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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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お待たせいたしました。

いよいよ、デコルテ用の、エラスチダーム®の発売です。

ちょっと学会ネタをお休みしまして、「デコルタージュシステム」のご紹介です。

 

今日、届いたので、私も1セット使ってみます。

体のアンチエイジングと考えて使うと、わかりやすいと思います。

NEC_0098.JPG

 

首やデコルテ、体の他の部分でも、タイタンやジェネシス、ライムライトをあてる患者さんというのは、実は結構いらっしゃるんですが、かなりの贅沢ですよね。

普通は、顔が最優先で、体は、顔以上のコンプレックスがないと、顔を差し置いて、体に光やレーザーをあてる、という方は、あまりいらっしゃいません。

顔と同じだけ、もしくは、顔の2~3倍、お金かかりますからね。(範囲が広いから。)

顔もやって、体もやって、となると、誰でもができる費用では、ちょっとないですよね。時間もかかりますしね。

 

だから、体の場合は、やっぱりスキンケアです。

日焼け止め(塗り直しも。あるいは、洋服などで紫外線カット)、保湿、こすらない(摩擦・刺激を徹底して避ける)、というのは、顔同様、当たり前ですが、光・レーザー治療しない分、ホームケア用品が活躍します、というか、頼らざるを得ませんかね。

まあ、どこまで気にするか、ですが。。。

NEC_0099.JPG

市販の高~いアンチエイジング用の化粧品を使うくらいなら、ある程度の効果が実証されている、クリニック用の化粧品、あるいは、医薬品のほうが、同じお金を払うなら、いいに決まってます。

これ、1本54g!かなりたっぷりです。

写真の手指の大きさと比べていただけると、大きいことがわかるかと思います。

かなり伸びがいいので、どれだけの範囲に塗るか、ですが、うまくいけば、数か月もつかな。。?

 

オバジ メディカル(ドラッグストアのオバジとは、全然違います。オバジ メディカルは、クリニック専用化粧品なので、成分や濃さが全く別物です。)だからなのかは、わかりませんが、何故か、ハイドロキノンの美白剤とセットです。

オバジのいいところは、やっぱり独自の浸透圧技術でしょうか。皮膚への吸収(薬剤の浸透性)が、優れてると思います。

 

体の美白も、本格的にやるとお金がかかりますから、ハイドロキノンで、なんとかできるところまでやろう、という魂胆ですね。

年齢を重ねると、顔だけでなく、全身、くすんだように、黒ずんできますからね。まあ、それだけ、紫外線を浴びたり、刺激や摩擦を受けてきた、ということです。

 

エラスチダーム®と、マロン酸を始めとした主成分は同じです。マロン酸の濃度まで同じです。

こちらのセット、写真を見ていただくと、わかりやすいかと思いますが、54gって、かなりデカイ!

そういう意味で、とてもお得だと思います。伸びもいいですし、しっとりするけど、あまりべたつき感は気になりませんでした。(私はね)

 

サイズが大きいので、首・デコルテだけでなく、たとえば、おしりや背中、おなか、脚、腕、など、体中に使っていただけます。

(さすがに、全身に塗ると、あっという間になくなるでしょうが。。)

顔に塗ってもダメではないですが、目の周りは、絶対ダメですよ。目の周り用にはできていません。

まあ、顔に塗るなら、顔は、やはり光レーザーをされたほうがいいと思います。

(効果の問題です。そりゃ、光やレーザーのほうがいいに決まってますから。)

 

ハイドロキノンを先に塗る手順ですが、ハイドロキノンは4%なので、それほどかぶれやすい、ということはないと思いますが、合う合わないは、体質ですから、絶対大丈夫とは言えません。

ハイドロキノンでかぶれたことのある方は、いくら体とはいえ、使わないほうがいいかもしれません。

体のほうが、顔よりも皮膚が厚いので、顔よりはかぶれにくいんで、顔はダメだけど、体はOK,ということも多いのは多いです。でも、首は結構皮膚がうすいですしね。

首やデコルテで、かぶれたら、おなかや腕、脚、背中など、皮膚の厚いところに使っていただくか、ですね。

 

で、その後に、もう1本のメインのクリームを重ねていただきます。

エラスチダーム®は、保湿剤ではないので、保湿剤と必ず併用しないと、目元は、ほとんど皮脂がありませんから、乾燥ジワができるかもしれません。

でも、一応このセットは、保湿剤併用ではないので、(3種類も重ねていられませんからね)、この2種類でOKです。

これで、保湿剤兼用となっています。

スネとか、冬場粉がふくくらい、乾燥する方は、冬場は、保湿剤を重ねないといけないかもしれませんが、まあ、様子を見て、お使いください。基本、要りません。

 

私も、ちょっと楽しみですが、これを使ったからといって、いきなり白くなったり、首のシワが無くなったり、とか、そんなのは、無理ですよ。

20歳とかに戻すことはできません。

元の状態がひどい方だと、エラスチダーム®でもそうですが、ビフォーアフターがわかりやすいです。

でも、元の状態がそれほどだと、ゼロに戻せるものではないので、ビフォーアフターは、わかりにくいと思います。

多分、元々の商品の対象年齢は、40代半ば以上ではないかな、と私は思ってます。

もちろん、30代~40代前半が使ってダメではないですが、その場合は、予防的といいますか、(ホントの予防にはなりませんよ)、ケアを始めたい方のためようですかね。

市販の、アンチエイジングの化粧品を使うくらいなら、ダンゼンいいと思います。

20代は、いらんでしょ~。

 

もちろん、これだけ塗っておけばOK!というものではありませんから、特に、紫外線カットは、ちゃんとしてくださいね。

紫外線の老化のほうが、絶対勝ちますからね。

特に、ハイドロキノンを塗るので、夜だけでもいいと思うんですが、朝や昼間も塗ったら、しっかり日焼け止めを塗らないと、よけいにかぶれやすくなるので、日焼け止めを塗る自信のない方は夜だけにしてください。

(ていうか、日焼け止めを塗らない方は、こんなの買ってるよりも、先に日焼け止めを塗るクセをつけてください。効くわけないですから。

あんまりにも、塗っていない方の場合は、ご購入をお断りしますので。)

お肌の状態も診せてもらって、紫外線やかぶれについての説明を必ずしますから、いきなりカウンセなしで、ご購入はお断りします。

再診中で、お考えの方は、予約の時に、追加でおっしゃっておいてくださいね。

当日、いきなり言われても、その分のお時間はお取りしていないので、枠が空いていないと、説明できませんから。

ちなみに、レーザーとか処置と同じ日であれば、カウンセ料は、無料です。

 

せっかくの新商品ですから、6月のキャンペーンに、追加しましょうか。

どんなキャンペーンがいいですかね。

思いつき次第、キャンペーンに加えますね。こうご期待!

6月のキャンペーンを、大急ぎで考えました。

去年は、ブライダルキャンペーンをしましたが、ブライダルメニューは、通常のメニューにしてしまったので、今年は、ブライダルキャンペーンはなしです。

まあ、ブライダルに関係ない方は、参加できないキャンペーンでしたしね。

 

6月に入るということは、ちょっと湿度も上がってきて、汗・皮脂がたまる季節になってきました。

また、紫外線も強い日が本格的です。

(まあ、ホントは梅雨の時期は、雨の日も多いので、晴天の日と比べると、紫外線は、少しマシではあるんですが、基本年中、紫外線対策としては、油断は禁物です!)

そこで、キャンペーンは、

毛穴とシミの対策強化月間としました。

 

まず、毛穴ですが、ジェネシスもグリシルグリシンもピーリングもいいんですが、鼻の固い皮膚のところは、なかなか毛穴が小さくならないことがあります。

全部の治療を、同時進行でやっていくのも、お金もかかりますしね。

そこで、ロングパルスヤグレーザーの、鼻の無料追加照射です。

 

ロングパルスヤグレーザーって?

すっごい簡単に言えば、ジェネシスを皮膚に直接つけてあてていく、もっと強いあてかた、と思っていただくのが、一番わかりやすいかな。。

 

ホントやタルミ治療に使えないかと、いろいろやってみましたが、私自身が、う~ん、という感じで、タルミはタイタンで十分で、わざわざ恩着せがましく、無料追加!って期待させるほどには。。。というできばえで。。(少なくとも、私はそう思いました。)

じゃあ、この設定で、鼻の毛穴にはいいんじゃない?ということで、結構いい!と確信が持てたので、今回のキャンペーンです。

このキャンペーンで、好評であれば、定番メニューに追加するかもしれません。こうご期待!

 

さて、毛穴の強化月間とくれば、やはりGG(グリシルグリシン)とピーリングは欠かせません。

そこで、全部がセットにしたメニューをキャンペーンにしました。

ただし、ピールバー(ピーリングの石鹸)は、肌質や状態によって、処方できないこともありますから、それは、ご了承ください。

できるかどうかは、お肌を診てから、です。

診察・カウンセなしで、買えないことはないですが、うちでは勧めません。

ピーリングは両刃の剣で、適応がないのにやったり、強さを間違えたり、やり方が違ったり、とかすると、反ってお肌はボロボロになりますからね~。誰でも、なんでもやっていいものではありません。

注意が必要です。

 

それと、忘れてはいけないのが、シミを少しでも貯めないように、ということで、ナビジョンのトラネキサム酸のシリーズや、エクイタンスをセットにした、スペシャルケアです。

これだけ、ホームケアしたら、梅雨のうっとうしい日でも、おうちで、おこもりして、美白に専念できるかと。。。

雨の日は、おうちでのんびり♪、というのもいいものですよね~。のんびりできる時間は、なによりも贅沢です。

 

そして、忘れてはいけない日焼け止めキャンペーンです。

もう、これは、年中キャンペーンしてもいいのかも。。。

今回は、ナビジョンのTAのWシリーズの、ローションのミニミニサイズをおつけします。

私は、化粧水は、別につけたくないなら、つけなくてもいいですよ、という派ですが、このナビジョンの化粧水、つけると、気持ちいいんですよね~。それで、私もつけています。

パウダールームでも使っていただいていますが、大好評の、このローション、この機会に、おうちでもお試しください。旅行にも便利ですね。

 

今回のキャンペーンのお菓子は、先日ご紹介しました、「あめやえいたろう」の「スィートリップ」!とっても可愛らしく、とってもおいしいんです!眺めてるだけで、気分いいですよ~。気持ちは、アガります!

