには、エクイタンスやナビジョンのほうをお勧めしてます。毛穴の開きも、ナビジョンのグリシルグリシンは、やはり欠かせないかなと思います。

ビタミンCがお好きでも、向き不向きも、もちろんありますから、まずは診察です。

院内製剤のビタミンCローションとしては、中身はそんなに他院とは変わらないと思います。どこも材料の仕入れ先は、似たりよったりですから。作り方もね。

ロート製薬もうちのも両方使われて、それでもロート製薬のがいい!という方は、また仕入れますので、おっしゃってください。

 

 

 

 

だいぶ前に、ロート製薬から、この商品の新発売のお知らせをもらっていて、ちょっと興味はあったんですね。
毛穴がつまって、ニキビ予備軍を作るのを防いでくれる働きがあります。

1個、サンプルはもらっていたんですが、中々モニターの方が見つからなくて、試すことができませんでした。

一番心配していたのは、ケア中の、赤みやヒリヒリなどの刺激感です。あと、皮むけですね。
ディフェリンゲルもいいんですが、ニキビの予防で使おうと思ったら、広めに塗らないといけなくて、そうしているうちに、副作用が出て、つらくてできない、という方が結構いらっしゃいます。
ニキビの出ているところに、ピンポイントだけ塗っても、副作用の強い方がいらっしゃって、どんなにいいモノでも、ご本人がつらくて使えない、という治療は、私はできれば反対派です。
どうしても仕方のない治療は、世の中にありますが、ニキビ治療は、自費になれば、他に選択肢が広がりますからね~。わざわざディフェリン使って、つらい思いしなくても~。それに、ディフェリンは万能ではありませんから。結局、何かと併用治療しないと、患者さんの思っているキレイな肌というのにはなれません。

ちょっと前に、ディフェリンゲルは赤くなって、その後シミになる(一応ちゃんと日焼け止めは塗っている方です)という方がいらっしゃって、思いついて、この「AZAクリア」を試してもらいました。
塗り始めて、少しの刺激感を感じたそうですが、ディフェリンのことを思えば、全然大丈夫という程度のモノだそうで、開始して、1週間くらいは、まだ少しニキビが新しいのが1個出たりされてましたが、そのうち全然出なくなりました。
いい感じです~♪
私から診て、赤くなってる、と思ったことはありませんし、ご本人もないそうです。

これちょっといいかも、と今回取り扱うことにしました。
1本15gで、¥1.890と、良心的なお値段です。

乾燥肌もあるし、ニキビも出るし、という患者さんがいらっしゃいます。思っている以上に多いかも。。。
そういう方は、ディフェリンも従来のピーリングもなかなかできないんですよね。
乾燥肌のニキビで、光・レーザー治療でいける方もいますが、全員がそうできるわけでもありません。
このアゼライン酸で、どこまでいけるかわかりませんが、試す価値は全然あると思います。
(まずは、診察しないとわかりませんが)

それに、なんと!この中には「アゼライン酸」という酸が入っているんですが、これはメラニンが出来るのを抑えるので、美白目的の塗り薬として、使われていたものなんです。
だから、ニキビ跡がシミになりやすい方には、シミの予防も兼ねて一石二鳥です。

ヨーロッパ・アメリカ・アジア(日本以外)など世界中で、ニキビ治療薬として、約30年間使われてきて、海外では、化粧品ではなく、医薬品です。
(なぜか、日本では化粧品として、厚生労働省より認可が出ました。。。)

