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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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令和2年5月1日からになりますが、初診の方のオンライン診療を始めます。

オンラインで診れる疾患には限界はあると思いますが、薬の処方日数も制限もありますが、それでも今、できることがあるかと思います。

 

オンライン診療も当院は完全予約制です。

 

まずは、お電話にて保険のオンライン診療が可能かどうかご相談ください。

 

オンラインでなくて来院での診察希望でもよくあるのは、美容についての相談を保険診療でしてくれという人。

 

それは保険ではできません。

 

ニキビは保険診療で診れますが、保険診療で出せる薬の中から選ばないといけません。

保険診療で、化粧品を使っていていいか調べてほしい、自費のスキンケア相談みたいにスキンケアについて教えてほしい、などなどはできません。

 

もちろん、ニキビ跡は、自費の美容医療です。相談も。

ニキビ跡は保険診療で言うところの「病気」ではないからです。

 

 

皮膚に限らず、他の病気でもわかる範囲でよければ保険診療で対応しますが、オンラインでは血液検査すらできませんから、そこは必ず限界があります。

漢方薬は、オンラインでも処方は可能ですが、実際に対面で診るのとでは、顔色というか、肌の質感や色調などが、ビデオ通話では、患者さんのいる部屋の照明や画像によって、差は必ず出るでしょうね。

 

皮膚疾患も、色と質感がオンラインでは映像で診せてもらっても実際とは違いますから、そこも差は出るでしょう。

 

ただ、皮膚の病気でも他の病気でも、結構皆さんの思い違いってあって、そこを見つけて変えてもらったり、止めてもらったりするだけで、大した薬を使わなくても結構良くなる人って多いいんです。。

 

いかに、間違ったことをしてこじらせているのか、ということです。

 

逆に言えば、もともとからだが悪い、原因不明、とかいうのではなく、その原因を可能な限り取り除けば改善する、ということ。

 

着眼点、ってやつですね。

 

 

診察の流れとして、まずはお電話で、保険診療のオンラインでできることか伺います。

 

できることがあると判断したら、まずは電話で問診を行います。

この時、私の時間が空いていれば、続けて問診をしますが、空いていなければ時間を決めさせていただいて、その時間にお電話いただきます。

 

どちらにしろ、まずはお電話にて病状と経過、使っている薬、使っていた薬など、詳細をお伺いします。

 

スカイプやFacebookのビデオ通話ができる方は、その後、ビデオ通話で治療についてお話します。

ビデオ通話ができない方は、お電話で治療について説明します。

 

処方箋をお出しすることになることがほとんどかと思いますが、全部の精算した金額をお伝えして、今は銀行振り込み(お振込み手数料はご負担ください)、もしくはご近所の方は直接お支払いに来ていただいて結構です。

 

お振込み・お支払い確認後に、処方箋を郵送・お渡しいたします。

郵送の場合、処方箋郵送の切手代84円別途頂戴いたします。

 

保険診療で来られた方にも、医療用のサプリを少しでも飲んだほうがいいなと思うことは多々(というが全例)ありますが、チラッとご提案はしております。

サプリの相談や自費診療みたいに詳しい説明はできませんが、簡単はお話と資料は差し上げていて、飲んでみたいという方には、金額を伝えていただいて、金額内でこちらで選んだものを飲んでいただく、ということはしています。

自分はこっちを飲みたい、それではなくてあっちを飲みたい、などは、自費の診察でご相談ください。

(自費診療のオンライン相談は別にやっております。

自費診療の男性の受診は、前後の時間を貸し切り状態にしますから、その分余分に料金がかかりますが、オンラインは、女性と同じ料金です。)

 

 

私のブログやFacebookなどを読んでくださっていて、市販の化粧品で、うちでも取り扱っているもので、購入したい、というのものがあれば、それは保険診療で来られた時もお売りしております。

 

サプリや化粧品を購入される場合は、こちらもお振込み・お支払い後に、送料着払いにてお送りいたします。

そこに一緒に処方箋もお入れします。(この場合は、切手代はいただきません)

 

お電話でクレジットカード決済などができるシステムを今お願いしているところですが、今、すごく混んでいるのと、ゴールデンウィークが重なり、もうちょっと時間がかかりそうです。。

 

なので、今は、銀行振り込みか、クリニックでお支払いに来ていただくか(それなら対面で診察できると思いますが、滞在時間をなるべく減らしたいという方ならありでしょう)、あとは、現金書留でしょうか。

 

初診の方の、保険診療でオンラインできるかどうかの予約受付は受け賜わっております。

皮膚科以外のことでも、保険診療でいけるのかな?というのは、お電話でお問い合わせください。

 

 

電話でもビデオ通話でも、検査は一切できませんのでね、そこは治療に限界があることはご了承ください。

 

 

全国で緊急事態宣言が出されましたが、大阪や兵庫ではかなり前から出ていましたし、京都や滋賀でも週末の外出自粛など、不要不急の外出は皆さん控えておられることかと思います。

 

 

そんな中、クリニックや病院への通院は、不要不急ではないとして(健康や命のかかわることなわけですから)認められています。

 

 

じゃあ、美容医療は。。?

 

美容医療は、エステや美容院と同様、不要不急と言われればそうでしょう。

個人によっては、不要不急ではないこともあるでしょう。

 

どう考えるのかは、本当に個人次第。

 

 

うちでは、美容医療だから、不要不急だから来ないでください、とは断っていません。

 

ただ、京都府外から受診されていた方、京都府内の方で、美容医療ほぼ単独で来られている方は、ほぼ毎月来られていたのに急に来られなくなったり、キャンセルのお電話をいただり、延期されたりと様々です。

 

うちの場合は、美容医療をやっていると言っても、私は、「キレイな肌は元気なからだに宿る」と思っていますから、肌を診ただけで、その方の栄養状態は想像がつくし、スキンケアもなんとなく想像ができます。

だいたい当たっています。

 

どんな美容医療ご希望の方でも、時間が全く足りなくなれば別ですが、患者さんが興味なくてもチラッと食事と栄養の話はしています。

 

そこで、「そうだったんですか!」と乗ってくる方もおられれば、そのままスルーされることもあります。

 

 

美容医療だけ診ているのではなく、体調管理で、保険診療で必要と思う薬を出したり、漢方も積極的に勧めています。

 

 

一見、出している薬や漢方は、一体どう皮膚が良くなるの?とお思いでしょうが、回りまわって(かなり時間がかかることもありますが)、皮膚が良くなってきます。

 

皮膚もからだの一部ですから、内臓が良くなれば、お肌も良くなる。

 

肌だけ診ているのではなく、体調全部診ていますから、患者さんは美肌治療として通っておられるかもしれませんが、私は、その方が元気で過ごせるように治療しています。

 

皮膚にレーザーなどを当てるのは、患者さんにとってわかりやすい一つの指標なわけで、肌がキレイで元気ということは、内臓もキレイで元気ということです。

 

目指しているのは、内臓美人!!

 

そうやって内臓やからだ全体の体調を整えることが、免疫力アップにつながると思っています。

 

 

体調も肌の調子も悪いのに、免疫力は無茶クチャ高い、なんて、あり得ない!!

 

逆に、免疫力を上げるものは、体調も良くするし、お肌もキレイになるんです。

 

 

こういう時にも漢方は便利ですね。

 

漢方で免疫力を上げるものなどもあるので、患者さんと話していて、症状などから、こんな薬あるけど、1度飲んでみる?という風に聴いています。

 

私も喉が子供のころから弱いので、とてもよく気持ちがわかります。

 

オーソモレキュラー療法と漢方にどれだけ助けられたことか!!

 

 

皆が皆、オーソモレキュラー療法勧めたからってされるわけではないし、サプリが良いことはわかっても、予算の都合でたくさん飲めない方もおられますから、患者さんにもある程度お食事はきを付けていただきますが、ドンピシャ!で漢方がはまった時、体調の違いを実感して喜んでおられる患者さんを見ると、とても嬉しいです。

 

 

まあ、全国で緊急事態宣言が出されましたから、美容医療と体調管理と両方されていた方も美容医療は一旦お休みして、電話診察や遠隔診療に切り変えて、体調管理だけされている方もおられるし、クリニックにいる時間をなるべく短くするのに、電話診察や遠隔診療に変えた方もおられます。

 

 

かたや、美容医療は全部私がするわけですから、その間に、食事やテレビやニュースを観ていて不安になったこと、疑問に思ったことなど聴いてこられたり、こちらからもアドバイスしたり。

(手洗いせず、顔触っているとかね。マスクが横や上、空いているとかね。大事と言われている確認ですね)

 

やっぱり直接会って話するほうがお互い確実だし、楽は楽ですよね。

通じ合うのも早いしね。

 

 

日本語って、文字で書くと、主語が抜けたりしやすいので、あいまいなニュアンスを文字で表すのも難しかったり。。。

勘違いや、これはこういうことですか?ということもとても多いです。

 

 

一言、直に話せば一発で終わるのに。。ということも大変です。

 

 

体調管理(オーソモレキュラー療法)に通っておられる方の中には、高濃度ビタミンC点滴もされることもあり、点滴目当てで受診されている方もおられます。

 

 

ビタミンCは、強力な抗酸化作用で、抗炎症作用もあります。

なにより、抗ストレス作用がある。

 

今の時期に、持病がある方もない方にもピッタリです。

なんとなく不安やうつ、イライラにも、結構いいです。

(*ただし、お食事はそれなりには患者さんも対象です。)

 

 

 

スキンケア相談や肌荒れ相談も、不要不急と思われがちですが、シミにしろ、年齢にそぐわないシワ・タルミにしろ、赤みや湿疹皮膚炎にしろ、全部、内臓の表れです。

 

また、やっかいというか、女性や男性の間違った?化粧品(ボディソープやシャンプー、入浴剤、毛染めなど)の使い方や選び方で、肌荒れからどんどんアトピーみたいになっていることが実はとても多いと私は思っています。

 

 