数に限りがあるので、今回のキャンペーンは、参加するのに、少しお高めに設定させていただきました。申し訳ないです。。。

でも、この「スィートリップ」、たくさんの種類があって、全種類制覇したいですよね~。

私も、まだ「さがほのか」を食べただけで、全種類制覇なんて、とてもとても。。。いつになるやら。。。キャンペーン、余ったら、いただこうかしら。。。ニヤリ。。

 

種類が多いので、1種類に、それほどの数をご用意できていません。

もし、この味がほしい!ということであれば、お早目に。

一応、今販売されている、全種類は買ってきましたので。

レーザーとかされて、日焼け止めを購入されれば、キャンペーン参加ですから、よろしければ、ぜひ!

日焼け止めはいくつあっても、足りない季節到来ですので。TPOに合わせて、いくつか種類を持っておくのも、とってもおススメですよ~。

患者さんで、日焼け止めは塗ってるけど、最近よく出てきた、スプレータイプを使っていらしゃる方が時々いらっしゃいます。

私は、はっきり言って、スプレーでは、ダメでしょ、と思ってますから、患者さんにも、「効果があると思わないでください。」と止めてもらってます。

 

スプレータイプ、お手軽ですよね。

シュ~っとスプレーするだけで、塗り直し、というかん、塗り重ねができますから、いつでも簡単に、面倒がらずにできますね。

しかも、SPF50!PA+++!となったら、言うことなしです!

 

でも、ちょっと待ってください。そんな、うまい話、あるわけないんですよ。

何でもそうですが、手間暇を省いているということは、それだけモノが悪いことが多いです。質が下がっている、これ、常識です。

手間暇省いて、質がいい、となると、それはお金をかなりかけた場合ですね。手間暇を人にやってもらうわけですから、人件費です。

料理でも掃除でも、洋服の縫製でも、建築でも、なんでもそうです。もちろん、医療もスキンケアもダイエットも、同様です。当たり前ですね。

 

昔は、スプレータイプって、ドラッグストアでも1種類くらいしかなくて、しかもかなり質が悪く、すっごいムラになってつくし、白いし、乾燥してかゆくなって、というものばかりでした。

去年も、患者さんで、スプレータイプの日焼け止めで、かなりお肌がかぶれて方・乾燥して肌が荒れた方、結構いらっしゃいました。

 

市販で売っている日焼け止めは、塗り心地重視になっています。サラサラでないと、売れないわけです。べたべたしたら、だれも買ってくれないわけです。

安全面やお肌に優しいかどうか、負担がかからないかどうか、なんて、企業は考えてないんですよ。売れれば、いいわけですから。

売るほうも悪いかもしれませんが、そういう「サラサラで、お手軽なのがいい」という需要がある限り、企業は、作って販売するでしょう~。これも、当たり前ですね。

買う側が、ちゃんと選ばないと。

しかも、全ての商品に、「お肌に合わないときは、やめてください」と書いてあるわけですから、調子が悪くなるようなら、止めないと。

誰にでも合う、化粧品なんて、薬でもそうですが、存在しません。食べ物だって、アレルギーがあるわけですから。

 

しかも、普段、デパートで化粧品を買ってるような方で、日焼け止めだけ、ドラッグストアの安いやつを買う方がいらっしゃって、どうして、日焼け止めだけ、一気にランクを落としますかね。。。

ドラッグストアに売っているものが全部悪いわけでもないですし、それなりのお値段するものも売ってますが、そういう場合に買われるのは、デパートでは売っていないような、質の悪い、安いやつです。

いつもドラッグストアで、全部買ってる、という方が、御用達のドラッグストアで、日焼け止めを買うのは、流れとして、わかりますが、わざわざ質を落とさなくても。。。だって、保湿の化粧水や乳液は、ドラッグストアの安いのは、恐いのか、合わない、からという理由で使っておられないわけなのに。。。

日焼け止めは、ホントに質の悪いものを塗ると、これは、ホントに肌に悪いです。しかも、紫外線カット効果は、全然ない、という。表示自体がウソなわけです。

 

昔、「SPF150」とかわけわっからん日焼け止めがドラッグストアで売っていたの、覚えていらっしゃいますか?

SPFが高いほうがいい、ということで、いろんなあやしいメーカーが競うように、わけわからん数字を勝手に表示したんです。消費者センターで調べたら、ちゃんとしたメーカーのSPF30もなかったという。。。

まあ、よくある話です。

脚なんて、やっすい日焼け止め塗るくらいなら、ストッキング履いてるほうが、ずっと紫外線カットできるわけです。

ホントに、安物なんて、表示、ウソだらけですよ。検査もちゃんとやってるわけ?と私は、ハナから信じていません。

 

先日、ドラッグストアに行ったついでに、ウワサの日焼け止めスプレーのテスターがあったので、試してみました。

確かに、昔のよりは、ムラになるのも少ないし、白くならないし、塗った瞬間、以前みたいな不快感はありませんでした。

ほとんどが、コーセーでした。

 

さっき、ネットで、検索しましたが、日焼け止めスプレーを出しているメーカーで、ちゃんと肌のこと考えてる?というメーカーは、私の知る限り、ありませんでした。1社ずつ調べられば、ちゃんとしたメーカーもあるのかもしれません。ただ、ほとんどがドラッグストア御用達のメーカーですかね。安さとお手軽さ、最優先、ですね。目的が違うわけです。

 

仮に、どんなに質のいい日焼け止めスプレーだったとしても、常識的に考えて、圧倒的に量が足りません。

だって、そうでしょ?日焼け止めクリームを、自分で塗る時に、チューブから出す量を考えてください。

同じだけ、そのスプレーで出すなら、何分、出しっぱなしにしますか?ということです。

ず~っとボタンを押していないと、同じ量にはとてもなりません。全然足りないわけです。

足りない、ということは、紫外線カットなんて、全然してないわけです。

 

あやしいメーカーはさておき、一体、コーセーは、どうやって、このスプレーを「SPF50 PA+++」と判定したのか、先ほどHPで確認しましたが、どこにも、その記載がないです。。。。

。。。びっくりしました。

ちゃんとしたメーカーは、必ず、どうやって測定したのか、その結果、SPF50です、ということが記載があります。SPF50になる、条件ですね。

ちなみに、資生堂は、必ずあります。

海用のアネッサだって、「耐水テスト80分」と表示があります。(他のメーカーでは、そうそう耐水時間まで記載はないです。)

資生堂の場合、化粧品の全成分がHPで見れるようになっているし、そういう注意事項が全部表示があります。

パッケージの裏に書いてある注意事項は、HPにも書いてあるわけです。

だって、そういう消費者にとって、デメリットや条件って、HPにも書かないと、卑怯ですよね。

(かなり有名化粧品メーカーでも、全成分はネットで見れないようになっていたりします。パッケージには書いてありますけどね。これは、法律で決まってますから。)

まさか、コーセーが書いていないとは。。。ネットで見れると思って、ドラッグストアでは、そこまで見ませんでした。次、行ったら見ておきますが、スプレータイプで、SPF50まで効果を持てせるのに、一体どういう表示になってるんでしょう。

(パッケージにも表示なかったりして。。)

 

日焼け止めって、かなり油分が多いです。だから、昔の日焼け止めは、どれもベタベタして、塗ると、かなり気持ち悪かったわけですが、品質改良されて、かなりサラサラのモノが出てきて、(だから、乾燥したり、カサカサしたりする商品があるわけですが。。)いろいろですよね。

それだけ、油分の多いものをスプレーする、というのは、かなりの技術がいると思います。霧吹きで、水をスプレーするのとは、わけが違う。ノズルが詰まっちゃうんです。

 

SK-Ⅱの、エアタッチファンデーション、って使ったことありますか?あれは、ものすごい発明だと私は思うんですが、ホントにキレ~イにつくんです。

 

塗るのがめんどくさい、塗り直しがめんどくさい、となった結果がそれです。手間暇を惜しんでもダメだし、「美は1日にしてならず」。

また、超~乾燥肌の人の中に、「ベタベタするから、嫌だ」という方がいて、ベタつくからこそ、保湿の役割をしてくれてるのに、サラサラだと保湿にならないでしょ?!と、わかってないな~、とため息の出るようなことを言われるので、困りますね。

そうやって、サラサラするものばっかり塗るから、お肌はガッサガサで、粉吹くどころか、皮がボロボロめくれてるわけでしょう~。

それでいいなら、一生、「サラサラでないと、塗りたくない」と言ってなさい。

保湿の意味が、完全にわかってないです。

水分なんて、すぐに蒸発するんです。

化粧水だけで、保湿は足りる!という方がどれだけいますか?自給自足で、自分の皮脂が出てくれる、脂性の方がいいですが、脂が足りないんだから、補うしかないわけです。

乳液にしろ、クリームにしろ、油分の多いほうが、蒸発するのに時間がかかりますから、保湿効果が上がります。

 

だから、乾燥肌の方が、まして屋内、しかも空調の効いているところで使うなら、しっとりタイプの日焼け止めでないとダメだし、汗をかくなら、汗に強いか、ウォータープルーフでないとダメだし、少量をうす~くのばすんじゃなくて、たくさん(と言っても限度がありますが)塗らないと、本来の日焼け止めにならないわけです。

それは、スプレーでは無理だと、私は思います。

だから私はスプレーは買いませんし、仮にもらったとしても使いません。

使うとしたら、焼いてもいいや、と放棄したときでしょうか。

効果がそれほどなくても、塗らないよりは、UVカットはマシ、ということはありますが(あくまで、塗らないよりは、という最低のことです)、そのたかが「マシ」のために、お肌、がさがさのぶつぶつのボロボロですよ。

楽して、ちゃっかり、なんて、そんな世の中、甘くないです。

美肌になりたいなら、普段のスキンケアに、ちゃんと手を抜かない、というのが、大前提です。

でも、スプレーは必ず電池のいる電化製品扱いだし、詰め替え用も、開封して古くなると(セッティングしてあるものも、古くなると)ダマになって、全然キレイにつかないんです。スプレー前に、揉んで、ダマを減らすようにするしかないんですが。。。

お値段も、他のファンデのことを考えると、高いですよね~。

 

それだけ高いSK-Ⅱでもってして、その程度なんです。油分をスプレーするのは大変です。

ドラッグストアの安いやつ、一体、何が入っているんだか。。。

スプレーしやすい、ということは、かなりのサラサラなので、1回2回使うくらいなら、まだしも、毎日、しかも頻繁に塗りなおす、となると、まあ、お肌はがさがさになるでしょう。

