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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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先日まつ毛が抜けていく、という患者さんが来られました。

若い方です。

診ると、まつ毛の半分くらいが抜けてスカスカです。

今までの経過や普段しているアイメイク・クレンジングの仕方・他の体毛(頭や眉毛や他の部分)はどうか、などなどをお聞きして、皮膚の状態を診て、かゆみなどの自覚症状の有無なども含めて、その結果、原因はアイメイク以外、私には考えられませんでした。

アイメイクは、アイライン・シャドウ・マスカラと結構濃くされるそうです。

クレンジングは、ドラッグストアの目元専用リムーバーを使っておられたそうです。

ラティースは、以前にかぶれたことがあるそうです。間違った使い方(塗りすぎとか、塗ってるところがおかしいとか)をして、かぶれた方なら、正しい塗り方に変えてもらうだけで、かぶれなくなることがありますが、この方は、一応正しく使っておられたようで、その場合、医師としては、勧められません。

 仮に、かぶれなかったとしても、一番原因としてのアイメイクをやめない限り、まつ毛を育てるほうが時間がかかりますから、なかなか難しいと思います。

「そんなことない!」とメイクを続けながら、ラティースもする、という方もいらっしゃるでしょうが、その人の自由ですから、止めても聞かないなら、もうしょうがないですが、無理して、まつ毛がちゃんと伸びてくれたらいいですが、育たなかったら、その間にもどんどん抜けていくので、毛根までやらてしまったら、下手すると取り返しがつきません。自分の体で実験する、という方は、誰も止められませんが、どうしようもなくなってから、何とかしてくれ、となっても、人間の体は、そんなにうまくできていないこともあります。

さて、そこまでまつ毛を抜けさせるほどのアイメイクって、想像つきますか?私はつきません。

確かに、この方、お話を聞く分には、今若い子たちがしている目の周り真っ黒のグリングリンメイクなのかな~、と思いましたが、そういうメイクの子みんながどんどん抜けるわけではありません。

エクステのやりすぎ(接着剤のせいか、刺激自体が悪いのかはわかりませんが)や、ビューラーの使いすぎ・やりすぎで、まつ毛が抜けるのが増えることは多いです。

まつ毛を引っ張ることは、大変良くないです。まつ毛って、頭の毛よりも簡単に抜けますよね~。

エクステでどんどん抜けて、つけるまつ毛が無くなってきたから、つけまつ毛に変えた、という方も結構いらっしゃいます。合う方・合わない方、人それぞれです。

ちなみに、この方は、エクステもマスカラもビューラーもされていないそうです。それでも抜けていくと。

この方のまつ毛の根本の際には、何か薄いベージュ色の塊みたいなのがらたくさん付着していて、肉眼でも見て取れました。ダーマスコピーで50倍アップでみても、ビッシリとついています。

一瞬シラミかと思いました!大人でシラミって・・・?!!

もしシラミなら、大人の場合、どんな環境で生活しているのか疑いたくなります。普通の大人にまつ毛にシラミはつかないでしょう。頭には、たまに付きますけどね、子供から逆にうつされて。まつ毛についたら、かなりビックリです。大学にいた若い時なら、学会の地方会くらいなら、学会発表してるかもしれません。

ちなみに、子供なら、頭にシラミがたかっているのに気付かなかった場合、まつ毛にまで付くことがマレにあります。いきなり、まつ毛のみ、というのは、かなりマレと思います。頭は、夏のプールやスイミングでうつってくることがあります。

昔は、お母さんが気付いて早めに連れてきて、早く治す、ということが当たり前でしたが、最近は、育児放棄やお母さんが働いているので、なかなか気づいてあげれず、かなりひどくなって連れてこられることが増えました。(髪を梳かしてあげてたら、普通気づきます)

まあ、シラミがついても、卵を目の詰まったクシでマメに梳いて落として、薬局でスミスリンシャンプーというのを買って、頭をしばらく洗ってもらったら、シラミはいなくなります。痒くて、掻いて湿疹にまでなったら、薬を塗てもらいます。

シラミの卵自体がそんなに悪いわけではありませんが、そのうち卵が孵ります。それに気付かれない状況に子供が置かれている、ということのほうが問題では?と思います。

シラミの卵が髪についても、痒くもなんともありませんが、ほっておくとどんどん幼虫→成虫に孵るんですね~。なんせ卵ですから。

本人はかなり痒いです。それで、やっと気づいて連れてこられます。

昔、かなり育児放棄の家庭で、かなりの長髪の女の子姉妹3人全員、シラミというのを診たことがあります。最初にうつった子は、かなりの長い間、放っておかれました。

受診されたのが、夏だったので、子供の頭で痒い・どんどん他の子も同じことを言い出した、となると、ああ~シラミだな、と思って、診察を始めるんですが、最初にうつった子の髪の毛をサッと分けて診た瞬間、一斉に、ササ~っと動くモノがたくさんいて、全部シラミの成虫でした。。。もう、「ヒィ~!!」という感じです。髪の毛の中、虫だらけです。育ちすぎです。。。こんな大きなシラミなんて。。。ここまでひどい(たくさんの大きな)シラミを診たのは、これが最初で最後でした。またその子が診察中に、ピョンピョン跳ねて暴れるので、シラミの成虫が降ってきたら、どうしようかと焦ってしまいました。その後(まだ外来中だったので)、看護婦さんとシーツを変えたり、拭いたり、一応殺虫剤を撒いたり、と大変です。

話が飛びましたね。まつ毛のシラミでしたね。結果、この子のまつ毛にこびりついていたのは、シラミではなかったです。(シラミは顕微鏡で確認します。ちなみに、頭シラミと毛じらみ(いわゆる性病です)とは、シラミの種類が違います)

この子のまつ毛についていたのは、メイクの残りかすや垢というか皮膚の角質などの、まあゴミみたいなモノです。

こんなこびりついたメイクカスって、そんなに見ないですね~。顕微鏡で調べるには、ピンセットである程度つまんで取れないと、この部分は検査できません。肉眼でついてるのが見えて、ピンセットで無理なくとれましたから、かなりのカスの量です。

何故、こんなにカスが残っているのか?