ベースに、ちょっとアトピー素因があったりするので見落としがちですが、実は化粧品で悪化させていただけで、本当はそこまでひどいアトピーではなかったということも。。。

(止めてもらったら、かなり良くなるから)

 

アトピーまでいかなくても、間違ったスキンケアがいずれアトピーみたいな慢性皮膚炎、慢性湿疹の卵みたいにはなるわけです。

 

あるいは、どす黒くなっていくとか、赤黒くなっていくとか。。。

 

女性のクマの相談って、それ、貧血だから!!!(隠れ貧血多数)

ニキビもね。貧血だけでないですけどね。

 

 

ぜ~んぶ、からだの中の状態、食事や栄養状態の結果ですから、肌の不調は、免疫力があまり高くはないことの表れです。

 

そういうことをきっかけに気付いてもらえればいいなと思います。

 

 

 

美容医療の方が減ったので、その分、保険診療だけ、と言う方に、前よりも時間が割けるようになりましたね。

 

今、お一人お一人の間は、今まで以上に空けるように予約を取っています。

(前後で、全部消毒をするので)

 

 

保険診療もですが、余分に説明したりして、長くなってしまって、次の方が来られる。。。ということもありはしましたが。。

 

 

美容医療は保険が通りませんが、保険診療であっても、からだの恒常性をなるべく損なわずに手助けしてくれる薬や漢方で、悩んでおられる病態が良くなればいいですし、ひいては、それが肌を綺麗にします。

 

保険診療で、オーソモレキュラー療法の詳しい話をするわけではないですが、資料を差し上げて参考にしてみてくださいと伝えたり、もしサプリ飲んでみたいのであれば、ちょっと足すのは構いませんよと簡単は話だけしてお出しすることもあります。

 

ほんのちょっと飲むだけでも違いがわかって、保険診療そっちのけで、「サプリ欲しいんですけど」「いや、保険診療でしょ?」みたいな受診される方もおられます。

 

特に、今回みたいな新型コロナの感染症が蔓延している時代ですから、どなたにも免疫力アップにはしてほしい。

せっかく、うちに来られたんだから。

(資料をお渡ししても興味を持たれるかどうかはその方次第ですけどね)

 

 

それでも外出が怖いという方もおられるし、サプリや化粧品を発送する準備を少し前から始めていたので、練習ができて不幸中の幸いでした。

 

 

厚労省が、初診のオンライン診療の許可を出しました。

 

うちも始めないといけませんね。

 

パソコンのスカイプでするのが一般的でしょうか?

 

 

Facebookのアカウントをお持ちの方であれば、ビデオ通話ができたと思うんですけど。。

それであれば、電話とビデオ通話でいけますしね。

 

遠方の方もおられますから、便利な時代になりましたね。

 

 

手続きをしないといけませんね。

 

手続きが終わり次第、お知らせいたします。

 

 

保険の初診のオンライン診療は手続きがいりますが、初診の方の自費での医療相談もオンラインの波を受けて、スタイルを変えようとかと思います。

 

電話 + ビデオ通話診察 + メールやメッセンジャーでのやりとり

 

ビデオ通話を足すことで、メールなどのやり取りの回数を前の10往復から減らします。

 

こちらも詳細を決めたら、お知らせいたしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感染者数が増えているからよけいかもしれませんが、病院にPCR検査をしてほしいという人がたくさん押し寄せてきたり、何軒も(断れるから)転々とされる方が増えたり、まさに医療崩壊を起こしたイタリアみたいなことになってきています。

 

 

もう新型コロナがはじまって、病院では3か月。。内科の先生方をはじめ、新型コロナを扱う病院のスタッフ全員、肉体的にも精神的にもボロボロかと思います。

 

いまだにマスコミが、「PCR検査を全然してくれない!!」という報道があり、悲しくなります。。

 

PCR検査はドクターやナースは命がけ

先日書いたブログです。

こういうことって、マスコミがあんまり報道しない。。。

PCR検査を断るドクターやクリ二ックや病院が、ものすごい悪者みたいになっていますが、検査しようと思ったら、防護衣などにかかるコストはすべて自腹で、しかも命にかかわる検査で、その防護衣すらない状態で誰も検査はしません。

厚労省や医師会からも、防護なしで検査をしてはいけない(やればものすごい濃厚接触者です)と通達が来ています。

 

 

そこをちゃんと知ってほしい。

 

 

また、陽性となれば、指定感染症ですから全員入院です。無症状で元気であっても。

(今は、宿泊所OKとなったので、宿泊所を用意し出した都道府県もありますが、全国ではない)

 

PCR検査すればするほど、指定病院のベッドは埋まり、コロナだらけになって、本当の重症者は入院すらできず、まさにイタリアと同じ医療崩壊です。

 

ほんとにベッドもスタッフも足りていないんですよ。

 

 

さいたま市でPCR検査をする適応をかなりきつくしていたとの報道がありました。

行政を扱っているトップであれば、自分のところの地区の病院の数、規模、受け入れ先などわかっているわけですから、PCR検査をすれば医療崩壊することは普通わかります。

収容するベッドの空きがないから。

なので、PCR検査せずに(適応でないと言うしかないと思いますが)自宅待機してください、という指示しか出せない。

 

それを誰が攻められるでしょうか。

 

私は、そうやって、さいたま市の医療が崩壊しないように市民とその地区の医療スタッフの命を守られたんだと思います。

地区の医療体制の限界を知っているからこそ、されたことだと思います。

 

 

PCR検査をしなくても、重症の方というのは、必ず出てきます。隠せません。

また、重症であれば、原因が何であろうとも入院です。ですが、新型コロナの場合、特効薬がないんです。

対症療法で、どなたであれ、その方の免疫力にかかっています。

今、いろいろ治験が進んではいますが、最後の最後は、その方の免疫力です。

(治験なので、条件があるため、参加しない方もおられると思います)

 

 

PCR検査をしていないからと言って、重症者を放置しているわけではありません。

(何度も言いますが、無症状・軽症者は、検査していない場合は、原則自宅安静と決まっています。息切れなど出てこない限り)

 

PCR検査をたくさんするのであれば、今朝のFacebookでも書きましたが、韓国のようなドライブスルー方式(新潟・鳥取ははじめています)で、無症状・軽症者は、すべて宿泊所で病院には入院させない、病院は中等度~重症の方のために空けておく、という風にしないと、ドクターとナースの二次感染を増やして医療崩壊させるだけです。

 

 

PCR検査してもらえなくて患者さんがとても不安だった、ということを報道されるのはかまいませんが、それと同時に、病院スタッフの大変さ、どうしてPCR検査を医者がしたがらないのか、検査できるところが限られているのか、その辺も一緒に報道しないと、国民の不安を煽るだけです。

 

 

政府への不満として報道されているつもりかもしれませんが、実際の患者さんの不満は、現場の病院スタッフに全部向きます。

不安と不満が溜まっていますから、説明しても全然わかってもらえず、その説明にまたドクターが時間を莫大に取られて(人数も多いため)、ますますドクターやナースを疲れさせている責任がマスコミにあるとは思いませんか?

 

どんな仕事でもそうですが、あまりに疲れすぎると、わかっていること、当たり前のこともできなくなり、ミスが増えます。

 

感染症の現場で働くスタッフは、ずーっと緊張状態で、本当に戦場にいるようなぎりぎりの精神状態で働いてくださっていて、そこに、疲れ果てて、防護衣などを脱ぐ時に、ミスって、ウィルスがついたりする場合もあると思います。

防護衣などは着けている間はよくても、脱ぐ時が一番危ないんです。最後まで気を抜いてはいけないんです。

 

 

ほんとにマスコミの報道で、これ以上現場のスタッフに負担をかけるようなことは止めてほしい。

 

 

PCR検査をしてくれと病院に殺到することで、イタリアなどはますます感染が拡大したと言われています。

陰性の方もたくさんいるのに陽性の方と病院で一生になるからです。

なので、PCR検査してほしいと自分から行っては、感染しに行くようなものなんです。

 

 

PCR検査が進まないと、無症状・軽症の人が街中に溢れていますよね。

どこでクラスターが発生するのかわからないし(会食や飲み会などの飲食をしなれば、かなりマシかとは思いますが)、クラスターじゃなくてもうつされているのかもしれません。

それもわからないくらい、街中はウィルスがいると思っておかないといけません。

 

 

緊急事態宣言が出ても、遊びに行くのはかなり減っても、結局毎日仕事には行っていますよね。

食料品や物流、医療、銀行関係、ライフライン関係、などの職種でなくても、同じように出勤している方、すごく多いですよね。

海外のようにはならない。

 

通勤で街中歩いているだけでは感染はしにくいでしょうけど(条件はありますが)、先日、お昼に四条通り歩いていたら、結構な人でした。

皆さん、お昼のランチに出ている方々で、観光客ではないんですが、通勤が空いているとは言っても、結局、すごい人が毎日移動しているんだなと実感しました。

 

 

厚労省の専門家会議でお願いされた「8割」人との接触を減らさないと、今の状態の「自粛」程度で行ったとしたら、ニューヨークの時みたいに、ある一点から急激に感染者数が爆発していくことになるかもしれません。

 

そうはならないために、今、自粛をしているわけですが、爆発しない程度に感染者数をゆるやかに増やしながらの「自粛」であれば、すぐに(というか、もう今も)ベッドは満床で、宿泊所もすぐにいっぱいになり、自宅待機もかなり増えます。

 

宿泊所をどんどん増やしていくかですが、重症者も相関して増えてくるので、ベッドはどう考えても足りなくなり、人工呼吸器ももちろん足りない。

命の選別が始まります。

 

 

ゆるやかに感染を拡大させ、経済も完全に止めることなくいくと、感染は押さえ込んではいないので、今のような自粛がずーっと続きます。

そのうち、国民全員、新型コロナにかかってほぼ全員が抗体を持つところまで今のまま行く。

皆が抗体を持てば、経済は元通り活動できるでしょうけど、そこまで全国にウィルスが蔓延すると、重症者は一定の数出ますから、ご高齢の方、50代以上の喫煙者、持病を持っている人(内容や薬にもよる)から亡くなる方が出てきます。

健康的弱者からどんどん襲われていく。。

 

昔の結核みたいなものでしょうか。。

隔離されて静養されてました。昔はまだ治療法が滋養くらいしかなかったから。

一定の数、亡くなっていきます。

 

 

それでいい!、それを目指すというなら、今程度の自粛はいいのかもしれませんが、そうではないんですよね?

