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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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モニターの方の写真が、ぞくぞくと出来て来ましたので、公開しますね。

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年齢を重ねるにつれ、左のような赤いイボみたいなのが、少しずつ増えてきたり、大きくなったりとかしていませんか?これは、英語で「ルビースポット」と言って、宝石のような名前がついています。が、日本語では、「老人性血管腫」って言うんですね~。日本語ひどいですね~。

欧米では、どちらかと言うと年齢を重ねるごとに、ヒトとして輝きを増すように、好意的に言われるようです。日本では、若いほうがいいみたいな風潮が昔からあるんでしょうか?年齢を重ねて出てくる皮膚症状を「老人性~」とついている名前が他にもあり、欧米では「日光性~」と言われるため、いつもなんでかな~と思います。

こちらのルビースポット、30代40代でも、もちろん出て来ます。小さかったのが大きくなる場合も多く、確かに紫外線も関係しているとは思いますが、紫外線にあまりあたらないところにも出て来ます。

私の腕や太ももにも最近大きくなってきたのが何個かあります。

こちらは、モニターの方です。左がロングパルスヤグレーザー照射前、右が照射直後です。こういった血管腫(赤い系統のモノ)は、直後に灰色っぽくなることがあります。強く反応すると、黒っぽいこともありますが、この後は、かさぶたみたいに知らない間に灰色のが取れて、無くなっている感じです。1回で無くなることが多いですが、まれに数回かかることもあります。1回で取れなければ、2~4週間くらい空けて、2回目の照射です。レーザー後は、テープも貼りませんし、顔であれば、直接お化粧してもらってかまいません。まれに、蚊に咬まれたみたいに腫れる方がいるので、念のため塗り薬もお渡ししてます。こちらのレーザーは、1発直径3mmで、¥2,100です。腫れなどがご心配の方は、最初からあまり強くあてないほうがいいと思います。

これ以外の赤アザ(血管腫と言います)にも、ロングパルスヤグレーザーは、よく効きますが、適応や合併症も、あります。アザになると、血管の数も大変多いため、レーザーの反応も強くなってしまうためです。まずは、診察を受けて、ご相談ください。

写真がまたしても、わかりにくくてスミマセン・・・。

左がビフォーで、右がアフターです。

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ルミガンのモニターさんの写真です。前回の方とは違う方で、使用始めて1か月半くらいです。この方も1週間くらいで、伸びてるんじゃないですか?みたいな感じが、徐々にはっきりして、今ではマスカラがスゴク塗りやすくなったそうです。

クリニックで直接見ていただける写真は、もう少しわかりやすいので、よろしければどうぞ見てください。

最初のモニターさんも、やっと受診することが出来て、途中ルミガンを1カ月以上お休みされていましたが、2本目開始して、約1カ月ですが、かなり伸びてます。この方が言うには、始めてから3~4日で自覚症状があるそうです。

皆さん、女優さんのようなまつ毛を目指す!と言われるので、4か月頑張りましょう!と言っています。

さて、本題です。

当院取り扱いのルミガンが変わります。中身は、同じビマトプロストで、全く問題ありません。使い方も同じです。

上まつ毛育毛剤1本2.5ml(以前のルミガンは、3mlでした。少し少ないです。)で、税込¥7.350です。1本を長く効率よく使いたい方には、ラティースがおススメです。

ルミガンもラティースも、処方には必ず診察が必要ですので、ご了承ください。

大変人気のレディエッセですが、他院で以前にヒアルロン酸などされたことのある方のご来院が増えています。

診察させていただいて、前入れたのがもう吸収されて無くなっているなと思う場合はレディエッセを入れても構わないのですが、残っていると判断した場合は、半年空けて頂いています。半年経っていても、残っている場合は、もちろん注入しないことも、あります。

純粋なヒアルロン酸であっても、レディエッセも体にとっては、安全ではありますが、異物には変わりありません。異物が残っているところにさらに異物を入れるというのは、オススメしておりません。

絶対100%吸収されて無くなっているか、というのは、注入部位を切り取って顕微鏡で調べないとわかりませんが、触診で明らかにあるということは、結構な量がまだ残っているということです。

また、クリニックによっても、ヒアルロン酸といっても、メーカーもいろいろで、それぞれヒアルロン酸の形状というか、特徴が違います。また、同じメーカーであっても、ヒアルロン酸の粒の大きさにより、何種類もあります。また、どこに入れたのか、どの深さに入れられたのかによっても、吸収のスピードは、その時々で全く違ってきます。注入後に気にして触る方やマッサージする方などは、血行が良くなって、吸収が早い場合もあります。この部位に入れるなら、この深さと学会でもメーカーとしても決まっている深さというものがありますが、時々ビックリするような深さ(浅すぎるんです)に入っていることがあります。もちろん浅く入れる種類もあるんですが、深く入れるものを浅く入っていて、それも大量に、となると、中々落ち着いてくれません。それまで当院での処置も行いません。

