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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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7人、立っている人、テキストの画像のようです6月23日木曜日発売の女性セブンの「梅雨と暑さに克つ!完全ランキング「最強の肉」「最強の魚」」の取材で、私が渡した元原稿をアップします。

 

時々患者さんから、週刊誌のいつもの最強ランキング、私が挙げた食材でもないのに、「あれは良かったんですね~。たくさん食べるようにします」と言われることがあります。

 

直接受診されて、院内の待合室に置いてるものは、私のコメントのところだけマークしています。

それ以外は、私の意見ではないです。

一致していることもあれば、似ているけと違う、決定的に違う、などさまざま。

その時に与えられたテーマで、私の意見を書きますが、私の記事じゃないからね、私一人の意見だけが載っているわけではないです。

 

前から週刊誌に載る際、記事の長さにもよるから編集もされるし、編集部の考えと違うところはカットされるかもしれないし、何でもそうですが、載っていることすべてが事実でもないです。

で、依頼されてお渡しした私の原稿には、私の思いが詰まっているわけです。

 

それをアップしておきますね。

ブログに残さないと、後から見つけられないですよね。

最近、ずっと忘れてました。

 

以下、原稿そのままです。

一部題名が変わってるかな。

いつも食材について聴かれた場合、なるべくその時の旬から選べれば、と思います。

 

・梅雨と暑さを乗り切るために心身ともに健康になる肉と魚をそれぞれおすすめ順に5つずつ

肉バージョン

①レバー

ビタミンA・ヘム鉄はダントツに含有量をほこり、ビタミンB2をはじめ葉酸などのビタミンB群・ビタミンD・タンパク質を含む最強の食材。

女性、最近は男性も、検などで指摘がなくても隠れ貧血があり、夏バテになる前に一番摂ってほしい食材。

梅雨本番で気圧の変化で頭痛や体調不良を起こす人も多く、レバー含まれるヘム鉄・ビタミンA・タンパク質などが造血を促進し、体調の改善を促す。

 

ニオイが気になる人は、しっかり焼いて焼き肉のタレで味をわからなくするのもありです。

下処理が大変なら、お惣菜のきも煮や焼き鳥のレバー串が簡単でおすすめ。マヨネーズをかけるとさらにニオイがマイルドに。

できれば、鶏レバーや馬レバーなら生で食べられるので、加熱していない分、栄養の損失がなく、胡麻油と塩とニンニクで食べると、ユッケ風でとても美味しく、味やニオイが苦手でもツルっと飲み込める。

 

②豚肉

疲労回復に最も効果的なビタミンB1ダントツに豊富。エネルギー源を作りやすくなる。

ビタミンB1以外にもビタミン・ミネラル・タンパク質がたくさん含まれていておすすめ食材。

ビタミンB1の効果を長持ちさせるアリシンの含まれるにんにく、玉ねぎと一緒に食べるのがおすすめ。

 

③牛肉

ヘム鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群などのビタミン・ミネラル、タンパク質がバランスよく含まれており、タンパク質の完全栄養食と言ってもいい。

加熱して普通は食べるが、できるならユッケやローストビーフ、焼くならレア、など生部分があると、加熱による栄養損失が少ない。

 

④馬肉

ヘム鉄含有量はレバーに匹敵!

タンパク質・ミネラル・ビタミンが豊富。

脂が少ないために食欲が落ちがちなこれからの季節も食べやすい。

馬肉は肉もレバーも生食OK。素晴らしい食材です。

加熱もいいけど、ぜひ生食で召し上がってほしい。さっぱりしていて食べやすい。臭みが他の肉よりも全然ない。

 

⑤鶏肉

鶏肉はタンパク質とビタミンAは豊富だが、他のビタミン・ミネラルが少ない。

疲労回復に役立つとされているイミダゾールぺプチドが豊富。

 

鶏肉だけ食べるのではなく、赤いレバーや砂肝やハツと一緒に食べると、鶏肉に足りないビタミン・ミネラルがカバーされるのでおすすめ。

 

魚バージョン

①鮎

今の季節と言えば鮎! 香もよく、さっぱりと食べられる。

稚鮎の季節は終わっているかもしれないが、内臓はヘム鉄や銅などのミネラル・ビタミンがたっぷり。

 

稚鮎のフライなどでまるごと、塩焼きの姿焼きで内臓のほろ苦い部分も一緒にお召し上がりください。

 

 

②カツオ

秋の戻りガツオほど脂はのっていないけど、その分安く、カツオのタタキや刺身は薬味を添えてさっぱりと食べられる。

 

赤い身は、ヘム鉄が豊富な証拠。

タンパク合成に必要なビタミンB6が豊富で、反応に必要な他のビタミンB群も入っているため、反応が早い。

 

 

生姜醤油もいいけど、ポン酢+マヨネースでスプラウトや玉ねぎスライスを添えたり、ユッケ風に胡麻油と塩とニンニクもとてもおすすめ。

 

薬味(ネギや生姜、ニンニクなど)が多いほうが臭みを消しやすい。

 

古くなったものは、衣をつけて揚げてしまえば美味しく食べられます。

 

 

③イワシ

今が旬の青魚の代表のイワシ。大きさもいろいろで小さいものは骨も内臓もまるごと、大きいものでも内臓が食べられる。

この内臓にヘム鉄・亜鉛をはじめミネラル・ビタミンが豊富。

 

煮つけやフライ・パン粉焼きもいいけど、一番な刺身。

加熱による栄養損失がない。

 

新鮮なものが手に入らなければ、今の季節、梅煮はさっぱりとして常備菜にも。

生姜たっぷりと砂糖は入れずに日本酒と醤油のみで煮るのがおすすめ。

 

 

④アジ

今が旬。こちらも青魚。

青魚はできれば生食でとって、酸化していないEPAをたっぷりと召し上がってほしい。

青魚は全般にタンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富。

今なら、天然アジの刺身が特売でよく売っています。

 

臭みや骨が気になるなら、細かく叩いてなめろう風に。

薬味をいろいろたっぷりと添えて。

 

 

 

⑤サザエ

タンパク質だけでなく、ミネラル豊富。 特に亜鉛や銅。 ビタミン類も。

サザエのつぼ焼きは簡単でおすすめ。

白い身だけでなく、緑色の内臓のところに栄養が詰まっているのでぜひ内臓部分を召し上がってほしい。

 

・魚や肉を選ぶさい、食べる際に気をつけるべき「やってはいけない」こと

→ ・おすすめだからと毎日同じものを食べない。

それぞれの食材によって得意な栄養素が違うため、必ずローテーションをすること。

・マグロは青魚でEPA・DHAも豊富で美味だが、水銀が多いため、嗜好品として扱うこと。

・普段から肉や油ものを食べなれていない人が、いきなり豚バラ・牛カルビ・霜降りなどを食べても胃腸が受け付けない。A5霜降りが高いからとありがたがるのではなく、霜降りはほとんどが牛脂の塊であると認識しよう。

・魚は天然ものが手に入るなら、養殖ものよりも栄養価が高いことが多い。(値段も高い)

旬のものなら特売になりやすいので、そこを狙ってほしい。

 

・肉や魚介類がからだに良いからと、おなか一杯なのに無理して食べたり、一度にたくさん食べるのは、胃腸に負担をかけて栄養が入りにくくさせる結果になりやすい。

一度に食べる量に気を付けて。他人と比べるのではなく、自分にとっての一度の量を見極めて。決して胃腸に無理させないように。

おかげさまで、2022年5月21日で開院12周年を迎えます。

多くの患者さん、いつも読んでくださっている皆さまに感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 

いつも開院キャンペーンは私なりの大盤振る舞いをしておりますが、今回は今まで以上の大盤振る舞いにしたつもりです。

 

どうぞご利用くださいね。

 

今回は、オーソモレキュラー療法の栄養解析(自費の血液検査)をされた方に、ウルトラインフラメックス+360°のお試し1回分をプレゼントします。

胃腸の悪い方には、旅行や出張、時間のない時、食事を作るのが大変な時、何を作っていいのかわからない時などに食事代わりになる栄養素もギュッと詰まって胃腸のことを考えたサプリ、まあプロテインの最上級モデルみたいに思ってください、アメリカのFDAでは、メディカルフーズ(医療において医薬品と同等扱い)として認められたものです。

ただ飲むにあたっての注意事項がういろいろあります。

栄養価の高いものほど注意事項が多い。

お渡しする時に注意事項を説明させていただきますね。

 

とても良いものですが、袋が大きく(たくさん入っているから)、なので高い。

溶かして飲むタイプのものなので、味を心配される方も多い。

栄養価の高いものほど、栄養欠損のひどい方、胃腸の悪い方で、続けられないということもあります。

で、今回は、1回分(それでも多いかも)のサンプルをプレゼントです。

1食置き換えにできるので、味がいけるととても心強い。

お値段結構しますから、そこは予算と合わせて相談しましょう。

何を飲んで、何を後回しにするのか、この栄養素やサプリの優先順位って、実は私は一番大切だと思います。予算が無限じゃないからね。

 

 

あと、美容医療をされている方のサンプルプレゼントが、いくつかメーカーが製造中止になったものがあります。

うちでも残っている在庫は貴重品になってしまいました。

その貴重品は今回は一部しかプレゼント対象になっていません。

(また別の機会でのプレゼントに)

なので、今まででもらわれた方は大事にお使いくださいね。

 

 

おかげさまで、この5月21日に開院12周年を迎えます。

長いようで短ったです。なんかアッと言う間でした。

多くの患者さんに遠方からもご来院いただり、オンライン診療をうまく利用できたり、いつも定期的に受診していただいている方、ブログやFacebook、インスタグラムの読者の方々、お礼を申し上げます。感謝します。

 

特に初めて自分の栄養解析を出したのが2015年の1月24日。それからオーソモレキュラー療法を自分がまず初めてみてびっくりしたのは、初めて3日目のことでした。

(もう7年経って、8年目ですね)

今まで知らなかった医療の事実に、私の自分自身の人生、医師としての考え方がガラッと変わりました。

今までのいろんな謎が解けていく最初の一歩でもあり、合点がいった部分もたくさんありました。

考え方の方向性がそこまでかけ離れていたいなかったとはいえ、180度までは変わりませんでしたが、頭に隕石が当たったかのような衝撃でした。

それから患者さんに勧めていって、スーッと良くなる方、どんどん良くなる方、まさに奇跡が起こる瞬間に立ち会えるような方、いろいろぶつかる方、うまくいかない方、全く受け入れられない方、いろいろです。。。

 

