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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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保険診療の患者さんも自費での肌荒れ相談・赤ら顔・アトピー・赤黒く炎症を起こしている患者さんも、やっぱり皆さん、いらんもの、塗りすぎですわ~。

 

 

男性も女性も、顔も頭もからだも。

 

 

例えば、皮膚に異常があって、保険の皮膚科を受診したとしますよね。

 

どこの皮膚でもそうですが、真っ赤っかで痛いとかひりひりしているとか、明らかにこれを使ってから一気におかしくなった、みたいな、わかりやすいエピソードを自分から言えば、「接触性皮膚炎」(かぶれ)という話も出てくるでしょうけど、

中途半端な赤みというか、経過も長くて、市販の薬をいろいろ塗ったり、いろんな皮膚科を転々としていたり、自分で引っかいたりと悪循環にはまっていた場合は特に、

なんでも「アトピー」と言われていることもあるし、頭や顔だと「脂漏性皮膚炎」と言われていることもあります。

顔は、「酒さ」と診断が付くことも。

 

中には、ずーっとステロイドを塗り続けてきたことによって、しかもかなりランクの強いものを、そのせいで、「ステロイド皮膚炎」「ステロイド酒さ」を起こしている、合併して混ざっちゃって、なにがなにかわからなくなっていることも。

 

 

だから、経過がとても大切なんですね。本当は。

 

もともと、アトピー素因があるとか、最初は、脂漏性皮膚炎や慢性湿疹だけだったのかもしれませんが、ずーっと繰り返していくうちに、特に女性は、化粧品を絶対使っていますからね。

 

全然使っていないっ!!という人でも、それは、ファンデーションやアイメイクや口紅のことを差しているだけであって、洗顔フォームやボディソープ、シャンプーにトリートメント、はたまた入浴剤など、山ほど使っています。

 

男性も、洗顔料、シャンプー、ボディソープは使いますよね。シェービングクリームやアフターシェーブを使っている人も。

 

 

肌トラブルがあって、皮膚科にかかるレベルくらい、赤みなどがひどい人ほぼ全員ですが、赤く炎症を起こしているところに、平気で化粧品を塗ったりつけたりしてます。

 

ようは、薬以外のものを。

 

 

すべての化粧品は、市販の医薬部外品のいわゆる高機能化粧品ってやつでもそうですが、「お肌に異常があったら塗らないでください」「お肌に異常があれば皮膚科医に相談してください」などなど、止めるように書いています。

 

 

そこを無視して止めないから、それはひどくなるのは当たり前ですね。

 

えらい勘違いしている人は、なぜか、化粧品で治そうとする。。。

 

なんでなんでしょうね。。。

 

化粧品は、赤くてトラブル出ている時は、止めるものであって、塗るものでもないし、治してくれるものでもありません。

薬じゃないんだから。

 

まず、化粧品でどうこうしようという考え方からして間違っているわけです。

 

 

シンプルなアトピーや脂漏性皮膚炎などの赤くなる皮膚炎と、いろいろ混ざっちゃって一見、アトピーや脂漏性皮膚炎が悪化したかのように見えている場合、結局は、ステロイドが中心になります。

ステロイド以外の塗り薬が出ることももちろんありますが、まあ、だいたいどこに行っても、ステロイドの塗り薬は必ず処方されるでしょう。

 

最初はひどいアトピーや脂漏性皮膚炎だな、と思って、対症療法にはなりますが、一旦落ち着かせます。ステロイドも使わざるを得ないので使います。

 

そしたら、1週間後、2週間後に来られた時に落ち着いていますよね。当たり前ですよね。

対症療法をしたわけですから。

 

 

ところが、あんなに落ち着いていたのに!!という状態からまたぶり返すわけです。

 

ぶり返す時は、たいがい、仕事が忙しかった、環境などが変わった、ストレスが多かった、などなど、なにか栄養を消耗するようなことが起こっています。

 

だから、皮膚にトラブルが出ても仕方ないというか、そうやって知らせてくれているわけですが、皮疹の出方がおかしい。

 

首やからだ、うで、あし、どこでも、アトピーならそんな出方はしない、といような皮疹の形になっています。

 

普通の出方と全然違うわけです。

 

 

人工的というか、出ている場所、ひどくなり方や皮疹の状態がおかしい。

 

 

顔の場合は、落ち着いていく過程が、もともとの他院で言われていた病名と全然違うことが起こり(細かい経過がね。薬で抑えて良くなった時も)、化粧品による接触性皮膚炎が明確になってくることも。

 

 

保険診療で、赤みがある皮膚炎の場合、ステロイドの塗り薬も必要でしょうし、場合により漢方薬も出します。

 

ただ、接触性皮膚炎があれば、まずは攻撃を止めることなので使っている化粧品、あらゆるものをすべて止めることです。

もう一切合切です。

 

 

保険診療で、1個ずつ、化粧品を聴いて知らべておく、ということはやりません。

そんなことをしていたら、大学病院ではないので(無料の人手が山ほどいるわけでない)、うちみたいな小さなクリニックではつぶれてしまいます)、そういうことを診てほしいのであれば、自費の診察に入ってください。

 

 

ワセリンと純石鹸だけしか使っていないという人で、洗顔や化粧品を塗る時に、顔を擦り倒していました。。。

 

それでは、ステロイドも他の良い薬があったとしても、歯が立ちません。。

 

数日は少し良くなっても、根本である刺激している化粧品を止めていないわけですから、ステロイドを止めればすぐにぶり返す、ということの繰り返しです。

 

それは、漢方薬もしかり。

 

なんでも解決できるわけではありません。

 

接触性皮膚炎(かぶれ)の合併を疑っている場合は、まずは、それら全部一旦止めないと、どうしようもありません。

医療用サプリも同じく、です。

 

 

保険も自費も関係なく、効かせようと思ったら、ちゃんと治療の順番が必要なわけです。

 

今までの化粧品を止めて、低刺激のものをパウダールームで試してもらった化粧品などから選んでもらったり、欲しいものがあれば購入も可能です。

 

 

ただ、真っ先にすることは、  化粧品を止めること。

 

これは絶対違うだろう、だってずっと使っているもの、

とか言うものでも、トラブルは起きます。

 

今、家にいる時間が長くなったり、在宅の仕事がかなり増えた人もいらっしゃるでしょう。

今こそ、化粧品を減らしてみて、どうなるのか?と実験をしてみるべきです。

 

 

こじらせればこじらせるほど、落ち着かせるのに時間がかかります。

 

今こそ、いろいろチャレンジ(止めることのね)してみないと、もったいないでしょう。

 

赤みで悩んでいて、ステロイドを止めるとぶり返す、それで半年、1年以上もたってしまっている、という場合は、1度は必ず自費診療で、ちゃんと化粧品や洗顔などチェッしてもらったほうがいいです。

顔を擦りまくっていたら、治るものも治らないし。

 

 

それで、3年、5年、10年以上と来てしまっているのなら、保険診療だけでは、病名によらず難しいということ。

所詮、対症療法ですから。

 

漢方を見つけると言っても、炎症を起こす化粧品を止めることが先決です。

 

 

たかが化粧品、となめてかかるから、仕返しされてしまいます。

 

必要悪とは言いませんが、長い人生、肌のサポートをしてくれて、時には、添加物が入っていようとも、キレイに見せてくれて、特に女性には必要不可欠なものかと思います。

基礎化粧品、日焼け止めも含めて。もちろん、洗浄剤も。

 

同じ使うなら、ちゃんとしたものを使いましょう。

きっと味方になってくれるはずです。

 

 

よく患者さんとも言っていますが、止めた人にしか、わからないんですよね~。

(ちゃんと止めないといけないんですよ。自分で勝手に忖度するんじゃないですよ。真犯人は別にいたり、複数いたりしますからね。

自分の忖度の結果が、今の肌の状態なわけですから、忖度は全部取り払わないとね)

 

指導や説明書は登山のガイドブックやらない地図のようなもの

地図なしで登山すると遭難する

登山には準備と指南が必要

スキンケア

食事指導

説明書を読まない

自己流でやった結果が今の状況 

自己流でやらない

とりあえず言われた通りにやってみる 

オーソモレキュラー療法

栄養療法

 

こちらもフェイスブックのコピペです。

 

 

肌荒れ相談でもシミ、シワ、たるみなどの美容相談でも、必ずしも必須となるのが、家で自分でもするスキンケアです。

 

いくらレーザーにお金をかけても、刺激ありまくりの化粧品を使ったり、擦りまくったり、紫外線にガンガン当たっていたりしていたら、効くわけない、というのはわかりますね。

 

オーソモレキュラー療法で体調など、食事と栄養で良くしていこうと思っているなら、お菓子やからだに悪いものをガンガン食べながら、医療用サプリをたくさんお金かけて飲んでも、焼け石に水なのもわかりますよね?

