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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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残暑厳しく毎日暑い日が続きますね。

朝晩は冷えてきている時もありますが、昼間、ずっと外にいたら、汗が大変ですね。

まだまだマスクによる肌荒れが続くと思います。

 

6月4日発売の女性セブン、読んでくださいましたか?

マスクについての取材を受けています。

取材というのは、あちらもテーマや構成が決まっていますから、私が書いた原稿のすべてを使われるわけではありません

最初に聴いていた主旨とちょっと違っていることもありますしね。

 

 

いつも言っていることですが、取材などは、同じ特集の中であっても、私が言っていることと、他の方が言っていることはなんら関係がありませんから、その特集全部が私が関係しているとは思わないでくださいね。

 

 

さて、マスクによる肌荒れ。

 

この取材の時のこともブログで書きました。

「マスクで若々しく見えるには」

マスクで若々しく美人に見えるには

 

元の原稿を加筆修正してこちらに載せておきます。

 

・マスクを日常的につけることで起きる肌トラブルについて

擦れるところに、刺激でニキビが増える人が多いようです。赤く炎症を起こしたり、擦れるところに肝斑があると肝斑が悪化する人もたまにいます。

 

 

・マスクをつけることで日焼け止めをぬらない人も多い。紫外線はマスクでは防げないというのは本当か?

→本当です。

 

分厚い生地で全く透けていなくて、真っ黒などであれば、マスクで覆われている部分は日焼けしないと思いますが、覆われていない部分は日焼けしますから、変な形で日焼けすることになります。

 白いマスク、薄い色のマスク、生地が薄いマスクなどは、紫外線(特にUVAという黒くさせる紫外線)は普通にバンバン通っています。

 

だからと言って黒いマスクで覆った部分だけでも日焼けしたくない!と思う方もいるかもしれませんが、熱中症が心配な季節、黒いマスクは、熱が吸収され、熱中症のリスクを上げることに!!

 

テレビ番組で、サーモグラフィーで皮膚温測っておられるのを見たことがありますが、40度は超えていましたよ。

 

皮膚は日焼けならぬ、本当の低温火傷一歩手前状態です。。。

 

まさに低温調理で焼いてるわけですから、そりゃあ皮膚もおかしくなるでしょう。。。

 

 

 

・素材によって肌荒れが起きるという人もいるし、布マスクを洗わないで付けると肌トラブルにもつながりそう

→素材によって、摩擦の度合が変わるため、摩擦力のあるもので擦れ度合も強くなり、負けてしまう人もいると思います。

 

布マスクでも不織布でも、洗っていないと、雑菌が繁殖してそのせいで肌荒れしたりすることもあります。

 

 マスクに付着した肌の皮脂や化粧品などが酸化した過酸化物質が残っていて、それが肌荒れを起こすこともあります。

 

もちろん、洗っていないマスクだと、3枚以上でローテーションしないと(1日最低1枚)、マスクの表面にウィルスが付着していたら、ウィルスをついたマスクをつけていることにもなり、感染対策になりません。

(布についたウィルスは48時間で失活するというデータがあります)

 

不織布のように洗えない場合は、最低でも3日に1枚でローテーションすることが必要です。

(私はできるだけ5枚でローテーションしています)

 

その間に、天日干しができそうであれば、していただけると雑菌やウィルスの多少?の減少が期待できます。

(完全ではありません。紫外線で新型コロナが失活した報告がありますが、紫外線の中でも特殊なものなので、天日干しにしたからと言って同じ効果は得られないことがわかっています)

 

 

・マスクをすることで表情筋を動かさなくなり、しわやたるみが増えるのではという声が上がっているがこれはどうか

 

→「マスクをしたから、表情筋を動かさない」という人は、マスクをしなくても、あまり表情がない人では?

 

人と話さないから、表情筋を使わない→しわは減ります。たるみは若干すすむ可能性があります。

 

マスクをしてもしなくても、表情豊かに、たとえ、目じりの笑いジワが増えても、毎日笑って過ごしてほしいものです。

 

毎日笑って(微笑んで)過ごすことが免疫力アップにもあるし、美肌にとっても大切です。

 

マスクをしていても、表情が豊かな人、笑っている人、微笑んでいる人からは、柔らかいオーラが出ています。

 

マスクをしているから、どうせわからないだろうと笑顔も作らないという人からは、そういうオーラが出ています。

近寄りがたいです。

 

 

 

 

・その防ぎ方や対策

どんなマスクをどうつければ肌トラブルがおきないか

→肌トラブルは、マスクの問題ではなく、肌自体の問題と考えています。

不織布のマスクが手に入らないのであれば、布マスクでかまいませんが、マスクをする本来の目的 ①人にうつさない。飛沫を出さない、のであれば、布マスク、できれば不織布のマスクが一番です。

 

 

できれば、飛沫感染も防ぎたい、と思っているのであれば、不織布のマスクをおすすめします。(ペラペラのものではなく)

 

まず、本来の目的を見失ってはいけない。

(→マスクの材質の話は、「マスクによる肌荒れ②」で続きを書きます。今回は基本について)

 

しょっちゅう載せているイラストですが、シンガポールの研究所がかなり早期に発表していたもの。

 

先日、理化学研究所がマスクの材質によって、どれだけ飛沫が変わるかという実験を富岳を使ってやってましたね。

不織布、お手製のポリエステル、お手製の布マスクの3種類。

なんでポリウレタンマスクをやらないんだろう?と思い、報道されていないだけで実はやってる?と思いましたが、見つけられませんでした。。。

 

 

 

マスクをつけることで肌荒れ、ニキビなどが出る人は、いい機会ですから、化粧品やスキンケアの見直し、食事と栄養の見直しをしていただきたいです。

 

 

マスクをつけたくらいでは、肌トラブルが起こらない肌に今の間に作り変えることが大切です。

 

・マスクが日常的なものになったことによってお手入れの方法は何に気をつけたらいいか

 

 

肌を擦らない、化粧品をあれこれつけない、高機能化粧品と呼ばれるものやピーリング、スクラブ系は使わない。

シンプルに洗顔して(クレンジングで負担になっていないかも見直す)、保湿と日焼け止めのみでOK。

 

不織布のマスクだと洗えないので(洗うと、せっかくのフィルターの効果がダメになってしまいます。。。)、

日焼け止めはしておいて、ファンデーションはしないほうがおすすめ。

 

何種類も肌につけないこと。

そのたびみ添加物もたくさんつけていることになるし、そのたびに、顔を触って刺激しています。

 

 

 

・その他いい食べ物や表情筋トレーニングがあればぜひ教えていただきたい

 

糖質を減らして、糖質単品の食事やコンビニスイーツやスナック菓子などの質の悪いお菓子は減らすか止める。

 

肉、魚、卵、大豆、野菜(緑黄色野菜の葉っぱ系中心に)を中心の献立を。

 

パンやパスタ、小麦の麺類は減らして、イモ類を主食に摂るのがおすすめです。

 

 

表情筋トレーニングはわざわざしなくていいです。

(全く人としゃべらなくなった、という人は、発声練習などしたほうがいいですが)

 

 

それよりも、笑ったり、感動して泣いたりなどの良い感情豊かに過ごしてください。

 

眉間のしわや怒りの感情は良くないので、お肌も荒れます。

マスクから、眉間のしわは見えてしまうので、ストレスで眉間のしわがひどくなったという方は、ボトックス®注射で眉間にしわがよらないようにすることがおすすめです。

 

 

→「マスクによる肌荒れ②」へ続きます

 

 

→①からの続きです。

 

大金持ちのセレブなら、もう湯水のように化粧品を買ってバンバン塗るにも一つの方法かもしれません。

 

それでも、私は、顔にたくさん、何個も何個も塗るのは勧めていません。

 

だって、たかが化粧品です。

(あえて、「たかが」と使いました。薬みたいに効くわけがないのに、という意味で。)

 

 

化粧品の役割は、いわゆる基礎化粧品として、肌の清浄(洗顔)と保湿と日焼け止めです。

その次に、メイクアップとして、ファンデーションや色物系を塗るかどうか。

 

 

たかが保湿に、シリーズがたくさんあったり、何個も何個も何個も何個も塗らせようとする化粧品会社って、私は信用できません。

せいぜい、保湿だけで言うなら、用意されていて、3個まででしょう。

 

化粧水、乳液、美容液もしくはクリーム。

 

 

メーカーがこの3種類を塗りましょう、と言ったところで、3種類とも塗る必要はありません。

 

要は保湿ができていればいいわけですから、いきなりクリームを塗ってもいいし、美容液でもいいそ、乳液のみでも化粧水のみでもいいんです。

 

アトピー体質で(でなくても)乾燥がひどいというなら、クリームっぽいものを塗ればいいだけです。

 

化粧水だけでは乾燥するんでしょう?

乳液でも乾燥するんでしょう?

