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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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市販の飲み薬「トランシーノ」を始め、トラネキサム酸の入ったサプリや化粧品が、注目されていますね。

飲む方は、いろいろ制限がありますが、化粧品に関しては、トラネキサム酸入りは、シミ・肌荒れでお悩みの方であれば、一度は試してみる、というのは、おススメです。

肝斑や肌荒れ・シミの方に、資生堂ナビジョンのシリーズをご紹介することが多いです。

それだけのデーターがちゃんとあって、道理にかなっている化粧品だと思っているので、自分がいいと思ったモノは、患者さんにもおススメします。

ですが、このナビジョン、安くはありません。

デパートで売っている、アンチエイジング系の化粧品に比べて、全然安いし、効果は断然こちらです

ですが、ドラッグストアやスーパーで売っている化粧品よりも、高いのは当たり前ですよね。

時々、患者さんから、「トラネキサム酸が入っているヤツなら、何でもいいですか?」と聞かれます。

答えは、「ノー!」です。

ダメなんですね、ナビジョン、というか資生堂でないと。

4・5年前の美容皮膚科学会だったと思いますが、その時の美容皮膚科学会は、もう美容皮膚科をやっているドクター用の専門的なセッションと、これからやろうと思っている・あるいは始めたばかりのドクター用の初心者コースのセッションとがありました。

研究部門の発表も、すごく専門的で、一番印象深かったのが、資生堂のラボの研究です。

それまで、私はあまり資生堂自体、快く思っていませんでした。だって、あまりにも、商業戦力丸出しの感が否めなかったので。。

ところが、この日の数々の素晴らしい発表を聴いて、180度考え方が変わりました(単純ですね。。)。

資生堂のラボは、さすがに世界の資生堂で、規模が全然違います。また、研究費も。一般の大学病院とは、ケタが違う可能性もあります。これだけ、研究に予算をかける、というのは、いち大学レベルでは、なかなか難しく、やはり業界最大手でこその資金力だと思います。

資金だけでなく、研究結果も素晴らしく、内容も大学病院顔負けです。

その年の学会発表の中で、優秀な発表が表彰されるんですが、資生堂ラボがいくつも取られたのを覚えてます。(ヤラセではなく、裏金でもなく、本当の実力だと思います。表彰されるに値する発表でした。)

その時の発表の中に、トラネキサム酸の発表があったんですね。

資生堂ナビジョン(クリニック専用化粧品)のトラネキサム酸イオン導入剤などが出るまで、クリニックでは、トラネキサム酸の飲み薬を砕いて、粉にして、水に混ぜて、トラネキサム酸水を作り、それでイオン導入したり、軟膏やクリームに混ぜて、売っているクリニックがありました。

作っていたドクターなりに、トラネキサム酸をなんとか外用で、と考えられた苦肉の策だったんだと思います。

ところが、資生堂の研究結果によると、この医師たちが今まで一生懸命作って処置したり、売っていたモノは、全然ダメだったんです。皮膚の中に入っていなかったんです。効いていなかったんですね~。

どれだけ、効いていないか(浸透していないか)というのも、詳しく発表されていました。

(こういう発表は、大学とかのエライ先生から、難癖つけられたら困りますから、資生堂みたいなちゃんとしたところは、徹底的にスキのない、実験をされます。この時もそうでした。完璧で、ツッコミどころはなかったです。ただ、見とれるだけ。。みたいな感じです。)

トラネキサム酸という物質は、皮膚の中に、すごく入りづらいらしく(角質層よりも、まだ奥の話です。角質にトラネキサム酸塗っても、意味ないです)、入らないと真のトラネキサム酸の効果は発揮できません。

長年の研究で、トラネキサム酸を浸透させる方法を編み出したそうで、特許を取られました。

この日が、確か、ナビジョンのトラネキサム酸の導入剤の発表の日で、会場で、すぐに買える(申し込める)わけではなく、まさに、世の中に知らしめられた瞬間だったと記憶してます。

発売されるのが待ち遠しく、資生堂のブースに行って、発売がわかったら知らせてください、と名刺をお渡ししました。

皮膚に浸透される技術(成分というのか)だけでなく、イオン導入の順番まで、細かく調べられていて、どうすれば、一番効果的に導入できるのか、というのまで、発表されていました。

(簡単に言うと、いろんな機械を使って、皮膚の中に導入された分量を全て計測されているわけです。)

特許まで、取られた技術ですから、今市販されている資生堂の一般化粧品の一部(特に、美白シリーズ)には、この技術を使ってトラネキサム酸が配合されているはずです。(せっかくの特許ですからね)

だから、トラネキサム酸入りの化粧品や導入剤を使うのなら、この資生堂ナビジョンのモノでないと、意味ないんです。入っていませんから。薬を何でも混ぜればいいというものではありません。

飲む薬にしろ、注射薬にしろ、消化吸収の過程で、ちゃんと入るように全て実験されて、飲み薬や注射薬として、役立つように、調合されています。

成分自体が同じだからと言って、皮膚に塗ったところで、生理作用が違いますから、例え注射薬の原液を皮膚に塗ったところで、吸収しません。

そんなモノが同じと思って、やっている医師がいtら、薬理学生理学を全く理解していません。(胃腸と皮膚で、違うの、当たり前ですよね)

たまに、「前に行っていたクリニックで、トラネキサム酸の化粧品(塗り薬?)をもらって(買わされて)、それを塗っていてもいいですか?」と聞かれることがあります。

かぶれないなら、塗っても害はないと思いますが、トラネキサム酸の効果は残念ながら、ありません。。高いお金を出して買われたのに、申し訳ありませんが。。

クリニックで、医師が、資生堂と同じ技術で、作るのは、まあ、無理でしょう。

多分、注射薬や薬の粉を混ぜただけだと思いますが、なんの意味もないことが証明されています。

そんなわけわからんモノを塗るくらいなら、さっさと捨てて、ナビジョン塗ったほうが絶対おススメです。

そんな怪しいモノを今時売っているクリニックって。。。ダメですよ、多分、全てが。

勉強不足です。(専門の美容皮膚科医でないなら、仕方ないかも。その先生の専門が他にあるんでしょう。でも、専門でないなら、お金取って、売らないでほしいですよね。ただなら、いいと思いますが、効果はありません。)

その学会に行ってなくても、ナビジョンのイオン導入を購入する時に、ちゃんと担当に方に聞いたら、今まで医師が作っていたものと、どう違うのか、とかちゃんと説明してくださいます。

医師への発売は、全て岩城製薬というところがされていますが、営業の方、みなさん、しっかりされています。資料もきちんとくださいます。社外秘とかの資料は、もちろん、いただけないので、それ以外の質問は、自分でドンドン質問しないとね~。(薬でも、何でもそうですけど)

先日も、「クリニックで買わされた」という方で、いらっしゃって、(もちろん、ナビジョン発売後の話です)今時そんなクリニックがあるのかと、かなりビックリしました。

それで、ちょっとお知らせです。

塗るモノに関しては、資生堂ナビジョンでないと、ダメですよ~。クリニックのは、効きませんよ~。

(ナビジョンは、品質と大きさからすると、むちゃくちゃ高くはないんですけどね。コストパフォーマンスは、私はいいと思います。もちろん、私もナビジョン愛用です。)

最近、オーガニックの化粧品が流行ってますか。昔からも「オーガニック」「自然派」と名乗る化粧品は、山のようにあります。

さて、そのうち、消費者が思っている「オーガニック」「自然派」と、メーカーがうたっている「オーガニック」が、全然一致していないことが多いのは、ご存知でしょうか。

「無添加」というのも、よくありますね。

ただ、化粧品で、全くの化学薬品なしというのは、ほとんど不可能ではないでしょうか。

「無添加」と書いてあっても、防腐剤や着色料が無添加、とか、一体何が無添加なのか確認しないと、実はエラい商品を知らずに買っている、ということも、患者さんを見てると、大変多いと思います。

ちょっと前にも、TVで、「自然派化粧品」とうたって、急成長した化粧品メーカーがありました。

一気に、デパートとかにも店舗を出すくらいの勢いでした。

患者さんも、それを使っているから、かぶれは、化粧品じゃない、という方が結構いて、どうしてそう思うんですか?とお聞きすると、自然の成分しか入っていないから、安全だと思う、とおっしゃるんです。

