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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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フェイスブックのコピペです。

大事な話なので、こちらにもコピペしておきます。

 

「効く」=「副作用合併症がある」ということです。

薬をちゃんと止めて、肝臓休ませないとね。

 

 

以下、コピペです。

初診の患者さんでシミや美肌に良いからと、トラネキサム酸の飲み薬を飲んでいる方、そこそこ見かけます。

 

うちで治療をしていくというなら、トラネキサム酸全部止めます。

 

ひどい人になると、もう何年も飲んでる人もいて、血液検査もしたことなければ、知り合いからもらってる、というとんでもない人もたまにいます。

サプリかなんかと思ってるんでしょう。

 

素人の患者さんは、薬の怖さを知らなくても、それを出している医者なんかスタッフなのかわかりませんが、結局スタッフが診察もなく薬が自由にもらえること自体、おかしなところです。

 

はっきり言って、そういう知り合いとは、もうあんまり関わらないほうがいい。

 

こうやって、麻薬や覚醒剤って、気軽に簡単に、何も考えない人が中心になって広まるんだろうな~と思います。

 

 

ほとんどの薬は、肝臓で解毒されます。
薬のために、栄養使って、肝臓に余分に働いてもらうわけです。

 

肝臓は、たくさんの栄養を作るところですが、解毒ばっかりしてたら、栄養作る余裕もないし、
根本的に栄養もないから解毒もままならないことも。

 

命に関わる場合、薬は入りますが、肝臓に負担かけて、体にも負担かけて、美肌もくそもありません。

 

そもそもトラネキサム酸は、線容系(血栓を溶かす働き)の邪魔をする薬ですから、血行は悪くなります。

 

このせいで血栓ができるわけではないですが、血栓促進剤ではないので、人によったら血液ホントにドロドロの人がいて、検査してないだけで、そんな人が飲んだり、たまたま脱水と重なったりとか、他に血栓傾向の薬飲んでるとか(ピルとか)、そういうのと重なると、ホントに血栓症になります。

 

学会のガイドラインというか、肝斑と言えばトラネキサム酸内服になってるし、うちにも置いてますが、以前から、あまり出したくないし、飲ますにしても期間を決めるなり、検査しながらとかにしてました。

 

オーソモレキュラー療法を勉強してからはますます出さなくなりましたが、全員がオーソモレキュラー療法されるわけではないので、肝斑治療で、ここぞと言うときだけ、期間を決めて出しています。40歳までは。

 

40歳過ぎると血栓傾向出てくるので、40過ぎて出すことはめったにないです。

 

40歳未満でも個人差は大きいですから、結構ヤバそうと思ったら、検査で確認済みしない限り出しません。

 

市販のトランシーノは薬です、サプリではなくて。

 

続ける場合も2カ月飲んだら1か月休むように、確か表示があり、メーカーなりの安全対策なんでしょう。

 

市販のは、誰も管理もしないし、止めてもくれませんから。

 

かと言って、クリニック受診したところで、何の確認もなく、ずーっと何年も飲んでる人もいます。
もちろん肝機能悪化した人も見たことあります。
(こっちで止めてたのに、欲しいからと別のクリニックで薬もらってた)

 

検査で引っかかるって言うのは、実はかなり進行している状態だったりします…。

 

トラネキサム酸で肝斑が完治するわけでなし、確かに一部の方は効きますし(薬だから)、翌効く人も診たことあります。

 

効くものは、必ずリスク考えないと。

 

顔擦りまくっていたり、おかしな化粧品で炎症起こしまくってるところに飲んだところで、焼石に水で、体の負担になるだけです。

 

まずは先にそういうのを全部止めること。

 

薬大好きな人こそ、肝心の原因は止めないんですよね~。

#肉食美肌 #天気が悪い時の日焼け止め #雨の日の日焼け止め #曇りの日の日焼け止め #台風の時の日焼け止め #UVA #PA

Facebookのコピペです。

紫外線カットは、肌のために必要ですが、全身くろづくめとか、出ている皮膚を全部隠すとか、誰か全然わからない、日中も遮光カーテン閉めて暮らすとか、そういうのは止めてくださいね。

そこまでする必要はありません。

陰口言われない程度の、ドン引きされないくらいの紫外線カットを心がけてください。

 

以下、コピペです。

 

お天気悪いですよね~。
梅雨ってもう関西は開けたんでしょうか…。
いつもいつも祇園祭の山鉾巡行の時が梅雨開けるかどうかで、雨降るか降らないかで皆ヒヤヒヤするんですが、今年は早いンですね。
台風の雨で。梅雨じゃないとか。

雨が少なかったからこそ降ってくれて恵みの雨になったんでしょうか。

雨や曇りや台風でも、紫外線は降り注いでんですよね~。

UVBは、雲で少し減りますが、UVAはあんまり減らない。

UVAは、窓ガラスも薄い服も薄いカーテンも通ります。

UVAは、皮膚を硬くさせて、全体も黒くさせるし、シミも濃くするし、光老化を進めます。

UVAは、PA値というもので強さを表しています。

+の数です。

今の季節、曇ってても、PA+++の3つ以上の+は、つけたほうが良いと思いますよ。

特に、紫外線で黒くなりやすい人は。

過ごす環境というのは人によって違うので、PA++のものでもいける時はあると思いますが、いけないとき用に、
+++以上のも持っていないといけません。使い分けないと。