どれだけ吸収されて残っているのか、その状態で、さらに他のものを追加して入れていいのかというのは、診察して触ってみないと一切わからないんです。

電話でお聞きして、「止めておいてください、多分しませんから」とお断りするのは簡単ですが、診察してもいないのに、言い切るなんてことはしていません。受付が詳細をお聞きして判断するというのも不可能です。(注入剤にアレルギーのある方は別ですが、そういう方でも、カウンセと診察だけでもいいとご希望された場合は、もちろんご予約をお取りしております。)注入希望でお電話をされる方の場合、診察をしたらできる可能性はあるわけですから、診察・カウンセのご予約はそのままお取りしています。ただ、診察によって、ご希望されても適応がないと処置はできない旨、お電話の時に全員の方に受付が申し上げております。それをご了承していただけない方のご予約は、申し訳ありませんがお電話時にお断りしております。絶対に入れますとは、お約束できないわけです(どの治療でも、そうですが)。

一般の方が考える適応(希望)と医師から診た適応は、全然違います。そのために診察がいるわけですが。やっても害のない処置であれば、適応がなくても、「やってみたいから」とご希望されれば、することはあります。ですが、デメリットのほうが大きいと判断した場合は、処置は行いません。

前回でも申し上げましたが、他院では、希望されれば(お金をもらえるわけですから)何でも、どんな状態でも、デメリットの説明もせずに入れてくれるところもあります。ですが、安全第一の当院では、行わないことをご了承ください。

また、注入の診察・カウンセだけでも、洗顔をして、お化粧を落としていただきます。化粧の下に、湿疹や傷跡・ニキビ跡などが皮膚に問題がないかを診察します。もしあると、注入を延期したり、うまくボリュームを出せないかもしれないことをお知らせするためです。

また、ヒアルロン酸と聞かれていても、クリニックによっては、吸収しない混ぜ物の入ったヒアルロン酸(とは、本当は言わないんですが)を注射されていることもあり、前医で何を入れられたのかわからない場合は、注入をお断りすることもあります。

アクアミド®などの非吸収性のものの場合、当院では何年経とうと、ヒアルロン酸・レディエッセの注入は一切お断りしております。非吸収性のものは、すぐに出なくても、アレルギー反応やいろいろな副作用が出る場合があり、他のものを追加してしまうと、何が原因かわからなくなってしまうのです。

他院で何を注入されたのか種類をご存知ない方も結構いらっしゃって、ビックリするのですが、医師がちゃんと伝えてないのか、知らせられたけど忘れてしまったのかはわかりませんが、皆さん恐いもの知らずだな~と思うことがあります。美容外科などで、かなり悪質のところもありますのに、信頼してされたのだとは思いますが、顔に何かわからないものを入れられるのって恐いと思うんですが・・。

「信頼しているクリニックなので、大丈夫です」とおっしゃる方の多いんですが、アクアミド®などの非吸収性のものも、ごく初期には、安全と言われ、もてはやされた時期があります。もし、そういう時期に入れておられれば、担当医師も「安全」と言っている可能性があります。この時点ではそれは事実で、もちろん騙されたわけではないんです(副作用というのは、後からわかりますから。。。)

悪質なところだと、吸収しない注入剤なのに「ヒアルロン酸」としか聞かされていない方もいらっしゃって、種類をお聞きして、「それ、違いますよ。吸収しませんよ。」ということも多々あります。

はっきり要って、”非吸収のヒアルロン酸(ヒアルロン酸ではないんですが)”とか言われた場合、その場で注入するのは絶対止めて、ちゃんと名前を聞いて、調べてからやりましょう。非吸収性のものは、一度入れてしまうとどうもできません。最悪、切り取って取り出すしかないんです。

何を入れたのか忘れてしまった方は、やってもらったクリニックに問い合わせて聞いてみましょう。良心的なクリニックであれば、きちんと教えてくれるはずです。(悪質なところはウソもつきますが。。)

個人情報になるので、電話では無理でも、受診したら必ず教えてくれると思いますよ。電話でも大丈夫なところもあるでしょうし、まずはご確認ください。

病気に対しての保険診療ではありませんから、異物を体内に入れる場合は、御自分の身は御自分で守らないと!おかしなものを入れる医者が一番悪いんですが、どこのクリニックがおかしいかなんてわかりませんよね。私もわかりません。だから、せめてメーカーと種類くらいは聞いておきましょう。

ちなみに、当院のヒアルロン酸は、スウェーデンのQ-MED社のレスチレン®です。混ぜ物なしの純粋ヒアルロン酸です。トップブランドのものになります。今の科学では安心していただいてよいものです。

レディエッセ®は、もちろん正規代理店から輸入している安全なものです。(正規代理店を通さずに輸入しているクリニックは、大変怪しいです。そういうところには、副作用報告とか最新の情報や注意事項がいきません。そういうところでは、有り得ないトラブルが続出しているそうです。ご注意ください。)

残っている注入剤が全く同じ種類であっても、すでに入りすぎていて、これ以上入れると見た目おかしい・皮膚が壊死する可能性が高いという場合も、当院ではお断りしております。それもご了承ください。

他院に今まで通っていました、と言ってご来院していただき、そのまま通っていただいている方が結構いらっしゃいます。今までの治療と当院の治療を比べていただいて、当院を選んでいただいて、本当に光栄に思います。ありがとうございます。