そこのHPの全成分表を見ると、ふつうに、アルコールはもちろんのこと、化学薬品はい~っぱい入っていて、、何が自然なんだか。。。自然のエキスを入れてる、というだけの話です。

しばらくして、店舗はどんどん消えていって、今はたま~に、CMを見るくらいです。

(どうして、急に規模が小さくなったのかは、知りませんが)

まあ、化粧品の場合、「自然派」とか「天然」とか、「無農薬」「オーガニック」とかの言葉が並んで、それを大々的に宣伝されている場合は、疑ってかかったほうがいいと思います。

中には、ちゃんとしたものもあるとは思いますが、基本、自然のものだけでなんて、無理ですから。

例えば、昔みたいに、へちまの茎を切って、ビンにとって、へちま水を化粧品として、使う、というなら、

天然100%ですが、冷蔵庫に入れて、何日持つか、ということです。

また、それで保湿が足りるのか、ということも問題です。

昔から、はちみつを塗ったり、卵白でパックしたり、アロエ・キュウリやレモン・ハーブなど。

化粧品自体がなかった時代の話です。

薬理学が進歩するにしたがって、そのままつけたら、かぶれたり、かえってシミを作ったり、かゆくなったり、などなど、いろいろ副作用もわかってきて、化粧品の開発が進んで、現在に至ります。

自然のものは地球にやさしくても、お肌にやさしいとは限りません。

「うるし」なんて、むちゃくちゃかぶれますよね。野菜や果物の、いわゆるアクも、かゆくなるし、山芋・桃やマンゴー・パイナップルなども、かゆくなる原因です。

口周りがただれたり、かゆみ・赤みが出た患者さんが来られたら、これらの食べ物を食べていないか、必ず聞きます。

昔ながらの、シンプル化粧品で、日本酒にゆずの種とグりセリンを入れて、しばらく置いたのを使う、というのも流行りましたね。(いいか悪いかは、別にして)

日本酒は、天然かもしれませんが、アルコールですし、グリセリンなんて、化学薬品です。

化学薬品の全てが悪いわけではありません。

また、「オーガニック」で、ツルピカになる!とか、こういうピカピカ・ツルツル系の表現があれば、たいてい、ピーリング剤が入ってます。

ピーリングと書くと、恐いといって、買わない方も増えてきたので、最近はあまり化粧品でもわざわざ書かなくなってきました(一昔前は、ピーリングと書いたほうが売れたようです)。

成分表をみると、はっきりと「AHA」と書いてあって、これは典型的なピーリング剤です。

ちなみに、AHAは、さとうきびが原料です。パイナップルとかも酵素がたくさん入っているので、一種のピーリング作用みたいに使われることもあります。

天然イコール安全では、ありません。

その方がピーリングに向いているのかは、肌によっても、体調によっても、季節によっても、全然違います。また、使う頻度や強さも、症状によって、違います。

AHA入りの洗顔石鹸を毎日使って、乾燥するんです、という患者さんが、むちゃくちゃ多いです。当たり前ですね。

ちゃんと表示しないメーカーが一番悪いんですが、メーカーは利益のことしか考えていないことがあるので、「乾燥しやすいです」なんて、死んでも書きません。

自分の身は、自分で守らないと。

先日も、オーガニック化粧品を使っている患者さんのお肌が、すごい乾燥していて、キメが全然なくて、何かで刺激が続いているお肌でした。

お聞きしたメーカーが知らないものだったので、そのあと調べていて、興味深いサイトを見つけました。

「シャンプー格付けサイト」http://www.shampoo-analyst.com/ です。

この日本シャンプー分析研究会というところの、一意見なので、これが絶対正しい、というものではありません。

ただ、化粧品で、一番問題になる、界面活性剤のことが詳しく、わかりやすく書いてあって、大変参考になりました。

そういう観点からみると、ちまたで売っているシャンプーが、どれだけエライことか、違う面が見えてきます。

「オーガニック」とうたいつつ、平気で、合成界面活性剤が入っていたり、石油系のよくないものが入っていたり。。。ウソだけらです。

お使いのシャンプーとか、調べてみてはいかがでしょう。

その上で、値段と買いやすさ・自分の髪にとって、実際結果はどうなのか、で、結論をだされてください。

かなり高めのシャンプーのランクが、ここではかなり低かったり、するかもしれません。

合成界面活性剤がダメ!となると、シャンプー類は、石鹸シャンプーしかなくなります。

私も少し前は、石鹸シャンプーを使ってました。そうすると、地肌への負担は、格段に減ると思います。地肌が元気になると、健康な髪の毛になりやすい、と思います。

ただ、石鹸シャンプーは、かなり毛がきしむので、必ず専用のリンスが要ります。

シャンプー(石鹸自体)がアルカリ性なので、弱酸性のリンスで、中和させないといけません。

そうすると、きしむのが、スッと取れます。

私は、結構リンスをたくさん使うので、すぐになくなってしまい、追いつかなくて、薬局やスーパーの掃除売り場で売ってるクエン酸を、溶かして、薄めて、リンスにしていました。

エコの方なら、ここに、ハーブの精油をたらしたりされるのかもしれません。いい香りが付きます。

弱酸ならいいのでお酢でもいいんですが、匂いが気になるので、クエン酸にしてました(クエン酸、安いので、たっぷり使えます)。

タオルドライしてから、椿油をつけるんですが、それまでの間、やっぱり乾燥するので、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントをつけてました。

ずっとこれを続けてましたが(美容師さんには、髪の毛のツヤとかうるおいとか、褒められてました♪へへっ!)、めんどくさくなって(シャンプー・リンス・トリートメントと3段階するのと、クエン酸作るのが)、それで今では、大島椿の敏感肌用アトピコシリーズの、椿油シャンプー(あまり、きしみません)と、牛乳石鹸の無添加トリートメントと椿油です。(むっちゃ、楽になりました~)

市販の大島椿も、椿油シャンプーが売られていて、いいと思いますよ。ただ、アトピコシリーズのほうが、刺激がちょっとマシかな、と思います。やさしく洗うというか。短い髪の毛の方は、一応リンスは要らないそうです。

アトピコシリーズはうちみたいなクリニックで購入するか、ネットで大島椿から買うか、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントは、売っていないお店もあると思います。

どこでも絶対買える、という商品ではないかもしれません。

日常使いやすいもの、便利なもの、簡単なもの、となると、何かが犠牲になります。

何を、犠牲にするのか。。。それは、その方の価値感なので、市販のシャンプー全部を否定するつもりはありませんが、素晴らしい!と思って、高いお金を出して買われているものが、実はそんなよくないかも、とは知っておかれたほうがいいかと思います。

石鹸シャンプーと専用リンスは、ふつうのスーパーやドラッグストアで、手に入る、と思います。

ただ、合成界面活性剤に慣れてしまった髪の毛には、最初、びっくりされると思います。手触り(髪触りというのでしょうか)ときしみ具合に!

ふつうのシャンプーが、きしまないのは、シリコンやら、わけわからんもんがいっぱい入っているから、ということが多いです。

どうしても、きしむのがイヤな方は、シャンプーやリンスに、椿オイルを混ぜてみたり、リンスは(必ず専用でないとダメですよ!)たっぷりと!