まだ使う場面が、梅雨以降の、湿度の高い、屋外であれば、せめてまだしも、いまだ乾燥している今とか、エアコンの効いた屋内で、そんなサラサラタイプを使って、お肌に負担にならない人って、そうそういないと思います。よほどの脂性でないと無理でしょう。

 

すみません、さっき気付きましたが、ゴールデンウィークの診療のお知らせ、HPに載せていなかったですね。。。自分では、とっくに載せたつもりでした。。患者さんからのお問い合わせが多いな~、と不思議に思ってましたが、申し訳ありません。。。

もう遅いかもしれませんが、基本カレンダー通りです。

5月1日は、通常通り、診療しておりますが、5月2日は、水曜日なので、お休みとさせていただいています。申し訳ありません。

急に、キャンセルが出る場合もございますので、予約が空いていなくて断られた場合でも、当日に一度お電話いただけましたら、空きが出る場合もございますので、よろしければお電話ください。

 

さて、クレ・ド・ポーのカウンターの続きです。

久しぶりですっかり忘れてましたが、化粧品カウンターというところは、コットンを使って、お肌を擦られるところでしたね。。

たまの1回、擦られたからと言って、いきなり肝斑になるわけではありませんが、やはり私としては、いやだな~。。。まあ、仕方ないです。

 

そうそう、お手入れを聞かれたんでした。。。

私は、病院に行く以外のところで、職業を聞かれても、濁してあまり言わないことが多いです。

言ってダメではないんですが、言ったら、相手の方の態度がコロッと変わることも時々あって、(露骨に営業をかけてくる方もいます)その人となりがわかって面白いのは面白いんですが、診察をしてほしい(その場で、本気で)みたいな方もいて、完全にオフモードになっている時とかは、感覚が違ってる時がありますが、いきなり仕事モードには戻せないんですね~。そこまで器用ではありません。

親しい方で、リラックスしてる時は、家族の相談と同じですから、大丈夫なんですが、あまり知らない方(とくに、販売関係で、相手が売り手の場合とか)で、いきなり振られても、私はついていけません。。。

見た目が全然医者(というか、キャリアウーマン(ちょっと古いですか。。?仕事をしている女性、という意味でとらえて下さい)に見えないらしく、かといって専業主婦にも見えないらしく、中途半端な見た目らしいんですが。。。医者とばれると、びっくりされることもほうが多いです。ばれても、ひとつの職業として、そのまま流して、態度の全然変わらない販売員さんは、私からしたら、好感が持てます。

 

話が飛びましたが、化粧品のオネエサンが私に、私に、「どんなお手入れをされてるんですか?」と聞くので、嘘つくわけにもいかないか、と「化粧水と乳液と美白エッセンスです。」(ナビジョンの基礎化粧品に、エクイタンス®にエラスチダーム®にGGエッセンスに、と実は結構使ってますが、全部言うと、「こいつ、気になることないって言っておいて、たくさん塗ってるやん!」と不快に思われるといけないので、美白エッセンスだけ言って、あとは黙っておきました。

 

クレ・ド・ポーの基礎化粧品を、ひとつずつ説明してくださいます。私は脂症なので、化粧水はさっぱりタイプを選ばれました。

クレ・ド・ポーは、さっぱりタイプでも、しっとりタイプと保湿成分の量は同じとおっしゃってました。

「これには、直接毛穴に働きかけて、引き締めてくれる成分が入っているんですよ~」

。。ん?グリシルグリシン?クレ・ド・ポーは、化粧水にも入れてるの?そりゃ、高いはずだね、と思ったので、オネエサンに、「グリシルグリシンですか?」と聞いたら、オネエサン、固まっちゃいました。。。「????」

「成分ですか?ちょっとお待ちください!」とすぐさま、パッケージを取りに行かれます。

一緒に、パッケージの裏の成分表をのぞきこみます。

クレ・ド・ポーの成分表をちゃんと見るの、初めてかも。。(基礎化粧品は使ったことがないので)

ほ~、ほ~、と思ってみていたら、オネエサンがいろいろ並ぶカタカタを、噛みながら、読み上げてくれました。

今、読み上げているのは、グリチルリチン酸ジカリムで、グリシルグリシンとは別物だよ。。。と突っ込みを入れながら、最後のほう~に、「グリシルグリシン」、ありましたっ!

ちょびっと、入れてるんですね。なるほど。でも、私はナビジョンのGGエッセンス(もっと濃い~の)使ってるので。。

「グリシルグリシン」は、資生堂が毛穴の縮小効果があるのを発見したのに(そのはずです)、社員は、そんな名誉なこと、知っておかないと~。これから、勉強するのかな?そこまで、教えないのかな?

で、そのあと、クレ・ド・ポーの、あの高~い基礎化粧品(知ってますか?化粧水やクリームが何万円もするんですよ?!)を、コットン(!!)で、ご丁寧に、マッサージしながら、引っ張り上げるように、塗って下さいました。。。

あまり長くマッサージをされるようなら、止めようかと思いましたが、言おうかな、と思った瞬間、やめてくれたので、言わずに済みました。

でも、あれですね、化粧品会社は、資生堂に限らず、いい加減、化粧品を引っ張りながら塗るのを止めないといけませんね。

引っ張ったって、上がんないっちゅーのっ!重力があるんだから、手を離した瞬間に、落ちるでしょ?

カウンターやCMやTVで、そうやって、引っ張るから患者さんが皆真似して引っ張って、摩擦を起こして、肝斑悪化させたり、キメを荒らしたり、皮膚を伸ばすから、余計タルんでしまって、ホント、ろくでもありません。

皮は、引っ張って、伸ばしちゃうと、10代じゃないんだから、戻らないですよ。10代でも、ずっと伸ばしてると、皮膚って、伸びちゃいますからね。その分、たるむだけです。

しわ・たるみが良くなるから!と呪文のように念じながら、毎日毎日、朝晩引っ張り上げるという。。。これはもうね、一種の「美肌教」という、新興宗教ですね。

お金を巻き上げて、どんどん美肌とは遠ざかっていく、という、美肌とは逆のことをどんどんさせていくわけです。「より美肌になるために」とお布施(お金)を積んでいくわけです。。

もうすべての化粧品会社とエステは、引っ張るのは、止めて下さい。お願いします。

初診の患者さんで、カウンセ中に、ずっと顔を触っている方って、2割ほどいらっしゃって、そのうちの半分くらいが、皮膚を引っ張り上げたり、手で上に押したりされています。

こういう方が、肝斑治療をしていくとなると、完全に止めていただくのに、かなりの時間がかかるんですが。。無意識で、もうクセですからね。。遅い方で、3~4か月かかります。自覚がないから。。初診カウンセ中からも含めて、何度も注意しますが、なかなか治りませんね。治らないと、それだけ、良くなるのに、お金と時間はかかります。。仕方ないですね。。

 

引っ張られながら、「どこのメーカーのをお使いですか?」

化粧品営業の核心ですね。これを聞いて、どれくらいの価格の化粧品を使っているのか、調査されているわけです。

100均やスーパー・ドラッグストア(の安めのやつ)の化粧品を使っている方に、クレ・ド・ポーを勧めても、ケタが違いますから、無理して営業かけても、嫌われるだけですし、どう営業しようか、試案のしどころですね。

私に、「どこの?」と聞かれたら、嘘はつきませんから、「。。。資生堂です。」

「まあ!ありがとうございます!どのブランドですか?」

「(知らないだろうけど)ナビジョンです。」

「???」

「クリニック専用の資生堂の化粧品なんです。」

「美容院ですか?サロン専用ですか?」

「・・いえ、クリニックです。」

「……知りませんでした。勉強しておきます。。。。」

普通の社員さんは、ナビジョンの存在を知らないと思います。社販でも買えないはずです。(きっと)

だから勉強しなくていいですよ~。

 

クレ・ド・ポーの使い心地は、確かにいいですが、私はナビジョンが好きだし、何か新しいものが登場してこない限り、当分、ナビジョンだな~、というのが私の実感です。

ゴージャス感や見た目のきれいさよりも、私は、成分にこだわります。

ただ、ナビジョンは、クリニックに来ないと買えないので(うちは、必ず診察・カウンセが必要です)、お気軽にナビジョンに近い成分を使いたいなら、クレ・ド・ポーは、ひとつの選択肢です。(ちょっと中身、違いますけどね。)

 

最後に、いよいよメイクを仕上げていただいて、「ほら、どうですか~?」と。ここで初めて、オネエサンは、私から鏡が全く見えていなかったことに気づかれました。

「申し訳ありません!!気付きませんで!!」

頑張ってる姿と、可愛らしさと初々しさで、オッケーですよ~。最後に見せてくれれば。これに気付いて、次のお客さんから、気をつけられるでしょう~。接客は実践が大事ですものね。

口紅を買うだけのつもりでしたが、ついでに、アイブロウのカートリッジがなくなってることを思い出して(ホントは、違うのを使っていたんですが、やっぱりクレ・ド・ポーのが使いやすくて、良かったことを思い出しました)、ついでにそれもお願いしました。

さっき、美容院で読んだ、「VOCE」で、観月ありささんが、クレ・ド・ポーのマスカラをご愛用中と載っていて(ホントかどうかは知りません。今、観月ありささんは、資生堂とスポンサー契約をされていますから、愛用の化粧品は、すべて資生堂になります。)、ちょっと前に、患者さんから、パンダにならないからと教えてもらって買ったマスカラが、私には、夕方、パンダになってしまって。。(よくあくびするから?)パンダにならないマスカラ、欲しいな~、と思っていたところでした。

そのマスカラを思い出し、オネエサンに、「クレ・ド・ポーのマスカラって、滲みにくいですか?」と聞いたら、太鼓判のお返事です。(営業ですものね)

クレ・ド・ポーのマスカラは、新しくなったそうで、今までのいろんな種類に分けられていた成分は、全部1本に混ぜられたそうです(ボリュームアップもできて、カールも持続する、って感じでしょうか)。