 

どちらもやらないよりはまし?ということもありますが、自然老化が加わりますから、現状維持はできません。

ひどくなるスピードがやや緩くなる程度が、逆に間違ったやり方で悪化することも多々あります。

 

 

富士山🗻に初めて登山して山頂を目指すのに、ガイドブックも地図もなしで登る人はいないでしょう?

 

登山部に入ってるわけでもなく、普段、運動ものをしていません、という人が、富士山🗻の山頂を目指すなら、かなりの準備もいるし、ルートや計画も念入りにしますよね?

 

お金を払ってガイドをお願いして全部お任せ、ということもできますが、これはむちゃくちゃお金がかかるのはわかりますよね?

 

 

 

スキンケアにしろ、食事にしろ、お渡ししている説明書が、ガイドブックや地図の代わりです。

 

それを一回見ただけで、富士の樹海の登山道ですらないところから、いきなり1人で登山始めるようなものです。

 

Tシャツ、ショートパンツ、ハイヒール👠、ハンドバッグ👜で登山しようとしていることと同じです。

そりゃ、遭難しますよね。

 

説明書や本を読まずに、ネットのどこの誰かもわからないような情報だけで登る人って少ないし、自称登山家きどり、実は初心者🔰、という人と、登山ルートでもない富士の樹海からスタートしたら、これも遭難しますよね。

 

知らないところでは、地図はすぐに見えるように手に持ってませんか?

不安になったらすぐに見ませんか?

 

一度読んだだけで完璧に覚えてるのは、サバンの人くらいです。

 

 

私は覚えるまで何度も何度も読むし、覚えられない場合はその都度確認します。

覚えた後も時々確認します。

勘違いしていたら困るからです。

こうしたらダメなのかな?と思った時は、必ず教科書やそれに準ずるもので確認します。

 

ネットの情報は、あくまでも参考で、情報源の確認は必ずします。

 

この内、一個でも抜けてると、残念なことになることも…。

お金と時間をかなりムダにしてしまうことも…。

 

それくらい、「確認」と「情報」が大切なわけです。

 

そのスキンケアや食事が、「正しい」ものであっても、あなたにあっているかは全くの別です。

あなたが「正しい」と思ってやって来た結果が今です。

それが良かったのか悪かったのか、ご自身が一番おわかりでしょう。

 

「正しい」ものはたくさんありますが、「今の自分に合ってるもの」は、それほどたくさんはありません。

それも実際やってみて、「今の自分に合ってる」ことを探っていかないといけません。

 

 

症状がひどい人ほど、ガイドブックも地図も読まずに、あるいは一度読んだ(眺めた)だけで、富士山🗻に挑戦しようとする傾向があります。

 

高尾山や大文字山ですら、地図くらい読むでしょう?

入り口とルートの確認はするでしょう?

 

 

なんの準備も正しい地図もなく遭難して、救助を呼べる時もあれば呼べない時もあるでしょう。

 

ホントに遭難することもある。

 

救助に来てくれてもちょっと登りかけていたところを地上に降ろされるだけです。

 

山頂には連れていってはもらえません。

いつまでたっても、それでは山頂にはいけないんですよ。

 

高尾山や大文字山であっても。

 

 

 

ガイドブックや地図をちゃんと参考にすれば、時間とある程度のお金をかければ、素人でも富士山🗻の山頂に自分の力で行けるわけです。

 

 

必要な本は買う。

必要な本は読む。

渡している説明書は読む。

身に付くまで読む。

 

読みながらでいいから実践してみる。

 

やってみたけど、うまくいかないなら、別のルートを探すわけです。

なんの準備も知識もなく、登頂はできません。

サバイバーみたいな身体能力とサバイバル知識に長けてるわけでもないんですから。

 

そこは謙虚に。

 

今までもやったことある初心者じゃないとは言え、うまくいかなかったんだから、そこは謙虚に、まず言われたことを素直にやってみる。

 

やってみたけどうまくいかない
やろうと思った、これはいけないと思ったけど、やってしまった

というのと、

やってるつもりですけど?

では、結果は同じでも全然意味が違います。

 

確認せずにやってるつもり、は、遭難しやすい。

 

うまくいかなかった人は次気を付けますから、ちゃんと山道に出て来て標識を見つけます。

 

どうやって山頂でも行くのかは、あなた次第です。

救助に行くにも、行けるところと行けないところがあります。

遭難するにしても救助が来てくれるところで留まらないとね。

準備も知識もいるわけです。

ジャパンミラクル

日本が起こしている奇跡

新型コロナ

死者数が圧倒的に少ない日本

医療崩壊を起こしていない日本

日本に感謝

 

フェイスブックからのコピペです。こちらにも載せておきます。

以下、コピペです。

 

 

 

少し前から話題になっている「ジャパンミラクル」。

その記事をリンクしておきます。https://headlines.yahoo.co.jp/hl

 

 

もっとマスコミで報道して、日本の素晴らしさを広めてほしいな~。

 

 

今回の新型コロナの感染症対策で、日本の政策は遅れを取って(わざと?)、世界でも類を見ないゆるゆるの、他の国から見たら、クレイジー!といわれるような「自粛要請」でした。

諸外国のようなロックダウンをしていないのは、日本だけかもしれませんね。

 

 

接触しまくりの日本中で、死者数が圧倒的に少ない、世界でトップクラスです。

 

 

陽性とわかっている患者数は、PCR検査自体が少ないから実態はわかりませんが、検査していなくても、重症化して亡くなる方はそう隠せないし、周りに感染者が出てきて、発覚します。

亡くなってからも疑わしい方は実はPCR検査はされています。

 

感染者数の数も重要ですが、一番大事なのは、死者数(致死率は正確な計算が日本はできない)です。

 

医療崩壊も起こらず、ここまでこれましたね。

国民全員で頑張った勲章ですね。

 

医療崩壊せずに頑張ってくださった医療関係者の方々に感謝申し上げます。

特に保健所職員の方には、対患者さんやクリニックからのクレームや罵声をあびせられながらよくぞ耐えてお仕事をしてくださいました。
砦になってくださったおかげで、医療崩壊せずに済みました。
特に感謝申し上げます。

 

 

保健所にPCR検査の許可?を任せるとした国の対応は、結果として、良かったわけです。

 

他の国では、日本の今、マスコミが報道しているような国民の不満は、真っ最中の時にはそれどころではなかったと思いますよ。
生きるか死ぬか。。。

 

日本は、そういう意味でも、この世界中の有事の時に、世界でも類をみないほど平和なんだな。。と思いました。

日本に感謝しましょう!!

ここまでやっと来ました。

第2波は、必ずいつか来ますが、必ず乗り越えられます。

気を緩めすぎることなく、新しい日常を始めましょうね。

以前と全く同じ日常は無理かもしれませんが、だからこそ、今までがどれだけ贅沢で平和な日常だったのか実感できますね。

毎日、感謝して過ごしていたら、きっといいことありますよ。

すでにフェイスブックでは告知しておりまして、こちらにもコピペしておきます。

 

以下、コピペです。

 

キャンペーン  

サプリキャンペーン

5月のキャンペーンに追加です。

患者さんから、サプリのキャンペーンを続けてほしいといわれました。

 

こんなご時世ですから、医療用サプリの質の良いものを、的確に飲むと、かなりお肌も体調もいろいろとサポートしてくれます。

実際に飲んで効果の実感がある患者さんであれば、なおさらかと思います。

 

先月、かなり大々的なキャンペーンをしましたから、同じことを続行というのはできないので、
先月していないサプリで、よく飲んでいただくものを今月キャンペーンに加えます。

 

ヘム鉄
ナイアシンアミド
BCAA
プロテインSoyX
Soyプロテイン
uDHA

 

この6種を、定価より10%オフです。

 

お支払いは、当院へ。

お支払い完了後に、
サプリは、クリニックでの受け渡し(診察や処置)、もしくは、送料着払いにてご自宅へご配送となります。

 