1~2週間で、慣れてくると思います。

合成界面活性剤をやめるだけで、かゆい方は、落ち着く場合もありますから、悩んでおられる方は、一度お試しください。

これは、シャンプーだけでなく、クレンジング・洗顔フォーム・ボディソープ全般に言えます。

(私は、クレンジングは一切使いません。石鹸成分100%の無添加せっけん(ホントの)だけで、顔を洗ってます(メイクしてても、ウォータープルーフの日焼け止めを使っても)。

うちには、アイメイク専用のリムーバー以外、クレンジングは存在しません。石鹸成分100%というのは、油脂から作った、脂肪酸ナトリウムという、昔ながらの石鹸です。エコのコーナーに必ずあります。「石鹸素地」とかの表示になっていると思います。これは、地球にもお肌にもやさしいです。

ちなみに、うちの洗濯洗剤も、液体石鹸です。合成洗剤は使いません。食器洗いも、石鹸のやつです。手にやさしいですよ。洗剤で、手が荒れる方・手袋して洗いモノをしたくない方は、石鹸のやつに変えてみてください。

クリニックの洗濯モノは、洗浄重視にしたほうがいいのかと、合成洗剤を使ってますけどね。)

ブログの調子が悪くて、連休中はお休みいたしました。

宵山や山鉾巡行の写真など載せる予定でしたが、次に載せますね。

衹園祭りでお休みしていた、女性の老け手見えるポイントの続きです。

 

さて、女性の髪の毛ですが、どんどん年をとってくると、髪の毛を長く伸ばしている方って、少ないですよね。その中でも、さらに、キレイな髪の毛で、長い方、というのは、もっと減ってきます。

以前に、年配の方にお聞きしたことがありますが、髪の量も減ってくるし、ツヤもなくなってくるし、メンドクサイし、ついつい短くして、パーマをかけてボリュームを増やしてしまう。。とおっしゃっていたことがよくわかります。

女優の萬田久子さんみたいなキレイな髪の、しかもロングの、一般人、というのは、かなり珍しいですよね。

コシもなくなって、へちゃっとしてしまうので、やはりパーマをかける方が増えますね。

一番髪の毛に悪いのは、前回も書きましたが、ヘアムースなど髪の毛につける化粧品関係だと思います。

パーマ液にしても、ヘアカラーにしても、頻繁でなければ、それほどのダメージはないかもしれませんが(この辺は、どこまでを頻繁と思うのか、とか、肌質・髪質によってもかなり違うと思います)、3か月以上経ってるとか(ホントは、もっと空けるにこしたことないもかもしれません)なら、神経質にならなくてもいいのかも。

でも、地肌に液が直接付くのは、やはりおススメしませんね~。

(その点、ヘアマニキュアは、落ちやすい、という欠点はありますが、地肌には、ほとんど付かないため、ダメージはだいぶマシだと思います。

私は、白髪が昔から多くて、月1回、美容院でヘアマニキュアをしてもらってます。最初に、ヘアカラーをしたら、やっぱり1~2か月くらいで、もう白髪が気になって、予約を取ろうとしたら、美容師さんに止められました。短期間にやると、地肌どんどん傷んで、頭の毛穴とか年いくと、広がったり、老化が早くなりますよ、と。ホントかどうかの科学的な解明はしてませんが、一理あるな、と思いました。

いい美容師さんというのは、髪の毛・地肌に悪いことは、ちゃんと止めてくださいますよね。それが大切です。美容院としたら、お客さんが望むなら、その通り止めずにやれば、その分、儲かりますが、その方の立場に立って、勧める、というのが大事ですよね。

また、長年、いろんな方の地肌・髪の毛を見られてますから、無茶をされている方の髪の毛・地肌がどうなっているのか、というお話もしてくださいました。

ヘアカラーは、皮膚科でも、かぶれて受診される方、多いですからね~。一応、初回はパッチテストがやる前に、するように指導がある(市販のモノにも必ず書いてあります)と思いますが、ほとんどの美容院でされていないと思います。

ご心配な方は、パッチテストをされてから、するほうがいいと思います。

私の行っているところは、初回の時、そんな同意書みたいなのにサインを求められたと思います。もちろん、希望されたら、テストもしてもらえます(希望しません、に丸をつけました)

その点、ヘアマニキュアは、地肌につかないから、極端な話、1週間後にまたやってもいいそうです。

1週間で、染めにいきませんが、月1回行ってます。ホントは、3週間くらいで行きたいんですが、心斎橋まで行くので、ちょっと無理です。。。)

まあ、たまにする分には、カラーリングも女性をキレイに見せるための手段ですし、何より女性自身が一番喜ばれるので、やりすぎでなければ、精神衛生上、とてもいいと思います。

やっぱり美容院でキレイにしてもらうと、元気になれるというか、時間かかっても、いいものですよね。

でも、普段毎日使う、ヘアケア用品って、ホントに毎日ですよね。

10年以上前に、ヘアムースとかをよく使っている時期がありました。シャンプーやリンスも、普通のスーパーで売っているようなヤツです。

そのうち、どんどん髪の毛にツヤが無くなってきて、枝毛や切れ毛が増えて、ムースを使わないと、ツヤで出ない、という悪循環に陥ってました。

ふとしたことから、高校の時に読んだ「危ない化粧品シリーズ」のことを思い出し、ムース系をほとんど全て止めて、椿オイルに変えました。

昔に、TVの「伊東家の食卓」みたいな番組でやっていたと思うんですが、ガムが髪の毛のくっついてしまった時とか、フローリングにクレヨンだかマジックで、落書きされてしまった時だったか、なんかで汚れた時に、ヘアムースをつけて拭くと、キレイに取れる!というのをやってました。何種類か、いろんなパターンがあったと思います。

何故、ヘアムースとかが効くのか、というと、「これは、界面活性剤という洗剤の塊なので、よく何でも落ちるんです~」とか言っていて、「すご~い!」とかなってましたが、誰もツッコミません。。

そんなの、髪の毛につけても、大丈夫なの。。?

TV見ながら、そうそう、と思っていたのは覚えていたんですけどね~。

髪の毛にツヤがない、枝毛が多い、など髪の毛自体のトラブルを気にされている方は、とりあえず、ヘアムースとかウォータースプレーみたいなの、止めてみましょう!

イベントのために、その日だけたまたまとか、ごくたまに、というのであれば、それほどまでの痛まないかもしれませんが、つける回数は、少ない方がいいに決まってます!

私が、そういうのをつけることって、美容院に行った時に、ヘアクリームとワックスを少し塗られるくらいで、普段は椿オイルだけです。一応、ヘアクリームやワックスも、置いていますが、ごくごくたまに(何かあった時に)使うくらいですね~。

今、資生堂から、椿オイル配合のシャンプー出てますね。ウォータースプレイも。シャンプーは使ってませんが、ウォータースプレイは、使いやすくていいかな、とつい買っちゃいました。

オイルそのままで、塗りすぎちゃうと、ベタベタになることがあるので、スプレーって、量の調節がしやすいですよね。

買ってから気づいてしまったんですが、基本、水と油は混じりません。ということは、この基材の水に、椿油が混じるわけがない。ということは、何か界面活性剤系のものが入っている、ということか。。。

しまった。。うかつでした。。ちゃんと調べたわけではありませんから、どうやって混ざっているのかは、わかりません。でも、便利なモノっていうのは、要らないモノが入っていることが多いんですよね。

そういう混ざったものしか、ない時は仕方ありませんが、混ざっていないものが手に入るなら、断然そちらのほうがおススメです。

この、オイルウウォーター、結構新品のまま、洗面所に置いてあります。いつか無くなるのかな。。

これはこれで、アリだと思いますが、私は、ただのオイルで良かったな、と思いました。

髪の毛の保湿やツヤ出しは、ホントに椿オイルそのままでいいと思います。ベタベタして困るのは、つけすぎるからなので、慣れればつけすぎないようにできます。

椿オイルは、主成分のオレイン酸トリグリセリドが、皮脂にも含まれている成分のため、非常に皮膚になじみやすいオイルです。

シャンプー前に、これで頭をマッサージすると、汚れも取れやすくて、気持ちいいので、お勧めです。

詳しくは、大島椿のHPまでhttp://www.oshimatsubaki.co.jp/index.html

大島椿、昔からありますよね。手っ取り早く、髪の毛の保湿をしてくれると思います。しかも安全に。

医療用だと、この大島椿の会社から出ているアトピコシリーズもおススメです。

乳液やクリームの一部には乳化剤が使われていると思うので、もしそれも心配・・という方は、そのままオイルを塗るのがおススメです。アトピコシリーズのオイルは、精製度合いが、ものすごくいいので、もちろん皮膚にもそのまま塗れます。贅沢シリーズです。その割に、値段は、それほどしませんから、クリニックに来ないと無理です(大島椿のHPのオンラインから買えるようです)が、刺激のないところがおススメです。

クリニックに、一通りのサンプルセットがまだあったと思います。ご希望の方は、おっしゃってください。

今の季節だと、よほどの乾燥肌の方でない限り、オイルを直接肌に塗るのは抵抗感があるかもしれません。無理して、もちろん肌に塗ることはありません。自分にとって、塗りやすいモノ・気持ちのいいモノを使う、ということが一番大事です。

でも、髪の毛だったら、今の季節でも、全然OKですよ~。

 京都に、「かづら清」という、椿オイルのお店があります。

とても可愛らしいパッケージで、椿オイルのいろんな化粧品が置いてあります。衹園の本店は、いつもお客さんで賑わってますね。

私も、一度こちらの「香る椿」という椿オイルを買いました。パッケージがキレイだったのと、椿油以外に、ハーブの精油が入っていて、それが香るんですね~。IKOKOさんご愛用、とかなんとか書いて貼ってありました。

