プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2020年1月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近投稿した写真

ホーム > 医療



今回の学会は、日本美容外科学会という、形成外科の専門医だけで作っている美容外科学会からの分科会の学会になります。

ややこしいんですが、日本には、美容外科学会というのが二つあり、高須クリニックの高須先生とか、いわゆるよくマスコミに登場されるような、美容外科クリニック中心で、成り立っている美容外科学会と、大学中心で作られてる、形成外科医の集団の美容外科学会と二つあります。

最初、高須先生も、形成外科学会の会員だったそうですが、あんまりあやしいことばかりするから、形成外科学会を除名され、そのあと、自分で作られたのが、いわゆる美容外科医中心の美容外科学会だ、と研修医の時に、先輩から聞かされたものでした。真偽のほどは、知りません。

高須先生の作った(と聞かされた)、美容外科学会は、形成外科でなくても、医師でさえあれば、誰でも、何科出身であろうと、専門が何であろうと、医師になって、何年目であろうと、ホントに誰でも会員になれます。とても、オープンな学会です。

反対に、形成外科医の集団の美容外科学会は、形成外科の専門医(認定医と言います)でないと、入会すらできなかったような気がしますが。。。私は、形成外科認定医の資格はありませんので、この学会には入会できません(と思います)。

もともと、形成外科学会も、ちゃんとした認定施設の大学病院で形成外科を研修するなりしないと、学会に入会するときに、学会のエライ先生方の推薦が、2人だか3人だか必要で、私は最初、形成外科に入局したので、形成外科学会の会員ですが、形成外科で研修を受けていないような医師は、普通は入ることができません。

ところが、ここ数年前より、「形成外科学会会員」という肩書きが欲しい美容外科の医師が増えて、全然形成を研修していないのに、推薦状を書いてあげて、学会員にさせてしまう、という先生がいたらしく、ちゃんと知りもしないのに、推薦しないように、と学会から通達が来てる、みたいなことを聞いたことがあります。

美容外科の商業戦略に、どうしても、「形成外科学会会員」というのが、使われるみたいで、形成外科学会は、かなり狭い門の学会で、そのため、どうしても会員数も少なくなってしまいます。

中身はどうあれ、会員の数が多いと、学会としての力も大きいのか、その辺が難しいところのようです。

数が少ないと、やはり衰退していくんでしょうか。。

まあ、今は私は、美容皮膚科医なので、外科をするわけではありませんから、美容外科学会にばかり入らなくてもいいんですが、そういう学会で、レーザーのセッションがあり、そこで発表される内容もあるので、それは聞いてみたいな、とは思いますが、皮膚科系・形成外科系・美容アンチエイジング系と3種類全部行くとなると大変なので、どうしても外科系は、後回しにしてしまいます。

まして、形成外科医のほうの美容外科学会は、会員じゃないと、えげつない参加費を取られますし、今年は福岡だったので行かなかったんですね。

今回の分科会の、美容抗加齢医学会は、会員じゃなくても参加でき、費用も良心的で、開催日も日曜日で、レーザー系の有名な先生方のご講演があるとすると、やっぱり行かなくちゃ!です。

皮膚科の学会と違うところは、みなさん形成外科医で、手術中心の話が出てきます。

あと、光・レーザー・RFをするにしても、ダウンタイム(患者さんが、腫れや赤み・かさぶた・内出血など、いろいろ我慢して、すぐに人前に出られないようなことが起こること)が出る治療の話もバンバン出てきます。

(今回、たまたまかもしれませんが)

今回は、講師の先生方のメンツというのもあったのかもしれませんが、かなりハイレベルなお話で、かなりタメになりました。

美容皮膚科学会は、美容皮膚科初心者の医師もたくさん参加していて、美容皮膚科を正しく始めるために、みたいなセッションも多いので、技術的なことに関して、あまり専門的な話だけのセッションというのがかなり減りました。(昔は、初心者用と専門家用と、2種類用意されていたんですが、開催する主催者側の意図とかによって、違うんでしょうか。。)

レーザー会社が主催する勉強会も、大体講師の方のメンツも同じ先生方で、やはりこれからレーザーを買おうとしている医師のために、みたいなところもあるので、あまり専門的なお話はされません。

それからすると、今回は、もともとの学会が、専門家の集団というせいもあって、かなり突っ込んだディスカッションをされていました。

初心者の医師であれば、あまりわからなかったと思います。時間も足りなくて、もっと聞いていたいと思いました。すっごい濃かったですね。

高須先生中心の美容外科学会は、昔勤務していたクリニックで、強制的に入会させられたことがあって、それ以来、そのまま入っています。

確かに、美容クリニック中心の学会なので、日常診療のことが話の中心なので、身近は身近なんですが。。。

昔、一度行ったことがありますが、学会発表のレベルの内容は、いっちゃあ悪いですが、かなり低いです。

科学的検証とかはもちろんなくて、ご自分の経験と勘(?)で、こうしたほうが、ああしたほうが、という感じの新しい手術法とかの提案と、こんなことしてます、スゴイでしょ!みたいな、自慢の発表、みたいなあちゃちゃの学会です。

見てる分には、楽しいのは楽しいですけどね。あ~、そういうことしてますか。。。と参考というよりは、あ~あ~、って感じのことも多いかもしれません。あやしい最新の美容医療も、バンバン教えてくれます(笑)。学会というよりは、お祭りって感じでしょうか。学会の開催にも、すっごいお金がかかってます。参加している医師の恰好の派手さとゴージャスさも、結構見ものです。懇親会は、前は、郷ひろみさんのショーがあって、岡田真澄さんが司会でした。ゲストにサッチーだったかな。。?残念ながら、懇親会に参加したことはないんですが。今度こそ、郷ひろみさんを間近で見たい!と思ってましたが、今年は震災の影響で、学会は中止になりました。

(それに比べて、皮膚科学会の堅物さと地味~なのとは、対照的です。皮膚科には、まだまだ、美容なんてっ!と目の敵にされる先生がたくさんいらっしゃいます。カタギの仕事じゃないみたいに思われてますからね。)

厚生労働省に、我々はあやしくないですよ、ちゃんと学会で、ちゃんとするように指導もしてるし、がんばってますよ、というアピールのようにも見えますが、どうなんでしょう。。

確かに、開業医の先生の自由な発想から、新しく医学的な発見が見つかることもあるので、そういう自由な医療って、進歩していくうえでは必要なんですけどね。大学とかは、倫理委員会とか予算とか何をするにしても、決定に時間がかかることが多いので、開業医のクリニックだと、すぐにゴーサインが出せるわけです。

でもまあ、冷静に見て、他の学会から、全然学術的じゃない、と叱られるのも、ごもっともなんですけどね。

その反動もあって、形成外科医の美容外科学会は、ますます議論が活発になっていることと思います。

学会そのものは、あやしい宣伝・誇大広告・あやしい営業などを慎むように目指されていますし、美容外科をあやしいモノとしないで、ちゃんとしたひとつの医療なんです、としていこうとされているわけです。

あまりにも、日本の美容外科の今までの印象が悪いせいもありますし、実際死亡事故やトラブルもたくさんありましたからね。

今、この2つある学会を、1つに統一しようと話合いがされているそうでこの統合論は、かなり以前からあったと聞いていますが、今まで物別れにおわってるはずです。

当たり前ですよね、目指しているモノが違いすぎますから。

(言っちゃあ悪いですけど、もうひとつの美容外科学会のほうは、患者さんのことをお金の対象としか考えていないようなクリニックがたくさん参加していて、トラブルも死亡事故もたくさんあるわけです。形成外科医どころか、まともに医師としての研修もしていない医師の集団が所属しているようなクリニックと同じ扱いをされては、形成外科の先生方は、それは困ると思います。)

統合の決着は、つかないと、私は考えています。どちらかが名前を変えるしかないですかね。別団体ですからね。

で、今回初めて、こちらの学会に参加してみて、やっぱりレーザーのセッションには形成外科の美容外科いも行かないといけないかな、と思いました。かなり高度なお話だったので。

専門家の集団というのは、非常に見ていて気持ちがいいですね。考え方が違ったとしても。

今回の講師の先生方は、学会でも有名な方々で、知識・経験・理論・信念、全て持ち合わせて診療にあたっておられる先生方ばかりです。

時は、真逆の意見もお互い言われてましたが、それぞれの信念で、それが患者さんにとって、一番いい、と思って、治療にあたっておられるわけです。

医者が100人いたら、みんな考え方は100通りあって、違いますから、みなさんも、ご自分に合うドクターを探してくださいね。

ご自分の考え方に合うドクター、もしくは、そのドクターの考え方に共感できる場合に、治療をされるというのが、一番だと思います。

それぞれの考え方の違いなので、どの先生が正しいとk間違っているとかではないんですよね。

(知識・経験・理論・信念を持ち合わせている医師の場合に限った話です。持ち合わせていない医師については、根本的に、治療を勧めません)

同じ機器を使っていらっしゃっても、設定の方法で、全く真逆の考え方で設定されており、目指す効果ももちろん違うわけです。

機械が同じなら、同じことをしてくれるわけでは、ホントないんですよね。

治療も、100人いたら、100通りなんですよね。

考え方に共感できたら、次は、治療の目指すところに共感できるか、です。

広告で知っていたから、とか有名だからとか、雑誌に載っていたからで、選ぶのではなく、自分の目で、ちゃんと確かめてから、治療を受けましょう。

さて、ダイエット運動編です。

今の私のおススメは、石井直方先生の「一生太らない体のつくり方」です。

この先生は、なんと東京大学教授でいらっしゃいます!

東大出身となると、全てが素晴らしい人というわけではありませんが、(どこの世界にも、変なヤツっていますものね。偏差値や肩書では、わかりませんよね)、東大教授ともなれば、おかしなことはおっしゃっていらっしゃいません。

この先生の理論は、当たり前ですが、非常に科学的で、しかも素人にも、とてもわかりやすいです。

TVにもよく出ていらっしゃるようで、「スロトレ」を世に広めた先生でしょうか。

先日の「ためしてガッテン!」http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111019.htm

 で放送されていましたが、どうして年々たるんでくるのか(体です)、体重が同じでも、見た目がオバサンくさくなっていくのか、をとてもわかりやすく教えてくれました。

さすがためしてガッテン!です。

どうやって、体のタルミをなんとかしていくのか、の実践編でさわやかな細マッチョなイケメンの先生(恐らく40代前後)が、スロトレのやり方を教えてくださってました。

とってもわかりやすくて、おおっ!という、目からウロコの筋トレで、これなら私でも、ちょっとできるかも。。。と期待させる代物で、また先生がイケメンだったため、もっとこの先生の教えを受けたい!と思いましたが、適当に番組を見ていたため、この先生の肩書とお名前を忘れてしまいました。

HPを見たら、わかるとタカをくくっていたら、お名前などは載っておらず。。。。でも、絶対有名な先生のハズだから、本とか出されてるはず、と思い、スロトレに調べたら、ヒットしたのが、東大の石井先生でした。

東大教授で、いろんな番組にも出ておられ、スロトレをわかりやすく広められたようだったので、絶対この先生だと思い、大垣書店へ。

検索をかけると、山ほどご本が出てきます。

私が狙っている本は、まずオーソドックスな、スロトレを教えてくれるDVD付き(DVDなら、またイケメンに教えてもらえるし。。ウシシシ♡)と、題名に一目惚れの、「一生太らない体のつくり方」です。

この「一生~」シリーズは、いろいろ分かれていて、理論編や基礎編・実践編など。

やっぱり理論と実践かな。基本は、DVDで買うしね。

で、いろいろ本の中身をぱらぱらと見ていて、フンフンといい感じでいたところ、著者の写真が帯のところに載っており、なんと!写真の石井先生は、とてもお若くは見えますが、オジサンです~!!