このアゼライン酸は、妊娠していても授乳していても使えるので、他のニキビ治療と違うところですね~。

これで、ニキビの予防とケアをして、光・レーザー治療で、ニキビ跡をさらにキレイにしていく、というのが一番理想ですね。

市販の飲み薬「トランシーノ」を始め、トラネキサム酸の入ったサプリや化粧品が、注目されていますね。

飲む方は、いろいろ制限がありますが、化粧品に関しては、トラネキサム酸入りは、シミ・肌荒れでお悩みの方であれば、一度は試してみる、というのは、おススメです。

肝斑や肌荒れ・シミの方に、資生堂ナビジョンのシリーズをご紹介することが多いです。

それだけのデーターがちゃんとあって、道理にかなっている化粧品だと思っているので、自分がいいと思ったモノは、患者さんにもおススメします。

ですが、このナビジョン、安くはありません。

デパートで売っている、アンチエイジング系の化粧品に比べて、全然安いし、効果は断然こちらです

ですが、ドラッグストアやスーパーで売っている化粧品よりも、高いのは当たり前ですよね。

時々、患者さんから、「トラネキサム酸が入っているヤツなら、何でもいいですか?」と聞かれます。

答えは、「ノー!」です。

ダメなんですね、ナビジョン、というか資生堂でないと。

4・5年前の美容皮膚科学会だったと思いますが、その時の美容皮膚科学会は、もう美容皮膚科をやっているドクター用の専門的なセッションと、これからやろうと思っている・あるいは始めたばかりのドクター用の初心者コースのセッションとがありました。

研究部門の発表も、すごく専門的で、一番印象深かったのが、資生堂のラボの研究です。

それまで、私はあまり資生堂自体、快く思っていませんでした。だって、あまりにも、商業戦力丸出しの感が否めなかったので。。

ところが、この日の数々の素晴らしい発表を聴いて、180度考え方が変わりました(単純ですね。。)。

資生堂のラボは、さすがに世界の資生堂で、規模が全然違います。また、研究費も。一般の大学病院とは、ケタが違う可能性もあります。これだけ、研究に予算をかける、というのは、いち大学レベルでは、なかなか難しく、やはり業界最大手でこその資金力だと思います。

資金だけでなく、研究結果も素晴らしく、内容も大学病院顔負けです。

その年の学会発表の中で、優秀な発表が表彰されるんですが、資生堂ラボがいくつも取られたのを覚えてます。(ヤラセではなく、裏金でもなく、本当の実力だと思います。表彰されるに値する発表でした。)

その時の発表の中に、トラネキサム酸の発表があったんですね。

資生堂ナビジョン(クリニック専用化粧品)のトラネキサム酸イオン導入剤などが出るまで、クリニックでは、トラネキサム酸の飲み薬を砕いて、粉にして、水に混ぜて、トラネキサム酸水を作り、それでイオン導入したり、軟膏やクリームに混ぜて、売っているクリニックがありました。

作っていたドクターなりに、トラネキサム酸をなんとか外用で、と考えられた苦肉の策だったんだと思います。

ところが、資生堂の研究結果によると、この医師たちが今まで一生懸命作って処置したり、売っていたモノは、全然ダメだったんです。皮膚の中に入っていなかったんです。効いていなかったんですね~。

どれだけ、効いていないか(浸透していないか)というのも、詳しく発表されていました。

(こういう発表は、大学とかのエライ先生から、難癖つけられたら困りますから、資生堂みたいなちゃんとしたところは、徹底的にスキのない、実験をされます。この時もそうでした。完璧で、ツッコミどころはなかったです。ただ、見とれるだけ。。みたいな感じです。)

トラネキサム酸という物質は、皮膚の中に、すごく入りづらいらしく(角質層よりも、まだ奥の話です。角質にトラネキサム酸塗っても、意味ないです)、入らないと真のトラネキサム酸の効果は発揮できません。

長年の研究で、トラネキサム酸を浸透させる方法を編み出したそうで、特許を取られました。

この日が、確か、ナビジョンのトラネキサム酸の導入剤の発表の日で、会場で、すぐに買える(申し込める)わけではなく、まさに、世の中に知らしめられた瞬間だったと記憶してます。

発売されるのが待ち遠しく、資生堂のブースに行って、発売がわかったら知らせてください、と名刺をお渡ししました。

皮膚に浸透される技術(成分というのか)だけでなく、イオン導入の順番まで、細かく調べられていて、どうすれば、一番効果的に導入できるのか、というのまで、発表されていました。

(簡単に言うと、いろんな機械を使って、皮膚の中に導入された分量を全て計測されているわけです。)

特許まで、取られた技術ですから、今市販されている資生堂の一般化粧品の一部(特に、美白シリーズ)には、この技術を使ってトラネキサム酸が配合されているはずです。(せっかくの特許ですからね)