確かに、ハーブのいいニオイがして、いい感じですが、やはりその分、お値段に反ってきます。

大島椿でいいかな。。アトピコで。。

お肌の弱い方は、ハーブの精油でかぶれることもありますから、椿オイルのみ、というのを使ってくださいね。精製度合いもいいヤツをお使いください。(そういう意味では、アトピコはお勧めです)

お肌が普通の方は、まあ、好みで椿オイルを選ばれてもいいと思います。

「かづら清」さんは、いかにも京都らしい店内で、中を覗くととても楽しいです。一度、ご覧になってください。

昔ながらのモノって、いいモノは良いですね。安全だし。ただ、それを材料にして化粧品に使われた時は、添加物によって変わってきますから、できれば、試してから買われるほうがいいですね。

髪の毛は、外からつけるものだけでなく、もちろんシャンプーやリンス・トリートメントも大切ですが、とりあえず、今回は、ヘアムースを止めて椿オイルを!というお話です。

次回、シャンプーの話をいたします。

以前に、女性の年齢が出てしまいやすいのが、ヒザやヒジ、脚の肌のツヤなど、というお話をしました。

他にも、年齢が出やすいのが、髪のツヤです。

これは、若い方でも、パーマや脱色・カラーリング・ヘアケア商品のやりすぎで、ツヤがなく、パサパサの方、多いですね。

加齢とともに、何も髪に悪いことをしてなくても、髪自体は細く、薄くなり、色も抜けていって白髪が増えて来ます。

これはある程度仕方のないことなんですが、一番髪に悪いのは、シャンプー・リンス・トリートメントも悪いのでしょうが、やはり髪に直接つけるヘアムースとかだと私は思っています。

ヘアムースだけでなく、化粧品全般に言えることですが、負担のかかる化粧品は、ホントに、髪も肌も台無しにします。自分に合っていないモノもそうです。

高校生の時に、「本当は恐い化粧品」(という感じだったと思うんですが、正式な題名は覚えていません)という本を読みました。

いろんな化粧品の害が書いてある本です。

今でも探せば、今の化粧品に関して執筆されているモノがあるかもしれません。

極端な意見も一部載っていますが、スポンサーの関係で、マスコミとかには報道が絶対されないような害や、化粧品会社の裏事情も載っていたりしますから、化粧品自体が、手離しで、歓迎できる、とても肌にいいモノ、という概念は、覆された記憶があります。

良い面だけでなく、悪い面も知って、自分はどう選択していくか、の基準になりますし、化粧品会社のCMやマスコミに踊らされるのではなく、一般の方だと、過大広告も見分けられやすくなるかもしれませんね。

わかった上で、納得して、本当に必要な化粧品だけを使う、という感じです。

石けんで顔洗って、何も塗らずに生きていくって、やっぱり無理ですからね。塗りやすい保湿も欲しいし、副作用のない美白クリームも欲しいし、日焼け止めも、肌をキレイに見せるファンデーションも口紅だって、欲しいです。

化粧品なしの生活は、私にとっても、考えられません。

化粧品自体の、元々の目的は、お肌をより健やかに保ち、メイクは、よりキレイに見せてくれるためのモノなので、自分にあった化粧品というのは、戦友のような、とても大切な友達みたいな、最大の自分の味方ですよね。

(ここで、誇大広告に載せられて、欲張ってしまうと、化粧品の役割から逸脱してしまって、おかしなモノを買ってしまうことになります。化粧品は、薬ではありませんから、お肌をあくまで健やかに保たせる道具であって、医療ではありません。何かを治すわけでも、シミやシワといった老化の治療でもありません)

そこで、化粧品の害につていです。

化粧品は、元をたどって行けば、水と油も混ぜているものです。塗り薬も基本そうです。水っぽいものだけ、油っぽいものだけ、というのであれば、まだいいんですが、水と油を混ぜてある、いわゆるクリーム・乳液系の場合なんですね。問題は。

水と油は、基本混ざりません。ドレッシングを見ていただいたら、わかりますが、分離してますね。油が浮いている状態です。使う直前に、振って混ぜて、かけますよね。

化粧品でも、たまに使う直前に振ってください、と表示のあるモノもありますが、あまりありません。

お客さんが、めんどくさがってしないし、そのまま使われたら、クレームになりやすいからです。

水と油を混ぜるのには、界面活性剤といって、洗剤と同じような成分が必要になります。界面活性剤でなければ、乳化剤というものが使われます。水と油をくっつけて、うまく混ざらすためのものです。(自家製マヨネーズを作る時に、お酢と油だけだと混ざらないけど、卵黄をいれると、クリーミィーになりますよね。乳化させるわけです。)

まあ、界面活性剤も乳化剤も、似たようなものんですが、ちょっと乳化剤のほうが、お肌にはまだ優しいです。

先ほどの本(20年以上前の話です)には、この界面活性剤の恐さが、たくさん書いてありました。

(化粧品の実験、例えばマスカラとか、で、ウサギを使っている話なども書いてあり、ウサギの目が真っ赤になっても、実験を続けている、云々。。と書いてました。いきなり、人間で実験するわけにいきませんから、どうしても動物が実験台になってしまいます。薬でもそうです。どこまで、人間のエゴのために、他の動物を犠牲にするか、なので、化粧品の直接的な害とは違う話になりますから、今回は置いておきます。ただ、そういう犠牲の上に成り立っているんですよ、ということが、本には書いてあったと思います。)

一般的な話なので、例外もありますが、化粧品の安いモノには、安い界面活性剤が使われていると思います。原価が安いんですから、材料にお金がかかっているわけ、ありませんよね、普通。

むか~しの化粧品っていうのは、大変粗悪だったと思います。モノもなかったし、科学も進んでなかったし、江戸時代とかもっと昔になると、いわゆる化粧で使うモノの中には、鉛が入っていたりして、たくさん化粧品を使う職業の方は、鉛中毒になったりとかあったそうです(時代が時代ですから、鉛中毒とも診断されません)

そういう過去の方達が犠牲になって、これは使っちゃいけない、というのがわかり、化粧品の成分も製造技術も、医学と同じで、どんどん進化してきたんですね。

だから、今、スーパーやドラッグストア・デパートなどで売られている化粧品で、昔みたいな粗悪なモノって、ほとんど無いと思うんですね、特に、国産の場合。

(粗悪でなくても、自分には合わない、というのは、もちろんあって当たり前の話です)

ただ、100均(ほとんど中国製のはずです)とか、個人輸入(ニセモノがとても多いです。日本で認可されていない成分も多いです→トラブルがよくおきます)とかだと、粗悪のモノも混じってくると思います。

やはり、高い化粧品になると、いい界面活性剤(?)というか、乳化剤を使っていて、お肌への刺激が、ちょっとマシ・だいぶマシ、というのがありますね。

かといって、高い割に、よくない化粧品というのもたくさんあったりしますから、このへんがどう選ぶのか、難しいところです。

また、反対に安くても、広告費にあまりお金をかけていない、とか、パッケージや、店舗にお金をかけていない、とかで、安くなっている化粧品もありますし、原価をケチっているわけではないところもあります。

原価・材料と言っても、化粧品の保湿なんて、水にグリセリン(薬局で普通に売ってます。化粧品のことを思えば、安っいものです)を混ぜたものを塗っておけば、それで保湿になりますが、まあ、それだけで満足される方は、あまりいらっしゃらないと思います。

理由は、保湿が足らなかったり、塗りにくかったり、気持ち悪い(塗り心地が良くない)とか、商品としてはあまり売れないわけです。自分のためのお手製なら、アリかもしれませんが、市販されている化粧品の塗り個心地がいかに優秀か、ビックリされると思います。

どこの化粧品メーカーも、ちょっとでも塗りやすくて、気持ちよくて、保湿効果が高いものを、一生懸命開発されているわけです。(その分、値段になって、はね反ってきます。開発費と言うヤツです)

安い化粧品の中には、昔ながらの、あまり害のない(それほど効果自体は高くないけど)成分だけ、入れている、というのもあります。原点に戻る、というか、シンプルに考えて作られてる、という感じです。