「ウォータープルーフなので、専用クレンジングで必ず落としてくださいね。専用クレンジングは、お持ちですか?」

この子、営業に抜かりないですね。さすが、資生堂です。教育が徹底されています。短期間に、ここまで仕込まれるわけですか?すごいですね。

「持ってるから大丈夫です」

(かなり以前に買った、これもクレ・ド・ポーのポイントメイク専用リムーバーがありますが、私はあまりアイメイクの濃いのをしませんので、あまり使いません。石鹸洗顔で落ちないと、わりとそのままです。アイメイクが濃い方は、目元はかなり沈着しますから、ちゃんと落とさないとダメですよ。)

 

ちなみに、このマスカラ、かなり優秀!最近のランコムやディオールは知りませんが、何度、メイク雑誌の、絶対パンダ目にならない!滲まない!という、ライターの言葉に踊らされたか。。。ディオール・ランコム…滲むやん?(しつこいようですが、今のは知りませんよ。)

ホントに、朝つけて、一度も滲みませんでした。あくび、何回しても。

これは、ラッキーな発見です!普段、「VOCE」は、若すぎて読みませんが、読んでみるもんですね~。

まあ、その人の涙の量とか、メイクとの相性もありますけど、一度お試しください。

資生堂の一番いいところは、日本人の肌を知りぬいているところです。歴史も長いので、化粧品メーカーで、日本人のデーターは一番持っているメーカーだと私は思ってます。

いい部分は利用して、踊らされないようにする、というのが、理想の化粧品の買い方ですね。

先日、美容院に行った時に、髪の毛が顔についたのを取ってくださる時に、お化粧直しもしてくださり、その時に、クレ・ド・ポーの新色の口紅を付けて下さいました。その時に、色がきれいだったので、久しぶりにクレ・ド・ポーのカウンターに帰りに寄ってみました。

 

化粧品をデパートで買うのは久しぶりかも。。。

ファンデーションを買う時に、ちょっと気になったのを試して、欲しいものを一緒に買ったり、試し買いしたり、とかはありましたが、ここんとこ、ファンデは、ナビジョンのビューティープロテクトUVクリーム(クリニック専用化粧品のBBクリームと思ってください)を使っていて、それが切れてからは、それを使う前に使っていた、クレ・ド・ポーのファンデが開封したまま、放ったらかしだったので、残りのファンデを使っているところです。

この使いさしのファンデがなくなったら、ナビジョンのに戻すつもりです。だって、楽なんだもの~。患者さんからも、大好評のBBクリームです。色が1色しかないので、全員の方に絶対合う!というわけではありませんが、資生堂が新しい色を出してくれるまで、私は我慢して使うことにします。

マメにライムライトをされている、うちの患者さんだと、私よりも肌色が白くて、その方々は、この色では、少し暗いので、透明タイプの、スキンケアプロテクトUVを塗って、その上からご自分のファンデを塗っておられます。

。。あ、でもまだ家に、去年、汗に強いファンデが欲しくて、イプサのファンデが残っていたっけ。。。あれも、開封しちゃっているので、使わないといけませんね。。

さて、化粧品のカウンターは、ほんとに久しぶりです。

美容室のオネエサン(と言っても、かなり私よりも年下ですが。。)に、口紅の色番は教えてもらっていたので、ばっちりです!

 

カウンターで担当してくれることになったオネエサンは、多分新人さんで、ピッチピッチかと思いました。入りたて?かしら。。

(新人さんじゃなかったら、ゴメンサナイ・・。初々しかったから、てっきりそうかと。。)

元気があって、可愛らしいですね。おそらく、年齢は、私の半分くらいでは。。。?

口紅の番号を言って、欲しい旨を伝えると、「他のお色もご覧になられますか?」と。

その子の感じも良かったし、頑張ってるな~、という感じだったので、ついでに見ておこうと、お願いします、と言うと、「せっかくですから、お化粧を少しだけ落として、お肌の水分量とか見て行かれませんか?」

。。出ました!化粧品カウンターの営業の始りです。お決まりのコースですね。ただほど怖いものはないわけです。

ただで、お肌の調子なんて、見てくれるわけ、ないんですよね~。(まあ、何を勧められたって、断ればいいわけですが。。。)

 

カウンターが久しぶりだったから、ちょっと時間あるし、見ておこうかな、と思い、お願いします、と言いました。

ホホを落とせば、さらに、紫外線のダメージやシミの程度がわかりますが、とおっしゃるので、(UVカメラ:白黒で、隠れジミを見るやつです。 かな?と思っていたら、違いました)、それもお願いしました。

ホントは、化粧全部を取って、さらにお肌をみたいようなことをおっしゃったんですが、それはさすがに時間がかかりすぎますから、お客さんで、練習(というか、本番)をしたいのはわかりますし、手伝ってあげたいですが、そこまで時間はないので、ホホだけでお願いしました。

まず、資生堂独自の、クレンジングウォーターのようなもので、化粧を落とされます。これが、無茶苦茶きれいに落ちるんですよ~。中身は何かわかりませんが。。。ふき取り専用クレンジング、洗い流し不要ってやつです。販売できないくらい、界面活性剤が入っているんでしょうか。。それとも、原価の問題?う~ん、謎です。。

(イプサも似たようなやつなんですよね~。若い時、イプサで、このクレンジングウォーターは売ってないんですか?欲しいんですけど、と言ったことがありますが、今はどうでもいいです。。イプサは資生堂と親戚関係みたいな化粧品会社だったと思います。子会社でもなく、分家みたいな。だから、コンセプトは違いますが、使っている成分とかは、似ているんだと思います。私信ですが。。)

 

ああ、その前に、髪の毛を止めたり、バッグとか荷物に、汚れないように布をかぶせてくださいます。

私の前に、鏡を置いて、セッティングですが、鏡は、全く、私には見えません。。。角度とかわかんないんだね。仕方ないね。。まあ、最後に鏡見せてくれたらいいよ~、と黙っておきました。

 

さて、お化粧を落としてる最中に、「お肌で、何が気になりますか?」と。。

マニュアル通りです。

ここで、「あれが、これが、気になる」というと、話も長くなるし、たっくさんの化粧品を勧めてこられるので、欲しいものがない限り、ここで、まともに返答してはいけません。断る勇気というか、いりません、とはっきり言える人は、言ってもかまいませんが、断れない人は、答えてはいけません。

私は、断れますが、時間がかかるので、いつも、「気になることはありません」と言います。(問診票のチェックシートにも何もチェックを入れません)

化粧品の販売員の人からしたら、そんなこと言う客、いね~よ、なんか気になるだろう~という感じでしょうが、言ったところで、化粧品の営業をされるだけなので、まあ、勘弁してください。

(メーカーや担当者によっては、「えっ?!」みたいに聞き返されたり、「何も気にならないんですか?」とまで聞きなおされることが、たまにあります。

その場合も、「何も気になりません」(というか、気にしてません)と言います。

(この人、鈍感なんじゃない?とか。ちょっとは気にしたら~?と思っているかもしれませんね。)

「気になることはありません」と言うと、たいていの販売員さんはちょっと引かれます。。「。。そうですか、きれいなお肌をしていらっしゃいますものね。。」と言うしかありません。この時も、言って下さいました。

(とりあえず、こいつ、おかしい、と思っても、何でもいいから、お客さんを褒める!販売の基本ですね!!すばらしいですよ~。)

 

テキパキと作業を進めていかれます。

うちにある、ダーマスコピー(皮膚を拡大してみるレンズのようなもの)みたいなカメラをお肌にあてて、ピッ、ピッ、と計測されていきます。

いつもこれ、スゴイな、と感心するのは、資生堂の、(イプサもですが)、おそらくデパートのカウンターには、何台も設置されていて、おまけに、小さなパソコンもそれぞれついていて、登録もできて、(端末がどこまでつながっているのかは知りませんが)、すっごくコンパクト!なのに、いろいろ調べられる、という、優れもの!

。。。これ、1台、一体いくらするんだろう。。その上、全国に何台あって、総額、これだけにいくらかかっているんだろう、と驚愕です。。

きっとね、えげつなく、高いはずです。みなさんが思っているよりも。。と思ったけど、そこまで、ちゃんと調べてるわけじゃないか。。じゃあ、やっぱりパソコンくらいのお値段かしら。。。

資生堂以外の化粧品メーカーでも、こんな、似たような器械は置いてありますが、そんなたくさんの台数はないし、ここまでの、コンパクトさと、技術はないかも。。。

さすが、資生堂ですね。資金(技術もね)が違いますね。

しかも、スタッフ全員に、全部研修を済ませて、ある程度のレベルに達したから、現場に立たせているわけで、「すごいな~」と感心します。若いのに、敬語もちゃんと使ってるし、立ち振る舞いから、自分たちのヘア・メークまで、教育が徹底してますね。(デパートに限るのかな。店舗によって、店長の方針とかで、差はあるかもしれませんが。。)

 

さて、お肌の結果です。

シミは少なかったです(そりゃ、そうだろ)。でも、UVカメラで見てるのではなく(UVカメラだと、ちゃんと全部化粧を落とさないとね。デパートのカウンター全部にあるのかは、知りません。ここでもできるのかも、知りません。)、そのレンズで、、肌の色の明るさを見てるだけの、簡単な判定のようです。

寝不足もあり、血行は悪かったようで、これは、これは何で(具合的な判断方法)調べているのかな、と、オネエサンに聞いてみることにしました。

「その血行の良い悪いは、どうやって調べているんですか?」

「 ?? この器械で、今測ったんですよ。」  (。。。わかってるがな。。。吉本か!と突っ込みたくなりました。)

「その器械で、何を測定して、血行を判定しているんですか?赤みですか?」

。。。突っ込みすぎたようで、青さか黒さかなんか言った後に、「気になられるんだったら、会社のほうから連絡させますが。。。」

(エライっ!模範解答ですね。自分がわからない場合は、わかる人から連絡させます、という姿勢が大事ですね~。よく咄嗟に言えましたね~。エライです~。教育が徹底されてます。さすが、資生堂!

