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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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前回のケトン体の話がフェイスブックで反響が大きかったので、追加です。

 

 

人間のからだは、とりあえず生きていくのに、エネルギーが必要です。

 

そのエネルギーを何から得るのか?

 

2種類あります。

①ブドウ糖

②ケトン体

です。

 

赤血球は、ケトン体が使えないので、ブドウ糖が必要ですが、それは糖質を摂っていなくても、肝臓が糖新生をしてくれるので、それでもう十分です。

 

他の組織は、ケトン体で生きていけます。もちろん、脳も。

 

 

人類誕生から、農耕が始まるまでの間、毎日糖質を摂るなんて、人間はできませんでした。

狩猟に出かけても、獲物がいつ獲れるかどうかもわかりませんし、この時代、糖質なんて、安定確保できませんから、ブドウ糖になる材料を、食事から供給するシステムにからだは本来なっていません。

 

それが時代が代わり、今は、特に日本では、いつでも、しかも安く、値段の割にはそこそこ美味しい糖質が簡単に手に入るよう

になりました。

 

いつでも手に入り、しかも糖質三昧の生活をしていると、たえずブドウ糖が供給されてくるので、肝臓はわざわざケトン体を作る必要がありません。

 

食事の時間が空いて、食後もう何時間も経っていれば、糖新生しか糖を供給することはできません。

 

ブドウ糖がないなら、からだに付いている脂肪を燃やして、ケトン体を作って、ケトン体をエネルギーとして利用する。

 

このスイッチが、わりとすぐに入る方は、とても素晴らしいですね!!

 

 

ようは、ブドウ糖かケトン体か、どっちかが出ていれば、まあ、いいわけです。

 

でも、ブドウ糖を今まで摂り続けてきたせいで、耐糖能が悪くなり、ほんのわずかな糖質であっても、びっくりするくらい、血糖値が乱高下してしまうことももちろんあります。

 

断糖に近いぐらい、糖質制限して、糖新生もあまりしていない。。空腹時低血糖もとても低い。。。となっても、

ケトン体がばんばん出ていれば、脳もからだもとても元気です。

 

逆に、血糖値が高ければ、ケトン体を出す必要がありません。

 

どっちかがその時に応じてからだが自然に対応してくれているなら、全然OK。

 

 

昔の精製されていない時代の糖質の話じゃないですからね。

 

今の時代、糖質でエネルギー源をまかなうとなると、口からたくさん摂らないといけません。

 

しかも、今どきの糖質を、頻繁に、一日中ダラダラ摂る、なんてしたら、糖尿病、脂質異常症などのメタボ満載のできあがりです。

(女性は、痩せのメタボ、とても多い。)

 

ブドウ糖でならしてしまうと、ケトン体のスイッチになかなか変えられない人もおられます。

 

ケトン体は出てない、ブドウ糖も出てない、糖新生もしていない、となると、もうエネルギー源がないので、この場合は、とてもからだが疲れます。

眠かったり、ミスが多かったり、頭がボーっとしたり、無性に糖質が摂りたくなったり、などなど。。

 

 

特に、昼食を食べた後の午後や、夕方くらいが一番つらくないですか?

 

 

午後がうまく乗り越えていけるなら(糖質を食べても)、いいほうです。

 

 

糖質の処理に、栄養をたくさん使います。

 

今、糖質の種類や食べ方や量に気を付けても、今までのツケが溜まっていますから、そんな数週間や下手すると数か月では、本当になにも門だいなし!には、なってくれません。。。

 

血糖値が急上昇して、そのあと急激に下がるのであれば、こちは自室神経に多いに影響が出ます。。。

 

脳も体もボロボロなのに、糖質への依存と中毒は、止められない。。。。

 

特に、スポーツとか、消耗が激しい場合、空腹時間もかなり長くなりそうとか。

そう言う時に、ブドウ糖メインの回路だとすると、どこかで燃料切れが出ることがあります。

 

たまに、スポーツ選手で、途中いきなり失速!みたいなことあるでしょう。

それら全部、これだと思っています(独断と偏見で)

 

その点、脂肪を燃やして、ケトン体メインの回路にしてもらうと、ほんのわずかな脂肪からもエネルギーの確保ができます。

(太りたい方は、なかんか大変ですよね。。)

 

この本で、山田先生が、とてもわかりやすく解説してくださっています。

 

 

糖質を摂っていようといまいと、血糖値が高くなると、血糖値を下げるホルモンである、インスリンがたくさん出てきます。

 

これが、からだに実はものすごく悪い。。。

インスリンは、ほんとに必要最低限でいいわけです。

 

ケトン体が出ているぼうが、いろいろな恩恵が、各方面から発表されたりもしています。

 

 

ブドウ糖とケトン体で、メリットデメリットを考えると、断然、ケトン体です。

 

ただ、ケトン体だけ、出ていてもダメですがら、他の栄養のこともね。

 

極端な食事だと、家族はついていけなかったり、なにより自分のからだがついていけない。。。

 

そういう方は、やはり医療の力が必要です。

 

皆が皆、うまくいくわけではないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#ケトン体

#糖質摂ると出ない 

#糖新生 

#血糖値高め

 

Facebookのコピペです。

すごく反響がありました。

今までで一番かも?!というくらい。

 

わかりづらい方もおられると思うので、この後補足を書きます。

 

以下、コピペです。

 

 

私のからだは、糖質摂った後、ホントに、

「糖質摂るな!
もうお前は一生食うなっ!」
と、いつも全力で言われている気がします…。

 

血糖値の変動は、リブレもかなり長く付けて、だいたい把握しているし、測る時間帯を変えて、いろんなバージョンのインスリンも測っています。

 

この2カ月ほど、さらにケトン体をこまめに測ってみました。

 

最初は、ぐぐっと出てくれたケトン体。

(いろいろ特殊なサプリなど飲んで、今までと違うことをやってみた結果、写真の、「1.2」に!!)

