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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日、お礼のお手紙をいただきました。

 

 

 

 

 

今の時代、わざわざ手書きで、切手貼って、ポストに投函して、という手間をかけて手紙を送っていただいて、今までの経過や改善したことなどについてお礼を改めていっていただくと、手書きということもあり、気持ちが伝わってきて、とても心に響きました。

とても嬉しくて、目頭が熱くなるくらい。

 

お手紙には、肌荒れで悩んでおられて、私のスキンケアを紹介されているブログをたまたま読まれたそうです。

(このブログについては残念ながら存じ上げません。ご存知の方がおられましたら、教えてくださいませ)

 

それで実践してみたら、マスク肌荒れがなくなり、その後、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」を読んでくださって、食事を見直してみたら、どんどん良くなったそうです。

今ではご家族で皆さん実践してくださっているとか。

 

素晴らしいっ!!

 

実は、ブログやFacebook、インスタグラムで私のすすめているスキンケアや食事療法を知って、ちょっとやってみて、さらに本も読んで実践をどんどんやってみて、お肌も体調も良くなる方というのは、たくさんいらっしゃいますが、皆が皆、うまくいくわけではありません。。。

 

 

自力で情報を得て、自力で実践して、良くなる方というのは、ちょっとした勘違いとか悪循環にはまっていただけで、情報の取捨選択もできて、今までしてきたことも、間違っていたんだ!とすっぱり止めたり、できることから始めてみたり、うまくいかなったからどうしてうまくいかないのか考えて、さらに本を読んで勘違いしてところに気付いたり。。

 

これはなかなかやろうと思ってもできることではないんですよね。

 

 

まず、企業の洗脳が抜けない方が増えましたね。。。

 

私の本に書いていることって、ちょっと勉強した方や、企業の宣伝広告に惑わされることなく、冷静に考えてみたら、気付いたり知っていることもたくさんあります。

 

でも、皆さん、ず=っと企業の宣伝広告に囲まれて生きてきたので、もう洗脳されてしまっているわけです。

それが一番ではない、と気付いていても、どこを見ても同じようなことばかり(ネットで普通に検索したら、宣伝広告とステマばかりだから)で、どうして良くならないだろう。。。これ以上は無理なのかな。。と常々ではなくても、ちょっと思っていた方。

 

そういう方が私の本を読んだら、まさに目からウロコ状態で、「この間違ったスキンケア、めちゃくちゃ私、やってるんやーんっ!!」「今までの食事では、全然アウトやったやーんっ!!」とカルチャーショック状態。

 

読み進めていくたびに、あ!あ!これも、あれもっ!!と次々と勘違いが見つかる。

 

そこで半信半疑ながらも、実践してみる。

とりあえず、石けん洗顔とかね。

高い、企業の宣伝の権化みたいな化粧品を止めてみるとかね。

 

そうすると、いかに宣伝に乗せられてムダなものを買わされていたのか、いかに自分の肌に負担をかけていたのかが、とてもよくわかっていただけます。

 

私の本を読んでも、カルチャーショックを受けない、というか、「あ!これ(間違ったスキンケアや食事)、まさに私のことやん?!」とほとんど思わずに読みました、という方も結構多いです。。。

 

そういう方のスキンケアというか、使っている化粧品を聴くと、なんでやねん。。。状態だったり、食事も、なんでやねん。。。です。

 

読んだのかもしれませんが、覚えていないというのか、自分のことに置き換えられていないというのか、まだその時点でも企業からの洗脳が解けていないのか、よくわかりません。

 

読んだからって、スキンケアも化粧品も食事もなにも変えていないし、知らないと言われます。

 

それでもなにか引っかかることがあったから、受診されたんだと思うんですけどね。

 

なので、そういう方が受診されても、話はほんとに一からです。

 

お金を払って受診されても、診察で現状と原因についてお話して、今後のスキンケアや食事について話をしても、次に来られてもなにも変えていない人も結構います。

 

ひどい人は、シミや肝斑治療なのに日焼け止めも塗っていないとか、もう捨てるか掃除で使うしかないと言った化粧品をまだ使っているとかね。

 