化粧品の調査も兼ねて(単に自分が欲しいだけ、という時もありますが)、自分でもいろいろなメーカーのカウンターに行くことがありますが、資生堂は、担当者の方のあたりはずれが少ないメーカーかな、と思います。全ブランドを回ったわけではありませんが。。

デパートに入っているようなブランドであっても、ひどいところはひどいですからね~。とくに、欧米系のブランドメーカーは、資生堂の接客と真逆とまでは言いませんが、勘違いしている販売員さんもいますね。感覚が、欧米人というのか、いわゆる日本の接客の教育はされていないような。。。もちろん、そのメーカー全員がひどいわけではないんですが、あたりはずれが大きい!営業の質というか。。それだったら、カウンターで買わなくても、ネットで買うよ、となっちゃいます。

資生堂全員が好感度がいいわけではありませんが、はずれが少ないし、はずれにしても、そのレベルが、他社よりも高いと思ってます。私の独断と偏見ですが。。。

。。いえ、ただの興味なんで、もしオネエサンが知っていたら、教えてもらおうと思っただけで。。。「そこまでしなくて、いいですよ。」とお返事しました。

 

キメは、実は私は悪いんです。測る場所にもよりますが、私は、時々ピーリングをしますから、キメは荒れがちかな。。あと、いろいろ試さないといけない化粧品や薬もあったりしますから、まあ仕方ないですね。最近、私でも乾燥する季節ですし。。

 

「普段は、どんなお手入れをされていらっしゃるんですか?」

。。キターっ!!営業開始ですねっ!!

 

オネエサンの営業は、まだまだ続きます→つづく②へ

 

注:オネエサンは、もう少しちゃんとした敬語を使っておられます。私が敬語の話し言葉を書くのがめんどくさくなって、一部はしょってます。敬語の教育は、ホントにちゃんとされていますよ~。頭が下がりますね~。ぜひ、参考にさせていただきます。

 

 

もう4月ですね~。先週半ばくらいから、外国人観光客の方が、急に増えましたね。

震災以降、めっきり観光客、特に外国人の方が激減していると聞いていて、実際、街中で見かける外国人観光客を全然見かけませんでした。

今は、団体でいらっしゃいます。京都の観光も、いよいよ復活でしょうか~。ちょっと桜には、今年はまだ早いのかな。京都も、混む時期到来ですね。ますます、おいしいお店の予約は取りづらくなりますが。。いいお店の予約は、ホントにお早目に。

 

さて、4月のキャンペーンです。

お知らせが遅れて、申し訳ありません。今日まで、まだ内容が決まっていなかったので。。半ばから考え始めてたんですが、ちょっと思考を止めている間に、アッ!と言う間に、3月が終わってしまいました。。。

 

まだまだ乾燥の季節は、梅雨の頃まで続きますが、ちょっとひと段落でしょうか。でも、保湿強化月間は、まだまだ続きますよ。

鼻の毛穴の汚れ・つまりでお悩みだった方、お待たせしました!

ケミカルピーリング解禁!ってことはありませんが、Tゾーンが脂性の方であれば、たまに鼻くらいのピーリングをそろそろやってもいいかもしれません。というより、もう待てない、っていう感じでしょうか。

診察して、ピーリングをやってもいいかにもよりますが、鼻のサリチル酸マクロゴールピーリングとジェネシスとの夢のコラボのキャンペーンです。

毛穴掃除した後に、ジェネシスで引き締めていこう、というキャンペーンです。

でも、ピーリング後は、普段以上に、保湿に気を付けてくださいね。あと、ピーリングをされる予定であれば、ピーリング前に、お肌に負担をかけるようなことは止めておいてくださいね。お肌が傷んじゃうと、当日楽しみにしていたのに、できないこともありますから、ご注意を。保湿もたっぷりしておいてくださいね。

 

毛穴の開きが気になるのは、むしろこれからなので、ナビジョンのGGシリーズのキャンペーンも、今回はお試しというより、普段使いの方用のセットキャンペーンで、イオン導入まで付く本格派です。

 

毛穴だけでなく、4月は、もう夏と紫外線は同じ、と思って過ごしていただくほうがいいので、紫外線対策・ホームケアの強化をお願いします。

シミ対策ということで、トラネキサム酸のイオン導入をしていただいた方には、ナビジョンのTAマスクを10%オフでお求めいただけます。

この10%オフは、1枚からのお試しでも、1パック5枚入りのでも、今回は、両方ともキャンペーン対象です。

一度、試してみたかった方は、チャンスですので、どうぞお試しを。肝斑セットをされている方は、このTAマスクのキャンペーンは、対象となります。

もちろん、日焼け止めキャンペーンも、再登場です。

塗り直しの回数は増えてくる、今日この頃。日焼け止めはいくつっても、足りませんね。

光・レーザー治療の方は、これを機会に買いだめのチャンス?かもしれません。

 

タイタンジェネシスのキャンペーンを1個、考えていたんですが、今日、クリニックでいろいろ実験を試みましたが、う~ん、という感じで。。。(無料で、追加する特別な設定、というのを実験してました)

悪くはないけど。。。恩着せがましく、無料でおつけします!と言われるほど、効果が違うのか、と言われると、そこまではっきりわからないよね。。。と言う感じだったので、こちらは、保留です。

いろいろ実験を続けますね。途中でも、いい結果が出たら、キャンペーンに途中参加するかもしれないし、来月のキャンペーンにするかもしれないし。。。未定です。乞うご期待!

 

お知らせでもお伝えしていたレディエッセの0.8ccのほうですが、1本が¥63.000とお求めやすくなりました。もうちょっと追加したい時とか、鼻を少し、という時には最適です。

ただし、こちらは、2本目か、光・レーザー治療をしている方限定です。ようは、つまり再診の方になりますかね、大半が。全くの初診の方は、ご購入できません。2本目から、です。

理由は、もともと、うちの注入系は、光・レーザー治療をされている方のために、価格設定がしてある(初診の方でも、適応があれば、もちろんできます)のと、発注している数も、それに合わせています。

特に、0.8ccのほうは、それほどたくさんは仕入れてはいませんので(今、されている方々のご要望などに合わせて発注したので)、0.8ccの新規の方ばかり増えると、、発注が追いつかないことがあり、せっかくの2本目や再診の方の分が、やりたい時にない、ということになる可能性が高くなるため、当分は、初診の方は、お断りさせていただきます。申し訳ありません。

再診の方でも、0.8ccの人気が高くなり、大目に発注する、となったら、初診の方もOKとさせていただきます。しばらくは、様子を観させてください。気になる方は、この機会に、ご相談ください。

 

 

クリニック専用化粧品のナビジョンは、製造しているのは、資生堂ですが、販売しているのは、岩城製薬という製薬会社です。

先日、岩城製薬の担当者の方からお聞きしたんですが、私のブログを読んでいただいている、どちらかのクリニックの奥様が、ナビジョンが欲しいから、岩城製薬に問い合わせをされたそうで。。。

ナビジョンは、クリニック専用化粧品ですから、院長であるご主人が、発注されれば、クリニックであるので、仕入れは可能なわけです。

でも、ちょっと考えてみてください。

どうして、クリニック専用化粧品なのか。。。?

普通の市販されている化粧品と、どう違うのか?

 

クリニック専用化粧品の場合、普通に考えて、診察・カウンセリングをするのは、ドクターです。だからこそ、メーカーは、安心して、きつい成分も配合することができるわけです。(責任は、販売したドクターにありますからね。)

(クリニックによっては、ドクターがあまり化粧品とか興味がなくて、ナースや受付などの、ドクター以外の女性スタッフにまかせているところもあるかもしれませんが。それは、ただのいい加減で、責任の所在は、院長であるドクターです。

ひどいところは、全く興味もなくて、勉強会にも参加しないし、クリニック用の説明書も読まずに、スタッフ任せのクリニックもるでしょう。患者さん側からは見抜けないかもしれませんが、そういうクリニックから買うこと自体も勧めませんけれど。)

市販の化粧品を、販売して、何を買っていいのかわからない時に説明して、お勧めを紹介してくれるのは、市販の場合は、カウンターのオネエサンですね。もちろん、一般の方です。化粧品のある程度の知識をお持ちではありますが、ドクターと比べて、皮膚の知識

薬剤の知識は、違うと思います。まあ、当たり前です。

そして、何より違うのが、クリニック専用化粧品の場合、やはり成分が市販品よりも強いのが入っていたり、その分の副作用があったり、と誰でも使える成分ではないことがあります。

それでも、売っていいのは、ドクターの責任で売ることができるからです。

患者さんの肌を診て、副作用の説明もし、合う合わないを判断した上で、使うことをおススメするわけです。

 

全てのクリニック専用化粧品が、副作用が市販品より強いというわけではありませんが、使い方にしても、自己流でしても、効きが悪かったりしますから、正しく使わないと、せっかくのモノも、もったいないわけです。

あと、クリニック専用化粧品だからと、期待がものすごく大き過ぎる方もいらっしゃって、あまりにも期待が大き過ぎると、使ってみても、がっかりすることもあるかもしれません。

(その化粧品について、正しく理解されていないから、層いう結果になるわけですが。。。。)

 

化粧品フリークと言いますか、化粧品マニアな患者さんって、結構いらっしゃいます。

ただ、そういう方の肌が、決してキレイではないことです。

きつい方がいいと思われている方がとても多く、まず年齢にあった化粧品を使っていらっしゃらないことと、なにより自分の肌に合った化粧品をつかっていらっしゃらないです。やり過ぎもしばしば。。。お金と時間をかけて、肌を痛めてるわけです。

そして、きつい化粧品独特の副作用で、全体にぼ~っと赤~い、キメもツヤのない肌をされてます。

アチャチャ~です。

 

ネットや化粧品会社から提供される資料だけでは、かなりの偏りと間違った情報が多過ぎて、反対派の意見も極端すぎたりと、何が正しくて何が間違っているのか、あれらの中から選んでいくのは、とても難しいと思います。

でも、ご自分では、かなり勉強されているので、お肌にいいと思って、ガンガンされていきます。

 

美容医療業界にドクターとしていますと、やはり裏事情というか、そういうことも知ってしまいますから、知識と経験と裏事情などから、ある程度の、ウソホントはわかるようになってきます。

 

ドクターも100人いたら、全員考え方が違いますから、どのドクターが正しくて、どれが間違っているわけではありません。

そのドクターなりの、信念で、この化粧品が、こういう方には合う、と思って、勧めてくれてるなら、実際使ってみるしか確認の方法はないわけですが。。

(だからこそ、いい加減なクリニックで買っても、自分のために選んでくれてるわけではなく、売上のために、勧めているだけですから、お金も時間も無駄なだけです。ヘタすると、高いお金と副作用に悩むことになります。)

 

うちのクリニックの場合だと、まずお肌を診せていただいて、その効果を、どこまで期待していいのか、メーカーが提供しているモニター写真も診てもらって(ある分だけですが)、どこまでしかできないのか、という説明と、あと、使い方と起こりうる副作用を説明します。

そのうえで、テスターがあるものは、まず使ってみて、使用感などを試していただいてから、それで気に入ったら、買ってください、とお願いしてます。

診察・カウンセを受けずに、うちでは、化粧品すら買えません。

どんなにいいと言われている化粧品でも、自分が毎日使うものですから、塗り心地が自分の好みでないと、不快感で、長続きしません。気持ちよく使える、ということが、化粧品に求められると私は考えます。

 

適応のない化粧品をいくら使っても、お金と時間の無駄使いです。

 

クリニック専用化粧品を、電話やネットで販売しているクリニックもあると聞いたことがあります。また、そのクリニックの奥様のように、院長であるご主人は、皮膚の専門でも興味があるわけでもないけど、入手可能な手段を使って、使うことは可能でしょうが、誰も、それが合うとも判断していないし、副作用の説明も受けてないし、効果的な使い方も教えてもらっていないわけです。

同じ値段を出して、買ったって、効果半減だと思うんですけど。。。ひどい時は、使い方を間違えて、副作用で赤くなったりとかもあるでしょう。

うまくいけば、ラッキーでしょうけれど。

特に、レチノール系やピーリング系は、間違った判断で、ひどくなる方が圧倒的に多いわけです。テスターも試せるなら、試したほうが絶対いいです!