それがめんどくさいなら、最初からPA+++以上のをいつでも使うかですが、そしたら今度強ければ良いと、海やプール用の強いのを、日常に持ってくる人もいます。

水泳するわけでもないのに。

無駄に強いのを塗ると、その分添加物も増えるし、肌に負担になるだけです。

TPOに合っていない日焼け止めを塗っている人で、肌のキレイな人は見たことないですねー。

台風の時も日焼け止めは、環境に合わせて必要ですが、避難レベルの時に、そんなもの塗ってる場合じゃないですよ。

こういう当たり前のことを言わなきゃいけないンですよね、今の世の中…。
わからない人がいるので。

Facebookのコピペです。
反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。
以下、コピペです。

梅雨真っ只中。
梅雨の合間、湿度がジワジワと上がってきましたね。

 

特に京都の夏は最悪と言われているくらい、暑い!
気温ではなくて、湿度が高いので、体感の不快指数はハンパないです。
昔は祇園祭以外は、観光客少なかったんですけどね。

 

ジーっと外で立ってるだけで汗が滝のように流れることもあります。

 

全ての移動は車で、ホントに汗かかないんです、という患者さんもたまにおられて、これはこれで体に良くはないのですが、汗をホントににかかないのであればいいんですが、汗かく、一瞬でも、少しでも、というなら、ウォータープルーフの表示があるか、汗皮脂に強いと表示があるか、せめてどちらかでないといけませんよ。

 

品質によったら、ウォータープルーフと書いてあるのに、白い汗出るようなものも…。

 

かといって、海やプールで使う耐水テスト済みのすごいのを、たかが通勤くらいで毎日使ったらダメですよ。

 

なんでも強ければ良いわけではないです。

 

環境とTPOに合わせて、選んで下さいね。
(詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるならなら赤いお肉は食べなさい」に書いてあります。実はこれは食事とスキンケアの本です。お肉だけの本ではないんですね~)

 

日焼け止めは、汗皮脂に強い、ウォータープルーフなのに、その上に塗るファンデーションは、汗に弱い、となると、肌色の汗が出るでしょう…😅

 

汗かくなら、ファンデーションも汗皮脂に強くないと、となりますが、市販で、刺激性の少ない、汗皮脂に強いファンデーションなんて、まあなかなかないでしょう…。

 

売っていても、刺激性の問題…。
品質とね。
表示も結構、ホンマかいな?!ということもしばしば…。

 

ウォータープルーフ表示のものも、アルコールが結構入っていたりしますからお気をつけください。

 

前にも書きましたが、アルコール入ってなくても、ジェルタイプはダメですよ。

 

日焼け止めは、結構添加物入ってます。
だからこそ、少しでも肌の負担の少ないものを選びましょう。

 

商品パッケージや添付文書に、汗皮脂に強い、ウォータープルーフと表示がなければ、それは強くないです。
店頭で店員さんが、結構強いし大丈夫、と言って買わせようとしますから、そのまま信じないように。

 

そう言い張るなら、その表示を見せてもらって下さいね。

 

ちなみに、私調べでは、外資系化粧品に、汗皮脂に強いとかウォータープルーフという発想はありませんから、そういう商品はないはずです。

湿度の高いアジアのことなんて、考えていないのかなと思います。

もう7月ですね=。アッと言う間に祇園祭です。

早いですね。

 

7月は、クリニックが4年前に今の場所に引っ越してきました。

引っ越しはとても大変でしたが、もう動きたくない。。

今のところは、うちの規模からしたら大きな面積を借りていて、いろいろ助かっております。

(なかなかちょうどいい広さというのは、ほんとにありませんね。前のところは、ほんとに狭かったです。。うちの後を某美容外科が居抜きで入っておられますが。。京都はね、ほんとにビルがない。空いていても、クリニックはダメとか、無茶苦茶広すぎるとか、逆に狭すぎるとか。飲食店が入っていないのはできれば理想(ニオイの問題とか))

 

さて、引っ越ししても無事に今までやってこられたのは、すべて皆さん患者さん方のおかげです。

感謝の気持ちを込めてのキャンペーンです。

医療の処置自体のキャンペーンができないので、これくらいのことしかできませんが、これを機会にいろいろと気になっていたものをお試しください。

 

暑い季節と言えば、やはり毛穴が気になる方は、激増しますが、なかなかピーリングを使える人というのは、ほんとにめっきり減りましたね。。

 

お肌が傷んでいる時のケミカルピーリンは基本一切勧めていません。

逆にお肌の負担になるし、なによりバリア機能が落ちるので。

 

ピーリングは、ほんとにちゃんとお肌見てもらってやらないと、諸刃の剣ではなく、ただの攻撃になりますから、お気を付けください。

 

 

 

 

オーソモレキュラー療法希望で受診される患者さんの中には、現在進行形の病気を持っておられる方、過去に病気があったせいで、その影響が今もなにかしら響いている方、病気と診断されたわけではないけれど、毎日がとてもつらくて大変な方、さまざまおられます。

 

病気と診断が保険診療ではついていないというだけで、実は、オーソモレキュラー療法的に見ると、病気と同じですよ、いつ病気と診断がついてもおかしくないですよ、というくらい、ひどい状態の方もおられます。

 

