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フェイスブックからのコピペです。
「ポツンと一軒家」は家族が大好きで私も好きで観ています。
昨日の北海道の続きはとても良かった!
なんと完全放牧のグラスフェッドビーフや豚、羊を育てておられる駒谷牧場さんの話でした。
アメリカ人は日本人の三倍肉食べてる、って聴いたことありますか?
欧米人が一度にたくさん肉を食べられるのは、その肉が赤身だからです。
日本で高級とされている霜降り肉、いわゆるA5ランクの牛肉をたくさん食べてるわけじゃない。
私も赤身なら200g食べられても、霜降り肉は100gくらいが限界かも。
以前にすごい霜降り肉ステーキをたくさん頂いてたくさん食べようとしましたが、最初の一口、二口くらいは良くてもその後からはそれほど美味しいとは思わない。
だって牛脂食べてるのと同じだからね。
牛脂は好きだけど、塊で大量に食べるものじゃない。
デパートに行くと、ピンク色どころか白い肉(霜降り過ぎて)がえげつない値段で売っています。
なんで牛脂にあんなに高い値段を出す?と私には理解できません。
それなら安いオージービーフのほうがよほど良い。
牛は本来草食動物なので食べるものは草です。
とうもろこしなどの穀類は食べません。
人間が早く太らせて大きくして出荷したいから、穀類与えるわけ。
また駒谷牧場のように完全放牧の完全グラスフェッド(草しか食べさせない)にしようと思うと、莫大な牧草地が必要です。
なので国土の狭い日本ではなかなか難しい…。
北海道以外なら熊本の阿蘇のあか牛とか高知の土佐あか牛とか岡山蒜山のジャージー牛(お店とネットで牛肉も販売されてます)とか、広大な牧草地があるといいですが、広さに合わせて牛の数を決めないといけません。
それだけ牛一頭が1日に食べる草の量が多いから、それだけの面積が必要です。
なのでオーストラリアと違って狭い日本では飼育量も出荷量も限られるので全国のスーパーに流通できるほどの量はないんですよね。
また草だけ食べてる牛は、育つのも時間がかかります。
筋肉だらけなので、太ってないから、見た目も痩せてるように見えます。
穀類与えてる牛よりも小柄なわけ。
なので出荷できる大きさになるまでも時間がかかります。
完全放牧で牛の世話はしなくてよくても、牧草地の開拓や手入れに人手も時間もたくさんいるはず。
牧草地のと面積によったら、天候により冬に食べる牧草分のようにストックが足りなくなることがあるそうで(他の牧場の場合)、その場合は仕方なく穀類を使うこともあるそうです。
それだけの牧草地がないと、日本では完全グラスフェッドというのはホントに大変なんです。
駒谷牧場は北海道で広大ないと土地をお持ちなのと、やはりオーナーの信念ですよね。
北海道の肉用の牧場全部が完全グラスフェッドなんてしてませんからね。
そうしないもう一つの理由は、買ってくれる値段です。
A5ランクのメタボの脂まみれの牛肉がなぜか日本では一番値段が高い。
霜降り度合いを見るときに、牛の首(人間で言うところのうなじ)に針みたいなのを刺して脂の程度を確認するらしい。
人間でうなじにたくさん脂肪付いてるなんて、どんだけメタボやねん…って思いませんか?
筋肉がしっかりついて、無断過ぎるような脂肪はなく、内臓脂肪なんてまったくないほうが健康的で美味しそうと思いませんか?
人間は食べませんが、そういう人のほうがメタボで糖質ばかり食べて全然動かない人よりも、健康的に見えませんか?
なぜか日本では牛は逆がありがたがれて高い値段で買ってくれる。
せっかく牛の健康(食べる人の健康も)を考えてゆっくり健康的に育てた牛の買値がすごく安かったら、酪農家はやっていけない。
番組でも普通に出したらA5の1/3以下って仰ってたかな。
なのでその良さを考えてわかってくれるお肉屋さんに買い取ってもらっておられます。
そういうお肉がほしいレストランや個人はそういうお店で買うしかない。
流通が少ないから結構高いし、いつも好きな時に買えるとは限りませんけれど。
また日本人は穀類食べてる牛の味に慣れてしまっているのでグラスフェッド特有の肉の香りが苦手な人も多く、オージービーフはしかも安いから、それだけの理由で、良くない肉、安物でありがたくない、クサイ、などと思ってる人が多いのも事実。
だからイオンのタスマニアビーフはホントはグラスフェッドできるのに、日本人好みに合わせて穀類も与えるんです。
でないとクサイとか言われて売れないからね。
日本の酪農事情もあるし、この悪循環は簡単に変えられることではないけれど、テレビ番組でこういうことを報道して、ホントはこういうお肉がいいんだ、と知ってる人が増えて、そういう需要が増えればと思います。
駒谷牧場の肉の赤いこと! グラスフェッドの牛の肉部分の栄養価もとても高いんですよ!