先日、「オーソモレキュラー療法で良くなる確率はどれくらいですか?」と質問されました。

 

いまだかって一般の方からそんなことを質問されたことがなかったので、あまりの考え方の違いに愕然としました。

 

医者同士、「エビデンスを出せ」というのはよくある話で(美容医療でもね)、まさにガリレオガリレイの気分です。

ハーパーの教科書にも書いてあるっっちゅーねんっ!とは言いませんが、本当にガリレオガリレイです。

 

オーソモレキュラー療法で調べればいろいろとビタミン、ミネラル各種の論文は出ていますが、日本のどこにでもいる医者にわかってもらえるほどの認知度もなく、栄養素やサプリについての誤解も大きいから。

 

まして良くなるのかどうか、患者さんの個々の条件が違い過ぎる。

同じ目的・目標であったとしても、治療前の個体差が大きすぎる。栄養欠損のひどい人ばかりを集めたとしても、それでも差があり、まして血液検査の数値なんてマスクばりばりかかっていますから、本当に状態のランク分けみたいなことができません。

例えば、○○以上~○○未満、とかのね。

 

で、オーソモレキュラー療法はサプリを大量の飲ませる医療ではないんですよ。

個体差を無視して、これだけのサプリ(全員同じ量とか条件を必ず揃えないといけない)を飲ませて、こんな結果が出ました、なんて、それでは薬の論文と同じです。

それでわかりやすい結果が出ればいいですが、個体差により寄り添う医療なのに(と私は思います)、同じ量を飲ませたからって同じ結果にはなりません。

また栄養素というのは、それ1つの単独では効果が出にくく、他の栄養素があってこそ、次の反応に進んでいくので、一つだけサプリを飲んでも次の反応に行かない人がたくさんいます。

どんな栄養素がどれだけ欠けていて、どれだけ必要なのか、その人の消耗量も全く違う。

 

まして、個人個人予算があるから、必要と思う量を飲ませられるわけではない。

 

必要量を飲んだとしても、吸収できる量も個人によって違うし(胃腸の状態など)、すべての栄養素はサプリだけでは摂れません。

必ず食事で摂ることが重要。

 

その食事で胃腸に負担をかけてしまえば意味がなく、胃腸を労わりながら、食品添加物、血糖値、カフェインやアルコール、グルテンがカゼイン、油の質や農薬や普段使用する医薬品などにも気を遣い、1日3食以上、その人のからだに必要とする理想の食事がそもそも摂れるのか、時間的にも金銭的にも、ましてそれをその人が食べたいと思うのか、それを誰が用意するのか。。。。

 

食事の問題が一番の大問題で、それを全部その患者さんに提供するのは、患者さん自身です。

(アウトソーシングするにしても、こんな感じで、と頼むのも患者さんだし、お惣菜や外食を利用するにしても中身を選ぶのは患者さんです)

 

理想に近い食事ができるのかどうか、これほど個人差の大きいものはないのに、それなしで効果を度外視することなんてできないのに、オーソモレキュラー療法の確率って。。。

 

人間のからだは機械じゃないですからね。部品変えればいいじゃん、買い換えればいいじゃん、というものではない。

壊れないように、1個ずつの細胞がちゃんと休めて元気にまた明日働いてくれるようにしてあげないといけない。

こんだけサプリ飲んだから、こう!!なんて。。そんな単純な話だったら、どれほど良かったことでしょう。。。

 

オーソモレキュラー療法で奇跡を起こすような方、どんどん良くなる方、ちょっとずつでも良くなる方、それらの方全員、良くなったのは患者さんの努力の賜物です。

 

どこかに合宿して仮に数か月で良くしたとしても、合宿終わって帰ってきて、同じ生活が自分一人でできればいいけどまあできませんからね。それだけ良くなっても食事がむちゃくちゃならすぐに戻ります。すぐじゃなくても時間の問題。

 

食事を理想通りにはいかなくても、時々を好きなものを食べながら、そこそこポイントは押さえてずーっと続けていたら、けっこう良い感じで過ごしていらっしゃる。

 

何か月、何年も経ってから、お久しぶりに受診してくださったときに、それまでの体調とかの経過をお聴きしますが、お肌や表情や声のハリなどで元気よく暮らして来られたことがわかります。

 

そういう方は、細々とであっても続けておられて、いわゆる「栄養の入っていない食事」が続くことがありません。

 

来られていなかった間に、妊娠出産されていたり、栄養状態を知っていたから、妊娠できたことも無事出産できたことも育児が大変だけど順調なこともとても嬉しい。

逆に、来られてなかった間に大病をされた方や妊娠をあきらめておられた方もいて。。今では落ち着かれてまた受診していただいて、食事と栄養の大切さを実感された方、できる範囲で続けている方、さまざまです。

 

なにかあった時に、ふと思い出していただけると何か力になれるかもしれないので、覚えてもらえてると幸いです。

 

普通の医療は保険診療も美容医療もなんでも日々勉強で、患者さんの経過そのものが結果であり、教科書でもあります。

オーソモレキュラー療法はその最たるもので、栄養素の教科書みたいなものは7年前と比べたらかなり手に入れることができるようになりましたが、治療自体のそういう意味での「教科書」はありません。

個体差が大きすぎるからです。

そのあたりは漢方治療以上に個人差がかなり大きい。

 

他の医療との圧倒的な違いは、まさに患者さんの努力が8割以上くらい占めるかも。。

症状の軽い方、というか、目標までの栄養欠損の状態が軽い方、大きなトラブルを抱えていない方は、その時楽に元気にする、というだけなら、サプリをそこそこ飲んだら元気になりますが、「継続」していくとなると、食事が大切です。

医療用サプリをどんと減らす前、あるいは止める前に、食事である程度栄養補充がそこそこできる状態になっていて、そういう食事が自分に提供できる方はいいんですが、そんな方はごくごく少数。。。

私は自分自身、7年以上やっても、食事だけで栄養補充できるレベルまで行ってません。

毎日の消耗が激しすぎるしね。老化はみんな平等にきます。スピードは多少遅くはできるけど。老化により本来の必要な量は増えます。

 

血液検査のデータだけを比べると、まあマシになっているかなと思えるかなあというレベルですが(それだけマスクがどれだけかがわからないからです)、自分自身の体調全部と比べると、いろいろあっても、始めた頃よりは7年以上年をとったけど、そこそこいいかなあと思います。

無理をしなくなった、というのもありますが、無理ができなくなったともいえる。無理をするとその後が大変とわかったからますますやらない、といったところでしょうか。

 

この7年で、低糖質が当たり前になりましたが、人工甘味料のオンパレードで、糖アルコールを使ってくれている企業を見かけるとホッとします。

タンパク質の重要さはちょっと認知されたようですが、プロテインブームのほうに行ってしまって、新たなトラブルが増えています。

サプリの重要性に気付いた人も増えましたが、こちらも市販や海外ものでトラブルが増えています。医療用でも個人で好き勝手飲んでのトラブルもね。

 

なんでもコツコツと地道に、自分にその時にできることをやっていくしかないんだなあと改めて実感している毎日です。

 

 

#オンライン診療  #診療報酬改定 #選定療養費 #予約料 #対面診療 #他の医療機関紹介  

 

この4月から診療報酬改定と言って、2年に1回保険診療の価格やルールがいろいろ見直されました。

オンライン診療がコロナ禍においてグダグダになっていたのをやっと整備されました。

オンライン診療を受けていただく際の注意点を申し上げます。

 

基本は対面での診察です。

対面が難しい場合に症状によりオンライン診療の併用が許可されているわけですが、診察により他科や他の医療機関に紹介して受診していただりということが必要になることは多々あります。

 

対面診察が必要と言われても来ない、

紹介先も受診しない、

という方はオンライン診療はできません。

 

遠方の方もいらっしゃって今まではオンライン診療で困ることはなく、他科受診が必要な方はちゃんと受診もされていたので問題はなかったのですが、オンライン診療の方が増えてくると問題も出てきました。

 

特に精神科・心療内科に通院中、あるいは既往があって勝手に中断している方は、私は精神科医ではないので必ず専門医の診察がどこかで必要です。

まして薬が必要な方は必須です。

精神科を受診せずに当院でそういった薬を処方することはできません。

対面診察であっても、薬の内容によったら処方もできません。

 

自分の好きなようにして自分に都合のいい薬だけほしい、ということは、保険診療でも自費診療でもできません。

儲かれば何でもいいから希望するならいくらでも出す、というクリニックは探せばあるのでしょうけど、当院ではそういったことは一切やりません。

なので、そういう方にはオンライン診療はできません。

 

 

また保険診療も当院は完全予約制で、診察がもし延びて次の方にご迷惑をかけてはいけないために保険診療といえども普通では考えられないくらいの時間枠をお一人に取っております。

(だからと言って連絡なしで遅刻していいわけではありません。連絡なしの遅刻は予約枠はなくなります)

 

予約制を導入する際に、「選定療養費」の一環として「予約料」というのを保険診療でも自費で徴収できるようになっておりますが、当院ではもらっておりませんでした。

 

保健診療でも診察に時間をかければ、あまり使いたくない薬を使わなくても良くなることが多く、それで良くなる患者さんが増えるならそれでいいと思っていたからです。

 

ただ、少し前から保険診療の無断キャンセル(予約時間の勘違いも含めて)、直前でのキャンセル、連絡なしの遅刻が増え、保険診療でも(オンライン診療含む)、自費診療で本来説明するような内容も増えてかなり時間を超過しており、そこにキャンセル・遅刻も合わさると、他の方のご予約をお断りして押さえている枠ですので支障が出てきています。

 

そのため、5月1日から、全員ではありませんが、選定療養費として保険診療にプラスして自費の「予約料」を頂戴することにいたしました。

 

無断キャンセルを今までして「今後は当日予約のみ」となっていた方も、当日以外の先の予約がお取りできるようになります(症状による)。

 

当日キャンセルされても予約料はご返金できません。

 

保健診療の方(オンライン診療含む)全員に予約料を頂戴するわけではなく、どこまでの場合でいただくのかはまだ決めておりませんが、少なくとも1度無断キャンセル、直前キャンセル、連絡なしの遅刻で予約がなくなったことのある方が先の予約を取りたい場合は予約料を頂戴しますので、ご了承ください。

 

残念ながら性善説だけでは対応が難しいことが増えてきました。 円滑で健全な診療のためにご協力をお願いいたします。

ブログに載せるのをすっかり忘れておりました。

「60才を過ぎたら毎日でも食べた方がいい食品 逆におすすめしない食品」

以前に女性セブンで取材を受けた時にお渡しした、私の元原稿です。

この文章の中から、抜き出したり、まとめたりしてコメントとして一部が使われます。

 