本来は、保険でも自費でも診察なり処置なりで体調を確認してお売りしてましたが、いつも飲んでいた方が、キャンペーンだから送ってほしい、いつもの追加して飲んでみたいから送ってほしい、というのはOKとします。

 

私からすでに勧められていて初めて買うのはOKですが、なにも説明を効いていない人はNGです。

 

Facebookの「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」グループに入っている方は、そこで質問されて購入されるのは構いませんが、根本的にサプリを予算内で組み直してほしい、というのは、電話等診察(=今までの遠隔診療のこと。自費)でご相談ください。

 

 

今回のサプリの栄養素は、どれも周り周っては、体調を助けますが、免疫力を直接上げるものではありません。

 

タンパク質(プロテインがタンパク質のサプリ)は、免疫力アップにもなんにでも必要ですが、タンパク質だけあっても免疫力は上がりません。

 

なんでもそうですが、ビタミン、ミネラル各種が全部複合して効くわけです。

 

なので、食事で、いろいろと摂ることがなにより大切なわけです。

 

医療用サプリとは言え、あくまでもサポートで食事ありきです。

 

 

 

緊急事態宣言も延長で、不要不急の外出の自粛も当分続ける必要があります。

 

新型コロナのことを必要以上に怖がってしまい、恐怖におびえて暮らしている方、
不満やストレス、不安などが増えて、情緒不安定にどんどんなってきている方、
うつっぽくなってきている方、
など、精神面でいろいろと困ったことが出てきている方も増えている印象です。

 

本人が気づいてない場合は、さらに厄介です。

 

今回のキャンペーンに選んだものは、先月はキャンペーンをしていないものですが、どれも精神面・情緒を安定化させるのに必要な栄養素です。
(もちろん、ある程度食事の改善はやらないといけませんよ。
諸悪の根源が、糖質ばかりの食事にあるわけですから)

 

飲む量や種類は人によって違います。

 

たくさん飲むことで効果が倍になるわけではありません。

 

効果と量は、必ずしも依存ではありません。

 

たくさん飲んでほしいと思っていても、吸収できない状態のため、たくさん飲んだらいけない人も大勢います。

 

そのため、血液検査やそういうことがわかっている医師の診察の上で、1日量は決めていきます。

 

前にこれだけ飲んでいたから、その量が、今も「適切な」量ではありません。

 

体調によって変えなければ、逆にからだに害が起こることもあるし、
無駄にお金かけて体調悪化、ということが、診察に来ずに自分で勝手に飲んでいる人に多々起こっていることです。

 

正しく飲むにしても、誰にでも予算があるわけですから、予算とその時の体調と改善したい症状に合わせて選んでもらって飲むことが、最小限の予算で体調改善をよくする秘訣です。

令和2年5月1日からになりますが、初診の方のオンライン診療を始めます。

オンラインで診れる疾患には限界はあると思いますが、薬の処方日数も制限もありますが、それでも今、できることがあるかと思います。

 

オンライン診療も当院は完全予約制です。

 

まずは、お電話にて保険のオンライン診療が可能かどうかご相談ください。

 

オンラインでなくて来院での診察希望でもよくあるのは、美容についての相談を保険診療でしてくれという人。

 

それは保険ではできません。

 

ニキビは保険診療で診れますが、保険診療で出せる薬の中から選ばないといけません。

保険診療で、化粧品を使っていていいか調べてほしい、自費のスキンケア相談みたいにスキンケアについて教えてほしい、などなどはできません。

 

もちろん、ニキビ跡は、自費の美容医療です。相談も。

ニキビ跡は保険診療で言うところの「病気」ではないからです。

 

 

皮膚に限らず、他の病気でもわかる範囲でよければ保険診療で対応しますが、オンラインでは血液検査すらできませんから、そこは必ず限界があります。

漢方薬は、オンラインでも処方は可能ですが、実際に対面で診るのとでは、顔色というか、肌の質感や色調などが、ビデオ通話では、患者さんのいる部屋の照明や画像によって、差は必ず出るでしょうね。

 

皮膚疾患も、色と質感がオンラインでは映像で診せてもらっても実際とは違いますから、そこも差は出るでしょう。

 

ただ、皮膚の病気でも他の病気でも、結構皆さんの思い違いってあって、そこを見つけて変えてもらったり、止めてもらったりするだけで、大した薬を使わなくても結構良くなる人って多いいんです。。

 

いかに、間違ったことをしてこじらせているのか、ということです。

 

逆に言えば、もともとからだが悪い、原因不明、とかいうのではなく、その原因を可能な限り取り除けば改善する、ということ。

 

着眼点、ってやつですね。

 

 

診察の流れとして、まずはお電話で、保険診療のオンラインでできることか伺います。

 

できることがあると判断したら、まずは電話で問診を行います。

この時、私の時間が空いていれば、続けて問診をしますが、空いていなければ時間を決めさせていただいて、その時間にお電話いただきます。

 

どちらにしろ、まずはお電話にて病状と経過、使っている薬、使っていた薬など、詳細をお伺いします。

 

スカイプやFacebookのビデオ通話ができる方は、その後、ビデオ通話で治療についてお話します。

ビデオ通話ができない方は、お電話で治療について説明します。

 

処方箋をお出しすることになることがほとんどかと思いますが、全部の精算した金額をお伝えして、今は銀行振り込み(お振込み手数料はご負担ください)、もしくはご近所の方は直接お支払いに来ていただいて結構です。

 

お振込み・お支払い確認後に、処方箋を郵送・お渡しいたします。

郵送の場合、処方箋郵送の切手代84円別途頂戴いたします。

 

保険診療で来られた方にも、医療用のサプリを少しでも飲んだほうがいいなと思うことは多々(というが全例)ありますが、チラッとご提案はしております。

サプリの相談や自費診療みたいに詳しい説明はできませんが、簡単はお話と資料は差し上げていて、飲んでみたいという方には、金額を伝えていただいて、金額内でこちらで選んだものを飲んでいただく、ということはしています。

自分はこっちを飲みたい、それではなくてあっちを飲みたい、などは、自費の診察でご相談ください。

(自費診療のオンライン相談は別にやっております。

自費診療の男性の受診は、前後の時間を貸し切り状態にしますから、その分余分に料金がかかりますが、オンラインは、女性と同じ料金です。)

 

 

私のブログやFacebookなどを読んでくださっていて、市販の化粧品で、うちでも取り扱っているもので、購入したい、というのものがあれば、それは保険診療で来られた時もお売りしております。

 

サプリや化粧品を購入される場合は、こちらもお振込み・お支払い後に、送料着払いにてお送りいたします。

そこに一緒に処方箋もお入れします。(この場合は、切手代はいただきません)

 

お電話でクレジットカード決済などができるシステムを今お願いしているところですが、今、すごく混んでいるのと、ゴールデンウィークが重なり、もうちょっと時間がかかりそうです。。

 

なので、今は、銀行振り込みか、クリニックでお支払いに来ていただくか(それなら対面で診察できると思いますが、滞在時間をなるべく減らしたいという方ならありでしょう)、あとは、現金書留でしょうか。

 

初診の方の、保険診療でオンラインできるかどうかの予約受付は受け賜わっております。

皮膚科以外のことでも、保険診療でいけるのかな?というのは、お電話でお問い合わせください。

 

 

電話でもビデオ通話でも、検査は一切できませんのでね、そこは治療に限界があることはご了承ください。

 

 

全国で緊急事態宣言が出されましたが、大阪や兵庫ではかなり前から出ていましたし、京都や滋賀でも週末の外出自粛など、不要不急の外出は皆さん控えておられることかと思います。

 

 

そんな中、クリニックや病院への通院は、不要不急ではないとして(健康や命のかかわることなわけですから)認められています。

 

 

じゃあ、美容医療は。。?

