プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > 医療



TVや雑誌で、「バストアップ」と書いてあっても、サイズのアップなのか、垂れたオッパイを上に向かせることなのか、はっきりわかりませんよね。

書いているライターの方も、ホントはちゃんとわかってないんじゃないでしょうか。

若い方には関係ありませんが、年々、オッパイは、重力があるので、下に下にと垂れてくるわけです。体中の全てのモノが、顔だけでなく、おしりも重力で下がってきます。下に引っ張れる力に、打つ勝つほど、皮膚のがしっかり支えることができなくなってきているわけです。

若くても、オッパイが大き目だと、元々下がっていたりすることもありますが、まあ、若くて大きくて下がっている分には、反ってエロい、っていうんですか?まあ、いいじゃないですか。とりあえず、若いんですから。

さて、年々下がってくるオッパイですが、これは、以前からお伝えしているように、体操も筋トレも役に立ちません。

オッパイを支えてる靭帯の線維を、いかに切らずに、ちゃんと維持してあげるのか、というのが最重要課題になってくるわけです。

だから、オッパイをぶるぶる振る体操やマッサージは、靭帯を切れやすくしますから、逆効果なわけです。

ノーブラで、激しく動いて、オッパイがぶるぶる振れば、またこれも靭帯が切れますから、おうちでお休みの日も、楽なヤツでいいので、下がらないように、靭帯を切らないように、ブラジャーは必要だと思います。

 

それ以外で、何ができるか。。?

やはり紫外線カットして、光老化を遅らせる、ということも、とても大切です。

紫外線をたくさん浴びた皮膚というのは、老化が早く進んでいるため、弾力性も無くなって、コラーゲンは、伸びたままのヘロヘロになっていたり、逆に、プチっと切れやすくなっていたり、と若い子の皮膚とは明らかに変わってきます。ツヤもなく、キメも荒れ、皮膚は硬くなり、まさに老化していっているわけです。

オッパイの皮膚を、日焼けしたり、日光に当てている方は、かなり少数派(マリンスポーツがお好きな方は、オッパイに紫外線たっぷりの可能性がありますが)で、ほとんどの方は、オッパイの皮膚は、白いと思うんですが、デコルテを忘れてはいけません。

デコルテの皮膚は、そのままオッパイに繋がって、オッパイを支えている皮膚の端を担っているわけです。

デコルテに日焼け止めを塗っていない方って、結構いらっしゃるんです。盲点になるようです。

完全に服で隠れるなら、日焼け止めは要らないと思いますが、夏とかにデコルテをかなり空けて、ファッションを楽しまれる方は、デコルテにも日焼け止めを塗っておきましょう。

もちろん、保湿剤もです。

私は、顔に保湿クリームやアンチエイジングの美容液を塗る時に、一緒に、首からデコルテにも塗りますし、デコルテの空いた服を着る時は、顔に日焼け止めを塗るついでに、デコルテ(もちろん首にも)にも日焼け止めを塗ります。

アンチエイジング用の美容液を塗るなんて、もったいない、と言う方は、塗らなくても、保湿と日焼け止めだけでも十分だと思いますよ。

(逆は、意味ないですよ。日焼け止めや保湿をせずに、アンチエイジング美容液だけ塗る、っていうのは。)

市販のバスト用っていうのを、わざわざ買わなくても、顔のを塗れば、いいと思います。

市販の体用って、ことは、使う量が多い(塗る面積が広いから)ため、いろんな成分が濃度が薄くなっていることがあります。

顔と同じ濃さにすると、商品の値段が高くなって売れないからです。

目元のアイクリームが、すっごく小さいのに、とても高いのと同じことですね。

顔用・体用と分ける必要はなく、単にコストの問題で、化粧品会社は分けているだけなんです。

それと、内容はあまり変えずに、濃さだけ変えて別の商品を作る分には、あまりコストがかかりません。そうやって作っておいて、売ると、顔用と体用と二倍売れるわけです。

顔・体兼用にすると、1種類しか売れませんからね。

話がそれました。

さて、オッパイのお手入れですが、オッパイは、触ると少しひんやりしてることって、ないですか?

体から飛び出ているいるので、血行は他のところよりも悪いのかもしれません。

だから、マッサージとかで、オッパイに行く血行を良くしてあげることは大切だとは思いますが、マッサージでは、垂れてしまったオッパイは上を向きません。

じゃあ、医療では何ができるのか?ということですが、はっきり言って、確実にこの治療で!とおススメできるものはありません。

たまに、手術で、バストの牽引術(引っ張って、上に引き上げる)を聞かれることがあるかもしれませんが、治療効果はあまり良くない、と聞いています。

欧米人のオッパイって、日本人と違って、かなり巨大だったり(太りすぎもあると思いますが)するわけですが、そういう方が欧米ではされたりするようです。はっきりは知りません。

ただ、年齢で下がったオッパイをツンと上向き、みたいな感じにはならないはずです。

垂れたオッパイに、豊胸のバッグを入れる、というのも、一つの選択肢ではあります。。。美容外科によっては、豊胸を勧められることもあるかもしれません。私は、あまりおススメしませんが。。。

うまくいく場合もあるとは思いますが、上を向かせる、というのがやはり難しいらしく、垂れ下ったオッパイの根元に、バッグがある、みたいなおかしなことになったり、こんなはずじゃなかった、。。。とならないためにも、もしそのために豊胸を考えていらっしゃる方は、セカンドオピニオンというか、いくつか美容外科を回ってください。(必ず、ちゃんとしたところですよ。格安クリニックも、担当医がころころ変わるチェーン店も、お勧めしません。いつ受診しても、同じ医師が責任を持って、アフターケアもしてくれるクリニックを最低選びましょう。)

仮に、うまくいっても、バッグの重みで、皮膚がまた垂れやすくなる、ということもありますから、ご用心を。

そうなっちゃうと、どんどん大きなバッグに入れ替えていく羽目になって、人間っぽくなくなってきますよ。

顔のタルミ治療に使う、サーマクールやタイタンをオッパイにできますか?と聞かれることがありますが、うちではやっていません。

私がサーマクールをやっていた時、サーマージ社(サーマクールを作っている会社)からは、バストにはあてないでください、と言われました。

アメリカ本国でもやっていないそうです。

その理理由は、アメリカは訴訟社会なので、万が一、乳がんになったら、大変な訴訟になるから、と言われました。

サーマクールやタイタンで、乳がんになるわけではないですし、そんなデーターは一切ありません。

ただ、データーもない以上、チャレンジすることもメーカーーとしてはしてないんでしょう。

(今は、どういう見解かは知りませんよ。)

理論上、サーマやタイタンをあてても、オッパイが下がっているのは、脂肪や乳腺の重みですから(顔のタルミとは、脂肪の量が違います。巨大過ぎます)、こんなモノで、上向きにできるわけもありませんから、そこまで危険をおかして、実験をするのは、あまりないかと思います。

(一部、やっているクリニックはあるかもしれません。それは、そこの医師が自分の考えと責任においてされているので、医師が患者さんに提供すること自体は、自由は自由です。)

サーマにしろ、タイタンにしろ、引き締めで使う機械ですから、キレイにオッパイが引き締まればいいですが、もし変に効きやすいところと、効きにくいところとできてしまうと、オッパイはデコボコになる可能性もあるわけです。(あくまで可能性ですが。。)

やっぱり、メリット・デメリットを考えると、高いお金を払ってまで、する価値は、私はないかな、と思います。

でも、デコルテや、オッパイ周りには、ご希望があればタイタンを照射します。

デコルテ~ワキ・ワキ下って、感じでしょうか。その周りの皮膚を引き締めて、コラーゲンを増やしてあげる、というのは、アリですが、オッパイは上がりません。周りの皮膚を、ちょっと良くする、老化を遅くする、っていう感じです。

どうしても、オッパイの皮膚のアンチエイジングをされたい場合は、うちなら、ジェネシスです。

ジェネシスは全然構いませんし、やったら、やっぱりお肌がキレイになるから、お手軽にコラーゲンも増やせるし大変おススメですが、オッパイは上がりません。あくまで、オッパイのお肌のお手入れ・医療バージョン、という形です。

かなり贅沢ですけどね。

オッパイ全部にあてるとなると、顔2個分の料金はかかるかな、と思います。顔1個分でもできないことはないですが、その分、効果は薄くなるかな、と。エステ感覚でよければ、1個分でもいいのかもしれませんが。。

結論ですが、オッパイの垂れを、治す治療はないと思います、満足度から言えば。

予防が一番大事ですね。

とにかく、ブラジャー命!です。(ワコールの回しモノではありません。)

体とTPOに合ったブラを必ずつけること!きつすぎるのは、良くないです。

血行を良くすることは大切ですが、おかしなマッサージは、靭帯を切りますから、TV番組を決して鵜呑みにされませんように。

 

 

 

以前に、大きな胸を小さく見せるブラのお話をしたら、患者さんから、逆が知りたいと言われましたので、今回のテーマは、「胸を大きく見せる方法」です。

日常生活に簡単にできる方法から、まずご紹介しますね。

ちまたで、バストアップに、筋肉(大胸筋など)を鍛える体操(胸の前で、手を合わせるとか、腕立てを壁に向かってするとか、いろいろです)とか言われてますが、あれは何度も言ってますが、真っ赤なウソです。

確かに大胸筋の上にオッパイはのっていますから、大胸筋がしたに垂れれば、オッパイも下側に移動することになるでしょうが、そこまで大胸筋は下がらないし、土台が下に行くのと、オッパイ自体が、垂れ下がるのとは、何の関係もありません。

オッパイは、筋肉ではなく、脂肪と乳腺とでできていて、その上に皮膚が被さっています。

それらをつなげて、支えているのが、靭帯という線維です。

(オッパイマッサージしたら、オッパイが大きくなる、というのも、ウソで、ぶるぶる、むちゃぶりすると、靭帯の線維がブチブチ切れて、よけいに早く垂れ下がってしまいます。血行を良くすることは大切ですが、むちゃブリして、靭帯を切るようなマネはやめておきましょう。

靭帯を大事にするという観点から、ワコールでは、運動の時とか、どれだけ、オッパイが揺れて、靭帯が切れやすくなるか、というのを、映像で見せてくださって、スポーツブラやお休みブラ、家にいる時もそうですが、それぞれの場面に適したブラジャーの大切さ、というのがよくわかりました。

ワイヤー入りが絶対しないといけないことはないので、その時自分がしんどくないのを選べばいいと思います。アンダーがきつすぎるのも、血行を悪くする原因になりますから、絶対ダメですね。

ワコールの所長さんがおっしゃってたのが、ブラジャーは必ず試着して買いましょう(ブラに限りませんが)、ということでした。

毎回試着して買われるお客さんがおっしゃってたそうですが、(いいブラは高いので)せっかく買うんだから、自分にあったサイズでないと、もったいないでしょ?とのことでした。

ごもっともです。スタイリストの方も、服を買う時に、絶対試着を言われますよね。)

話が逸れましたが、何でしたっけ?

そうそう、胸の筋肉を鍛えても厚い胸板の上に、おっぱいがちょこんとのってしまいますから、そういう体型に合ったブラは作っておられないようで、すごく困る、とワコールの所長さんがおっしゃってました。

体のラインをキレイに保つために、筋トレ・ストレッチなど、必要で、大胸筋ももちろん他の筋肉と同様、鍛えるのはいいと思いますが、ボディビルみたいな体を、皆さん目指してるわけではないですよね?

大半の女性は、できればほっそりした、キレイなラインの体に、ふくよかなオッパイがのっている、というのが理想かろ思うんですが、それは、筋トレとは全く関係ありませんので。

オッパイを垂れないようにするお手入れは、靭帯が切れないようにと、その上の皮膚のお手入れが大切です。(オッパイを大きくする話ではありませんが)

それは、次の機会にでも。

さて、オッパイを大きくするお手入れですが、私は、そんなものはない!と思います。

まあ、太るしかないでしょうか。。

元々痩せている方には、これがとても難しいことなので、非現実的なことはわかっていますし、オッパイが大きくなるほど太ったら、多分、今までの服が、上だけでなく、下も着られなくなるでしょうし、いろいろ弊害がでますよね。。

よくあやしい通販とかで、オッパイを大きくするクリームとかサプリとか売ってますが、そんなの効くわけありません。

もし、ホントに、サプリで大きくなったら、ホルモン剤が入っている可能性があるので、かなり危険です。

昔、牛乳を飲んで、オッパイが大きくなった、という、伝説がありましたが、あれは、乳牛が食べた餌の中に、オッパイの出を良くさせるために、ホルモン剤を混ぜていて、そのホルモン剤が乳から出て、牛乳に混ざって、牛乳を飲んだ人のオッパイが大きくなった、と聞いています。

今は、そんなことないと思いますけどね。かなり昔の、そういうことが適当にされていた時代の話だと思います。

食べ物とかサプリでは、ちょっと無理でしょう。

自然に、手術とかもせず、自分のオッパイ自体を大きくする方法は、私はないと思います。

でも、とりあえず見た目だけ変える、というのであれば、ブラのサイズは、同じままでも、ブラのとこだけ開いたボディシェイパーが、売ってますよね。

ウエストからおなかのラインをキレイに見せてくれる下着です。

私も実際着けてみて、わかりましたが、アレは、ブラ周りを押さえて、ブラだけ押し出すような形になるので、オッパイがかなり強調されるような気がします。

ワキやウエスト・背中・おなかと、締めてくれるので、より細くみせて、なおかつオッパイも少し大きく見せると、一石二鳥ではないかしら。。?