お金払ってレーザーしても、良くなるわけないやんね。

初診時は、スキンケアを見直します、日焼け止めもちゃんと塗ります。と言われたのに、結局、なにも変えずにお金払ってレーザーすれば良くなるのは当たり前でしょ?!的にされると、とてもむなしくなります。。。

 

診察の時には、「そうだったんですか=!!」とカルチャーショックを受けて、「全部変えます!」と言われたので、嬉しくなって、診察カウンセリング時間を無料で延長したりして、たくさん説明しても、次来たらなにも変えていない。。。

 

食事の場合は、わかっているけど、まだなかなかできません、ということも多々ありますが、スキンケアはまず諸悪の根源の化粧品を全部止めるだけですから、むしろステップが簡素化され、時間も余るはずなのに、です。

 

そんな中、本やブログを読んだだけで、理解して実践、行動して自力で良くなっておられると、ほんとに書いた甲斐があるというもの。作者名利につきますね。

 

化粧品ってもっとシンプルにできないかな、減らせられないかなと悩んでいた方には朗報だし、たくさん使っていた方も、とりあえずやってみようと素直にやってみる方は、なんでもそうですが、早く良くなります。

企業の呪いがどんなに重くても、一瞬で解けてしまえる方は、何をするにしてもとても強い。

ちゃんと自分の頭で考えるから。

 

情報というのは、本人が、それをさらに知りたいと思う気持ちと、ある程度の客観性を持っていること、弱みに付け込まれないことです。

情報を知っても、自分のものになるというか、納得して理解ができる=興味がわく のも実は、「時」があります。

なにを言ってもダメな時というもあります。

 

そういう意味では、柔軟性というのはいくつになっても必要ですね。頭を固くしないこと。今までの刷り込みに騙されないこと。

世の中のいわゆる「当たり前」を疑ってみること、あるいは確かめてみること、それを確かめる行動力、実践力が必要です。

 

元々の状態や体調はわかりませんが、改善の度合を比較したら、ものすご~く頑張られたのがわかります。

 

私はちょっと情報を出しただけで、それを選んで実践されたのは、その方の功績です。

実践してみて、ちゃんと結果が出るなら、その方向性が間違っていなかったということの証でもあります。

うまくいかない場合は、ベースになにかトラブルがあるとか、勘違いはないか、思いこみはないか、やはり診察による確認が必要です。

 

 

肌も体調も元気にキレイになられて本当に良かったです!!!

 

ちなみに、お手紙にも書いておられましたが、「ワクチンを(今は)打たない」という選択は、周りの環境においてかなり居心地の悪いこともあると思います。

医療関係者でも打たない人はいます。

とある病院では、接種希望者は7割でした(最初の発表時)。

そこそこの大きな中核病院だったので、私はびっくりしました。もっと高いと思っていたから。病院のトップなり、全体の雰囲気として、「打ちたくない人は打たなくてもいい」というのがちゃんとあるんだと嬉しく思いました。

 

ワクチン接種を医療関係者から、と最初発表された時に同調圧力を一番心配しました。

(病院によっては、同調圧力はかなり強い、というのは聴いています)

 

今でこそ、同調圧力はいけないと厚労省が正式に見解を出していますけどね(これは、今後なにかあった時、国からの「強制」でさせられた、となると大変なこと(訴訟時の賠償金とかね)になるから、というのもあると思います。

 

私の考え方は、前にも書きましたが、「悩んでいるなら、今は打たない」ことをおすすめします。

 

誰も今後どうなるのか現時点ではわからないワクチンです。今、データ集計中のワクチンです。日本人(世界中でもですが)の長期的な安全性などは今も診ている真っ最中です。

(短期的なこと=腕が痛いとか腫れるとか、アレルギーとかアナフィラキシーショックとか頭痛とか吐き気とか発熱とかは、かなりのデータがすでに集まっているのでわかっています。)

 

なんでもそうですが、悩んでいて、周りがしているから自分も。。。という消極的な理由でやってしまって、今後何もなければいいですが、なにかあった時が後悔しきれないから。

やるなら、「絶対打ちたい!!」くらいの気持ちで打つ方がいい。打った以上は、「あの時点での判断は間違っていたわけではない」と思いまししょう、今後なにがあってもね。

後悔しないための選択です。

 