 

美容医療は、エステや美容院と同様、不要不急と言われればそうでしょう。

個人によっては、不要不急ではないこともあるでしょう。

 

どう考えるのかは、本当に個人次第。

 

 

うちでは、美容医療だから、不要不急だから来ないでください、とは断っていません。

 

ただ、京都府外から受診されていた方、京都府内の方で、美容医療ほぼ単独で来られている方は、ほぼ毎月来られていたのに急に来られなくなったり、キャンセルのお電話をいただり、延期されたりと様々です。

 

うちの場合は、美容医療をやっていると言っても、私は、「キレイな肌は元気なからだに宿る」と思っていますから、肌を診ただけで、その方の栄養状態は想像がつくし、スキンケアもなんとなく想像ができます。

だいたい当たっています。

 

どんな美容医療ご希望の方でも、時間が全く足りなくなれば別ですが、患者さんが興味なくてもチラッと食事と栄養の話はしています。

 

そこで、「そうだったんですか!」と乗ってくる方もおられれば、そのままスルーされることもあります。

 

 

美容医療だけ診ているのではなく、体調管理で、保険診療で必要と思う薬を出したり、漢方も積極的に勧めています。

 

 

一見、出している薬や漢方は、一体どう皮膚が良くなるの?とお思いでしょうが、回りまわって(かなり時間がかかることもありますが)、皮膚が良くなってきます。

 

皮膚もからだの一部ですから、内臓が良くなれば、お肌も良くなる。

 

肌だけ診ているのではなく、体調全部診ていますから、患者さんは美肌治療として通っておられるかもしれませんが、私は、その方が元気で過ごせるように治療しています。

 

皮膚にレーザーなどを当てるのは、患者さんにとってわかりやすい一つの指標なわけで、肌がキレイで元気ということは、内臓もキレイで元気ということです。

 

目指しているのは、内臓美人!!

 

そうやって内臓やからだ全体の体調を整えることが、免疫力アップにつながると思っています。

 

 

体調も肌の調子も悪いのに、免疫力は無茶クチャ高い、なんて、あり得ない!!

 

逆に、免疫力を上げるものは、体調も良くするし、お肌もキレイになるんです。

 

 

こういう時にも漢方は便利ですね。

 

漢方で免疫力を上げるものなどもあるので、患者さんと話していて、症状などから、こんな薬あるけど、1度飲んでみる?という風に聴いています。

 

私も喉が子供のころから弱いので、とてもよく気持ちがわかります。

 

オーソモレキュラー療法と漢方にどれだけ助けられたことか!!

 

 

皆が皆、オーソモレキュラー療法勧めたからってされるわけではないし、サプリが良いことはわかっても、予算の都合でたくさん飲めない方もおられますから、患者さんにもある程度お食事はきを付けていただきますが、ドンピシャ!で漢方がはまった時、体調の違いを実感して喜んでおられる患者さんを見ると、とても嬉しいです。

 

 

まあ、全国で緊急事態宣言が出されましたから、美容医療と体調管理と両方されていた方も美容医療は一旦お休みして、電話診察や遠隔診療に切り変えて、体調管理だけされている方もおられるし、クリニックにいる時間をなるべく短くするのに、電話診察や遠隔診療に変えた方もおられます。

 

 

かたや、美容医療は全部私がするわけですから、その間に、食事やテレビやニュースを観ていて不安になったこと、疑問に思ったことなど聴いてこられたり、こちらからもアドバイスしたり。

(手洗いせず、顔触っているとかね。マスクが横や上、空いているとかね。大事と言われている確認ですね)

 

やっぱり直接会って話するほうがお互い確実だし、楽は楽ですよね。

通じ合うのも早いしね。

 

 

日本語って、文字で書くと、主語が抜けたりしやすいので、あいまいなニュアンスを文字で表すのも難しかったり。。。

勘違いや、これはこういうことですか?ということもとても多いです。

 

 

一言、直に話せば一発で終わるのに。。ということも大変です。

 

 

体調管理(オーソモレキュラー療法)に通っておられる方の中には、高濃度ビタミンC点滴もされることもあり、点滴目当てで受診されている方もおられます。

 

 

ビタミンCは、強力な抗酸化作用で、抗炎症作用もあります。

なにより、抗ストレス作用がある。

 

今の時期に、持病がある方もない方にもピッタリです。

なんとなく不安やうつ、イライラにも、結構いいです。

(*ただし、お食事はそれなりには患者さんも対象です。)

 

 

 

スキンケア相談や肌荒れ相談も、不要不急と思われがちですが、シミにしろ、年齢にそぐわないシワ・タルミにしろ、赤みや湿疹皮膚炎にしろ、全部、内臓の表れです。

 

また、やっかいというか、女性や男性の間違った?化粧品(ボディソープやシャンプー、入浴剤、毛染めなど)の使い方や選び方で、肌荒れからどんどんアトピーみたいになっていることが実はとても多いと私は思っています。

 

 

ベースに、ちょっとアトピー素因があったりするので見落としがちですが、実は化粧品で悪化させていただけで、本当はそこまでひどいアトピーではなかったということも。。。

(止めてもらったら、かなり良くなるから)

 

アトピーまでいかなくても、間違ったスキンケアがいずれアトピーみたいな慢性皮膚炎、慢性湿疹の卵みたいにはなるわけです。

 

あるいは、どす黒くなっていくとか、赤黒くなっていくとか。。。

 

女性のクマの相談って、それ、貧血だから!!!(隠れ貧血多数)

ニキビもね。貧血だけでないですけどね。

 

 

ぜ~んぶ、からだの中の状態、食事や栄養状態の結果ですから、肌の不調は、免疫力があまり高くはないことの表れです。

 

そういうことをきっかけに気付いてもらえればいいなと思います。

 

 

 

美容医療の方が減ったので、その分、保険診療だけ、と言う方に、前よりも時間が割けるようになりましたね。

 

今、お一人お一人の間は、今まで以上に空けるように予約を取っています。

(前後で、全部消毒をするので)

 

 

保険診療もですが、余分に説明したりして、長くなってしまって、次の方が来られる。。。ということもありはしましたが。。

 

 

美容医療は保険が通りませんが、保険診療であっても、からだの恒常性をなるべく損なわずに手助けしてくれる薬や漢方で、悩んでおられる病態が良くなればいいですし、ひいては、それが肌を綺麗にします。

 

保険診療で、オーソモレキュラー療法の詳しい話をするわけではないですが、資料を差し上げて参考にしてみてくださいと伝えたり、もしサプリ飲んでみたいのであれば、ちょっと足すのは構いませんよと簡単は話だけしてお出しすることもあります。

 

ほんのちょっと飲むだけでも違いがわかって、保険診療そっちのけで、「サプリ欲しいんですけど」「いや、保険診療でしょ?」みたいな受診される方もおられます。

 

特に、今回みたいな新型コロナの感染症が蔓延している時代ですから、どなたにも免疫力アップにはしてほしい。

せっかく、うちに来られたんだから。

(資料をお渡ししても興味を持たれるかどうかはその方次第ですけどね)

 

 

それでも外出が怖いという方もおられるし、サプリや化粧品を発送する準備を少し前から始めていたので、練習ができて不幸中の幸いでした。

 

 

厚労省が、初診のオンライン診療の許可を出しました。

 

うちも始めないといけませんね。

 

パソコンのスカイプでするのが一般的でしょうか?

 

 

Facebookのアカウントをお持ちの方であれば、ビデオ通話ができたと思うんですけど。。

それであれば、電話とビデオ通話でいけますしね。

 

遠方の方もおられますから、便利な時代になりましたね。

 

 

手続きをしないといけませんね。

 

手続きが終わり次第、お知らせいたします。

 

 

保険の初診のオンライン診療は手続きがいりますが、初診の方の自費での医療相談もオンラインの波を受けて、スタイルを変えようとかと思います。

 

電話 + ビデオ通話診察 + メールやメッセンジャーでのやりとり

 

ビデオ通話を足すことで、メールなどのやり取りの回数を前の10往復から減らします。

 

こちらも詳細を決めたら、お知らせいたしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感染者数が増えているからよけいかもしれませんが、病院にPCR検査をしてほしいという人がたくさん押し寄せてきたり、何軒も(断れるから)転々とされる方が増えたり、まさに医療崩壊を起こしたイタリアみたいなことになってきています。

 

 

もう新型コロナがはじまって、病院では3か月。。内科の先生方をはじめ、新型コロナを扱う病院のスタッフ全員、肉体的にも精神的にもボロボロかと思います。

 

いまだにマスコミが、「PCR検査を全然してくれない!!」という報道があり、悲しくなります。。

 

PCR検査はドクターやナースは命がけ

先日書いたブログです。

こういうことって、マスコミがあんまり報道しない。。。

PCR検査を断るドクターやクリ二ックや病院が、ものすごい悪者みたいになっていますが、検査しようと思ったら、防護衣などにかかるコストはすべて自腹で、しかも命にかかわる検査で、その防護衣すらない状態で誰も検査はしません。