雑誌には、他の先生方の考え方も載るため、私がおすすめしていないものがおすすめ食材になったり、逆もしかり。

 

特集はランキング形式なので、いろんな意見の寄せ集めになるため、一貫していないわけです。

医者100人いれば100人とも考え方は違いますから、混ぜてしまうと、一見良いところ取りに見えますが、その中から読者は自分にとって都合のいい食材、あるいは摂りたい食材だけをピックアップするため、悪いとこ取りになることも。。。

 

おすすめしないものを絶対に食べるな!というわけではないですが、何がどう悪いのか、わかっていることが大事です。

 

ちなみに今流行りの(流行らせている仕掛け人がいるわけですが)オートミールは、小麦と同様、グルテンが入っています。

オートミールのβグルカンは良くても、オートミールとして食べるなら、他の成分も一緒に入ってしまうわけです。

メリットデメリットでいえば、デメリットのほうがトータルで考えると大きいと私は考えます。

 

おすすめしない食材のところでも出てきますが、腸で毎日毎日頻繁に炎症を起こしてしまうと、しかもひどければ栄養が入ってこなくなりますからね。

 

さて、以下は原稿ほぼそのままです。

一部わかりやすいように修正しています。

 

毎日でも食べたほうがいい食材となっていますが、

実際は毎日同じ食材を食べ続けると食物アレルギーになりやすいため、続けても2,3日食べたら1日休むとかにしてローテーションしてください。

1回量、1日量が多い分には、消化吸収できるのであればいくらでもかまいません。

  • しらす(ちりめんじゃこ)

誰でも手に入りやすいのと魚嫌いの人も食べやすい。

ごはんにかけたり、サラダにかけてもいい。

魚まるごとのため、タンパク質だけでなく、骨などに含まれているカルシウムをはじめとしたミネラル、内臓などに含まれる鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富。

骨粗しょう症や骨折も心配な年齢ですが、カルシウムの吸収に必要なビタミンDも豊富に含まれています。

カルシムだけとっても、ビタミンDだけとっても、丈夫な骨はできない。

同時に、タンパク質や鉄分、亜鉛などのミネラル類も必ず必要。

ビタミンDは免疫のビタミンと呼んでもいいほど、免疫力アップには必須のビタミン。

ビタミンAも豊富で、ビタミンAは免疫力だけでなく、アンチエイジングのビタミンとしても重要。

いわゆるガン年齢には必ずビタミンAとDはしっかりと摂ってほしい。

 

  • レバー

ダントツのヘム鉄含有量をほこる食材。

値段も安く、手に入りやすいのに、レバーをがんがん食べている中高年をあまり見かけません。

女性は閉経して出血による鉄の損失がなくなったと言っても、食事でとらないと補充されないまま、ずっと鉄欠乏のままです。

閉経した今こそ、ガンガンと補充していただきたい。

 

鉄はヘム鉄という動物性のものではないと吸収も働きも悪いため、レバーで摂るのが一番効率がいい。

鉄だけでは反応が悪くなるため、タンパク質・ビタミン・ミネラルも豊富なレバーで摂るのが最強です。

また、アンチエジングの代表のビタミンAもダントツで、ガン年齢にも必須。

免疫力アップにも必須のため、コロナ対応にも最適。

 

  • うなぎ

魚系にしては脂が多いため、敬遠されがちですが、良質なタンパク質とアンチエイジングのためのビタミンAが豊富です。

ビタミンAは、自然免疫力に必須のビタミンなので、新型コロナなどの感染症が心配な今こそ、しっかりと摂ってほしい。

脂が多いと言っても、肉よりも消化しやすい。

かば焼きは皆大好きな味で、白焼きでさっぱりとわさび醤油も捨てがたい。

ビタミンAだけでなく、疲労回復に役だつ、ビタミンB1、B2,ナイアシン、B6をはじめとしたB群が非常に豊富。

値段からも敬遠されがちだからこそ、たまにでもいいから元気のない時はぜひ摂ってほしい。

 

  • カツオ、ぶり、いわし、サンマなどの青魚(どの魚でもいいんですが、生でどの季節も手に入りやすいのはカツオかな。他の青魚よりも鉄分が豊富です。疲労回復、タンパク合成に必要なビタミンB6が豊富です)

できれば刺身で食べられるものを。

 

脳梗塞、心筋梗塞と血栓による病気が増えてくる年代。動脈硬化もすすみ、血管系のトラブルが増える年代には、必須の魚です。

血液をサラサラにして、炎症を抑えてくれるEPAは、魚にしか含まれていません。

EPAをたっぷりと摂ってほしい。

EPAは焼いたりとかの加熱ではなくできれば生で。

刺身で摂ると、タンパク質・ビタミン・ミネラルも同時に摂れるので一石二鳥です。

栄養素は単独で摂るのではなく、必ず複合して摂る。それが吸収された後のいろいろな反応をスムーズにいかせるためのコツです。

 

 

  • 味噌(汁)

中高年になってくると、消化吸収がうまくいっておらず、胃腸の悪い人もよく見かけます。

いきなりレバーや魚を増やそうといってもなかなか増やせない人も多いかもしれませんが、味噌汁なら手軽に誰でもタンパク質の構成成分のアミノ酸が摂れる。

アミノ酸であれば、消化吸収も楽なため、誰でも摂りやすい。

できれば、八丁味噌が一番アミノ酸含有量が多く、栄養価も高いので、八丁味噌がおすすめ。

出汁をカツオぶし粉や煮干し粉にすると、動物性タンパク質やビタミン・ミネラルも摂れるので、非常におすすめ。

出汁と味噌だけの味噌汁でもいいし、残り野菜を入れた具沢山味噌汁でもいい。

 

味噌汁は毎日飲んでもかまいません。

 

 

他に、ナットウキナーゼ(血栓を溶かします)が入っている納豆を考えましたが、動物性タンパク質中心にしました。

中高年のフレイル・サルコペニアなどもかなり問題になっているため、筋肉をほどよく保つためには動物性タンパク質が必要だから。

 

 

60才を過ぎたら 食べないほうがいい食べ物

小麦

小麦に入っている小麦タンパクのグルテンは、腸で炎症を起こして消化吸収の妨げになるだけでなく、腸の炎症部分から本来入るはずがない成分が血中に入ってきて、全身でトラブルを起こすことがあります。

麻薬と同じ中毒性があるため、はまると簡単に止めることができず、簡単だから、という理由で、1食パン1個のみ、という高齢者も多いですが、栄養医学的に大問題。糖質のエネルギーしか摂れていないし、血糖値の乱高下を助長するため、中高年はただでさえ耐糖能が悪く隠れ糖尿病や糖尿病が多い中、パン食は止めてほしい。

国産小麦と書いていない限り、すべて海外のもので遺伝子組み換え小麦のため、天然にない成分のため、ますます分解がしづらく、トラブルを起こしやすい。

パンは添加物が多いだけでなく、最近は食パンですら砂糖やはちみつなども多く入っているため、ますます血糖値の変動が激しくなる。

うどん、ラーメンもしかり。糖質単品になりがち。

ちゃんとごはんとおかず、味噌汁という定食風の食事をしてほしい。

また、グルテンは活性酸素を大量に発生するため、非常に疲れやすくなったり、老化がさらに促進します。

グルテンの構成成分のグリアジンは、脳で炎症を起こす結果、認知機能低下やアルツハイマー型認知症との関連についても論文が出ています。

 

パンや小麦製品を食べたい時は、できるだけ国産小麦で、無添加のものにしたほうが、デメリットが最低限で済むかと思います。

おなかの調子のいい時に。

下痢軟便など腸のトラブルがある時やある方は、落ち着くまでグルテンフリーがおすすめです。

 

ちなみにグルテンは、麦関係すべてに入っています。

もしくはグリアジンという一番悪い成分と似た成分が入っているものも。

小麦、大麦、もち麦、押し麦、オートミール、ハト麦、ライ麦、なんでも麦は入っています。

古代小麦には入っていないそうです。(デュラムセモリナにはグルテン入っていますよ。ただの品種で古代小麦ではありません)

すっかりブログをご無沙汰しており申し訳ありません。

夜は寝落ちしてしまったり、ゆっくりと過ごすようにしているため、なかなかブログが書けません。。。

フェイスブックやインスタはだいたい毎日更新しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

そちらのほうが写真が多いし、アカウントなしで見られるようになっています。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

https://www.instagram.com/aikohifukaclinic/

いつも帰りに電車の中で晩御飯とかアップするんですが、最近は帰りも寝落ちしてしまうこともあり。。。

夜にブログとかフェイスブックを書きだすと、交感神経が一気に緊張して仕事モードに。そうなるとしばらく寝られません。。。昔はすぐに切り替えができたんですけどね、年をとるってこういうことかと思う今日この頃。

 

 

さて、今月のハロウィンキャンペーンです。

 

今回も盛りだくさんになってしまいました。

秋は季節の変わり目で、春ほどではないですが、夏バテのお肌とからだを引きずったまま、仕事や家事、イベントが多い季節。

緊急事態宣言も明けて、いろいろ予定が増えた方もおられますかね。

お出かけしてもいいと思いますが、感染対策は今まで以上に。

不織布マスクでね。隙間が出るなら、顔にフィットした布マスクを重ねて二重マスクで。

他人との飲食は宣言が明けてもかなり危ないと思います。感染したくない方は、普段同居していない人との飲食はおすすめしません。

 

で、夏の紫外線、冷房、秋の寒暖差、湿度も下がってきて、お肌のトラブルが増えてきます。乾燥がひどくなってきた方もおられるでしょう。

 

当院でレーザーなどの処置をされた方に、お好きなイオン導入プレゼントです。今回は患者さんから要望のあった全種類ですので、予約の前にカウンセリングはお受けくださいね。

レーザーされた方には無料で相談できるメールやラインをお渡ししていますから、そちらでもご相談いただけます。

 

 

乾燥ジワが定着して、本格的なシワになってしまう時期です。

しわ・たるみ用のアンチエジング系のレーザーをされている方にはナビジョンDRのシワ用のパック「フォーカスアイプログラム」1回分をプレゼントいたします!