 

そして、専門家会議にも出ておられる北海道大学の西浦先生に試算によると、8割人との接触を減らさない限り、今の自粛は、ずーっと続きます。。。

5月6日までに終わらない。。。

もう2か月、3か月必要となります。。

 

犠牲者をたくさん出しながら、皆が抗体をもつところまでやり続けるのか、

ロックダウンみたいなところまでやって、短期間で経済復活させるほうがいいのか。。

 

それはやっぱり、短期間で終わらせたいと思うんですが、どうですか?

 

私も、もう飲み会どこから外食すらしていません。

仕事の行き帰りと、食材などの買い物に行くくらいです。

早く経済活動が解除になって、焼き肉食べに行きたいし、温泉にも行きたい。景色のいいところにドライブにも行きたいし、旅行にも行きたい。

好きな時に好きなお店で、外食したいです。

でも、今は我慢です。

 

早く落ち着いてほしいし、その邪魔を自分もしていてはいけないし、自分がうつされるかもしれないし、うつすかもしれないから。

おうちでのんびり、ゆっくり寝て起きて、マンガや本読んだり、映画や録画してあるバラエティなどを観て過ごす時間をもらえた、と考えるようにしています。

 

 

今の経済優先?のやり方を見ていると(飲食店をはじめクラスターが発生しやすいところはほぼ自粛や同等の影響を受けていますが)、ゆるやかに国民に抗体つけさせたいのかな、と勘繰ってしまうこともあります。

 

 

政治家のみなさんのほうが蔓延したら、ハイリスク群でかなりやばいと思いますが、本当に今のままでいいんですかね。。。

イギリスの首相と厚生大臣がコロナかかったみたいに、ウィルスは見えませんから、ほんとに誰でもかかるんですけど。。。

 

って、国民全員がかかるまで蔓延したら、医療崩壊が必ず先に起こるので、なんとしてでも、医療現場の負担を軽くしてほしい。

 

一刻も早く、ドライブスルー方式のPCR検査(これは、病院の勤務医にさせるのではなく、開業医に応援を頼まないと、かかっている負担が違い過ぎます)と、宿泊所と自宅待機システムの導入を全国ではじめてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、アトピー性皮膚炎に接触性皮膚炎(かぶれ)が合わさっていると、誤診もされやすいし、患者さんも勘違いしやすい、という話を書きました。

 

全く最初からかぶれているだけで、アトピーではない、ということもあったりします。。。

全身、かぶれていると、わかりませんからね。。

 

なので、ますますわかりづらくなる。

 

ひどく一気にかぶれたら気づく方も多いですが、微量~な毒みたいな場合だと、皮膚のバリア機能はどんどん破壊され、そこれ皮膚炎まで起こしてくるのに多少の時間がかかります。

 

 

なので、質の悪い(値段は高くとも)ボディソープ、シャンプー類は即刻止めないといけないし、質が良くても(純石鹸であったとしても)、その方の肌には洗浄力がありすぎるというのであれば、使ってはいけません。

 

肌の異常がある方は、原則、一般で売っている化粧品すべて、「医師にご相談ください」と表記があります。

 

自分の判断で使ってはいけないからです。

 

 

アトピーと同じく、かぶれで誤診されやすい、患者さんが勘違いされやすい皮膚病に、「水虫」があります。

 

 

足や爪は、水虫と思っていても、全然違う病気があります。

 

爪は特殊なので、一番多い足の話をします。

よくあるので。。。

 

 

足水虫を疑う方というのは、足が蒸れてることが多い(革靴などで密閉している時間が長い)、足の汗が多い、どいうことが非常に多い。

 

そうでなくても水虫になることはありますが、患者さんが水虫では?と心配される方は、こういった湿度(蒸れている状態)が水虫になりやすい、ということはうすうすわかっておられるわけです。

 

 

ただ、足が蒸れている、革靴をずっと履いている、汗かきだからといって、いきなりからだの中から水虫がわいて出てくるわけではありません。

 

今回の新型コロナと同じで、どこかからうつってくるわけです。

 

 

なので、ジムで裸足になる、クリニックなどで靴を脱いでスリッパを履く、スーパー銭湯やサウナなどによく行くなど、不特定多数の人と床やスリッパを共有することで、自分の足にうつるわけです。

(24時間以内に洗い流せば、うつりません。

ただ、擦りすぎて細かいキズがある(肉眼では見えなくても、ガサガサと皮がめくれているなどあると、そこに水虫菌が入りこんで24時間以内に石けんで洗ってちゃんと流したにも関わらず、水虫ががいついてしまうこともあります。

 

 

もちろん、乾いているよりも、湿っているほうが繁殖はしやすいです。

 

 

汗をよくかく人が、足、特に指の間が蒸れると、実は、汗の湿疹皮膚炎があります。

 

ぶつぶつとできて、とても痒いこともあれば、赤くなってかゆいこともあります。

その他、さまざまな症状が出ます。

 

見た目は水虫そっくりです。

 

 

それで、勝手に水虫と思いこんで、市販の水虫薬を塗ります。

 

最近は、水虫の薬でも病院でもらうのと同じだけ有効成分が入ったものもかなり増えてきて、それで治ってしまえばいいのかもしれませんが、汗の湿疹皮膚炎ですから、水虫の薬は効きません。

 

 

市販の水虫薬には、スーッとさせてくれたりとごまかす成分が入っているので塗ったら一瞬マシになります(なるような気がする)。

 

ところが根本的な治療はなにもしていませんから、「水虫は治りづらい」と思いこんでいるから、その合っていない薬を止めない。

 

ちなみに、水虫はちゃんと治療すれば治ります。

患者さんが指示通り塗らない、そうしている間に同居している家族にうつす(家庭内の対策をちゃんとやらないかた)、自分が落ち着いてきても家族からまたうつされる、というエンドレス。。。

 

自分も指示通りして、家でも対策をすれば(家族皆でね)、ほんとにちゃんと治ります。

治療時間はかかりますけど。

 

 

 

で、話を戻します。

 

 

市販の薬でも、病院の薬でも、水虫の薬は結構かぶれるものが多く、まして市販の薬はごまかくためにたくさんのいらないものが入っているので、余計にかぶれやすいです。

 

 

水虫の薬を使って、本当に良くなってきたのであれば、診断がちゃんとついていなくても、使い続けていたのは気持ちわかりますが、どんどん悪化しているのに、薬が足りないと思って、使い続ける方も結構います。

 

合っていないから、止めろ!とからだが命令を出して、かぶれさせて教えてくれているわけで、それを止めないと、どんどんかぶれはひどくなります。

 

 

 

ただれる、赤くなる、カサカサする、じめじめする、とにかくかゆい、場合によりくさい。。

 

 

そういう意味で言えば、見た目は、かぶれも水虫もどちらも同じです。もちろん、両方かぶっている時もあります。

 

 

 

見た目で区別がつかなくとも、診断をつけるのは、顕微鏡で水虫菌が見つかれば水虫、見つからなければかぶれや他の病気を疑います。

 

 

かなり水虫菌を探しても見つからないこともあります。

 

水虫いるだろう!!と判断した時は、かなり菌を探します。

 

私は、菌が見つからないと、原則、水虫の薬は出しません。

でないと、最後、いつ止めるのかの判断ができなくなるから。

 

 

水虫は、なぜか日本では、オジサンがなる恥ずかしい病気とまるで日本における性感染症の差別であるかのごとく、悩んでいても家族に相談しない方、誰にも知らせずにこっそり治したい、なんとかしたい、という方がとても多いです。

 

 

女性用に、可愛いパッケージの水虫薬を作ってみたり、男性の場合は、奥さんや家族にも言わないだけでなく、市販の薬をかくしておいてこっそり塗っているとか、奥さんから指摘されて「水虫じゃないっ!!」と逆切れするとか。。。

 

そうこうしているうちに家族にうつすでの、さっさと皮膚科に来てほしいものです。

 

 

 

じゅくじゅくやカサカサ、ぶつぶつを診たら、基本全員顕微鏡検査ですが、撮り方が悪かったら水虫菌は見つからないし.、ただれているところに水虫薬を塗っている場合ではない。

 

一部の特殊ケースを沿いては、再y素から検査は鮎bbで偽数すmいません。。

 

 

病院の薬であっても、

 

嗅覚異常

味覚異常

PCR検査

病院に行っても検査してもらえない

頼み込んでやっとの検査してもらえた

黒沢かずこ

鈴木おさむ

新型コロナ

肺炎

医者とナースは命がけの検査

 

Facebookからのコピペです。

 

野党もマスコミも、PCR検査の態勢が整っていない!! もっと検査を早くしろ!!もっとしろ!!

となにも知らずに言いますが、その検査がどうやって行われているのか知らないから、そんな無責任なことが言えると思います。

 

最前線で検査を実施するのは、ドクターとナースです。

機械かなにかと思っていますか?

 

疑っている人(陽性の可能性が高い人)にPCR検査をすることがどういうことかわかっていますか?