自分で言うのも何ですが、こんなに良心的にやっている美容クリニックはなかろうと自画自賛です。

開業するにあたり、一番に考えたのは、「あやしいことはしない」「医療としておかしなことはしない」ということです。次に考えたのは、「適正価格で医療(自費)を行う」ということです。まあ、何が適正かと言われれば、様々な意見がありますが、業界の中では、良心価格にしていると思います。(今のところ、価格設定は当分変わりません。将来、状況がまた変われば、価格改定はあると思いますが)人件費や広告費に経費をあまりかけていないので、一人の患者さんからぼったくらなくて、いいんですね。(同じ業界でも、飛びぬけて、安いクリニックや処置には、なにか理由がありますから、お気をつけください。)

当院に、今のところ看護師はいません。準備も後片付けも医療のことは、私一人でやります。今のところできます。自分ができるのに(やる時間があるのに)、そのために雇用をすると経費がかかり、患者さんからいただく価格を上げざるを得ません。今までも原価計算を間違えて、原価割れの価格設定をしてしまって、気づかない間はそのままご提供していたことがありました。気づいて、こっそり訂正した分もありますし、原価割れはしてないけど利益もないかな、という分は、そのまま訂正していない分もあります。化粧品・医薬部外品などは、メーカー希望小売価格ってやつです。

どれとは言いませんが、患者さんサービスの一環として、あまり利益は考えていない処置というのも、何個かあります。(そればかりされると困ることになってしまうので、あんまり、それが流行ってしまうと、将来的に値上げもあり得ます。

ちなみに、韓国製ボツリヌストキシンは、在庫がなくなり次第取り扱いません。アラガン社のボトックス®は、今の在庫が無くなると、アラガン社のボトックスビスタ®に眉間以外にも使う予定ですので、値段はおそらく上がります。

他院では、「これぐらいならやってもいいんじゃない?」みたいな感じで、患者さんには知らせずに、処置をしてしまうところというのもあります。処置に対する適応が広いと言ってしまえば、それまでですが、学会で禁止されていることや推奨されていないこと・熟練と慎重を求められる処置を安易にしてしまっているところもあります。処置をしたドクターなりの考えがあって行っている医師もいますが、何も考えていないお金大好きの医師もいると思います。

医療行為において、100%絶対安全ということはあり得ないので、その確率を少しでも減らすことが当たり前ですから、わざわざ学会などで問題になっていることには私は手を出しません。

「○○クリニックではしてくれた」ということも、当院では、医療としておかしければ、どんな遠方から来られようと、処置はお断りします。絶対にしません。(時々、ビックリ!することがあります。)

治療として、できないこともないけど、こんな場合もありますよ、という場合は、全て患者さんにお知らせして、基本勧めていません。それでも、リスクを承知した上でして欲しいとご希望された場合は、リスクにもよりますが、ケースバイケースでしょう。何かあった場合、患者さんと一緒に、そのリスクによるダメージが改善していけるかどうかを自分の中で判断します。改善できない・限界があるリスクは、やはりお断りします。

予約の時にお電話で、受付が細かくお聞きして、電話カウンセリングみたいなことをするのはクリニックにとっても効率はいいでしょう。よく電話カウンセや電話相談をされているクリニックがありますが、当院では行っていません。最低限のことはお聞きして、お伝えしないといけないことはお伝えしていますが、受付は医師でも看護師でもないですし、いくら研修ししたと言っても医療に対してはやはり素人です。電話に出るのが、医師だったとしても、お肌の状態を診察していないのに、お話だけで処置の適応があるかどうかなんてわかりません。やはり、実際にお化粧を落としたお肌の状態を診たり、場合により触ったりしないと、その方にとって本当にいい治療というのは、お伝えできないと思います。

そのため、どんな治療で、何回やって、いくら全部でかかります、みたいなこともお電話では申し上げられません。お肌の状況で、治療法は全く違うことが多々あります。

他院の誇大広告丸出しの、まるで副作用が全くないかのように書かれているHPを見て、同じものだと信じて、お電話をくださる患者さんも結構いらっしゃいます。広告自体に書かれていることは、全くのウソではないんですが、誇張しすぎで、隠されている欠点をお伝えするのも、やはり直接会ってお話しないと、お電話ですることではないと私は思います。誤解を招くこともありますので。

「電話で簡単にすませたい」という患者さんがたくさんいらっしゃるのもわかっていますが、洋服や毛化粧品を買うのとは、訳が違うと私は思います。自分の顔や体に、家族でも友人でもない他人が何か処置をするわけです。やはり、患者さんにも一番に慎重になっていただきたいと思います。

ホクロを取る・レーザーをあてる・注射を顔にする・・どれも処置自体は、熟練したドクターがすれば、簡単な処置です。患者さんも、よくされている方は割と気軽に考えておられます。ですが、万が一の副作用が出てしまった場合、簡単に考えていた以上、ショックはかえってかなり大きいと思います。

説明をちゃんと受けた上なら、必要以上に心配されることはいりませんが、納得されて処置をされたいのであれば、どこかで割り切らないと確かに前に進めません。でも、自分の中で心配がまだまだ大きい時に、けっして無理してやることでもありません。命にかかわりませんから。

美容の医療は、ちゃんと医師の診察を受けて、説明(副作用も含めて)を聞いて、充分納得されてから、受けてくださいね。(説明をしないクリニックでは、絶対受けてはいけません!)

