プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > 医療



すみません、衹園祭り(祇園祭り)ネタで、だいぶ書いちゃいましたね。。。

だって、そのほうが早かったんですもの~。

書いておこうとと思った医療のことを書くのに、ちょっと調べたりとかしないといけなくて、時間が足りませんでした。。。すみません。。。。

あんまり、季節ネタばかりでは、美容医療ネタを期待されている方に、申し訳なく、この連休もブログをさぼってしまったので、久々にトゥルースカルプネタです。

というか、早く書かないと、ananがどんどん新しい号になってしまうから、急がねば!

 

さて、ちょっと前の、anan(香里奈さんが表紙で、「二の腕&太もも集中メソッド」というやつ)に、トゥルースカルプが載ってましたね!

 

トゥルースカルプは、東京だと、まだアヴェニュー表参道クリニックにしか入っていません。

 

手術だけでなく、光・レーザー・RFなどなんでもそうですが、照射の仕方・処置のやり方というのは、各クリニックによってもいろいろで、様々です。

 

うちと、アヴェニュー表参道クリニックでは、ちょっとやり方が違います。

結構、アヴェニューは、温度を高く設定してしておられるのだと思います。

(だからこそ早く効くでしょうけど、痛さというか、熱痛さというか。。そっちも強く出ると思います。。。)

 

読者モデルの女の子でしょうか?

ほっそい女の子が、二の腕に、トゥルスカの6.4×6.4センチの40㎠をあてていますね。

写真を診て、「こんな細い子、腕気になりますか。。。」と、デブの私は思ってしまいますが、細いが故に、余計気になってしまうんでしょうね。。。

細い人は細いなりのお悩みがあるわけです。

細い人の(太っていない方の、と言っておきましょう。細い人って、本気で、「細い」っていう自覚がないことが多くて、特に美意識の高い方は、もっともっと上を目指していかれるので、尊敬しますね~。)、部分痩せって、ほとんど不可能に近いのでは?と、私は思っています。

 

私のように、食べ過ぎ・運動しなさすぎ、という、いわゆるおデブは、いくらでも改善点があり、王道である、食事制限と適度な運動をちゃんとやれば、ホントは、まあゆっくりでも痩せていくわけです。

ところが、細い方・太っていない方、というのは、元々、日常生活で改善しないといけないことって、ほとんどなくて、普段からご自分で、食べ過ぎることなく、適度な運動もして、体型維持に結構気を使っておられるわけです。

こんな方が、部分痩せをする、というのは、部位にもよりますが、その部分だけ痩せるというのは不可能に近いです。

部位にこだわった筋トレやストレッチなどで、締る場合もありますが、やはり部位によったら、難しく、逆に筋肉が付き過ぎて、見た目は余計太くたくましくなっちゃった、ということも。。。

それ以上痩せようとするなら、もっときつい食事制限と、もっときつい運動をしなくてはいけなくて、それも体を壊しかねません。

仮にできたとしても、痩せたい部分痩せができるわけではなく、関係ないところばかりが痩せて、バランスが悪くなったり、痩せすぎて、反って目立つことも。。。

ホントに大変です。

(太いとね、二の腕もそりゃ、気になりますが、全身気になっていて、まずは、おなかかな。。トゥルースカルプをするにしても、お金と時間がかかり過ぎますから、全体痩せも目指していかないと、キリがないのです。。。

「ダイエット」「部分痩せ」と言っても、中身が全然違うわけなのです。)

トゥルースカルプは、確かに、温度は高いほうがよく効きます。

でも、誰でも温度を上げていけるわけでもありません。

私もやっていますが、結構無理なく、いける日もあれば、「なにこれっ?!」と全然上げていけない日もあり、日にもよりますし、場所にもよります。

45℃くらいは、大体の方が、へちゃら~!という感じですが、脂肪の少ないところは、感じやすいかったり、太ももの内側は、他の場所よりも感じやすいです。

 

太ももでも、一番温度が上げて行けるのが、真後ろで、外側も内側ほどではありませんが、ちょっと感じやすいです。

 

人間の体は、割とすぐに慣れてはくれますが、ホントに、その日の体調(というよりも、なんなんでしょうね。)や、ホントに場所によって、温度の感じやすさが違います。

 

うちは、基本、我慢できるなら、我慢して温度上げていったらいいですよ、と患者さんには言いますが、あくまでも無理!無理!無理~!!とまで我慢させてまで、温度を上げることは勧めていません。

その方の、できるところまで、です。

ただ、一旦、高い温度で、「無理~!」となって、0.5℃、下げると、急に楽になります。

そしたら、また0.5℃上げて、と、温度をこまめに行ったり来たり、して、温度上げていきませんか?とはご提案しています。

無理なら、すぐに戻しますから。

(ずっとついて、処置していきますからね。放置プレイではありません。)

脂肪の多い方は、より高いほうが、効果は高いほうがいいのはいいんですが、ムチャはされませんように。。。

 

いろいろ患者さんの経過を診て、思うのは、5センチ×5センチ(25㎠)よりも、6.4センチ×6.4センチ(40㎠)の方が、同じ数をあてるなら、絶対、6.4センチ(40㎠)のほうが効きます!

だって、トータルであてる面積が、全然違いますから。かなり広い範囲をあてていくことができるので、効果がわかりやすいです。

 

ところが、大きいほうは、面積だけでなく、深さも入っていくため、やっぱり、熱痛さも感じやすいです。。。

どちらかと言えば、脂肪の少ない方や、あててたい部位によったら、そこは感じやすいから、小さいほうがいいかも、とアドバイスをさせていただくこともあります。

(脂肪が少ないから、感じやすいのか、というと、これも絶対ではないんですね。。

その方の体温や、あてる前の状況などによっても、全然感じ方が違うんですよね~。)

 

じゃあ、小さいほうがいいの?とならないのが、選択の難しいところなんでしょうが、あまり脂肪のついていない方の場合、そこまで高い温度はいらないことも多いので、(脂肪が少ないから)、大きいほうで、無理ない範囲であてる、というのも、一つの方法です。

二の腕とかなら、16スタンプあるうち、ばらして、他の場所に回せますからね~。

(これが小さいほうだと、どこにどれだけ回すのか、で、かなり効果に差が出ます。)

ananのモデルの女の子みたいに、脂肪がそれほどついていなくて、しかも大きい方でしていたら、かなり感じやすかったと思います。。。

(「思っていたよりも、かなり痛~い!」と、かなり痛い治療として載っていたような。。。

「かなり痛い」と言っても、どこまでの話?というのがわかりませんよね。。。聞いた人の想像です。でも、まあ、我慢できている範囲何でしょうけど。。)

まあ、その分、早く効いたんでしょうね。

ここは、結構感じやすいから、(私ほど脂肪がついていても、やっぱり温度は上げにくかったです。)、温度は、うちのやり方だと、無理な我慢はさせていないので、(この辺の我慢具合は患者さんしかわからないので、どこからが無理なのか、傍から見ている分には、痛みの程度がわかりにくいです。)、それほどの温度で上げて行けることは少ないと思います。

細い方は、そこそこの温度でいいと思います。

その代り、もっと効果が欲しいなら、2回目も覚悟したほうがいいし、私みたいに太い方は、2回1セットでは、ちょっと無理。。。3回以上、考えてくださいね。。、ま、どこまで細くしたいのか、なんですが。。。

脂肪溶解注射も、クリニックによって、中身の薬と、打ち方が全然違いますが、効果を出そうとしたら、やっぱり、結構腫れます。

1週間は、人前にさらすのは、たいてい難しいと思います。

なんやかんやで、1~2週間は、無理かも、と思っておくほうが無難かな、と私は思います。

腫れることで、リンパの流れも悪くなって、下手したら、1か月くらい腕片方全体が腫れることもありますから、その辺が難しいところです。

今の季節するなら、二の腕は、トゥルースカルプトゥルースカルプのほうが、私はおススメです。

ま、うちにもまだ脂肪溶解注射が残っていますから、ご興味のある方は、ご相談ください。

どっちが向いているのか、診察で説明いたします。

 

そうそう、トゥルスカのおなかのモニターの方、(すみません、写真整理がまだできてなくて、まだお見せできません。)、最初から、4~5センチ、細くなったんですが、(体重は、マイナス1.6キロ。せっかくだからと、ご自分でも頑張られました。ACボディは、何回か、あてておられます。ムチャクチャ、ACボディをされているわけではありませんが。。

スカートとパンツは、ぶかぶかで、満足いただいています。

(年末に、海外に行かれるご予定だそうで、ぜひ、ビキニを着てください!とそそのかしています。

部分痩せがうまくいったら、やっぱりビキニでしょう~。)

さて、この方、これだけ脂肪が減ったというのに、皮膚が余っていないんですよね!

普通は、ちょっと皮膚が余ってくるかな、と思うんです。

皮膚を切り取って確認したわけではありませんが、皮膚の引き締め効果も、期待できるのでは?と密かに期待しています。

(顔のたるみ治療とかには、まだ使えませんよ。)

 

なので、今まで、脂肪が少なくて、トゥルスカをやったら、余計、皮膚だけ余るかもよ、と言っていた方も、やってみる価値があるのかもしれませんね。。

まあ、わからないんですけど。今のところの、感じです。

やっぱり、トゥルスカをあきらめきれない、という方は、もう一度診察をお受けくださいね。

「お知らせ」でも、お伝えいたしましたが、エセリスソフトの取扱いを開始します。

エセリスソフトというのは、ヒアルロン酸製剤の一種で、非常~に柔らかいヒアルロン酸です。

特に、目の周りなどは、皮膚が大変薄く、従来のヒアルロン酸では、でこぼこになりやすいため、やってダメではないんですが、患者さんからしたら満足度が低いかな。。?と私は思っています。

ま、どんなところに、なんのために入れるのか、でも、話は全然変わってくるんですけどね。

また目の周りは、細かい血管がたくさんあるため、内出血もしやすく、出血しても、止血のために押さえておく、というのが非常にやりにくい場所で、そのせいで、他の場所よりも内出血しやすい場所です。

絶対内出血が出るわけではありませんが、目の周りで、内出血が出ると、他の場所よりも結構派手目に出ることが多いので、患者さんのビックリ度合と困り具合がハンパないかと思います。

 

それでも、目の下の凹みなどは、非常に注入の希望される方が多い場所です。

目の周りの小じわにしても、皮膚が薄いので、場合のよったら、ヒアルロン酸の粒のほうが大きくなって、反って、注射したことでちょっと盛り上がって、目立ってしまう場合もあるので、注意が必要です。

いろんな粒で、シワによって、変えて注射できるといいんでしょうけど、1本1本、全部買い取ってやっていく、というのは、かなりのお金がかかってしまいます。

普通は、なかなかできませんよね。

(あの、ヒアルロン酸の量り売りとかって、元々の製剤を別の注射器に移し替えているんでしょうか。。?それとも、1本のを余ったら、針だけ変えて、使い回し。。。?