 

そういう報道をするから、一般の方がますます、検査してくれないのはおかしい!!となるわけです。

 

新型コロナ陽性がわかった黒沢かずこさんの友人の鈴木おさむさんのコメントを見て、実態を知らないものな。。と強く思いました。

 

まずは、知ってください。

 

 

今、私が、防護衣とかもないけど、PCR検査して!と政府から頼まれたら、まず断るでしょう。。

防護衣とか用意していただいても、足がすくむと思います。

最前線で戦ってくださっている主に内科ドクターやナースに感謝しかできませんが、少しでも負担が減ってくれるように、情報発信をさせていただきます。

 

 

以下、コピペです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-04040075-sph-ent

 

 

先ほど、耳鼻咽喉科学会の、嗅覚異常、味覚異常だけでは検査もしないし、特効薬もないから自宅安静、というのを投稿しましたね。

http://www.jibika.or.jp/citizens/covid19/mikaku.htm

 

耳鼻咽喉科学会の一般の方への説明をリンクしてますから、心配な方は必ず読んでおいて下さいね。

 

 

 

タレントの黒沢かずこさんが、なかなかPCR検査をしてもらえず、頼み込んで頼み込んでやっとしてもらえた、と鈴木おさむさんが仰ってたとのこと。

その辺の詳細は書かれていないのでわかりませんが、結局黒沢さんは肺炎になったから検査してわかった、みたいなことが書いてました。

 

 

肺炎でも、患者さんが元気なら(医者の言う元気は、自宅安静で済むというレベルです)、今はPCR検査もされないことがあります。

 

まず、何度も書いてますが、特効薬がありません。

 

新型コロナであろうがなかろうが、使う薬は同じで、対症療法のみです。

 

 

一般の方はマスコミも含めて、
「検査全然してもらえない‼️」と簡単に言いますが、これも何度も書いていますが、今は、肺炎の中等度~重症の方のみです、おそらく。

後は、帰国者、濃厚接触者です。

 

 

 

どうして検査してくれないかというと、

このPCR検査は、血液検査ではないので、検体を採る時に、採る医者かナースは、ゴーグル、N95マスク、手袋、防護衣と完全防護で準備して検査します。

 

検体採るときに、ぶはっ!と咳き込まれたり吹き出されたりと、自分の正面からおもっいきり飛沫を受けるわけです。

 

これだけの防護をしないと、ホントに感染します。

 

医者もナースも、ホントに命がけと言っても過言ではない状況になってきました…。

詳細は書けませんが、海外では、医療スタッフが二次感染で亡くなっています。

 

本当に、命がけです。

 

治療にあたっている時だけでなく、検査するときも。

 

また、今、N95マスクも防護衣も、本来使い捨てなのに、消毒するなりして使い回せるものは再利用されていますが、再利用できないものは一回きりです。

ストックもないのに…。

 

検査するだけで、大変な準備もして命がけで、しかも防護衣などの数が全く足りていない…。

 

病院では、重症の患者さんにしかしないのは当たり前です。

 

 

あなたが、

心配だからPCR検査をやってくれ‼️と、多忙で、休んでもいないドクターやナースに何度も何度も頼んで(その度に、ドクターやナースの時間を奪っているわけです。

 

ついでに、医者から検査の適応ではないと言われているにも関わらず、保健所に電話(保健所の人もほとんど寝てませんよ)もして…。

 

 

軽症なのに、無理やり頼み込んで検査させて、検査したドクターやナースにうつったら、どう思いますか?

うつる方が悪い?
感染対策が足りなかった?
ドクターやナースだから仕方ない?
とでも思っていますか?

 

 

この新型コロナの厄介なのは、うつした本人は、無症状や軽症でも、うつされた人の中には、人工呼吸器をすぐにつなげないと救えない、つなげても救えなかった、という重症者が出てくることです。

 

芸能人だから頼み込んだらしてもらえるんだという風に捉えられても困ります。

 

芸能人でもかかった、となると、若い者人たちも他人事ではないと思ってくれる警鐘にはなりますが、検査は、医師が必要と判断した場合です。

 

命がけの検査と思ってください。

 

数少ないマスクや防護衣も、減らすわけです。

 

減ることで、本当の重症者の方の処置や診察の時の分がなくなります。

 

 

 

医師から、検査はしない、できないと言われたら、大人しく従ってください。

検査しても特効薬はありません。

医療崩壊させないためにお願いします。

 

特に東京都は、感染者数全国トップです。

 

濃厚接触者も合わせて、すごい数の検査がされています。

 

台東区の病院の院内感染も全部検査もは済んでいないのでは?と思います。

 

それだけ検査がすごく混んでいでいる状況で、適応がないのに検査してほしいと頼み込むのは止めてほしいです。

 

息が苦しくなってきたとかまた高熱がぶり返したとか、状況が変われば必ず医師に伝えてください。

必要な検査も変わります。

 

(以下、後のコメントに追加した分です。)

インフルエンザの検査も同様に、同じ防護が必要で、なしでするというのも命がけです。

 


なので、厚労省から、今はインフルエンザ検査しなくても、インフルエンザだろうと医師が判断した場合、インフルエンザの薬を出して良いことになっています。

 

防護衣一式のセットがないと、インフルエンザの検査は逆にしてはいけないと医師会から通達が来ています。


防護なしで行って、後から陽性患者さんだった場合、そのドクターは濃厚接触者でクリニックは2週間休診です。


そのドクターがハイリスク群だったり、そうでなくても、感染すると、命にかかわることがあります。


開業医にも、防護一式のセットは全然ありません。


なので、インフルエンザ検査をしてくれる開業医は、今とても少ないと思います。


インフルエンザ検査もやってくれ‼️と無理にお願いしないようにお願いいたします。


内科、小児科の先生は、やりたくてもできないんです。


ちなみに、どこの医療機関も、防護一式のセット(使い捨てになる)は、保険請求できません。すべてクリニックや病院の持ち出しで、1人検査もするのに、かなりの費用がかかり、完全に赤字です。知っておいて下さい。


そういうことって、報道されませんから…。

今、新型コロナの対策で、普段よりも手洗い、アルコール消毒が増えている方、日本中、皆さんそうだと思います。

私も、いつも以上にするものだから、手指はガサガサです。

いつも冬場はガサガサになっていて、職業病だから仕方ないなと思っていましたが、オーソモレキュラー療法を始めて、ほとんど手荒れとは無縁になりました。

 

手荒れが起こる時は、栄養がかなり消耗している時なので、からだが教えてくれている証拠ともなるので、いろんなことが早めに対処できるのでやりやすくなりました。

 

普段から手にクリームなどの保湿剤をつける習慣がないため、今は気が付いらら、しわしわになっていることもあるので、気付いたら保湿剤を塗るようにしています。

 

 

私でそうですから、アトピーやもともと手荒れがあった方は尚更でしょう。

 

 

アトピーの方が、手指の湿疹皮膚炎がひどくなると、「アトピーが悪化した」とお思いでしょうが、実はそれは違います。

 

 

アトピーが悪化するのであれば、やはりまず好発部位がひどくなったり、全体に悪化したり(ムラはありますが)することがほとんど。

 

局所だけ、となると、他の方もそうですが、一番に疑わないといけないのは、接触性皮膚炎(かぶれ)です。

 

 

見た目で、もちろん他の疑う病気もたくさんありますが、接触性皮膚炎の場合、原因が必ずあるので、それに早く対処しないとどんどん悪化します。

 

接触性皮膚炎に、他の病気が合わさっていることもありますが、まず刺激になっているもの、考えれるものはすべて止めることがとても大切です。

 

いくら薬を塗ったところで、根本的な薬(かぶれないような皮膚にさせる薬)はなく、ひどい場合は、ステロイドが必要なことも多いです。

 

確かにステロイドを塗ると、炎症(赤み)を抑えてくれますから、一見治ったように見える。

 

でも、原因の刺激がなくならない限り、炎症は起こり続ける。

それをまたステロイドで無理矢理抑える。

 

攻撃が止まないので、どんどんひどくなるのを抑えるには、さらに強いステロイドが処方される

という、果てしない、悪循環に落ちている方も多くいます。。。

 

患者さんでも、明らかに原因とわかっているものは止めず、ステロイドばかり欲しがる方もいますしね。

 

 

ごまかす薬だけ塗っても、爆弾落としているようなものですから、まず攻撃を止めないと、復興再建はできません。

(私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」にも詳しく書いています)

 

 

で、今回の新型コロナで、手洗いとアルコール消毒頻回となると、肌のバリア機能は破壊されまくりです。。。

 

でも、仕方ないですよね。いりますから。。。

 

 

ドクターの友達が教えてくれましたが、今、病院ですら、アルコール消毒が足りません。

貴重なアルコールですし、かといって、手指を消毒しないわけにもいかない。

かといって、外来の診察で、一人終わった後に、しっかり手洗いしている時間も困る。(アルコール消毒でする場合は早い)

 

そこで考えたのが、手袋をしたままにしておいて、手袋を、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。

 

これなら早い!!