いよいよ年末年始と、いろいろなイベントが盛りだくさんの季節になってきましたね~。この季節に、急にしたくなる治療・あるいはやり始めるきっかけになるイベントが出てくるため、初めて光・レーザー治療をされる方が結構いらっしゃいます。

特に、クリスマスまでは、勝負のかかっていらっしゃる方が駆け込みで来られることも多いため、いろいろなお話を聞かせていただくのも、また楽しみの一つです。

やはり、タイタン・ジェネシス・ライムライト・ホクロやイボ取り・ヒアルロン酸やレディエッセの注入系が、今回初めてやってみたい!という方が増えませす。イベントまでにちょっとでも変えたい!でも手術はイヤ!という方が大半です。

この季節、お酒を飲む機会が増えるのと、皆さん忙しくなって、顔が疲れて見えたり、むくみやすかったり、とタルミがひどく見えるほうに向いてしまうんですが、そんな時は、タイタンがおススメです。むくみは即座に取りますから、その分の小顔効果は即効性があります。(本当の意味の小顔になるには、時間・回数ともかかります)タイタンをしていると、むくんでいらっしゃるかどうかって、すぐにわかるんですが、この師走の時期は、おでこまでむくんでる方、結構多いです。まあ、おでこがむくんでいても自覚って、ないんですが、おでこのむくみが取れると、目が大きく見えるんですね~。上まぶたが少し引きあがるんです。、年齢とともにどうしてもまぶたは、かぶさってきますから。

むくみやすい方・飲酒の機会が多い方には、タイタンがオススメです。

お肌が疲れている方のは、タイタンも確かにいいんですが、お手軽に始めるのであれば、血行を良くして、お肌を元気にしてくれるジェネシスがオススメです。シミは取れませんが、クスミくらいなら、即効性があります。この季節お肌が荒れたり、調子の悪い方には、一番の治療です。ジェネシスは、アトピーの方にもあてますからね。うぶ毛もはじけ飛ばすので、割とその後の化粧ノリが違う!といっていただける方が多いです。

フォトの最新治療であるライムライトですが、イベント直前に、シミを浮かせるのは、あまりオススメしません。浮かせないように、設定を調節することはできますが、直前に1回でシミをすぐに無くす、みたいなことは普通無理です。よく皆さんがされるのは、せっかくの長期休みの間に、普段は困るシミ浮きをさせて、年始の仕事始めデビューをされる方が多いです。ちなみに、くすみに一番よく効くのは、ライムライトと思います。シミ浮きさせなくても、なんとなく明るくするとか、お肌の調子を整える程度で良ければ、イベント直前でもいいと思いますよ。早くシミを取りたいという方は、イベントから1~2週間は余裕があれば、結構いいと思います。

また、長いお休みを利用して、テープを貼る治療をされる方も多いです。当院であれば、顔のホクロやイボを取る炭酸ガスレーザーです。テープの上からお化粧はできますが、至近距離だと、何か貼ってるな、ということはバレてしまいます。遠めからだと、全然わかりませんけど。

すぐに、法令線をなんとかしたい!鼻筋をちょこっと通したい!アゴをシャープにしたい!疲れて見えるゴルゴライン(ホホ中央のクボんだタルミ)をマシにしたい!と言う方、即効性のあるヒアルロン酸やレディエッセをされます。注射で、ボリュームを出したり、凹みを膨らませるだけなので、直後から効果が出て、大変わかりやすいのが特徴です。欠点は、吸収していずれ無くなるので、やっぱり不経済です(特に、ヒアルロン酸)。ですが、すぐになんとかしたい!という願いの救世主であり、メイク感覚と思ってされるなら、こんなに簡単なものはありません。

注意点は、内出血です。人間の皮膚は、どこを刺しても、必ず血が出ます。血があまり周りに出ないように、ちゃんと止まるまで止血を行います。当院だけでなく、どこのクリニックにで、止血(しばらくその部分を圧迫して押さえます)はしてますが、思わぬ血管があって、傷がついて出血した(通常、機能的に問題になる血管ではありません。毛細血管よりは大きい血管だと、内出血の可能性が増えて、美容上(見た目)内出血となり、困ることになります。

注射する場所によっても、内出血しやすいかもと予想されるところもあり、細かい血管の多い目の周りは、出血しても押さえにくいところなので、他よりは内出血の可能性が少し上がると思います。

内出血の可能性自体は、元々それほど多いものではありません(ちゃんとしていたら)。ですが、人間の体ですから、「絶対に大丈夫」とは有り得ません。顔の注射は、私はイベントの直前にするのは止めておいたら?と申し上げることが多いです。できれば1~2週間前にするのが、何かあっても、落ち着くので、理想ではないでしょうか。カバー力の強い部分ファンデがあるから大丈夫!という方で、ご希望されれば、適応がある限り処置しますが、内出血が出てしまったら、消えるまで待つしかありません。場所によったら、ジェネシスで早く内出血を吸収させることはできますが、もちろん即座に消すことはできません。そういう意味でも、お休みを利用して、年始デビューはとてもいいと思います。