クリームまで塗ったら落ち着くんでしょう?

 

だったら、最初から、クリームのみ塗ればいいのでは?

(詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に書いてあります。ご参考に)

 

敏感肌用と言いながら、何個買わせたら気が済むんだ?!というくらい、勧めてくるメーカーやブランドは、私はおかしいと思います。

 

薬じゃないですからね。

 

薬でも、医薬品の保湿剤を、ローション基材、乳液基材、クリーム基材、と重ねて塗らせる皮膚科医はいません。

だって、保険が通りません。

 

どうして保険が通らないかというと、その保湿剤に入っている保湿成分「A」というものがあるとします。

その「A」の形状が、ローションなのか、乳液なのか、クリームなのか、基材の問題です。

 

患者さんが塗りやすいもの、実際塗ってみての実感、中に入っている添加物(医薬品でも入っています)の影響はどうか、などを診て、総合的に皮膚科医が判断する。

というか、それが本来の皮膚科医の仕事です。

 

 

「A」が効く成分であって、「A」の商品ばかり、何個重ねるねんっ?!っていう話です。

だって、それぞれの単独の含有量で、「効く」というデータが出て、承認されている薬なわけですから。

 

いくら同じものを重ねたところで、効かないものは効かない。

たくさん塗ったら効くというなら、同じ形状のものをたくさん塗ればいいだけの話です。

 

 

他院で、その「A」の医薬品を、ローション→乳液→クリーム、と重ねて塗るように指示されていた患者さんを診たことがあります。

 

化粧品の考え方を、医薬品に持ってきているわけです。

 

そんな医者がいることにかなりビックリしました。

その製薬会社がよほど好きなんでしょうか。。?

 

 

 

そもそも、本当に乾燥しているというなら、乳液やクリームでいいわけです。さらっとしたのが好みであれば、いわゆる美容液っぽいものでいいわです。

 

そこを、ローション、乳液、美容液、クリーム、と目的は保湿なのに、何個も重ねて塗らせて、買わせようとするのは、メーカーがたくさん売りたいからです。

 

だって、手には、ハンドクリームって1種類しか塗らないのにどうして顔は、何個も何個も塗るの?っていう話。

 

そんなことを真に受けて、顔に朝晩一生懸命塗っているのは日本人くらいで、欧米人は化粧水なんて塗らない。

 

本当に化粧水が必要なら、「ハンドローション」が販売されていないとおかしい。

 

 

水分を補給してその後、クリームで蓋をする、って、一体、いつの時代の話?って思います。

 

これだけ科学が発達しているんだから、たかが保湿です、なにか1種類塗ればいいわけです。

 

これ1本でいけます!という化粧品自体、もうかなり前からたくさん販売されているでしょう?

 

化粧水、乳液、美容液、クリーム、とたくさん塗れば塗るほど、そのたびに、それぞれの添加物が何個も何個も入っていきます。

3個塗ったら3個分、4個塗ったら4個分の添加物が入るわけです。

その中で保湿として「効く」のは、「A」なのに、「A」を入れるために、一体どれだけの添加物を重ねればいいわけ?と思います。

 

その入っている保湿成分が、「A」なのか、「B」なのか、「C」なのか、各社メーカーで違い、いくつか組み合わせていることもあるでしょうし、各個人によっても、好みも保湿される程度も違うわけです。

 

 

いくら同じものをたくさん塗っても、化粧水状、クリーム状と形状を変えて重ねて塗って、それでも乾燥する、ということは、その「A」ではダメだ、ということ。

もしくは、「A」だけでは足りないか。

 

「A」もいるし、「B」もいるのかもしれない。

もしくは、ステロイドや全く他のものがいるのかもしれません。あるいは、というか、必ず、塗り薬だけでどうこうなる話ではそもそもない。

(塗り方の指導、飲み薬などの必要性、他の日常生活、食事や睡眠などの確認が総合的に必要。)

 

違う成分(メインの効果を担う)のものを重ねて塗るのは、ありです。

 

それは医薬品でも化粧品であっても、ありだと思います。

 

 

わかりやすく言えば、

医薬品なら、保湿剤とステロイドとか。

(いいか悪いかは別にして。ステロイドと言っても、違うクラスのステロイドを同じ場所に混ぜたり重ねても意味がない。副作用ばかり出るだけです。)

 

化粧品なら、

保湿と美白とアンチエジング用とかね。

それぞれ違う成分や目的のものを重ねる。

 

 

 

同じ目的や成分のものであっても、重ねることに意味があることは場合によりあります。

 

例えば、保湿剤で、

顔の場合、Tゾーンは脂っぽいから、さらっとしたローションタイプがいいとか、目の周りや口回りはしっかりと保湿したいとか、頬っぺたは乳液程度にしておきたいとかね。

 

女性の場合、日によって、脂っぽさも違うでしょう。

過ごす環境によっても。

 

なので、化粧水や乳液や美容液、クリームと持っていて、自分で足し算、引き算をする、と言うのはありですが、化粧品のカウンターのオネーサンがそう言って勧めたから、何も考えずに全部塗っています、というのは止めましょう。

 

皮膚科を受診して、医者から言われた場合は、多くの方がそのまま信じて塗ってしまうと思いますが、医者だから絶対に正しいというわけではありません。

 

なんでも自分で、本当にこれが必要がなのか?ということを考えてほしい。

 

化粧品な、一度、それを止めてみる。

止めても大丈夫か様子を診てみる。

止めても、問題なければいらない、ということ。

 

 

ただし、薬の場合は、逆に調子が悪いとか、指示がない限りは勝手には止めないこと。

勝手に中断して悪化する場合があるからです。主

治医に相談するなり声をかけてから止めましょう。

 

疑問に思ったことは、ちゃんと聴くこと。

 

聴いたら、その必要性なりをちゃんと説明してくれる医者を選びましょう。

(ちゃんとメモしておくなり、聴いたなら役立てるとか、なにか行動にはうつしてくださいね。

聴けと言われたから、聴くよう小耳にはさんだから聴いてみただけ、私が興味があるわけではない、というなら何の意味もないです。

 

患者さんの熱心さというのは、相手=医者には伝わります。

それをめんどくさがる(あるいは説明できないから)医者はおすすめしません。

 

めんどくさがらない医者でも、聴くタイミングはちょっと見てくださいね。

ただ、何度説明しても同じことばかり毎回聴いてこられる場合もあります。

忘れておられる場合もあるんでしょうけど、不安で不安で仕方ないという場合。この場合は、さすがに忙しい時には、またか、となるでしょう。。他のアプロ―チをしてあげる必要があるんでしょうけど、忙しい時ほど、医者側にも余裕がないかと。。

 

 

聴きたいことは、最初に聴くこと。

 

もう体調や肌の状態を聴いて確認して薬も決めて、今後の検査や次回の受診など決めて診察おしまい、という最後の時に言っても、もうまた一からやり直している時間は、普通はありません。

そんなときに言い出しても、それは無理難題というものです。。。時間は無限にあるわけではないし、その質問で、話が全く変わって、処方する薬から検査から次回の予約から全部ひっくり返ることもあります。

 

あなたは、その聴いたことは、「はい」か「いいえ」の一言くらいで済む話と思っているかもしれませんが、そんな単純な話じゃないでしょう?

 

普通の3倍4倍の時間を取られるのに、それを最後にするのは止めてあげましょう。それは一番嫌がられますよ。めんどくさいのではなくて、忙しい外来のさなか、診察が終わった後から言ってももうこれ以上は時間がかけられないということです。

保険診療でも自費診療でも、時間には限りがあるんです。次の患者さんも待っていたり、次の準備があったり。

 

聴きたいことは最初に聴くこと。

忘れてしまう、というなら、ちゃんとメモして持っていきましょう。

 

 

 

 

すみません、ブログサボりがちで。。。

夜、もう晩御飯食べた後、きがついたら寝落ちしてまして。。。

 

フェイスブックとインスタはまめに更新しております。

フェイスブックはアカウントなしで読めますので、どうぞそちらもチェックされてください。

 

 

さて、アトピー性皮膚炎やアトピーっぽい方、乾燥肌の方、敏感肌の方のスキンケアの見直しをしましょう。

 

 

「アトピー性皮膚炎」などの湿疹皮膚炎が顔にいつもどこかに出ている、赤くなっている、かゆみがある、などのいわゆる「異常」な状態。医学的にみて、「普通ではない」、炎症(=赤み。かゆみや痛みを伴う場合が多い)がある場合、

 

その部分、まあ顔ですが、

化粧品を塗ってはいけません。

まともな化粧品会社は、化粧品のパッケージに、「お肌に異常がある場合使わないでください。皮膚科医にご相談ください」などが書いてあります。

 

化粧品は薬ではないし、そういう場所に塗れるように想定して作ってはいません。

 

 

でも、ほとんどの女性が、市販の化粧品を平気で真っ赤っかに炎症を起こしているところに塗っています。

 

その化粧品も、メーカーの自称「敏感肌用」の場合もありますが、ほんとに、なんでこんなものを?!というくらい質の悪い化粧品もあります。

 

 

化粧品で、はっきり言って、「アトピーも塗れる!」「アトピーの方におすすめ」なんて感じの宣言文句、あるいはそうはっきりとは書いていなくても、アトピーの人が使っても大丈夫、みたいにかなり思わせるような化粧品は、一番使ってはいけません。

 

まともな化粧品会社は、そんなことは書きません。というか書けません。

 

もし書いてあるとしたら、本当にちゃんとしたデータを取っている場合でしょうけど、取っている場合でも、あまり表には全面に出していないところが、本当のメーカーだったりもします。

 

 

何度も言いますが、赤く炎症を起こしているところに、市販の化粧品を塗ってはいけません。

 

中に入っている添加物が、仮にどんなにお肌に優しいと言われるものだったとしても、薬ではないので、ほんとに治る邪魔をします。

 

 

赤くなっていないところでも、「敏感肌用」と思っている化粧品を塗っている方もいます。

 

 

なにを根拠に、「敏感肌用」?