ワコール・グンゼ(神田うのさんのブランドのヤツ)・トリンプと、いろいろ試しましたが、私の一番のお気に入りは、やっぱりワコールですね。

よく計算されつくしてあるな~、と感心します。これは、他のメーカーのを着たから初めてわかったことですが。。。

やっぱり、ワコールは、いいですね~。(お値段も一番高いですが。。。だから、やっぱり試着しないともったいないですね。)

で、小さいオッパイの方は、やっぱり必ずワイヤー入りのほうが、強調されると思いますよ。

パッド入りのブラもありますが、ヌーブラを中に入れて、オッパイ自体を寄せる、というのもいいらしいです。パッド入りとは違って、ヌーブラだと自分の好きな場所に入れれるのがいいらしいです。

まあ、見た目だけだと、ブラと取った時のギャップが気になる、という方が多い、というのもわかってます。

でも、ホントに大きくしたかったら、豊胸術しかありません。

豊胸は、本格的に、シリコンバッグを入れる方法がメインですが、その他なら、ヒアルロン酸や自分の脂肪を取ってきて、注入する、という方法くらいしかないですね。

(ニューハーフの方が、女性ホルモン注射で、オッパイを大きくする、ということをされてましたが、巨乳にはなれません。(のはずです)

今でもしてるクリニックあるのかな。。裏メニューとかではあるのかもしれませんね。あやしいところとか。。?普通の美容クリニックでは、もうやっていないところのほうが多いかも。

女性ホルモン剤の投与というのは、いろいろリスク(乳がんとか)があって、専門の医師とちゃんと相談しながらでないと、ホントに勧めません。)

豊胸のバッグで、年末フランスで逮捕された事件がありましたね。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012600898 

今の豊胸バッグは、ほtんどが、外側がシリコンでできていて、中身がシリコンジェルでできています。

(液体のシリコンは、絶対にダメです。ホントに大変なことになるし、戦後とか昔は使われていましたが、今は、人体に使うのは、世界的にも禁止されていたと思うんですが。。)

シリコンの固体(塊り)は一応いいんです、今のところ。(ごくまれに、固体のシリコンでのアレルギーの報告がありますが、ホントに、ものすごく稀です)

この逮捕された会社は、「PIP」っていう会社なんですが、中身のシリコンジェルを、医療用ではなく、工業用を使っていたらしいです。

もう倒産したそうでが、私が、以前に勤めたいた美容クリニックでも豊胸術をやっていて、私は、外科にはノータッチでしたが、確かに、PIPの豊胸バッグは、すっごい卸値が安かったです。

私がいた頃(5~6年前でしょうか)には、もうPIPのバッグは危ないと聞いていたので、仕入れはされてなかったですが。

豊胸術が格安のクリニックだと、使用するバッグが、悪質の格安のモノを使用している可能性があります。

今日、お昼、たかじんさんの番組を見ていたら、格安の話が出て、高いところと同じ品質のわけないやん、という話をされてました。

当たり前ですよね。

豊胸術にしても、医者の品質は、ちょっと置いておいたとして(実は、これが一番大事なことですが)、豊胸にかかる時間・手間暇を考えると、どこのクリニックも、その辺はあまり変わりないかと。。

そうなってくると、原価というかかかる経費を抑えられるところは、入れるバッグのコストになってきます。

そりゃ安いほうが、原価を抑えられるのに決まってますよね。

後は、手術の時の麻酔をどうするか、麻酔科医をわざわざお願いして、手術するのか、(これが、また余分な経費がかかります)、麻酔科医に頼まず、自分たち(美容外科医の医者たちだけで)で、麻酔をかけて手術するのか、で、大きく変わってきます。

もちろん、麻酔科医なしの手術は、むちゃくちゃ危険です。死んでもおかしくないですし、今までも麻酔科医がいなくての死亡事故は、大変多いです。

ひどい悪徳美容クリニックだと、麻酔科医を雇うのもイヤだし、自分も麻酔はかけられないから、局所麻酔でするクリニックもあって、もう無茶苦茶です。

(普通、豊胸術は、全身麻酔でしょう。しかも日帰りです。下半身麻酔にして、胸のところまで、麻酔を効かせてやっているクリニックもありますが、下半身麻酔も、かなり危険です。まあ、麻酔科の先生の腕にもよりますが、いい麻酔科医というのは、またコストも高いものです。)

手術、しかも豊胸手術が格安って、やっぱりなんかあるでしょう。

でないと、どっから利益が出ているのか、と考えたら、あまりにおかしいと思いませんか?

豊胸術って、ちゃんとするのであれば(ちゃんとした麻酔科医がいて、全身麻酔で、ちゃんとしたバッグを使って、アフターケアも含めてスタッフがみんなちゃんとしている)、クリニック側は、かなりの手間暇でリスクも高いわけです。

流れ作業で行うようなモノでは決してありません。

それだけのことをクリニックはするわけですから、そりゃ~高い値段をいただかないと、割が合わないと思います。

格安って、おかしいでしょう。。他のプチ整形なら、いざしらず、豊胸術を薄利多売するわけにもいかないだろうし、薄利多売をホントにしているようなクリニックで、手術を受ける、って、命賭けますか。。。。

豊胸術は、患者さんの術後の痛みも大概かと思います。

私は、経験したことがないからわかりませんが、された患者さんの術後を見ていたら、ホントに大変です。

また、術後の痛みが落ち着いたら、次は、マッサージ(バッグが固まって、コチコチの胸にならないように)が始まりますから、これがまた地獄のようだったと聞きます。毎日、泣きながらする方もいらっしゃるそうで、痛いからとやらないと、カチンカチンになってしまうそうで、オッパイの柔らかさが出るどころか、すごく不自然なオッパイもどきになってしまいます。

でも、コンプレックスのある方は、そういうことも覚悟して、オッパイが大きくなった自分を夢に見ながら、頑張って、チャレンジされるわけです。

そういう覚悟なく、豊胸術って、するものじゃないと思いますよ。

そんな簡単で都合のいい魔法はありませんから。

ちゃんとしたクリニックでは、そういう術後のことも含めて、説明があるはずです。

副作用もほとんど言わず、アフターケアもほったらかしで、いいことだけ言うクリニックは、何であっても絶対ダメですけどね。

ちなみに、豊胸術でオッパイが大きくなっても、本物みたいにはなりません。

元々、C~Dカップくらいの大き目のオッパイがあって、わりとぽっちゃりしていて、乳腺下とかにバッグを入れたらかなり本物に近いかもしれませんが、所詮、バッグはバッグです。

今のバッグは、昔に比べたら、すごく性能が良くなっていると思いますが、本物の大きなオッパイのフルフル感というか、あのふにゃふにゃの柔らかさは出なさあにいでしょうし、出るわけがないでしょう。

だって、シリコンの膜で覆ってますし、大胸筋の下に入れた場合、バッグの上にまだ筋肉がのりますから、さらに違う感触になります。

本物と全く同じ、と思って、手術を受けると、あとでショックを受けますよ。

比較的うまくいって、柔らか目になっても、本物とは違います。

(そういうことも言ってくれるクリニックで、受けましょうね。)

ちゃんとしたクリニックだと、触感はともかく、見た目は本物そっくりのいい形のオッパイにはしてくれると思います。

(横になった時に、ワキに流れるのか、というのは、かなり難しいですが。。手術方法によっても違うかもしれませんけどね。少なくとも、大胸筋下に入れて、ワキに流れるのは、普通無理でしょう。)

豊胸の場合、若い時はいいんですが、年をとって、おしりも太もももしわくちゃなのに、オッパイだけは、バンっ!としてる場合があり、あれは、温泉とか銭湯とかで、バレちゃいますし、ちょっと(いや、かなり)変です。ぽっちゃりされている方は、かなり誤魔化せると思いますが、豊胸する方の大半が、痩せている方のことが多いので、50~60代過ぎたら、人前で、裸になるのに、勇気がいると思います。

手術って、何でもそうですが、無理やりしていることなので、どこかに無理が出てきますし、手術の時のリスクだけでなく、その後、人生かけてしょい込むことがいろいろあると思います。

美容手術自体を否定するつもりはありませんが、悪徳美容クリニックのHPや広告には、そういったリスクも何も書いてなくて、患者さんをお金をくれる財布くらいしか思っていないので、患者さん側が賢くならないと、ひどい目にあってからでは、特に手術は取り返しがつきません。

入れたバッグは取り出すことはできますが、また麻酔して、もちろん手術して取り出すわけです。

体の負担は、相当なものです。

それだけの覚悟して臨まないといけないものだと思います。簡単になんて、あるわけないんです。

バッグは、やめてヒアルロン酸や脂肪注入で、と思っている方、どちらも同じことです。

バッグを入れることを思えば、お手軽はお手軽でしょうけど。。。

バッグとは違う副作用があり、悪徳美容外科に、お金を巻き上げれるだけです。

これも、ちゃんとしたクリニックなら、副作用などきちんと経過のことも含めて説明があります。

その上で、了承されてヒアルロン酸をどうしても入れたい、というのであれば、まあ、その方の人生です。

でも、魔法はありませんから、いいことだけ、っていうのは、有り得ません。顔のヒアルロン酸とは、オッパイは全然違います。

(入れる量は、50~100倍以上ですから。顔では出ないようなトラブルがあるわけです。)

ちなみに、左右それぞれに、50ccずつヒアルロン酸入れても、ブラのカップは、そんな変わらないと思います。

50ccって、コップ半分もないんですよ。(コップ1杯200~250ccくらいだと思ってください。)

カップまで変えようと思うなら、最低100ずつ(両方で、200cc)入れたら、結構なお値段になるでしょう。しかも無くなるわけです。

吸収のスピードも場所によって違いますから、減っていくのに、全体に小さく縮むのではなく、差が出ます。早いところも遅いところもあるわけです。(ボコボコになることがあります)

しこりになることも多いし、ひどいクリニックだと入れた瞬間の出来上がりから、ボコボコです。

ヒアルロン酸だからと言って、オッパイの場合、広告で書かれているほど、簡単ではないんです。

注入とバッグだったら、どっちがマシかな~。

(ちなみに、どちらも乳がん検診のマンモグラフィーは、受けられません。特に、注入系は、触診やエコーでも、ガン疑いとかでひっかかる可能性大です。細胞診(直接針を刺して、ガンかどうか、細胞を直に確かめる検査です)をすれば、疑いは晴れると思いますが、わざわざその検査までさせられるわけです。(普通、誰でも受けたくないと思います)

もし、自分だったら、バッグを選びますかね、どちらか絶対選ばないといけないんだったら。。

絶対選ばなくていいなら、豊胸術は、受けません。下着とかで工夫しますね。

ホントに、後が大変だから。

コンプレックスが強くて、覚悟のある方は、その方の人生ですから、エンジョイされたらいいと思いますが、必ず、ちゃんとしたクリニックでカウンセを受けること!1つのクリニックだけではなくて、2つでも3つでも、納得がいくまで、クリニックを回りましょう。絶対に、妥協はダメです。(格安クリニックもね)

豊胸術は、一生の問題です。マイホームを買うより、重要です。

 

 

 

私のブログを読んでいただいて、受診してくださる患者さんが大勢いらっしゃって、嬉しい限りです。

読まれて、「そう、そう、そうやねん~!」と、共感して来てくださる方、「ええ~っ?!」とビックリして受診される方、様々です。

共感される方の大半は、化粧品やエステ・他院(美容クリニック)で、散々お金を使われて、なんかおかしい・・。こんなにお金を使っているのに、なんで??、という方が、ネットで検索して、うちのHPにたどり着かれ、そう!そう!となることが多いそうです。

(もっと早くたどりつけるようにしてください、と何度か言われたことがあります。あまり宣伝をしていないので、たどり着かれる前に、違うクリニックで、またムダなお金を使って、身をもって、ダメだ、ということを体験してしまわれたそうで。。。すみません、あまり宣伝していくつもりは、今後も今のところありません。広告にバンバンお金を使うくらいなら、その分、患者さんに、いいサービスとお値段に還元したいと思います。)

そういう方の使われたお金というのも、決して無駄ではなく、使ったことで、やっとたどり着くことができたわけですので、気付かれるための「投資」です。よかったです。その程度で済んで。

その一方、美容クリニックも行かれたことはなく、エステも1~2度くらい、化粧品もそれほど高額なものを使っていない、という方で、初めての美容クリニックが、うちであったことは、とてもラッキーな方だと思います。ホントによかった、と私は心から思います。(自画自賛です!)