 

学会2連チャンで、糖質摂ったら、そのあと、全盛出なくなった…。

 

1週間くらいは、戻りませんでした。

 

糖新生も相変わらずばんばんしてる。

 

ケトン体出さないなら、糖出しとこーっとからだの声がけ聞こえる…。

 

いや、出さなくていいから。
(糖新生が起こるたびに筋肉が分解されるので、タンパク質補充しても追いつかないし、きりがない)

 

私は、血糖値が80台後半もあれば、充分生きていけて(そりゃあそうなんですが)、しかもこれ前部糖新生の賜物。

 

80台後半なのに、糖質全く食べてなくても、インスリンばんばん出る。

 

なので、瘠せない。

 

週末にちょっと糖質食べたら、
(普通の人よりは全然少ないんですよ)
12時間以上絶食なのに、ケトン体測ったら、

 

LOW!

 

0.1以下って、さすがに今までそこまで出んかったことないわ…。(-_-;)

 

エラーだと思って、そのあと2回測り直しましたが、全部

 

LOW!

 

おおーうっ!
il||li (OдO`) il||li

 

昨日の糖質?!

まだグリコーゲン残ってんの?!
(動かないから)

糖新生またしてる?! グリコーゲンも残ってんのに?!

 

もう血糖値が90もあったら、絶対ケトン体出さないですね~。(私の場合)

必要ないから。

 

その後数日間、徹底して糖質抜いて(野菜くらいは食べますが)、ちょっと動いたら、ちょっとケトン体出ました。

 

私の場合、徹底した断糖と、糖新生をはじめとしてなんとか押さえないと、ケトン体出てくれない。

 

ホントに血糖値、60とか70で、(すごく)出てくる。

 

全然食べてないほぼ断食状態で、でもからだは元気だから、さぞケトン体出てることでしょう~!とワクワクして測ると、

 

LOW!

 

血糖値、80台後半~90前半。

 

糖新生ばっかりしてないで、他のことしろよー!と肝臓に言い聞かせたいところですが、せっせと糖新生したはります。

糖新生に忙しいから、他のことしてくれない…。

 

お前ってやつはーっ!!
と、いつも通り肝臓に揺さぶりをかけたくなりますが、実際かけれないし、かけても言うこときいてもらえるわけではないので…。

 

解決策は、私がもっと動くことと、たまの糖質も食うな!と言われてるわけです。

 

細かく何度も検査したことで、はじめて診えてくることもあります。

 

なので、患者さんの採血にも、最近はケトン体の項目足してます。

 

血糖値90くらいでも、バンバンケトン体出てる方もいます。

すごくうらやまし~っ!

美容医療の治療の中で、注射で刺すものがあります。

 

一番たくさん刺されるとしたら、やはりワキのボトックス治療でしょう。

 

どれくらい刺すのかは、クリニックによっても違うと思いますが、ワキボトックスは、たくさん細かく刺せば刺すほど、長く持ちます。

たくさん刺せば刺すほど、時間がかかるので、安売りチェーン店では、たくさんも刺してくれないでしょう。

時間がかかることをしたら、薄利多売になりませんからね。

 

で、うちでは、ボトックスと注射する薬液の中に麻酔薬を入れているので、注射されたところを中心に、次に刺す時は、麻酔が効いていますから、全く痛くない。

 

薬液をまんべんなく、細かく、でも汗の腺の多そうなところはより密集して注射していくため、さっき刺したところから少しずらして、何周も注射していきます。

 

でも、1回目は、なにも注射されていないので、痛いですよね。

 

痛いのはいやだという方には、美容医療用の、超極細針(別途がいります)をおススメしていますが、もともとのワキボトックスの値段込で使っている針も、普通の病院では使わないような、極細針です。

それよりもさらに細い針ですが、うちでは、そこまでされる方は、あまりいません。

 

痛かったら、途中からでも針変えられますよ、と声はかけていますけど、あまり言われたことはないです。

 

さらに細い針を頼む方はもう最初から頼んでおられます。

 

それでも、ボトックス自体が沁みる薬なのと、たくさん刺しますから、麻酔が効くまで痛いのは痛いですよね。

 

私も久しくやっていませんが、久しぶりびやると、そうだった~!と思うくらいには痛いです。

 

 

で、今回から、さらに麻酔のクリームを先に塗るオプションをご用意しました。

 

 

昔していたことがありますが、クリームを拭きとった後が、ヌルヌルして、注射しにくくなるのと、たくさんのアルコールで拭かない限り、やはりやりにくくなります。

ヌルヌルも残っているし、いくら消毒しても、普通の消毒したくらいでは、やはり残っているので、そこに注射するのも、ちょっと気になる。

医療用の麻酔クリームではありますが。

 

 

少しでも痛みをマシに使用と思うなら、皮膚を引っ張りながら刺してあげないと、刺し口でもたつくと痛みは余計ひどくなるので、ヌルヌルしていると、引っ張れません。。滑るんですよね。。

 

そしたら、結局痛いのでは。。?とするのを止めていました。

 

幸い、うちでは、あまりそこまで痛みを言う方がおられなかったので。

 

 

でも、先日、痛みに弱い患者さんが、ワキボトックスしたいけど、痛いの嫌だ、と悩んでおられて、たまたま他の患者さんで、顔に針を刺す処置(スタンプ法と一応呼んでますが)で、麻酔クリームを変えたら、かなりマシだったといわれました。

 

昔使っていたのよりも、この時使った麻酔クリームのほうが断然質が良くなっていた、というわけです。

 

 