(ちなみに、石井先生は、56歳で、ボディビルダーでいらっしゃいます。とてもいいお顔をされていらっしゃいますが、イケメンではないです。。。)

あのイケメンはどこ~?!

ためしてガッテン!のあの先生は誰なんでしょうか。。。

ネットで石井先生なのかな、と調べた時(ためしてガッテン!とスロトレで検索したら、ヒットしたので)、どこを探しても、ネットでは顔がわからなかったんです。

でも、スロトレで科学的に調べれば調べるほど、石井先生ばかりヒットして、てっきり、あのイケメンンは石井先生だと。。。。あんな若い東大教授、いませんよね。。。冷静に考えればわかりそうなものですが、東大もやるな~、と逆に東大だからあり得るのか?と思いこんでしまいました。

NHKのただの体操のオニーサンだったりして。。。

まあ、いいや。とにかくスロトレです!(石井先生の教室の先生だったりして。。しつこいっって。)

いっぱい本も買いましたが、体調が今ひとつなのと忙しいので、まだちゃんと全部は読めていませんが、DVDも見れていませんが、本当にとてもわかりやすくて、確かにこの先生の理論とやり方で何歳であっても、体質改善は可能であるし、メタボ改善や健康的に若々しく、ということが可能です。

本の中でも書かれていますが、「○○で簡単に痩せる」なんてものはない、と理論的にわかりやすく説明してくださってます。

まさに、ダイエットに近道なしですね。

でもね、この先生の本のとてもいいところは、週に2回でいい、ということなんです(まだ、私は実践できていませんが)。

あと、読んだら、モチベーションがまたまた上がりました!

間違ったダイエットについても、しっかり教えてくださるので、性別・年齢に関わらず、ぜひ一度お読みになってください!

とりあえず、日常生活の中で、簡単に取り入れられそうなものは、ちゃんとはやっていませんが、少し取り入れてみてます。

ほんの少しですが、筋肉に少ない負荷をかけて、大きな効果をもたらす、という意味がとてもよくわかりました。

スクワットとか、腹筋とかもそうですが、反動をつけてやっちゃうと、数はこなせますよね。

でも、数ではなくて、筋トレの質が大切で、質がいいと、少ない回数で、大きな効果が期待できます。

歯磨きの時にしているスクワットを、スロトレに変えただけで、とてもおっしゃってることがわかりました。

確かに、この先生の言うことを心がけていれば、太りにくいか体を維持していくのは、可能なようです。

おデブにとって、ダイエットって、つらいですよね。

でも、同じつらいなら、本当に効果のあるモノでないと、やるのもったいなくないですか?

本当の効果は、やはり科学的なデーターに基づいた理論だと私は思います。

(エラそうなことを言っても、やらなきゃ、意味ないですけどね。。。)

昔の運動部って、ウサギ跳びで校庭何周もさせられてたんですよね。でも、今の運動部って、やらないですよね。しんどいだけで、そこまでの筋トレや体力増強には効率が悪いと判断されたんでしょうか。かえって、要らないところに、負荷がかかって、関節などに負担をかけるだけなんでしょうか。

その辺は、私は知りませんが、運動部が筋トレするのに、昔と方法が全然変わっているのは事実だと思います。

どんどん、ちゃんとした事実が出てくるから、誰でも効率よくやりたいですよね。

それには、この先生の本は、とてもおススメです。

女性用に、モテる体の作り方、みたいな本も出されてたと思います。

中身はどれも似たような感じですが、ちょっとずつ違うだな。でも、どれもわかりやすいと思います。

筋トレや体力作りなどにご興味のある方(ダイエットに関係なくても)も、この本は、筋肉作りにとても役立つと思います。なにせ、ご本人がボディビルで、たくさんの優勝・入賞をされている方なので、信憑性があると思いませんか?しかも、理論の裏付け付きです。

とてもおススメです。

先日もTVで、ムキムキのトレーナーの方が、食事は、タンパク質7割脂肪3割で、炭水化物なし野菜なし・栄養はサプリで、みたいなことを言ってましたが、絶対マネをされてはいけませんよ!

炭水化物で糖分をちゃんと取らないと、脳に栄養がいきません。頭ぼーっとっして、おバカになっちゃいますよ。

このトレーナーの方は、経験だけで言っておられるそうで、データーとかもちろん出されたわけではないですし、一生リバウンドしない!なんて、言っておられましたが、まあ、ウソでしょう。

こんな食事のメニューで、もし一生行ってしまったら、体壊しますね、完全に。

TVの、わかわからん、極端な施術とかは、本当にロクでもないです。

信じない方のほうが多いとは思いますが、その施術を、さも素晴らしいように、マネするように、煽るところが許せないですよね。マネして、体おかしくなったら、誰が責任取ってくれるんでしょう。

自分の身は、ホントに自分で守らないと!

信じていいTV番組と、信じてはいけない番組(番組としては、信じろとは言ってないかもしれませんが、報道の仕方は、信じさせるような構成になってますよね)と、どんどんはっきりしてきましたね。

知るきっかけになることは、TVはとても便利なものなのに。

 

l  でで 

内に来られている患者さんは、アラフォー・もしくはそれ以上の方がやはり多いんですが、よくおしゃべりで話題に上がるのが、ダイエットです。

ダイエットも、美肌と同じで、魔法みたいなモノはなく、自分の日々の努力がモノを言います。

例え、脂肪吸引の手術を全身行ったとしても、もちろん出来ないところもありますし、筋肉がついていないと、皮膚も弛んでしまい、ものすごっくカッコ悪い体型で、服を着てもごまかしきれるものではありません。

全身の脂肪吸引ではなく、部分だけするなら、そこまでカッコ悪いことはないと思いますが、筋肉がついていないと、脂肪を減らしても、思ったような体型にはならないと思っておいたほうがいいでしょう。

私も、TVや雑誌で得た情報の中から、今度こそ!と思えるような情報だけを(ここがポイントです)、ピックアップして、調べたり、本を買ったりして、自分のモチベーションを上げよう上げようとしておりますが、ダイエットもスキンケアと同じで、魔法のようなものはありません。結局、自分の努力なんですよね。

(TVや雑誌の情報は、鵜呑みにしないで、うまく活用しましょう!とりあえず、知るきっかけを与えてくれるのは、便利だと思いますが、誇張されすぎなことが多過ぎるので、利用はしても、利用されない、というスタンスが大切です。)

ダイエットの基本は、ちゃんと科学的に、学会でも言われいてますが、食事療法と運動です。

王道ですよね。

問題は、これらをどこまでしていくのか、あるいはどこまで自分でついていけるのか、というほうが正しいのかも。。。

まず、食事ですが、いわゆる「○○だけダイエット!」みたいなのは、絶対ダメです。

極端な食事療法は、必ずリバウンドするし、気が緩んだ瞬間、気が狂ったように、食べ過ぎてしまいます。

それに、飽きますよね。

以前流行ったキャベツダイエット。

これは、キャベツだけ食え!というものではなく、食事の前に、キャベツ(できれば、大き目にザク切りした)を食べましょう、というダイエットです。

食事は、普段通り、制限しなくてもいいし、キャベツだけ先に食べればいいので、キャベツは安いし、栄養価も高いし、これ自体はとてもいいと思います。

私もやってみたことあります。しばらくして、やはり飽きました。。。

ドレッシングもいろいろ変えても、キャベツはキャベツです。

もともと太ってる人はね、最初にキャベツなんか食べたくないんですよ~。(だから太るんですけどね)

青虫やウサギじゃねーっちゅうのっ!と、途中で、濃い~いモノが、ガーっと食べたくなってしまいます。
(キャベツの後に、ちゃんとしたいつもと同じ食事を食べるにもかかわらずです。)

最初にキャベツからちゃんと食べれて、野菜をいっぱい食べてる人はね、ダイエットなんてね、必要ない人種なんです。

やっぱり、バランスよく、いろいろおいしいモノを食べたい、野菜料理にしても、おいしくいろいろ食べたい、と思ってしまうんですよね。食いしん坊の私としては。。。

タニタの食堂の本、皆さん、買われましたか?私は、2冊とも買いましたね。

こういうおかずがとても体にいいのはわかりますし、目の前に出されたら、文句なく私はいただきますが、普段って、これ誰作るん?。。私?。。。自分で?毎日?えええ~っ??