この機会に一度お試しください。

プレゼントには限りがございますので、なくなり次第終了ですのでご了承くださいね。

 

秋は日照時間も減って、紫外線の強さも弱くなってきます。

でも気候がいいから外に出る機会や時間も増え、緊急事態宣言も解除されてお出かけする人も増えてきますかね。

秋は油断日焼けの季節です。

夏以外は日焼け止めを塗らないという人もまだいてて。。。

秋でもしっかりとシミ・シワ・たるみの気になる顔には塗ってほしいところです。

で、日焼け止めのキャンペーンです。

湿度も下がって肌にのせるものも変えていく季節。

この機会に他のもお試しください。

新しく試すものもおありでしょうから、普段よりも少しお安く購入していただけるキャンペーンで、お好きな日焼け止めのサンプルもお付けします。

 

 

抜け毛・薄毛・育毛の本格シーズンになりました。

まだなにも始めていないという方は寒くなってくるとどんどん加速しますからね。

良いことはどんどん始めないと!!

育毛は、確かに医薬品などは使いますが、こちらもお肌と同じで、まずは正しいヘアケアと食事と栄養です。

他力本願で、薬や医療行為にのみかかると、お金がかかって仕方がない。

やっている時は良くても、その後、ちゃんと太いしっかりした毛に育ってくれないと困りますからね~。

育毛治療はピンキリなので、予算に合わせてご提案しますが、お金をかけるほうが早いのは早いです。お金をかけるっていっても薬を注射することばっかりじゃないですよ。

毛の細胞が元気になるようなサポートはとても大事です。

 

食事と栄養は、なにをするにしてもどこまでもついて回ります~。

だってすべての基本だから。

 

逆に言えば、栄養がちゃんと摂れいない人は、お金かけてる割に。。。という残念な結果になりやすい。

食事ちゃんとしていないけど満足しているという人は、そこに栄養足して食事見直せば、もっとすごいことが起こるということです。

それは実証済みだから言えることなんです。

効率よく材料を入れてあげることですね。

 

寒くなってくるとからだの代謝も落ち込みがちに。。。

代謝アップ、筋力アップ(食事を見直さないと難しい)ということで、部分痩身のトゥルースカルプをされた方に、当日は医療用のEMS(筋トレになる機械)セットでついていますが、別に日にもう1回できるキャンペーンです。

運動しろ!運動しろ!と世間がうるさい世の中ですが、筋肉ない人がいきなりジムで激しい筋トレとかマラソンやジョギングやスポーツなど激しいことをやってもケガするだけです。

自宅でまずが簡単なことからして(体操とかウォーキングとか散歩とかストレッチとか。家事や掃除はとてもおすすめです。こまめにからだを動かすこと)、クリニックで楽して筋肉をつけていく(喚起じゃさんは寝ているだけなので)。

筋肉が少しでも増えてついてくると、からだも動かしやすくなるし、動こう!という気も起ってきます。

私も週2回したいんですけどね、自分で自分にするのは顔のレーザーもとてもめんどくさくて、仕事が終わるとスイッチが切れて自分の顔とかからだになにかしてから帰ろうと気も起りません。。。

顔のレーザーも全然していないのにからだにしている時間がなく。。。

休みに日にわざわざ出てくることも時間もけっこうなくて。。。

やっぱり、「患者」として通わないと人ってやらないな~と常々思います。

開業する前は、レーザーやりたい放題!みたいに思っていたけど、自分の時間でやらなきゃだめで優先順位が

ここ1,2年ずっと後まわしになっています。

なんとか時間を作りたいものです。

 

医療用EMSは患者さんは寝てるだけで楽とは言っても、施術中は寝ているだけですが、家ではちゃんとタンパク質や脂質、他の栄養も含めてちゃんと食事をしていないと全然筋肉はつきません。

マッサージしただけ、みたいになります。場合により逆効果。筋肉破壊してしまうことも。。。

 

タンパク質を全然摂っていない方が設定の数字がMAXまでいったことがあり(その人の感じ方などに合わせて設定を変えていきます)、MAXまでいったけど筋肉は全くつかなかったのでもうその施術は止めていただきました。

 

食事がなにより一番大事です。

 

うちで栄養療法されている方には、医療用EMSと点滴のセットです。

運動しなきゃ!と思っている方も結構いて、ケガなどのトラブルで激しい運動は止めてもらっています。

タンパク質が少し吸収されるようになってきて、からだも元気になってくると、少しずつ運動の強度をあげていってもらうんですが、そこは無理しすぎてもまたケガの元です。

なので、栄養療法されている方にタイミングを見て医療用のEMSをおすすめしています。

 

医療用EMSは、設定がミソです。

ちゃんとやればこれは結構筋肉が無理なくついてきます。

レーザーでもなんでもそうですけどね、機械は同じでもやっている中身はクリニックによっても全然違いますから、どこで受けても同じことをしているわけではないんですよ。

レストランのカレーと同じで、お店によって値段も味も違うのと同じです。

レシピが違うから。

設定ってそういうことです。

 

部分痩身のトゥルースカルプをされる方には脂肪燃焼がうまくいくように、筋力アップがしやすいように、代謝に関わる栄養素のサプリを同日ご購入に限り10%オフにてご提供。栄養療法をしていなくても。

 

キャンペーンの内容を書かなきゃいけないから栄養素やサプリの商品名を挙げていますが、栄養素やサプリの名前を出すのはあまり好きではありません。

その名前だけが独り歩きして、ネットで安物を買う人が多いから。さらに安いものを探したりね。

それ、うちで売っているものとは全然違うから。

 

全然違うものを飲んで、「効かない!うそつき!」と言われても困ります。。。

 

全くメーカーも商品も同じものならいいでしょう!と同じものを診察も受けずにを飲む人もいますが、医療用サプリであっても、サプリだけ飲んでも効きません。本当の医療用サプリの効果は、そんなものじゃない。

当院では部分痩身や筋力アップ、点滴中も、医師である私の診察がセットになっています。

お食事日記を持ってこられると、処置中に診られる分はチェックします。

もちろん他院での血液検査もね。

食事の見直し、改善をしていくから、少しのサプリであっても良い結果に導いてくれるのです。

他力本願は、お金と時間ばかりかかります。

サプリだけ飲みたい、というのも他力本願の典型です。

 

予算は人それぞれなので、予算の中で、今、その人にとって優先順位の高いサプリを選んでます(種類だけでなく、1日何粒飲むのかとかも)。

 

栄養解析の血液検査を受けても、それはその時の状態です。

その時の状態に合わせてサプリや薬(漢方もね)は選びますが、結果を聴きに来るまでに(1週間後でも)体調が変わったら、サプリも薬も変わります。飲む数も種類もね。ガラッと変わることもある。

 

最初に言われたサプリの種類や数でずーっと飲んでいる人もいて(診察も受けずに)、飲んでどうなるか様子を見てくださいと言っても様子を見せに来ずにずーっと同じように飲んでいる人もいますが、それはかえって害になることも。

体調や症状、実際飲んでどうなったのか、調整が必要です。

食事でかえって胃腸をいためてこじらせて、サプリをガラッと変えなきゃいけないことも多々あります。

ご本人は全く気付いていないことも多々あり、良かれと思って増やしたらいけない種類を増やしてたり、減らしてなかったり。。。

診察受けずに勝手にやるんだから、まあ仕方ないんですけどね。

 

解析結果なんて、いろいろマスクがかかっているから、本当の隠れている病態が見えてくるのはとても時間がかかることも多々あります。

絶えず、患者さんの症状と経過を聴いて微調整です。

そういう意味で正解はなく、患者さんがより元気に楽に毎日過ごせることが正解ではあります。

(毎日糖質たくさん食べて幸せ、というのは正解じゃないです。。。幸せなのって、糖質食べてる時だけだから)

 

まずはなんにしろ、食事の見直しと改善です。

 

あと、サプリは、いろいろ気になる栄養素がたくさんあるからと、1粒ずつた~くさんの種類を飲んでいる人もいますが、それ、一番効かない飲み方。

 

予算に限りがあるなら、一番優先順位の高い栄養素をドーンと補ってあげないとね。

 

ちょっとずつ、いろんな種類を飲んでも、私の言っている効果とは似て非なるものです。

それで効けばいいんですけどね。満足しているとかね。

まあ、もったいないお金の使い方です。

何度も言いますが、本当の効果はそんなものじゃない。

 

1粒ずつでも、たくさんの種類を飲むとなるとけっこうな金額がかかります。月2~3万とかかけてる人もいる。

自分の思い込みの飲み方にね。

 

個人輸入の安いやつでもたくさんの種類飲んでいて、月2万円以上買ってる人もけっこう見ます。(なにも変わらないどころかむしろ悪化?ということも)

お金の使い方がもったいないですね~。もったいないお化けが出ますね~。

時間はお金で買えないですからね。本当はお金だけの話じゃないんです。

 

栄養療法って、そんな簡単なものじゃないですよ。

私はオーソモレキュラー療法始めて6年半たちましたが、まだまだ勉強することはたくさんあるし、どんどん医学は進むし、なにより患者さんの経過を診ることが一番の勉強です。

 

始めたころは、胃腸の不快感が全くないのに、毎日バナナ様の便がちゃんと出ているのに、胃腸が悪くてなんにも吸収していない人がいるなんて思いもしませんでした。

お食事日記も見せない人も多く、自費診療にも入らないと、患者さんから「調子いいです」「変わりないです」で診察が終わってしまうとなんにも実はわかりません。

定期的に栄養解析を受ける方が出てきて、自分の血液検査は1~2か月に1回して経過を診ていますが、お食事日記や経過をこまめに教えてくれる方がどんどん出てきて、ああ、こういうことだったんだ、ということがたくさんあります。

こっちのほうがいいんじゃない?こういうことだったんじゃない?と新しく試させてもらったことがよかったり、それでもまだうまくいかない方の原因が見えてきたり。。。

予算のこともあるからすべてが解決できるわけではないですが、初めのころと今とでは使うサプリも薬も(漢方なんか特に)、全然違います。考え方の本質は同じですが、治療への当たり方が変わったというか、選択肢が広がりました。

 

昔の患者さんのデータを見返したりして、今ならこうするな。。と全然サプリの処方内容が変わることもあります。

なので、数年ぶりとかで再診してくださった方の場合、またお出しする薬やサプリは前と全然違ったりします。

自分の中の医療も進歩しているのがよくわかります。

 

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#秋のお手入れ

 

 

 

 