12月中旬頃から年末まで、ご予約が取り難くなりますので、ご予定のある方はお早めにご予約をお取り下さい。

まつ毛用の育毛剤が医療用であるって、ご存知ですか?はっきり言って、これは効きます。他のどんなものを使うよりは確実で、フサフサになるスピードは、個人差があると思いますが、まつ毛が少ない、短いとお悩みの方は、本当に試してみる価値があると思います。

今、まつ毛用として処方されるのは、ラティース®とルミガン®という2種類です。どちらもアメリカのアラガン社(ボトックス®で有名なトップブランドの会社です)の医薬品です。中身の薬の成分は、全く同じです。

ラティース®には、滅菌されている専用ブラシが60本(30日分)ついていますが、ルミガン®にはついていません。ご自分で、細い綿棒などを用意してもらって、綿棒で塗るというのが、一般的です。

両方使った患者さんにお聞きしたことがあるんですが、ルミガン®のほうがややサラサラで、ラティース®のほうが、トロっとしてる気がするとのこと。

で、私も両方使ってみました。サラサラかトロっとかは、私はほとんどわかりませんでした。

ラティース®の専用ブラシは、ななめにカットされており、まつ毛の際塗りやすいように考えてあるんですが、そこはやはりアメリカ製。はっきり言って、雑です。もうちょっとキレイに揃えられないのかな~と思います。塗りにくくはないですけど・・・。そう思うと、日本製って、なんでもすごく細かくキレイにできていて、機械とかも故障しにくかったり、使う人のことをよく考えて作られていて、感心してしまいます。(外国に行って、衛生用品とか日用雑貨とか買うと、日本の良さがわかりますね。)ラティース®が日本製だったら、もっと優秀なブラシを作るのに、といつも使う度に思っていました。

このブラシ1本に基本1滴です。欲張ってたくさんつけると、必ず他場所について、続けてると、そこから毛が生えてきたり、変な色がついたりと副作用が出てきます。

私も、1滴では心もとなかったので、2滴つけてみました。そしたら!まぶたやまつ毛について、いろんとこについてしまうことがあります。危ないです。一度、4滴つけたことがあって、これは目の中に確実に入りました!入った瞬間、ものすごい違和感!ひえ~と思いましたが、とりあえず洗い流さず放っておきました。翌日、スゴイ充血です。目真っ赤!って感じです。恐るべしビマトプロスト!(薬の成分です)それ以来、1滴を厳守していました。両目で、計2滴です。

かわって、ルミガン®です。こちらは、メイク用の細い綿棒に垂らします。いつものように1滴。???一瞬で、綿棒に吸い取られました。 2滴たらして、まつ毛の際に塗ってみましたが、塗れてる?濡れてるようにも感じない・・。塗れてるかな~と感じるまで、1本に4滴結局垂らしました。両目ほぼ8滴・・・。ラティース®の倍以上使ってしまいます。

当院では、ラティース®が1箱¥18.000、ルミガン®1本¥105.00です。今までは、安全・衛生面を一番に考える方は、ラティース、まずはお手軽に試したい方がルミガンっていう感じでしたが、ルミガン+綿棒だと、結構な量がいるかも。(どちっらも入っている量は、ほとんど変わりません)ラティースのほうが、そういう意味では経済的かも。

患者さんの中には、化粧ブラシの小さいのを使っているとお聞きしたことがあります。アイラインを引くようなブラシでつけたら、綿棒よりも吸収しないと思いますが、化粧ブラシを使う時の注意点は、必ず右・左とそれぞれ用意して、1回済んだら、きちんと洗ってください。市販の綿棒は、1本ずつ入っていても、滅菌はされていませんが、使い捨てにするので、まだ清潔です。でも、化粧ブラシは、ついついめんどくさくなって、なかなか洗いませんよね。そうしてるうちに、恐いのが感染症です。めばちこができやすくなったり、もっと目のほうにバイキンがついたり、と可能性は否定できません。だからこそ、ラティースは滅菌ブラシが左右別々に1か月分ついているようです。

皮膚のほうから塗る分には、結膜の粘膜から塗るわけではないので、そうそうバイキンはつかないかもしれませんが、目って、なにかあっても初期症状って、軽くて気付かないんですよね。かなりひどくなって、痛くてたまらないとか、涙が止まらないので、眼科に行ったら、ひどい状態だったということも結構あるそうです。目は大切ですから、危ないことは極力さけるほうがいいと思います。

化粧ブラシを洗って何度も使うくらいなら、ラティースのブラシを捨てずに洗って使うほうが、まだマシかも・・と思っちゃいましたが、衛生面で言うなら、やはり使い捨てが基本です。洗ってまた使うのもメンドクサイから、しなくなっちゃいますよね。

一度、ラティース®のブラシを使ってみて、比べてみるのもいいかもしれません。

ちなみに、両方ともただいまクリスマスキャンペーンで、1割引きです。初診の方は、初診カウンセ料が、¥2.100別途かかります。個人輸入医薬品ですので、品切れの場合は、入荷まで時間がかかりますから、どうぞお早目に。

