4月15日~17日に、横浜のみなとみらいで開催されるはずだった日本皮膚科学会の総会が、中止になりました。
延期として、日程を改めるのかは、まだ未定のようです。16日の診療が終わった後に、学会に向かうつもりでホテルなど手配しておりましたが、キャンセルしました。
東京や関東は、地震の被害が東北ほどひどくなくても、計画停電やガソリン不足・買い占めなど大変なことだと思います。
横浜のみなとみらい周辺が、どこまでの影響を受けておられるのか、関西にいたら全くわかりませんが、東日本の学会に参加するはずだった先生方の今のご苦労を思いますと、4月に関東で学会だなんて、無理に決まってますよね。
東北地方を始め、被災地では、医師達の多くは自分の家族や家もそのままで、帰ることなく、ずっと病院にいるそうです。
学会どころでは、ありませんよね。
ただ、関東などの、あまり被害のなかった地域など、計画停電と自粛ムードと観光客や外資系企業の出張なども激減して、外食・ホテル産業は、大打撃だそうです。経済は、ますます落ち込んでますか・・?
大きな学会が一つあると、確かに地元にとっては、そこそこいい経済効果だと思いますが、今他にやるべきことがある、というので、今回中止されました。
(4月13日~15日、徳島で開催される日本形成外科学会は、今のところ開催されるようですので、ホテルなどそのままにしています。4月14日も、予定通り、休診と今のところさせていただいております。でも、東日本から、どれだけの先生方は参加できるのでしょうか。。?交通手段を確保するのも、大変でしょうか。。?)
被災地で、薬が全然足りないため、救援に行かれる医師達が運んだり、被災地に回すために、関西でも、従来の患者さんに長期処方されていた薬を、短期処方に変えるように、通達が来ている地域があるようです。まだ、京都市内には、きておりませんが。
この3連休、ちょうどお米が無くなって、いつものスーパーに買いに行きましたが、いつものは売り切れで、というか買い占めされた後みたいに、いつもはあまり売れていない品種のモノ(なのか?)・在庫の多いものか、高めのモノだけが残っていました。違う種類のお米を仕方がないので、買いました。
カップラーメンもかなり減っていましたね、缶詰も。関西でも、買いだめが始まりましたか。。
電池も、単1・単2は売り切れ、懐中電灯もほぼ売り切れです。ラジオは売っていました。
今回の買い占めで、売り切れたモノを聞いて、懐中電灯やラジオを用意していない家庭が多いことにビックリしました。被災地に送る支援物資として、買われている分はわかりますが、それにしても、売り切れとは、スゴイですね。
幸い、京都ではまだ、いろいろ買えますから、日常生活それほど困りませんが、東京を始めとする関東は皆さんどうされているのでしょう。。。
家の非常用袋を確認しましたら、水2リットル1本・カンパン3缶・缶詰4缶・非常用白飯4個すべて賞味期限が終わってました。阪神大震災の後に、しばらくしてから準備していたものなので、点検をしていませんでした。
お水・缶詰類、賞味期限切れのものを今全て食べていっています。ニオイも大丈夫だったので、缶詰は温めてから、全部いただきました。
日本製の缶詰はスゴイですね。(白飯は、大丈夫かどうかはこれからです。きっと大丈夫。。。?)
電池も、あまり古いと、放電して使えなくなると、聞いたことがあるので、家にあった新しいモノと入れ替えておきました。
新しい水の買い置きは、近くのコープに大量に安売りしていたので、2本だけ買いました。缶詰などは、もう少し落ち着いてから買おうと買っていません。非常用食料も、ホームセンターには行っていませんが、売り切れが予想されるため、これも落ち着いてから買おうと思います。
買い占めて、賞味期限が来て捨てる家庭も増えてるそうなので、ご注意ください。
賞味期限は、あくまで「おいしく食べられる期間」なので、その期限が過ぎたら、おなかをすぐに壊すわけではありません。
モノにもよりますから(腐りやすいものもありますよね)、まずニオイを嗅ぐ・火を通す・味見をしてからたくさん食べる(いきなり全部食べない)、ということが基本でしょうか。
私は、結構賞味期限が切れても、平気で普段から食べてるので、缶詰の期限が少々切れていても、ビビりませんが、今回のは、年単位で切れていたので、ちょっとビビりました。でも、缶詰が変形してガスがたまってる感じとか、そういうことは一切なく、開けても融解もしていなかったので、ちょっと安心して、ニオイを嗅いで、電子レンジしました。
普通においしかったです。次回もサバの味噌煮とサバの醤油煮は、必ず買っておいておこうと思います。
さすがの私も、生モノは、ビビりますが、まあ、体が元気な時であれば、たまに下痢しても、おなかの掃除ができたと思って、私は気にしてません。体が元気ない時は、さすがに控えています。元気ない時の、ひどい下痢は体力をとても奪いますからね~。
(期限切れで、ひどいことにならないのは、日本の食べ物に限りますよ。それ以外は、モノにもよりますが、私は保証しません。やはり作る時の衛生状態などが違うのでしょうか?日本は、徹底されていますものね。
特にアジアの屋台とかは、話が全然別です。赤痢やえげつない食中毒がありますから、日本人は、大抵入院点滴などが必要です)。
食べ物は、粗末にせず、大事にいただきたいものです。食べすぎないように、余らさないように。必要な量だけ買うというのが理想ですよね。
今回のことをきっかけに、私も家の保存食を見直して、余ってるモノから食べていきます。無駄に買わなくてもいいように。
日本中、全ての流通が、早くうまくいくといいですね。