どちらにしろ、不衛生になりやすいですし、針だけ変えての使い回しは、絶対やったらイカンでしょ。

どうなっているんですかね。。

まともなクリニックは、1本買い取り制です。

余ったら、破棄するのか、一定期間保管してくれるのかは、クリニックによって違います。)

さて、エセリスソフトは、もう何年も前からあって、私も知っていたんですが、目の周りのリスクを考えたら、まあ、いいや、と導入していませんでした。

けれど、年々自分も目の下の凹みも、気になる日も出てきて、そういう患者さんも結構いらっしゃいます。

導入しないとな~、と思ってましたは、忙しいのをいいことに、ほったらかしにしてました。

そうしているうちに、先が鈍針といって、丸い針が出てきて、なるべく内出血をしないように配慮された針が登場し、かなり内出血のリスクが抑えられるようになりました。

(クリニックによったら、この鈍針を使うから、絶対内出血しない、と患者さんに説明しているようですが、そのまま信じてはいけません。

人間の体に、「絶対」はありません。

内出血は、かなりしにくいと思いますが、それでもする時はします。

現に、他院で、そう言われたから、やっちゃって、内出血しまくって、ものすごく困った患者さんを、何人も知っています。。。)

ま、機会があったら、発注しようと、発注書もおいておいたんですが、どこにしまったのか、すぐに出てこなかったり、(探せばあるんですが、探す時間を取らない)次の学会で、いろいろ聞いてからにしよう、とか、先延ばしにしてました。

で、今回、細かいシワ用に、ちょうどヒアルロン酸も発注しないとな~、と、やっと動いたわけです。。すみません。。

それなら、エセリスソフトにしよう!と。。

 

ただ、柔らかいヒアルロン酸は、吸収がとても速いと言われています。

仕方ないですね。

場合によったら、1か月持たないこともあると思います。

なので、今回エセリスのモニターを募集して、患者さんと一緒に、経過の確認をさせていただくつもりです。

あと、入った瞬間、若干でこぼこしても、通常1~2週間ほどになじむはずです。

(これは、ヒアルロン酸の性質です。)

早かったら、数日でなじむかな。。?場所や入れた量によるでしょうけど。

その経過も診せていただきたいです。

 

エセリスを、モニターじゃなくて、(マメに来れないから)、正規料金でいい、という方がいらっしゃいますが、かなりお得ですから、モニターのほうがいいと思うんです。

もし、モニターほどマメに来院できなかったら、別の方法を考えますから、一度ご相談ください。

目の下が凹んでいたら、なんでもいい、というわけではありません。

患者さんで、「絶対してほしい!」とか、「絶対できるはず。他院で断られたことがないから。」ということをおっしゃる方が、時々いらっしゃいますが、「絶対」はありません。

やってダメではないけど、お金、もったいないですよ、と、おススメしなこともあるわけです。

骨格や、顔のバランスで、入れれるけど、なんかバランス悪いかも、という時も勧めませんし、それでもやりたい、というなら、止めはしませんよ、とまで言います。

リスクやバランスも考えずに、「やりさえすれば、キレイになる!」と、思い込んでいる方もいらっしゃいますから、やっぱり、違う時は、違うよ、と止めないとね。

そういう、思い込んでいる方は、うちで断ったところで、引き受けてくれる他院を探すだけで、よそに行って、結局されるんだったら、同じと言えば同じなんですけど、そういう詐欺みたいな、患者さんの、焦っている気持ちというか、客観的評価ができなくなっている状態を利用するようなことは、私はしたくないですね。

ちゃんと説明すれば、わかる方が大半ですし、その時に止めることで、ちょっと冷静になられて、しばらくしてから、リスクなども踏まえた上で、それでもやりたい!と言われたら、もう止めはしませんし。。。

リスクなどを、冷静に考える時間を作る、というのも、とても大事だと思います。

 

顔形によったら、入れてもいいけど、人相、変わりますよ、とか、顔がでかく見える方もいらっしゃるので、それで患者さんが構わないなら、いいんですけど。。

どうせ、吸収早いでしょうし。。(って、絶対早いわけではないんですけどね。遅い方もいらっしゃるし、遅いこともあります。だから、医療者側もあまり気軽に考えてはいけませんよね。)

 

まずは、診察・カウンセリングですよね。

適応があっても、大事な用事の直前は、私個人的に、注射系はおススメしていません。

2週間、せめて1週間は、余裕を持ったほうが精神衛生上、いいと思います。

何かあったら、それこそ、ブルーどころではありませんよ。

目の周りの内出血は、それこそ、DV?と影でウワサされてしまうくらい、ひどいのが出ることがありますから、普通のコンシーラーでは、隠れないことも。。。

念には念を!

特に、目の周りはね。

腫れが引いて、いい具合に、なじむのにも時間がかかりますから、それも合わせて、1~2週間前には終わらせておくのがベターかなと。

時期についても、カウンセ時にご相談ください。

 

 

7月のおススメメニュー、いかがでしょうか。

「お知らせ」に書くのを忘れましたが、夏バテ対策に、サプリもいいですが、ニンニク注射やビタミン点滴(うちなら、美肌点滴になります)やプラセンタ注射も、同様におススメです。

注射だと、濃いのが入りますし、全部、血管の中に入りますから、吸収率が違います。

一度お試しください。

(うちには、ナースがいないので、当日、いきなり言われても、申し訳ありませんが、準備ができません。

また、注射や点滴をするお時間もお取りしていませんので、ご予約時に、お申しつけください。)

7月におススメのものは、8月にもおススメのことが多いと思いますが、暑い季節は、みなさん、気にされることは、似てきますね。

 

夏デビューというか、お休みも取れるし、この機会に、という方や、イベントがあって、この機会に、と、レディエッセやヒアルロン酸、ボトックスをされる方は、多いですが、注射系は、ちょっと抵抗が。。。という方には、タイタンがおススメです(シワ・タルミの場合です)。

タイタンだと、腫れ・内出血は出ないし、むくみやすい方は、即座にむくみが取れて、小顔になりますから、お値段が高くても、根強い人気メニューです。

(むくんでないと、この即効性は、あまり出ませんよ。)

化粧品のお値引は、この季節、日焼け止めやピーリングの石けんは、ほっておいても売れるんですが、よく使うものだから、それを好きなだけ使っていただけるように、お値引きいたしました。

それは、ボディケア用品も同じです。

腕も脚も出る季節ですものね。

そういう意味では、かかとガサガサ軟膏もおススメですね!。。。あるのを、すっかり忘れてました。。。

 

昨日も書きましたが、新商品・新メニューを入れていく予定なので、またその時は、お試し価格やモニター募集などをやりますので、いましばらくお待ちください。

(すみません、まだ試せていないのもありまして。。。)

 

土曜日、クリニックが終わってから、横浜のみなとみらいで開催された、日本抗加齢医学会総会に参加してきました。

美容医療のセクションでは、やはり美容医療クリニックの悪質な広告が指摘されてました。

行政がほったらかしになっているのも、問題ではあるんですが、法整備が進んでいないのも原因なんでしょうね。

(とりあえず、一番問題なのは、2つのクリニックなんでしょうけど。今日も講演の中で、悪質な広告の見本として、出ていましたが。)

本日の講演の中で、美容医療をやっていく上でのコツは、「殺さない・傷つけない・騙さない」とおっしゃっていた先生がいらっしゃいました。

当たり前のことですが、悪質なクリニックでは、これが平気で守られていないわけです。

「殺さない」って。。。。悪質のレベルが、もう圏外ですよね。。。

(本当に避けられなかった医療事故のことではないですよ。普通のドクターだったら、回避できたであろう状況で、患者さんを死なせてしまった場合のことです。レベルが違いすぎます。。)

 

正しい、適切な美容医療が少しでも提供できますように。

 

毎月、当院でも行っておりました、キャンペーンを今後はやらないでおこうかと思います。

美容医療に対する、広告規制が以前から言われていました。

当院では、おかしなことをやっていないというのは、、自信をもっておりますが、より、厚生労働省の指針に沿った形でいこうと思います。

 

厚生労働省が、おそらくホントは規制したいのは、行き過ぎやあおり過ぎ・ウソだらけの、美容医療広告だと思いますが、どこかで規制のラインを引かないといけませんし、全ての美容医療(美容内科・アンチエイジング医療・審美歯科など含む)を扱う医療機関が従わないと、意味ないですものね。

実際は、ホントに規制したクリニックは、全然止める気配がなく、ちゃんとしたクリニックばかりが規制に従うという、なんでやねん、ということが実際起こっていますが、だからといって、おかしなクリニックもやっているやん、とマネをしていても仕方ないので、今回、うちもキャンペーンを中止することにしました。

 

女性って、キャンペーンって好きですよね。

私も大好きです。

期間限定とかも。

ちょっとお祭りっぽくて、ちょっと楽しみ、みたいな。楽しくていいかな~、と思っていたんですが、「キャンペーン」の期間限定と、消費者に、急いでさせようと、誘導することにもなり、必要でないものまで煽ることにもなりかねない、というのが、キャンペーン禁止の理由です。