悩んでおられる症状は、病気であれ、病気の診断がついていなくても、それは人それぞれですが、そういう方の中には、「オーソモレキュラー療法」という治療をすれば、魔法みたいに劇的に変えてもらえるんじゃないか、と過度な(というと言い過ぎかもしれませんが)期待を持っていたのかな?という方もおられます。

 

栄養解析という血液検査をして、サプリを少しでも買えば、あるいはたくさん買えば、あとは自分は何もしなくても、ビビデバビデブー!と変わっているんじゃないか、過去はなかったことになるんじゃないか、くらい思っていましたか?という方もおられるような気がします。

 

多分、今がとてもつらくて、自分でもなんとかしないといけないとわかっているけど、何をしていいのかもわからないし、何かを始めようとしても手につかないというか、はじめられない、やる気がでない、きっかけがないと動けない、などなど、なかなか行動に移せないので、とりあえず、クリニックを受診して任せてしまえ、ということもあるでしょう。

 

オーソモレキュラー療法の基本は、食事です。

 

血液検査で現状も知ることもとても大切ですし、結果によっては、食事指導の内容がガラッと変わることもあります。

 

基本は変わりませんけど、糖質制限をどこまでさせるのか、どれくらいの期間でさせるのか、肉:魚介類の割合はどうか、卵は週に何個食べていいのか、消化剤は必要なのか、1日の食事の回数は?などなど、細かいところが変わってきます。

 

栄養が足りなくて、つらいのも、行動に移せないのも、わかりますが、サプリだけでどうこうできるものではありません。

 

まず、今までの反省点(糖質ばかりだったなとか、野菜全然食べてないなとか、肉も魚も卵も全然食べていないなとか、外食やお惣菜が多いなとか、忙しすぎて(仕事や育児という方が大半ですが、お稽古事(アマチュアだけどプロレベルとか、すっごい上のレベルの話ではなくて)にかまけて食事がおろそかになっていたなとか)を認めて、ダメなことは止めて、良いことはどんどん取り入れる、ということがとても大事になる科と思います。

 

今まで自分が正しいと思ってやってきた食事の内容や日常生活が下手をしたら真向から180度否定されることもあるでしょう。

自分がやってきたことのせいで、こうなってしまったんだということもあると思います。

だって、基本は自分が選んで食べてきた食事のせいでこうなっていることが多いわけですから。

 

そこを認めないまま、オーソモレキュラー療法を始めて、うまくいける人はなかなかいないんじゃないかなと思います。

中にはおられるかもしれませんが、そういう場合は、途中で、やっぱり、あれは間違いだった、これから気を付けようと、どこかの時点で気づいた人かなと思います。

 

今までのダメだったところを、見ないまま、なかったことにしたまま、あるいは、それは正しかったんだと言い聞かせながらでは、新しい情報は入ってこないし、入ってきても定着しません。。

混ざっちゃって、何が何だかごっちゃになって、わけわかんないことにもなります。

もう「食の常識」がおそらく180度違うわけですから、相容れないわけです。

 

今までの自分が悪かったと認めることは、特に栄養の足りない方の場合、とてもつらくて受け入れられないことかもしれません。

 

でも、ここをなんとか乗り切ってほしいです。自力で。

場合により、サプリの力がいることもあるでしょうけど。

 

誰も、頭を撫でて可哀想に可哀想に、と憐れんではくれません。

そういう人も出てくるかもしれませんが、憐れんでもらっただけでは、進まないんです。

そういうのが必要な時期もあるでしょうけど、じゃあ、それはいつまで?いつ卒業して次に行くの?となりませんか?

 

オーソモレキュラー療法を検索して見つけられた時点で、もう結構来てるところまで来ちゃったのかなと思いますし、今までのままではいけないと気づかれたから、わざわざ受診されたんだと思います。

 

魔法というのは存在しませんから、一瞬でなにかが変わるわけではないです。

 

自分で変わるしかないんです。

 

ここをなんとか乗り切ってほしいです。

 

特に、持病をお持ちの方は、持病のない方に比べて、日常生活がかなり大変で、つらいことも多いと思います。

それでも、仕事もしなきゃいけないし、仕事していなくても、家事もあるでしょうし、なにより自分の世話があります。

自分の世話ですら大変なのに、人の世話(育児や家事)や仕事なんてしてられませんよね。

でも、やらなきゃいけない。

だから、よけいにつらいし、大変。

と悪循環です。

 

食事の基本を押さえれば、持病があっても、それこそ高額なサプリを飲まなくても、少量のサプリで、毎日続けていれば、少なくとも今のつらさは、今よりもマシになると私は思います。

 

今までの食の知識を捨てて、新しい食事方法を受け入れられるように、体優先で、日常生活が過ごせるように(特に持病のある方は)。

 

そのためには、今までのことを、どっかで捨ててしまわないと、難しいかなと。

 

捨てて後悔するのではなく、今までの自分のせいでこんなことになったんだと悩むでなく、新しいことを始めてほしいです。

 

今から変えれば済む話です。

 

私は、人間の細胞は、栄養さえ充分量与えれてあげれば、細胞は生まれ変わると信じています。

生まれ変わりやすい細胞もあるし、変わりにくいのもあります。まだまだ栄養が足りないから、まだ生まれ変わってくれないだけかもしれません。

 

でも、次に生まれてくる細胞が、へなちょこではなく、元気な寿命の長い細胞だったら、そこの臓器は、ちょっと元気になる気がしませんか?