料理は好きですが、毎日夜仕事から帰ってきて、時間のない時には、ホントに簡単なモノしか作りませんし、出来合いのお惣菜をおかずにしてる時もありますし、お惣菜しか食べていない時もあります。

アイデアはいただきますが、毎日作れません。

それでも、またしても、買ってしまった本を2冊ご紹介します。

食べるのも料理するのも、お好きな方であれば、アイデアとしてかなり役立つと思います。

君島十和子さんの「君島十和子の「食べるコスメ」」と、「女子栄養大学のダイエットクリニック」です。

君島十和子さんは、以前に美容皮膚科学会だったか、学会の総会の懇親会で、トークショーがあり、初めて生十和子さんをお見かけしました。

本当にお綺麗でしたね~。

この方は、自分で化粧品のブランドも立ち上げておられますが、トークショーでもおっしゃってましたが、化粧品と医薬品(と医薬部外品)の違いと役割が、きちんとわかっておられます。こちらの化粧品を使ったことはありませんが、そういうことがわかって作られている商品は、多分とてもいいような気がします。

(以前、患者さんからお聞きした話では、こちらのマスカラ!ホントにパンダにならずの優れものらしく、売り出されたら、即完売のヒット商品だそうです。ちょっと使ってみたいですよね。)

以前に、雑誌でコーナーをおもちだったと思うんですが、食がテーマで、ご自分が普段気を付けている食や気に入っているちょっとした料理の一工夫(美容に役立つ)を紹介されていたような感じだったかと思います。(古くて、覚えていないんですが、楽しみにしていたのを覚えてます)

今回のこの本って、そういうことが結構載っていて、もちろん美容がテーマです。

私は、クリーム系のこってり料理も大好きなんですが、いかんせんカロリーが気になるところ。。。

前にためしてガッテン!で、豆乳で作ったホワイトソース「を紹介されて、適当に作ったら、失敗したので、料理本でないかな~、と思っていたところ、こちらの本にも載っていました。

時間がなかったから、本格的なホワイトソースはまだ作っていませんが、ホワイトシチューを、豆乳で作りました(これも、ポイントが載ってます)。とってもおいしかったです。恐らくカロリーも、少しは少ないはず。。。。(S&Bから、シチューのルウで、豆乳仕立てが出てました。もっと他のメーカーも出してほしいな~。)

料理の数は、そんなに多くないですけれど、写真もキレイだし、ちょっといい感じです。美容に役立つアイデアが、まとまってる料理本ですね。

アンチエンジングの料理本って、探せばあると思いますが、これはかなりとっつきやすいと思います。

そして、女子栄養大学のご本です。タニタでも作らないヤツが、またしても、という感じですが、科学的にいろいろとわかりやすく書いてあるので、モチベーションを上げるのに、私には最適かと。

ちゃんとした本は何でもそうですが、栄養のバランスの大切さを必ず言われてます。

炭水化物を確かに抜けば、すぐに痩せますが、脳に栄養は回らないし、極端にすると、筋肉が分解されてエネルギーに回され、筋肉が減ってしまいます。極端に炭水化物抜きダイエットは、絶対ダメで、ホントにリバウンドしますよ。

もちろん、脂肪も摂り過ぎは絶対ダメですが、脂肪分ゼロのダイエットをすると、パサパサのミイラみたいになるし、体のバランスももちろんくずします。

正しい食事とは、ダイエットの食事とは、をわかりやすく教えてくれているので、どんな食事をダイエットの時にしていいかわからない方は、最初に読むことをおススメします。

ダイエットで、食欲を抑える、脳に作用させる薬が、クリニックにいけば処方してもらえる場合があります。

うちでも、一応取扱いはしてますが、めったに出しませんし、大量にはお渡ししません。もちろん、処方を希望されても、お出ししないこともあります。

副作用があり過ぎるからです。

さすがの自称年中ダイエッターの私でも、これはめったに飲みません。最近は、ホントに飲んでないな~。飲んだら気持ち悪いし、体にも悪いし、薬に頼っていたら、結局いつまでたっても、本当に痩せるのは無理なので、やっぱり飲まないですね。(ちょっとは飲んだほうがいいのかも、と思うくらい食べる時がありますが、それでも飲んでいません。)

脳に作用させる薬はね、やっぱり危ないと思います。普通の人が飲むものではありません。

食欲というのは、人間の本能だし、やる気・活力の源です。それを無くすということは、うつ状態にするようなものです。

(かなりの肥満の方は、保険適応がありますが、日本人で、適応のある肥満って、そうそういないと思います。肥満外来専門クリニックだと、処方されることがあると思います。なので、美容クリニックで処方してほしがる方の大半は、適応外です。)

「簡単にダイエットできます!」みたいに、謳っているクリニックでは、こういう薬を簡単に大量に(高いから、儲かるんでしょう)処方してるようですが、本当に体がボロボロになりますから、止めておいてくださいね。場合によったら、命にも関わります。

精神的にも、はまりやすい方は、麻薬みたいにホントに止められなくなりますよ。

そういう薬を大量で出して、ダイエットが簡単、と煽るクリニックの気がしれません。患者さんの体のことは考えていないでしょう。

脳に作用させる薬以外にも、危ない薬を追加されている場合がありますから、「簡単に痩せる」と言われている薬は、本当に手を出したらいけませんよ。私ですら、この薬に手を出したら、絶対いけない、と思っています。医者としての良心の問題でしょうか。もちろん、副作用は命に関わります。

(どんな薬かは、教えませんけどね)

薬には何でも適応条件というのがありますから、ダイエット目的の方の大半は、sこまでの条件を満たしません。安易に買うのは止めましょう。

運動療法についての本は、次回にご紹介します。

 

とうとう雑誌「anan」でも、美容皮膚科特集が組まれましたね。

「anan」は、私が子供の頃からあって、高校生の時とかanan全盛の時代でしたね~。私と同世代の方は、懐かしくないですか?

今の若い方からしたら、ananって、どうなんでしょう。。。アゲハ系とは全然傾向が違うし、今は、多様化しすぎて、特に若い世代で、誰でもアンアンを読む、という時代ではないような気がします。

何年か前から、アンアンのテーマが変わってきて(毎週、一つの大きなテーマを特集されているので)、「いい男をゲットする方法」「男の落とし方」などなど、男に媚びる特集がとても多くて、昔のアンアンでは、考えもつかないテーマです。

昔のアンアンは、少なくとも男に媚びる女性をテーマにすることはなかったような。。。。「私は私」的な印象が強いのは私だけでしょうか。。

男の話題以外だとセックス特集の回数がむちゃくちゃ増えて、これも以前では考えられません。

最初に、セックス特集が組まれたのが、私が高校生くらいの時でしたか、はっきり覚えていませんが、誰かが学校に持って来て、シスターに見つかって、没収されたことがありました。

それくらい、衝撃的で、女性誌(しかも子供の)にそんなエッチなことが載るなんて、大人からしても考えられないことでした。

大人からもかなりヒンシュクを買ったようで、売上のために、みたいなことも言われたのか、めったにセックス特集はなかったですよね~。

それが!ここ数年、しょっちゅうしてますね。女性(アイドルやタレントのちょっと話題の子)や男性のヌードやセミヌードもバンバン出て、ホントにそういうことばっかり。

そういう特集の表紙を本屋で見かけるたびに、アンアンも売り上げ伸び悩んでいるんだな、時代が違うものね、と思って眺めてました。

そこで、今回の美容皮膚科特集です!

最近、いろんな雑誌で、美容皮膚科特集が組まれてますね。今までだと、化粧品とせいぜいエステの特集くらいでしたが、そんなもので、キレイになるのには限界があると読者もわかっているので、今更そんな売れないんでしょう。

でも、美容皮膚科は、まだまだ未知の領域みたいで、ネットでいくらでも調べられますが、どこのクリニックのHPも、いいことだけ書いてあって、機械も施術もたくさんありすぎて、わかりませんよね。

雑誌で特集を組んでくれると、まあ、とりあえず、紙面の関係で、ページ数が限られているし、クリニックも絞って載りますから、ちょっと見やすいでしょうか。

美容皮膚科特集をすると、かなり売上が上がると聞きました。まあ、これも、しょっちゅうし出すと、ネタもなくなるし、あきられちゃうのかもしれませんが。。。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ああいう雑誌の特集とかは、HANAKOやSABYとかもそうですが、お金を出して、半ページ・1ページ・見開き、とか買うわけです。

今回の特集で、アンアン側から頼んで取材をさせてもらったんだろうな、というクリニックもいくつかありましたが、クリニックがお金を出して紹介してもらっているところが多いんだろうな、と勝手に思いました。

確かめたわけではありませんから、真偽はわかりません。

でも、雑誌もTVもそうですが、掲載されたから絶対おススメ!ということはなく、裏で利害関係がうごめいていますから、賢い読者は鵜呑みにされないでくださいね。

また、掲載内容も、雑誌側で、「おたくはこれでお願いします」とそこのメインで勧めている治療じゃなくても、取材をしてもらう代わりに(○○十円お金払っているのにですよ)、担当が決められ、それだけを取材に来られます。

他のクリニックとバッティングすると困るわけです。

どうしても断れない(スポンサーとか)クリニックが押してる治療をまず決めて、それ以外の治療を、取材したいクリニックに振り分けて、余った分を、お金を払ってくれるクリニックに、「載せませんか?」と声をかけていくのかと思うんですが。。。(昔、そういう取材を受けたことがあるので、内情は少しわかります。全くのあてずっぽうではありません。)

今回見られた読者からしたら、そういう利害関係も絡んでいるので、ちょっと紙面構成(施術紹介とか)は、わかりにくいのかもしれません。

どうして、そんなマイナーな治療が1ページも取る?!みたいなこともありますし、なんかもっと普通のオーソドックスな治療を紹介してから、今はこんなのもありますよ、みたいに載せないと、全く知らない方からしたら、こんなえげつないことしなきゃ、キレイになれないの~?って、誤解しないのかな、と心配になりました。

しょっちゅう、美容皮膚科特集をやっていて、今回は新しい治療法を紹介します、みたいなら、今回のはアリでしょうが、いきなりですか?みたいな治療もたくさん載っていましたね。

編集部もしがらみとインパクトが欲しかったんでしょうが、大変なのもわかりますが、読者のことをもう少し親身になってほしいモノです。

あと、「クマは消せる!」なんて、特集されてましたが、消せません。いいすぎですね。。。

患者さんの言ってこられるクマにも、いろんな種類がありますが、種類によって治療法は様々で、特に、注射系の治療法の場合、効果はさておき、注射による内出血を考えておかないと、簡単に考えていると、エライ目に遭いますよ。

人間の体のどこに注射しても、必ず血は出ます。生きてますからね。血が出たら、その場で、押さえて、出血を止めます。ちゃんと押さえれば、そんな大き目の血管にあたらないかぎり、内出血は予防できるものです。

でも、思ってもいずに、大き目の血管にあたることもありますし(人によって、血管のある場所は様々なので)、まして、目の周りというのは、細かい血管が網の目のように張りめぐされているところでであるので、刺せば刺すほど、血管にあたる可能性が高くなるわけです。

また、目の周りは、骨が下にないので、押さえきることができません。眼球を押すわけにはいきませんから、血が出て押さえようとしても、他の場所よりも止めにくいわけです。

もし、目の周りの注射(ヒアルロン酸やカクテル注射など)で内出血が出れば、DVで殴られたのかを思われるほどの紫色のひどい内出血と腫れが出ますから、覚悟されたほうがいいですよ。

クリニックによったら、目の周りに注射するのに、内出血のことをほとんど言わなかったり、軽く言ったり(重く言うと、誰もやらないから)するところがあって、患者さんがエライことになっているのを、たくさん診て来ました。

どうしても、それを覚悟してもやりたいなら、それはその方の人生なので、止めはしませんが、私はあまり勧めていません。

また、する時は、カバーファンデーション(アザ用くらいの)を用意しておくか、いつでも手に入れられるようには、念のためしておくほうがいいと思います。

目の周りに注射したから、絶対内出血するわけではありませんが、あくまでも確率の問題です。内出血全然OK!みたいな方って、そうそういらっしゃらないと思いますから。

目の周りの注射は、専門でバンバンされているクリニックも、ごく一部ありますが、ビフォーアフターの写真をみせてくれるところもあると思います。

写真が少なくて、ビフォーアフターで、写真全体の色が違う詐欺みたいな写真は、信用してはいけませんよ。アフターにだけ、フラッシュや光で、クマをわざと飛ばした写真を撮ってることもありますから、よく見て、カウンセリングを受けてくださいね。

魔法みたいな、うまいだけの治療なんてありませんから、冷静になって、よく考えましょう。

それで、納得されたのなら、治療を受けてくださいね。

TVドラマの「DOCTORS 最強の名医」、ご覧になっていらっしゃいますか? 