ただ、そういう方は、ブログを読んでビックリされて来られる方がとても多いんですが、来られた皆さんに(ブログでも書いてますが)、雑誌やTVで良いと言われている美容法は、一切信用しないでください、と言います。

(全否定するつもりは、ありませんが、ひどいモノが多過ぎて、被害に合われている方が圧倒的に多いです。TVや雑誌は、過剰に効果を言い過ぎです。責任も持たないし。「個人差があります。」とか「個人の感想です」とテロップを流せば、いいと思っているのか、責任逃れができると思っているのか。。)

先日来られた患者さんにも、そういうお話をしている時、

「でも、ちゃんとした本ですよ。医学の本とかではないですけど。」とおっしゃったので、どなたか皮膚科医のドクターが書かれた美容法の本か何かかな?と思ったら、「美ST」(以前の「美STORY」のことです)のことでした。。。

資本主義の典型のような雑誌ですが、どの雑誌も、スポンサーがいないと成り立ちません。

そのスポンサーというのは、化粧品会社がメインですし、エステや健康食品やサプリの会社も、スポンサーでしょう。

スポンサーからお金をもらっている以上、スポンサーの困ることは言わないし、触れないし。これ、当たり前です。お金をもらって、雑誌を出版しているわけですから。

モデルさんが、「この商品がお気に入り!」「これのおかげで、お肌の調子がいい」なんて、紹介も、もちろんスポンサー絡みがほとんでしょう。

わかった上で、最近はこんなのがあるのか、とか、他の人はこういうことをしてるのか、と参考程度にされるのはいいと思いますが、1つの流れていく情報として。普通の女性誌と一緒ですね。

だって、ただの雑誌ですから。

広告も、最近は手が込んでいますから、長期にわたって、仕掛けられていることもありますし、やらせというか桜というか、地味~に仕掛けていることもあるでしょう。

でも、それって、「広告」「宣伝」っていうものが存在するようになった時代からあったことだと思います。

それに、知らずに乗るのか、気づいて乗るのか、ですが、知らずに乗ったとしても、それが広告の効果っていうヤツですから、ある程度は仕方のないことだと思います。

私も、「美ST」を待合室の雑誌用に購入して、サ~っと目を通しますが、アチャ~、という記事もありますし、ホホ~、という時もあります。(美容法の記事は、ホホ~、とは思いませんが。。)

でも、読者の方の中には、完全に全ての記事が、「真実」と思われる方がいらっしゃるようで、そこまで読者に信じ込ませるほど、今の雑誌やTVは、いきすぎだと思います。

そういうところで、紹介された美容法で、ひどい目に遭ったら、TV局や雑誌社に、クレームをつけない限り、どんどんエスカレーターしていくと思いますよ。

消費者センター(国民生活センター)に、相談するのも、1つの方法です。

最近のあまりにもひどい誇大広告とかで、エステやマッサージ店とかでもトラブルが増えています。

あの痛すぎるマッサージとかでも、被害者の届けが出てますから(まあ、そうなるでしょう。ひどいのになると、もうあれは、暴行でしかないと思いますよ。)、もっと取り締まってほしいんですが、キリがないので、ああいうのは、昔から無くなりませんよね。

でも、消費者センターに、クレームが増えれば増えるほど、なんとかしないと!とゆっくりではありますが、動いているようなので、困ったら、どんどん報告してください。

(先日も、NHKのニュースで、国民生活センターで、美容医療などのクレーム相談を1週間無料で受け付けています、と言われてました。ちゃんと聞いていませんでしたが、基本、国民生活センターの相談は、無料です。時間内であれば、消費者が困っていることは、何でも相談に乗ってくれます。

ただ、この1週間は、美容専門の方を多めに置くとか、そういう部署に、電話が回るようにされているとかなのかな、と思いました。強化週間みたいなヤツですね。)

よく、時々患者さんから言われるのが、「夜、顔をいつ洗えばいいですか?」ということです。

そう聞かれる患者さん、皆さん、揃って言われるのが、「ファンデーションは、お肌に良くないから、早く落とさないといけませんよね?」ということです。

どうも、雑誌で、そういうことを議論されていたそうで。。。

はっきり言って、どうでもいいことです。いつ顔を洗ったって、かまいません。

ただ、その記事で、「ファンデが悪い、悪い」と書くから、患者さんの中には、仕事から帰ってきたら、まず洗顔して、寝る前に、お風呂に入って、またそこでも洗顔して。。と言う方がいらっしゃって、これは洗い過ぎです。大人の女性は、たいがい乾燥肌、もしくは混合肌で(クレンジングとか間違った美容雑誌で紹介された洗顔方法などのせいも、かなりあると思ってますが)、そんな1日3回も顔を洗わないといけないくらいの脂性の方は、私は見たことありません。

水かぬるま湯をかけるだけなら、3回はありですが、毎回洗顔フォームを使ったら、お肌ボロボロです。

私が勧める無添加石けん(石けん素地100%)であっても、3回はダメでしょう~。

どうせ、お化粧なんて、2~3時間もしtら、最初塗った時よりもかなり落ちてるでしょう?

混合肌の方で、脂と化粧品が混ざって、気持ち悪い、というなら、帰ってすぐに洗顔されればいいと思いますが、しなきゃいけないものでもないですし、好きな時間にしたらいいと思います。好きな時間がわからないなら、一番都合のいい時間にしたらいいと思います。

もし、帰宅してすぐに洗顔して、(もちろん、その後、保湿はしてくださいね)寝る前に、お風呂に入るなら、その時に、顔を洗う必要はないですし、洗いたいなら、ぬるま湯をかけるくらで、もう十分です。

帰宅後すぐに落とさないといけないようなファンデーションなら、日中、顔に塗ってること自体、アウトだと思いますが。。

アトピーがあるとか、ニキビがたくさんあって、でも仕事に行ったり、出かけたりしないと行けなくて、その時にどうしてもファンデーションをする、という場合、帰宅後、洗顔する、というのは、わかりますが、

湿疹とかなにもないなら、そこまでして急いで落とさなくてもいいんじゃないですか?

だって、もうすでに、1日中、塗ってたんですよ?そんな悪いと思っているものを。。。

舞台用のメイクとか特殊な化粧品を使っているなら、まだしも、普通のファンデーションなら、元々の目的がお肌をキレイに見せてくれることが本来の目的ですよね。

また、日焼け止めにファンデを重ねて塗ると、SPFは足し算にはなりませんが、プラスαはあるでしょうし、ファンデの色で、多少紫外線も吸収されますから、紫外線カットの観点から見ると、いいことがあるわけです。

ファンデーションみたいに、色をつけて、お肌の色むらをカバーする、って、確かに、お肌にいいものだけで作るというのは、難しいようで、資生堂のクリニック専用化粧品の、ナビジョンの日焼け止めも、去年の9月にやっとBBクリームのような色つきの日焼け止めが出たくらいで、使いやすく、しかもお肌にも比較的いい日焼け止めに、ファンデのように、色をつける、ということは、開発が大変だったみたいです。

でも、肌にアトピーやニキビとか、トラブルがないなら、そこまで過敏になる必要は、ホントにないと私は思います。

私なんか、疲れてしんどい時は、顔は洗わずに寝てしまいますよ。化粧を落とすことよりも、体のほうがよほど大切です。10分でも20分でも、睡眠時間と休息にあてるほうが、よほどお肌のためになると思います。

石けんで顔を洗って、落ちてないかも、思う時はありますが、それで困ったことはないです。

確かに、生理前とかにそういうことすると、ニキビが出やすいような気がしますが、生理前って、顔をちゃんと洗って、時には、軽めのピーリングをしても(生理前の脂っぽいのが気になって)、ニキビ出る時は出ます。体調にも、もちろんよります。出る時はね、なにしても出るんですよ。何したって、毛穴が詰まる時は、詰まるんです。大事なのは、その後の、対処です。予防は、あくまで予防であって、完全に防ぐ方法なんて、ありません。

しかも、雑誌などで、「クレンジグしなきゃ!」「化粧は、キレイに落とさなきゃ!」と、また煽るもんだから、きついクレンジングを使ったり、何度も顔を洗ったり、ふき取りしたり、と、そうやって使っているクレンジング剤・洗顔フォーム・ふき取り化粧水などなど、そんなもののほうが、中身は洗剤と同じような成分か、ピーリング剤満載のモノで、そんなものを一生懸命使って、洗顔するほうが、よほど肌に悪いと思います。

肌に負担のかからないもので、ちゃんと洗顔して、キレイに化粧品が落ちれば、それに越したことないと思いますが、たいていのお肌にやさしい洗顔料というのは、洗浄力もマイルドなこともあり、(全部が全部ではないですし、マイルドさ加減もピンキリです)しっかりしたファンデを使っている方の場合、落ちてないように感じるかもしれません。

でもね、そんなの、構いませんから、ほっといてください。翌朝、また洗顔したら、落ちてますから。

落ちてないと思って、また何度も洗顔したり、きついクレンジングを足したり、とそんなほうが、結局お肌に反って悪さを引き起こしていると思います。

なんとなくお肌の調子が悪い、という患者さんって、ものすごい多いんですが、たいてい、皆さん、クレンジングや洗顔のやり過ぎです。

それを止めてもらうだけで、お肌の調子が良くなる、というくらい、クレンジングって、きついわけです。

クリニック専用化粧品の、メイクも落ちるクレンジングソープ(1回の洗顔でOK)も、うちには、置いていますが、私は、無添加石けん(石けん素地100%)の洗顔1回で、いいと思ってますし、私もそうです。

うちの家には、クレンジングは、存在しません。

(アイメイク専用クレンジングはありますが、ほとんど使ってませんね~。)

患者さんのお肌でも、変に赤い方や、キメやツヤのない方、乾燥肌で荒れている方など、大勢の方にも、クレンジングを止めて、無添加石けんのみで洗うか、抵抗があるなら、そのクレンジングソープのみ、というのを勧めています。

もし、落ちてないように感じても(無添加石けんの場合)、放っておいてください、とお話します。

でも、中には、やっぱり不安になって(落ちていないように感じて)、今までのクレンジングに、無添加石けんを足される方が時々いらっしゃいます。

無添加石けんは、それだけでも、かなりの化粧品を落としますから、だからクレンジングなしで、これ1回でいいです、と私は言うわけですが、普通のクレンジングとその石けんでダブル洗顔したら、洗い過ぎです。よほどの脂性なら大丈夫かもしれませんが、大人の女性では、まず乾燥がひどくなるでしょう。洗い過ぎですから。

クレンジングオイルでも、ダブル洗顔不要、とされているモノと、ダブル洗顔してください、と言うモノと、2種類あると思いますが、「ダブル洗顔不要」と書かれているモノは、それで洗顔が完結するわけですから、その中に、オイルを水で洗い流せるために、界面活性剤(洗剤のようなもの)がたっぷり入っている可能性があるわけです。

でないと、オイル成分が残るハズですから。

オイルで汚れは落とすわ、界面活性剤でさらに、洗われるわ、で、お肌に必要な保湿成分も一緒に洗い流しているわけで、その後に、石けんでさらに洗うと、そりゃ、お肌の乾燥はひどくなると思います。

理由があって、無添加石けん1回洗いにしてください、と言ってるわけなので、自己流にアレンジしたら、そりゃ、ダメでしょう。

クレンジングがどれほどお肌に悪いのか、ということもお話して、無添加石けんを勧めているのに、併用してたら、またまたやり過ぎです。。。

それで気持ち悪いなら、メイクも落ちる、そのクレンジンソープを使うか、です。

(それも、一緒にご紹介していますが。。)

それだけ説明しても、どうして、患者さんがまたも市販のクレンジングに戻ってしまうのか。。?

(ごく少数ですが)

やっぱり、雑誌とかで、ファンデや化粧品は、必ずきちんと落としましょう、と煽るから、もう、刷り込み現象ですよね。洗脳ですよね。

化粧品会社は、クレンジングや洗顔フォームを売らないと、売上上がりませんからね。クレンジングで、乾燥させておいて、さらに保湿の化粧品を売るワケです。

そして、どんどんきつい成分を入れて、新商品として、さらに売り出して、余計乾燥したら、もっと保湿力のある高いクリームとかを勧めてくるわけです。

「負の連鎖」というか、資本主義の奴隷と言おうか、まあ、よくある話です。

顔を洗うな、化粧を落とすな、と言ってるわけではないですよ。

ファンデが悪いとか云々議論する前に、そういう雑誌は、クレンジングがどれほど負担になっているのか、そっちの議論のほうが大事でしょう。

(ファンデは議論しても、みんな使わざるを得ないので、絶対買うけど、クレンジング悪い、ってして、みんな買わなくなったら、スポンサーが困るからですかね?)

そういうことを消費者に知らせずに、なんで、ファンデだけが悪者。。?

雑誌も、よほどネタがないんでしょうか。。。

ちなみに、皮膚科でパッチテストと言って、お肌にどれだけ負担になるのか、かぶれの原因はどれか、どれだけの刺激になるのか、というテストをする時の話ですが、

これは、その調べるものを、原則2日間(48時間)貼りっぱなしにして、テープとかで塞いでしまいます。(塞ぐ時間も2日間です)

刺激の強いモノは、たいてい寝てる間に、患者さんが痒さのあまりかきむしって、ぐちゃぐちゃになって、次の日、外来に来られることもあります。

1日早くても、その部分を剥がしてみると、かぶれて赤く、小さな水ぶくれが出てることもあります。

2日目で反応が出るモノもあるので、原則2日後の外来で剥がす、というのが通常です。

このテストの際、化粧水・乳液・クリーム・ファンデなどは、もちろん原液というか、商品そのまま塗りますが、クレンジングや洗顔フォームなどは、原液(現品そのまま)を2日間も貼ったら、皮膚がただれてしまい、エライことに絶対なりますから、オープンパッチっといって、テープとかで塞がずに、直接皮膚に塗って、10分とかそのまま様子を見る、という方法を取ります。

その際、原液を10分も置いておけば、赤くなるのは、これ、誰でも、たいていの商品がそうなるので、原液をそのまま使うことはあまりないです。

(わかってて、どれくらいの反応が出るのか、ということを確認するためにすることはあるかもしれません)

洗浄剤系の場合、10倍・100倍・1000倍とか薄めて、いろいろな濃度で、オープンパッチテストをします。

何が言いたいかというと、洗顔するときって、もちろん薄めて使うのではなく、原液を直接肌に塗っているわけで、そのお肌への刺激は、ファンデの比ではないわけです。

だって、洗剤ですから。

手洗い石けんにしても、どんなに優しい石けんを使っても、何度も手洗いしてると、こんな冬場なんか特に、手荒れしますよね。放っておくと、ガサガサになって、ひどくなると、湿疹・痒み・ひびわれになりませんか?

汚れを落とす、ということは、そういうことなんです。

汚れを落とすことも大事は大事ですが、そのために何が犠牲になっているのか、その時その時で、一体何が優先されるのか、大事なほうをとればいいと思いますが、何事もやり過ぎ・きつ過ぎは、絶対ダメです。

まあ、ホントにファンデは悪いと思うなら、もう塗らないことです。

そんなに悪いと私は、思いませんけど。

ファンデがキライ、と言う方も、もちろんいらっしゃいます。そういう方は、あまり塗られません。

それは、それでいいと思います。

でも、悪い、悪い、と思いながら、塗ってるのは、精神衛生上、反って良くないと思いますよ。

そういうのって、体もお肌も、感じるんじゃないでしょうか、悪いことされてるのかな~?って。

そう感じたら、どんなにいいモノ塗っても、良くならないと思います。

(プラセボ効果の逆ですね)

ファンデ塗って、お肌がスッピンよりキレイに見えたら、嬉しくないですか?