 

正当な手段で購入されていない場合、自己責任はわかっているから、とおっしゃるでしょうが、合わなかった場合、本当の効果を知らずに、終わってしまうことが私は残念です。

お肌に合うことをお祈りいたします。

 

いくら、クリニック専用化粧品とはいえ、所詮化粧品は化粧品です。医薬品の塗り薬にしてもそうですが、ホームケア用は、やはりホームケアなわけです。光・レーザーー治療とは、そりゃ全然違うわけです。

そこまでの効果は、ありません。過度な期待も禁物です。説明を受けた上で、適応のあるものなら、市販のものを使うよりはいい、というスタンスで購入されるのがいいと思います。

 

久しぶりに日焼け止めの重要性の続きです。

 

よく患者さんから言われるのが、「日焼け止めって、肌い悪いんでしょ?」「SPF50って、強すぎて、肌に悪いんでしょ?」ということです。

はっきり言って、それは今まで塗ってこられた日焼け止めの質が悪いか、自分に合っていないモノを塗っているか、どちらかです。

品質のよくないモノを塗れば、お肌に負担になるのは当たり前で、またどんなに高くて品質が良くても、自分に合っていなければ、お肌の調子が悪くなるのも、当たり前です。

どんなものでも一応構わないのですが、必ず自分に合うモノを使いましょう。

(ファンデや口紅は高いブランド物を使っているのに、日焼け止めは、ドラッグストアの298円とかのすっごい安物を使っている方とかがたまにいて、私からしたら、そのお金の使い方がよくわからないんですが、298円のファンデや口紅って、そういう方って、絶対買わないし、使わないと思うんですが、どうして日焼け止めだけ安物を使うんですかね~?

日焼け止めって、そんなに日陰者?

ずっと謎だったんですが、知人が言うには、ファンデや口紅というのは、女同士、トイレや更衣室で、人から見られるものなので、見栄を張るところだそうで、日焼け止めは人に見られないから、安いモノを使う、というらしいです。。。

人からどう思われるかよりも、自分の肌にいいモノを塗ってあげるほうが、よっぽど大切だと思うんですが、価値観が全く違うんですね~。

 

せめて、もう少し、高いのを買いませんか?

 

どんなモノが合うのかわからない、と言う方へ。

 

まず、塗って気持ち悪くないものです。

塗って気持ち悪い、ということは、体が止めて!と言っている信号だと、私は思います。

まあ、気持ち悪いモノを、誰も塗り直ししようなんて、思いませんし、使わなくなりますしね。

塗って気持ちいい、までいかなくても、これくらいなら、塗ってやろうかな~、塗りやすいや、と思えるモノを使ってください。

次に、塗っても、カサカサしない、乾燥しない、かゆくならない、ブツブツが出ない、これらの条件を満たすのは、絶対当たり前です。

このうち1個でもあれば、その時の貴女のお肌には、合っていない、と考えていいと思います。

そのうえで、SPF50を買うのか、30を探しているのか、ウォータープルーフなのか、汗に強いと言う程度でいいのか、まず、TPOというか、どういう場面で使うのか、から考えます。

紫外線吸収剤は入っていていいのか、ないほうがいいのか。

紫外線吸収剤でかぶれる方は、ないのを使わないといけませんが、かぶれない方が、わざわざ吸収剤の入っていないのを使わないといけない、ということはありません。

その入っていない商品が、気に入って使っておられるなら、構いませんが、吸収剤が入っているほうが、塗りやすかったり、紫外線カット効果が高かったりと、いいことがあります。

吸収剤が入っていても、合うヤツを塗れば、問題ないと思います。

 

後は、しっとりタイプか、さらさらがいいのか、などなど、それと塗り心地の好みですね。

(夏の湿度の高い外で使うなら、サラサラタイプでもいけるでしょうが、クーラーの効いている室内で、サラサラタイプを使うと、乾燥する方が続出するので、ご自分に合うのを使いましょう。

外用と、室内用に分けてもっておくと、使いやすいですが、使い分けがメンドクサイという方は、しっとりタイプを一つ用意されておくのが、一番お肌にはいいと思います。

しっとりタイプも、商品によって、感触はいろいろなので、試してみるしか、合うのを見つける方法はありません。)

SPF30くらいまでで、ウォータープルーフでなくてもいい日焼け止めは、クリニック専用の化粧品でなくても、デパートの化粧品売り場で探せば、お気に入りのメーカーでもあるかもしれません。

(7千円も1万円もする日焼け止めは、要らないんじゃない?とは思いますけど。

好きで塗られる分にはいいですが、塗り直しが必要ですから、量が結構いります。また、日焼け止めはケチって塗ると、効果が減ってしまいますから、ある程度気にせずたっぷり使おうと思えるモノのほうがおススメです。)

100均とかドラッグストアの店頭で安売り山盛りにされているような安物は、ダメですよ。あれは、誰でも続けてれば、お肌は荒れたり、痒くなると思いますよ。ガッサガサにもなりますしね。

そりゃ質は良くないでしょ。

だって、化粧水や乳液で、そこまで安いのって、あんまり皆さん使わないでしょ?それから考えたら、どれだけ質が良くないか、わかりそうなものだと思うんですけどね。。

私も使ったことがありますが、(夏の手や腕用に、昔買いました)しばらくしたら、カサカサになって、その後も使っていたら、痒く赤くなりました。早っ!こんなに早く負担になるとは思いませんでした。 

 

日焼け止めの大切さが、昔よりは注目されているので、各メーカーから、ここ数年、どんどん使いやすい日焼け止めを出してくれてますね。

毎年、進化というか、塗りやすく、便利なモノが出て来てると思います。

お気に入りのメーカーで、使いやすいモノがあれば、そういうので十分なんですが、デパートで売っている日焼け止めのほとんどは、ウォータープルーフではありませんから、要注意です。

汗をかいたら、もう効いていないと思ったほうがいい。

「これ、ウォータープルーフじゃないんですね?」と店員さんに尋ねると、「でも、かなり汗に強いから大丈夫ですよ!」と平気でウソをつきます。

手書きのポップにまで、「ウォータープルーフ!」みたいに勝手に書いていることもあって、「あれっ?これ、ウォータープルーフだったっけ?」と商品の表示を見ると、そんなことはどこにも書いていません。。

また、平気で、「12時間塗りなおさなくていい」とか大手ブランドでも平気でウソをつきますから、えげつないです。

自分の売上げのことしか考えてないし、あるいは、表示はなくても、本社から、そういうふうに営業をかけるように会社ぐるみで言われているのか(会社ぐるみだと私は勝手に思ってますが。。でないと、一社員が、そんな具体的な数字や、わざわざウソをポップにまで書くなんて、ちょっと考えにくいでしょう。。。

詐欺で、捕まえてほしいくらいです。

もうね、化粧品の販売員の人の言うことって、ホントろくなことないです。うまい話には、ウソがつきものですから、必ず商品のパッケージの表示(裏ですね)を見てください。必ず、買う前にね!

表示になければ、それは、「ウソ」です。ホントなら、表示に書いてあるはずですから。

(表示に書いたら、完全に会社ぐるみになるので、明らかな証拠になります。おかしなことをメーカーは、絶対書きません。ちゃんとしたところならね。)

販売員が口で言う分には、証拠は残らないし、ポップで書いてあったって、その社員が勝手にやったことで、会社は知りません、と言えるから、もう、ホントムチャクチャです。

化粧品会社の誰が何と言おうが、日焼け止めの塗り直しは、必要です!

もちろん、環境にもよりますけどね。

それがわかって、塗りなおしていないのは構いませんが、販売員(というか化粧品会社)は、いい加減過ぎ!

いつも言っていますが、やはり自分の身は自分で守らないと!