それを使ったからと言って、痛みが全くなくなるわけでもないし、ヌルヌルはヌルヌルのままですが、(いつもよりも、もう少しアルコール消毒させてください。ヌルヌル減らすために。ティッシュで、あまりゴシゴシ擦りたくないので。。。多少は、ティッシュ使いますけどね。)、やはり一部の患者さんには、最初の痛みがネックかな、と。

 

で、ワキボトックスのオプションです。

 

プラス 麻酔クリーム

1回 別途 2160円(税込み)です。

 

他は何も変わっていません。

薬液にもともと麻酔薬は入れているのは、込の値段です。

 

麻酔クリームは、ワキに塗って、しばらく置きます。

最低でも20分はおきますので、いつもよりもちょっと時間がかかります。

 

ワキですから、基本、ベッドに横になっているほうが、クリームは浸透しやすいかと。

 

腕を上げっぱなしにしておけとは言いませんが(かなり負担になるので)、座って雑誌読んだりして、汗出てきて、麻酔クリームと合わさって、服が汚れても困るし、麻酔クリームがなにより流れることが困ります。

 

なので、腕は、下しておいていいので、横になっておいてください。

 

かなりマシかな~と思っています。

 

 

#肉食美肌

#あごこり

#交感神経緊張状態

#歯の食いしばり

#歯が擦り切れる

#歯ぎしり #顎関節症

#エラボトックス

だいぶまえのふぇいすぶっくのコピペです。

 

ご参考までに。

 

以下、コピペです。

 

先日のNHKの「ガッテン!」、ご覧になりましたか?

あごこり、日中、ずーっと歯を食い絞めていて、そのせいであごの筋肉がおかしくなって、顎関節症になる1つの原因、というのをされてました。

 

以前にもガッテン!で、日中ら知らず知らず、歯を食い

絞めていて、そのせいで頭痛や肩凝りが起こるから、意識して、歯を離すようにしましょう、とされてました。

今回は、たしか顎関節症のための体操だったかな。

口が大きく開けられない人が増えていて、それだと、スプーンですくって入るような、柔らかいものしか、食べられなくなったり。

 

実際、症状がヒドいと、噛むことも痛くてできなくなるので、ますます柔らかいものだけの食生活に…。

 

番組で、ひどいときは麦チョコだけ食べてましたという女性が出演されてました。

らかいタンパク質食べろー(;^_^Aと思いましたが…。

 

先日の内容とは違いますが、皆さん、日中、糖質の摂り方が悪い、量が多いせいで、血糖値が乱高下させてます。
あるいは、低血糖の時間が長かったり…。

 

そういう時に、交感神経緊張状態になり、歯を気付かない程度に食いしばることがあります。

もちろん、仕事とかストレスでもね。

 

歯を食いしばることで、歯が潰れたり、擦り切れる方もいて、
(寝ている間は特にひどい。夜の糖質過剰もかなり悪い)
歯ぎしりも、擦り切れるタイプのものは危険信号。

 

そういう時に、エラボトックスと言って、エラの筋肉にボトックスを注射して、筋肉の力を緩めます。

 

噛み締める時に使うのは、エラだけではないので、完全には止められないこともありますが、エラがメインの方にはとても有効です。

 

美容医療は、こういうところでも役に立っています。

 

 

エラボトックスをやる際は、
当たり前ですが、皮膚科、形成外科の美容クリニックで。
歯科医院じゃないですよ。それは違法。

 

使うのは、アラガン社のボトックス、1番良いのは、厚労省承ックスは、繰り返しやっていくことが多いですから、安物のジェネリック使ってると、直ぐに耐性できて効かなくなりますよ。

必ず、クリニックで確認しましょう。

後出しで、法外な値段をふっかけるところもあるので、最初に値段は確認しておきましょう。

 6月27日発売の女性セブンの記事、「歴史上の美女が食べていたこだわりの健康食美容食」で、清少納言のところでコメントだしています。

 

清少納言が好んで食べた漢方シロップみたいな見出しがついていたかと思いますが、清少納言が食べていたとされるのは、甘葛のシロップで、それを氷にかけて食べていた記述が残っています。

 

最初に情報提供をされた方が、おそらく、漢方の「甘草」と間違えられて、訂正する時間がなかったのか、気づかれなかったのか、そのまま残ったものと思われます。

 

 

最初、「清少納言が甘草のシロップをかけて食べていたらしい」とお聴きして、夏に結構頻繁に食べていたようで、確かに、甘草ちょっと甘いんでしょうけど、そんなに甘草ばっかり食べたらいかんやろ、と思いました。

清少納言、どっか体悪かったんかいな、と。

 

で、調べてみると、甘草はでなくて、甘葛でした。

 

甘葛。。。?

 

そういや、マンガ「信長のシェブ」で、ケン(織田信長のおかかえの料理長。天才料理人です。現代人なんですが、地震で戦国時代にタイムスリップして、現代の料理の知識を活かして、戦国時代で手に入るもので料理をする)が、甘葛で、アンパン作ってたな。。。

 

 

料理のレシピとか好きなので、料理に関するマンガも大好きです。

「信長のシェフ」は、料理の話だけでなく歴史漫画としても非常~におもしろいし、とても勉強になります。

この時代がよくわかるわ~。(結構信じてしまっていますが、今まで習ってきた歴史の教科書とかと合点がいく)

 

信長の時代、砂糖がやっと日本に入ってきました。

 

この時代は、砂糖は、とても貴重なもので、ほんとの権力者しか手に入らなかったようで、信長が砂糖を使えるというのは、まさに信長の権力の象徴であり、信長だからこそ、です。

 

かといって、湯水のように使えるわけではないので、特別な時以外は、砂糖はあまり使っていないような気もします。

 