さっき、「ホンマでっか?!TV」をちょっと見ていたら、「ワキ毛はあったほうがいい」「ワキ毛がないと、モテ度が下がります」と、またまたビックリするようなことが流れてました。

この頃、民放のTV番組って、どれだけ見てる人にインパクトを与えられるかで勝負してるようなところがありますね。一般的に知られていることを逆のことを言い切ることが大切と言い渡されているのかと思わせるゲストの方々・・・。番組のテロップにも出ますが、何でも鵜呑みにはなさらないように。情報発信番組ではなく、ひとつのお笑い番組の感覚で、見てくださいね。話のネタですよね。

美容業界(医療業界のことです。化粧品やエステ業界の話ではありません)で、全く話題にもなっていないウソッぱちのことでも、「ハリウッドセレブの間で流行ってる!」とか、TVで言い切る方もいて、また番組終了後、皆してネット検索するので、類似品(そもそもその、話題という化粧品とかも、かなり怪しいと思うんですが)が出回って、買ってしまう方も結構いらっしゃいます。誰も本物を知らないから、「TVで話題の!」とか言い切って売ったもん勝ち!みたいな業者もいるので、くれぐれもご注意を!

さて、ワキ毛ですが、何故ワキ毛があるとモテるのかという理由が、ワキにはアポクリン腺といういわゆる「ワキガ」のもとになる汗の腺があります。これがたくさんあると、独特のニオイがするので、「ワキガ」と呼ばれます。多少は誰でもあります。

ワキ毛があるほうが、そのニオイが遠くまで運んでくれるそうです。そうすることで、いろんな人にアピールできるとのこと。う~ん・・・。

アポクリン腺がどれくらいの数があるのかは個人差が大きいです。特に、日本人は少なめで、欧米人は多いです。その人によっても、汗などののニオイは人それぞれなので、欧米では、香水と自分のニオイを合わせて、唯一無二の香りにして、セックスアピールを上げるというのが一般的なようです。欧米のものって、結構香料何でも強いですよね。元々、香水好きな民族なのか、ワキとかのニオイを隠すため(合わせてより良いものにするため?)に、香水の文化が進んだのかは私は知りませんが、日本とは対照的ですね。

日本人は、昔からニオイに敏感というか、どちらかというと、あまり好まない人種なんでしょうか。アポクリン腺も少ない人が多いため、少数派のアポクリン腺が多い人は、「ワキガ」と言って、嫌われてきたような気がします。欧米の小説とかでは、セクシーとか、素敵みたいに表現されているのを見たことがあります。

欧米と文化も湿度などの環境も考え方も、かなり違うので、あの番組内で、医師や学者の先生方がおっっしゃっていることは、どこかの論文などに載っていたこととは思いますが、どこの国の論文か、どんなデータかを確認しないと、アジア人、特に日本人に当てはまるかは、また別の話です。

まあ、女性のワキ毛は見た目から言っても、ないほうが私はいいと思います。私もワキは10年以上前にすでに脱毛しています。(医療脱毛は、すっごい楽です。お手入れしていた頃がウソみたいです)香りをふりまきたい方は、香水をつければいいし、医学的に「ワキガ」という方は、毛が無くても結構ニオイは周りに届いていますので、番組でいうところのアピールは充分かと思います(気にしている方は、毛がないほうが、雑菌の繁殖が少なくなるので、ニオイは少しマシです)毛が一体、どれだけの距離の差を生むと言うのでしょう。そのデータを見てみたいですね。「ためしてガッテン!」を見た後だったので、余計に、あ~あ~・・・と思ってしまいました。

レディエッセのオープニングキャンペーンも無事終了しました。でもさすがレディエッセです。元々が高額なせいもあると思うんですが、レディエッセのキャンペーンを続けて欲しいとのお声が多いです。

そこで今回のクリスマスキャンペーンに追加させていただくことになりました。キャンペーンに、医療に直接関係することって、なかったですものね。(光・レーザーなどの処置は、セット料金や継続お値引きも含めて、元の価格設定をかなり抑えて設定させていただいておりますので、今のところ、今以上のキャンペーンは予定しておりません。)

レディエッセキャンペーンは、限定5本です。1本1.5ccに、麻酔薬を0.2~0.3cc追加します。針を刺す瞬間と、注入されて押し広げる間は、感覚がありますが、しばらくすると、麻酔が効いてくるので痛みはほとんどないと思います。

刺す瞬間も麻酔をして欲しいという方には、麻酔テープ(1枚1000円ほど)を少し前に貼ってから処置することも可能です。

自分の顔に、自分でレディエッセを注入することはできませんので、私は体験したことがないんですが、今までのヒアルロン酸やレディエッセをされた患者さんを診てますと、刺す瞬間はそれほど痛くないようです。(その日の体調によっても違うでしょうし、もちろん個人差があります。これぐらいの痛みなら、全然大丈夫と言っていただけることが多いです)