実は、私も1回目は見ていなくて、たまたま2回目の途中から見て、あまりに、沢村一樹さんのドクターがカッコよすぎたのと、話の内容がおもしろかったので、途中からでしたが、はまってしまいました。

医者を題材にしたドラマは数多くあり、医療現場の実際にかなり近いモノもあれば、ヒーローマンガのような、こんなことできる医者、世界中探してもいないし、みたいなドラマまでピンキリです。

番組のタイトルからして、非現実的なヒーローマンガ系かと思ってました。

沢村一樹さんは、やっぱり演技がとてもお上手ですね~。おもわず引きこまれます。

あの笑顔!たまりません。。。あの笑顔でお願いされてしまうと、何でも無理聞いちゃいますね。以前、バラエティで、エロ王子とかでしゃべっていらっしゃったイメージも強かったので、おちゃめな印象もありましたが、ドラマ中は、ホントに引き込まれてしまいました。

また、高嶋政伸さんが、子供っぽい自分が一番でないと気がすまないイヤな医者の役を演じられていますが、あの方も演技がうまいので、これまた天下一品ですね。むちゃくちゃイヤなヤツ全開です。

高嶋政伸さんの叔母役で、病院の院長を、野際陽子さんがされており、結構な演技派を固めたしっかりしたドラマになっています。

内容も、沢村さん演じるどんな手術でもこなす外科医というのは、かなり無理はありますが、ドラマの中心になっているのが、沢村さんが腐った病院を、患者さんのためになる病院にするために、戦うのではなく、さりげな~く根回しをしつつ、うまく病院改革をしていく、という夢のような話です。

でも、その根回しや人をうまく動かしていく様が、ほほ~、ととても見ていて面白いです。

今の医療は、医療訴訟が以前よりも格段に増えているので、今まで医者の善意で「してあげていた」と医者側が認識していたことが、患者さんから訴えられたりしているので、善意を昔みたいにバンバン使う医師というのは、かなり減っています。

「医者の善意」というのは、一般の方からしたら、わかりにくいと思いますが、ほとんどの勤務医は、残業手当も休日出勤もほとんどついていません。休みの日や夜遅くまで残って、患者さんの容態を診ているのも、ほとんど無償の行為なわけです。

夜間当直を一晩して働いても、翌日は、普通に朝から勤務です。一晩寝ていなくても、です。

それじゃあ、基本給が高いのかと言われれば、一部高い病院もありますが、ほとんどの病院は、患者さんが思っていらっしゃるほどの高い給料はもらえず、多分時給にしたら、マクドナルド以下です。(以前、大学にいた時、後輩が計算して、悲しくなってました。計算したら、ダメですよね。。)患者さんの体のことを思って、本当のいい医療をする医師が、高い給料をもらえるわけではありません。

それだけ、自分の時間を犠牲にして、患者さんを診るのも、みんな「医者はそういうもの」という使命感があればこそで、自己犠牲の世界なんです。患者さんの病気が良くなって、喜んでいただいた笑顔であったり、言葉であったり、そういうのが報酬代わりというか、それで今までの医者は、勤務医を続けてきたわけです。

もちろん、患者さんは、医者は何でも診てくれる、と思っておられる節がありますから、内科に行って、湿疹や腰痛(整形外科領域の)・目のアレルギーとかも一緒に診て、薬が欲しいと言って来られます。

それは、自分の専門外で、、それぞれの専門の医師にみてもらわないと、場合により正しい薬が出せるかどうかもわからず困ってしまうわけですが、患者さんも、わざわざ別のクリニックを探して、また待ち時間があって、大変だろうな~、と「これでダメなら、ちゃんと専門に行ってくださいね。」と、とりあえず処方されることがあります。自分は、あまり処方したくなくても。患者さんに説明したところで、他に受診する時間がないとか、いろいろ言われて、ここで出してほしい、と言われるわけなので。こういうのも、「善意」と言えば、「善意」なわけです。処方した以上、それは全て処方した医師の全責任となるのは、わかっていて出すわけです。

ところが、最近は、こういう「善意」でした行為について、「治らない」と訴えられたり(治らなければ、ちゃんと受診するように言っているにも関わらず)、休日や夜間の、「どうしてもとりあえずの薬だけほしい」と言われて、(専門外であっても)簡単に診察だけして、薬だけ出して、その後何かがあった場合に、訴えられたりしているわけです。

(ちなみに、休日や夜間の時間外は、ほとんどの病院がロクな検査ができません。また、スタッフの数も全然少ないため、時間内と同じ医療の提供は、不可能と言っていいでしょう。

最近は、休日や夜間に、わざと受診する患者さんも増えていて、「空いてるから」とか「待たずに済むから」とか、「仕事をしていた」「晩御飯食べて、お風呂に入って、今なら手が空いたから」とか、コンビニ感覚で、受診されて、とりあえず薬をほしい、という方が実際大勢いらっしゃいます。(ドラッグストア代わりですね。)

そういう方々が、夜間・時間外のかなりの割合を占めるため、本当の重症な方が、なかなか診てもらえない、ものすごく待たされている間に悪化する、ひどい場合は、いっぱいだからと断れる、ということが多々あり、以前より、深刻な問題になっています。

タクシー代わりに、救急車を使われる方もいらっしゃいますから、重症の方を運べないこともあります。一部の患者さん側のモラルが落ちていると、かなり問題になっています。

また、診察して、これは専門外となれば、緊急を要する場合、どこか受け入れてくれる病院を即刻探さないといけないわけですが、そんな時間外に受け入れてくれる病院というのは限られています。また、その病院のベッドが空いていないと、医師などの時間が空いていても、入院させるベッドがないので、受け入れ(診察も)を断られます。探しても見つからない場合、見つかるまで、自分が診ないといけないわけですが、専門外ですから、対処できません。もし、その間に、急変されれば、命を落とされる可能性も出て来ます。そういう場合でも、ご遺族が訴えられることが、事例としてあります。)

給料がもらえるわけでもなく、無償で患者さんのために、と思ってやったことが、ちょっとした行き違いや治らないという理由で、(全ての病気が治るわけではありません)、誤診だと訴えられる時代になってしまったので、「善意」を使う医師も、減ってきたと思います。

だって、やればやるほど、訴えられるリスクをしょい込むわけですから。

だから、今の時代、時間外や自分の専門以外に、手を出す医師は、かなり減りました。そんなことしたら、訴訟のリスク一気に増えますからね。

当直明けのしんどくて、眠たい時に、時間外の患者さんは、判断力が鈍ってる可能性もありますから、無理して診ようと思わない医師もいるでしょう。だって、自分の勤務時間、終わってますからね。それで、残業代が仮に出たとしても、お金もよりも、とにかく一刻も早く眠りたいわけです。

それだったら、その時間に空いている病院を探してもらって、そこに行ってください、となるわけです。「善意」で診て、もし誤診したら、訴えられます。そして、勤務医は、しんどいことが多すぎますから(うつ病も増えているそうです)、みんなどんどん止めていくわけです。ますます、救急・時間外をみてくる医者と病院が減って行くわけです。医療崩壊ですね。)

命に関わらないことなら、まだ取り返しがつきますが、医療の恐いところは、命に本当に関わってくることがあるので、特に、大きな手術だと、リスクはなるべく避ける傾向にあります。

このドラマの中で、消化器外科専門の医師が、卵巣などの婦人科疾患やそれ以外を扱う、というのは、普通はないと思います。もしされていたら、ホントに、無謀です。

まして、大きな手術を、麻酔科医のいない病院でやるなんて、今の医療では、なかなかないと思います。

(ドラマではされてるようですが、そこは目をつぶって。。。麻酔科医というのは、術中の患者さんの全身状態を管理するドクターです。血圧から尿・呼吸・心臓・体温など全て管理されます。外科医が手術をやりながら、全身管理もするというのは、見逃しが出てきて、そのため死亡することもありますから、麻酔科医が必要なわけです。でも、麻酔科医の人数が少ないため、また麻酔科に支払うお金もこともありますから、麻酔科を確保していていない・できない病院も、まだまだあります。)

もし卵巣などにまで病巣がいっていると予想されるのであれば、最初から婦人科のある大きな病院で手術しないとダメですし、術前にそこまでディスカッションする必要がありますし、予想外の範囲まで、病巣が広がっていたなら、出来るところまで手術をして、一旦おなかを閉じて、後日手術を追加することも、あります。

そりゃ、患者さんの体のことを思えば、1回で手術は済むほうがいいし、再手術というのは、癒着といって、すごくやりにくくなりますから、しないにこしたことはないです。

でも、専門外の臓器の摘出が、正しくできないのであれば、絶対触ってはいけないですよね。

(ドラマの中では、沢村さん・高嶋さんどちらも、その知識と技術があったので、されていましたが、普通はないでしょう。)

ドラマの中で、高嶋さん率いる外科のドクター達が、かなりイヤな医者という設定にはなっています。観ておられる方も、なんでひどい医者だ!と思われるかもしれません。

でもね、今の医療の現場の中では、当たり前と言えば当たり前で、こういう医者は、実際大勢います。みんな自分で責任の取れない、範囲外のことは、タッチしません。

(勤務時間中に、株をやっているのは、むろん論外ですが。)

むしろ、沢村さんの役の医者のほうが、まさに異端児で、今の時代に珍しい医者です。(まあ、こんな医者、いないでしょうけどね。)

ナースが、「絶対大丈夫ですよ」とは言っていいと思いますが、医者が言うと、言葉の重みが変わってきますから、医者で、そうそう「絶対大丈夫ですよ」なんて、軽々しく言いません。

まして、手術ならなおのことです。「絶対」なんて、あり得ませんからね。

でも、患者さんは、安心したいから、「絶対」を欲しがります。

安心させたいだけのための、お守り代わりでいいなら、いくらでも言えますが、言われた患者さんは、その言葉にすがってしまわれるので、ダメだったときのショックの大きさを考えると、担当医は、まあ、言わないでしょう。