厚労省や医師会からも、防護なしで検査をしてはいけない(やればものすごい濃厚接触者です)と通達が来ています。

 

 

そこをちゃんと知ってほしい。

 

 

また、陽性となれば、指定感染症ですから全員入院です。無症状で元気であっても。

(今は、宿泊所OKとなったので、宿泊所を用意し出した都道府県もありますが、全国ではない)

 

PCR検査すればするほど、指定病院のベッドは埋まり、コロナだらけになって、本当の重症者は入院すらできず、まさにイタリアと同じ医療崩壊です。

 

ほんとにベッドもスタッフも足りていないんですよ。

 

 

さいたま市でPCR検査をする適応をかなりきつくしていたとの報道がありました。

行政を扱っているトップであれば、自分のところの地区の病院の数、規模、受け入れ先などわかっているわけですから、PCR検査をすれば医療崩壊することは普通わかります。

収容するベッドの空きがないから。

なので、PCR検査せずに(適応でないと言うしかないと思いますが)自宅待機してください、という指示しか出せない。

 

それを誰が攻められるでしょうか。

 

私は、そうやって、さいたま市の医療が崩壊しないように市民とその地区の医療スタッフの命を守られたんだと思います。

地区の医療体制の限界を知っているからこそ、されたことだと思います。

 

 

PCR検査をしなくても、重症の方というのは、必ず出てきます。隠せません。

また、重症であれば、原因が何であろうとも入院です。ですが、新型コロナの場合、特効薬がないんです。

対症療法で、どなたであれ、その方の免疫力にかかっています。

今、いろいろ治験が進んではいますが、最後の最後は、その方の免疫力です。

(治験なので、条件があるため、参加しない方もおられると思います)

 

 

PCR検査をしていないからと言って、重症者を放置しているわけではありません。

(何度も言いますが、無症状・軽症者は、検査していない場合は、原則自宅安静と決まっています。息切れなど出てこない限り)

 

PCR検査をたくさんするのであれば、今朝のFacebookでも書きましたが、韓国のようなドライブスルー方式(新潟・鳥取ははじめています)で、無症状・軽症者は、すべて宿泊所で病院には入院させない、病院は中等度~重症の方のために空けておく、という風にしないと、ドクターとナースの二次感染を増やして医療崩壊させるだけです。

 

 

PCR検査してもらえなくて患者さんがとても不安だった、ということを報道されるのはかまいませんが、それと同時に、病院スタッフの大変さ、どうしてPCR検査を医者がしたがらないのか、検査できるところが限られているのか、その辺も一緒に報道しないと、国民の不安を煽るだけです。

 

 

政府への不満として報道されているつもりかもしれませんが、実際の患者さんの不満は、現場の病院スタッフに全部向きます。

不安と不満が溜まっていますから、説明しても全然わかってもらえず、その説明にまたドクターが時間を莫大に取られて(人数も多いため)、ますますドクターやナースを疲れさせている責任がマスコミにあるとは思いませんか?

 

どんな仕事でもそうですが、あまりに疲れすぎると、わかっていること、当たり前のこともできなくなり、ミスが増えます。

 

感染症の現場で働くスタッフは、ずーっと緊張状態で、本当に戦場にいるようなぎりぎりの精神状態で働いてくださっていて、そこに、疲れ果てて、防護衣などを脱ぐ時に、ミスって、ウィルスがついたりする場合もあると思います。

防護衣などは着けている間はよくても、脱ぐ時が一番危ないんです。最後まで気を抜いてはいけないんです。

 

 

ほんとにマスコミの報道で、これ以上現場のスタッフに負担をかけるようなことは止めてほしい。

 

 

PCR検査をしてくれと病院に殺到することで、イタリアなどはますます感染が拡大したと言われています。

陰性の方もたくさんいるのに陽性の方と病院で一生になるからです。

なので、PCR検査してほしいと自分から行っては、感染しに行くようなものなんです。

 

 

PCR検査が進まないと、無症状・軽症の人が街中に溢れていますよね。

どこでクラスターが発生するのかわからないし(会食や飲み会などの飲食をしなれば、かなりマシかとは思いますが)、クラスターじゃなくてもうつされているのかもしれません。

それもわからないくらい、街中はウィルスがいると思っておかないといけません。

 

 

緊急事態宣言が出ても、遊びに行くのはかなり減っても、結局毎日仕事には行っていますよね。

食料品や物流、医療、銀行関係、ライフライン関係、などの職種でなくても、同じように出勤している方、すごく多いですよね。

海外のようにはならない。

 

通勤で街中歩いているだけでは感染はしにくいでしょうけど(条件はありますが)、先日、お昼に四条通り歩いていたら、結構な人でした。

皆さん、お昼のランチに出ている方々で、観光客ではないんですが、通勤が空いているとは言っても、結局、すごい人が毎日移動しているんだなと実感しました。

 

 

厚労省の専門家会議でお願いされた「8割」人との接触を減らさないと、今の状態の「自粛」程度で行ったとしたら、ニューヨークの時みたいに、ある一点から急激に感染者数が爆発していくことになるかもしれません。

 

そうはならないために、今、自粛をしているわけですが、爆発しない程度に感染者数をゆるやかに増やしながらの「自粛」であれば、すぐに(というか、もう今も)ベッドは満床で、宿泊所もすぐにいっぱいになり、自宅待機もかなり増えます。

 

宿泊所をどんどん増やしていくかですが、重症者も相関して増えてくるので、ベッドはどう考えても足りなくなり、人工呼吸器ももちろん足りない。

命の選別が始まります。

 

 

ゆるやかに感染を拡大させ、経済も完全に止めることなくいくと、感染は押さえ込んではいないので、今のような自粛がずーっと続きます。

そのうち、国民全員、新型コロナにかかってほぼ全員が抗体を持つところまで今のまま行く。

皆が抗体を持てば、経済は元通り活動できるでしょうけど、そこまで全国にウィルスが蔓延すると、重症者は一定の数出ますから、ご高齢の方、50代以上の喫煙者、持病を持っている人(内容や薬にもよる)から亡くなる方が出てきます。

健康的弱者からどんどん襲われていく。。

 

昔の結核みたいなものでしょうか。。

隔離されて静養されてました。昔はまだ治療法が滋養くらいしかなかったから。

一定の数、亡くなっていきます。

 

 

それでいい!、それを目指すというなら、今程度の自粛はいいのかもしれませんが、そうではないんですよね?

 

そして、専門家会議にも出ておられる北海道大学の西浦先生に試算によると、8割人との接触を減らさない限り、今の自粛は、ずーっと続きます。。。

5月6日までに終わらない。。。

もう2か月、3か月必要となります。。

 

犠牲者をたくさん出しながら、皆が抗体をもつところまでやり続けるのか、

ロックダウンみたいなところまでやって、短期間で経済復活させるほうがいいのか。。

 

それはやっぱり、短期間で終わらせたいと思うんですが、どうですか?

 

私も、もう飲み会どこから外食すらしていません。

仕事の行き帰りと、食材などの買い物に行くくらいです。

早く経済活動が解除になって、焼き肉食べに行きたいし、温泉にも行きたい。景色のいいところにドライブにも行きたいし、旅行にも行きたい。

好きな時に好きなお店で、外食したいです。

でも、今は我慢です。

 

早く落ち着いてほしいし、その邪魔を自分もしていてはいけないし、自分がうつされるかもしれないし、うつすかもしれないから。

おうちでのんびり、ゆっくり寝て起きて、マンガや本読んだり、映画や録画してあるバラエティなどを観て過ごす時間をもらえた、と考えるようにしています。

 

 

今の経済優先?のやり方を見ていると(飲食店をはじめクラスターが発生しやすいところはほぼ自粛や同等の影響を受けていますが)、ゆるやかに国民に抗体つけさせたいのかな、と勘繰ってしまうこともあります。

 

 

政治家のみなさんのほうが蔓延したら、ハイリスク群でかなりやばいと思いますが、本当に今のままでいいんですかね。。。

イギリスの首相と厚生大臣がコロナかかったみたいに、ウィルスは見えませんから、ほんとに誰でもかかるんですけど。。。

 

って、国民全員がかかるまで蔓延したら、医療崩壊が必ず先に起こるので、なんとしてでも、医療現場の負担を軽くしてほしい。

 