私も化粧品は大好きですが、いつも話は、半分以下で聞いています。販売員さんの、特にスキンケア関係の言うことなんて、かなりムチャクチャなことも多いので、ほぼ聞き流しですね。

(たまに、デパートに化粧品を買いにいって、なんかアンケート書かされる時に、「気になることはありませんか?」と聞かれたら、必ず、「ありません!」とはっきり言います。

だって、なんか言おうものなら、それに合わせて営業かけてこられて、時間が長くなるだけですからね。

ありません、と言えば、自分の欲しい商品のことだけで、すぐに終わります。

ある程度の値段を出せば、市販の化粧品の質なんて、そんなに変わりません。合うかどうかと、好みのの問題です。

化粧品は、うまく利用しないとね。

 

 

 

 

 

 

今回は、ホントは、日焼け止めの重要性の続きを書くつもりでしたが、今日の「ためしてガッテン!」が久しぶりに、お肌のことだったので、嬉しくて、書いちゃいます。

 

全部の回を毎回チェックしているわけではありませんが、観るたびに、ちゃんとした皮膚科医は、みんな考えてること、同じやんな~、ということです。

基本、ちまたのTVや雑誌で流行っている要らんことはせず、お肌を優しく扱う、こすらない!ということです。

今回もおっしゃってましたね。

 

さて、番組の中で、出てきた大手化粧品会社というのは、資生堂のことです。

毛穴がすり鉢状になっているのは、皮脂の中のオレイン酸であることを発見されたのが資生堂の研究所だったので、途中からすぐに、わかりました。

(NHKですからね、直接メーカーの名前は出されません。宣伝行為になってしまいますから。特定の企業だけを取りあげる場合は、そこの企業自体の取材の時くらいでしょうか。)

番組の中で、「漏斗状になった毛穴は、治せません」と言われてましたが、これは本当です。

「完治」させることはできません。

 

番組のなかで言われていたのは、漏斗状になった周りの環境を整えて、目立ちにくくさせましょう、という普段のスキンケアの話です。

肝斑やキメ・シワ・タルミ以外にも、毛穴の開きにも、優しく洗う、要らんことはしない、というのが、やはり一番大切なわけです。

(私の言う要らんことというのは、ゴシゴシ洗う、ブラシを使って洗う、何度も洗う、きつい(特に市販の)洗顔料で自己流で洗う、ということです。

そんなことをしても、皮脂は減りませんし、お肌を傷めるだけですからね。また、本当に必要な皮脂を、「過剰」と思いこまれて、きつい洗顔料(ピーリング系とか)を使って、余計ひどくされてる方が大勢いらっしゃいます。)

 

さて、じゃあ、ホントに広がってしまった毛穴は、スキンケアをするしかないのか?ということです。

ここからは、番組では言えない話になってきます。

 

うちでは、毛穴を気にされている方の場合、番組でも見ておられたように、ダーマスコピーという50倍でお肌を診るレンズがあるんですが、それを使って毛穴の状態を見ます。

毛穴が目立っている原因が、あの漏斗状に広がっているのか、汚れがつまっているのか、うぶ毛が濃いのか、毛穴に色(シミ)がついちゃっているのか、タルミ毛穴なのか、などなど、ということを見つけます。

複数の原因がある方もいらっしゃるし、他は全然目立ってないのに、どれかの状態が飛びぬけて目立っていることもあります。ホントに人それぞれです。

だから、美容クリニックに行っても、毛穴はピーリングですよ、このレーザーがいいですよ、と詳しい原因を探ってもいないのに、(肉眼の診察で、そこのドクターが原因を見抜いていれば、もちろんいいわけですが。。肉眼だけで状態を見抜くのは、視力が良くても無理でしょう。実際、パッと見た目の感じと50倍にして見た時に、アラ?こっちが目立ってるな、ということが多々ありますから。よほど、すり鉢状がクレーターみたいに大きければ肉眼でも見えますが、それは毛穴ではなくて、ニキビ跡とかの凹みだと思います。)お金を払って、適当に治療されても、まあ、効くわけないんですよ~。

運が良ければ、自分の毛穴の状況と治療がマッチすることもあるでしょうが、そんな運だめし、やりたくないですよね。数万円も払って。。

毛穴を治療される場合は、ちゃんと診てもらえるところで相談するのが、大事です。

 

さて、鼻~ホホの内側にかけて、毛穴が漏斗状になっている場合、(ガッテンでは、皮脂の量は関係ない、とはおっしゃってましたが、皮脂の多い部分で、毛穴の漏斗状が目立つのも、これ事実です。皮脂の少ない目の周りやホホの外側まで、毛穴が漏斗状に広がっている方って、あんまり見かけません。番組でおっしゃっていた刺激の頻度の問題も、もちろんあると思いますが、皮脂の多いところは、当然毛穴をすり鉢状にしてしまうオレイン酸も多いわけなので、いわゆる乾燥肌の方のほうが、オレイン酸の絶対量も少ないですから、毛穴の開きは目立ちません。

自己流のダメなお手入れ(ご本人はいいと思ってやれているお手入れ)をずっと一生懸命されてきて、そのせいで混合肌になって、毛穴はどんどん広がるし、肝斑にはなるわ、キメは荒れるわ、シワになるわ、と散々な目に自分から招いていく方もいらっしゃいますから、確かに、お肌をやさしく扱っていない方のほうが、混合肌になっていってしまう確率も多いかと思います。

うちに来られる混合肌の患者さんのほとんどが、なんか要らんことをされていて、お肌に負担になっていることが多いです。その場合は、まず要らんことを全部止めてもらって、優しく扱い、お肌に合わせた治療をしていく、化粧品を使う、ということをご提案しています。

 

そこで、資生堂の登場なわけです。

オレイン酸が原因と見つけられたわけですから、対策もされます。

それが、「グリシルグリシン」です。資生堂の研究所が見つけて名づけられたのか、詳しくは知りませんが、毛穴特許を取られていたと思いますが。

具体的には、クリニック用の化粧品シリーズ「ナビジョン」のGGシリーズが、このグリシルグリシンです。

毛穴のレプリカ(番組で毛穴がどれくらい漏斗状になっているか、模型みたいなのを見せておられたヤツです。)を使って、GGシリーズで良くなっていった資料も、見せていただきました。

専門的に、この漏斗状のところを、「角化異常」と言います。(もっと詳しくいうと、「不全角化」と言います。原因は、なにか炎症(=ダメージ)が起こってるのかな、と推測できます)

このGGが、角化異常を落ち着かせていってくれるわけです。

 

市販の毛穴用の化粧品にも、このグリシルグリシンは入っていると思いますが(せっかくの発見ですから、研究は有効に使われますので)、やっぱりクリニック専用化粧品であるナビジョンのほうが、そりゃいいでしょう~。だって、クリニックに来て、ドクターの診察を受けないと買えないわけですから。市販の誰でも買える、というのと訳が違います。

ドクターの診察なしで、初診でも買えるクリニックも、ひょっとしたらあるかもしれませんが、診察なしで買っても、グリシルグリシンの適応がある毛穴かどうか、診断してもらわないと、お金もったいないですよ。

 

ただ、私も患者さんに説明の時にも申し上げてますが、このGGシリーズを使ったからと言って、「完治」はしません。あくまで、開いた毛穴を閉じていくように、目立ちにくくさせてくれるもので、しかも皮脂は毎日出ますから、目立ちにくくなったから、とGGを使うのを止めてしまうと、戻ってしまいます。

日々の保湿のお手入れと同じで、GGで毛穴もお手入れをする、というあくまでメンテナンスです。毛穴が気になるなら、続ける、というわけです。皮脂が出続ける限り。

 

毎日は、GGエッセンスで、朝晩毛穴の気になるところに塗って、時々イオン導入で濃いのを入れたり、GGのマスクを週末とかに足したり、と、合わせ技です。

GGエッセンスに、どこまで追加していくのかは、やればやるほどいい状態が保てますが、その分お金がかかりますから、これはもう、その方の価値観です。

もちろんGGだけで良くなって、気に行っている方もいらっしゃれば、必ずマスクは時々するし、イオン導入もたまにする、という方もいらっしゃいます。効果の出具合も、持続時間も、人それぞれです。だって、その人によって、オレイン酸の量も違うでしょうからね。

 

NHKが、グリシルグリシンの化粧品を勧めるわけにはいきませんから、そういうお話はガッテンでもされません。

(ガッテンの趣旨は、やはりおうちで誰でもやればできること、あるいは、特殊な病院でないと受けられないような治療法の紹介ではなくて、自分で勝手に病気じゃないと思っていたけど、専門の病院を受診したら良くなる可能性が高い病気の紹介、だと思ってるんですが、どうでしょう。

特殊な、全国に数えるほどしかない施設でやっている治療や、自費治療をバンバン煽ったら、やっぱり良くないでしょう。TVの影響って、大きいですからね。ましてNHKですから。専門の病院なら、町内にはなくても、探せば、市内や県内の、それほど遠くないところに大体あると思うんですけどね。

ガッテンの病気の治療法の時でも、専門の病院に行ったほうがいい、といお話はされます。もちろん、保険診療です。具体的な薬の名前などを言われないのは、病院によって、使う薬が違ったり、症状に合わせて薬も色々変わるからです。薬の種類って、山ほどありますから。こんな薬、と漠然と言われるだけで、あとは、診察した専門医の判断に任せられて、TVが診察の邪魔をしないように、かなり配慮されてると思います。

民放みたいに、具体的なことを放送されないので、じれったいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、ガッテンのほうが正しいと私は思います。

民放は特定のモノを煽りすぎです。スター登場!みたいに、特定の医療を魔法のように表現したりとやりすぎです。お金で動いている時もあるでしょうし。。鵜呑みにされてはいけません。)

 

話を戻します。

グりシルグリシンですが、私もエッセンスを毎日使ってます。私は、結構な脂性で、放っておくとかなり毛穴の開きが目立ってきます。でも、忙しい日が続くと、マスクまでしてられませんね。早く寝てしまいたい。。だから、そんな時は、エッセンスを塗るだけで、他はあまりしません。

(優しいスキンケアはしてますよ)。だって、睡眠のほうが私には大事だから。

要は、どこまで自分が気になるのか、です。そのために、他のなにかをどこまで犠牲にするのか、です。

犠牲になるのは、時間だったり、手間暇だったり、お金だったり、と色々です。毛穴の開きは、病気ではないですから、自分が気になるなら、やるしかありません。

 

グリシルグリシンを試してみたい方は、今ちょうどキャンペーンでジェネシスのレーザーとセットになったのもありますし、グリシルグリシンのマスクが1枚からお試ししていただけるようになりましたから、気軽に試すことができると思います。

ただ、やっぱり普段のお手入れに、GGエッセンスを使って、その上でマスクやイオン導入を足す、という形でないと、マスク1枚だけ、イオン導入1回だけ、というのでは、ちょっと効果はわからないと思います。

 

光やレーザー治療は、ご自分の毛穴に合わせた治療をちゃんと選ばれたら、効果はある程度ありますが、毛穴をなくすことはできませんし、お肌の変化や老化は止められませんから、いい状態になったとしても、また放っておくと、気になってくるわけです。

光・レーザー治療も、万能ではありませんから、こちらも化粧品と同じで、メンテナンスが必要で、どこまで目指すのか、どこで維持していきたいのか、で、かける費用も時間も変わってきます。これも人それぞれです。

 

何をするにしても、その辺のところを理解されていないと、お金かけたのに、時間かけたのに、元に戻っちゃった、意味なかった、となってしまうわけです。

うちでは、説明しても理解されていない方は、治療も(化粧品の販売もお断りすることがあります)お断りしますが、他院は、お金をくれるなら、どうぞどうぞ、良くなりますよ~、と適当にカウンセして治療をさせるところもありますから、自分でも、考えることをしないと、ホントにお金も時間ももったいないですよ。ウマすぎる話なんて、おかしいと思わないと。何にでもメリット・デメリットがありますから。