6月23日木曜日発売の女性セブンの「梅雨と暑さに克つ!完全ランキング「最強の肉」「最強の魚」」の取材で、私が渡した元原稿をアップします。
時々患者さんから、週刊誌のいつもの最強ランキング、私が挙げた食材でもないのに、「あれは良かったんですね~。たくさん食べるようにします」と言われることがあります。
直接受診されて、院内の待合室に置いてるものは、私のコメントのところだけマークしています。
それ以外は、私の意見ではないです。
一致していることもあれば、似ているけと違う、決定的に違う、などさまざま。
その時に与えられたテーマで、私の意見を書きますが、私の記事じゃないからね、私一人の意見だけが載っているわけではないです。
前から週刊誌に載る際、記事の長さにもよるから編集もされるし、編集部の考えと違うところはカットされるかもしれないし、何でもそうですが、載っていることすべてが事実でもないです。
で、依頼されてお渡しした私の原稿には、私の思いが詰まっているわけです。
それをアップしておきますね。
ブログに残さないと、後から見つけられないですよね。
最近、ずっと忘れてました。
以下、原稿そのままです。
一部題名が変わってるかな。
いつも食材について聴かれた場合、なるべくその時の旬から選べれば、と思います。
・梅雨と暑さを乗り切るために心身ともに健康になる肉と魚をそれぞれおすすめ順に5つずつ
肉バージョン
①レバー
ビタミンA・ヘム鉄はダントツに含有量をほこり、ビタミンB2をはじめ葉酸などのビタミンB群・ビタミンD・タンパク質を含む最強の食材。
女性、最近は男性も、検などで指摘がなくても隠れ貧血があり、夏バテになる前に一番摂ってほしい食材。
梅雨本番で気圧の変化で頭痛や体調不良を起こす人も多く、レバー含まれるヘム鉄・ビタミンA・タンパク質などが造血を促進し、体調の改善を促す。
ニオイが気になる人は、しっかり焼いて焼き肉のタレで味をわからなくするのもありです。
下処理が大変なら、お惣菜のきも煮や焼き鳥のレバー串が簡単でおすすめ。マヨネーズをかけるとさらにニオイがマイルドに。
できれば、鶏レバーや馬レバーなら生で食べられるので、加熱していない分、栄養の損失がなく、胡麻油と塩とニンニクで食べると、ユッケ風でとても美味しく、味やニオイが苦手でもツルっと飲み込める。
②豚肉
疲労回復に最も効果的なビタミンB1ダントツに豊富。エネルギー源を作りやすくなる。
ビタミンB1以外にもビタミン・ミネラル・タンパク質がたくさん含まれていておすすめ食材。
ビタミンB1の効果を長持ちさせるアリシンの含まれるにんにく、玉ねぎと一緒に食べるのがおすすめ。
③牛肉
ヘム鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群などのビタミン・ミネラル、タンパク質がバランスよく含まれており、タンパク質の完全栄養食と言ってもいい。
加熱して普通は食べるが、できるならユッケやローストビーフ、焼くならレア、など生部分があると、加熱による栄養損失が少ない。
④馬肉
ヘム鉄含有量はレバーに匹敵!
タンパク質・ミネラル・ビタミンが豊富。
脂が少ないために食欲が落ちがちなこれからの季節も食べやすい。
馬肉は肉もレバーも生食OK。素晴らしい食材です。
加熱もいいけど、ぜひ生食で召し上がってほしい。さっぱりしていて食べやすい。臭みが他の肉よりも全然ない。
⑤鶏肉
鶏肉はタンパク質とビタミンAは豊富だが、他のビタミン・ミネラルが少ない。
疲労回復に役立つとされているイミダゾールぺプチドが豊富。
鶏肉だけ食べるのではなく、赤いレバーや砂肝やハツと一緒に食べると、鶏肉に足りないビタミン・ミネラルがカバーされるのでおすすめ。
魚バージョン
①鮎
今の季節と言えば鮎! 香もよく、さっぱりと食べられる。
稚鮎の季節は終わっているかもしれないが、内臓はヘム鉄や銅などのミネラル・ビタミンがたっぷり。
稚鮎のフライなどでまるごと、塩焼きの姿焼きで内臓のほろ苦い部分も一緒にお召し上がりください。
②カツオ
秋の戻りガツオほど脂はのっていないけど、その分安く、カツオのタタキや刺身は薬味を添えてさっぱりと食べられる。
赤い身は、ヘム鉄が豊富な証拠。
タンパク合成に必要なビタミンB6が豊富で、反応に必要な他のビタミンB群も入っているため、反応が早い。
生姜醤油もいいけど、ポン酢+マヨネースでスプラウトや玉ねぎスライスを添えたり、ユッケ風に胡麻油と塩とニンニクもとてもおすすめ。
薬味(ネギや生姜、ニンニクなど)が多いほうが臭みを消しやすい。
古くなったものは、衣をつけて揚げてしまえば美味しく食べられます。
③イワシ
今が旬の青魚の代表のイワシ。大きさもいろいろで小さいものは骨も内臓もまるごと、大きいものでも内臓が食べられる。
この内臓にヘム鉄・亜鉛をはじめミネラル・ビタミンが豊富。
煮つけやフライ・パン粉焼きもいいけど、一番な刺身。
加熱による栄養損失がない。
新鮮なものが手に入らなければ、今の季節、梅煮はさっぱりとして常備菜にも。
生姜たっぷりと砂糖は入れずに日本酒と醤油のみで煮るのがおすすめ。
④アジ
今が旬。こちらも青魚。
青魚はできれば生食でとって、酸化していないEPAをたっぷりと召し上がってほしい。
青魚は全般にタンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富。
今なら、天然アジの刺身が特売でよく売っています。
臭みや骨が気になるなら、細かく叩いてなめろう風に。
薬味をいろいろたっぷりと添えて。
⑤サザエ
タンパク質だけでなく、ミネラル豊富。 特に亜鉛や銅。 ビタミン類も。
サザエのつぼ焼きは簡単でおすすめ。
白い身だけでなく、緑色の内臓のところに栄養が詰まっているのでぜひ内臓部分を召し上がってほしい。
・魚や肉を選ぶさい、食べる際に気をつけるべき「やってはいけない」こと
→ ・おすすめだからと毎日同じものを食べない。
それぞれの食材によって得意な栄養素が違うため、必ずローテーションをすること。
・マグロは青魚でEPA・DHAも豊富で美味だが、水銀が多いため、嗜好品として扱うこと。
・普段から肉や油ものを食べなれていない人が、いきなり豚バラ・牛カルビ・霜降りなどを食べても胃腸が受け付けない。A5霜降りが高いからとありがたがるのではなく、霜降りはほとんどが牛脂の塊であると認識しよう。