使い心地は、素晴らしい!とまではいかないけど、保湿効果ももひとつけど、まあ、安いし、負担少ないし、アリか、みたいな。

うちでも、ご紹介する、無添加石けんとかのシリーズですね。

無添加と言っても、何が無添加なのか。。添加物一切なしのものなんて、ありえません。

例えば、防腐剤や発泡剤(泡立ちが良過ぎたら、注意です)・品質安定剤などが無添加、というのが、こういうシリーズでは多いでしょうか。

界面活性剤フリーとまでは、なかなか書いてていなこともあります。(こういうメーカーは、乳化剤も界面活性剤としてみなされてることも多いので、乳化剤を入れている以上、表示はされないのかもしれません。ちょっと言い過ぎになるんでしょうね)

牛乳石鹸の無添加シリーズや、ミヨシ・玉の肌・シャボン玉、など。昔ならがの、メーカーがあります。

こういうところは、全部、石けんシャンプーを売っておられます。(スーパーのエコのコーナーとか覗いてみてください)。

シャンプー・クレンジング・洗顔フォームというのが、界面活性剤が一番たくさん入っています。

肌に悪い界面活性剤を肌にのっけている時間というのは、数分でしょうが、それでも、毎日のことですから、やられてしまいますね~。

クレンジングやシャンプーの肌についている時間が、とても長い方とかいらっしゃって、お肌に優しいモノでも、5分以上、というのは、やりすぎで、界面活性剤のではない、石けん成分でも、お肌はもちろんヤラれます。

なんでも、やりすぎはいけません。

お皿洗うのも、素手で長時間やると、手荒れ、ひどくなりますよね。同じです。

洗剤と同じですね。汚れたモノを全部洗う、という感覚。

そんなに、肌(頭も含めて)の汚れって、取らなくていいですよ。皆さん、落とし過ぎです。必要なモノまで、洗い流しちゃってるんです。→続く

レチノールって、ご存知ですか?

数年前(もっと前ですね)から化粧品にも配合されるようになりましたし、美容医療でも良く使う成分です。

ビタミンAとも言うんですが、レチノイド・レチノイン酸(トレチノイン)など、みんな親戚みたいなものです。

どれかによって、強さ・副作用のきつさなどが変わってきます。

ビタミンA自体は、皮膚病の一部に対して従来より使ってきてますが、妊娠中に飲むと、先天異常児(いわゆる奇形です)になる確率を上げてしまうため、飲んでる間は避妊が必要な薬です。

飲むことによって、皮膚の代謝が、ものすごくすすむので、皮膚が薄くなったり、赤くなったり、と副作用もいろいろあります。

サプリとして、ビタミンAを飲んでも大丈夫なんですが、なんでもそうですが、必ず用法用量は守りましょう。一般の方が知らない副作用がありますから。なんでも、取り過ぎはダメです。

さて、塗る方のお話です。

レチノール・トレチノインの効果として、ものすごく大雑把に話しますが、皮膚の代謝をものすごく亢進します。その結果、メラニン(シミの元)をどんどん排出してくれて、角質をどんどん剥がすので、毛穴掃除に役立ちます。表皮のヒアルロン酸が増えて、小じわが目立たなくなります。コラーゲンの作るのを促進してくれるので、小じわ・ハリ(これは、何を「ハリ」と取るか、主観の問題もあrますが、タルミは無理です)に役立ちます。皮脂も抑える働きがあるため、ニキビのケアにも有効です。

これだけ、聞くと、魔法みたいな薬ですが、そんなうまくはいきません。

副作用として、代謝が亢進しすぎることで、皮がボロボロめくれて、乾燥・赤み・角質が薄くなる→バリア機能が下がる(いわゆる敏感肌っていうヤツです)・ヒリヒリするなどの刺激感などなど。。

このため、使えない方あるいは、間違った使い方をして、ひどい副作用が出る方など。

また、クリニックでもらうトレチノインの場合、必ず改善したいところの一回り小さめに塗らないといけません。そこに重ねて、一回り大きくハイドロキノンを塗らないといけません。

これは、何故かというと、トレチノインでシミになるからなんです。ハイドロキノンを重ねて塗って、シミができるのをブロックしようという目的です。

でも、トレチノインも刺激があり、ハイドロキノンも(ちゃんとした濃度のは)刺激があり、ハイドロキノンにかぶれる方は、もちろん使えません。

トレチノインも、しばらく使うと、耐性ができて、効かなくなってしまうので、濃度を様子を診て変えていかないといけないんですね~。そのため、赤みなどが出なくなったら、受診する必要があります。

また、最初、濃度が適切かどうかも、診察の必要があるので、ちゃんと正しく、少しでも安全に使うなら、少しマメにクリニックに行く必要があります。

「全然かぶれない~」と喜んで使っていたら、実は、耐性が出来て、効いていないだけだった、ということもあるかもしれません。

トレチノインにしろ、ハイドロキノンにしろ、なんでも擦りこんで使う方がいらっしゃって、何回説明しても、ダメな方、というのが、たまにいらっしゃいます。

そういう方は、次に受診された時に、真っ赤っかの顔で、ヒリヒリしまくって、一部はシミになって、まだらになって、エライことになって、来られるんです。

患者さんもビックリですが、こちらもビックリです!

また、そういう方に限って、塗るのを止めないんですね~。普通だったら、赤みが出る・ヒリヒリし出す、となると、恐くなって止めるか、ご連絡して来られます。そういう方は、「塗れば塗るほど、良くなる」と思いこんでおられるので(合っていれば、そうなんですが。。副作用もありますし。。)、絶対止めないんですね~。

そういう意味で、トレチノイン・ハイドロキノンを効かそうと思うと、患者さんを選ばないといけません。

また、この方なら、大丈夫!と思って、説明して、次回来られて、あちゃ~、ということもたまにあります。

結構、使いづらい薬なんですね~。ちゃんと使っても、元々の副作用(というか、赤むけとか刺激感は、普通起こります)は、必ずどこかで出て来ますから、そんな薬って、長続きしませんよね。

劇的な効果があるなら、ともかく、私は、使いづらいと思っているので、当院では、今のところ、トレチノインは取り扱っていません。他の方法で、なんとかなるので、トレチノインでないと!という患者さんが出てこられたら、考えます。

同様に、ハイドロキノンもあまり、出しません。

一応、お出しできるように、用意はしてありますが、エクイタンス®で、事足りるため、開業してから、お出ししたことがありません。

やっぱり、どなたでも、安心して使える薬(仮に、間違った使い方をしても、そんな大したことは起こらない)、というのが、普段のスキンケアとして、いいかな~、と思います。

そんな中、やはりレチノール商品というのは、モノによったら、アリだと思います。

このRocのレチン-OXセラムMは、以前より私も使ってました。

市販の化粧品でも、レチノール商品は、いろんなブランドから出ていますが、濃度が薄いと、せいぜい保湿くらいの効果しかありません。

ところが、このRocのは、市販なのに、濃い~いんですね~。Rocの(これの)従来のモノの3倍、濃いそうです。しかも、お値段が安い。

化粧品としたら、高めに入りますが、レチノール商品で、この値段はほとんどないです。

そして、小じわの改善を認めた、というデーターがあったため、使い始めたのがきっかけです。

小じわがあまりないと、どう変わっているのか、目に見えてはわかりづらいと思いますが、普段のスキンケアとして、タイタン・ジェネシスに足すように使ってました。

これは、あまりに濃いため、4週間限定です。集中ケアなので、4週間使ったら、しばらくお休みしていただきます(角質が薄くなりすぎることがあるので)。

さすがに濃いため、市販と言っても、人によれば、赤み・ヒリヒリ感を感じる方も時々いらっしゃいます。そういう時は、1回使って、数日休んで、とするか、乳液の後に塗るとか、刺激を減らすように使うかですが。

今は、Rocのレチノールは、全て白いシリーズに変わってます。新しいバージョンになって、かなりパワーアップしたようで、シワに対する効果も、パワーアップしたみたいですが、私は、使ってみて、かなりの刺激感を感じました。(前のは、全然大丈夫でした)

私で刺激感ということは、結構他の方も刺激では?と思い、新しいバージョンのは取り扱っていません。

Rocのレチノール商品が好きだったけど、新しいのはダメだった、という方(現にいらっしゃいました)には、こちらの前のバージョンがおススメです。

そうは言っても、レチノールの刺激が苦手も方も、もちろんいらっしゃるので、レチノール商品を入れ替えることにしました。

そのため、在庫一掃セールみたいな感じです。

ちょっと、家でシワ用の化粧品を使ってみたい方には、いいと思います。

ただし、目の周りには使えません。目の周りには、エラスチダーム®をお使いください。

これも、絶対擦り込まないように!(擦り込んで良いもの・いいところなんて、ありませんけどね)