 

詳しくは、日本美容医療協会http://www.jaam.or.jp/ad/toPatient.htmlのHPをご覧ください。

http://www.jaam.or.jp/topics/topics15/index.html

エステの違法性についても、触れておられます。

私は、はっきり言って、悪質な美容クリニックもそうですが、エステも同じくらい、あるいは、敷居が低くくて、その上、効果・効能もないくせに、詐欺だらけの宣伝をするエステを、さっさと取り締ってほしいと思っています。

美容医療を(エステも含めて)、甘く考えていらっしゃる方は、一度、この美容医療協会のサイトをご覧になって、よ~くお考えになってください。

キャンペーンの代わりに、この季節におススメの治療のご紹介はさせてもらいます。

化粧品のキャンペーンは、構わないと思うんですけどね。

 

学会を立て続けに行って、いろいろと新しいものを仕入れてきました。

今、個人輸入待ちのものもありますし、これから発注して試していくものもありますし、今試しているもの、試したけど、発注がバタバタして追い付いていないものなど、たくさんあります。

新商品もありますし、以前からあったけど、いよいよ、私もメニューに加えようか、というものと、こういう考え方があったか!と新発見で取り入れようと思ったものもあります。

 

新治療メニューに関しては、お試しというか、モニターというか、経過を私自身も診せていただきたいので、キャンペーンではありませんが、正規料金よりもちょっとお安く提供できると思います。

(経過はある程度、診せに来ていただかないといけません。写真を使わせていただくかもしれないモニターも、それとはまた別料金でご用意しますね。)

医療のキャンペーンは、止めても、オーレリーのお菓子はプレゼントさせていただきますね!(全員にでは、ありませんが。。。すみません。。。)

だって、食べていただきたいから!!おいしいんだもんっ!!

なかなかオーレリーのお菓子は、食べられるものではないので、、

(少人数だと発注しにくいですかね?二人いて、二日あったら、全部パックン!だと思いますが。。。だから、私は太るのか。。。)

ぜひ、うちで何かされた機会に、オーレリーのお菓子を召し上がっていただいて、幸せの時間を満喫していただきましたら、幸いです~♡

(トゥルースカルプをして、一緒にダイエット頑張りましょう!と言っている方にも、差し上げるわけなので、何しているんだか、わからなくなる時もありますが、まあ、生き抜きってことで。)

ちなみに、7月のオーレリーにお願いしているお菓子は、バナバとラムのキャラメルコンフィチュールです。

6月のパイナップルとココナツのコンフィチュールもおいしかったですよね~。

私は、バナナもラムもキャラメルも大好きなので、とっても楽しみ!

私もまだいただいていません。

ラムが苦手な方がいらっしゃったら、おっしゃってください。

パイナップルのコンフィチュールがまだ少しありますので、お好きなほうをお選びいただきますね。

 

 

以前にも何度か書いておりますが、現在、初診の方で、処置ご希望とご予約の時にお伺いしても、処置の枠はお取りしておりません。

当日、診察・カウンセ後、適応があって、患者さんが「やりたい」とおっしゃって、そのあとの予約が空いていれば、処置ができる状況です。

予約当日の朝に、処置をする枠が空いていたとしても、診察・カウンセをしてる間に、予約で埋まってしまうこともあります。

その場にならないとわかりません。枠を取らない、というのは、そういうことです。

 

その理由ですが、ホントに、診察・カウンセをしてみないと、適応があるかどうか、患者さんの思っていたことと同じなのか、内容と価格に納得されているのか、副作用等は大丈夫なのか、などがわからないからです。

そういう思い違いが少しでもないように、と、ご予約のお電話で、いろいろ確認させていただいておりますが、まれに、適当に聞き流して、自分は関係ない、自分がしたいのは○○だから、自分だけは大丈夫でしょ、みたいに思い込んでいて、当日その場になって、そんなことになるとは思わなかった、他の処置のことは調べてこなかったから、考えてからにする(絶対に○○をするから、処置枠を絶対とっておいてほしい、とかなり言っておいて。)、スキンケアができてからやります、とか、となると、取っていた処置枠が全て無駄になってしまいます。

 

うちは、看護師がいません。全て私一人でやっているので(準備も後片付けも)、ホントに時間がありません。

おひとりに時間をかけるから余計なんですが、流れ作業をしたくないから、自分が望んだやり方なので、それでいいんですが、欠点は、1日に診察したり、処置する人数にかなり制限があるわけです。

 

やはり、何があるのかわからないので、まずは、診察・カウンセでしょう。

言いだしたら、キリがないんですが、絶対する!という保証がない以上、その分の処置枠を取っていたら、無駄でしょ。

患者さんがやりたいと言っても、私が認めない、あるいは勧めない、もったいない、となることもありますし、私はやったらいいと思っても、患者さんがもう少し考えてからにする、ということもあるわけです。

お互いの意見が、毎回一致するとは限りません。

他の方のご予約をお断りして、その分のやるかどうかわからない処置枠を押さえるということなんです。

(そのせいで、再診の方の予約が取りづらくなり、ご迷惑をおかけいたしました。)

そういうことがちょっと続いたことがあり(また、悪質な方も混じっりしたので。)、最初は取っていたんですけどね、去年の秋くらいでしたっけ?予約状況が大変なことになり、処置枠は押さえません、とさせていただくようになりました。

再診の方を最優先とさせていただきました。

 

運が良ければ、というか、ご縁があれば、初診で来られても、そのまま当日処置をされている方は大勢いらっしゃいます。

大勢の方が、ちゃんともちろん適応があって、ご本人も、事前に調べてこられて、スムーズにいく場合がほとんどなんですが、そうでないことももちろんあります。

理解されてご予約を取られた方は、また来月(来れる日に)来ます、それまでスキンケア頑張ります!と予約を取って帰られる方もいらっしゃいます。

何日か、京都に滞在されるのであれば、翌日、翌々日など日を変えれば、取れることもあります。

(再診の方の処置優先ですから。)

 やっぱり運でしょうか。。。?ご縁でしょうか。。?

 

今まで一度だけ、九州から来られるかたで、何日か泊まるのは泊まれるようでしたが、どうしても処置枠を取ってほしい、と熱心で、きちんとされていて、何度も受付と私と患者さんで、詳細を確認させていただいて、ウソをついておられなければ、おそらく問題なくできるだろうな、という方でした。

全額前払い振込んでいただいて、もし当日、処置されなかったから、キャンセル料=時間拘束料(貸切みたいなものですから)として、全額いただきます、それでよければ処置枠を押さえさせていただきます、とお伝えしたところ、それで構わないとおっしゃって、全額振り込まれ、当日、無事適応もあり、患者さんも納得されて、処置を行うことができました。

(当日、いかなる理由でキャンセルされても、キャンセル料としていただきます、という条件も入っています。)

数日前から、私たちスタッフみんな(おそらく患者さんも)、ドキドキしました。

台風とか交通事情とか、急病とか。。

良かったです~。ホントに、無事に処置することができて。。

(ちなみに、処置されたのは、タイタンとジェネシスです。)

 

光・レーザー治療だけでなく、以前よりトゥルースカルプの処置枠も押さえてほしい、という方が結構いらっしゃって、とりあえず診察・カウンセのみでよろしければ、とご予約をお取りしています。

トゥルースカルプは、うちの処置の中で、やはり一番時間がかかります。そこにACボディもつける、となるとさらに時間がかかるわけです。

(準備も片付けも全部私一人ですから。)

初診の方だと、さらに診察・カウンセの時間も必要です。

そうなると、ものすごい時間を押さえないといけません。

診察・カウンセに約1時間、トゥルスカの処置・準備に約1時間半、ACボディに、約45分くらい、となると、全部したら、3時間を超えます。

おひとりで3時間以上押さえるわけです。

普通だったら、ナースに処置はさせるでしょうから、ドクターの時間拘束は、せいぜい1時間ちょいくらい?

患者さんには、ちょっと待ってもらって、処置をする、というのが普通でしょう。

うちも3時間以上押さえる大変さもありますが、確かに遠方から来られる方が枠を押さえてほしい、という気持ちもわかります。

まして、トゥルースカルプは、まだ日本でもやっている施設が少ないので、お近くで探す、というのが他の処置よりも圧倒的に難しいですものね。

 

そこで、前例(九州の方)があるわけなので、同じように、かなり時間を取って、確認させてもらって、全額振り込みで、しなかったり、来なかったら、キャンセル料も発生しますよ、と申し上げたら、構わないとおっしゃったんです。

 

電話で、患者さんが、絶対大丈夫!みたいに言い切られるところがかなりひっかっかったんですが、ご本人は、まさか断られる、と思っていないからキャンセル料も構わない、と言われるわけですが、これ、ホントに、しなかったら(来れなかったから)、10万円以上、キャンセル料を貸切料として払われるわけですよね。

普通の方なら、こういうことを言うと引かれます。

そりゃそうでしょうとも。私も、もし言われたら、万が一ってこともあるよね、と考えますね。

まずはカウンセのみで行っておこうと、と思います。

それを引くこともなく、払おうとされること自体、ちょっと危ない。周りが見えていない可能性もあり、ちょっと冷静になっていただかないと、こちらも困るわけです。

 

結局、受診されたい日は時間が足らなくて、もう一度(というか結構何度も)診察のみをお勧めして、診察のみになりました。

 

当日、お話を聞いて、お断りするパターンのひとつに、「過度な期待をしている」というのがあります。

これは、美容医療業界では常識で、過度な期待をされている方(理解されていない場合含む)は、治療をしないほうがいい・してはいけない、となっています。

どこまで処置するのかは、クリニックによって判断が違うところでしょうけど。。。

特に、効果や副作用については、正しく理解する、ということがなによりも重要です。

(これがわかっていない方というのは、ちょっと話をしていたら、まあ、わかりますけどね。)

 

お電話の段階では、どこまで過度な期待をされているのかもわからないこともあるので、やる気満満で来られて、当日断られてキャンセル料全額取られたら、普通、キレますよね。(金額、ハンパないですよね。)