沢村さんのように、あれだけ自信を持って、患者さんに、「大丈夫」と言えれば、どれだけいいでしょうね~。

(時々、「絶対治る」とかいう医者がいます。一部の患者さんから、新興宗教の教祖なみに、熱狂的に慕われ、評判になります。でも、「絶対」なんて、あり得ないので、もちろん治らない患者さんが出て来ます。当たり前ですよね。あるいは、ステロイドのホルモン剤(しかもむちゃくちゃ強いやつ)をバンバン使っているだけ、ということもあるので、処方される薬にも注意が必要です。そのうち、副作用が出てきて、大変なことになりますから。)

言葉の魔力で、プラセボ効果と言って、大切なんですが、これだけ訴訟が多いと、普通の医者は、あまり使いませんね。。

普通ではいないような医者が、患者さんのために、病院改革とスタッフ教育をしていく、このドラマは、結構観ていて、終わった後、私は、少し幸せな気持ちになって、元気をもらいます。なにより、沢村さんが男前ですしね。

もし、よろしければ、皆さんも一度ご覧になってください。毎週木曜日、午後9時から、朝日放送です。

 

今日も、お楽しみいただけましたか?「ホンマでっか?!TV」。

さて、今日もおかしなことがいろいろ放送されていましたね。

まあ、いつものことですが。。。

ハリウッドセレブ評論家の方は、ああいういい加減な情報を一体どこから仕入れてこられるんでしょう。。。

デミ・ムーアと友達ではないでしょうから、直接本人から聞いたわけでもないのに。。。

あちらの、マスコミと親しくされていらっしゃる方なんですかね。

(どういう方かは、全く知りません。調べるつもりもありませんが。。)

週刊誌のゴシップ記事と同じと思って、絶対信用しないでくださいね!

TVを見ていても、あまり信じてはいらっしゃらないとは思いますが、ちょっと試してみたくなるのが女心というヤツですね。

今日の、とんでも大賞は、「ハリウッドセレブは、顔を小さくするのに、痔の薬を塗っている」という発表に決定です!

この評論家の方の言い分によりますと、痔の薬は、腫れを抑えたり、組織を収縮させる働きがあるので、そのため、顔が小さなくなるみたいで、とかいうものです。

それは、ステロイドホルモンだっちゅーねんっ!

ボラギノール(番組の中で、顔や目元に塗ってみたら!とさんまさんが笑いを取っておられました)の成分が何かは知りませんが、病院で処方する痔の薬の一番有名なのは、ポステリザン軟膏といって、弱いですが、ステロイドホルモン剤が入っています。

皮膚科や形成外科で使うエキザルベという軟膏も、ほとんどポステリザン軟膏と同じ成分です。

ちょっとした擦り傷とかにも、このエキザルベは使いますので、それほどきついステロイドホルモンではありませんが、何も炎症が起こっていない正常な皮膚に塗るものではありません。

ごくたまに塗るだけなら、副作用は出ないとは思いますが、美容液みたいに、毎日塗っていたら、もちろんステロイドの副作用が出てきます。当たり前ですよね。

で、もちろん、こんなもので、小顔になんかなりません。

炎症は抑えますから、擦ってまぶたが腫れてしまった、とかの時に、確かに塗ると、症状や薬の強さにもよりますが、腫れは、マシになります。

長期塗ることで、皮膚は委縮し、脆弱になり、いわゆるペラペラの皮膚になります。

ちょっとした刺激に弱くなるため、内出血もしやすくなるし、トラブル続きです。

毛細血管もどんどん増えてくるため、顔はおかしな赤みが出てきます。

そこまで長期に行ってしまうと、ステロイドを止めさせていくのも大変で、かなりの時間をかけないと、元の肌には戻せません。

ハリウッドセレブが、そんなバカなことをするわけがありません。

だって、彼女達は、見た目というのは商売道具ですから、それで、何億と稼いで来られるわけで、商売道具の顔や体を、わけわからんものを塗って、何かあったら、一大事です。

美容のプロである、美容外科医・美容皮膚科医に任せているに決まっています。

欧米ではセレブは専属ドクターがいるのは、普通に考えて、当たり前だと思いますよ。

どの女優さんも、堂々と、美容外科や美容皮膚科に通っているなんて、あまり言わないでしょう。

でも、クリームを塗ったとか、エステに行った、とかは言いやすいわけです。

これは、美容医療に通っている大半の患者さんも、同様だと思います。

ホントのごく親しい友達や家族には、何か施術していることを打ち明けているでしょうが、マスコミにそんなことを言うわけありませんよね。

番組を見た方が、明日、薬局にボラギノールを買いに行ったら、と思うと、ホントにゾッとします。

以前にも、蛇の毒かなんか、言われてましたっけ?

蛇の毒って、神経を麻痺させる働きがあります。

そういう意味で言えば、ボトックス®(ボツリヌストキシン)と同じですね。

そんなものをクリームに混ぜて、皮膚から塗ったところで、筋肉まで届くわけがありません。

そんなものが筋肉まで届いたら、エライことです。

胸に塗ったら、息はできなくなるし、心臓も止まるかもしれません。

そう考えたら、おかしいでしょう?

ボツリヌストキシンで、顔の筋肉を止めていく時って、必ず注射です。

注射でないと、成分を届かすことはできません。

ああいう非科学的なことを言って、得のするのは、そういうわけわからん化粧品を作ってる業者だけであって、そういう業者から、もしかして、番組で言うように頼まれているのかもしれませんね。

一時期、「塗るボトックス」とか言って、わけわからんアイクリームが、市場に出回ったりしましたが、もちろんもちろん、ボトックス®と同じ効果が出るわけがありません。

よそのブランドネームを、よくも勝手に、自分のところのあやしいクリームの宣伝文句に使うな~と思いますが、そういうアイクリームには、他の美容成分や保湿成分が入っていて、まあ、ちょっと高めのアイクリームを思って使う分には構いませんが、そんなものでは、シワは取れません。

保湿たっぷりで、乾燥ジワのうちのいくつかはよくなると思いますよ、一時的ですが。

レチノール系が混ざっていれば、もう少し確かにマシですが、蛇毒とか言わずに、最初からレチノールと言って、売ればいいのに、話題になると、パッケージを変えるだけで売れますからね、業者もウハウハです。

市販のもので、得体のしれないものは、塗らないことです。

あと、鮭を食べるといい、みたいな話がありましたが、それは、アスタキサンチンのことで、何をいまさら言っているのか、と思いました。

ビタミンCの6000倍の抗酸化作用があると言われているものです。

だからと言って、鮭ばっかり食べるのは止めてくださいね。

食べ物だけでは、摂取に限界がありますから、アスタキサンチンを摂りたい方は、富士科学工業(注:富士フィルムではありません。似て非なるものです。)のアスタリール®を飲んでください。

(クリニック限定サプリです。私も飲んでます。阪神の選手も皆さん飲んでるそうです。)

男性だけが飲んだらいいものでなく、性別は関係ありません。

老化を気にされている方なら、どなたでも大丈夫なはずです。クリニックで、ご相談くださいね。

あと、今日は、とんでも大賞が、もうお一人いらっしゃいました。

おおたわさんです。

この方は、ホントにいつも、インパクトのあることだけ言って、医学的にどうとか、誤解されたらどうとか、全く考えておられませんね(私には、少なくとそう見えます)。

インパクトのあることを言えば、今は、コメンテーターとして、番組で引っ張りだこになりますから、ウハウハなんでしょうね~。

今日、言っておられたことは、「見た目が若いと、かえって体の中身の老化が早い」みたいなことを言っておられました。

これは、去年の、日本抗加齢医学会の総会でも発表がありましたが、有名なおサルのお話です。

カロリーを3割減らした食事で、ずっと飼育されてきたら、見た目年齢が全然違って、かなり若々しいまま維持ができていて、調べてみたら、体の中もより健康で若かった、というデーターのお話です。

それで、今、アンチエイジングでは、カロリーを減らすこと(肥満はよくない)が注目されています。

(痩せすぎも、ダメですよ。日本の肥満と欧米の肥満では、差があり過ぎますから、どれくらいというのは、人種によっても違いますし、日本の若い女性は、特にダイエットのやり過ぎで、痩せすぎが多いので、今以上に、痩せるのは止めておいてくださいね。いわゆるBMI値や体脂肪率や内臓脂肪率が正常範囲で、肥満の範囲でなければ、よしとされてください。)

いろんな美容系の学会がありますが、分化会としてできたのが、「見た目のアンチエイジング学会」です。

学会名だけ聞くと、なんかあやしそうですが、見た目が若いほうが、老化が実際遅くなっている、ということを追及している学会です。

見た目=中身、なわけです。

何事にも、反対意見というのはありますが、極論やある種の偏った場合を、誇張して、一般の方にいうのは、ダメでしょう~。

ここで、私が言っている「見た目の若さ」というのは、手術やプチ整形のみやって、一見若そうにられる方のことではありません。

普段の生活習慣(食事内容も含めて)・スキンケアや美容皮膚科でのメンテナンス・定期的な健診などをちゃんとされていて、その結果、見た目が若い方のことです。

こういうことをされている方というのは、肌だけでなく、ちゃんと体のことも考えていますから(肌も体の一部ですから、体が不健康なのに、肌だけキレイで、若い、というのはあり得ないわけです)、だから、中身も若いわけです。

その一方手術とプチ整形にのみ頼る方というのは、私の知っている限り、他力本願なので、体に悪いこともたくさんされています。

タバコ・不摂生・日焼け止めなどは全くせず、エステや美容外科などの他人にしてもらうことだけをする、などなど。。。

こういう方はね、遠目には、一見若く見えますが、肌が汚く、ツヤもキメもないので、タルミがないのに肌が老けている、というものすごい不自然さが、ぷんぷんします。

また、体も不健康なので、顔色が悪く、老化はとても早いです。

こういう方のことを、おおたわさんは、言いたかったんでしょうが、それはまた次元の違う話で、番組のあの流れで、それを持ち出すのは、誤解を招くし、ダメでしょう~。

アンドリュー・ウォンさん(東京で、かなり前から美容外科で開業されてりいるドクターのはずですが。。)の質問に、タレントのテレンス・リーさんが、答えているのには、少し笑いました。

医者なら、調べてこいよ。。。そういう台本なのかもしれませんが。。

アンチエイジングのファイトケミカルの話や栄養学の話になると、必ず出てくる内容です。

ま、教育番組ではないので、バラエティですから、ホントに、聞き流してくださいね。

川田先生のお話は、普通に聞いていただいて大丈夫と思います。

貧血の重症例をおっしゃってましたが、若い女性のダイエットやり過ぎで、貧血の方が多いのは多いので、心配な方は、内科を受診されてください。

番組でもおっしゃってましたが、鉄剤を飲む時は、必ずドクターと相談して、定期的な検査と受診が必要です。自己判断は、禁物です。

貧血に関しては、ちゃんと保険が効きますから、内科に行きましょう。

(美容外科とかでは、いくら保険が効いても、ちゃんと診てくれているのか、わかりませんから、内科をおススメします。)

 

 

 

 

スキンケアや肝斑・シミのご相談でいらっしゃった患者さん全員の方に、家でする美顔器は、一切おススメしておりません。

特に、皮膚に直接器具をあてて、行うモノ全てです。

皮膚にさえ、触らなければやっていいのかというと、まあ、よほどおかしなものでなければ、害はないと思いますが、効果が出るようなものはないと思いますので、時間とお金の無駄ですよ、とお伝えしています。

そういうモノがどうしてもほしい場合は、必ずその器具の説明書やパッケージに、「効果・効能」が書いてあるのか(書いているわけないと思いますが)確認して、もし書いてあった場合、どうやってそれを言い切っているのか、証拠をちゃんと問い合わせるなり、調べてから、購入されてください。

そのお金が無駄になってもいいという方は、やってみないとわからないでしょうし、どうぞどんどん経験を詰積まれてみてください。

さて、皮膚に直接あてて、家で行う美顔器で、私はロクなモノがないと思ってます.