今朝、インスタに書いてましたが、インスタは文字数の制限があるため途中になってしまいました。
補足して書いておきます。
立っている、テキストの画像のようです
問合わせがよくあるので書いておきます。
当院では、栄養療法(オーソモレキュラー療法)の取り扱いの中に、不妊治療、妊娠希望というのは積極的にやっています。
積極的に、というのは、血液検査の項目も確認しないといけないポイントもわかってやっているということです。
もちろんうちがしていることですべてカバーしているわけではないですが、不妊治療で他院で栄養療法してました、という方の今までの検査結果はすべて確認しますが、うちよりも圧倒的に項目の数が少ない。
絶対に必要な検査はされていなかったり、ああ、ここの先生は知らないんだなと思うことはしばしば。
このNHKの取材にもあるように不妊治療でまずどこの婦人科にかかるのか、探すのも大変だし、選ぶのも大変です。
うちでは、相談内容に関わらず、今までにした検査(内容や科に関わらず)全部持って来てもらって全部確認します。
普通の検診や血液検査なら3年間のものは全部。
不妊治療の検査は、何年前のものであってもあるなら全部診ます。
だって必要だから。
婦人科で、どういう計画で治療をしていくのかとかの予定表をもらってる方も多いですから、それも必ず持って来てもらいます。
(信じられないことに婦人科から一切もらっていないという方も)
それだけ持ってくるようにと予約確認電話でもさらに言うのに忘れてくる人もいます。
忘れてくる人の中には、「関係ないと思った」という人も意外に多い。
私からしたら、一体なにをしに来たん?と思います。
その人が真剣でないなら、それだけ治療も遅れるわけです。
「それは関係ない」と自分で判断できるなら、その是非がわかるなら、今そうなってはいないわけです。
こちらで、必要かどうかは診た上で判断します。
診ないことにはなにも始まらないし、持ってこないことには診ることすらできません。
「関係ない」と思っている、それがとても実は重要で、その結果で、栄養療法の治療内容が変わることもわかっていないから、持ってこないわけです。
(次回に持ってくる人もいますが、その「次回」まで治療内容は違うわけです)
考え方が甘い、といつも思います。
そんなにのんびりでいいのか?といつも思います。
さて、肝心の病院探しですが、
まだ年齢が20代30代前半なら、婦人科にしろ、他のトラブルや悩み、病気にしろ、のんびり探したい人はのんびりすればいいです。その人の人生だから。
(のんびり、というのは、婦人科をいくつかピックアップしてと言っても、いつまでたってもしないから。そんなにのんびりしたいのか?と思います。私には早く妊娠したいとしか言わないのに、ということがしばしばあるからです。ご本人がしない以上、そこはなにも進まない。だから好きにしたらいいとしか言いようがない。)
各クリニックの検査結果は、患者さんに持参してもらうわけですから、関西のメジャーなところ(全部はないですが)、マイナーなところも含めて検査結果や計画表を診ていますので、どこの不妊治療クリニックがどんな検査をしてどういう考え方なのか、どこまでガンガンさせていく方針なのか、結構な数知ってます。
不妊治療されてる方の中では有名かもしれませんが、そこで検査はしてもいいけど治療は勧めませんよ、というところもわりとあります。
とにかく、他人事で、流れ作業のところがとても多い。
担当医?は毎回変わるし、みんなして言うことが変わることも。
誰も責任持って診ていない、ということはほんとにしばしば。。。
HPには、「主治医じゃなくても全部のドクターが把握しています。全員が主治医です」みたいなことを書いているクリニックもよく聴きます。
主治医じゃなくても、ちゃんと現時点での診断と今後の治療方針をどう患者さんに説明したのか、ちゃんとどの医者が(クリニック内の)診てもわかるようになっていて、どの医者もほんとに親身になってやっているのであれば、担当医が変わっても構わないわけです。
でも、実際はそんなクリニックはありません。
だいたい、大きなところだと、上の先生の方針には逆らわないし(自分と考えが違っても。だって、自分の患者じゃないし、もめても嫌だから)、後から上の先生に言ってもなにか変わるわけでもないし、そこの治療方針に従わないと、そこで働いていけない、などなど。それが良いか悪いか別にしてね。
保険診療と違って、民間のクリニックですから、そこはもめることが一番いやなわけです。
まだ不妊治療を始めたばかりでどこの婦人科に行っていいのかわからないという方には、そういう内情?をお伝えして一緒に婦人科を探します。
私の知らない地域やクリニックであれば、私もそこのホームページを確認して、こっちから行けば?そこは止めておいたら?とアドバイスしてます。
もう40歳を過ぎて来ると、迷ってる時間はありません。
今更、婦人科を変えたくない人もいます(あまり良くないとわかっていても。でも良くないとわかっているなら、私はクリニックを変えるべきだと思います。後々、ホントにいろいろ問題がないと出てくるから…)
凍結卵子や凍結受精卵をもうすでに預けてるもいてそうなると人質ですからクリニックをなかなかない変えられません。
受け入れてくれるクリニックがそう見つからないんです。
また運ぶのにホントにその装備で大丈夫か?!という大きな問題もあります。
(転院前のクリニックはそんな配慮はしませんよ)
不妊治療クリニックを選ぶにしろ、栄養療法のクリニックを選ぶにしろ、受診したからって、そこで治療を受けなきゃいけないことはないわけで、どこで治療を受けるか検討してるんですと伝えて受診すればいいわけです。
電話で聴いてくる方もおられますが、電話で感じが良くても、実際の治療の要は医師であり、そこのクリニックの本当の方針ややり方は、ホームページではわからない。
(ホームページは業者が作ってるので)
どちらも受診して、まずどんな検査が必要で、同一項目があるのか、もちろん値段もちゃんと聴くこと。
検査、少なっ!!ということはしょっちゅうあります。
不妊クリニックで、検査の意味や必要性を説明しているクリニックがとても少ないことに驚かされます。
説明用紙を渡されたら、まだいいほうです。
自費で5万も10万も払うのに、です。
検査の項目や数、金額がクリニックによって全然違うことは、何軒か受診すればすぐにわかります。
もちろん、不妊治療も栄養療法も、保険診療ではできません。
特に栄養療法の血液検査は、保険診療の範囲内では、何の役にも立たない、というくらい、ほんとに全然足りません。
そんな検査の項目と、ちょっと(そこそこ?)サプリ飲んで、肉たくさん食べて、糖質減らして、で妊娠するなら、それほど楽なことはありません。
なので、それで妊娠するなら、良いわけです。
でも、40歳を超えると(40歳前でも)、そう簡単にはいきません。
簡単にいかないから、皆さん悩んでいるわけでしょう?
検査の項目がちゃんとあれば問題も見つかりやすいし、食事指導はほんとにガラッと変わります。
皆が皆、肉食って糖質減らしたOK,ではないわけです。
お肉をしばらく止めないといけないくらい胃腸を痛めてこじらせている人はものすごく大勢います。。
時間がないからこそ、そこで検査代とかケチって回り道している時間はないわけです。
必要最低限の検査はやっぱりしておかないと。
婦人科の染色体とか調べる検査などはどこまでするのかは、個人の考え方によりますから、それはご家族でご相談ください。婦人科の主治医とも)
あとはやはり医師の熱心さ。
流れ作業ではなく、個人として、診てもらいましたか?
ここで大事なのは、「共感」ばかりしてくれてお客様扱いされるところにすぐに飛びつかないこと。
「共感」は大事でしょう。
嫌なことも耳の痛いことも言われずに、お客様扱いされたら気持ちいいですよね。
そういうところの中には、食事指導もテキトーです。
肉は食え!タンパク質食え!糖質食うな!はい、おしまい。
誰も胃腸のことなんかはなから診るつもりもない。
だって、「お客様」だから、所詮他人事。嫌なことも言わす、気持ちよく受診してもらって、ずーっとお金を落としてくれたらいいわけです。
サプリ買って飲んだらそれでいいや、とクリニックも患者さんも思ってる。
それでも妊娠することももちろんあります。
ただし、若いこと。
若ければ若いほど、ちょっと悪循環にハマってただけ、ちょっとこの部分の栄養が足りてなかっただけ、という方も多く、うちでも栄養療法始めてホントにすぐに(早いと翌月)妊娠された方はけっこういて栄養状態はそこまで改善していないので大慌て! ということはよくあります。
全員、20代30代だったり、40歳前後でも二人目だったり。
40歳前後の一人目妊娠も何人もいらっしゃいますが、年齢がいけばいくほど、栄養様態が足りていないと、母子ともども、実はとてもトラブルが多い。。
(トラブルは、20代でも起こります)
栄養でなんでも解決できるわけではないですが、回避できたかもしれない、違う結果になったかもしれない、と悔やんでも悔やみきれないことを何度も経験しました。。。
目の当たりで、その結果を診ているからこそ、食事と栄養、と口酸っぱく言うわけです。
はっきり言いますが、40歳前後、40歳を過ぎてしまったら、ほんとに時間勝負です。
「共感」ばかりしてくれて、嫌なことも言われず、「お客様扱い」してくれるクリニックで、「大丈夫ですよ」「いいですね」「いいんじゃないですか」と言われる時期はとっくに過ぎてしまったということを知りましょう。
それで妊娠するなら、とっくにしているわけです。
それでうまくいかなかったのなら、それではダメってこと。
下手すると、食事なんて、180度真逆に変わることもあります。
(肉の食べ過ぎで胃腸に炎症起こしまくって、大量に食べているのに栄養欠損がひどい、という状態になっているから。
止めるように言っても、止めない人もとても多い。。。)
「共感」しながら、治療ができれば理想でしょうけど、治療というのは、聴きたくないこと、耳の痛いことも聴かないといけないし、食事の間違いや勘違いを指摘もしてもらわないといけません。
「いいですよ~」「いいんじゃないですか」の結果が今、なわけです。
間違いや勘違いを指摘もされなきゃいけないと思います。
指摘されたら、次の食事から気を付ければいいわけです。
そこで、
こんなこと言われた!あんなこと言われた!!いいと思ってやっているのに!!と言っている時間はないってこと。
そうやって聴いてこなかった結果が、今、です。
間違いや勘違いはやっぱり直さないと。
その分サプリ摂るから、という人もいるかもしれませんが、一体、いくらサプリに使うつもりですか?
仮に月に5万円も飲んでも、食事で負担をかけたり間違っていたら、5万の価値はありません。
ただでさえ、不妊治療はお金がかかるわけです。
サプリの金額も少しでも安くて済むなら、それにこしたことないし、もし5万円もかけるなら、5万以上の効果を出してくれないと困りませんか?
全部の栄養素をサプリで摂ることは不可能で、サプリはあくまでも食事の補助です。医療用であっても。
ちゃんとした食事をしているからこその、医療用サプリなわけです。
糖質ばかりだった人からしたら、タンパク質を増やすのはお金がかかるでしょう。
忙しくて外食やお惣菜ばかりという人は、少しでも添加物の少ないものを、とするとさらにお金がかかるでしょう。
食費を削ったり、食事をないがしろにして、妊娠はできません。
10代や20代とは違うところまで来てしまったんです。
食事がとても大事なわけです。
不妊クリニックで、すごく良いところが見つかっても食事指導はしてくれません。
(してくれたとしても、オーソモレキュラー療法とは全く考え方が違って、学会が出している内容です。ちなみに糖質過多で、野菜はたっぷり、肉や油はそんなにいらない、みたいな内容です)
妊娠のために栄養療法(オーソモレキュラー療法)をするなら、保険診療の範囲内ではないこと、検査項目の確認などが必要なだけでなく、食事指導がちゃんとあるかどうか。
そこにどれだけ力を入れているか、食事指導に医者が絡んでるのか、カウンセラーという人だけでやっていないか?
そこが大事。
そもそも、そんなにたくさんの肉が消化吸収できると思っているのか、といつも思います。
胃腸の機能についてもちゃんと診察してくれるところ。
もちろん、今までの検査や問診票や経過などで、妊娠できない、できにくい原因はどこなのか、妊娠する上でどうしたらいいのか、問題点は指摘されましたか?
そりゃあ、皆、栄養足りませんから、足していくわけですけどね。
足せば終わり、ではありませんし、単純に足しても増えない。
(お金だけの問題じゃない)
何度も言いますが、他のトラブルや病気、病態なら、ほんとにのんびり、「共感」してもらうだけでも、毎日がなんとか過ごせてご本人が満足しているなら、それでかまいません。
なんの根本的解決になっていなくても、ご本人の満足が一番大事でしょう。
でも、妊娠は違います。
悲しいことにタイムリミットがあります。
残念ながら、「のんびり」してられないんです。
不妊治療中でよくあるのが、もう40歳も過ぎているからご本人も夫も家族もすごく焦っておられます。
お金がある場合、毎月のように人工授精、顕微鏡授精にチャレンジされている方も結構おられます。
すごいお金です。
あるいはそう何度も顕微鏡授精はできないから、1回、2回でなんとかしたい(それが無理なら、年齢的にも予算的にも諦める)、という方もおられます。
そこまで思っておられるからこそ、3か月、せめて2か月は栄養に専念して!!と最初にお願いします。
不妊治療は休んで。
(毎月されていた方なら、それでもお金が浮くわけです)
これからするというなら、可能性を上げてないのに授精させてももったいないでしょう。
半年や1年待て、と言っているんじゃないんです。2,3か月です。
その間にできるだけ栄養状態を上げて、卵子の質、子宮内膜の状態、精子の質を上げられるだけ上げておいて望んでほしいわけです。
ところが、今までの食事の考え方が変えられない人はとても多い。。。
とにかくサプリ買って飲むだけ。
食事のチェック(自費診療)にも来ないし、お金がかかるからと言う人もいます、かといって、うちのアフターケアのフェイスブックで作っているグループでの無料相談も利用するわけでない。
だって、食事を変えていないから、見せられないわけです。。。
そうしている間に、2,3か月はあっという間に過ぎます。。。
ほんとに、あっという間です。。。
焦る気持ちがひどくなっただけ。
食事は変えていませんから、その分胃腸の負担が増えることも。。。せっかくのサプリが食事の負担でプラマイゼロ。焼石に水状態。。。
そこに不妊クリニックに行けば、早く顕微鏡授精しろと催促され(それがあちらの仕事ですし、他に提供できるものがない)、むこうで妊娠の確率が上がるような話をされるのか、焦らされるのか、食事のチェックには来ないし、グループに食事の投稿もしないのに、いきなり女性ホルモン投与されてたり、凍結受精卵とったから来月移植します、と言われたり。。。
なんで、今?!その栄養状態で?! 副作用わかってる?!
(今までのダメだった時と同じことの繰り返しで。。。)
(言ったら、今はまだ止めておきましょうと止められるからだと思います。。。2,3か月は栄養に専念して、と言ったところで、専念できる人は半分もいません。。。
それくらい、不妊クリニックで焦らされるのと、食事を変えることの難しさをいつも痛感します。。)
ということもしばしば。。。
栄養様態が悪いと、客観的な判断ができず、とりあえず、不妊クリニックの言うがままにお金を払えばいい、みたいな精神状態になる人もとても多い。
自分ではなにもしたくもないし、考えたくもなくなるようで、他力本願に走る人も多い。
何度も言いますが、他力本願(不妊クリニックの治療)でなんとかなる時期は過ぎました。
他力本願では足りなかったから、今、です。
自分の努力が一番いる時。
また、妊娠がゴールと思っている人もとても多く、他力本願で妊娠しても、まだその後、赤ちゃんが育っていくのかどうか、育っていくなら、健康で育つのか、育っている間の母体の健康状態(精神面も含めて)はどうか、出産にトラブルはないのか、授乳はうまくいくのか、生まれてきた子供にトラブルはないのか、育児ノイローゼなどにならないのか、問題は山積みで、どの問題も栄養欠損がひどいと、トラブルは大きくなりやすい。
逆に栄養が足りていると、トラブルがあっても乗り越えやすい。
サプリをどれだけ飲もうが飲むまいが、食事はいつでも母子ともに大事なわけで、食事の知識は、一生の宝物になるわけです。
年を重ねれば重ねるほど、柔軟性が失われ、考え方を変える、新しいことを始める、したくないこともやる、というのはとても億劫になります。
いいわけばかりうまくなって、どうしたら回避できるのか、そんなことばかりに頭が回るようになる。
妊娠以外なら、それもいいかもしれませんが、タイムリミットのある妊娠に、一番大事なのは、柔軟性。
とりあえずつべこべ言わずにやってみる。
やってうまくいかないなら、どうしてうまくいかなったのか、どうしたらうまくいくのか、微調整をしていくわけです。
食事の調整であったり、体調の変化に合わせて、時には血液検査などで確認しながら。
何度も言いますが、あれこれ言っている時間もありません。
言っている時間がもったいないわけです。
間違ったのなら、次に直せば済む話で、いつまでたっても過去のことを言っても何も変わりません。
未来を向いていない人に、望む未来は来ないんです。
時間がないからこそ、後悔のないように、望む未来のために、今、できることをやりましょう。
ちゃんと診てくれるクリニックで確認してもらいながらね。
軌道が逸れていかないように。
ネットのどこの誰かもわからない情報に惑わされてる時間はありませんよ。
何度も言いますが、とりあえず受診して、検査や今後の内容を聴いて資料をもらってくる。
何軒か回ると、それぞれのクリニックの違いがわかります。
何をするにしても検査はお金がかかります。治療はもっとです。
検査くらいはしてもいいですが、そこでは足りないとなったら、他でもう一度検査をやり直したり、追加は覚悟しましょう(お金も時間もね)。
まず受診して確認しないと、なにも始まりません。
食事も変えない限り、現状を打破はできません。
自分の目標に向かって進むのみ。過去は振り返らないこと。
104
リーチした人数
8
エンゲージメント数