一刻も早く、ドライブスルー方式のPCR検査(これは、病院の勤務医にさせるのではなく、開業医に応援を頼まないと、かかっている負担が違い過ぎます)と、宿泊所と自宅待機システムの導入を全国ではじめてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、アトピー性皮膚炎に接触性皮膚炎(かぶれ)が合わさっていると、誤診もされやすいし、患者さんも勘違いしやすい、という話を書きました。

 

全く最初からかぶれているだけで、アトピーではない、ということもあったりします。。。

全身、かぶれていると、わかりませんからね。。

 

なので、ますますわかりづらくなる。

 

ひどく一気にかぶれたら気づく方も多いですが、微量~な毒みたいな場合だと、皮膚のバリア機能はどんどん破壊され、そこれ皮膚炎まで起こしてくるのに多少の時間がかかります。

 

 

なので、質の悪い(値段は高くとも)ボディソープ、シャンプー類は即刻止めないといけないし、質が良くても(純石鹸であったとしても)、その方の肌には洗浄力がありすぎるというのであれば、使ってはいけません。

 

肌の異常がある方は、原則、一般で売っている化粧品すべて、「医師にご相談ください」と表記があります。

 

自分の判断で使ってはいけないからです。

 

 

アトピーと同じく、かぶれで誤診されやすい、患者さんが勘違いされやすい皮膚病に、「水虫」があります。

 

 

足や爪は、水虫と思っていても、全然違う病気があります。

 

爪は特殊なので、一番多い足の話をします。

よくあるので。。。

 

 

足水虫を疑う方というのは、足が蒸れてることが多い(革靴などで密閉している時間が長い)、足の汗が多い、どいうことが非常に多い。

 

そうでなくても水虫になることはありますが、患者さんが水虫では?と心配される方は、こういった湿度(蒸れている状態)が水虫になりやすい、ということはうすうすわかっておられるわけです。

 

 

ただ、足が蒸れている、革靴をずっと履いている、汗かきだからといって、いきなりからだの中から水虫がわいて出てくるわけではありません。

 

今回の新型コロナと同じで、どこかからうつってくるわけです。

 

 

なので、ジムで裸足になる、クリニックなどで靴を脱いでスリッパを履く、スーパー銭湯やサウナなどによく行くなど、不特定多数の人と床やスリッパを共有することで、自分の足にうつるわけです。

(24時間以内に洗い流せば、うつりません。

ただ、擦りすぎて細かいキズがある(肉眼では見えなくても、ガサガサと皮がめくれているなどあると、そこに水虫菌が入りこんで24時間以内に石けんで洗ってちゃんと流したにも関わらず、水虫ががいついてしまうこともあります。

 

 

もちろん、乾いているよりも、湿っているほうが繁殖はしやすいです。

 

 

汗をよくかく人が、足、特に指の間が蒸れると、実は、汗の湿疹皮膚炎があります。

 

ぶつぶつとできて、とても痒いこともあれば、赤くなってかゆいこともあります。

その他、さまざまな症状が出ます。

 

見た目は水虫そっくりです。

 

 

それで、勝手に水虫と思いこんで、市販の水虫薬を塗ります。

 

最近は、水虫の薬でも病院でもらうのと同じだけ有効成分が入ったものもかなり増えてきて、それで治ってしまえばいいのかもしれませんが、汗の湿疹皮膚炎ですから、水虫の薬は効きません。

 

 

市販の水虫薬には、スーッとさせてくれたりとごまかす成分が入っているので塗ったら一瞬マシになります(なるような気がする)。

 

ところが根本的な治療はなにもしていませんから、「水虫は治りづらい」と思いこんでいるから、その合っていない薬を止めない。

 

ちなみに、水虫はちゃんと治療すれば治ります。

患者さんが指示通り塗らない、そうしている間に同居している家族にうつす(家庭内の対策をちゃんとやらないかた)、自分が落ち着いてきても家族からまたうつされる、というエンドレス。。。

 

自分も指示通りして、家でも対策をすれば(家族皆でね)、ほんとにちゃんと治ります。

治療時間はかかりますけど。

 

 

 

で、話を戻します。

 

 

市販の薬でも、病院の薬でも、水虫の薬は結構かぶれるものが多く、まして市販の薬はごまかくためにたくさんのいらないものが入っているので、余計にかぶれやすいです。

 

 

水虫の薬を使って、本当に良くなってきたのであれば、診断がちゃんとついていなくても、使い続けていたのは気持ちわかりますが、どんどん悪化しているのに、薬が足りないと思って、使い続ける方も結構います。

 

合っていないから、止めろ!とからだが命令を出して、かぶれさせて教えてくれているわけで、それを止めないと、どんどんかぶれはひどくなります。

 

 

 

ただれる、赤くなる、カサカサする、じめじめする、とにかくかゆい、場合によりくさい。。

 

 

そういう意味で言えば、見た目は、かぶれも水虫もどちらも同じです。もちろん、両方かぶっている時もあります。

 

 

 

見た目で区別がつかなくとも、診断をつけるのは、顕微鏡で水虫菌が見つかれば水虫、見つからなければかぶれや他の病気を疑います。

 

 

かなり水虫菌を探しても見つからないこともあります。

 

水虫いるだろう!!と判断した時は、かなり菌を探します。

 

私は、菌が見つからないと、原則、水虫の薬は出しません。

でないと、最後、いつ止めるのかの判断ができなくなるから。

 

 

水虫は、なぜか日本では、オジサンがなる恥ずかしい病気とまるで日本における性感染症の差別であるかのごとく、悩んでいても家族に相談しない方、誰にも知らせずにこっそり治したい、なんとかしたい、という方がとても多いです。

 

 

女性用に、可愛いパッケージの水虫薬を作ってみたり、男性の場合は、奥さんや家族にも言わないだけでなく、市販の薬をかくしておいてこっそり塗っているとか、奥さんから指摘されて「水虫じゃないっ!!」と逆切れするとか。。。

 

そうこうしているうちに家族にうつすでの、さっさと皮膚科に来てほしいものです。

 

 

 

じゅくじゅくやカサカサ、ぶつぶつを診たら、基本全員顕微鏡検査ですが、撮り方が悪かったら水虫菌は見つからないし.、ただれているところに水虫薬を塗っている場合ではない。

 

一部の特殊ケースを沿いては、再y素から検査は鮎bbで偽数すmいません。。

 

 

病院の薬であっても、

 

嗅覚異常

味覚異常

PCR検査

病院に行っても検査してもらえない

頼み込んでやっとの検査してもらえた

黒沢かずこ

鈴木おさむ

新型コロナ

肺炎

医者とナースは命がけの検査

 

Facebookからのコピペです。

 

野党もマスコミも、PCR検査の態勢が整っていない!! もっと検査を早くしろ!!もっとしろ!!

となにも知らずに言いますが、その検査がどうやって行われているのか知らないから、そんな無責任なことが言えると思います。

 

最前線で検査を実施するのは、ドクターとナースです。

機械かなにかと思っていますか?

 

疑っている人(陽性の可能性が高い人)にPCR検査をすることがどういうことかわかっていますか?

 

そういう報道をするから、一般の方がますます、検査してくれないのはおかしい!!となるわけです。

 

新型コロナ陽性がわかった黒沢かずこさんの友人の鈴木おさむさんのコメントを見て、実態を知らないものな。。と強く思いました。

 

まずは、知ってください。

 

 

今、私が、防護衣とかもないけど、PCR検査して!と政府から頼まれたら、まず断るでしょう。。

防護衣とか用意していただいても、足がすくむと思います。

最前線で戦ってくださっている主に内科ドクターやナースに感謝しかできませんが、少しでも負担が減ってくれるように、情報発信をさせていただきます。

 

 

以下、コピペです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-04040075-sph-ent

 

 

先ほど、耳鼻咽喉科学会の、嗅覚異常、味覚異常だけでは検査もしないし、特効薬もないから自宅安静、というのを投稿しましたね。

http://www.jibika.or.jp/citizens/covid19/mikaku.htm

 

耳鼻咽喉科学会の一般の方への説明をリンクしてますから、心配な方は必ず読んでおいて下さいね。

 

 

 

タレントの黒沢かずこさんが、なかなかPCR検査をしてもらえず、頼み込んで頼み込んでやっとしてもらえた、と鈴木おさむさんが仰ってたとのこと。

その辺の詳細は書かれていないのでわかりませんが、結局黒沢さんは肺炎になったから検査してわかった、みたいなことが書いてました。

 