元気な細胞をどんどん増やせば、人間の体には必ず代償機能というものがあります。

他の細胞や他の機能が補って助けてくれるんです。

 

始めれば何かが変わります。

いい方向に行けば、必ず良くなります。

ちょっと軌道がそれでもすぐに戻ってくればいいんです。

だいぶ逸れると、ちょっと大変ではありますけれども。。。

 

そのために、一番ツライところは、なんとか乗り切ってほしいです。

最初のそこさえ乗り切れれば、あとは最初ほど大変ではないと思います。

 

1か月、3か月、半年、1年と、時が経てば経つほど、栄養欠損が進み、老化も進行します。

このまま放っておいても、ひどくなることはあっても、自然に良くなることはそうありません。魔法がないのと同じです。

 

自分の手で、自分の元気を取り戻してください。

そのサポートは、オーソモレキュラー療法は得意です。

 

私自身が使う、界面活性剤は、基本ほとんど純石鹸ですし、純石けんではないですが、アトピコのシャンプーは使います。

その他、うちで取り扱っている化粧品とか、身近で使うもので、界面活性剤はもちろん何にでも入っていますが、そう困ることはありません。

 

皮膚にはつけないほうがいいのはいいですが、界面活性剤がないと、「化粧品」(特に、洗浄剤。化粧水、乳液。美容液、クリームなどほとんどすべて)というものが作れない。

(ビューティフルスキンのは特別です。日本初の技術が使われています。)

 

顔につけるにしても、ちょっとであれば問題ないのが、皆さんの中には、何個も何個も顔に塗る人、いるでしょう。

1個の界面活性剤だったらそれほど問題にならないのが、何個も重ねることで、相乗効果か?!というくらい被害が甚大になる。。。

顔も触り方も含めてですが。。何倍にも被害が膨れ上がる。。

栄養足りなさすぎというのもありますが。。

 

さて、そんな私も、出張も含めて旅先にまで、純石けんは持ち歩いていません。

メンドクサイから。

 

まあ、切ってもっていけばいいのかもしれないし、パウダータイプも売っていますが、石けんシャンプー(カリ石けん素地100%のものであれば、純せっけんを水で溶いてくれている)を少量持って行ってもいいんですが)、そこまではしてません。

 

アトピコの椿油は持っていきますけどね。

顔を洗うのは、ホテルに着いているボディソープや固形石鹸(純石鹸ではなく)です。

 

ホテルによったら、クレンジングやクレンジング兼用洗顔料みたいなのも置いてくれているところもありますが、ボディソープのほうがシンプルだったりするので、そういうのは使わず、どこに行ってもボディソープで顔も洗います。

せいぜい、1泊~2泊ですから、それで困ったことはあまりありません。

 

ただ、たまに、何じゃあこりゃあ?と言う時があります。。。

 

しかもお高いホテルで、高そ~うなボディソープとかのセットなのに。。

 

先日泊まった、高級ホテル。

アメリカ系です。

新しい新しいから、設備もいい。朝食もまだアップしてませんが、すっごい良かった。

 

アメニティは、アメリカのホテルらしく、どこぞのブランドではなく、よくあるホテル御用達のアメニティの卸のメーカーがあるんですが(うちのクリニックの備品もここで買ったことがあります。ブラシとか。)、そこが作っている、アロマのシリーズのシンプルなものでした。

 

最近そこのサイトは見てないし、もともと、化粧品のコーナーは見ないので、いつからあるのかしりませんが、初めて見ました、客としても。

 

シャンプー・トリートメント・ボディソープ、固形石鹸(洗面所やトイレの手洗い用)が同じシリーズ。

 

香りはよかったんですが、顔も頭もバッシバシになりました。

 

いや=、あんな久しぶりにバッシバシになりましたね~。

 

この脂性の私の肌が?!です。

 

 

皮膚中の皮脂すべて取った!

 

(さすがに、こういうあとは、労わってあげないといけません。刺激にないもので保護するのみ。)

 

皮膚は、顔でも頭皮でもそうですが、洗浄しすぎると、しかも皮脂取るだけでなく、角質表面まで結構溶かすと(界面活性剤は程度の差こそあれ、皮膚を溶かすのです。だから、そのあとのいろんなものが浸透しやすくなる、というのもあるわけですが。。。)、皮膚の常在菌にまで影響を及ぼします。

 

常在菌のバランスを崩すということは、湿疹皮膚炎も起こしやすくなるし、臭いの原因にもなったりします。

 

久っしぶりに、なんか痒い。。乾燥する。。という恐ろしい目に遭いました。

 

このセットのものは、おそらくそんなに安いシリーズではないはずです。

 

でも、いくらアメリカ系といえども、こんな高級ホテル(結構な値段しました。。)で、これ出てきたら、子供連れとか赤ちゃん連れは、完全にダメでしょ。

 

で、これらに思いっきりはいっていたのが、「ラウレス硫酸ナトリウム」。

 

いや~、私の周りに普段出てこないから、油断したわ~。

(ちなみに、このシリーズの固形石鹸には入ってませんでした。固形石鹸使っていたら、被害は頭皮と髪の毛だけで済みました)

 

ちなみに、ちなみに、これ、結構なんでも入っています。

 