次亜塩素酸ナトリウムつけて、すすげばいい。

(***次亜塩素酸ナトリウム液は、いわゆるハイターですから、皮膚につけるものではないですよ。机とか器具とかの拭き取りに本来使うものです。手袋だから、つけていいんです)

 

 

そうすることで、アルコールも節約できるし、なにより自分の手指も守れます。

 

一般ても薄い手袋あるでしょう?ちょっと高いやつ。

 

 

先日、うちもその手袋はストックがないため(今は困っていませんが、ストックがない)、発注しようと医療専用の卸で見たら、一番安いのは品切れ、完売でした。

アマゾンで見たら、恐ろしい値段がついていて、これも規制したほうがいいんじゃない?と思いました。

結局、いつもの卸で、一番安いのはないけど、その次の値段のはあったので、それを注文しました。

いつもより高いと言っても、アマゾンのものよりも断然安いです。

 

 

そういった手袋をはめて、手袋を消毒するのであれば、手指に直接アルコールも石けんもつけることなく、バシバシになる回数を減らせられると思います。

 

 

その方によって、手袋が使える場面は違うでしょうけど、どういう時なら使えるか、チャレンジしてみてください。

(手袋をはめれば、手洗いも消毒もいらないと勘違いする人がいるようですが、手袋を洗ったり、消毒しないと(はめてない時と同じようにしないと)、手袋にウィルスが付いたままで、感染しますからね。念のため。

どこかの国で、手袋をはめたら、洗わない・消毒しないという人が続出して、逆に手袋はしないようにと、厚生大臣が大統領が会見で言うことがありました。)

 

 

こんな時期でも、薬用せっけんは使わないでくださいね。

 

医療関係者ではないんですから。

実際、医療関係者であっても、ああいういわゆる薬用石けん(市販のもの。医療用のはまた中身が別)では、ウィルスは死にません。

皮膚のバリア機能を壊すだけでメリットがないということで、かなり前に、アメリカで(FDAだったかな)使用はすすめないという発表がありました。

(その時、ブログに詳しく書いているはずです。検索してみてください。)

 

 

普通の石けんで十分です。

おすすめは、高級そうなイメージのもの(中身はとて質が悪い。高い値段にして高級そうにしているだけ)や、ボタニカル風、オーガニック、自然派みたいなものは絶対に止めてくださいね。

かぶれたり、食物アレルギーになったり、よけにかぶれたりします。

ひどいのになると、液体のもので、ラウレス硫酸ナトリウムが平気で入っていて、「肌に優しい!」とこれまた平気でうたい文句があったりしますから、知らないということは恐ろしいことです。。。

 

私のおススメは、純石けんですが、これもメーカーによって、実は中身が微妙=に違います。

 

手指くらいなら、どこのメーカーのものでも一応かまいませんが、今回みたいに何度も洗うとなると、そうも言っていられない方も出てきます。。。

(ちなみに、これも私の本でも書いていますが、本に書いてあるスキンケアや純石けんも含めて、皮膚に異常のない方への話ですよ。アトピーとか異常のある方、敏感肌などの方は、話が違うから個別に聴いてくださいと書いています。

覚えておられますか?

 

顔の洗顔にしても、純石けんは、あれだけでファンデーションや日焼け止めもちゃんと洗えば落とせますから、実は結構な洗浄力で脱脂力も強いです。皮脂膜は取ります。

(合成界面活性剤の質の悪いものは、皮脂膜だけでなく、皮膚の角質を溶かしてしまいます。肌のバリア機能はボロボロです。。。)

 

普通の方、というか、皮脂膜くらい取っても、すぐに回復できる方はすぐに皮脂膜作ってくるのでいいんですが、敏感肌、アトピーの方、皮膚に異常のある方はそれができません。

 

だから、洗浄剤もその方によって、勧めるのは変えています。

ほんとに人それぞれです。

 

洗浄力があまりにもマイルド過ぎたら、それでウィルスが石けんみたいに死んでいるのか?と聞かれると、商品によるのもかもしれませんが、「洗い流す」ということが大切です。

 

洗浄力が弱すぎるものでないと、皮膚が痛くて痛くて使えない、というレベルまでひどくなっているのではあれば、そうも言っていられないでしょうし。。。

ほんとに、皮膚を診ないとわかりません。

 

 

 

話を戻します。

 

なにで洗おうとも、洗った後は、皮脂膜は絶対に取れていますから、自分で作れない、なかなか時間がかかりすぎる、と言っている間に、次の手洗いが来ます。

 

 

皮脂膜がないなら、代わりもので作るしかありません。

 

市販のハンドクリームは、すべての化粧品がそうですが、「皮膚に異常があれば、医師に相談してください」「使わないでください」と表示があります。

アトピーの方は、結構、特に顔、普通に普通に市販の化粧品(しかも質の悪いものも。。。)をバンバン使っていたりします。。。

これは、まさに接触性皮膚炎の増悪です。

ベースにアトピーがあったから、まさか化粧品で悪化していると思っていない方が大半です。

 

こういった中には、実は、最初からアトピーではなく、アトピー素因くらいはあったかもしれませんが(アレルギーがあるとか、皮膚のバリア機能も弱いとか)、全身、質の悪い化粧品で(ボディソープとかね)全身アトピーみたいにしていることがとても多い。

ちょっとずつ進行していくので、まさか化粧品、ボディソープのせいとは思っていないところが、一番悪化させている最大の原因です。

表示はしっかりと読みましょう。

 

そこにステロイドを塗っても、ウワサの保湿剤を塗っても、悪化は止まりません。ごまかしているだけだから。

年々ひどくなる。。。

 

 

話を戻します。

 

で、手指への保護剤。

湿疹皮膚炎がない方、だたの乾燥だけであれば、いわゆるハンドクリーム(いらん成分が入っていないもの)でいいですが、アトピーや湿疹皮膚炎レベルまでいってしまっていたら、化粧品は塗れません。

医薬品が必要です。

 

どんな医薬品を処方するのかは、保湿剤の選び方も含めて、その医者のさじ加減ってやつです。

 

私は、湿疹皮膚炎がひどければひどいほど、あのウワサの保湿剤は使いません。

自分にも(湿疹皮膚炎もないですが)使いません。身近にありますけど。目の前にあって、すぐに塗りたい時くらいかな。

 

症状がひどければひどいほど、添加物の入っていないものを処方します。

ウワサの保湿剤は、というか病院の塗り薬にも添加物は入っています。

どの塗り薬でもかぶれる人はかぶれます。

クリーム基材、ローション基材となればなるほどです。

ウワサの保湿剤は、よけいにかゆくなることもあるので、あまりにもひどくてこれ以上かゆくなったら困るなという時は絶対に出さないです。

そうでない人に出す時も、必ず、かゆみの副作用の話はしておきます。出たら、止めてもらわないといけませんから。

 

まあ、ほとんど出さないです。ゼロではないですけど。

 

他の保護剤を使っています。

 

 

あまりにもひどい時は、最後にワセリンでそれこそ蓋をするイメージで保護してもらいます。

(これも、私の本に詳しく書いています。ワセリンのメリットとデメリットと)

 

その上から手袋をすると、パックみたいになって効果的ですが、ステロイドでこれをすると、吸収率も上がって、増強されて、悪い面が目立ってしまうことがあるので、基本は勧めていません。

やってもらう時は慎重に。

医師の判断なく、勝手にやることはすすめていません。

(ステロイド大好き!という方は、ステロイドの良い面しか知らないから、そんなことが言える。。ステロイドの副作用、特にステロイド皮膚炎を治すのは、保険診療だけでやれ、と言われたら、とても根気のいることで。。特に患者さんがね。耐えないといけないから。。。進まないんです。。中毒と同じなので。。。)

 

 

ついでですが、皮膚炎の長期間、あまりにも長すぎる方で、ステロイド漬けにされている方も多く、そう言う方の場合は、ステロイド皮膚炎も念頭に必ずいれておかないといけません。

どんどん皮膚がおかしくなってきますからね。。。でも止められない。。。まさに中毒ですね。。

 

 

 

で、結論ですが、

もうこまめに保護剤(医薬品)を塗るしかない。

1分後に手を洗うことになったとしても。

 

キリがなくても、やるしかないです。

 

 

もうこんなのやってられるか!!!という方は、自費の診察や治療をおすすめします。

 

からだの中から、何ものにも負けない肌作りを目指す!!

鉄板のような肌は作れませんが、少々のことでは負けないような、乾燥した、くらいで止まる肌作りを目指します。

 

塗り薬を塗ると言っても、結局、めんどくさいでしょう?

範囲が広くなればなるほど、大変です。

だからこそ、少しでも攻撃しないこと、させないこと。

そして、防御。負けづらい、少しでも今よりも強い肌作りを目指す。

 

保険診療では、なかなかそこまでいけませんが、少しはできます。

 

漢方薬も使ったりします。

 

なにより、患者さんの意識が変われば、皮膚も変わります。

ここ、大事なポイントです。

 

 

保険診療のお話。

 

 

アトピー性皮膚炎って、軽い人もいれば大変な人までピンキリです。

 

なにを軽いというのかは個々の考え方によって違いますが、ちょっとくらい乾燥肌や、季節によってはくしゃみが出たり、目がかゆいのがたまにあるけど、困るほどではない。保湿剤もたまに少し塗る程度で、全身に毎日塗っているわけでもない。

たまにひどくなって、ステロイドを少し塗ることが年に何回かあるかな?

 

この程度なら、それほど困らないし、日常生活に支障もないでしょう。

問診表に、アトピーと書くのも言うのも忘れるくらい。

 

 

かたや、肌はゴワゴワして痒い、赤い、全身に程度の差はあれ、とにかく、見た目ですぐにアトピーとわかる。

薬はステロイドも含めて手放せない。。。

 

ゴワゴワしたのも、苔癬化と言って、繰り返しているとどんどん硬く、象みたいになって、赤黒くなっていってしまいます。。。

 

保険診療で診る場合は、自費の診察と違って、そこまで(1時間もかけて)スキンケアの話はしません。

初診は、経過も聴くのに時間がかかりますから、あきらかに化粧品のせいと思わない限り、普段使っている化粧品について細かく聴いている時間はありません。

 

 

とりあえず、初診では、まず今の現状を落ち着かせること。

 

保湿剤はいりますが、今問題になっているものは、以前からそれほど処方しません。

 

あまりにも湿疹皮膚炎がひどいと、その保湿剤に入っている添加物が刺激になっていることもあるし、実際、沁みるとかかゆいと言われることもあります。

 

皮膚炎が落ち着いていて乾燥がひどい部分だけあって、前から使っていました、という場合に、いきなり切ったら不安でしょうから少しだけ継続して出しますが、私は、保湿剤として、他の薬剤を使っています。

 

 

同じ塗るなら、少しでも根本的に効くもの、副作用合併症のより少ないものを出したいから。

 

どれくらいかゆいのかの程度にもよりますが、受診されるくらいですから、かゆみがひどい方も多く、まあ、だいたい抗アレルギー剤をかゆみ止めとして処方することが多いです。

 

患者さんの程度や確認で、抗アレルギー剤の種類は変えたりします。

 

 

そして一番おすすめなのが漢方薬。

 

ひどい人もあまりひどくない人も、毎日、全身塗るとか、腕脚、背中など広範囲に塗るのも大変です。

 

本当に中から少しでも役にたつような薬を使ってほしい。

 

 