他の甘味でいける場合は、それを使っていたかと思います。

 

で、甘葛(アマズラ)と呼びます。

 

この甘葛、ツルを切って、その断面から抽出して、煮詰めて、という、途方もなく時間と人手のかかる方法でしか、採れないようで。。。

 

奈良女子大で、幻の甘葛を作ってみよう!とチャレンジされてました。

http://www.nara-wu.ac.jp/grad-GP-life/bunkashi_hp/amadzura/Amadzura_report.pdf

http://www.nara-wu.ac.jp/grad-GP-life/bunkashi_hp/amadzura/amadzura_hp.html

 

いや~、大変です。。。

 

いくら砂糖の代わりと言っても、これだけの時間と労力を費やして甘味を手に入れようとは、やはり信長でなくても、時の権力者ではないと、難しいでしょう。。。

 

清少納言は、平安時代の一番栄えた、藤原道真のお抱えでしたから、甘葛も毎日でも食べたい放題だったのかもしれませんね。。

一般庶民には、手に入るものではないでしょう。。

 

 

どの時代もそうですが、徳川家康が糖尿病だった説などあり、時の権力者は、美味しいものの食べすぎで(主にやなり糖質でしょう)、いつの時代にも生活習慣病はあったんでしょうね。

 

織田信長は、実はアルコールは飲まなかった、という説もあるそうです。

その代わりというのか、織田信長の甘党説は有名で、かなり甘いものを好んで食べていたとのこと。

信長だから、甘葛にしろ、砂糖にしろ、手に入ったからのエピソードかもしれません。

 

歴史的事実は勉強していないので知りませんが、「信長のシェフ」の中で、信長が「田舎侍で、田舎臭い下品な料理しか知らないだろう」と京都の公家にバカにされているシーンなどがあり、そこにケンが洗練された現代のフレンチや懐石風の料理を出すので、ビックリさせるという場面があります。

 

今でも、京都の料理は薄味、というのは、旅行に来られた方の中では知られているかもしれません。

 

でも実際、京都以外の関西のお店で食べていて、味濃いな~と思ったことはないです。

 

博多とか広島でもないです。金沢や東京でもないな。

 

四国と名古屋は、甘い!と思いました。しょっぱいのではなく。

 

北海道のラーメンで、あまりのしょっぱさに水を入れたくなったことは一度あります。

大丈夫なお店もあります。

 

寒い地域は、どうしても塩分を多く摂る傾向にあります。

 

これも、「信長のシェフ」の中で出てくるエピソードですが、元宮廷(御所とか宮家)料理人だった人が、信長に料理を作るエピソードがあり、信長が「マズイ!」と怒る場面があったかと思います。

 

その人が、ケンの信長に料理を作っているところをみて、「えらいたくさん塩きかすな~」というシーンがありました。

 

あとから、なんで、あんなに塩入れるん?と聞く場面があり、「しょっぱすぎないのか?」と。

 

ケンが、

うちの親方様(信長のこと)は、当主としてふんぞり返っている方ではなく、戦になると先陣を切って行ってしまうような方。普段からも、鍛錬を積んでおられるので、たくさん汗をかいているから、労働者と同じ塩梅にしないといけない。あなたの料理が決してマズイわけではなく、親方様が普通の権力者とは違うんです。

みたいなことを言うシーンがありました。

 

織田信長味オンチ説みたいな諸説もあり、これはきっと、京都の公家連中がバカにしたのもあるのかもしれません。

当時、京都の公家関係の権力者は、汗をかいて動き回るということはないので、汗をかかないということは、それほど塩分の消失がない、ということです。

そうであれば、普段の食事の塩分は、控えめで十分なわけです。

 

かたや、汗水流して動いているような方は、料理の塩分を濃くしないと、まずく感じるし、それでは、塩分が全然足りないので、体調に不調をきたします。

(だから、熱中症対策としても、塩分が必ず必要です)

 

京都の料理は、御所や公家に合わせた料理が一番とされてきたわけですから、汗流している方からしたら、そういう意味では、薄味、になっているのかもしれません。

 

ちなみに、京都では、醤油は薄口と言って、色の薄い醤油が使われます。

煮炊きものなど、野菜でも魚の色が、全部まっ茶っちゃにならないようにするためです。

素材の色を殺さないように、と、醤油の色を薄くしてあるわけですが、濃口よりも、実は、薄口のほうが塩分濃度は濃いんです。

醤油はあまり使っていなくても、塩は使っているわけです。

(東京のうどんが真っ黒と聞いていますが、食べたことないので、見たこともないんですが、塩分が関西よりも濃いわけではないと思います。見た目の色の問題かと。

そばは絶対東京のほうがおいしい! 関西から来たと言っていたタクシーの運転手さんも、寿司とそばは、東京のほうがおいしいとおっしゃってました。江戸前ですね~)

 

話を戻します。

 

 

からだの使い方、日常生活の過ごし方で、料理の塩分は変えないと本来いけないので、上流社会にいきなりデビューした信長には、塩分の薄い食事はさぞ味が薄かったことでしょう。

 

織田信長が激高する、よくキレる、冷酷で恐ろしい、みたいに語り継がれていますが、これもどうかわかりませんが(秀吉がのちにそう書かせたという説もあります)、「信長のシェフ」の中で、ケンが、「うちの親方様は、おなかが空くと機嫌が悪くなる」と言って、周りの家臣もプッと笑うシーンがあります。

 

甘味か糖質食べすぎで、血糖値下がっていたのかもしれませんね。

そう言う時に、キレたり、怒鳴ったりしたのかも。

 