①メイクが濃すぎる ②使っているリムーバーーがよくない ③リムーバーーの使い方が悪い ④①~③が複数合わさっている という4種類が考えられます。

 濃いアイメイクをするなら、リムーバーは、もう少しお金をかけないと、あと、手間暇と。ちょっといいヤツを使うだけで、落とす時間は格段に短くて済みます。

負担をかけるなら、どこかで、別の負担は軽くしてあげないと、肌でもまつ毛でも、機嫌を損ねて、拗ねてしまいます。拗ねてるくらいならいいですが、仕返しされて、家出されても困るので、ホドホドに。

その患者さんは、アイメイクをやめましたかね~(止めることに、かなりの抵抗があるようでした)。

私の意見が受け入れられないなら、別の医師に相談してみるしかないです。セカンドオピニオンというか、医師によっても考え方は違いますから、考えが合わなければ、命に係わる病気ではないので、ゆっくりと自分に合う医師を探せばいいと思いますが、要は、良くなればいいわけなので。

でも、スグにでも始められることは始めないと!まつ毛は抜ける一方なので。。

育てるのって、ただでさせ、時間かかりますからね~。皆さんもご注意くださいね。

アイメイクのやりすぎで、まつ毛が抜ける方が、若い方で多いようです。

診察の結果、原因はアイメイク、となったら、アイメイクを当分止めるしか方法はありません。

いくらまつ毛育毛剤を塗ろうと、原因のメイクを続けていると、育つまつ毛も育ちません。

ダメージが大きくて、本当にまつ毛の毛根までやられてしまったら、もうどうしようもないかもしれません。

まつ毛がどんどん抜けて、生えてこなくなるくらいのメイクって、私には想像できませんが、恐らく患者さんの話から推測するに、アイシャドウ・アイライン・マスカラなど、際も含めてグリングリンに書いてるようです。真っ黒って、言うんでしょか?

そういうメイクが必ずしも悪いわけではありませんが(いえ、やっぱり医学的には悪いでしょう)、どこまで塗るか、によっても違うみたいですが、眼にとっては、かなり悪いです。最近、粘膜のところまで、アイラインを埋める方が多く、涙が出る腺もメイクでつぶされて、涙が極端に出なくなり、眼に障害が起きていることが問題になっています。皮膚側に少々アイラインを書いても眼はあまり関係ないですが、眼側というか粘膜まで触っちゃ、アウトでしょう。

さて、皮膚のほうですが、きつくペンシルでこすって何度も書いたり、アイシャドウもブラシや指でこすって伸ばしたり、メイクを取るのにゴシゴシこすったり、そういうことを毎日とか頻繁にしていると、やはり色素沈着(シミ)になったり、まぶたの筋肉が弱ってまぶたが下がってきたり、赤くなったり、腫れたり、といいこと一つもありません。

どうしてもアイメイクをしっかりしたい方は、こすらずに塗れる方法を考えましょう。

例えば、アイラインは、リキッドのアイライナーを使うとか、シャドウは、優しい刺激のあまりないブラシでサッと塗るとか、クレンジングは必ず専用のリムーバーを使ってください。

専用のリムーバーーも、安いものだと、あまり落ちなかったり、眼に刺激があったり、と負担になりやすいので、ちょっと高いヤツのほうが、まだ眼と肌への刺激はマシだと思います。

化粧を落とす洗浄力の強さと眼・肌へは刺激がない、となると、安いモノでは、なかなか難しいのではないでしょうか。

石けん洗顔を勧めている私ですが、目元は専用のリムーバーでないと落ちません、と患者さんにお伝えしています。

軽いアイメイクの方なら、石けん洗顔だけでもいいかもしれませんが(私は、石けんのみです。こすらずに洗って、それで目元に化粧品が残っている場合は、放置してます。そんな大した汚れではないので。たまに、マスカラとか塗っても、そのまま石けんのみの時もありますが、そのうち落ちてます)、ちゃんと落としたい方は、専用のリムーバーを使ってください。

その方のメイクがどれくらい普段濃いのか、私にはわかりませんからね~。

専用のリムーバーで、おススメなのは、ビオデルマのクレンジングウォーターです。これは界面活性剤が入っていません。洗い流さなくてもOKという優れモノです。マスカラも取れますし、敏感肌用に開発されたモノなので、目元の普段のメイク落としには、ドラッグストアやソニプラ・ロフトなどで売っていますから(当院でも売ってます)、簡単に手に入ると思います。

使い方は、これは液体なので、コットンにたっぷり取って(目に入らないようにしてください)、目元にしばらく貼り付けて溶かすようになじませます。その後、コットンでトントン優しくなじませます。それでも落ちない時は、先細綿棒にクレンジングをつけて、ゆっくり溶かしていくようにするかです。

濃い~いメイクをしちゃうと、これくらいめんどくさい丁寧なことをしないいと、いけないと思います。大変です~。

自分にとって、何が一番大事か?流行のアイメイク?まつ毛?

若い時に、流行や勢いでやってしまったことって、その時は楽しくていいかもしれませんが、後になって、必ずツケが回ってきますね。大人だったら、誰でも何かしら経験ありますよね~。

若い子たちが、どこで気付くのか?

誰も教えてくれなかったら、本人が気付くまで時間もかかることが多いですが、知らされて気づいた後、止めるかどうか。

私は、診察とアドバイスしかできません。そのアドバイスを受け入れてみるかどうかは、その方の意思ですものね。

せめて、まつ毛が落ち着くまでは、濃いアイメイクを止めてほしいものです。

 

まつ毛育毛剤も最近では、市販の化粧品のモノまで含めると、たくさん種類が出ているんですね。

医療用としては、ラティースとルミガンの2種類になりますが、副作用が出た場合など、市販のモノだと、全てを把握しているわけではないので、商品名を教えていただいて、それから調べる形になります。

どの商品でも、一番多い副作用は「かぶれ」です。ラティース・ルミガンは、元々色素(メラニン)を作るような薬剤ですから、かぶれなくても色素沈着(茶色いシミ)が生じますが、他の商品は、かぶれて赤くなって、その後茶色くなることがほとんどかと思います。

何故、まつ毛が伸びるのか?あるいは増えるのか?

ラティース・ルミガンは、メラニン色素を増強させるので、まつ毛は太く長く濃くなります。塗って薬で刺激している間だけですが。止めると、ゆっくり戻っていきます。非常にわかりやすい理屈です。

目にホコリが入るとか何か刺激があると、目を守るためにまつ毛は、濃く長くなります。人間の防衛本能ですね。ホコリや大気汚染の多い環境だと、鼻毛がよく伸びたりするのと同じ理屈です。

市販のまつ毛育毛剤には、わざと刺激を与えて、まつ毛を長くするタイプのモノもあります。

血行を良くする成分やビタミン剤などが配合されていて、あまり刺激のないモノもあるでしょうが、

何らかの効果が出やすい場合は、刺激している成分が入っていることも多いでしょう。

(クリニック限定の化粧品やクリニックで販売されているオリジナルのモノだと、市販と違って、もう少し医薬品に近い成分が入っている可能性もありますが)

刺激されるということは、しみたり、かぶれたり、赤くなったり、などが起こりえます。

何でもそうですが、異常があれば、使うのを止めて、すぐに治らないなら、早目に皮膚科へ行きましょう。一時的な刺激であれば、かぶれや、そのせいの赤みも、止めれば、すぐに普通は消えますが、長く続けていた場合、止めても中々戻らないことがあります。