2回目受診の時は、前回のが落ち着いて、だいぶ良くなっていたりします。

ステロイドを私としては学会に逆らって、減らしていきたい。

 

漢方薬とたまに塗る塗り薬でコントロールができれば理想です。

 

 

 

ちょっと良くなった時に、今後どうしていくのか、結構分かれます。

 

 

そこで治った!みたいに思って、また肌に悪い生活の戻るのか、さらに薬を減らしていくために、少しでも丈夫で元気な肌を取り戻すことに進んでみるか。・

 

 

広範囲のアトピー性皮膚炎、あるいは顔だけのアトピー性皮膚炎(と診断がすでに言われている)の方を診ますが、実は多くの方が、化粧品類での接触性皮膚炎(かぶれ)をが合併していて、話をずっと遡っていくと、ずっと調子が悪い、どんどんひどいのは、そのぼてぃソープじゃないんですか?その石けんではないですか?ということは山ほどあります。

 

そのかぶれを引き起こしている張本人を聴き取り調査から見つけ出し、止めてもらうだけで、かなり良くなる方も多く、まるで、アトピーではなくて、ずっとかぶれだったのでは?ということもチラホラ。。。

 

実際は、アトピーが全くなかったわけではなく、子供のころとか、アトピー蘇秦はあったようです。

 

1回目でひどいのを落ち着かせて、

2回目で落ち着いていると普段どうなのか、を診ておく

3回目で悪化し受診されたり、悪化の仕方も場所もアトピーでないない。。?と言う時、

 

あるいは、女性の顔。首、うなじなど。

(最近は男性も)

 

一旦落ち着かせてからの湿疹皮膚炎ですから、出やすい場所に出て、どうしてそこが出やすいのか、押しえてくれます。

 

化粧品(洗浄剤含む)によるかぶれとなると、もうそれを止めさせるだけです。

 

 

よく名前があがるのが、学会でもあまりにもひどい(質が悪くて)から、名指しで注意喚起が出るくらい、悪名高い商品。

 

かなり問題になって大量の接触性皮膚炎を起こしてばかりいた、あの商品。

 

コマーシャルでもやっているし、高級そうだし、肌に優しそうだし(と、メーカーがイメージ戦略で宣伝しているだけで、中身はひどい)、どこのドラッグストアでも売っているし、しかもかなりお得になっている!!

のせいか、使っている人がやはり多い。。。

 

 

日本では普通使わない添加物をやっと止めたと思ったら、ラウレス硫酸ナトリウムおもっいきりはいっているし。。。。

まあ、それは、他のメーカーのもそうですが、安いやつには必ず入っているラウレス硫酸ナトリウム。

高級そうに宣伝していて中身がこれというところが、非常にやっかい。

 

 

全部の化粧品を聴きだす時間はなくとも、最大の原因になっていそうな、それを止めるよう指示します。

代わりになる化粧品サンプルがある時はあげていますが、まあ、あくまでも参考です。

 

1回目の初診時に、時間があれば、私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」を読んだほうがいいよと勧めています。

肌に良いスキンケアと食事について書いているからです。

オーソモレキュラー療法の資料は、自費でやるかどうかは別にして、無料で渡せるものは渡しています。

ちょっと読んで、食事とか参考にしては?

 

 

そういう直接保険診療とは関係のないことを、それなりに自分でやってみたアトピーの患者さん。

 

食事日記も保険では確認できませんし、化粧品も全部チェックはできていません。

でも、これが元凶!と言われたものはすっぱり止めたし、私の本も読んでみて、いかに今まで良くないものを使っていたのか、とてもよくわかった!

食事も自分なりに変えてみた。

漢方もなんか調子がいい気がする。

問題になっている保湿剤はあまり使わず、代わりに出しているもののほうが良くなるような気がする、

ステロイドは余っている、などなど

(タクロリムス(プロトピック®)軟膏を少し出すこともあります。ステロイドを減らしたい時とか。ほんとは、どの免疫抑制剤も使いたくないけど、炎症が激しいと仕方ないです。保険診療だから9

 

来院のたびに良くなっている!!

 

赤黒さが引いていって、ちょっと乾燥肌?というくらい。

最低限の薬は使っているけど、ステロイドはほぼいらなくなった。

もともとの地肌の色が顔を出しだした。

かゆみもおちついて、化粧乗りも良くなってきた。

などなど、ほんとに見違えるほど、変わります。

 

こういう方を診てると、ほんとに、皮膚のターンオーバーは早いな=、と感心させられます。

 

アトピーと本人がずっと思っていた症状が、ほとんど化粧品によるかぶれのわけですから、それを止めてもらうだけでかなり良くなるのは当たり前とも言えます。

 

そうなると、後は楽で、肌のバリア機能jをさらに強くして維持することだけに専念できます。

 

 

自分の思いこみを捨てて、とりあえず言われたことを素直にやってみる。

うまくいかなかったら、一緒に考える。

(スキンケアが具体的にどううまくいかないのか、食事とか、漢方の味とか。保険診療で言える範囲で)

 

 

かたや、同じような経過の患者さんがおられました。

またしても、悪名高きボディソープ。。。シャンプーとかも勧めない。。

あきらかに、接触性皮膚炎がメイン。。。

アトピーと思っているだけで、これは最初から、全身の接触性皮膚炎では?という状態。

 

同じような指導をして(問題の化粧品を止めるように)、同じような薬(ステロイドの強さや他の薬の種類などは症状で変えていますが、基本は同じです)を出していても、ステロイドの力で一時的には落ち着いても、ボディソープもシャンプーも止めていないため、そこばっかりがどんどんひどくなる。。。ごまかしが効かなくなったら、からだの反撃が一気に出るので、とてもわかりやすい。

 

それでも、その元凶の化粧品は止めない。

でも、ステロイドはほしい。しかもたくさん。

ついでに、問題になっている保湿剤もたくさんほしい。

 

今後のことを考えると、できれば使いたくない、あるいは今では刺激になるかもしれない薬ばかり欲しがられます。。。

中から変えていこうよと保険でも出せる分で出した(漢方も含めて)分は、全然使わずに余りっぱなし。。。そりゃあ悪化もするでしょう。。。

 

 

同じような状況であっても、これほど違いが出るか!というくらいわかりやすいのが皮膚です。

 

 

 

前のクリニックでステロイド漬けにされて、ステロイド中毒になっていて、それになんの疑問も抱かない人、というか、ステロイド頂戴!頂戴!の人や、

問題の保湿剤を大量の欲しがる人。

どちらも、本当に必要であれば出しますが、必要最低限です。

そもそも、それら(特に保湿剤のほう)がとても良いとはあまり思っていないから。

 

ステロイド漬けにされてうんざり、なんとか中から変えていきたい、この皮膚をなんとかしたい、と本気で考えている方には、私の考え方はとてもいいと思います。

 

自費診療ではないですが、保険診療にしては経過は聞いて、悪化要因を見つけ出しますし、ステロイドが少なくて済むように、漢方はいろいろと試してほしい。

 

血液検査なしでもいいので、ほんの少しでもサプリを一緒に併用すると、もっと相乗効果で利きますが、保険で来られている方にそこまで求めません。

 

 

広範囲でも、小さくても、薬(保湿剤も含めて)毎日塗るのって大変でしょう。

 

落ち着いていたかと思ってもステロイドで押さえただけですから、なにかあれば(忙しかったとかストレスが多かったとか)、いきなり悪化するし、アトピーって長年付き合ってきて、嫌になることもあるでしょう。

 

 

やりようによっては、もっと楽になるんですよ。と知ってほしい。

 

ドンピシャで合う漢方がなかなか見つからないこともありますが、一緒に根気よく探しましょう。

(こういう時に医療用サプリを少しでも足すと、ぐんとよくなる。漢方も相乗効果で、合う(効く)のが見つかりやすくなる)

 

アトピーの肌をツルツルっにして!!というなら、自費診療をやらないと難しいですが、保険診療でも結構いけるところまではいけます。時間はかかっても。

 

本気でアトピーをなんとかしたい。ステロイドを減らしたい!と思っている方は、ご相談ください。

とりあえず保険診療でかまいません。

思い違いがかなりある人もいますから、それを直すだけで、ほんとうによくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月のキャンペーンのお知らせが遅くなって申し訳ありません。

なんかバタバタしていて、気が付いたらどんどん時間が立っていたりする恐ろしい毎日です。

 

 

さて、スギ花粉も落ち着き、ヒノキは飛んでいますが、一番肌が荒れる季節はピークを過ぎたように思いますが、今は新型コロナで、誰でも多少なりとも不安やらストレスやら、日常ではなくなっているかと思います。

 

自分では気づかなくとも、お肌は敏感に察知していて、まだまだ湿度も低いですから、乾燥しやすい、くすみやすい、顔色が悪い、なんか赤くなりやすい、ひりひりすることがある、ぶつぶつが出る、など調子が悪いような。。。はっきりと悪い!というわけではないけど。。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

レーザーなどの処置をすると、代謝も上がるので、直後にくすみも取れたり、化粧乗りが良くなったりされる方もおられますが、私としては、肌の内側からサポートしてほしいかと思います。

 

ちょっとした肌の不調や肌荒れから、一気にひどい皮膚炎に進んでいくこともあります。

 

皮膚は普段からのケアがものを言うのと、普段のケア次第で、また一気に良くなるのも皮膚ならではです。

 

外から攻撃はしない。

甘やかすのではなく、必要なスキンケアはする。

強い元気でキレイな肌を作る栄養を摂る。

 

一人でも、無敵の肌の近づけるようになってほしいと願います。

 

 

 

イオン導入のキャンペーンは今回は止めようかと思いましたが、患者さんから要望あり、肌の調子がなんとなく。。という方も多いため、今回は全種類のキャンペーンです。事前にご予約ください。カウンセがまだの方は、お渡ししているメールでご相談ください。

 

 

 

紫外線は先月よりも強くなってきましたね、

今年は外に出る時間も例年よりは減りそうですが。。。日焼け止めは朝イチにたっぷりと塗っておきましょう。出かけなくても、軽いものを塗っておきしょう。

 

質の良いものを1回たっぷりと塗っていたら、街中、オフィスなどの屋内では、今の季節くらいなら、結構いけたりもします。

処置されている方だけでなく、当院に通院中の方すべて、日焼け止め10%オフです。

割り引いている分、たっぷりとお使いください。

 

日焼け止めは、ベタベタがいやなのか、むちゃくちゃ量が少ない方がとても多く、摩擦も起こりやすくなるし、全く紫外線カットにもなっておらず、「擦って塗った(つもり)」という悪い面だけが強調されてしまいます。

 

メリットはどこへ。。。?