+1.0x 変化なし

配信スコア
クレジットで宣伝
3

お久しぶりです。ブログの更新です。

Facebookとインスタグラムはほぼ毎日更新しております。そちらのほうが写真も多いです。

そちらの記事をこちらにコピペしようと思いながら(流れていってしまうので)、つい忘れがちです。。。申し訳ありません。

Facebookはうちのはアカウントなしで見られるようにしていますので、ぜひどうぞご参考に。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic

 

さて、美容皮膚科学会でバタバタしておりまして、キャンペーンのお知らせが遅れて申し訳ありません。

すでにご予約いただいている方は、キャンペーンの追加はお電話にてご連絡くださいませ。

 

8月は夏バテがとっくに始まっている方、そのせいで食がさらに細くなって、体調やお肌の状態がもひとつだったり、さらに悪化したり、汗も紫外線も影響しますからね、それをなんとか軽くできないか、日常生活過ごしやすくできないか、という毎年同じようなキャンペーンで申しわけありません。

美容医療はキャンペーンでなくても、いろいろされる方、定期的に通っていらっしゃる方はもともとお得な金額設定にしていますから、厚労省の指導通り、美容医療のキャンペーンはありません。

 

 

初診の方で、もともと肌荒れ、肌トラブル、アトピー、慢性湿疹、赤ら顔、なんでもそうですが、今の季節、汗も紫外線もクーラーも悪化要因だったり。。。

これを機会に、すっぱりと今使っている化粧品を一旦止めてスキンケアの見直しを。

このまま行ってしまうと、秋にはもっと恐ろしいことに。。。

ひと夏で、一気に実は光老化が進ます。。。そこに夏バテ起こすと、内臓からの老化も進む。。。

今のうちにこそ、食い止めましょう!!

 

初診の肌荒れ相談にはイオン導入のプレゼント(予約制。必ずしもできるわけではありません)。

イオン導入はこういう無料の時に試してほしいです。

疲れているお肌を労わりましょう。

敏感肌用のサンプルプレゼントは定番化してきましたかね。なにか考えないとね。定番にするのか、違うことにするのか。

 

真夏ですから、まだまだ紫外線のきつい季節。9月の紫外線対策は、実は真夏と同じです。

たくさん使う日焼け止めは、10%オフでの販売です。お好きなサンプルプレゼント。

さらに顔のレーザー・光処置をされる方にはサンプルプレゼント。

今の季節、日本の夏は、汗皮脂に強いものを使わないとね。品質も良くて毎日たくさん塗っても困らないものを。

なので、差し上げられるサンプルは種類が限られてきますが。。。

 

化粧やファンデが崩れて困る!という人の多くが、日焼け止めもファンデなども汗皮脂に強くないものを使っていて、そりゃあ、たくさん汗かいたら崩れる、というか、溶けるでしょう=。

そんなに汗かくくらい暑ければ皮脂もたくさん出ますからね。

化粧品はTPOが大事です。

だからと言って、市販の、アルコールまみれのものはすすめません。

腕や手に塗って、かゆくなったり、ガサガサになるものもね。

日焼け止めの安物は使わないこと。

かといって、5000円以上もするものもいりません。高機能とうたって、いらない成分入っていますから、塗り直しをするとぶつぶつ出たりトラブル出たり。。。

高いとケチって無理やり伸ばして全然紫外線カットできていない、ということもしばしば。。。

 

日焼け止めの塗り方は、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に詳しく書いていますので、ご参考に。