だから、トラネキサム酸入りの化粧品や導入剤を使うのなら、この資生堂ナビジョンのモノでないと、意味ないんです。入っていませんから。薬を何でも混ぜればいいというものではありません。

飲む薬にしろ、注射薬にしろ、消化吸収の過程で、ちゃんと入るように全て実験されて、飲み薬や注射薬として、役立つように、調合されています。

成分自体が同じだからと言って、皮膚に塗ったところで、生理作用が違いますから、例え注射薬の原液を皮膚に塗ったところで、吸収しません。

そんなモノが同じと思って、やっている医師がいtら、薬理学生理学を全く理解していません。(胃腸と皮膚で、違うの、当たり前ですよね)

たまに、「前に行っていたクリニックで、トラネキサム酸の化粧品(塗り薬?)をもらって(買わされて)、それを塗っていてもいいですか?」と聞かれることがあります。

かぶれないなら、塗っても害はないと思いますが、トラネキサム酸の効果は残念ながら、ありません。。高いお金を出して買われたのに、申し訳ありませんが。。

クリニックで、医師が、資生堂と同じ技術で、作るのは、まあ、無理でしょう。

多分、注射薬や薬の粉を混ぜただけだと思いますが、なんの意味もないことが証明されています。

そんなわけわからんモノを塗るくらいなら、さっさと捨てて、ナビジョン塗ったほうが絶対おススメです。

そんな怪しいモノを今時売っているクリニックって。。。ダメですよ、多分、全てが。

勉強不足です。(専門の美容皮膚科医でないなら、仕方ないかも。その先生の専門が他にあるんでしょう。でも、専門でないなら、お金取って、売らないでほしいですよね。ただなら、いいと思いますが、効果はありません。)

その学会に行ってなくても、ナビジョンのイオン導入を購入する時に、ちゃんと担当に方に聞いたら、今まで医師が作っていたものと、どう違うのか、とかちゃんと説明してくださいます。

医師への発売は、全て岩城製薬というところがされていますが、営業の方、みなさん、しっかりされています。資料もきちんとくださいます。社外秘とかの資料は、もちろん、いただけないので、それ以外の質問は、自分でドンドン質問しないとね~。(薬でも、何でもそうですけど)

先日も、「クリニックで買わされた」という方で、いらっしゃって、(もちろん、ナビジョン発売後の話です)今時そんなクリニックがあるのかと、かなりビックリしました。

それで、ちょっとお知らせです。

塗るモノに関しては、資生堂ナビジョンでないと、ダメですよ~。クリニックのは、効きませんよ~。

(ナビジョンは、品質と大きさからすると、むちゃくちゃ高くはないんですけどね。コストパフォーマンスは、私はいいと思います。もちろん、私もナビジョン愛用です。)

最近、オーガニックの化粧品が流行ってますか。昔からも「オーガニック」「自然派」と名乗る化粧品は、山のようにあります。

さて、そのうち、消費者が思っている「オーガニック」「自然派」と、メーカーがうたっている「オーガニック」が、全然一致していないことが多いのは、ご存知でしょうか。

「無添加」というのも、よくありますね。

ただ、化粧品で、全くの化学薬品なしというのは、ほとんど不可能ではないでしょうか。

「無添加」と書いてあっても、防腐剤や着色料が無添加、とか、一体何が無添加なのか確認しないと、実はエラい商品を知らずに買っている、ということも、患者さんを見てると、大変多いと思います。

ちょっと前にも、TVで、「自然派化粧品」とうたって、急成長した化粧品メーカーがありました。

一気に、デパートとかにも店舗を出すくらいの勢いでした。

患者さんも、それを使っているから、かぶれは、化粧品じゃない、という方が結構いて、どうしてそう思うんですか?とお聞きすると、自然の成分しか入っていないから、安全だと思う、とおっしゃるんです。

そこのHPの全成分表を見ると、ふつうに、アルコールはもちろんのこと、化学薬品はい~っぱい入っていて、、何が自然なんだか。。。自然のエキスを入れてる、というだけの話です。