特に、しみるようなタイプは、目の中にも入っていることが多いので、目の健康を考えれば、良くないでしょう。

目は、よほどのことにならないと、自覚症状って中々出ませんから、ある日突然涙が止まらない、痛くて開けられない、ということもしばしば。

あまりしみる時は、眼科でもちゃんと診てもらったほうがいい時もあります。

気になって、またいじって、かぶれて、を繰り返したり、長くかぶれさせればさせるほど、ダメージが大きくなるので、副作用も消えにくくなります。

おかしいと思ったら、すぐに一旦でもいいので止めましょう。

また、どの商品でも必ず使い方を守りましょう。

マスカラのように塗らなくていいのに塗っている場合、下まつ毛に塗ったらダメなのに塗っている場合など、ダメにはダメの理由があります。

いらないところに塗ると、他のところに薬剤がついて、副作用の範囲が広がってしまいます。

特に、下まつ毛に塗って副作用が出た場合、赤茶色になりやすいことが多く、上まつ毛の際が少々赤茶色になってもアイシャドウでなんとかできますが、下に出ると、充血しているように見えたり、疲れてみえるので、あまりお勧めしません。

まあ、ならない方ならいいのかもしれませんが、知らず知らずのうちに副作用が出て、気がついたら結構出ていた、という場合もかなり多いので、違う使い方をするなら、それなりの覚悟が必要だと思います。

ある程度、効くモノは、副作用も多かったりします。一慨には言えませんが。用法用量をちゃんと守れば、ラティース・ルミガンは、長く安全に使えるモノです。

それでもラティース・ルミガンがかぶれる・合わないという方には、もうすぐ(4月頃でしょうか?)新しいまつ毛育毛剤が出ます。クリニック専用化粧品です。

全く成分が違いますから、ラティース・ルミガンがダメだった方には朗報です。(大豆アレルギーの方は、無理かもしれません。詳しいことは、商品説明を見ないと何とも言えませんが、詳細は販売されてから、お尋ねください。)

 

顔のマッサージ反対派の私ですが、頭のマッサージは推進派の私です。

先日またしても、「ホンマでっか?!TV」で、頭のマッサージで、シワやタルミが治るようなことを言われてましたが、そんなわけありません。

確かに、頭というより、筋肉を含めた頭皮ですね、マッサージすると血行が良くなり、頭皮や頭の筋肉と顔はつながっているわけですから、顔の血行も多少良くなるとは思いますが、そんなことで、シワやタルミがよくなるわけないでしょ?と、突っ込みまくりです。

TVで言っていた方は、まさか医師ではないですよね?

いくら血行が良くなるとは言っても、顔のリンパは、首のほうに向かって流れますから、頭は逆方向なので、顔のむくみが取れたり、顔の肌に影響が出るほど何かが変わる、というのは考えにくいと思います。

頭のマッサージは、髪の毛の毛根を育てるためには、とてもいいです。頭皮が硬くて、がちがちだと、毛根への血流もさぞかし悪いことだと思います。

抜け毛予防のためにも、頭皮のマッサージは、本当にいいと思いますよ~。私も数年前、結構抜けた時、頭の皮膚はガチガチでした。シャンプーの時も、あまりマッサージをしていなかったので、気づいてからは、一生懸命頭をマッサージしました。

ですが!絶対、頭の皮膚を引っ張って、伸ばさないこと!一昔前の女優さんみたいに、ひっつめ髪で、引っ張ると、顔のタルミも引っ張られて、ピンと張ったように見えますが、そんなことを毎日していると、生え際とかの皮膚がどんどん伸ばされてタルんでしまいます。

そうなると、髪を下ろした途端に、別人のように恐ろしく老けて見えるんですね~。恐ろしくて、もう髪を下ろせなくなってしまいます。。

年に数回とかなら、そんなに伸びないと思いますが、頻繁に引っ張るのはタルミが嫌なら止めておきましょう。

あと、頭皮をブラシでゴシゴシ傷つけるたり、ブラシでたたくのも勧めません。こういうの、勧めると、むちゃくちゃにゴシゴシ・ドンドンする方がいて、頭皮が悲鳴をあげてしまいます。

育毛剤で、こすったり、たたくのが流行った時に、ブラシで頭皮を傷つけて、頭はカサブタだらけ、キズだらけ、という方が増えました(主に、男性ですが)。やればやるほど、いいっていうものではないんですよね、何でもそうですけど。ちょうどいいたたき具合がわからない方は、やらないことです。優しくマッサージするだけにとどめておきましょう。

今回、学会で新情報を仕入れて来ました。

皮膚に、「引っ張る」という刺激を与えると、何らかのアンチエイジングになるのではないか、という意見があります。理論上、もちろんあり得る話なんですが、どう引っ張るのか(顔の筋肉やシワは、複雑に絡み合っているため、一方向では無理かと。。)、どれくらいの力で引っ張るのか、という肝心なことが全くわかっていません。

そういうことがわかるまで、「引っ張る」のは、やめておかれるほうがいいと私は思います。

引っ張り方を間違えたら、エライことになりますから。実際、なっている方のほうが多いので。

研究が進むまで、待ってくださいね。

顔のマッサージがものすごく合っている方(シワやタルミに対してある程度持続性の効果の出ている方です。一瞬のムクミを取るのではなく)というのが、実際いらっしゃったら、この「引っ張る」がうまく働いている方かもしれないな、と講演を聴いていて思いました。

 

少し前にまたTVで、ニキビの原因は、ストレスとおっしゃる医師が出てました。

特に、アゴ周りに出ることが多いように言っておられたかと思います。

ストレスって多かれ少なかれ、誰にでもあります。どうとらえるかで、ご本人に及ぼす影響の大きさも違うでしょうが、うまくコントロールされている方もいらっしゃいますね。ちょっとした考え方の違いなんですが、そうそうコントロールもうまくできないこともありますよね。

それなのに、ストレスがあるからニキビ治らないんだ、と落ち込まないでください。

ストレスがコントロールできなくても、ニキビの治療法というのは、たくさんありますし、またお一人お一人治療法が違います。

何をしても治らない、と受診される方って、結構いらっしゃいますが、「何をしても」の中には、全然ちゃんとした医療が入ってなくて、化粧品やあやしいネット情報に振り回されている方がとても多いです。

いろんな皮膚科に行ったのに、治らない、という方もいらっしゃいますが、保険だけでは限界がありますし、いろんな皮膚科に行っても、もらっている薬は似たりよったりだったり、使い方が間違っていたり

とかです。決してあきらめずに、ニキビは必ず良くなります。

お笑いの日村さんでしたっけ?おでこのニキビは、不衛生だから、とかTVで言われてましたが、今時不衛生って・・・。一昔前の汚ギャルじゃないんだから、とちょっと笑っちゃいました。

他院から来られた患者さんからよく聞くのが、「不衛生だから、できる」と皮膚科で言われて、「何度もごしごし洗うけど、良くなるどころかどんどん悪くなる、どうしていいかわからない」ということです。