夜1回のみの使用です。

こちらのレチノールシリーズは、もうドラッグストアとかに行っても、販売していませんので、狙っていた方はお早目にどうぞ。在庫が無くなり次第、終了です。

 

当院では、アザ(太田母斑・扁平母斑など)用のレーザーは取り扱っておりません。

でも、時々アザの患者さんがいらっしゃいます。

ご本人は、シミだと思っていて、実はアザだった、という場合です。

特に、遅発性太田母斑様色素斑は、子供の時にはなく、ある程度の大人になってからできるので、薄めのモノだと、そばかすやシミだと思っておられる患者さんもいらっしゃいます。

皮膚科医・美容外科医でも、シミなどを専門でやっていないと、ただのシミと言われたり、ひどい時には、肝斑と言われたり、と中々アザの指摘をされないことも結構あります。

アザか、シミか(あるいは肝斑か)で、治療経過・治療方法が全然変わってくるので、診断を正しくつけるというのは、とても大切なんです。

うちに来られた場合、アザのみ、という方もいらっしゃれば、肝斑が混ざってる方、あるいは、普通のシミも混ざってる方、いろいろです。

肝斑が混ざっていたら、アザであろうと、まず肝斑治療からですが、アザと普通のシミだけであれば、フォト(ライムライト®)をすることがあります。

肌を50倍にして見ることができるので、それで、茶色い色素(太田母斑とか深いアザは、灰色の色素が見えます)があれば、フォトでできるところまで、やってみるのも一つの方法です、というご案内はします。

(扁平母斑は、あまり積極的にはしていません。確かに、ちょっと薄くなる方もいますが、再燃しやすいこともあるからです。患者さんのご希望ですることもあります。)

ただし、最終、深い部分のアザは必ず残ります。どこまでがアザで、どれだけシミが混ざってるかは、経過を見ないとわからないんですが、シミであれば、ある程度フォトで薄くできるし、アザの浅い部分が確かに薄くなることがあるので、できるところまででよければ、ということでライムライトをあてています。

経過は様々ですが、日焼け止めさえ頑張っていただければ、確かにちょと薄くなります。

フォトで反応がある間は、フォトでもいいと思います。薄くなって、もうレーザーしなくていいや、という方も出てこられます。人それぞれです。

アザでも濃い目の患者さんから、よくお聞きするのが、コンシーラーというより、カバーファンデーションの話です。

中々、市販でいいモノがないのと、塗りにくいわりに結構値段がするのと。。毎日のことなので、かなり大変だと思います。

以前に知ったんですが、資生堂の中には、いろんなグループがあって、その中の一つに、アザやキズ跡用のファンデーションを作っている部門があります。

「パーフェクトカバー」のシリーズですhttp://www.shiseido.co.jp/pc/index.htm

学会に行くと、専用ブースがあったので、頼んでテスターをいくつかいただきました。

各種の色はありませんが、テスターがありますので、これを試しに塗ってもらったところ、かなり今使っているのよりも塗りやすいのと、価格も良心的なのと、カバー力もある、ということで、喜ばれる方が多いです。

ただ、塗り方にコツがいるそうで、ご購入をお考えの方は、HPに載っている取り扱い店で、予約をしてもらって、塗り方指導を受けてから、購入していただくことになります。(そのほうが、絶対キレイに塗れると思います!色も色々見てもらえますしね。クリニックに一番近いところだと、高島屋の角にある、池善化粧品でしょうか。確認して、予約してくださいね)

ただ、ホントにスゴイカバー力なので、ここまでは要らないという方、アザの方というより、ニキビ跡の赤みの方とかには、資生堂ナビジョンのスポッツカバーファンデーションがおススメです。

これは、レーザーー後のかさぶたなどにも塗ってカバーしてもらうために開発されたもので、ニキビやニキビ跡にもちろん使ってもらえるタイプになります。

パーフェクトカバーほどではありませんが、これも結構なカバー力で、塗りやすさは、かなり上です。お値段もお手頃です。

これは、ウォータープルーフとも皮脂・汗に強いとも表示がないんですが、水で洗ったくらいでは落ちません。

基本、洗顔は、石けんやマイルドなクレンジングをおススメしているんですが、マイルドすぎると全然落とすことができません。これは、やっぱりちゃんとしたクレンジングオイル(ナビジョンのは、取り扱ってませんが、いいと思います)か、キレート剤配合とかのクレンジングでないと、ちょっと難しいかな。。。無添加石けんを泡立てたら、一応落ちましたけど。

先日、ニキビ跡の赤みを気にされている患者さんと、水に塗れても落ちにくいBBクリームって、まだないですね~、とお話していて、「そうだ!スポッツカバーだ!」と気づきました。

帰りに塗ってみてもらったところ、結構なカバー力で、普通のファンデより、全然カバーできますね。

ノンコメドジェニックなので、ニキビが出る方も、使いやすいと思います。

色が2種類しかないので、赤みの強いところだけ、カバーして、上から自分のファンデやBBクリームを塗ってもいいと思います。

赤みって、普通のファンデでは、なかなかカバーできませんものね。

こういう、一見もうかりそうもない化粧品(実際、そんなに儲けないと思います)に、開発・販売に時間とお金をかけてくれるのは、資生堂という大企業だからかも。

他の部門で、儲かっているから、こういう少数派の方用の、化粧品を作ってくれるところはさすがです。

資生堂だけあって、塗りやすさは、他のメーカーのカバーファンデよりも群を抜いていると思うんですけどね。

こういうところは、いつもスゴイな~と尊敬しちゃいます。

資生堂さん、これからも研究頑張ってください。

多くの患者さんから、肌にやさしいBBクリーム(ファンデでもいいんでしょうが)があったらな~、と言われます。

今、開発中かもしれませんが、ナビジョンの日焼け止めのウォータープルーフタイプと、色つき、お願いしますね~。

 

日焼け止めの塗り直しを患者さんから聞かれた時に、パウダー類を一切使わずに、リキッドもしくはクリームだけで1日を過ごすほうが、塗り直ししやすいですよ、と申し上げてます。

お化粧しても、なんやかんやで2~3時間くらいですよね、キレイなのって。

なんとなく取れてハゲハゲになるというか。。

パウダリーファンデーションを使っている方が結構多いんですが、化粧直しの時も、最初にパウダー使っちゃうと、その後、上から重ねても、よれたり、ボテッとついたり、ダマになったり、とあまりうまくいかないことないですか?

いく方はいいと思うんですが、日焼け止めなし、BBクリームなり、乾燥肌の方は乳液なり、何かを重ねる時に、いくら化粧が取れてると言っても、パウダーの場合、どっかに残っていて、それが、ますますダマの原因になる気がします。

塗り直し前に、余分な皮脂や汗はもちろん取った方がいいですが、乾燥肌の方は乳液を塗るか、しっとりタイプの日焼け止めやBBクリームを、両方の手の平に伸ばして、顔を温めるように、上からのせてやるように塗ってあげると、ダマにならず、よれずに塗りやすいと思います。

実際、私もそうしてますし、多くの患者さんがそうされてます。

それでも、よれやすいという方は、塗っている量が多すぎるのか、いろいろ重ねた時に、化粧品同士の相性が悪いのか、どちらかかな、と思います。(余分な皮脂や汗は取ってくださいよ)

それでも、患者さんで、リキッドの上からパウダーで抑えないと、すぐにヨレやすい、と言われる方がいらっしゃいます。

でも、多分パウダー塗っても、そんなによれるまでの時間って、変わらないと思いますよ。

モデルさんで撮影に入るとか、素人の方でも写真を撮るとか、そういう時に脂浮きを抑えるのに、パウダーを使うというのはわかりますが、モデルさんとか、すぐにメイクさんからお直し入ります。