この時代、本当に戦で先陣を切るような人であれば、普段の鍛錬から言って、糖質摂っても、糖尿病にはならないでしょう。

落ち着いてからの家康ではないし。

でも、あれだけの快挙をなしえた偉人ですから、頭も体も、ものすごく使って(信長は非常に優れた戦略家でもあった説。でないと、戦国時代、勝ち残れない)、栄養の消費は激しかったと思います。

まだ、この時代、動物性脂肪と動物性蛋白質がまだまだ足りませんから。

交感神経は、ずっと緊張しまくりでしょうし、糖新生もキリがなかったのかもしれません。血糖コントロールが大変だったのかも。。

 

 

牛や豚は、家畜(労働力)として大事に扱われていたので、食べるということは忌み嫌われていたそうです。

薩摩のほうでは、それでも豚肉食べてたそうです。

(こういう差が、幕末に発揮されるのかと)

一般的に、猪、鹿肉、うさぎなどは食べていたようですが、皇族貴族などの位の高い人は、獣肉はあまり食べなかったので、食べている武士に勝てません。だから、平安時代は終わるわけです。

 

 

各時代の食べ物事情がわかれば、その時代がどれだけ生きていくのが大変だったか、よくわかりますね。

 

ちなみに、甘葛の成分は、果糖:ブドウ糖:ショ糖が、1:1:3だそうです。(奈良女子大によると)

この時代、結構甘いですね。

ショ糖が多いので、清少納言も砂糖中毒だったかもしれませんね。

源氏物語を書いているわけですから、頭もとても糖を欲しがったでしょう。

こういう貴族は、ケトン体が出る前に、糖質食べていたでしょうから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでにフェイスブックにはお知らせしておりましたが、7月のキャンペーンの追加です。

 

タイタン、もしくはタイタンジェネシスセット、もしくは、顔のヒアルロン酸注射(購入時)をされる方に、
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この告知をご覧になっていなくても、すでに上記をされた
方にはお渡ししていますので、ご安心ください。

告知を出していなかっただけですので。

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目の下のクマのためと言っても、適応がありますから、
診察・説明が必要です。

サンプルプレゼントは、よほどのことがない限り、プレゼントしますが、
本品を
購入希望の場合は、適応がなければ、他の商品や処置をお勧めしますので、ご了承ください。

http://navision.shiseido.co.jp/dr/products/f_eye.html

ちょっと前の「女性セブン」の記事、「歴史上の美女が食べていた こだわりの美容食・健康食」、ご覧になりましたか?

 

最初、漢方の取材とお聴きしていたので、こういう記事だったのか~と後から納得しました。

 

私が担当したのは、則天后の「益母草」。

 

これで洗顔していたそうな。

 

歴史上の美女と言っても、権力を持った女性だと、そういう風に書かせていたということもありますし、実際は本当に美女だったのか、美肌だったのか、魔女のように若く見えたのかはわかりませんよね。

 

でも、権力があるからこそ、その時代、高価なものもたくさん食べていたり、毎日湯水にように使っていたのは、十分あり得ますよね。

 

で、この益母草ですが、日本の漢方、例えば、ツムラやクラシエでは、ほとんど、というか、取り扱っていません。

中国では、女性のための漢方という感じで、もうとてもスタンダードで、妊娠の時以外は結構よく使われるもののようです。

(子宮を収縮させるため、妊娠中に使うと、流産の危険があります。漢方だから、副作用ないと思っていると、大変な目に遭います。)

 

日本でも、中国系の漢方(中医学と言います。日本の漢方医学とは別物です)を中心としている製薬会社や中医学専門?の漢方薬局などは取り扱っています。

 

 

どうして、業界最大手のツムラやクラシエが取り扱っていないのでしょうか?

(オースギもコタローにもなかったです)

 

 

日本って島国だから、海外からの情報って、遣唐使とか今の中国や韓国からいろいろな文化が伝わってきましよね。

 

仏教にしても、発症はインドで、日本に入ってきて、広まる頃には、仏教は、日本独自のスタイルに変わりましたよね。

 

その民族の考え方、風土や気候などによって、さまざまに変化していくものです。

 

中医学も、最初に日本に伝わったのは、5世紀と言われています。

 

5世紀というと、大化の改新よりも前、古墳時代です。

(奈良時代の前が、飛鳥時代で、その前が古墳時代。日本史、見直しました)

 

そこから広まっていくわけですが、これも日本独自の進化というか、日本の風土や気候、日本人の考え方や体質によって、変化していきます。

 

中国の広大な土地では、それぞれの土地によっても風土は全然違うと思いますが、なにより食べているものが、中国と日本で全然違うわけです。

体質というか、からだが全然違うのは当たり前です。

 

インドから伝わった仏教。

中国も通ってきているはずなのに、インドでも中国でも、動物性タンパク質は食べますよね。

中国料理なんて、食べないものはない、というくらい、なんでも美味しく料理しちゃいますよね。

 

それに引き換え、日本に広まった仏教は、日本の、自然と一緒に共存するという考え方なのか、よくわかりませんが、「殺生ダメ」というところから、獣肉禁止みたいになっていきます。

特に、上流階級は。

 

武士みたいな職業の人や農民、一般の人たちは、それでは、作業もできませんから、猪や鹿、うさぎなど、いろいろ食べていたようです。

 

 

わかりやすい例で言えば、「拉麺」なんて、もともと中華料理なのに、日本独自の進化を遂げて、全く別物ですよね。

 

それくらい、アレンジ利かせるというか、日本に入ってきて、そのあと、独自の変化を遂げます。

中医学も。

 

今の漢方が確立したのが、江戸時代と言われていて、中国で扱われているのと全然違う、日本だけのものを使ったり、中国ではメジャーなものは使わなかったりと、長い年月かけて、より日本の風土・気候、日本人に合うようになっていたそうです。

 