ただし、「(今は)打たない」と選択した方は、感染力が強く重症化しやすいと言われているデルタ株から身を守るために、感染対策は今まで以上に徹底を。

 

マスクは、やはり布マスクでは心もとないです。やはり顔の大きさや形に添った不織布マスクを。

隙間ができるようでしたら、その上から布マスクを。

 

布マスクだけでは、ほんとに危ないです。飛沫は吸い込みまくりだから。。。

真正面で話ししてる相手が、布マスクやウレタンマスク、あるいはマスクしていないとなると、飛沫バンバン飛んできています。

 

不織布マスクに変えましょう。

 

同調圧力の強い病院に勤務していて万が一にも感染したら、(それを理由にクビには法律上できませんが)日本では確かに周りの目がかなり厳しくなり、居づらくなることはあるでしょう。すべてワクチンを打っていないからだと言われるでしょう(だから、打ちたくないけど打つ、という医療関係者はとても多いのも事実。)

要は感染しなければいいわけで、対策をちゃんとしていれば、理論上、感染は防げるわけです。

どんなに手洗い、マスクを絶えずつけていても、布マスクではいつ感染してもおかしくない。

そこは徹底しましょう。

同居している家族以外とは、飲食もそうそうできませんしね(対策をほんとに徹底している飲食店がそうそうないから)。

 

 

不織布マスクにして、また肌荒れするようでしたら、当院では、オンラインで保険診療もしていますから、どうぞご利用ください。

もっと元気になるために漢方薬を使うこともあります。

未病というよりも、不調に気づいてない方も多いから。

漢方処方もオンライン診療が可能です。

ストレスのたまりやすい、今日この頃、漢方のサポートでさらにうまくいくことも多々あります。

 

 

 

 

 

アトピーとか肌荒れとか、スキンケアもどうしたらいいのかわからない、どんな化粧品を使ったらいいのかわからない、スキンケアや化粧品についても教えてほしいけど、栄養療法も気になる。どんな食事をしたらいいのか教えてほしい。

できれば、1回の受診で両方とも知りたい。

 

そういう問い合わせやご要望というのは結構あります。

 

自費の診察時間は、1回1時間です。

実際は、なんやかやで1時間を超えますが、原則お取りしているのは1時間で、時間内でお話できるように努力はしています。

 

でも、患者さんが私のブログや本、フェイスブックやインスタも全く読んだことがなく、考え方もメーカーの宣伝広告を鵜呑みにしていて、話すこと全部が今まで思っていたのと真逆で、1個ずつの話をその都度全部止めていったりされると、とてもじゃないですが、1時間で終わるはずがありません。

 

全く読んだことがないという方でも、実はこうなんですよと言ったら、素直にとりあえずやってみます、となる場合はスムーズにいきます。

 

ずっと読んで下さっている方もで、聴きたいことがたくさんあって、バラバラの話をあっち飛び、こっち飛びとしていたら、結局、なんの話だったっけ?みたいなことにもなり、これも1時間で終わるはずはありません。

 

肌のスキンケアや化粧品の話ですらそうなのに、そこに栄養の話も、ってこちらも終わりません。

 

肌にしろ、体調にしろ、今、どういうことが起こっているのか、現状と原因の話をします。

患者さんからも経過は確認しますが、診察の場で一から確認していたら時間はいくらあっても足りませんから、事前に予約の時に詳しく経過をお聴きしていて、診察の時に確認するという感じです。

 

なので、事前に言っていないことがたくさんあると、またそれがややこしいことだったりすると(ご本人はややこしいと思っていないことも多いですが)、話は進みません。

関係ないと思っていました、と過去の病気や治療歴、今の病歴や薬のことなどを言わない方もたくさんいます。

診察時間がもうおしまい、待合室でお待ちくださいというタイミングやその直前に、実は。。。と言っても、1時間の話が根底からひっくり返ることもあります。

それなら、話は全然違いますよ、という具合に。

でも、タイムオーバーです。

延長料金払いますか?

