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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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私の考えるスキンケアや食事の仕方

 

 

朝書いたFacebookの続きです。

(朝のFacebookを後でコピペしておきます)

 

 

私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」の中でもそうですし、たまにする商品の紹介にしても、スキンケアのやり方にしても、食事療法も何でもそうですが、

私が言っている内容を、半信半疑であったとしても、そのままとりあえずやってみるんじゃなくて、自分でアレンジする人いるでしょう?

 

メリットもデメリットも全部わかった上でのアレンジは良いと思いますが、わかっていないのにアレンジしても、まったく別のものになるだけです。

 

 

わかりやすく言うと、

カレー粉のスパイスの配合のレシピがあったとして、

ターメリックの代わりに、サフランやマスタード使っているような人もいますし、

それは黄色い絵の具で食べ物じゃないでしょう?黄色いならなんでも良いんじゃないですよ?くらいのアレンジされている人もいます。

 

そこまで来たら、もう食べ物ですらない。

 

 

サフランやマスタードに変えても、美味しい?スパイスになって、美味しい?料理になるかもしれませんが、私のレシピのカレーではない。

 

 

言っている意味、わかります?

 

 

カレー屋さん、と一口に言っても、味はさまざま。

値段もね。

そして、食べる人の好みもあります。

皆、好きなカレーの味は違うし、その時の状況で食べたいカレー、選ぶカレーも違うでしょう。

 

 

どれが良いか悪いかでもなく、もちろん好みですからランキングもつけられないし、ランキング自体、あまり意味がない。

万人受けするのはどんな味か?という参考にはなるでしょうけど。

 

それぞれに特徴があるわけです。

 

 

 

カレー作りのプロの料理人であれば、他のお店のカレーを食べて、お!この部分、うちの料理にも生かしてみよう!とアイデアを盗んで、さらに自分の味がもっと良くなるようにアレンジはされると思います。

 

それこそがプロ!ってもんですよね。

 

 

カレーのスパイスの配合具合、選ぶ種類も千差万別で、1個ずつのスパイスの特徴だけでなく、組み合わせた場合の複合した味、バランスなどもわかっていないと、てきと~に組み合わせても、美味しくはならないですよね。

 

たまたまうまくいく日があっても、同じのものを再現できるかとなると、おそらくできないでしょう。

 

 

それくらい、レシピってのは大事です。

 

配合を間違えると、全部台無しになってしまいます。

 

 

場合によったら、カレーとビーフシチューを混ぜるようなもので、そうなると、もう別の1つの料理かも?

食べたがらない人も出てくるでしょうし、まずい!美味しくない!中途半端!という人もいるでしょう。

カレーとビーフシチューの良いところを相殺してしまっていることもあるかと思います。

 

コーヒーと紅茶は混ぜて飲まないですよね?

(香港でしたっけ?そんなメニューあったの。)

それが好きな人もいるかもしれませんが、コーヒーでも紅茶でもなく、別物です。

両方のメリットデメリットをすべて理解している人であれば、素晴らしい配合具合を見つけて、コーヒー単品、紅茶単品を超える飲み物で、コーヒー派、紅茶派、誰からも素晴らしいと言ってもらえるような飲み物が作れるかもしれない。

 

 

料理でもドリンクでも、レシピって、まず王道の作り方がありますよね。

 

料理本を見ながら、ちゃんと忠実に作れば、結構美味しい料理ができますよね。

 

カレーのルーを使っても、パッケージに書いてある通りに作れば、え?これがルーで作ったカレー?とビックリするくらい、美味しくなるんだとか。

 

 

アサリとバジルのオリーブオイル炒めを、バジルがないから、ネギでいいや、オリーブオイルないからごま油でいいや、としたら、全く別物になります。

アサリとネギのごま油炒めは、中華風でおいしそうだし、食べてみたい気もしますが、

アサリとネギのオリーブオイル炒め、にしてしまうと、ちょっと躊躇しますよね?

 

食べてみたら、案外美味しいのかもしれませんけど、え?と思ってオーダーしてまで食べるかなと思いませんか?