仕事とかで塗り直しの時間がなさそうと予想される時は、とにかく朝にしっかりとたっぷりとつけておくこと。

 

たっぷり、というと語弊があるかもしれませんが、皆さんの塗っている量は足りなさすぎです。。。

パッケージに書いてある規定量すら塗っていない。

ので、紫外線カットは全然できていない。

規定量よりも増えてもいいので、とにかくしっかりたっぷりと。塗る時に摩擦が出ようものなら、すぐに足して摩擦レスで塗りましょう。

 

 

今回の栄養解析のサプリプレゼントは、ビタミンC含有サプリの中での最高峰、イムノC®をプレゼントです。

いろいろな栄養素が入っているので、Cもしっかり摂りつつ、他の栄養素も入っていたら、という方には最適です。

3万円以上お支払いの方のプレゼントは、C1000+ベジタブルのプレゼント。こちらも続行です。

品質のいい、吸収率の高いビタミンCを、一度にドーン!といくと、スッキリ感がわかりやすい。

夏バテ対策にも紫外線対策にもコロナ禍のストレスにも、お疲れの毎日に、からだにお肌にビタミンCをたくさん入れてあげましょう。

ミネラルが入っているのもおすすめポイントです。

 

 

 

医療用EMSのAC BODYと高濃度ビタミン点滴のキャンペーンです。

処置時間はなんやかやで40分は超えてきます。その間、自費の診察ができます。絶対ずっと付いています!と約束はできませんが。

自費の診察料(1時間¥11.000)払うのはちょっと。。という方には、とてもお得なセットです。

 

こちらは、栄養療法されている方にも美肌や美白、アンチエイジング、ダイエット、運動をなにかしたい方、筋トレをしたい方、なにを目的にされる方にもおすすめです。

**点滴しながらのAC BODY処置となりますので、ご了承ください。バラしたら、キャンペーン価格にはなりません。

 

 

お盆あたりから、抜け毛が始まります。

お盆でやっぱり季節が変わって、朝晩ちょっと冷える瞬間がある。風が一瞬冷たいとかね。

 

ここ数年、抜け毛の季節が患者さん診ていると、お盆よりも早くなっている印象。。。。

ヘアケアに使っているものはむちゃくちゃだし(オーガニック、自然派化粧品は今すぐほんとに止めましょう)、食べているものもひどいありさま。。。

お肉食べてると言う方も、たまに肉の塊をいきなり食べる、という暴挙を1週間に何回かやることで(1回でもダメ!)胃腸はますますおかしくなります。。。肉の塊食べられる胃腸になんて育ててきてないんだから。

パンとパスタとお菓子ばっかりで、髪の毛は作れませんよ=。

 

 

アトピーとか肌荒れとか、スキンケアもどうしたらいいのかわからない、どんな化粧品を使ったらいいのかわからない、スキンケアや化粧品についても教えてほしいけど、栄養療法も気になる。どんな食事をしたらいいのか教えてほしい。

できれば、1回の受診で両方とも知りたい。

 

そういう問い合わせやご要望というのは結構あります。

 

自費の診察時間は、1回1時間です。

実際は、なんやかやで1時間を超えますが、原則お取りしているのは1時間で、時間内でお話できるように努力はしています。

 

でも、患者さんが私のブログや本、フェイスブックやインスタも全く読んだことがなく、考え方もメーカーの宣伝広告を鵜呑みにしていて、話すこと全部が今まで思っていたのと真逆で、1個ずつの話をその都度全部止めていったりされると、とてもじゃないですが、1時間で終わるはずがありません。

 

全く読んだことがないという方でも、実はこうなんですよと言ったら、素直にとりあえずやってみます、となる場合はスムーズにいきます。

 

ずっと読んで下さっている方もで、聴きたいことがたくさんあって、バラバラの話をあっち飛び、こっち飛びとしていたら、結局、なんの話だったっけ?みたいなことにもなり、これも1時間で終わるはずはありません。

 

肌のスキンケアや化粧品の話ですらそうなのに、そこに栄養の話も、ってこちらも終わりません。

 

肌にしろ、体調にしろ、今、どういうことが起こっているのか、現状と原因の話をします。

患者さんからも経過は確認しますが、診察の場で一から確認していたら時間はいくらあっても足りませんから、事前に予約の時に詳しく経過をお聴きしていて、診察の時に確認するという感じです。

 

なので、事前に言っていないことがたくさんあると、またそれがややこしいことだったりすると(ご本人はややこしいと思っていないことも多いですが)、話は進みません。

関係ないと思っていました、と過去の病気や治療歴、今の病歴や薬のことなどを言わない方もたくさんいます。

診察時間がもうおしまい、待合室でお待ちくださいというタイミングやその直前に、実は。。。と言っても、1時間の話が根底からひっくり返ることもあります。

それなら、話は全然違いますよ、という具合に。

でも、タイムオーバーです。

延長料金払いますか?

 

皮膚にしろ、なんにしろ、からだで起こることがすべて全部つながっていて、全部関係があります。

だから、全部、他にはないですか?なかったですか?とお聴きしているわけです。

 

化粧品やスキンケア相談にしても、事前に全部お使いのものをそのまま使っていいのか、止めないといけないのか、今は止めておきましょうなのか、調べておくわけですが、化粧品を変えているのに連絡しないで当日言われても調べる時間はありません。

一から聴いている時間はありません。それを聴いて終わりでいい、というならかまいません。

予約の時点で、延々とお聴きしていることを診察の時間でやったら、診察の時間がなくなることは想像していただかないとこちらでは対応できません。

 

予約の時に、スキンケアを知りたい、化粧品を知りたいと言っておいて、当日来て診察の最後に、本当になんとかしたいのは、毛穴と赤ら顔だ、レーザーはしなくていいのか、と言われても、そういうことをしたい、そういう話を聴きたいと言っていなければ、こちらからはあまり言いませんから(スキンケアの話だけで時間が足りないのに、処置をしたいなら、処置の話をする時間を確保しておいて、スキンケアの話を切りあげるかしないといけません)、聴きたいことは、来院までにお伝えいただくか、せめて、診察がスタートした時に先に言っておかれないと、終わる間際に言われてもどうもできません。

 

 

栄養療法も同じです。

どんなことで困っているのか、今後どうしたいのか、それを予約時でもお聴きしているし、診察に入る前に詳細な問診票を書いていただいています。

言ってもいない、書いてもいないことを、診察終了間際に言われても、その話だけで何十分かかると思っていますかってね。

一言で済まないようなことを終わってから聴かれても、答えられません。

そんな単純な話ではないです。

なのに、イエスかノーかで答えさせようとするのはお止めくださいね。

そうやって軽く考えていること自体も、ここまでこじらせてきた一因だと思います。

 

聴きたいこと、知りたいことは事前や最初に言うこと。

 

体調トラブルで原因や今後の治療について話終わってから、実は妊娠希望なんです、と言われたら、治療方針は全く変わります。選んだサプリも薬も変わります。

かといって、延長されるわけでもありません(延長料金がかかります)。

こちらがこれだけは伝えておかないと!と延長になってしまった分は料金はいただいていませんが、大事なことを言っていなくてまだ話をしてほしいという分には延長料金をお支払いください。

 

どちらも初診の場合(再診でも)、たくさんの情報をお聴きし、お伝えし、ととても時間がかかります。

他のクリニックでそんな時間を取ってもらったことがないので、1時間と聴くと皆さんすごい長いと思うでしょうけど、あっという間です。

その1時間でスキンケアも食事、栄養、両方聴くというのは無理な話で、とりあえず、私の本は持って読んでる、細かいことは本をもう一度読み直す(スキンケアについては全部書いてますから)、全部止めるよう言われた化粧品は全部止める、こちらが勧める薬や化粧品を使う、栄養療法に関しては、簡単な話しかする時間はないので、栄養解析(自費の血液検査)を受けて、サプリの予算を伝える、こちらがすすめる薬はとりあえず1週間飲んでみる、渡された資料を参考に食事を自分なりに変えてみる、フェイスブックのグループに入ってお食事日記を投稿したり、体調や食事の疑問はそこで質問する、

という風にするなら、とりあえず1時間で両方の話は簡単にいくことは可能ではあります。

ようは、とりあえず自分でやってみて、確認や質問は次回の自費の診察やフェイスブックでの場でするという風に分けるわけです。

 

でも、これは残したい、それは飲みたくない、あれとこれとどう違うのか、こっちはどうだ、となんやかんやと言っていると、あっという間に1時間終わります。

話はなんにも進みません。ほんとにさらっとです。

検診結果の程度によったら、というか、もう肌を診ただけで、自力では(食事を変える、化粧品を変えるなど)無理なレベルであることがほとんど。

でないと、ここまでこじらせてません。。。

自力でいける方というのは、すでに本を読んだり、ブログやフェイスブックを読んで自分なりに実践して、ちょっと結果が出ている方です。

それでもさらにもっと良くなりたい!という場合は、ちょっとした勘違いを指摘したり、やっぱり血液検査で隠れている病気や病態を見つけたり、悪循環をちょっと断ち切るだけでいいので、そういう方の場合は1時間で(実際は超えますが)いけるのかもしれません。

 

栄養解析をして、サプリを少しでも買って、必要な薬があればお試ししてみるなら、フェイスブックのグループに入れるので、時間がなくて聴けなかったことや変えてみた食事が良いのか悪いのか、などは聴けます。

 

肌相談は、もしレーザーなどをされたら、アフターケアでメールやラインで個別に美容関係(美容医療、化粧品、スキンケアなど)は無料で相談できるようになっています。

 

でも、なにもそういうことをされないのであれば、また、1時間¥11.000払って、自費の診察に入って続きはお聴きください。

たった1時間で、あれもこれも、今まで下手をしたら何十年と悩んできたことが、お金をかけることなく、魔法みたいに解決できるわけがありません。

そうできないところまでこじらせたのですから。

 

血液検査もレーザーもしない、何度も自費の診察に入るのは嫌だ、1回の受診で最大限の情報はほしい、というのであれば、

その分、時間をお取りください。

スキンケア、化粧品などの相談で1時間、栄養療法、食事の相談で1時間、合計2時間。

料金は、¥27.500に変更しました。

以前は、そのまま¥22.000にしてましたが、はっきり言いますが、一度に大量の情報を得ても、患者さんのほうが処理ができません。

今までも、両方聴きたいからと2時間押さえて診察カウンセリングをしたことがありますが、結局、あまり話は覚えておられません。

一度の処理できるキャパを超えているわけです。

2時間、ずっと座っているというのももちろん疲れるでしょう。

 