 

皮膚にしろ、なんにしろ、からだで起こることがすべて全部つながっていて、全部関係があります。

だから、全部、他にはないですか?なかったですか?とお聴きしているわけです。

 

化粧品やスキンケア相談にしても、事前に全部お使いのものをそのまま使っていいのか、止めないといけないのか、今は止めておきましょうなのか、調べておくわけですが、化粧品を変えているのに連絡しないで当日言われても調べる時間はありません。

一から聴いている時間はありません。それを聴いて終わりでいい、というならかまいません。

予約の時点で、延々とお聴きしていることを診察の時間でやったら、診察の時間がなくなることは想像していただかないとこちらでは対応できません。

 

予約の時に、スキンケアを知りたい、化粧品を知りたいと言っておいて、当日来て診察の最後に、本当になんとかしたいのは、毛穴と赤ら顔だ、レーザーはしなくていいのか、と言われても、そういうことをしたい、そういう話を聴きたいと言っていなければ、こちらからはあまり言いませんから(スキンケアの話だけで時間が足りないのに、処置をしたいなら、処置の話をする時間を確保しておいて、スキンケアの話を切りあげるかしないといけません)、聴きたいことは、来院までにお伝えいただくか、せめて、診察がスタートした時に先に言っておかれないと、終わる間際に言われてもどうもできません。

 

 

栄養療法も同じです。

どんなことで困っているのか、今後どうしたいのか、それを予約時でもお聴きしているし、診察に入る前に詳細な問診票を書いていただいています。

言ってもいない、書いてもいないことを、診察終了間際に言われても、その話だけで何十分かかると思っていますかってね。

一言で済まないようなことを終わってから聴かれても、答えられません。

そんな単純な話ではないです。

なのに、イエスかノーかで答えさせようとするのはお止めくださいね。

そうやって軽く考えていること自体も、ここまでこじらせてきた一因だと思います。

 

聴きたいこと、知りたいことは事前や最初に言うこと。

 

体調トラブルで原因や今後の治療について話終わってから、実は妊娠希望なんです、と言われたら、治療方針は全く変わります。選んだサプリも薬も変わります。

かといって、延長されるわけでもありません(延長料金がかかります)。

こちらがこれだけは伝えておかないと!と延長になってしまった分は料金はいただいていませんが、大事なことを言っていなくてまだ話をしてほしいという分には延長料金をお支払いください。

 

どちらも初診の場合(再診でも)、たくさんの情報をお聴きし、お伝えし、ととても時間がかかります。

他のクリニックでそんな時間を取ってもらったことがないので、1時間と聴くと皆さんすごい長いと思うでしょうけど、あっという間です。

その1時間でスキンケアも食事、栄養、両方聴くというのは無理な話で、とりあえず、私の本は持って読んでる、細かいことは本をもう一度読み直す(スキンケアについては全部書いてますから)、全部止めるよう言われた化粧品は全部止める、こちらが勧める薬や化粧品を使う、栄養療法に関しては、簡単な話しかする時間はないので、栄養解析(自費の血液検査)を受けて、サプリの予算を伝える、こちらがすすめる薬はとりあえず1週間飲んでみる、渡された資料を参考に食事を自分なりに変えてみる、フェイスブックのグループに入ってお食事日記を投稿したり、体調や食事の疑問はそこで質問する、

という風にするなら、とりあえず1時間で両方の話は簡単にいくことは可能ではあります。

ようは、とりあえず自分でやってみて、確認や質問は次回の自費の診察やフェイスブックでの場でするという風に分けるわけです。

 

でも、これは残したい、それは飲みたくない、あれとこれとどう違うのか、こっちはどうだ、となんやかんやと言っていると、あっという間に1時間終わります。

話はなんにも進みません。ほんとにさらっとです。

検診結果の程度によったら、というか、もう肌を診ただけで、自力では(食事を変える、化粧品を変えるなど)無理なレベルであることがほとんど。

でないと、ここまでこじらせてません。。。

自力でいける方というのは、すでに本を読んだり、ブログやフェイスブックを読んで自分なりに実践して、ちょっと結果が出ている方です。

それでもさらにもっと良くなりたい!という場合は、ちょっとした勘違いを指摘したり、やっぱり血液検査で隠れている病気や病態を見つけたり、悪循環をちょっと断ち切るだけでいいので、そういう方の場合は1時間で(実際は超えますが)いけるのかもしれません。