普通に考えて、やっぱり、全額振り込ませて、枠を押さえるというのは、できたらいいけど、できなかったらダメでしょうし、余計にもめるでしょう、という結論に達しました。

それだけの金額をいただくのであれば、振り込む前に、キャンセル料についての契約書なども交わした方がいいでしょうし、どんだけの手間をかけるねん、ということです。

うちも大変ですが、患者さんも大変です。

 

脂肪が、まあまあついていて、病気も飲んでいる薬もなく、検診でも健康で、体に金属もはいっていなくて、理解もよくてわかっている、となったら、できる可能性はかなり高いと思いますが、その脂肪じゃないですよ。ということが診察で発覚することがあります。

そりゃ、全く脂肪がないわけではないんですが、やること自体は医学的にダメではないし、実際やって問題はないけど、思っているような効果は(原因が脂肪ではないので)出ませんよ、それでいいなら、やることは止めませんよ、ということが多々あります。

勧めはしないし、効果の保障もしないけど、どうしてもやりたいなら、止めません、というヤツです。

美意識が高い方や、脂肪と思い込んでいらっしゃることもあります。

原因が脂肪ではなかったら、他の処置やホームケアを勧めるわけです。

それでもやりたい、とされる方と、やっぱり考えます、という方と、わかれますね~。

だって、約10万円~13万円もったいないですよ。

 

う~ん、どうしたらいいんでしょうね。。。うちみたいなやり方だと、確かに遠方から来られる方は、不利ですよね。

待って、できればいいんですが、どうやってもできない日もあります。

(短い処置なら、まだいいんですけど。。)

あとは、最後のご予約の方が終わってから、時間外に処置をするか、くらいですかね。

でも、最後の診療が終わると、結構私、ボロボロで、そのあとからさらにするんだったら、時間外料金でもいただかないと、ちょっとやりませんね。。

そうなると、時間外料金をいくらにするのか、という別の問題も出てきます。

何かいい案を思いつかれた方は、どうぞご提案ください。

初診の方にも再診の方にも、うちにも、みんなにメリットのあるやり方であれば、採用させていただきまs。

 

今、通院中の肝斑の方で、私が勧めていない化粧品を使っていらっしゃる方は、ほとんどいらっしゃらないはず。。と思います。

その方の使っている化粧品を、自宅まで行って確認したわけではありませんから、証拠はありませんが、おかしな化粧品を使って、お肌に刺激があると、要は肝斑が良くなってこないわけですから、気づくわけです。

最初に、こういうのはダメですよ、止めないと肝斑は絶対に良くならないし、肝斑治療は受けませんよ、と言っているにも関わらず、言われたことは忘れてしまった、とか、自分のことだと思っていなかった、などなど、ろくでもない化粧品を使っている方というのは、肝斑は良くはならないわけです。

 

全然良くならなかったら、まあ、すぐに気づくわけですが、他院やエステで、わけわからんことをされて、肝斑が悪化して濃くなってしまった方などは、普通の肝斑よりもかなり余計に時間と回数(もちろんお金も)がかかるわけですから、気づくのに時間がかかります。

ご本人は、まさか自分が肌に悪いことをしているとは思っていないので、確認しても気づけないこともあります。

(そのまさに、悪いものを使っていること自体を、当たり前すぎて、忘れていらっしゃるのか、なんかよくわかりませんが、使っているものをお聞きしても、全然話に出てこないんです。。確認しようがないことが、たまにあります。)

あるいは、良くなったり、悪くなったり、変な波があって、紫外線の影響かな、ホルモンの影響かな。。?と様子を診ていても、やっぱり絶対おかしい!というので、かなり回数をやってから、発覚する(申告される)、ということも、まれにあります。

 

そういう方の中には、確認して、「ろくでもない化粧品」と発覚したから、「勧めませんよ」「もう止めておいてくださいね」と言ったにも関わらず、止めない、という方がいて。。。

そんなにその化粧品を使いたいなら、3万円も払って、肝斑セットをやったらダメだと思うんですが、(効くわけがないので。ろくでもない化粧品で刺激をするから、炎症が起こって、肝斑を悪化させているというのに。)、そのたかが数千円の化粧品を止めずに、(もったいないから、と言って)、3万円の処置代を、わざわざ払うという、もっともっとないことをされるわけです。

うちに寄付してくださっているんですね。ありがとうございます。

 

まあ、本末転倒ですね。

「ろくでもない化粧品」を使っていないとしたら、いくら言っても、日焼け止めの塗り方がおかしいとか(環境とTPOに合っていないものを使っている、自分の肌に合っていないものを使っている、質の悪いものを使っている→これは、「ろくでもない化粧品」でしたね、塗り直す回数が足らない、など)、洗顔の仕方や化粧品の塗り方など、なんかおかしなことをしていることがあります。

影で、おかしなことをしていることも、ごくまれに。。。

 

ま、ご本人が悪気がなくて、すぐに、そのおかしなことを止めてくださったら、治療に時間と回数とお金が余計にかかっただけで、理解しておられるなら、構わないんですが、悪気はないけど、理解もしてない、という方がごくまれにいらっしゃいます。

こういう方は、何度注意しても同じで、3万円さえ払って治療をしていれば良くなる、という他力本願なので、治療を断わらないといけません。

まずは、スキンケアだけ、理解できるまでやってもらう、と。理解できたら、またうちの肝斑治療をされてもいいと思いますが。。

理解できたのなら、ね。

 

通院中の方の場合、最初の診察・カウンセリングで、やってはいけないことを説明した後、理解した上でやりたいとおっしゃったから、治療を受けているわけです。

でも、初診で、最初から、肝斑のスキンケア相談のみ、という方が、時々いらっしゃいます。

いろいろな事情があって、今はうちの肝斑治療はできなくて(あるいは、やるつもりがない)、でも、スキンケアはやりたい、という方です。

こういう方は、予約の電話で、HPやブログを読んで、私の勧める通りにやっている、とかかんとか言われる方がいらっしゃいます。

ちょこっとだけ見た、という方も多いですが、しっかり大事なところは一応全部見たようなことをおっしゃる方も多いです。

ブログに共感して、ぜひスキンケア相談を受けたい、という方です。

 

ところが!

こういう方の中に、実際来られて、よくよく話を聞いてみると、全然ブログ通りのことはやってなくて、「はあ~?」と、一体どこのブログを読んだというんですか?と聞きたくなるくらい。。

(ブログを実践されている方は、あまり電話では、そういうことは言われません。ブログを読んで、くらいにはおっしゃいますが、熱心にすごく言われる、ということは、あまりないです。

時々、そういう方で、ホントにスキンケアも相談しなくていいんじゃない?とそのまま続行で止めることは何もない、という、ホントにブログをちゃんと実行してくださっている方もいらっしゃいますが。)

 

まあ、ブログを読んでも実践されていない方の中には、今までやっていたスキンケアを止めるタイミングがわからないのか、診察を受けてからやろうと思っていた、という先延ばしタイプの方もいらっしゃいます。

わかっているなら、さっさと始めておいたら、もっと早く良くなっているのに、と思いますが、まあ、その日から頑張る!と言われるなら、仕方ないです。患者さんがそれでいいなら。

 

でも、ブログを読んでも、「ろくでもない化粧品」を止めない方というのが、その中で、たま~に来られます。

読んで理解できなかった(頭が悪いから)、というのではなく、ホントに、読んだけど止める気がない、という方です。

はっきり言って、こういう方は、根本的に、私と考え方が違いますから、うちに来ても意味ないと思うんですけどね。。。なんで、来られますかね。。? よくわかりません。。

 

読んでいなくて、知らないなら仕方ないですよね。診察で止めてください、と言ったらいいわけです。

理解できない方の場合、素直でお金があったら、うちで化粧品を買われますし、素直に止めておられます。理解できないから、指示はとりあえず守ります、という方です。

少数派ですが、こういう方は、きっちり指示は守られるので、結構、早く良くなる気がします。

理解できなくて、お金もあまりない場合は、市販の化粧品の中で、自分で探さないといけないわけで、シンプルなものを見つけて買うことができたとして、日常生活で、どれだけ刺激なく過ごすことができるか、にかかっています。こっから先は、患者さんの理解度にかかっています。患者さん次第です。

(お金ないなら、肝斑セットする前に、スキンケアを徹底的に習得するほうが先だと思うんですけど。。理解できていないから、すぐ他力本願にいっちゃうわけなんですね。。)

 

ブログを読んで、ブログに書いてある意味はわかったが、どうして止めないといけないのか、わからない、という方。だから、そのまま続けている方。自分ではわかっているつもりで、自己流のアレンジをしている方。

こういう方は、うちに来ては、ダメですよ。

化粧品やスキンケアや日焼け止めの塗り直しとかに全くこだわらない、よその美容クリニックに行かないと。

そういうところなら、好きなようにお肌扱っても、何も言われないし、お金さえ払えば、いくらでもなんでもやってくれますよ。

(綺麗になるかどうかは知りませんが。)

ま、そういうことをしているから、顔中、ひどい肝斑になっているんだと私は思ってます。

ホルモンバランスで肝斑がどうしても出てしまう場合、というのはありますが、そういう場合は、あまり顔中に肝斑は出ないし、肝斑も、顔の中で、汚い濃淡があって、いろんなシミも混ざって、とか、肝斑の出方が全然違います。

スキンケアをしたところで、ホルモンバランスによる肝斑の部分は残るかもしれませんが、いろんな原因が合わさっている方がほとんどです。

たいていは、スキンケアがおかしくて、肝斑を悪化拡大させていることが多いです。

 

こういう方が使っている化粧品の一例(集約した共通点)をお教えしましょう。

具体的な商品名は上げてもキリがありません。

メーカーそのものが怪しいこともあるし、メーカーは悪くなくても、そのブランド、あるいは、そのブランドの中の、これ、というように、全部が悪いわけではないこともあります。

ま、怪しいメーカーのものは、もう全部が信用できませんし、商品全てがうさんくさいので、(全成分表示を見たところで)、一切止めてもらってますけど。

 

①ネット販売中心のベンチャー企業の化粧品

②コスメショップみたいなところでしか取扱いのないベンチャー企業の化粧品

この①②は、探せば、まともな化粧品があるのかもしれません。

ベンチャーが悪いわけではホントはないと思います。

でも、私は未だかって、そんなもので、まともなものを見たことがないです

まともなものを使っている方は、多分、肌トラブルもなくて、うちに来る必要もないんじゃないかな。。

ベンチャーの化粧品を見る機会って、顔中おかしな肝斑の方が使っていて、初めて、その化粧品の名前を知るくらいで、私の日常生活の中で、あまり出てきません。

ひどい肝斑の方が使っているのが、ベンチャーだった、というわけです。

で、肝心の患者さんは、どうして、そのマイナーであるはずのベンチャー企業の化粧品を見つけたというと、ネットの怪しい広告や、検索(お金を払えばいくらでも上位にランキングができます)、あやしいコスメショップの店員が勧めた(マージンもらっているんじゃないんですか?)、などなどです。

その化粧品のHPを見ると、むちゃくちゃあやしい!