私も、休みの日は、メンドクサイので、日焼け止めだけ、っていう日もありますが、ファンデ塗って、ちゃんとたまにお化粧すると、嬉しいですよ。

ファンデって、女性にとっては、大切な友達と同じだと思いますけど。

武装するよろいというか、お守りというか、自分を上げてくれるというか、なんかよくわからないけど、使い分けも大事ですが、やっぱり有ったほうがいいモノだと思います。

同じ顔に塗るなら、「良いモノ」と思って、使いましょうよ~。

ただし、品質のいいファンデーションで、必ず自分に合うものを使いましょうね。

使って調子が悪くなるのは、どんなに高くても、貴女のお肌には合っていない、ちうことですよ=。

(何の化粧品でもそうですが)

 

またTVでやってましたね。フジテレビ=。

全部見ていたわけではありませんが、「あるある大事典」を彷彿とさせるような。。。懲りませんね、フジテレビ。。。そうまでして、視聴率、取らないとヤバイんでしょうか。。

なんの番組でもそうですが、2~3人の結果を、例え科学者がまともに検証したところで、数が少なすぎるため、個人差が結果に反映し過ぎて、いい結果が出たとしても、なんの役にも立ちません。

統計学的にどうのこうの、ということを知っていなくても、番組でやっていたような、あんな適当なものさしで測ったって、2~3ミリなんて、誤差ありまくりで、測る場所をほんの少しずらしたら、いくらでも変わりますし、きつめに挟むだけで、2~3ミリなんて、いくらでも変わります。

同じポイントで測っているのか、印をつけているわけでもないし、元々、番組自体が、わざと差が出るように、ビフォーアフターが変わるように、測っているんですから、正しく結果を出そうなんて、思ってもいないんでしょう。

正しい結果が出ても、番組としては、困ることになるんでしょうね~。とにかく、結果を出さないと。

3組の、実際にあるエステサロンや鍼灸院が出てきて、「小顔にします!」と意気込んでいて、どうしてその3組が選ばれたのか、またその中でのグランプリ(?)をどうやって選んだのか、私には、あやしいお金のニオイがプンプンする気がしましたが、気のせいでしょうか。。。。

「小顔にします!」といっても、ただリンパを流してむくみをとっているだけで、どうせまたむくんで、元の大きさに戻るわけです。

ホントにただリンパを流しただけですから。。。

私は、無料でしてあげる、と言われても、断りますね。マッサージはいりません。おかしくなるだけだと思ってます、特に、番組でされていたようなことは。

(私には、タイタンがあるから。)

「マッサージで、筋肉を矯正する」とか、医学的におかしな、絶対ありえないことをおっしゃっているサロンがありましたが、じゃあます自分の顔の筋肉の位置を変えてみては?と、思わず突っ込んでしまいますね。

最初から、「リンパを流してむくみを取ります。一時的ですが。。」と言えばいいものを、どうして、ずっと小顔になるかのうように、宣伝されるんでしょうね。

(まあ、そういわないと、誰もしませんからね。。)

宣伝文句のいうように、視聴者に、さもずっと小顔になるかのように、錯覚させるのであれば、どの代表者の方も、誰が見ても、「顔、小っさ~!」とビックリするくらい、顔を小さくされたら、まだ説得力があるのにね。

(なるわけないですけどね。。)

どうも、まだTV番組を鵜呑みにされる方が多いようなので、改めていいますが、あれはあくまで、ただのショーというか、娯楽番組ですから、信憑性もあるものではないので、本気にされませんように。

マッサージで、筋肉の位置が変わったりしたら、エライことです。粘土細工じゃないんだから。

観方を変えれば、「これさえすれば、億万長者になれる!お金持ちになる!」っていう番組と同じことだと思うんですけどね。

そういう番組だと、皆さん、興味半分では見るけど、真剣には見ないでしょ?

どうして、美容のことだと、信じてしまうんでしょうね。

TVや雑誌なんて、スポンサーが絡んでるのは当たり前ですから、資本主義の広告戦略にいい加減、慣れないと。世の中、悪い人、いっぱいいますから。

いくらお金と時間があっても、騙されてばかりになってしまいます。

以前にもありましたよね。海老の養殖かなんかで、高齢者を中心に、お金だまし取られの。事件になりましたよね。

同じことです。

普通に考えたら、専門的な知識がなくても、そんな都合のいい話、あるわけないですよね。

医学の治療でもなんでもないのに、マッサージや鍼で、顔の形や大きさが、ずっと変わるなら、医者いらんでしょう。

「ノーベル賞の理論を使った」エレクトロポーションは、確かに、その技術自体すごい発明なんですが、いまやエステや美容クリニックで、応用がどんどんされていて、置いているところは探せば山ほどありますよ。

(うちは、置いていませんけど。

まあ、費用対効果で、どう考えるか、ですね。

ある程度の即効性はあるはずですが、大体、持続しませんからね。光やレーザーの根本的な治療、というのでもないし。。その割に、中途半端なお金を取られることが多いので。。

どうしても、皮膚を押しながらの治療なので、同じお金を出すなら、私は、光やレーザー治療のほうが好きです。

光・レーザーでは、確かに、中に入れるってことはできませんが、どうせ外から入れたものって、吸収してすぐになくなりますからね。

定期的に入れれば、イオン導入と同じ考え方で、塵も積もれば、いいのはいいと思いますが、一体1回いくらで、どんなものを入れてくれるか、でしょうね。

同じするなら、エステよりも、医薬品の使えるクリニックのほうがいいとは思いますが、クリニックにもよりますね。)

あと、胸が大きくなるマッサージか体操かなんかでしたっけ?

ワキや胸の周りのリンパを流すっていうのは、擦り過ぎなければ、いいと思いますが、残念ながら大きくはありません。

そんな方法はありません。

体操で、胸の筋肉を鍛えたら、胸板が厚くなるだけで、男性はいいですが、女性が胸板厚くなっても、ボディビルじゃないんだから、おかしいでしょ?

ボディビルみたいなオッパイになりたいですか?

(ちなみに、アレは、ブラジャーがすごく困るらしいです。ワコールの人間科学研究所の所長さんがいっしゃってました。)

胸板を大きくしたいんじゃなくて、いわゆるオッパイを大きくしたいんですよね?女性らしく、ほっそりした体に、丸みのある、適度な大きさのオッパイで、谷間が出ればいう事なし!みたいなオッパイになりたいんですよね?

答えは、できません。

はっきり言って、マッサージや体操で、おっぱいが大きくなったら、番組みたいに、AカップがFでしたっけ??DでもEでもかまいませんが、医学的に有り得ないので、もしそんなことになったら、それは病院に行って、検査してもらわないといけません。

病気の可能性があります。だから、検査・治療が必要です。それくらい、おかしなことなんです。

病気じゃないのに、大きくさせる方法は、何か(シリコンバッグやヒアルロン酸・脂肪など)入れないと、おっぱいは無理だと思いますよ。

体操やマッサージで、ホントに大きくなった、と言う方は、病院で、CTやレントゲン検査とかの写真を撮って、実際検証すればいいんですけどね、誰もしませんよね。。

(検査をすると、シリコンバッグとか入っているのは、わかりますからね。ヒアルロン酸も量によっては、写ります。

ちなみに、シリコンバッグ・ヒアルロン酸注入もそうですが、入れてしまうと、乳がん検診のマンモグラフィーは、受けることができません。バッグが破裂したり、注入物が潰れておかしくなる可能性があります。人体にもどういう影響がでるのかもわかりません。

特に、シリコンバッグが破れて、中身が体の中に出てきたら、すぐに手術で取り出して、全部洗い流さないと、大変です。

普通に破れたくらいなら、まだ時間の猶予もあるかもしれませんが、マンモグラフィーとかって、ものすごい力で挟みますから、潰れて破けたら、中身のジェルがどこまで、細かく広がるかわかりません。かなり危険だと思います。

今の、シリコンバッグって、ちゃんとしたトップブランドのものだと、めったに破れることはありませんが、交通事故とかの物凄い力だとわかりませんし、まして、マンモグラフィーは、想定外というか、バッグいれてる方が、やっちゃいけないことです。

豊胸術をされる際には、いろいろなデメリットも考えて、手術に臨んでくださいね。)

昔の番組だと、誰が見ても、信じないように、わかりやすかったかもしれませんが、最近の番組は、ホントにタチが悪いというか、信じてしまう方も多いくらい、かなり手が混んでますね。

そういうのを信じてしまって、ひどい目にあったら、TV番組の倫理委員会に苦情を言うとか、、視聴者の方がどんどん意見を言っていかないと、視聴率さえ取れればいい、という極論に今向かってるようなので、ストップをかけないといけないと思います。

(わかって観てるなら、いいんですけどね。信じる方がいらっしゃるようなので。)

TVでもやっていた、きついドSのマッサージっていうんでしょうか。消費者センターに、そういうきついマッサージで、腰痛がひどくなった、打撲のようにアザになった、痛くて眠れない、などなど苦情が多く寄せられています。力まかせにやっているひどいサロンが後を絶ちません。詳しくは消費者センターのHPに載っています。

私は、手術とかでもないのに、そこまで痛いのって、やっぱりおかしいと思います。

「痛い」っていうのは、体がやめて、と言っている信号ですから、やっぱり止めてあげないと。

下手なマッサージいったら、痛いだけで、自分も力が入るから、もみ返しってヤツですかね。なったことないですか?力をいれているところを、相手も力で押したりもんだりされたら、痛いのは当たり前です。無茶苦茶ですよ~。

なんで、お金払って、時間をとって、いじめられないといけないんでしょうか。。SMクラブじゃないんだから。

(SMが好きな方は、いかれたら、いいと思いますよ。)

そういう、痛すぎることって、インパクトがありますから、話題になりやすいんですよね。いつの時代も同じでしょうか。流行りの周期があって、忘れたころに、また少し形を変えて、流行ってきますよね。

(誰かが仕掛けてるんでしょうけどね。)

TVや雑誌は娯楽ですから、はあ~、と思ってTVを見てるだけなら、害はありませんが、実際、そういうサロンに行く前に、冷静に考えましょう。

ネットで調べたら、何がホントに正しいのか判断は難しいでしょうが、反対意見がどっかにあるはずです。

その反対意見を聞いてから、行っても遅くないですよ~。

マスコミに踊らされないように、冷静に。違う視点から見てみてください。おかしなことに気づきますから。

(「ためしてガッテン!」は、いいと思います!今のところ。毎回見てるわけではありませんが。)

 

さんまさんが、ホンマでっか?!と言われると、ホンマちゃいまっせ~、とつい突っ込みたくなってしまいますね。

さっき、聞いていたら、ビタミンDの有用性をいろんな先生がおっしゃってました。

ビタミンDを摂る方法は、確かに日光に当たる、ということは正しんですが、、バンバン日焼けしなさい、という意味ではありません。

番組を見てると、日焼けを推奨するかのうような、シミを気にしている女性が悪いかのように、ちょっと感じてしまう印象でしたね。

心配な方は、食事で摂られたいいと思いますが、魚に多く含まれていて、ネットで検索したら、すぐに出てくると思います。結構、きくらげって、ビタミンD、多いんですね。

ビタミンDでも、なんでもそうですが、過剰に摂取する必要はなく、何でもバランスよく食べるっていうことですね。

きくらげばっかり食べれないですよね。

食べ物で少々食べ過ぎたくらいでは、大丈夫ですが、恐いのは、サプリで摂る場合で、世の中には、摂れば摂るほどいいんだと、無茶苦茶な量のサプリを取る方がいらっしゃいます。

サプリは、成分が凝縮されていますから、普通の食事ではなかなか摂れないくらいの量が入っています。

一時、イソフラボン(大豆の成分)が流行ったことがあって、女性ホルモンと似てるから、更年期障害にいいとか、他にもいろいろいい、とか言われて、バンバンサプリを、用法用量を守らずに摂られる方がいらっしゃいました。

ちゃんとした報告がありますが、イソフラボンの過剰摂取で、肝障害を引き起こしました。肝臓に負担になっちゃったわけです。

普通に、お豆腐や大豆製品を食べ物で摂るなら、そんな無茶な量は取れないので、肝障害は起こしません。でも、サプリって、そういうことが起こるんです。

何でも、摂り過ぎは、かえって毒になってしまうわけです。バランスよく、そこそこに。

それよりは、定期的に摂取する、ということのほうが、よほど大切です。

妊婦さんの場合、ビタミンDだけでなく、いろんな栄養素がバランスよく必要であって、ビタミンDだけがたくさんいるわけではありません。

母子手帳に、確か妊娠中の栄養のことって、ちょっと書いてましたっけ?