某有名な香水シリーズの、一応高級アメニティとして有名な、シャンプー・トリートメント・ボディソープは、全部これです。ラウレス硫酸ナトリウム。

(家に、残りが残っていて、全部捨てたと思ったけど、1個だけ残ってました。なので、確認できました)

 

石けん生活が長くなっていた時、と言ってもかなり前ですが、この香水シリーズのお高いシャンプーやら使って、なんて質が悪いんだろう。。とこの時もバッシバシになったのを思い出しました。

 

巷で話題のボダニカルブームに乗っかった、ハーブの香り?で有名な化粧品も、これです。ラウレス硫酸ナトリウム。

(家族がどなたからもらってきたのが残っていて、確認しました。)

 

この路面店がクリニックの側にあるんですが、今日この店の前を通ったら、新商品の香水かなんか知りませんが、店員さんが、店の前(歩道。四条通りは繁華街です。商店街のアーケードになっているわけです)に出てきて、その香水を宣伝のために巻いていて。。。

 

なにをしよるねんっ!!!

 

と思わず憤りましたよね~。

合成の香料は、店内だけにしておいてほしい。。

外に撒くな! バイオテロと同じでは? 空気中に撒かれると、吸わないといけない羽目になるので、止めてほしいです。

ニオイは好みもあるでしょうし、こういう合成香料がダメな人(副腎疲労の方は特に)もいるんだから。

 

ほんとに、「ラウレス硫酸ナトリウム」なんにでも入っています。

 

歯磨き粉にもよく使われます。

 

いろんな合成界面活性剤がありますが、一応今の時代、いろんなメーカーが少しでも皮膚に刺激のないものを、と頑張って開発されていると信じたいし、実際はそういうのが大半化と思いますが。。

結構多くの女性が、「高級」「肌に良さそう「自然派化粧品だから」と思っているようなものでも、中身はこれだ、というので、わかりやすいから挙げておきました。

(道に撒いていたメーカーのは、皆さんの中には、「オーガニック化粧品」と思っている人もいるようで、メーカー側が「オーガニック」は謳っていないはずですが、ボダニカル=オーガニックと思っている人も多い。イメージ戦略ですね。

ちなみに、オーガニック化粧品は、食物アレルギーの観点から勧めていません。

地球に優しいものが皮膚に優しいとは限りません。大体、ダメです。)

 

この「ラウレス硫酸ナトリウム」、ヨーロッパでは、使用禁止になっているとか。

 

日本の場合は、各国によっても規制は様々なんでしょうけど、少量で毒性(健康被害)が出るわけではないので、少量使用する分には許可されているわけです。

 

でも、そういうものを(この成分に限らず)、いくつも取っていれば、結局トータルでたくさんになり、しかも毎日使っていると、ちょっとずつバリア機能は破壊され、なんか調子悪い。。となるわけです。

 

だから、少しでも少ないほうがいいし、より低刺激であるにこしたことないです。

 

純石けん生活をほぼしていると、たまに使う合成界面活性剤の質の悪いにの遭遇すると、ものすっごく違いがわかります。

 

ちなみに、市販の消化剤の中には、「ラウレス硫酸ナトリウム」が入っているものがあるとか。

 

。。。胃腸の粘膜が心配ですね。。

 

市販の消化剤を使わないといけない場面も時にあると思いますが、長期になるなら、やはりクリニックを受診して、医療用のものを処方してもらうべきです。

 

中身の質が悪いのに、ブランドイメージだけで高く売っていて(原価はすごく安い)、また日本の女性がそれを喜んで買う。。。

合成界面活性剤三昧の生活に慣らされてしまうと、麻薬と同じで、もうわからなくなります。。。

それが当たり前になってくるので。。

確かに汚れはよく落ちますが、皮膚も落ちるし、バリアも落ちる。。。

 

そんなものが、100均で売っているならまだしも、「高い」というところが、なんか日本は悲しい。。。

舐められてるんですかね。。

 

 

皮膚の調子が悪い、なんとなく悪い、肌で悩んでいる人、頭が痒い、頭皮や髪の毛の状態が良くない、と悩んでいる人。

添加物はいろいろあって、メーカー独自のものだと調べてもわかりません。

でも、「ラウレス硫酸ナトリウム」はわかりやすいです。

自分が使っているものの中に、これが入っていないから、確認してみては?

もし入っていたら、それを一旦止めてみましょう。

早い人だと、数日で悩みがなくなりますよ。

(逆に、合成界面活性剤で皮膚を全部とかしてきた人は、止めた途端に本来の詰まってばかりいる皮膚が出てきますから、石けんにしたら、二ギビが出た、毛穴が詰まる、ざらざらする、と文句を言います。

それは、本来の自分の皮膚です。詰まる前に、今までは全部溶かしてきただけです。

だから、ず~っと調子が悪い。)

 

 

 

 

 

 

 

皆さんの中には、光やレーザーをあてる治療は魔法みたいになんでも夢が叶って簡単に美肌になれる!みたいに思っている人って、どれくらいいるんでしょう。。

 

やっぱり美容医療ですから、「効く」=「副作用・合併症」と隣り合わせです。

 

使う機種や設定・肌の状態によって、「効く」程度も「副作用・合併症」の程度も違ってきます。

 

光・レーザー・超音波・ラジオ波などの、いわゆる皮膚に何かを照射して、シミやシワ・たるみ治療などを改善させていく治療のほとんどは、照射すると、皮膚が43℃以上になります。