 

栄養解析をして、サプリを少しでも買って、必要な薬があればお試ししてみるなら、フェイスブックのグループに入れるので、時間がなくて聴けなかったことや変えてみた食事が良いのか悪いのか、などは聴けます。

 

肌相談は、もしレーザーなどをされたら、アフターケアでメールやラインで個別に美容関係(美容医療、化粧品、スキンケアなど)は無料で相談できるようになっています。

 

でも、なにもそういうことをされないのであれば、また、1時間¥11.000払って、自費の診察に入って続きはお聴きください。

たった1時間で、あれもこれも、今まで下手をしたら何十年と悩んできたことが、お金をかけることなく、魔法みたいに解決できるわけがありません。

そうできないところまでこじらせたのですから。

 

血液検査もレーザーもしない、何度も自費の診察に入るのは嫌だ、1回の受診で最大限の情報はほしい、というのであれば、

その分、時間をお取りください。

スキンケア、化粧品などの相談で1時間、栄養療法、食事の相談で1時間、合計2時間。

料金は、¥27.500に変更しました。

以前は、そのまま¥22.000にしてましたが、はっきり言いますが、一度に大量の情報を得ても、患者さんのほうが処理ができません。

今までも、両方聴きたいからと2時間押さえて診察カウンセリングをしたことがありますが、結局、あまり話は覚えておられません。

一度の処理できるキャパを超えているわけです。

2時間、ずっと座っているというのももちろん疲れるでしょう。

 

できれば、両方の話を聴きたいのであれば、別の日に、翌日でもオンラインでもかまいません、分けて話を聴いたほうがいいです。

 

スキンケア、栄養療法と1回目をちゃんと分けてこられたら、次回からは両方で1時間は皆さんされていますが、最初からは無理な話です。2時間取ってもね。

 

勧めないのにどうしても2時間枠を取って両方の話を聴きたいというのであれば、別々に受けるよりも割高にさせていただきました。

2時間で¥27.500 です。

おひとりが診察カウンセリングだけで、そこまで長く時間を押さえるわけです。

うちはおおひとりが長いので、1日に診られる人数は限られます。

そこを2時間(以上)、勧めないのに押さえるのなら、割高にさせていただきます。

 

栄養療法で、つい最近(3か月以内とか)に自費の血液検査はしたところ、という場合は別ですが、保険の範囲内でとか検診結果だけでは項目が少なすぎて、いろんな病態を見逃している可能性があります。

原則は、当院の栄養解析(自費の血液検査)をして、現状把握というのが一番大切です。

(解析していない方は、フェイスブックのグループには入れません)

 

でないと、特に胃腸を労わる食事をどこまでするのか、糖質の摂り方をどうするのか、足りない栄養素の種類と量の優先順位などが全くわかりません。

推測でしていくわけで、時間が無駄になることもあります。

以前は、検査希望されない方も栄養療法の診察で食事指導はしたことがありますが、やっぱりうまくはいきません。。

食事の見直し、食事からの栄養はとても大切ですが、

こじらせまくっておいて、食事だけで治すことは無理ですよ。

 

今まで無駄に使ってきたお金があるから、できればここは節約したいという方も多いです。

でも、他院でもっと使っていたり、毎月のろくでもない化粧品代のことを考えると、トータルで見た時にそこまで高くはならないし、節約するところはそこじゃない。

大事なところで節約すると、肝心なことを見落とします。

頻繁に血液検査をするわけでもありません。

 

前に採血した時と体調は変わっていないんですけど、という方もいますが、そうやって自分で思ってやってきた結果が今なわけです。

それが合っているなら、今、そうはなっていない、と認識しましょう。

ケチったのなら、ケチった以上のことが待っています。

老化というのは加速度的に進むからです。

 

コストパフォーマンスを良くしたいなら、それなりのご本人の努力とある程度のお金は必要です。

なんにもせずに棚からぼた餅みたいなことはありません。

時間は限られています。

聴きたいこと、知りたいこと、全部が1回のたった1時間の診察で聴けるとは思わないでください。

聴けたら、とてもラッキーなことで、それは普段の努力があってこそ。聴きたいこと、疑問点が絞られていて、大筋で合っておられるからこそです。