・魚は天然ものが手に入るなら、養殖ものよりも栄養価が高いことが多い。(値段も高い)
旬のものなら特売になりやすいので、そこを狙ってほしい。
・肉や魚介類がからだに良いからと、おなか一杯なのに無理して食べたり、一度にたくさん食べるのは、胃腸に負担をかけて栄養が入りにくくさせる結果になりやすい。
一度に食べる量に気を付けて。他人と比べるのではなく、自分にとっての一度の量を見極めて。決して胃腸に無理させないように。
ブログに載せるのをすっかり忘れておりました。
「60才を過ぎたら毎日でも食べた方がいい食品 逆におすすめしない食品」
以前に女性セブンで取材を受けた時にお渡しした、私の元原稿です。
この文章の中から、抜き出したり、まとめたりしてコメントとして一部が使われます。
雑誌には、他の先生方の考え方も載るため、私がおすすめしていないものがおすすめ食材になったり、逆もしかり。
特集はランキング形式なので、いろんな意見の寄せ集めになるため、一貫していないわけです。
医者100人いれば100人とも考え方は違いますから、混ぜてしまうと、一見良いところ取りに見えますが、その中から読者は自分にとって都合のいい食材、あるいは摂りたい食材だけをピックアップするため、悪いとこ取りになることも。。。
おすすめしないものを絶対に食べるな!というわけではないですが、何がどう悪いのか、わかっていることが大事です。
ちなみに今流行りの(流行らせている仕掛け人がいるわけですが)オートミールは、小麦と同様、グルテンが入っています。
オートミールのβグルカンは良くても、オートミールとして食べるなら、他の成分も一緒に入ってしまうわけです。
メリットデメリットでいえば、デメリットのほうがトータルで考えると大きいと私は考えます。
おすすめしない食材のところでも出てきますが、腸で毎日毎日頻繁に炎症を起こしてしまうと、しかもひどければ栄養が入ってこなくなりますからね。
さて、以下は原稿ほぼそのままです。
一部わかりやすいように修正しています。
毎日でも食べたほうがいい食材となっていますが、
実際は毎日同じ食材を食べ続けると食物アレルギーになりやすいため、続けても2,3日食べたら1日休むとかにしてローテーションしてください。
1回量、1日量が多い分には、消化吸収できるのであればいくらでもかまいません。
- しらす(ちりめんじゃこ)
誰でも手に入りやすいのと魚嫌いの人も食べやすい。
ごはんにかけたり、サラダにかけてもいい。
魚まるごとのため、タンパク質だけでなく、骨などに含まれているカルシウムをはじめとしたミネラル、内臓などに含まれる鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富。
骨粗しょう症や骨折も心配な年齢ですが、カルシウムの吸収に必要なビタミンDも豊富に含まれています。
カルシムだけとっても、ビタミンDだけとっても、丈夫な骨はできない。
同時に、タンパク質や鉄分、亜鉛などのミネラル類も必ず必要。
ビタミンDは免疫のビタミンと呼んでもいいほど、免疫力アップには必須のビタミン。
ビタミンAも豊富で、ビタミンAは免疫力だけでなく、アンチエイジングのビタミンとしても重要。
いわゆるガン年齢には必ずビタミンAとDはしっかりと摂ってほしい。
- レバー
ダントツのヘム鉄含有量をほこる食材。
値段も安く、手に入りやすいのに、レバーをがんがん食べている中高年をあまり見かけません。
女性は閉経して出血による鉄の損失がなくなったと言っても、食事でとらないと補充されないまま、ずっと鉄欠乏のままです。
閉経した今こそ、ガンガンと補充していただきたい。
鉄はヘム鉄という動物性のものではないと吸収も働きも悪いため、レバーで摂るのが一番効率がいい。
鉄だけでは反応が悪くなるため、タンパク質・ビタミン・ミネラルも豊富なレバーで摂るのが最強です。
また、アンチエジングの代表のビタミンAもダントツで、ガン年齢にも必須。
免疫力アップにも必須のため、コロナ対応にも最適。
- うなぎ
魚系にしては脂が多いため、敬遠されがちですが、良質なタンパク質とアンチエイジングのためのビタミンAが豊富です。
ビタミンAは、自然免疫力に必須のビタミンなので、新型コロナなどの感染症が心配な今こそ、しっかりと摂ってほしい。
脂が多いと言っても、肉よりも消化しやすい。
かば焼きは皆大好きな味で、白焼きでさっぱりとわさび醤油も捨てがたい。
ビタミンAだけでなく、疲労回復に役だつ、ビタミンB1、B2,ナイアシン、B6をはじめとしたB群が非常に豊富。
値段からも敬遠されがちだからこそ、たまにでもいいから元気のない時はぜひ摂ってほしい。
- カツオ、ぶり、いわし、サンマなどの青魚(どの魚でもいいんですが、生でどの季節も手に入りやすいのはカツオかな。他の青魚よりも鉄分が豊富です。疲労回復、タンパク合成に必要なビタミンB6が豊富です)
できれば刺身で食べられるものを。
脳梗塞、心筋梗塞と血栓による病気が増えてくる年代。動脈硬化もすすみ、血管系のトラブルが増える年代には、必須の魚です。
血液をサラサラにして、炎症を抑えてくれるEPAは、魚にしか含まれていません。
EPAをたっぷりと摂ってほしい。
EPAは焼いたりとかの加熱ではなくできれば生で。
刺身で摂ると、タンパク質・ビタミン・ミネラルも同時に摂れるので一石二鳥です。
栄養素は単独で摂るのではなく、必ず複合して摂る。それが吸収された後のいろいろな反応をスムーズにいかせるためのコツです。
- 味噌(汁)
中高年になってくると、消化吸収がうまくいっておらず、胃腸の悪い人もよく見かけます。
いきなりレバーや魚を増やそうといってもなかなか増やせない人も多いかもしれませんが、味噌汁なら手軽に誰でもタンパク質の構成成分のアミノ酸が摂れる。
アミノ酸であれば、消化吸収も楽なため、誰でも摂りやすい。
できれば、八丁味噌が一番アミノ酸含有量が多く、栄養価も高いので、八丁味噌がおすすめ。
出汁をカツオぶし粉や煮干し粉にすると、動物性タンパク質やビタミン・ミネラルも摂れるので、非常におすすめ。
出汁と味噌だけの味噌汁でもいいし、残り野菜を入れた具沢山味噌汁でもいい。