 

メーカーが勝手に言っているだけではなくて?

 

なにか根拠がありますか?

 

 

根拠はどこかに載っているですか? 口約束ではなくて?

 

 

 

成分表示が本当だと仮定していの話ですが(本当かどうかすら、わからないメーカーがあるから)、

確かに、それほど問題にならない成分で作られた、自称「敏感肌」のための化粧品、というのはあるでしょう。

私が把握していないだけで、たくさんあるのかもしれません。

 

 

でも、その中で、検証実験をちゃんとやっているメーカーがごく一部です。

 

入っている成分から、検証実験すらいらないくらいのもの(もうこれ以上減らすものがないくらいのシンプルな作りになっているもの)もあるでしょう。

 

 

その場合は、私が気にするのは値段です。

 

化粧品はほんとにいろいろあります。

 

 

そこそこのお金を出すなら、そこそこの効果(ほんとは化粧品では出せない。一部の医薬部外品のみ、証明して許可された内容について効果を言ってもいい)がほしいわけです。

コストパフォーマンスですね。

 

 

そこそこ使い心地も、「効果」っぽいものも良いとしても、値段と見合っていますか?

ということです。

 

 

ほんとにシンプルに、顔を洗って、保湿して、というだけであれば、お金はほんとにかかりません。

 

日焼け止めの安物は止めてもらっていますが(高価過ぎるのも止めてもらっています。いらない成分もたくさん入っていることもある)、

たかが洗顔と保湿に、そんなにお金をかけたいというのなら好きにされたらいいですが、アトピーっぽいとか敏感肌とか、はっきり言って、栄養が全然足りていません。

そんなお金があるなら、その分を食費や医療用サプリに少しでも回して、根本的に元気な肌を中から作ることに回してほしいわけです。

美容に興味があって、その分、レーザーなどに回すのも一つの方法ではありますが、皆さん、予算は限られているでしょう?

うまく配分しないと、時間とお金ばかりかかります。

 

自分のことはなかなか客観的に見られませんから、一度これ!と決めたら変えられないのかもしれませんが、その考え方の結果が今のお肌です。

 

なんとかしたいと思っているなら、少しでも効率よく、早く元気なお肌になるためにお金と時間を回してほしい。

 

保湿以外の医薬部外品などの一部の化粧品を私も勧めることはありますが、最低限のシンプルなスキンケアで、お肌が落ち着いてからです。

その後で、患者さんの予算に合わせての提案です。

 

 

洗顔と保湿だけであれば、そんなにお金はいりません。

(ちなみに、私は、洗顔は、純石けんだし、保湿はしてません。

アトピーや超乾燥肌の方には、純石けん洗顔は勧めていません。(詳しくは本に書いてあります)

それでも、1個何千円もする洗顔料は勧めていません。お金がもったいない。

そんなにかけなくても、ちゃんとお肌の汚れはお肌に負担をかけることなく落とせます)

 

→②へ続きます

 

 

 

遅くなってしまい、申し訳ありません。

また、最近、ブログが全然書けていません。。。

もう夜に晩御飯を食べると、動けなくって、気付いたらダイニングテーブルで寝落ちしていることもしばしば。。。

それならさっさと寝ればいいのに、とほぼ毎日思っております。。。

思っているけど、翌日、また気づいたら寝落ちした後なので、同じことの繰り返しというわけです。

 

 

さて、8月のキャンペーン、最初に書いた時がまたいつものごとく寝ぼけてまして。。。

その前の日に取材の原稿書いていまして、寝不足もたたったようです。。

 

また取材の分がいつ載るのか、言って良くなったらお伝えいたします。

 

 

8月のキャンペーンは、日焼け止めキャンペーンを付けようと思って、付けずにアップしたため、追加して修整しております。

もちろん、1日に受診された患者さんは、皆さん、キャンペーン適応にさせていただいております。

 

 

そして、お待たせいたしました。

スキンケア相談、肌荒れ相談、化粧品相談などのスキンケアでお悩みの方に、抗炎症作用のあるトラネキサム酸のイオン導入、プレゼント!!

(予約時に、希望の旨、お伝えください。当日、お時間が足りませんとできませんので、ご了承くださいませ)

 

 

いや=、ほんとに皆さん、いらん化粧品、つけすぎですわ。。。。

 

お肌荒れまくっている。。。

 

顔に、何個も何個も塗ると、どの化粧品にも添加物は入っています。

界面活性作用のあるものも、ほとんどのものに。

 

何個も塗ることで、どんどん界面活性剤でお肌がやられていきます。。。

 

まずは、減らすことから。

一番最初にしなきゃいけないのは、クレンジングを止めることですけどね。。

 

一番の界面活性剤が大量にはいっているわけです。

しかも、合成の質の悪いもの。。

 

何千円もする合成界面活性剤を買って3万円のレーザーはしても、3個300円の純石けんは断られますからね。。。

現世では分かり合えないのでしょう。。。

 

そのキメやツヤのなさ、赤みなどの原因が、今使っている化粧品だ、と気付けば未来は開けてくるんのですが。。。

 

 

日焼け止めも、SPF50が全部悪いとは言いませんが、まずは、化粧品の質です。

 

あんまり安いものは、勧めていません。特に日焼け止めは。安い=安物だったりすることが多い。

かといって、高い=良い日焼け止めでは、ないのgは難しいところ。

1個5000~10000円くらいのものね。いりませんね。

 

日焼け止めに、あまり付加価値を欲張って求めない。

 

欲をかくと、ろくなことがありません。

 

棚ぼたも普通ありません。

 

棚ぼたがあるのは、ちゃんとできている方の場合の相乗効果はあり得るので、それかな。。

 

 

 

途中で、キャンペーン、なにか追加するかもわかりませんが。。

 

 

 

 

 

 

 

今更ですが。。。7月祇園祭キャンペーンの説明です。

すみません、ブログ、さぼりっぱなしで。。

ブログはパソコンで書くので、たいだい晩御飯の後なんですが、晩御飯食べるともう動けなくて、そのまま寝落ちしていることもしばしば。。。

で、結局、ブログ書けないままです。。

 

長くなりそうな話は、facebookではなくてなるべくブログで、と思っていますが、時間がないので、結局Facebookに書いたり。。。

Facebookとインスタグラムは、まめに書いていますので、Facebookはアカウントなしで見られるようにしていますから、どうぞそちらもチェックくださいませ。

 

 

さて、祇園祭のなくなってしまった今年の京都。

仕方ありません。

来年に期待しての7月祇園祭キャンペーン。

 

7月は、6年前に今のビルに手狭になったために引っ越してきました。

第2の開院記念日とも言えます。

 

 

そのため、日頃お世話になっております患者さん方に感謝の気持ちを込めてのキャンペーンです。

 

 

①化粧品、全商品、10%オフ。

医療用のクリニック専売品をアマゾンや楽天で買うのは止めましょうね。

ネット販売禁止のものが売っている時点で、それはヤバい、怪しい、ということです。

偽物も混じっているでしょうし、中身が劣化していたりとか。

正規ルートでないと、なにかあっても保証がないのは、化粧品に限らず、なんでも同じです。

 

コロナ禍でもありますから、クリニックまで来られない方には、お電話で注文は受け賜わっております。

 

送料は、着払いか、別途¥1,100(税込み)(大きさや地域にもよりますが)で、化粧品のサンプルをたくさんつけて発送させていただくか。

お好きなほうをお選びください。

着払いにされる方も多いですが、サンプル付の送料こちらに前払いの方も多いです。

いろいろな化粧品が試せるからです。結構、数も種類もお入れしてますからね~。

来院したら試せたのに、という代わりです。

 