中には、正しく使えば、それほど悪いものでもなく、そうまでして家でやりたいなら、やっても構わないと思いますけど的なモノもありますが、原理を正しく理解していないで使用すると、皆さん、やり過ぎるんですよね。

また、メーカーも、危険なことは表示したくないから、「使用上の注意をお守りください」くらいの書き方しかしてなくて、「こういう風に使ったら、こんなひどい副作用が出ますよ」とちゃんと親切に書いてくれれば、まだいいんですが、書いてくれないわけです。

そうなると、一般の方の場合、やっぱり守らないことが多くて、「やればやるほど良くなる」と思い込んでおられることがほとんどです。

「ほどよく」「ほどほどに」というのが、いかに難しいのかを実感させられます。

家でまで、美顔器を使って肌にいいことをしたい!と思っていらっしゃる方というのは、かなり美意識の高い方々です。

だから、どうしてもやり過ぎる傾向になるのは、ある程度仕方ないのかもしれません。

特に、のめりこむ方の場合、ホームケア用の美顔器というのは、私は、メリット・デメリットと考えると、デメリットのほうが大きすぎると思います。

ホントに正しく使ったとして、一体どれだけの効果があるというのでしょう。

ゼロとは言いませんが、それにかかる時間と、ご自身の手間暇と、維持費(薬剤とか)・」もともとの器具を買うお金などを考えると、多分、最初に期待されてる効果は、出ないと思います。

購入されるほとんどの方が、広告に踊らされ、ものすごくキレイに若返った自分を想像して、思わず買っちゃったんでしょうが、誇大広告でしょうから、その効果は、ホントの期待外れに終わると思います。

そんなことをしているくらいなら、たっぷり睡眠を取るとか、ゆっくりお風呂につかるとか、日焼け止めの塗り直しを頑張る・保湿をちゃんとする・擦らない・いじらない・引っ張らないようにする、とかのほうが、よほど大事ですし、長い目で見れば、そのほうがアンチエイジングにとっては、かなり重要な位置を占めます。

私が、おススメしているスキンケアは、それだけされいたら、本当にそれだけで充分です。

でも、何かおうちでしてみたくなるわけですよね。

今、世の中で売られている美顔器で、私が、一番マシと思っているのが、イオン導入器です。

クリニック用のモノと、エステや家庭用で、それほどの大差がありません。

確かに医療用のほうが、強い電流を流すことはできますが、イオン導入にそこまでの強い電気は必要ないですし、どんどん強くすれば、それこぞ火傷の危険がありますから、そんな強くする必要はありません。

それよりも、導入された成分なんて、皮膚にとどまってるのは、半日~1日くらいでしょうから、頻繁に、定期的にできれば、そりゃ~いいと思います。

そうなったら、やはり家でイオン導入をする、という発想はとてもいいことなんです。

やり方が正しければ、おうちでするイオン導入は、めんどくさくなければ、ホントにいいと思います。

1回の効果は、目では見えにくいですが、こういうのって、塵も積もれば山となる、なので、継続が大切です。

ところが!ここで大きな落とし穴が!!

。。。。やっぱり、皆さん、やり過ぎるんですよね。。。

イオン導入は、電気の力で、皮膚の奥に成分を染み込ませるケアになります。

届く深さや量は、そのまま塗った時とは、全然違うと思います。

電気は、水分があって、一点でも接していれば、それで電気が流れますから、導入したい液体をたっぷり取って、肌と器具が接触さえしていれば、いいわけです。

でも、皆さん、ご存知ない場合、絶対、押し付けるんですよね。ひどい方で、ぐいぐいと押しこみ、引っ張りあげるような感じといいますか、力任せに押すといいますか、力を入れれば入れるほど、どんどん成分が入っていくと思っちゃうようです。

エステや、ひどい時は、クリニックでも、イオン導入で、ぐいぐい押しているところがあって、理解してないな。。と思います。

そりゃあ、押したほうが、器具と皮膚との接触面積は増えますから、たくさん入るかもしれません。

でも、押さなくても、普通に接触しているだけでも、結構な面積が触れていると思います。

ぐいぐい押して、擦っていることのデメリットを考えると、接触面積が若干増えるかも、くらいにメリットと、どちらが大事か考えたら、デメリットのほうが大きすぎます。

以前務めたいたクリニックでも、ナースに研修をちゃんとしても、しばらくしたら、勝手にぐいぐい押しだして、全然違うことをしていることがあります。

皆さんも経験されたことがあると思いますが、美容皮膚科や美容外科の大半が、いろんな処置って、ナースにされていますよね。

毎回、担当ナースも違っていたりして、しかも、人それぞれ、やり方が全然違う!と実感されたことはありませんか?

それくらい、クリニック内で、ナースや施術者のレベルを一定に保つ、ということは難しいです。

定期的にチェックすることはもちろんのこと、全員の仕事に対する意識レベルが、一定以上でないと、レベルが保てないんですよね。

毎日クリニックで働いているナースですら、定期的にチェックされないと、おかしな風になっていくのに、素人の方が、正しいやり方で、続けていく、というのは、かなり難しくなると思います。

もし、どんどん逸れてしまった間違ったやり方で、毎日毎日施術していたら、悪影響のほうが目立ってきて、それこそ顔中肝斑とか、赤ら顔になった、ツヤやキメがなくなった、どんどん肌が汚くなる、などなど。

結局何をしているのか、何のためにやっていたのか、わからなくなってしまいます。

それだから、私は、家でするイオン導入器も勧めていません。他の、それほど悪くない美顔器も、同じ理由です。

ご自分で巻き起こす副作用や合併症のほうが、大きすぎます。

初診時に、美顔器ダメですよ~、と申し上げたにも関わらず、当院での光・レーザー治療中に、美顔器を新たに購入する方が、ごくたま~に、いらっしゃいます。。。ちょっと虚しくなりますけどね。。

先日、購入された患者さんは、イオン導入器でした。

イオン導入器自体は、確かに悪くないんですが。。。。正しく使えますか。。?

あれだけ、初診カウンセに時間をとっても、一度にたくさんのカルチャーショックが起こるからかもしれませんが、患者さんも、いろいろ忘れてしまわれるんでしょうね。

でも、美顔器一切ダメ!って、結構インパクトがあるから、大体の患者さんは覚えていらっしゃるんですが。。

それだけ、日常生活の中で、悪魔の誘惑がいかに多いのか、実感してしまう出来事でした。。

誘惑されちゃいましたか。。。

「買っちゃいましたか?!」

「ダメでしたか?」

。。アカンって、言ったや~ン。。。

でも、仕方ないです。買ってしまったものは。。

とりあえず、絶対、擦らないこと・導入する液体はたっぷり使って摩擦を減らすこと、時間を守ること、力をいれないことなどなど、申し上げました。

今は、正しく使っておられますように、と祈るばかりです。

家庭用のイオン導入器を使っていらっしゃった方に、当院のイオン導入を受けられた時に、これくらいの力でいいんですよ、とお伝えしたら、「もっと力を入れて、擦ってました」とおっしゃってました。

別のある時は、別の患者さんから、「ここのイオン導入は、ふわふわしてて、柔らかいですが、何が違うんですか?」と聞かれました。

ポイントは、やり方です。

電気が流れさえすればいいわけなので、力を入れる必要は全くありません。

力がいるなら、男性に押してもらえ!って、ことですからね。

イオン導入以外の、もっとひどい誘惑も、かなり多いことと思います。

スキンケアや美容皮膚科特集を組んだら、視聴率や雑誌の売り上げが伸びるため、今まで以上に、おかしな情報も氾濫してます。

くれぐれも、マスコミに踊らされませんように、ご注意ください。お肌は、大切に、いらんことはせず、優しく見守ってあげましょう。

うちに来られる患者さんを診ていたら、皆さんには、毎日、ものすごい悪魔の誘惑がこれでもか!というほどあるんだな~、と実感する今日この頃です。

肝斑やシミなどのスキンケアのカウンセリングの方には、全員、一切のお肌のいらんことをするのを止めてもらうように、初診時にお伝えしているんです。

「こすらない」ようにと、お伝えしても、ご本人がこすっている意識がなければ、例えこすっていても自覚がないので、直らないんですよね。

具体的に、刷り込みことやコットン・ふき取り・パッティング・美顔器は、全て止めていただくうように申し上げています。

特に、肝斑の患者さんは、人一倍、要らんことはsてはいけないと私は思っているんですが、途中でお休みをされて、しばらく来られなかった時に、悪魔の誘惑が始まるようです。

 

うちの治療は、その方が満足された時点で、いくらでもお休みされればいいわけなんですが、その場合、スキンケアは、ちゃんと続けるように初診時に申しあげています。

私が勧めるスキンケアさえ、されていれば、そんな高いお金を出されることもないですし、それだけできていれば、基本ホームケアとしては十分で、それ以下でも以上でもない(「以上」に関しては、クリニック専用化粧品を使うとか、良いモノを追加する方法はありますが)と思っています。