味噌汁は毎日飲んでもかまいません。
他に、ナットウキナーゼ(血栓を溶かします)が入っている納豆を考えましたが、動物性タンパク質中心にしました。
中高年のフレイル・サルコペニアなどもかなり問題になっているため、筋肉をほどよく保つためには動物性タンパク質が必要だから。
60才を過ぎたら 食べないほうがいい食べ物
小麦
小麦に入っている小麦タンパクのグルテンは、腸で炎症を起こして消化吸収の妨げになるだけでなく、腸の炎症部分から本来入るはずがない成分が血中に入ってきて、全身でトラブルを起こすことがあります。
麻薬と同じ中毒性があるため、はまると簡単に止めることができず、簡単だから、という理由で、1食パン1個のみ、という高齢者も多いですが、栄養医学的に大問題。糖質のエネルギーしか摂れていないし、血糖値の乱高下を助長するため、中高年はただでさえ耐糖能が悪く隠れ糖尿病や糖尿病が多い中、パン食は止めてほしい。
国産小麦と書いていない限り、すべて海外のもので遺伝子組み換え小麦のため、天然にない成分のため、ますます分解がしづらく、トラブルを起こしやすい。
パンは添加物が多いだけでなく、最近は食パンですら砂糖やはちみつなども多く入っているため、ますます血糖値の変動が激しくなる。
うどん、ラーメンもしかり。糖質単品になりがち。
ちゃんとごはんとおかず、味噌汁という定食風の食事をしてほしい。
また、グルテンは活性酸素を大量に発生するため、非常に疲れやすくなったり、老化がさらに促進します。
グルテンの構成成分のグリアジンは、脳で炎症を起こす結果、認知機能低下やアルツハイマー型認知症との関連についても論文が出ています。
パンや小麦製品を食べたい時は、できるだけ国産小麦で、無添加のものにしたほうが、デメリットが最低限で済むかと思います。
おなかの調子のいい時に。
下痢軟便など腸のトラブルがある時やある方は、落ち着くまでグルテンフリーがおすすめです。
ちなみにグルテンは、麦関係すべてに入っています。
もしくはグリアジンという一番悪い成分と似た成分が入っているものも。
小麦、大麦、もち麦、押し麦、オートミール、ハト麦、ライ麦、なんでも麦は入っています。
古代小麦には入っていないそうです。(デュラムセモリナにはグルテン入っていますよ。ただの品種で古代小麦ではありません)
最強の魚ランキング 秋バージョンの女性セブンから取材を受けた時の私の元原稿です。
アップするのが遅くなり申し訳ありません。
早く秋の魚を食べないとね。冬になっちゃいますよね。
今食べるべき魚(秋)
① 子持ち鮎
鮎の抜群の栄養価に子持ちの魚卵が加わることで、エネルギー源産生にかかせない核酸が豊富に含まれている。
魚卵を食べたからと言って痛風にはなりません。むしろ生命が誕生する源ですから栄養満点ですので、今の季節ならでは、ぜひ召し上がってほしい。
鮎自体の栄養は、前回の時同様、
へム鉄がダントツの1位!内臓に至っては、天然もので焼くと、肉の中で最もヘム鉄が多い豚レバーをはるかに超えます。
コロナ禍でうつも増えていて、汗をたくさんかくため、鉄分も失われやすく、いきなりの酷暑でひどい夏バテにもなりやすい、やっかいな今年の夏に真っ先に摂ってほしい栄養素の1つのヘム鉄が圧倒的に含まれています。
美肌・育毛・免疫力・前立腺トラブルにも必須の亜鉛も豊富で、美肌・アンチエイジング・コロナの免疫力アップにかかせないビタミンAは、ビタミンAでは有名なうなぎをはるかにしのぐほどとても豊富。免疫力やあれる儀―対策の主役のビタミンDも多いです。
疲労回復に大事なビタミンB1,B2,ナイアシンをはじめ、ビタミンB群も非常に多く、さわやかな香りのする鮎を内臓ごと召し上がってほしいです。
焼いて食べる場合は、レモンやカボスなどの柑橘類やお酢などをかけると、骨のカルシウムなどが溶け出てきてさらに栄養価アップ。食欲も増します。鮎に限らず、焼き魚に酸っぱい酸は抗酸化作用をがあるため、とても合います。
② 秋鮭
本当に今の季節だけの秋鮭。
これからの季節、日照時間が減って、血中のビタミンD濃度が下がってきます。
風邪やインフルエンザ、新型コロナと感染症オンパレードの季節でもあり、アレルギー(ハウスダストの鼻炎や喘息、アトピーなど)も悪化しやすい季節にもなっていきます。免疫にかかせないビタミンDがとても豊富。
もともとが白身の魚なのでEPA・DHAは少ないが、その分、臭みもなく、どなたも食べやすい。
オレンジ色のアスタキサンチンが、強力な抗酸化作用のあり、アンチエイジング、美肌の味方です。
ビタミンDは脂溶性のビタミンなので、塩焼きもいいですが、できればバターやオリーブオイルで焼いたり、かけたりして油と一緒に召し上がったほうが吸収率がアップします。
③ 戻りカツオ
カツオだけでなく、多くの青魚が脂肪を蓄えているため、脂がのっておいしい。
ビタミンB群が豊富です。
特にエネルギー代謝に重要なナイアシン(ビタミンB3)やタンパク合成に欠かせないB6がとても豊富です。
戻りカツオは青魚のため、EPA・DHAの量もとても多い。
身の赤いのは、鉄分が豊富な証拠です。魚の内臓は食べられないという方には、カツオがおすすめです。
血合いのところも食べるとますます鉄や亜鉛などのミネラルも抜群です。
カツオは足が早いので、ニオイが苦手という方も。。
ニンニクや生姜、ネギなどの香味野菜やマヨネーズなどと一緒に摂るととても食べやすくなります。
④ サンマ
この時期だけ出回る、生サンマをぜひ召し上がってほしい。
生サンマであれば、内臓も臭くなく、しっかりしているので、栄養満点です。
内臓の黒いことろに、鉄や亜鉛のミネラル、ビタミンAやD,などが豊富に詰まっています。(内臓は、焼き魚で楽しんでくださいね。身は刺身はとてもいいですが、とっても贅沢)
今年はサンマ漁は不良らしく、値段も上がっていますが、生サンマはなにより美味しい!
焼いて内臓ごとお召し上がりください。
EPAが多い魚を焼くと、EPAが酸化してしまうため、柑橘類やお酢の酸を足して酸化を減らしましょう。
大根おろしに含まれる辛み成分も焼き魚の酸化したEPAの臭みを緩和させてより美味しくしてくれます。
⑤ サバ(もしくはイワシ)
どちらでもいいのですが、美味しくて有名なのは、秋サバでしょうか?