この機会に、試してみたかった商品を試されるのもおすすです。

ナビジョンは、ネットで買える手続きができます。

(岩城製薬のところで登録後、マイアカウントに出る、QRコードをこちらまでお送りください。確認後、手続きいたします)

 

②サンプルと言えば、顔の処置をされている方に、サンプル5種類プレゼントです。

前は、同じもの5個でもいいですよ。としていたところ、人気商品ばかりどんどん減って、それだけなくなってしまったので、人気商品には1種類1個まで、と制限をかけております。ご了承ください。

 

③部分痩身のトゥルースカルプ(顔アゴ下以外)される方への、AC BODY1回プレゼント。

今のメニューには、もともと、AC BDY1回ついていますから、さらにもう1回。

これは地味にいいです。

新しいEMS、高かったり、痛かったり。。などわざわざしなくても、ちゃんとやれば効くけど。。?というのが私の印象。

患者さん、診てて。

 

効かない方は、タンパク質、やっぱり全然食べていないとか、基礎代謝がおかしいとかね。まあ、なにかあります。

月1回でも、そこそこ効きます。

 

私も続けてやっていた時は、良かったです。

EMSも筋トレも、定期的にはやらないとね~、

 

今もやりたいんですけどね。仕事終わるとヘロヘロですぐに帰りたい。。

自分で自分に、ジェル塗って、バンド巻いて、ってそりゃあ、ものすごくめんどくさいのです。。。

 

 

④栄養解析される方に、オーソのビタミックスファイバー以外に、プロテイン2種類もお付けてして味見ができる。

プロテインが消化できずに逆に胃腸に負担、という方もいるので、サンプルあると、味見もできるから安心ですね。

 

 

⑤肌荒れ、スキンケア相談の方には、大判ふるまいです。

マスクで今肌荒れている方、多いですよね。

汗で湿ったマスクをしていたら、そりゃあ、荒れやすくなりますが、湿っていないのにお肌の調子が悪い、耳切れを起こす、とか、昔ではめったに見なかったことが、結構あります。

アトピーでもなんでもないのにですよ?

ひどいです。。。

 

それで、イオン導入の無料プレゼントと敏感肌化粧品サンプルセットのプレゼントです。

 

スキンケアの根本から見直してくださいね。

 

 

敏感肌、赤ら顔、合う化粧品がなかなかない。という方も大半が、化粧品かぶれでした。あと、肌の擦りすぎ、触りすぎです。

 

それを止めてもらって、ちょっとサポートする医薬品(ステロイドでない)と、医療用サプリを少しでもいいので飲むと、見違えるように良くなることも。

 

自費治療なにもしてなくてもね、保険診療で化粧品止めて、スキンケア見直すだけでね。。ほんとにかなり良くなります。

 

⑥コロナ禍で、髪の毛のトラブルも増えています。

胃腸に支障が来ていて、タンパク質と油の消化吸収が落ちているところに、糖質増えていたり。。。

 

前からトラブル寸前だったところに、一気に発覚、って感じでしょうか。

 

クーラーでますます頭皮が冷えて、お盆過ぎたら、抜け毛薄毛がさらに進む、というのは定番です。

今から、ケアしてあげましょう。

 

特に、毛髪の産毛化は、早く止めて、元気にしないとね。

死ぬ、というか、長期冬眠に入ってしまったら、なかなか。。。

 

 

⑦うちで栄養解析をされたことがある方(栄養療法の診察に入った上で。。ほぼ全員入っていますけど)対象に、医療用サプリメント、全商品10%オフです。

 

コロナ禍で来院できない方は、お電話でも注文は受け賜わっております。

お電話やビデオ通話によるオンライン診療もしておりますので、どうぞご利用ください。

 

少しでもいいので、食事と一緒に続けることが大切ですね。

 

サプリの予算を減らしたい場合は、内容を組み立て直さないといけないので、そこを担当医に相談せずに勝手に飲んでいても、宝の持ち腐れ、ってやつでしょうか。非常にもったいない飲み方です。

予算かけている割に、全然効かない、もしくは、効果はたったこんだけ?!みたいな。。。

 

そういう方は、食事もチェックもしてもらないし、自分のやりたいようにやっていますからね。。

食事から逃げているというか、現実を見つめないというか、見つける勇気がないというか。。

 

そこがちゃんと真正面から立ち向えるようになれば、だいぶ良くなった証拠ですけれど。。

 

こればっかりはね。。本人次第だから。。。

 

 

栄養解析をされていない方は、亜鉛とビタミックスコンプリート®が7月いっぱい、10%オフのキャンペーンです。

 

 

 

 

 

「6月キャンペーンのお知らせ」をアップしております。

「お知らせ」からまたご確認くださいね。https://www.aiko-hifuka-clinic.com/mt/info/2020/05/%ef%bc%96%e6%9c%88%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b-3.html

 

 

今回は、ジューンブライドをメインにしてみました。

 

6月に結婚式、という時期に関わらず、結婚式を控えていて、それまでにキレイになりたい!と応援するウェディングプランは定番メニューでありまして、結婚式当日であっても直前までは、すべての美容医療の処置が10%となります。

 

 

こちらは、キャンペーン関係なく。

 

 

今回は、ウェディングプランをされている方が、当院の化粧品や医療用サプリを買うなど、すべて10%オフにさせていただくことにしました。

 

 

いつもウェディングプランをされる患者さんを診ていると、自分の美容にある程度お金が使えるのも独身最後というのもあるかもしれないし、結婚式だから、というのがかなり大きい。

 

一生に一度の晴れ舞台、とびっきり綺麗になって迎えていただきたい。

 

ただ、いろいろ物入りですよね。。

 

結婚式も新居も新婚旅行も、子供のための貯金などを考えておられる方も。

 

レーザーなどの美容医療もいいですが、私としては、ホームケアにも力を入れてほしい。

 

そうすると、トータルの額は押さえることができるかと思います。

 

もしくは、効果を出すことができる。

 

時間がない中で、同じ回数のレーザーをするのであれば、その間、ホームケアで、ググッと相乗効果が望めます。

 

相乗効果で良くなった分、レーザーなどの回数を減らすことができます。

 

早く良くなれば、その分のお金を他に回すことができます。

 

 

美肌のためにも、結婚式前後の過酷なスケジュールに体調がついていけるためにも、式後、妊娠は早いほうがいいと仰っている方も多く、そういう意味でも、食事と栄養をしっかり摂っておいてほしい。

少しでいいので、1日2粒でもいいから(できれば3粒以上)医療用サプリを飲んでほしいです。

 

ほんとに、いろいろと良くなるから。

 

顔の処置にイオン導入はご祝儀としてサービスです。

 

 

 

 

今回、結婚式じゃなくて写真を撮る日や親族との食事会もOKとしたのは、やはり新型コロナ絡みです。

 

写真だけ撮って、その日に家族で食事をします、というのは以前にもありましたが、今回も3月の話ですが、披露宴を取り止めた患者さんがおられました。

お式だけすると仰ってましたが、自分たち夫婦とそれぞれの両親とだけで食事会をされました。

 

親しい友人とだけで小さい披露パーティみたいなものも考えておられましたが、そのレストランではビュッフェではないと無理なことがわかっていたので、止められたそうです。

友達にいろいろ心配や気遣いを負わせるのもかなり気にされていました。

落ち着いたらまたしたいと仰ってました。

 

そういう方も今まで以上に多いかと思い、今回、そちらも表記しておきました。

 

あと、よく言われるのは、家族の結婚式や友人の結婚式で、少しでも綺麗に若々しく見せたい、というものです。

 

今の状態で、飲食を伴う今までみたいな披露宴ではないかもしれませんが、もし今あれば、飲食はしなくてもお式だけ、集まって写真だけでも、というのはあるかと思います。

 

久しぶりに人が集まる場所、となると、気合が入る方、気合を入れないと行けない方もおられるでしょう。

 

そういう方からも今までキャンペーンをしてほしいと言われていたので、今回、初めてやってみます。

 

 

体型が気になる季節になってしまいました。

部分痩身と筋トレの代わりになる医療用EMSのキャンペーンです。

 

私も、今なら、エネルギー代謝が前よりも回るようになっているので、いいかもしれませんね。

 

医療用EMSというか、筋トレをさせてくれる機械はいろいろありますが、痛いのも私はいやですし、回数はどれもそりゃあ継続してやったほうがいいですが、1回がべらぼうに高くてもね。

それで効かかなったから、目も当てられない。。。

ちゃんと適応のある方がしていく分には普通はちゃんと効きます。

効きが悪い方は、エネルギー代謝、タンパク代謝などがうまくいってない可能性がとてもあるため、栄養解析をおススメはしております。

 

今回、脂肪燃焼のサポートをしていくための、EMS1回追加と、医療用サプリの10%オフです。

 

 

あと、今回新発売になったプロテイン製剤のサンプルプレゼントや10%オフです。

 

 