肝斑の方は、薬をゆっくり減らしていれば、フォトやイオン導入は、お休みされていいと思うんです。

そのお休みされている間に、TVや雑誌・はたま化粧品のカウンターなどで、いらん情報というおが山ほどは入ってくるんですよね。

先日来られた患者さんがおっしゃってたんですが、「化粧水って、コットンで塗ったほうがいいんですか?」と。

これは、初診時に、コットンを使うのは一切止めてもらってます。

コットンで何でも塗らせるのは、化粧品会社の陰謀で、早く化粧品を減らすための戦略です。

コットンで塗っても、2倍3倍の量が必要になるだけで、メリットは一切ありません。

自分の手で、パシャパシャ塗れば、それであっという間に終わりです。

手でペチャペチャ塗る分だと、コットンの半分以下でも十分に顔はべたべたになりますから、塗り残しがあることはまずありません。

皆さんは、お気づきじゃないかもしれませんが、コットンで塗る時にどうしてもお肌をこすっているわけです。雑巾がけと同じですね。

極端に言うと、金属タワシでフローリングに雑巾がけしてると思っていただいたらいいと思います。

そのうえ、さらにパッティングをするとなると最悪です。

まだ、コットンでこするか!みたいなモノです。

うちのクリニックの洗面所にもパウダールームにも、コットンは一切置いていません。

初診時の洗顔の時などに、コットンを欲しがる患者さんが、ごくまれにいらっしゃるんですが、スタッフにどうして必要なのか聞きに行ってもらいます。

理由をお聞きすると、手で十分なので、(コットンが必要だったことは今だかってありません)、使わないでください、と簡単に申し上げて、カウンセ時に私がどうしていらないのか、説明しております。

さて、その聞かれた患者さんですが、手で塗ってくださいと最初にも申し上げましたが、みたいな話になって、どうしていきなりそんなことを言われたのかなんですが、先日化粧品を買いに、化粧品屋さんに行ったら、そこの販売員の人が、「コットンで塗らないと、お肌に入りませんよ~!」と断言されたそうです。。。

あああ。。。、一体どこのメーカーでしょう。。そんなバカなことを言うのは。。

たかがコットンです。ただの綿花の塊です。それで塗ったとして、一体手と何が変わるというんでしょう。

コットンに何か仕込まれているんでしょうか。

そこで売られているコットンは、CIAが秘密裏に開発している特殊な皮膚から吸収させる薬品が仕込まれているんでしょうか。その販売員の人は宇宙人だったのかもしれませんね。地球の文明では理解できません。。

コットンでたたいたら、吸収されていくのだとしたら、人間の皮膚のバリア機能は、一体どうなっているんでしょう。。

皮膚を突破されて、奥に吸収されれば、血管や神経・筋肉だけでなく、心臓も脳みそもいrんな内臓があるわけです。そんな大事なモノがあるところに、簡単に外から侵入されれば、体は困るわけです。

皮膚というのは、体にとっては、最大で、重要な「よろい」になっているわけです。

皮膚のバリア機能が、そんな簡単に突破されれば、お風呂もプールも海も川も、汚くて入ることなんてできません。

「コットンでないと入らない」なんて、おかしなことを堂々と言い切るわけです。

買うほうにしても、あまりにも相手が自信を持って言い切るので、一瞬自分が間違っているのかな。。?と不安になってしまいますね。

私がこんなことを言われたら、若い時ならくってかかったかもしれませんが、今となっては、時間の無駄でしかありませんから、そんなおかしな人は相手にせず、そこのお店では買わないでしょうね。

あまりに悪質なら、消費者センターに注意してもらうかもしれませんが。

化粧品なんて、一番の目的は「保湿」です。皮膚の奥に入る必要は全くありません。

表面に、蒸発せずにいてくれればそれでいいわけですから。

その患者さんには、もう一度説明したら、「そうですよね~。あまりにも言い切られたから。」と不安にやはりなられたようです。

こういうおかしな誘惑は毎日山ほどあるんでしょうね~。

どうしてそういうことが言えるのか?という理屈というか、原理というか、冷静になって考えれば、真実が見えてくることが多いんですが、ついつい冷静になることを忘れて、その話に引き込まれてしまうんですよね。

ショップチャンネルとかも、ごくたまに覗いてみると、ものすご~く、うまく買ってもらうワナがいたるところに仕込んでありますよね。

私も、一瞬、「おっ?!」と引き込まれる時もありますが、そんなわけないじゃん、とすぐにチャンネルを変えます。

でも、一般の方、特に、ああいう通販がお好きな方は、最初からね、ああいう番組を見てはいけませんね。

あちらも売ることのプロですから、人の心の隙間に、うま~く入り込んできますね。

先日もたまたま見たTVで、はるな愛さんが、郷ひろみさんに教えてもらった顔のマッサージサロンがあるそうで、芸能人がこぞっていっていると、顔がすぐに小さくなるから、と。

ああ~、またか、と思って聞いていると、なんとそこのサロン、「してもらったら、半永久的なんです~」と、生放送で言うんですよ。

「半永久」の意味、わかって言ってらっしゃるんでしょうか。

例え、フェイスリフトの手術をしても、やった瞬間からも老化は始まっています。重力で下がろう、下がろうとしているわけです。

老化は止まりませんし、手術は何も老化を止めているのではなく、単に、余っている皮膚を切って、引っ張って、上のほうに止めているだけですから、どうせまたたるんできます。

手術をしても半永久なんて有り得ないのに、なんでマッサージ(その時むくみを取るだけです)で、有り得るねんっ?!

お前は、魔法使いか?!と、ツッコミたくなりますね。

しかも、そのサロン、1回20万(!)だそうで、(ウォンでもルピーでもないですよ、円ですよ)、アホちゃう~。

20万円って、タイタン、うちで何回できるわけ?それならタイタンでしょう~。

郷ひろみさんが、時々TVで、顔筋マッサージを褒めていて、通っていらっしゃることとか言われていますが、なんでタイタンをされていないのか不思議でなりません。

東京なら、タイタンをされている有名なクリニックなんて、山ほどあるのに。

誰か教えてあげないのかな~、と思って、TVを見ています。

そんなして、引っ張るから、顔の皮膚がシワシワにたるむのでは?と私は思いますね。

(あのマッサージのせいで、どれだけの肝斑の悪化と肝斑患者さんを生み出したのか、私は、ゾッとします)

一般の方も、TVで芸能人がそんなことを言うと、おなじこと、やりたくなりますよね。

あ~あ~、です。

「ためしてガッテン!」以外は、今はホントに、TVや雑誌のいう事は信用してはいけませんね。

危ない世の中です。

そこら中に、悪魔の誘惑がありますから、自分でちゃんと考えないと、ホントに自分の身は守れません。

うまい話なんて、ないんですよね、何でも。

医療でも、すごく良く効く治療があっても、何かしら欠点が必ずあります。

欠点の種類は様々ですが、ダウンタイムがあるとか、値段が高いとか、効果が出るのに時間がかかるとか、肌質により向き不向きがあるとか。。

調子のいいことだけ、なんて、医療はありません(効果の薄いことでよければ、ありますけどね)。

何でも自分で確かに経験しないと、ホントはどうか、ということはわかりませんから、経験することも大切ですが、スキンケアで、間違ったことを長期すると、その分、お肌は、エライことになって、復讐されます。

キレイになんて、なってくれないわけです。

それを取り戻すのに、何倍もの時間とお金がかかってくるので、うまい話に乗る時は、何事もほどほどに。。

11月のキャンペーンのネタが尽きたと言えば尽きたんですが、乾燥のシーズン本格到来のため、まだまだ目元にとっては過酷な環境が続きますので、目元のケアのセットは、引き続きキャンペーンにいたします。

そしてまだまだ皆さんが、困っていらっしゃるのが、毛穴の開きですね。

夏に比べて、皮脂はだいぶ減ってきたと思いますが、鼻~ホホにかけての毛穴の開きの悩みは、つきないようで、ナビジョンのGGシリーズは、とても評判がいいのですが、いきなりマスクセットを買われるのがためらわれる方もいらっしゃって、夏だったら、キャンペーンしてたから、お試しで1枚でも買えたんですけどね~、とお話すると、残念そうにされます。

そういう方が、けっこういらっしゃったので、GGシリーズキャンペーンの復活です。

(秋にするとは思いませんでしたが)

小じわも気になる季節になってきたので、より毛穴を縮めるために今回は特別にジェネシスとセットになったキャンペーンもご用意しました。

レーザー自体がキャンペーンに混じるのは、久しぶりですね。

ジェネシスとGGのイオン導入をセットですれば、けっこういいと思います♪

毛穴コンプレックスの方は、この機会に一度お試しください。

特に、GGのイオン導入をきにされていた方には、お試ししやすくしました。

ホームケアも、充実のキャンペーンです。

それと、とても大切な日焼け止め!

この季節、油断されている方が、そろそろ増えてきましたので、秋でも油断されずに、日焼け止めはしかき塗って、塗り直しもされてくださいね。

それで、今回、日焼け止めキャンペーンです。

どの日焼け止めを購入されても、ただいま大評判の、ナビジョンの新製品の日焼け止めのミニチューブをおひとつプレゼントです。

このミニチューブ、持ち歩くのに便利なんですよね♪

今月のお菓子のテーマは、マロンにしてみました。

栗、好きなんですよね~。

でも、時間がなくて、お菓子を探している時間がなくて、(種類が)少ししか買えませんでした。

時間を見つけて、お菓子、探しますね!

光・レーザー治療をキャンペーンにしてほしい!という方も多いと思いますが、元々お値段低めに割と設定させていただいておりますのと、継続お値引システムがあるため、あまりそうそうレーザーはキャンペーンにしておりません。

肝斑セットスペシャルやライムライトスペシャルなど、お得なメニューも定番化させてしまったので、レーザーのキャンペーンメニューは、正直言って、ネタ切れです。

う~ん、、考えておきますね。何か思いついたら、途中でもキャンペーンを追加するかもしれませんが、12月のキャンペーンもありますしね。。。どうしましょうか。。

キャンペーンの基本は、その季節やイベントごとに、「皆さんのお役に立てそうなモノ」です。

だから、乾燥の秋冬は、目元対策のセットのキャンペーンは続くかもしれませんね。

目の周りのシワは、加速度的に気になっていませんか?