あまりにも書くのもバカバカしいので、どう具体的にあやしいのか、なんてことは書きませんが。。。

この怪しさを、怪しいと思わない方は、やっぱりうちでは無理だと確信します。

というか、美容医療はやっぱりやったらダメだと思いますね。カモがネギしょってますから。。。

 

③化粧品の口コミサイトで、上位にランキングされていた、あるいは、なんとか大賞受賞!、あるいは、なんとか大賞1位!

④IKKOさんおススメ! IKKOさんが選んだ○○!

    もういい加減にしましょう、という感じです。詳しいことが知りたい方は、今までも、    

    散々、こういうのは、ダメと言ってきました。ブログを見直してみてください。

⑤会員制の化粧品(というか、ネットワークビジネスのもの、ねずみ講のもの、マルチ商法のもの。会員制でも、こういう類ではないものは違うのかもしれません。私が知らないだけで。50代前後の方に、とても多いですね。こういう系統の化粧品。)

  化粧品の会社ではないでしょう?どうして、お金関係の被害者の会があるんでしょ  

  う。。しかも、その化粧品の名前を検索すると、すぐにそういうところがヒットします。

  ヒットするようなところのは止めておきましょう。 おかしくないですか?

  その企業の目的が、どうしても女性のキレイを目指す、とは、私には思えません。

⑥あやしいエステで、しつこい勧誘で買わされたもの。

   あやしいところが売っているものなんて、信用できますか?私なら、しないな~。

⑦全てに共通していますが、なんか心そそるような、つい買ってしまいたくなるような、キャッチコピーがでかでかと下品に宣伝されているもの。

化粧品本体にも、HPにも。

「下品」と書くと、主観の問題ですから、「上品」と思う人もいるかもしれません。

大きく書いてあったり、何度も繰り返し書いてあったり、ようは、印象だけ、インパクトで買わせようとするものです。

お手軽感であったり、すっごい効く!(ような印象を与えるもの。効くわけないのに。)、なんて、言葉に飛びつくから、顔中、肝斑なんですよ。

 

最近は、こういうあやしい化粧品のHPも、あまりにも下品だとバレるので、ちゃんとしたところのHP風に、どんどん変えてきてますね。見る人が見たら、すぐにわかりますけどね。

だって、書いてあることが根拠ないことだらけだし、もっともらしく書いてあるけど、それがどうした、ってことばかりだったり、矛盾だらけで、怪しさがそこかしこに痕跡が残っています。

その怪しさがわからないなら、普通の化粧品を買えば?と思いますけど、こういう人に限って、デパートとかでは買わないんですよね~。(お金はあるのに)よくわかりませんね。。。

 

今上げたのは、ほんの一例です。

この①~⑦に該当する、患者さんが使っていた、クレンジング、もしくは洗顔フォーム(あるいは両方)の全てに、ピーリングに該当する成分が入っていました。

基礎化粧品にも、入っている場合もあるし、アルコールがてんこもり入っていることもありました。

刺激だらけ、です。

もちろん、この中には、いわゆる、「オーガニック風」「自然派化粧品」ってやつも、多々ありました。(合成界面活性剤もアルコールも、てんこもりです。)

だから、顔中、えげつない肝斑なんですよ。

 

ただの、水とグリセリンの混ぜ物に、高額な値段が付いているものもありました。

(自分で作ったら、1000円以内で作れると思いますけど。)

これなら、成分としては、肝斑を悪化はさせないでしょうけど、ホントに、ものすごい値段、ついてましたよ。

カモですよ、カモ!

 

自己流にアレンジされる方は、アレンジした時点で、私と考え方が違います。

(そういう方は、180度くらい、実は違うんですよ。ご本人は、全く気付いていないところが、残念なんですが。。。

人工衛星や宇宙船って、宇宙だと、たった1度違っただけで、二度と地球には帰ってこられないそうです。軌道修正ができればいいですが、燃料切れだと修正できませんから、一生、宇宙をさまようんだそうです。)

だから、うちには来ないでください。私の思う、「キレイ」と根本的に違いますから。よそに行ってくださいね。

肝斑(シミも含む)以外の治療は、そこまでスキンケアを徹底しなくても、まあ火傷することはないし、悪化もそうそうありません。

患者さんが満足されているなら、止めはしませんが(副作用は効果の限界など、理解を全くしていない方は基本、断りますけどね)、肝斑だけは全然別物です。

そんな簡単なものではありません。

肝斑を甘く見たら、いけません。

学会でも、大変だ、大変だ、と肝斑専門でやっておられるドクター方が、毎日、日々精進して治療に取りくんでいるというのに。。

医学的な知識と経験があっても、肝斑治療というのは大変で、まだ、「これが正解」というのが出ていません。

各ドクターの考え方で、治療に取り組んで、少しでも早く良くしようと、長くいい状態を保てるようにしようと、四苦八苦しているんです。

自己アレンジしている限り、良くなるわけ、ないんですよ、悪化させることはあっても。

とにかく、刺激を止めることですが、私は、肝斑の悪化の原因を大きく占めるもののひとつが、「ろくでもない化粧品」だと確信しています。

 

 

 

 

     

 

 

昨日、家に帰ったら、TV番組で、世代別の違いをやっている番組がありますよね。

「ジェネレーション天国」でしたっけ?

昨日のテーマは、「お風呂」で、それぞれ世代別に、お風呂についての話題をやってました。

ちょうど見た時が、1位の発表で、(思い出をランキングしているのか、印象に残っているランキングなのか、途中から見たから、よくわかりませんでしたが。)、マンゴー世代(10~20代)の1位は、「体は手で洗う」でした。

ちなみに、バナナ世代(60代以上)は、へちまで洗う、 キウイ世代(40~50代)はスポンジで洗う、だったと思います。

 

今のマンゴー世代は、エライですね~。ちゃんとこすらず、手で洗っているとは!!

えらい、えらい。

街角インタビューで、若い子たちに、お風呂で体を何で洗いますか?という質問に、「手」という子ばかりが、ピックアップされていて、その中で、若い女の子(10代?)二人組のインタビューで、一人は手で洗っていると言って、もう一人は、スポンジだったかブラシだったか、答えてました。

そしたら、手で洗っている子が、「体も手で洗ったら?」とツッコんで、「そんなん、無理~!顔は手で洗うけど。」と答えて、「じゃあ、顔もブラシで洗ったら?」と言ったら、「顔は、そんなんヤバいよ~! あっ!そういうことかっ! でも、無理~え~っ!?」と返事してました。

この手で洗っている子、友達への返しを聞いて、とっても嬉しくなっちゃいました。

エライね~。皮膚科医として、嬉しい限りです。

そうそう、お肌は優しくしないとね。

お鍋やフライパンじゃないんだから。

 

番組の中で、スタジオでも、若いタレントさんたちが、「手で洗ってます」とみんな言っていて、(どこまでホントかわかりませんが)、会場や上の世代からは、「え=?!」みたいな意見が出ていて、感心している声も聞こえてきた中、いきなりIKKOさんが、「でも、胸や背中は、手で洗っただけでは汚れが取れないから、しっかり洗った方がいいと思う」みたいなことを言い出し、今ちゃんが、感心して、「良く知っているね~」みたいにツッコんでました。

でも、私は、「またIKKOさん、いらんこと言って。。。」と一人、TVに突っ込んでました。

 

もう、IKKOさんは、そうやって、体中、胸でも背中でも、ブラシでもなんでも、一生擦ってなさいっ!体中、しみだらけにしてたらいいんです。

せっかく、マンゴー世代が、こんな素晴らしいことを言っていて、それを全国ネットのゴールデンタイム放送されているのに、最後に、茶々を入れて、ダメ!みたいなことを言っちゃって。。。もう~!!

IKKOさんは、自分が好きで擦っているから、ほっておいたらいいですが、TVを観て、信じた方が残念なことになりますよね。

どうしてくれるんでしょう。。?

 

体にシミができて、黒ずんでも、肝斑とは呼びませんが、「フリクションメラノーシス(摩擦黒皮症)」と医学的に呼んでいるシミになります。

男女年齢問わず、です。

ナイロンタワシが出始めた時には、これがたいそう出て、背中にバッテンのシミになって、確かニュースでも注意が言われたような気がします。

 

体中、擦っていいところは、どこにもありません、と私は、たびたび患者さんに言っています。

踵ですら、です。 赤ちゃんにしないことは、自分にもしないっ!!