それよりはむしろ、一度にたくさん注入して、押し広げた場合の張っているような痛みというんですかね、その分の痛みには、麻酔のテープではどうにもできません。(一度に大量に入れることは、当院ではオススメしていません。たくさん入れたい場合は、時間・回数をかけて、ゆっくりちょっとずつボリュームアップしていくほうがいいです。皮膚に余裕があれば、結構入れられますが、余裕がないと、ヒアルロン酸は、雪崩を起こしたように、周りにぼて~と拡がりやすいです。レディエッセは、そうはなりませんが、皮膚が無理やり引っ張られますから、痛みや違和感は、なかなか取れないんじゃないかなと思います)

特に、レディエッセは入れる深さは、ほとんど脂肪の中です。麻酔のテープは、そこまで届きませんね~。麻酔のテープは、痛みに敏感な方のお守り代わりというか、おまじないのような感じではないかと思います。完全に痛みが無くなるとか、大きな期待はされないほうがいいですよ。完全に痛みの感覚を無くすには、やはり注射の麻酔薬でないと、なかなか難しいと思います。注射の麻酔を先にたくさん打ってしまうと、腫れてしまって適切なボリュームアップができなくなることが多いので、当院では、セオリー通りの麻酔量を混ぜるだけで、事前に麻酔薬を注射する方法は取っておりません。ヒアルロン酸も、麻酔入りのものを使用しています。

レディエッセを注射する一番人気は、やはり法令線です。次が鼻の付け根に入れて、鼻筋をすっとさりげなく高くする、という感じでしょうか。一度、鼻に入れた方は、ほとんどの方がはまってしまわれます。私の経験から言うと、リピート率ほぼ100%に近いのでは?と密かに思ってます。入れすぎると、急に鼻が高くなるので、周りにも気付かれるかもしれませんので、少し入れる、というのがオススメです。鼻根部(付け根)の一番低いところ(アジア人は、ここがやはり低いです)にすこ~し入れてあげると、美人度上がるんですよね~。お化粧で、すっごくうまくハイライトがはいったよう!という感じです。他の人気は、ゴルゴライン(ホホの八の字のような凹みのことです)とアゴですね~。

実は、隠れた人気がアゴなんです。日本人も含めたアジア人は、欧米人に比べて、アゴが小さく、ちょっとひっこみがちなんです。すこ~し入れて、ちょっと出してあげるだけで、美人顔というかお姉さん顔というか、さりげなく美人になれます。(これも入れすぎはダメ!と思います。まあ、好みですが・・)

顔がすっと見えるので、人によっては、顔がすっきり見える方もいらっしゃいます。錯覚をうまく起こさせるというか。

当院は、1本買い取り制なので、余った分は、顔の他の部分に入れることが可能です(ただし、適応のあるところに限ります)。いろいろ試してみたい方には、レディエッセのキャンペーンは、かなりお得かと思います。ご興味のある方は、ますは診察を。

前回の続きです。③のイオン導入ですが、当院ではプラセンタのイオン導入を行っております。色々な美肌・若返り成分が入っているプラセンタをお肌にたっぷり入れることができます。もちろん「ヒトプラセンタ」です。馬や豚は同じ哺乳類でも、肌の構造(見た目も)違うので、導入するなら同じ「ヒト」でないと、ホントの美肌・若返り効果は、望めないのでは?と思うのですが。

よく化粧品でもプラセンタ原液とか言って売っていますが、あれは原液ではありません。表示成分を見てください。「水 原液」とかになってるはずです。(昔、確認のために取り寄せたことがあります。「水 原液」と表示されていました。原液が無色透明でサラサラ無臭のワケがない!と思ってください。また、化粧品はほとんどが豚です。薄~いプラセンタ(ヒト以外の)を顔に塗って、塗らないよりはマシかもしれませんが、結構な価格設定になっていますよね?それなら、しっかり保湿と日焼け止めをして、クリニックに来れる時にどれかのプラセンタ療法をするほうが、コストパフォーマンスはいいと私は思います。クリニックに来れない方は、こういう時こそ医療用サプリを飲むほうが、そんな化粧品を使うくらいなら、まだお肌にはプラセンタの効果が出るのでは?と思っちゃいます。

さて、この「ヒトプラセンタのイオン導入」、先日患者さんに教えていただきましたが、「やっているクリニックが全然見つからなかった」。私も、お聞きしてから色々検索しましたが、注射や点滴をしているところはたくさんありますが、本当にイオン導入をしているところって、全くないとは言いませんが、かなりの少数派でした。イオン導入しているクリニックの大半が、ビタミンCやアミノ酸力を入れているところで、トラネキサム酸・グリシルグリシンで、プラセンタは本当に少ないですね~。プラセンタ以外は、導入剤を専門で作っているところがあって、そこから仕入れたら済むし、その業者さんの言う通りに導入したらいいので、まあクリニックとしては簡単です。すぐにメニューに誰でも取り入れらます。

ですが、プラセンタ導入は、医師がやり方というか技術と知識(私はそんな大したものではないと思いますが、探究心というのでしょうか。。)が必要です。プラセンタを導入で使うのは、私には美容皮膚科を始めてすぐの時から当たり前くらいの感覚でいたので、取り扱いが少ない事実に、正直ビックリ!しました。業者さんから教えてもらわなくても、思いつくでしょ、と思っていたんですが・・。思いついたら、後は調べればちゃんと導入できるんですけどね。