しばらくして、店舗はどんどん消えていって、今はたま~に、CMを見るくらいです。

(どうして、急に規模が小さくなったのかは、知りませんが)

まあ、化粧品の場合、「自然派」とか「天然」とか、「無農薬」「オーガニック」とかの言葉が並んで、それを大々的に宣伝されている場合は、疑ってかかったほうがいいと思います。

中には、ちゃんとしたものもあるとは思いますが、基本、自然のものだけでなんて、無理ですから。

例えば、昔みたいに、へちまの茎を切って、ビンにとって、へちま水を化粧品として、使う、というなら、

天然100%ですが、冷蔵庫に入れて、何日持つか、ということです。

また、それで保湿が足りるのか、ということも問題です。

昔から、はちみつを塗ったり、卵白でパックしたり、アロエ・キュウリやレモン・ハーブなど。

化粧品自体がなかった時代の話です。

薬理学が進歩するにしたがって、そのままつけたら、かぶれたり、かえってシミを作ったり、かゆくなったり、などなど、いろいろ副作用もわかってきて、化粧品の開発が進んで、現在に至ります。

自然のものは地球にやさしくても、お肌にやさしいとは限りません。

「うるし」なんて、むちゃくちゃかぶれますよね。野菜や果物の、いわゆるアクも、かゆくなるし、山芋・桃やマンゴー・パイナップルなども、かゆくなる原因です。

口周りがただれたり、かゆみ・赤みが出た患者さんが来られたら、これらの食べ物を食べていないか、必ず聞きます。

昔ながらの、シンプル化粧品で、日本酒にゆずの種とグりセリンを入れて、しばらく置いたのを使う、というのも流行りましたね。(いいか悪いかは、別にして)

日本酒は、天然かもしれませんが、アルコールですし、グリセリンなんて、化学薬品です。

化学薬品の全てが悪いわけではありません。

また、「オーガニック」で、ツルピカになる!とか、こういうピカピカ・ツルツル系の表現があれば、たいてい、ピーリング剤が入ってます。

ピーリングと書くと、恐いといって、買わない方も増えてきたので、最近はあまり化粧品でもわざわざ書かなくなってきました(一昔前は、ピーリングと書いたほうが売れたようです)。