緊急事態宣言解除で、在宅勤務から通勤へ、と以前の生活に少しずつ戻っていっている患者さんもおられます。

 

いろいろあって、食事を作る時間がなかったり、もう疲れてめんどくさくなって、パンやお菓子、おにぎりでいいや、(しかもコンビニ)みたいな食事もチラホラ出てきたりもしています。。

 

 

せめて質の良いたんぱく質と一緒に摂ってほしいものです。

 

 

何度もいろんなところで書いていますが、市販のプロテインは勧めていませんよ。

タンパク質を、医療用の質の良いプロテイン以外で摂るなら、食事でちゃんと摂ってくださいね。

 

市販の質の悪いプロテインは、添加物の問題(平気で砂糖や果糖ブドウ糖液入っていたり、人工甘味料てんこ盛りだったり)、大豆粉や粉ミルクとどこが違うんだろう。。と思うこともあります。

なので、アレルギーの問題が遅かれ早かれ出てくるし、特に乳タンパクの場合は、カゼインの混入は避けて通れないでしょう。

どんどん腸で炎症を起こします。

大豆プロテインも乳タンパクプロテインでも、市販のものは、ペプチドではなくてタンパク質の形そのままですから、一気飲みしても全然消化吸収していない方もたくさんいます。

特に痩せている女性の場合。

 

だから、おなかが張ったり、胃腸の調子が悪くなったりするわけです。

 

医療用の質の良いのを飲んでも、消化吸収がどこまでできるのかは、その都度ご自身でも注意してもらわないといけません。

 

なんでも飲めばいい、という考え方自体が違うわけです。

 

 

無理矢理口に入れても、胃腸に負担がかかってこじらせるだですよ。

 

なので、胃腸の悪い方、トラブルのある方は、胃腸も診てくれるところで栄養解析をおススメしています。

 

 

 

 

 

保険診療の患者さんも自費での肌荒れ相談・赤ら顔・アトピー・赤黒く炎症を起こしている患者さんも、やっぱり皆さん、いらんもの、塗りすぎですわ~。

 

 

男性も女性も、顔も頭もからだも。

 

 

例えば、皮膚に異常があって、保険の皮膚科を受診したとしますよね。

 

どこの皮膚でもそうですが、真っ赤っかで痛いとかひりひりしているとか、明らかにこれを使ってから一気におかしくなった、みたいな、わかりやすいエピソードを自分から言えば、「接触性皮膚炎」(かぶれ)という話も出てくるでしょうけど、

中途半端な赤みというか、経過も長くて、市販の薬をいろいろ塗ったり、いろんな皮膚科を転々としていたり、自分で引っかいたりと悪循環にはまっていた場合は特に、

なんでも「アトピー」と言われていることもあるし、頭や顔だと「脂漏性皮膚炎」と言われていることもあります。

顔は、「酒さ」と診断が付くことも。

 

中には、ずーっとステロイドを塗り続けてきたことによって、しかもかなりランクの強いものを、そのせいで、「ステロイド皮膚炎」「ステロイド酒さ」を起こしている、合併して混ざっちゃって、なにがなにかわからなくなっていることも。

 

 

だから、経過がとても大切なんですね。本当は。

 

もともと、アトピー素因があるとか、最初は、脂漏性皮膚炎や慢性湿疹だけだったのかもしれませんが、ずーっと繰り返していくうちに、特に女性は、化粧品を絶対使っていますからね。

 

全然使っていないっ!!という人でも、それは、ファンデーションやアイメイクや口紅のことを差しているだけであって、洗顔フォームやボディソープ、シャンプーにトリートメント、はたまた入浴剤など、山ほど使っています。

 

男性も、洗顔料、シャンプー、ボディソープは使いますよね。シェービングクリームやアフターシェーブを使っている人も。

 

 

肌トラブルがあって、皮膚科にかかるレベルくらい、赤みなどがひどい人ほぼ全員ですが、赤く炎症を起こしているところに、平気で化粧品を塗ったりつけたりしてます。

 

ようは、薬以外のものを。

 

 

すべての化粧品は、市販の医薬部外品のいわゆる高機能化粧品ってやつでもそうですが、「お肌に異常があったら塗らないでください」「お肌に異常があれば皮膚科医に相談してください」などなど、止めるように書いています。

 

 

そこを無視して止めないから、それはひどくなるのは当たり前ですね。

 

えらい勘違いしている人は、なぜか、化粧品で治そうとする。。。

 

なんでなんでしょうね。。。

 

化粧品は、赤くてトラブル出ている時は、止めるものであって、塗るものでもないし、治してくれるものでもありません。

薬じゃないんだから。

 

まず、化粧品でどうこうしようという考え方からして間違っているわけです。

 

 

シンプルなアトピーや脂漏性皮膚炎などの赤くなる皮膚炎と、いろいろ混ざっちゃって一見、アトピーや脂漏性皮膚炎が悪化したかのように見えている場合、結局は、ステロイドが中心になります。

ステロイド以外の塗り薬が出ることももちろんありますが、まあ、だいたいどこに行っても、ステロイドの塗り薬は必ず処方されるでしょう。

 

最初はひどいアトピーや脂漏性皮膚炎だな、と思って、対症療法にはなりますが、一旦落ち着かせます。ステロイドも使わざるを得ないので使います。

 

そしたら、1週間後、2週間後に来られた時に落ち着いていますよね。当たり前ですよね。

対症療法をしたわけですから。

 

 

ところが、あんなに落ち着いていたのに!!という状態からまたぶり返すわけです。

 

ぶり返す時は、たいがい、仕事が忙しかった、環境などが変わった、ストレスが多かった、などなど、なにか栄養を消耗するようなことが起こっています。

 

だから、皮膚にトラブルが出ても仕方ないというか、そうやって知らせてくれているわけですが、皮疹の出方がおかしい。

 

首やからだ、うで、あし、どこでも、アトピーならそんな出方はしない、といような皮疹の形になっています。

 

普通の出方と全然違うわけです。

 

 

人工的というか、出ている場所、ひどくなり方や皮疹の状態がおかしい。

 

 

顔の場合は、落ち着いていく過程が、もともとの他院で言われていた病名と全然違うことが起こり(細かい経過がね。薬で抑えて良くなった時も)、化粧品による接触性皮膚炎が明確になってくることも。

 

 

保険診療で、赤みがある皮膚炎の場合、ステロイドの塗り薬も必要でしょうし、場合により漢方薬も出します。

 

ただ、接触性皮膚炎があれば、まずは攻撃を止めることなので使っている化粧品、あらゆるものをすべて止めることです。

もう一切合切です。

 

 

保険診療で、1個ずつ、化粧品を聴いて知らべておく、ということはやりません。

そんなことをしていたら、大学病院ではないので(無料の人手が山ほどいるわけでない)、うちみたいな小さなクリニックではつぶれてしまいます)、そういうことを診てほしいのであれば、自費の診察に入ってください。

 

 

ワセリンと純石鹸だけしか使っていないという人で、洗顔や化粧品を塗る時に、顔を擦り倒していました。。。

 

それでは、ステロイドも他の良い薬があったとしても、歯が立ちません。。

 

数日は少し良くなっても、根本である刺激している化粧品を止めていないわけですから、ステロイドを止めればすぐにぶり返す、ということの繰り返しです。

 

それは、漢方薬もしかり。

 

なんでも解決できるわけではありません。

 

接触性皮膚炎(かぶれ)の合併を疑っている場合は、まずは、それら全部一旦止めないと、どうしようもありません。

医療用サプリも同じく、です。

 

 

保険も自費も関係なく、効かせようと思ったら、ちゃんと治療の順番が必要なわけです。

 

今までの化粧品を止めて、低刺激のものをパウダールームで試してもらった化粧品などから選んでもらったり、欲しいものがあれば購入も可能です。

 

 

ただ、真っ先にすることは、  化粧品を止めること。

 

これは絶対違うだろう、だってずっと使っているもの、

とか言うものでも、トラブルは起きます。

 

今、家にいる時間が長くなったり、在宅の仕事がかなり増えた人もいらっしゃるでしょう。

今こそ、化粧品を減らしてみて、どうなるのか?と実験をしてみるべきです。

 

 

こじらせればこじらせるほど、落ち着かせるのに時間がかかります。

 

今こそ、いろいろチャレンジ(止めることのね)してみないと、もったいないでしょう。

 

赤みで悩んでいて、ステロイドを止めるとぶり返す、それで半年、1年以上もたってしまっている、という場合は、1度は必ず自費診療で、ちゃんと化粧品や洗顔などチェッしてもらったほうがいいです。

顔を擦りまくっていたら、治るものも治らないし。

 

 

それで、3年、5年、10年以上と来てしまっているのなら、保険診療だけでは、病名によらず難しいということ。

所詮、対症療法ですから。

 

漢方を見つけると言っても、炎症を起こす化粧品を止めることが先決です。

 

 