パウダーで抑えられる量って、ごくわずかで、皮脂・汗の量にもよりますが、そんな何時間も無理でしょう~。

乾燥肌の方なら、皮脂が浮いてこないので、パウダーをすると全然よれないかもしれませんが、パウダーは皮脂・水分とも吸っちゃうので、乾燥肌の人にはススメてません。

特に、目の周りや口周りの小じわ・チリメンジワに粉が入り込んで、あれはすっごく老けて見えます。

マットにしていいのは、10~20代前半くらいまででしょうか。。お肌自体が、まだ若くて輝いていますから。

20代後半の方でもいける方もいるでしょうが、肌質に依ると思います。

お肌は、テカらせる(限度もありますが)と、ツヤっぽくて、光の反射もよくて、若々しく見えます。

皆さんの嫌がるテカリは、実は、乾燥肌やご年配の方からしたら、憧れる手に入らないモノなんです。

すっごく汗をかいたり、ギトギトの皮脂だらけになると、どちらにしろ、パウダーはヨレヨレです。

パウダーをしていないからよれるのではなく、汗や皮脂が多いのに、ウォータープルーフのファンデを使っていないことが、一番の原因かと思います。

汗をかく・皮脂の増えてくる季節は、日焼け止めもウォータープルーフを使うことは大切ですが、上から塗るファンデも、ウォータープルーフ・もしくは汗・皮脂にも強いモノでないと、ファンデだけ流れて、ヨレの原因になると思います。

私は、ずっと汗・皮脂に強いファンデは、イプサのを使ってます。

ウォータープルーフまではいかないのかもしれませんが、普段ならこれで十分かと。。

数年前に、汗・皮脂に強いファンデを探しましたが、これ!というのがなかったように思います。

アネッサの海・アウトドア用のファンデがあったかと思いますが、街中では乾燥しすぎるかと思います。

用途に合わせた、日焼け止め・ファンデを使いましょう。

もう何年も、新しいファンデは探してないので、他にも汗・皮脂に強い、いいファンデがあるかもしれません。

皆さんも、普段お使いのブランドとかで確認されるといいと思いますよ。

ただし!カウンターの方が、汗・皮脂にも強いんです~、と言われても、パッケージやパンフレットに、そういう表示がないと、それはウソですので、そう言われても、必ず説明書などで確認してくださいね。表示がない、ということは、本社で認めてない、ということです。効かない、のと同じです。

結構、大手のブランドのメーカーでも、販売スタッフは、自分の歩合のために平気で、ウソ(まあ、良く言って、誇大広告)つきますからね。私は、そういう場面に何度も遭遇したことがあります。

土曜日に、ちょうどファンデが無くなるので、大丸のイプサにファンデを買いに来ました。

イプサでは、お肌の色を調べて、肌に合う色をコンピューターで出してくれますよ♪

今回はめんどくさかったので、もう前と同じ色でいいや、とお願いすると、なんと!震災の影響で、

101番のファンデ(ピュア プロテクト リキッドファンデーション)が、ヘタすると、この夏中入ってこないかも、とのことで、急遽100番を少し塗ってもらって、違和感なかったので、100番にしました。

震災の影響は、いろんな業種の在庫や生産にも関係してますね。イプサにも、とは思いませんでした。(一部のクスリも入手しにくいですものね)

100番は、明るめのファンデになります。

むか~し、19歳~20代く前半くらいの時(このころから、イプサ使ってました)のファンデの色は、確か100番だったと思います。黄色系の中では、一番明るい色だったような気がします。

ところが、どんどん年をとって行くと、顔の地色も暗くなってくるんですね~。30代は、ずっと101番でしたね~。ちゃんと測ってもらっても。

それが!100番に戻れるなんて!日焼け止めだけじゃなくて、ライムライトも頑張っているおかげかしら。。。

なんにしろ、在庫のある、合うファンデが買えて良かったです。

みなさんも、よろしければ一度お試しください。

すっごい乾燥肌の方は、保湿が物足りないと感じられるかもしれませんが。

日焼け止めも大事ですが、上から塗るファンデも大切です。

クレ・ド・ポーの下地もファンデも好きですが、もうこの季節になると、汗絶対かかない!という時しかつけませんからね~。

ファンデも、環境に合わせて、というのかTPOに合わせて、お選びくださいね。

 

 

昨日の「ホンマでっか!?TV」で、またセレブ評論家の方が、わけわからん美容液をお話されてましたね。

腐らないリンゴから取った美容液とか。。。なんおれがでいいのか、という理由が、抗酸化作用が強いから、ということでした。

体やお肌も、鉄やリンゴと同じで、酸化してサビがついたり、色が変わったりしてしまいます。

酸化すると、老化が進むので、酸化させないように、していくのが、紫外線対策と同じで、老化予防にとても重要です。

日焼け止めも大切ですが、抗酸化剤というのが、学会でも重要視されています。

今、一番確実な抗酸化剤は、富士科学工業のアスタキサンチンです。富士フィルムではありません。全く別の会社です。中身も全然違います。

富士科学工業のアスタキサンチンはスゴイんです!もともと、アスタキサンチンは、ビタミンCの6000倍の抗酸化作用があって、こちらのサプリや美容液は、とても濃いので、いろいろな結果が出ています。

詳しくは、http://www.medical-astareal.com/astaxanthin/index.html

くさらないリンゴ塗るくらいなら、アスタリズム®でしょう!

医薬品や医療でも、発売当初は、まだ効果なども安定してなかったり、ホントに日本人に効果があるのか、データが揃っていないモノもありますから、少し落ちついてからのほうがいいのはいいです。まあ、モノ(治療)にもよるんですけどね。すぐに飛びついたら、高いだけで、こんなはずじゃ。。。という医療もいっぱいありますから。ちゃんとしたものは、しばらくしたら、データがどんどん出てくるので、それから試してみてもいいと思います。

(当院でしている医療・取り扱っている医薬品・医薬部外品は、全部効果の安定したものです。クリニック専用化粧品は、クリニック専用とは言っても、所詮薬ではないので、一般のモノよりはおススメですが薬みたいな効能・効果は期待されないでください。結構いい効果の出る方もいらっしゃいますが、全員ではないですし、また効果を実感されるまでの時間もいろいろです。)

日本で買えない、ホントに効くかどうかわからない、わけわからんものを塗るくらいなら、ちゃんとしたデータが出ていて、医師が使って、患者さんにおススメしているようなモノを使いましょう。

業者さんも、医者相手ですから、そんなおかしなものは売りこみにくいわけです。データや良いという証拠を見せろと言われますからね。

そのほうが、よほど確実で、安全で、効果的です。わけわからん値段はぼったくられませんから。

蛇の毒やら、かたつむりやら、キャビアやら、「はあ~?」みたいなのに、そこそこのお金を出しちゃって、かぶれるくらいなら(結構、患者さんで、買ってかぶれた方、多かったです。いろんなお話を聞く度に、世の中、いい加減な業者・商売のうまい業者がたくさんいるな、と考えさせられます。乗せられませんように。)、そんなのにお金使うの、やめましょう。

確かに、化粧品関係は、自分に合っているか どうかって、実際使ってみないとわかりません。誰にでも合うものなんて、この世に存在しませんから。食べ物でもアレルギーや好き嫌いがあるんですから。

わけわからん化粧品を買う場合、ダメでも仕方ないくらいの気持ちで(特にあやしい場合は)買われるかですが、かぶれたら、そんな程度で済みません。あやしい系は、すすめません。

デパートの高い化粧品は、その値段と塗り心地が納得できるものであれば、買って使ってみるしかありません。しばらく使わないとわかりませんからね。

ただ、市販の化粧品は、効果・効能は言えませんから(効かないので)、過度な期待をもって、購入されるのはダメですよ~。どこにも、効くなんて書いてないですよ~。

昨日の番組でも、島崎和歌子さんが、シミの話に食いついていましたが、台本にそうするように書いてあるのかもしれませんが、ちゃんとした美容皮膚科にいけば、そんなこと教えてくれるのに、と思って聞いていました。

ブラックマヨネーズの吉田さんにしろ、皮膚科に通っていると思っていたんですけど、違うんですかね。

どうして、治療しないのかな、とずっと思ってましたが、ネタにされているから、治したら困るのかな、と。

草薙クンも松井選手も、ニキビ跡の凹み、だいぶマシになりましたよね。

いろんな治療があって、それぞれに長所と欠点があるので、ちゃんとした美容皮膚科に行くことが大事ですけど。

まあ、全部わかった上で、吉田さんはボケておられるのかもしれませんが。

ネットで、「ウワサの?!」とかいうわけわからん、出所も、成分も、発売元もあやしい化粧品を、よく自分の顔に塗るな~、あるいは、そんなモノ、よく飲むな~、と私は思います。