結構、保険の皮膚科で言われちゃうんですかね~。ちょっとビックリしますね。

普通は1日2回洗顔すると思います(余程の乾燥肌の方を除いて)。2日洗って、ニキビできたら、不衛生ですかね?じゃあ何回洗えばいいんでしょうね。特殊な環境で働いてでもしない限り、1日2回で十分だと思います。

そして、不衛生と言われた方のほとんどが、ゴシゴシときつく洗うようになっちゃうんです。ひどい人は洗顔ブラシやスポンジとか使ったり!(絶対ダメですよ!お肌はデリケートですから!フライパンやお鍋じゃないですよ~。

市販の石けんやクレンジングて、どんなにきつく洗っても限界があります。仮にきついので洗って、毛穴の汚れが落ちたとしても、お肌はキメも荒れてぼろぼろです。

それよりは、ピーリングの石けんで、無理やりではなく、溶かして洗い流す、というのが、一番負担なく汚れがとれるんですが、おうちで一人でする場合、方法や使う石けんがおかしいモノでも、誰も止めてくれません。まだまだ乾燥する季節が続きますから、ピーリング系は、美容皮膚科医に相談してからというのが一番安全です。

おうちでのピーリングのやりすぎで、ボロボロになっている方もとても多いです。

ボロボロのお肌を診ると、悲しくなりますね。。

そうそう、今日またしても「ホンマでっか?!TV」で、40歳過ぎたら、おでこにニキビは出ない、と言っておられましたが、もちろん出ます。私も生理前とかに出ることがあります。

ホントに、あの番組で言われる内容は、聞き流してくださいね。インパクトのあることを強調して言っておられるだけですから。真に受けて、悩まれませんように。

ちなみに、50代の方でも、ニキビができたら、ニキビと呼びます。(医学的に、それがニキビだった場合)年齢は関係ありません。50代には、確かに圧倒的に少ないと思いますが。

ちなみに、「吹き出物」という医学用語はありません。一般の方が、一体何を「吹き出物」と呼んで、何を「ニキビ」と言っているのか?

20代までに、顔にブツブツと何かが出ると、多くの患者さんは、「ニキビ」と言って受診されます。

が、その中には、化粧品かぶれの湿疹もありますし、毛嚢炎と言って、ニキビとは違う病気もあります。マラセチア毛包炎もありますし、いろいろです。

若い人が出るのを全てひっくるめて、「ニキビ」と呼んでも、全然違うので、ダメなんですね~。もちろん治療法の全部違いますから。それなのに、何でもニキビの薬やピーリングすればいいというものではありません。

50代以降になると、顔に出るブツブツは、ニキビは圧倒的に減って、化粧品かぶれや毛嚢炎などのほうが多くなりますから、「吹き出物」と単純に呼んでいるんだと思います。

日本の慣習と言いますか、男性社会の名残なのかわかりませんが、「女性は若いほうがいい」みたいな、30代40代50代をからう時に、「ニキビ違うよ、吹き出物やで~。ニキビの年、ちゃうんやん!」みたいに、大人の女性を傷つけると言いますか、ひどいな~、と思います。

まあ、最近は、そんなことを言う男性も減ってきたかと思いますが。会社によっては、セクハラと言われかねませんよね。

皮膚科医からしたら、年齢は診断をつける時の参考にはしますが、あくまで参考であって、そればかり考えていると、誤診してしまいます(どの科でも、医師は皆同じことを考えますが)。全ての考えらる可能性を上げて、消去法も大事なんですね。思い込みは、医療では絶対いけないので、日々私も気をつけています。

最近のTVって、そういうこと言わないんですよね~。言い切ったもん勝ちみたいで。言い切る人がいてもいいんですが、(その場で患者さんを診てるわけではないですから)、反対の意見で言い切る人も用意して、意見を戦わしてほしいです。

そしたら、見てる方も、「ああ、いろんな場合があるんだな」とわかってもらえると思うんですが、そんな番組、あまりないですね。心理学者の方同士は、論戦てされているのに、医師同士はないですか~。まあ、そういうのに関わる医師が少ないんでしょうね。普通のいろんな可能性を考えることを常にしている医師は、TVみたいな言い切りはしませんからね。

患者さんからしたら、煮え切らない、とお思いかもしれませんが、人間の体は機械ではないので、「この病気です」とか「ここが原因です」とはっきり言える場合ばかりでは決してありません。

医師が煮え切らない時は、それなりに理由があるので、「あの先生ダメ!」ではなくて、そういう場合は、セカンドオピニオンを探しましょう。特に、病気によっては、いろんな病気を知っている医師のほうが、あらゆる可能性を考えて煮え切らないこともありますから。

昨日ホテルで書いていた分が、PCの調子が悪くて、消えてしまいました。。。。ううう。。

やはりマメに、保存しないとダメですね。これから気を付けます。

(帰りの新幹線で、大変でしたが、ネット繋がりました。これで、もうどこに行っても大丈夫です)

さて、3月キャンペーンですが、何のお菓子がいいかな、と考えたところ、28日の月曜日までにご用意しないといけないと思うんですが、私の大好きなオーレリーの焼き菓子を買おうにも、月曜日は残念ながら、お休みなんです。ホントに残念です。

そこで、久しぶりに高島屋に行ってみました。ヴィダメールで、たまたま見つけたアニマルチョコ、動物の形のチョコで、一つずつ可愛くラッピングがされています。ちょっと、一目ぼれしてしまいました。

ヴィダメールなら、大丸にもあるので、足りなくなったら、すぐに買いに行けるし、こういうところが、大手のケーキ屋さんのいいところですね。

そんなスゴイ!ものではありませんが、どんなチョコか、よろしければキャンペーンにご参加ください。

3月4月って、卒業式入学式と、いろいろデビューやイベントの季節なんですね。すっかり忘れていました。

そこで、今回心機一転ということで、薄着にもなってくる季節ですので、脂肪溶解注射をキャンペーンにしました。注射後の反応は、いろいろと確かにありますが、私は結構脂肪溶解注射が好きで、もう少し痩せたら、やってやる!と秘かに思ってます。

(以前に4回ほどやって、結構おなかの脂肪は減ったんですが、3キロ太ったら、元に戻りました。もったいない・・・。だから、3キロ痩せるまでは、やらないと誓ってます。)

1回では、普通効果はわかりにくいですから、そろそろ始めるのにはいいかと思います。

心機一転と言えば、ボトックス®も顔の表情が変わるので、眉間やおでこ・笑いジワなど最適なんですが、先月ボトックスやったところだし。。で、在庫が無くなり次第、終了する韓国製のボツリヌストキシンを在庫一掃セールみたいな感じで、させていただこうと思いました。

韓国製のボツリヌストキシン、まあ、そんなに悪くはないです(中国製のは、絶対ダメです!)。安いですしね。私も自分にももちろん使ったことがあります。ただ、アラガンのほうがいいような「気」はします、効果として。はっきり目で見えるわけではないですが、早く長く良く効いているように思います。