一番有名なのが、華岡青洲先生でしょうか。

(漢方の先生も、華岡先生だけではないので、流派というか、考え方がいくつか分かれます。

ツムラとクラシエで、名前は全く同じでも、中身全然違う!という漢方がたくさんあります。ツムラだけ、と言ってもいいくらい、ツムラ独自の処方です)

 

その江戸時代に確立した漢方医学(漢方という言葉自体、日本独自だそうです)が、今にもずっと生きている。

 

ツムラ、クラシエ、オースギ、コタローなどメジャーな製薬会社。主に、保険適応のある漢方を作っている製薬会社です。

他に、それよりも規模は小さいけど、漢方を作っている製薬会社はたくさんあると思います。

 

よく患者さんで、中医学と思われるほうの漢方薬局で、バカ高い漢方?を飲んでおられる方もいて、で、改善しないから、オーソモレキュラー療法などの相談に来られるわけですが。。。

 

漢方大好きで、保険の漢方では飽き足らずに、専門のところで生薬を煎じてもらっている、というクラスの方はいいんですが、全くの漢方初心者は、ドラッグストアでも、ツムラやクラシエも一般用で売っていますから、そういう簡単なところから始めるほうがいいかと思いますし、あるいは、保険診療で漢方処方してもらって、ためせばいいと思います。

 

 

漢方って、ドンピシャ!で自分に合えばいいですが、合わない時もあります。

可もなく不可もなく。。ということもあります。

悪くないけど。。。

他のを試してみましょうか。ともなります。

 

生薬を煎じてもらったりする場合、量が多いでしょ。

平気で、いきなり、3か月分とかの処方だし。(少しだけ作るというのが、あまり見たことないですね。。。出来合いなら別ですけど)

 

いきなり3か月もらって、(しかも高い!)、もし合わなかったから、どうするん?って思います。

 

漢方嫌い、飲みたくない、という患者さんの多くは、大体、この「合っていない」漢方を飲まされ続けたことがあって、もうあんなまずくて吐きそうなものは飲みたくない、といわれてしまうことも多々あります。

(ちなみに、合っていない漢方は、飲まないほうがいいです。からだの「証」ってやつが違うことが多く、逆に不調にしてしまうこともあります。。合わなかったら、使い道がない。。

家族が飲めるわけでもないでしょうし。。。誰でも飲んでいいようなもの、万人受けする漢方であればいいんですけど。。。あまり万人受けってないです。

症状とその方の「証」で、診察の上、選んでいるわけですから。

 

 

自分に合っていたら、美味しい!まではいかなくても、そこそこ飲めるし、飲みやすかったり、全然OK!とわりとなります。

また、飲んでいると、1~2週間で、なにかしら良いことあるし。

続けよう、と思えるようなものです。

 

 

なので、たまに、オブラートで包んで飲んでる方がいて、味見もしたことない、となると。。。

う^ん。。。。といつも思います。

(オブラートなしで、飲んだことない、といわれたら、一度そのまま飲むように勧めています。)

 

 

あと、たくさんの種類の漢方、まとめて飲んでるとかね。

(漢方1種類につき、完璧な世界観ができあがっていて、崩しようがない、完璧な配合比率になっているわけです。

まとめて、何種類も飲むと、その配合比率が崩れます。漢方の世界が混ざるところか、1個の世界も出てこなくなる。。と私は思います。。

 

なので、2種類以上処方する時は、30分以上空けてもらっています。

3種類目は、出しても頓服かな。

30分以上あけて、3種類以上飲むのって、まあそんな大変でできませんから。)

 

 

保険診療であれば、数日分だけ試すこともできるのはできます。

(その場合、数日後にまた受診するのか、となりますが)

 

うちでは、初めて飲む漢方は、1~2週間分までだす。

 

合っているとわかれば、次からは、1か月分とか出しますけど。

 

 

昔と食べているものも環境も違いますから、皮膚に直接塗るのは(則天后みたいに)、止めておいたほうがいいです。

 

もしそれでアレルギーを起こしたら、もうその漢方、飲めなくなってしまうかもしれないからです。

 

口にするものは、皮膚に塗らない!!

 

 

まずは、保険診療で、少しだけ初めてはみては?

 

ちなみに、中医学と日本の漢方、韓国の「韓方」は全然違いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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#交感神経緊張状態 

#太る

フェイスブックのコピペを続けます。もう読んだ方は、忘れていたら、もう一度お読みください。

 

 

こないだ、NHKの「ガッテン!」の昔のものを観てました。

テーマは睡眠。

 

睡眠時間って、7時間も寝てたら充分みたいな常識?を打ち破る論文が出たとか。
(放送自体が去年です)

 

本当に必要な睡眠時間は、8時間半だったかな。

 

結構、長いですよね~。

 

 

日本人の多くは、慢性睡眠不足で、このままいくと、大変なことになる、と専門の先生が仰ってました。

 

脳を使えば使うほど、寝て、休まないといけませんしね。

 

休みの日に出かけないなら、8時間半寝てられますが、普段はそれだけ寝ようとすると、私はかなり大変です。

 

晩ごはん食べてすぐ寝る、って感じかな。

 

胃腸がますますやられそうですね…。

 

食べてすぐ寝るときは、消化の良いものにしないといけないし、かといって、糖質多くすると睡眠の質は下がるし、栄養もカロリーも晩ごはんで摂らなきゃいけないし…。

 

なので、結果的にも晩ごはん食べても2時間以上、3時間くらいは空いて寝ることになってしまってます。

 

最近は、晩ごはん食べてしばらくすると、知らない間に寝落ちしてて、ブログが更新できていない有様です。

 

糖質食べてないのに、晩ごはんの後、すごく眠い(_ _).oO。

 

交感神経と副交感神経のスイッチが、ホントにポンっ!と切り替わった感じ。

早く寝ろってことですね~。

 