たかが化粧品、となめてかかるから、仕返しされてしまいます。

 

必要悪とは言いませんが、長い人生、肌のサポートをしてくれて、時には、添加物が入っていようとも、キレイに見せてくれて、特に女性には必要不可欠なものかと思います。

基礎化粧品、日焼け止めも含めて。もちろん、洗浄剤も。

 

同じ使うなら、ちゃんとしたものを使いましょう。

きっと味方になってくれるはずです。

 

 

よく患者さんとも言っていますが、止めた人にしか、わからないんですよね~。

(ちゃんと止めないといけないんですよ。自分で勝手に忖度するんじゃないですよ。真犯人は別にいたり、複数いたりしますからね。

自分の忖度の結果が、今の肌の状態なわけですから、忖度は全部取り払わないとね)

 

指導や説明書は登山のガイドブックやらない地図のようなもの

地図なしで登山すると遭難する

登山には準備と指南が必要

スキンケア

食事指導

説明書を読まない

自己流でやった結果が今の状況 

自己流でやらない

とりあえず言われた通りにやってみる 

オーソモレキュラー療法

栄養療法

 

こちらもフェイスブックのコピペです。

 

 

肌荒れ相談でもシミ、シワ、たるみなどの美容相談でも、必ずしも必須となるのが、家で自分でもするスキンケアです。

 

いくらレーザーにお金をかけても、刺激ありまくりの化粧品を使ったり、擦りまくったり、紫外線にガンガン当たっていたりしていたら、効くわけない、というのはわかりますね。

 

オーソモレキュラー療法で体調など、食事と栄養で良くしていこうと思っているなら、お菓子やからだに悪いものをガンガン食べながら、医療用サプリをたくさんお金かけて飲んでも、焼け石に水なのもわかりますよね?

 

どちらもやらないよりはまし?ということもありますが、自然老化が加わりますから、現状維持はできません。

ひどくなるスピードがやや緩くなる程度が、逆に間違ったやり方で悪化することも多々あります。

 

 

富士山🗻に初めて登山して山頂を目指すのに、ガイドブックも地図もなしで登る人はいないでしょう?

 

登山部に入ってるわけでもなく、普段、運動ものをしていません、という人が、富士山🗻の山頂を目指すなら、かなりの準備もいるし、ルートや計画も念入りにしますよね?

 

お金を払ってガイドをお願いして全部お任せ、ということもできますが、これはむちゃくちゃお金がかかるのはわかりますよね?

 

 

 

スキンケアにしろ、食事にしろ、お渡ししている説明書が、ガイドブックや地図の代わりです。

 

それを一回見ただけで、富士の樹海の登山道ですらないところから、いきなり1人で登山始めるようなものです。

 

Tシャツ、ショートパンツ、ハイヒール👠、ハンドバッグ👜で登山しようとしていることと同じです。

そりゃ、遭難しますよね。

 

説明書や本を読まずに、ネットのどこの誰かもわからないような情報だけで登る人って少ないし、自称登山家きどり、実は初心者🔰、という人と、登山ルートでもない富士の樹海からスタートしたら、これも遭難しますよね。

 

知らないところでは、地図はすぐに見えるように手に持ってませんか?

不安になったらすぐに見ませんか?

 

一度読んだだけで完璧に覚えてるのは、サバンの人くらいです。

 

 

私は覚えるまで何度も何度も読むし、覚えられない場合はその都度確認します。

覚えた後も時々確認します。

勘違いしていたら困るからです。

こうしたらダメなのかな?と思った時は、必ず教科書やそれに準ずるもので確認します。

 

ネットの情報は、あくまでも参考で、情報源の確認は必ずします。

 

この内、一個でも抜けてると、残念なことになることも…。

お金と時間をかなりムダにしてしまうことも…。

 

それくらい、「確認」と「情報」が大切なわけです。

 

そのスキンケアや食事が、「正しい」ものであっても、あなたにあっているかは全くの別です。

あなたが「正しい」と思ってやって来た結果が今です。

それが良かったのか悪かったのか、ご自身が一番おわかりでしょう。

 

「正しい」ものはたくさんありますが、「今の自分に合ってるもの」は、それほどたくさんはありません。

それも実際やってみて、「今の自分に合ってる」ことを探っていかないといけません。

 

 

症状がひどい人ほど、ガイドブックも地図も読まずに、あるいは一度読んだ(眺めた)だけで、富士山🗻に挑戦しようとする傾向があります。

 

高尾山や大文字山ですら、地図くらい読むでしょう?

入り口とルートの確認はするでしょう?

 

 

なんの準備も正しい地図もなく遭難して、救助を呼べる時もあれば呼べない時もあるでしょう。

 

ホントに遭難することもある。

 

救助に来てくれてもちょっと登りかけていたところを地上に降ろされるだけです。

 

山頂には連れていってはもらえません。

いつまでたっても、それでは山頂にはいけないんですよ。

 

高尾山や大文字山であっても。

 

 

 

ガイドブックや地図をちゃんと参考にすれば、時間とある程度のお金をかければ、素人でも富士山🗻の山頂に自分の力で行けるわけです。

 

 

必要な本は買う。

必要な本は読む。

渡している説明書は読む。

身に付くまで読む。

 

読みながらでいいから実践してみる。

 

やってみたけど、うまくいかないなら、別のルートを探すわけです。

なんの準備も知識もなく、登頂はできません。

サバイバーみたいな身体能力とサバイバル知識に長けてるわけでもないんですから。

 

そこは謙虚に。

 

今までもやったことある初心者じゃないとは言え、うまくいかなかったんだから、そこは謙虚に、まず言われたことを素直にやってみる。

 

やってみたけどうまくいかない
やろうと思った、これはいけないと思ったけど、やってしまった

というのと、

やってるつもりですけど?

では、結果は同じでも全然意味が違います。

 

確認せずにやってるつもり、は、遭難しやすい。

 

うまくいかなかった人は次気を付けますから、ちゃんと山道に出て来て標識を見つけます。

 

どうやって山頂でも行くのかは、あなた次第です。

救助に行くにも、行けるところと行けないところがあります。

遭難するにしても救助が来てくれるところで留まらないとね。

準備も知識もいるわけです。

全国で緊急事態宣言が出されましたが、大阪や兵庫ではかなり前から出ていましたし、京都や滋賀でも週末の外出自粛など、不要不急の外出は皆さん控えておられることかと思います。

 

 

そんな中、クリニックや病院への通院は、不要不急ではないとして(健康や命のかかわることなわけですから)認められています。

 

 

じゃあ、美容医療は。。?

 

美容医療は、エステや美容院と同様、不要不急と言われればそうでしょう。

個人によっては、不要不急ではないこともあるでしょう。

 

どう考えるのかは、本当に個人次第。

 

 

うちでは、美容医療だから、不要不急だから来ないでください、とは断っていません。

 

ただ、京都府外から受診されていた方、京都府内の方で、美容医療ほぼ単独で来られている方は、ほぼ毎月来られていたのに急に来られなくなったり、キャンセルのお電話をいただり、延期されたりと様々です。

 

うちの場合は、美容医療をやっていると言っても、私は、「キレイな肌は元気なからだに宿る」と思っていますから、肌を診ただけで、その方の栄養状態は想像がつくし、スキンケアもなんとなく想像ができます。

だいたい当たっています。

 

どんな美容医療ご希望の方でも、時間が全く足りなくなれば別ですが、患者さんが興味なくてもチラッと食事と栄養の話はしています。

 

そこで、「そうだったんですか!」と乗ってくる方もおられれば、そのままスルーされることもあります。

 

 

美容医療だけ診ているのではなく、体調管理で、保険診療で必要と思う薬を出したり、漢方も積極的に勧めています。

 

 

一見、出している薬や漢方は、一体どう皮膚が良くなるの?とお思いでしょうが、回りまわって(かなり時間がかかることもありますが)、皮膚が良くなってきます。

 

皮膚もからだの一部ですから、内臓が良くなれば、お肌も良くなる。

 

肌だけ診ているのではなく、体調全部診ていますから、患者さんは美肌治療として通っておられるかもしれませんが、私は、その方が元気で過ごせるように治療しています。

 

皮膚にレーザーなどを当てるのは、患者さんにとってわかりやすい一つの指標なわけで、肌がキレイで元気ということは、内臓もキレイで元気ということです。

 

目指しているのは、内臓美人!!

 

そうやって内臓やからだ全体の体調を整えることが、免疫力アップにつながると思っています。

 

 

体調も肌の調子も悪いのに、免疫力は無茶クチャ高い、なんて、あり得ない!!

 

逆に、免疫力を上げるものは、体調も良くするし、お肌もキレイになるんです。

 

 

こういう時にも漢方は便利ですね。

 

漢方で免疫力を上げるものなどもあるので、患者さんと話していて、症状などから、こんな薬あるけど、1度飲んでみる?という風に聴いています。

 

私も喉が子供のころから弱いので、とてもよく気持ちがわかります。

 

オーソモレキュラー療法と漢方にどれだけ助けられたことか!!