イワシも含めた青魚は、秋には脂がのるので、EPA,DHAが豊富になります。
サバ(イワシも)はお好きな食べ方で。
しめ鯖(イワシなら刺身)、焼いてよし、揚げてよし(サバの竜田揚げやイワシの天ぷらやフライ)、煮てよし(オリーブオイルとニンニク、トウガラシでアヒージョみたいにするのもおすすめ)。
大人気のおかずです。
こちらもEPAが酸化するため、柑橘類やお酢を料理によっては足したほうがおすすめ。梅干しや梅酢も抗酸化作用だけでなく、さっぱりと食欲が増します。
一緒に食べると良くない食材、というのは、そこまで気にしなくてもいいと思いますが、あえて言うのであれば、どの魚も揚げたり焼いたり、加熱した後は、EPAが酸化してしまっているので、早く召し上がってほしい。
時間がたつほど、臭みが増します。
特に、揚げ物は一番酸化が進むため、揚げたてがおすすめ
さっきテレビを観ていたら、今年流行るもの、今年のトレンディの予想、みたいなのをやっていました。
流行るもの、というのは、全部とは言いませんが、誰か流行らせたい人がいて、いろいろ準備と仕込みをしておいて、流行っているようにもっていって火をつける、という場合が多いかと。
準備してから流行らせないと、大儲けできませんからね。
逆に言えば、儲かる企業が多くない、乗っかる企業が多くない分野や商品、素材は、そこまでの大流行はしにくいということです。
流行ると困る企業がたくさん出る、となると、ますます邪魔が入ります。
乗っかる企業、特に大手や大きな団体がいるほうが、広告宣伝にかけられる予算が全然違ってきますから、流行らせ方がケタ違いになります。
大流行にもっていきやすい。
いろんな企業がしかけているんでしょうけど、全部が全部、火が付くわけではなく、そこそこ流行るのか、日本中を巻き込む大ブームになるのかは、消費者にもかかってはいますから、全部が乗せられているわけではないでしょうけどね。
でも、種はまかれてはいるわけです。
さて、去年大流行したタピオカドリンク。
まずは黒タピオカが、でんぷんで糖質の上に、添加物で色をつけているのでなければ、普通は黒糖です。
なので、普通の砂糖よりもコクがあり、クセになる。
ベースのミルクティーは、質の悪いシロップまみれ、牛乳のカゼイン、紅茶のカフェインと、これでもか!!の中毒性物質の3重奏。
はまったら、抜けられないでしょうね。。。
血糖値はすぐに上がるし、しかもむちゃくちゃ上がるでしょうから、下がるのも普通であれば時間がかかるから、女性は、ほんとにこれを食事代わりにしているという恐ろしい世の中。。。
台湾やアジアで、タピオカを使ったスイーツは昔からあったでしょうけど、日本女性みたいに、スイーツだけ、というのはあまりないあかと思います。
東南アジアのタピオカのスイーツを食べている国々よりも、日本女性の摂取カロリーのほうが低いし、日本女性のほうが痩せている女性の割合が圧倒的に多い。
(先進国では異例です。痩せすぎというのは、世界的に栄養失調(貧困で)以外の何物でもないから。食糧支援が必要な国ということなです。ほんとは。だから、日本だけ、ものすごく特殊。)
スイーツもたくさん食べて、しっかり食事もして、となると、摂取カロリーが増えるのは当たり前だし、いくら若くても、日本女性みたいに痩せすぎにまではいかない。。
大問題です。。
話を戻します。
タピオカドリンクの次に来るのが、バナバジュースでは?という予想をされてました。
またしても、血糖値が乱高下するものですね。。。
まず、日本のバナナは、例えばフィリピンやバナバを作っている国の現地の方は、日本に輸出しているのとは違うバナナを食べています。
日本のバナナは、糖度高すぎ。
バナナ本来の、でんぷんと果糖だけでなく、ショ糖、たくさん入っている。
すごく甘い。
日本用に栽培、別だそうですよ。
ただでさえ、南国の果物はとても甘いのに、さらに品種改良でもっと甘く。。。
東南アジアのどこの国か忘れましたけど、バナナが主食、主食代わり、という国ありましたよね。
バナナを加熱して、イモみたいに食べる。扱いはイモと同じ。でんぷんを取ろうとしているわけです。主食として。
日本のバナナからしたら、甘すぎて食事にならないよ、と思いがちですが、現地の方が食べているのは、そこまで甘くないから、加熱してもいけるし、タイだったかな、加熱したバナナのスイーツありましたよね。
焼いたら、甘味が増すから。
それをスムージー同様、液体にすることで、吸収率が上がりますから、ただでさえ、バナナそのまま食べてもものすごく血糖値上がるのに、液体にしたら、もっと大変なことに。。
そこに牛乳ですから、もう中毒間違いなし!!
だって、バナナジュース、美味しいですよね。美味しいものに中毒性をもたせるようにしたら、止められません。
そのうち、はちみつやシロップも混ざっている商品も出てくるでしょうし、出てきたら、そっちのほうが単純に美味しいと思うでしょう。
だって、甘さが強烈になるから。
今の日本で、食べ物で大流行にさせるポイントは、
①糖質であること
②甘いこと(砂糖やブドウ糖などの血糖値が上がりやすいもの)
③消化が楽なこと
この3つかと思います。
消化が楽、というのは、お年寄りでも胃腸の悪い方でも、摂りやすいということです。
例えば、青汁がそこそこ流行っても、本物の青汁は甘くはないので、日本中を巻き込むような大流行にはならない。
「からだに良い」と思うからこそ、皆我慢して飲んでる。
「からだに良い」と思わなかったら、買いますか?
昔みたいにむちゃくちゃ苦くて不味いわけでなくても、わざわざお金出して飲むのは、「からだに良い」「良さそう」と思っているからではないですか?