そういうことがわからないサプリ・化粧品・食べもの、一切私は摂取しません。だって、恐いじゃないですか?何もなかったらいいですけど、かぶれたり、ただれたりしてもイヤだし、サプリは時々亡くなる方や重症になってニュースになったりしてますよね。笑い話で、済みませんよ、ホントに。かなりの数が、消費者センターに被害が出されてます。マスコミが取り上げないだけで。

皆さん、チャレンジャーですね。私は、そんな勇気ありません。

それくらいなら、美容皮膚科を受診します。(ここで、あやしい美容外科に行ってはいけませんよ)

ちなみに、保険しかしていない皮膚科に行っても、アンチエイジングやシミ・化粧品というのは、病気でもないし、保険も通りませんから、相手にしてくれません。そういうことを相談に行くところではないので、それは、医者の選び方が間違ってます。

ちゃんと専門のところに行きましょう。もちろん、当院を含め、自費なので、受診の前に診察料などはご確認を。

女性用の薄毛治療に役立つ医療用サプリメントのパントガール®を今回仕入れました。

なんと、今日やっと届きました~。

少し前に、業者さんから教えていただいて、気にはなっていたんですが、ちょっと効果とかどうなんだろう~と悩んでました。ドイツ製ですから、おかしいモノでは全然ありません。

ただ、海外からの個人輸入となってしまうため、患者さんのご負担がちょっと高めの医療用サプリになってしまうんですね~。

一応、ちゃんとしたデータは出ているようです。だから、仕入れてみました。

中身の成分も、全然問題のあるものは入っていないし、女性の薄毛治療に使うモノって、ある程度限りがあるんですよね、特に家で飲んだり、塗ったりする場合。

飲んで、一応のデータが出てるモノが今までなかったんです。

私も今日から早速飲んでます。

飲むだけよりは、塗り薬も両方するほうが、そりゃいいので、せっかくなので、セットを作りました。

「育毛セット」と「育毛スペシャルセット」です。それぞれ、単品でご購入されるよりも、お得にさせていただきました。特に、スペシャルセットのほうです。ビオチンも亜鉛も、髪の毛の成長だけでなく、お肌にもいいと言われているサプリですので、ついでにお付けしておきました。ビオチンと亜鉛は、最近までさぼりがちだったんですが、このごろ、やはり髪の毛には足したほうがいいか、と思い、またちゃんと飲んでます。

もちろん、単品で、お好きなモノだけ使われるのもアリです。セットなら、ちょっとお得なだけなので。

髪の毛は、育つのに、3か月・半年・1年と結構長い目で見ていかないといけないです。伸びるのにも、太い毛に育つのにも時間かかりますから、飲み薬・塗り薬とも、気になっている方は、時間はいりますが、頑張って続けてみてください。

爪も、髪の毛と同じケラチンという成分で出来ているので、爪がもろくて弱い方にも、パントガール®はおススメだそうです。

爪の弱い方は、血行が悪いことも多いので、末梢循環が悪いな、と診たら、私は血行改善薬など処方して、様子を見ていただいています。でも、爪の材料になるモノを飲むのも、もちろんいいと思いますよ。

髪の毛の悩みって、相談しにくいですよね。病気が隠れているといけないので、まずは皮膚科で診察を受けてください。病気ではなくて、年齢による変化かな、という場合、ウィッグとかするよりも、試してみることをおススメします。

全部病気とかで髪の毛が抜けた場合は、カツラやウィッグも大切ですが、分け目の薄毛が気になるくらいなら、先に治療がいいかな、と思います。

あと、もうひとつが、デオドラントクリームです。またまた暑い季節がやってきました。

汗も気になるし、においも気になる季節です。

汗は、ワキにボトックス注射をして、汗を抑えるというのが、一番だと思いますが、注射してない場合や、アポクリン腺のにおい(あまり強いと、ワキガと呼ばれるモノです)、気になりませんか?

市販のモノで落ち着かないという方、心配という方は、一度クリニック専用化粧品の濃い~いデオドラントクリームをお試しください。

特に、セルファーマのは、塗り易さと効果は従来のモノよりはダントツかと思います。これは、ホントにちゃんとデータを取っておられますから。クリームタイプで、低刺激なので、どこにでも塗れるかと思います(ただし、皮膚に限ります)。

デオドラントクリームのカウンセがいるのは、初回だけで、その後は、経過に問題なければ、診察は必要ありません。(育毛セットとかは、必要です)

お一人で、悩むくらいなら、何か行動してみましょう!

するしないにかかわらず、一度ご相談ください。髪の毛もにおいも、なかなか知り合いには相談しにくいことですものね。クリニックならではの、サプリや化粧品・医薬品になりますので、同じ使うなら、市販よりはずっといいと思います。

ご好評いただいております、5月の開院記念キャンペーンですが、その中の、化粧品全部1割オフキャンペーン、みなさん、ビックリするくらい、買いだめされています。

普段使っている化粧品が、1割引きになるって、嬉しいですよね♪

自分が受けても嬉しいと思えるキャンペーンをする、というのがやはりキャンペーンの基本ですよね。

だからと言って、毎月はできないんですけどね。

ただ、皆さんガンガン買われますので、その都度発注はかけているんですが、追いつかないことが出てきました。化粧品を購入予定の方は、お早目にご連絡いただけましたら、お取り置きしておりますので(受診予約日から1週間までです。お電話いただいてからではありません)、ホントにお早目に~。

このチャンスとばかりに買いだめされますので、アッ!という間に無くなちゃうんですね~。

最短で、2日でほとんどの化粧品が来るんですが、土日祝日は、業者さんの発注もほとんどがストップします。また、東京から送られてくるモノも多く、今日届くはずの化粧品が、明日になりました。

東京の宅配業者さんから連絡があり、計画停電の影響でしょうか。。そうはおっしゃいませんでしたが。。震災後、ビオデルマを除いて、全てのクリニック専用化粧品の業者さんは、遅れることなしに届いていたので、ちょっとビックリしました。

(ちなみに、ビオデルマは、震災後一切届いていませんので、在庫わずかです。残っている種類は、サンビシオの化粧水と保湿クリームのライトのほうと、クレンジングウォーターと体・顔用の保湿クリームが少しです。クリームのリッチを使っておられた方には、ライトはちょっと物足りないかもしれません。在庫が無くなり次第、もう取引はしません。一定の供給ができない化粧品をおくわけにはいきませんので。)

まあ、今日届く分は、急ぎではなかったので、明日届くなら幸いです。ちょうど明日は、ちょこっと残っている仕事をしにクリニックに行きますので、ちょうど良かったです。

このキャンペーンでおススメなのは、今まで気になっていた化粧品を買って使ってみる、ということと、アスタキサンチン系は、これに代わるモノがないので(保湿とかは、好みや肌質が変わることがあるので、変わるかもしれませんよね)、アスタキサンチンの買いだめはいいと思いますよ。(実際されている方が多いです)

紫外線が、もう真夏並みですから、ウォータープルーフの強めのモノも要りますし、汗かかないし、エアコンで乾燥するという環境で過ごす方には、しっとりタイプの普通の日焼け止めにしたほうが塗りやすかったり、うでとか広い面積を塗る時は、サ~っと塗れるローションタイプが良かったり、などなど。

 いろんなタイプを持っておくと、便利ですよ。その日の気分で、塗り分けするのが、ホントはポイントです。

塗るのがメンドクサイ時とか、ホントに時間ない時って、ありますよね。そういう時に、とにかくなんでもいいから、塗りやすいモノを塗っておく、というだけでも、とりあえずしないよりはいいので、ウォータープルーフとは別に塗りやすいモノをそろえておかれるといいです

このキャンペーンを利用されるのも、ホントにおススメです。

ちなみに、資生堂ナビジョンの日焼け止めは、今在庫ゼロです。今日きょう今日、一気にお買い上げいただきました。今日、一気にお買い上げいただきました。明日入荷です。木曜日ご来院の方、どうぞ安心なさってください。

これは、紫外線吸収剤も入っていないのに、塗りやすく、そのうえ白くなりにくく、という優れものです。これほど塗りやすい日焼け止めは、さすが資生堂だな!という感じの1品です。

他にも、いろいろな種類を取り揃えておりますので、ご購入の方は、お早目にご連絡をくださいませ。