できれば、両方の話を聴きたいのであれば、別の日に、翌日でもオンラインでもかまいません、分けて話を聴いたほうがいいです。

 

スキンケア、栄養療法と1回目をちゃんと分けてこられたら、次回からは両方で1時間は皆さんされていますが、最初からは無理な話です。2時間取ってもね。

 

勧めないのにどうしても2時間枠を取って両方の話を聴きたいというのであれば、別々に受けるよりも割高にさせていただきました。

2時間で¥27.500 です。

おひとりが診察カウンセリングだけで、そこまで長く時間を押さえるわけです。

うちはおおひとりが長いので、1日に診られる人数は限られます。

そこを2時間(以上)、勧めないのに押さえるのなら、割高にさせていただきます。

 

栄養療法で、つい最近(3か月以内とか)に自費の血液検査はしたところ、という場合は別ですが、保険の範囲内でとか検診結果だけでは項目が少なすぎて、いろんな病態を見逃している可能性があります。

原則は、当院の栄養解析(自費の血液検査)をして、現状把握というのが一番大切です。

(解析していない方は、フェイスブックのグループには入れません)

 

でないと、特に胃腸を労わる食事をどこまでするのか、糖質の摂り方をどうするのか、足りない栄養素の種類と量の優先順位などが全くわかりません。

推測でしていくわけで、時間が無駄になることもあります。

以前は、検査希望されない方も栄養療法の診察で食事指導はしたことがありますが、やっぱりうまくはいきません。。

食事の見直し、食事からの栄養はとても大切ですが、

こじらせまくっておいて、食事だけで治すことは無理ですよ。

 

今まで無駄に使ってきたお金があるから、できればここは節約したいという方も多いです。

でも、他院でもっと使っていたり、毎月のろくでもない化粧品代のことを考えると、トータルで見た時にそこまで高くはならないし、節約するところはそこじゃない。

大事なところで節約すると、肝心なことを見落とします。

頻繁に血液検査をするわけでもありません。

 

前に採血した時と体調は変わっていないんですけど、という方もいますが、そうやって自分で思ってやってきた結果が今なわけです。

それが合っているなら、今、そうはなっていない、と認識しましょう。

ケチったのなら、ケチった以上のことが待っています。

老化というのは加速度的に進むからです。

 

コストパフォーマンスを良くしたいなら、それなりのご本人の努力とある程度のお金は必要です。

なんにもせずに棚からぼた餅みたいなことはありません。

時間は限られています。

聴きたいこと、知りたいこと、全部が1回のたった1時間の診察で聴けるとは思わないでください。

聴けたら、とてもラッキーなことで、それは普段の努力があってこそ。聴きたいこと、疑問点が絞られていて、大筋で合っておられるからこそです。

 

 

 

 

 

 

 

肌トラブルの患者さんを自費診療で診る時に、使っている化粧品をすべて商品名・会社名を聴いて先に調べておきますが、依然として自然派化粧品、オーガニック化粧品をなにかしら使っている人が多い、というかほとんど。
あるいは、悪くなったきっかけになっているとかね。
テレビやネットで大々的に宣伝している化粧品も、すぐに飛びつかない。
本当に良いものというのは、なかなか世の中には浸透しません。
いつか出てくる、という人もいますが、今の世の中、特にネット関係はお金を出して大量に宣伝に触れるようにできていますから、お金をかけた企業の商品ばかりが有名になります。
真面目にやっていたら、開発費はかかるし、原価も高いし、かといって、たくさんの人、特に敏感肌、赤ちゃんや子供、妊婦さんも誰でも安心して全身にでもたっぷりと使ってもらおうと思ったら、そんな高い金額は設定できません。
なので、1個の商品を売っても、それほどぼろ儲けできるわけではないのです。
小売店をされたり、そういう発注をしたことがある人はご存知でしょうけど、たくさん買うなら、すっごい値引きしてくる(返品不可もついてたり)企業もあれば、いくら買っても値引き率は一律、という企業も。
たくさん買うにしても、すっごく値引きしても、まだその企業はそこそこ儲かる、というわけです。
一体、原価、イクラやねん。。。と思わないとね。
芸能人が宣伝している、インフルエンサーがほめてた、など、そういう人がわざわざ言うなら、なんらかのお金が企業側と動いている場合がほとんど。
そうでないこともあるかもしれませんが、有名人であればあるほど、無料では宣伝しません。
他のスポンサーとの契約もあるからです。
それだけ企業もその人にお金を払っているわけで、その予算も皆さんが買っている化粧品などの価格に含まれているわけです。
ちょっとネットで検索したら、最初の1ページには、山ほどその化粧品がいかに素晴らしいのか!というページが出てくるかもしれません。
まずは、それを誰が書いたのか、情報源の確認です。
実名であったとしても、それがステマではないとどうやって確認していますか?
確認できないなら、ステマかもしれない、と今時思っておくこと。
もちろん、使ってみたら結構よかった、ということはあるので、使わないと確かにわからないこともあります。
でも、そのたびに、こんなの買うんじゃなかったとお金の面でも肌トラブルでも思いたくないですよね。
なんでも過信しないことと、特に敏感肌というか、肌の調子の悪い時に化粧品で解決しようとしないことです。
そもそも、すべての化粧品は、「肌に異常があれば使用を中止して皮膚科医にご相談ください」みたいな内容がパッケージに書いてあります。
そういうことが書いていない化粧品は、同じ企業の他の商品も含めて絶対に買わないこと。
異常のあるところ(特に赤みやかゆみ、痛みなど)に化粧品は薬ではないので、いらない添加物も山ほど入っています。
決して塗らないこと。
(皮膚科に受診して、特に顔の場合、化粧品の使用を止めない医者のところには受診してはいけません。とりあえず薬出してさっさと帰ってもらおう、というだけです。
化粧品を止めるように言うと、外来診察において引き下がらない患者さんというのはとても多いので、その分時間が取られます。場合により、そんなひどいことを言うなんて!となじられるわけです。なので、そういうことには一切触れない。だってめんどくさいから。そういう皮膚科にかかっても治るものも治りません。だって、そもそもの諸悪の根源こそ、その使っている化粧品だったりするわけです。延々とステロイドを出し続けられ、どんどんおかしな肌になっていく。。。)
患者さんからお聴きした化粧品を調べるのに、まずはそこのサイトを見るわけですが、値段のことと、いかに自分たちの化粧品や考え方が優れているのか、そればっかり。
どこの誰かもわからない、「買ってよかった!!」という企業が用意した口コミが延々と載っていることも。。。
(厚労省や消費者庁はこういう宣伝の仕方をしないように言っています。〇〇第1位!とかもそうです。
本当かどうか調べようがないからです。)
まず、そういう企業のは止めておくのが無難です。
最近はそういう風にしないと消費者が買ってくれない(目を引かないから)から、そういうなのばっかりになってきているような気もしますが。。。
あやしい企業ほど、肝心の化粧品の全成分表示が載っていない。
探すのにすっごく苦労します。
散々探した挙句、本当にその企業のHPにはどこにも載っていないこともよくあります。
そこの自社サイトでネット販売しているにも関わらず、です。
ネット販売しているくせに、化粧品の全成分表示をしていない企業のものは買わない。
それだけで、本当はかなりの被害が防げるのです。
で、表示があったなら、そこに食べ物のエキス、植物エキスが入っていないか必ず見ること。
たくさん入っているものは絶対買わない。
1種類、2種類、何種類ならいいかと言われれば困りますが、本当は1種類でも入っていたら、もう買わないでほしい。
植物エキス・食べ物エキスを入れているのにちゃんと遅延型アレルギー検査までしている企業もありますが、そこまで実施しているのは私の知る限り、資生堂と花王くらいです。
(だからって、この2つの企業の全商品がおすすめ、ではないです。)
要は、それくらいの研究所の規模と予算がないと調べられない、ということです。
自分のところで検査ができないなら、外注するかですが、遅延型アレルギーまで調べようと思ったら、ものすごくお金がかかります。
普通の企業ではできませんよ。というか外注もしてませんよ(ごくごく一部を除いて)。
その費用も上乗せなんてしたら、化粧品いくらで売るのか?!となります。
この成分は大丈夫、とある程度証明されているものはありますが(それでも誰にでも100%安全ではない)、その場合、同じ原材料メーカーの同じ品質のものを使わないといけなくて、不純物とかのね、ランクがあるわけです。
そこまで調べてもいないとかね。
そういうのは、原材料の名前は同じでも、中身は全然違うわけです。
ちゃんとしたものばかりで化粧品を作るなら、まして自社のではなくて取り寄せになるので、コストはとても高くなります。
純利益はそこまでぼろもうけにはなりません。
まじめにやればはるほどね。
いい加減にてきと~に作って、宣伝費にお金をかけるほうがぼろ儲けできるように今の世の中なっています。
だから、そういう商品に自分が引っかからないようにすることが大切です。
食べるものだから安心
植物の力を肌に
みたいな感じのことがHPにばんばん載っている企業の化粧品はほんとに一番危ない。
化粧品は科学です。
食べ物、植物エキスをそのまま混ぜてるような化粧品って、一体いつの時代の話やねん、ということです。
そこまでするなら、それこそ、山の中で自給自足なみの、昔の人と同じ生活、同じ環境、同じ食事にしないとね。
生活も環境もなにより食べているものも全然違うのに、添加物まみれで暮らしているのに、どうして化粧品だけそうなる?!
そういう宣伝にそのまま乗っかってしまう人が増えているから、毎年皮膚科学会総会では、びっくりするようなものでの接触性皮膚炎、食物アレルギーの新しい報告が増える一方です。。。
食べるもの、口から入れるものは、天然に近ければ近いほど良いと思いますが、皮膚にはそれをしたらダメ!
科学的に証明されているんだから。
まして、肌にトラブルのある人(化粧品が合わないものが多い、みんな使っているものが使えないなども含む。質の悪いものを使って、合わない合わない、と言っている人も結構います。肌に炎症を起こしているのに気づいていない人もいます)は、皮膚のバリア機能が壊れている可能性があるので、そこにそんなものを塗ると、もうばんばん侵入してきて大変なことに。。。。
なってからでは大変です。
食物アレルギーは治すのに大変な制限とお金と時間がかかります。
茶のしずく石鹸の二の舞にならないように。
あやしい化粧品には近づかないのが一番です。
本当にちゃんとした化粧品の情報が入ってくるような環境、たくさんある情報の中から自分で取捨選択できるようにすることが大切です。
 私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に詳しく書いていますよ。ご参考に。