妊娠された方はご存知だと思いますが、妊娠中の栄養に関する本って、ほとんどが、正しいダイエット本みたいに、バランスよく食べましょう、と書いてあるはずです。

煮干しだけたくさん食え、とも野菜だけたくさん、魚だけ、とか極端なことは書いていないはずです。

昔は、妊娠したら、煮干しを食え、と言われた方もいらっしゃったでしょうが、カルシウムやビタミンDのためですかね。昔って、今みたいに食生活が充実し過ぎていて、何でも食べられる、という状況ではなかったから、かと思います。

ビタミンDは、サプリでも取ることはできますが、これこそ過剰摂取すると、おしっこで流れるビタミンではないので、これはどんどん蓄積されて、それこそおなかの赤ちゃんに影響が出ますから、サプリで摂る場合は、必ず用法用量は守ってください。いろいろなものを飲んでる場合は、ちょっとずつ混ざってるのを飲んでると、合計で、摂り過ぎって、ことにもなりますから、妊娠中は、必ず確認してくださいね。いろんなところでわけわからん間に買って飲まないように。

ビタミンDは、私が昔聞いた話では、日陰で15分いたら、それで十分、と言われました。

どういう計算で出されたのか、根拠はわかりませんので、絶対正しい、と今言い切ることはできませんが、それほど大量の紫外線がいるわけではないはずです。

私は、日焼け止めを塗りますが、南の島にも行きたいし、散歩や日光浴も好きなほうです。お日さんに当たって、お天気のいい日の散歩や外出は、気持ちいいですよね。

患者さんにも、日焼け止めは、塗り直しも含めて、口やかましくいいますが、テニスしようがゴルフしようがスキューバーダイビングしようが、南の島に行こうが、どうぞどうぞ、楽しン出来てください、と患者さんを送り出します。

ただし、TPOに合った日焼け止めを正しく塗って、必ず紫外線量に合わせて塗り直しをするようにお願いしてます。

(シミやシワ・タルミが気になるなら。。)

でも、普通の人であれば、(あくまで普通の人の場合です。普通じゃない人の場合は、この後で話しますね。)そこまで、100%紫外線をカットできていないと思うんですけどね。恐らく、私も含めて。

日焼け止めのSPF50を塗ったところで、環境にもよりますが、完全に紫外線をいつでもどこでも防いでるわけではないでしょう。

また、気を使っている方でも、首・デコルテ・手・ウデなどは、顔ほど塗り直しはされていないでしょう。

私も、顔に塗る回数ほどには、首や手は塗っていません。首は、普段なら、1日1回ですし、手は、顔を塗るついでに塗り直しするっていう感じです。

(夏は、首ももう少し塗るかな)

また、服でも、明るい色の服は、紫外線を通しますから、裸よりはマシですが、服に覆われているからって、完全に防いでいるわけでもないし、頭の分け目とか(耳もそうですが)も、紫外線に当たってますから、顔を塗り直ししている方でも、必要な紫外線は取ってると思いますよ。

職場が、完全に地下とか、全く窓のない部屋に1日中いるとか、そういう方は、番組でも言われてましたが、体がおかしくなっちゃうので、少し意識して、日に当たったほうがいいとは思います。

やっぱり、うつ病も心配ですが、いつが朝で昼で夜なのか、っていうのが、体が日光に当たらないとわからなくなってしまうので、体内時計が狂っちゃうんですよね。体内時計が狂うと、いろいろ体のバランスを崩しやすくもなるんじゃないでしょうか。

普通に考えて、昼夜逆転の生活(夜の仕事とか)が、体に悪いだろうな、というのは、誰でも想像できますよね。

一番いいのは、顔の老化を気にするなら、日焼け止めをちゃんと塗り直して、よく洗う手も塗り直しして、他の場所は、まあ、適当に。(街中での日常生活の場合ですよ。アウトドアとか屋外で仕事されている場合は、また違ってきます)

それで、必要なビタミンDも十分だと思いますけどね。

今、母子手帳から、赤ちゃんを日光浴させなさい、という項目がなくなったと聞いています。学会で、紫外線のセクションでも言われてましたが、子供(特に10歳以下)に、強い紫外線を浴びさせないように、夏のプールや海は、ちゃんと日焼け止めを塗らすことの重要性が言われてました。

(皮膚がんの心配があるわけです。昔と違ってきてるんです。)

ビタミンDの必要性を言われる学者の方は、必ず日に当たることの重要性を言われます。まあ、当たり前なんですが、肝心のどれくらいの時間、当たればいいんですか?ということを言ってくれないんですよね。

何でもそうですが、物事を一部の面からみると、バランスが悪く、また全然違う面から見たら、全く逆の考え方になるわけです。

何を重要視するか、によっても変わってきますけどね。

(例えば、歯医者さんは、よく噛んで噛んで、と噛むことの大事さを言われます。これは正しいです。ただ、噛めば噛むほどエラはどんどん大きくなっていきます。エラ張り顔になっていくので、顔は大き目に見えてしまいます。その人にとって、何が大事か、またどこまで大事なのか、ということです。何でも、バランスが一番大事なわけです)

紫外線カットをしている、普通じゃない人の場合。。。これが一番ダメだと思うんですが。。。

何が普通じゃないって、宇宙人みたいな恰好で、夏とかでている人いますよね?黒い手袋・スカーフも首に巻いて、長袖・パンツ(あるいは、長いスカート)・ものスッゴイ大きなサンバイザーにサングラスに、さらにマスク。。。

街でいきなり会うと、ギョッとするような。。よく銀行で、止められないな~、と思います。そのうち、そういう恰好の銀行強盗が出てくるンじゃないかと。。だって、顔が全くわかりませんよね。。

(でも、こういう人の中に、かなりのおまぬけがいて、そこまでしてるのに、日焼け止めは全く塗っていないとか、家にいる時も、もちろん日焼け止めは全く塗っていないとか。しかも家にいる時間のほうが長いのに。。。マスクは白いのは紫外線を通してますし、サンバイザーでは、隙間から紫外線は入り放題で、家の窓からも遮光カーテンではない、普通のカーテン・ブラインドは、紫外線入りまくりです。こういうおまぬけさんは、本人は、紫外線カットしまくっているつもりが、むっちゃ浴びてるし~!、という、ただの近所のおかしな人になってしまうんです。努力もむなしく。。)

問題は、そういう恰好に、さらに日焼け止めも徹底して塗っていて、顔以外は、黒っぽい服やストール・手袋とかで、完全防御をしていて、さらに、家の中は、遮光カーテンを引いていて、日中は外にめったに出ない(日に当たるのがイヤだから)、という方の場合。

こうなると、体に必要な紫外線は、足りないでしょう~。

全身の皮膚は、まっちろで、もはやちょっと病的な青白さかもしれませんね。

ここまですると、ビタミンD不足もでてきますが、もっと他の病気になってしまうと思います。これはダメでしょう~。

ここまでできる方というのは、ちょっと病的というか、紫外線を憎んでるというか。。。極端すぎますね。

太陽は敵ではなくて、友達にならないと!

うまく、ほどほどに付き合っていく、しかも一生長く、というものです。

ちなみに、体のアンチエイジングでもビタミンDは、注目されています。確かに、効果はあるようです。

ただ、紫外線にどこまで当たるのか、紫外線以外でうまく摂取していく、というのが重要です。

ホントになんでも、ホドホドに。

これだけすればいい!みたいなモノは絶対ありませんから。いい面があれば、観方を変えれば悪い面になることもあるので、極端な番組の意見は、ホントに、半分(以上)は聞き流してくださいね。そういうこともあるのかな~、くらいの軽い気持ちで。

先日、未成年の子たちが3人で、ワキ脱毛をしたい、という電話があったそうです。

スタッフが、もちろん保護者同伴でないとダメ、という説明をしたら、電話を切られたそうです。

3人のうち、一人は成人していたのかな?「いとこでもダメですか?」と言われたそうなので。。

いとこって。。。親に言えよ、親に。

親に内緒で、いとこ同士、美容医療を受けにくるっていうのは、私は賛成しません。

ソニプラやドラッグストアで、アイプチや化粧品を買うワケじゃないんだから。

3人のうちの一人は、中学生だったらしく、親に内緒で、なんて、もってのほかです。

たかが、ワキ脱毛くらい、と思っているなら、大人になるまで待つか、ちゃんとお母さんに相談して、一緒に付いてきてもらいましょう。

それを誘導する、その一番年上の子が言いだしっぺなのかわかりませんが、そんな中学生だけで受けさそうなんてさせる子は、いくら成人してても、私は、保護者とは認めませんね(いとこは保護者ではないですけどね。)

基本、うちでいう保護者は、「親」のことです。事情があって、別の大人が保護者になっている方ももちろんいらっしゃいますが、文字通りの保護者で、戸籍上の親でなくても、名前が別の大人であっても、それは構いません。

(その場合、なにか法的に保護者であると、証明できるものを見せていただきますが)

よそのクリニックで、保護者(親)の同意書があれば、治療OKというところもありますし(同伴しなくても)、同意書をネットからダウンロードできるところもあるそうです。

そんなの、ホントの親が同意したのか、友達に書いてもらったのか(親の名前を騙って)、判断つくわけありません。

うちはね、そういうことはしません。

いくらお小遣いでできるくらいの金額と言っても、やっぱりおかしいでしょう。子供だけでやったら。

親に言えない、っていうことは、その子自身が、なんか言えないような、ばれたらダメなのかな、とか、怒られるかも、とか、思っているんだと思うんですけど。

そんなこと、お母さんに相談できるような親子関係じゃない!というなら、成人して、自分ひとりで自由にできるようになるまで、待ちましょう。

それでも、未成年の間にやりたい、というのであれば、うち以外の美容クリニックでやってください。

ホントの親の同意書か全く確認せずに、お金さえ払えば何でもやってくれる美容外科は、山ほどありますよ。そんなにやりたいんだったら、そんなところに行けば、いいんです。

でも、そういうところは、あやしいから、やっぱり怖いし、イヤなわけですよね。

じゃあ、当たり前のことですが、親の同意を取る、ということが必要でしょう。

未成年というのは、仕方ないです。そういうものです。

何故、未成年はいけないのか?

まあ、どっかで区切りをつけないといけないので、法的に成人の20歳で、うちは切りました。

19歳も21歳も、40歳を過ぎた私からしたら、同じ子供ですが、大人になったらわかると思いますが、21歳になったら、多分19歳の時の自分は、子供だったな~、って気づくはずです。

若い人にありがちですが、副作用とかリスクは全く考えず、説明をちゃんとされたとしても、いいことばっかりだけ、強調されて、頭の中にイメージができちゃって、美容医療を魔法みたいに思っていることが、とても多いです。

まあ、若いから仕方ないんですが。。。誰でも通る道です。

ただ、その中でも、説明してわかる子とわからない子がいます。

説明してわからない子でも、お金さえ出せばやってくれる、となると、もう後の人生、悪徳美容外科のいい餌食になるだけです。

そんなね~、魔法なんて、ないんですよ~。

ある程度、年齢がいくと、魔法なんてないって、自然にわかるんですけどね。

小6~中学生の間、思春期って、ムダ毛にとても敏感になります。誰でも、です。

でも、そこまで悩むなら、お母さんに相談しましょう。

私の若いころなんて、脱毛医療なんて、なかったわけです。

エステの針脱毛しかなくて、大人になったら、全身脱毛してやる!なんて、ずっと思ってました。

私が研修医の時に、出張先のクリニックに、日本で2番目の脱毛レーザーが入ってきて、画期的でした!脱毛界に、まさに革命が起こったわけです。

いつか開業したら、全身脱毛してやる!と思っていましたが、結局開業しても、全身脱毛はしてません。

だって、メンドクサイから。。。夏前にでも、気になるところがあれば、またちょっとやるかもしれませんが、もうあまり気にしてません。

開業までに、今までの人生、せっせと働いて、脱毛医療をまあまあ受けて、ある程度気が済んだのと、残りは剃ったらいいかな、というくらいに、気が済んだから、というのもあると思います。

(見学もかねて、いろんなクリニックにやりに行きました。あやしいところは、やっぱり限りなくあやしかったです。治療を受けてみないと、HPとかだけではね、似たりよったりで、違いはないので、事前にはわかりません。)

何でも苦労せずに、手に入るなんて、無理なんですよ。

お母さんに相談することが、まず最初のハードルです。

反対されたら、説得することが、最初の苦労です。

それができないなら、ホントにあきらめたほうがいいです。

たかが脱毛です。大きくなるまで、待ってください。

医療脱毛は、カミソリで毛を剃るのとは、訳が違います。

副作用としては、やはり火傷したり、赤みが出たり、痒みが出たり、その後、シミになる人もいるし、ひどい場合だと、水玉みたいに色が抜けちゃうこともあるわけです。

もちろん、日光アレルギーの人は、全く受けられません。ものすごいアレルギー反応が出て、腫れあがることもあります。

最悪の場合ばっかり言いましたが、可能性はあるわけです。

今までの体質や肌質のことを、中学生に聞いて、まあ、わかる子はほとんどいないでしょう。お母さんに聞くしか、たいていの場合、ありません。

そういうのを踏まえた上で、ちゃんと説明したうえで、うちは、やっていますから、子供だけなんて、絶対やりません。(いとこが体質なんて、わかるわけありませんからね)

昔、勤めていたところは、何でもOKでした(一応同意書さえあれば)。でも、そういうのは、イヤだったので、私は、未成年は全部断ってましたが、他のドクターが引き受けて、何回目かの治療の時に、高校生の子一人だけで来て、カルテと見た目が変わっていたので、治療方針も変えたほうがいいわけですが、案の定、説明してもわかるわけありません。

リスクと、その結果とのバランスが、どちらがいいかなんて、判断できるわけありませんからね。

若い子は、勢いだけやその場のフィーリングとか、メンドクサイから、という理由で、安易なほうに流れがちです(リスクそっちのけで。)。

そっちは、勧めませんよ、と説明したところで、「いいんです!」みたいになって、まあ、私はしませんけどね。

今、20歳前後~20代の方なら、わかるでしょ?中学や高校生の時が、いかに子供だったか。

中には、お母さんよりもしっかりしている子供って、いると思います。

たま~に、そういう親子、見かけますから。

でもね、電話だけの初対面で判断なんてできないんです。

どっかで区切らないと。

いとこなんかに相談していないで、保護者であるお母さんに、です。

お母さんに言いにくいなら、それこそ、そのいとこから、説得してもらうかです。

格安クリニックとかにもありますが、安いから、値段は大丈夫だけど、一人で行くのは怖いから、友達みんな一緒に集団でいく、という。。。

1人で行くのが恐いなら、それ、止めておくべきです。

1人で行こうが、集団で行こうが、恐いところは恐いんです。集団で行って、ごまかす分だけ、もっとタチが悪いです。

まあ、女の子って、集団好きな人は好きですけどね。

でも、ああいう集団って、全員が同じ意見じゃないんですよね~。1~2人(あるいはもっと)、全く反対の意見で、仲間外れにされるとメンドクサイから、一緒に行動してる、っていうだけって、とっても多いでしょう?1人リーダーみたいな人がいて、周りはそれに従う、みたいな。。。全員がやりたいわけじゃないんです。