 

ガッテンでその後されていたアダパレンというニキビの薬の話は、次回に続きます。ガッテンは、ホントによく調べていらっしゃいますね。感心します。

かなり優秀なドクター軍団が、いろんなご提案をされているんでしょう。もちろん、プロデューサーや制作に関わっておられる方々が、いろんなところに、アンテナを貼っておられるからでしょうけど。ホントにいい番組です。

3月は、まだ紫外線の量は、マシですが、それでも2月よりは、着実に増えていってますし、また少し暖かくなってくるので、外に出る機会が増えるんですよね。知らず知らずに日焼けしてい。。。ということが、じつはかなり恐ろしいわけです。油断しますからね。

4月に入ると、もう夏と同じくらいの紫外線と思って過ごすほうが、絶対いいわけです。

シミのカウンセに来られた方全員にお話していますが、毎日毎日シミはせっせと作られています。老化が止められないのと同じで、シミを作るのを止めることはできません。日焼け止めを塗りまくったとしてもゼロは無理かも。。と思います。まあ、地下室で、何年もひきこもったら、シミが新しくできるのは、かなりゼロに近づけられることと思いますが。。。

(紫外線がイヤだからと、家にいる時に、遮光カーテンを引いて暮らす方がいらっしゃいます。

これは、絶対止めてください。

お日様の光はちゃんと浴びないと、いつが朝で昼で夜か、わからなくなってしまって、体内時計がおかしくなります。日の光を浴びないことで、うつ病にかかりやすくなる要因にもなるそうで、紫外線ゼロの生活というのは、それはそれで、健康に支障が出るわけです。

紫外線は、確かに老化の面から言えば、要らないものですが、老化のi一番困る顔は、しっかり日焼け止めでガードして、首やデコルテ・手も老化がイヤなら日焼け止めを塗る、体は服で隠す、というのが基本です。

でも、服にしたって、黒っぽくない服も夏だって着ます(薄い色の服は、紫外線を通しますから)、首や手やデコルテなんて(脚もかな)、顔ほどは塗り直しはしないでしょ?

それだけで、多分体に必要な紫外線は取れてると思いますよ。

頭皮の隙間からも紫外線は当たりますし、宇宙人みたいに全身紫外線カットババア(失礼)みたいな恰好をして暮らさない限り、必要な分は取れてると思います。

まあ、紫外線カットババアも、ホントにババアと言われる年齢の方がされているわけではなく、わりと若い方もされていて、オシャレとか見た目は全く無視で、周りの人が引いてしまって、道行く人みんなして振り返るような恰好で、いつも外に出る女性のことを、こう呼ばせていただきます。

ステキに紫外線をカットできるように、服やスカーフ・帽子や日傘などで、涼しそうに、うまく紫外線をカットされている方って、うちの患者さんには多いんですけどね。

夏の手袋も、こうはめたら素敵だな、とか暑苦しく見えないように、ちゃんと工夫されてるんですよね。服との組み合わせのバランスというか、いい感じなんです。もちろん、服とかで隠れないところは、きちんと日焼け止めを塗っておられます。

それに引き替え、紫外線カットババアの痛いところは、日焼け止めは塗らずに、サングラスとサンバイザーを顔の全面に完全に降ろしちゃってて、溶接作業中っか!と突っ込みたくなりますし、夏でも長い手袋をされてるんですが、なんかちょっと他の服とのバランスも悪くて、長袖長ズボンみたいに、全身新興宗教みたいに覆われるわけですか、またその全身覆っている布が、明るい色で、それ、紫外線通ってますよ。。。みたいな。。。できたら、私は、あまりマネはしたくないかな。。。まあ、ステキには見えないわけです。

あんまり、こういう方は、うちの患者さんにはいらっしゃいませんが、ごくたま~に、新規で来られて、ギョッとするときがあって、ご本人は、紫外線カットしてる気満々で。。。でも、実際は、カットできてなくて、努力意味なし、という悲しい結果に。。。う~ん、惜しいっ!というか、全然惜しくなくて、痛いっ!んですが。。。

もちろん、ご本人には、その恰好が、紫外線カットの概念から言って、イケてないことのダメだしはさせていただいて、正しいムダのない努力の方法をアドバイスはさせていただきいてますが、聞く耳を持たない方は仕方ないです。その方の人生ですからね~。私は困りませんし、正しい日焼け止めをされていないと、シミの治療はお断りするだけですから。

女性の恰好って、ホントに難しいですよね。

日焼け止めを塗らずにサンバイザーで顔を全部覆っても、隙間からいくらでも紫外線は入ってきてますから、ご本人は気が済んでいるでしょうが、実際防いではいないわけです。

こういう方は、マスクもされるんですよね。でも、分厚い布で、しかも黒とかの濃い色でマスクをつくらないと、残念ながら、その白やピンクの紙のマスクは、紫外線を通しまくりです。。。

また、そういう方は、家の中では、全く日焼け止めも塗らずに、1日中過ごすという、家の中で紫外線を浴びまくるという本末転倒なことをされるわけです。

近所の笑いモノになってるというのに、ご本人は、い~っぱい紫外線を浴びてるという、可哀想な結果に。。。不憫ですね。。

ごくたまーに、ホントに家も遮光カーテン、日焼け止めの塗り直しもバッチリ、全身黒で、ホントに隙間なく埋め尽くして、黒い新興宗教か、という方がいらっしゃって、もしここまで来ると、ちょっとやり過ぎです、とこちらが止めないと、健康を害しますけどね。

まあ、普通頑張っている方でも、時たま塗り直しを忘れることなんて、人間だれでもありますから、塗りなおすクセさえついていて、それでたまに塗らない分には、全然OKだし、私は、それで十分だと思います。

私も、忙しい日は、塗り直しができないことも、もちろんありますからね。

でも、その場合、どれだけ浴びたのか、どれだけ塗り直しができていないのかもわかっているわけで、シミの予備軍がこれくらいあるのかな、ということも覚悟するわけです。

(シミの治療のライムライトをする時に、ピッと光が当たった感じで、どれくらいシミが溜まっているのかわかりますから、そういう時は無理せずに、シミの予備軍を減らすことに重点を置きます。)

お肌に当たった紫外線の量を、かならずお肌は覚えているわけです。せっせとシミの予備軍を貯め込んでいくわけで、そして、何カ月・何年かしたら、ポンポンと確実に目で見えるシミになって復讐をとげるわけです。

シミは、いろんなダメージからお肌を守ってくれる防御反応の結果ですから、シミがイヤなら、自分でダメージから守ってあげて、防御反応が働かなくて済むようにしてあげないと。

(だから、日焼け止めを塗るわけです。)

 

また、日焼け止めにも種類があって、SPF50なのか、30なのか、18や20なのか、ウォータープルーフなのか、そうでないのか、TPOに合わせた使い分けが必要です。

汗かくときに、汗に強くないのを塗ったら、すぐに流れてしまいます。日本の夏の湿度は、ハンパないので、ひどい時は、10~15分くらいで、ダーっと汗が流れてきませんか?

15分おきに、塗り直しなんてできないし、やってられないでしょう~?

だから、そういう時は、汗に強いタイプかウォータープルーフか、でないとダメなわけです。

 

もう3月ですが、こないだまでの2月や冬の間は、紫外線が弱いのは弱い季節です。アウトドアとかされない限り、まあ、そう汗をかくこともないと思います。

こんな真冬に、ウォータープルーフまではいらないでしょうし、私は、SPF50をほぼ年中使ってますが、家やオフィスくらいの生活圏内であれば、SPF30でも全然いいと思います。

(生活している環境によったら、50ではなくて、30を塗ったことで、塗り直しの回数が変わるということはあり得ると思います)

でも、真夏であっても、車と建物の移動のみで、全く汗をかかない、という方、建物の中でしか過ごさない、という方、冷房が効いていたら、まあ汗かきませんよね。

そんな時に、ウォータープルーフを塗る必要はないです。むしろ、エアコンで乾燥する方が心配なので、しっとり保湿タイプのものを塗るほうが大切です。

どういう環境にいるのか、というのは、ご本人にしかわからないわけなので、人まかせにはできないわけです。

窓側(紫外線の量の多いところ)なのかどうかで、日焼け止めの強さや塗り直す間隔を変えてあげる、というのも一つの方法ですが、何種類も持ち歩いたり、用意するのも大変は大変ですから、ある程度万能の日焼け止めがあれば、一つで事足りるわけです。

例えば、SFP50で(ということは、PA+++でもあるわけです)、ウォータープルーフまでいかなくても汗には強くて、しっとりしていて、塗り心地が気にいっていて塗りやすい、みたいなものがあればいいわけです。

SPF30(ということは、大概PA++でしょう。SPF30で、PA+++という商品は、皆無とはいいませんが、そう中々売っていません。)でも、もちろん構わないわけですが、30で、汗に強いという日焼け止めが、これもないとはいいませんが、ちょっと探すのに苦労するでしょう。

大体、デパートなどで売っている化粧品会社の日焼け止めは、ウォータープルーフでもなく、汗にも強くありません。一部、比較的汗に強いのかな?と思わせるような商品もありますが、表示がないので、真偽はわかりません。

SPF50の、かなり塗りやすいモノがおととしくらいから、発売されてきただけ、まだマシです。

カウンターの販売員さんは、「結構汗にも強いから、大丈夫ですよ!」と売るためには、どこにもそんなことは表示もされていないのに、詐欺まがいの販売をします。でも、市販の化粧品で、「ウォータープルーフ」とか「汗に強い」という表示が、パッケージのどこにも書いていなければ、それは、強くない、ということです。

自分が塗った印象で、なんかくずれにくいな、と思っていても、日焼け止めは、ファンデと違って、崩れているかどうか、という表面上の見た目と、まだ紫外線から守ってくれているのか、という機能の分は、全然別です。

全く崩れていなくても、紫外線吸収剤というのが、完全に紫外線を吸収してしまえば、見た目が塗りたてのようでも、意味ないわけです。

これが、日焼け止めの恐いところで、だから、一定の時間が経ったら、塗り直しが、見た目と関係なく必要になるわけです。  は

→続きます