踵も、擦ったその時は、一瞬、ツルッとなるかもしれませんが、すぐまた、よけいに分厚くなりますよ。

防御反応が働きます。

お肌をいじめるから、仕返しをされるわけです。

(正確には、仕返しではなく、いじめるから、鎧を付けるような感じです。まさに防御反応です。分厚くして、次の攻撃に備えるわけです。)

 

確かに、胸や背中は皮脂腺が多いので、他の場所よりも、ニキビとかできやすかったり、脂っぽかったりしますが、擦ったって、毛穴なんかキレイになりません。

だって、毛穴は凹んでいるんだから。毛穴の奥の汚れが、擦って、取れるわけないじゃないですか。まして、ただの石けんやボディソープなんかで、毛穴の汚れなんか、どっちにしろ、取れません。

飛び出ているのを、こすり落とすんじゃないですしね。

冷静に考えればわかるわけです。

 

テフロン加工のお鍋でも、汚れがこびりついたら、擦らないでしょ?

お湯でふやかしたり、特殊な洗剤を使ったりして、溶かしますよね。使うスポンジも気を使うでしょう?

でないと、テフロンがすぐに傷いって、剥げて、買い直しですよね。

 

このブログをずっと読んでくださっている方々は、そんなことはご承知のことでしょうが、昔のブログを見ていない方のために、もう一度注意喚起です。

あんたの肌は、鉄か?床なのか?

車じゃないんだから。

そんなに、ブラシで擦りたかったら、洗車場に行ったらいいんじゃないですかね。いっぱい、擦ってくれますよ~。

石けんのなかった時代、もののなかった時代なら、いざしらず。

そんな時代は、擦るしか、(たたくとか)、洗濯する方法がなかったわけですが、いつの時代の話をしとるねん。

これだけ、科学が発達して、いろんな薬剤が発明されて、体の脂っぽいところ、毛穴汚れの気になるところ、角質が分厚くて気になるところは、ケミカルピーリングをしたら、無理なく溶かしてくれるわけですから、擦る必要は、全くないわけです。

(ケミカルピーリングの、どんなものを、どれくらいの頻度で使うのかは、お肌の状態によって違います。

どなたでも、いつでもできるわけではありません。と、私は思います。

うちでは、診察をしないと、ピーリングの石けんは購入できません。ピーリング系も、しかり、です。)

 

IKKOさんは、普段、あれだけ、顔にピーリング系をやれやれ、と宣伝していおいて、体は(ピーリングの話をせずに)擦るようなことを推奨するなんて、ホントに、やれやれ、です。

ピーリングの話をするなら、今でしょ!ってか。

おかしなことばっかり、TVで言うのは、いい加減、止めてほしいです。。

おもしろいから、笑って観ている分には、いいと思うし、私も、肌以外のことをおもしろおかしく言っているIKKOさんは、好きですが、皮膚科医としては、お肌関係のことを言うのは、もう止めてほしい。

だって、信じて、ひどくなっている方が、山ほどいるから。

 

ま、でも、マンゴー世代の間に、そんなに、「擦らないこと」が浸透していることに、安心しました。

日本の若者も捨てたもんじゃない。日本も未来は明るいか?!

情報が氾濫していて、TVや雑誌の広告がどんどんえげつなくなるし、何が正しいのかわからなくなって、可哀そうだな~、と思ってましたが、しっかりしているじゃないですか。

安心ですね。

 

番組の最後に、千原ジュニアさんが、「俺も手で洗ってる」と言ったら、女性のタレントさん(誰かわかりませんでしたが)が、「女々しい~!」とけなして、終わってました。。。

全然、「女々しく」なんてないですよ!

(それにしても、「女々しい」って、なに?)

自信をもって、手で洗ってくださいね。それが正しい!

いつもTVで、千原ジュニアさんを見たら、乾燥肌かしらん、と思っていたので、もしそうなら、手で洗うのは一番正しい!ちゃんとした皮膚科の先生に診てもらっていらっしゃるんでしょうか。

(この、「手で洗う」のが女々しいなら、男性は何で洗えというんでしょうか。。ブラシ?タワシ?スポンジ?男性の皮膚だって、同じなのに、ひどい話です。)

 

手で洗ってください、手で。正確には、手と泡で。

どうしても、背中の手で届かない場所が、洗いたくて。。。という方は、柔らかいタオルとかで、泡を付けて、なでるだけ、ですね。接触するだけ、というか。

石けんの泡とお湯がかかれば、それで十分ですよ。

乾燥肌の方は、陰部とかワキだけ石けん使って、あとはお湯だけでもOKだと思います。

たかが、皮脂と汗とホコリです。お湯で十分です。

力を入れる必要は全くない、というよりも、入れてはいけません。シミになるか、ならなくても、お肌のバリア機能を壊して、かゆくなったり、湿疹を呼んできやすくするだけです。

もちろん、キメもメタメタです。美肌とは全く逆ですよ。

いいことをTVで言っても、逆の意見が大きく言われて、いい情報が台無しですね。

いいことばっかり、放送してほしいな~。

 

 

 

さっき、TVで男性美容の特集をやってました。

化粧品や美容院や服飾雑貨でもなんでもそうですが、もともと女性メインだった商品やサービスも供給が多くなりすぎて、お客さんの取り合いで、そうなってくると、新たなターゲットの発掘が必要となり、男性に目をつけたわけです。

企業側の、男性もお客さんになってほしい気持ちと、商品やサービスを受けたい男性側の気持ちが、今の時代、うまくマッチしたんでしょうね。

昔から、「男女共用のお店」とは別に、「男性専用」「女性専用」と、特化することで、よそとの差別化をはかって、利益を上げてきた企業はたくさんあり、そんなに珍しいことではないんでしょうけど、TVでは、まとめて特集していたから、ちょっと悪目立ちしてたかしらん。

 

男性のネイルって、梅田の阪急メンズ館ができた時から、やってたような気がしますが、ネイルサロンでやってもらっているのが、お店の外から見えるようになっていて、男性からしたら、イヤじゃないのかな、とずっと思ってました。

お店の外は、普通に女性も歩いているし、人から見えないところで、してほしい人もきっといるだろうに、と思ってます。

(今は、どうなっているのか、知りませんが。)

 

ちなみに、ネイルですが、「甘皮」ってとりますよね。

そのほうが、ネイルを塗った時に、キレイに見えるからとかで、女性でネイルをする方からしたら、当たり前のことなんですよね。

私は、ずっと以前から雑誌とかのネイル特集で、この甘皮と取る意味がわからん、と思ってきましたし、今もそう思っています。

自分でもネイル(簡単なやつ)はしますが、甘皮あったからって、そんな汚いとも思わないけど、と思います。

 

実は、ネイルサロンって、行ったことがなくて、人からネイルをやってもらったこともほとんどないです。

今、流行っているジュエネイルとか、すっごい時間がかかるじゃないですか。

一度、患者さんに、ネイルって、ハンドマッサージもしてくれるんですか?とお聞きしたら、そんなことは私の行っているところはしてくれません、とのこと。

それでも、結構な時間がかかりますよね。

 

行っている美容院で、ネイルのキャンペーンをしていて、ちょっと気が向いて、一度普通のマニキュアをしてもらったことがあります。

なんか塗って、甘皮を無理やり(一応取りやすいように塗っているらしいです。力を入れるのは、よくないらしいので。)取られていきます。

ネイリストの方に、「それは、なに(成分)を塗っているんですか?」と聞いたら、わかりません、とのことでした。

恐らく、ピーリング成分の入ったものだと思いますけど。

 

この甘皮って、皮膚科医からしたら、とっても大事なもので、「爪上皮」と言います。

甘皮が無くなっちゃうと、爪の根本が皮膚から離れた状態になっていて、この隙間から、いろんなバイキンや刺激が入ってきやすくなります。

爪の根本で、炎症を起こして、変ながたがたの爪が生えてきたり、根本周りが赤く湿疹みたいになったり、とトラブルが起こりやすくなります。

手荒れの方の場合、この爪上皮がなくなっていると、かなり荒れてるんだな、最近ずっと荒れているのかな、と程度を推測したりするのに役立ちます。

軽い手荒れくらいだと、爪上皮がなくなるほどには、荒れてないことが多いです。

10本の指のうち、何本かの爪上皮が無くなってきていたら、ヤバい!と手をいたわってあげてくださいね。

 

男性の美容に、話を戻します。

男性のネイルもやってました。

イタリアンシェフの川添達也さんも、ネイルをされているようなことを以前TVでおっしゃってました。

爪やすりで整えて、という程度ではなく、透明のマニキュアを塗るんですよね。

かあんりぴかぴかキレイに光ってますね。

みるからに「オッサン」な方が、爪だけ、ぴかぴかだと、そりゃ、目を引くっつーの!

飲み屋やキャバクラに行ったら、「可愛い~♡」とでも言われて、もてるんでしょうか。。。

番組スタッフに、「どうして、ネイルをするんですか?」と聞かれて、どっかの男性社長さんは、「細かいところにまで気が付く、というアピール、とかなんとかかんとか。。。」とおっしゃってました。

ネイルをしているほうが、自分の会社の売り上げができるようなことをおっしゃってました。。

(必ずしも、そうではないと思いますが。。売り上げることができる方もいらっしゃるし、できない方もいらっしゃるでしょうし。。女性も男性も、関係ありませんよね。

でも、ファッション関係の仕事をされている方は、そういうことも知っておかれると、仕事に役立つこともあるんでしょうね。。

他に気を使うところはないのかな、と素朴に疑問を持ちましたが。。。)

 

女性も男性もそうですが、どうして、この「やる」理由を聞かれたら、仕事と結びつけたりされるんでしょうか。

単純に、「やりたいから」「やりたかったから」と正直に言ったら、かっこいいのに、と思います。

「仕事」を理由にしようが、やりたくない方はやらないでしょうし、なんやかんや言って、ご本人がやりたいからで、やりたくはないけど必要だし、当たり前でしょ~?みたいに言われると、いや、やりたかったんでしょ?と、突っ込みたくなりますよね。

いーやん、「やりたいから」で。

 

以前から思っているのが、男性専用美容クリニックをやったら、儲かるんじゃない?と思っています。

(私は、やるつもりはありませんが。)

泌尿器科関係の男性専用クリニックはあっても、美容皮膚科の光・レーザーなどの専門で、男性専用のクリニックって、私のしる限り、ありません。

効率が悪いから、女性だけでなく、男性も受けていただけますよ、的なクリニックが大半です。

でも、男性も女性も、できれば、そういう場に、異性にはいてほしくない、さらに言えば、誰にも会いたくない、という方も多いと思います。

両方の性を診るなら、私は、フロアを変えるとか、待合いも、全然合わなくて済む、とか、院内の廊下でも合わなくて済む、というのが理想ではないでしょうか。

うちは、待合室も狭いので、美容医療は女性限定で男性はお断りしています。

場所が広かったら、男性にも美容医療をやるのか、と問いには、答えは、NO!です。

 

私は、「男性専用」というなら、ドクターも看護師も受付もスタッフが全員男性、というほうが相談もしやすいしし、気持ちもわかってもらえると思うんですけどね。

あるいは、目的がちょっとずれますが、若い女の子で占めるか、ですかね。。?