 

 

皆が皆、オーソモレキュラー療法勧めたからってされるわけではないし、サプリが良いことはわかっても、予算の都合でたくさん飲めない方もおられますから、患者さんにもある程度お食事はきを付けていただきますが、ドンピシャ!で漢方がはまった時、体調の違いを実感して喜んでおられる患者さんを見ると、とても嬉しいです。

 

 

まあ、全国で緊急事態宣言が出されましたから、美容医療と体調管理と両方されていた方も美容医療は一旦お休みして、電話診察や遠隔診療に切り変えて、体調管理だけされている方もおられるし、クリニックにいる時間をなるべく短くするのに、電話診察や遠隔診療に変えた方もおられます。

 

 

かたや、美容医療は全部私がするわけですから、その間に、食事やテレビやニュースを観ていて不安になったこと、疑問に思ったことなど聴いてこられたり、こちらからもアドバイスしたり。

(手洗いせず、顔触っているとかね。マスクが横や上、空いているとかね。大事と言われている確認ですね)

 

やっぱり直接会って話するほうがお互い確実だし、楽は楽ですよね。

通じ合うのも早いしね。

 

 

日本語って、文字で書くと、主語が抜けたりしやすいので、あいまいなニュアンスを文字で表すのも難しかったり。。。

勘違いや、これはこういうことですか?ということもとても多いです。

 

 

一言、直に話せば一発で終わるのに。。ということも大変です。

 

 

体調管理(オーソモレキュラー療法)に通っておられる方の中には、高濃度ビタミンC点滴もされることもあり、点滴目当てで受診されている方もおられます。

 

 

ビタミンCは、強力な抗酸化作用で、抗炎症作用もあります。

なにより、抗ストレス作用がある。

 

今の時期に、持病がある方もない方にもピッタリです。

なんとなく不安やうつ、イライラにも、結構いいです。

(*ただし、お食事はそれなりには患者さんも対象です。)

 

 

 

スキンケア相談や肌荒れ相談も、不要不急と思われがちですが、シミにしろ、年齢にそぐわないシワ・タルミにしろ、赤みや湿疹皮膚炎にしろ、全部、内臓の表れです。

 

また、やっかいというか、女性や男性の間違った?化粧品(ボディソープやシャンプー、入浴剤、毛染めなど)の使い方や選び方で、肌荒れからどんどんアトピーみたいになっていることが実はとても多いと私は思っています。

 

 

ベースに、ちょっとアトピー素因があったりするので見落としがちですが、実は化粧品で悪化させていただけで、本当はそこまでひどいアトピーではなかったということも。。。

(止めてもらったら、かなり良くなるから)

 

アトピーまでいかなくても、間違ったスキンケアがいずれアトピーみたいな慢性皮膚炎、慢性湿疹の卵みたいにはなるわけです。

 

あるいは、どす黒くなっていくとか、赤黒くなっていくとか。。。

 

女性のクマの相談って、それ、貧血だから!!!(隠れ貧血多数)

ニキビもね。貧血だけでないですけどね。

 

 

ぜ~んぶ、からだの中の状態、食事や栄養状態の結果ですから、肌の不調は、免疫力があまり高くはないことの表れです。

 

そういうことをきっかけに気付いてもらえればいいなと思います。

 

 

 

美容医療の方が減ったので、その分、保険診療だけ、と言う方に、前よりも時間が割けるようになりましたね。

 

今、お一人お一人の間は、今まで以上に空けるように予約を取っています。

(前後で、全部消毒をするので)

 

 

保険診療もですが、余分に説明したりして、長くなってしまって、次の方が来られる。。。ということもありはしましたが。。

 

 

美容医療は保険が通りませんが、保険診療であっても、からだの恒常性をなるべく損なわずに手助けしてくれる薬や漢方で、悩んでおられる病態が良くなればいいですし、ひいては、それが肌を綺麗にします。

 

保険診療で、オーソモレキュラー療法の詳しい話をするわけではないですが、資料を差し上げて参考にしてみてくださいと伝えたり、もしサプリ飲んでみたいのであれば、ちょっと足すのは構いませんよと簡単は話だけしてお出しすることもあります。

 

ほんのちょっと飲むだけでも違いがわかって、保険診療そっちのけで、「サプリ欲しいんですけど」「いや、保険診療でしょ?」みたいな受診される方もおられます。

 

特に、今回みたいな新型コロナの感染症が蔓延している時代ですから、どなたにも免疫力アップにはしてほしい。

せっかく、うちに来られたんだから。

(資料をお渡ししても興味を持たれるかどうかはその方次第ですけどね)

 

 

それでも外出が怖いという方もおられるし、サプリや化粧品を発送する準備を少し前から始めていたので、練習ができて不幸中の幸いでした。

 

 

厚労省が、初診のオンライン診療の許可を出しました。

 

うちも始めないといけませんね。

 

パソコンのスカイプでするのが一般的でしょうか?

 

 

Facebookのアカウントをお持ちの方であれば、ビデオ通話ができたと思うんですけど。。

それであれば、電話とビデオ通話でいけますしね。

 

遠方の方もおられますから、便利な時代になりましたね。

 

 

手続きをしないといけませんね。

 

手続きが終わり次第、お知らせいたします。

 

 

保険の初診のオンライン診療は手続きがいりますが、初診の方の自費での医療相談もオンラインの波を受けて、スタイルを変えようとかと思います。

 

電話 + ビデオ通話診察 + メールやメッセンジャーでのやりとり

 

ビデオ通話を足すことで、メールなどのやり取りの回数を前の10往復から減らします。

 

こちらも詳細を決めたら、お知らせいたしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、新型コロナの対策で、普段よりも手洗い、アルコール消毒が増えている方、日本中、皆さんそうだと思います。

私も、いつも以上にするものだから、手指はガサガサです。

いつも冬場はガサガサになっていて、職業病だから仕方ないなと思っていましたが、オーソモレキュラー療法を始めて、ほとんど手荒れとは無縁になりました。

 

手荒れが起こる時は、栄養がかなり消耗している時なので、からだが教えてくれている証拠ともなるので、いろんなことが早めに対処できるのでやりやすくなりました。

 

普段から手にクリームなどの保湿剤をつける習慣がないため、今は気が付いらら、しわしわになっていることもあるので、気付いたら保湿剤を塗るようにしています。

 

 

私でそうですから、アトピーやもともと手荒れがあった方は尚更でしょう。

 

 

アトピーの方が、手指の湿疹皮膚炎がひどくなると、「アトピーが悪化した」とお思いでしょうが、実はそれは違います。

 

 

アトピーが悪化するのであれば、やはりまず好発部位がひどくなったり、全体に悪化したり(ムラはありますが)することがほとんど。

 

局所だけ、となると、他の方もそうですが、一番に疑わないといけないのは、接触性皮膚炎(かぶれ)です。

 

 

見た目で、もちろん他の疑う病気もたくさんありますが、接触性皮膚炎の場合、原因が必ずあるので、それに早く対処しないとどんどん悪化します。

 

接触性皮膚炎に、他の病気が合わさっていることもありますが、まず刺激になっているもの、考えれるものはすべて止めることがとても大切です。

 

いくら薬を塗ったところで、根本的な薬(かぶれないような皮膚にさせる薬)はなく、ひどい場合は、ステロイドが必要なことも多いです。

 

確かにステロイドを塗ると、炎症(赤み)を抑えてくれますから、一見治ったように見える。

 

でも、原因の刺激がなくならない限り、炎症は起こり続ける。

それをまたステロイドで無理矢理抑える。

 

攻撃が止まないので、どんどんひどくなるのを抑えるには、さらに強いステロイドが処方される

という、果てしない、悪循環に落ちている方も多くいます。。。

 

患者さんでも、明らかに原因とわかっているものは止めず、ステロイドばかり欲しがる方もいますしね。

 

 

ごまかす薬だけ塗っても、爆弾落としているようなものですから、まず攻撃を止めないと、復興再建はできません。

(私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」にも詳しく書いています)

 

 

で、今回の新型コロナで、手洗いとアルコール消毒頻回となると、肌のバリア機能は破壊されまくりです。。。

 

でも、仕方ないですよね。いりますから。。。

 

 

ドクターの友達が教えてくれましたが、今、病院ですら、アルコール消毒が足りません。

貴重なアルコールですし、かといって、手指を消毒しないわけにもいかない。

かといって、外来の診察で、一人終わった後に、しっかり手洗いしている時間も困る。(アルコール消毒でする場合は早い)

 

そこで考えたのが、手袋をしたままにしておいて、手袋を、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。

 

これなら早い!!