効果のほうは、今ちょっとした肌荒れやニキビとかがあるほうがわかりやすいと思います。私から診てると、早く良くしてくれる効果があります。お肌に何かある時は、トラネキサム酸との併用がおススメです。次の日には、ニキビがだいぶ落ち着いたり、化粧乗りが良くなって、保湿効果が上がったり、スゴイ方で、終わった後にパ~っと白くなった方が一人いました。あれは何だったんでしょう・・・。よくわかりませんし、そんな短時間で良くなるとしたら、血行が良くなって白く見えたということくらいしか、理論付けできませんが、あれには私もビックリしました。

肌トラブルのな~んにもない方の場合、即効性を感じるかはその方次第です。それは全てのイオン導入に言えますが、「塵も積もれば、山となる」で長く続けることに意味があります。メンテナンスですから。栄養成分がたっぷり肌に入るので、そういう意味ではどんな化粧品にも負けないんですよね、理論上。

濃い~いヒトプラセンタを導入で使いますので、アミノ酸が豊富なため、お醤油のような香り(ニオイ?)がします。「お餅になった気分・・」と言われる方もいらっしゃいました。

ご興味のある方は、どうぞ一度お試しください。導入で使いきれなかったプラセンタをご希望の方にはお渡しするサービスを始めました。ちゃんとした容器でのお渡しではないので、こぼさないようにそーっと持って帰ってくださいね。おうちで、お手入れの時に、化粧水の前に塗るのがいいかもしれません。防腐剤は一切なく、栄養たっぷりなので、必ず余った分は冷蔵庫で保管してくださいね。バイキンがつきやすいので、数日以内で使い切ってくださいね。

食べ物の話ばかり書いていないで、医療のことを書いて下さいとご指摘があったので、久しぶりに医療のことを・・。

皆さんご存知のプラセンタ。知る人ぞ知るという感じでしょうか。よくご存知ない方もテレビや雑誌で名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

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胎盤のことをプラセンタと言います。最初は目で見えない卵が10月10日で人間の赤ちゃんにまで育ってしまう栄養源の源の胎盤です。そこから抽出されたのが、いわゆる「プラセンタ」と呼ばれているモノです。人間の胎盤からいただいたら「ヒトプラセンタ」で、馬や牛(狂牛病問題で今はないかと思います)・豚・魚などが化粧品やサプリで使われます。ちなみに、「ヒトプラセンタ」は、医療機関限定です。

プラセンタは栄養源の塊ですから、いい物質がたくさん入っているため、これを取ると、美白・美肌・若返り・アレルギー・滋養強壮などなど極端に言えば何にでも効く!みたいに言われてきたため、かなり昔から美容や医療にも使われてきました。ただ、残念なことにちゃんとしたデータがないんです。医療用にラエンネック®という注射薬がありますが、こちらも古くからありすぎて、データはもひとつという感じです。(効果についての詳しいことは、診察時にどうぞ。パンフレットもお渡しします。)

なのに、何故美容医療で使われるか?というと、実際使われた患者さんが効果を実感されることが大変多いからです。ドクターでもプラセンタが好きで治療に使われる方も実は結構いらっしゃいます(保険では、ほとんどないですよ。あくまで自費です。)。患者さんに投与してみて、効果も医師としても認められたり、患者さんが喜ばれたりとで、ますます効く!と思って患者さんに勧める、というのが昔からずっと続いています。ちゃんとしたデータがないということは、もちろんプラセボ効果と言って、本当はそんなに効いていないのに、思い込みで効いてる気がする、という欲目は避けられないんですが、実際、プラセンタに入っている成分自体は素晴らしいものなので、私も投与できるなら何らかの形で投与するほうが、美容・若返りに大変良いと思って、当院でも扱っております。

投与する方法ですが、当院では、①注射や点滴 ②飲み薬(写真のやつです)③イオン導入 を取り扱っています。プラセンタ好きの方はご存知ですが、注射や点滴で体内に入れる場合は、必ず同意書が必要です(厚生労働省から献血が禁止されています。献血が禁止される薬と同等とみなすという見解です。"ヒト"からいただいていますから。)。確かにこれが一番効率良く、体に吸収されますが、

同意書がいる注射なんて恐い、という方や注射が苦手な方、なかなかクリニックに来れない方には、医療用サプリメントの飲み薬(写真の)「LAENNEC P.O.」がおススメです。これなら、口から入るので、注射のようなリスクはありません。同意書も要りません。これ2粒で注射1本分の成分が入っています。好きな時に飲めて、ある程度ご自分で増量ができます。毎日続けることが可能です。

ちなみに、私も飲んでいます。ただ、これはかなり濃い~いので、口に入れた瞬間、ちょっと独特のニオイがあります。飲んでしまえば、もうニオイませんが、濃い~いので、これは我慢してください。そして、少しカプセルが大きいです。(アメリカのサプリみたいに)。当院では、一箱100粒¥15.750です。

注射や点滴との併用も大丈夫ですので、プラセンタ好きの方や一度興味があるという方には、おススメです。