アラガンは、やっぱりちゃんとデータを出しているんですよね。これだけしたら、ここまで効くとか。そういう情報を出せる、ということ自体、企業がちゃんと品質管理ができている証拠なんですね。こういう美容治療の場合、それって結構重要なポイントです。

アラガンは高いので、ブランドじゃなくてもいいから安いのがいい、という方のために個人輸入しました。でも今は、アラガン社のボトックスビスタ®が簡単に国内で手に入るようになったので、今後全部切り替えるつもりです。新しいボトックスの価格は、またその時にお知らせいますね。(同じ値段でいけるのか、高くせざるを得ないのか、まだちょっとわかりません)

韓国製でもいいから、ちょっとやってみたい、という方は、どうぞお早目に。在庫が無くなり次第、これは本当に終了です。

暖かい日もそろそろ出てきて、ちょうどワキの汗対策に、ワキBTXもやる方が出てくる時期ですね。

ワキの汗が多くて(多くなくても)、気になるという方には、とてもおススメです。ノースリーブや半袖にあまりならないこの時期が、確かにいいですね。

昨日TVで、お肌が悪い人は、絶対悩み事がある、みたいな感じで話しておられましたが、必ずしもそれだけではありません。

悩み事を解決しないと、お肌の調子はずっと悪いまま、みたいに心配されている方、そんな心配はいりませんよ~。

そりゃ、悩み事なく、元気なほうが、体にもお肌にもいいのは当たり前ですが、悩み事やストレスの全然ない方って、それほどいらっしゃらないんじゃないでしょうか。

簡単にストレス発散や、カウンセリングで悩み事があっさり解決すればいいですが、そう簡単にはいかない場合もありますね。そういうストレスや悩み事って、うまく長く付き合っていくしかない時もあります。

食欲がない、あまり食べていない、夜もあまり寝ていない、これでは体がまずやられます。お肌も体の一部ですから、そんな時にお肌の調子が悪いのは当たり前です。

そういうときは、まず、できるだけ栄養のあるものを食べましょう!好きなものや野菜や果物のジュースやスープのような飲み物と栄養補助食品でも構いません。サプリとお菓子でもいいので、自分の好きなものに、栄養を足す形でもいいので、何か栄養は取りましょう!紀文の豆乳スープ(コーン味とかぼちゃ味があります。)が、食欲がないときの栄養補充におススメです。

胃腸の調子が悪いときは、早めに内科に診察へ。胃潰瘍とか大変ですからね。胃腸だけは、ちょっと過保護にしてあげてもいいかも。病院で症状に合わせて処方される薬は、本当によく効きます。

胃腸がダメな時は、内科に行く時間を、なんとかして、作ってくださいね。

夜は、できるだけ寝ましょう!眠れない方は、ゆっくりぬるめのお風呂に入って、体を温めて、お布団に入りましょう。心療内科や精神科で相談して睡眠薬をもらう、というのも一つの方法ですが、体を横にして、目をつむっているだけでも、体は休まるんですよ。

嫌なことは考えず、素敵な将来を想像して、目を閉じてください。好きな音楽やDVDをかけながらでも構いません。

気がたって、眠れない方は、少量の梅酒やホットミルクにラム酒、紅茶にブランディー、ゴディバのチョコリキュールや桂花陳酒とかの香りのいいお酒を飲む、というのもいいかも。飲みすぎはダメですよ~。ちょこっと飲んで、楽しいことを考えましょう、将来の自分にこうなってほしい姿を夢想したり。(過去をうらやむのではなく。過去を懐かしむのは、いいと思いますが。)

昼寝をしてしまったら、夜は眠くならないことが多いので、昼寝をしている方は、どっかで昼寝を我慢して、早めに寝ましょう。

昼間、ウォーキングするとか、いつも以上に掃除するとか、体をちょっと動かすだけでも、疲れて眠りやすくなります。

忙しくて、寝る時間そのものがない、という方、オフィスや移動中の椅子の背もたれにもたれて、目をつむっているだけで構いません。10分でも15分でも、積み重ねると、ちょっと体は休まります。

(それでも、無理なら、ニンニク注射はおススメです)

そういうことも難しい、という場合は、とりあえず美容皮膚科でお肌の相談をする、というのが一番です。

調子が悪いだけで、湿疹とかがないと、保険診療では、どうしようもできないので、美容皮膚科のほうがいいかと思います。(湿疹とかあるなら、まずその治療からです。化粧品やエステではなくて!)

ホントに間違ったスキンケアで、お肌がおかしい、という方も最近とても多いので、悩み事とかは置いといても、まず正しいスキンケアも大切です。

お肌の調子が良くなったら、あまりいろんなことに悩まなくなった、という方もいらっしゃるくらいですから、できることから、何か始めましょう!

悩んでいるから肌が悪い、肌が悪いから悩んでいる、どっちが先かはわかりませんが、できることから始めて、前向きにやっていく!というのが、一番大切です。

自分だけでできることは限界がありますから、行き詰ったら、専門家に相談しましょう。早く来ておけばよかった~、とおっしゃる方も多いですが、それはそれで何か意味があったので、気づいたからいいや、とポジティブに!

美容皮膚科医は、いつでもお肌の味方です。

余談ですが、佐伯チズさんという方は、本当にいい方なんでしょうね~。

あの方はエステの方なので、意見の違うところもありますが、女性をキレイにしたい!という強い気持ちを、いつも見ていて感じます。あれだけのハリやツヤは、何かされているのかどうかはわかりませんが、あの方の内面が輝いている分が大きいのかな~、と思っていつも見ています。若々しい元気いっぱいのパワーを感じますよね。表情も力強さの中にとても柔らかさがあって、ああいう風に年を重ねられるといいな~と思います。(騙されてますか?)

先日、レディエッセの正規代理店の方とお話していた時に、やはりレディエッセは高いので、患者さんからも、もう少し安かったら、とよく聞きます、という話題が出ました。

レディエッセは、原価も高いんですね~。

価格設定というのは、自費診療なので、いくらでしようが、まあ、そこのクリニックの勝手なんですが(赤字の原価割れでやっても、100万円でしても、構わないわけです。)、一般的には、それを取り扱っている業者さんとも相談をしたほうが業者さんにとっては親切です(安めにする場合)。

何故かというと、あまり安くし過ぎると、その商品全体のイメージを壊して、安いモノ=良くないモノみたいな印象がついてしまっては、お互いにとってもダメですし、美容業界全体としても、良くないです。

どんな治療でもそうですが、リスクのあるモノ・長期持続するモノ・元に戻せないモノ(例えば手術とか)は、10代・20代の若い子が安易にするモノではなく、ある程度の分別のある大人が自己責任でやるモノだと思うんですが、価格を極端に下げると、やはり若い子もしやすくなってしまうため、メイク用品を買うみたいに、すごく簡単に考えてしまう方も増えてしまう、というのがこの業界では一般的です。