 

 

日焼け止めは、質の良いものをたっぷりと使いましょう。

 

 

スキンケア相談、肌荒れ相談、化粧品相談の方は、引き続きのサンプルプレゼントです。

お渡しする中身が少し変わっていますが。

化粧品をいろいろ試したいけど、怖い方もおられるでしょうから、そのためのサンプルプレゼントです。

 

 

 

ADMのモニター募集は、引き続きです。

なかなか適応がなかったり、勘違いされてる方もいるため、本当のADMのモニターとなると、人物の特定はされないようにしますが、写真は使わせていただきますので、それをしていただくためのモニターですので、お間違いなく。

モニターの条件は、

以前のお知らせでも書きましたが、

*医学的に問題が起こらない限り、2か月していただく予定です。

終了後、1か月後と2か月後に診察に来ていただきます。

最初にモニター料金1か月分プラス1万円お支払いいただき、施術後の再診の時に、1万円ずつご返却いたします。

術前術後の写真を撮らせていただき、ホームページやブログ、フェイスブック、インスタグラムなどで写真を使わせていただく場合がございます。

(ご本人とは特定できないように加工いたします)                         

**肝斑・肝斑の疑いのある場合、いきなりはできませんので、ご了承ください。

その場合、先に肝斑を落ち着かせてからの治療となります。

 

です。

いきなり、ADMの治療(このモニターの)ができなくても、肌がきれいに見えるためのプレトリートメントをするわけです。

副作用合併症が少しでも出ないように。

 

先に他の治療をして気にならなくなって、メインの治療をする必要がなくなる方も時々おられます。

 

どこまで目指すかですが、まずは、少しでも目立ちにくすることが大事かなと思います。

 

 

で今回の目玉。

新型コロナも落ち着くまでまだまだかかります。。

世界的に見ても。

 

もうどこにあってもおかしくないし、いつ誰に出てもおかしくないです。

 

ウィルスは、ほんとにすぐ隣にある、くらいに思っておいてください。

 

ウィルスが侵入されても、喉や鼻の粘膜で、追い返せばいいわけです。

そこから侵入されてしまったとしても、そこで叩き潰せばいいわけです。

もうちょい侵入されたとしても、少々風邪っぽい症状が出る程度で済んだ、ことなきを得たとなればいいわけです。

 

 

万が一、肺炎にまでなっても、重症化しなければいい、重症化しても回復すればいいわけです。

 

 

やはり、自分の免疫力の強化が大切です。

 

そのために、粘膜のタイトジャンクションを強くする、リンパ球が戦えるようにエサをちゃんとあげる、など、からだの準備が必要。

 

 

そのための栄養素が摂れる医療用サプリを10%オフです。

その分、しっかり摂って、免疫強化にお役立てください。

 

心配で受診したくない、でもサプリはほしい、という方は、お電話にて注文は受けております。

とりあえず、今回のみ。

当院で、オーソモレキュラー療法(栄養解析の血液検査や診察など)をされている方限定の割引です。

定期的に受診されているから、体調もほとんどの方がわかっていますからね。

 

お電話にてお問い合わせください。

 

 

 

 

新型コロナで、イタリアが医療崩壊を起こしてい大変なことになっていますね。。

 

日本で、あそこまで行くことはないと思っていますが、というか、思いたい。

 

 

このイラストは、経済などでよく使われているイラストです。

 

これを医療で当てはめると、

Access:  患者さんが病院などへの行きやすさ・かかりやすさ

Cost:患者さんが支払う費用

Quality: 患者さんが受ける医療の質

みたいな感じでしょうか。

 

 

この3つのバランスです。

 

足して100になる、くらいに思ってください。

どれかがすごく高かったら、その分、他が下がります。

どれも、100、100、100で、300にはなりません。と思ってください。

 

 

先進国と発展登場国では全然変わってくるので、先進国の話で。

 

ヨーロッパとアメリカと日本で簡単に比べてみましょう。

 

まず、日本。

国民皆保険で、全員国民健康保険か社会保険に入っているという前提で成り立っていて、普通は入っていますよね。

皆さんは、払っている保険料が高いと思ってしまうかと思いますが、世界的に見ると、これはとても安いほう。

皆さんが払っているのは、かかる医療費のの3割で、あとの7割は、払っている保険料だけではまかないきれず、実際は多くの税金が投入されています。

 

Access:  患者さんがいつでも好きな病院やクリニックにかかることが可能。大学病院の一部は紹介状がないと受診不可。大きな病院は、紹介状がないと初診料5400円(だったかな)追加。それでも自由にかかれる。

(全然自由違うよ!という方は、この説明を覚えておいてください)

Cost:患者さんが支払う費用は、安い。

Quality: あまり良くない。良くない、というのは、欧米に比べて、医療の技術や治療内容が決して遅れているわけでも劣っているわけでもありません。混みすぎなんです。。

AccessもCostも素晴らしいとなると、自然にQualityが下がることになります。

 

欧米と比べて質が悪いとは思いませんが、日本人は、病院も検査も薬も大好き!!

国民皆保険で安くで薬ももらえるので、今までは、風邪引きかけとか、いわゆるたかが風邪で病院を受診します。

そんな国は日本だけです。

風邪を治す薬もないことは、今回の新型コロナで初めて知った、という方もいるくらい、薬信仰の国です。

 

そして、医者の数はとても多く、人口一人当たりの医者の人数は先進国ダントツのはずです(昔のデータですが、今もおそらく)。

 

保険診療での薬や検査大好きな人が大勢いるのであれば、医者の数もたくさんいります。

 

医学部教育は、欧米とは違って(今は知りませんが)、アメリカは、普通の大学出てから、医学部入学ですよね。

私もそうですが、日本の偏差値社会の受験戦争に参加して、そのままよくわからないうちに医者になってしまった。。みたいな人もいるのが日本だったりします。

社会について学ぶこともなく、いきなり医者になるという、実は恐ろしい世界だったりします。

優秀なドクターももちろんたくさんいますが、日本の保険診療の精度では、年々厳しくなっていて、基本は薄利多売でなりたっているのが日本の保険診療です。

 

患者さんも大勢待っていて、あまり大きな生命に関わるような病気などでない限り、一人に時間をかけてゆっくり診る、あれこれ話を聴く、という時間がないです。

時間をかけても、「診察料」という料金が変わるわけでもなく、てきと~な診察も時間をかけていろいろ問題点を見つけても、診察料は同じです。

 

 

それで数もこなせ、となると。。。

 

なので、どんなに素晴らしいドクターでも、お一人の診察時間をたくさん割くということができません。

 

その辺も鑑みると、日本の医療のQalityは、診察時間をかけない、説明をあまりしない(する時間がない)ということで、欧米よりも劣るといわれても仕方ないところがあります。

 

 

 

それに対して、アメリカは、

Access:  患者さんは、受診できる病院が決まっています。ホームドクターというか、入っている保険で、かかりつけ医が決まっていて、基本は、そのドクターに全部相談して、ドクターの判断で、様子をまだ見るのか、どこかに紹介してもらうのか。

勝手に受診はできないはずです。

 

Cost:患者さんが支払う費用は、べらぼうに高いです。

というか、医療保険はすべて民間会社の利益優先のはず。

各保険会社で、保険料も保険料によって受けられる医療も、病院までも違います。

 

なにか緊急時、救急車呼びますよね、

まず確認されるのは、どこの保険に入っているか、です。

 

この時、保険会社がわからないと(社会保険番号とかもでしょうか?)、病院に連れていってもらえないし、入っている保険ではまかなえない病院に行ってしまったら、追い出されます。

 

貧困でどこの保険にも入れなかった場合、救急車で連れていかれる病院は、ベッドらしきものに寝かしておかれるだけで、なにも治療はしてもらえません。

ほんとに寝かしておくだけ。

 

お金持ちは、すごく高い保険料を払って、最先端の医療を好きな時に好きなだけ受けられると思いますが、そこまでしてもらおうと思ったら、どれだけの保険料を払うのか。。。

 

はいっている保険でまかなえない、手術や検査、薬をお願いしてしてもらった場合、莫大な借金が残るので(すべて自腹)、そのせいで自宅を売ったり、暮らしていけなくなったりなどもあるそうです。

(マイケルムーア監督の「シッコ」という映画が詳しい)

 

検査も薬も手術も、すべて莫大なお金がかるので、保険が使えるのかどうかもありますから、だから、インフォームドコンセントと言って、メリットデメリットを徹底的に説明して(もちろん金額も)、患者さんが選ぶわけです。(支払えないと病院も困るし、患者さんも下手すると莫大な借金を背負いますから)

 

 

なので、医療事情の違う日本で、そのまま、アメリカのインフォームドコンセントを持ってきても、日本流にアレンジしないと、アメリカのように、とはいきません。

全然事情が違うんです。

 

 

 

アメリカは、とにかく医療費が高いので、歯にしてもサプリにしても、予防医学が発達しているわけです。

少しでも病院にかからなくて済むように。

ドラッグストアで売っている医薬品もありますが、欧米の場合、すべて自己責任なので、薬の飲み方や適応を間違えてなにか起こっても、ちゃんと説明を読まずに使った人の個人の責任です。

 