レーザーも大事ですが、ホームケアもとても大切です。

キャンペーン期間中は、何度でもキャンペーンを使われても大丈夫ですので、この機会に、目元の乾燥ジワ、信仰ストップさせてくださいね。

(初診の方には、必ず診察・カウンセリングが必要です。カウンセの結果、希望されましても、お断りする場合もございますので、ご了承ください。)

 

当院のホクロ治療は、炭酸ガスレーザーを使います。

当然のことながら、保険は使えませんので、自費治療となります。(保険を使って処置をすることは、違法になります)

医師によって、これも、全くやり方が違います。

「レーザー治療」と聞くと、手術よりも怖くない、と思って、気軽にレーザー治療を考える方が大勢いらっしゃいます。

「手術」と聞くと、なんかたいそうに、思われますが、私たち医師からすれば、小さなホクロであれば、(ややこしい場所になければ)、形成外科や皮膚科の研修の時に、一番に臨む手術です。

手技としては、キレイにちゃんと治るかは別として、それほどの大手術ではなく、基本中の基本と言えます。

何でも確かに基本って、一番大切ですが、「日本で数人の医師しかできない」ような手術ではないわけです。

手術を扱う皮膚科や形成外科からすれば、一番数としたら多いモノになってきます。

でも、患者さんからしたら、「切って、縫われる」というのが、かなり抵抗があるようですね。

確かに、医療者にとっても、レーザーでホクロを取るとなると、まあスグできて、終わります。後片付けも簡単です。

でも、手術となると、小さいモノでも、滅菌した布や手術器具も用意して、滅菌の手袋もはめて、と準備も後片付けも、ちょっと手間暇かかります。

もちろん、手術時間も、慣れている医師なら、1個の小さなホクロを取るのに、何もなければ、10分かからないかもしれません。

でも、慣れていなかったり、途中で、思わず出血が止まりにくとか、何かあると、30分や1時間があっと言う間に過ぎてしまって、時間が読めないないこともあります。

切って、縫う以上、術前に血液検査をしておくほうが無難です。(どんな小さなものでも、切る深さは、決まってます。脂肪のところまで、普通は取り切ります。)

(それだけの手間暇がかかるわけですから、処置自体は簡単なレーザー処置を、手術を同じ処置として、手術をしたことにして、保険請求したら、いけないわけです。)

炭酸ガスレーザーで、削ることは、とても簡単です。

まず、麻酔の注射をその部分にして、削っていくわけです。削れば削るほど、ホクロはどんどんなくなっていきます。

途中で、肉眼でホクロの確認は不可能になります。でも、まだホクロの細胞が残っている可能性があります。顕微鏡レベルの話ですが。残っていると、また再発してくるわけです。

再発がイヤだからと、患者さんも深く削ってほしいでしょうし、やる医師にしたって、再発して、またお金を払う這わないで患者さんともめたり、また処置することがめんどくさくて、わざと深く削ろうとする医師がいます。

「再発」という面だけから見たら、わざと深く削る、というのは、いいことですよね。

でも、「削る」ということは、えぐっていることと同じで、手術と炭酸ガスレーザーとの最大の違いは、縫うか縫わないかなんです。

再発しない以上に深く削って、後を縫わなければ、キズの治りは遅いです。

健康な方であれば、放っておいても、いつかキズは治りますが、キズ跡が問題なわけです。

縫わないキズというのは、自然に盛り上がるのを待たないといけません。

深く削ることで、凹みが残ったり、赤みが残ったり、ひどい時は、ケロイドみたいに赤く盛り上がります。茶色くシミに残ることもあります。

浅く削っても、キズをつけていること自体は同じなので、少し凹みが残ったり、赤みや茶色みが少し残ることはあります。その場合、赤や茶色は、3か月~半年~1年も経てば、たいてい目立たなくなることがほとんどです。

でも、凹みは、なかなか戻らずに、そのまま残ってしまうことが多いです。

深く削ると、なおさらで、凹みは、水ぼうそうの痕みたいだったり、赤みが1年たっても、全然消えない、しかも盛り上がったまま、というのは、深く削られた場合に、圧倒的に多いです。

深く削った場合のデメリット、浅く削るにしても、炭酸ガスレーザーで削る、という行為自体、なんらかの傷跡は残すわけで、患者さんが思っておられる、レーザーなら簡単だから、という「簡単さ」とは、かけ離れているわけです。

そもそも、そんな魔法みたいなことはないわけです。

説明をちゃんと受けて、処置を受けた結果、ホクロの大きさや深さ、取った場所によって、キズ跡がどこかわからなくなるくらい、目立たないことはあります。

でも、これって、ラッキーだったわけで、「絶対」ではないわけです。

美容外科や美容皮膚科にしても、誇大広告をしているほうがもちろん悪いわけですが、被害者にならないためにも、そんな都合のいいことだけの医療なんて、あるわけないですから、そういうのに乗らないようにしましょう。

よく他院で、むちゃくちゃ削られて、ひどいキズ跡になって、「治りませんか?」と来られる方がけっこういらっしゃいます。

まだ処置されて、1か月未満なら、もう少し落ち着く可能性も残っているので、処置を待ってもらいます。

(やってすぐなのに、どうして、やってもらったクリニックに、相談にいかないのか、疑問です。まあ、信用できない何かがあったんでしょうが、そんなすぐに信用できないところで、処置を受けてしまったなんて。。。)

1か月以上経っていた場合、その状況により、もしできることがあれば、ご提案しますが、なにもまだできない時もあります。ケースバイケースですね。

でも、半年・1年経って、赤みや茶色みなら何かできるんですが、凹みだけは、うちの機械では、ちょっと無理です。

炭酸ガスレーザーによる凹みって、ニキビ跡よりもまだ深いことが多く、しかも、ピンポイントです。

ある程度、そこを盛り上げるのには、かなり強いレーザーが必要です。(通常、ダウンタイムはかなり出ると思います)

ダウンタイム(副作用みたいなもんです)が長く出る治療は、もともと好きではないでの、今のところ、うちにはおいていません。

仮に、他院で、そういう治療をしてもらっても、完全に平らになるわけではありません。ある程度は、ちゃんとしたところで、されれば、盛り上がると思いますが、完全に治すなんて、できないわけです。医療は、万能ではありませんからね。

私は、なにより、あの炭酸ガスレーザーでできた凹みが、大っ嫌いなんです。

ニキビ跡は、誰が悪いわけでもなく、避けられないことだったと思います。

自分に合う治療に早く巡り会っていれば、防げたかもしれませんが、そうそうめぐりあえるわけではないので、無理はことがほとんどです。

でも、ホクロ治療は、違いますよね。お金を払って、跡かたをつけているわけですから。しかも、医師が。

できるだけ、凹む可能性(他のキズ跡も含めてですが)を減らしいわけです。

その結果、当院の炭酸ガスレーザーは、浅~く浅~く削っていきます。

わざと、分けて、浅く取るわけです。長期計画ですね。

3か月以上空けて、赤みがないのを確認して、また削るわけです。

そのため、1年間無料保証にしています。1年間、何回削っても、料金はいただきません。

1回で確実に取りたいという方には他院での手術をおススメしています。

また、レーザー治療でも、浅目ではなく、深く削ってほしい、という方も、お断りしています。

(他院にいけば、ほっておいても、深く削ってくれると思います。浅く削って、また無料で削るなんて、時間もったないですからね。料金が発生するなら、喜んで削ってくれるでしょうが。)

当院のキズ跡は、なるべく最小限に(その代り、時間がかかります)、というやり方に同意できる方のみ、治療をお受けしております。

「もっと簡単に取れると思っていた」とよく言われます。

ホクロを取るだけでいいなら、簡単です。深く削ればいいわけですから。キズ跡のことは一切おかまいなしで。

患者さんも、簡単に考え過ぎだと思います。

もちろん、私のやり方でも、ホクロの大きさや浅さによったら、1回で取れるのもあります。

でも、それはやってみないとわかりません。皮膚の上から見えても、ホクロの深さなんて、わかりませんからね。

最初の説明の時に、3か月以上空けて、赤みが消えたらですよ、とお伝えしてますし、書いてある説明書もお渡ししてるんですが、忘れてしまったり、説明書を見返していない患者さんも、中にはおられます。

1か月とかで、再処置の予約を取られても、肉眼で見ても、もちろん赤いですし、肉眼でわかりにくくても、ダーマスコピー(50倍で見れる器械があります)で見ても、赤みが普通あります。

ダーマスコピーで赤みがなくても、皮膚の下に赤み(炎症)がないという証拠にはなりませんけれどね。

2か月経っていて、赤みも確認できなくて、患者さんが希望されるのであれば、3か月経っていなくて、処置する場合があります。

これもケースバイケースです。

赤みは、通常のホクロの色ではないので、わかりやすいんですが、副作用として、茶色になっている場合ですね。

ホクロの細胞の数が減って薄くなってるのか、あるいはレーザーをしたせいの色素沈着(茶色のシミ)なのか、判断が難しいところです。

3か月以上経っていれば、そんなに深く削っていないので、肌質や日焼け止めをちゃんと塗っているかどうかにもよりますが、色素沈着なら、たいてい消えてわからなくなります。

でも、1~2か月で受診されると、ダーマスコピーで見ても、明らかなホクロの色素は診られず、薄い茶色の色素しかないわけです。

その場合は、色素沈着を考え、しばらく様子を見てもらうわけですが、炭酸ガスレーザーをやれやれとせかす方が、ごくたまにいらっしゃって、最初にも説明しているのに、なんで??となるわけです。(3か月経っていないわけですから)

普通のシミに、炭酸ガスレーザーは使いません。ダメージのほうが強すぎるんです。

炭酸ガスレーザーの副作用で、シミになることがあるわけですから、その後シミになっても、最初のシミの再発なら構わないんですが、副作用のシミであれば、またレーザーで削れば、またレーザーで削れば、シミになるわけです。

負のサイクルを回るわけです。処置の度に、痛い目をして、テープを貼って我慢して、シミを作る、というなにしてるんだか。。

だから、普通のシミは、シミ用のレーザー(削らない)や光治療を使います。

(根っこのあるシミ・分厚いシミは、イボの一種なので、炭酸ガスレーザーを使うことがあります)

そこまでして、1か月とかで、その茶色をなんとかしたいなら、アキュチップ(別料金)を弱~くあてていくことくらいはできます。(強くはダメです。かえって、またシミになります)

最初から長期計画で、分けて取っていく説明をしてるわけですから、わざわざお金を追加して払って、アキュチップまでしなくていいと思いますけれどね。

そんなに、ホクロを毛嫌いしなくても、と思いますが、こればっかりは、個人の価値観ですからね。

でも、いくらお金を払われても、適応のないことはしませんし、処置してはいけない時は、きちんと待ってもらいます。

もちろん、大きさに関わらず、手術で切って、細胞の確認をしてもらわないといけないようなものは、絶対にレーザーは行いません。

レーザーで、削ってしまったら、細胞の確認ができなくなってしまいますからね。

ガンを疑っていなくても、安心のために、細胞を確認してもらってください、ということももちろんあります。

皮膚表面のモノは、どうしても気になって触ってしまって、刺激がまた良くない影響をすることも多いので、手術を言われた時は、本当に早く大きな病院に行って、手術をしてもらってください。

放っておくと、どんどん大きくなって、ますます手術はたいそうになってしまいますから。

医療である以上、何でも甘く考えず、命に関わらないことは、話をちゃんと聞いてゆっくり考えましょう。

命に万が一にも関わることは、早めに指示に従いましょう。

ホクロひとつでも、皮膚も含めて自分の体の一部ですから、大切にされてください。

炭酸ガスレーザーでも、手術でも、一度つけたしまったキズ跡は、完全に消すことはできませんので。