考えるだけなら構わないんですが、実際簡単に手に入る価格だと、深く考えずに、ついやってしまう、ということは若い子だけでなく、大人でもあり得ます。

簡単に元に戻ることなら、やってみないとわからないこともありますから、何事も経験してみる、というのもひとつの考え方でしょうが、レディエッセは、本当に入れてしまうと、全然吸収しません。

少量いれただけなら、自然でいい感じだと思いますが、入れすぎてしまうと、半年はそのまま、と思っておくほうがいいです。持つ方なら、1年以上持ちますから、戻してくれと言われても、戻す方法はありません。吸収を待つだけです。

ヒアルロン酸なら、溶かす薬があったり(うちでは、しませんが)、マッサージすることで、吸収が早くなる、とか方法はありますが、レディエッセは、どうしようもないです。

例えば、アジア人の場合、鼻の付け根(鼻根部と言います)やアゴに、ちょっと入れて鼻筋を通したり、形を整えたりすると、美人度がグンとアップしますが、もちろん入れ過ぎると、バレバレです。整形した、と言われてもしょうがないです。バレてもいい方は、それでいいんですが、中にはたくさん入れたいけど、バレたくない、という方がいらっしゃって、元が低かったら、入れすぎたら絶対バレるでしょう。

高くしすぎたから、低くしてくれ、となっても、レディエッセはできません。そういうことがわかっていて、ちゃんと止めてくれる医師の元でやらないと、たくさん入れて患者さんから追加料金をもらおうと考えている医師は、そんなことおかまいなしです。

中々戻らない治療は、やはり慎重に考えて、今の流行りの顔だから同じようにする、とか、流行りのアイドルと同じようにやる、というのは止めておきましょう。流行は、またすぐに変わります。

一部のクリニックで、無茶苦茶な価格破壊をしているところもありますが、そういうところは、自らクリニックのイメージダウンと、薄利多売の手技に走るため、ろくな医療が受けられないことも多々あります。まさに、安い医療=悪い医療を、実践されているわけです。完全な質の低下ですね。

クリニックによって、これは結構安いんじゃない?とか、キャンぺーンで特別に、というのは、どこでもある程度していると思います。安いのには、何らかの理由がそれなりにあります。理由は、クリニックや治療内容によっても違いますが、全部ではなく、どれか一部でしょう。

なんでもかんでも安い、というのは、普通に考えたら、薄利多売でないと経営が成り立ちません。

医療の薄利多売をするということは、一人の患者さんに取れる時間が少ないのは当たり前で、ろくな説明もせず、トレーニングできていないどころか、知識も乏しい医師が行っている場合もあるので、普通の方は、そんなクリニックには近寄らないことです。

例え、トラぶって、お金を後から返してもらったとしても、時間もダメージを受けたお肌なり顔は、戻らないこともありますから、関わらないことが一番です。

どんな医療も、100%絶対安全、ということはあり得ないのに、その医療にちゃんとした時間を割かないこと自体、危険性を上げることになります。ホントにろくでもありませんから、お気をつけください。

さて、レディエッセですが、当初のうちの価格は、大体よそのクリニックに合わせました。1.3ccとか1.5ccの違いがあったり、手技料金を別に取るクリニックもあったり、とクリニックによって色々ですが、まあ、似たような価格に足並みを揃えました。

レディエッセは、普通のヒアルロン酸と入れる深さや適応が違うので、そういうことがわかっていない医師がするというのは、もっての他ですが、患者さんにも適応かどうか、のご説明もするので、やはり時間がかかります。注入する時も、ヒアルロン酸以上に神経を使いますから、処置を急いでバタバタとするものでもありません。きちんと時間をかけないと!

そういう理由もあって、あまり安くすると、大勢の患者さんが来られてしまうと、時間もかけられません。

うちもキャンペーンの時は、ご好評いただいておりますが、やはり皆さん、「やっぱり定価は高いですね~。キャンペーンなので来ました。」という方が圧倒的に多いです。

下げすぎもダメですが、他院でも、最近少し値段を下げているところも出てきたので、代理店の方とも相談して、少し値段を下げることにしました。やっぱり10万円を超えるって、いくら持ちが良くて、少量でいいと言っても、やっぱり高すぎますよね。

そこで、今日から、全く同じ量で、1本¥98.000です。キャンペーンではないので、これが新しい定価となります。いくら安くなったと言っても、メイク感覚で、ホイホイできる値段ではないかと思います。

する前に、やっぱりちょっと考えたり、調べたりいますよね?その感覚を大事になさってください。

友達が良かったから、自分にもいいとは限りません。

カウンセリングも、自分のことですから、ちゃんと聞きましょう。わからないことは、わかるまでしないほうがいいです(何でもです)。

美容医療は、急がなくても、ちゃんと待っていてくれますから、理解してからやったほうが、絶対良い結果が必ず出ます!

2本目をお考えの方、やりたかったけど迷っておられた方、一度ご相談ください。

適応がない方、あっても、他院でした分が残っている方など、一部の方はできませんので、必ず診察を受けて、できるかどうか、おススメかどうかをご相談ください。

ワセリンの保湿効果でしたね。

私は、ワセリンを保湿剤としては、使いません。私が育った医局も、先輩方は、あまりワセリンを処方もされていませんでした(保湿剤としては)。

皮膚の水分は、油分で蓋をすることで、蒸発しにくくなる、という理論が、間違ってはいないのでしょうが、実際は、やはり蒸発してしまいます。

実際、アトピーや乾燥肌の患者さんに処方しても、「数時間はいいけど、またすぐに乾燥する」とよく言われます。乾燥の軽い患者さんからは、「ベタベタして、気持ち悪いし、塗りにくいから塗らない」と言われる大変使いにくいモノです。

ワセリンを単独で私が使うのは、かさぶたとかがべったりへばりついて、取れないからふやかすため、とか、他の薬が本当はいいけど、ないからワセリンを使う(どこの病院に出張に行っても、絶対あります)とか、ホントに軟膏なら何でもいい時、という感じです。

選べるなら、適切な薬剤が入った軟膏を使います。

ワセリン以外で、皮膚科医が使う保湿剤は、アズノール軟膏・尿素系・ヘパリン類似物質の入ったモノ、というのが主流です。

アズノールは、ワセリンベースに、赤みの炎症を抑えてくれるアズレン(青色をしてます)と、化粧品の保湿剤としても使われるラノリンという成分が入っています。ワセリン成分とアズレンで、お肌を保護してくれるので、保護したい時や、他の保湿剤では物足りない時に使います。

ワセリンよりは、もちろん保湿効果があります。ただ、ラノリンにかぶれる方がいらっしゃるので、合うことがわかってからでないと、大量に処方はしません。

赤ちゃんの口周りのただれ(食べ物の刺激から、油分がはじんでくれます)やおむつかぶれ・寝たきりの方のおむつかぶれ・皮膚のただれにも、刺激なく使えるので、家に1つあると重宝すると思うんですが、市販はされていないんですね~。

ステロイドじゃないから、市販したらいいのに、と思います。

まあ、ワセリンベースなので、かなりベタベタします。唇荒れにも使います。舐めてしまっても、大丈夫です。唇に塗ると、グロスのような感じです。火傷で使う医師もいます。

尿素系は、市販でもいっぱい売っていますね。ウレパールとかパスタロンとか。フェルゼアも尿素系だったと思います。尿素系は確かにいいんですが、乾燥肌や細かいキズがあると、尿素って、しみるんですね。ひびわれ・あかぎれは、ものすごくシミますよ~!