どうしてもやらなきゃいけないことがあって、ひどい睡眠不足が続いたときも今までありました。

 

本の最終校正の時は、印刷のスケジュールがもう決まっているので、徹夜と数時間の睡眠だけ、翌朝普通に仕事、みたいな日が続いて、ホントに死ぬかな?(@_@)と思いました。

締め切り前の漫画家や作家って、いつもこんなんなんだろうなと実感しました。

 

からだに、ものすごく悪いですね…。(-_-;)
そりゃあ、からだ壊すわ…。

 

人間、そう簡単には死ねませんが、なんとか仕事を無事にやりきれたのは、オーソモレキュラー療法のおかげです。

 

それだけ睡眠不足が続いても、毎日糖質制限がちゃんとできていようと、全く痩せませんでした。

むしろ、増えてないか?という感じ。

 

これは、起きてる間、やっている内容にもよりますが、交感神経がずーっと緊張状態にあるので、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどばんばん出ます。

まあ、だからこそおきていられるのかもしれません。

 

私の場合、交感神経緊張状態にあると、拮抗ホルモンであるインスリンが出てくるので、アドレナリンなどの作用よりもインスリンの脂肪合成が勝って、太りやすくなります。

 

私の場合、です。

 

プラマイゼロ、みたいな時は、太らず現状維持の時もありますが、自分でコントロールはそうできません。

 

こんな時に糖質を少しでも食べれば恐ろしことに…。((((;゜Д゜))))

 

眠くなるので、その時は絶対食べませんが、翌日の昼間とかにね。

 

栄養欠損ひどくなると、エネルギーうまく回せませんから、糖質ほしくなる。

 

睡眠不足は太る太る、と言いますが、ストレスや睡眠不足で、腸内環境悪化して、とかもよく言われます。

 

それも拍車はかけてると思います。

 

もう私の場合ね、起きてるとインスリン出るんですよ。
そんなにいらないのに、っていう量が。

 

これがずーっと続くと、そのうちインスリン出なくなると、いわゆる糖尿病ってやつです。

 

ま、そこまで出てるわけじゃないから、糖尿病にはなりませんが、副腎には負担がかかりますね~。

もちろん、膵臓にも全く負担がないわけではない。

 

最近は、寝落ちもよくしてるので、早めに寝るようにしてます。

 

翌日からだがいつもより少し楽かな。

 

だからって、早く起きられるわけではないので、まだまだ睡眠時間足りませんね~。

 

皆さんも、睡眠時間、いつもより少し増やすようにしてみて下さい。

いろんなことが楽になるかもしれません。

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#食事の改善 

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#治ったから止める 

#元通り

フェイスブックのコピペです。以下、コピペ。

 

 

ちょっとうつっぽく気落ちもしてしまう方が、例えば、前からのお肌のコンプレックスがよけい気になるから、せめてお肌だけでもなんとか良くしたい!(シミでもシワでもタルミでも)というのは、実は結構あります。

 

今までの経過で、産後うつや、妊娠出産関係なくうつっぽくなっておられたりする経過もあることも多く、お肌を診ても、鉄をはじめとしてたくさんの栄養素が足りでないのはよくわかります。

 

美容医療もやりつつ、オーソモレキュラー療法もされる方もおられるし、どちらか優先される方も多いです。

 

肌と栄養の話して、とりあえず肌を少しでも良くするのに、先に美容医療を1回やってみる。

 

食事の最低限のお話はしてますから、ちょっと変えてみる。

 

人によったら、検査してなくても、少しだけ、医療用のサプリをのんでもらうこともあります。

あまりにも肌に栄養素なかなか回ってこないかなという時は特に。

 

1回やって、ちょっと良くなるので(かなり良くなる方もおられます)結構気が済む方も多く、それなら一旦栄養のほうに専念しようかな(スキンケアとクリニック用化粧品は使いながら)、という方はとても多いです。

 

 

 

先日、うつが波があって繰り返している患者さんが1か月後の再診で別人みたいに元気になっておられました。

 

途中の経過で、楽になった!というのは知ってましたが、そんなに楽に元気になりましたか~!と、ずーっとニコニコで、気力も湧きまくっている。

とても素晴らしい経過です。

 

患者さんが、食事を変えて、血糖コントロールしたことはとても大きい。

 

そして、質の良い医療用サプリで、足りない栄養素を底上げしてもらう。

すると、脳もからだもかなり動きやすくなります。

なので、ますます前向きに動ける。

 

この方は、引き続き頑張ってますます食事も取り組んでおられるので心配ないんですが、

結構劇的に良くなると、

「治った!」

と、思う方、これもかなり多いパターンです…。

 

治ったわけではなく、足りないところに、少し補充がされただけです。

 

 

だから、その分、細胞が働いてくれたに過ぎない。

「治った」から、食事戻して良いよね、糖質これくらいなら食べても良いよね、糖質食べたからタンパク質もうおなかいっぱいで食べられないや、サプリも要らないよね、「治った」ンだから…

と、糖質の呪いも、そんなに簡単に解けてませんから、そんなときに好き放題食べたら、また糖質三昧に一気に逆戻りです…。

 

そういう全部なあなあに止めた時に限って、仕事やなんやかやと忙しくなり、
忙しいから疲れてるんだ、と思ってるうちに
(栄養は忙しいとさらに減ってます)、
一気に元通り。

 

当たり前ですね。

 

 

それを、

オーソモレキュラー療法、治んないやんっ!と言うのは、ダメでしょう。

 

だって、やってないんだから。

 

同じように逆戻りして、
やっぱり、食事乱れてるもんな、サプリものんでないもんな、あれだけ助けてくれてたんだ…と、気付けるかどうか。

 

気付けたら、またそこから始めれば良いだけです。

 

そういう方のほうが、再スタートはとても良い感じで始められます。

 

懲りた、と言うのもあるのかもしれませんが、そこで、自分のからだでもって、合点がいったから。

 

わかりながらやる、というのは、とても素晴らしい!