スムージーが爆発的にヒットしたのは、小松菜などが入ろうと、ベースはリンゴなどの果汁や甘いニンジン、はちみつやシロップなどの甘味がたくさん入っていたり、甘い果物中心で、「体に良い」と信じているから。
この「からだに良い」という大義名分があると、心置きなくたくさん摂っても罪悪感がないです。
むしろ、摂れば摂るほどいいと思っていますから、止めるわけがないです。
これが、小松菜だけのスムージーやパセリだけのスムージーなら、大流行にはならないわけです。
甘くないから、ポタージュがそこまで大ブレイクするわけではないのが、悲しいところ。。
お肉がからだに良い、と今までも何度も肉ブームがありました。
もう第何次肉ブームまで行ったのかしりませんが、お肉が市民権を昔よりも持っているのは事実。
ただ、お肉、特に塊肉をステーキなどで食べるとなると、消化機能の良くない方は食べられません。
高齢者、全然タンパク質をしっかり食べてきていない女性などは、消化吸収できないので、一口くらいは食べても、そのあとに胃もたれしたり、下痢軟便、便秘になったり、おなかが張る、ガスが出る、おならやウンチが臭いなど、消化不良の症状が出まくります。
それで、「肉は体に悪い」と言われ出し、
(ほんとは悪いのは、肉ではなくて、その人の胃腸が悪いのです)
その反動で、マクロビオティック、ベジタリアン、ヴィーガン、玄米菜食などの動物性タンパク質のない世界へ行ってしまう。。
動物性タンパク質がなければ、消化吸収は楽です。
植物性タンパク質の豆類はたくさん食べすぎたら、おなかは張りますが、そこまで豆類たくさん食べないですからね。
マクロビもベジタリアンもヴィーガンも、食事の中心は、糖質になります。
穀物(糖質)は、精製していない、というだけでしっかり摂るし、味ツケも、精製さしていなければ、血糖値の上がる(上がりまくる)甘味もOKです。
(甜菜糖、黒糖、はちみつ、メープルシロップ、などなど)
そういった甘味のスイーツは、これまた「体に良い」という大義名分で、毎日食べたりもします。
野菜たくさんと言っても、山羊や牛ほどたくさん食べているわけではないですから、実際は、動物性タンパク質を食べた時ほどの栄養は摂れません。ビタミンもミネラルも。
どんなに食べても、ボウル1杯くらいでしょう。
肉魚卵をしっかり食べていない人は、野菜もたくさん食べるということもできません。
どんな野菜を食べるのかにもよりますが、ほとんどの野菜が、さすがにたくさん食べたら血糖値は上がるし、いわゆる一人前食べたくらいでは、そのあと糖質を摂ったら、普通の血糖値が上がります。
血糖値の上がる甘味で味ツケしたものであれば、もっと上がります。
どれくらい食べるのかにもよりますが、血糖値の問題は必ずいつか出てくるし、動物性を一切摂らない、あまり摂らないことでの栄養欠損は免れません。
なので、欧米のベジタリアン、ヴィーガンの方は、サプリを摂っていることが多いんです。
それでも、体調壊しやすいし、いろいろと問題は出やすいと思いますよ。
サプリで全部補いきれませんからね。高品質のサプリを飲んだとしても、です。
流行っているから、とマネするものではないです。
確固たる思想で、そういう食事にするんだ、というのはその方の自由ですが。。。
プラスチックを食べるわけではないので、どんな食材にもメリットデメリットがあり、食べ物を流行らせる時の条件として、「からだに良い」という大義名分が必ず必要です。
その時に、メリットの部分が誇大して使われます。
デメリットについては、企業側が決して触れない。。
流行っているもの=からだに良い、わけではなく、むしろからだに悪いからこそそこまで流行ると思ったほうがいいです。
日本中で皆がはまる、って、危ないと思いませんか?
おかしいでしょ。
そりゃあ、もう麻薬同様でないと、そこまではまらないわけです。
(ちなみに、小麦、大麦、乳製品のグルテン、カゼインは、麻薬と同じように脳に働きます。だから、なかなか止められない。。)
本当にからだに良いものが流行ってほしいと思いますが、そういうものって、たくさんの企業がボロ儲けできるものでもないし、多くの本当に「からだに良いもの」(というか必要なもの)って、その人の消化吸収能力にもよりますし、糖質ではないことがほとんどですから、なかなか受け入れられません。
今の日本では、美味しい=糖質、です。
糖質三昧の方に、添加物なしのラカントSで作ったお菓子を召し上がっていただいたことがありますが、「まずい」と言われたことがあります。
食事をかえなきゃいけない、という意識ある方が食べたら、決してマズイことはなく、むしろ、砂糖を使っていないお菓子なのに、こんなに美味しいなんて!という驚きのほうが多いのに、意識していない人に食べさせたら、そうなるのか、とよくわかりました。
そういったお菓子は、多めに食べても血糖値が上がりませんから、満足感がいつまでも出ません。
人によったら、それを物足りないと、結局普通の砂糖やシロップの入ったお菓子に戻ってしまいます。
なので、意識していない、なにも知らない人にまで流行らせる、というのは、難しいわけです。
(しかも、真面目に作るほどコストがかかるので、商品としては値段が上がります。まずいと思ったものにお金は出さない。)
マスコミの中には、本当にからだに良いものをしってもらおうと特集を組んだり、記事にしたりとされている番組や雑誌などをみかけることもありますが、結局、消費者が、くいつかないんですよね。。
意識高い系であっても、事前に前情報がないと、難しいのではないですかね。
からだに悪いものが流行って、それの摂りすぎでからだ壊しても、誰も責任取ってくれませんからね。
摂りすぎるほうが悪いから。
食べ物って、最低限の安全が確保されていたら、あとは全部自己責任ですからね。
広告や宣伝や、「流行」という名前のものに踊らされないようにしてほしいです。
#タピオカドリンク
#バナナジュース
#マクロビ
#ベジタリアン
#ヴィーガン
よくフェイスブックやインスタでも皆さんの関心の高いことかと思います。
今、私が利用しているものや気になっているサイト、近くに行ったら寄って買うもの、シリーズなどをまとめておきます。
皆さんの町にも、探せば一つくらい、自然派食品のお店って必ずあるはずです。