私は、アトピーや乾燥肌のご年配の方には、あまり処方しません。尿素が好きな方には、処方しますが、あえて尿素を使いたい特殊な場合のみ、処方します。

尿素系でも、やっぱり病院のほうが保湿効果は高い印象です。市販は、その代り、とても塗りやすいので、塗り直しをされるのであれば、市販もありだと思います

メインは、ヘパリン類似物質の保湿剤で、代表が「ヒルドイド」というピンク色のパッケージのクリームやローションタイプです。皮膚科に乾燥やアトピーで受診された方は、一度はもらったことがあるのでは?ヒルドイドには、血行促進作用があるので、整形外科で腰痛の時とかに、ゲル状のモノを処方されることがあるかもしれません。(ゲル状のには、あまり保湿効果はありません)

しもやけや末梢循環障害(いろんな病気のせいで、指の先まで血が流れにくい方)にも使います。

もちろん、保湿剤としては、ダントツに使いやすいのではないでしょうか。

ここの製薬会社のいいところは、患者さんが使いやすいように、ローション・クリーム・軟膏タイプと、乾燥具合や塗りやすさで、色々選べるところです。

尿素みたいにしみることはありませんので、安心なんですが、血行がよくなるせいか、時々塗ったらムズムズ痒くなる方がいらっしゃいますので、痒くなる方は、残念ながら、使い続けるのは苦痛だと思います。(掻いちゃいますもんね。)お値段は、ワセリンよりも、もちろん高くなります。

後発商品(ジェネリック)でも、同じヘパリン類似物質の入ったモノがあるんですが、これまた、薄くて。サラサラしすぎですね。化粧品みたいです。夏場とかならいいかもしれませんが、これなら、市販の乾燥肌用のボディローションのほうがいいかも、とたまに思う時があります。

ヒルドイドローションがベタベタする、と嫌がる方には、選択肢の一つかもしれませんが、それなら市販の化粧品の中からのほうが、優秀な保湿剤が見つかるかも。

「どちらにしろ、病院に行かないともらえないやん」という方、「メディナース」という市販のクリームが、ヘパリン類似物質が入っています。赤いフタに白いビンだったような。。→さっき、調べましたら、製造中止になっていました。市販では、規制が厳しくなったんでしょうか。。。残念です。

ヒルドイドに関しては、やはり皮膚科に受診するしかないですね。

市販でなにか、いい保湿剤はないか?

薬ではないけれど、クリニック限定化粧品で、ワセリンから作った乳液というのがあります。シンプルです。保湿と保護に、徹底されている保湿剤です。

これのサンプルなら、クリニックにありますので、よろしければお尋ねください。

さて、TVで言っておられた馬油ですが、その方に合っていたら、構わないと思います。

ただ、TVで言うほど、優れているとは思いませんが。。。皮膚科医でもないのに、どうしてあそこまで言い切れるのか、不思議です。

(皮膚科医ほど、いろんな保湿剤をたくさんの患者さんに処方して、たくさんの経過を診ていないでしょ?という意味です。TVって、恐ろしいですね。。専門分野以外で、言い切れる医師が、一体どれだけいるでしょう。。)

昔からいろんな油が、お肌にいいと言われていますね。馬油だけでなく、スクワラン、オリーブ油、ツバキ油などなど。取りたてて、どれが飛びぬけて優れているというわけではないです。人によって、違うとしか言えません。

ただ、どれも油なので、多少ベタベタします。もう、これは好みと実際に塗ってみて、どうだったか、です。

哺乳類の油は、哺乳類同士、人間の皮脂やセラミドと似ていまうが、そのモノ特有のニオイもすると思います。精製度合いにも寄りますが・・。

保湿剤は、毎日長く使うモノなので、自分にとって、まず不快じゃないものを選びましょう。

イヤなニオイがしたら、誰も塗りませんよね?

椿油の保湿剤のシリーズは、当院にもサンプルがありますので、良かったら、どうぞお尋ねください。

大島椿の、「アトピコ」というクリニック限定化粧品シリーズです。乾燥肌・アトピーの方で、このシリーズがお好きな方がいらっしゃるので、少し取り扱っています。

自然なモノが好き、という方には、OO油というのは、いいかもしれません。化学薬品が入っていませんから。(自然のモノが、必ずしもお肌に優しいわけでは、ありません。念のため。かぶれるモノもたくさんあります)

ただ、そういうのにこだわらない方、油はベタベタするから、塗りやすいのがいいという方、保湿剤もどんどん昔よりも進化していますから、どんどん塗りやすいものが一般に売られています。

探せば、いろいろあると思いますが、アトピー並みの乾燥肌の方などで、市販のモノであれば、患者さんにおススメしているのは、資生堂のドゥーエというシリーズです。

ビオデルマは、ドラッグストアや伊勢丹・ソニプラなど、結構売っています。うちでも取り扱っています。

この全身乾燥肌用の保湿剤は、しっとりするわりにとても塗りやすいです。あまり、べたつきません。

お値段も、ワセリンよりはしますが、そんなに高くはないです。

ドゥーエもとてもいいんですが、これは薬局でないと置いていないと思います。また、置いている薬局も少なくて、錦のアイ薬局さんなら、全種類置いていると聞いております。

違う薬局(ドラッグストアとか)で、「ドゥーエ」とちゃんとした名前を言わないと、資生堂の「d-プログラム」を買わされますから、ご注意ください。コンセプトも中身も、全然違います。

これは実際患者さんから、お聞きしたんですが、ドラッグストアに行って、名前が思い出せなくて、資生堂ので、皮膚科の先生おススメのヤツ、と言ったら、「d-プログラム」です、と言って、買わされたそうです。後日患者さんが来られて、「それ全然違いますよ」と発覚しました。

薬局の店員さんでも、「ドゥーエ」を全員の方が知っているわけではないので、こんなことになったのか、それはわかりませんが、とにかくご注意ください。

お店によったら、テスターを試せたり、サンプルがもらえるので、まずは聞いてみてはどうでしょう。

油も、いいんですが、夏場とかの蒸し暑くなる季節とかによく来られるんですが、油を塗り過ぎて、マラセチアというカビが増えすぎて、ニキビみたいになっていることが、多々あります。

保湿剤の形状や保湿程度も、季節によって変えるほうがいいと思います。

まあ、なんでも使ってみないとわかりませんが、ずっと使っていて、どんどん調子が悪くなる、という時は、すぐに使うのを止めて、皮膚科に受診しましょう。

 

昨日も家のパソコンを励ましましたが、ダメでした。やっぱり、寿命をまっとうされたようです。

持ち運べるノートPCを買うことにしましたが、あの長年使ったPCを捨てるのかと思うと、ちょっとかわいそうになっちゃいました。よく頑張ったね~。

いつ買いにいけるかは、未定です。まだ調べてもいませんから。。。

そんな状況なので、なかなかブログの更新ができないかと思いますが、またまた「ホンマでっか?!TV」を見ていて、もう~っ!と思ったので、ちょっとコメントを。

ワセリンの保湿効果が優れていると、言われていたのを見ていらっしゃった方、いらっしゃるでしょうか?