 

でも、あさりとポワロネギのオリーブオイル炒め、だったら、同じネギでも食べてみようかなと思いますよね。

 

 

料理と同じで、素材一つ変えても、完成品が全然違います。

 

味付けも、塩コショウでシンプルで万人受けするのか、豆板醤、甜麺醤、オイスターソースでこってこての中華風にしてしまうのか、バター醤油にするのか、トマトソースにするのか、それぞれ違う。

 

 

もちろん、何を作るにしても、新鮮で質の良いもの、農薬や添加物が少なくて、大事に端正込めて作られた食材のほうがおいしいに決まっています。

 

賞味期限のとっくに切れて、味も風味もおかしくなっているもの、腐りかけのもの、添加物まみれのもの、安すぎるもの、などで料理を作っても限界があります。

できが良くないのをごまかすために、さらにたくさん味をごまかしていくので、素材の味はわからなくなり、濃い、すぐに飽きる、どこにもあるような味、また食べたい!とは思わないような代物になることもあるやもしれません。。。

 

 

スキンケアに使う化粧品も同じです。

 

 

私のブログや本を読んで、その中から、自分の買いやすいもの、気になったものをとりあえず使ってみるのはいいと思いますが、その中に、私が使うな!と言っている化粧品(例えば、オーガニック化粧品とか自然派化粧品とか。。クレンジングとか美顔器やコットンとかスクラブ洗顔とか)を混ぜたら、それは、私の言っているスキンケアではないです。

 

 

私の考えと違うことをやりたいのであればかまいませんが、1個、おすすめのものを使っても、他が全然違うんですが、その料理はなにを作りたかったのか?となります。

 

 

私の考えているところの美肌とは程遠い。。

 

違うルートか攻めています、というのもありでしょうけど、わざわざ、そんな険しい、大変で、ボロボロになる道を選ばなくても。。。?

途中で遭難するかもしれないのに?いや、今、遭難しかけか?!となっているわけです。

 

 

 

私の勧めていないアレンジばかりして、質の悪い商品(そっちが安かったから買っていたり、逆に高かった)を買って、まだひどい目に遭っている人が多いから、商品名まで言っていることがあるわけです。

(普段、ブログやフェイスブックで、商品名を言うことはほとんどないです)

 

まあ、それでも商品名まで言っても、まだ、違う商品を買っている人もいます。

 

その人の肌だし、好きなようにされたらいいですが、全然違うことやっているのに、私の言っているようにやっているのに全然良くならない!!っていうのはなしですよ?

 

 

 

ミネラルファンデーション関係の商品で、ミネラルのみ!敏感肌にも使える❗肌に優しい❗と、メーカーが言っているだけの商品を、そのまま信じて買っている人もいます。

 

あれほど、オーガニック化粧品、自然派化粧品は、ダメと言っても、そのブログを読んだのに、「自分のは大丈夫」と使っている(さらに買う)人って結構多いです。

 

 

今まで、自分で散々アレンジしてきた結果が、今、顔に出ているわけでしょう>

 

その状態に満足していないのであれば、今までのその考え方、やり方ではダメってことですよね。

ダメまでいかなくとも、何が良くなかったのか検証しないと、また何度でも同じことの繰り返しになります。。。

 

その間に、お肌の炎症はどんどんひどくなっていきますからね。。。

 

 

まずは、騙されたと思って、1週間やってみる!!

忠実に。

(本に載せている基本のスキンケアなんて、正しくやれば、数千円くらいで揃えられるわけですs。)

 

1週間やってみて、まだよくわからないなら、次は1か月やってみる!!

 

1か月いけたら次は3か月。。と延長していきます。。

 

 

もちろん、途中で、なにかがどんどんひどくなっている、となった場合は、やりませんけけどね。

 

お肌もね、こじらせてしまったら、胃腸と同じで、なかなか大変です。。

 

普段以上に、家事にこれだけ負担がかかるという煮んしいでいしよ?

 

おのずと、勉強の代わりに何をしたらいいのかわかっています。

 

 

正しくやれば、必ずお肌の元気は上がります。

 

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