(スタッフと言えども、女性だと気になって、イヤではないんでしょうか。)

いかがですか?

そういう男性専用美容クリニックが全然できてこないから、エステが、「男性専用」みたいなことやり始めたりするわけです。

医療は、出遅れてますね~。

女性の脱毛にしろ、エステ行ったって、時間もお金も無駄ですし、火傷もけがもせず、無事に帰ってこれたら、ホントにラッキーなので、いい社会勉強をしたということで、もう関わらないようにしたらいいと思いますが、男性のひげ脱毛なんて、クリニック行かないと無駄ですよ。

京都でも、女性専用って、うちくらいじゃないですかね。

男性は、ちゃんとしたクリニックに行きましょうね。特に、ひげ脱毛は、トラブルも多いですから、ちゃんと毎回ドクターが見に来るところにしてくださいね。

 

遅くなり、申し訳ありません。

6月のキャンペーンのご案内です。

6月と言えば、ジューンブライドですかね。私には、ジューンブライドよりも、アジサイとか水無月(和菓子のね)のほうが断然興味がありますが。。梅雨もいよいよ到来ですね。乾燥していた5月も終わり、ム~っとしたジメジメの日本の夏の前ぶれですね。

ちなみに、京都の梅雨開けてからの、蒸し暑さは、最悪です。。。

 

①まずは、ウェディングの方に人気の、ブライダルプランのキャンペーンです。

以前に、結婚式に出る方限定でキャンペーンをしましたが、出席される方にはいいですが、出席しない方には、何にも関係ないというキャンペーン。。。ま、6月なので、キャンペーンの一部ということで。。

今回は、ご本人だけでなく、ご家族やご友人の方も適応です。

イベント事は、頑張らなければね!

この機会に、キレイになっちゃってください!気合いを入れて!!

でも、キャンペーン適応は必ず何か証明できるものをお持ちください。でないと、キャンペーン適応になりません。

ご友人の場合は、招待状しか無理だと思いますけど。

ご家族の方は、ご本人から、なにか式場の打ち合わせ表とか、結婚式をする、という書類のコピーですね。(まだ招待状までできていないこともおありでしょうし。)

②で、ウェディングのご本人は、ウェディングプランからお値引き、ということはありません。

このウェディングプラン、もともと、かなりお得に作ってますので、これ以上の値下げは勘弁してください。

その代わり、ナビジョンの1週間お試しセットをプレゼントします。(Wのシリーズではありませんよ。)

クレンジングオイルと洗顔フォームがセットで付いていますが、もともと付いているので、わざわざ抜くことはありません。

新婚旅行や引っ越しなど、お忙しい日が続くでしょうから、トライアルキットで、旅行に便利なように、と思いました。

③お待たせしました。

いよいよ、鼻のケミカルピーリングの季節到来ですね~。

まだ乾燥肌の方には、ちいいと無理だと思いますが、脂性・混合肌の方なら、鼻くらいならそろそろできるかな?

鼻の毛穴掃除ですが、大掃除です。

サリチル酸マクロゴールを使います。

ただし、ピーリング後は、半日ファンデは勧めていません。

勝手にするのは、ご本人の勝手ですが、赤くなったり、痒くなったり、かぶれても知りませんよ。普段使っているファンデでも、ダメなときはダメです。

(まあ、やってみないとわかりませんけど、まあ、勧めません。)

保湿と日焼け止めは、しっかり塗って帰っていただきます。

日焼け止めをちゃんと塗っていない方(塗り直しも含めて)は、ケミカルピーリングは、お断りしていますから、ご了承ください。

まずは、診察・カウンセリングから、です。

ケミPをした後に、光やレーザーをあてると、掃除の後ですからね、光が届きやすくなります。毛穴もキュッと小さくしやすいです。

そのあとに、毛穴と言えば、GGなんですが、ピーリングの後だから、ビタミンCのほうがいいかな、と今回はビタミンCをセットにしました。

これだけ揃えると、乾燥肌の方には、ちょっと無理。。。と思います。っていうか、いらないし。

④多汗症ボトックス(ワキボトックス)は、すっかり今回のキャンペーンから忘れ去っていたんですが、ふと今朝、ああ、ワキボトの季節になるな、と思いだしました。

暑く、蒸れてくるから、ワキ汗気になる季節到来です。

私もそろそろやらなくちゃね。

今回は、痛みを軽減させるために、ボトックスをする時の、針を、極細針に変えるキャンペーンです。

半額にしてみました。(あまり、コスト計算をしていませんが。。)

ちょっとでも、痛み少なくね。麻酔薬は混ぜてますけど、すっごい数刺しますから、針は細いほうがかなりマシです。

よろしければ、一度どうぞ。

何本使うか、ですが、麻酔が効いてくるまでの最小単位(左右1本ずつでいけたらいいですね。やってみないとわかりませんけど。ものすごく細いから、潰れやすいんです。)

 

⑤久ぶりに、点滴や注射のキャンペーンです。

暑くなってきて、皮脂がよく出てくる季節なので、ビタミンBを中心に、お肌にもビタミン補給です。

もちろん、体にも。

皮脂のコントロールには、ビタミンBがとてもいいんです。いい皮脂にしてくれるかな?いまのうちに、皮脂のご機嫌を取っておきましょう。

夏前に、バテテしまうその前に、濃い~いビタミン注射を味わってみてください。

 

⑥珍しいですが、ナビジョンのサンプルプレゼントです。

実は、先日、ナビジョンのビューティープロテクトが、生産が追い付かず、(発注が3倍きたそうです)、うちが注文したものも、ダダ遅れて、なんとか、無事にギリギリセーフで届きましたが。(ホントにギリギリで、あせりました。)

このギリギリになったのには、生産が追い付かなかったせいだけではなく、ちょっとした手違いがあり、焦ってしまったんですけど、岩城製薬(資生堂ナビジョンを販売している製薬会社。ナビジョンは、法律上の規制があって、成分とかの兼ね合いもあり、資生堂が直接は売れないのです。)から、お詫びにと、サンプルをたくさんいただきました。

ありがとうございます!さすが、岩城製薬!さすがナビジョン!

 

。。。と、ヨイショはこれくらいにして、と。

せっかくいただいたナビジョンのサンプルですから(めったにもらえません)、ナビジョンのキャンペーンに使わせていただこうと思いました。

ナビジョンの日焼け止めをご購入いただきましたら、お好きなサンプルを差し上げます。

(なくなったら、ごめんなさいね。)

大人気の、ナビジョンの日焼け止めのミニチューブも、サンプルの中には入っているので、持ち運びに便利なアレです。

旅行にも、サンプルは便利ですが、普段使っているもののサンプルが欲しいですよね。

移し替えるのは、とてもめんどくさいし。

よろしければ、どうぞお早目に。

 

⑦お待たせしました!

6月のキャンペーンのお菓子も、オーレリーです~♪

ホントは、お持ち帰り用の、フルーツとかのコンフィチュールって、されていないんですけど、無理言って、作っていただきました。

ビンにしちゃうと、中身はちょっとしか入っていないのに、コストがかかりすぎる、というので、ご主人がいろいろパッケージを探してくださいました。

ありがとうございます。

今月は、パイナップルとココナッツ(スライスのね)のコンフィチュール(生ジャム)です。

ハワイ~な感じ♪

アクセントに、赤いピンクペッパーが入っていて、どても可愛らしいです。

IMG_20130531_221741229.jpgパッケージは、シンプルです。工場での大量生産ではありませんから。

防腐剤が、ホントにゼロなので、こちらは、アイスノンと一緒に、持って帰っていただきます。

帰ったら、すぐに冷蔵庫にお入れください。

フルーツの実がたっぷりですから。糖度も抑えてあるので、保存食ではありません。

さっき、味見として、ひとついただいてみました。

無茶苦茶おいしい~!

生ジャムですから、このままだとちょっと甘いですが、アイスもいいけど、ヨーグルトに混ぜて食べたら、絶品でした!

料理に使ってよし、炭酸で割ってよし。もちろん、パンにもよし、です。

いいわ~。(アッという間に食べちゃいましたけど。。。)

アイスノンをつけさせていただきますが、お荷物になって困る方、うちの後、お出かけになる方には、ちょっと考えますね。困られないように。。

 

 

 

 

 

最近、この注射を宣伝する美容クリックが増えましたね。

美STにも、ちょっと前から結構載っていて、魔法のような治療方法であるかのような書き方が載っていますね。

どうして、あそこまで煽るんでしょうか。。。雑誌に書いてあるイメージほどの、魔法でもないし、誇大広告すぎだと思うのですが。。。

ライターの方が、よほどお好きとか?

「水光注射」って言葉にインパクトがありますから、記事は書きやすいし、読者も興味をそそられやすいネーミングですね。

こうなると、ネーミングの偉大さに感動していまします。

 

「リディンシティー」は、ただの商品名ですから、知っている人は知っているし、知らない人は知らないし、となりますが、「水光注射」って聞くと、なんかよくわからないけど、みずみずしそうで、光り輝くのかしら。。。?と願望も込めて期待してしまいませんか?