ワセリンがすごくいいように言われてましたが、まだ薬とかがあまりない時代の話です。

確かに、どこのドラッグストアでも売っていますし、しかも安価なので、悪くはないです。すごくシンプルなモノですね。

ですが、皮膚科医の間では、ワセリンの保湿効果が悪い、というのは当たり前の話です。

むか~しからある薬なので、ほとんど副作用なく(副作用が全くないとおもわれがちですが、精製度合いなどにより、ごくまれにかぶれる方がいらっしゃいます。ワセリンはかぶれないからと思って、ずっと使っていて、調子の悪い時は、皮膚科医に相談しましょう。)、ステロイド(ホルモン剤)と混ぜて、よく使われてることが多い薬です。

ホントに大昔からありますから、どちらかと言うと、年配の医師の大半は、ワセリン世代と言いますか、皮膚科と言えばワセリン中心、みたいにずっと処方されてこられたと思いますので、ホントに使われることが多いです。そういう先輩が多い医局などで育つと、下の医師もワセリン中心になる傾向が強いです。

いつだったか、10年くらい前でしたか(少なくとも6年以上は経っています)、皮膚科学会でもワセリンに水分保持能力がないことは皆さんもご存知でしょう、みたいな保湿をどうするか、という発表を聞きました。皮膚科医にとって、今は、あまり使い道が減ってきた薬の一つです。

話はそれますが、

ワセリンと何かステロイドを混ぜて、軟膏壺に入れて、患者さんに、万能薬あるいはそこでしかもらえない特別な薬みたいな感じが出せるので、わざと軟膏壺に移し替えて、薬の名前を教えない皮膚科も、いまだにあるかもしれません。

クリニックで、医師がチューブに入っている薬をわざわざ混合して患者さんに処方することは、10年くらい前?の学会でもあまり勧められていませんでした。

薬に対してはPL法という法律があります。その観点からも勧めないというものです。

(混合した時点で、それぞれのメーカーの責任がなくなります。混合した医師の全責任において行うことになります。何かあった時に、1人の医師だけでどんな責任が取れるのか、という危惧も、もちろんあります。まあ、軟膏ですから、飲む薬や注射とは違って、よほどの薬を使わない限り、そんな大きな副作用は出ません。副作用の出る薬は混合しようがしまいが、副作用は出ます。実際、それほど法的に問題にならないから、よけいに混合推進派みたいな医師が多いのかと思います。

まあ、法律の問題は置いといて、その時の発表で、ステロイドとよく1対1の割合で混合されて処方されることが多いんですが、実は、これが大きな落とし穴だそうで。。。

大体、混ぜるのが好きな皮膚科医というのは、やはりステロイドの副作用を気にされてることが多いんです。

半分の濃度にしたから、と思って医師が使っていても、効果は半分どころかもっと下がってしまったそうです。しかも、薬の持っている副作用はそのままです(トータルで使ったステロイド分の副作用は、減らすことができません)。意味ないですよね?

それだったら、適切な強さのステロイドを患部にだけ塗る、ということをしたほうが、塗る量も把握できて(副作用の注意がしやすいということです)、ちゃんと効くので、早く良くなります。早く良くなるということは、ステロイドを使う量も少なくて済む、ということです。

しかも、混ぜた場合、大体大き目の軟膏壺でもらうものだから、患者さんも湿疹の出ていないところ全体に広げて塗ったりしちゃうんですね。(ひどいところだと、医師から全体に塗るように指示が出ます)

こんなことしたら、ステロイドはたくさん使うわ、関係ないところにもステロイド塗るわで、どんどん皮膚がヤラレていきます。どこにどれだけステロイドを使ったのか、ということが把握できなくなりますね。

誰にでも何にでも、こういう処方をするクリニックがあって、ステロイドの副作用を大量の患者さんに作って、患者さんは、ステロイドが恐くて使えなくなる、という魔の連鎖にハマってしまうんですね。

その結果、「ステロイドは悪魔の薬だ!」みたいになるんです。ステロイドにしろ、何にしろ、医師からもうらう薬は、副作用は絶対あります。

ただ、その程度が、大したことなかったり、めったにおこらなかったり、様々です。医師の使い方、処方の仕方が適切でないから、副作用が出やすくなる、ということがあって、本当は、それが一番問題なんです。薬が悪いのではなくて。

皮膚科で、薬だけ(特にステロイドを)窓口でもらうっていうのは、一番やったらダメですよ!必ず診察を受けないと、アトピーとか長期ステロイドを塗る方は、副作用が出ていても、気づいてもらえません。

必ず、ステロイドは、患部のみ、です。ちゃんとした指示が出ない限り。塗り方を説明しない医師も悪いですが、患者さんもステロイドの副作用から自分で身を守るために、どこに塗るのか、必ず確認されてください。

私が、一般病院で働いていた時に、ワセリン混合を処方するのは、全身のアトピーで、全部がひどくて塗らなくてもいい皮膚がない時だけ、とか、患者さんが塗り分けできない時(説明しても、塗り分けってメンドクサイですから、やらない方って、いっらっしゃいます。また、どうしてもできない方もいらっしゃいます。ステロイド大好きで、チューブで渡すと、大量に塗って、すぐまたもらいにくる方、などなど)とか、ちょっと特殊な場合です。塗り分けできる方やできる範囲の広さだな、と思った時は、保湿剤+ステロイド(炎症止め)という方針です。

混ぜてしまうと、全部に塗ってください、と説明がはぶけるから、というクリニックもあるかもしれません。

混合軟膏が全部悪いわけではありません。もちろん、こんなことくらい知っていて、その上で処方されているクリニックもあります。

ただ、必ず、混合の中身をちゃんと教えてくれるクリニックで、診察を受けましょう!

話がだいぶソレましたね。ワセリンの保湿効果でしたね。失礼しました。

ステロイドネタは、本当にキリが無くて、ひどいことも散々診てきたので、つい熱が入ってしまいます。

ちょっと、長くなったので、続きは②へ