 

肺炎でも、患者さんが元気なら(医者の言う元気は、自宅安静で済むというレベルです)、今はPCR検査もされないことがあります。

 

まず、何度も書いてますが、特効薬がありません。

 

新型コロナであろうがなかろうが、使う薬は同じで、対症療法のみです。

 

 

一般の方はマスコミも含めて、
「検査全然してもらえない‼️」と簡単に言いますが、これも何度も書いていますが、今は、肺炎の中等度~重症の方のみです、おそらく。

後は、帰国者、濃厚接触者です。

 

 

 

どうして検査してくれないかというと、

このPCR検査は、血液検査ではないので、検体を採る時に、採る医者かナースは、ゴーグル、N95マスク、手袋、防護衣と完全防護で準備して検査します。

 

検体採るときに、ぶはっ!と咳き込まれたり吹き出されたりと、自分の正面からおもっいきり飛沫を受けるわけです。

 

これだけの防護をしないと、ホントに感染します。

 

医者もナースも、ホントに命がけと言っても過言ではない状況になってきました…。

詳細は書けませんが、海外では、医療スタッフが二次感染で亡くなっています。

 

本当に、命がけです。

 

治療にあたっている時だけでなく、検査するときも。

 

また、今、N95マスクも防護衣も、本来使い捨てなのに、消毒するなりして使い回せるものは再利用されていますが、再利用できないものは一回きりです。

ストックもないのに…。

 

検査するだけで、大変な準備もして命がけで、しかも防護衣などの数が全く足りていない…。

 

病院では、重症の患者さんにしかしないのは当たり前です。

 

 

あなたが、

心配だからPCR検査をやってくれ‼️と、多忙で、休んでもいないドクターやナースに何度も何度も頼んで(その度に、ドクターやナースの時間を奪っているわけです。

 

ついでに、医者から検査の適応ではないと言われているにも関わらず、保健所に電話(保健所の人もほとんど寝てませんよ)もして…。

 

 

軽症なのに、無理やり頼み込んで検査させて、検査したドクターやナースにうつったら、どう思いますか?

うつる方が悪い?
感染対策が足りなかった?
ドクターやナースだから仕方ない?
とでも思っていますか?

 

 

この新型コロナの厄介なのは、うつした本人は、無症状や軽症でも、うつされた人の中には、人工呼吸器をすぐにつなげないと救えない、つなげても救えなかった、という重症者が出てくることです。

 

芸能人だから頼み込んだらしてもらえるんだという風に捉えられても困ります。

 

芸能人でもかかった、となると、若い者人たちも他人事ではないと思ってくれる警鐘にはなりますが、検査は、医師が必要と判断した場合です。

 

命がけの検査と思ってください。

 

数少ないマスクや防護衣も、減らすわけです。

 

減ることで、本当の重症者の方の処置や診察の時の分がなくなります。

 

 

 

医師から、検査はしない、できないと言われたら、大人しく従ってください。

検査しても特効薬はありません。

医療崩壊させないためにお願いします。

 

特に東京都は、感染者数全国トップです。

 

濃厚接触者も合わせて、すごい数の検査がされています。

 

台東区の病院の院内感染も全部検査もは済んでいないのでは?と思います。

 

それだけ検査がすごく混んでいでいる状況で、適応がないのに検査してほしいと頼み込むのは止めてほしいです。

 

息が苦しくなってきたとかまた高熱がぶり返したとか、状況が変われば必ず医師に伝えてください。

必要な検査も変わります。

 

(以下、後のコメントに追加した分です。)

インフルエンザの検査も同様に、同じ防護が必要で、なしでするというのも命がけです。

 


なので、厚労省から、今はインフルエンザ検査しなくても、インフルエンザだろうと医師が判断した場合、インフルエンザの薬を出して良いことになっています。

 

防護衣一式のセットがないと、インフルエンザの検査は逆にしてはいけないと医師会から通達が来ています。


防護なしで行って、後から陽性患者さんだった場合、そのドクターは濃厚接触者でクリニックは2週間休診です。


そのドクターがハイリスク群だったり、そうでなくても、感染すると、命にかかわることがあります。


開業医にも、防護一式のセットは全然ありません。


なので、インフルエンザ検査をしてくれる開業医は、今とても少ないと思います。


インフルエンザ検査もやってくれ‼️と無理にお願いしないようにお願いいたします。


内科、小児科の先生は、やりたくてもできないんです。


ちなみに、どこの医療機関も、防護一式のセット(使い捨てになる)は、保険請求できません。すべてクリニックや病院の持ち出しで、1人検査もするのに、かなりの費用がかかり、完全に赤字です。知っておいて下さい。


そういうことって、報道されませんから…。

今、新型コロナの対策で、普段よりも手洗い、アルコール消毒が増えている方、日本中、皆さんそうだと思います。

私も、いつも以上にするものだから、手指はガサガサです。

いつも冬場はガサガサになっていて、職業病だから仕方ないなと思っていましたが、オーソモレキュラー療法を始めて、ほとんど手荒れとは無縁になりました。

 

手荒れが起こる時は、栄養がかなり消耗している時なので、からだが教えてくれている証拠ともなるので、いろんなことが早めに対処できるのでやりやすくなりました。

 

普段から手にクリームなどの保湿剤をつける習慣がないため、今は気が付いらら、しわしわになっていることもあるので、気付いたら保湿剤を塗るようにしています。

 

 

私でそうですから、アトピーやもともと手荒れがあった方は尚更でしょう。

 

 

アトピーの方が、手指の湿疹皮膚炎がひどくなると、「アトピーが悪化した」とお思いでしょうが、実はそれは違います。

 

 

アトピーが悪化するのであれば、やはりまず好発部位がひどくなったり、全体に悪化したり(ムラはありますが)することがほとんど。

 

局所だけ、となると、他の方もそうですが、一番に疑わないといけないのは、接触性皮膚炎(かぶれ)です。

 

 

見た目で、もちろん他の疑う病気もたくさんありますが、接触性皮膚炎の場合、原因が必ずあるので、それに早く対処しないとどんどん悪化します。

 

接触性皮膚炎に、他の病気が合わさっていることもありますが、まず刺激になっているもの、考えれるものはすべて止めることがとても大切です。

 

いくら薬を塗ったところで、根本的な薬(かぶれないような皮膚にさせる薬)はなく、ひどい場合は、ステロイドが必要なことも多いです。

 

確かにステロイドを塗ると、炎症(赤み)を抑えてくれますから、一見治ったように見える。

 

でも、原因の刺激がなくならない限り、炎症は起こり続ける。

それをまたステロイドで無理矢理抑える。

 

攻撃が止まないので、どんどんひどくなるのを抑えるには、さらに強いステロイドが処方される

という、果てしない、悪循環に落ちている方も多くいます。。。

 

患者さんでも、明らかに原因とわかっているものは止めず、ステロイドばかり欲しがる方もいますしね。

 

 

ごまかす薬だけ塗っても、爆弾落としているようなものですから、まず攻撃を止めないと、復興再建はできません。

(私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」にも詳しく書いています)

 

 

で、今回の新型コロナで、手洗いとアルコール消毒頻回となると、肌のバリア機能は破壊されまくりです。。。

 

でも、仕方ないですよね。いりますから。。。

 

 

ドクターの友達が教えてくれましたが、今、病院ですら、アルコール消毒が足りません。

貴重なアルコールですし、かといって、手指を消毒しないわけにもいかない。

かといって、外来の診察で、一人終わった後に、しっかり手洗いしている時間も困る。(アルコール消毒でする場合は早い)

 

そこで考えたのが、手袋をしたままにしておいて、手袋を、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。

 

これなら早い!!