何何?それって?って、興味を引きますよね。

 

簡単に言うと、ヒアルロン酸を含んだ、いろんな成分(ボトックスやビタミン剤や各種アミノ酸など)を一緒にして、お肌に、細かく注射してやることです。

ヒアルロン酸を含んだお肌の美容液というか栄養剤というか、それをたくさん注射して、中からドーピングというか。

たくさん刺されることで起こる腫れ・内出血などの副作用を気にしないのであれば、いろんなものを入れてやることで、ボロボロの汚いお肌を上げて見せてくれる可能性があります。

簡単に言うと、まあ、単純に足すわけですので。

スキンケアして、お肌元気にして、光やレーザーあてて、お肌にも頑張ってもらって、というのに比べると、時間がかかりません。

まさに、究極のメイクでしょうか。

最大の欠点は、必ず吸収してなくなります。

しかも、こういうのに使われるヒアルロン酸は、皮膚になじみやすいのを使いますから、シワやボリュームアップに使うのとは、全然種類が違って、吸収がむちゃくちゃ早いです。

でも、結構なお金を取られますから、「効果こんだけ?もう無くなったの?」と思う方には向きません。イベントがあって、メイクしてもらうつもり、みたいな感覚でされるといいんじゃないでしょうか。

1回で満足されることも少ない場合があり、(この辺はクリニックによって、やり方や考え方が全然違います。もちろん中身も。ちゃんと確認されてくださいね。)、広告なみの効果を出そうと思ったら、まめに続けてやったほうがいいこともあるようで、さまざまです。

効果を維持するとなると、吸収するスピードよりも追加するスピードが勝たないとダメですから、結構お金がかかります。

 

まさに、他力本願の治療です。「プチ整形」の、まさに王道と言っても過言ではないかも。

 

スキンケアはしたくないし、タバコもやめたくない。寝不足と不規則な生活で、お肌はボロボロ。汚くて、とてもスッピンなんて、人に見せられない、でも、化粧ノリも最悪~。でも、イベントもあるし、急いでいるら、手っ取り早く、肌をちょっとキレイに見せられないかな?多少の出費は我慢しよう、仕方ない、すぐになくなってもいいやと、やるならアリですが、長い目で、老化に対して何かやっていきたい、というのなら、私はあまりおススメしていません。

。。。お金、かかりすぎです。

お金がかかるわりに、根本的な治療とは、ちょっと違うから。

時間とお金を使ったわりに、こんなもの?と私は思います。

(「こんなもの」のレベルが、人それぞれだと思いますが、私は、スキンケアをちゃんとするだけでも、お肌はある程度キレイになると思っているし、老化も遅くなると思っていますから、スキンケアありき、だし、スキンケアができている方が定期的に光・レーザー治療をしていると、ホントにお肌がきれいで、中側から光り輝いているので、そんな方が、まあ、水光注射、しなくても、副作用のほうが目立つんじゃない?と思います。)

 

ビフォーがいいと、アフターはわかりにくいんです。そのちょっとした差に気づく方・満足されるならいいと思います。価格と結果についての自己判断です。価値観です。

ビフォーのひどい方(うちには、そこまでひどい方は、あまりいらっしゃいません)は、とりあえず、スキンケアを始めて、お肌が元気になるのに、時間がかかりますから、その間少しでもなんか良くしたい、というなら、アリかな、と。

 

韓国が発祥ですが、韓国の人って、ホントに注射系が好きですね。

「やった感」があるんでしょうね。

少々痛かったり、副作用があるほうが、結構好まれるとか聞いたことがあります(「やった感」があるから。)

まあ、向こうは金額も安いから、こまめに入れておられるのかもしれません。美容クリニックに行ったりするのも、あちらではかなりオープンですし、副作用も気にされないようで。。

日本人と考え方が全く違いますから。

(だから、韓国で流行っている治療を、日本人がやったら、えらいことになることが多いです。副作用のショックとか、こんなはずじゃなかった、とか、kれのどこが大丈夫なの?とか。。。考え方がホントに、日本人と、日本人以外で、全然違うんです。

もちろん、韓国の美容医療って、なんかザツなイメージが。。だって、副作用とか気にされないから。

でも、日本人て、ちょっとした内出血や腫れも気にしますからね、同じやり方でやったら、大体クレームになるでしょう。ビックリすると思います。

日本人医師の施術のキメ細かさ・丁寧さ・繊細さは、世界一だと思いますよ。(どこのクリニックでも、というわけではありません。)

 

ただ、私も気になるなら、やってみたら?と思う適応は、目の下の凹みですね。

目の下の骨との境目らへんに出る、ちょっと色のついているところ。

多少誰でも、段差があるんですが(骨との境目だから)、その辺の周囲も含めて、結構目立つ方は、やってみる価値があるんじゃない?と思います。

 

最近、リデンシティーなどの注射をするのに、「内出血ゼロ」みたいに宣伝しているクリニックを、たまに見かけます。

 

でも、こんなの、嘘ですよ。

 

美容の処置の場合、内出血の出る可能性って、顔の注射の場合、ちゃんとやれば、

そんな無茶苦茶高いものではありません。

でも、ゼロではないんです。当たり前ですよね。

しかも、目の周りってのは、細かい血管がい=っぱいありますから、他の場所をやるよりも内出血の可能性が上がります。

ちゃんとしたクリニックだと、いろいろ工夫もして、内出血の可能性を極力低くするようにしてくれていますが、それでも、ゼロにはなりません。

そういう説明があると思いますよ。

 

針の種類で、「鈍針」と言いまして、先が円くて尖っていない針があります。長めに作ってくれていて、それを別の尖った針で開けた穴から、刺して、(鈍針は皮膚を突き破れないから、他の針で、穴をあけないと入れられません)、奥に入れていく、という方法を取るんです。

 

確かに、従来の尖った針よりは、血管を傷つける可能性がかなり下がりますから、内出血の可能性は低くなるはずなんですが、やっぱり血管をひっかけて、内出血した、痛かった(刺しにくいので)、という話もしばしば。。。(そういう方が来られますから)

有名なクリニックだから、と言って、安心はできません。

とあるクリニックで、このリデンシティーをされて、えらい内出血が出て、(しかも効果がわからず)、とても困った、という方がご相談に来られたことが何度かあります。

鈍針を使っても、まあ仕方ない時もあるわな、と思い、「でも、内出血の話は説明なかったんですか?あったでしょ?」とお聞きすると、「全く出ない」、と言われたそうです。

(だから、やったのだ、とみなさんおっしゃってました)

本当に、そこのクリニックが内出血ゼロ、とカウンセして、やっているなら、かなりあくどいな、と思いました。

可能性は、かなり低くなるはずですが、ゼロと説明したら、イカンでしょう~。

結局、内出血して、困るのは患者さんですからね。

目の周りの注射とかで内出血が出た場合、小さな血管だといいですが、わりと出血が出て、止まりにくかったり、止められなかったり、止めてなかったりすると、DVで殴られてパンダみたいになったのか!というくらい、内出血が出ることがあります。

こうなると、患者さんも、「DVに遭った」と知人に、ウソの説明をしたほうがいいのか、「美容クリニックで注射したら、こんなことになった」と言ったほうがいいのか、究極の選択に悩むわけです。

美容治療にオープンな方・環境であれば、正直に言えるんでしょうけど、そういう環境じゃないと、「あの人、整形失敗したんやって~」とウワサになりかねません。(まだまだ理解がないですものね)

たかが注射を、顔中美容整形してる!みたいに、言いふらされたら、たまったものじゃありませんから、ほとんどの方は、クリニックの処置とは言われないようです。

でも、かといって、DVともいえないし、自転車で転んだとか、タンスの角でぶつけた、とか、いろいろ苦しい言い訳を職場や集まりの時にされるみたい。。。消えるまでも、結構かかりますけどね。

「水光注射」と言っても、クリニックやドクターによって、かなりやり方に差があります。

例えば、東京の、みやた皮膚形成外科の宮田先生やクロスクリニックの石川先生は、学会でも超有名なドクターでいらっしゃいますし、石川先生は、美STの常連というか、美STにはかかせないくらいのドクターでいらっしゃいますね。

私の勝手な想像ですが、このお二人は、ちゃんと説明されて、できるだけの注意を払って処置してくださると思います。

「有名だから」「老舗だから」「よく広告を見るから」というきっかけで、とりあえず話を聞きに行かれるのはいいと思いますが、あまりにも、副作用が軽くいわれたら、ちょっと一旦、帰ってきましょう。

ホントに?と、ちょっと考えたほうがいいですよ。

 

副作用の軽い、あまり深刻にならなくてもいい美容医療の処置って、いろいろあります。

ただ、そういうのは、回数がいるとか、効果がマイルドとか、何か欠点というか、あるはずです。

副作用もない、効果も結構出る、なんて処置は、めったにありません。

広告通り、簡単に考えていると、大変な目に遭うのは、貴女自身ですから、きつい治療になればなるほど、そういうことは覚悟しておかないとね。

副作用の確率がかなり低くても、ゼロではない以上、「絶対大丈夫!」なんて処置はあり得ません。

そういうことを軽く言いすぎるクリニックは、どうかと思います。

私個人的には、注射系は、イベントや大事な用事の直前は止めておいたら?と患者さんには申し上げています。

医学的にやって、ダメではないんですけどね。もちろん。

コンシーラーも用意したし、何度もやっていて、わかっているし、もし副作用が出ても、気にしないから、くらいに言われたら、キャラによったら、処置するかもしれませんが。ご納得の上でね。

(いいことしか、考えていないな~、という方の場合、副作用なんて構わないと言っておいて、なにかあったら人一倍騒がれますからね。そういう方は、ホントに、イベント前には勧めません。)

 

何にでもメリットとデメリットがありますから、ちゃんとご理解の上、治療は受けましょう。

気になったら、他のクリニックにも話を聞きに行きましょう。

1軒だけではあまりわからなくても、何軒か回ると、なんとなくわかってきますから。

急いでやって、いいことなんて、大概ありませんから、美容医療は落ち着いてやりましょうね。