もちろん、デパートや高級スーパー、成城石井に行くと、必ずなにかは置いていますね。
お値段はびっくりするくらい、高いことが多いですが。。
自然が豊かで共存が当たり前の地方にいくと、無農薬、減農薬、加工食品も無添加などの食べ物を、旅行の時、道の駅などでよく見かけます。
お値段も、都会では考えられないほど、良心的だったり、すごく安かったり。
時間がある時は、旅行がてら、ドライブがてら、散歩がてら、そういうところまで足を伸ばしてみるのもおすすめです。
あと、どこで何を買うにしても、添加物は少ないほどいいです。
食品添加物は、腸内細菌皆殺しとまで言われています。
特に保存料は殺菌剤と同じです。なので、皆殺し、と呼ばれるわけです。
肉や魚の加工食品に入っているリン酸塩などは、体内の亜鉛などのミネラルを排出させます。
すべての人工物(添加物のね)は、自然界に存在しませんから、肝臓が解毒に苦労します。その際、たくさん栄養素を消耗します。
天然の栄養素も、吸収され、また分解、再構築などされる際にももちろん栄養は必要ですが、プラスがちゃんとあるから。
食品添加物は、マイナスしかありません。栄養は、ゼロではなくて、マイナスです。
摂れば摂るほど、栄養が減る。
天然界に存在しないものなので、考えられないような反応が出ることがあります。
からだもびっくりしていることでしょう。どうやって処理したらいいんだろう、どう対応したらいいんだろう。。と。
砂糖などの甘味(精製していないものも含めて。てんさい糖、黒糖、はちみつ、メープルシロップ、などなど)は、たくさんは摂らないほうがいいに決まっていますが、人工甘味料は、ほんとに勧めていません。
(さっき挙げた理由から)
それなら、砂糖や精製していない甘味が入ったものを、私は選びます。患者さんにも勧めています。
「断糖」レベルの方の場合も、やはり、人工甘味料はあまりすすめません。
結局、腸がやられますからね。栄養入ってこなくなる。
添加物(農薬なども含む)ゼロで生きていくのは、今の時代、まあ無理でしょう。できても、とても大変だし、お金もかかりまくりです。
私も添加物は取っています。
ただ、ほぼ確認してから摂っていることと、わかって摂っている(わかっていれば、大量に摂ることがありません)、食べるのを途中で止めることもあります。
摂った分、栄養が減って、腸に悪い、とわかって、摂っています。
わかっていること、確認したことが大切です。
それらを踏まえて、こちらに紹介した商品を、興味のある方は、一度お試しください。
①イオンスーパーの、トップバリュ、グリーンアイシリーズ
https://www.topvalu.net/gurinai/
このシリーズには、オーガニックもあります。
添加物がないものもあるし、少ないというだけのものもあります。商品によって、違います。
グリーンアイだからと、過信しないこと。
必ず、裏の成分を確認しましょう。
この中には、小麦などのグルテン、乳製品などのカゼインが普通にはいっているものもあります。
②同じく、イオンの、「やさしごはん」シリーズ
https://www.topvalu.net/yasashi-gohan
アレルギーを起こしやすい7品目(特に、アレルギーが起こると、重症化の危険があるもの)が除外されている加工食品シリーズです。
添加物もわりと少な目です。
グルテンフリー、カゼインフリーで、パスタやグラタン、シチュー、パンケーキ、やきそばなどなどいろいろ作れます。
ただ、糖質は普通にあるので、もちろん商品によったら、砂糖も。低糖質とかではないです。
知っておくと便利です。
大手がしてくれる最大のメリットは、需要がまだ少ないとは言っても、全国で販売購入されますから、売値がまだ安め、ということです。
個人商店では、こうはいかない。
開発費も製造費もね。
イオンスーパーにいけば買える、というところが最大のメリットです。
③関西よつ葉連絡会・よつ葉ホームデリバリー
これ、関西しかないのかな。関東にも別のところで必ずあるはずですよね。
直接このお店がなくても、ここの商品を卸している自然派食品のお店があるはずです。
ここが利用できない時は、近くで卸しているところがないか聴いてみてはどうでしょう?
これらを卸しているお店は、そういうことに力を入れているお店だと思います。自然派食品店ではなくても。
④コープ自然派
普通のコープでも、店内全部の商品ではないですが、無農薬や減農薬、添加物が少ない、無添加の商品がわりとあります。
1個ずつ探さないといけませんけどね。
(だからと言って、自然派で買うもの全部、成分を確認しなくていいわけではないですよ。必ず、自分の目で、確認しましょう)
コープ自然派は、お届けのみだったかな。
私は、なるべく直に見て買いたいので、普通のコープに時々いきます。
コープならではの商品を買いにいきます。
私は、スーパーで、なにか加工食品を買う時、そこに並んでる商品、全部、裏を見ます。
例えば、調味料とか。
その中で一番添加物の少ないものを買います。
添加物まみれのものしかなければ、そこでは買いません。
特に、調味料は、結構もつので、よほど気にならない限り、やむを得ない事情でない限り、買いませんね。
すごく高級な調味料じゃなくても、ちゃんとちょっと高いくらいで、添加物なしの調味料って、ちゃんと売っています。
なにげない商品は、ほんとうに無添加だったり、値段も良心的だったり、スーパーで、お!と見つけて、嬉しいサプライズも多々あります。
商品の裏を確認しているからこそ、見つかるわけです。
ほんとになにもない時もありますけどね。。
そうやって見ていくと、消費者の健康をちょっと考えてくれているメーカーと、全然考えてない(結果論ですが。。諸事情はあると思いますが)メーカーとだんだんわかってきます。
このメーカー、安くてそこそこ美味しいけど、ほんとに添加物まみれだな、と思ったら、よほど新商品が出ない限り、もうチェックもしないので、探す時に除外ができます。
添加物の少ない、入れていないメーカーのものは、新商品は必ずチェックします。
毎日の買い物で買うものって決まっていますから、決まっていないものを買う時や新商品の時、気になった時などにチェックをすればいいだけなので、毎回それほど時間がかかるわけではないです。