次亜塩素酸ナトリウムつけて、すすげばいい。

(***次亜塩素酸ナトリウム液は、いわゆるハイターですから、皮膚につけるものではないですよ。机とか器具とかの拭き取りに本来使うものです。手袋だから、つけていいんです)

 

 

そうすることで、アルコールも節約できるし、なにより自分の手指も守れます。

 

一般ても薄い手袋あるでしょう?ちょっと高いやつ。

 

 

先日、うちもその手袋はストックがないため(今は困っていませんが、ストックがない)、発注しようと医療専用の卸で見たら、一番安いのは品切れ、完売でした。

アマゾンで見たら、恐ろしい値段がついていて、これも規制したほうがいいんじゃない?と思いました。

結局、いつもの卸で、一番安いのはないけど、その次の値段のはあったので、それを注文しました。

いつもより高いと言っても、アマゾンのものよりも断然安いです。

 

 

そういった手袋をはめて、手袋を消毒するのであれば、手指に直接アルコールも石けんもつけることなく、バシバシになる回数を減らせられると思います。

 

 

その方によって、手袋が使える場面は違うでしょうけど、どういう時なら使えるか、チャレンジしてみてください。

(手袋をはめれば、手洗いも消毒もいらないと勘違いする人がいるようですが、手袋を洗ったり、消毒しないと(はめてない時と同じようにしないと)、手袋にウィルスが付いたままで、感染しますからね。念のため。

どこかの国で、手袋をはめたら、洗わない・消毒しないという人が続出して、逆に手袋はしないようにと、厚生大臣が大統領が会見で言うことがありました。)

 

 

こんな時期でも、薬用せっけんは使わないでくださいね。

 

医療関係者ではないんですから。

実際、医療関係者であっても、ああいういわゆる薬用石けん(市販のもの。医療用のはまた中身が別)では、ウィルスは死にません。

皮膚のバリア機能を壊すだけでメリットがないということで、かなり前に、アメリカで(FDAだったかな)使用はすすめないという発表がありました。

(その時、ブログに詳しく書いているはずです。検索してみてください。)

 

 

普通の石けんで十分です。

おすすめは、高級そうなイメージのもの(中身はとて質が悪い。高い値段にして高級そうにしているだけ)や、ボタニカル風、オーガニック、自然派みたいなものは絶対に止めてくださいね。

かぶれたり、食物アレルギーになったり、よけにかぶれたりします。

ひどいのになると、液体のもので、ラウレス硫酸ナトリウムが平気で入っていて、「肌に優しい!」とこれまた平気でうたい文句があったりしますから、知らないということは恐ろしいことです。。。

 

私のおススメは、純石けんですが、これもメーカーによって、実は中身が微妙=に違います。

 

手指くらいなら、どこのメーカーのものでも一応かまいませんが、今回みたいに何度も洗うとなると、そうも言っていられない方も出てきます。。。

(ちなみに、これも私の本でも書いていますが、本に書いてあるスキンケアや純石けんも含めて、皮膚に異常のない方への話ですよ。アトピーとか異常のある方、敏感肌などの方は、話が違うから個別に聴いてくださいと書いています。

覚えておられますか?

 

顔の洗顔にしても、純石けんは、あれだけでファンデーションや日焼け止めもちゃんと洗えば落とせますから、実は結構な洗浄力で脱脂力も強いです。皮脂膜は取ります。

(合成界面活性剤の質の悪いものは、皮脂膜だけでなく、皮膚の角質を溶かしてしまいます。肌のバリア機能はボロボロです。。。)

 

普通の方、というか、皮脂膜くらい取っても、すぐに回復できる方はすぐに皮脂膜作ってくるのでいいんですが、敏感肌、アトピーの方、皮膚に異常のある方はそれができません。

 

だから、洗浄剤もその方によって、勧めるのは変えています。

ほんとに人それぞれです。

 

洗浄力があまりにもマイルド過ぎたら、それでウィルスが石けんみたいに死んでいるのか?と聞かれると、商品によるのもかもしれませんが、「洗い流す」ということが大切です。

 

洗浄力が弱すぎるものでないと、皮膚が痛くて痛くて使えない、というレベルまでひどくなっているのではあれば、そうも言っていられないでしょうし。。。

ほんとに、皮膚を診ないとわかりません。

 

 

 

話を戻します。

 

なにで洗おうとも、洗った後は、皮脂膜は絶対に取れていますから、自分で作れない、なかなか時間がかかりすぎる、と言っている間に、次の手洗いが来ます。

 

 

皮脂膜がないなら、代わりもので作るしかありません。

 

市販のハンドクリームは、すべての化粧品がそうですが、「皮膚に異常があれば、医師に相談してください」「使わないでください」と表示があります。

アトピーの方は、結構、特に顔、普通に普通に市販の化粧品(しかも質の悪いものも。。。)をバンバン使っていたりします。。。

これは、まさに接触性皮膚炎の増悪です。

ベースにアトピーがあったから、まさか化粧品で悪化していると思っていない方が大半です。

 

こういった中には、実は、最初からアトピーではなく、アトピー素因くらいはあったかもしれませんが(アレルギーがあるとか、皮膚のバリア機能も弱いとか)、全身、質の悪い化粧品で(ボディソープとかね)全身アトピーみたいにしていることがとても多い。

ちょっとずつ進行していくので、まさか化粧品、ボディソープのせいとは思っていないところが、一番悪化させている最大の原因です。

表示はしっかりと読みましょう。

 

そこにステロイドを塗っても、ウワサの保湿剤を塗っても、悪化は止まりません。ごまかしているだけだから。

年々ひどくなる。。。

 

 

話を戻します。

 

で、手指への保護剤。

湿疹皮膚炎がない方、だたの乾燥だけであれば、いわゆるハンドクリーム(いらん成分が入っていないもの)でいいですが、アトピーや湿疹皮膚炎レベルまでいってしまっていたら、化粧品は塗れません。

医薬品が必要です。

 

どんな医薬品を処方するのかは、保湿剤の選び方も含めて、その医者のさじ加減ってやつです。

 

私は、湿疹皮膚炎がひどければひどいほど、あのウワサの保湿剤は使いません。

自分にも(湿疹皮膚炎もないですが)使いません。身近にありますけど。目の前にあって、すぐに塗りたい時くらいかな。

 

症状がひどければひどいほど、添加物の入っていないものを処方します。

ウワサの保湿剤は、というか病院の塗り薬にも添加物は入っています。

どの塗り薬でもかぶれる人はかぶれます。

クリーム基材、ローション基材となればなるほどです。

ウワサの保湿剤は、よけいにかゆくなることもあるので、あまりにもひどくてこれ以上かゆくなったら困るなという時は絶対に出さないです。

そうでない人に出す時も、必ず、かゆみの副作用の話はしておきます。出たら、止めてもらわないといけませんから。

 

まあ、ほとんど出さないです。ゼロではないですけど。

 

他の保護剤を使っています。

 

 

あまりにもひどい時は、最後にワセリンでそれこそ蓋をするイメージで保護してもらいます。

(これも、私の本に詳しく書いています。ワセリンのメリットとデメリットと)

 

その上から手袋をすると、パックみたいになって効果的ですが、ステロイドでこれをすると、吸収率も上がって、増強されて、悪い面が目立ってしまうことがあるので、基本は勧めていません。

やってもらう時は慎重に。

医師の判断なく、勝手にやることはすすめていません。

(ステロイド大好き!という方は、ステロイドの良い面しか知らないから、そんなことが言える。。ステロイドの副作用、特にステロイド皮膚炎を治すのは、保険診療だけでやれ、と言われたら、とても根気のいることで。。特に患者さんがね。耐えないといけないから。。。進まないんです。。中毒と同じなので。。。)

 

 

ついでですが、皮膚炎の長期間、あまりにも長すぎる方で、ステロイド漬けにされている方も多く、そう言う方の場合は、ステロイド皮膚炎も念頭に必ずいれておかないといけません。

どんどん皮膚がおかしくなってきますからね。。。でも止められない。。。まさに中毒ですね。。

 

 

 

で、結論ですが、

もうこまめに保護剤(医薬品)を塗るしかない。

1分後に手を洗うことになったとしても。

 

キリがなくても、やるしかないです。

 

 

もうこんなのやってられるか!!!という方は、自費の診察や治療をおすすめします。

 

からだの中から、何ものにも負けない肌作りを目指す!!

鉄板のような肌は作れませんが、少々のことでは負けないような、乾燥した、くらいで止まる肌作りを目指します。

 

塗り薬を塗ると言っても、結局、めんどくさいでしょう?

範囲が広くなればなるほど、大変です。

だからこそ、少しでも攻撃しないこと、させないこと。

そして、防御。負けづらい、少しでも今よりも強い肌作りを目指す。

 

保険診療では、なかなかそこまでいけませんが、少しはできます。

 

漢方薬も使ったりします。

 

なにより、患者さんの意識が変われば、皮膚も変わります。

ここ、大事なポイントです。