 

この43℃という限界を超えると、活性酸素が発生します。

 

この発生した活性酸素が、いわゆるサイトカインという化学物質を出して、カラだの中でいろいろな反応を呼んでくるわけです。

そのせいで、炎症反応が起こったり、その炎症反応がまた引いては色素沈着を起こしたりします。

 

また、活性酸素自身が細胞を傷つけ、そのおかげでコラーゲンが増えることもあるし、シミの元であるメラニン色素をさらに粉々に粉砕してくれたりもするわけですが、傷つけることでのダメージももちろん生じます。

 

もちろん強い効果のものだと、そのもの自身の破壊力がまずあるので、活性酸素がさらに破壊力を増強させることにもなります。破壊したい場合には。

 

強い治療であればあるほど、温度が上がれば上がるほど活性酸素は理論上増え、副作用合併症も増えるわけです。

リスクが増えます。

 

 

美容に限らず、医療にはすべて、メリット・デメリットが伴い、個々によってもかなりその差が激しい場合もありますが、やはりメリットが十分に勝つものでないと、されたほうが溜まったものじゃあないですよね。

治療の内容によったら、少々のデメリット(かなり大きいこともありますが)は、メリットの前には我慢する、ということもあります。

 

美容医療で、日常生活に結構な我慢(人目が気になるとか、テープを貼るとか、顔が真っ赤になるとか、皮がめくれるとかなどなど)を強いる治療というのは、私はもともとあまり好きではなくて、あまり侵襲性の大きくない、日常性生活に困らない治療が好きです。

 

オーソモレキュラー療法を始めて、活性酸素の害のことを身近に感じるようになると、ますますその気持ちは強くなり、やっぱりな、という感じです。

 

侵襲性の強い治療が絶対にダメ!というわけではないですが、それに対抗できるくらいの抗酸化作用のあるカラダなのか?活性酸素対策はできているのか?!というところが、副作用合併症がどれほど出るかの境目にもなります。

 

うちで光・レーザー・ラジオ波の治療をしている人全員が、オーソモレキュラー療法をやって活性酸素対策をやっているわけではないです。

 

全員には、活性酸素対策と具体的な名前は出してはいませんが、オーソモレキュラー療法(栄養解析を含めて)を勧めています。

それでどれだけの抗酸化作用があるのかを確認するわけです。

 

抗酸化力の確認はいろいろな方法がありますが、いろいろな栄養素が抗酸化に役立つと、これまたいろいろなサプリが出ています。

 

そういうサプリも大事ですが、まず基本の抗酸化力は押さえることが先決です。

 

栄養状態が悪い人ほど、このカラダ本来の抗酸化力は弱く、同じような治療をしても副作用の出やすい人というのは、どんな治療でも必ずおられます。

 

肌を見たら、どれだけ強くしてもよさそうなのか?という予想は経ちます。

嬉しいほうに裏切られたらいいですが、予想通りだと、目も当てられません。

なので、患者さんの皮膚で実験するわけにはいきません。

 

日焼け止めなどのスキンケアも必要ですが、中から来ている栄養失調による皮膚の弱さは、ちょっと設定上げてみようかなという気は起こりません。。

 

安全第一でしょう。

 

あまりにひどい人は、スキンケアがまずできていないことが大半ですが、一応確認してもやっていそう?となっても、でも、強くしていけそうでもない、そういう肌になっていない、となると、いくらやっても現状維持が精一杯です。

 

それでは患者さんも面白くないでしょうから、オーソモレキュラー療法をおススメするのですが、レーザーのみ希望で来た患者さんで、中からのことまでわかってくれる人とわからない人と。。。

分かれます。

 

どんなに侵襲性の強い治療でもなんでもやりたい!ガンガンやりたい!という人は、常日頃から、活性酸素対策は徹底して、負けない強い肌を手に入れておかないと、やはり副作用合併症が出る確率が上がるでしょう。

どうしてもやりたい!というなら、普段から栄養摂っとかないとね。

 

なかなか活性酸素対策ができないというなら、いっそ美容医療は手術のほうが確実じゃない?まだマシ?と思うこともあります。

これはケースバイケースなのと、どの先生にやってもらうかでも違うでしょうけどね。

 

手術だから活性酸素が増えないわけでは決してありませんが、光・レーザーなどは、その先にある、コラーゲンを増やす、代謝を上げるなどとメリットまで起こさせようというわけですから、細胞自体も元気じゃないとね。

(手術も細胞が元気じゃないと、腫れるし、治りが遅いとキズ跡がキレイにはなりにくい、などなど)

 

まあ、何をやるにしても、栄養足りている皮膚は、少々の活性酸素はやっつけてくれます。

わざわざサプリを飲まなくても。

いつも大事なのは、やっぱり食事と栄養です。

食べたもので、皮膚はつくられています。

Facebookからのコピペです。 Facebook見てない方も多いようなので。アカウントなしで誰でも見られますよ、うちのは~。

 

以下、コピペです。

 

患者さんのお食事日記やFacebookグループで投稿している食事の写真を見てると、肉魚卵などのタンパク質も圧倒的に食べてる量は少ないんですが、かといって野菜も食べてるわけでもない、という方は結構な人数います…。

 

 

ヘタすると、1週間、1か月、生野菜なし。
(野菜自体ない人もいる…)

 

