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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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日焼け止めのTPO

Facebookのコピペです。
反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。
以下、コピペです。

梅雨真っ只中。
梅雨の合間、湿度がジワジワと上がってきましたね。

 

特に京都の夏は最悪と言われているくらい、暑い!
気温ではなくて、湿度が高いので、体感の不快指数はハンパないです。
昔は祇園祭以外は、観光客少なかったんですけどね。

 

ジーっと外で立ってるだけで汗が滝のように流れることもあります。

 

全ての移動は車で、ホントに汗かかないんです、という患者さんもたまにおられて、これはこれで体に良くはないのですが、汗をホントににかかないのであればいいんですが、汗かく、一瞬でも、少しでも、というなら、ウォータープルーフの表示があるか、汗皮脂に強いと表示があるか、せめてどちらかでないといけませんよ。

 

品質によったら、ウォータープルーフと書いてあるのに、白い汗出るようなものも…。

 

かといって、海やプールで使う耐水テスト済みのすごいのを、たかが通勤くらいで毎日使ったらダメですよ。

 

なんでも強ければ良いわけではないです。

 

環境とTPOに合わせて、選んで下さいね。
(詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるならなら赤いお肉は食べなさい」に書いてあります。実はこれは食事とスキンケアの本です。お肉だけの本ではないんですね~)

 

日焼け止めは、汗皮脂に強い、ウォータープルーフなのに、その上に塗るファンデーションは、汗に弱い、となると、肌色の汗が出るでしょう…😅

 

汗かくなら、ファンデーションも汗皮脂に強くないと、となりますが、市販で、刺激性の少ない、汗皮脂に強いファンデーションなんて、まあなかなかないでしょう…。

 

売っていても、刺激性の問題…。
品質とね。
表示も結構、ホンマかいな?!ということもしばしば…。

 

ウォータープルーフ表示のものも、アルコールが結構入っていたりしますからお気をつけください。

 

前にも書きましたが、アルコール入ってなくても、ジェルタイプはダメですよ。

 

日焼け止めは、結構添加物入ってます。
だからこそ、少しでも肌の負担の少ないものを選びましょう。

 

商品パッケージや添付文書に、汗皮脂に強い、ウォータープルーフと表示がなければ、それは強くないです。
店頭で店員さんが、結構強いし大丈夫、と言って買わせようとしますから、そのまま信じないように。

 

そう言い張るなら、その表示を見せてもらって下さいね。

 

ちなみに、私調べでは、外資系化粧品に、汗皮脂に強いとかウォータープルーフという発想はありませんから、そういう商品はないはずです。

湿度の高いアジアのことなんて、考えていないのかなと思います。

カテゴリ:

スキンケア, 化粧品, 医療