ホントに仲がいいのは、せいぜい2~3人、まででしょう。

私の独断と偏見ですが、一人で美容クリニックに恐くていけない、という方は、大人でもね、やったらダメでしょう。

だって、友達と来て、ごまかしたって、お金を払うのも、何かされるのも、困るのも自分ですからね。

友達が困るわけではありませんから。

そういうことが1人でできない方は、美容医療をしてはいけません。自分自身で、ちゃんとハードルを越えて来てくださらないと。

私は、迷っている方や恐がっている方の背中を押して、させてしまう、ということはしませんから、ご自分でやりたい、という方のために、美容医療をしています。

だから、診察室には、友達は入れませんし、お断りしています。だって、赤の他人ですからね。何の責任ももたない野次馬的に入ってこられても、診察の邪魔ですし、なにより、カウンセの受けている方の一番の邪魔をされるのが、その一緒にカウンセを受けたい、という友達です。

以前のところでもありましたが、2人や3人一緒とか、また最悪なのが、それぞれが内緒で、美容医療をやっていて、それぞれ別々に小声でこっそり、内緒にしておいてください、でも、○○は言ってもいいです、みたいな、わけわからん耳打ちをされるわけです。

基本、医師には、守秘義務というのがありますから、聞かれても第3者に答えるのは絶対ダメなんですけどね。耳打ちされなくても。

やりまくりの3人が、内緒と内緒でないのがそれぞれあって、さすがに、もう3つカルテを誰にも見えないように抱えながら、内緒にしなくてもいいことだけ話して、さらに新しい治療の説明をする、って、考えただけでゾッとしますから、3人一緒は断りました(一度、そういうカウンセがあって、ホントに大変でした。。。)

3人で一緒に、となると、一人ずつ話を聞いていくと、一緒に来いと言われたから来ただけ、みたいな人も交じることがとっても多かったです。

(だから、うちでは、友達の分も一緒に予約を取る、ってことは絶対しません。ご本人でないと、予約不可です。

自分もやりたいから、あの子もやりたいはず!っていうのはね、時には、全然検討違いだったりするんです。無理やり連れてこられたのに、みたいなことって、結構言われることありました。

じゃあ、ついて来なきゃいいのに、って思いますけど、そこは、難しんでしょうね。女同士のグループって。。。)

2人なら、いいのか、というと、またこれがそうでもなくて。。お2人とも治療希望であっても。。

どちらかが、希望の処置に向いていない、としますよね。そしたら、できなかったほうは、やろうとしている方の足をひっぱるわけです。自分ができなくて、その方だけキレイになるのが、我慢できないわけです。

(違う処置を勧められても、お互い、これを一緒にやろう!と決めていたようで、違ったことがイヤみたいです。なんで、同じ処置を、お揃いでしないとダメなんでしょうね。。。自分に合うのが一番なのにね。)

女同士で、ホントの友達ではなくて、なんかつるんですだけ、という場合、立場が強いほう、自己主張の強いほうって、いますよね。そっちができなかった時は、間違いなく、も一人の邪魔を絶対します。

女同士の、見た目だけの関係って、そういうものですよね。お互い都合のいい関係というか。。。

ああいう関係、私は苦手ですね。それなら、一人のほうがよっぽどマシだと思います。

ホントの友達同士なら、そんなことはありませんが、そういうお互いを認めている関係の方たちは、ちゃんと別々にカウンセを受けられますね、たいがい。自分は自分、友達は友達です。

予約の時間を待ち合わせて、その後、ご飯に行くとか、買い物に行くとか。そういうことは、よくあります。

どんなに子供でも、やっぱり女って、つるんじゃうんですね~。

でも、私は、そういう、みんなでやれば怖くない的な、子供がつるんで医療を勝手に受けるのは、ホントにイヤなので、絶対やりません。

お母さんと来るようなことを言っておいて、1人で来たら、予約は取り消しです。(確信犯ですからね。まあ、予約の段階で、お母さんに連絡とりますけど。)

そういう子は、もう予約は取りません。他の方のご予約を断って、予約取ってますからね、脱毛とはいえ。

美容医療って、患者さんとのお互いの信頼関係で成り立っていますからね、ウソはダメです。いくつであっても。

大晦日は、メインは、NHKの紅白歌合戦を観て、興味ない歌手の時は、違うチャンネルにポチポチ変えますが、基本紅白をおせちを作ったり、台所を片づけながら、観てます。

今年の目玉は、松田聖子さんとやっぱりユーミンでしょうか。

私も久しぶりにTVで観るので、ちょっと楽しみにしてました。

まず、松田聖子さんですが、老けはりましたね~。もういい年になるとね、あんまり若い子と、顔並べちゃいかんのです。

体型は、年とっても、スタイルのいい方もいらっしゃいかすから、ヌードとかにならなければ、キレイな服さえ着ていれば、若い子と並んでもいいんですが、顔はやっぱりダメですね。。。

聖子さん、ほっぺた、ふくらみすぎ。。。口を動かすたびに、法令線のシワが、なんか不自然というか、ちょっと自然ではない、法令線が、片方だけググっと出ます。

人間の顔は、普通左右非対称なので、片方だけ出ても、いいんですが、なんか変。。

う~ん。。。。

相変わらず、おでこもシワ一つなく、ピカピカですが、40歳すぎると(聖子さんは、今年48歳くらいでしょうか)どんなにお肌がピカピカでも、本当の若さには勝てません。

同世代と並んでいると、一人若々しく見えると思いますが、若い子の本物と比べると、どこか人工的で、女性が年を重ねることの難しさを改め思い知らされますね。

聖子さんほど、お金を持っていて、恐らく、美容医療にもかなりの大金をかけておられると思いまますが、それでも限界があります。

芸能人の方に多いんですが、久しぶりの大舞台やTV出演で、いつもはしない美容医療を慌ててやったのか、やり過ぎたのか、おかしな人工的な顔で、出てこられる方がいらっしゃいます。

ああ。。やり過ぎたんやな。。なじむまで、時間なかったのかな。。急いでやっちゃったのかな。。と、思いながら見てしまうことがあります。

最近のTVは、とても綺麗に映りますからね、女優さんとかタレントさんも大変ですよね。

なんでもやり過ぎはいけません。やり過ぎというか、ややオーバー目がお好きな方は、やはり大事な用事の直前にするのは、私は勧めません。1~2週間、余裕があると、なじんでくれて、いいと思うんですが。。。特に、注射系の場合。手術だと、できれば、2~3か月、余裕があると、いいと思います。手術で、1か月だと、おかしくはないと思いますが、より自然さを出したいなら、もう少し余裕を持ったほうが、私はいいと思います。

聖子さんが何をしたのか、あるいはしてないのかは、確かめられないので、わかりませんけどね。

でも、昔のドラマやCMに出ていた時よりも、ホホのふくらみ具合とかは、違うと思います。

(なにより、その時よりも、一見、年をとっているように見えてませんからね。。。)

さて、ユーミンですが。。。少し前、何かの雑誌で、ユーミンのインタビューが載っていて、思い切り、顔のアップというか、上半身の大き目の写真があり、ホントにむか~しと変わらない顔をされていて、いろいろ頑張っておられるんだな~、と思ってみてました。

(その雑誌から、1年以上は、経っていないはずです)

まあ、写真、特に女性誌は、写真を修整されますけどね。(修正具合は、雑誌によっても、相手が誰かによっても、様々だそうです)

ユーミンの番になって、ピンク色の桜模様ですかね?の着物に、前髪をしっかり作った、遠目に見ると、まるで娘さんのような、恰好です。

そこで、顔のアップが出て、ビックリしました。。。

ちゃんと準備してこなかったの。。。?

おでこのボトックスを打ち過ぎたかのような、重たいまぶた。。。

(まあ、これは、年々、年を重ねると、上まぶたは下がってきて、垂れ目のもっとひどい老けたまぶたになってきます。どんどん目が小さくなるっていうヤツです。年齢のせいなのか、なんのせいなのか、わかりません。。。)

顔も、結構な小じわで、お肌もキレイとは言い難く、実際の年齢よりは、(少なくとも同世代の方よりも)若く見えていると思いますが、こんなピンク色の娘さんみたいな恰好と髪型をするので、よけい、老けて見えてしまいます。ピンク色でも、大人な、キレイに見せてくれるピンクもあるでしょうし、同じ着物でも、髪型が変われば、もっと大人の女性の魅力を引き出してくれると思うのは、私だけでしょうか。。。

これじゃあ、売れていない、オバサンの演歌歌手みたい。。。

みんなの憧れのユーミンだったのに。。。うう。。この紅白で、ユーミンを見て、歌を聞くのを、一応楽しみにしてたんですが、こうなってくると、歌どころではありません。。

使いきれないくらいのお金をもっていrっしゃると思うのに、お時間なかったんでしょうか。。それとも、もうアレが限界なんでしょうか。。

手術や注射で、一見、シワやタルミをごまかすことはできても、肌を若々しく見せることはできません。

肌をキレイに、自然なツヤがあって、若々しく(若作りではなく)、見せたかったら、やっぱり普段のスキンケア(日焼け止めをちゃんと塗るとか、こすらないとか)と、光・レーザー治療で、お肌のお手入れ・メンテナンスをする、ということです。

時々、街中やTVでも、見たことないですか?シワやタルミは全然ないのに、肌のツヤもなく、なんか老けて見えなさそうなのに、すっごい違和感のある人。肌はおばあさんっぽいのに、シワやタルミが全然ない人。。。

そういう方は、手術や注射だけで、しょっちゅうしていて、スキンケアや体のメンテナンスや光・レーザー治療を全然していない可能性のある人です。

(と、私は思ってます。何故かと言うと、昔、そういう方をたくさん診てきたからです。カルテを診れば、今までの治療歴がわかりますから、他力本願で、メンテを全くされていない方というのは、すぐにわかります。まあ、そういう方は、カルテを診なくても、スキンケアとか一切される気がないので、少し話せばすぐにわかります。そういう方に、スキンケアやレーザー治療を勧めても、見向きもされませんからね。まあ、人それぞれですね。)

女性お二人に比べて、福山雅治さんの若々しく、肌のキレイなこと!

確かに、TVに出る方というのは、プロのメイクの方が、ホントにキレイに見えるように、メイクされます。そこに、ライトが山ほど当たりますから、キレイに見えないわけない!わけです。

たいがい、あれだけ光があたれば、ちょっとしたシミやシワは、飛んでしまいます。

写真館とかで、写真を撮られる時、すごいライトあててくれますよね。まぶしくて、目が開けられないくらいに。

それを差し引いても、ホントに肌がキレイでした。

時の人、というか、時代のトップの芸能人の方って、どんどん磨かれて、キレイになっていくのはありあますが、それでも、キレイだと思います。

もう、43,44歳くらいですかね?

あれは、ちゃんとお肌のお手入れをされているんじゃないでしょうか。。。?

キムタクファンの私としては(ファンといっても、ドラマを観るくらいですが)、キムタクの顔はとってもキレイだと思いますが、サーフィンがお好きなんでしたっけ?肌がやっぱり疲れてますね。

お仕事もかなりお忙しいから、肌も疲れていて当たり前だとは思うんですが、日焼けをだいぶされている方の肌だな~、と勝手にいつも思ってます。

日焼け止め、塗らなきゃ~、やっぱり。きちんと。塗り直しも。(と、ひとり、TVに、ツッコんでます。)

日焼け止めさえ、ちゃんと塗るなら、サーフィンしようが、ゴルフしようが、南の島行こうが、私は全然止めません。どうぞゆっくり楽しんできてください!と、いつも患者さんも送り出しています。

でも、そういうことしたり、そういうところに行くのに、日焼け止めをきちんと塗らないなら、それで肌がシミが増えようが、シワが増えようが、レーザーが効かなくなろうが、仕方ないです。自業自得です。

選ぶのは、患者さん次第です。

どこまでするのか、どこで維持したいのか、というのは、人によって価値観が違うでの、その人の人生、その人が決めていけばいいと思いますが、日焼け止めを塗らずに、レーザーでアンチエイジングをしてくれ、と言われても、それは無理というもの。。。

もし、キムタクが私に、日焼け止めを塗らないけど、レーザー当ててほしい、と言って来たら、断りますね~、お金の無駄だから。。全くやらないよりはマシかもしれませんが、お金と時間をかけたほどの効果が出ませんからね。。。

でも、キムタクだったら、やっぱり引き受けちゃいますかね~(効きませんよ、と説明はもちろんしますが)。だって、キムタクだから!