もうこうなってくると、どっからツッコんでいいのか、もう何から説明しないといけないのかもわからなくなります…。

 

もう1年以上オーソモレキュラー療法やってても野菜全然食べてないのに、餃子(小麦の皮で)手作りしてたりとか…。

餃子の中に入れてる野菜で足りてると思っているのか、そこはわかりません。

 

生野菜を食べるように言っても全然食べない人もいて(苦手とかではなく忘れるようです)、食べるようになるまでに何ヶ月もかかるとか…。

 

食べていても、ほんの1口2口で、どうして同じ野菜ばかりが何日も続くのかなと思っていると、1日にそれほど食べないから、1パック無くすのに、何日もかかるわけです。

 

ひどいと、べびリーフ1パックを家族3人で2日間で食べていたり…。
(2日間の生野菜はコレだけとか、ひどいと野菜自体がコレだけとか…)

 

肉魚卵には、食物繊維もビタミンCもありません。
野菜がだから必要。

 

野菜には、フィトケミカルといういろいろ体に役立つ成分もあり、野菜によって成分も違うので、いろいろな野菜を食べるのがベスト。

 

いろいろな食材には、酵素が含まれていて、生でないと失活しますから、いろんな食材を生でも食べたほうが良いんですが、なかなか生は難しいものもあり、その点生野菜はいつでも気軽に食べられるものです。

 

おなかが少々一杯になっても、そこからさらにタンパク質食え!となると胃腸に負担をかけるだけですが、生野菜なら、そのあとダラダラ食べてたら、わりと食べられますけどね。

 

生野菜に入っている酵素の中には、消化に役立つものもあり、食べてるうちに少しスッキリする場合もあります。

 

肉魚卵も、かといって大豆も野菜も、1度にたくさんは全然食べられないんだからこそ、小分け食べして、回数で稼ぐ必要があります。

1日魚3切れしか食べていないのに、小分け食べしてないとなると、タンパク質の補充なんて、足りるわけがありません。

 

糖質食べるくらいなら、全然食べていない野菜を摂れば?と思います。

 

野菜はカロリーがないので、カロリーを稼がないといけない方は(小食の人全員ですが)、生野菜にマヨネーズたっぷりつけるとか、オリーブオイルばんばんかけるとかすると、十分カロリーが摂れます。

 

肉魚卵をちゃんと食べていないと、ウンチも作れませんが、野菜も食べていないと、ウンチのカサが増やせません。

 

食物繊維は、善玉菌のエサになって腸内環境をよくしてくれます。

 

食物繊維やビタミンCも、全てサプりで補うつもりですか?
サプリ代に月いくらはらうつもりですか?

 

サプリ買ったとしてもフィトケミカル全部なんて摂れません。

だからこそ、食事が重要なんです。

すみません、またFacebookのコピペです。

 

とっくに保険で処方されている薬も切れているのに、中にはとても大事な薬もあったりしますが、受診しなくなる方もおられます。
受診しない理由は、人それぞれいろいろあると思いますが、そういう方の中に、ネットで医療用のサプリが買える手続きが済んでいる方がいて、受診には来ないけど、サプリは買う方がいます。

忙しくて、なかなか来れない方もいるでしょう。

 

保険の薬が切れても、せめてサプリだけは続けたい
(保険の薬は勝手にネットで買えませんから)
という方もいます。

 

診察に来なくても、そういう場合もあるでしょうから、しばらくはネットで買えるようにそのままにしています。

 

ただ、そういう方の中には、全然勧めていないサプリを勝手に買っていたり、買い方を見ていると、一体何をしようとしているんだと、無茶苦茶な買い方をしている人もちらほら出てきます。

 

サプリの予算を減らしたかったり、何かが気になって、優先順位を変えたいというのもあるのかもしれません。

 

こういのがこれまた全部見当違いすぎるんです。

 

そこが問題。

 

サプリの予算を減らす場合は、体調に合わせての優先順位がありますから(採血をして確認していなくても、もともとのベースと体調の変化で大体のことがわかります)、値段と勝手な思いこみで簡単に済むほど、オーソモレキュラー療法は簡単じゃないです。

 

ちょっと勉強した人が、ちゃんとしたクリニックを受診もせず、ちゃんとした栄養解析も受けずに、自分でてきと~にサプリを飲む(しかも個人輸入の安物だったり)人いますが、そんなもので効くほど、甘いものではないです。

 

オーソモレキュラー療法は、れっきとした医療ですから、わかっている医師の診察と指導がないと、なんちゃってはどこまでいってもなんちゃってです。

 

どれだけ勉強されたんですか?っていう話と、机の上だけの勉強だけではなく、自分だけではなく、実際患者さんも治療してみて、その解析結果、出したサプリでの変化、食事の移り変わりのチェック、体調を含めた変化などなど、勉強もさせてもらいながらの医療です。
正解がないだけに。

 

医療関係者であれば、自分でやってみたいと思うこともありますが、最低一度はちゃんとしたところに受診して、体験しないと、効率が悪すぎるでしょう。。

 

まして患者さんですから、自分で注文している内容が無茶苦茶で、同じ値段出すのに、なんで?ということもしばしば。。。

 

で、こういうのは全部こちらで止めます。お金無駄ですから。
どれも高品質のものですから、害はないですが、お金出しただけ効きません。
だって、根本的にずれてるから。

 