(同じ商品でも、勝手にリニューアルされていることもあるから、時々、同じものでも確認は必要です)
⑤先日のFacebook、インスタで話題にしているパンですが、
スーパーで買えるパンでおすすめのもの。
パスコの国産小麦シリーズのトランス脂肪酸フリーのもの。
https://www.pasconet.co.jp/products/21/
この超熟シリーズの似たようなパッケージで、国産小麦だけど、トランス脂肪酸は入っているものもあります。
必ず、確認してください。
窯焼きパスコ
https://www.pasconet.co.jp/kamayaki_pasco/about/
近所のスーパーから、このミニブールがなくなったんですよね~。
もちろん、どちらも国産小麦とは言え、グルテンですから、基本パンを頻繁に食べることは勧めていません。
でも、食べるなら、これがおすすめ、というだけです。
個人のお店は、最近増えてきたと思います。
パスコのいいところは、スーパーで売ってくれているところです。
ちょっと高いだけのお値段で。
どちらのパンも、とても美味しいです。
たまに食べる時に、売り切れていいなければ買えるところがとてもありがたいです。
小さいお店の商品など、実は無数にあります。
全国に流通は、なかなか大手じゃないと難しいです。
でも、ちゃんと売っています。
ようは、探すか探さないか、確認するかしないか、知っているか知らないか、の違いです。
都会に行くほど、値段は高くなりがちですけどね。
東京なんて、ほんとになんでもあるけど、なんでもものすごく高い。。。
関西の物価、1.5倍~2倍?ということも。。。
⑥ベジセーフ
こちらの商品は、管理栄養士の大柳珠美先生に教えていただきました。農薬のことも。
野菜や果物など、全部無農薬、減農薬を買うなんて、そうできませんから、農薬などの除去をしたら、かなりコストが下げられて、栄養も摂れます。
あるととても便利です。
アマゾンなどで、ホタテの貝殻の粉で、同じように残留農薬を取るものが売っています。
私も持っていて、それも使いますが、とても時間がかかるのと、どこまで摂れているのか、したことで栄養の損失はないのか、などの検査がされていません。
そこは自己責任お願いします。
なので、今回、そちらの商品は載せません。
添加物を減らしていけば、添加物がたくさん入っていると、美味しくない、とわかるようになります。
少しでいいやとか、あとで気持ち悪くなったり。。後味悪かったり。。
すると今度から、ますます避けるようになります。
そうなれば理想ですね。
添加物まみれのものよりは、手間もお金もどうしてもかかります。
それだけ、添加物で、それだけのものを全部ごまかしているわけですから。
量も大事ですが、質も同じくらい、いえ、それ以上に大事です。
できる範囲から始めてみてください。
そのほうが、結果、効率よく、栄養の吸収ができて、からだもお肌も元気になります。
今後かかってくる医療費などのことも考えると、トータルで見ると安くつきます。
明日発売の、マキノ出版さんのムック本、
「こうじ最強レシピ」‼️
先に、フェイスブックとインスタであげていました。
以前に、「壮快」でこうじ甘酒で取材を受けた時の分をもう一度掲載していただいております。
こうじ甘酒の一体何が本当に良いのか?
私は、科学的な根拠をもとに、全部書いてますよ。
メーカーなどは、アミノ酸、ビタミンBが豊富みたいなことをよく言いますが、肉魚卵には負けます。
(と思って、一体何がどう良いんだろう、と調べたのがきっかけでした)
アミノ酸、ビタミンB6は、圧倒的に酒粕です。
(詳しくは、今発売中の「壮快」で、酒かすゼリー載せてもらってます。
そこに詳しく書いています)
こうじを使った、日本古来の発酵食品。
ホントに、奥深く、素晴らしい成分や結果がたくさん❗
先人の知恵は、ホントに素晴らしい‼️
科学が進歩して、どんどん科学的に証明されて来ているんですよね。
やっと科学が追い付いた感じですね。
前の「壮快」のこうじ甘酒の時も、今回のムック本でも、こうじ甘酒は、吸収の良い(しかも早い)、ブドウ糖が豊富に含まれていますから!ちゃんと本に書いてあるように摂らないと、血糖値が上がりすぎたり、そちらの弊害が出てくる方もおられます。
人によっても違いますが、そこはちゃんとわかって摂ってくださいね。
今回、本を謹呈していただいて、さっき読んでましたが、タマネギこうじや甘酒寒天、良いですね!
発酵あんこ、うまそう~‼️
あんこ、大好きです‼️
血糖値が上がるから、たまにラカントSで作りますが、それでも糖質は小豆の分あります。
ほんのたまのデザートにしてます。
(私は、糖質はあまり摂らない方が良いからだなので)
こうじで発酵かー‼️
良いですね‼️
ブドウ糖はできてしまいますが、こうじによる発酵のいろいろな産物がありますからね!
恩恵ほしいな~。
酒かすは、私の中では、植物性では最強食材ですが、こうじのみだと、アルコールがないので、子供やアルコール困る時も摂れるのが良いところです。
甘くて美味しいから、誰でも摂りたくなるところも良い!
患者さんで、お菓子三昧だったのを、こうじ甘酒に変えて、お菓子三昧から脱出した方、何人かおられます。
ホントに食欲なく、低血糖の時は、ブドウ糖ですから、飲む点滴、と言われる由縁です。
(血糖値はもちろん上がります。上げない時は、ホントに早く上げられます)
その辺をちゃんと理解した上で、こうじ甘酒を摂ると、とても良いです。
(必ず量は守りましょう)
今回、尾関健二先生の「プロラミン」かとても詳しく書いてあります。
この記事良い‼️
すごくためになりますよ~。
尾関先生は、酒かすに、αーEGというコラーゲンを増やす成分がないので入っていることを、発見された方です。
今月号の「壮快」でも、酒かすゼリーのところで、いろいろ説明してくださってます。
この「プロラミン」が、食物繊維みたいな働きをします。
レジスタントプロテイン、というやつです。
(詳しくは、このムック本と「壮快」の酒かすゼリーのところを読んでくださいね)
肥満抑制効果やLDLコレステロール低下などの話が今回のに載ってます。
それ以外の効果も、酒かすゼリーのところで、文献探して、根拠のある効果を挙げてあります。
この本は、超オススメ‼️
今発売中の「壮快」も。