欧米人は、日本みたいに、風邪なんかで病院には行かないし、ほんとに医者にかからないとどうしようもないことだけ、病院やクリニックに行きます。

なので、病院は大忙しではなく、一人にかける時間も日本よりも長いし、流れ作業ではないし(日本よりは)、もっとフランクというか、対人間、みたいな。。

病院スタッフが、日本ほどボロボロじゃないです。

(欧米人は、日本人みたいに残業はしません。時間が来たら帰ります。日本人は世界で一番働いているから)

アメリカの映画で病院のシーンとか見てるとよくわかりますかね。

 

なので、アメリカの場合、高い保険料を払っている方は、Accessはいいですが、Costがむちゃくちゃ高く、qualityは、Costと相関するかと。。(お金をかければ、最先端医療が受けられる)

 

 

オバマ前大統領が医療改革しようとして、無理でしたね。

アメリカは、貧富の差がむちゃくちゃ激しい国だから。人工もすごく多いし。(貧困層のレベルも人数も日本とケタが違うかも)

 

 

マイケル・ムーア監督の映画はかなり昔の映画ですが、アメリカにおられる患者さんは、日本みたいな健康診断も受けられないと仰ってました。

血液検査も項目はとても少なく、いきなりごそっと減ったそうです。保険会社の方針で、もう今年からこの項目は異常がない限り測りません。みたいな。

(最初、入った時と契約条件いきなり変えていいのか?と思いますが、アメリカだから、契約書のどこかに書いてあるのかもしれません)

 

検診の意味がないわけですが。。

 

その方の入っているアメリカの保険は、とても高いものだと思いますが、それなのに、その扱いです。

 

 

全部自費でいいから、日本の人間ドッグみたいにやってください、というのは、アメリカにないんですか?と聞いたら、「聴いたことがない。知らない」と仰ってました。

 

なので、日本に帰ってきた時に、日本の住民検診や人間ドッグを受けておられます。

好きに受けられる日本が羨ましいと仰ってました。

 

また、かかりつけ医も、その地区とかで保険会社指定のホームドクターが決まっているわけですが、そう簡単には変えられないと仰ってました。

 

 

そうい意味では、Accessも悪いということになります。

 

 

 

ヨーロッパは、EUと言っても、国によって多少の違いはあるでしょうけど、国民皆保険の国が多いような気がします。(気がするだけかも)。

昔、イギリスが、ゆりかごから墓場までと言ったように。

国にもよりますが、社会保障費、すべて国が出しているところも多いかと。育児、教育、介護とかも。

その代わりに税金むちゃくちゃ高いですけどね。

消費税20%超え当たり前とかね。

 

 

ただ、ヨーロッパも、ホームドクターが決まっていて、勝手に大きな病院行っても、ホームドクターから連絡や紹介状がないと、中に入れてももらえません。

Access:  患者さんが病院などへの行きやすさ・かかりやすさ

Cost:普段の税金で払っているから(高い)医療費としてはそんなに払っていないので、安い

Quality: 患者さんが受ける医療の質は高い。アメリカ同様、日本みたいに薬頂戴、検査して頂戴とはなりません。

病院に行かずに済むなら、そのほうがいいと思っていると思います。大きな病院でも日本みたいな混雑はないはずです。

 

イギリスの患者さんだったか、その方も日本で検診受けておられ(日本の住民票あり)、イギリスにはないんですか?と聞くと、ほんとは年に1回、検診が受けられるようになっているんだけど、先日主治医に言ったら、「あなたはやらなくていい、受けなくていい」と検診させてもらえなかったそうです。

 

ヨーロッパに関わらず日本もですが、国民皆保険みたいなことをすると、税金を莫大に投入することになるので、どこも財政難ですから、皆に検診している余裕はないのでしょう。。

 

その方も、日本jは羨ましい、日本で検診を受けていると仰ってました。

 

海外で暮らしている方皆さん仰いますが、日本人の、特に女性の検診受診率がとても低く、信じられない!!もったいない!!とのことです。

 

日本の医療のありがたみが、海外に出てみないとわからない。

 

 

ヨーロッパは、国によって差はありますが、

Cost,

Quality

は良くても、

Accessが良くない。簡単にかかれない。

 

大きな病院は、本当に必要な人だけ。

なので、大きな病院が混んでる、すごく待たされるということはなく、ゆったりと検査や治療が薦められているはずで、こちらもアメリカ同様、余裕があると思います。平常時であれば。

 

この大まかな基本をまず知っておいてください。

 

 

で、これらは、今回の新型コロナのことが起こるまでのおおざっぱな話。

 

 

イタリアがひどいことになっているのは、財政難で、医療費をガンガン減らしてしまったからです。

明らかに減らし過ぎ。。

でも、国にお金がないんだったら、医療費もかけられないのは、当たり前になってしまいます。。。

 

イタリアの現状の記事がこちら↓

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200320-00168727/

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200308-00166642/

 

 

イタリアは、日本と違って、大家族で、子供からお年寄りまで、皆大勢で暮らしていますから、お年寄りが若い人と接触する機会がとても多い。

外国人特有の挨拶、キスやハグも多い。

特にイタリアは多いですか?  挨拶で男性同士もしますよね。

非常~に皆さん、フレンドリーで家族ぐるみ。

 

政府が医療費を削りまくっているところに、「コロナの検査をしてくれ!!」とあの武漢の時みたいに、大勢が病院に殺到して、待合室から人であふれかえり、これでさらに、待合にいた人に二次感染、ドクターやナースにも二次感染。

 

しかも医療費削りすぎて、もう全然、マスクも防護衣もグローブなども足りず、使いまわしすらできないくらいないそうで。。

まさに野戦病院状態。。

 

完全な医療崩壊になっています。

 

日本の医者は、世界的に見ても、残業が当たり前で、日本人全体働きすぎですが、欧米人は医者もナースも時間が来たら帰りますから、残業は普通しないそうです。

 

ほんとに野戦病院に応援に行ったら覚悟の上でしょうけど、いきなりの医療パニックですから、その分のギャップも大きいし、今回の精神的ストレスだけでも半端ないと思います。

 

パニックですから、食事どころか休憩もできないし、使命感だけで皆さんやっておられるのかと。。

各国に医師の応援を頼んでおられるのを観ましたが、マスクや防護衣もないところにわざわざ感染しに向かう医者はいないかと。。。

どちらにしろ、今、どの国も医者が足りない。

 

なので、イタリアでは、医学生を投入させるそうで、まさに特攻隊扱い。。

国家試験もしている場合ではないので、そのまま全員資格を与えて、治療にあたらせるそうです。

イタリアは、まさに危機的状況で、ドクターとナースの二次感染もひどく(あまりにも感染防護の準備がなさすぎだから)医者やナースの卵もいなくなるのでは。。?

 

 

少し前の情報で、イタリアで亡くなっている方の平均年齢が79,4歳だったか、79.7歳だったか、高齢者がほとんどです。

イタリアも日本と同じく長寿の国のため、高齢者が多く、犠牲となっています。

イタリアから、高齢者がいなくなってしまうのでは。。という勢いです。。

 

 

日本は、人口密度当たりの医者の数もダントツ1位ですから、医者も病院も多いです。だからナースも多いですが、病院大好きな患者さんで、病院はいつもパンパンです。

待たされるのは当たり前。

長寿国とは言え、イタリアみたいに高齢者はそこまで元気ではなく、欧米よりも健康寿命は長くない。。そこが、欧米の高齢者と日本の高齢者の大きな違い。

元気なお年寄りも目立ちますが、寝たきりの方がものすごく多いのが日本です。

 

ドクターやナースの残業は当たり前で、大きな病院はどこもピリピリしていて、誰も余裕がない。皆ぎりぎりの状態で普段の仕事をこなしている日本の医療の現状。

そこに今回のコロナですから、余裕のないところに爆弾落ちてきたようなものです。

 

軽症者をホテルなどの施設に隔離ならまだしも、今は全部入院させていますから、新型コロナにしても、普段の他の医療にしても支障が出るのは当たり前。

医療関係者は、いつ医療崩壊が起こってもおかしくない、と皆心の中で思っています。

 

イタリアみたいなことにならないのは、PCR検査がそう簡単にできないことになっていることは大きい。

日本で、PCR検査やって!!と患者さんが大勢押し寄せたら、ほんとに日本は終わりです。

 

医療関係者がまさに日本は危ないと思っている意識と、一般の方とのギャップがありすぎて、いつも困るところです。

 

若者が呑気に海外旅行に行くわ、合コンしてるわ、大勢でカラオケ行くわ、飲み会しまくるわ、キャバクラとか行ってそこで感染した可能性があるのに、どこの店に行ったのかも言わないとか。保健所の調査をますます難航させて、とあまりの日本人の一部の平和ボケに呆れます。

 

そういう人が増えれば増えるほど、医療崩壊へのカウントダウンです。

 

 

医師会の会長が、首都封鎖してほしいと言ったのは、医者とナースがぎりぎりなのを知っているから。

(おそらく保健所の職員の方も。保健所は、今24時間体制ですから。ほぼ寝てないかと。。)

 

 

仕事とか、生活にいる活動(遊びではなくて)などしているうちに感染したかもとか、どうしても仕方ないような感染とか、本当にどこでうつったのかわからないような感染が、ゆるやかに起きている分には、ごまかしながら対応できるぎりぎりなんだと思います。

 

 

東京は、大きな病院がいくつもありますが、人口も多いし、感染者数も多い。

 

なんとか、早くピークが来て終わることを祈るばかり。

 

 

ヨーロッパの一部の国では、人工呼吸器が足りないから、命の選別が始まっています。

非常事態には、トリアージとして、こういうことが起こります。出ないと、助かるはずの人が助からないから。。

 

もし、日本でトリアージをするなら、まじめに感染症対策を頑張っている人を、日本では優先にしてほしいです。

ベッドの数は限られていますから、

今は、早いもの勝ちみたいになっていますけど、東京の感染者数が増えれば、なんらかのトリアージは始まります。

 

若者で持病もないのに死者が各国で増えてきました。知った上で、行動してください。