まあ、治療しながら、日焼け止めを少しでも塗るように、説得していきます。

(これは、患者さんにも、そうしてます。最初のカウンセで、日焼け止めの重要性を説明してます。その上で、やります、と言われた方だけ、治療をお受けしてます。ただ、急にやろうと思っても、人間なかなかできませんから、頑張る意思のある方も、設定を変えたり、違う治療からやったり、とその間に、日焼け止めを塗るクセをつけていってもらいます。治療に来られる度に、チェックをして、(でないと、設定や治療を変えていけませんから)さらに、日焼け止めを塗ったら、いかに素敵なことが待っているか、という話を、治療中にもし続けます。それでも、2か月経とうが、3か月経とうが、全然変えようとしない亜方がいらっしゃって、そういう方は、やっぱり治療はお断りしていきますね。やらないよりは、マシ、と言う程度で構わない、というのであれば、お引き受けすることもありますが、まあ、そんな方は、めったにいらっしゃいません。お金、もったいなすぎるでしょう~。)

芸能人やモデルさんとか、そういう「美」に関するお仕事をされている方の中で、特に、他人にメイクをされてお仕事される方の場合、これは、日焼け止めを塗る、と言っても、自分の意思では、できません。そういう意味では、とても可哀想です。

メイクされている目的は、その時の仕事にとって、一番いいメイクであり、その方のスキンケアのためのメイクではないので、仕事の内容によっては、かぶれようが、どうなろうが、そのメイクを続けないといけないこともあると思います。メイクのメーカーすら、選べないことだって、あるわけですから。

だからこそ、そういう体を張って、お仕事されている方は、ホントのプロであれば、普段の時は、人一倍、体やお肌にとっていいことに、とても気を配っておられると思いますよ。

美しく保つ、というのは、ホントに大変なんです。

若い間は、神様からもらった体だけで、結構なにをしなくてもキレイ、ってことありますが、35歳過ぎてくると、アレレってなってきて、ホントに40歳過ぎると、何もせずに若々しくキレイに保つ、というのは、かなり至難の業でしょう。誰でもが簡単にできることではないのです。

「美は、1日にしてならず」です。

そういうお仕事でない、一般の方でも、仕事の内容によって、化粧直し(日焼け止めの塗り直し)がどうしてもできない方って、いらっしゃいます。

ご自分はやりたいけど、仕事の関係で絶対無理!ということも、あると思います。

でも、そういう方は、なんとか少しでも、できることはないか、と工夫されたり、探してみられたり、仕事じゃない時は、ちゃんと頑張られたり。。。

人間、やろうと思えば何かができるものです。

完璧にできる方なんて、いませんからね。そりゃ、できればいいと思いますけどね。

私も、忙しい日は、ご飯も食べる暇もないくらいの日に、日焼け止めを塗り直しをしてる時間があるわけありません。

できる日もあるし、できない日も、もちろんあります。

まあ、自分の場合、どれくらい日に当たって、逆にどれくらい保護しているのかも、十分わかっていますから、それに合わせて、ライムライトの設定をしますから、火傷することはありません。

(実験で、むちゃなパワーであてることはありますが、痛さで、これはヤバイ!ってわかりますから、ちゃんと適正のところまで、パワーを下げます。痛さがいつもと違ったら、結構、シミの予備軍溜まってたんだ、とわかります。)

スキンケアができていないと、その分、老化のスピードが、遅くできなかったな、となるので、まあ、仕方ないや、と過去は振り返らずに、未来のため、今や今後できることをしていきます。くよくよしたって、始まりませんからね。

昔は、フォトもなかったし、タイタンやジェネシスもなかったわけですから、それがある今の時代は、なんて恵まれているんでしょう~。それだけでも、過去の進んでしまった老化をなかったことにはできませんが、ちょっと取り返しは効くんじゃないでしょうか。

次、頑張れば済むことです。

(だからって、毎日毎日、日焼け止めも塗らないし、スキンケアもしない、というのであれば、それは全然ダメですよ。)

まあ、何でもそうですが、付け焼刃は付け焼刃なので、他力本願ではなく、やっぱり自分を信じて、自分のために、いいことを常日頃からやってあげる、というのが、一番大切です。

私は、70代の方にも、今からでも日焼け止めを塗ってください、と言います。

今の女性って、90歳でもまだまだお元気ですからね。70代なんて、まだまだ~。

だから、30代、40代、50代、60代、なんて、ホントにこれかれです。今から、ちゃんとスキンケアすることで、これからの肌年齢が、10年後、20年後変わってきますから、(早い方で、1週間目から違いがわかります)いくだからもう遅すぎるなんて、ないんです。

あきらめないで、(CMみたいですが)できることからでいいので、始めてください。ホントに変わりますから!

(変な美顔器買ったり、マッサージしたりとかではないですよ~)

 

今年もなんとか無事に1年を終わることができました。

多くの患者さんに、ご来院いただき、たくさんの出会いがあり、本当にありがとうございました。

この場をお借りして、お礼を申し上げます。

さて、来年1月のお正月キャンペーンのお知らせです。

恒例の福袋を今年もやりますね!

去年とか、1月の遅い時期とかに、「もう福袋、ないですよね。。?」と聞かれる方もいらっしゃって、お忙しくて、早めにご来院できない方もいらっしゃって、今年は、数を決めるのを止めました。

いろいろ試してみたい方、この機会にまたやってみようと思っておられる方には、かなりお得な福袋となっております♪

福袋のプラチナをされる方で、全く初めての方は、診察・カウンセリングも含めて、かなりのお時間を頂戴しますから、余裕を持って、ご予約をお取りください。

お時間のない方は、それぞれを分けて、別の日にすることもできますが、同じ日にやったほうが、相乗効果で、いいと思います。

また、肝斑の方のための、簡単なキャンペーンをしばらくしていなかったので、乾燥する今の季節に合わせて、ナビジョンのTAマスクセットのキャンペーンにしました。

この、TAマスク、トラネキサム酸がたっぷり入っているので、乾燥で荒れてしまったお肌を落ち着かせてくれ、ヒアルロン酸も入っているので、保湿効果もたっぷりで、美白・美肌・肌荒れ・保湿と、優秀なマスクになっています。

イオン導入のほうが、濃くたっぷりとは入りますが、そう、しょっちゅう、クリニックに行ってやるわけにはいきませんから、おうちでのホームケアも、今の季節はおススメです。

1袋に、5回分入っていますので、もし週1でされると、5回分ですし、集中的に、週2~3回とか使うのも、贅沢ですが、とてもいいです。

目元の乾燥ジワ(固定してしまったシワもあると思いますが)対策に、まだまだ、シワ対策セットのキャンペーンは続けます。

この、ナビジョンのHAフィルパッチ、先日、「クロワッサン」でも、紹介されたらしく、確かに即効性はあります。気になる方は、週2回とかしても全然いいんですが、それはかなりのコストがかかるかと。。。

HAフィルパッチ、とてもいいんですが、あのチクチクがダメ、と言う方もいらっしゃるので、お試しできるセットを、続けてキャンペーンとしました。

一度、どんな感じなのか、お気軽にお試しください。慣れれば、とってもいいんですけどね。

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

 

今年の検診がまだだったので、人間ドッグの予約を10月半ばくらいにしたんですが、一番早くて、12月27日以降ですと言われ(胃カメラが混んでるそうです)、じゃあ、28日で、とお願いしました。

後から、先輩開業医の先生に、年始すぐにしたら、空いていたのに、と言われ、ホントにそうだった、と後悔しましたが、(年明けは、年末よりも空いています)、予約してしまったので、仕方ないです。

参鶏湯を、ずっと煮込んでいましたが、胃カメラを受けるので、前日の夜9時までに、晩御飯を食べてしまわないといけません。。。

帰ってきてから、さらに煮込んで、そっから食べて。。。絶対、9時までに間に合わないし!!

。。。またしても、参鶏湯が食べられません。。。一体、いつになったら食べられるんでしょうか。。。

(ちょびっと、味見でスープを飲んだら、プロ級においしかったです!!)

しかも、朝早くの予約にしたために、いつもよりも、1時間早く家を出ないといけなくて、なんで、この疲れている年末に、睡眠時間を削ってまで、ドッグにいかなアカンかな。。。と、かなり後悔しましたが、胃カメラがあると、食事制限と水分制限があるので、さっさと眠いうちに終わらせないと、昼から、とかになると、結構つらいんですよね。。はっきりした、目が完全に醒めている状態で、待つのは、とってもつらいから、朝一にしたんでした。。忘れてました。。ウうう。。眠い。。。

今回は、脳ドッグにMRIを検査も受ける予約をしています。

MRIは、初めて受けるので、かなり緊張してました。

胃カメラも久しぶりだったので、ちょっと緊張です。

(いつもり血圧の下のほうと、心拍数がいつもより高く出てしまい、ちょっとびっくり。。)

以前だったら、ちょっと緊張したくらいで、血圧の下がいつもより上がるなんてなかったのに。。やっぱり年々年をとっていってるんですね。。。

緊張の中、一番の検査が、MRIで、ええ~っ!と内心焦ってる間に終わってしまいました。

(狭いところは、平気でした。ああ、よかった~。閉所恐怖症の方は、かなりんお圧迫感で、気持ち悪くなったり、ちょっとパニックみたいになる、と聞いたことがあったので。。)

ちょこちょこ簡単な検査をしている間に、これまた胃カメラになってしまいました。

あああ。。。心の準備がまだ、できていません。。。

のどの麻酔も久しぶりです。。ううう、えげつなく苦い。。。気持ち悪い。。。

のどを通る時がかなり私は苦手で。。やっぱり。。。ううう。。。なんとか無事に終わりました。

さすがにうまい先生だったので、そんな苦しむことなく、パパパッとしてくださいました。よかった、よかった。。

下手な先生の胃カメラで、安定剤なしで検査、となると、まさに地獄で、私は、若い時、大学で、胃カメラを受けた時、ものすごくえづいて(えづいても、何も出ませんけどね)、えづくから、なかなか検査も進まず、とうとう、後ろから上の先生が出てきて、やっている下の先生に、「もう止めてあげや。。」となったことがありまして、胃カメラの安定剤なしは、結構トラウマかも。。。今回は、ホントによかったです。えづいたのは、最初だけで、その後は、なんとか持ちこたえました。検査が早く終わるように、私も協力しないと!

「負荷心電図」というのも、初めてやりました。心電図をつけたまま、ウォーキングマシンに乗って、歩きながら、心拍数を上げて、心電図の変化を見るものです。

これまたウォーキングマシンをやったのも初めてで、ウフフ♪ ちょっと楽しい。。!

この頃になると、胃カメラもMRIも終わり、ちょっと緊張が解けて、安静時心拍数も血圧もいつもと変わらなくなりました。良かった、良かった。。

おっぱいのマンモグラフィーは、あいかわらずとっても痛くて、毎回おっぱいちぎれるんじゃないかと、心配になります。

一応、無理だったら、言ってください、とおっしゃっていただきますが、もう無理!となる、ほんの一瞬の手前で、検査が終わるという、毎度のことですが。。。でも、おっぱいのためには仕方ありません。

乳がんは、早期発見が一番ですから!(なんでもそうですけどね)

ちなみに、おっぱいのエコー検査という、全く痛くない検査もありますが、やっぱりマンモグラフィーは、必要だそうです。

検診だと、2年おきだそうで、私は、去年受けてないので、今年は、マンモグラフィーを受けないといけない年でした。。

検査で得られる情報というのは、それぞれの検査で違うわけです。痛いから、これ要らないや、と素人判断はいけません。検診は、普通はこう、という常識には、それなりの理由とデーターがあって、決まりができているので、特別な理由がない限り、従いましょう。

ただ、豊胸手術をしている方はは、シリコンバッグが破れる可能性がありますから、マンモグラフィーはできません。

ヒアルロン酸注入をおっぱいにしている方も、無理です。

(おっぱい挟みますから、ヒアルロン酸でしこりとかできていると、それは、余計に痛いだろうし、あれだけすごい力だと、変形の可能性もゼロではないでしょう。また、ヒアルロン酸注入のせいで、検査の判断をわかりにくくさせるから、正しい診断の邪魔になります。若い間は、いいですが、40歳を過ぎたら、がん検診のことも考えて、おっぱいの美容治療はされてくださいね。)

女性専用フロアのある、キレイな検診センターで、待合のロビーにも、女性誌が山ほど置いてあって、退屈しません。

やっぱり、女性専用フロアって、いいですね~。スタッフ(ドクターも)も、全員女性です。(ドクター全員が、女性だったので、これはさすがにビックリしました!)

ドッグの時って、薄着になりますから、ドクターはともかく、男性がいると気になりますよね。

う~ん、とってもいい!こういうのって、ホントにいいですよね~。

今どきの検診センターは、とってもいいんですね~。こんないいところで受けるのは、初めてだったので、とっても良かったです。

しかも、知りませんでしたが、半日ドッグだったんですが、ランチまで付いてました!ラッキー♪ 普通においしかったです~♪

その後、オーレリーのケーキを買って、御池のプチメックで、パンを買って、クリニックによって、残っている仕事をちょこちょこやって、帰ってきました。

やっと、今日こそ参鶏湯!

参鶏湯は、長くトロトロ煮込んだかいあって、鶏はかなりホロホロです。これなら、圧力かけなくてもいいや~。

鶏とスープに、クコの実と松の実と、白ネギも入れて、原了郭の黒七味でもう一味(黒こしょうでもいいと思います)。

。。。むちゃくちゃ、美味!でした。。。一緒にいれたもち米は、まだ鶏のおなかの中で、おなかはくずしてないので、もち米は、まだ食べれてないですが、普通の白ごはんに、スープをかけるだけでも、とってもおいしい~♪

胃カメラ後の疲れた胃には、とっても優しい味で、待ったかいがありました。ラッキー♪

充実の1日でした。

皆さんも、検診や人間ドッグ、受けてくださいね。

特に、市民検診は、税金による補助がありますから、かなりお安く受けることができます。

まあ、年齢に合わせた最低限のことしかしてくれないし、受けられる病院が決まってることもありますが、それでも、受けないよりは絶対受けたほうがいいです!