 

 

元気になったからこそ、2度とあそこには戻りたくない、あれはとてもツラかった…ということも、改めてわかります。

 

サプリは、その時々の体調と予算に合わせて、診察して選んでます。

 

体調と、予算が合ってない時は、食事で頑張るしかないので、時間はかかりますが(症状、病状によったら)、それでも続けることが大切です。

 

胃腸に負担をかけないように。

 

負担をかけていないのか、時々チェック(診察や検査)しながら。

 

いきなり全部止めないで!

「治った」わけではありませんから。

動けるように足しただけです。

自分の力で、補充がちゃんとできるなら、
(今までの欠損も含めて)
食事だけでなんとかなりますが、
そこまでは、普通はなかなかいきません…。

消費のほうが多いから…。

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フェイスブックのコピペです。

読んだことない方にが、ちょっとわかりづらい内容になってしまいました。。あんまり、内容書くと、ネタバレになってしまうので。。。

 

セイ(主人公)になるには、セイみたいに、レバーを食おう!!!

 

以下、コピペです。

 

森恒二先生原作の「自殺島」、素晴らしい~作品です。

 

今回2度目の全巻読みを終えました。

 

かなり前に1度読んでて、この時も感動したんですが、時間が経ってからまた読むと、別の発見があるので、名作は何度も読んだりします。

 

絵が、男性コミックなので、女性受けはしにくいかもしれませんが、読んでるうちに慣れていきます。

 

 

自殺未遂を何度も繰り返す人たちで溢れている世の中、とうとう国は、そういう人たちを、島流しにすることに決め、自殺未遂者たちが島に着いた戸頃から話が始まります。

 

死ねなかったことで、また自殺をする人も出る中、必死に生きていこうとする人たちと分かれます。

 

まさに、無人島なので(過去に生活の痕跡はある。荒れたく家とかあれだ畑とか)、まさにサバイバル!

 

川を探して水を飲む、バナナを見つけて食べる、海に潜って魚を捕る、海水から、塩を取る、など大変です。

 

この生きていこうとしたグループが、二手に分かれます。

 

1つは、サワダという、ヤク中の刺激を求める凶暴で、カリスマ性もあるので、洗脳という形で、そのグループの王様みたいになるグループ。

 

もう1つは、秩序保たれた、皆で話し合いをしながら協力して生活していこうというグループ。

 

どちらも食べ物に困ります。

バナナと魚は、どちらも食べてます。

 

秩序保たれているグループの中に、セイという男の子が、山に入り、弓で鹿を仕留めてくるようになり、こちらのグループは、定期的に、鹿肉、イノシシ肉、キジなどを摂取してます。

 

鹿を仕留めるセイは、その場で鹿を捌くため、傷みやすいレバーやハツは、その場で食べます。
これはいっしょによって山に入らないと食べられません。

 

セイは、もともと引きこもりで、人とか向き合うことを避けて、イヤなことから逃げてばかりで自殺未遂を繰り返していた人です。

 

山に入って、鹿肉、特にレバーを食べてから、ドンドン変わっていきます。

 

前向きに、恋人や仲間をまもるために、戦う強い男性に変わっていきます。

 

こちらのグループも、生き残って鹿肉などのジビエを食べている人達は、ドンドン前向きに生きていきます。

 

かたや、サワダのグループは、たまに鶏をしめて食べるくらいで、
(サワダは、死んだ人も食べたようですが)
肉、特に赤い肉を食べていません。

洗脳されているので、セイのグループを殺しに行くよう仕向けられ、戦争になります。

 

 

話の展開が目を離せなくて、一人一人の苦悩や事情、皆の成長していく姿、仲間との結束など、ハラハラドキドキ、目が離せなくて、感動もあり、涙なしでは読めない名作です。

 

森先生がどこまて意識されて、描かれたのかはわかりませんが、オーソモレキュラー的に、合点の行く作品です!

 

本能的にわかっておられるのかも。

 

2回目読んだ時は、そういう視点からも読みました。

 

登場人物全員、自殺未遂の常習犯で、全員うつ、引きこもりも大勢います。

 

こんな島で生きていこうとしたら、否応なしに太陽にさらされ、体を動かさないと、食べ物が得られません。

緯度が低い島のようで、みんなかなり肌を露出してます。
(服もないんですが)
太陽にさらされることで、ビタミンDが形成され、Dは、うつの改善にとても良いです。

 

体を動かすのもとても良いです。

 

そこに、ヘム鉄満点の鹿肉、イノシシ、キジなどのジビエ。

どれもお肉は、赤黒く、ヘム鉄が多い肉は、亜鉛もビタミンもたくさん含まれています。

 

コレステロールも摂れるし、コレステロールは、うつや脳を働かせるのにとても重要です。

 

これらの食材が、サワダのグループにはなかったので、カリスマ性のある狂気の人間がリーダーになると、簡単に支配、洗脳されてしまいます。

 

何重にも深いマンガですわー。

 

そういうこと考えなくても、とても良いマンガなので、オススメです!

 

人生とは?生きるとは? と改めて実感させら、考えさせてくれます。

 

最後は、国が、自殺未遂者の本当の更生プログラムとして、この島(というか、ここの人達との生活)を使ったりもします。

まさに、更生プログラムに適うと思います。

 

森先生の作品は、他の作品も、引きこもりやイジメ、虐待なども出てきますが、そういう人が未来を向いていく話になってます。

希望に変わる作品です。

どれもオススメです!

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