次亜塩素酸ナトリウムつけて、すすげばいい。

(***次亜塩素酸ナトリウム液は、いわゆるハイターですから、皮膚につけるものではないですよ。机とか器具とかの拭き取りに本来使うものです。手袋だから、つけていいんです)

 

 

そうすることで、アルコールも節約できるし、なにより自分の手指も守れます。

 

一般ても薄い手袋あるでしょう?ちょっと高いやつ。

 

 

先日、うちもその手袋はストックがないため(今は困っていませんが、ストックがない)、発注しようと医療専用の卸で見たら、一番安いのは品切れ、完売でした。

アマゾンで見たら、恐ろしい値段がついていて、これも規制したほうがいいんじゃない?と思いました。

結局、いつもの卸で、一番安いのはないけど、その次の値段のはあったので、それを注文しました。

いつもより高いと言っても、アマゾンのものよりも断然安いです。

 

 

そういった手袋をはめて、手袋を消毒するのであれば、手指に直接アルコールも石けんもつけることなく、バシバシになる回数を減らせられると思います。

 

 

その方によって、手袋が使える場面は違うでしょうけど、どういう時なら使えるか、チャレンジしてみてください。

(手袋をはめれば、手洗いも消毒もいらないと勘違いする人がいるようですが、手袋を洗ったり、消毒しないと(はめてない時と同じようにしないと)、手袋にウィルスが付いたままで、感染しますからね。念のため。

どこかの国で、手袋をはめたら、洗わない・消毒しないという人が続出して、逆に手袋はしないようにと、厚生大臣が大統領が会見で言うことがありました。)

 

 

こんな時期でも、薬用せっけんは使わないでくださいね。

 

医療関係者ではないんですから。

実際、医療関係者であっても、ああいういわゆる薬用石けん(市販のもの。医療用のはまた中身が別)では、ウィルスは死にません。

皮膚のバリア機能を壊すだけでメリットがないということで、かなり前に、アメリカで(FDAだったかな)使用はすすめないという発表がありました。

(その時、ブログに詳しく書いているはずです。検索してみてください。)

 

 

普通の石けんで十分です。

おすすめは、高級そうなイメージのもの(中身はとて質が悪い。高い値段にして高級そうにしているだけ)や、ボタニカル風、オーガニック、自然派みたいなものは絶対に止めてくださいね。

かぶれたり、食物アレルギーになったり、よけにかぶれたりします。

ひどいのになると、液体のもので、ラウレス硫酸ナトリウムが平気で入っていて、「肌に優しい!」とこれまた平気でうたい文句があったりしますから、知らないということは恐ろしいことです。。。

 

私のおススメは、純石けんですが、これもメーカーによって、実は中身が微妙=に違います。

 

手指くらいなら、どこのメーカーのものでも一応かまいませんが、今回みたいに何度も洗うとなると、そうも言っていられない方も出てきます。。。

(ちなみに、これも私の本でも書いていますが、本に書いてあるスキンケアや純石けんも含めて、皮膚に異常のない方への話ですよ。アトピーとか異常のある方、敏感肌などの方は、話が違うから個別に聴いてくださいと書いています。

覚えておられますか?

 

顔の洗顔にしても、純石けんは、あれだけでファンデーションや日焼け止めもちゃんと洗えば落とせますから、実は結構な洗浄力で脱脂力も強いです。皮脂膜は取ります。

(合成界面活性剤の質の悪いものは、皮脂膜だけでなく、皮膚の角質を溶かしてしまいます。肌のバリア機能はボロボロです。。。)

 

普通の方、というか、皮脂膜くらい取っても、すぐに回復できる方はすぐに皮脂膜作ってくるのでいいんですが、敏感肌、アトピーの方、皮膚に異常のある方はそれができません。

 

だから、洗浄剤もその方によって、勧めるのは変えています。

ほんとに人それぞれです。

 

洗浄力があまりにもマイルド過ぎたら、それでウィルスが石けんみたいに死んでいるのか?と聞かれると、商品によるのもかもしれませんが、「洗い流す」ということが大切です。

 

洗浄力が弱すぎるものでないと、皮膚が痛くて痛くて使えない、というレベルまでひどくなっているのではあれば、そうも言っていられないでしょうし。。。

ほんとに、皮膚を診ないとわかりません。

 

 

 

話を戻します。

 

なにで洗おうとも、洗った後は、皮脂膜は絶対に取れていますから、自分で作れない、なかなか時間がかかりすぎる、と言っている間に、次の手洗いが来ます。

 

 

皮脂膜がないなら、代わりもので作るしかありません。

 

市販のハンドクリームは、すべての化粧品がそうですが、「皮膚に異常があれば、医師に相談してください」「使わないでください」と表示があります。

アトピーの方は、結構、特に顔、普通に普通に市販の化粧品(しかも質の悪いものも。。。)をバンバン使っていたりします。。。

これは、まさに接触性皮膚炎の増悪です。

ベースにアトピーがあったから、まさか化粧品で悪化していると思っていない方が大半です。

 

こういった中には、実は、最初からアトピーではなく、アトピー素因くらいはあったかもしれませんが(アレルギーがあるとか、皮膚のバリア機能も弱いとか)、全身、質の悪い化粧品で(ボディソープとかね)全身アトピーみたいにしていることがとても多い。

ちょっとずつ進行していくので、まさか化粧品、ボディソープのせいとは思っていないところが、一番悪化させている最大の原因です。

表示はしっかりと読みましょう。

 

そこにステロイドを塗っても、ウワサの保湿剤を塗っても、悪化は止まりません。ごまかしているだけだから。

年々ひどくなる。。。

 

 

話を戻します。

 

で、手指への保護剤。

湿疹皮膚炎がない方、だたの乾燥だけであれば、いわゆるハンドクリーム(いらん成分が入っていないもの)でいいですが、アトピーや湿疹皮膚炎レベルまでいってしまっていたら、化粧品は塗れません。

医薬品が必要です。

 

どんな医薬品を処方するのかは、保湿剤の選び方も含めて、その医者のさじ加減ってやつです。

 

私は、湿疹皮膚炎がひどければひどいほど、あのウワサの保湿剤は使いません。

自分にも(湿疹皮膚炎もないですが)使いません。身近にありますけど。目の前にあって、すぐに塗りたい時くらいかな。

 

症状がひどければひどいほど、添加物の入っていないものを処方します。

ウワサの保湿剤は、というか病院の塗り薬にも添加物は入っています。

どの塗り薬でもかぶれる人はかぶれます。

クリーム基材、ローション基材となればなるほどです。

ウワサの保湿剤は、よけいにかゆくなることもあるので、あまりにもひどくてこれ以上かゆくなったら困るなという時は絶対に出さないです。

そうでない人に出す時も、必ず、かゆみの副作用の話はしておきます。出たら、止めてもらわないといけませんから。

 

まあ、ほとんど出さないです。ゼロではないですけど。

 

他の保護剤を使っています。

 

 

あまりにもひどい時は、最後にワセリンでそれこそ蓋をするイメージで保護してもらいます。

(これも、私の本に詳しく書いています。ワセリンのメリットとデメリットと)

 

その上から手袋をすると、パックみたいになって効果的ですが、ステロイドでこれをすると、吸収率も上がって、増強されて、悪い面が目立ってしまうことがあるので、基本は勧めていません。

やってもらう時は慎重に。

医師の判断なく、勝手にやることはすすめていません。

(ステロイド大好き!という方は、ステロイドの良い面しか知らないから、そんなことが言える。。ステロイドの副作用、特にステロイド皮膚炎を治すのは、保険診療だけでやれ、と言われたら、とても根気のいることで。。特に患者さんがね。耐えないといけないから。。。進まないんです。。中毒と同じなので。。。)

 

 

ついでですが、皮膚炎の長期間、あまりにも長すぎる方で、ステロイド漬けにされている方も多く、そう言う方の場合は、ステロイド皮膚炎も念頭に必ずいれておかないといけません。

どんどん皮膚がおかしくなってきますからね。。。でも止められない。。。まさに中毒ですね。。

 

 

 

で、結論ですが、

もうこまめに保護剤(医薬品)を塗るしかない。

1分後に手を洗うことになったとしても。

 

キリがなくても、やるしかないです。

 

 

もうこんなのやってられるか!!!という方は、自費の診察や治療をおすすめします。

 

からだの中から、何ものにも負けない肌作りを目指す!!

鉄板のような肌は作れませんが、少々のことでは負けないような、乾燥した、くらいで止まる肌作りを目指します。

 

塗り薬を塗ると言っても、結局、めんどくさいでしょう?

範囲が広くなればなるほど、大変です。

だからこそ、少しでも攻撃しないこと、させないこと。

そして、防御。負けづらい、少しでも今よりも強い肌作りを目指す。

 

保険診療では、なかなかそこまでいけませんが、少しはできます。

 

漢方薬も使ったりします。

 

なにより、患者さんの意識が変われば、皮膚も変わります。

ここ、大事なポイントです。