成分表をみると、はっきりと「AHA」と書いてあって、これは典型的なピーリング剤です。

ちなみに、AHAは、さとうきびが原料です。パイナップルとかも酵素がたくさん入っているので、一種のピーリング作用みたいに使われることもあります。

天然イコール安全では、ありません。

その方がピーリングに向いているのかは、肌によっても、体調によっても、季節によっても、全然違います。また、使う頻度や強さも、症状によって、違います。

AHA入りの洗顔石鹸を毎日使って、乾燥するんです、という患者さんが、むちゃくちゃ多いです。当たり前ですね。

ちゃんと表示しないメーカーが一番悪いんですが、メーカーは利益のことしか考えていないことがあるので、「乾燥しやすいです」なんて、死んでも書きません。

自分の身は、自分で守らないと。

先日も、オーガニック化粧品を使っている患者さんのお肌が、すごい乾燥していて、キメが全然なくて、何かで刺激が続いているお肌でした。

お聞きしたメーカーが知らないものだったので、そのあと調べていて、興味深いサイトを見つけました。

「シャンプー格付けサイト」http://www.shampoo-analyst.com/ です。

この日本シャンプー分析研究会というところの、一意見なので、これが絶対正しい、というものではありません。

ただ、化粧品で、一番問題になる、界面活性剤のことが詳しく、わかりやすく書いてあって、大変参考になりました。

そういう観点からみると、ちまたで売っているシャンプーが、どれだけエライことか、違う面が見えてきます。

「オーガニック」とうたいつつ、平気で、合成界面活性剤が入っていたり、石油系のよくないものが入っていたり。。。ウソだけらです。

お使いのシャンプーとか、調べてみてはいかがでしょう。

その上で、値段と買いやすさ・自分の髪にとって、実際結果はどうなのか、で、結論をだされてください。

かなり高めのシャンプーのランクが、ここではかなり低かったり、するかもしれません。

合成界面活性剤がダメ!となると、シャンプー類は、石鹸シャンプーしかなくなります。

私も少し前は、石鹸シャンプーを使ってました。そうすると、地肌への負担は、格段に減ると思います。地肌が元気になると、健康な髪の毛になりやすい、と思います。

ただ、石鹸シャンプーは、かなり毛がきしむので、必ず専用のリンスが要ります。

シャンプー(石鹸自体)がアルカリ性なので、弱酸性のリンスで、中和させないといけません。

そうすると、きしむのが、スッと取れます。

私は、結構リンスをたくさん使うので、すぐになくなってしまい、追いつかなくて、薬局やスーパーの掃除売り場で売ってるクエン酸を、溶かして、薄めて、リンスにしていました。

エコの方なら、ここに、ハーブの精油をたらしたりされるのかもしれません。いい香りが付きます。

弱酸ならいいのでお酢でもいいんですが、匂いが気になるので、クエン酸にしてました(クエン酸、安いので、たっぷり使えます)。

タオルドライしてから、椿油をつけるんですが、それまでの間、やっぱり乾燥するので、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントをつけてました。

ずっとこれを続けてましたが(美容師さんには、髪の毛のツヤとかうるおいとか、褒められてました♪へへっ!)、めんどくさくなって(シャンプー・リンス・トリートメントと3段階するのと、クエン酸作るのが)、それで今では、大島椿の敏感肌用アトピコシリーズの、椿油シャンプー(あまり、きしみません)と、牛乳石鹸の無添加トリートメントと椿油です。(むっちゃ、楽になりました~)

市販の大島椿も、椿油シャンプーが売られていて、いいと思いますよ。ただ、アトピコシリーズのほうが、刺激がちょっとマシかな、と思います。やさしく洗うというか。短い髪の毛の方は、一応リンスは要らないそうです。

アトピコシリーズはうちみたいなクリニックで購入するか、ネットで大島椿から買うか、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントは、売っていないお店もあると思います。

どこでも絶対買える、という商品ではないかもしれません。

日常使いやすいもの、便利なもの、簡単なもの、となると、何かが犠牲になります。

何を、犠牲にするのか。。。それは、その方の価値感なので、市販のシャンプー全部を否定するつもりはありませんが、素晴らしい!と思って、高いお金を出して買われているものが、実はそんなよくないかも、とは知っておかれたほうがいいかと思います。

石鹸シャンプーと専用リンスは、ふつうのスーパーやドラッグストアで、手に入る、と思います。

ただ、合成界面活性剤に慣れてしまった髪の毛には、最初、びっくりされると思います。手触り(髪触りというのでしょうか)ときしみ具合に!

ふつうのシャンプーが、きしまないのは、シリコンやら、わけわからんもんがいっぱい入っているから、ということが多いです。

どうしても、きしむのがイヤな方は、シャンプーやリンスに、椿オイルを混ぜてみたり、リンスは(必ず専用でないとダメですよ!)たっぷりと!

1~2週間で、慣れてくると思います。

合成界面活性剤をやめるだけで、かゆい方は、落ち着く場合もありますから、悩んでおられる方は、一度お試しください。

これは、シャンプーだけでなく、クレンジング・洗顔フォーム・ボディソープ全般に言えます。

(私は、クレンジングは一切使いません。石鹸成分100%の無添加せっけん(ホントの)だけで、顔を洗ってます(メイクしてても、ウォータープルーフの日焼け止めを使っても)。

うちには、アイメイク専用のリムーバー以外、クレンジングは存在しません。石鹸成分100%というのは、油脂から作った、脂肪酸ナトリウムという、昔ながらの石鹸です。エコのコーナーに必ずあります。「石鹸素地」とかの表示になっていると思います。これは、地球にもお肌にもやさしいです。

ちなみに、うちの洗濯洗剤も、液体石鹸です。合成洗剤は使いません。食器洗いも、石鹸のやつです。手にやさしいですよ。洗剤で、手が荒れる方・手袋して洗いモノをしたくない方は、石鹸のやつに変えてみてください。

クリニックの洗濯モノは、洗浄重視にしたほうがいいのかと、合成洗剤を使ってますけどね。)