こういう人の中には、「たかがサプリ」と市販のサプリと同様、軽く見ているのに、医療用のは欲しがる、しかも受診せずに、気軽に簡単に考えているところ自体が、うまくいくわけないんですよ。
食事が無茶苦茶ですから。

 

一番大事なのは、食事なのにね。

 

サプリと言っても、治療の一環として診察してして決めているのに、いくら時間をかけても、それが伝わないのがむなしいですね。。。

 

「サプリ欲しいだけなんですけど」
という方は、オーソモレキュラー療法は向いていません。
その考え方自体が、オーソモレキュラー療法ではないから。

 

ちゃんと改善させたいのであれば、それだけある程度のお金と時間と手間暇はかかります。

 

自分にとって嫌なこと、やりたくないこと(逃げてる人の場合特に)にも向き合わないといけないし、場合によったらとても大変です。

 

逃げててもね、一生逃げてるわけにいかんでしょ。
しかもそれが根本のところだったら。
関係ないことはそれでいいですが。

スクリーンショット (237)「ブリストルスケール」ってご存知でしょうか?

私も今回の「消化管と皮膚」でもう一度勉強しなおしていて、偶然見つけました。

 

皆さん、お食事を頑張るのはいいんですが、頑張る方向を間違えて、自分では処理できないくらいのタンパク質や油を一度に摂りすぎたり、野菜、特に生野菜を全然食べなかったり、魚を食べずに肉ばっかり食べているとか。。。

 

そういうことをやっていくと、今までの糖質三昧の食生活よりは、体調全体はややマシにはなりますが(多少吸収しているから)、胃腸への負担は測りしれません。

 

その結果、便秘がひどくなる。

極端な話、便秘は、無理矢理出せば、とりあえずなんとかなる。

(実際は、そんな乱暴な話ではないですが、保険の安い薬で、出すことが可能。

でないと、おなかパンパンで、苦しくて生活できませんから。毒素も出しちゃうし、やっぱり出してあげないと。

何度も言いますが、出せばいいってもんじゃないですよ)

 

それをいきすぎると、下痢軟便となります。

最初っから、下痢軟便になっている人もいます。

ほんとに大変です。食事制限がかなりかかるし、弱らせてしまった胃腸を回復させるためのサプリがかなり高額で、下手したら時間もかかる。。。

(保険の薬では、根本的に回復させるのは、ちょっと難しいかと。。)

 

で、うちの患者さんと作っているFacebookのグループで、食事の投稿と一緒に、便の状態も書くようにお願しています。

診察に来られた時も、便の状態を聞くのは、必須です。

 

便が美人さんで香りもいい(正確には臭いがしない)、というのは、すくなくてもある程度胃腸が元気じゃないとできません。

(便が美人さんだから、胃腸=元気 ではないのが難しいところですが、とりあえず、便美人にはなりたい。

私のうんちゃん、と~っても美人!を目指す!!)

 

先日のセミナーでウンチ話になった時に、他の先生から、なんかそういうのが一目でわかるイラストとかあったらいいのに、と話題になりまして、ありますよ!

 

それはスライドでは出していませんでしたが、

「ブリストルスケール」

患者さんに一番わかりやすいのは、日本消化器病学会が作ってくださっている、患者さんとご家族のための「過敏性腸炎(IBS)ガイド」

解説がわかりやすく、もっとも正統派。

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/pdf/02_ibsr.pdf

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html

 

ユニ・チャームが作っておられる「排泄ケアナビ」にもわかりやすく載っています。

http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/shouka/shouka_03.html

 

他にもこのスケールの図は載っているサイトもたくさんありますが、何かを買わせる(腸にいい菌とか)サイトだったりもするので、ユニ・チャーム(おむつ)くらいだったら、引用させていただいても、そう引っかかって困る方は出ないだろうというので、学会以外ではユニ・チャームさんのを引用させていただきました。

すぐ宣伝に引っかかって、買っちゃう人、多いですからね。。よくわからない菌とか。。

それだったら、市販のビオフェルミンでも飲んでいるほうがよほど害もないし、誰でも飲めるし、安いし、ロングセラーでいいでしょう。

 

医療関係者の方は、こちらもおススメ

京都市右京区医師会が作成してくださった在宅でのチェックシートです。

(私は右京区ではないですが)

素晴らしいですね=。

http://www.ukyo.kyoto.med.or.jp/download/pdf/kisai.pdf

 

ほんとは、毎日出ている場合、特に鉄剤を飲んでいる方は、便の色がかなり重要です。

1日出ないと便は酸化されて黒くなりますから、なんで黒くなっているのかわからなくなるので、評価できません。

あくまで毎日出ている場合が基準。

(2日目以降でも色が明るいのは全然OK)

 

あと、臭いもポイントですが、まずは形です。

 

もうちょっとリアルなイラストを作っておられる医療機関もありましたが、とてもわかりやすくて、ほんとはそっちのほうがいいんですが、この場に載せるのは、これくらいで。

 

便で何をチェックするのかというと、自分の食べてきた食事で胃腸に負担をかけていないかどうかは必ず確認を!!

おなかの調子で、食事は変えないといけませんよ。

思いこんだら最後、ずっと肉!ばっかりしているから、おなかがおかしくなる。

肉だけ食え!なんて、本でもブログでも一度も言っていませんよ。

肉が消化吸収できる胃腸にしておくことが大切です。