早期発見も大事ですが、40歳を過ぎると、車検と一緒で、体のことを知って、必要なら、メンテナンスをしてあげないと。そのためにも、検診って大事なんです。

子宮がん検診は、30歳からですよ。子宮は、市町村によって、開始年齢が違います。

(自費なら、どこでも、いくつでもやってくれますけど。)

おっぱいにしろ、子宮にしろ、何かあっても、わかりにくところです。

(他の内臓のガンでもそうですが)

ご夫婦で、検診に来られている方もいらっしゃいました。

各市町村によって、申込み期限があったり、それぞれなので、お問い合わせください。

自費で、ドッグを受けられる場合は、いつでも、予約可です。

アラカルトで、自分で選ぶこともできますし、いくらでも追加できます。

ただ、自費なので、クリニックによって、値段もマチマチですから、それもお問い合わせくださいね。

 

 

世間には、たくさんの美容外科・美容皮膚科などの美容クリニックがあふれています。

ちゃんと説明もして、診てくれる良心的なところ(当たり前の話ですが)から、お金さえふんだくったら、後はどうでもいい、という悪質なところまで、ピンキリです。

良心的に診てくれるから、値段も良心的かというと、そこはまた別問題で、ちゃんと、一人の患者さんに時間を取って診る、となると、それ相応の金額でないと、おかしいことになってきます。

(でないと、そこは、どうやって採算が合ってるの?となります。ボランティアでされているとか、趣味でやっている、というクリニックならいざ知らず。)

良心的な価格(いわゆる格安)の美容クリニックというのは、まあ、普通、ダメなことが多くて、単純に考えて、そこは薄利多売のクリニックですから、一人の患者さんに、時間を割いている暇はありません。流れ作業のベルトコンベアのように、どんどん流していかないと、これまた採算が合わないわけです。

うちに来られる患者さんの大半は、格安美容クリニックは、恐い、と言って、関わらない方がほとんどです。

でも、ごくたまに、格安クリニックの実態を知らずに行ってしまい、治療も受けてしまい、説明も副作用の話もなく、エライことになって、どうにかなりませんか?と来られる方がいらっしゃいます。

患者さんからのお話を聞くと、やはりそこのクリニックはおかしいな~、と思ってしまう話ばかりで、社会勉強をしたと思って、もう近寄らないほうがいいですよ、それだけで済んで良かったかも、みたいな話をします。

格安の値段で宣伝されているものは、美容外科でもエステでもそうですが、そんなうまい話はあるわけがなく、「エサ」でしかないので、おびき寄せて、もっとお金を巻き上げられて、ひどい時には、時間とお金だけでなく、自分の体や肌もエライ目に合う、という、お決まりのパターンです。

何事もなく、むしろ満足して帰って来られたなら、それは宝くじに当たるような、ラッキーなことで、ホントに良かったですね。でも、毎回そうラッキーばかり、とは限りませんから、お気をつけください。

さて、今回は、格安美容外科で、被害に遭われた患者さんの話を聞いていて、こんな方がいっぱいおられるうような気がしたので、注意喚起です。

その方は、ワキの汗が気になって、そこに受診されました。

普通、ワキのボトックス注射で、汗を押さえる治療を勧められるはずです。

そしたら、「ニオイ気になる?」と聞かれ、誰でも、汗をたくさんかいて、気になる時って、ありますよね?だから、「時々」と答えたそうです。

そしたら、「ワキガだから、手術しないと治らない」と言われ、(ワキガの診察はなしですよ。)いきなり手術の予約をさせられたそうです。(もちろん、手術代金のほうが高いわけです)

初めてのことだったので、そういうものなのかな、でも、手術で治るし、というので、予約をされました。

手術当日は、説明した医師とは違う医師で、手術のキズも、説明とは違うところから切られて、しかも結果、汗が全然止まらない。。。悪徳美容外科に、よくある話ですが。。

(ちなみに、ワキ汗を抑えるのは、手術よりも、ボトックスのほうが効果的です。ワキガはボトックスではなく、手術が基本です。)

しかも、キズ跡は、すぐに消える、ようなことを説明され、(消えるわけありませんが)、電話しても、時間がたてば消えますから、と一方的に言われて、取り合ってくれない。

キズ跡相談で、うちに来られました。

まだ、手術が終わって、1か月くらいでしたっけ。

手術のキズ跡は、通常、最初は赤くて、白っぽく肌色になってくるのに、早くても3カ月、普通6か月くらいかかります。遅い方だと、1年くらいかかることもあります。

もちろん、そんな説明は受けていらっしゃいません。

だから、余計にビックリして、来られたわけです。ここまでも、よくある話です。

時期からいっても、まだ赤くても当たり前なんですが、時間が経つのを待つしかありませんが、どうしても早く赤みなどを引かせたい、と言う場合に、ただ何もせずに待つのは耐えられない、と言う方に、光・レーザー治療を追加することが、私はあります。

もちろん、光をあてたからと言って、すぐに消えるわけでなく、置いておくよりも早い、というレベルです。

よく使うのが、ジェネシスですが、これは、術後の炎症や赤みを抑えてくれる効果があるので、使いますが、もちろん、お金がいるわけで、お金がかかっても、少しでも早くなんとか、というなら、そういう治療を足す、というのは、アリだと思います。

その方は、少しでも早く目立たなくしたいからというので、ジェネシスを始められました。

一般的な話ですが、キズ跡といっても、ピンキリで、縫ったキズにそって、赤い、というのは、普通のキズ跡です。ゆっくり色が肌色や白っぽくなってきます。

でも、赤く盛り上がっているキズ跡は、ケロイドと呼んだり、肥厚性瘢痕というモノです。これは、そのまま放っておくよりも、何か治療をしてあげないと、できてしまった患者さん自身が、見た目の問題だけでなく、キズ跡がつっぱる、とか痒いとか、いろいろ困ったことが出てくるわけです。

こういう場合、保険で、ちゃんと治療ができるようになっていて、ステロイドの注射をしたり、薬を飲んだり(結構長いです、最低半年以上です)、薬を塗ったり、などなど。

でも、絶対これが何にでも効く!という治療法はありません。保険で治療されていた方も、あまりにも時間がかかりすぎるので、その割に良くならないから、ドロップアウトされる方もかなりいらっしゃいます。

自費治療だと、レーザー治療をしていくこともあります。そのキズ跡の性質というか、効く効かない、というのは、どれをするにしろ、根気がいります。もちろん、時間も、自費であっても、かかります。

また、完全に消すことはできません。少しでも早く目立たなくする、痒みやツッパリ感だけでも、取ってあげる、というのが目標になってきます。

その中で、有名なのが、ステロイド注射かもしれません。昔からある治療法です。

これは、ステロイドを注射することで、ケロイドや肥厚性瘢痕の盛り上がっている赤み(これは、血管の塊だったりするわけなので。血管だけで出来ているわけではありませんが)を平らにしていくのに、使います。あくまで、ふくらんでいるモノを平らにしていくのが目的です。

ステロイドの作用の一つである、血管萎縮作用を利用するわけです。

本当に、盛り上がっているキズ跡には、やる価値はあると思いますが、とても痛いので、患者さんのほうが、嫌がったり、我慢できなかったりすることもあります。

でも、ずっとやるわけでなく、2回くらいでしょうか。それでしばらく様子を見ます。

もっと続ける場合も、特殊な場合であるかもしれませんが、ずっとするものではありません。

ステロイドの効果というのは、この場合、ゆっくりゆっくり効いてきますから、効いていないから、とバカバカっと続けて打っていると、気がついたら、ステロイドの副作用が出てしまって、まだまだ副作用が続いていく、という恐ろしい状態になります。

これを知らずに、やっている医師もいるわけです。

特に、美容外科で、皮膚科・形成外科のちゃんと基礎を勉強していない医者だと、どんなキズ跡にもステロイドを注射すればいいと思っているバカがいて、ビックリします。

そういうバカと一緒に働くと、見つけるたびに、全部止めていかないといけません。また、患者さんにも、説明してからでないと、治療を止められませんから、どう説明したものか悩むとことです。(たいていは、副作用が出てきているから、もう止めます、とか、今の状態には、もう効かないので、というしかないんですけどね。)

適応のないキズ跡に、ステロイド注射をすると、どうなるか?

もちろん、副作用が出ます。正常の皮膚に、働いてしまうわけですから、皮膚が萎縮して、ペラペラになります。その分、血行はかなり悪くなるので、、体は、なんとかして、毛細血管を増やして、血行をよくしようとするわけで、毛細血管がどんどん増えます。ペラペラの肌に、毛細血管がわんさか、という状態になるので、灰色っぽい皮膚に、赤みが混じるという、わけわからん、おかしな皮膚になってしまうわけです。

普通のキズ跡の赤みを取れる、と思っている美容外科医が多いんですが、普通の分には、ほとんど効きません。異常な状態ではないので。ちょっと効いた、ちょっと良くなった、としても、副作用のほうに悩まされるはずなので、わかっている医師は、絶対にやりません。

ステロイドの塗り薬で、副作用が、ここまでいくことはめったにありません。(毛細血管が増えるのは、長期塗ることで、出ますけどね)。よほど、適応外のきついステロイドを大量に、長期塗っていた場合とかは、また話は別です。

それだけ、注射は、濃いし、エライことなわけです。

ケロイドや盛り上がっているキズだからこそ、萎縮して、縮んでくれたらいいわけですが、普通のキズに注射しても、これはホントに副作用ばかり出てしまう、目立ってしまう、という歳合うパターンなんです。

その患者さんの話に戻りますね。

その方は、なにかついでがあったらしく、またその手術されたクリニックに行ったそうで、キズ跡のことを言ったら(こんなになるって、説明されていない、ということです)、注射をキズ跡にされたそうです。

何を注射したのか、全く説明もなしに、です。

その話をしてくださったので、恐らくステロイド注射だと思うんですが(それ以外、注射するようなもの、ありませんからね)、もう止めておいてください、と言いました。盛り上がっているわけでもないし、適応がないし、副作用が出るだけなので、と言いました。

その後、何度か、うちでジェネシスとかされていて、しばらく来られてないな、と思っていたら、久しぶりに来られて、キズ跡をみたら、アレっ?皮膚が委縮してる?気のせい?どうして???

反対側も診ると、そっちはもっと萎縮してました。

「萎縮」というと、わかりにくいと思いますが、皮膚が薄くなるので、そこだけ凹んでて、灰色がかって、毛細血管が増えている、という状態です。

「ここ、注射しました?」と聞くと、1か月半くらい前に、またそのクリニックで、注射を勧められ、やったそうです。

そこで、赤みも全部消えるから、と言われたそうで。。。

消えないっって!!

注射はもちろん無料でしてくれているはずなので、その医師なりに、なんとかしてあげようと思ったのかもしれません。手間暇かかることですから、悪意からやっているわけではないと思います。きっと。。

でも、結果は、逆なんです。副作用が出てます。。。

こういうクリニックの恐ろしいところは、悪意があってもなくても、無知な治療と説明不足とで、結局困るのは、患者さんなわけです。

もう止めておいてください、と言ったのに、どうしてまたやったんですか?と患者さんに聞くと、赤みが全部消えるから、と言われたから、じゃあ、それなら、とやりました、とのことでした。

気にしている方に、そんな自信を持って、「消える」なんて言ったら、誰だって、やりたくなりますよね。

ちゃんと副作用のことも説明して、その上で、こういう副作用が出るけど、どうしても気になるなら、こういう方法もある、と説明したうえで、患者さんに選ばせるならまだしも、なんの説明もなく、いいことだけ言って、やったらいかんやろ、と思います。

また厄介なのが、増えてしまった毛細血管は減らすことはなんとか可能です。(全部消すのは、多分無理です。体はせっせと作ってきますから。)

ですが、このペラッペラになった皮膚が、いつ戻るのか、戻す薬や治療法はあるのか。。。。はっきりいって、かなり難しいです。。自然に回復を待つしかないでしょうが、すごい時間がかかるでしょう。

どれくらい?と聞かれても、はっきり言って、わかりません。

こういう、戻すのに大変なことを、一度患者さんともめたところに、また無知ゆえに、あるいは、適当にやって黙らせてしまえ、みたいに、どんどん適応外のことをやっていくという、この恐ろしさ。。。

もうね、こういうクリニックとはね、やっぱり関わったら、いかんのです。

患者さんが医学的なことをわからないのをいいことに、(向こうも医者もわかっていないことが多いんですが)どんどん、次のことを攻めて来ますから、どんどん悪循環にハマって行きます。戻せるうちはいいですが、戻せなくなることも、もちろんあるわけです。

また、そこから、シミを薄くする薬? なんかわけわからんものですが、塗るように言われたそうで、塗っていいか、聞かれましたが、中身が何か分からないのに、いいですよ、と答える医師はいません。

(手術の固定のテープで、かぶれて、シミになってしまわれました。それについては、全くのスルーされたそうで、患者さんから言って、初めて薬かなにかが出たのかな。。?)

こういう美容外科で出される美白剤というのは、たいていハイドロキノンかトレチノインと、相場が決まっているんですが、本当のところはわかりません。中身がわからないので。

でも、そのどちらにしろ、何の説明もなく、渡す薬ではないですし、それぞれ副作用があります。使い方を間違えると、反ってシミになるわけです。

またまた、説明もせずに、薬の名前も言わずに、渡すようなクリニックです。ダメでしょう~。どう考えても。。

2回目の注射は、私は、患者さんから何も聞かされていませんでしたから、そのままレーザーをあててました。

同じところを、別々のクリニックで、別々に治療する、というのは、普通やりません。お互い何をしているのかわからないし、反って悪化することもあるし、うちでは、他院との同時期・同部位の治療はお断りしています。

また、知らずに、3回目4回目とされていたら、皮膚はますますおかしくなるばかりで、良くなるはずがありませんからね。

なので、その方にも、そこのクリニックと関わって治療するなら、今後うちでは治療はしません、とお伝えしました。

関わってしまった分は、もう仕方ないことですが、その後も、関わり続けて、さらに泥沼にはめていかれるので、ホントにもう、関わることを、患者さんご自身で、断ち切らないと!自分の体のことですからね。

あれ以上、副作用が出ずに、よくなることを祈るばかりです。

皆さんの中に、キズ跡に、美容外科とかで、ステロイド注射をされている方がいらっしゃったら、もう一度冷静になって考えてください。

今の状態で、満足してますか? 注射が始まって、本当によくなっていますか?

もし、違うなら、なんかおかしいと思うなら、セカンドオピニオンで、ちゃんとした皮膚科・形成外科で、診てもらってください。副作用ばかりが出てしまう前に。